JP6072391B1 - カプセル放出装置およびカプセル放出システム - Google Patents

カプセル放出装置およびカプセル放出システム Download PDF

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Abstract

カプセル型内視鏡を大腸内に簡易な操作で正確に配置することができるカプセル放出装置およびカプセル放出システムを提供する。カプセル放出装置20は、筒部211の先端側に設けられ、筒部211に接していない側の端部の内径がカプセル型内視鏡10の外径以下である管状をなす先端部212と、筒部211の基端側の外周側に設けられ、被検体に対してカプセル型内視鏡10を挿入する位置を決めるための位置決め部213と、を有するシリンダ部21と、筒部211内に対して摺動可能に挿入される挿入部221と、挿入部221の先端側に設けられ、外径が挿入部221の外径より大きく、かつ筒部211の内径より小さい押圧部222と、挿入部221の基端側に設けられ、挿入部221の外径より大きい操作部223と、を有するピストン部22と、を備える。

Description

本発明は、カプセル型内視鏡を放出して被検体内に挿入するカプセル放出装置およびカプセル放出システムに関する。
従来、カプセル型内視鏡は、経口摂取するため、被検体の口から大腸に達するまで、かなりの時間を要する。このため、従来においては、カプセル型内視鏡を被検体の肛門から挿入して大腸を観察する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、内視鏡を介して、カプセル型内視鏡を把持するガイドワイヤを被検体の肛門に挿入することによって、カプセル型内視鏡を被検体の大腸内に挿入する。
特開2005−230449号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、内視鏡を介してカプセル型内視鏡を被検体内に挿入して配置するので、被検体に対するカプセル型内視鏡の位置決めを正確に行うことが難しかった。また、上述した特許文献1では、カプセル型内視鏡を被検体内に挿入するために必要な器具も多いため、作業が煩雑になるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カプセル型内視鏡を大腸内に簡易な操作で正確に配置することができるカプセル放出装置およびカプセル放出システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るカプセル放出装置は、被検体に導入可能なカプセル型内視鏡の外径より内径が大きい筒状をなす筒部と、前記筒部の先端側に設けられ、前記筒部に接していない側の端部の内径が前記カプセル型内視鏡の外径以下である管状をなす先端部と、前記先端部から所定の距離の前記筒部における基端側の外周側に設けられ、前記被検体に対して前記カプセル型内視鏡を挿入する位置を決めるための位置決め部と、を有するシリンダ部と、前記筒部内に対して摺動可能に挿入される挿入部と、前記カプセル型内視鏡を前記先端部側へ押圧する押圧部と、前記挿入部の基端側に設けられ、操作者が把持して前記押圧部を前記先端側へ押し込むための操作部と、を有するピストン部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記先端部は、前記筒部の先端側から徐々に内径が小さくなるとともに、肉厚方向の厚さが前記筒部の先端側から徐々に減少し、前記操作部は、前記挿入部の外径より大きいことを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記位置決め部は、前記筒部の基端側において少なくとも一部が前記筒部の外周側に向けて延在して設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記カプセル型内視鏡は、前記被検体を撮像する撮像部を有し、前記先端部は、前記カプセル型内視鏡の長手方向と前記筒部の長手方向とを一致させて保持するとともに、前記撮像部の撮像方向を前記被検体の挿入方向に向けて保持することを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記先端部と前記カプセル型内視鏡の間に配置された潤滑剤をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記筒部の内周側に設けられる縮径部をさらに備え、前記押圧部は、外径が前記挿入部の外径より大きく、かつ前記筒部の内径より小さく、前記縮径部は、内径が前記押圧部の外径より小さく、かつ、前記挿入部の外径より大きいことを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記筒部の内周側に設けられ、前記押圧部の外径より小さく、前記筒部の先端側から徐々に内径が大きくなるように傾斜して形成され、弾性変形可能な爪部をさらに備え、前記爪部は、前記押圧部が当接して前記押圧部または当該爪部の少なくとも一方が弾性変形して前記押圧部を通過させ、前記押圧部は、前記爪部を通過した後に、前記カプセル型内視鏡に押圧することを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記爪部と前記先端部の間に配置され、前記カプセル型内視鏡を軸方向に支持する支持部材をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記挿入部が挿入される操作により前記先端部が前記カプセル型内視鏡を保持している状態を解除する保持状態解除部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記保持状態解除部は、前記筒部の内周側に設けられ、前記先端部の外径より小さく、前記筒部の先端側から徐々に内径が大きくなるように傾斜して形成された爪部と、前記爪部が設けられた部分に対応する前記筒部の外周側に設けられた溝部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記筒部は、筒状をなす第1筒状部材と、前記第1筒状部材の内部に収容され、前記第1筒状部材に対して摺動可能な第2筒状部材と、前記第1筒状部材から前記第2筒状部材を伸長させた状態を維持する第1ストッパ部と、を有し、前記挿入部は、筒状をなす第1挿入部材と、前記第1挿入部材の内部に収容され、前記第1挿入部材に対して摺動可能な第2挿入部材と、前記第1挿入部材から前記第2挿入部材を伸長させた状態を維持する第2ストッパ部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記第1ストッパ部は、前記第2筒状部材の外周側に所定の間隔で複数設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出装置は、上記発明において、前記第1筒状部材は、内周側と外周側とを連通する複数の孔が設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るカプセル放出システムは、上記のカプセル放出装置と、前記カプセル型内視鏡と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、カプセル型内視鏡を大腸内に簡易な操作で正確に挿入することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るカプセル型内視鏡システムの構成例を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係るカプセル型内視鏡の内部構造の一例を示す模式図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図4Aは、本発明の実施の形態1に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図4Bは、本発明の実施の形態1に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図4Cは、本発明の実施の形態1に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1の変形例に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図7Aは、本発明の実施の形態2に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図7Bは、本発明の実施の形態2に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図7Cは、本発明の実施の形態2に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図8は、本発明の実施の形態2の変形例に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図9Aは、本発明の実施の形態2の変形例に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図9Bは、本発明の実施の形態2の変形例に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図10は、本発明の実施の形態3に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図11Aは、本発明の実施の形態3に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図11Bは、本発明の実施の形態3に係るカプセル放出装置を用いてカプセル型内視鏡を被検体内に放出するための処理を模式的に示す図である。 図12は、本発明の実施の形態4に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図13は、本発明の実施の形態4に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図14は、本発明の実施の形態4の変形例1に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図15は、本発明の実施の形態4の変形例1に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図16は、本発明の実施の形態4の変形例2のカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。 図17は、本発明の実施の形態4の変形例2のカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るカプセル型内視鏡システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては被検体の肛門から等張液とともに導入されて磁気誘導によって被検体内を移動するカプセル型内視鏡を例示するが、被検体の食道から肛門にかけて蠕動運動により移動しつつ消化管内を撮像するカプセル型内視鏡または被検体内を自走可能な自走式のカプセル型内視鏡など、種々のカプセル型内視鏡を用いることが可能である。また、以下の説明において、各図は本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。従って、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。なお、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
〔カプセル型内視鏡システムの構成〕
図1は、本発明の実施の形態1に係るカプセル型内視鏡システムの構成例を示す図である。図1に示すカプセル型内視鏡システム1は、後述するカプセル放出装置を介して被検体2の大腸に挿入され、被検体2内を撮像することにより取得した画像信号(画像情報)を無線送信するカプセル型内視鏡10と、被検体2が載置されるベッド3の下方に設けられた複数のセンスコイル11aを介してカプセル型内視鏡10の位置を検出する位置検出装置11と、カプセル型内視鏡10に作用する磁界を発生する磁界発生装置12と、位置検出装置11から出力された信号を処理する信号処理装置13と、磁界発生装置12を動作させるための信号を発生する信号発生装置14と、複数の受信アンテナ15aを介してカプセル型内視鏡10から無線送信された画像信号を受信する受信装置15と、カプセル型内視鏡10を誘導操作するための操作入力装置16と、受信装置15が受信した画像信号に基づいて、被検体2内の画像(以下、「体内画像」という)を表示するための処理を行う制御装置17と、体内画像やその他の情報を表示する表示装置18と、を備える。なお、ベッド3は、上面(被検体2の載置面)が水平面(重力方向の直交面)と平行になるように配置されている。以下においては、ベッド3の長手方向をX方向、ベッド3の短手方向をY方向、鉛直方向(重力方向)をZ方向とする。また、本実施の形態1では、磁界発生装置12が磁界発生部として機能する。
〔カプセル型内視鏡の構成〕
次に、カプセル型内視鏡10の構成について説明する。図2は、カプセル型内視鏡10の内部構造の一例を示す模式図である。図2に示すカプセル型内視鏡10は、被検体2の内部に導入し易い大きさに形成された外装であるカプセル型筐体101と、被検体2を撮像して画像信号を生成する撮像部102と、撮像部102によって生成された画像信号を外部に無線送信する無線通信部103と、カプセル型内視鏡10の各構成部に電力を供給する電源部104と、カプセル型内視鏡10の位置検出用の交番磁界を発生する磁界発生部105と、磁界発生装置12による磁気誘導を可能にするための永久磁石106と、カプセル型内視鏡10の各構成部を制御する制御部107と、を備える。
カプセル型筐体101は、被検体2の臓器内部に導入可能な大きさに形成された外装ケースであり、筒状筐体111の両側開口端をドーム形状筐体112,113によって塞ぐことによって実現される。ドーム形状筐体112は、可視光等の所定波長帯域の光に対して透明なドーム形状の光学部材である。また、筒状筐体111およびドーム形状筐体113は、可視光に対して略不透明な有色の筐体である。これらの筒状筐体111およびドーム形状筐体112,113によって形成されるカプセル型筐体101は、図2に示すように、撮像部102、無線通信部103、電源部104、磁界発生部105、永久磁石106および制御部107、を液密に内包する。
撮像部102は、LED(Light Emitting Diode)等の照明部114と、集光レンズ等の光学系115と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子116と、を有する。照明部114は、制御部107の制御のもと、撮像素子116の撮像視野に白色光等の照明光を発光して、ドーム形状筐体112越しに撮像視野内の被検体2を照明する。光学系115は、撮像視野からの反射光を撮像素子116の撮像面に集光して被検体像を結像させる。光学系115は、少なくとも1以上のレンズを用いて構成される。撮像素子116は、撮像面に集光された撮像視野からの反射光を受光し、受光した光信号を光電変換することにより、撮像視野の被検体像、即ち被検体2の体内画像を表す画像信号を生成する。
なお、本実施の形態においては、カプセル型内視鏡10に撮像部102を1つのみ設けたが、ドーム形状筐体113側にも撮像部102を設け、カプセル型内視鏡10の軸Laの前方および後方を撮像可能な構成としても良い。この場合、ドーム形状筐体113も可視光等の所定波長帯域の光に対して透明な光学部材によって形成する。また、この場合、2つの撮像部102は、各々の光軸がカプセル型筐体101の長手方向の中心軸である軸Laと略平行または略一致し、且つ各撮像視野が互いに反対方向を向くように配置される。
無線通信部103は、撮像部102が生成した画像信号を、図示しないアンテナを介して外部に順次無線送信する。具体的には、無線通信部103は、撮像部102が生成した画像信号を制御部107から取得し、この画像信号に変調等の信号処理を施して無線信号を生成する。無線通信部103は、この無線信号を、被検体2外に設けられた受信装置15に送信する。
電源部104は、ボタン型電池またはキャパシタ等の蓄電部であって、磁気スイッチや光スイッチ、あるいは制御部107からのコマンドによって切り替えられるスイッチ部(図示せず)を有する。電源部104は、例えば無線通信部103を介して外部から印加されたスイッチ部を切り替えるコマンドとなる特定のパターンの高周波信号を受信すると共に、この高周波信号に基づく制御部107の制御によって電源のオンオフ状態を切り替え、オン状態の場合に、蓄電部の電力をカプセル型内視鏡10の各部に供給する。また、電源部104は、オフ状態の場合に、カプセル型内視鏡10の各部への電力供給を停止する。
磁界発生部105は、共振回路の一部をなし、電流が流れることにより磁界を発生する送信コイルと、この送信コイルと共に共振回路を形成するコンデンサと、を含み、電源部104からの電力供給を受けて所定の周波数の交番磁界を発生する。
永久磁石106は、磁化方向が軸Laに対して傾きを持つように、カプセル型内視鏡10の内部に固定配置される。本実施の形態1において、永久磁石106は、磁化方向が軸Laに対して直交するように配置されている。永久磁石106は、外部から印加された磁界に追従して動作し、この結果、後述する磁界発生装置12によるカプセル型内視鏡10の磁気誘導が実現する。
制御部107は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成され、撮像部102および無線通信部103の各動作を制御すると共に、これらの各構成部間における信号の入出力を制御する。具体的には、制御部107は、撮像素子116が画像信号を生成する都度、この画像信号を取得して所定の信号処理を施し、さらに、この画像信号を時系列に沿って外部に順次無線送信するように無線通信部103を制御する。
〔カプセル放出装置の構成〕
次に、カプセル型内視鏡10を被検体2の内部に挿入して放出するためのカプセル放出装置の構成について説明する。図3は、カプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。図3に示すカプセル放出装置20は、カプセル型内視鏡10および潤滑剤が装填された状態でディスポーザブル型のシステムとして使用される。
図3に示すカプセル放出装置20は、カプセル型内視鏡10を内部に収容して被検体2の肛門を介して被検体2の大腸へ挿入されるシリンダ部21と、シリンダ部21に対して摺動可能に挿入されたピストン部22と、カプセル型内視鏡10をなめらかに移動させるための潤滑剤23と、を備える。潤滑剤23は、例えばグリセリン、ワセリン、ジェルおよびリドカインゼリー等の生体に適用可能なものを用いて構成される。
シリンダ部21は、筒部211と、先端部212と、位置決め部213と、縮径部214と、有する。筒部211、先端部212、位置決め部213および縮径部214は、弾性変形可能な樹脂等を用いて形成される。なお、この形成は、一体的な形成であってもよい。
筒部211は、筒状をなす。筒部211は、被検体に導入可能なカプセル型内視鏡10の外径より内径が大きい。筒部211は、先端部212が被検体2の大腸の所望の部位に配置されるようにその長さが予め規定されて形成される。
先端部212は、筒部211の先端側に設けられ、筒部に接していない側の端部の内径がカプセル型内視鏡10の外径以下である管状をなす。具体的には、先端部212の最先端は、カプセル型内視鏡10の外径以下となる管状をなし、筒部211の先端側から徐々に内径が小さくなるとともに、肉厚が筒部211の先端側から徐々に減少する。先端部212は、その内径側にカプセル型内視鏡10を保持するよう構成される。また、先端部212は、カプセル型内視鏡10の長手方向の軸Laと筒部211の長手方向とを一致させて保持するとともに、カプセル型内視鏡10の撮像部102の撮像方向を被検体2の挿入方向に向けて保持する。先端部212の内径D2は、筒部211の内径D1より小さい。
位置決め部213は、先端部212から所定の長さを有する位置における筒部211の基端側の外周側に設けられ、被検体2に対してカプセル型内視鏡10を挿入する位置を決めるための基準となる。ここで、上記所定の長さとは、被検体2の肛門から所定の位置、例えば結腸までの距離を考量されて設定された長さである。位置決め部213は、フランジ状をなし、筒部211の基端側において少なくとも筒部211の外周側に向けて延在して設けられる。なお、位置決め部213は、フランジ状ではなく、外周の一部のみに延在させる構成としても良いし、あるいは、ライン、記号、マークおよび文字等のようにその挿入位置を明示する表示のみとしてフランジを設けない構成としてもよい。
縮径部214は、位置決め部213が設けられた部分に対応した筒部211の内周側に設けられる。縮径部214は、内径が後述するピストン部22の押圧部222の外径より小さく、かつ、挿入部221の外径より大きい。縮径部214は、後述するピストン部22の押圧部がシリンダ部21から抜け落ちることを防止する。
ピストン部22は、挿入部221と、押圧部222と、操作部223と、を有する。挿入部221、押圧部222および操作部223は、樹脂等によって形成される。なお、この形成は、一体的な形成であってもよい。
挿入部221は、円柱状をなし、筒部211内の縮径部214に対して摺動可能に挿入される。押圧部222は、挿入部221の先端側に設けられ、その外径は、挿入部221の外径より大きく、かつ筒部211の内径より小さい。挿入部221の外径部分は筒部211の内径部に対して摺動可能に形成される。操作部223は、挿入部221の手元側基端部に設けられ、その外径は挿入部221の外径より大きい。
〔カプセル放出装置を用いた放出操作〕
次に、カプセル放出装置20を用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための放出操作について説明する。図4A〜図4Cは、カプセル放出装置20を用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための処理を模式的に示す図である。
図4Aに示すように、まず、術者は、カプセル型内視鏡10が潤滑剤23と共に予めシリンダ部21内に装填された状態で被検体2の肛門2aにカプセル放出装置20を挿入して位置決め部213を被検体2に当接させる。この場合、術者は、被検体2の肛門2aの括約筋に打ち勝つ力で挿入する必要があり、誤ってカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出しないように筒部211を把持しながらシリンダ部21の位置決め部213を被検体2に向けて押下しつつ、被検体2の肛門2aに挿入する。これにより、最終的に位置決め部213が肛門の周囲の体壁に押し付けられて当接した状態になり、被検体2に対するカプセル放出装置20の位置を決定することができる。
続いて、術者は、ピストン部22の操作部223を被検体2の挿入方向にさらに押し込むことによって、ピストン部22の押圧部222をカプセル型内視鏡10に当接させ、当接させた状態のままさらにピストン部22を押し込むことにより、カプセル型内視鏡10をシリンダ部21の先端部212から生体内部に放出させる(図4B→図4C)。これにより、カプセル型内視鏡10が被検体2の大腸2bの所望の位置に配置される。さらに、潤滑剤23もピストン部22の移動によってカプセル型内視鏡10とともに放出されるので、カプセル型内視鏡10を滑らかに生体内に挿入することができる。なお、カプセル放出装置20を被検体2に挿入する場合、シリンダ部21の表面へも潤滑剤23を塗布してもよい。これにより、カプセル放出装置20を被検体2に対してさらに容易に挿入することができる。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、シリンダ部21の外周側に位置決め部213を設けたので、カプセル型内視鏡10を被検体2の大腸2b内の所望の位置に簡易な操作で容易に挿入することができる。
さらに、本発明の実施の形態1によれば、先端部212がカプセル型内視鏡10の長手方向と筒部211の長手方向とを一致させて保持するとともに、カプセル型内視鏡10の撮像側を被検体2の挿入方向に向けて保持するので、カプセル型内視鏡10の挿入時にカプセル型内視鏡10から送信された画像を見ながら挿入することができる。
また、本発明の実施の形態1によれば、カプセル放出装置20内に潤滑剤23を収容したので、カプセル型内視鏡10を被検体2内に挿入する場合、滑らかに挿入することができる。
(実施の形態1の変形例)
次に、本発明の実施の形態1に係る変形例について説明する。本発明の実施の形態1に係る変形例は、上述した実施の形態1に係るカプセル放出装置20のシリンダ部の構成のみ異なる。このため、以下においては、本実施の形態1の変形例に係るカプセル放出装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係るカプセル放出装置20と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態1の変形例に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。図5に示すカプセル放出装置20aは、カプセル型内視鏡10を内部に収容して被検体2の肛門を介して被検体2の大腸2bへ挿入されるシリンダ部21aと、ピストン部22と、潤滑剤23と、を備える。
シリンダ部21aは、筒部211と、先端部212と、位置決め部213と、縮径部214と、フランジ部215と、を備える。フランジ部215は、筒部211の基端側における外周側に向けて延在して設けられる。筒部211、先端部212、位置決め部213、縮径部214およびフランジ部215は、一体的に形成される。
以上説明した本発明の実施の形態1の変形例によれば、術者がフランジ部215と位置決め部213との間に指を置くことで、シリンジのような把持ポジションをとることができるため、ピストン部22の動作を容易に行うことができる。この結果、カプセル型内視鏡10の放出動作を簡易な操作で容易に行うことができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2に係るカプセル放出装置は、上述した実施の形態1に係るカプセル放出装置20と構成が異なる。このため、以下においては、本実施の形態2に係るカプセル放出装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係るカプセル放出装置20と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
〔カプセル放出装置の構成〕
図6は、本発明の実施の形態2に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。図6に示すカプセル放出装置20bは、カプセル型内視鏡10を内部に収容して被検体2の肛門を介して被検体2の大腸へ挿入されるシリンダ部21bと、シリンダ部21bに対して摺動可能に挿入されたピストン部22bと、潤滑剤23と、を備える。
シリンダ部21bは、筒部211と、先端部212と、位置決め部213と、縮径部214と、爪部216と、を有する。
爪部216は、筒部211の内周側に設けられ、その内径が後述する押圧部222bの外径より小さい。爪部216は、弾性変形可能な部材を用いて形成される。また、爪部216は、先端側から徐々に内径が大きくなるように傾斜して形成される。爪部216は、ピストン部22bの進入を防止するとともに、ピストン部22bから押圧されることによって、後述する押圧部222bまたは爪部216の少なくとも一方が弾性変形する。なお、爪部216は、筒部211の内周側の周全体に設けられるが、筒部211の内周側の一部に設けられる構成としてもよい。
ピストン部22bは、筒部211内に摺動可能に挿入され、内部に空間224が形成された挿入部221bと、挿入部221bの先端側に設けられ、挿入部221bの外径より大きく、かつ筒部211の内径より小さい外径を有する押圧部222bと、操作部223と、を有する。空間224は挿入部221bの長手方向を貫通するよう形成されている。また、押圧部222bは、先端から基端側に向けて徐々に径が大きくなり、かつ、最大外径が爪部216の最小内径よりも大きくなるようテーパー状に形成される。潤滑剤23は爪部216よりも先端側に充填される。
〔カプセル放出装置を用いた放出操作〕
次に、カプセル放出装置20bを用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための放出操作について説明する。図7A〜図7Cは、カプセル放出装置20bを用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための処理を模式的に示す図である。
図7Aに示すように、まず、術者は、予めカプセル型内視鏡10および潤滑剤23がシリンダ部21b内に装填された状態で被検体2の肛門2aにカプセル放出装置20bを挿入して位置決め部213を被検体2に当接させる。この場合、術者は、被検体2の肛門2aの括約筋に打ち勝つ力で挿入する必要があり、誤ってカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出しないように位置決め部213を把持しながら被検体2の肛門2aに挿入する。これにより、被検体2に対するカプセル放出装置20bの位置が決定される。
続いて、術者は、ピストン部22bの操作部223を被検体2の挿入方向に強く押し込むことによって、シリンダ部21bの爪部216に対してピストン部22bの押圧部222bを乗り越えさせる(図7A→図7B)。この時、ピストン部22bの押圧部222bは、その径方向の中心に向かって縮小するよう弾性変形することによって、爪部216を乗り越えて先端部212側の位置に移動する。即ち、爪部216を乗り越えさせるためには、大きな力を加えて操作部223を押圧する必要があるため、カプセル放出装置20bの輸送時に誤ってピストン部22bを押下するようなことが発生しても、カプセル型内視鏡10が所望しない場所で放出されてしまうことを防止することができる。
その後、術者は、ピストン部22bの操作部223をさらに被検体2の挿入方向に押し込むことによって、ピストン部22bの押圧部222bをカプセル型内視鏡10に当接させ、当接させた状態のままさらにピストン部22bを押し込むことにより、カプセル型内視鏡10をシリンダ部21bの先端部212から生体内部に放出させる(図7B→図7C)。これにより、カプセル型内視鏡10が被検体2の大腸2bの所望の位置に配置される。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、シリンダ部21bの内周側に爪部216を設けることによって、カプセル放出装置20bの輸送時に誤ってカプセル型内視鏡10が所望しない場所で放出されてしまうことを防止することができる。
(実施の形態2の変形例)
次に、本発明の実施の形態2に係る変形例について説明する。本発明の実施の形態2に係る変形例は、上述した実施の形態2に係るカプセル放出装置20bに装填された潤滑剤23に換えてカプセル型内視鏡10を保持す支持部材をシリンダ部21bに収容する。このため、以下においては、本実施の形態2の変形例に係るカプセル放出装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態2に係るカプセル放出装置20bと同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る変形例のカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。図8に示すカプセル放出装置20cは、シリンダ部21bと、ピストン部22bと、カプセル型内視鏡10を保持する支持部材24と、を備える。
支持部材24は、シリンダ部21b内におけるカプセル型内視鏡10の位置を維持する。支持部材24は、カプセル放出装置20cが被検体2内に挿入された際に、消化管等から外力が付加された場合であっても、カプセル型内視鏡10がシリンダ部21b内に脱落しないように放出時までカプセル型内視鏡10を軸方向に支持する。支持部材24は、円柱状をなし、先端側においてカプセル型内視鏡10をその内部に支持する溝部が設けられる。支持部材24は、例えばスポンジ等を用いて形成される。また、支持部材24は、カプセル型内視鏡10がピストン部22bの押圧部222bに接触することによって生じる傷を防止する。さらに、支持部材24は、爪部216に当接した状態でシリンダ部21b内部に配置される。
〔カプセル放出装置を用いたカプセル放出操作〕
次に、カプセル放出装置20cを用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための放出操作について説明する。図9Aおよび図9Bは、カプセル放出装置20cを用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための処理を模式的に示す図である。
図9Aに示すように、まず、術者は、カプセル型内視鏡10が予めシリンダ部21b内に支持部材24と共に装填された状態で被検体2の肛門2aにカプセル放出装置20cを挿入して位置決め部213を被検体2に当接させる。この場合、支持部材24は、被検体2の肛門2aの括約筋から外力が加わっても、カプセル型内視鏡10を支持する。これにより、カプセル型内視鏡10がシリンダ部21b内に脱落することを防止することができる。
続いて、術者は、ピストン部22bの操作部223を被検体2の挿入方向に強く押し込むことによって、シリンダ部21bの爪部216に対してピストン部22bの押圧部222bを乗り越えさせ、ピストン部22bの押圧部222bを支持部材24に当接させ、当接させた状態のままさらにピストン部22bを押し込むことにより、カプセル型内視鏡10をシリンダ部21bの先端部212から放出させる(図9A→図9B)。これにより、カプセル型内視鏡10が被検体2の大腸2bの所望の位置に配置される。
以上説明した本発明の実施の形態2の変形例によれば、シリンダ部21b内にカプセル型内視鏡10の位置を維持する支持部材24を設けることによって、カプセル型内視鏡10がシリンダ部21b内に脱落することを防止することができる。
なお、本発明の実施の形態2の変形例では、シリンダ部21bとカプセル型内視鏡10との間に潤滑剤23を装填してもよい。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態3に係るカプセル放出装置は、上述した実施の形態2に係るカプセル放出装置20bと構成が異なる。このため、以下において、本実施の形態3に係るカプセル放出装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態2に係るカプセル放出装置20bと同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
〔カプセル放出装置の構成〕
図10は、本発明の実施の形態3に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図である。図10に示すカプセル放出装置20dは、カプセル型内視鏡10を内部に収容して被検体2の肛門を介して被検体2の大腸へ挿入されるシリンダ部21dと、ピストン部22bと、を備える。なお、カプセル放出装置20dは、シリンダ部21d内に潤滑剤23を配置してもよい。
シリンダ部21dは、筒部211と、先端部212と、位置決め部213と、縮径部214と、保持状態解除部400と、を有する。
保持状態解除部400は、挿入部221bが挿入される操作により先端部212がカプセル型内視鏡10を保持している状態を解除する。保持状態解除部400は、爪部216と、溝部217と、を有する。
溝部217は、筒部211の外周側に筒部211の中心を周回するように溝が形成されることによって設けられる。溝部217における筒部211の肉厚の寸法は、筒部211の他の部分の肉厚の寸法より小さい。溝部217は、爪部216が設けられた部位に対応する筒部211の外周側に設けられる。
〔カプセル放出装置を用いた放出操作〕
次に、カプセル放出装置20dを用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための放出操作について説明する。図11Aおよび図11Bは、カプセル放出装置20dを用いてカプセル型内視鏡10を被検体2内に放出するための処理を模式的に示す図である。
図11Aに示すように、まず、術者は、カプセル型内視鏡10がシリンダ部21d内に装填された状態で被検体2の肛門2aにカプセル放出装置20dを挿入して位置決め部213を被検体2に当接させる。カプセル型内視鏡10は、予め先端部212に挟持されている。
続いて、術者は、ピストン部22bの操作部223を被検体2の挿入方向に強く押し込むことによって、シリンダ部21dの爪部216に対してピストン部22bの押圧部222bを押しつける。この場合、カプセル放出装置20dは、ピストン部22bの押圧部222bの傾斜面が爪部216の傾斜面を押圧する。これにより、シリンダ部21dの先端部212に対して先端部212を外縁側に押し広げる力が働くことで、溝部217を基準に先端部212が外周側に広がり、カプセル型内視鏡10が放出される(図11A→図11B)。この結果、カプセル型内視鏡10が被検体2の大腸2bの所望の位置に配置される。
以上説明した本発明の実施の形態3によれば、カプセル型内視鏡10を被検体2の大腸2b内に簡易な操作で容易に挿入することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態4に係るカプセル放出装置は、上述した実施の形態1〜3に係るカプセル放出装置と構成が異なる。具体的には、本実施の形態4に係るカプセル放出装置は、伸縮可能な形状を有する。このため、以下においては、本実施の形態4に係るカプセル放出装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態1に係るカプセル放出装置20と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態4に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図であり、収縮状態を示す断面図である。図13は、本発明の実施の形態4に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図であり、伸長状態を示す断面図である。
図12および図13に示すカプセル放出装置20eは、カプセル型内視鏡10を内部に収容して被検体2の肛門を介して被検体2の大腸へ挿入されるシリンダ部21eと、シリンダ部21eに対して摺動可能に挿入されたピストン部22eと、を備える。
シリンダ部21eは、筒状をなす第1筒状部材30と、第1筒状部材30の内部に摺動可能に配置され、筒状をなす第2筒状部材31と、を有する。
第1筒状部材30は、筒状をなす第1筒部301と、第1筒部301の先端側から内径が徐々に小さくなるとともに(D11→D10)、第1筒状部材30の肉厚の寸法よりも肉厚が徐々に薄く形成され、カプセル型内視鏡10の外径より内径が小さく、弾性変形可能な先端部302と、第1筒部301の基端側において内周側から中心に向けて延在して設けられた円環状の縮径部303と、を有する。縮径部303の先端部302側は傾斜面となっている。
第2筒状部材31は、筒状をなす第2筒部311と、第2筒部311の径方向の外周に向けて延在して設けられた第1凸部312,第2凸部313と、を有する。第2凸部313は、第2筒状部材31の基端側に向けて徐々に径が小さくなり、傾斜面を形成している。第1凸部312および第2凸部313は、第1筒状部材30の縮径部303と嵌合することによって、第1筒状部材30から第2筒状部材31を伸長させた状態で維持するための第1ストッパ部として機能する。
ピストン部22eは、筒状をなす第1挿入部材40と、第1挿入部材40の内部に摺動可能に配置され、筒状をなす第2挿入部材41と、を有する。
第1挿入部材40は、第2筒部311内に摺動可能に挿入される筒状の第1挿入部材401と、第1挿入部材401の外径より大きく、かつ第1筒部301の内径より小さい外径を有する押圧部402と、第1挿入部材401の基端側の内周側に設けられ、第1挿入部材401の中心に向けて形成された第3凸部403と、を有する、第3凸部403は、第1挿入部材40の基端側から先端側に向けて徐々に径が小さくなるよう形成されており、傾斜面を有する。
第2挿入部材41は、筒状の第2挿入部411と、第2挿入部411の外径より大きく、第3凸部403の内径より小さい第4凸部412,第5凸部413と、第2挿入部411の基端側に設けられた操作部223と、第2挿入部材の長手方向に貫通する貫通孔224bを有する。第5凸部413は、第2挿入部411の基端側に向けて徐々に径が小さくなるよう形成されており、傾斜面を有する。第4凸部412および第5凸部413は、第1挿入部材40の第3凸部403と嵌合することによって、第1挿入部材40から第2挿入部材41を伸長させた状態で維持するための第2ストッパ部として機能する。
このように構成されたカプセル放出装置20eは、まず、術者が第2筒状部材31を第1筒状部材30から伸長させることによって、第1凸部312および第2凸部313を第1筒状部材30の縮径部303に嵌合させる。その後、カプセル放出装置20eは、術者が第1挿入部材40から第2挿入部材41を伸長させることによって、第4凸部412および第5凸部413を第1挿入部材40の第3凸部403と嵌合させる(図12→図13を参照)。それぞれの嵌合作業が終了した後は、上述の各実施の形態と同様の操作を行うことにより、カプセル型内視鏡を被検体の大腸の所望の位置に配置することができる。
以上説明した本発明の実施の形態4によれば、カプセル放出装置20eの小型化を行うことができる。
また、本発明の実施の形態4では、上述した実施の形態2の爪部216を第2筒状部材31の内周側に設けてもよい。これにより、カプセル放出装置20eの輸送時に誤ってカプセル型内視鏡が所望しない場所で放出されてしまうことを防止することができる。
(実施の形態4の変形例1)
次に、本発明の実施の形態4の変形例1について説明する。本実施の形態4に係る変形例1は、上述した実施の形態4のカプセル放出装置20eにおけるシリンダ部21eの構成が異なる。このため、以下においては、本実施の形態4の変形例1に係るカプセル放出装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態4に係るカプセル放出装置20eと同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図14は、本発明の実施の形態4の変形例1に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図であり、収縮状態を示す断面図である。図15は、本発明の実施の形態4の変形例1に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図であり、伸長状態を示す断面図である。
図14および図15に示すカプセル放出装置20fのシリンダ部21fは、上述した実施の形態4に係るカプセル放出装置20eの第2筒状部材31に換えて、第2筒状部材31aを有する。
第2筒状部材31aは、第2筒部311と、第1凸部312と、複数の第2凸部313と、を有する。複数の第2凸部313は、第2筒状部材31aの先端側から所定の等間隔で設けられる。
このように構成されたカプセル放出装置20fは、まず、術者が第2筒状部材31aを第1筒状部材30から伸長させることによって、第1凸部312および第2凸部313を第1筒状部材30の縮径部303に嵌合させる。この場合において、術者は、被検体2に応じて、第1筒状部材30の縮径部303に嵌合させる第2凸部313の位置を変更する。これにより、被検体2に合わせてカプセル放出装置20fの長さを可変して伸長させることができる。
以上説明した本発明の実施の形態4の変形例1によれば、被検体2に合わせてカプセル放出装置20fの挿入長を変更することができるうえ、収納時において小型化を行うことができる。
また、本発明の実施の形態4の変形例1では、上述した実施の形態2の爪部を第2筒状部材31aの内周側に設けてもよい。これにより、カプセル放出装置の輸送時に誤ってカプセル型内視鏡が所望しない場所で放出されてしまうことを防止することができる。
(実施の形態4の変形例2)
次に、本発明の実施の形態4の変形例2について説明する。本実施の形態4に係る変形例2は、上述した実施の形態4に係る変形例1のカプセル放出装置20fの構成が異なる。このため、以下においては、本実施の形態4の変形例2に係るカプセル放出装置の構成について説明する。なお、上述した実施の形態4の変形例1に係るカプセル放出装置20fと同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図16は、本発明の実施の形態4の変形例2のカプセル放出装置の概略構成を示す断面図であり、収縮状態を示す断面図である。図17は、本発明の実施の形態4の変形例2に係るカプセル放出装置の概略構成を示す断面図であり、伸長状態を示す断面図である。
図16に示すカプセル放出装置20gは、上述した実施の形態4の変形例1に係るカプセル放出装置20fの第1筒状部材30に換えて、第1筒状部材30aを有する。第1筒状部材30aは、所定の間隔毎に内周側と外周側とを連通する複数の孔304が設けられている。なお、孔304は、第1筒状部材30aに複数設けられているが、第1筒状部材30aの先端側のみであってもよい。
このように構成されたカプセル放出装置20gは、ピストン部22eをシリンダ部21gに挿入した場合、シリンダ部21g内に収納された潤滑剤23が孔304を介して外部に吐出される。これにより、先端部302から潤滑剤23が吐出される場合に比して、より滑らかにカプセル放出装置20gを被検体2内に挿入することができる。
以上説明した本発明の実施の形態4の変形例2によれば、第1筒状部材30aに外部と連結する複数の孔304を設けることによって、潤滑剤23を孔304から被検体2内に吐出させるので、先端部302から潤滑剤23が吐出される場合に比して、より滑らかにカプセル放出装置20gを被検体2内に挿入することができる。
(その他の実施の形態)
上述した本発明の実施の形態1〜4では、ピストン部の押圧部にスポンジやゴム等の緩衝材をさらに設けてもよい。これにより、カプセル型内視鏡がピストン部の摺動動作によって傷つくことを防止することができる。
また、本発明の実施の形態1〜4では、ピストン部の操作部の外周に滑り止め構造、例えば溝を設けたり、テーパー状に形成したりしてもよい。これにより、術者は、確実にピストン部を把持することができるので、挿入動作を容易に行うことができる。
また、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では、発明の要旨を逸脱しない範囲内で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明を形成することができる。例えば、上述した実施の形態に記載した全構成要素から本発明の主旨を逸脱しない範囲で、いくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、各実施の形態で説明した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語とともに記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能である。
1 カプセル型内視鏡システム
2 被検体
2a 肛門
2b 大腸
3 ベッド
10 カプセル型内視鏡
11 位置検出装置
12 磁界発生装置
13 信号処理装置
14 信号発生装置
15 受信装置
15a 受信アンテナ
16 操作入力装置
17 制御装置
18 表示装置
20,20a〜20g カプセル放出装置
21,21a,21b,21d,21e,21f,21g シリンダ部
22,22b,22e ピストン部
23 潤滑剤
24 支持部材
30,30a 第1筒状部材
31,31a 第2筒状部材
40 第1挿入部材
41 第2挿入部材
101 カプセル型筐体
102 撮像部
211 筒部
212,302 先端部
213 位置決め部
214,303 縮径部
215 フランジ部
216 爪部
217 溝部
221,221b 挿入部
222,222b,402 押圧部
223 操作部
301 第1筒部
304 孔
311 第2筒部
312 第1凸部
313 第2凸部
400 保持状態解除部
401 第1挿入部材
403 第3凸部
411 第2挿入部
412 第4凸部
413 第5凸部

Claims (14)

  1. 被検体に導入可能なカプセル型内視鏡の外径より内径が大きい筒状をなす筒部と、前記筒部の先端側に設けられ、前記筒部に接していない側の端部の内径が前記カプセル型内視鏡の外径以下である管状をなす先端部と、前記先端部から所定の距離の前記筒部における基端側の外周側に設けられ、前記被検体に対して前記カプセル型内視鏡を挿入する位置を決めるための位置決め部と、を有するシリンダ部と、
    前記筒部内に対して摺動可能に挿入される挿入部と、前記カプセル型内視鏡を前記先端部側へ押圧する押圧部と、前記挿入部の基端側に設けられ、操作者が把持して前記押圧部を前記先端側へ押し込むための操作部と、を有するピストン部と、
    を備え
    前記押圧部は、外径が前記挿入部の外径より大きく、かつ前記筒部の内径より小さいことを特徴とするカプセル放出装置。
  2. 前記先端部は、前記筒部の先端側から徐々に内径が小さくなるとともに、肉厚方向の厚さが前記筒部の先端側から徐々に減少し、
    前記操作部は、前記挿入部の外径より大きいことを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  3. 前記位置決め部は、前記筒部の基端側において少なくとも一部が前記筒部の外周側に向けて延在して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  4. 前記カプセル型内視鏡は、前記被検体を撮像する撮像部を有し、
    前記先端部は、前記カプセル型内視鏡の長手方向と前記筒部の長手方向とを一致させて保持するとともに、前記撮像部の撮像方向を前記被検体の挿入方向に向けて保持することを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  5. 前記先端部と前記カプセル型内視鏡の間に配置された潤滑剤をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  6. 前記筒部の内周側に設けられる縮径部をさらに備え、
    記縮径部は、内径が前記押圧部の外径より小さく、かつ、前記挿入部の外径より大きいことを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  7. 前記筒部の内周側に設けられ、前記押圧部の外径より小さく、前記筒部の先端側から徐々に内径が大きくなるように傾斜して形成され、弾性変形可能な爪部をさらに備え、
    前記爪部は、前記押圧部が当接して前記押圧部または当該爪部の少なくとも一方が弾性変形して前記押圧部を通過させ、
    前記押圧部は、前記爪部を通過した後に、前記カプセル型内視鏡に押圧することを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  8. 前記爪部と前記先端部の間に配置され、前記カプセル型内視鏡を軸方向に支持する支持部材をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載のカプセル放出装置。
  9. 前記挿入部が挿入される操作により前記先端部が前記カプセル型内視鏡を保持している状態を解除する保持状態解除部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  10. 前記保持状態解除部は、
    前記筒部の内周側に設けられ、前記先端部の外径より小さく、前記筒部の先端側から徐々に内径が大きくなるように傾斜して形成された爪部と、
    前記爪部が設けられた部分に対応する前記筒部の外周側に設けられた溝部と、
    を有することを特徴とする請求項9に記載のカプセル放出装置。
  11. 前記筒部は、
    筒状をなす第1筒状部材と、
    前記第1筒状部材の内部に収容され、前記第1筒状部材に対して摺動可能な第2筒状部材と、
    前記第1筒状部材から前記第2筒状部材を伸長させた状態を維持する第1ストッパ部と、
    を有し、
    前記挿入部は、
    筒状をなす第1挿入部材と、
    前記第1挿入部材の内部に収容され、前記第1挿入部材に対して摺動可能な第2挿入部材と、
    前記第1挿入部材から前記第2挿入部材を伸長させた状態を維持する第2ストッパ部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のカプセル放出装置。
  12. 前記第1ストッパ部は、前記第2筒状部材の外周側に所定の間隔で複数設けられていることを特徴とする請求項11に記載のカプセル放出装置。
  13. 前記第1筒状部材は、内周側と外周側とを連通する複数の孔が設けられていることを特徴とする請求項12に記載のカプセル放出装置。
  14. 請求項1に記載のカプセル放出装置と、
    前記カプセル型内視鏡と、
    を備えたことを特徴とするカプセル放出システム。
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