JP6062303B2 - 投与線量管理装置および投与線量管理方法 - Google Patents

投与線量管理装置および投与線量管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、放射線治療における放射線の投与線量を管理する投与線量管理装置等に関する。
放射線治療を実施する際には、病歴情報、予約情報、治療計画情報、照射録情報、治療効果情報など、放射線治療に関連する様々な情報を取り扱うシステムが用いられている。例えば、放射線治療の計画を策定し、あるいは放射線治療の実績を管理するシステムとして放射線治療情報システムが使用される。
放射線治療情報システムは、電子カルテを取り扱う病院情報システムから治療依頼伝票を受信するとともに、病院情報システムに対し放射線治療の予約情報や実績情報を送信する。また、放射線治療情報システムは、放射線治療機器に対して照射開始の指示などを行うとともに、放射線治療機器から放射線治療の実績情報を受信する。
特許第4664661号公報 特開2000−70389号公報 特開2003−70921号公報
体の各部位は、その組織学的な特徴により、放射線に対する耐用線量は様々であり一様ではない。また、各々の放射線治療計画における照射範囲は、腫瘍部や周辺リンパ節にとどまらず、予防を目的として他の正常組織まで含めることも珍しくない。
しかし従来のシステムでは、腫瘍部に対する現在までの累積線量管理は行えるが、予防目的の照射による累積線量や、ターゲット以外への組織に対する累積線量を管理することは困難である。また、治療計画に際して照射線量の評価対象となる部位は限定的であり、多数の解剖学的部位について同時に照射線量を把握することは困難である。したがって、腫瘍部以外の部位に対する耐用線量を基準とした線量許容度を判定することができない。
本発明の目的は、広範な部位に対する放射線の累積線量を適切に管理することができる投与線量管理装置等を提供することにある。
本発明の投与線量管理装置は、放射線治療における放射線の投与線量を管理する投与線量管理装置において、ターゲットとなる部位への放射線の照射時に、放射線の照射を受ける部位となる候補を、前記ターゲットとなる部位と対応付けて規定するテンプレートと、前記テンプレートへの入力操作に基づいて、前記テンプレートに規定された前記候補について、前記ターゲットとなる部位への照射線量と、前記候補への照射線量との比としての線量比率の入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段を介して入力された前記候補の線量比率に従った線量比率テーブルを作成する作成手段と、放射線治療装置からの治療実績情報に基づいて、患者を特定する情報および前記ターゲットとなる部位に対する照射線量とを取得する取得手段と、前記作成手段により作成された前記線量比率テーブルを用いて部位ごとに照射線量を算出する照射線量算出手段と、前記照射線量算出手段により算出された照射線量を部位ごとに積算して部位ごとの累積線量を算出する累積線量算出手段と、を備え、前記線量比率テーブルは、前記ターゲットとなる部位が共通であっても、放射線照射ごとに前記線量比率が異なるテーブルとして作成され、前記照射線量算出手段は、前記取得手段により取得された個々の放射線照射における前記ターゲットとなる部位への照射線量と、当該放射線照射に対応する前記線量比率テーブルとを用いて部位ごとの放射線量を算出し、前記累積線量算出手段は、前記取得手段により取得された前記患者を特定する情報に基づいて、前記照射線量算出手段により算出された照射線量を各患者の部位ごとに積算して各患者の部位ごとの累積線量を算出することを特徴とする。
この投与線量管理装置によれば、テンプレートへの入力操作に基づいて、線量比率テーブルを作成し、線量比率テーブルを用いて部位ごとの累積線量を算出するので、広範な部位に対する放射線の累積線量等を適切に管理することができる。
前記テンプレートとして、前記ターゲットとなる部位ごとに共通したテンプレートが用いられてもよい。
前記照射線量算出手段は、個々の放射線照射に際して得られる、前記ターゲットとなる部位への照射線量を用いて、リアルタイムに部位ごとの照射線量を算出し、前記累積線量算出手段は、前記照射線量算出手段により算出された部位ごとの照射線量を用いてリアルタイムに部位ごとの累積線量を算出してもよい。
本発明の投与線量管理方法は、放射線治療における放射線の投与線量を管理する投与線量管理方法において、ターゲットとなる部位への放射線の照射時に、放射線の照射を受ける部位となる候補を、前記ターゲットとなる部位と対応付けて規定するテンプレートを用い、前記テンプレートへの入力操作に基づいて、前記テンプレートに規定された前記候補について、前記ターゲットとなる部位への照射線量と、前記候補への照射線量との比としての線量比率の入力を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップを介して入力された前記候補の線量比率に従った線量比率テーブルを作成する作成ステップと、放射線治療装置からの治療実績情報に基づいて、患者を特定する情報および前記ターゲットとなる部位に対する照射線量とを取得する取得ステップと、前記作成ステップにより作成された前記線量比率テーブルを用いて部位ごとに照射線量を算出する照射線量算出ステップと、前記照射線量算出ステップにより算出された照射線量を部位ごとに積算して部位ごとの累積線量を算出する累積線量算出ステップと、をコンピュータが実行し、前記線量比率テーブルは、前記ターゲットとなる部位が共通であっても、放射線照射ごとに前記線量比率が異なるテーブルとして作成され、前記照射線量算出ステップでは、前記取得ステップにより取得された個々の放射線照射における前記ターゲットとなる部位への照射線量と、当該放射線照射に対応する前記線量比率テーブルとを用いて部位ごとの放射線量を算出し、前記累積線量算出ステップでは、前記取得ステップにより取得された前記患者を特定する情報に基づいて、前記照射線量算出ステップにより算出された照射線量を各患者の部位ごとに積算して各患者の部位ごとの累積線量を算出する
この投与線量管理方法によれば、テンプレートへの入力操作に基づいて、線量比率テーブルを作成し、線量比率テーブルを用いて部位ごとの累積線量を算出するので、広範な部位に対する放射線の累積線量等を適切に管理することができる。


前記テンプレートとして、前記ターゲットとなる部位ごとに共通したテンプレートが用いられてもよい。
前記照射線量算出ステップでは、個々の放射線照射に際して得られる、前記ターゲットとなる部位への照射線量を用いて、リアルタイムに部位ごとの照射線量を算出し、前記累積線量算出ステップでは、前記照射線量算出ステップにより算出された部位ごとの照射線量を用いてリアルタイムに部位ごとの累積線量を算出してもよい。
本発明の投与線量管理装置によれば、テンプレートへの入力操作に基づいて、線量比率テーブルを作成し、線量比率テーブルを用いて部位ごとの累積線量を算出するので、広範な部位に対する放射線の累積線量等を適切に管理することができる。
また、本発明の投与線量管理方法によれば、テンプレートへの入力操作に基づいて、線量比率テーブルを作成し、線量比率テーブルを用いて部位ごとの累積線量を算出するので、広範な部位に対する放射線の累積線量等を適切に管理することができる。
一実施形態の投与線量管理装置の構成を示すブロック図。 投与線量管理装置の情報処理部の処理を示すフローチャート。 線量比率テーブルを例示する図。 テンプレートを例示する図。 テンプレートのデータ構造を示す図。 累積線量テーブルを例示する図。
以下、本発明による投与線量管理装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の投与線量管理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の投与線量管理装置10は、種々の情報を画面表示する表示部11と、ユーザの入力操作を受け付ける入力部12と、入力部12を介する入力操作に応じた種々の情報処理を実行する情報処理部13と、後述する累積線量テーブルを格納する累積線量格納部14と、後述する線量比率テーブルを格納するテーブル格納部15と、線量比率テーブルを作成する際に用いられるテンプレートを格納するテンプレート格納部16と、を備える。
次に、本実施形態の投与線量管理装置10の動作について説明する。
図2は、本実施形態の投与線量管理装置の情報処理部13の処理を示すフローチャートである。
図2のステップS1〜ステップS6は、情報処理部13において線量比率テーブルを作成する際の処理を示している。また、図3は線量比率テーブルを例示する図である。
図2のステップS1では、入力部12を介し、放射線を照射する部位(ターゲット)の入力を受け付ける。ここで入力を受け付ける部位は、腫瘍部や周辺リンパ節のほか、予防を目的として放射線を照射する正常組織も含まれる。
次に、ステップS2では、テーブル格納部15にアクセスし、ステップS1で入力された部位について、すでに線量比率テーブルが作成され、格納されているか否か判断する。ステップS2の判断が肯定されればステップS4へ進み、ステップS2の判断が否定されればステップS3へ進む。
次に、ステップS3では、テンプレート格納部16から所定のテンプレートを取得して表示部11に表示し、ステップS6へ進む。
一方、ステップS4では、テンプレート格納部16から所定のテンプレートを取得して表示部11に表示する。次に、ステップS5では、テーブル格納部15から線量比率テーブルを取得して表示部11に表示し、ステップS6へ進む。
ステップS6では、表示部11に表示されたテンプレートへの入力操作または表示部11に表示された線量比率テーブルへの編集操作により、線量比率テーブルへの線量比率の入力を受け付ける。
図3に示すように、線量比率テーブルは、ターゲットとなる部位ごとに作成される。例えば、図3(a)はターゲットが前立腺である場合を、図3(b)はターゲットが右肺の「上葉s1」という区域(セクション)である場合を、それぞれ示している。線量比率テーブルはターゲットにある線量(100%)を照射した場合に、他の部位(区域)に照射される線量の比率を示すテーブルである。例えば、図3(a)の例では、ターゲットである前立腺に放射線を照射したときに、前立腺への照射量に対して、直腸に45%、膀胱に30%の比率で放射線が照射されることが示されている。同様に図3(b)の例では、ターゲットである右肺の「上葉s1」に放射線を照射したときに、そのターゲットへの照射量に対して、右肺の「上葉s2」に99%、右肺の「上葉s3」に98%、左肺の「上葉s3」に95%、縦隔に90%の比率で放射線が照射されることなどが示されている。
図4は、ステップS6において表示部11に表示されているテンプレートを例示する図である。図4(a)のテンプレートは図3(a)の線量比率テーブルに、図4(b)のテンプレートは図3(b)の線量比率テーブルに、それぞれ対応している。
医師などのユーザは、表示部11に表示されているテンプレートに対して線量比率を入力することにより、線量比率テーブルを作成することができる。図4の例では、ターゲット以外の部位(区域)に対して、0〜100%の任意の値の線量比率を入力することができる。
図5は、テンプレートのデータ構造を示す図であり、図5(a)は図4(a)のテンプレートに、図5(b)は図4(b)のテンプレートに、それぞれ対応している。図5に示すように、テンプレートを表示するために、ターゲットとなる部位(区域)と、線量比率を設定すべき候補とが予め対応付けられている。線量比率を設定すべき候補としては、ターゲットの周囲にある部位(区域)、あるいはターゲットへの照射時に放射線の放射領域(ターゲットの前後に位置する領域)となりうる部位(区域)を挙げることができる。このような対応付けは、ターゲットとなりうる部位(区域)のすべて、あるいは一部について用意され、テンプレート格納部16にテンプレートとして格納することができる。
このようなテンプレートを用いて線量比率テーブルを作成する場合、入力される線量比率は、放射線治療における放射線の照射方法によって異なる。このため、個々の放射方法に応じた線量比率を入力することにより、実際の線量に即した管理が可能となる。
一方、ターゲットとなる部位(区域)についてすでに線量比率テーブルが作成されている場合(ステップS2の判断が肯定される場合)には、ステップS6において、作成済みの線量比率テーブルを編集することにより、新たな線量比率テーブルを作成することも可能である。また作成済みの線量比率テーブルをそのまま再利用することもできる。
次に、ステップS7では、ステップS6において作成された線量比率テーブルを、1回ごとの放射線照射を特定する照射IDと対応付けてテーブル格納部15に格納する。
次に、図2のステップS11〜ステップS17は、情報処理部13において累積線量を算出し、算出結果を累積線量格納部14に格納する処理を示している。
図2のステップS11では、放射線照射が行われたか否か判断し、判断が肯定されるのを待って、ステップS12へ進む。ここでは、例えば、図1に示すように、放射線治療装置20からの治療実績情報に基づいて、ステップS11の判断を行うことができる。
次にステップS12では、ステップS11で認識された放射線照射の照射ID、患者を特定する患者IDおよびターゲットに対する照射量を取得する。ここでは、例えば、放射線治療装置20からの治療実績情報に基づいてこれらの情報を得ることができる。
次に、ステップS13では、ステップS12で取得された照射IDに対応付けられた線量比率テーブルを、テーブル格納部15から取得する。
次に、ステップS14では、線量比率テーブルに基づいて、身体の各部位(各区域)に対する照射量を算出する。ここでは、例えば前立腺をターゲットとする放射線照射が行われた場合には、ステップS12で取得された照射量および図3(a)に示すテーブルに従って、前立腺、直腸および膀胱に対する照射量が算出される。
次に、ステップS15では、累積線量格納部14にアクセスし、ステップS12で取得された患者IDに対応付けられた累積線量テーブルが存在するか否か判断する。この判断が肯定されればステップS16へ進み、この判断が否定されればステップS17へ進む。
ステップS16では、ステップS12で取得された患者IDに対応付けられた累積線量テーブルを累積線量格納部14から取得する。次いでステップS14で算出された身体の各部位(各区域)に対する照射量を、累積線量テーブルの各項目に加えることで累積線量格納部14の累積線量テーブルを更新し、ステップS11へ戻る。
一方、ステップS17では、ステップS14で算出された身体の各部位(各区域)に対する照射量を個々の部位(区域)に対する累積線量とする累積線量テーブルを作成し、ステップS12で取得された患者IDに対応付けて累積線量格納部14に格納する。その後、ステップS11へ戻る。
図6は、累積線量テーブルを例示する図である。
図6に示すように、累積線量テーブルは患者ID(図6における患者ID「000001」、「000002」など)ごとに作成され、当該患者の身体の各部位(各区域)(図6における「右肺 上葉s1」など)に対する累積線量(図6における「24.3(Gy)」など)を示すテーブルである。ステップS11〜ステップS17を実行することにより、累積線量テーブルの累積線量の項目が更新され、随時、表示部11に表示させることができる。これにより、例えば、放射線照射完了時における部位(区域)単位でのリアルタイムな累積線量を表示部11に表示させることができる。このため、例えば複数の治療計画に基づく治療が混在する場合であっても、正確な累積線量に基づいて新たな治療計画を策定することができる。なお、累積線量テーブルに示された各部位(各区域)の累積線量を表示部11にグラフィカル表示してもよい。この場合、各部位(各区域)の表示位置や表示形状を人体の構造に対応させるとともに、各部位(各区域)の累積線量を例えば複数の表示色を使い分けて表現することができる。
以上説明したように、上記実施形態の投与線量管理装置によれば、治療計画上に表現される線量評価領域では表すことができない任意の数の解剖学的部位に対する過去から現在に至るまでの累積線量を把握することができる。
また、解剖学的な部位におけるリアルタイムでの累積線量を把握することができるため、転移や再発等の場合における再照射を検討する際に、放射線治療適応となるか否かの判断材料、あるいは最適な治療法を発見するための判断材料として累積線量を利用することができる。
また、ターゲットとなる部位以外の部位であって、照射を受ける可能性のある部位を候補として規定したテンプレートへの入力操作により線量比率テーブルを作成することができるため、線量比率テーブルを作成するための作業負担を軽減することができる。また、テンプレートは照射方法等によらず、ターゲットとなる部位ごとに共通のものが使用されるため、テンプレートの数をいたずらに増加させることもない。
なお、本願発明における「部位」は、本願明細書の実施形態に記載された「部位」および「区域」を含む概念である。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、放射線治療における放射線の投与線量を管理する投与線量管理装置等に対し、広く適用することができる。
12 入力部(受付手段)
13 情報処理部(受付手段、作成手段、照射線量算出手段)

Claims (6)

  1. 放射線治療における放射線の投与線量を管理する投与線量管理装置において、
    ターゲットとなる部位への放射線の照射時に、放射線の照射を受ける部位となる候補を、前記ターゲットとなる部位と対応付けて規定するテンプレートと、
    前記テンプレートへの入力操作に基づいて、前記テンプレートに規定された前記候補について、前記ターゲットとなる部位への照射線量と、前記候補への照射線量との比としての線量比率の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を介して入力された前記候補の線量比率に従った線量比率テーブルを作成する作成手段と、
    放射線治療装置からの治療実績情報に基づいて、患者を特定する情報および前記ターゲットとなる部位に対する照射線量とを取得する取得手段と、
    前記作成手段により作成された前記線量比率テーブルを用いて部位ごとに照射線量を算出する照射線量算出手段と、
    前記照射線量算出手段により算出された照射線量を部位ごとに積算して部位ごとの累積線量を算出する累積線量算出手段と、
    を備え、
    前記線量比率テーブルは、前記ターゲットとなる部位が共通であっても、放射線照射ごとに前記線量比率が異なるテーブルとして作成され、
    前記照射線量算出手段は、前記取得手段により取得された個々の放射線照射における前記ターゲットとなる部位への照射線量と、当該放射線照射に対応する前記線量比率テーブルとを用いて部位ごとの放射線量を算出し、
    前記累積線量算出手段は、前記取得手段により取得された前記患者を特定する情報に基づいて、前記照射線量算出手段により算出された照射線量を各患者の部位ごとに積算して各患者の部位ごとの累積線量を算出することを特徴とする投与線量管理装置。
  2. 前記テンプレートとして、前記ターゲットとなる部位ごとに共通したテンプレートが用いられることを特徴とする請求項1に記載の投与線量管理装置。
  3. 前記照射線量算出手段は、個々の放射線照射に際して得られる、前記ターゲットとなる部位への照射線量を用いて、リアルタイムに部位ごとの照射線量を算出し、
    前記累積線量算出手段は、前記照射線量算出手段により算出された部位ごとの照射線量を用いてリアルタイムに部位ごとの累積線量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の投与線量管理装置。
  4. 放射線治療における放射線の投与線量を管理する投与線量管理方法において、
    ターゲットとなる部位への放射線の照射時に、放射線の照射を受ける部位となる候補を、前記ターゲットとなる部位と対応付けて規定するテンプレートを用い、
    前記テンプレートへの入力操作に基づいて、前記テンプレートに規定された前記候補について、前記ターゲットとなる部位への照射線量と、前記候補への照射線量との比としての線量比率の入力を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップを介して入力された前記候補の線量比率に従った線量比率テーブルを作成する作成ステップと、
    放射線治療装置からの治療実績情報に基づいて、患者を特定する情報および前記ターゲットとなる部位に対する照射線量とを取得する取得ステップと、
    前記作成ステップにより作成された前記線量比率テーブルを用いて部位ごとに照射線量を算出する照射線量算出ステップと、
    前記照射線量算出ステップにより算出された照射線量を部位ごとに積算して部位ごとの累積線量を算出する累積線量算出ステップと、
    をコンピュータが実行し、
    前記線量比率テーブルは、前記ターゲットとなる部位が共通であっても、放射線照射ごとに前記線量比率が異なるテーブルとして作成され、
    前記照射線量算出ステップでは、前記取得ステップにより取得された個々の放射線照射における前記ターゲットとなる部位への照射線量と、当該放射線照射に対応する前記線量比率テーブルとを用いて部位ごとの放射線量を算出し、
    前記累積線量算出ステップでは、前記取得ステップにより取得された前記患者を特定する情報に基づいて、前記照射線量算出ステップにより算出された照射線量を各患者の部位ごとに積算して各患者の部位ごとの累積線量を算出する投与線量管理方法。
  5. 前記テンプレートとして、前記ターゲットとなる部位ごとに共通したテンプレートが用いられることを特徴とする請求項4に記載の投与線量管理方法。
  6. 前記照射線量算出ステップでは、個々の放射線照射に際して得られる、前記ターゲットとなる部位への照射線量を用いて、リアルタイムに部位ごとの照射線量を算出し、
    前記累積線量算出ステップでは、前記照射線量算出ステップにより算出された部位ごとの照射線量を用いてリアルタイムに部位ごとの累積線量を算出することを特徴とする請求項4または5に記載の投与線量管理方法。
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