JP6063070B2 - 接着剤塗布ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、接着剤塗布ヘッド、詳しくは、吐出されている接着剤に向かってガスが噴出された状態で基体に接着剤を塗布するための接着剤塗布ヘッドに関するものである。
接着剤を基体の表面に塗布するためのヘッドとしては、下記特許文献に記載されているように、溶融された接着剤を吐出する接着剤吐出口と、ガスを噴き出すガス噴出口とを備え、接着剤吐出口から吐出されている溶融接着剤に向かってガス噴出口からガスが噴き出された状態で基体に接着剤を塗布する構造のものが存在する。このような構造の接着剤塗布ヘッドによれば、吐出されている溶融接着剤を噴出されるガスによって細長いファイバー状とすることが可能となり、基体上に均一に接着剤を塗布することが可能となる。
特開2011−147939号公報
上記構造の接着剤塗布ヘッドでは、吐出されている溶融接着剤に向かって適切にガスが噴き出されることで、吐出されている溶融接着剤を噴出されるガスによって細長いファイバー状とすることが可能となる。また、上記構造の接着剤塗布ヘッドでは、複数のプレートの各々にスリット,孔等を形成し、それら複数のプレートを積層することで、塗布ヘッドが形成されている。このように形成される接着剤塗布ヘッドによれば、金属ブロックへの切削加工等を行うことなく、塗布ヘッドを形成することが可能となり、コスト低減等を図ることが可能となる。
しかしながら、溶融接着剤が噴き出される際に、溶融接着剤が非常に高圧とされる場合があり、そのような場合には、積層されたプレートの間から溶融接着剤が漏れ出す虞がある。詳しくは、基体に接着剤が塗布される際には、溶融接着剤の圧力は2MPa未満であり、積層されたプレートの間から溶融接着剤は殆ど漏れ出さないが、塗布ヘッドの検査時には、溶融接着剤の圧力が4MPa程度とされる場合があり、そのような場合には、積層されたプレートの間から溶融接着剤が漏れ出す虞がある。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、積層されたプレートの間から溶融接着剤の漏れ出しを適切に防止することである。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の接着剤塗布ヘッドは、接着剤を吐出する接着剤吐出口とガスを噴き出すガス噴出口とを備え、前記接着剤吐出口から吐出されている接着剤に向かって前記ガス噴出口からガスが噴き出された状態で基体に接着剤を塗布するための接着剤塗布ヘッドであって、当該接着剤塗布ヘッドは、複数のプレートを有し、それら複数のプレートが積層された内プレート群と、前記内プレート群を挟持する1対の外プレートとを備え、前記複数のプレートは、(A-1)外縁に設けられた先細形状の
第1凸部と、(A-2)その第1凸部の先端に開口するとともに、開口端が前記接着剤吐出口
として機能する第1スリットと、(A-3)前記外縁の前記第1凸部に連続する部分に開口す
るとともに、開口端が前記ガス噴出口として機能する第2スリットと、(A-4)前記外縁と
反対側の端部において、前記第1スリットの延びる方向と交差する方向に並んで形成された2以上の第1端部貫通穴と、(A-5)前記2以上の第1端部貫通穴と、前記第1スリット及び前記第2スリットとの間において、前記第1スリットの延びる方向と交差する方向に並んで形成された3以上の第1中央部貫通穴とを有する中央プレートと、それぞれが、(B-1)前記第1凸部より幅広の第2凸部と、(B-2)前記2以上の第1端部貫通穴に対応して形成された2以上の第2端部貫通穴と、(B-3)前記3以上の第1中央部貫通穴に対応して形
成された3以上の第2中央部貫通穴とを有し、前記第1凸部を前記第2凸部によって挟み、前記2以上の第1端部貫通穴と前記2以上の第2端部貫通穴とを連通させ、前記3以上の第1中央部貫通穴と前記3以上の第2中央部貫通穴とを連通させるように、前記中央プレートの両面に積層される1対の端プレートとを備え、前記1対の外プレートの各々は、前記複数のプレートの各々より厚い形状とされ、前記1対の外プレートの一方である第1外プレートは、(C-1)前記2以上の第2端部貫通穴に対応して形成された2以上の第3端
部貫通穴と、(C-2)前記3以上の第2中央部貫通穴に対応して形成された3以上の第3中
央部貫通穴と、(C-3)前記3以上の第3中央部貫通穴の前記2以上の第3端部貫通穴と反
対側に形成され、外部から導入される接着剤を貯留するための第1凹部とを有し、前記1対の外プレートの他方である第2外プレートは、(D-1)前記2以上の第2端部貫通穴に対
応して形成された2以上の第4端部貫通穴と、(D-2)前記3以上の第2中央部貫通穴に対
応して形成された3以上の第4中央部貫通穴と、(D-3)外部から導入されるガスを貯留す
るための第2凹部とを有し、前記内プレート群が前記1対の外プレートによって挟持されることで、前記2以上の第1端部貫通穴と前記2以上の第2端部貫通穴と前記2以上の第3端部貫通穴と前記2以上の第4端部貫通穴とが連通するとともに、前記3以上の第1中央部貫通穴と前記3以上の第2中央部貫通穴と前記3以上の第3中央部貫通穴と前記3以上の第4中央部貫通穴とが連通し、前記1対の端プレートのうちの前記第1外プレートと前記中央プレートとの間に位置するものは、前記第1凹部と前記第1スリットとを連通する接着剤連通孔を有し、前記1対の端プレートのうちの前記第2外プレートと前記中央プレートとの間に位置するものは、前記第2凹部と前記第2スリットとを連通するガス連通孔を有し、当該接着剤塗布ヘッドは、前記2以上の第1端部貫通穴と前記2以上の第2端部貫通穴と前記2以上の第3端部貫通穴と前記2以上の第4端部貫通穴とに挿通され、前記内プレート群と前記1対の外プレートとを締結する第1締結具と、前記3以上の第1中央部貫通穴と前記3以上の第2中央部貫通穴と前記3以上の第3中央部貫通穴と前記3以上の第4中央部貫通穴とに挿通され、前記内プレート群と前記1対の外プレートとを締結する第2締結具とを備え、前記接着剤連通孔が長穴であり、前記第1スリットの長さ寸法が、前記接着剤連通孔の長さ寸法より短いことを特徴とする。
また、請求項2に記載の接着剤塗布ヘッドは、請求項1に記載の接着剤塗布ヘッドにおいて、前記第1凹部は、前記3以上の第3中央部貫通穴の並ぶ方向に延びるように形成されたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の接着剤塗布ヘッドは、請求項1または請求項2に記載の接着剤塗布ヘッドにおいて、前記第2凹部は、環状とされ、環状の前記第2凹部の内側に、前記3以上の第4中央部貫通穴の少なくとも1の第4中央部貫通穴が形成されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の接着剤塗布ヘッドは、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の接着剤塗布ヘッドにおいて、前記第1外プレートは、(C-4)前記第1凹部と反対
側の面において、前記第1凹部の延びる方向と交差する方向に延びるとともに、前記3以上の第3中央部貫通穴のうちの2の第3中央部貫通穴の間に延びるように形成された第3凹部と、(C-5)前記第1凹部と前記第3凹部とを連通する凹部連通孔とを有することを特
徴とする。
また、請求項5に記載の接着剤塗布ヘッドは、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の接着剤塗布ヘッドにおいて、前記中央プレートは、前記外縁に並んで設けられる複数の前記第1凸部と、それら複数の第1凸部に対応して設けられる複数の前記第1スリットと、前記複数の第1凸部に対応して設けられる複数の前記第2スリットとを有し、前記1対の端プレートは、それぞれ、前記複数の第1凸部に対応して設けられる複数の前記第2凸部を有することを特徴とする。
また、請求項6に記載の接着剤塗布ヘッドは、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の接着剤塗布ヘッドにおいて、前記中央プレートは、前記第1スリットを中心として対称の位置に形成された1対の前記第2スリットを有し、前記1対の第2スリットが、前記接着剤吐出口を中心として対称の位置に開口する1対の前記ガス噴出口として機能することを特徴とする。
従来の接着剤塗布ヘッドでは、溶融接着剤を貯留するための第1凹部が、第1外プレートの中央部に形成されており、その第1凹部の付近では、第1凹部を挟むようにして、2本のボルト等の締結具により複数のプレートが締結されていた。一方、請求項1に記載の接着剤塗布ヘッドでは、3以上の中央部貫通穴が、横方向に並んで形成され、その3以上の中央部貫通穴の下方に第1凹部が形成されている。そして、3以上の中央部貫通穴に3本以上のボルト等の締結具が挿通され、複数のプレートが締結されている。つまり、従来の接着剤塗布ヘッドでは、溶融接着剤を貯留する第1凹部の近傍で、2本のボルト等により複数のプレートが締結されていたが、請求項1に記載の接着剤塗布ヘッドでは、溶融接着剤を貯留する第1凹部の近傍で、3本以上のボルト等により複数のプレートが締結されている。これにより、溶融接着剤が非常に高圧とされた場合であっても、積層されたプレートの間から溶融接着剤の漏れ出しを適切に防止することが可能となる。また、請求項1に記載の接着剤塗布ヘッドでは、接着剤連通孔が長穴であり、第1スリットの長さ寸法が、接着剤連通孔の長さ寸法より短くされている。これにより、第1スリット内に貯留する溶融接着剤の量を少なくすることが可能となり、接着剤塗布後の接着剤のキレを良くし、接着剤吐出口からの接着剤の垂れ等を防止することが可能となる。
また、請求項2に記載の接着剤塗布ヘッドでは、第1凹部が3以上の第3中央部貫通穴の並ぶ方向に延びるように形成されている。これにより、多くの量の溶融接着剤を貯留することが可能となる。
また、請求項3に記載の接着剤塗布ヘッドでは、ガスを貯留する第2凹部が、環状とされ、環状の第2凹部の内側に、3以上の第4中央部貫通穴の少なくとも1の第4中央部貫通穴が形成される。これにより、第2凹部の内側および外側において、複数のプレートが締結され、ガスの漏れ出しも適切に防止することが可能となる。
また、請求項4に記載の接着剤塗布ヘッドでは、第1外プレートの第1凹部と反対側の面に、第1凹部の延びる方向と交差する方向に延びる第3凹部が形成されている。そして、その第3凹部は、3以上の第3中央部貫通穴のうちの2の第3中央部貫通穴の間に延び出している。さらに、第1外プレートには、第1凹部と第3凹部とを連通する凹部連通孔が形成されている。これにより、接着剤塗布ヘッドに溶融接着剤を供給するための供給路と、第1凹部とが、上下方向にずれている場合であっても、第3凹部および凹部連通孔を介して、供給路から第1凹部に溶融接着剤を供給することが可能となる。
また、請求項5に記載の接着剤塗布ヘッドでは、1つの内プレート群に複数の接着剤吐出口が設けられる。これにより、効率よく接着剤を塗布することが可能となる。
また、請求項6に記載の接着剤塗布ヘッドでは、中央プレートに、第1スリットを中心として対称の位置に、1対の第2スリットが形成されている。つまり、接着剤吐出口を中心として対称の位置に、1対のガス噴出口が開口している。これにより、1対のガス噴出口からのガスの流れによって、吐出される接着剤を蛇行させることが可能となり、効率よく接着剤を基体上に塗布することが可能となる。
第1実施例の接着剤塗布ヘッドを備えた接着剤塗布装置を示す図である。 分解された状態の接着剤塗布ヘッドを示す図である。 接着剤塗布ヘッドを構成する中央プレートを示す図である。 接着剤塗布ヘッドを構成する1対の端プレートの一方を示す図である。 接着剤塗布ヘッドを構成する1対の外プレートの一方を示す図である。 接着剤塗布ヘッドを構成する1対の端プレートの他方を示す図である。 接着剤塗布ヘッドを構成する1対の外プレートの他方を示す図である。 図7のAA線における断面図である。 図3〜図7の5枚のプレートが積層された状態の接着剤塗布ヘッドのBB線における断面図である。 接着剤が吐出されるとともにガスが噴出された状態の中央プレートを示す断面図である。 接着剤が吐出されるとともにガスが噴出された状態の接着剤ノズルを示す斜視図である。 第2実施例の接着剤塗布ヘッドを構成する中央プレートを示す図である。 第2実施例の接着剤塗布ヘッドを構成する1対の端プレートの一方を示す図である。 第2実施例の接着剤塗布ヘッドを構成する1対の端プレートの他方を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<第1実施例>
図1に、本発明の実施例の接着剤塗布ヘッド10を備えた接着剤塗布装置12を示す。接着剤塗布装置12は、図での左右方向に搬送される基体14の上面と対向するように配設されており、後に詳しく説明するように、接着剤塗布ヘッド10から接着剤を吐出するとともに、その吐出された接着剤に接着剤塗布ヘッド10からガスを噴出させた状態で基体14の上面に接着剤を塗布する構造とされている。
接着剤塗布装置12は、接着剤を吐出しつつガスを噴出する接着剤塗布ヘッド10と、その接着剤塗布ヘッド10が装着される塗布ヘッドアダプター16と、その塗布ヘッドアダプター16の上面に設けられた概して円筒状の接着剤供給弁18とを備えている。塗布ヘッドアダプター16には、装置本体20から供給されるガスを接着剤塗布ヘッド10に導入するためのガス導入路22と、装置本体20から供給される接着剤を、接着剤供給弁18を介して、接着剤塗布ヘッド10に導入するための接着剤導入路24とが形成されている。ちなみに、ガス導入路22と接着剤導入路24とは、交わることなく、立体交差している。
また、接着剤供給弁18には、装置本体20から接着剤導入路24への接着剤の供給と遮断とを切り換えることが可能な弁通路26が形成されている。その弁通路26には、弁体(図示省略)および、その弁体が着座可能な弁座(図示省略)が設けられており、弁体が弁座から離座することで接着剤導入路24に接着剤が供給され、弁体が弁座に着座することで接着剤導入路24への接着剤の供給が遮断されるようになっている。なお、弁通路26には、装置本体20において溶融された接着剤が供給され、ガス導入路22には、装置本体20において加圧されたガスが供給されるようになっている
接着剤塗布ヘッド10は、図2に示すように、3枚のプレートによって構成される内プレート群30と、その内プレート群30を挟持する1対の外プレート32,34とを有している。内プレート群30の3枚のプレートは、中央に配置される中央プレート36と、その中央プレート36の両面に配置される1対の端プレート38,40とによって構成されており、比較的薄い形状とされている。一方、1対の外プレート32,34は、図での右端に配置される第1外プレート32と、図での左端に配置される第2外プレート34とによって構成されており、内プレート群30を構成するプレートより厚い形状とされている。
1対の端プレート38,40は、中央プレート36を挟むように積層され、それら1対の端プレート38,40は、1対の外プレート32,34によって挟持されている。そして、それら5枚のプレートがボルト締結されることで、一体化されている。以下に、5枚のプレート32,34,36,38,40の各々について詳しく説明する。なお、1対の端プレート38,40を区別して説明する場合には、1対の端プレート38,40のうちの第1外プレート32と中央プレート36との間に配置されるものを、第1端プレート38と、第2外プレート34と中央プレート36との間に配置されるものを、第2端プレート40と呼ぶことにする。
まず、5枚のプレート32,34,36,38,40のうちの中央に配置される中央プレート36は、図3に示すように、上端の両角部に形成された2個の中央プレート端部貫通穴70と、それら2個の中央プレート端部貫通穴70の間に形成された比較的大きな径の大径孔71と、下縁に開口する第1スリット72と、その第1スリット72の開口を挟むようにして下縁に開口する1対の第2スリット73と、それら1対の第2スリット73の上方に位置するとともに、比較的小さな径の1対の小径孔74と、2個の中央プレート端部貫通穴70と1対の小径孔74との間に形成された4個の中央プレート中央部貫通穴75とを備えている。
第1スリット72は、下縁に対して直角な方向に延びるようにして、下縁の中央部に開口している。一方、第2スリット73は、上端が第1スリット72から離れるようにして形成されており、その上端は、第1スリット72の上端よりも上方に位置している。小径孔74は、その第2スリット73を上方に延長させた箇所に位置している。また、1対の第2スリット73の開口と第1スリット72の開口との間は、1対の先鋭状の突起部78とされており、それぞれの先端は第2スリット73の開口より下方に位置している。つまり、第1スリット72の開口は、第2スリット73の開口より下方に位置している。
中央プレート端部貫通穴70と中央プレート中央部貫通穴75とは、略同じ内径である。そして、2個の中央プレート端部貫通穴70が、第1スリット72の延びる方向と交差する方向、つまり、左右方向に並んで、中央プレート36の上端部の両角部に形成されている。また、4個の中央プレート中央部貫通穴75は、2個の貫通穴70と1対の小径孔74との間において、左右方向に並んで形成されている。なお、大径孔71の内径は、貫通穴70,75の内径より大きい。
次に、中央プレート36と第2外プレート34との間に配置される第2端プレート40は、図4に示すように、上端の両角部に形成された2個の第2端プレート端部貫通穴80と、それら2個の第2端プレート端部貫通穴80の間に形成された比較的大きな径の大径孔81と、下縁の中央部に設けられ下方に突出する凸部82と、その凸部82の上方に設けられた1対の長孔83と、2個の第2端プレート端部貫通穴80と1対の長孔83との間に形成された4個の第2端プレート中央部貫通穴84とを備えている。
第2端プレート端部貫通穴80の内径は、中央プレート36の中央プレート端部貫通穴70の内径と同じであり、第2端プレート端部貫通穴80は、中央プレート36の中央プレート端部貫通穴70に対応する位置に設けられている。また、第2端プレート中央部貫通穴84の内径は、中央プレート36の中央プレート中央部貫通穴75の内径と同じであり、第2端プレート中央部貫通穴84は、中央プレート36の中央プレート中央部貫通穴75に対応する位置に設けられている。また、大径孔81の内径は、中央プレート36の大径孔71の内径と同じであり、大径孔81は、中央プレート36の大径孔71に対応する位置に設けられている。また、1対の長孔83は、概ね上下方向に延びるとともに、互いの上端が離れるように設けられている。その長孔83は、中央プレート36の第2スリット73の上端部と小径孔74とに対応する位置に設けられている。
このような構造により、第2端プレート40が中央プレート36に積層された場合に、長孔83は第2スリット73及び小径孔74に連通し、大径孔81は大径孔71に連通し、第2端プレート端部貫通穴80は中央プレート端部貫通穴70に連通し、第2端プレート中央部貫通穴84は中央プレート中央部貫通穴75に連通する。
次に、中央プレート36と第1外プレート32との間に配置される第1端プレート38は、図5に示すように、上端の両角部に形成された2個の第1端プレート端部貫通穴90と、それら2個の第1端プレート端部貫通穴90の間に形成された比較的大きな径の大径孔91と、下縁の中央部に設けられ下方に突出する凸部92と、その凸部92の上方に設けられた1対の第1長孔93と、それら1対の第1長孔93の中間の位置に設けられた第2長孔94と、2個の第1端プレート端部貫通穴90と第2長孔94との間に形成された4個の第1端プレート中央部貫通穴96とを備えている。
第1端プレート端部貫通穴90の内径は、中央プレート36の中央プレート端部貫通穴70の内径と同じであり、第1端プレート端部貫通穴90は、中央プレート36の中央プレート端部貫通穴70に対応する位置に設けられている。また、第1端プレート中央部貫通穴96の内径は、中央プレート36の中央プレート中央部貫通穴75の内径と同じであり、第1端プレート中央部貫通穴96は、中央プレート36の中央プレート中央部貫通穴75に対応する位置に設けられている。また、大径孔91の内径は、中央プレート36の大径孔71の内径と同じであり、大径孔91は、中央プレート36の大径孔71に対応する位置に設けられている。また、1対の第1長孔93は、概ね上下方向に延びるとともに、互いの上端が離れるように設けられている。その第1長孔93は、中央プレート36の第2スリット73の上端部と小径孔74とに対応する位置に設けられている。また、第2長孔94は、1対の第1長孔93の間において、上下方向に延びるように設けられている。その第2長孔94は、中央プレート36の第1スリット72に対応する位置に設けられている。
このような構造により、第1端プレート38が中央プレート36に積層された場合に、第1長孔93は第2スリット73及び小径孔74に連通し、第2長孔94は第1スリット72に連通し、大径孔91は大径孔71に連通し、第1端プレート端部貫通穴90は中央プレート端部貫通穴70に連通し、第1端プレート中央部貫通穴96は中央プレート中央部貫通穴75に連通する。
次に、図2において左端に位置するプレート、つまり、第2端プレート40に積層される第2外プレート34は、図6に示すように、上端の両角部に形成された2個の第2外プレート端部貫通穴100と、それら2個の第2外プレート端部貫通穴100の間において、第2端プレート40に積層される面に設けられ、概して山型にくり抜かれたガスキャビティ101と、そのガスキャビティ101内の略中央部に設けられた中央凸部102と、ガスキャビティ101内の上端に設けられた大径孔103と、2個の第2外プレート端部貫通穴100の下方に形成された4個の第2外プレート中央部貫通穴104とを備えている。
概して山型にくり抜かれたガスキャビティ101の中央部には、中央凸部102が設けられているため、ガスキャビティ101は、中央凸部102の外周を囲むようにして形成された環状の凹部となっている。そして、その環状の凹部内の上端部に、大径孔103が形成されている。その大径孔103の内径は、第2端プレート40の大径孔81の内径と同じであり、大径孔103は、第2端プレート40の大径孔81に対応する位置に設けられている。また、第2外プレート端部貫通穴100の内径は、第2端プレート40の第2端プレート端部貫通穴80の内径と同じであり、第2外プレート端部貫通穴100は、第2端プレート40の第2端プレート端部貫通穴80に対応する位置に設けられている。また、第2外プレート中央部貫通穴104の内径は、第2端プレート40の第2端プレート中央部貫通穴84の内径と同じであり、第2外プレート中央部貫通穴104は、第2端プレート40の第2端プレート中央部貫通穴84に対応する位置に設けられている。なお、4個の第2外プレート中央部貫通穴104のうちの、左右方向における両縁の2個の第2外プレート中央部貫通穴104と異なる2個の第2外プレート中央部貫通穴104、つまり、中央部の2個の第2外プレート中央部貫通穴104は、中央凸部102に形成されている。つまり、4個の第2外プレート中央部貫通穴104のうちの中央部に位置する2個の第2外プレート中央部貫通穴104は、ガスキャビティ101の環状の凹部の内部に形成されている。また、ガスキャビティ101の環状の凹部は、第2端プレート40の長孔83に対応する位置に設けられている。
このような構造により、第2外プレート34が第2端プレート40に積層された場合に、
ガスキャビティ101の環状の凹部は長孔83に連通し、大径孔103は大径孔81に連通し、第2外プレート端部貫通穴100は第2端プレート端部貫通穴80に連通し、第2外プレート中央部貫通穴104は第2端プレート中央部貫通穴84に連通する。
最後に、図2において右端に位置するプレート、つまり、第1端プレート38に積層される第1外プレート32は、図7及び、図8に示すように、上端の両角部に形成された2個の第1外プレート端部ネジ穴110と、それら2個の第1外プレート端部ネジ穴110の間に形成された比較的大きな径の大径孔111と、2個の第1外プレート端部ネジ穴110の下方に形成された4個の第1外プレート中央部ネジ穴112と、4個の第1外プレート中央部ネジ穴112の下方において、第1端プレート38に積層される面に形成された接着剤キャビティ113と、その接着剤キャビティ113の形成面と反対側の面、つまり、第1端プレート38に積層される面と反対側の面に形成された連通キャビティ114と、接着剤キャビティ113と連通キャビティ114とを連通する連通孔115と、2個の第1外プレート端部ネジ穴110と4個の第1外プレート中央部ネジ穴112との間に設けられた1対の位置決め孔116とを備えている。なお、図8は、図7のAA線における断面図である。
接着剤キャビティ113は、左右方向に延びるように形成された凹部である。また、連通キャビティ114は、上下方向に延びるように形成された凹部である。なお、連通キャビティ114は、4個の第1外プレート中央部ネジ穴112のうちの中央部に位置する2個の第1外プレート中央部ネジ穴112の間に延びるように形成されている。そして、接着剤キャビティ113の中央部と、連通キャビティ114の下端部とが、第1外プレート32の厚み方向において交差しており、その交差する箇所において、接着剤キャビティ113と連通キャビティ114とが、連通孔115を介して連通している。
大径孔111の内径は、第1端プレート38の大径孔91の内径と同じであり、大径孔111は、第1端プレート38の大径孔91に対応する位置に設けられている。また、第1外プレート端部ネジ穴110の内径は、第1端プレート38の第1端プレート端部貫通穴90の内径と同じであり、第1外プレート端部ネジ穴110は、第1端プレート38の第1端プレート端部貫通穴90に対応する位置に設けられている。また、第1外プレート中央部ネジ穴112の内径は、第1端プレート38の第1端プレート中央部貫通穴96の内径と同じであり、第1外プレート中央部ネジ穴112は、第1端プレート38の第1端プレート中央部貫通穴96に対応する位置に設けられている。また、接着剤キャビティ113は、第1端プレート38の第2長孔94の上端部に対応する位置に設けられている。
このような構造により、第1外プレート32が第1端プレート38に積層された場合に、接着剤キャビティ113は第2長孔94の上端部に連通し、大径孔111は大径孔91に連通し、第1外プレート端部ネジ穴110は第1端プレート端部貫通穴90に連通し、第1外プレート中央部ネジ穴112は第1端プレート中央部貫通穴96に連通する。
上記構造の5枚のプレート32,34,36,38,40は、図2に示すように、1対の端プレート38,40は、中央プレート36を挟むように積層され、それら1対の端プレート38,40は、1対の外プレート32,34によって挟持されている。これにより、中央プレート端部貫通穴70と第2端プレート端部貫通穴80と第1端プレート端部貫通穴90と第2外プレート端部貫通穴100と第1外プレート端部ネジ穴110とが連通し、中央プレート中央部貫通穴75と第2端プレート中央部貫通穴84と第1端プレート中央部貫通穴96と第2外プレート中央部貫通穴104と第1外プレート中央部ネジ穴112とが連通する。そして、4つの端部貫通穴70,80,90,100に挿通された状態のネジ120が、第1外プレート端部ネジ穴110に締結され、4つの端部貫通穴75,84,96,104に挿通された状態のネジ122が、第1外プレート中央部ネジ穴112に締結される。なお、図では、1個のネジ120が1個の第1外プレート端部ネジ穴110に締結され、1個のネジ122が1個の第1外プレート中央部ネジ穴112に締結されているが、実際は、2個のネジ120が2個の第1外プレート端部ネジ穴110に締結され、4個のネジ122が4個の第1外プレート中央部ネジ穴112に締結される。これにより、5枚のプレート32,34,36,38,40が2本のネジ120及び、4本のネジ122により締結され、一体化されている。
上述した手順で5枚のプレート32,34,36,38,40が、ネジ120,122により締結された接着剤塗布ヘッド10は、図1に示すように、ボルト126によって塗布ヘッドアダプター16に締結されている。詳しく言えば、ボルト126は、各プレート32,34,36,38,40の大径孔71,81,91,103,111を挿通しており、塗布ヘッドアダプター16のガス導入路22の開口に形成された雌ネジ部に締結されている。なお、塗布ヘッドアダプター16の接着剤塗布ヘッド10が装着される面には、第1外プレート32の1対の位置決め孔116に対応する位置に1対の突起(図示省略)が形成されており、1対の位置決め孔116と1対の突起とによって、接着剤塗布ヘッド10を、塗布ヘッドアダプター16の所定の位置に装着することが可能となっている。
接着剤塗布ヘッド10が、塗布ヘッドアダプター16の所定の位置に装着されることで、第1外プレート32の連通キャビティ114は、塗布ヘッドアダプター16の接着剤導入路24に開口する。これにより、接着剤導入路24から供給される接着剤が、連通キャビティ114及び連通孔115を介して、接着剤キャビティ113に貯留される。また、ガス導入路22の雌ネジ部に締結されているボルト126の雄ネジ部には、軸方向に延びるように溝(図示省略)が形成されており、その溝を介して、ガス導入路22と第2外プレート34の大径孔103、つまり、ガスキャビティ101とが連通している。これにより、ガス導入路22から供給されるガスが、ガスキャビティ101に貯留される。
上述した構造によって、接着剤塗布ヘッド10では、接着剤導入路24から供給された接着剤が中央プレート36の第1スリット72の開口から吐出されるとともに、ガス導入路22から供給されたガスが中央プレート36の1対の第2スリット73の各々の開口から噴出される。詳しく説明すれば、図3〜図7でのBB線における断面図である図9に示すように、接着剤導入路24から供給される接着剤は、図での2点鎖線に示すように、第1外プレート32の連通キャビティ114及び連通孔115を介して、接着剤キャビティ113に貯留される。そして、接着剤キャビティ113に貯留された接着剤は、第1端プレート38の第2長孔94を介して、中央プレート36の第1スリット72に流入し、第1スリット72の下端から吐出される。
また、ガス導入路22から供給されるガスは、図での1点鎖線に示すように、5枚のプレート32,34,36,38,40の大径孔71,81,91,103,111を介して、第2外プレート34のガスキャビティ101に貯留される。そして、ガスキャビティ101に貯留されたガスは、第2端プレート40の長孔83を介して、中央プレート36の第2スリット73に流入する。また、ガスキャビティ101に貯留されたガスは、第2端プレート40の長孔83を介して、中央プレート36の小径孔74に流入し、第1端プレート38の第1長孔93を迂回して、中央プレート36の第2スリット73に流入する。このように、1つの第2スリット73に対して、第2端プレート40の長孔83からガスが流入するとともに、第1端プレート38の第1長孔93からもガスが流入し、第2スリット73の下端からガスが噴き出される。
第1スリット72の開口から吐出される接着剤と第2スリット73から噴出されるガスとの流れを説明するべく、図10に、接着剤塗布ヘッド10の中央プレート36における断面図を示す。第1スリット72は、中央プレート36の下縁に対して直角方向に延びるように形成されており、その第1スリット72の開口130から接着剤132(2点鎖線)が吐出される。一方、第2スリット73は、それの上端が第1スリット72から離れるように形成されており、その第2スリット73の開口134からガス136(1点鎖線)が、第1スリット72の開口130から吐出されている接着剤132に向かって噴出される。この際、噴出されるガス136は、中央プレート36の下縁に突出する突起部78の側面に沿って接着剤132に向かって導かれるようになっている。
詳しくは、中央プレート36の下縁には、1対の突起部78と第1スリット72の開口130とによって構成される台形状の中央凸部138が形成されている。その台形状の中央凸部138の上底は下底より長くなっており、その上底の両端に隣接して1対の第2スリット73が開口している。そして、その1対の第2スリット73の開口134から噴出されるガスが、中央凸部138の両側辺に沿って流れ、第1スリット72の開口130から吐出されている接着剤132に向かって導かれる。これにより、吐出されている接着剤132は、1対の第2スリット73の開口134から噴出されているガス136によって、ファイバー状に引延ばされるとともに、蛇行することで、好適に基体14上に接着剤が塗布されるようになっている。
また、1つの第2スリット73の開口134から噴出されるガス136は、2つの流れに分岐しており、1対の第2スリット73の開口134からは、4つの流れのガス136が噴出されている。詳しく説明すれば、ガス136を噴出する第2スリット73には、上述したように、第2端プレート40の長孔83からガスが流入するとともに、第1端プレート38の第1長孔93からもガス136が流入する。つまり、互いに向かい合う2つの方向からガス136が流入する。これにより、図11に示すように、第1端プレート38の第1長孔93から流入したガス136a(1点鎖線)は、第1端プレート38の凸部92に沿って接着剤132(2点鎖線)に向かって導かれ、第2端プレート40の長孔83から流入したガス136bは、第2端プレート40の凸部82に沿って接着剤132に向かって導かれる。したがって、接着剤塗布ヘッド10では、第1スリット72の開口130から吐出されている接着剤132に向かって、4つの方向からガス136を噴出することが可能となっている。
上述した構造によって、接着剤塗布ヘッド10では、中央プレート36の中央凸部138と、その中央凸部138を挟む第1端プレート38の凸部92および第2端プレート40凸部82とによって、接着剤を吐出する接着剤ノズル140が構成されており、その接着剤ノズル140の2つの凸部82,92の両側部が、1対のガイド壁のように機能して、第2スリット73の開口134から噴出されるガス136が、吐出されている接着剤132に向かって導かれる。これにより、外気の乱れ等の影響を受けることなく、確実に吐出されている接着剤132に向かってガス136を噴出させることが可能となる。特に、接着剤塗布ヘッド10では、4つの方向に噴出されているガス136を、吐出されている接着剤132に向かって、収斂させる必要があるため、ガス136をガイドする機能は非常に有効である。さらに、吐出されている接着剤132に向かって、4つの方向からガス136が噴出されることで、効果的に接着剤を蛇行させることが可能となっている。
また、接着剤塗布ヘッド10は、5枚のプレート32,34,36,38,40が積層されることによって形成されており、各プレートは、比較的シンプルな形状とされている。特に、各種スリット72,73および各種貫通穴70,80等の形成は比較的容易である。このため、接着剤塗布ヘッド10の製造コストを比較的安価なものとすることが可能となる。また、接着剤塗布ヘッド10では、5枚のプレート32,34,36,38,40がネジ120,122によって一体化されることから、接着剤塗布ヘッド10の分解および組立を容易に行うことが可能となっている。さらに、接着剤塗布ヘッド10の部品点数は少なく、各部品の形状もシンプルなため、洗浄性は極めて高いものとなっている。
また、接着剤塗布ヘッド10では、5枚のプレート32,34,36,38,40が、上端部において、2本のネジ120により締結され、中央部において、4本のネジ122によって締結されている。さらに、接着剤塗布ヘッド10が塗布ヘッドアダプター16に装着される際に、5枚のプレート32,34,36,38,40がボルト126によりボルト締結されている。つまり、接着剤塗布ヘッド10では、5枚のプレート32,34,36,38,40が、上端部において、2本のネジ120及びボルト126により締結され、中央部において、4本のネジ122によって締結されている。これにより、プレート32,34,36,38,40同士の密着性が高くなり、プレート間からの接着剤,ガスの漏れ出しを好適に防止することが可能となる。特に、接着剤塗布ヘッド10では、接着剤塗布ヘッド10の検査時に、接着剤の圧力が4MPa以上にされるため、その際の接着剤の漏れ出しを防止することが可能となる。また、接着剤が貯留される接着剤キャビティ113の近傍において、4本ものネジ122によりプレートが締結されるため、接着剤キャビティ113からの接着剤の漏れ出しが好適に防止される。
さらに言えば、プレートの密着性の向上により、接着剤塗布ヘッド10の製造コストを低下させることが可能となる。詳しくは、接着剤塗布ヘッド10では、金属製のプレート同士が直接的に密着する、所謂、メタルタッチとされているため、プレートの面粗度を低下させる必要がある。このため、従来の接着剤塗布ヘッドでは、相当、面粗度を低下させる必要があったが、接着剤塗布ヘッド10では、多くのネジ120,122等によりプレートが締結されているため、従来ほど面粗度を低下させなくてもよい。これにより、接着剤塗布ヘッド10の製造コストを低下させることが可能となる。
また、接着剤塗布ヘッド10では、第1スリット72の長さ寸法が、第2長孔94の長さ寸法より短くされている。つまり、第1スリット72の長さ寸法が、従来のものより短くされている。これにより、第1スリット72内に貯留する接着剤の量を少なくすることが可能となり、接着剤塗布後の接着剤のキレを良くし、第1スリット72の開口130、つまり、接着剤吐出口からの接着剤の垂れ等を防止することが可能となる。また、第1スリット72に接着剤を供給するための第2長孔94が、従来のものより長くされることで、第1スリット72に好適に接着剤を供給することが可能となる。
また、接着剤塗布ヘッド10では、ガスを貯留するガスキャビティ101が、概して環状の凹部とされ、環状の凹部の内側において、2本のネジ122によりプレート32,34,36,38,40が締結されている。これにより、プレート32,34,36,38,40の中央部に近い位置で、プレート32,34,36,38,40が締結されるため、接着剤及び、ガスの漏れ出しを好適に防止することが可能となる。
また、第1外プレート32には、接着剤キャビティ113が形成される面と反対側の面に連通キャビティ114が形成され、接着剤キャビティ113と連通キャビティ114とが連通孔115により連通されている。そして、連通キャビティ114が、塗布ヘッドアダプター16の接着剤導入路24に連結されている。これにより、塗布ヘッドアダプター16の設計を変更することなく、接着剤塗布ヘッド10を塗布ヘッドアダプター16に装着することが可能となる。詳しくは、従来の接着剤塗布ヘッドでは、接着剤を貯留するためのキャビティがプレートの略中央部に形成され、そのキャビティに形成された連通孔を介して、接着剤導入路24に連結されていた。このため、接着剤導入路24はプレートの略中央部に対応する位置に形成されている。一方、接着剤塗布ヘッド10では、4本のネジ122による締結スペースを確保するべく、接着剤キャビティ113がプレートの中央部より下方に横長形状で形成されている。このため、接着剤塗布ヘッド10を塗布ヘッドアダプター16に装着した場合に、接着剤導入路24と接着剤キャビティ113とが上下方向においてズレている。そこで、第1外プレート32の接着剤キャビティ113の形成面と反対側の面に、連通キャビティ114が縦長形状で形成され、その連通キャビティ114が接着剤導入路24に連結されている。これにより、接着剤導入路24の位置を変更することなく、接着剤導入路24から接着剤キャビティ113に接着剤を供給することが可能となる。つまり、塗布ヘッドアダプター16の設計を変更することなく、接着剤塗布ヘッド10を塗布ヘッドアダプター16に装着することが可能となる。
<第2実施例>
第1実施例の接着剤塗布ヘッド10では、1つの第1スリット72の開口130から接着剤が噴き出されている、つまり、接着剤塗布ヘッド10は、1つの接着剤吐出口を備えているが、第2実施例の接着剤塗布ヘッドは、4つの接着剤吐出口を備えている。第2実施例の接着剤塗布ヘッドは、第1実施例の接着剤塗布ヘッド10と同様に、3枚のプレートによって構成される内プレート群と、その内プレート群を挟持する1対の外プレートとを有しており、内プレート群が1対の外プレートにより挟持されている。内プレート群を構成する3枚のプレートは、第1実施例の接着剤塗布ヘッド10の中央プレート36と第1端プレート38と第2端プレート40と比較して、類似した構成であるため、同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行う。また、1対の外プレートは、第1実施例の接着剤塗布ヘッド10の第1外プレート32と第2外プレート34と同じものであるため、説明および図示を省略する。
第2実施例の内プレート群を構成する中央プレート150は、図12に示すように、下縁に同じピッチで設けられた4つの第1スリット72と、それら4つの第1スリット72に対応して設けられた4組の1対の第2スリット73と、4つの第1スリット72に対応して設けられた4組の1対の小径孔74と、4つの第1スリット72に対応して設けられた4組の1対の突起部78とを備えている。なお、中央プレート150は、第1実施例の中央プレート36と同様の位置に、2個の中央プレート端部貫通穴70と、大径孔71と、4個の中央プレート中央部貫通穴75も備えている。
第2実施例の内プレート群を構成する第2端プレート152は、図13に示すように、中央プレート150の4つの第1スリット72に対応する位置に設けられた4つの凸部82と、4組の1対の第2スリット73に対応する位置に設けられた4組の1対の長孔83とを備えている。なお、第2端プレート152は、第1実施例の第2端プレート40と同様の位置に、2個の第2端プレート端部貫通穴80と、大径孔81と、4個の第2端プレート中央部貫通穴84も備えている。
第2実施例の内プレート群を構成する第1端プレート154は、図14に示すように、中央プレート150の4つの第1スリット72に対応する位置に設けられた4つの凸部92と、4組の1対の第2スリット73に対応する位置に設けられた4組の1対の第1長孔93と、4組の1対の第1スリット72に対応する位置に設けられた4つの第2長孔94とを備えている。なお、第1端プレート154は、第1実施例の第1端プレート38と同様の位置に、2個の第1端プレート端部貫通穴90と、大径孔91と、4個の第1端プレート中央部貫通穴96も備えている。
このような構造により、第2実施例の接着剤塗布ヘッドにおいても、接着剤塗布ヘッド10と同様に、1対の端プレート152,154が、中央プレート150を挟むように積層され、それら1対の端プレート152,154が、1対の外プレート32,34によって挟持される。そして、5枚のプレート32,34,150,152,154が、接着剤塗布ヘッド10と同様に、2本のネジ120および、4本のネジ122によって締結されることで、一体化される。さらに、一体化された5枚のプレート、つまり、第2実施例の接着剤塗布ヘッドが、ボルト126によって塗布ヘッドアダプター16に装着される。
このような構造により、第2実施例の接着剤塗布ヘッドでは、4つの第1スリット72の開口から接着剤が噴き出されるとともに、4組の1対の第2スリット73の開口からガスが噴き出される。これにより、第2実施例の接着剤塗布ヘッドでは、基体14上の広い範囲に接着剤を塗布することが可能となっている。また、第2実施例の接着剤塗布ヘッドにおいても、第1実施例の接着剤塗布ヘッド10と同様の効果、つまり、接着剤等の漏れ防止等の効果を得ることが可能となっている。
ちなみに、接着剤塗布ヘッド10は、接着剤塗布ヘッドの一例である。内プレート群30は、内プレート群の一例である。第1外プレート32は、第1外プレートの一例である。第2外プレート34は、第2外プレートの一例である。中央プレート36,150は、中央プレートの一例である。第1端プレート38,154は、端プレートの一例である。第2端プレート40,152は、端プレートの一例である。中央プレート36,150の中央プレート端部貫通穴70、大径孔71、第1スリット72,第2スリット73,中央プレート中央部貫通穴75、中央凸部138は、第1端部貫通穴、第1端部貫通穴、第1スリット,第2スリット,第1中央部貫通穴、第1凸部の一例である。第1端プレート38,154の第1端プレート端部貫通穴90、大径孔91、凸部92、第2長孔94、第1端プレート中央部貫通穴96は、第2端部貫通穴、第2端部貫通穴、第2凸部、接着剤連通孔、第2中央部貫通穴の一例である。第2端プレート40,152の第2端プレート端部貫通穴80、大径孔81、凸部82、長孔83、第2端プレート中央部貫通穴84は、第2端部貫通穴、第2端部貫通穴、第2凸部、ガス連通孔、第2中央部貫通穴の一例である。第1外プレート32の第1外プレート端部ネジ穴110、大径孔111、第1外プレート中央部ネジ穴112、接着剤キャビティ113、連通キャビティ114、連通孔115は、第3端部貫通穴、第3端部貫通穴、第3中央部貫通穴、第1凹部、第3凹部、凹部連通孔の一例である。第2外プレート34の第2外プレート端部貫通穴100、ガスキャビティ101、大径孔103、第2外プレート中央部貫通穴104は、第4端部貫通穴、第2凹部、第4端部貫通穴、第4中央部貫通穴の一例である。第1スリット72の開口130は、接着剤吐出口の一例である。第2スリット73の開口134は、ガス噴出口の一例である。ネジ120は、第1締結具の一例である。ネジ122は、第2締結具の一例である。ボルト126は、第1締結具の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。具体的には、例えば、上記実施例では、複数のプレートがネジ,ボルト等により締結されているが、他の締結具、具体的には、例えば、スクリュ、スタッド、ビス等の種々の締結具を採用することが可能である。
また、上記実施例では、プレートの上端部において、2本のネジ120および、ボルト126により複数のプレートが締結されているが、2本の締結具、若しくは、3本以上の締結具により複数のプレートを締結してもよい。また、上記実施例では、プレートの中央部において、4本のネジ122により複数のプレートが締結されているが、3本の締結具、若しくは、5本以上の締結具により複数のプレートを締結してもよい。
また、上記実施例では、塗布ヘッドアダプター16を設計変更することなく、接着剤塗布ヘッド10を塗布ヘッドアダプター16に装着するべく、第1外プレート32に連通キャビティ114が形成されている。一方、塗布ヘッドアダプター16を設計変更し、接着剤導入路24を下方に移動させることが可能である場合には、第1外プレート32に連通キャビティ114を形成せずに、接着剤キャビティ113に連通孔を形成し、その連通孔を接着剤導入路24に連結してもよい。
10:接着剤塗布ヘッド
30:内プレート群
32:第1外プレート
34:第2外プレート
36:中央プレート
38:端プレート
40:端プレート
70:中央プレート端部貫通穴(第1端部貫通穴)
71:大径孔(第1端部貫通穴)
72:第1スリット
73:第2スリット
75:中央プレート中央部貫通穴(第1中央部貫通穴)
80:第2端プレート端部貫通穴(第2端部貫通穴)
81:大径孔(第2端部貫通穴)
82:凸部(第2凸部)
83:長孔(ガス連通孔)
84:第2端プレート中央部貫通穴(第2中央部貫通穴)
90:第1端プレート端部貫通穴(第2端部貫通穴)
91:大径孔(第2端部貫通穴)
92:凸部(第2凸部) 94:第2長孔(接着剤連通孔)
96:第1端プレート中央部貫通穴(第2中央部貫通穴)
100:第2外プレート端部貫通穴(第4端部貫通穴)
101:ガスキャビティ(第2凹部)
103:大径孔(第4端部貫通穴)
104:第2外プレート中央部貫通穴(第4中央部貫通穴)
110:第1外プレート端部ネジ穴(第3端部貫通穴)
111:大径孔(第3端部貫通穴)
112:第1外プレート中央部ネジ穴(第3中央部貫通穴)
113:接着剤キャビティ(第1凹部)
114:連通キャビティ(第3凹部)
115:連通孔(凹部連通孔)
120:ネジ(第1締結具)
122:ネジ(第2締結具)
126:ボルト(第1締結具)
130:開口(接着剤吐出口)
134:開口(ガス噴出口)
138:中央凸部(第1凸部)
150:中央プレート
152:第2端プレート
154:第1端プレート

Claims (6)

  1. 接着剤を吐出する接着剤吐出口とガスを噴き出すガス噴出口とを備え、前記接着剤吐出口から吐出されている接着剤に向かって前記ガス噴出口からガスが噴き出された状態で基体に接着剤を塗布するための接着剤塗布ヘッドであって、
    当該接着剤塗布ヘッドは、
    複数のプレートを有し、それら複数のプレートが積層された内プレート群と、
    前記内プレート群を挟持する1対の外プレートと
    を備え、
    前記複数のプレートは、
    (A-1)外縁に設けられた先細形状の第1凸部と、(A-2)その第1凸部の先端に開口するとともに、開口端が前記接着剤吐出口として機能する第1スリットと、(A-3)前記外縁の前
    記第1凸部に連続する部分に開口するとともに、開口端が前記ガス噴出口として機能する第2スリットと、(A-4)前記外縁と反対側の端部において、前記第1スリットの延びる方
    向と交差する方向に並んで形成された2以上の第1端部貫通穴と、(A-5)前記2以上の第
    1端部貫通穴と、前記第1スリット及び前記第2スリットとの間において、前記第1スリットの延びる方向と交差する方向に並んで形成された3以上の第1中央部貫通穴とを有する中央プレートと、
    それぞれが、(B-1)前記第1凸部より幅広の第2凸部と、(B-2)前記2以上の第1端部貫通穴に対応して形成された2以上の第2端部貫通穴と、(B-3)前記3以上の第1中央部貫
    通穴に対応して形成された3以上の第2中央部貫通穴とを有し、前記第1凸部を前記第2凸部によって挟み、前記2以上の第1端部貫通穴と前記2以上の第2端部貫通穴とを連通させ、前記3以上の第1中央部貫通穴と前記3以上の第2中央部貫通穴とを連通させるように、前記中央プレートの両面に積層される1対の端プレートと
    を備え、
    前記1対の外プレートの各々は、前記複数のプレートの各々より厚い形状とされ、
    前記1対の外プレートの一方である第1外プレートは、
    (C-1)前記2以上の第2端部貫通穴に対応して形成された2以上の第3端部貫通穴と、(C-2)前記3以上の第2中央部貫通穴に対応して形成された3以上の第3中央部貫通穴と、(C-3)前記3以上の第3中央部貫通穴の前記2以上の第3端部貫通穴と反対側に形成され
    、外部から導入される接着剤を貯留するための第1凹部とを有し、
    前記1対の外プレートの他方である第2外プレートは、
    (D-1)前記2以上の第2端部貫通穴に対応して形成された2以上の第4端部貫通穴と、(D-2)前記3以上の第2中央部貫通穴に対応して形成された3以上の第4中央部貫通穴と、(D-3)外部から導入されるガスを貯留するための第2凹部とを有し、
    前記内プレート群が前記1対の外プレートによって挟持されることで、前記2以上の第1端部貫通穴と前記2以上の第2端部貫通穴と前記2以上の第3端部貫通穴と前記2以上の第4端部貫通穴とが連通するとともに、前記3以上の第1中央部貫通穴と前記3以上の第2中央部貫通穴と前記3以上の第3中央部貫通穴と前記3以上の第4中央部貫通穴とが連通し、
    前記1対の端プレートのうちの前記第1外プレートと前記中央プレートとの間に位置するものは、前記第1凹部と前記第1スリットとを連通する接着剤連通孔を有し、
    前記1対の端プレートのうちの前記第2外プレートと前記中央プレートとの間に位置するものは、前記第2凹部と前記第2スリットとを連通するガス連通孔を有し、
    当該接着剤塗布ヘッドは、
    前記2以上の第1端部貫通穴と前記2以上の第2端部貫通穴と前記2以上の第3端部貫通穴と前記2以上の第4端部貫通穴とに挿通され、前記内プレート群と前記1対の外プレートとを締結する第1締結具と、
    前記3以上の第1中央部貫通穴と前記3以上の第2中央部貫通穴と前記3以上の第3中央部貫通穴と前記3以上の第4中央部貫通穴とに挿通され、前記内プレート群と前記1対の外プレートとを締結する第2締結具と
    を備え
    前記接着剤連通孔が長穴であり、
    前記第1スリットの長さ寸法が、前記接着剤連通孔の長さ寸法より短いことを特徴とする接着剤塗布ヘッド。
  2. 前記第1凹部は、
    前記3以上の第3中央部貫通穴の並ぶ方向に延びるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の接着剤塗布ヘッド。
  3. 前記第2凹部は、環状とされ、
    環状の前記第2凹部の内側に、前記3以上の第4中央部貫通穴の少なくとも1の第4中央部貫通穴が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接着剤塗布ヘッド。
  4. 前記第1外プレートは、
    (C-4)前記第1凹部と反対側の面において、前記第1凹部の延びる方向と交差する方向
    に延びるとともに、前記3以上の第3中央部貫通穴のうちの2の第3中央部貫通穴の間に延びるように形成された第3凹部と、(C-5)前記第1凹部と前記第3凹部とを連通する凹
    部連通孔とを有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の接着剤塗布ヘッド。
  5. 前記中央プレートは、
    前記外縁に並んで設けられる複数の前記第1凸部と、それら複数の第1凸部に対応して設けられる複数の前記第1スリットと、前記複数の第1凸部に対応して設けられる複数の前記第2スリットとを有し、
    前記1対の端プレートは、
    それぞれ、前記複数の第1凸部に対応して設けられる複数の前記第2凸部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の接着剤塗布ヘッド。
  6. 前記中央プレートは、
    前記第1スリットを中心として対称の位置に形成された1対の前記第2スリットを有し、
    前記1対の第2スリットが、
    前記接着剤吐出口を中心として対称の位置に開口する1対の前記ガス噴出口として機能することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の接着剤塗布ヘッド。
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