JP6060117B2 - 自動返却装置、自動返却システム、自動返却方法、及び、プログラム - Google Patents

自動返却装置、自動返却システム、自動返却方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、記憶媒体の自動返却装置、自動返却システム、自動返却方法、及び、プログラムに関する。
近年、携帯電話やスマートフォン等の携帯情報端末において、通信事業者各社からデータ通信サービスの提供を受けるために、SIM(Subscriber Identity Module)カードが用いられていることはよく知られている。SIMカードは、携帯電話番号等が書き込まれた、指先ほどの大きさのICカードであり、対応する携帯電話端末等に差し込んで利用する。
また、近年、SIMカードを海外からの訪日観光客等へ貸し出し、所定の期間、所定のデータ容量分、日本国内の所定の通信事業者からデータ通信サービスの提供を受けられるシステムが登場してきている(非特許文献1参照)。
特開平8−30736号公報 特開2010−152565号公報
ソネット株式会社、Prepaid LTE SIM by So−net、[online]、[平成26年7月23日検索]、インターネット〈URL:http://www.so−net.ne.jp/prepaid/?SmRcid=nss_s_ad_prepaid〉
ところで、例えば非特許文献1のようなシステムにおいては、訪日観光客等のユーザーは、使用済みのSIMカードを提供先の通信事業者へ返却しなければならない。これは、SIMカードの第三者による不正使用を防止する必要があるからである。
そして、従来、ユーザーはSIMカードの返却にあたり、返却用の封筒に使用済みのSIMカードを入れ、サービス業者が指定した宛先へ郵送で行わなければならならず、ユーザーにとって返却処理に手間を要することとなっていた。
また、特許文献1や特許文献2に記載のように、いわゆるICカードの処理や回収を行う装置は多く見られるが、SIMカードの返却、回収を考慮した装置はこれまでに見られなかった。さらに、ICカードは名刺サイズのような単一サイズのカードである一方、SIMカードは、少なくとも現在において、標準サイズのSIM、これより小さいMicroSIM、さらに小さいnanoSIMの3種類と、形状や大きさの異なる異種サイズのカードがある。つまり、このような異種サイズのSIMカードを従来のICカード用の処理装置で処理することは困難であった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、携帯電話番号等が書き込まれたカードを使用後に簡単に容易に返却可能とする自動返却装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の自動返却装置は、少なくとも記憶媒体を識別する情報を読み取り可能に記憶する記憶部の端子を所定位置に有する記憶媒体の自動返却装置であって、記憶媒体を投入する投入部と、投入部から投入された記憶媒体の形態を検知する検知部と、検知部により検知された記憶媒体の形態から記憶部の端子の位置を少なくとも特定する特定部と、特定部により特定された記憶部の端子の位置において情報を読み取る読取部と、読取部により読み取られた情報に基づいて記憶媒体が返却対象の記憶媒体か否かを判定する判定部と、判定部により記憶媒体が返却対象の記憶媒体と判定されたとき、記憶媒体が返却されたことを示す返却情報を通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話番号等が書き込まれたカードを使用後に簡単に容易に返却可能とすることができる。
本発明の第1実施形態における自動返却装置の概略図である。 本発明の第1実施形態における自動返却装置に返却するSIMカードの概略図である。 本発明の第1実施形態における自動返却装置の読取部の構成を示す概略図である。 図3に示した読取部の読取面の一例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態における自動返却装置の読取部の変形例を示す概略図である。 本発明の第1実施形態における自動返却処理手順について説明するフローチャートである。 図7におけるステップS3、ステップS7、ステップS8において「NO」であるとき以降の処理手順について説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態における自動返却システムを示す概略構成図である。
本発明の実施形態における自動返却装置について図面を用いて以下説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。なお、本実施形態においては、ICカードを識別する固有な19桁の数字からなるICCIDや国、事業者、加入者を識別する15桁の数字からなるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)(以下、「携帯電話番号等」と呼ぶ)が書き込まれたSIMカードの返却装置を例として以下説明するが、将来的にSIMカード以外のカードの返却装置に本発明が適用可能であってもよい。例えば、契約者情報等の外部に漏れて第三者に不正利用される可能性がある個人情報を所定の記憶部に書き込むことが可能なカードを返却可能な装置に適用することとしてよい。また、本実施形態においては、SIMカードのサイズとして、標準サイズ、Microサイズ、nanoサイズの3種類を例に説明するが、今後、さらにサイズダウンしたカードに適用可能であることは言うまでもない。なお、本発明において、SIMカードを、便宜的に、記憶媒体を識別する情報を読み取り可能に記憶する記憶部としての、例えばICチップ等を所定位置に有する記憶媒体とする。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態の自動返却装置1の概略構成について図1(a)を参照して説明する。本実施形態の自動返却装置1は、直方体の筐体10の上面に投入部11を、前面上部に表示部12を、前面下部に排出部13を、図に対して向かって右側面下部に回収部14を備えている。なお、ここでは筐体10は直方体形状であるが、本形状に限定されず、およそSIMカードを回収可能なスペースを内部に確保可能なサイズであれば、どのような形状であってもよく、例えば、各辺が曲線をなしていても、自立可能であれば略円形であってもよい。
投入部11は、SIMカード100を投入する投入口である。投入部11は、ここでは、その長手方向の長さが、筐体10上面と筐体10前面とが接する辺に平行な向きで設けられているが、これに限定されず、筐体10の奥行方向に、投入部11の長手方向が平行な向きで設けられるものであってもよい。また、筐体10の上面に代えて、筐体10の前面に投入部を設ける構成であってもよい。
さらに、本実施形態においては、SIMカード100を投入部11からその重みで自由落下させる構成をとっている。その際、落下途中に引っかからないように、投入部11の長手方向の長さを、SIMカード100の対角線の長さより若干長めに形成することが好ましい。例えば、標準SIMであれば、対角線は29.154mmであるため、投入部11の長手方向の長さを29.155〜29.2mmとすることが好ましい。他方、これに代えて、投入部11の長手方向の長さを、標準SIMの長手方向の長さ未満で、その短手方向の長さを超えるサイズで形成してもよい。この場合は、SIMカード100を横や斜めに投入することができないが、SIMカード100の投入方法をユーザーに促すだけで横や斜めでの投入を防止することができるとともに、SIMカード100以外の異物混入を極力少なくすることができる。
さらに、投入部11の短手方向の長さ、つまり、幅を、SIMカードの厚み0.76mm以上の長さとすることが好ましい。この場合、上述したようにSIMカード100が投入部11付近で引っかからないように、また、SIMカード100以外の異物混入を極力少なくするような長さで投入部11の幅の長さを形成することが好ましい。例えば、0.76mm以上0.80mm以下のようなサイズで形成することが好ましい。また、投入部11の短手方向の幅を、一番小さいnanoSIMの短手方向の長さ未満にすることで、読取部に接しない向きでの投入を防止することができる。
表示部12は、各種情報を視覚によって認識し得る態様で表示する、例えば液晶ディスプレイ等である。なお、ここでは、ユーザーにSIMカード100の投入を促すメッセージ「SIMカードを投入してください」が表示されている。一方、表示部12とともに、又は、表示部12に代えて、各種情報を音声によって出力する音声出力部としての、例えばスピーカー(不図示)等を備える構成であってもよい。なお、表示部12及び音声出力部を便宜的に通知部とする。
排出部13は、SIMカード100を排出する排出口である。排出部13は、SIMカード100を容易に排出でき、ユーザーが簡単に取り出すことができる形状や大きさであればよい。また、排出されたSIMカード100が排出された勢いで飛び出すことを防止するため、排出部13の開口を覆うカバーを設けてもよい。
回収部14は、SIMカード100を回収する回収ボックスである。回収部14は、例えば手前に引き出す構成とすることが好ましい。例えば、SIMカード100を提供するサービス提供者は、使用済みのSIMカード100を回収するにあたり、回収部14を手前に引き出して、回収部14に回収されたSIMカード100を取り出す。なお、セキュリティ上の観点から、回収部14を第三者が引き出すことができないように、施錠する構成を設けることが好ましいことは言うまでもない。
次に、本実施形態における自動返却装置1の内部構成について、図1(a)の概略断面図を参照して説明する。自動返却装置1は、内部構成として、連続投入防止用バー15と、検知部16と、読取部17と、開閉部18と、記憶媒体検知部19と、排出部13と、回収部14と、不図示の制御部に含まれる処理ブロックとしての特定部21と、判定部22を備える。
連続投入防止用バー15は、投入部11の投入口を開閉する開閉機構である。連続投入防止用バー15は、記憶媒体検知部19によりSIMカード100が投入されたことが検知されたとき、投入部11の投入口を閉じる。これによって、例えば、投入されたSIMカード100以外のSIMカード100の連続投入やその他の異物の混入を防止することが可能となる。なお、不図示の駆動モータを駆動制御することで、連続投入防止用バー15は矢印A−A’方向へスライド稼動する。本実施形態では、連続投入防止用バー15は単一の機構であるが、2つ以上の分離した構成であってもよい。また、スライド稼働でなく、連続投入防止用バー15の一端側が、投入部11付近の自動返却装置1の筐体と、蝶番等で回動可能に接続され、駆動モータで連続投入防止用バー15の回動をすることで、投入部11の投入口を開閉するようにしてもよい。
検知部16は、投入部11から投入されたSIMカード100の形態を検知する。本実施形態においては、投入部11から投入され、自由落下したSIMカード100が開閉部18においてその落下を停める。そして、検知部16が、SIMカードの切欠き部によってSIMカード100の向きや形状を検知する。検知部16としては、例えば、画像を判別することができるセンサーカメラ等のセンサを採用すればよい。なお、本実施形態においては、SIMカード100の形状や向きを検知しているが、形状だけでなく、例えば、SIMカードに施された色や模様によってSIMカードの種別を検知できる構成であってもよい。
特定部21は、検知部16により検知されたSIMカード100の形態からICチップの接続端子(以下、「IC端子」という。)の位置を特定する。本実施形態においては、検知部16によりSIMカード100の特定形状としての切欠き部が検知され、それによってIC端子の位置が特定される。切欠き部とIC端子の相対位置関係を予め不図示のROM等にテーブルデータとして記憶し、検知部16による例えば撮影画像等の検知結果とテーブルデータを照合して、特定部21がIC端子の位置を特定すればよい。また、特定部21は、検知部16により検知されたSIMカード100の大きさをIC端子の位置の特定に利用してもよい。上述のように、SIMカード100は現時点において3種類のサイズがあり、サイズ毎にIC端子の位置が異なっている。よって、検知した切欠き部の位置でSIMカード100の向きを判断し、検知したSIMカードの大きさも用いて、IC端子の位置特定の判断要素とすることが好ましい。
読取部17は、特定部21により特定されたIC端子の位置においてSIMカードを識別する情報を読み取る。なお、本実施形態においては、SIMカードを識別する情報として、例えばSIMカード固有の数字等で表された数桁の識別子を例に説明するが、これに限定されるものでないことは言うまでもなく、例えば、ユーザー名や、上述した携帯電話番号、電話番号を特定する識別情報、携帯端末を特定する携帯端末固有の情報等であってもよい。読取部17の詳細については後述する。
開閉部18は、回収部14の入口又は排出部13の入口を不図示の駆動部を用いて開閉する機構である。
記憶媒体検知部19は、SIMカード100が投入部11から投入されたか否かを検知する。本実施形態においては、開閉部18の上面等の近傍に、SIMカード100の重量を検知する重量検知センサを設ける構成としているが、これに限定されない。例えば、SIMカード100を挟むようにSIMカードの通過路の両側に発光部と受光部からなる光センサを設け、SIMカード100が落下中に発光部からの光を遮ることを検知してSIMカード100の投入を検知する構成であってもよい。
判定部22は、読取部17により読み取られた識別子に基づいてSIMカード100が返却対象のSIMカードであるか否かを判定する。判定部22は、不図示のROM等に記憶された識別子リストに、読み取られた識別子があるか否かを確認することで、SIMカード100が返却対象のSIMカードであるか否かを判定する。つまり、判定部22は、SIMカード100が返却対象のSIMカードであるか否かを、識別子リストにおける、返却対象のSIMカードの識別子の記載の有無によって判定する。これにより、返却対象でないSIMカードが投入された場合に、そのSIMカードを回収してしまうことを防ぐことができる。返却対象でないSIMカードとは、例えば、他社が提供するSIMカードや、訪日観光客等へ期間限定で貸し出すSIMカードでないSIMカード等をいう。なお訪日観光客等へ期間限定で貸し出すSIMカードでないSIMカードとは、例えば、国内居住者向けの長期的に契約されたSIMカード等である。
そして、表示部12は、判定部22によりSIMカード100が返却対象のSIMカードであると判定されたとき、SIMカード100が返却されたことを示す返却情報として、例えば「SIMカードを回収しました」等の文字情報を表示する。他方、表示部12は、判定部22によりSIMカード100が返却対象のSIMカードでないと判定されたとき、例えば「SIMカードが間違っています」等の文字情報を表示する。
また、不図示の駆動部は、判定部22によりSIMカード100が返却対象のSIMカードであると判定されたとき、開閉部18を、前記回収部14の入口が開くように矢印B方向に駆動させる。他方、判定部22によりSIMカード100が返却対象のSIMカードでないと判定されたとき、開閉部18を排出部13の入口が開くように矢印B’方向に駆動させる。
さらに、本実施形態においては、判定部22によりSIMカード100が返却対象のSIMカードであると判定されたことを示す返却済情報を記憶する返却済情報記憶部を備えることが好ましい。また、使用済みSIMカード100を回収者が回収する際等において、持参したUSBメモリ等の外部記憶媒体を自動返却装置1の不図示の差込端子に挿し込み、外部記憶媒体に記憶された識別子リストと、返却済情報記憶部に記憶された識別子リストとの更新内容を反映する処理を行ってもよい。なお、返却済情報としては、例えば、上述した識別子リストの合致した識別子に対応付けて記憶する返却済フラグであって、返却済フラグを立てることでその識別子のSIMカード100が返却されたことを示す。反映される更新内容は、例えば、返却済フラグや返却対象の識別子等である。例えば、外部記憶媒体に記憶された識別子リストに、識別子に対応して返却済フラグが付いているとき、この返却済フラグを返却済情報記憶部の識別子リストに反映する。また、例えば、外部記憶媒体の識別子リストに、新たに返却対象の識別子が追加されているとき、追加された識別子を返却済情報記憶部に記憶された識別子リストに反映する。なお、外部記憶媒体を用いず、不図示の通信手段を用いて、ネットワークにより接続された不図示の管理装置との間で、識別子リストの更新内容を反映する処理を行ってもよい。例えば、管理装置が記憶する識別子リストに、自動返却装置1で更新した返却済フラグ付きの識別子等の情報を反映する処理、又は、管理装置で更新した、例えば追加された識別子の情報若しくは他の自動返却装置での返却済フラグ付きの識別子等の情報を反映する処理等を行ってもよい。この場合、管理装置への識別子等の情報の送信タイミングは、既定のタイミングで行うことが好ましい。例えば、1日2回、9時と15時、3時間おき、あるいはSIMカードが1枚回収されたとき、等のタイミングで送信することが好ましい。
次に、本実施形態におけるSIMカード100の概略構成について図2を参照して説明する。ここでは、SIMカード100として、標準サイズのSIMカードを例に説明する。SIMカード100は略矩形状であり、ここでは図に向かって左下に切欠き部Cを有する。そして、SIMカード100の一方の面にIC端子110を有する。IC端子110は、Vcc111と、RST112と、CLK113と、予備114、118と、GND115と、Vpp116と、I/O117の各コネクタを有する。本図に示すように、各コネクタの配置状況は予め定められている。
次に、本実施形態における読取部17の詳細について図3及び図4を参照して説明する。本実施形態における読取部17は、SIMカード100のIC端子110面に対して平行若しくは垂直に駆動する不図示の駆動機構を有する。また、読取部17は、その読取面の略中央から垂直に延伸する垂直軸を中心に回転する駆動機構を有する。本実施形態においては、SIMカード100は、投入部11から自由落下する。そのため、読取部17がIC端子110と常に正対するとは限らない。よって、本実施形態では、上記の駆動機構により読取部17を上下左右又は回転駆動させることによって、読取面に配した読取コネクタ171が破線で示すように、上述の各コネクタに正対する位置にあわせる。なお、ここでは、読取面の上方に検知部16を備える構成としているが、これに限定されず、読取部17と検知部16とが図1(b)に示すように別体であってもよい。
また、図1(b)では、読取部17は図に向かって右側のみに配置しているが、落下してきたSIMカード100の両面を挟み込むように読取部17を2つ配置する構成であってもよい。これにより、SIMカード100のIC端子110の配された面がどちらであっても情報を読み取ることができるため、ユーザーはSIMカード100の投入向きを考慮せずに投入部11へ投入することができ、よりユーザーフレンドリーである。
図3に示した読取部17の読取面について図4(a)を参照して説明する。図4(a)に示すように検知部16によりSIMカード100の切欠き部Cと大きさを検知し、その検知結果に基づいて特定部21により特定されたIC端子110と読取コネクタ171とが正対するように回転あるいは上下左右に読取部17を駆動する。そして、IC端子110と読取コネクタ171とが接触するように読取部17をSIMカード100に押し付けるように駆動する。
他方、図4(b)に示すように、検知部16を備えない構成としてもよい。例えば、読取部17は、読取面にIC端子110のGND115と通電する通電部を設け、特定部21は、駆動機構による読取部17の回転によりIC端子110のGND115が通電部と通電可能な位置を特定することが好ましい。これにより、図4(a)に示したような検知部16を備える必要がなくなり、コストダウンを図ることができるとともに、装置構成を簡易にし、かつ装置の小型化を図ることが可能となる。
ここでは、通電部として、例えば受電テスト用コネクタ181及び182、通電テスト用コネクタ183を設ける構成としている。GND115を説明の便宜のため破線で示す。同一金属面が通電できる性質を利用して、SIMカード100上のGND115にて通電テスト用コネクタ183と受電テスト用コネクタ181及び182とが連結できれば、IC端子110と読取コネクタとが正対していることになり、他のコネクタをIC端子110上の正しい端子に接触させることができる。
動作例としては、まず、SIMカード100に各コネクタを接触させ、例えば図4(c)に示すように、両テスト用コネクタが通電しなければ、90度回転させて、再度テストする。これを通電されるまで繰り返す。両テスト用コネクタが通電したところで、回転を止め、他のコネクタを用いて、SIMカード100から識別子等の情報を読み込む。90度回転を4回試しても両テスト用コネクタが通電しない場合は、90度以内の微回転とテストとを繰り返し行い通電する位置を探してもよい。
[変形例]
次に、上述した第1実施形態における読取部の変形例について図5を参照して説明する。上述の読取部17は、読取部17が駆動機構を有する構成としていたが、本変形例においては、回転あるいは上下左右に駆動する駆動機構を備えず、読取面が、SIMカード100のIC端子110から識別子等の情報を読み取る読取面を複数有する構成とすることが好ましい。駆動機構を備える必要がないため、コストダウンを図ることができるとともに、装置構成を簡易にし、かつ装置の小型化を図ることが可能となる。
本変形例では、図5(a)に示すように、読取部191が、複数の升目の一つ一つに凸状のコネクタを配した読取面192を備える構成とする。そして、本変形例においては、第1実施形態と同様に、検知部16によって、自由落下してきたSIMカード100の切欠き部Cや大きさを検知し、IC端子110の位置を特定する。これにより、図5(b)に示す、SIMカード100a、SIMカード100bのように、どの向きで落下しても複数の升目の任意領域1921、1922において、IC端子と凸状のコネクタを接触させることができる。なお、検知部16は、第1実施形態のように読取面192の外側に設けても、升目の一つ一つに設けてもよい。
本変形例の動作例について図5(c)を参照して説明する。ここでは、IC端子110面が接触する読取面192の各コネクタを、A01〜A05、B01〜B05、C01〜C05、D01〜D05、E01〜E05、F01〜F05とする。
検知部16により、SIMカード100の切欠き部Cの位置からSIMカード100のIC端子110面が図に対して奥側を向き、SIMカード100の上側が図に対して右側を向いていることが特定される。そして、SIMカード100の切欠き部Cの位置と大きさ等と、予め記憶された対応関係テーブルにより、IC端子110と正対する各コネクタの位置A01〜F05を特定する。ここでは、Vcc111用はA01、RST112用はC01、CLK113用はD01、Vpp116用はC05、I/O117用はD05、GND115用はA03〜F03、A04、A05の何れかのコネクタに設定し、各コネクタを有効にする。それ以外の各コネクタは無効にして、SIMカード100のIC端子110と接触するように押し付ける。
他方、各コネクタを有効、又は無効にするのではなく、設定されたコネクタを突出させ、又は設定されなかったコネクタを凹ます等によって、SIMカード100のIC端子110に各コネクタを押し付けた際に、設定されたコネクタがIC端子110と接触するようにしてもよい。
なお、上記各コネクタの升の一つ一つに、接触型のセンサを設ける場合、先に2つの読取部でSIMカード100を挟み込み、SIMカード100に接するセンサと接しないセンサとの差、例えば縮み具合や圧力数値などの差によって、SIMカード100の外形や切欠きの位置を判別してから、SIMカード100のIC端子110に対応するコネクタを有効にしてもよい。
本実施形態における自動返却装置による自動返却処理手順について図6及び図7を参照して説明する。まず、自動返却装置1の表示部12に、投入を誘導するメッセージとして、例えば「SIMカードを投入してください」が表示される(ステップS1)。その後、ユーザーはSIMカード100を投入部11から投入する(ステップS2)。
記憶媒体検知部19がSIMカード100を検知したとき(ステップS3、YES)、連続投入防止用バー15により投入部11の投入口を閉じる(ステップS4)。その後、表示部12にSIMカード100を読取確認する確認メッセージとして、例えば「確認中です」が表示される(ステップS5)。
そして、特定部21は、検知部16が検知したSIMカード100の形態からIC端子110の位置等を特定する(ステップS6)。
その後、読取部17がIC端子110から識別子情報を読み取った場合(ステップS7、YES)、判定部22は、予め記憶された識別子リストに読み取られた識別子情報が記載されているか否かによりSIMカード100が返却対象のSIMカードか否かを判定する(ステップS8)。
判定部22が、SIMカード100が返却対象のSIMカードであると判定したとき(ステップS8、YES)、返却済情報記憶部に返却済情報が記憶される(ステップS9)。その後、開閉部18が排出部13の入口方向に駆動し、回収部14の入口が開く(ステップS10)。そして、回収部14はSIMカード100を回収する(ステップS11)。
その後、表示部12において、回収メッセージとして、例えば「SIMカードを回収しました」が表示され(ステップS12)、連続投入防止用バー15が駆動し、投入部11の投入口が開く(ステップS13)。
他方、ステップS3において記憶媒体検知部19がSIMカード100を検知しなかったとき(ステップS3、NO)、ステップS7において読取部17が識別子の読み取りに失敗したとき(ステップS7、NO)、あるいは、ステップS8において判定部22が、SIMカード100が返却対象のSIMカードでないと判定したとき(ステップS8、NO)、Xで示す図7の処理手順へ移行する。
X以降の処理について図7を参照して説明する。まず、開閉部18が回収部14の入口方向へ駆動し、排出部13の入口が開く(ステップS21)。そして、記憶媒体検知部19がSIMカードと検知しなかった、例えば異物や、読取部17が識別子の読み取りを失敗したSIMカード100や、判定部22が返却対象でないと判定したSIMカードが排出部13に排出される(ステップS22)。
その後、表示部12において、例えば「SIMカードが間違っています」等のエラーメッセージが表示される(ステップS23)。その後、連続投入防止用バー15が駆動し、投入部11の投入口が開く(ステップS24)。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態における自動返却システムの概略構成について図8を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。本実施形態は、図8(a)に示すように、SIMカード100の自動返却装置1bと、管理装置300とがネットワーク400により接続された自動返却システムを例にして説明する。管理装置300は、例えばパーソナルコンピュータやサーバ等の情報処理機能を備えた装置であればよい。つまり、第1実施形態とは管理装置300を設けたネットワーク構成とした点が異なる。
第2実施形態における自動返却システムの機能ブロックについて図8(b)を参照して説明する。自動返却装置1bは、投入部11と、検知部16と、特定部21と、読取部17と、送受信部51と、表示部12を含み構成されている。投入部11、表示部12、検知部16、読取部17、特定部21、については第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。第2実施形態においては、読取部17により読み取られた、例えば識別子等の情報を管理装置300に送信する送受信部51を備える点が第1実施形態と異なっている。また、管理装置300は、受信部301と、判定部302と、記憶部303と、送信部304を含み構成されている。受信部301は、自動返却装置1bの送受信部51から送信された識別子等の情報を受信する。判定部302は、受信部301により受信した識別子等の情報に基づいてSIMカード100が返却対象のSIMカードか否かを判定する。記憶部303は第1実施形態において説明した識別子リストを記憶する。送信部304は、判定部302による判定結果を自動返却装置1bに送信する。つまり、第1実施形態とは、判定部を管理装置側に備えている点が異なっている。すなわち、第2実施形態では、自動返却装置1bの読取部17で読み取られたSIMカード100が返却対象のSIMカードであるか否かを、ネットワークにより接続された管理装置300の判定部302においてリアルタイムに判定する点が第1実施形態と異なっている。また、第2実施形態では、第1実施形態において説明した識別子リストの更新内容の反映処理についても、ネットワークにより接続された管理装置300の記憶部303においてリアルタイムで行う点が第1実施形態と異なっている。さらに、第2実施形態においては、第1実施形態において説明した外部記憶媒体の差込端子を設けなくてもよい。
第2実施形態における処理手順について説明する。送受信部51は、読取部17によって読み取られた識別子情報を管理装置300へ送信する。そして、管理装置300の受信部301が識別子情報を受信し、判定部302は、受信した識別子情報と記憶部303に記憶された識別子リストとに基づいて、SIMカード100が返却されたか否かを判定する。そして、記憶部303に、返却済情報を記録する。送信部304は、上記判定結果を自動返却装置1bに送信する。自動返却装置1bにおいて、送受信部51により判定結果を受信すると、表示部12には、SIMカード100が返却されたことを示す返却情報が表示される。
第2実施形態における自動返却システムによれば、識別子情報等を管理装置で一元管理することができるため、サービス事業者側においてSIMカードが返却されたことを確実に把握することが可能となる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上述した本実施形態における各処理を、ハードウェア、又は、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
1、1b 自動返却装置
11 投入部
12 表示部
13 排出部
14 回収部
15 連続投入防止用バー
16 検知部
17 読取部
18 開閉部
19 記憶媒体検知部
21 特定部
22、302 判定部
51 送受信部
171 読取コネクタ
181、182 受電テスト用コネクタ
183 通電テスト用コネクタ
300 管理装置
301 受信部
303 記憶部
304 送信部
400 ネットワーク

Claims (13)

  1. 少なくとも記憶媒体を識別する情報を読み取り可能に記憶する記憶部の端子を所定位置に有する記憶媒体の自動返却装置であって、
    前記記憶媒体を投入する投入部と、
    前記投入部から投入された前記記憶媒体の形態を検知する検知部と、
    前記検知部により検知された前記記憶媒体の形態から前記記憶部の端子の位置を少なくとも特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記記憶部の端子の位置において前記情報を読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られた前記情報に基づいて前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体か否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体と判定されたとき、前記記憶媒体が返却されたことを示す返却情報を通知する通知部と、
    を備えることを特徴とする自動返却装置。
  2. 前記特定部は、前記検知部により検知された前記記憶媒体の特定形状又は大きさに基づいて前記記憶部の端子の前記記憶媒体における相対位置を特定することを特徴とする請求項1記載の自動返却装置。
  3. 前記読取部は、前記記憶部の端子の記憶面に対して平行若しくは垂直に駆動し、又は前記読取部の読取面の略中央から垂直に延伸する垂直軸を中心に回転する駆動機構を有することを特徴とする請求項1又は2記載の自動返却装置。
  4. 前記読取部は、読取面に少なくとも前記記憶部の端子の記憶面の少なくとも一部と通電する通電部を有し、
    前記特定部は、前記駆動機構による前記読取部の回転により前記記憶部の端子の記憶面の少なくとも一部が前記通電部と通電可能な位置を特定することを特徴とする請求項3記載の自動返却装置。
  5. 前記読取部は、前記記憶部の端子の記憶面から前記情報を読み取る読取面を複数有することを特徴とする請求項1又は2記載の自動返却装置。
  6. 前記通知部は、前記返却情報を視覚によって認識し得る態様で表示する表示部、又は前記返却情報を音声によって出力する音声出力部であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の自動返却装置。
  7. 前記記憶媒体が前記投入部から投入されたか否かを検知する記憶媒体検知部を備え、
    前記投入部は、前記記憶媒体検知部により前記記憶媒体が投入されたことが検知されたとき、投入口を閉じる開閉機構を有することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の自動返却装置。
  8. 前記記憶媒体を装置内部に回収する回収部と、
    前記記憶媒体を外部へ排出する排出部と、
    前記回収部の入口又は前記排出部の入口を開閉する開閉部と、
    前記判定部により前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体と判定されたとき前記開閉部を前記回収部の入口が開くように駆動させ、前記判定部により前記記憶媒体が返却対象外の記憶媒体と判定されたとき前記開閉部を前記排出部の入口が開くように駆動させる駆動部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の自動返却装置。
  9. 前記判定部により前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体と判定されたことを示す返却済情報を記憶する返却済情報記憶部を備えることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の自動返却装置。
  10. 少なくとも記憶媒体を識別する情報を読み取り可能に記憶する記憶部の端子を所定位置に有する記憶媒体の自動返却装置と、管理装置とがネットワークにより接続された自動返却システムであって、
    前記自動返却装置は、
    前記記憶媒体を投入する投入部と、
    前記投入部から投入された前記記憶媒体の形態を検知する検知部と、
    前記検知部により検知された前記記憶媒体の形態から前記記憶部の端子の位置を少なくとも特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記記憶部の端子の位置において前記情報を読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られた前記情報を前記管理装置へ送信する送受信部と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記情報に基づいて前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体か否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果を前記自動返却装置に送信する送信部と、を備え、
    前記自動返却装置は、
    前記送受信部により前記判定結果を受信したとき、前記記憶媒体が返却されたことを示す返却情報を通知する通知部を備えることを特徴とする自動返却システム。
  11. 少なくとも記憶媒体を識別する情報を読み取り可能に記憶する記憶部の端子を所定位置に有する記憶媒体の自動返却装置の自動返却方法であって、
    前記自動返却装置の投入部から投入された前記記憶媒体の形態を検知するステップと、
    前記検知された前記記憶媒体の形態から前記記憶部の端子の位置を少なくとも特定するステップと、
    前記特定された前記記憶部の端子の位置において前記情報を読み取るステップと、
    前記読み取られた前記情報に基づいて前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体か否かを判定するステップと、
    前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体と判定されたとき、前記記憶媒体が返却されたことを示す返却情報を通知するステップを備えることを特徴とする自動返却方法。
  12. 少なくとも記憶媒体を識別する情報を読み取り可能に記憶する記憶部の端子を所定位置に有する記憶媒体の自動返却装置と、管理装置とがネットワークにより接続されたシステムの自動返却方法であって、
    前記自動返却装置は、
    投入部から投入された前記記憶媒体の形態を検知するステップと、
    前記検知された前記記憶媒体の形態から前記記憶部の端子の位置を少なくとも特定するステップと、
    前記特定された前記記憶部の端子の位置において前記情報を読み取るステップと、
    前記読み取られた前記情報を前記管理装置へ送信するステップと、を備え、
    前記管理装置は、
    前記情報を受信するステップと、
    前記受信した前記情報に基づいて前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体か否かを判定するステップと、
    前記記憶媒体が返却されたか否かの判定結果を前記自動返却装置に送信するステップと、を備え、
    前記自動返却装置は、
    前記判定結果を受信したとき、前記記憶媒体が返却されたことを示す返却情報を通知するステップを備えることを特徴とする自動返却方法。
  13. 少なくとも記憶媒体を識別する情報を読み取り可能に記憶する記憶部の端子を所定位置に有する記憶媒体の自動返却装置と、管理装置とがネットワークにより接続されたシステムに実行させるコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
    前記自動返却装置は、
    前記記憶媒体の投入部から投入された前記記憶媒体の形態を検知する処理と、
    前記検知された前記記憶媒体の形態から前記記憶部の端子の位置を少なくとも特定する処理と、
    前記特定された前記記憶部の端子の位置において前記情報を読み取る処理と、
    前記読み取られた前記情報を前記管理装置へ送信する処理と、を含み、
    前記管理装置は、
    前記情報を受信する処理と、
    前記受信した前記情報に基づいて前記記憶媒体が返却されたか否かを判定する処理と、
    前記記憶媒体が返却対象の記憶媒体か否かの判定結果を前記自動返却装置に送信する処理と、を含み、
    前記自動返却装置は、
    前記判定結果を受信したとき、前記記憶媒体が返却されたことを示す返却情報を通知する処理を含むことを特徴とするプログラム。
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