JP6084081B2 - パスワード生成装置 - Google Patents

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本発明は、パスワード生成装置に関する。
従来より、システムにログインするためのパスワードについては、各システムのセキュリティ対策により、様々な要求事項がある。例えば、パスワードは定期的に変更されることが望ましい、システムによりパスワード構成が異なりシステム毎のパスワードを作成することが要求される、パスワードを付箋紙等に記載して忘れないようにすることは禁止される、システムにより前回のパスワードと新しいパスワードで類似しないパスワードを作成することが要求される、等の要求事項がある。
この点、特許文献1は、パスワードによる使用者の認証において、容易に記憶可能であるとともに、安全なパスワードを短時間で生成するパスワード生成装置を開示する。このパスワード生成装置は、ユーザから受け付けた文章から自動的にパスワードを生成し、生成したパスワードを提示し、提示したパスワードのうちユーザによって指定されたパスワードをパスワードとして設定することによって、入力された文章から容易に類推でき、ユーザが覚え易いパスワードを生成する。
ところで、パスワードには各システムごとにパスワードとして利用可能な文字種別や文字数に制限(パスワードポリシー)がかけられることが一般的である。このようなパスワードポリシーについて、特許文献2は、設定された文字数や文字種別に従いパスワードを生成するパスワード発行装置を開示する。
特開平09−114785号公報 特開2005−310028号公報
上記特許文献1,2によれば、ユーザが入力した文章からパスワードポリシーに従ったパスワードを自動的に生成することができるものの、文章やパスワードポリシーが同一であった場合には、同じパスワードが生成される可能性が高く、セキュリティを高めるために更なる工夫が求められていた。
本発明は、セキュリティ対策の要件を満たし、利用者にとって覚え易いパスワードを生成するパスワード生成装置を提供することを目的とする。
パスワードを生成するパスワード生成装置であって、文字列からパスワードを生成するための文字種別の入力によってパスワードポリシーを受け付けるポリシー受付手段と、前記ポリシー受付手段によって受け付けられた前記パスワードポリシーに基づいて、複数の変換パターンのうち使用される変換パターンを決定する決定手段と、文字列の入力を受け付ける文字列受付手段と、前記文字列受付手段によって受け付けられた第1の文字列を解析し、文節に区切り、各文節から、変換の対象となる単語を抽出する解析手段と、前記決定手段によって決定された変換パターンに基づいて、前記解析手段によって抽出された単語をパスワード用の第2の文字列に変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された第2の文字列を合成してパスワードを生成する生成手段と、を備える。
また、文字数の条件の入力を受け付けて、受け付けた文字数の条件を前記パスワードポリシーに追加するポリシー追加手段と、前記生成手段によって生成されたパスワードの文字数が、前記ポリシー追加手段によって受け付けられた文字数の条件を満たすか否かを判定する判定手段と、をさらに備えることが好ましい。
また、前記第2の文字列を、大文字及び小文字が混在するようにする文字混在化手段、をさらに備えることが好ましい。
また、前記生成手段によって生成されたパスワードと、前記第1の文字列との対応付けを行う対応付手段を、さらに備えることが好ましい。
また、文字列から子音を抽出する子音抽出手段をさらに備え、前記変換パターンは、文字列を属性に変換する属性変換辞書に基づく変換パターン、文字列を記号に変換する記号変換辞書に基づく変換パターン、文字列を数字に変換する数字変換辞書に基づく変換パターン、又は、前記子音抽出手段に基づく変換パターンのうち少なくとも1つを備えることが好ましい。
本発明によれば、セキュリティ対策の要件を満たし、利用者にとって覚え易いパスワードを生成するパスワード生成装置を提供することができる。
さらに、本発明によれば、パスワードを忘れないように付箋紙等に記載されることによってパスワードが漏洩することを抑制することができ、パスワードの紛失及び忘却を抑制することができる。また、本発明によれば、強度の高いパスワードを提供することができ、利用者のパスワード作成の負担が減り、利用者のパスワードに対するセキュリティ意識の向上も期待することができる。
本発明の一実施形態に係るパスワード生成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る変換パターン選択テーブルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る属性変換辞書DBを示す図である。 本発明の一実施形態に係る記号変換辞書DBを示す図である。 本発明の一実施形態に係る数字変換辞書DBを示す図である。 本発明の一実施形態に係るパスワード生成装置の処理内容を示すフローチャートである。 属性変換処理、記号変換処理、数字変換処理の内容を示すフローチャートである。 子音抽出処理の内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るパスワード生成装置10の構成を示すブロック図である。
パスワード生成装置10は、ポリシー受付手段11と、ポリシー追加手段12と、決定手段13と、文字列受付手段14と、解析手段15と、変換手段16と、子音抽出手段161と、生成手段17と、判定手段18と、文字混在化手段19と、対応付手段20とを備える。以下、各手段について、詳述する。
ポリシー受付手段11は、生成するパスワードを構成する文字種別を示すパスワードポリシーを受け付ける。即ち、ポリシー受付手段11は、英大文字、英小文字、数字及び記号等の文字種別について、夫々使用可とするか、使用不可とするかの指定を受け付けて、受け付けた文字種別の指定をパスワードポリシーとする。
ポリシー追加手段12は、パスワードの文字数の条件の入力を受け付けて、受け付けた文字数の条件をパスワードポリシーに追加する。具体的には、ポリシー追加手段12は、生成されるパスワードの最小文字数及び/又は最大文字数を受け付けて、受け付けた文字数の条件、例えば、最小文字数以上最大文字数以下という条件をパスワードポリシーに追加する。即ち、本実施形態では、パスワードポリシーとして、文字種別及び文字数を用いることとしている。
決定手段13は、図2に示す変換パターン選択テーブルを参照して、パスワードポリシー(特に、文字種別)に基づいて、パスワード生成に用いる複数の変換パターンの優先順位を決定する。
ここで、図2を参照して、変換パターン選択テーブルについて説明する。変換パターン選択テーブルは、パスワードポリシー(パスワードに利用可能な文字種別)に対応付けて、パスワード生成に用いる変換パターンの優先順位を記憶する。なお、変換パターン選択テーブルは、パスワードポリシーと変換パターンとを1対1で記憶することとしてもよく、1のパスワードポリシーに対して複数の変換パターンを対応付けて記憶することとしてもよい。1つのパスワードポリシーに対して複数の変換パターンが対応付けられている場合には、決定手段13は、所定の抽選により1の変換パターンを選択する。また、後述するように、本実施形態ではユーザから受け付けた文章に含まれる複数の変換対象を変換パターンで変換するところ、決定手段13は、1つの文章に対して1つの優先順位を決定することとしてもよく、また、複数の変換対象の夫々について1つの優先順位を決定することとしてもよい。
図1に戻り、文字列受付手段14は、文字列(第1の文字列)の入力を受け付ける。本実施形態では、文字列受付手段14は、ユーザが任意に入力した一連の文章を受け付けることとしている。
解析手段15は、文字列受付手段14によって受け付けられた文字列を解析し、変換の対象となる複数の文字群を抽出する。なお、変換の対象となる文字群としては、文字列に含まれる文節を用いることとしてもよく、文節から助詞等を除いた単語を用いることとしてもよい。一例として、入力された文字列が「清水で富士山をながめる」の場合、「清水で/富士山を/ながめる」という文節に区切ることができ、各文節から「清水」、「富士山」、「ながめる」という単語を抽出することができる。変換の対象となる文字群としては、文節「清水で」を用いることとしてもよく、単語「清水」を用いることとしてもよい。
また、変換パターンによっては、漢字ではなくひらがなであるほうが好ましいため、解析手段15は、図示しない辞書を用いて抽出した文字群に含まれる漢字の読み仮名を準備することとしてもよい。
変換手段16は、決定手段13が決定した優先順位に従い変換対象の文字群を所定の変換パターンで変換し、当該文字群をパスワード用の第2の文字列に変換する。なお、本実施形態では、変換パターンとして、属性変換パターン、記号変換パターン、数字変換パターン、及び子音抽出変換パターンを用いることとしている。
属性変換パターンとは、変換対象の文字列(単語)を当該単語から観念される属性に変換することをいい、例えば、単語「富士山」であれば富士山の標高を示す属性「3776m」や富士山の略字である属性「FJSN」等に変換することをいう。また、記号変換パターンは、変換対象の文字列を記号に変換することをいい、例えば、文字列「ぷ」であればプラスを示す記号「+」に変換することをいう。また、数字変換パターンは、変換対象の文字列を数字に変換することをいい、例えば、文字列「い」であれば数字「1」に変換することをいう。また、子音抽出変換パターンは、変換対象の文字列から子音を抽出し変換することをいい、例えば、文字列「ながめる」であれば夫々の子音である子音「ngmr」に変換することをいう。
なお、属性変換パターン、記号変換パターン及び数字変換パターンによる変換を実現するため、本実施形態では、属性変換辞書DB31、記号変換辞書DB32及び数字変換辞書DB33を備えることとしている。
図3を参照して、属性変換辞書DB31は、所定の単語に対応付けて当該単語の属性を変換内容として記憶する。変換手段16は、変換対象の文字群をキーとして属性変換辞書DB31を検索し、当該文字群の中に属性変換辞書DB31に記憶した単語が含まれている場合に、該当部分を対応する変換内容に変換する。なお、該当部分とは、変換対象の文字群が「富士山で」である場合、属性変換辞書DB31に記憶されている「富士山」が該当部分に相当し、変換手段16は、該当部分「富士山」を属性変換パターンにより変換し、残る「で」を他の変換パターンにより変換することになる。
また、パスワードポリシーの設定により禁止されている文字種別がある場合、変換内容として記憶された文字列の文字種別によって変換することが好ましくないことがある。例えば、数字が使用不可である場合には、「富士山」を「3776」に変換することは好ましくない。そこで、属性変換辞書DB31は、変換内容に対応付けて使用可能な文字種別を記憶し、変換手段は、設定されたパスワードポリシーに基づいて使用可能な文字種別で規定された変換内容に変換対象の文字群を変換する。
図4を参照して、記号変換辞書DB32は、所定の文字列に対応付けて当該文字列から連想される記号を変換内容として記憶する。また、図5を参照して、数字変換辞書DB33は、所定の文字列に対応付けて当該文字列から連想される数字を変換内容として記憶する。
変換手段16は、変換対象の文字群をキーとして記号変換辞書DB32や数字変換辞書DB33を検索し、当該文字群の中に記号変換辞書DB32や数字変換辞書DB33に記憶した文字列が含まれている場合に、該当部分を対応する変換内容に変換する。なお、属性変換辞書DB31では、「単語」に対応付けて属性を記憶する一方で、記号変換辞書DB32及び数字変換辞書DB33では、「文字列」に対応付けて記号又は数字を記憶することとしている。このような「単語」「文字列」の違いは、属性変換辞書DB31で変換しきれなかった文字群(の一部)を、記号変換辞書DB32及び数字変換辞書DB33で変換可能にするためである。記号変換辞書DB32及び数字変換辞書DB33における「文字列」には、文字「び」や文字列「びっ」が含まれ、また、変換パターンの優先順位によっては属性変換パターンよりも先に行われる可能性もあるため、単語「びっくり」のような単独で意味が通じる文字列も含まれる。
図1に戻り、変換手段16は、子音抽出変換パターンを実現するために、子音抽出手段161を備える。この子音抽出手段161は、変換対象の文字群から子音を抽出し、当該文字群を抽出した子音に変換する。具体的には、子音抽出手段161は、変換対象の文字列(漢字が含まれる場合には、解析手段15が準備した読み仮名)をアルファベットに変換し、当該アルファベットから子音を抽出する。
生成手段17は、変換手段16による変換結果(第2の文字列)を合成して、パスワードを生成する。即ち、変換手段16が、複数の文字群から複数の変換結果を生成すると、生成手段17は、当該複数の変換結果を合成する。なお、ユーザが入力した文章との整合性を高めるため、生成手段17は、当該文章の順に複数の変換結果を合成することが好ましい。
また、判定手段18は、生成手段17によって生成されたパスワードの文字数が、ポリシー追加手段12によって受け付けられた文字数の条件を満たすか否かを判定する。
文字混在化手段19は、パスワードポリシーとして設定された文字数の条件を満たしたパスワードを構成する文字列を変換し、大文字及び小文字が混在するようにする。なお、文字混在化手段19は、パスワードポリシーとして大文字及び小文字が使用可能である場合に文字の混在化を行い、いずれかが使用不可である場合には文字の混在化は行わない。
対応付手段20は、生成手段17によって生成されたパスワード又は文字混在化手段19によって文字の混在化が行われたパスワードと、ユーザが入力した文章(第1の文字列)との対応付けを行う。一例として、ユーザが文章「清水で富士山をながめる」を入力し、パスワード「‘3z3776NgmR」が生成された場合には、対応付手段20は、文章とパスワードとの対応付けを行い、「‘3z(清水で)3776(富士山を)NgmR(ながめる)」のように関連付けて表示する。なお、「’3z」と「清水で」との対応まで表示することとしてもよく、例えば「’」は、清水での「し」を記号シングルコーテーションに変換したこと等も併せて表示することとしてもよい。このようなより詳細な対応関係については、各辞書に備考欄を設定しておき、当該備考欄から抽出することで実現できる。
続いて、図6〜図8は、本発明の一実施形態に係るパスワード生成装置10の処理内容を示すフローチャートである。パスワード生成装置10は、コンピュータ及びその周辺装置が備えるハードウェア並びに該ハードウェアを制御するソフトウェアによって構成され、以下の処理は、パスワード生成装置10の制御部(例えば、CPU)が所定のソフトウェアに従い、実行する処理である。
ステップS101において、パスワード生成装置10(ポリシー受付手段11、ポリシー追加手段12)は、パスワードポリシーを受け付ける。より具体的には、パスワード生成装置10は、入力手段(例えば、キーボード)から入力された文字種別と文字数の条件とをパスワードポリシーとして記憶部(図示せず)に記憶させる。その後、パスワード生成装置10は、処理をステップS102に移す。
ステップS102において、パスワード生成装置10(決定手段13)は、受け付けたパスワードポリシーに基づいて、変換パターンの優先順位を決定する。即ち、決定手段13は、変換パターン選択テーブル(図2)を参照してパスワードポリシーに応じた優先順位を決定する。なお、優先順位を変換対象の文字群ごとに決定する場合には、ステップS102ではなく、ステップS104の処理の後に当該処理を行うことが好ましい。
続いて、ステップS103において、パスワード生成装置10(文字列受付手段14)は、ユーザが入力した文章(第1の文字列)の入力を受け付ける。より具体的には、パスワード生成装置10は、入力手段(例えば、キーボード)から入力された文章を記憶部に記憶させる。その後、パスワード生成装置10は、処理をステップS104に移す。
ステップS104において、パスワード生成装置10(解析手段15)は、受け付けた文章を解析し、当該文章から変換対象の文字群を抽出する。より具体的には、パスワード生成装置10は、記憶部に記憶させた文章に対し、言語処理を行って文節を抽出し、当該文節、又は当該文節から助詞等を除いた単語を記憶部に記憶させる。その後、パスワード生成装置10は、処理をステップS105に移す。
ステップS105において、パスワード生成装置10(変換手段16)は、変換対象の文字群ごとに、ステップS102で決定した優先順位に従い図7又は図8に示す各変換を実行する。
具体的には、属性変換処理を行う場合、図7に示すように、変換手段16は、変換対象の文字群に含まれる文字群のうち、未だ変換されていない文字群で属性変換辞書DB31を検索し(ステップS201)、属性変換辞書DB31に存在する場合には(ステップS202)、属性変換辞書DB31に基づいて当該文字群を変換する(ステップS203)。
記号変換処理及び数字変換処理を行う場合も基本的に同様であり、変換手段16は、未だ変換されていない文字群で記号変換辞書DB32又は数字変換辞書DB33を検索し(ステップS301、ステップS401)、記号変換辞書DB32又は数字変換辞書DB33に存在する場合に(ステップS302、ステップS402)、記号変換辞書DB32又は数字変換辞書DB33に基づいて当該文字群を変換する(ステップS303、ステップS403)。
また、子音抽出処理を行う場合、図8に示すように、変換手段16は、変換対象の文字群に含まれる文字群のうち、未だ変換されていない文字群をアルファベットに変換し(ステップS501)、変換したアルファベットから子音を抽出することで、当該文字群を変換する(ステップS502)。
図6に戻り、続いて、ステップS106において、パスワード生成装置10(生成手段17)は、変換結果を合成し、パスワード(第2の文字列)を生成する。その後、ステップS107において、判定手段18は、生成したパスワードの文字数が条件を満たすか否かを判断する。この判断がYESの場合、パスワード生成装置10は、処理をステップS108に移す。他方、この判断がNOの場合、パスワード生成装置10は、処理をステップS103に移す。即ち、パスワード生成装置10は、ユーザから再び文字列(文章)の入力を受け付ける。このとき、パスワード生成装置10は、生成したパスワードの文字数が適切ではなかった旨を報知することとしてもよい。一例として、生成したパスワードの文字数が多すぎた場合には短い文章の入力を促す旨を報知し、生成したパスワードの文字数が少なすぎた場合には長い文章の入力を促す旨を報知する。
ステップS108において、パスワード生成装置10(文字混在化手段19)は、大小混在化を行うか否かを判断する。即ち、文字混在化手段19は、パスワードポリシーとして英大文字及び英小文字が使用可能であるか否かを判断する。この判断がYESの場合、パスワード生成装置10(文字混在化手段19)は、生成されたパスワードについて、所定のルールに基づいて英大文字と英小文字との混在化を行い(ステップS109)、処理をステップS110に移す。他方、この判断がNOの場合、パスワード生成装置10は、処理をステップS110に移す。
ステップS110において、パスワード生成装置10(対応付手段20)は、ユーザから受け付けた文章と生成したパスワードとの対応付けを行い、続くステップS111において、生成したパスワード及び当該パスワードと文章との対応付けをユーザに対して表示する。その後、パスワード生成装置10は、処理を終了する。
以上説明した本実施形態のパスワード生成装置10によれば、ユーザから受け付けた文章をパスワードポリシーに従い変換し、当該文章からパスワードを生成することとした。これにより、ユーザが覚え易く、パスワードポリシーに合致したパスワードを自動的に生成することができる。
このとき、パスワード生成装置10では、複数の変換パターンを備え、これら変換パターンのうち実際に使用する変換パターンをパスワードポリシーに基づいて選択することとした。これにより、ユーザが入力した文章やパスワードポリシーが一部でも異なれば、異なる変換パターンにより変換されることになるため、生成するパスワードのセキュリティを高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
上記実施形態では、生成したパスワードがパスワードポリシーで規定する文字数の条件を満たさない場合(図6のステップS107でNO)、ユーザから再度文章の入力を受け付けることとしているが、これに限られるものではない。同一の文章であっても、例えば変換パターンの種別を異ならせることで文字数の条件を満たすこともあるため、ユーザから文章の入力を受け付けることなく、変換パターンの優先順位を再度選択することで対応してもよい。即ち、ステップS107でNOの場合には、ステップS102の処理を行い、その後、ステップS105の処理を行うこととしてもよい。また、同一の文章であっても、例えば、変換対象の文字群の設定を異ならせることで文字数の条件を満たすこともあるため、ユーザから再度文章の入力を受け付けることなく、変換対象の文字群を再度設定することで対応してもよい。一例として、パスワードの文字数が多すぎる場合には、文字群を文節から単語に切り換え、助詞等の分だけ文字数を減らすこととしてもよい。また、所定の複合語辞書を用いて、複数の単語を複合語としたり、複合語を複数の単語とし、変換対象の文字群を設定することで、パスワードの文字数を調整することとしてもよい。一例として、複合語「富士山」を単語「富士」と単語「山」にした場合には、パスワードの文字数を増やすことができる。
10 パスワード生成装置
11 ポリシー受付手段
12 ポリシー追加手段
13 決定手段
14 文字列受付手段
15 解析手段
16 変換手段
161 子音抽出手段
17 生成手段
18 判定手段
19 文字混在化手段
20 対応付手段
31 属性変換辞書DB
32 記号変換辞書DB
33 数字変換辞書DB

Claims (5)

  1. パスワードを生成するパスワード生成装置であって、
    パスワードを構成する文字種別を示すパスワードポリシーを受け付けるポリシー受付手段と、
    前記ポリシー受付手段によって受け付けられた前記パスワードポリシーに基づいて、複数の変換パターンのうち使用される変換パターンを決定する決定手段と、
    第1の文字列の入力を受け付ける文字列受付手段と、
    前記文字列受付手段によって受け付けられた第1の文字列を解析し、変換の対象となる複数の文字群を抽出する解析手段と、
    前記決定手段によって決定された変換パターンに基づいて、前記解析手段によって抽出された文字群を第2の文字列に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された第2の文字列を合成してパスワードを生成する生成手段と、
    を備えるパスワード生成装置。
  2. 前記パスワードポリシーにはパスワードの文字数が含まれ、
    前記生成手段によって生成されたパスワードの文字数が、前記パスワードポリシーの文字数を満たすか否かを判定する判定手段、
    をさらに備える請求項1に記載のパスワード生成装置。
  3. 生成した前記パスワードを、大文字及び小文字が混在するようにする文字混在化手段、
    をさらに備える請求項1又は2に記載のパスワード生成装置。
  4. 前記生成手段によって生成されたパスワードと、前記第1の文字列との対応付けを行う対応付手段を、さらに備える請求項1から3のいずれかに記載のパスワード生成装置。
  5. 文字から子音を抽出する子音抽出手段をさらに備え、
    前記変換パターンは、文字列を属性に変換する属性変換辞書に基づく変換パターン、文字列を記号に変換する記号変換辞書に基づく変換パターン、文字列を数字に変換する数字変換辞書に基づく変換パターン、又は、前記子音抽出手段に基づく変換パターンのうち少なくとも1つを備える請求項1から4のいずれかに記載のパスワード生成装置。
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