JP6061885B2 - 車両駆動装置、および変速比制御方法 - Google Patents

車両駆動装置、および変速比制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両駆動装置、および変速比制御方法に関する。
従来、エンジンがアイドリング状態での発進時に、モータ/発電機を逆転発電状態に制御してエンジン回転数をアイドリング回転数近傍の目標回転数に維持し、車両が発進してモータ/発電機が正転状態となったときには電動機として制御してエンジンを目標回転数に維持し、エンジン回転数及びモータ/発電機回転数が一致したときに直結クラッチを締結して締結ショックの発生を防止するパラレルハイブリッド車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、エンジンの始動時に、無段変速部の変速比をローギヤ側(変速比が大きくなる側)に変更して、電気式差動部の第2電動機MG2の回転数を高くすることで、電気式差動部の入力軸回転数つまりエンジン回転数の上昇速度を速くし、アイドル回転数以下の共振域を短時間で通過できるようになる結果、エンジン始動時のNVHの悪化を防止する車両用駆動装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−304513号公報 特開2010−858号公報
しかしながら、従来の車両や装置では、無段変速機の態様によっては、エンジンの停止によって、無段変速機の伝達可能トルクが低下することについての考慮がなされていない。この結果、無段変速機の滑りを抑制することができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、エンジン始動時における無段変速機の滑りを抑制することが可能な車両駆動装置、および変速比制御方法を提供することを目的の一つとする。
請求項1記載の発明は、内燃機関(10)を含む主動力出力部(10、15)と、前記主動力出力部とは異なる補助動力出力部(55)と、前記主動力出力部により出力された動力を無段階に変速して駆動輪(70)側に伝達する無段変速機(20)と、前記主動力出力部により出力された動力を用いて前記無段変速機内に潤滑油を供給する供給部(45)と、前記無段変速機の状態を検出する検出部(47)と、前記無段変速機と前記駆動輪とを締結状態または解放状態にする締結部(50)と、前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが締結状態にされた状態で、少なくとも前記内燃機関により出力される動力で走行する第1の走行モードと、前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが解放状態にされた状態で、前記補助動力出力部により出力される動力で走行する第2の走行モードとを切り替える走行モード制御部(81)と、前記走行モード制御部によって前記第2の走行モードから前記第1の走行モードに切り替えられるとき、前記無段変速機に入力されるトルク(Tin)と、前記検出部により検出された無段変速機の状態とに基づいて前記無段変速機の変速比(R)を決定する変速比制御部(83)と、を備える車両駆動装置(1)である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、運転者の操作量に基づいて前記主動力出力部の出力(#Te、#Ne)を算出する出力演算部(82)を備え、前記変速比制御部は、前記出力演算部により算出される前記主動力出力部の出力と、自装置が搭載される車両の状態とに基づいて目標変速比(#R)を導出し、前記検出部により検出された無段変速機の状態および前記無段変速機の変速比に応じた前記無段変速機の伝達可能なトルクの情報(84A)を参照し、前記導出した目標変速比に近づける方向で、且つ前記出力演算部により算出された前記主動力出力部の出力により決定される前記無段変速機に入力されるトルクが前記無段変速機の伝達可能なトルクを超えないように、前記無段変速機の変速比を決定するものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記無段変速機は、前記供給部から供給される潤滑油の量に応じて伝達可能なトルクが変動し、前記変速比制御部が参照する情報には、前記潤滑油の量に応じて変動する前記伝達可能なトルクの情報が含まれるものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のうちいずれか1項記載の発明において、前記無段変速機を、トロイダル型の無段変速機としたものである。
請求項5記載の発明は、内燃機関を含む主動力出力部と、前記主動力出力部とは異なる補助動力出力部と、前記主動力出力部により出力された動力を無段階に変速して駆動輪側に伝達する無段変速機と、前記主動力出力部により出力された動力を用いて前記無段変速機内に潤滑油を供給する供給部と、前記無段変速機と前記駆動輪とを締結状態または解放状態にする締結部と、前記無段変速機の状態を検出する検出部と、を備える車両駆動装置の制御コンピュータが、前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが締結状態にされた状態で、少なくとも前記内燃機関により出力される動力で走行する第1の走行モードと、前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが解放状態にされた状態で、前記補助動力出力部により出力される動力で走行する第2の走行モードとを切り替え、前記走行モード制御部によって前記第2の走行モードから前記第1の走行モードに切り替えられるとき、前記無段変速機に入力されるトルクと、前記無段変速機の状態とに基づいて前記無段変速機の変速比を決定する、変速比制御方法である。
請求項1、5記載の発明によれば、前記走行モード制御部によって前記第2の走行モードから前記第1の走行モードに切り替えられるとき、前記無段変速機に入力されるトルクと、前記検出部により検出された無段変速機の状態とに基づいて前記無段変速機の変速比を決定するため、エンジン始動時における無段変速機の滑りを抑制しつつ、エンジン走行モードへの切り替えに要する時間を短縮することができる。
請求項2、3記載の発明によれば、運転者の操作量に基づいて前記主動力出力部の出力を算出する出力演算部を備え、前記変速比制御部は、前記出力演算部により算出される前記主動力出力部の出力と、自装置が搭載される車両の状態とに基づいて目標変速比を導出し、前記検出部により検出された無段変速機の状態および前記無段変速機の変速比に応じた前記無段変速機の伝達可能なトルクの情報を参照し、前記導出した目標変速比に近づける方向で、且つ前記出力演算部により算出された前記主動力出力部の出力により決定される前記無段変速機に入力されるトルクが前記無段変速機の伝達可能なトルクを超えないように、前記無段変速機の変速比を決定するため、上昇可能な範囲内で無段変速機の変速比を目標変速比に近づけることができる。この結果、運転者の要求する走行状態に、車両の状態を速やかに追従させることができる。
実施形態に係る車両駆動装置1の構成例を示す図である。 トロイダル型無段変速機である無段変速機20の構成の一例を示す断面図である。 無段変速機20の構成の他の例を示す断面図である。 無段変速機20の構成の他の例を示す断面図である。 エンジン10を効率的に運転可能な運転ラインLからエンジン10の目標トルク#Teと目標回転数#Neが求められる処理を説明するための図である。 モータ走行モードからエンジン走行モードに切り替えられるときの、エンジン回転数Ne、第1モータ15が出力するトルクTm1、および無段変速機20に入力されるトルク(変速機入力トルク)Tinの時間的変化の一例を示す図である。 無段変速機20の状態と、無段変速機20の伝達可能トルクとの関係の一例を規定する伝達可能トルクマップ84Aを例示した図である。 ハイブリッドECU80により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 最大変速比上昇幅mΔRが導出される原理を説明するための図である。 ハイブリッドECU80の制御によって変速比Rが徐々に目標変速比#Rに近づく様子を例示した図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両駆動装置、および変速比制御方法の実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る車両駆動装置1の構成例を示す図である。車両駆動装置1は、例えば、エンジン10と、第1モータ15と、無段変速機20と、オイルポンプ45と、油圧センサ47と、クラッチ機構50と、第2モータ55と、バッテリ60と、車輪(駆動輪)70と、ハイブリッドECU(Electronic Control Unit)80と、変速機ECU90とを備える。
エンジン10は、ガソリン等の炭化水素系の燃料を燃焼させることで、車両駆動装置1が搭載される車両の走行用の動力を出力する。第1モータ15は、エンジン10の出力軸であるクランクシャフトに出力軸が連結され、エンジン10を始動させて所望の回転数まで引き上げる機能と、エンジン10の出力する動力を用いて発電する機能とを有する。
無段変速機20は、例えば、トロイダル型無段変速機である。図2は、トロイダル型無段変速機である無段変速機20の構成の一例を示す断面図である。無段変速機20は、入力回転軸21の両端寄り部分の周囲に1対の入力側ディスク22a、22bを、それぞれがトロイド曲面である内側面同士を互いに対向させた状態で、入力回転軸21と同期した回転を可能に支持している。また、無段変速機20は、入力回転軸21の中間部の周囲に出力筒23を、入力回転軸21に対して回転可能に支持している。また、無段変速機20は、出力筒23の外周面において、軸方向中央部に出力歯車24を固設すると共に、軸方向両端部に1対の出力側ディスク25a、25bを、スプライン係合により出力筒23と同期した回転を可能に支持している。出力側ディスク25a、25bの内側面は、トロイド曲面となっており、それぞれ入力側ディスク22a、22bの内側面と対向している。
また、無段変速機20は、入力側ディスク22aと出力側ディスク25aとの間、および入力側ディスク22bと出力側ディスク25bとの間に、それぞれの周面を球状凸面とした複数個のパワーローラ26を挟持している。各パワーローラ26は、それぞれトラニオン27に回転自在に支持されており、入力側ディスク22a、22bの回転に伴って回転しつつ、これら入力側ディスク22a、22bから出力側ディスク25a、25bに動力を伝達する。すなわち、無段変速機20の運転時には、駆動軸28により一方(図2の左方)の入力側ディスク22aを、押圧装置29を介して回転駆動する。この結果、入力回転軸21の両端部に支持された1対の入力側ディスク22a、22bが、互いに近づく方向に押圧されつつ同期して回転する。そして、この回転が、各パワーローラ26を介して出力側ディスク25a、25bに伝わり、出力歯車24から取り出される。
また、無段変速機20は、入力回転軸21の両端部近傍で入力側ディスク22a、22bを軸方向両側から挟む位置に、それぞれ予圧ばね30a、30bを設けている。そして、押圧装置29の非作0動時(駆動軸28の停止時)にも、各パワーローラ26の周面と、入力側ディスク22a、22b、出力側ディスク25a、25bの内側面との転がり接触部(トラクション部)の面圧を、必要最低限だけは確保する様にしている。従って、これら各転がり接触部は、無段変速機20の運転開始直後から、過大な滑りを生じる事なく、動力伝達を開始する。なお、この必要最低限の面圧を確保する為の弾力は、押圧装置29の内径側に配置した予圧ばね30aにより得られる。この予圧ばね30aの弾力は、入力回転軸21の先端部に螺着したローディングナット31の締め付け量により調整することができる。入力側回転軸21の先端部に螺着したローディングナット31と入力側ディスク22bの外側面との間に配置した予圧ばね30bは、押圧装置29の急な作動時に加わる衝撃を緩和するものであり、省略する事もできる。予圧ばね30bを設ける場合には、十分に(大きなトルクを伝達する際にも完全に押し潰されない程度に)大きな弾力を持たせるとよい。
また、無段変速機20は、図3に示す構成を有するものとしてよい。図3は、無段変速機20の構成の他の例(以下、無段変速機20aと称する)を示す断面図である。無段変速機20aは、入力回転軸21aの先端部外周面に、全周に亙って係止溝32を形成し、この係止溝32に係止環33を係止している。そして、無段変速機20aは、係止環33の内側面(図3の左側面)を入力側ディスク22bの外側面に当接させている。油圧式の押圧装置29aの非作動時に、各パワーローラ26の周面と、入力側ディスク22a、22b、および出力側ディスク25a、25bの内側面との転がり接触部の面圧を必要最低限確保する為の、皿ばね30aの弾力の調整は、係止環33として適切な軸方向の厚さ寸法を有するものを選択する事により図ることができる。また、無段変速機20aは、入力回転軸21aの先端部に設けた抑え環34が、係止環33が係止溝32から抜け出るのを防止する。係止環34は、円輪部35と円筒部36とを備え、円輪部35を入力回転軸21aの先端部に外嵌し、この円筒部36の内周面を、係止環13の外周面に当接または近接対向させる。この様な係止環34は、入力回転軸21aの先端部に係止した止め輪37により軸方向の変位が阻止される。
また、無段変速機20は、図4に示す構成を有するものとしてよい。図4は、無段変速機20の構成の他の例(以下、無段変速機20bと称する)を示す断面図である。無段変速機20bでは、係止環33aが、それぞれが部分円弧状である複数の素子を組み合わせて全体を円環状としている。係止環33aは、これら各素子を組み合わせた状態で、入力回転軸21bの先端部外周面に形成した係止溝32に係止される係止部40と、この係止部40の軸方向端面(図4の右側面)から軸方向に突出した状態で形成した嵌合筒部41とを備える。この様な係止環33aをトロイダル型無段変速機に組み付ける際は、各素子を径方向内方に変位させつつ、係止溝32に係止部40を係止すると共に、この係止部40の内側面(図4の左側面)を入力側ディスク22bの外側面に当接させる。この状態で、嵌合筒部41の内周面は、入力回転軸21bの先端部外周面に形成した雄スプラインを構成する各スプライン歯の頂部に、当接または近接対向する。なお、嵌合筒部41の内周面は、単なる円筒面でも良いが、雄スプラインとスプライン係合する、雌スプラインとする事もできる。何れにしても、入力軸21bの先端部に外嵌した嵌合筒部41を、単一円筒状の抑えリング42により強く抑え付ける(この抑えリング42の内径側に、嵌合筒部41を圧入する)。これにより、各素子が径方向外方に変位するのを阻止して、嵌合筒部41を、入力回転軸21bの先端部に外嵌固定し、係止環33aを入力回転軸21bに支持固定する。無段変速機20bでは、押圧装置29(図2〜3参照)の非作動時に、各パワーローラ26(図2参照)の周面と、入力側ディスク22a、22b、および出力側ディスク25a、25bの内側面との転がり接触部の面圧を必要最低限確保する為の、皿ばね30a(図3参照)の弾力の調整は、係止環33aとして、係止部40の厚さが適切なものを選択する事により図ることができる。
また、無段変速機20bでは、係止環33aを入力回転軸21bの先端部に支持固定した状態で、係止部40の内周面と、係止溝32の底面との間部分には、径方向隙間43を設けている。更に、無段変速機20bでは、抑えリング42の外周面を、入力回転軸21bをケーシング内に回転自在に支持する為のラジアルニードル軸受の内輪軌道としている。
オイルポンプ45は、図2〜4で例示した構造を有する無段変速機20(または20a、20b;以下同様)に対し、オイル(潤滑油)を供給する。オイルポンプ45は、例えばエンジン10の出力軸であるクランクシャフトに連結され、クランクシャフトの回転に連動してオイルを無段変速機20内に送出する。油圧センサ47は、オイルポンプ45から無段変速機20に送出されるオイルの油圧を測定し、ハイブリッドECU80に出力する。
クラッチ機構50は、無段変速機の出力軸と、車輪70とを、連動して回転する状態(締結状態)、または切り離された状態(解放状態)とするように切り替える。クラッチ機構50は、例えば、ハイブリッドECU80によって状態が制御される。
第2モータ55は、車輪70に連結された車軸に走行用の駆動力を出力したり、車軸から入力される動力を用いて発電(回生)したりする。第1モータ15および第2モータ55が消費または発電した電力は、バッテリ60から供給されまたは蓄えられる。
ハイブリッドECU80は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、プロセッサが実行するプログラムや後述する伝達可能トルクマップ84Aを格納する記憶部84、通信インターフェース等が、バスを介して接続された構成を有する。記憶部84としては、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられる。
ハイブリッドECU80は、プロセッサがプログラムを実行することにより機能する機能部として、例えば、走行モード制御部81と、出力演算部82と、変速比制御部83とを備える。なお、これらの機能のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
走行モード制御部81は、クラッチ機構50により無段変速機20と車輪70とが締結状態にされた状態で、少なくともエンジン10により出力される動力で走行するエンジン走行モードと、クラッチ機構50により無段変速機20と車輪70とが解放状態にされた状態で、第2モータ55により出力される動力で走行するモータ走行モードとを切り替える。エンジン走行モードでは、車両の状態や走行環境に応じて、(1)エンジン10の出力のみで走行する状態、(2)エンジン10および第1モータ15の出力で走行する状態、(3)エンジン10、第1モータ15、および第2モータ55の出力で走行する状態が生じ得る。また、エンジン走行モードでは、(4)エンジン10、および第2モータ55の出力で走行する状態が生じてもよい。
走行モード制御部81は、例えば、アクセル開度センサ85から入力されるアクセル開度や車速センサ86から入力される車速に基づいて、車輪70に接続された車軸に出力すべきトルク#Tdと、トルク#Tdに車軸の回転数Ndを乗算した要求出力#Pを算出し、要求出力#Pが上昇して閾値P1を超えたときに、モータ走行モードからエンジン走行モードに切り替える。また、走行モード制御部81は、要求出力#Pが低下して閾値P2を下回ったときに、エンジン走行モードからモータ走行モードに切り替える。閾値P2は、閾値P1に対してヒステリシスを設けた値である。これに代えて、走行モードの切り替えタイミングから一定時間は切り替えを行わないことでハンチングを予防してもよい。閾値P1、P2は、バッテリ60の充電率(SOC;State Of Charge)が低いときには低下するように修正される。また、閾値P1、P2は、第2モータ55やバッテリ60に出力制限が掛けられており、要求出力#Pを第2モータ55の出力では満足できない状態であるときにも、低下するように修正される。
出力演算部82は、走行モード制御部81により選択された走行モードに応じて、エンジン10、第1モータ15、および第2モータ55の出力を決定する。エンジン走行モードが選択されている場合、出力演算部82は、要求出力#Pを超えない範囲内でエンジン10が出力可能なエンジン要求出力#Peを算出する。要求出力#Peは、例えば、その時点におけるエンジン10の出力に、一定時間後に上昇可能な出力の幅を加算して求められる値と、要求出力#Pとのうちいずれか小さい方を採用して求められる。要求出力#Peが算出されると、出力演算部82は、エンジン10が効率的に運転可能な運転ラインの情報を参照し、エンジン10の出力する目標トルク#Teと目標回転数#Neを導出する。
図5は、エンジン10を効率的に運転可能な運転ラインLからエンジン10の目標トルク#Teと目標回転数#Neが求められる処理を説明するための図である。出力演算部82は、運転ラインL上で、要求出力#Peを満たす点を探索し、要求出力#Peを満たす点の座標値から、エンジン10の目標トルク#Teと目標回転数#Neを導出する。エンジン10の目標回転数#Neが導出されると、出力演算部82は、例えば、エンジン10の回転数Neを目標回転数#Neまで引き上げるためのフィードバック式によって、第1モータ15の出力すべき目標トルク#Tm1を算出する。
また、出力演算部82は、エンジン10の目標トルク#Teと第1モータ15の目標トルク#Tm1とを加算した値に、その時点における無段変速機20の変速比Rを乗算してエンジン側トルクTem1を求める。そして、出力演算部82は、車輪70に接続された車軸に出力すべき要求トルク#Tdからエンジン側トルクTem1を減算することで、第2モータ55の出力すべき目標トルク#Tm2を算出する。
変速比制御部83は、走行モード制御部81によってモータ走行モードからエンジン走行モードに切り替えられるとき、無段変速機20に入力されるトルクと、無段変速機20の状態とに基づいて、無段変速機20の変速比を決定する。
図6は、モータ走行モードからエンジン走行モードに切り替えられるときの、エンジン回転数Ne、第1モータ15が出力するトルクTm1、および無段変速機20に入力されるトルク(変速機入力トルク)Tinの時間的変化の一例を示す図である。まず、第1モータ15は、エンジン10を始動させるための所定のトルクTm1を出力するように制御される。エンジン回転数Neが十分に上昇すると、エンジン10のトルクTeが立ち上がるため、トルクTm1は徐々に減少するように制御される。このような制御は、前述した出力演算部82の演算によって実現される。
図7は、無段変速機20の状態と、無段変速機20の伝達可能トルクとの関係の一例を規定する伝達可能トルクマップ84Aを例示した図である。無段変速機20の状態とは、例えば、無段変速機20に供給されているオイルの量であり、油圧センサ47により検出される油圧に基づいて把握される。油圧センサ47により検出される油圧が小さいと、無段変速機20に十分なオイルが供給されておらず、油圧センサ47により検出される油圧が大きいと、無段変速機20に十分なオイルが供給されていると判断することができる。またこれに代えて、無段変速機20の状態は、センサ等によって検出される無段変速機20内の機械的圧力等で把握されてもよい。
前述したようなトロイダル型無段変速機である無段変速機20は、オイルポンプ45から供給されるオイルの量が不十分であると、伝達可能トルクが低下するという性質を有している。また、図7の伝達可能トルクマップ84Aにおいて伝達可能トルクmTinのラインが凹状となっているのは、パワーローラ26が、入力側ディスク22と出力側ディスク25のいずれかの側に偏している(ロー側かハイ側に偏っている)場合には、オイルの量が不十分であっても、機械的圧力によって比較的大きいトルクを伝達可能であるが、パワーローラ26が、入力側ディスク22と出力側ディスク25の中間辺りに位置している場合には、オイルの量が不十分であれば比較的小さいトルクしか出力できないという特性を示している。
変速比制御部83は、伝達可能トルクマップ84Aを参照し、無段変速機20に入力される変速機入力トルクTinが、無段変速機20の伝達可能トルクmTinを超えないように制御する。これによって、エンジン10の始動時における無段変速機20の滑りを抑制することができる。
図8は、ハイブリッドECU80により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートのスタート時点において、走行モードとしてモータ走行モードが選択されているものとする。
まず、ハイブリッドECU80は、走行モード制御部81によってエンジン始動要求がなされる(エンジン走行モードに切り替える決定がなされる)まで待機する(ステップS100)。エンジン始動要求がなされると、ハイブリッドECU80は、トルク架け替え要求を出力演算部82に対して行う(ステップS102)。トルク架け替え要求とは、第2モータ55からのみ出力していたトルクTm2を、エンジン10および第1モータ15が分担するように出力演算部82に要求することをいう。
次に、前述したように、ハイブリッドECU80の出力演算部82が、エンジン10の出力(目標トルク#Teおよび目標回転数#Ne)と、第1モータ15の出力(目標トルク#Tm1および目標回転数#Nm1)とを算出する(ステップS104)。また、ハイブリッドECU80の変速比制御部83が、目標変速比#Rと最大変速比上昇幅mΔRを導出する(ステップS106)。目標変速比#Rは、例えば、現在の車軸の回転数Ndを、ステップS104で算出されるエンジンの目標回転数#Neで除算した値である。また、図9は、最大変速比上昇幅mΔRが導出される原理を説明するための図である。変速比制御部83は、現在の変速機入力トルクTinと変速比Rを、図7で説明した伝達可能トルクマップ84A上にプロットする。そして、油圧センサ47からの入力値に基づいて導出される伝達可能トルクmTinのカーブよりも下側にあるという制約下で、現在の変速比Rから目標変速比#Rに向けて変速比軸方向に変位可能な最大幅を、最大変速比上昇幅mΔRとして導出する。なお、このような幾何的な説明は便宜的なものであり、変速比制御部83は、これと同等な処理を行うための任意のアルゴリズムを採用してよい。
次に、ハイブリッドECU80は、所定のトルクTm1を出力するように、第1モータ15の図示しない駆動回路に回転指示を出力する(ステップS108)。
次に、ハイブリッドECU80の変速比制御部83は、最大変速比上昇幅mΔRが、目標変速比#Rと現在の変速比Rとの差分以上であるか否かを判定する(ステップS110)。最大変速比上昇幅mΔRが、目標変速比#Rと現在の変速比Rとの差分以上である場合、変速比制御部83は、目標変速比#Rを変速要求として、変速機ECU90に出力する(ステップS112)。一方、最大変速比上昇幅mΔRが、目標変速比#Rと現在の変速比Rとの差分未満である場合、変速比制御部83は、現在の変速比Rに最大変速比上昇幅mΔRを加算した変速比を変速要求として、変速機ECU90に出力する(ステップS114)。
次に、ハイブリッドECU80の変速比制御部83は、第1モータ15の回転数Nm1が目標回転数#Nm1以上となったか否かを判定し(ステップS116)、第1モータ15の回転数Nm1が目標回転数#Nm1以上となった場合には変速が完了した(変速比Rが目標変速比#に到達した)か否かを判定する(ステップS118)。ステップS116とS118のいずれかにおいて否定的な判定を得た場合、変速制御部83は、ステップS106に処理を戻す。なお、第1モータ15の回転数Nm1を目標回転数#Nm1と比較するのは、エンジン10の回転数Neが目標回転数#Neに達したか否かを判定するためである。
変速が完了した場合、ハイブリッドECU80は、クラッチ機構50を締結状態に変更し(ステップS120)。エンジン走行モードの定常状態に移行する(ステップS122)。その後、走行モード制御部81によってエンジン停止要求がなされるまでエンジン走行モードが継続し、エンジン停止要求がなされると、クラッチ機構50を解放状態に変更し、モータ走行モードに移行する(ステップS124〜S128)。
以上のような処理によってハイブリッドECU80は、無段変速機20の滑りを抑制することができると共に、上昇可能な範囲内で変速比Rを目標変速比#Rに近づけることができる。図10は、ハイブリッドECU80の制御によって変速比Rが徐々に目標変速比#Rに近づく様子を例示した図である。図示するように、図10(A)の状態では油圧が低く、変速比Rを上昇可能な幅は限定的であるが、油圧が上昇して図10(B)の状態になると、変速比Rを更に上昇させることができる。更に油圧が上昇して図10(C)の状態になると、変速比Rと最大変速比上昇幅mΔMの和が目標変速比#Rを超えるため、変速比Rを目標変速比#Rに到達させることができる。
また、ハイブリッドECU80は、エンジン始動要求がなされてから変速が完了し、クラッチ機構50が締結状態にされるまでの時間を短縮することができる。仮に、油圧センサ47により検出される油圧が、目標変速比#Rを実現できる油圧まで上昇するのを待ってから変速比を変更し始めるものとした場合、油圧が上昇するのに必要な時間(例えば1[sec])に加えて、変速比を目標変速比にするのに必要な時間(例えば1[sec])の合計時間(例えば2[sec]))が必要となってしまう。このような合計時間の間、クラッチ機構50が解放状態のまま維持されると、ドライブフィーリングが損なわれ、運転者が違和感を覚える場合がある。
これに対し、ハイブリッドECU80の処理によれば、現在の油圧で変速可能な範囲内で変速を行い、徐々に変速比を上昇させていくことになるため、無段変速機20の滑りを抑制しつつ、上記合計時間よりも短い時間で変速を完了することができる。
以上説明した本実施形態の車両駆動装置1によれば、走行モード制御部81によってモータ走行モードからエンジン走行モードに切り替えられるとき、無段変速機20に入力されるトルクTinと、油圧等によって把握される無段変速機20の状態とに基づいて無段変速機の変速比を決定するため、エンジン10の始動時における無段変速機20の滑りを抑制しつつ、エンジン走行モードへの切り替えに要する時間を短縮することができる。
また、本実施形態の車両駆動装置1によれば、伝達可能トルクマップ84Aを参照し、目標変速比#Rに近づける方向で、且つ変速比入力トルクTinが伝達可能トルクmTinを超えないように無段変速機の変速比Rを決定するため、上昇可能な範囲内で変速比Rを目標変速比#Rに近づけることができる。この結果、運転者の要求する走行状態に、車両の状態を速やかに追従させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…車両駆動装置
10…エンジン(内燃機関、主動力出力部)
15…第1モータ(主動力出力部)
20…無段変速機
45…オイルポンプ(供給部)
47…油圧センサ(検出部)
50…クラッチ機構(締結部)
55…第2モータ(補助動力出力部)
60…バッテリ
70…車輪(駆動輪)
80…ハイブリッドECU
81…走行モード制御部
82…出力演算部
83…変速比制御部
84…記憶部
84A…伝達可能トルクマップ
90…変速機ECU

Claims (5)

  1. 内燃機関を含む主動力出力部と、
    前記主動力出力部とは異なる補助動力出力部と、
    前記主動力出力部により出力された動力を無段階に変速して駆動輪側に伝達する無段変速機と、
    前記主動力出力部により出力された動力を用いて前記無段変速機内に潤滑油を供給する供給部と、
    前記無段変速機の状態を検出する検出部と、
    前記無段変速機と前記駆動輪とを締結状態または解放状態にする締結部と、
    前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが締結状態にされた状態で、少なくとも前記内燃機関により出力される動力で走行する第1の走行モードと、前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが解放状態にされた状態で、前記補助動力出力部により出力される動力で走行する第2の走行モードとを切り替える走行モード制御部と、
    前記走行モード制御部によって前記第2の走行モードから前記第1の走行モードに切り替えられるとき、前記無段変速機に入力されるトルクと、前記検出部により検出された無段変速機の状態とに基づいて前記無段変速機の変速比を決定する変速比制御部と、
    を備える車両駆動装置。
  2. 運転者の操作量に基づいて前記主動力出力部の出力を算出する出力演算部を備え、
    前記変速比制御部は、
    前記出力演算部により算出される前記主動力出力部の出力と、自装置が搭載される車両の状態とに基づいて目標変速比を導出し、
    前記検出部により検出された無段変速機の状態および前記無段変速機の変速比に応じた前記無段変速機の伝達可能なトルクの情報を参照し、前記導出した目標変速比に近づける方向で、且つ前記出力演算部により算出された前記主動力出力部の出力により決定される前記無段変速機に入力されるトルクが前記無段変速機の伝達可能なトルクを超えないように、前記無段変速機の変速比を決定する、
    請求項1記載の車両駆動装置。
  3. 前記無段変速機は、前記供給部から供給される潤滑油の量に応じて伝達可能なトルクが変動し、
    前記変速比制御部が参照する情報には、前記潤滑油の量に応じて変動する前記伝達可能なトルクの情報が含まれる、
    請求項2記載の車両駆動装置。
  4. 前記無段変速機は、トロイダル型の無段変速機である、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の車両駆動装置。
  5. 内燃機関を含む主動力出力部と、前記主動力出力部とは異なる補助動力出力部と、前記主動力出力部により出力された動力を無段階に変速して駆動輪側に伝達する無段変速機と、前記主動力出力部により出力された動力を用いて前記無段変速機内に潤滑油を供給する供給部と、前記無段変速機の状態を検出する検出部と、前記無段変速機と前記駆動輪とを締結状態または解放状態にする締結部と、を備える車両駆動装置の制御コンピュータが、
    前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが締結状態にされた状態で、少なくとも前記内燃機関により出力される動力で走行する第1の走行モードと、前記締結部により前記無段変速機と前記駆動輪とが解放状態にされた状態で、前記補助動力出力部により出力される動力で走行する第2の走行モードとを切り替え、
    前記第2の走行モードから前記第1の走行モードに切り替えられるとき、前記無段変速機に入力されるトルクと、前記無段変速機の状態とに基づいて前記無段変速機の変速比を決定する、
    変速比制御方法。
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