JP6062809B2 - 資産管理システム及び資産管理方法 - Google Patents

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本発明は、資産管理システム及び資産管理方法に関するものであり、具体的には、仮想環境下でユーザ別に配信されるソフトウェアに関して、的確、迅速な資産管理を可能とする技術に関する。
大規模な企業など膨大な資産を有する組織においては、適切な資産管理を効率的に行うこと自体が困難であり、そうした資産管理業務を効率化するシステムが従来から提案されてきた。すなわち、このような技術としては、例えば、組織変更や人事異動等に伴ない固定資産が移転される場合に、これらの移転先を速やかに確定し、固定資産の所在を明確になしうることを目的とした固定資産管理システム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2004−185402号公報
ところで、企業等が管理する資産には、コンピュータなどのハードウェアの他に、ハードウェアと共に利用されるソフトウェアが含まれる。一方、近年では、ターミナルサービスなどコンピュータ資源の仮想化技術の進展に伴い、ユーザが個別に所望するソフトウェアをストリーミング配信等で提供する仕組みが整ってきている。ところが、そうした仮想環境を介してユーザ個別に提供されるソフトウェアについては、一時的な、すなわち短期間のみ利用される場合も多く、各クライアントすなわちユーザ別にどのようなソフトウェアが現状割り当てられ、利用されているのか、或いは利用されていないのか、該当組織を横断して的確、迅速に管理する手法が提案されていない。
従って、ユーザにおいては、自身が利用出来るソフトウェアやそのライセンス情報等を効率良く確認することは出来ず、他方、資産管理部門の担当者においては、企業内で利用されているソフトウェアのユーザ個別の割り当て状況やソフトウェアライセンスの過不足等について、適宜な即時性をもって効率良く確認することが困難であった。
そこで本発明の目的は、仮想環境下でユーザ別に配信されるソフトウェアに関して、的確、迅速な資産管理を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の資産管理システムは、ユーザの識別情報と、該当ユーザに割り当てられたハードウェアの資産管理番号とを対応付けたハードウェア情報を格納した記憶装置と、ユーザの所属グループ毎に定められターミナルサービスにより提供する標準のソフトウェアを該当ユーザのユーザ端末に利用させるターミナルサービス用サーバ、および、ユーザの要求に応じて割り当ててストリーミング配信により提供する個別のソフトウェア該当ユーザのユーザ端末に利用させるストリーミング配信用サーバ、のそれぞれに設定してある情報収集用のエージェントと通信する通信装置と、前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された所定サーバにおける、所定グループ向けの仮想的なコンピュータシステムの構築から、当該仮想的なコンピュータシステムの使用終了に至る過程で生じうる少なくともいずれかのイベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された該当サーバにおける所定イベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、前記受信した情報より、前記所定グループに提供される前記標準のソフトウェアの情報と、前記所定グループ所属ユーザのうち前記個別のソフトウェアが提供される該当ユーザの識別情報と該当ユーザに提供される個別のソフトウェア情報と、を取得する処理と、前記取得した各情報のうちユーザの識別情報を前記ハードウェア情報に照合して、対応する資産管理番号を特定し、当該特定した資産管理番号と、該当ユーザに関して取得した個別のソフトウェアの情報と、該当ユーザが所属する前記所定グループの標準のソフトウェアの情報とを対応付けてソフトウェア情報として記憶装置に格納する処理と、所定端末ないし入力装置からの要求に応じて、記憶装置に格納している少なくとも前記ソフトウェア情報を前記所定端末ないし出力装置に出力する処理を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の資産管理方法は、ユーザの識別情報と、該当ユーザに割り当てられたハードウェアの資産管理番号とを対応付けたハードウェア情報を格納した記憶装置と、ユーザの所属グループ毎に定められターミナルサービスにより提供する標準のソフトウェアを該当ユーザのユーザ端末に利用させるターミナルサービス用サーバ、および、ユーザの要求に応じて割り当ててストリーミング配信により提供する個別のソフトウェア該当ユーザのユーザ端末に利用させるストリーミング配信用サーバ、のそれぞれに設定してある情報収集用のエージェントと通信する通信装置とを備えた情報処理装置が、前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された所定サーバにおける、所定グループ向けの仮想的なコンピュータシステムの構築から、当該仮想的なコンピュータシステムの使用終了に至る過程で生じうる少なくともいずれかのイベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された該当サーバにおける所定イベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、前記受信した情報より、前記所定グループに提供される前記標準のソフトウェアの情報と、前記所定グループ所属ユーザのうち前記個別のソフトウェアが提供される該当ユーザの識別情報と該当ユーザに提供される個別のソフトウェア情報と、を取得する処理と、前記取得した各情報のうちユーザの識別情報を前記ハードウェア情報に照合して、対応する資産管理番号を特定し、当該特定した資産管理番号と、該当ユーザに関して取得した個別のソフトウェアの情報と、該当ユーザが所属する前記所定グループの標準のソフトウェアの情報とを対応付けてソフトウェア情報として記憶装置に格納する処理と、所定端末ないし入力装置からの要求に応じて、記憶装置に格納している少なくとも前記ソフトウェア情報を前記所定端末ないし出力装置に出力する処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、仮想環境下でユーザ別に配信されるソフトウェアに関して、的確、迅速な資産管理が可能となる。
本実施形態の資産管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における資産管理システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるターミナルサービス用サーバの構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるストリーミング配信用サーバの構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 本実施形態のハードウェア情報一例を示すテーブル図である。 本実施形態のソフトウェア情報の一例を示すテーブル図である。 本実施形態の標準ソフト割当情報の一例を示すテーブル図である。 本実施形態の個別ソフト割当情報の一例を示すテーブル図である。 本実施形態の標準ソフトパターン情報の一例を示すテーブル図である。 本実施形態における資産管理方法の処理手順例1を示すフロー図である。 本実施形態における資産管理方法の処理手順例2を示すフロー図である。 本実施形態における資産管理方法の処理手順例3を示すフロー図である。 本実施形態における資産管理方法の処理手順例4を示すフロー図である。 本実施形態における資産管理方法の処理手順例5を示すフロー図である。 本実施形態における資産管理方法の処理手順例6を示すフロー図である。 本実施形態における資産管理方法の処理手順例7を示すフロー図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の資産管理システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す資産管理システム100は、仮想環境下でユーザ別に配信されるソフトウェアに関して、的確、迅速な資産管理を可能とするコンピュータシステムである。この資産管理システム100は、ネットワーク10に接続されたコンピュータの各種情報(インベントリ情報)を、該当コンピュータにインストールされた情報収集用のエージェントより自動収集し、管理するコンピュータ装置である。エージェントから取得するインベントリ情報としては、例えば、ハードウェアの情報(ハードディスク空き容量、実装メモリ容量など)、ソフトウェアの情報(名称、バージョン、メーカーなど)、セキュリティ関連情報(適用されている更新プログラム、ウイルス対策製品、OS設定など)、ユーザ固有情報(コンピュータの利用者氏名、所属、電話番号、社員番号、メールアドレスなど)が想定される。
また、本実施形態において資産管理システム100が管理対象とするコンピュータは、ユーザ端末300(のユーザ)に対して割り当てられた仮想PCとなる。すなわち、ユーザ端末300が、ネットワーク10を介してソフトウェアの提供を受ける、ターミナルサービス用サーバ200、およびストリーミング配信用サーバ250などの、仮想環境提供用のサーバ等において生成されたコンピュータ資源となる。
上述のターミナルサービス用サーバ200は、デスクトップ環境を仮想化してユーザ端末300に提供する、ターミナルサービスを実行するサーバ装置である。この場合、ターミナルサービス用サーバ200は、事業部など所定のグループ毎に備わるサーバであり、該当グループ向けに標準設定されたソフトウェアを動作させ、このソフトウェアの画面だけを該当グループ所属のユーザ端末300に表示させることができる。
一方、ストリーミング配信用サーバ250は、記憶装置に蓄積したソフトウェアのイメージを、ネットワーク10を介してユーザ端末300に直接配信するサーバ装置である。このストリーミング配信用サーバ250がストリーミング配信するソフトウェアのイメージは、ユーザ端末300の環境に関係なく使用可能となるよう、稼働に必要なファイルがパッケージ化されている。
いずれにしても、上述したターミナルサービスやストリーミング配信の各技術については既存技術を採用すればよい。また、ユーザ端末300がネットワーク10にアクセスする際、該当ユーザのLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)IDに応じて、該当事業部のターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250に接続されることになる。
続いて、資産管理システム100のハードウェア構成について説明する。図2は本実施形態における資産管理システム100の構成例を示すブロック図である。資産管理システム100は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置105、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置106、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置107、を備える。なお、記憶装置101内には、本実施形態の資産管理システム100として必要な機能を実装する為のプログラム102の他に、資産管理用の情報として、ハードウェア情報125、ソフトウェア情報126、標準ソフト割当情報127、個別ソフト割当情報128、および標準ソフトパターン情報129が少なくとも記憶されている。
続いて、本実施形態の資産管理システム100が備える機能について説明する。上述したように、以下に説明する機能は、例えば資産管理システム100が備えるプログラム102を実行することで実装される機能と言える。
資産管理システム100は、上述したターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250にそれぞれインストールしてある情報収集用のエージェントより、該当サーバにおける所定イベント(例:標準ソフトウェアや個別ソフトウェアの登録や更新、削除など)の発生ないし所定時期の到来に応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループすなわち事業部に関する標準ソフトウェア、およびユーザの要求に応じて設定された個別ソフトウェアの各情報を受信する機能を備えている。
また、資産管理システム100は、上述で受信した標準ソフトウェアおよび個別ソフトウェアの各情報より、該当事業部の所属ユーザ向けに提供される標準ソフトウェアの情報と、該当事業部の所属ユーザのうち個別ソフトウェアが提供される該当ユーザの識別情報(例えば、LDAPID)と該当ユーザに提供される個別ソフトウェアの各情報を取得する機能を備えている。
また、資産管理システム100は、上述で取得した各情報のうちユーザの識別情報をハードウェア情報125に照合して、対応する資産管理番号を特定し、当該特定した資産管理番号と、該当ユーザに関して取得した個別ソフトウェアの情報と、該当ユーザが所属する事業部の標準ソフトウェアの情報とを対応付けてソフトウェア情報126として記憶装置101に格納する機能を備えている。
また、資産管理システム100は、ユーザ端末300などの所定端末ないし入力装置105からの要求に応じて、記憶装置101に格納している少なくともソフトウェア情報126を該当端末ないし出力装置106に出力する機能を備えている。
続いて、ターミナルサービス用サーバ200のハードウェア構成について説明する。図3は本実施形態におけるターミナルサービス用サーバ200の構成例を示すブロック図である。ターミナルサービス用サーバ200は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ203、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置204、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置205、を備える。なお、記憶装置201内には、本実施形態のターミナルサービス用サーバ200として必要な機能を実装する為のプログラム202の他に、ユーザ端末300に対するターミナルサービスにて提供する標準ソフトウェア225、および当該ターミナルサービス用サーバ200での発生イベントやインベントリ情報(標準ソフトウェア225の情報など)を監視するエージェントを実装するエージェントプログラム226が少なくとも記憶されている。
また、ストリーミング配信用サーバ250のハードウェア構成は、図4に示すように、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶装置251、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ253、記憶装置251に保持されるプログラム252をメモリ253に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置254、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置255、を備える。なお、記憶装置251内には、本実施形態のストリーミング配信用サーバ250として必要な機能を実装する為のプログラム252の他に、予め要望を受けた特定のユーザ端末300に対してストリーミング配信する個別ソフトウェア265、個別ソフトウェア265の配信先となるユーザの識別情報(図4の例では、“利用者LDAP”)を定義する割当テーブル266、および当該ストリーミング配信用サーバ250での発生イベントやインベントリ情報(個別ソフトウェア265の情報、割当テーブル266の情報など)を監視するエージェントを実装するエージェントプログラム267が少なくとも記憶されている。
なお、上述したエージェントプログラム226、エージェントプログラム267により実装される各エージェントは、ソフトウェアの新規インストールや更新、削除などのイベントにより、常駐中のサーバにおけるインベントリ情報が更新されると、これを検知して該当インベントリ情報を資産管理システム100に送信する機能を有している。
一方、上述のターミナルサービス用サーバ200やストリーミング配信用サーバ250のサービスにより提供されるソフトウェアを利用するユーザ端末300は、図5に例示するハードウェア構成を備えている。ユーザ端末300は、ネットワーク10を介してターミナルサービス用サーバ200のデスクトップ環境を利用し、ストリーミング配信用サーバ250から個別ソフトウェアのストリーミング配信を受ける装置であって、例えば、フラッシュROM301などに格納されたプログラム302をRAM303に読み出し、演算装置たるCPU304により実行するコンピュータ端末である。
また、ユーザ端末300は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやマウス、ボタン類などの入力装置305、ディスプレイなどの出力装置306、ならびに、ターミナルサービス用サーバ200やストリーミング配信用サーバ250との間のデータ授受を担う通信装置307などを有している。こうしたユーザ端末300は、いわゆるHDDレスタイプの端末を想定できる。
なお、資産管理システム100として、上述したターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250も含めるとしてもよい。この場合は、資産管理システム100とターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250とが協働することになる。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態の資産管理システム100が用いるテーブルにおけるデータ構造例について説明する。図6は本実施形態のハードウェア情報125一例を示すテーブル図である。このハードウェア情報125は、ユーザの識別情報たるLDAPIDと、該当ユーザに割り当てられたハードウェアの資産管理番号とを対応付けたテーブルである。図6におけるハードウェア情報125では、資産管理番号として“Farmxxx_001”などとしている。ここで、“Farmxxx”は該当ユーザの所属する事業部と一意に対応する識別情報であり、ターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250の識別情報でもある。
図7は本実施形態のソフトウェア情報126の一例を示すテーブル図である。ソフトウェア情報126は、資産管理システム100が上述のエージェントを通じて収集した、ターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250におけるソフトウェアに関するインベントリ情報を格納したテーブルである。図7におけるソフトウェア情報126は、ユーザに一意に結びついた資産管理番号をキーとして、該当ユーザが所属する事業部における標準ソフトウェアに関する情報(図中:標準利用ソフトウェアID)、および該当ユーザに個別に設定された個別ソフトウェアに関する情報(図中:個別利用ソフトウェアID)が対応付けされたレコードの集合体となっている。
図8は本実施形態の標準ソフト割当情報127の一例を示すテーブル図である。標準ソフト割当情報127は、資産管理システム100が上述のエージェントを通じて収集した、ターミナルサービス用サーバ200における標準ソフトウェアに関するインベントリ情報を格納したテーブルである。図8における標準ソフト割当情報127は、ユーザに一意に結びついた資産管理番号をキーとして、該当ユーザが所属する事業部における標準ソフトウェアのセットを規定する情報(図中:標準ソフトパターン名)が対応付けされたテーブルとなっている。
図9は本実施形態の個別ソフト割当情報128の一例を示すテーブル図である。個別ソフト割当情報128は、資産管理システム100が上述のエージェントを通じて収集した、ストリーミング配信用サーバ250における個別ソフトウェアに関するインベントリ情報を格納したテーブルである。図9における個別ソフト割当情報128は、ユーザに一意に結びついた資産管理番号をキーとして、該当ユーザに個別に設定された個別ソフトウェアに関する情報(図中:個別利用ソフトウェアID)が対応付けされたレコードの集合体となっている。
図10は本実施形態の標準ソフトパターン情報129の一例を示すテーブル図である。標準ソフトパターン情報129は、資産管理システム100が上述のエージェントを通じて収集した、ターミナルサービス用サーバ200における標準ソフトウェアに関するインベントリ情報を格納したテーブルである。図10における標準ソフトパターン情報129は、該当ターミナルサービス用サーバ200が標準ソフトウェアの提供対象とする事業部に対して定めた標準ソフトウェアのセットを規定するパターン名と、該当パターンが含む標準ソフトウェアの識別情報(図中:標準利用ソフトウェアID)が対応付けされたテーブルとなっている。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における資産管理方法の実際手順について図に基づき説明する。図11は、本実施形態における資産管理方法の処理手順例1を示すフロー図である。ここではまず、ターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250がユーザ端末300に提供する環境、すなわち仮想化したソフトウェアの提供環境(以降、TS環境と称する)に関して、各種の変更が生じる処理について概要を説明する。ここで説明する各処理は、ターミナルサービス用サーバ200およびストリーミング配信用サーバ250が実行する処理となるが、各処理に際しては必要に応じて上述のエージェントがインベントリ情報を収集し、該当情報を資産管理システム100に送信しているものとする。また、各処理の詳細については後述する。
まず、ターミナルサービス用サーバ200は、ユーザ端末300からの指示或いは入力装置205からの指示に応じて、指定された事業部用のTS環境(“Farm”と称する)を新規に構築する(s10)。また、ターミナルサービス用サーバ200は、ユーザ端末300からの指示或いは入力装置205から新規利用申し込みがあるか判定し(s11)、該当申込みがなければ(s11:N)、処理をステップs13に進める。他方、該当申込みがあれば(s11:Y)、新規利用者割当て処理(s12)を実行する。
次に、ターミナルサービス用サーバ200は、所定のFarmに関して標準ソフトウェアのパターンについて構成変更の要請があるか判定し(s13)、該当要請がなければ(s13:N)、処理をステップs15に進める。他方、該当要請があれば(s13:Y)、対象Farmに関する標準ソフトウェアの変更処理を実行する(s14)。
次に、ターミナルサービス用サーバ200は、所定のユーザに関して個別ソフトウェアの変更要請があるか判定し(s15)、該当要請がなければ(s15:N)、処理をステップs17に進める。他方、該当要請があれば(s15:Y)、該当ユーザが利用する個別ソフトウェアに関する情報の変更処理を実行する(s16)。
次に、ターミナルサービス用サーバ200は、所定のユーザに関してTS環境の利用終了申込があるか判定し(s17)、該当申込がなければ(s17:N)、処理をステップs19に進める。他方、該当申込があれば(s17:Y)、該当ユーザに関して、TS環境の利用終了処理を実行する(s18)。
次に、ターミナルサービス用サーバ200は、所定事業部のTS環境について、利用者登録の有無について判定し(s19)、利用者登録が存在する場合(s19:N)、処理をステップs11に戻す。他方、利用者登録が無くなっていた場合(s19:Y)、ターミナルサービス用サーバ200は、該当TS環境の破棄処理を実行し(s20)、フローを終了する。
−−−処理手順例2−−−
次に、新規にTS環境を構築するに際しての資産管理システム100の処理について図に基づき説明する。図12は、本実施形態における資産管理方法の処理手順例2を示すフロー図である。この場合、ターミナルサービス用サーバ200において、ユーザ端末300からの指示或いは入力装置205からの指示に応じて、所定の事業部向けに新規のTS環境が構築されたとする(s100)。例えば、ターミナルサービス用サーバ200において、該当事業部向けにCPUやメモリ、記憶装置などのリソースを確保し、仮想的なコンピュータシステムを構築する。
この際、ターミナルサービス用サーバ200は、構築したTS環境の識別情報たるFarm名を、既存Farm名の末尾の数字をインクリメントするなどして新規に決定する(s101)。また、ターミナルサービス用サーバ200は、対象FarmすなわちTS環境に標準となる、標準ソフトウェアのパターン登録の要求をユーザ端末300から或いは入力装置205から受け、該当要求が示すソフトウェア群を該当TS環境における標準ソフトウェアのパターンとして記憶装置201に登録する(s102)。
この時、ターミナルサービス用サーバ200に常駐するエージェントは、この登録イベントを検知して、対象Farmの標準ソフトウェアパターンの情報(Farm名を含むパターン名と、該当パターンに含まれる標準ソフトウェアのID群を含んでいる)をネットワーク10を介して資産管理システム100に送信するものとする。資産管理システム100は、これを受信して取得し、標準ソフトパターン情報129として記憶装置101に登録する(s103)。
−−−処理手順例3−−−
次に、TS環境への新規利用者割当に際しての資産管理システム100の処理について図に基づき説明する。図13は、本実施形態における資産管理方法の処理手順例3を示すフロー図である。この場合、ターミナルサービス用サーバ200における、ユーザ端末300から或いは入力装置205から、TS環境の新規利用の申し込みを受け付けたとする(s105)。
ターミナルサービス用サーバ200は、受け付けた申込が示す該当ユーザのLDAPID等から所属事業部を特定し、該当事業部に関して構築してある対象Farm、すなわちTS環境を決定し、該当Farm名を含む形で資産管理番号を指定する(s106)。資産管理番号の指定は、該当TS環境に関して設定済みの既存の資産管理番号の末尾をインクリメントするなどして行う。また、ターミナルサービス用サーバ200に常駐するエージェントは、こうした資産管理番号の決定イベントを検知し、該当ユーザのLDAPIDと対応付けて資産管理システム100に送信するものとする。この時、資産管理システム100は、該当ユーザの資産管理番号とLDAPIDとを対応付けてハードウェア情報125として記憶装置101に格納する(s107)。
次に、ターミナルサービス用サーバ200(のエージェント)は、対象Farmに設定してある標準ソフトウェアのパターン(記憶装置201に記憶してある)を特定し(s108)、これを該当ユーザの資産管理番号に対し設定する要求を資産管理システム100に送信する(s109)。この場合、資産管理システム100は、ターミナルサービス用サーバ200から送信された、資産管理番号と標準ソフトウェアのパターンとを対応付けて、標準ソフト割当情報128として記憶装置101に格納する(s110)
上述のステップs109の後、ターミナルサービス用サーバ200と同じTS環境に含まれるストリーミング配信用サーバ250は、ユーザ端末300からの指示或いは入力装置205からの指示に応じて、個別ソフトウェアの利用要求があるか判定する(s111)。利用要求が無い場合(s111:N)、ストリーミング配信用サーバ250は、処理をs114に進める。他方、利用要求がある場合(s111:Y)、ストリーミング配信用サーバ250は、該当要求が示す該当事業部に関して、すなわちFarm単位のストリーミング環境を生成する(s112)。具体的には、ソフトウェアをストリーミング配信するリソースを確保する処理となる。
ストリーミング配信用サーバ250は、ソフトウェアのストリーミング配信の環境を生成したならば(s113:Y)上述の要求における、LDAPIDと対応付いた個別ソフトウェアの情報の有無をチェックし(s114)、個別ソフトウェアの情報の利用要求がある場合(s114:Y)、該当ユーザごとに該当個別ソフトウェアの情報を対応付けて、割当テーブル266に登録する(s115)。ストリーミング配信用サーバ250に常駐するエージェントは、この登録イベントを検知し、該当ユーザに関して登録された個別ソフトウェアの情報を資産管理システム100に送信するものとする。一方、資産管理システム100に送信は、エージェントから送信されてきた情報を取得し、LDAPIDをハードウェア情報125に照合して資産管理番号を特定した上で、該当資産管理番号と個別ソフトウェアの情報(個別利用ソフトウェアID)とを対応付けし、個別ソフト割当情報128として記憶装置101に格納する(s116)。
−−−処理手順例4−−−
次に、TS環境における標準ソフトウェア変更に際しての資産管理システム100の処理について図に基づき説明する。図14は、本実施形態における資産管理方法の処理手順例4を示すフロー図である。この場合、ターミナルサービス用サーバ200は、ユーザ端末300からの指示或いは入力装置205からの指示に基づいて、環境変更の対象となる事業部すなわちFarmを特定する(s120)。ターミナルサービス用サーバ200は、上述の指示が新規ソフトウェアの登録か判定し(s121)、上述の指示が新規ソフトウェアの登録であった場合(s121:Y)、該当指示が示す標準ソフトウェアを、該当Farmの標準ソフトパターンに追加処理する(s122)。
一方、上述の指示が既存ソフトウェアの変更か判定し(s123)、上述の指示が既存ソフトウェアの変更であった場合(s123:Y)、ターミナルサービス用サーバ200は、該当指示が示す既存の標準ソフトウェアの変更内容に応じて、該当Farmの標準ソフトパターンにおいて既存の標準ソフトパターンを別の標準ソフトウェアに変更処理する(s124)。
他方、上述の指示が既存ソフトウェアの削除か判定し(s125)、上述の指示が既存ソフトウェアの削除であった場合(s125:Y)、ターミナルサービス用サーバ200は、該当指示が示す既存の標準ソフトウェアを該当Farmの標準ソフトパターンから削除処理する(s126)。
ここでターミナルサービス用サーバ200におけるエージェントは、上述までの、該当Farmに関する標準ソフトウェアの修正や登録のイベントを検知しており、これらイベント応じて、標準ソフトウェアのパターンデータの修正/登録内容を資産管理システム100に送信するものとする。この場合、資産管理システム100は、エージェントから送信されてきた情報を取得し、ソフトウェア情報126、標準ソフトパターン情報129において反映させる(s128)。
−−−処理手順例5−−−
次に、TS環境における個別ソフトウェア変更に際しての資産管理システム100の処理について図に基づき説明する。図15は、本実施形態における資産管理方法の処理手順例5を示すフロー図である。この場合、ストリーミング配信用サーバ250は、ユーザ端末300から或いは入力装置205から、個別ソフトウェアのストリーミング提供依頼を受け付けたとする(s130)。ストリーミング配信用サーバ250は、この依頼が示す、ソフトウェアが記憶装置251に保持され、仮想化されているか、すなわちストリーミング環境にあるか判定し(s131)、ストリーミング環境に該当ソフトウェアが無い場合(s131:N)、該当ソフトウェアを追加する(s132)。
次に、ストリーミング配信用サーバ250は、ストリーミング環境に該当ソフトウェアがある場合(s131:Y)、記憶装置251の割当テーブル266において、上述の依頼が示す該当ユーザのLDAPIDに対応付けて、該当ソフトウェアを割当処理する(s133)。
他方、ストリーミング配信用サーバ250は、ユーザ端末300から或いは入力装置205から、個別ソフトウェアの削除依頼を受け付けたとする(s134:Y)。この場合、ストリーミング配信用サーバ250は、記憶装置251の割当テーブル266において、上述の依頼が示す該当ユーザのLDAPIDに対応付けてられていた、該当ソフトウェアを削除処理する(s135)。ストリーミング配信用サーバ250に常駐するエージェントは、上述のステップs133、s135のイベントを検知して、割り当てられた、或いは削除された個別ソフトウェアの情報と該当ユーザのLDAPIDを資産管理システム100に送信する(s136)。
一方、資産管理システム100は、エージェントから送信されてきた、上述の個別ソフトウェアの情報等を受信し、該当LDAPIDをハードウェア情報125に照合して特定した資産管理番号をキーとして、記憶装置101におけるソフトウェア情報125、個別ソフト割当情報128における該当情報の登録や削除を実行する(s137)。
−−−処理手順例6−−−
次に、TS環境におけるユーザ利用終了に際しての資産管理システム100の処理について図に基づき説明する。図16は、本実施形態における資産管理方法の処理手順例6を示すフロー図である。ストリーミング配信用サーバ250は、ユーザ端末300から或いは入力装置205から、該当ユーザが所属する事業部に対応したTS環境の使用終了の申し込みを受付たとする(s140)。
この場合、ストリーミング配信用サーバ250は、上述の申し込みが示す、該当ユーザのLDAPIDをキーとして、記憶装置251の割当テーブル266における、対象レコードを検索し、該当レコードにおけるLDAPIDを削除する(s141)。ストリーミング配信用サーバ250に常駐するエージェントは、このLDAPIDの削除イベントを検知し、該当資産管理番号の情報を資産管理システム100に送信するものとする。この時、資産管理システム100は、ハードウェア情報125において該当資産管理番号に対応付けられていたLDAPIDを削除する(s142)。
また、ストリーミング配信用サーバ250は、上述のLDAPIDの削除に伴い、個別ソフトウェアの削除処理を実行する(s143:Y、s144)。ストリーミング配信用サーバ250に常駐するエージェントは、この個別ソフトウェアの削除イベントを検知し、該当個別ソフトウェアの情報を資産管理システム100に送信するものとする。この時、資産管理システム100は、ソフトウェア情報125、個別ソフト割当情報128において該当個別ソフトウェアの情報を削除する(s145)。
続いてターミナルサービス用サーバ200(のエージェント)は、上述の該当ユーザの資産管理番号に対応する、標準ソフトウェアのパターンの設定解除要求を、資産管理システム100に送信する(s146)。この時、資産管理システム100は、標準ソフト割当情報127において該当資産管理番号に対応付いている標準ソフトパターンの情報を削除する(s147)。また、ターミナルサービス用サーバ200は、対象Farmから対象ユーザの環境を削除し(s148)、処理を終了する。
−−−処理手順例7−−−
次に、TS環境のユーザが存在しなくなっている場合のTS環境破棄に際しての資産管理システム100の処理について図に基づき説明する。図17は、本実施形態における資産管理方法の処理手順例7を示すフロー図である。この場合、ターミナルサービス用サーバ200(のエージェント)は、該当TS環境に対応したFarm名をキーに、資産管理番号削除の要求を資産管理システム100に送信する(s150)。資産管理システム100はこれを受信し、上述のFarm名を含む資産管理番号を、ハードウェア情報125、ソフトウェア情報126、標準ソフト割当情報127、および個別ソフト割当情報128において削除する(s151)。
また、ターミナルサービス用サーバ200は、該当TS環境に対応したFarm名をキーに、標準ソフトパターン情報129における該当情報の削除要求を資産管理システム100に送信する(s152)。資産管理システム100はこれを受信し、上述のFarm名を標準ソフトパターン名に含むレコードを、標準ソフトパターン情報129で特定し、該当レコードを削除する(s153)。
続いて、ターミナルサービス用サーバ200は、該当TS環境を破棄し(s154)、フローを終了する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、仮想環境下でユーザ別に配信されるソフトウェアに関して、的確、迅速な資産管理が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、資産管理システムにおいて、前記標準のソフトウェアは、前記サーバによるターミナルサービスによりユーザ端末に提供され、前記個別のソフトウェアは、前記サーバによるストリーミング配信によりユーザ端末に提供されるものであり、前記演算装置は、前記サーバに予め設定してある情報収集用のエージェントより、該当サーバにおける所定イベントの発生ないし所定時期の到来に応じて送信される、該当サーバに設定された、所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別のソフトウェアの情報を受信するものである、としてもよい。
これによれば、ソフトウェアがターミナルサービスおよびストリーミング配信によりユーザ端末に提供される環境に対応して、ユーザ別に配信されるソフトウェアに関し、更に的確、迅速な資産管理が可能となる。
10 ネットワーク
100 資産管理システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 入力装置
106 出力装置
107 通信装置
125 ハードウェア情報
126 ソフトウェア情報
127 標準ソフト割当情報
128 個別ソフト割当情報
129 標準ソフトパターン情報
200 ターミナルサービス用サーバ
225 標準ソフトウェア
226、267 エージェントプログラム
265 個別ソフトウェア
266 割当テーブル
250 ストリーミング配信用サーバ
300 ユーザ端末

Claims (2)

  1. ユーザの識別情報と、該当ユーザに割り当てられたハードウェアの資産管理番号とを対応付けたハードウェア情報を格納した記憶装置と、
    ユーザの所属グループ毎に定められターミナルサービスにより提供する標準のソフトウェアを該当ユーザのユーザ端末に利用させるターミナルサービス用サーバ、および、ユーザの要求に応じて割り当ててストリーミング配信により提供する個別のソフトウェア該当ユーザのユーザ端末に利用させるストリーミング配信用サーバ、のそれぞれに設定してある情報収集用のエージェントと通信する通信装置と、
    前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された所定サーバにおける、所定グループ向けの仮想的なコンピュータシステムの構築から、当該仮想的なコンピュータシステムの使用終了に至る過程で生じうる少なくともいずれかのイベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、
    前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された該当サーバにおける所定イベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、
    前記受信した情報より、前記所定グループに提供される前記標準のソフトウェアの情報と、前記所定グループ所属ユーザのうち前記個別のソフトウェアが提供される該当ユーザの識別情報と該当ユーザに提供される個別のソフトウェア情報と、を取得する処理と、
    前記取得した各情報のうちユーザの識別情報を前記ハードウェア情報に照合して、対応する資産管理番号を特定し、当該特定した資産管理番号と、該当ユーザに関して取得した個別のソフトウェアの情報と、該当ユーザが所属する前記所定グループの標準のソフトウェアの情報とを対応付けてソフトウェア情報として記憶装置に格納する処理と、
    所定端末ないし入力装置からの要求に応じて、記憶装置に格納している少なくとも前記ソフトウェア情報を前記所定端末ないし出力装置に出力する処理を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする資産管理システム。
  2. ユーザの識別情報と、該当ユーザに割り当てられたハードウェアの資産管理番号とを対応付けたハードウェア情報を格納した記憶装置と、ユーザの所属グループ毎に定められターミナルサービスにより提供する標準のソフトウェアを該当ユーザのユーザ端末に利用させるターミナルサービス用サーバ、および、ユーザの要求に応じて割り当ててストリーミング配信により提供する個別のソフトウェア該当ユーザのユーザ端末に利用させるストリーミング配信用サーバ、のそれぞれに設定してある情報収集用のエージェントと通信する通信装置とを備えた情報処理装置が、
    前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された所定サーバにおける、所定グループ向けの仮想的なコンピュータシステムの構築から、当該仮想的なコンピュータシステムの使用終了に至る過程で生じうる少なくともいずれかのイベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、
    前記情報収集用のエージェントより、当該エージェントが設定された該当サーバにおける所定イベントの発生応じて送信される、該当サーバに設定された所定グループの所属ユーザに関してターミナルサービスで提供される前記標準のソフトウェアの情報と、各ユーザに関してストリーミング配信により提供される前記個別ソフトウェアの情報を受信する処理と、
    前記受信した情報より、前記所定グループに提供される前記標準のソフトウェアの情報と、前記所定グループ所属ユーザのうち前記個別のソフトウェアが提供される該当ユーザの識別情報と該当ユーザに提供される個別のソフトウェア情報と、を取得する処理と、
    前記取得した各情報のうちユーザの識別情報を前記ハードウェア情報に照合して、対応する資産管理番号を特定し、当該特定した資産管理番号と、該当ユーザに関して取得した個別のソフトウェアの情報と、該当ユーザが所属する前記所定グループの標準のソフトウェアの情報とを対応付けてソフトウェア情報として記憶装置に格納する処理と、
    所定端末ないし入力装置からの要求に応じて、記憶装置に格納している少なくとも前記ソフトウェア情報を前記所定端末ないし出力装置に出力する処理と、
    を実行することを特徴とする資産管理方法。
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