JP6061393B2 - 劣化状態評価装置、劣化状態評価方法及び劣化状態評価プログラム - Google Patents
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Description
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図1〜図4に示すように、被塗装部(3a)の表面に塗膜(3b)を有する評価対象物(3A,3B)の劣化状態を評価する劣化状態評価装置であって、前記評価対象物の質量(M10,…,M1N,M20,…,M2N)の時間変化を表す質量変化量(ΔM11,…,ΔM1N,ΔM21,…,ΔM2N,ΔM31,…,ΔM3N)を演算する質量変化量演算部(6c)と、前記質量変化量演算部の演算結果に基づいて、前記評価対象物の劣化状態(D11,…,D1N,D31,…,D3N)を評価する劣化状態評価部(6f)とを備え、前記評価対象物は、実構造物(1)の被塗装部(2a)と同一材質の被塗装部(3a)の表面に、この実構造物の被塗装部の表面の塗膜(2b)と同一材質及び同一膜厚の塗膜(3b)を有し、前記実構造物の塗り替え時にこの評価対象物の被塗装部の表面に塗膜を形成し、この実構造物と同一環境下に所定時間配置され、前記質量変化量演算部は、前記所定時間経過後の前記評価対象物を所定の乾燥時間で乾燥させた後に、この評価対象物の質量変化量を演算し、前記劣化状態評価部は、前記評価対象物の質量変化量に基づいてこの評価対象物の劣化状態を評価することによって、前記実構造物の劣化状態を評価することを特徴とする劣化状態評価装置(6)である。
図1及び図2に示す実構造物1は、実際の現場に設置される構造物であり、鋼材によって構成された固定構造物である。実構造物1は、例えば、鉄道車両が走行する線路の下部に空間を確保し列車の荷重を支持する橋梁などの鋼構造物である。実構造物1は、図1に示すように、鋼板と山形鋼とを溶接などによって接合してI形の桁に組み立てた主桁1aを備えており、この主桁1aは主桁1aの下部板を形成する下フランジ1bと、主桁1aの上部板を構成する上フランジ1cと、下フランジ1bと上フランジ1cとを結合する腹板1dなどから構成されている。実構造物1は、例えば、鉄道の鋼橋の場合には通常20年前後毎(特に腐食の激しい鉄道の鋼橋の場合には5〜6年毎)に塗り替え塗装工事が実施される。実構造物1は、図2に示すように、被塗装部2aと塗膜2bなどを備えており、被塗装部2aの表面に塗膜2bを有する。
図9に示す劣化状態評価方法#100は、評価対象物3A,3Bの劣化状態D11,…,D1N,D31,…,D3Nを評価する方法である。劣化状態評価方法#100は、図3に示す評価対象物3A,3Bの質量変化量ΔM11,…,ΔM1N,ΔM21,…,ΔM2N,ΔM31,…,ΔM3Nを演算し、塗膜3bの減耗による劣化状態D11,…,D1N及び被塗装部3aの腐食による劣化状態D31,…,D3Nを評価することによって、図1及び図2に示す実構造物1の塗膜2bの減耗による劣化状態D11,…,D1N及び被塗装部2aの腐食による劣化状態D31,…,D3Nを評価する。劣化状態評価方法#100は、図9に示すように、評価対象物製造工程#110と、評価対象物設置工程#120と、評価対象物回収工程#130と、乾燥工程#140と、質量測定工程#150と、質量変化量測定工程#160と、劣化状態評価工程#170などを含む。
以下では、図2に示す制御部6jの動作を中心として説明する。
ステップ(以下、Sという)100において、劣化状態評価プログラム記憶部6hから劣化状態評価プログラムを制御部6jが読み込む。図示しない電源が使用者にON操作されると図4に示す劣化状態評価装置6に電力が供給されて、劣化状態評価プログラム記憶部6hから劣化状態評価プログラムを制御部6jが読み込み、一連の劣化状態評価処理を制御部6jが実行する。
(1) この実施形態では、評価対象物3A,3Bの質量M10,…,M1N,M20,…,M2Nの時間変化を表す質量変化量ΔM11,…,ΔM1N,ΔM21,…,ΔM2N,ΔM31,…,ΔM3Nを質量変化量演算部6cが演算し、この質量変化量演算部6cの演算結果に基づいて、評価対象物3A,3Bの劣化状態D11,…,D1N,D31,…,D3Nを劣化状態評価部6fが評価する。このため、評価対象物3A,3Bの被塗装部3aの腐食や塗膜3bの減耗による劣化状態D11,…,D1N,D31,…,D3Nを非破壊で簡単に評価することができる。その結果、外観ではなく質量M10,…,M1N,M20,…,M2Nの変化から非破壊で塗膜3bの耐久性などを高精度に評価することができる。
(乾燥時間決定のための事前試験)
(試験片)
室内促進劣化試験では、乾湿の繰返しにより塗膜の劣化反応や腐食反応を促進させるため、湿潤の工程で塗膜又はさび中への吸水が生じると、試験終了時に水分が残存し、試験片A〜Eの質量変化量を明確に測定できない可能性がある。 このため、真空乾燥機を用いて、各試験片A〜Eを60℃、約0.1kPaの雰囲気下に静置した。試験片A〜Eの質量を測定する場合には、各試験片A〜Eを真空乾燥機からデシケータに移し、30分後に精密天秤を用いて10mgの単位まで測定した。測定を終えた試験片A〜Eは再び真空乾燥機に戻し、次に測定するまで同じ温度及び気圧条件下で静置した。
図11に示す縦軸は、質量変化量(mg)であり、横軸は乾燥時間(h)である。図11に示すように、いずれの試験片A〜Eについても、塗膜やさび中に含まれる水分の放出によると考えられる質量の減少が確認された。鋼材表面が腐食していない試験片Eよりも試験片A〜Dの方がより質量減少しており、さらには塩水噴霧時間が長い試験片ほど質量減少量が大きくなる傾向にある。質量減少量はいずれの試験片でも乾燥開始から約100時間までが大きく、それ以降はわずかな減少傾向にあった。このため、乾燥時間は少なくとも200時間以上とすることが望ましいと考えられ、本試験における乾燥時間を12日間(288時間)に定めた。以上より、図4に示す劣化状態評価装置6によって評価対象物3A,3Bの劣化状態D11,…,D1N,D31,…,D3Nを評価する場合には、評価対象物3A,3Bの質量M10,…,M1N,M20,…,M2Nを測定する前に、適切な真空乾燥時間で評価対象物3A,3Bを乾燥させる必要があることが確認された。
(試験片)
(1) この実施形態では、実構造物1として鋼構造物を例に挙げて説明したが、コンクリート構造物などの他の構造物や鉄道車両などの車両についてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、実構造物1の被塗装部2a及び評価対象物3A,3Bの被塗装部3aが鋼材である場合を例に挙げて説明したが、亜鉛、アルミニウム、アルミニウムめっき鋼、溶融亜鉛めっき鋼、亜鉛めっき鋼又は溶射被膜などについてもこの発明を適用することができる。
2a 被塗装部
2b 塗膜
3A,3B 評価対象物
3a 被塗装部
3b 塗膜
4 乾燥装置
5 質量測定装置
6 劣化状態評価装置
6a 質量情報入力部
6b 質量情報記憶部
6c 質量変化量演算部
6d 質量変化量情報記憶部
6e 相関関係情報記憶部
6f 劣化状態評価部
6g 劣化状態情報記憶部
6h 劣化状態評価プログラム記憶部
6i 表示部
6j 制御部
R さび
M10,…,M1N,M20,…,M2N 質量
T0,…,TN 時間
ΔM11,…,ΔM1N,ΔM21,…,ΔM2N,ΔM31,…,ΔM3N 質量変化量
C11,…,C1N,C31,…,C3N 相関関係情報
D11,…,D1N,D31,…,D3N 劣化状態
I1,…,IN 固有情報
Claims (9)
- 被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の劣化状態を評価する劣化状態評価装置であって、
前記評価対象物の質量の時間変化を表す質量変化量を演算する質量変化量演算部と、
前記質量変化量演算部の演算結果に基づいて、前記評価対象物の劣化状態を評価する劣化状態評価部とを備え、
前記評価対象物は、
実構造物の被塗装部と同一材質の被塗装部の表面に、この実構造物の被塗装部の表面の塗膜と同一材質及び同一膜厚の塗膜を有し、
前記実構造物の塗り替え時にこの評価対象物の被塗装部の表面に塗膜を形成し、この実構造物と同一環境下に所定時間配置され、
前記質量変化量演算部は、前記所定時間経過後の前記評価対象物を所定の乾燥時間で乾燥させた後に、この評価対象物の質量変化量を演算し、
前記劣化状態評価部は、前記評価対象物の質量変化量に基づいてこの評価対象物の劣化状態を評価することによって、前記実構造物の劣化状態を評価すること、
を特徴とする劣化状態評価装置。 - 請求項1に記載の劣化状態評価装置において、
前記質量変化量演算部は、さびのない被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量に基づいて、この評価対象物の塗膜の減耗による質量変化量を演算し、
前記劣化状態評価部は、前記評価対象物の塗膜の減耗による質量変化量に基づいて、前記実構造物の塗膜の減耗による劣化状態を評価すること、
を特徴とする劣化状態評価装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の劣化状態評価装置において、
前記質量変化量演算部は、さびのある被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量と、さびのない被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量との差に基づいて、この評価対象物の被塗装部の腐食による質量変化量を演算し、
前記劣化状態評価部は、前記評価対象物の被塗装部の腐食による質量変化量に基づいて、前記実構造物の被塗装部の腐食による劣化状態を評価すること、
を特徴とする劣化状態評価装置。 - 被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の劣化状態を評価する劣化状態評価方法であって、
前記評価対象物の質量の時間変化を示す質量変化量を演算する質量変化量演算工程と、
前記質量変化量演算工程における演算結果に基づいて、前記評価対象物の劣化状態を評価する劣化状態評価工程とを含み、
前記評価対象物は、
実構造物の被塗装部と同一材質の被塗装部の表面に、この実構造物の被塗装部の表面の塗膜と同一材質及び同一膜厚の塗膜を有し、
前記実構造物の塗り替え時にこの評価対象物の被塗装部の表面に塗膜を形成し、この実構造物と同一環境下に所定時間配置され、
前記質量変化量演算工程は、前記所定時間経過後の前記評価対象物を所定の乾燥時間で乾燥させた後に、この評価対象物の質量変化量を演算する工程を含み、
前記劣化状態評価工程は、前記評価対象物の質量変化量に基づいてこの評価対象物の劣化状態を評価することによって、前記実構造物の劣化状態を評価する工程を含むこと、
を特徴とする劣化状態評価方法。 - 請求項4に記載の劣化状態評価方法において、
前記質量変化量演算工程は、さびのない被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量に基づいて、この評価対象物の塗膜の減耗による質量変化量を演算する工程を含み、
前記劣化状態評価工程は、前記評価対象物の塗膜の減耗による質量変化量に基づいて、前記実構造物の塗膜の減耗による劣化状態を評価する工程を含むこと、
を特徴とする劣化状態評価方法。 - 請求項4又は請求項5に記載の劣化状態評価方法において、
前記質量変化量演算工程は、さびのある被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量と、さびのない被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量との差に基づいて、この評価対象物の被塗装部の腐食による質量変化量を演算する工程を含み、
前記劣化状態評価工程は、前記評価対象物の被塗装部の腐食による質量変化量に基づいて、前記実構造物の被塗装部の腐食による劣化状態を評価する工程を含むこと、
を特徴とする劣化状態評価方法。 - 被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の劣化状態を評価する劣化状態評価プログラムであって、
前記評価対象物の質量の時間変化を表す質量変化量を演算する質量変化量演算手順と、
前記質量変化量演算手順における演算結果に基づいて、前記評価対象物の劣化状態を評価する劣化状態評価手順とをコンピュータに実行させ、
前記評価対象物は、
実構造物の被塗装部と同一材質の被塗装部の表面に、この実構造物の被塗装部の表面の塗膜と同一材質及び同一膜厚の塗膜を有し、
前記実構造物の塗り替え時にこの評価対象物の被塗装部の表面に塗膜を形成し、この実構造物と同一環境下に所定時間配置され、
前記質量変化量演算手順は、前記所定時間経過後の前記評価対象物を所定の乾燥時間で乾燥させた後に、この評価対象物の質量変化量を演算する手順を含み、
前記劣化状態評価手順は、前記評価対象物の質量変化量に基づいてこの評価対象物の劣化状態を評価することによって、前記実構造物の劣化状態を評価する手順を含むこと、
を特徴とする劣化状態評価プログラム。 - 請求項7に記載の劣化状態評価プログラムにおいて、
前記質量変化量演算手順は、さびのない被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量に基づいて、この評価対象物の塗膜の減耗による質量変化量を演算する手順を含み、
前記劣化状態評価手順は、前記評価対象物の塗膜の減耗による質量変化量に基づいて、前記実構造物の塗膜の減耗による劣化状態を評価する手順を含むこと、
を特徴とする劣化状態評価プログラム。 - 請求項7又は請求項8に記載の劣化状態評価プログラムにおいて、
前記質量変化量演算手順は、さびのある被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量と、さびのない被塗装部の表面に塗膜を有する評価対象物の質量変化量との差に基づいて、この評価対象物の被塗装部の腐食による質量変化量を演算する手順を含み、
前記劣化状態評価手順は、前記評価対象物の被塗装部の腐食による質量変化量に基づいて、前記実構造物の被塗装部の腐食による劣化状態を評価する手順を含むこと、
を特徴とする劣化状態評価プログラム。
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