JP6078103B2 - 遠隔のカウンタウェイトを有する可変ピッチロータ - Google Patents

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Description

本発明は、全体的に、可変ピッチロータに関し、より詳細にはこのようなロータの制御機構に関する。
航空機パワープラントは通常、プロペラ又はファンブレードなどの推力を発生する翼形部要素を駆動するのに使用される。様々な飛行条件において最大可能推進効率を得るために、翼形部要素を保持する回転ハブに対して該翼形部要素の入射角(すなわち、「ピッチ角」)を変えることは周知である。
ピッチ制御の一般的な方法は、加圧流体流に応答してブレードピッチ角を変化させる液圧アクチュエータを利用するものである。アクチュエータは、「コース(coarse)」から「ファイン(fine)」のピッチ角にわたってブレードを移動させることができ、また、地上運転に好適なピッチ角を提供することもできる。
安全上の理由から、飛行中はブレードピッチ角を制限することが重要である。これにより、パワープラントが速度超過すること、又は過剰な構造負荷もしくは予期しないヨーモーメントが航空機に加わることが回避される。典型的な従来技術の可変ピッチロータは、アクチュエータが故障した場合にブレードピッチ角を制限する機械的ピッチロック機構を含む。ピッチロック機構は複雑であり、それ自体が故障を生じる可能性がある。
また、カウンタウェイトを有する可変ピッチロータを提供することも周知である。カウンタウェイトは、アクチュエータが故障した場合にブレードを安全なピッチ角にする相殺力をもたらす。しかしながら、これらは通常、個々のブレードに装着され、従って、設計自由度を制限してしまう。
従って、ブレードに直接装着されないカウンタウェイトを組み込んだピッチ制御機構に対する要求が依然として存在する。
この要求は、ブレードから遠隔に装着され且つブレードに機械的に相互接続されたカウンタウェイトを有するピッチ制御機構を提供する本発明によって対処される。本ピッチ制御機構は、カウンタウェイトの設計(例えば、その数、サイズ、及び位置を含む)をブレード及びトラニオンの設計とは独立して決定することを可能にする。
本発明の1つの態様によれば、ピッチ制御機構は、長手方向軸線の周りに回転するよう構成されたロータ構造体と、ロータ構造体によって保持され、翼形部と、長手方向軸線に垂直なトラニオン軸線の周りでロータ構造体に対して枢動移動するよう装着されたトラニオンと、を各々が有するブレードの列と、ブレードを相互接続する一体リングと、一体リング及びロータ構造体に接続され、ロータ構造体に対して一体リングを移動するよう動作可能なアクチュエータと、ロータ構造体によって保持され、ブレードから遠隔に位置する少なくとも1つの移動可能なカウンタウェイトと、カウンタウェイトの移動によりブレードのピッチ角の変化を生じるように、ブレードとカウンタウェイトとの間の相互接続部と、を含む。
本発明の別の態様によれば、ロータ構造体と一体リングとの間の回転移動をもたらすよう構成されている。
本発明の別の態様によれば、一体リング及びカウンタウェイトがギアにより相互接続される。
本発明の別の態様によれば、ロータ構造体が、カウンタウェイト組立体のアレイを保持し、各カウンタウェイト組立体が、ピニオンシャフト、ピニオンギア、及びオフセット質量体を有するカウンタウェイトを含む。
本発明の別の態様によれば、ピニオンギアの全てが、一体リングの一部であるリングギアと係合し、ロータ構造体に対して固定であるサンギアと係合する。
本発明の別の態様によれば、ピニオンギアが、一体リングの一部であるリングギアと噛合する。
本発明の別の態様によれば、各カウンタウェイトは、内部に高密度物質のスラグを有した中空シェルを含む。
本発明の別の態様によれば、各トラニオンは、ヨークにより一体リングに接続される。
本発明の別の態様によれば、各ヨークは、一体リングにおいて長手方向に滑動移動するよう装着されたスライダー内の枢動孔に係合するピンを含む。
本発明の別の態様によれば、トラニオンは、ギア接続によって一体リングに接続される。
本発明の別の態様によれば、カウンタウェイトは、半径方向軸線の周りで回転するピニオンシャフトに装着される。
本発明の別の態様によれば、トラニオンは、ギア接続によって一体リングに接続される。
本発明の別の態様によれば、アクチュエータが、ロータ構造体と一体リングとの間で直線運動をもたらすよう構成されている。
本発明の別の態様によれば、アクチュエータは、ロータ構造体と一体リングとの間で直線運動をもたらすよう構成され、トラニオンは、ギア接続によってカウンタウェイトに接続される。
本発明の別の態様によれば、アクチュエータは、ロータ構造体と一体リングとの間で直線運動をもたらすよう構成され、カウンタウェイトは、ギア接続によってアクチュエータに接続される。
本発明の別の態様によれば、ピッチ角は、ファインピッチ角とコースピッチ角との間で可変であり、カウンタウェイトは、ピッチ角をコースピッチ角にするよう構成されている。
本発明の別の態様によれば、ガスタービンエンジンは、コアガス流を生成するよう動作可能なターボ機械コアと、ターボ機械コアの下流側に位置する低圧タービンと、低圧タービンに結合された内側シャフトと、上述のピッチ制御機構と、を含み、内側シャフトにはロータ構造体が結合されている。
本発明は、添付図面と共に以下の説明を参照することで最もよく理解することができる。
可変ピッチファンブレードを組み込んだガスタービンエンジンの概略半断面図。 ピッチ制御機構のブレードの異なるピッチ位置を例示した概略図。 本発明の1つの態様に従って構成されたピッチ制御機構の概略断面斜視図。 図3の機構の断面図。 図3の機構の機能図。 代替のピッチ制御機構の機能図。 代替のピッチ制御機構の機能図。 代替のピッチ制御機構の機能図。 代替のピッチ制御機構の機能図。 代替のピッチ制御機構の機能図。
種々の図全体を通して同一の参照符号が同じ要素を表す図面を参照すると、図1は、ガスタービンエンジン10を示している。エンジン10は、長手方向軸線11を有し、ファン12と、低圧タービン(「LPT」)16とを含み、総称して「低圧システム」と呼ばれる。LPT16は、「LPシャフト」とも呼ばれる内側シャフト18を通じてファン12を駆動する。エンジン10はまた、高圧圧縮機(「HPC」)20と、燃焼器22と、高圧タービン(「HPT」)24とを含み、これらは総称して「ガス発生器」又は「コア」と呼ばれる。HPT24は、「HPシャフト」とも呼ばれる外側シャフト26を通じてHPC20を駆動する。全体として、高圧及び低圧システムは、一次又はコア流並びにファン流又はバイパス流を生成するよう公知の方式で動作可能である。図示のエンジン10は、高バイパスターボファンエンジンであるが、本明細書で記載される原理は、ターボプロップエンジン及びピストン航空機エンジンを含む、可変ピッチブレードを必要とする何れかの他のタイプのエンジンにも同様に適用することができる。
ファン12は、ブレード28の環状アレイを含む。各ブレード28は、長手方向軸線11から半径方向に延びるトラニオン軸線「T」の周りに枢動可能であるように装着された翼形部30を含む。この軸線周りのブレード28の枢動運動によってそのピッチ角θが変化する。図2で分かるように、ピッチ角θは、翼形部30のゼロリフト線と長手方向軸線11に垂直な平面との間の角度として定義される。ブレードは、「I」において中間ピッチ角で、フェザ状態に相当する「II」にて最大(又はコース)ピッチ角で、及び「III」にて低(又はファイン)ピッチ角で示される。
本明細書で使用される場合、用語「軸方向」又は「長手方向」は、ガスタービンエンジンの回転軸に平行な方向を指し、「半径方向」は、軸方向に垂直な方向を指し、「接線方向」又は「円周方向」は、軸方向と半径方向に相互に垂直な方向を指す(図1の矢印「L」、「R」、及び「C」を参照)点に留意されたい。本明細書で使用される場合、用語「前方」又は「前部」は、構成要素を通過する又は構成要素の周囲を通る空気流の相対的上流側にある区域を指し、用語「後方」又は「後部」は、構成要素を通過する又は構成要素の周囲を通る空気流の相対的下流側にある区域を指す。この流れの方向は、図1の矢印「F」で示される。これらの方向に関する用語は、説明の際に単に便宜上使用されるに過ぎず、記載される構造体の特定の向きは必須ではない。
図3及び4は、本発明の1つの態様に従って構成された例示的なピッチ制御機構100を図示しており、図5は、ピッチ制御機構100を判断面で示す機能図である。ピッチ制御機構100は、図1に示すブレード28のピッチ角θを制御するのに用いることができる複数の機構のうちの1つである。ピッチ制御機構100は、長手方向軸線11の周りに回転する中心装着のロータシャフト102を含む。作動時には、エンジン10に結合されて該エンジン10により、例えば、図1に示す内側シャフト18により回転されることになる。ドラム104は、ロータシャフト102を囲み、アクチュエータ106によってロータシャフトに機能的に結合される。
アクチュエータ106は、図3及び4に概略的に示されている。アクチュエータ106は、ドラム104を長手方向軸線11の周りに選択的に回転させ、これによりドラム104とロータシャフト102の相対角度を変化させるのに有効な何らかの機構とすることができる。周知のタイプのアクチュエータは、電気的、機械的、及び液圧式装置を含む。アクチュエータ106は、回転運動を直接もたらすよう動作することができるが、或いは、最終的なドラム104の移動が回転である限りは、その運動を回転出力に変換する適切な機構と共に線形アクチュエータを用いてもよい。
前端110及び後端112それぞれを有する環状一体リング108がドラム104を囲み、ドラム104に結合されて該ドラムと一体となって回転する。一体リング108の周辺で前端110に隣接して複数の軸方向に向いたスロット114が形成される。任意選択的に、スライダー116が各スロット114に配置され、ここで長手方向に前方又は後方に自在に移動できる。各スライダー116には、枢動孔118が貫通している。
ブレード28は、一体リング108の周りに配列される。各ブレード28の翼形部30は、好適なトラニオン軸受122に保持されるトラニオン120に取り付けられ、ブレード28が、図1に示すようにトラニオン軸線「T」の周りに枢動できるようになる。各トラニオン120の内側端部は、ヨーク124の後端に接続される。各ヨーク124の前端は、スライダー116のうちの1つにおける枢動孔118を半径方向内向きに延びて貫通するピン126を含む。このようにして接続されると、一体リング108の回転運動により、全てのブレード28のピッチ角θの同時変化が生じる。
前方ディスク130及び周辺壁132と共に浅い円筒体のような形状にされたキャリア128は、一体リング108の後方に配置され、ロータシャフト102と一体となって回転するよう装着される。キャリア128は、複数のカウンタウェイト組立体を含む。各カウンタウェイト組立体は、長手方向軸線11に平行に整列し且つ前方ディスク130を貫通するピニオンシャフト134を備え、ピニオンギア136が前端に装着され、カウンタウェイト138が後端に装着されている。カウンタウェイト138は、オフセット質量体を構成する。換言すると、カウンタウェイト138の質量中心は、ピニオンシャフト軸線144と同軸ではない。例示の実施例において、各カウンタウェイト138は、内部に高密度物質のスラグ142を有した中空ハウジング140から構成される。ピニオンギア136、ピニオンシャフト134、及びカウンタウェイト138の各組立体は、当該それぞれの組立体のピニオンシャフト軸線144の周りでキャリア128に対して一体として回転可能である。
内部リングギア146は、一体リング108の後端112にて保持され、ピニオンギア136の全ては、リングギア146と噛合する。このようにして接続されると、ブレード28、一体リング108、及びカウンタウェイト138の移動が共に連結され、その結果、一体リング108の回転運動(例えば、アクチュエータ106によって引き起こされる)が、ブレード28全てのピッチ角θの同時変化及びカウンタウェイト138全ての角度方向の同時変化を引き起こすようになる。更に、一体リング108及びギアトレーンは、ブレード28とカウンタウェイト138との間で力を伝達する。
エンジン作動中、ロータシャフト102及びキャリア128は、ピニオンギア136、ピニオンシャフト134及びカウンタウェイト138と共に長手方向軸線11の周りを回転する。図5において、ロータシャフト102、キャリア128、及びトラニオン軸受122を保持する構造体を機能的に表すロータ構造体148が示され、これら全てが長手方向軸線11の周りに一体となって回転する。通常は、選択したトルクが、LPシャフト18(図1を参照)を通じてロータ構造体102に対する入力となる。同時に、アクチュエータ106は、一体リング108及びブレードを選択されたピッチ角θに移動させるのに使用される。公知の原理によれば、コースピッチ角θは、ブレードに作用する空気抵抗を増大させ、より低いロータ回転速度(「N1」で指定される)をもたらし、ファインピッチ角は、より高い回転速度N1をもたらす。
通常作動中、アクチュエータ106は、ブレード28が望ましいピッチ角θを占めるように、ブレード28及びカウンタウェイト138の両方を移動させるのに有効である。アクチュエータ故障時には、ブレード28に作用する空力的力と質量力の総和が、ブレード28をファインピッチ角θにする傾向がある。従って、アクチュエータ106の故障は、N1を許容可能でない高速にまで増大させる結果をもたらす可能性がある。しかしながら、カウンタウェイト138は、ブレードを安全なピッチ角(すなわち、フェザ位置)にする相殺力をもたらす。
より具体的には、各カウンタウェイト138は、F=mω/rとして計算される、半径方向外向きに作用する反応遠心力に従い、ここでmはカウンタウェイト138の質量、ωは回転速度(すなわち、2π/60×N1)、及びrは長手方向軸線11からカウンタウェイト138の質量中心までの距離である。カウンタウェイト138は、軸線144からオフセットされているので、カウンタウェイト138は、ピニオンシャフト134にトルクを加え、これによりピニオンギア136を回転させる。最終的に、ブレード28のピッチ角θは、ブレード力とカウンタウェイト力の動的バランスによって決定される。機構100が組み立てられると、軸線144の周りのカウンタウェイト組立体の角度方向がブレード28に対して設定され、カウンタウェイトのトルクが、完全コース又はフェザ位置に向けてブレードを移動させる傾向となる。アクチュエータ故障の期間中に望ましいピッチ角θを達成するように、個々のカウンタウェイトの質量、カウンタウェイト138の数、レバーアーム寸法、及びカウンタウェイト138とブレード28との間の機械的利得が選択される。
上述の遠隔に装着されたカウンタウェイトの機能的原理は、種々の物理的構成を用いて実施することができ、以下でこの複数の実施例が説明される。
図6は、代替のピッチ制御機構200を示す。ピッチ制御機構200は、長手方向軸線11の周りで回転するロータ構造体248と、前端210及び後端212それぞれを有する環状一体リング208と、長手方向軸線11の周りで一体リング208を回転させ、これにより一体リング208及びロータ構造体248の相対角度方向を変化させるのに有効なアクチュエータ206と、を含む。
複数のブレード28が一体リング208の周りに配列される。各ブレード28は、好適な軸受222に保持されたトラニオン120に取り付けられ、ブレード28が、トラニオン軸線「T」の周りに枢動できるようになる。トラニオン120は、ヨーク224によって一体リング208の前端210に結合され、その結果、一体リング208の回転運動により全ブレード28のピッチ角θの同時変化が引き起こされるようになる。
複数のカウンタウェイト組立体がロータ構造体248により保持される。各カウンタウェイト組立体は、半径方向軸線に整列したピニオンシャフト234を備え、一方端にピニオンベベルギア236が装着され、他方端にカウンタウェイト238が装着されている。カウンタウェイト238は、オフセット質量体を構成し、長手方向軸線11に接線方向の平面で移動可能である。ピニオンベベルギア236、ピニオンシャフト234、及びカウンタウェイト238の組立体全体は、それぞれの組立体のピニオンシャフト軸線244の周りでロータ構造体248に対して一体として回転可能である。
リングベベルギア246は、一体リング208の後端212に保持され、ピニオンベベルギア236の全ては、リングベベルギア246と噛合する。このようにして接続されると、ブレード28、一体リング208、及びカウンタウェイト238の移動が共に連結され、その結果、一体リング208の回転運動(例えば、アクチュエータ206によって引き起こされる)が、ブレード28全てのピッチ角θの同時変化及びカウンタウェイト238全ての角度方向の同時変化を引き起こすようになる。更に、一体リング208は、ブレード28とカウンタウェイト238との間で力を伝達する。
機構200の全体機能は、上述の機構100と同じであり、カウンタウェイト238が、アクチュエータが故障した場合にブレード28を安全で予め選択されたピッチ角(すなわち、フェザ位置)にするよう、ギアトレーン及び一体リング208を通じて相殺力を提供する。
図7は、代替のピッチ制御機構300を示す。機構300は、長手方向軸線11の周りで回転するロータ構造体348と、前端310及び後端312それぞれを有する環状一体リング308と、長手方向軸線11の周りで一体リング308を回転させ、これにより一体リング308及びロータ構造体348の相対角度方向を変化させるのに有効なアクチュエータ306と、を含む。
ブレード28が一体リング308の周りに配列される。各ブレード28は、好適な軸受322に保持されたトラニオン120に取り付けられ、ブレード28が、トラニオン軸線「T」の周りに枢動できるようになる。トラニオン120は、ヨーク324によって一体リング308の前端310に結合され、その結果、一体リング308の回転運動により全ブレード28のピッチ角θの同時変化が引き起こされるようになる。
複数のカウンタウェイト組立体が、ロータ構造体348に対して自在に回転できる環状キャリア328により保持される。各カウンタウェイト組立体は、長手方向軸線に平行な軸線に沿って整列したピニオンシャフト334を備え、一方端にピニオンギア336が装着され、他方端にカウンタウェイト338が装着されている。カウンタウェイト338は、オフセット質量体を構成する。ピニオンギア336、ピニオンシャフト334、及びカウンタウェイト338の組立体全体は、それぞれの組立体のピニオンシャフト軸線344の周りでキャリア328に対して一体として回転可能である。
内部リングギア346は、一体リング308の後端312に保持され、ピニオンギア336の全ては、内部リングギア324と、並びにロータ構造体348に固定された中央サンギア350と噛合する。このようにして接続されると、ブレード28、一体リング308、及びカウンタウェイト338の移動が共に連結され、その結果、一体リング308の回転運動(例えば、アクチュエータ306によって引き起こされる)が、ブレード28全てのピッチ角θの同時変化及びカウンタウェイト338全ての角度方向の同時変化を引き起こすようになる。更に、一体リング308は、ブレード28とカウンタウェイト338との間で力を伝達する。
機構300の全体機能は、上述の機構と同じであり、カウンタウェイト338が、アクチュエータが故障した場合にブレード28を安全なピッチ角(すなわち、フェザ位置)にするよう、ギアトレーン及び一体リング308を通じて相殺力を提供する。
図8は、代替のピッチ制御機構400を示す。機構400は、長手方向軸線11の周りで回転するロータ構造体448と、前端410及び後端412それぞれを有する環状一体リング408と、長手方向軸線11の周りで一体リング408を回転させ、これにより一体リング408及びロータ構造体448の相対角度方向を変化させるのに有効なアクチュエータ406と、を含む。
複数のブレード28が一体リング408の周りに配列される。各ブレード28は、好適な軸受422に保持されたトラニオン120に取り付けられ、ブレード28が、トラニオン軸線「T」の周りに枢動できるようになる。各トラニオン120は、内側端部に装着されたトラニオンベベルギア452を有する。リングベベルギア454は、一体リング408の前端410に配置され、トラニオンベベルギア452の全ては、リングベベルギア4545と噛合する。このようにして配列されると、一体リング408の回転運動が、ブレード28全てのピッチ角θの同時変化を引き起こすようになる。
複数のカウンタウェイト組立体が、ロータ構造体448に対して自在に回転できる環状キャリアにより保持される。各カウンタウェイト組立体は、長手方向軸線11に平行な軸線に沿って整列したピニオンシャフト434を備え、一方端にピニオンギア436が装着され、他方端にカウンタウェイト438が装着されている。カウンタウェイト438は、オフセット質量体を構成する。ピニオンギア436、ピニオンシャフト434、及びカウンタウェイト438の組立体全体は、それぞれの組立体のピニオンシャフト軸線444の周りでロータ構造体448に対して一体として回転可能である。
内部リングギア446は、一体リング408の後端412に保持され、ピニオンギア436の全ては、内部リングギア424と噛合する。このようにして接続されると、ブレード28、一体リング408、及びカウンタウェイト438の移動が共に連結され、その結果、一体リング408の回転運動(例えば、アクチュエータ406によって引き起こされる)が、ブレード28全てのピッチ角θの同時変化及びカウンタウェイト438全ての角度方向の同時変化を引き起こすようになる。更に、一体リング408は、ブレード28とカウンタウェイト438との間で力を伝達する。
機構400の全体機能は、上述の機構と同じであり、カウンタウェイト438が、アクチュエータが故障した場合にブレード28を安全なピッチ角(すなわち、フェザ位置)にするよう、ギアトレーン及び一体リング408を通じて相殺力を提供する。
図9は、代替のピッチ制御機構500を示す。機構500は、長手方向軸線11の周りで回転するロータ構造体548と、前端510及び後端512それぞれを有する環状一体リング508と、を含む。アクチュエータ506は、一体リング508とロータ構造体との間に装着され、ロータ構造体に対して一体リング508を移動させるのに有効である。運動は、直線又は回転の何れであってもよい。
複数のブレード28が一体リング508の周りに配列される。各ブレード28は、好適な軸受522に保持されたトラニオン120に取り付けられ、ブレード28が、トラニオン軸線「T」の周りに枢動できるようになる。トラニオン120は、ヨーク524によって一体リング508の後端512に結合され、その結果、一体リング508の直線又は回転運動により全ブレード28のピッチ角θの同時変化が引き起こされるようになる。各トラニオン120は、ヨーク524に隣接して装着されたトラニオンギア532を有する。トラニオンギア532全ては、環状連結器556のリングギア554と噛合する。
複数のカウンタウェイト組立体が、ロータ構造体548に対して自在に回転できる環状キャリアにより保持される。各カウンタウェイト組立体は、長手方向軸線に平行な軸線に沿って整列したピニオンシャフト534を備え、一方端にピニオンギア536が装着され、他方端にカウンタウェイト538が装着されている。カウンタウェイト538は、オフセット質量体を構成する。ピニオンギア536、ピニオンシャフト534、及びカウンタウェイト538の組立体全体は、それぞれの組立体のピニオンシャフト軸線544の周りでロータ構造体548に対して一体として回転可能である。
連結器556はまた、内部リングギア558を含み、ピニオンギア536の全ては、内部リングギア558と噛合する。このようにして接続されると、ブレード28、一体リング508、及びカウンタウェイト538の移動が共に連結され、その結果、一体リング508の回転運動(例えば、アクチュエータ506によって引き起こされる)が、ブレード28全てのピッチ角θの同時変化及びカウンタウェイト538全ての角度方向の同時変化を引き起こすようになる。更に、一体リング508は、ブレード28とカウンタウェイト538との間で力を伝達する。
機構500の全体機能は、上述の機構と同じであり、カウンタウェイト538が、アクチュエータが故障した場合にブレード28を安全なピッチ角(すなわち、フェザ位置)にするよう、ギアトレーン及び一体リング508を通じて相殺力を提供する。
図10は、代替のピッチ制御機構600を示す。機構600は、長手方向軸線11の周りで回転するロータ構造体648と、前端610及び後端612それぞれを有する環状一体リング608と、を含む。アクチュエータ606は、一体リング608とロータ構造体との間に装着され、ロータ構造体に対して一体リング608を移動させるのに有効である。
複数のブレード28が一体リング608の周りに配列される。各ブレード28は、好適な軸受622に保持されたトラニオン120に取り付けられ、ブレード28が、トラニオン軸線「T」の周りに枢動できるようになる。トラニオン120は、ヨーク624によって一体リング608の後端612に結合され、その結果、一体リング608の直線運動により全ブレード28のピッチ角θの同時変化が引き起こされるようになる。
複数のカウンタウェイト組立体が、アクチュエータ606の周りに配列される。各カウンタウェイト組立体は、長手方向軸線11に対して接線方向の軸線に沿って整列したピニオンシャフト634を備え、一方端にピニオンギア636が装着され、他方端にカウンタウェイト638が装着されている。カウンタウェイト638は、オフセット質量体を構成する。ピニオンギア636、ピニオンシャフト634、及びカウンタウェイト638の組立体全体は、それぞれの組立体のピニオンシャフト軸線644の周りで一体として回転可能である。
一体リング608はまた、1又はそれ以上の軸方向に延びるラックギア658を含み、ピニオンギア636の全ては、ラックギア658と噛合する。このようにして接続されると、ブレード28、一体リング608、及びカウンタウェイト638の移動が共に連結され、その結果、一体リング608の回転運動(例えば、アクチュエータ606によって引き起こされる)が、ブレード28全てのピッチ角θの同時変化及びカウンタウェイト638全ての角度方向の同時変化を引き起こすようになる。更に、一体リング608は、ブレード28とカウンタウェイト638との間で力を伝達する。
機構600の全体機能は、上述の機構と同じであり、カウンタウェイト638が、アクチュエータが故障した場合にブレード28を安全なピッチ角(すなわち、フェザ位置)にするよう、ギアトレーン及び一体リング608を通じて相殺力を提供する。
本明細書で記載されるピッチ制御機構は、カウンタウェイトの数、サイズ、及び区域の点での設計自由度を許容しながら、アクチュエータが故障した場合のブレードのピッチ角の安全な制御を可能にする。幾つかの利点の中でも特に、ハブのサイズを低減することができる。図1を参照すると、ファンハブ半径比は、ファンブレード前縁のハブ直径「r1」を全体のファンブレード先端半径「r2」で除算したもの、すなわち、r1/r2で定義される。従来技術のピッチ制御機構は、ハブ内にブレードに取り付けられたカウンタウェイトを組み込む必要性があるので、0.5よりも有意に大きな半径比を有することが多い。対照的に、本明細書で記載される機構は、カウンタウェイトがファンブレードから離れて移動されるので、0.5よりも有意に小さい半径比、場合によっては0.35よりも小さい、更に0.25よりも小さい半径比を可能にする場合がある。このことは、ファンの空気力学的効率を高めることになる。
以上の説明では、遠隔にあるカウンタウェイトを有する可変ピッチロータを説明してきた。本明細書(何れかの添付の特許請求の範囲、要約書、及び図面を含む)で開示される特徴の全て、そのように開示された何れかの方法又はプロセスのステップの全ては、このような特徴及び/又はステップの少なくとも一部が互いに排他的である組み合わせを除いて、あらゆる組み合わせで結合することができる。本明細書(何れかの添付の特許請求の範囲、要約書、及び図面を含む)で開示される各特徴は、明示的に別途規定のない限り、同じ、等価の又は同様の目的を提供する代替の特徴で置き換えることができる。従って、明示的に別途規定のない限り、開示される各特徴は、一般的な一連の等価又は同様の特徴のうちの1つの実施例に過ぎない。
本発明は、上述の1又は複数の実施形態の詳細事項に限定されない。本発明は、本明細書(何れかの添付の特許請求の範囲、要約書、及び図面を含む)で開示される特徴のうちの何れかの新規の特徴又は何れかの新規の組み合わせ、又はこのように開示される何れかの方法又はプロセスのステップのうちの何れかの新規のステップ又は何れかの新規の組み合わせに拡張することができる。
10 ガスタービンエンジン
11 長手方向軸線
12 ファン
16 低圧タービン(LPT)
18 内側シャフト(LPシャフト)
20 高圧圧縮機(HPC)
22 燃焼器
24 高圧タービン(HPT)
26 外側シャフト(HPシャフト)
28 ブレード
30 翼形部

Claims (8)

  1. ピッチ制御機構(100,200,300,400,500,600)であって、
    長手方向軸線の周りに回転するよう構成されたロータ構造体(148,248,348,448,548,648)と、
    前記ロータ構造体(148,248,348,448,548,648)によって保持され、翼形部と、前記長手方向軸線に垂直なトラニオン軸線の周りで前記ロータ構造体(148,248,348,448,548,648)に対して枢動移動するよう装着されたトラニオン(120)と、を各々が有するブレード(28)の列と、
    前記ブレード(28)を相互接続する一体リング(108,208,308,408,508,608)と、
    前記一体リング(108,208,308,408,508,608)及び前記ロータ構造体(148,248,348,448,548,648)に接続され、前記ロータ構造体(148,248,348,448,548,648)に対して前記一体リング(108,208,308,408,508,608)を移動するよう動作可能なアクチュエータ(106,206,306,406,506,606)と、
    前記ロータ構造体(148,248,348,448,548,648)によって保持され、前記ブレード(28)から遠隔に位置する少なくとも1つの移動可能なカウンタウェイト(138,238,338,438,538,638)と、
    前記カウンタウェイト(138,238,338,438,538,638)の移動により前記ブレード(28)のピッチ角の変化を生じるように、前記ブレード(28)と前記カウンタウェイト(138,238,338,438,538,638)との間の相互接続部と、
    を備え
    前記アクチュエータ(106,206,306,406,506,606)が、前記ロータ構造体と前記一体リング(108,208,308,408,508,608)との間で直線運動をもたらすよう構成されている、ピッチ制御機構(100,200,300,400,500,600)。
  2. 前記一体リング(108,208,308,408,508)及び前記カウンタウェイト(138,238,338,438,538)がギアにより相互接続される、請求項1に記載のピッチ制御機構(100,200,300,400,500)。
  3. 前記ロータ構造体(148,248,348,448,548,648)が、ピニオンシャフト、ピニオンギア、及びオフセット質量体を有するカウンタウェイト(138,238,338,438,538,638)を各々が含むカウンタウェイト組立体のアレイを保持する、請求項1に記載のピッチ制御機構(100,200,300,400,500,600)。
  4. 前記ピニオンギアが、前記一体リング(108,208,308,408)の一部であるリングギア(146,246,346,446)と噛合する、請求項1に記載のピッチ制御機構(100,200,300,400)。
  5. 前記カウンタウェイト(238)が、半径方向軸線の周りで回転するピニオンシャフト(234)に装着される、請求項1に記載のピッチ制御機構(200)。
  6. 記トラニオン(120)が、ギア接続によって前記カウンタウェイト(538)に接続される、請求項1に記載のピッチ制御機構。
  7. 記カウンタウェイト(538,638)が、ギア接続によって前記アクチュエータ(506,606)に接続される、請求項1に記載のピッチ制御機構。
  8. 前記ピッチ角が、ファインピッチ角とコースピッチ角との間で可変であり、前記カウンタウェイト(138,238,338,438,538,638)が、前記ピッチ角を前記コースピッチ角にするよう構成されている、請求項1に記載のピッチ制御機構(100,200,300,400,500,600)
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