JP6061925B2 - 水陸両用車 - Google Patents

水陸両用車 Download PDF

Info

Publication number
JP6061925B2
JP6061925B2 JP2014517948A JP2014517948A JP6061925B2 JP 6061925 B2 JP6061925 B2 JP 6061925B2 JP 2014517948 A JP2014517948 A JP 2014517948A JP 2014517948 A JP2014517948 A JP 2014517948A JP 6061925 B2 JP6061925 B2 JP 6061925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amphibious vehicle
hull
conduit
wheel
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014517948A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014522771A (ja
Inventor
ティモシー ギブズ、アラン
ティモシー ギブズ、アラン
ジェイムズ ロングディル、サイモン
ジェイムズ ロングディル、サイモン
ジェイムズ ベイリー、ステファン
ジェイムズ ベイリー、ステファン
Original Assignee
ギブズ テクノロジーズ リミテッド
ギブズ テクノロジーズ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB201111194A external-priority patent/GB201111194D0/en
Priority claimed from GB1111200.0A external-priority patent/GB2497504B/en
Application filed by ギブズ テクノロジーズ リミテッド, ギブズ テクノロジーズ リミテッド filed Critical ギブズ テクノロジーズ リミテッド
Publication of JP2014522771A publication Critical patent/JP2014522771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6061925B2 publication Critical patent/JP6061925B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60FVEHICLES FOR USE BOTH ON RAIL AND ON ROAD; AMPHIBIOUS OR LIKE VEHICLES; CONVERTIBLE VEHICLES
    • B60F3/00Amphibious vehicles, i.e. vehicles capable of travelling both on land and on water; Land vehicles capable of travelling under water
    • B60F3/0061Amphibious vehicles specially adapted for particular purposes or of a particular type
    • B60F3/0084Amphibious cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60FVEHICLES FOR USE BOTH ON RAIL AND ON ROAD; AMPHIBIOUS OR LIKE VEHICLES; CONVERTIBLE VEHICLES
    • B60F3/00Amphibious vehicles, i.e. vehicles capable of travelling both on land and on water; Land vehicles capable of travelling under water
    • B60F3/0007Arrangement of propulsion or steering means on amphibious vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60FVEHICLES FOR USE BOTH ON RAIL AND ON ROAD; AMPHIBIOUS OR LIKE VEHICLES; CONVERTIBLE VEHICLES
    • B60F3/00Amphibious vehicles, i.e. vehicles capable of travelling both on land and on water; Land vehicles capable of travelling under water
    • B60F3/003Parts or details of the vehicle structure; vehicle arrangements not otherwise provided for
    • B60F3/0038Flotation, updrift or stability devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H11/00Marine propulsion by water jets
    • B63H11/02Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H5/00Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water
    • B63H5/07Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60FVEHICLES FOR USE BOTH ON RAIL AND ON ROAD; AMPHIBIOUS OR LIKE VEHICLES; CONVERTIBLE VEHICLES
    • B60F2301/00Retractable wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B1/00Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils
    • B63B1/02Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement
    • B63B1/04Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement with single hull
    • B63B1/042Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement with single hull the underpart of which being partly provided with channels or the like, e.g. catamaran shaped
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport
    • Y02T70/10Measures concerning design or construction of watercraft hulls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

本発明は水陸両用車に関し、特に、単一の前輪もしくは軌道ステーションを用いて、かつ/または単一の前輪もしくは軌道を受容するように構成された船体形状を持つ高速水陸両用車に関する。
レクリエーション用、事業用、および/または軍用の水陸両用車は公知である。過去において、水陸両用車の設計者は、水上または陸上性能のいずれかを最適化することに努力を傾注してきた。その結果、満足な陸上性能をもたらすために水上性能を犠牲にするか、あるいは満足な水上性能をもたらすために陸上性能を犠牲にするかのいずれかがなされてきた。その結果得られた水陸両用車は、多かれ少なかれ妥協を余儀なくされている。
水陸両用車が水上で高速を達成するために、水陸両用車は滑走型船体を備えることが望ましい。そのような船体を動作させると、完全に変位している静止状態から、水から浮き上がり水面を滑走するのに充分な流体力学的揚力を発生することのできる速度まで、移行することができる。そのような水陸両用車は、水上での水陸両用車の使用中に水陸両用車の車輪を格納位置に引き揚げることを可能にする、格納可能な車輪アセンブリを有することが知られている。加えて、船体は、水陸両用車が水中にあるときに浮くように、水陸両用車に浮揚力をもたらす。
一般的に、最適性能のためには、滑走型船体の表面に含まれる不連続部をできるだけ少なくする必要がある。船体の表面の分断は抗力を増大させ、かつ達成可能な流体力学的揚力および水上での操縦性の両方を損なわせるからである。しかし、水陸両用車の性質上、構成部品、例えば車輪およびサスペンションアセンブリが内部に位置する凹所のような不連続部を船体の表面に含むことを要求されることがあり得る。水上性能を最適化しようとするときに、格納可能な車輪およびサスペンションアセンブリを持つ水陸両用車の設計者は、車輪が格納されたときに従来の船舶船体の滑らかで途切れのないラインを再確立するように、ホイールアーチ切開部に可動カバー機構を設けることに多大な努力を払ってきた。可動式カバーおよびプレートは、水陸両用車では例えば下記の特許文献1、特許文献2、および特許文献3の明細書から公知である。可動式カバーまたはプレートの摺動および/または蝶着機構は、腐食により、かつ/または泥、砂、シルト、塩、または他の海洋堆積物の侵入により、動作不能になりがちである。これらの機構はまた、車両モード変換中またはオフロードでの使用中に、石のような物体との衝突により損傷することもある。モードの変更ができない水陸両用車は、陸上で、または、さらに悪いことに水上で、動けなくなるかもしれない。さらに、摺動および/または蝶着機構の保守およびこまめな掃除の必要性は、現代の車およびボートのあまり面倒でない要求に慣れた車両所有者には受け入れられそうにない。可動式カバーまたはプレートは、上述の通り水陸両用車の幾つかの特許で提案されたが、これらは連続生産には至っていない。
最近になって上記問題に取り組むに当たって、出願人は、船体にホイールアーチを維持しながら、船体形状の少なくとも一部を回復するのに役立つ滑走プレート(出願人の下記特許文献4に開示されている)、および滑走時の船体の方向安定性を改善するストレーキ(出願人の下記特許文献5に開示されている)のような流体力学的補助具を開発した。
米国特許第4958584号(Williamson) 米国特許第3421472号(Oberg) 米国特許第3280785号(Oberg) 英国特許第2401832号 英国特許第2401833号
3つ以上の車輪を備え、そのうちの少なくとも2つが水陸両用車の前部に設けられた水陸両用車の船体は典型的には、水陸両用車およびしたがって船体の幅が前および/または後車軸および車輪の幅全体に及ぶので、水上で充分な浮揚力をもたらす。しかし、前輪またはホイールステーションが1つだけの水陸両用車は、陸上で乗車/旋回中に側方に傾けることが要求され、よって少なくとも前部の幅が比較的細い船体が要求されることがあり、しかも水陸両用車を水中で浮揚状態に維持するために船体が充分な浮揚力をもたらさなければならないので、船体の形状、サイズ、変位量等に関して独特の課題を提起する。先行技術の水陸両用バイクは、水陸両用車が水中にあるときに船体から延びる追加の可動式浮揚性要素を用いてこれらの課題に対応しようと試みてきた。これらの可動式浮揚性要素は、膨張式ベローズ、可動式もしくは折畳み式浮揚性補助具の形、または他の形を取ることができる。そのようなシステムはかさばり、追加の可動部品/構成部品を必要とし、かつ故障し易くなることがあり得る。したがって、追加のベローズを必要とせず、水陸両用車に水中で浮遊するのに充分な浮揚力をもたらし、しかも水陸両用車が陸上で適切に傾斜/旋回することを可能にする船体を持つ水陸両用バイクが望ましい。
出願人は、単一前輪または軌道ステーション、および/または単一の前輪または軌道を持つ高速水陸両用車を開発した。該水陸両用車は、1つ以上の後輪もしくは軌道ステーション、および/または1つ以上の後輪もしくは軌道を備えることができる。したがって、該高速水陸両用車は、オートバイ、三輪車、あるいは単一の前輪もしくは軌道ステーション、および/または単一の前輪もしくは軌道を有する他の構成の形を取ることができる。該水陸両用車はオートバイまたは三輪車である必要はない(すなわち、操舵用のハンドルバーおよび/または跨座式座席を有する水陸両用車に限定されない)。代替的に、例えば、該水陸両用車はシットイン式車両またはバギー車の形を取ることができる。該水陸両用車は水上を滑走することができ、しかもオンロード、オフロード、および実用的能力を有する。驚くべきことに、この新しい水陸両用車の能力は、水陸両用車が水中にあるときに船体から延びる追加の可動式浮揚性要素を用いることなく達成された。この目的を達成するために、出願人は、本発明に係る構成に到達するに当たって、従来の考え方に従わず、以前の技術的偏見を克服した。
特に、出願人は、高速水陸両用車の使用に最適化された船体形状を達成するために水を通すための1つ以上の導管を含み、かつ充分な浮揚力をもたらす、水陸両用車の船体の前方船首部の形状および構成を開発した。最適化された船体形状は、本発明の導管が無ければ水陸両用車の前進運動の結果生じる水の蓄積を免れない、露出した前輪格納室を保持している。前輪格納室におけるこれらの水の蓄積は、著しい水しぶきを引き起こし、かつこの蓄積した水を前方に押し出すことを非効率にした。最適化された船体形状は、水陸両用車の前進運動の結果生じる前輪格納室内の水の蓄積が、船体部分の船首部分の下および船体の下を通過しなければならないだけでなく、あるいはその代わりに、該または各導管に沿って移動することができるので、水上での水陸両用車の流体力学的性能を向上させる。さらに、船体形状は水陸両用車の陸上での使用に対しても最適化されている。
したがって、本発明は、第1態様では、陸上モードおよび船舶モードで動作可能な水陸両用車であって、該水陸両用車が
船体と、
船体に設けられ、または船体によって形成された少なくとも1つの不連続部と、
少なくとも1つの不連続部に少なくとも部分的に位置する少なくとも1つの格納可能な車輪または軌道アセンブリと、
を備え、
船体が滑走型船体であり、
少なくとも1つの不連続部が水陸両用車の船体の前半部に設けられ、
水陸両用車がさらに、少なくとも1つの不連続部にもしくはその内部に開口する導管、またはそのように開口する入口が設けられた導管であって、使用中に流体を少なくとも1つの不連続部から運び去るように構成された少なくとも1つの導管を備えた、
水陸両用車を提供する。
第2態様では、本発明は、陸上モードおよび船舶モードで動作可能な水陸両用車であって、該水陸両用車が、
船体と、
船体に設けられ、または船体によって形成された少なくとも1つの車輪または軌道格納室と、
少なくとも1つの車輪または軌道格納室に少なくとも部分的に位置する少なくとも1つの格納可能な車輪または軌道アセンブリと、
を備え、
船体が滑走型船体であり、
少なくとも1つの車輪または軌道格納室が水陸両用車の船体の前半部に設けられ、
水陸両用車がさらに、少なくとも1つの車輪または軌道格納室にもしくはその内部に開口する導管、またはそのように開口する入口が設けられた導管であって、使用中に流体を少なくとも1つの車輪または軌道格納室から運び去るように構成された少なくとも1つの導管を備えた、
水陸両用車を提供する。
次に、本発明の好適な実施形態について、単なる例示として添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の好適な実施形態に係る水陸両用バイクの略平面図である。 図1の水陸両用車の略底面図である。 伸長位置および格納位置における前輪および後輪を(仮想線で)示唆的に示す、図1の水陸両用車の略側面図である。 本発明のさらなる好適な実施形態に係る三輪水陸両用車の略底面図である。 本発明のさらなる好適な実施形態に係る水陸両用車の前方船首部の詳細な略底面図である。 図5の前方船首部の下から一側面にかけての拡大詳細略図である。 本発明のさらなる好適な実施形態に係る二輪水陸両用車の略底面図である。 本発明のさらなる好適な実施形態に係る三輪水陸両用車の略底面図である。
最初に図1ないし図3を参照すると、本発明の第1の好適な実施形態は、陸上での使用中に所望の傾斜および/または旋回能力を有し、かつ水上での使用中に所望の浮揚力および安定性を有する、水陸両用バイク10を含むことが分かる。本発明において、オートバイ(バイク)という用語が、モペッド、スクータ、および他の単一軌道二輪車両を含むことは理解されるであろう。さらに、前輪および/または後輪として2つ以上の車輪または軌道を使用する他の単一軌道車両もオートバイ(バイク)という用語の中に含まれる。例えば、単なる例証として、前輪および/または後輪として使用するためにわずかな離間距離を置いて一体的に配置された2つの車輪を有するスクータは、本書におけるオートバイ(バイク)の用語の使用範囲内に含まれる。この場合、前輪ステーションおよび後輪ステーションが存在し、各車輪ステーションに1つ以上の車輪または軌道が設けられる。
水陸両用車10は、好ましくはフロントサスペンションシステム(図示せず)を備えた前輪110と、再び好ましくはリヤサスペンションシステム(図示せず)を備えた後輪120とを含むことが分かる。前輪および後輪110、120のいずれかまたは両方の代わりとして、単一または複数の軌道を使用することができる。水陸両用車10を陸上で使用するための伸長位置と水陸両用車10を水上で使用するための格納位置との間で、前輪110および/または後輪120を移動させるように動作可能な、少なくとも1つの車輪格納システム(図示せず)を含むことが好ましい。そうすると、前輪110および/または後輪120は、水陸両用車10を陸上で使用する(水中に進入するときおよび水中から出現するときを含む)ための伸長位置と、水陸両用車を水上で使用するための格納位置との間で移動することができる。前輪110および/または後輪120は、水陸両用車10が水中で動作するときに抗力を低減するために、格納位置に移動することができる。水陸両用車10は、中央部分210および間隔を置いて対向配置された2つの側方部分220を持つ船体200を備える。代替的船体構成が可能である。各船体部分210、220は船首または船首部分212、222を画定する前方端を有し、船体部分210、220は相互に固定して、略連続船体外面を持つ略剛性アセンブリを形成することが好ましい。2つの側方部分220は予め定められた距離だけ中央部分210を越えて前方に延び、前輪格納室116を形成する。前輪110は少なくとも部分的に前輪格納室116内に位置することができ、2つの側方部分220は、伸長した陸上係合位置にあるときに前輪110の回転軸111を越えて前方に延びることができるが、これは必須ではない。場合によっては、2つの側方部分220は前輪110の回転軸111の手前で止まることができ、あるいは少なくとも部分的にまたは全般的に前輪110の前面まで、またはそれに等しいところまで延びることができる。代替的に、2つの側方部分220は、前輪110が伸長位置にあるときに、前輪110の前面を超えて延びることができる。2つの側方部分220はまた、予め定められた距離だけ中央部分210を超えて後方に延びて、後輪格納室126を形成することもできる。後輪120は少なくとも部分的に後輪格納室126内に位置することができ、2つの側方部分220は伸長位置にあるときに、後輪120回転軸122まで、またはそれを超えて後方に延びることができる。場合によっては、2つの側方部分220は、少なくとも部分的にまたは全般的に後輪120の後面まで、またはそれに等しいところまで後方に延びることができ、あるいは代替的に、2つの側方部分220は、後輪120が伸長位置にあるときに、後輪120の後面を越えて後方に延びることができる。
前輪格納室116と水陸両用車10のそれぞれの側面との間に流体(水および/または空気)を通すための少なくとも1つの通路を提供するように、導管214が2つの側方部分220の一方または両方に設けられる。該または各導管214は任意の適切な形状を取ることができる。例えば、導管214は溝の形で下側を開口することができ、あるいは少なくとも部分的に、トンネルを形成するように船体200または水陸両用車10の他の部品によって(導管214を横切る方向および/または長さ方向に)閉じることができる。実際、導管214は管(例えば個別部品、または水陸両用車10の他の部品によって形成される)の形を取ることができる。導管214の断面は実質的に均一とすることができ、またはその長さに沿って変化することができる。さらに詳しくは、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って減少することができる。代替的に、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って増大することができる。導管214の入口215は、船体部分210、220の船首または船首部分212、222の1つ以上と一体化することができ、あるいは個別入口(個別管などによる)とすることができる。好ましくは、導管214の入口215は、前輪格納室116でかつ/またはそれに対して開口する。導管214の出口216は水陸両用車10の側面を横切る出口(個別またはその他)とすることができ、あるいは船体部分210、220の一方または両方と一体化することができる。代替的に、導管214は、水陸両用車10の一部分または全長に沿って続き、後方船尾または船尾梁に出るか、あるいは後輪格納室126にかつ/またはその内部に出ることができる。水陸両用車10の前進運動から生じる前輪格納室116内の水の蓄積を、船体部分210の船首部分212の下および船体200の下に通さなければならないだけでなく、あるいはその代わりに、該または各導管214に沿って移動させることができるので、該または各導管214は水上時の水陸両用車10の流体力学的性能の改善をもたらす。水陸両用車10の流体力学的性能のさらなる改善は、導管の入口215、出口216、その経路、およびその長さに沿ったその断面積に関して、導管の形状によって達成することができる。例えば、開口溝形の導管214の長さに沿って断面積を低減することにより、通過する水は、その非圧縮性のため、開口した下面に沿って導管214から押し出され、それによって浮揚性を生じる。水陸両用車10を変位モード時の船体200から滑走時の船体に移行させるために、必要な流体力学的揚力を達成するように水陸両用車10の水中速度を増大しなければならない。船体200および船体部分210、220の船首部分212、222は、船体10の抗力を低減しかつ水中の水陸両用車の速度の必要な増加を促進する上での鍵である。ひとたび滑走モードになると、船体200は方向安定性を達成する。しかし、船体200に従来のストレーキまたは出願人の上記特許文献5に記載されたストレーキを補足することができる。
2つの側方部分220が(例示として図に示すように)中央部分210を超えて前方および/または後方に延びることにより、望ましい浮揚力および最小限のかつ/または望ましい幅を持つ船体がもたらされる。換言すると、前輪格納室116および/または後輪格納室126を形成する側方部分220の延長は、水中の水陸両用車10に望ましいかつ/または適切な浮揚力をもたらし、しかも水陸両用車10が陸上での使用中に望ましい傾斜および/または旋回を行うことを可能にする。
次に、特に図1を参照すると、水陸両用車はオートバイ形状100および船体形状200を含むことが分かる。オートバイ形状100は座席130、ハンドルバー140、原動機(図示せず)、伝動装置および/または変速伝動機(図示せず)、ならびにオートバイに使用され、取り付けられることなどが当業者には公知の他の構成部品を有することができる。例えば、後輪120は後部泥除け121、ドライブチェーン等を有することができる。さらに、前輪110は前部泥除け(図示せず)を有することができるが、これは必須ではない。代替的に、または追加的に、フェンダまたは泥除けは、オートバイ形状100、船体形状200、または前部および/または後部で車輪110、120と共に動かない他の部品に固定することができる。
次に図2を参照すると、船体200の下面の詳細を見ることができる。全体的船体200は、好ましくは互いに不動でありかつ共に連続船体外面を形成する、中央部分210および側方部分220の組合せによって画定される。船体200は、前方端(方向1)に船首を、後方端(方向2)に船尾または船尾梁を有するということができる。中央部分210は、中央船首212または船首の中央部分212を画定する前方端を有する。側方部分220の各々は、側方船首222または船首の側方部分222を画定する前方端を有する。本書で使用する場合、船首とは、船体200または船体200の一部分の最前端である。場合によっては、側方部分220は前方向1に中央部分210を超えて延び、前輪格納室116を形成することができる。さらに、2つの側方部分220は後方向2に中央部分210を超えて延び、後輪格納室126を形成することができる。前輪110は少なくとも部分的に前輪格納室116内に位置することができ、後輪120は少なくとも部分的に後輪格納室126内に位置することができる。船体200はまた、地上で使用中に停止するときに、水陸両用車10を安定させ、あるいは直立位置に保持するために、水陸両用車10の乗り手に片方以上の脚を地面に着ける能力をもたらすくびれ部分204をも有することができる。さらに、船体200は、陸上または水上で水陸両用車10に乗っているときに、乗り手がその脚を付けることのできる1つ以上のプラットフォームまたは土台201を有することができる。
陸上時に、水陸両用車10は、後輪120および/もしくは前輪110(または前部もしくは後部軌道が設けられている場合にはそれら)によって推進することができる。水上時に、1つ以上のジェット駆動装置またはプロペラまたは他の船舶推進手段を使用することができる。図2には1対のジェット駆動装置230および232が示されている。各ジェット駆動装置230、232はそれぞれの入口234、236およびそれぞれの出口238、240を有する。ジェット駆動装置230は少なくとも部分的に、片方の側方部分220で後輪格納室126の片側に配置され、他のジェット駆動装置232は少なくとも部分的に、もう1つの側方部分220で後輪格納室126の反対側に配置される。代替的に、単一ジェット駆動装置またはジェット駆動推進システム(図示せず)を使用することができる。単一ジェット駆動装置は1つ以上の入口および1つ以上の出口を有し、必要に応じて有利にパッケージすることができる。例えば、単一ジェット駆動装置は中央部分に、または少なくとも部分的に一方の側方部分220に配置することができる。入口および出口には、必要に応じて、例えば後輪120の片側または両側にまたはそれらの周りにダクト流を生じるようにダクトを配置することができる。
次に図3を参照すると、図1および図2に示した実施形態の側面図が、前輪110および後輪120が伸長位置にある状態で示されている。前輪110および後輪120が伸長位置にある状態で、一般的にオートバイを操作するように、水陸両用車10を陸上で操作することができることは理解されるであろう。図3はまた、水陸両用車が水上で高速滑走状態で操作することができるように、格納位置にある前輪110および後輪120を仮想線で示す。水中で完全変位モードであって移動しないときの水陸両用車10の喫水線を表す、示唆的喫水線をwで示す。言うまでもなく、実際の喫水線は、水陸両用車10の特定のパラメータによってこの位置とは異なる場合がある。2つの側方部分220が前方向1および/または後方向2に延びることにより、船体200が、陸上での使用中に傾斜および/または旋回を達成することができるように、望ましいかつ/または最小限の幅を維持しながら、水陸両用車10の望ましい浮揚力を達成することは理解されるであろう。さらに、水陸両用車10を陸上で使用するための伸長位置と水陸両用車を水上で使用するための格納位置との間で、前輪110および/または後輪120を移動させるために、少なくとも1つの車輪格納システム(図示せず)を含めることができることは理解されるであろう。
前輪格納室116および/または後輪格納室126は、その頂部または上部を覆うカバー、閉鎖体等を有することができるが、これは必須ではない。そのような頂部または上部カバーまたは閉鎖体は、本体または船体の上部表面の一部を形成するように適位置に固定することができ、可撓性とすることができ、あるいは操作可能とすることができる。対照的に、前輪格納室116および後輪格納室126はその底部または下部に沿って閉鎖体を持たない。これは、船体200の外側/下方表面に閉鎖体またはカバーが存在しないことを意味する。このようにして、使用中にカバー、閉鎖体等の紛失、破損、変形などが生じる可能性またはおそれが防止される。さらに、砂、泥、ゴミ、草等による汚染のためのそのようなカバー、閉鎖体等の誤動作も防止される。閉鎖体は、車輪が伸長しているか格納されているかに関わらず、永久的に伸長しており、水陸両用車の通常の動作中に1つの位置から別の位置に移動しない、フェンダまたは泥除けとは区別される。一般的に、閉鎖体は閉鎖しているときは、車輪の下に位置する。泥除けはしばしば本体構造に固定され、車輪の上に位置する。泥除けが車輪を支持するフォークに取り付けられた場合、泥除けは車輪に対して固定した関係に保持される。その向きは車輪が伸長または格納されるときに変化することがあるが、閉鎖体とは異なり、泥除けは船体の間隙を被覆しない。
次に図4を参照すると、本発明のさらなる好適な実施形態は、陸上での使用中に望ましい傾斜および/または旋回能力を有し、かつ水上での使用中に望ましい浮揚力および安定性を有する、三輪水陸両用車10を含むことが分かる。本発明において、用語「三輪」または「三輪車」とは、三輪または三輪車型モペッド、スクータ、および他の三輪付き車両を含むことは理解されるであろう。さらに、前輪としてかつ/または1つ以上の後輪として、2つ以上の車輪または軌道を使用する他の車両は、三輪または三輪車に含まれる。再び、例えば、単なる例証として、前輪としてかつ/または1つ以上の後輪として使用するためにわずかな離間距離を置いて一体的に配置された2つの車輪を有する三輪または三輪車型の水陸両用車は、本書における三輪または三輪車という用語の使用内に含まれる。この場合、前輪ステーションおよび2つの後輪ステーションが存在し、各車輪ステーションに1つ以上の車輪または軌道が設けられる。さらに、水陸両用車は三輪車である必要はない(すなわち、操舵用のハンドルバーおよび/または跨座式座席を有する水陸両用車に限定されない)。代替的に、例えば、水陸両用車は他の操舵入力(例えば操舵輪)を持つシットイン式車両またはバギー車の形を取ることができる。
水陸両用車10は、好ましくはフロントサスペンションシステム(図示せず)を備えた前輪110と、再び好ましくはリヤサスペンションシステム(図示せず)を備えた2つの後輪120、120′とを含むことが分かる。前輪および後輪110、120、120′のいずれか一方または両方の代わりに、単数または複数の軌道を使用することができる。前輪110および/または後輪120、120′を、水陸両用車10を陸上で使用するための伸長位置と水陸両用車10を水上で使用するための格納位置との間で移動させるように動作可能な少なくとも1つの車輪格納システム(図示せず)を含むことが好ましい。水陸両用車10には、中央部分210および間隔を置いて対向配置された2つの側方部分220を持つ船体200が設けられる。代替的に、他の船体形状を使用することができる。各船体部分210、220は船首または船首部分212、222を画定する前方端を有し、船体部分210、220は相互に固定されて、略連続船体外面を持つ略剛性アセンブリを形成することが好ましい。2つの側方部分220は予め定められた距離だけ中央部分210を超えて前方に延び、前輪格納室116を形成する。前輪110は少なくとも部分的に前輪格納室116内に位置することができ、2つの側方部分220は、伸長した陸上係合位置にあるときの前輪110の回転軸111まで、またはそれを超えて前方に延びることができる。場合によっては、2つの側方部分220は少なくとも部分的にまたは全般的に前輪110の前面まで、またはそれに等しいところまで延びることができ、あるいは代替的に、2つの側方部分220は、前輪110が伸長位置にあるときに前輪110の前面を越えて延びることができる。2つの側方部分220はまた、中央部分210と共に予め定められた距離だけ後方に延びて、後輪格納室126、126′を形成することもできる。後輪120、120′は少なくとも部分的に後輪格納室126、126′内に位置することができ、2つの側方部分220は中央部分210と共に、伸長位置にあるときの後輪120、120′の回転軸122、122′まで、またはそれを超えて後方に延びることができる。場合によっては、2つの側方部分220および中央部分210は少なくとも部分的にまたは全般的に後輪120、120′の後面まで、またはそれに等しいところまで後方に延びることができ、あるいは代替的に、2つの側方部分220および中央部分210は、後輪120、120′が伸長位置にあるときに、後輪120、120′の後面を越えて後方に延びることができる。
上述した第1の好適な実施形態と同様に、前輪格納室116と水陸両用車10のそれぞれの側面との間に流体(水および/または空気)を通すための少なくとも1つの通路を提供するように、2つの側方部分220の一方または両方に導管214が設けられる。再び、該または各導管214は、第1の好適な実施形態について上で詳述した通り、任意の適切な形状を取ることができる。例えば、導管214は溝の形で下側を開口することができ、あるいは少なくとも部分的に、トンネルを形成するように船体200または水陸両用車10の他の部品によって(導管214を横切る方向および/または長さ方向に)閉じることができる。実際、導管214は管(例えば個別部品、または水陸両用車10の他の部品によって形成される)の形を取ることができる。導管214の断面は実質的に均一とすることができ、またはその長さに沿って変化することができる。さらに詳しくは、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って減少することができる。
代替的に、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って増大することができる。導管214の入口215は、船体部分210、220の船首または船首部分212、222の1つ以上と一体化することができ、あるいは個別入口(個別管などによる)とすることができる。好ましくは、導管214の入口215は、前輪格納室116でかつ/またはそれに対して開口する。導管214の出口216は水陸両用車10の側面を横切る出口(個別またはその他)とすることができ、あるいは船体部分210、220の一方または両方と一体化することができる。代替的に、導管214は、水陸両用車10の一部分または全長に沿って続き、後方船尾または船尾梁に出るか、あるいは後輪格納室126、126′のいずれか一方もしくは両方に、かつ/またはその内部に出ることができる。水陸両用車10の前進運動から生じる前輪格納室116内の水の蓄積を、船体部分210の船首部分212の下および船体200の下に通さなければならないだけでなく、あるいはその代わりに、該または各導管214に沿って移動させることができるので、該または各導管214は水上時の水陸両用車10の流体力学的性能の改善をもたらす。水陸両用車10の流体力学的性能のさらなる改善は、導管の入口215、出口216、その経路、およびその長さに沿ったその断面積に関して、導管の形状によって達成することができる。例えば、開口溝形の導管214の長さに沿って断面積を低減することにより、通過する水は、その非圧縮性のため、開口した下面に沿って導管214から押し出され、それによって浮揚性を生じる。水陸両用車10を変位モード時の船体200から滑走時の船体に移行させるために、必要な流体力学的揚力を達成するように水陸両用車10の水中速度を増大しなければならない。船体200および船体部分210、220の船首部分212、222は、船体10の抗力を低減しかつ水中の水陸両用車の速度の必要な増加を促進する上での鍵である。ひとたび滑走モードになると、船体200は方向安定性を達成する。しかし、船体200に従来のストレーキまたは出願人の上記特許文献5に記載されたストレーキを補足することができる。
再び、2つの側方部分220が中央部分210を超えて前方および/または後方に延びることにより、望ましい浮揚力および最小限のかつ/または望ましい幅を持つ船体がもたらされる。換言すると、前輪格納室116および/または後輪格納室126、126′を形成する側方部分220の延長は、水中の水陸両用車10に望ましいかつ/または適切な浮揚力をもたらし、しかも水陸両用車10が陸上での使用中に望ましい傾斜および/または旋回を行うことを可能にする。
次に図5および図6を参照すると、本発明のさらなる好適な実施形態に係る水陸両用車の前方船首部を見ることができる。このさらなる実施形態では、水陸両用車10は、より丸みを帯びかつ先端が尖った中央部分210および間隔を置いて対向配置された2つの側方部分220を持つ船体200を備える。実際、これは、上述した実施形態で示唆したように代替的船体形状とみなすことのできるものを実証する。ここで、船体200は、単純に船首210を備え参照番号200によって示された主船体と、各々が船首222を持つ2つの前部側方船体部分220とを含むとみなすことができる。したがって、前述と同様に、各船体部分200、220は船首または船首部分212、222を画定する前方端を有し、船体部分210、220は相互に対して固定し、略連続船体外面を持つ略剛性のアセンブリを形成することが好ましい。2つの側方部分220は予め定められた距離だけ主または中央部分210を超えて前方に延び、前輪格納室116を形成する。前輪110は少なくとも部分的に前輪格納室116内に位置することができ、2つの側方部分220は、伸長した陸上係合位置にあるときの前輪110の回転軸111まで、またはそれを超えて前方に延びることができる。2つの側方部分220は少なくとも部分的に、前輪110の前面の方向に延びる。
前輪格納室116と水陸両用車10のそれぞれの側面との間に流体(水および/または空気)を通すための1つ以上の通路を提供するように、2つの側方部分220の各々と主または中央部分210との間に導管214が設けられる。各導管214は溝の形で下側を開口することができ、各導管214の断面はその長さに沿って変化する。さらに詳しくは、各導管214の断面はその長さに沿って後方向2に浅くしかし幅広くなる。導管214の入口215は、船体部分210の船首部分212と一体化される。各導管214の出口216は、水陸両用車10の側面を横切る個別出口である。水陸両用車10の前進運動から生じる前輪格納室116内の水の蓄積を、船体部分210の船首部分212の下および船体200の下に通さなければならないだけでなく、あるいはその代わりに、各導管214に沿って移動させることができるので、各導管214は、水上時の水陸両用車10の流体力学的性能の改善をもたらす。水陸両用車10の流体力学的性能のさらなる改善は、導管の入口215、出口216、およびその長さに沿ったその断面積に関して、導管の形状によって達成することができる。断面積は開口溝形の各導管214の長さに沿ってわずかに低減し、したがって、通過する水は、その非圧縮性のため、開口した下面に沿って各導管214から押し出され、それによって浮揚性を生じる。
次に図7を参照すると、本発明のさらなる好適な実施形態は、陸上での使用中に望ましい傾斜および/または旋回能力を有し、かつ水上での使用中に望ましい浮揚力および安定性を有する二輪の水陸両用車10を含むことが分かる。この代替的実施形態は、図1ないし3に関連して上述した実施形態に類似しており、したがって同様の参照番号によって示す同様の特徴については、ここではこれ以上説明しない。代わりに、上記の説明を参照されたい。しかし、この実施形態では、導管214は、前輪格納室116と後輪格納室126との間に流体(水および/または空気)を通すための通路を提供する。代替的に、導管は、水陸両用車10の後部または船尾梁に通すことができる。導管214(または複数の場合は各導管、あるいは導管214の分岐路が設けられた場合は各部分)は任意の適切な形状を取ることができる。例えば、導管214は、図示するように溝の形で下側を開口することができ、あるいは少なくとも部分的に、トンネルを形成するように船体200または水陸両用車10の他の部品によって(導管214を横切る方向および/または長さ方向に)閉じることができる。実際、導管214は、船体200の下部滑走面の内側またはその他の部分における管(例えば個別部品、または水陸両用車10の他の部品によって形成される)の形を取ることができる。導管214の断面は、図示するように実質的に均一とすることができ、またはその長さに沿って変化することができる。さらに詳しくは、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って減少することができる。代替的に、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って増大することができる。導管214の入口215は、船体部分210、220の船首または船首部分212、222の1つ以上と一体化することができ、あるいは個別入口(個別管などによる)とすることができる。好ましくは、導管214の入口215は、前輪格納室116でかつ/またはそれに対して開口する。導管214の出口216は水陸両用車10の側面を横切る出口(個別またはその他)とすることができ、あるいは船体部分210、220の一方または両方と一体化することができる。代替的に、導管214は、水陸両用車10の一部分または全長に沿って続き、後方船尾または船尾梁に出るか、あるいは後輪格納室126にかつ/またはその内部に出ることができる(図示する通り)。水陸両用車10の前進運動から生じる前輪格納室116内の水の蓄積を、船体部分210の船首部分212の下および船体200の下に通さなければならないだけでなく、あるいはその代わりに、該または各導管214に沿って移動させることができるので、該または各導管214は水上時の水陸両用車10の流体力学的性能の改善をもたらす。水陸両用車10の流体力学的性能のさらなる改善は、導管の入口215、出口216、その経路、およびその長さに沿ったその断面積に関して、導管の形状によって達成することができる。
次に図8を参照すると、本発明のさらなる好適な実施形態は、陸上での使用中に望ましい傾斜および/または旋回能力を有し、かつ水上での使用中に望ましい浮揚力および安定性を有する三輪の水陸両用車10を含むことが分かる。この代替的実施形態は、図4に関連して上述した実施形態に類似しており、したがって同様の参照番号によって示す同様の特徴については、ここではこれ以上説明しない。代わりに、上記の説明を参照されたい。しかし、この実施形態では、導管214は、前輪格納室116と後輪格納室126、126′との間に流体(水および/または空気)を通すための通路を提供する。導管214は図示する通り途中で分岐し、車輪格納室126、126′の各々に1つずつ、2つの出口を備える。しかし、この分岐は任意であり、1つだけの導管または複数の個別導管を設けることができる。代替的に、該または各導管(またはその分岐管)は、水陸両用車10の後部または船尾梁に通すことができる。導管214(または複数の場合は各導管)は任意の適切な形を取ることができる。例えば、導管214は図示するように溝の形で下側を開口することができ、あるいは少なくとも部分的に、トンネルを形成するように船体200または水陸両用車10の他の部品によって(導管214を横切る方向および/または長さ方向に)閉じることができる。実際、導管214は、船体200の下部滑走面の内側またはその他の部分における単数または複数の管(例えば個別部品、または水陸両用車10の他の部品によって形成される)の形を取ることができる。導管214の断面は、図示するように変化することができ、あるいはその長さに沿って実質的に均一とすることができる。さらに詳しくは、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って減少することができる。代替的に、導管214の断面は後方向2にその長さに沿って増大することができる。導管214の入口215は、船体部分210、220の船首または船首部分212、222の1つ以上と一体化することができ、あるいは個別入口(個別管などによる)とすることができる。好ましくは、導管214の入口215は、前輪格納室116でかつ/またはそれに対して開口する。導管214の出口216は水陸両用車10の側面を横切る出口(個別またはその他)とすることができ、あるいは船体部分210、220の一方または両方と一体化することができる。代替的に、導管214は、水陸両用車10の一部分または全長に沿って続き、後方船尾または船尾梁に出るか、あるいは後輪格納室126、126′にかつ/またはその内部に出ることができる(図示する通り)。水陸両用車10の前進運動から生じる前輪格納室116内の水の蓄積を、船体部分210の船首部分212の下および船体200の下に通さなければならないだけでなく、あるいはその代わりに、該または各導管214に沿って移動させることができるので、該または各導管214は水上時の水陸両用車10の流体力学的性能の改善をもたらす。前述と同様に、水陸両用車10の流体力学的性能のさらなる改善は、導管の入口215、出口216、その経路、およびその長さに沿ったその断面積に関して、導管の形状によって達成することができる。
船体200を船体として説明したが、水陸両用車は、下部の水対面/係合エンクロージャである船体と、上部エンクロージャである本体とを有することが一般的である。これらは、内容全体を参照によって本書に援用する出願人の米国特許同時係属出願公開第2006/0199499号明細書に開示される通り、外周接合部で一体に接合することができる。代替的に、下部本体と別個のしかし恒久的に取り付けられた上部本体とを有するか否かに関係なく、単体の船体を使用することができる。そのような船体200は、水陸両用車の魅力的なスタイルをもたらすことができ、水の浸入を防止する操舵システムの密閉をもたらすことができ、水の浸入を防止する少なくとも1つの車輪格納システムの密閉をもたらすことができ、かつ計器コンソール、フロントガラス等のような望ましい機器の装着をもたらすことができる。
特定の実施形態では、船体について中央部分および側方部分を備えるものとして説明したが、これらは単なる例示であって、他の船体構成が可能である。例えば、船体は、横方向に間隔を置いて前方に配置された船体部分を持つ主船体を備えることができる。横方向に間隔を置いて前方に配置された船体部分は前輪格納室を画定することができる。代替的に、船体は、船首から船尾まで延びる、横方向に間隔を置いて配置された2つの船体部分を備えることができ、横方向に間隔を置いて配置された2つの船体部分は少なくとも部分的に下部滑走面により接合される。さらになお、船体は、船首から船尾まで延びる、1つの中央船体部分と横方向に間隔を置いて配置された2つの船体部分とを備えることができ、中央船体部分および横方向に間隔を置いて配置された2つの船体部分は少なくとも部分的に下部滑走面により接合される。様々な船体形状は、船体の前方端に車輪格納室または不連続部を設けることができる。
本書で使用する場合、用語「不連続部」は、船体の濡れ面または外側における車輪格納室の単純な設置または形成をその範囲内に含み、船体の表面における不連続部または他の凹凸に限定されない。そういうものとして、車輪格納室(および特に車輪格納室116、126、および126′の各々)は船体の不連続部である。
本書で使用する場合、船体の「外側」または「濡れ面」という用語は、水の浸入を防止するように効果的に密閉され、通常実質的に乾燥した船体の内側の対語として、水に暴露される船体の面または表面である。したがって、前輪および/または後輪格納室116、126、126′に位置する前輪および/または後輪110、120は、伸長位置および格納位置の両方とも、船体の外側または濡れ面に位置する。従来のエンジン室は冷却、燃焼、および排気のために空気の出入りを必要とするが、そのような空気取入口および排気口は、できるだけ多くの水を船体の「内側」または「乾燥面」から排除するために、通常ドレード(dorade)として知られる迷路状の通路を有することが認識されている。すなわち、不要の水を除去するために、船体の「内側」または「乾燥面」にはビルジまたは他のポンプを設けることができる。
本発明はさらに、フレーム、船体もしくは本体形状、または水陸両用車の1つ以上の構成部品またはサブアセンブリを支持するための他の構造体を含むことができる。前輪およびフロントサスペンションシステムは、前記フレーム、船体もしくは本体形状、または前記フレームに取り付けられた他の構造体に取り付けることができ、後輪およびリヤサスペンションシステムもまた、前記フレーム、船体もしくは本体形状、または前記フレームに取り付けられた他の構造体に取り付けることができる。
本明細書(添付の特許請求の範囲、要約書、および図面を含む)に開示した各特徴は、そうでないことが明示的に記載される場合を除き、同一、同等、または同様の目的を果たす代替的特徴に置き換えることができる。したがって、そうでないことが明示的に記載される場合を除き、開示する各特徴は、一連の一般的な同等または同様の特徴の単なる一実施例にすぎない。加えて、本明細書(添付の特許請求の範囲、要約書、および図面を含む)に開示した全ての特徴、および/またはそのように開示された方法またはプロセスの全てのステップは、そのような特徴および/またはステップの少なくとも幾つかが相互に排他的である組合せを除き、任意の組合せで組み合わせることができる。したがって、本発明の様々な実施形態について上述したが、記載し、図示し、かつ/または添付の特許請求の範囲で請求する特徴の任意の1つ以上または全部を、任意の実施形態において単独でまたは様々に組み合わせて使用することができる。そういうものとして、記載し、図示し、かつ/または請求する特徴の組合せのいずれかから、いずれか1つ以上の特徴を除去し、置換し、かつ/または追加することができる。誤解を避けるために言及すると、いずれかの実施形態の特徴のいずれか1つ以上を、いずれかの実施形態のいずれかの他の特徴と共に、異なる実施形態で組み合わせかつ/または別々に使用することができる。
本発明は、上述した例示的実施形態に制限されない。現在最も実用的かつ好適な実施形態と考えられるものに関連して本発明を説明したが、本発明は開示した構成に限定されず、むしろ添付する請求項の範囲内に含まれる種々の変形例および均等例を含むことを意図していることを理解されたい。

Claims (36)

  1. 陸上モードおよび船舶モードで動作可能な水陸両用車であって、前記水陸両用車が
    船体と、
    前記船体に設けられ、または前記船体によって形成された、少なくとも1つの不連続部と、
    前記少なくとも1つの不連続部に少なくとも部分的に位置する少なくとも1つの格納可能な車輪または軌道アセンブリと、
    を備え、
    前記船体が滑走型船体であり、
    前記少なくとも1つの不連続部が前記水陸両用車の前記船体の前半部に設けられ且つ前方に露出した、車輪または軌道格納室であり
    前記水陸両用車がさらに、前記少なくとも1つの不連続部にもしくはその内部に開口する導管、またはそのように開口する入口が設けられた導管であって、使用中に流体を前記少なくとも1つの不連続部から運び去るように構成された少なくとも1つの導管を備えた、水陸両用車。
  2. 前記少なくとも1つの導管が、使用中に流体を前記少なくとも1つの不連続部から前記水陸両用車の下面、内側に沿って、側部および/または後部に運び去るように構成された、請求項1に記載の水陸両用車。
  3. 前記少なくとも1つの導管が、使用中に流体を前記少なくとも1つの不連続部から前記水陸両用車の下面に沿って運び去るように構成された、請求項1に記載の水陸両用車。
  4. 前記少なくとも1つの導管が、溝の形でその長さに沿った箇所を少なくとも部分的に開口する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  5. 前記少なくとも1つの導管が、トンネルまたは管の形でその長さに沿った箇所を閉鎖される、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  6. 前記少なくとも1つの導管の断面がその長さに沿って実質的に均一である、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  7. 前記少なくとも1つの導管の断面がその長さに沿って変化する、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  8. 前記少なくとも1つの導管の断面がその長さに沿ってその入口から下流方向に低減する、請求項7に記載の水陸両用車。
  9. 前記少なくとも1つの導管の断面がその長さに沿ってその入口から下流方向に増大する、請求項7に記載の水陸両用車。
  10. 前記少なくとも1つの導管が前記船体の下面に形成される、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  11. 前記少なくとも1つの導管が前記船体とは別個の、水陸両用車の個別部品である、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  12. 前記少なくとも1つの導管が少なくとも部分的に前記船体の下面の内側に形成される、請求項1ないし9のいずれか一項または請求項11に記載の水陸両用車。
  13. 前記少なくとも1つの導管が、その側面のいずれか1つ以上にかつ/またはその長さの端部に流体の出口を有する、請求項1ないし12のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  14. 前記少なくとも1つの導管が、使用中に、水中または水上における船舶モードの前記水陸両用車の前進運動によって前記少なくとも1つの不連続部に蓄積する水を通す、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  15. 前記少なくとも1つの導管が前記船体の下面に形成され、かつ前記船体の下面で溝の形でその長さに沿った箇所を部分的に開口し、
    前記少なくとも1つの導管の断面がその長さに沿ってその入口から下流方向に低減し、
    使用中に、前記少なくとも1つの導管を通過する水が、開口下面に沿って導管から押し出され、それによって浮揚性を生じる、請求項14に記載の水陸両用車。
  16. 前記船体に設けられた前記少なくとも1つの不連続部が前輪格納室である、請求項1ないし15のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  17. 前記船体に設けられた前記少なくとも1つの不連続部が単一の前輪格納室である、請求項1ないし16のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  18. 前記船体に設けられた前記少なくとも1つの不連続部が、前記船体の外側または濡れ面に形成された前輪格納室である、請求項1ないし17のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  19. 前記船体が船首と船尾/船尾梁との間に伸び、前記船首が中央船首部分および1対の側方船首部分を有し、前記中央船首部分が前輪格納室を画定するように前記側方船首部分の後方に配置された、請求項16ないし18のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  20. 船舶モードで動作するときに、前記少なくとも1つの格納可能な車輪または軌道アセンブリの少なくとも1つの車輪または軌道が、前記船体の最も低い位置より上に格納され、陸上モードで動作するときに、前記車輪または軌道の少なくとも一部が前記船体の最も低い位置より下に伸長する、請求項1ないし19のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  21. 陸上モード時に陸上で前記水陸両用車を推進する陸上推進手段であって、前記車輪または軌道の少なくとも1つを含む陸上推進手段と、
    船舶モード時に水上で前記水陸両用車を推進する船舶推進手段と、
    をさらに備えた、請求項1ないし20のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  22. 前記船舶推進手段が1つ以上のジェット駆動装置またはプロペラを含む、請求項21に記載の水陸両用車。
  23. 前記1つ以上のジェット駆動装置またはプロペラが、前記車両の滑走を可能にする充分な流体力学的揚力が生成される速度まで前記水陸両用車を推進することができる、請求項22に記載の水陸両用車。
  24. 前記水陸両用車が、前輪または前軌道および後輪または後軌道を有する水陸両用バイクである、請求項1ないし23のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  25. 前記水陸両用車が、前輪または前軌道ステーションおよび後輪または後軌道ステーションを有する水陸両用バイクである、請求項1ないし24のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  26. 前記水陸両用車が、前記水陸両用車の前半部に前輪または前軌道を有しかつ前記水陸両用車の後半部に2つの後輪または後軌道を有する水陸両用三輪車である、請求項1ないし23のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  27. 前記水陸両用車が、前記水陸両用車の前半部に前輪または前軌道ステーションを有しかつ前記水陸両用車の後半部に2つの後輪または後軌道ステーションを有する水陸両用三輪車である、請求項1ないし23のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  28. 前記水陸両用車が、前記前輪または前軌道ステーションの1つ以上における1つ以上の車輪または軌道、および前記2つの後輪または後軌道ステーションまたはその各々における1つ以上の車輪または軌道を含む、請求項25または27のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  29. 前記水陸両用車が、前記水陸両用車の前半部に前輪または前軌道を有しかつ前記水陸両用車の後半部に少なくとも1つの後輪または後軌道を有するシットイン式水陸両用車である、請求項1ないし23のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  30. 前記水陸両用車が、前記水陸両用車の前半部に前輪または前軌道を有しかつ前記水陸両用車の後半部に少なくとも2つの後輪または後軌道を有するシットイン式水陸両用車である、請求項1ないし23のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  31. 前記水陸両用車が、前記水陸両用車の前半部に前輪または前軌道ステーションを有しかつ前記水陸両用車の後半部に少なくとも1つの後輪または後軌道ステーションを有するシットイン式水陸両用車である、請求項1ないし23のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  32. 前記水陸両用車が、前記水陸両用車の前半部に前輪または前軌道ステーションを有しかつ前記水陸両用車の後半部に少なくとも2つの後輪または後軌道ステーションを有するシットイン式水陸両用車である、請求項1ないし23のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  33. 前記水陸両用車が乗り手または運転者用の操舵入力部を有する、請求項1ないし32のいずれか一項に記載の水陸両用車。
  34. 陸上モードおよび船舶モードで動作可能な水陸両用車であって、前記水陸両用車が、
    船体と、
    前記船体に設けられ、または前記船体によって形成された、少なくとも1つの車輪または軌道格納室と、
    前記少なくとも1つの車輪または軌道格納室に少なくとも部分的に位置する少なくとも1つの格納可能な車輪または軌道アセンブリと、
    を備え、
    前記船体が滑走型船体であり、
    前記少なくとも1つの車輪または軌道格納室が、前記水陸両用車の前記船体の前半部に設けられ且つ前方に露出した、車輪または軌道格納室であり
    前記水陸両用車がさらに、前記少なくとも1つの車輪または軌道格納室にもしくはその内部に開口する導管、またはそのように開口する入口が設けられた導管であって、使用中に流体を前記少なくとも1つの車輪または軌道格納室から運び去るように構成された少なくとも1つの導管を備えた、水陸両用車。
  35. 請求項2ないし33のいずれか一項に記載の特徴のいずれか1つ以上をさらに含む、請求項34に記載の水陸両用車。
  36. 請求項2ないし28のいずれか一項に記載の特徴の1つ以上をさらに含み、前記不連続部が少なくとも1つの車輪または軌道格納室である、請求項34に記載の水陸両用車。
JP2014517948A 2011-06-30 2012-07-02 水陸両用車 Active JP6061925B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1111194.5 2011-06-30
GB201111194A GB201111194D0 (en) 2011-06-30 2011-06-30 Amphibian
GB1111200.0A GB2497504B (en) 2011-06-30 2011-06-30 Amphibian
GB1111200.0 2011-06-30
PCT/GB2012/051550 WO2013001318A1 (en) 2011-06-30 2012-07-02 Amphibian

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014522771A JP2014522771A (ja) 2014-09-08
JP6061925B2 true JP6061925B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=46465234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014517948A Active JP6061925B2 (ja) 2011-06-30 2012-07-02 水陸両用車

Country Status (9)

Country Link
US (2) US9511640B2 (ja)
EP (1) EP2726305A1 (ja)
JP (1) JP6061925B2 (ja)
KR (1) KR20140043465A (ja)
CN (1) CN103917387B (ja)
BR (1) BR112013034064A2 (ja)
CA (1) CA2840668C (ja)
RU (1) RU2014102974A (ja)
WO (1) WO2013001318A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9511639B2 (en) * 2014-02-20 2016-12-06 Ontario Drive and Gear, Ltd. Vehicle drive unit and remotely controllable vehicle therewith
GB201509932D0 (en) * 2015-06-08 2015-07-22 Gibbs Tech Ltd Amphibian
US20240109379A1 (en) * 2022-10-01 2024-04-04 Joseph Ganahl Amphibious vehicle systems

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3280785A (en) 1965-03-01 1966-10-25 George H Mycroft Amphibious structure
US3421472A (en) 1967-04-10 1969-01-14 Frank Fasano Amphibious vehicle
NL7207677A (ja) 1972-06-06 1973-12-10
US3895596A (en) 1974-03-21 1975-07-22 William E Amour Amphibious vehicle
SU839744A1 (ru) 1979-05-10 1981-06-23 Всесоюзный Ордена Ленина Проектно- Изыскательский И Научно-Исследовательский Институт"Гидропроект" Им. C.Я.Жука Судно-амфиби
US4958584A (en) 1987-12-02 1990-09-25 Mpv, Inc. Amphibious vehicle having an efficient water-borne operational mode
EP0492655A1 (en) 1990-12-17 1992-07-01 Isuzu Motors Limited Amphibian motor vehicle
US5765497A (en) 1996-10-31 1998-06-16 United Defense Lp Bow vane with integral suspension fairings
GB9723631D0 (en) 1997-11-10 1998-01-07 Baker David P Amphibious vehicles and drives therefor
US6066014A (en) 1998-08-17 2000-05-23 Polaris Industries Inc. Small watercraft exhaust device
US20040065242A1 (en) 2000-12-08 2004-04-08 Hough John Alley Amphibious catamaran
US6540569B1 (en) 2001-09-24 2003-04-01 Shao-Wei Gong Integrated utility personal vehicle
GB2397803B (en) 2003-02-03 2004-12-22 Gibbs Tech Ltd An amphibious vehicle with spray control means
GB2401833B (en) 2003-05-19 2006-02-01 Gibbs Tech Ltd A hull for an amphibious vehicle
GB2401832B (en) 2003-05-19 2006-02-01 Gibbs Tech Ltd A hull for an amphibious vehicle
GB2414439A (en) 2004-05-24 2005-11-30 Gibbs Tech Ltd An amphibious vehicle with a triple v-section planing hull
GB2420593B (en) 2004-11-29 2007-04-25 Gibbs Tech Ltd An exhaust cooling system of an amphibious vehicle
TWI269142B (en) 2005-01-31 2006-12-21 Mitac Int Corp Fastening structure for a fan
GB2441518A (en) 2006-08-24 2008-03-12 Gibbs Tech Ltd An amphibian vehicle having two front wheels and a single rear wheel
GB2452092B (en) 2007-08-24 2010-06-23 Gibbs Tech Ltd Improvements in or relating to amphibians
GB2452088A (en) 2007-08-24 2009-02-25 Gibbs Tech Ltd A ride-on amphibious vehicle with retractable wheels
US8221174B2 (en) 2007-09-03 2012-07-17 March J David Amphibious vehicle
WO2011077090A2 (en) * 2009-12-22 2011-06-30 Gibbs Technologies Limited Amphibian

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013001318A1 (en) 2013-01-03
CA2840668A1 (en) 2013-01-03
US20140370765A1 (en) 2014-12-18
CN103917387B (zh) 2018-02-23
US20170297392A1 (en) 2017-10-19
CA2840668C (en) 2020-07-21
BR112013034064A2 (pt) 2017-02-07
CN103917387A (zh) 2014-07-09
JP2014522771A (ja) 2014-09-08
EP2726305A1 (en) 2014-05-07
KR20140043465A (ko) 2014-04-09
RU2014102974A (ru) 2015-08-10
US9511640B2 (en) 2016-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11065928B2 (en) Amphibian
JP5331808B2 (ja) 水陸両用車
EP2059401B1 (en) Amphibian
US20120108118A1 (en) Amphibious vehicle
US9533536B2 (en) Aerodynamic amphibious recumbent cycle and kayak
US10131194B2 (en) Amphibian hull
JP2015037939A (ja) 水陸両用車
JP6061925B2 (ja) 水陸両用車
US6722932B2 (en) Braking device for watercraft
GB2497504A (en) An amphibious vehicle
US11427284B1 (en) Personal watercraft hull
JP2005231407A (ja) ウォータージェット推進型の小型滑走艇

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6061925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250