JP6061349B2 - 床下の断熱構造とその施工方法 - Google Patents

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本発明は、床下の断熱構造とその施工方法、特に既存の床下の断熱性を向上させる構造とその施工方法に関するものである。
下記特許文献1には、支持材(25)の耳部(254,254)が大引(12)の下面に固定された後、大引(12)間に断熱材(20)が充填されると共に、断熱材(20)の下面(24)が支持材(25)の底面部(251)に支持され、そして、大引(12)および断熱材(20)の上部が面材(13)で覆われる床断熱構造およびその施工方法が開示されている。また、床下に断熱材を施工する方法として、床板の下面に、スプレーガンなどで発泡ウレタンを吹き付けて断熱層を形成する方法が知られている。
国際公開第2012/033185号
しかしながら、前記特許文献1に記載の施工方法では、断熱材が上方から大引間に充填された後に床板である面材が設置されるため、既存の床下に適用した場合、元の床板を剥がす必要がある。従って、工事に手間を要し、コスト高となってしまう。また、既存の床下構造において、大引上に根太が設置されている場合、断熱材を大引間に充填する際に根太が邪魔となり、断熱材の施工が困難である。
一方、発泡ウレタンを吹き付ける方法では、床板の下面に均一に発泡ウレタンを吹き付けるには熟練を要し、時間と手間とがかかってしまう。また、基礎に形成された換気口付近で吹き付けを行った場合、換気口から外部へ発泡ウレタンが飛び出してしまうおそれがある。また、発泡ウレタンの吹き付け時の騒音も問題となっている。さらに、吹き付け作業時に、作業員が酸素不足に陥るおそれがあり、その対策が必要である。
本発明が解決しようとする課題は、既存の床下において、断熱性を容易に向上させることができるようにすることにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、 床板の下方において大引きの上面に交差して固定された根太間に断熱材を有しない場合には、前記床板と大引きとの間の隙間をそれぞれ閉塞して設けられる一方、前記根太間に断熱材を有する場合には、前記断熱材と大引きとの間の隙間をそれぞれ閉塞して設けられる断熱性を有する隙間部材と、 前記大引き間に設けられる断熱部材とを備え、前記断熱部材は、断熱性を有する本体材と、この本体材の下端部に設けられると共に前記本体材から外方への延出部が形成される支持材とを有して構成されており、前記本体材が前記大引き間に下方から挿入されると共に、前記支持材の前記延出部が前記大引きに固定されることを特徴とする床下の断熱構造である。
請求項2に記載の発明は、前記隙間部材は、断熱性を有する本体片と、この本体片の少なくとも上面および下面を覆う素材とを有し、前記素材は、前記床板、前記大引きおよび前記断熱材との摩擦を小さくする材料から形成されることを特徴とする請求項1に記載の床下の断熱構造である。
請求項3に記載の発明は、前記隙間部材において前記根太の延出方向に沿う幅は、前記大引きの幅よりも大きく形成されており、前記隙間部材は、前記大引きから前記根太の延出方向にはみ出すよう前記隙間に設けられて、前記断熱部材と接触されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の床下の断熱構造である。
さらに、請求項4に記載の発明は、床板の下方において大引きの上面に交差して固定された根太間に断熱材を有しない場合、前記床板と大引きとの間の隙間がそれぞれ、一方、根太間に断熱材を有する場合、前記断熱材と大引きとの間の隙間がそれぞれ、断熱性を有する隙間部材で閉塞された後、前記大引き間に断熱部材が設けられる床下の断熱構造の施工方法であって、前記断熱部材は、断熱性を有する本体材と、この本体材の下端部に設けられると共に前記本体材から外方への延出部が形成される支持材とを有して構成されており、前記本体材が前記大引き間に下方から挿入されると共に、前記支持材の前記延出部が前記大引きに固定されることを特徴とする床下の断熱構造の施工方法である。
請求項1に記載の発明によれば、根太間に断熱材を有しない場合、床板と大引きとの間の隙間がそれぞれ隙間部材で閉塞され、根太間に断熱材を有する場合、その断熱材と大引きとの間の隙間がそれぞれ隙間部材で閉塞される。これは、既存の床下において、床下に作業員が潜り込み、各隙間に隙間部材を設置することができる。また、本体材が大引き間に下方から挿入されると共に、支持材の延出部が大引きに固定されることで、断熱部材が大引き間に設けられる。これにより、既存の床下において、断熱部材は、床下に潜り込んだ作業員により設置することができる。このように、隙間部材を設けることで、各隙間を通って空気が流れるのを阻害することができ、これに加えて断熱部材を設けることで、床下の断熱性を向上させることができる。これらの隙間部材および断熱部材は、床下空間から設けることができるため、全ての床板を剥がす必要がなく、既存の床下の断熱性を容易に向上させることができる。従って、施工にかかる時間や費用を低減でき、住人が住んでいる状態で施工することができる。
請求項2に記載の発明によれば、本体片の少なくとも上面および下面を覆う素材が、床板、大引きおよび断熱材との摩擦を小さくする材料から形成されることで、隙間部材を各隙間に小さな力で押し込むことができる。従って、隙間部材の設置作業を容易に行うことができる。床下の作業員は、狭い床下空間内において、隙間部材を設置する作業を行わなければならず、その設置作業が容易となることにより、設置作業にかかる時間を短縮することができる。
請求項3に記載の発明によれば、隙間部材が断熱部材と接触されることで、大引きを介した上方への熱橋を防止することができ、断熱性をより向上させることができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、根太間に断熱材を有しない場合、床板と大引きとの間の隙間がそれぞれ隙間部材で閉塞され、根太間に断熱材を有する場合、その断熱材と大引きとの間の隙間がそれぞれ隙間部材で閉塞される。これは、既存の床下において、床下に作業員が潜り込み、各隙間に隙間部材を設置することができる。また、本体材が大引き間に下方から挿入されると共に、支持材の延出部が大引きに固定されることで、断熱部材が大引き間に設けられる。これにより、既存の床下において、断熱部材は、床下に潜り込んだ作業員により設置することができる。このように、隙間部材を設けることで、各隙間を通って空気が流れるのを阻害することができ、これに加えて断熱部材を設けることで、床下の断熱性を向上させることができる。これらの隙間部材および断熱部材は、床下空間から設けることができるため、全ての床板を剥がす必要がなく、既存の床下の断熱性を容易に向上させることができる。
本発明の床下の断熱構造の一実施例を示す概略斜視図である。 図1の床下の断熱構造の正面視縦断面図である。 図1の床下の断熱構造の側面視縦断面図である。 本発明の床下の断熱構造の変形例を示す正面視縦断面図である。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1から図3は、本発明の床下の断熱構造の一実施例の一部を示す概略図であり、図1は概略斜視図、図2は正面視縦断面図、図3は右側面視の縦断面図である。本実施例の床下の断熱構造は、既存の床下に好適に適用される。たとえば、図示例のように、互いに左右方向へ離隔して配置される大引き1と、互いに前後方向へ離隔して配置される根太2と、根太2,2間に設けられる断熱材3と、根太2に設けられる床板4とを備える既存の床下に適用される。
各大引き1は、前後方向へ延出して配置される角材とされ、下端部が束石5に固定される角柱状の床束6により支持される。各根太2は、左右方向へ延出して配置される角材とされる。各根太2は、大引き1の延出方向と交差するようにして、大引き1の上面に固定される。各断熱材3は、長手方向が左右方向へ沿う長方形の板状とされ、硬質のポリウレタンから形成される。各断熱材3は、その前後幅が根太2,2間の間隔よりも若干大きく形成されることで、根太2,2間にはめ込むことができる。はめ込み状態では、断熱材3は根太2,2間の上部に配置され、これにより、断熱材3の下面と大引き1の上面との間に、床下を流れる空気が通る隙間7が形成される。各床板4は、長手方向が左右方向へ沿う長方形の薄い板材から形成されており、互いに当接しつつ根太2の上面に固定される。
本実施例の床下の断熱構造は、図示例の既存の床下に適用されるものであり、断熱材3と大引き1との間の隙間7に設けられる隙間部材8と、大引き1,1間に設けられる断熱部材9とを備える。この断熱構造の施工方法は、後述するように、まず、各隙間7に隙間部材8が設けられ、次に、各大引き1,1間に断熱部材9が設けられる。
各隙間部材8は、図2に示されるように、断熱性を有する本体片10と、この本体片10を包み込む素材11とを有する。本体片10は、隙間7よりも若干大きい矩形板状とされ、グラスウールから形成される。従って、本体片10は、隙間7にはめ込むことができるように、弾性変形可能とされる。本体片10は、長手方向が前後方向へ沿う長方形状とされ、左右幅が大引き1の左右幅よりも大きく形成される。素材11は、本体片10の挿入口を有するビニール製の袋状に形成される。素材11の挿入口は、本体片10が収容された後に閉じられる。本体片10を素材11内に収容することで、本体片10そのものを隙間7にはめ込む場合と比較して、大引き1や断熱材3との摩擦を小さくすることができる。なお、素材11は、床下でも容易に視認可能なように、目立つ色とされるのが好ましく、たとえば本実施例では、緑色とされる。これにより、薄暗い床下空間において、隙間部材8がはめ込まれているか否かを容易に確認することができる。
断熱部材9は、断熱性を有する本体材12と、本体材12に設けられるシート状の支持材13とを有する。本体材12は、長手方向が左右方向へ沿う長方形の板状とされ、グラスウールから形成される。本体材12の左右長さは、大引き1,1間の間隔よりも若干大きく形成される。従って、本体材12は、大引き1,1間にはめ込むことができるように、弾性変形可能とされる。本実施例では、本体材12は、前後幅が約450mm、左右長さが約910mmとされる。支持材13は、長手方向が左右方向へ沿う長方形状の不織布から形成される。支持材13は、左右方向の長さが本体材12の左右方向の長さよりも長く、前後幅が本体材12の前後幅とほぼ同一に形成される。この支持材13は、上面が本体材12の下面に固定される。この際、支持材13の左右方向中央部に本体材12が配置されることで、支持材13には、本体材12から外方への延出部14が形成される。
図2および図3に示されるように、隙間部材8は、隣接する根太2,2間において、断熱材3の下面と大引き1の上面との間に形成される側面視略矩形状の隙間7を閉塞するようにはめ込まれる。隙間部材8は、本体片10の短手方向が左右方向へ沿うようにして、隙間7にはめ込まれる。この際、隙間部材8の本体片10は、その左右両端部が大引き1から外方へ延出してはみ出される。このようにして隙間部材8が設けられた後、断熱部材9が大引き1,1間に設けられる。
具体的には、本体材12がその長手方向を左右方向へ沿うようにして下方から大引き1,1間に挿入されると共に、支持材13の左右両延出部14,14がそれぞれ大引き1の側面の下端部に固定される。この際、本体材12は、大引き1,1間の上部に配置される。そして、図2に示されるように、支持材13の延出部14が大引き1の側面に固定された後、延出部14の先端部は、折り返されて大引き1の側面に固定される。本実施例では、支持材13の延出部14の大引き1への固定にはタッカーが用いられ、延出部14の前後方向2箇所で固定される。タッカーが用いられることで、ネジや釘などで固定する場合と比較して、狭い床下空間での固定作業を容易に行うことができる。図3に示されるように、断熱部材9は、各大引き1,1間において、隣接する本体材12の前後面同士が当接するようにして、大引き1に固定される。前述したように隙間部材8の左右両端部は大引き1からはみ出しており、このはみ出し部の下面と本体材12の上面とが当接される。
本実施例によれば、既存の床下において、隙間部材8によって各隙間7が閉塞されることで、各隙間7を空気が通るのを阻害することができ、これに加えて断熱部材9を大引き1,1間に固定することで、既存の断熱材3と断熱部材9との間に閉鎖された空間を形成できる。これにより、既存の床下の断熱性を向上させることができる。また、本実施例によれば、隙間部材8の隙間7へのはめ込み、および断熱部材9の大引き1,1間への固定は、床下に潜り込んだ作業員により行うことができるため、全ての床板4を剥がす必要がなく、既存の床下の断熱性を容易に向上させることができる。
また、本実施例によれば、本体片10がビニール製の袋状の素材11内に収容されることで、本体片10そのものを隙間7にはめ込む場合と比較して、断熱材3や大引き1との摩擦を低減することができ、隙間部材8を小さな力でスムーズに隙間7にはめ込むことができる。従って、隙間部材8の隙間7へのはめ込み作業にかかる時間を短縮することができる。また、ビニール製の素材11を用いることで、本体片10そのものの場合と比較して、隙間7をより確実に閉塞することができる。また、本実施例によれば、隙間部材8の大引き1からのはみ出し部が断熱部材9の本体材12と接触されることで、大引き1を介した床板4への熱橋を防止することができ、断熱性をより向上させることができる。
また、本実施例によれば、隙間部材8ははめ込むだけなので、隙間7へ容易に設置することができる。床下の狭い空間では、容易に設置できることで、作業員の負担を軽減することができ、設置作業にかかる時間を短縮することができる。さらに、本実施例によれば、断熱部材9の本体材12の前後幅が約450mmとされることで、作業員による床下での断熱部材9の設置作業をより楽に行うことができる。
本発明は、前記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。たとえば、前記実施例では、根太2,2間に断熱材3を有する既存の床下に適用されたが、これに限定されるものではなく、根太2,2間に断熱材3を有しない既存の床下に適用してもよい。図4は、本発明の床下の断熱構造の変形例を示す正面視縦断面図であり、一部を示している。本変形例も基本的には、前記実施例と同様の構成である。そこで、以下では、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。
前記実施例では、根太2,2間における断熱材3と大引き1との間の隙間7に隙間部材8が設けられたが、本変形例では、根太2,2間における床板4と大引き1との間の隙間15に隙間部材8が設けられる。図示例では、床板4と大引き1との間に形成された隙間15を閉塞するように、2つの隙間部材8が上下に重ね合わされるようにしてはめ込まれる。そして、隙間部材8の設置後、前記実施例と同様にして、断熱部材9が大引き1,1間に固定される。従って、床板4と大引き1との間の隙間15が閉塞されることで、この隙間15を空気が通るのを阻害でき、これに加えて断熱部材9を設けることで、根太2,2間に断熱材3を有しない床下の断熱性を向上させることができる。なお、隙間15を閉塞する隙間部材8の数は、2つに限定されるものではなく、1つでもよいし3つ以上でもよい。これらの場合、隙間部材8の厚みが適宜に設定される。
また、本体片10や本体材12は、グラスウールに限定されるものではなく、断熱性を有するものから形成すればよい。また、前記実施例や前記変形例では、素材11は、袋状に形成されたが、これに限定されるものではなく、本体片10の少なくとも上面および下面を覆う形状であればよい。また、素材11は、ビニール製に限定されるものではなく、本体片10をそのままはめ込む場合と比較して、はめ込み時の摩擦を小さくできる材料から形成すればよい。また、前記実施例や前記変形例では、断熱部材9の本体材12の前後幅が約450mmとされたが、これに限定されるものではなく、作業員が狭い空間で設置作業を行い易い大きさであればよい。さらに、前記実施例や前記変形例では、隙間部材8は、本体片10と素材11とを有していたが、これに限定されるものではなく、内部に空気が充填された袋としてもよい。
本発明にかかる床下の断熱構造およびその施工方法は、特に、既存の床下において、床板などを剥がすことなく、床下の断熱性を向上させる際に利用することができる。
1 大引き
2 根太
3 断熱材
4 床板
7 隙間
8 隙間部材
9 断熱部材
10 本体片
11 素材
12 本体材
13 支持材
14 延出部
15 隙間

Claims (4)

  1. 床板の下方において大引きの上面に交差して固定された根太間に断熱材を有しない場合には、前記床板と大引きとの間の隙間をそれぞれ閉塞して設けられる一方、前記根太間に断熱材を有する場合には、前記断熱材と大引きとの間の隙間をそれぞれ閉塞して設けられる断熱性を有する隙間部材と、
    前記大引き間に設けられる断熱部材とを備え、
    前記断熱部材は、断熱性を有する本体材と、この本体材の下端部に設けられると共に前記本体材から外方への延出部が形成される支持材とを有して構成されており、前記本体材が前記大引き間に下方から挿入されると共に、前記支持材の前記延出部が前記大引きに固定される
    ことを特徴とする床下の断熱構造。
  2. 前記隙間部材は、断熱性を有する本体片と、この本体片の少なくとも上面および下面を覆う素材とを有し、
    前記素材は、前記床板、前記大引きおよび前記断熱材との摩擦を小さくする材料から形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の床下の断熱構造。
  3. 前記隙間部材において前記根太の延出方向に沿う幅は、前記大引きの幅よりも大きく形成されており、
    前記隙間部材は、前記大引きから前記根太の延出方向にはみ出すよう前記隙間に設けられて、前記断熱部材と接触される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の床下の断熱構造。
  4. 床板の下方において大引きの上面に交差して固定された根太間に断熱材を有しない場合、前記床板と大引きとの間の隙間がそれぞれ、一方、根太間に断熱材を有する場合、前記断熱材と大引きとの間の隙間がそれぞれ、断熱性を有する隙間部材で閉塞された後、前記大引き間に断熱部材が設けられる床下の断熱構造の施工方法であって、
    前記断熱部材は、断熱性を有する本体材と、この本体材の下端部に設けられると共に前記本体材から外方への延出部が形成される支持材とを有して構成されており、前記本体材が前記大引き間に下方から挿入されると共に、前記支持材の前記延出部が前記大引きに固定される
    ことを特徴とする床下の断熱構造の施工方法。
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