JP6062273B2 - パターン認識装置、パターン認識方法、及びパターン認識プログラム - Google Patents
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Description
<装置構成>
図1は、本実施形態に係るパターン認識装置100の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るパターン認識装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、及びRAM(Random Access Memory)103などを備えている。また、パターン認識装置100は、外部記憶装置104、入力装置105、表示装置106、及び通信IF(Interface)107などを備えている。本実施形態に係るパターン認識装置100は、各ハードウェアがバスBを介して接続されている。
本実施形態に係るパターン認識機能について説明する。本実施形態に係るパターン認識装置100は、入力パターンから特徴ベクトルを抽出する。パターン認識装置100は、特徴ベクトルに対する識別関数の値(以下「識別関数値」という)を計算する。パターン認識装置100は、確率的な意味を有する確率尺度に変換するための変換パラメータ(以下「尤度変換パラメータ」という)に基づき、識別関数値を事後確率に変換し、入力パターンの分類先に相当する認識分類ごとの事後確率を計算する。パターン認識装置100は、事後確率に基づき、入力パターンを認識分類のいずれかに分類する。本実施形態に係るパターン認識装置100は、このようなパターン認識機能を有している。
信号入力部11は、認証対象である入力パターンを入力信号として受け付ける。認証対象である入力パターンには、文字、音声、又は画像などがあり、入力信号には、これらのデジタル情報や、これらのデジタル情報に対して所定の信号処理(例えば「2値化」)を施した前処理のデジタル情報などが相当する。
となる。
また複合類似度法においては前記部分空間の直交補空間の正規直交基底rh+1 (i) ,・・・,rD (i)及び追加のパラメータλ1 (i),・・・,λD (i)を用いて
となる(式中の「・」は標準内積を表す)。なお、入力された特徴ベクトルは、||x||=1と正規化されているものとする。
となる。
となる。このとき正定値カーネルK(・,・)は、仮の特徴ベクトルxから再生核ヒルベルト空間上への写像を与えており、この写像先を特徴ベクトルxとして取り扱える。また、上記以外の場合も、識別関数は、一般的に値が小さいほど、カテゴリとの類似性が高くなる実数値の関数として統一的に取り扱うことができる。
により、対数尤度l(i)(d)を計算する。なお、式中のd(i)は、識別関数計算部13により計算された識別関数値f(i)(x)であり、全てのカテゴリをまとめてd:=(d(1),・・・,d(c))Tと表せる(c:カテゴリ数、T:転置)。このときの尤度変換パラメータ(q(i),w(i))は、カテゴリによらず、一定の値としてもよい。
を用いて、事後確率P(i)(d)を計算してもよい。なお、式中のE(i)はカテゴリiの分布の次元数を表し、εは微小領域の大きさを表す。これらの値は、予め定められた正の定数である。また、VE (i)(ε)はE(i)次元体積である。また、E(i),VE (i)(ε)は、例えば、部分空間法の場合、
となる。
により、認識結果を検証する。なお、式中のa,b,c,d,e,fは予め定められた非負の定数であり、lmax,lallは最大尤度Lmax,全尤度Lallの対数である。
尤度変換パラメータ更新部17は、事後確率P(i)(d)を計算する際に用いる尤度変換パラメータ(q(i),w(i))を更新する。尤度変換パラメータ更新部17は、予め用意しておいたパターン学習のデータ(以下「学習データ」という)に対して、
で計算された事後確率の値L(X)を評価する。なお、ynはn番目の学習データが属するカテゴリであり、dnはn番目の識別関数値である。
により、更新値を計算する。なお、δiynは
で定義されるクロネッカーのデルタ記号であり、βは予め定められたパターン学習用の正の係数(以下「学習係数」という)である。また、尤度変換パラメータ(q(i),w(i))は、更新を繰り返すことで最適値に収束することから、初期値を無作為に定めてもよい。
により、更新値を計算する。
以上のように、本実施形態に係るパターン認識装置100によれば、特徴抽出部12が、入力パターンから特徴ベクトルxを抽出する。次に識別関数計算部13が、特徴ベクトルxに対する識別関数値f(i)(x)を計算する。次に事後確率計算部14が、尤度変換パラメータ(q(i),w(i))に基づき、識別関数値f(i)(x)を事後確率に変換し、カテゴリごとの事後確率P(i)(d)を計算する。次に認識部15が、事後確率P(i)(d)に基づき、入力パターンをカテゴリのいずれかに分類する。
12 特徴抽出部
13 識別関数計算部
14 事後確率計算部
15 認識部
16 認識結果破棄部
17 尤度変換パラメータ更新部
18 辞書更新部
91 認識結果保持部
92 尤度変換パラメータ保持部
93 認識辞書保持部
Claims (5)
- 入力パターンから特徴ベクトルを抽出する抽出部と、
前記特徴ベクトルに対する識別関数値を計算する第1計算部と、
前記識別関数値から、前記入力パターンの分類先に相当する認識分類ごとの事後確率を計算する第2計算部と、
前記事後確率に基づき、前記入力パターンを前記認識分類のいずれかに分類する認識部と、
前記入力パターンを、前記事後確率が最大となる前記認識分類に分類した前記認識部の認識結果が、適切か否かを検証し、検証結果に基づき、不適切な前記認識結果を破棄する破棄部と、を備え、
前記破棄部は、
前記事後確率が最大となる前記認識分類の最大事後確率、前記入力パターンが前記認識分類に分類された場合に推定される分類条件の尤度が最大となる前記認識分類の最大尤度、及び全ての前記認識分類の尤度を合計した全尤度に基づき、不適切な前記認識結果を破棄するための破棄指標を計算し、
前記破棄指標が予め定められた閾値以上の場合、前記認識結果を破棄することを特徴とするパターン認識装置。 - 予め用意しておいたパターン学習の学習データに対して計算された前記事後確率を評価し、評価結果に基づき、前記事後確率が増大するように、前記第2計算部による前記識別関数値から前記事後確率への変換時に用いる変換パラメータを更新する第1更新部を、
さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のパターン認識装置。 - 予め用意しておいたパターン学習の学習データに対して計算された前記事後確率を評価し、評価結果に基づき、前記事後確率が増大するように、前記第1計算部による前記識別関数値の計算に用いるパラメータが登録されている認識辞書を更新する第2更新部を、
さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のパターン認識装置。 - 入力パターンから特徴ベクトルを抽出する抽出工程と、
前記特徴ベクトルに対する識別関数値を計算する第1計算工程と、
前記識別関数値から、前記入力パターンの分類先に相当する認識分類ごとの事後確率を計算する第2計算工程と、
前記事後確率に基づき、前記入力パターンを前記認識分類のいずれかに分類する認識工程と、
前記入力パターンを、前記事後確率が最大となる前記認識分類に分類した前記認識工程の認識結果が、適切か否かを検証し、検証結果に基づき、不適切な前記認識結果を破棄する破棄工程と、を含み、
前記破棄工程は、
前記事後確率が最大となる前記認識分類の最大事後確率、前記入力パターンが前記認識分類に分類された場合に推定される分類条件の尤度が最大となる前記認識分類の最大尤度、及び全ての前記認識分類の尤度を合計した全尤度に基づき、不適切な前記認識結果を破棄するための破棄指標を計算し、
前記破棄指標が予め定められた閾値以上の場合、前記認識結果を破棄することを特徴とするパターン認識方法。 - コンピュータを、
入力パターンから特徴ベクトルを抽出する抽出部と、
前記特徴ベクトルに対する識別関数値を計算する第1計算部と、
前記識別関数値から、前記入力パターンの分類先に相当する認識分類ごとの事後確率を計算する第2計算部と、
前記事後確率に基づき、前記入力パターンを前記認識分類のいずれかに分類する認識部と、
前記入力パターンを、前記事後確率が最大となる前記認識分類に分類した前記認識部の認識結果が、適切か否かを検証し、検証結果に基づき、不適切な前記認識結果を破棄する破棄部と、して機能させ、
前記破棄部は、
前記事後確率が最大となる前記認識分類の最大事後確率、前記入力パターンが前記認識分類に分類された場合に推定される分類条件の尤度が最大となる前記認識分類の最大尤度、及び全ての前記認識分類の尤度を合計した全尤度に基づき、不適切な前記認識結果を破棄するための破棄指標を計算し、
前記破棄指標が予め定められた閾値以上の場合、前記認識結果を破棄するパターン認識プログラム。
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