JP6059259B2 - 計算機システム及び計算機リソースの割当方法 - Google Patents
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Description
本発明は、計算機で実行する業務に割り当てる計算機リソースを管理する技術に関する。
近年、携帯情報端末の位置情報に基づく広告の配信や、位置情報の集計業務や監視業務、あるいはスマートメータからの情報を対象とした電力制御や監視業務など、大量のログデータから、制御や監視あるいは予測など様々な業務を行う社会インフラとしてのITシステムの構築が多方面で進められつつある。
上記のようなITシステムにおいては、サーバやストレージあるいは通信帯域などの計算機リソースを複数の業務で共有するため、それぞれの業務内容や負荷に応じて適切に計算機リソースを配分する業務間リソース管理システムが必須となる。業務間リソース管理システムでは、業務の負荷に応じてどのようなリソースの配分を行うかに関するポリシーを設定しておき、ポリシーに従って計算機リソースの管理が行われる。
計算機リソースの管理では、業務の内容に踏み込んでポリシーを記述する大域ポリシーと、業務内容に踏み込まずに、業務毎の優先度の設定や、計算機リソースの配分割合の静的な設定を行う静的ポリシーと、に大別することができる。
大域ポリシーは、例えば、非特許文献1のような「線形計画法」が知られている。「線形計画法」では、各業務に割当てられるリソース量を入力変数、割当ての結果として得られる業務上の効果の大きさを目的変数として、両者の関係が一次式で表現される場合に、計算機リソースの上限値を入力変数の制約として目的変数を最大化するリソースの割当てを決定する事が出来る。
一方、静的ポリシーは、例えば、非特許文献2のような「VMware(登録商標) DRS (Distributed Resource Scheduler)」を挙げることが出来る。「VMware DRS」では、個々の業務を実行する仮想マシン毎に、仮想マシンが分担する業務の優先度を示すシェアを指定し、シェアの大きい仮想マシンに対して優先的に計算機リソースを配分することで、業務の内容を考慮したリソース配分を実現する。
「情報科学辞典」、岩波書店、1990年5月25日 発行、第399頁
「VMware徹底入門」、翔泳社、2008年11月12日 発行、第273−277頁
しかしながら、上記従来の大域ポリシーでは、新たな業務が追加される度にポリシー記述全体の見直しが必要となり、ポリシーの運用管理コストが増大する、という問題があった。
また、大域ポリシーでは、各業務において割当てられた計算機リソースの量と、業務に対する効果との関係を全て定式化(処理手順の固定化)して事前に登録を行う必要があり、また、上述の解を得るためには,計算機リソースの量と効果の間の関係式が一定の制限を満たしている必要がある。そのため,実行時の状況によって業務の効果が変動するなど、計算機リソースの量と効果の関係を一次式など単純な形で定式化する事が難しい場合には、大域ポリシーを適用することが出来ない、という問題があった。
一方、上記静的ポリシーでは、シェアの大小によって計算機リソースの配分の大小が決定されてしまい、業務へ割り当てる計算機リソース配分が低下した場合に伴って発生する業務のサービスレベルの低下を考慮することが出来ない、という問題があった。
そこで、本発明では、上記問題点に鑑みてなされたもので、複数の計算機リソースの配分計画の内容を理解する必要が無く、かつ、個々の計算機リソースの配分計画に固有の事情を考慮することを可能にすることを目的とする。
本発明は、プロセッサとメモリを計算機リソースとして提供する業務用計算機と、プロセッサとメモリを備えて1以上の前記業務用計算機の計算機リソースを管理する管理計算機と、を備えた計算機システムであって、前記管理計算機は、前記業務用計算機に割り当てる業務を予め設定した業務割当情報と、前記業務用計算機に割り当てた業務のそれぞれに割り当てる前記計算機リソースを設定したリソース割当情報と、前記業務ごとに計算機リソースの配分を変更する際のパターンを変更プランとして予め設定した配分変更定義情報と、前記業務割当情報に基づいて前記業務用計算機に業務を割り当て、前記リソース割当情報に基づいて、前記業務に前記計算機リソースを割り当てるリソース配分管理部と、前記業務用計算機で計算機リソースの配分変更を行う所定の状態となったときに、前記業務に対する計算機リソースの割り当て変更量に応じたデメリットの大きさを示す指標として前記変更プラン毎にペナルティ量を算出するペナルティ量算出部と、前記変更プラン毎のペナルティ量に基づいて、前記業務用計算機で前記業務に割り当てる計算機リソースの配分変更を決定して、前記業務用計算機に通知するリソース配分決定部と、を有し、前記業務用計算機は、前記管理計算機から当該業務用計算機に割り当てられた業務と、前記管理計算機から当該業務に割り当てられた前記計算機リソースと、前記業務が使用する前記計算機リソースの使用量と、を管理する個別リソース配分管理部を有し、前記個別リソース配分管理部は、前記管理計算機で決定された前記計算機リソースの配分変更に応じて、前記業務に割り当てる前記計算機リソースを変更し、前記ペナルティ量算出部は、前記業務用計算機で計算機リソースの配分変更を行う所定の状態として、前記リソース不足の業務が発生したときに、前記業務に対する計算機リソースの割り当て変更量に応じたデメリットの大きさを示す指標として前記変更プラン毎にペナルティ量を算出し、前記リソース配分決定部は、前記業務用計算機で提供可能な前記計算機リソースの上限以内で、当該ペナルティ量の和が最小となる前記変更プランまたは変更プランの組み合わせを選択する。
本発明によれば、業務毎に独立した計算機リソースの配分を設定し、さらに、業務内容に踏み込んだ計算機リソースの配分変更を実現できる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を用いて説明する。
図1は、本発明を適用する計算機システムの一例を示すブロック図である。管理計算機1は、ネットワーク3を介して接続された複数の業務用計算機2で稼働する業務と、当該業務に割り当てる計算機リソース(以下、リソースとする)を管理する。業務用計算機2は、2−1〜2−nのn台で構成される。なお、業務用計算機の総称を符号2で表す。また、業務用計算機2の構成は、図1の業務用計算機2−1と同様の構成である。
業務用計算機2は、図2で示すように、業務用計算機2−1が通信システムのセンタ局計算機2−1として機能し、業務用計算機2−2、2−nが通信システムの基地局計算機2−2、2−nとして機能する例を示す。
なお、図2は、本発明の計算機システムを通信キャリアに適用した例を示すブロック図である。基地局計算機2−2、2−nは、配下の端末4の通信を管理して、所定の条件を満たす端末4に対して広告の配信を行う。センタ局計算機2−1は、基地局計算機2−2、2−nを管理する。管理計算機1は、業務用計算機2への業務の割り当てと、業務に割り当てるリソースの配分を管理する。なお、リソースは、業務に割り当てるプロセッサのコア数や、メモリの容量、記憶デバイスの容量、ネットワークアダプタの帯域などである。なお、プロセッサ11のひとつのコアに複数の業務を割り当てる場合には、業務に割り当てるコアの処理時間(または占有時間あるいは占有率)をリソースとすることができる。
基地局計算機2−2、2−nは、端末4の位置情報を収集して所定の条件に合致する端末4へ広告を配信する配信業務を実行する。また、基地局計算機2−2,2−nは、端末4の位置情報と、端末4のユーザの属性情報(性別、年齢)を集計する集計業務を実行する。また、基地局計算機2−2、2−nは、端末4の通信を制御する交換機(図示省略)の負荷を検出し、負荷が閾値を超えたか否かを監視する監視業務を実行する。なお、監視業務は、検出した交換機の負荷が、予め設定された閾値を超えると、センタ局計算機2−1へ過負荷の発生を通知する。
センタ局計算機2−1は、各基地局計算機2−2、2−1が収集した端末4の位置情報と属性情報を集計し、グラフや表などの可視化された情報を生成する集計業務を実行する。また、センタ局計算機2−1は、各基地局計算機2−2、2−1の負荷情報を取得し、予め設定された負荷の閾値を超えた基地局計算機2を管理計算機1へ通知する監視業務を実行する。
上記のような業務の割り当ては、管理計算機1が図3の業務割当テーブル123を参照して割り当てる。図3は、管理計算機1が保持する業務割当テーブル123の一例を示す図である。管理計算機1のリソース配分管理部100は、業務割当テーブル123に基づいて基地局計算機及びセンタ局計算機として機能する業務用計算機2に業務を割り当てる。
業務割当テーブル123は、識別子1231と、配信、集計、監視の3つの業務1232について、基地局計算機(1233)2−2、2−nとセンタ局計算機(1234)2−1に割り当てる業務1232を設定する。図示の例では、リソース配分管理部100が、基地局計算機2−2、2−nに、配信、集計、監視の3つの業務を割り当て、センタ局計算機2−1に集計と監視の2つの業務を割り当てる例を示す。なお、業務割当テーブル123では、業務が増える度に、業務情報管理部120が新たなエントリを追加する。
次に、管理計算機1と業務用計算機2の構成について、図1を参照しながら説明する。まず、管理計算機1は、演算を行うプロセッサ11と、データやプログラムを格納するメモリ12と、データやプログラムを保持する記憶デバイス13と、ネットワーク3と通信を行うネットワークアダプタ14と、から構成される。
メモリ12には、リソース配分管理部100と、リソース配分決定部110と、業務情報管理部120の各機能部位がログラムとしてロードされ、プロセッサ11によって実行される。
プロセッサ11は、各機能部のプログラムに従って動作することによって、所定の機能を実現する機能部として動作する。例えば、プロセッサ11は、リソース配分管理プログラムに従って動作することでリソース配分管理部100として機能する。他のプログラムについても同様である。さらに、プロセッサ11は、各プログラムが実行する複数の処理のそれぞれを実現する機能部としても動作する。計算機及び計算機システムは、これらの機能部を含む装置及びシステムである。
リソース配分管理部100やリソース配分決定部110の各機能を実現するプログラム、テーブル等の情報は、記憶デバイス13や不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
リソース配分管理部100は、各業務用計算機2で実行される業務に割り当てるリソースの状態と、各業務用計算機2で実行される業務の割り当てを管理する。リソース配分管理部100は、業務に割り当てるリソースの配分を管理するリソース配分状況管理モジュール101と、業務に割り当てるリソースの配分の変更を指令するリソース配分変更指示モジュール102と、を含む。
リソース配分決定部110は、各業務用計算機2で実行される業務に割り当てるリソースの配分を決定する。リソース配分決定部110は、業務に割り当てるリソースの変更要求をリソース配分管理部100から受け付けるリソース配分変更要求受付モジュール111と、業務に割り当てるリソースを変更するポリシー(変更プラン)を決定するリソース配分方針決定モジュール112と、を含む。
業務情報管理部120は、リソース配分の変更プランの管理と、後述するペナルティ量の算出を行う。業務情報管理部120は、業務に割り当てるリソースの配分を変更するプランを受け付けて、後述の配分変更定義テーブル104に登録するリソース配分変更プラン登録モジュール121と、業務に割り当てるリソースを削減したときに発生する業務のペナルティ量を算出するリソース変更ペナルティ算出モジュール122と、を含む。ここで、ペナルティとは、業務に対するリソースの割り当て削減によって生じたデメリットを示す。そして、ペナルティ量は、業務に対するリソースの割り当て削減量に応じて発生するデメリットの大きさを示す指標として管理計算機1で後述するように算出される。
次に、業務用計算機2の一例として、図2のセンタ局計算機として機能する業務用計算機2−1の例を示す。なお、他の業務用計算機2の構成も同様である。業務用計算機2−1は、演算を行うプロセッサ21と、データやプログラムを格納するメモリ22と、データやプログラムを保持する記憶デバイス23と、ネットワーク3と通信を行うネットワークアダプタ24と、から構成される。
メモリ22には、個別リソース配分管理部200と、管理計算機1によって割り当てられた業務がロードされ、プロセッサ21によって実行される。なお、図示の例では、配信業務211と、集計業務212と、監視業務213の3つの業務が割り当てられた状態を示す。なお、図2に示すセンタ局計算機として機能する業務用計算機2−1では、配信業務211は実行されないので、図1では破線で示した。
プロセッサ21は、各機能部のプログラムに従って動作することによって、所定の機能を実現する機能部として動作する。例えば、プロセッサ21は、個別リソース配分管理プログラムに従って動作することで個別リソース配分管理部200として機能する。他のプログラムについても同様である。さらに、プロセッサ21は、各プログラムが実行する複数の処理のそれぞれを実現する機能部としても動作する。計算機及び計算機システムは、これらの機能部を含む装置及びシステムである。
個別リソース配分管理部200や各業務の各機能を実現するプログラム、テーブル等の情報は、記憶デバイス23や不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
個別リソース配分管理部200は、管理計算機1からの指令に基づいて、当該業務用計算機2で実行する業務に割り当てるリソースの配分を管理する。個別リソース配分管理部200は、管理計算機1からの指令に応じて、業務に割り当てるリソースの配分を変更するリソース配分変更モジュール201と、各業務に割り当てたリソースの配分の状況を収集するリソース配分状況収集モジュール202、とを含む。
なお、図1の業務用計算機2−1に割り当てられた集計業務212、監視業務213は、上述のように図3に示したとおりである。
図4Aは、基地局計算機2−2とセンタ局計算機2−1に割り当てられた業務と、リソースの一例を示す図である。図4Bは、管理計算機1が保持するリソース割当テーブル103の一例を示す図である。なお、以下の説明では、複数の基地局計算機として機能する業務用計算機2−2〜2−nのうち、業務用計算機2−2とセンタ局計算機として機能する業務用計算機2−1について説明する。
図4Bのリソース割当テーブル103は、業務用計算機2で実行する業務の種類及びリソース上限のエントリを備えた種別1031と、基地局計算機2−2で実行する業務に割り当てたリソースの割当リソース量1032と、センタ局計算機2−1で実行する業務に割り当てたリソースの割当リソース量1033を示す。なお、基地局計算機2−nに割り当てるリソースについては図示を省略したが、基地局計算機毎にカラムを増やせば良い。
図示の例では、基地局計算機2−2に配信業務211をリソース量R11で割り当て、集計業務212をリソース量R12で割り当て、監視業務213をリソース量R13で割り当てる例を示す。また、センタ局計算機2−1には集計業務212をリソース量R22で割り当て、監視業務213をリソース量R23で割り当てる例を示す。リソース上限R1maxは、基地局計算機2−2の業務に割り当て可能なリソースの種類と上限値が含まれる。同様に、リソース上限R2maxには、センタ局計算機2−1の業務に割り当て可能なリソースの種類と上限値が含まれる。
図4Aは、基地局計算機2−2で実行する業務に割り当てた割当リソース量1032と、センタ局計算機2−1で実行する業務に割り当てた割当リソース量1033の初期状態(業務開始時など)を示す。図中、基地局計算機2−2で実行する配信業務にはリソース量R11が割り当てられ、集計業務にはリソース量R12が割り当てられ、監視業務にはリソース量R13が割り当てられ、基地局計算機2−2が業務に割り当てられるリソース量の上限値がR1maxで示される。
同様に、センタ局計算機2−1で実行する集計業務にはリソース量R22が割り当てられ、監視業務にはリソース量R23が割り当てられ、センタ局計算機2−1が業務に割り当てられるリソース量の上限値がR2maxで示される。
ここで、リソース量Rは、リソースの種類とリソースの量を含み、例えば、業務に割り当てるプロセッサのコア数×メモリ容量などの処理能力の指標となる値を用いることができる。
図5は、基地局計算機とセンタ局計算機が使用するリソース量が変化した一例を示す図である。基地局計算機2−2のリソース使用量1032aと、センタ局計算機2−1のリソース使用量1033aは、図1に示した、個別リソース配分管理部200が検出した業務ごとのリソース使用量を、管理計算機1で集計したものである。なお、業務ごとのリソース使用量の検出は、OSのタスクマネージャやモニタなど周知または公知の手法で検出すればよい。
図5では、基地局計算機2−2が管轄する端末4の数が増大し、端末4に対する配信業務211で使用されるリソースの使用量r11が増大し、基地局計算機2−2において3つの業務で使用されるリソース使用量r11、r12、r13の合計が、基地局計算機2−2で割り当て可能なリソース量の上限値R1maxを超えてしまった例を示す。
さらに、配信業務211は、基地局計算機2−2〜2−nでのみ実施可能という制約があるため、集計業務212あるいは監視業務213へ割り当てるリソースの調整により、各業務が使用するリソース使用量の合計を、上記上限値R1maxを以下に抑える必要がある。
これに対して、管理計算機1では、図11で示す配分変更定義テーブル104のように、予め設定されたリソース配分の変更プランを保持しており、基地局計算機2−2〜2−nでリソース不足が発生したときには、業務の内容に応じてリソースを変更するパターンを選択することができる。
図11は、管理計算機1が保持する配分変更定義テーブル104の一例を示す図である。配分変更定義テーブル104は、業務の名称を格納する業務1041と、リソース配分の変更プランを格納するプラン1042と、変更プランの内容を格納する説明1043からひとつのエントリが構成される。
図示の例では、業務1041毎にひとつのプラン1042を定義した例を示したが、エントリを追加することで、ひとつの業務に複数のプラン1042を定義することができる。変更プランの設定は、管理計算機1のリソース配分変更プラン登録モジュール121を起動して、図示しないコンソールから配分変更定義テーブル104に登録することができる。
図示の例では、配信業務211に対するリソース配分の変更プランとして、配信間隔を拡大してリソースの使用量を抑制する配信抑制が設定される。リソースの使用量が低下する反面、広告を配信可能な端末4の数が低下するというペナルティが発生する。
また、集計業務212に対するリソース配分の変更プランとして、集計業務をセンタ局計算機2−1に分散して、基地局計算機2−2のリソースの使用量を抑制する集計移動が設定される。集計業務212の一部がセンタ局計算機2−1へ移動することで基地局計算機2−2におけるリソースの使用量が低下する反面、移動先のセンタ局計算機2−1へ集計対象のデータを転送するオーバーヘッドが加わるというペナルティが発生する。
また、監視業務213に対するリソース配分の変更プランとして、監視間隔を拡大してリソースの使用量を抑制する監視抑制が設定される。監視間隔の拡大によってリソースの使用量が低下する反面、異常発生の検知が遅延する可能性が増えるというペナルティが発生する。
管理計算機1が、図11に示した配分変更定義テーブル104の変更プランから配信抑制を選択した例が図6である。
図6は、基地局計算機2−2とセンタ局計算機2−1が使用する計算機リソースの割り当てを変更した例を示す図である。基地局計算機2−2のリソース使用量1032aについて、配信業務r11に割り当てるリソースの配分を抑制する配信抑制の変更プランを実施することで、3つの業務のリソース使用量r11、r12、r13の和を上限値R1max以下に抑制した例である。
配信業務211では、リソースの配分を制限した結果、配信対象とする端末4を間引くことで、配信業務211で必要となる基地局計算機2−2のリソース使用量を削減する。ただし、全ての端末4に対して広告の配信が行われなくなるので、配信業務211そのものの質が低下することとなり、業務上の損失が発生する。業務の質の低下は、ペナルティとなる。
図7は、基地局計算機2−2に割り当てられた集計業務212の一部をセンタ局計算機2−1へ移動した例を示す図である。基地局計算機2−2の集計業務212の一部を他のセンタ局計算機2−1へ移動する集計移動の変更プランを実施することで、基地局計算機2−2の業務が使用するリソースを抑制した例を示す図である。図5で示したように、基地局計算機2−2の負荷が増大したのに対し、管理計算機1では、予め設定された複数のリソース配分の変更プランから、集計業務212の一部をセンタ局計算機2−1へ移動する変更プランを選択した例が図7である。
基地局計算機2−2のリソース使用量1032aについて、集計業務r12の一部をセンタ局計算機2−1に移動してリソースの配分を変更することで、基地局計算機2−2の3つの業務のリソース使用量r11、r12、r13の和を上限値R1max以下に抑制することができる。
基地局計算機2−2で実行する集計業務212の一部をセンタ局計算機2−1へ移動することで、基地局計算機2−2の集計業務212に割り当てるリソースを低減できる。しかし、基地局計算機2−2の集計業務212は、少なくともデータを収集してセンタ局計算機2−1へ転送する必要があるので、基地局計算機2−2の集計業務212に割り当てるリソースを0にすることはできない。
図8は、基地局計算機2−2の監視業務213が使用するリソースを抑制した例を示す図である。図5で示したように、基地局計算機2−2の負荷が増大したのに対し、管理計算機1では、予め設定された複数のリソース配分の変更プランから、基地局計算機2−2の監視業務213に割り当てるリソースを抑制する変更プランを選択した例が図8である。
図5で示したように、基地局計算機2−2の負荷が増大したのに対し、管理計算機1では、予め設定された複数のリソース配分の変更プランから、監視業務213に割り当てるリソースを抑制する変更プランを選択した例が図8である。
基地局計算機2−2のリソース使用量1032aについて、監視業務r13に割り当てるリソースを抑制することで、基地局計算機2−2の3つの業務のリソース使用量r11、r12、r13の和を上限値R1max以下に抑制することができる。
監視業務213に割り当てるリソースを抑制すると、交換機の監視間隔を拡大する必要があるため、交換機の過負荷などの検知が遅延する場合がある。この例では、リソースの抑制によって、交換機の状態を検知するタイミングの遅延がペナルティとなる。
図9は、計算機システムで行われる処理の一例を示すシーケンス図である。このシーケンス図の前提として、管理計算機1は図2で示したように、複数の業務用計算機2のうち、センタ局計算機2−1と基地局計算機2−2〜2−nを決定するステップと、管理計算機1が、図3で示した業務割当テーブル123に従って、基地局計算機2−2〜2−nとセンタ局計算機2−1に業務を割り当てるステップと、管理計算機1が、図4Bのリソース割当テーブル103に従って、基地局計算機2−2〜2−nとセンタ局計算機2−1の業務にリソースを割り当てるステップと、実施しているものとする。
管理計算機1のリソース配分管理部100では、リソース配分状況管理モジュール101が、所定のタイミング(所定の周期など)で各業務用計算機2−1〜2−nの個別リソース配分管理部200から、割り当てた業務についてリソースの使用状況(使用量)を取得する。
そして、リソース配分状況管理モジュール101は、取得したリソースの使用量のうち、予め設定した割当量(リソース割当テーブル103の値)を超えている業務用計算機2の業務をリソース不足として検出する。なお、リソース不足の業務の検出は、業務に割り当てたプロセッサ21の使用率(=使用量/割当量)が所定の閾値(例えば、90%)を超えていれば当該業務がリソース不足と判定してもよく、あるいは、業務に割り当てたメモリ領域の使用率が上記閾値を超えていれば当該業務がリソース不足と判定してもよい。
リソースが不足した業務が検出されるとリソース配分管理部100はリソース配分決定部110にリソース不足の通知を送信する(S1)。リソース配分決定部110は、リソース不足の通知をリソース配分変更要求モジュールで受信し、業務情報管理部120にリソース不足が発生した業務用計算機2で、業務に割り当てたリソースを削減する要求を送信する(S2)。
業務情報管理部120では、リソース変更ペナルティ算出モジュール122が、図11の配分変更定義テーブル104に登録されているリソースの割り当て変更プランを実施したときのペナルティ量を算出する。そして、業務情報管理部120は、リソース配分決定部110にペナルティ量の算出結果を送信する(S3)。
次に、リソース配分決定部110では、リソース配分方針決定モジュール112が、算出された変更プラン毎のペナルティ量に基づいて、リソースの配分を変更する内容を後述するように決定する(S4)。
そして、リソース配分方針決定モジュール112は、リソース配分管理部100にリソースの配分の変更指示を通知する(S5)。リソース配分管理部100のリソース配分変更指示モジュール102は、リソース配分決定部110から受信したリソースの配分変更を、業務用計算機2の個別リソース配分管理部200に通知する(S6)。
そして、業務用計算機2の個別リソース配分管理部200は、管理計算機1のリソース配分管理部100受信したリソースの配分変更を実施する。
上記処理により、業務用計算機2でリソースの不足が発生した場合には、予め設定された変更プラン毎のペナルティ量に基づいて、リソースの配分を変更することが可能となる。
図10は、管理計算機1のリソース配分決定部110で行われるリソースの配分変更処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、上記図9のステップS4で行われる処理である。
まず、ステップS11では、図9のステップS1で示したように、管理計算機1のリソース配分決定部110は、リソース配分管理部100からリソースが不足した通知を受信する。この通知には、業務用計算機2を特定する値Mと、不足したリソースの種類とリソース使用量を含む値Rから構成される。なお、値Rは、図4Bのリソース割当テーブル103のリソースR11〜R23を指し示す値を含む。
ステップS12では、リソース配分管理部100が、リソース割当テーブル103を参照して、業務用計算機2=Mで、リソースRを使用している業務の一覧を取得する。
ステップS13では、リソース配分決定部110が、業務情報管理部120に対して、リソース不足となった業務用計算機2=Mで、予め設定した削減量ΔRのリソースを削減するよう要求する。なお、削減量ΔRは、不足したリソースに対応するもので、例えば、削減するメモリ容量、プロセッサ21のコア数あるいはプロセッサ21の占有時間などで表される。
ステップS14では、業務情報管理部120が、配分変更定義テーブル104を参照して、各業務に登録されているリソースの変更プランについて、削減量ΔRでリソースの変更を実施した場合のペナルティ量を後述するように算出する。
ステップS15では、リソース配分決定部110が業務情報管理部120で算出した変更プラン毎のペナルティ量を取得する。そして、リソース配分決定部110のリソース配分方針決定モジュール112は、各変更プランを実施した場合に発生するペナルティ量を比較して、各業務のペナルティ量の総和が最小となる変更プラン(または、変更プランの組み合わせ)Cを決定する。
ステップS16では、リソース配分決定部110が上記ステップS15で決定した変更プランCで、業務用計算機2=Mで稼働する業務に割り当てるリソースの変更をリソース配分管理部100に指令する。
ステップS17では、リソース配分管理部100のリソース配分変更指示モジュール102が、業務用計算機2=Mに対して変更プランCでリソースの割り当て変更を実施するよう指令する。
ステップS18では、リソース配分管理部100が、業務用計算機2=Mの個別リソース配分管理部200からリソースの使用量を取得する。そして、リソース配分管理部100は、変更プランCで割り当てたリソースの割り当て量と、取得したリソースの使用量の比(=使用量/割当量)が、所定の閾値以下であればリソース不足が解消したと判定する。リソース不足が解消した場合には、ステップS19に進んで処理を終了する。一方、リソース不足が解消していない場合には、ステップS13に戻ってさらに削減量ΔRでリソースを変更し、リソース不足が解消するまでステップS13〜S18の処理が繰り返される。
上記の処理によってリソースが不足した業務用計算機2−Mでは、所定の削減量ΔRずつリソースの配分が変更され、最終的にリソース不足が解消されるまで上記ステップS13〜S18のループが実行される。
なお、削減量ΔRずつリソースの配分を変更してもリソース不足が解消しない場合は、他の業務のリソースが過少になるのを防ぐため、ステップS13〜S18のループが所定の回数に達した時点で処理を終了し、管理計算機1の図示しないコンソールなどに警告を出力するようにしても良い。
図12A〜図12Cは、管理計算機1に保持されるテーブル類で、業務用計算機2で使用されるリソースの使用量を算出するためのテーブルである。
図12Aは、リソース使用量を算出するために業務とパラメータの関係を保持するパラメータテーブル125の一例を示す図である。パラメータテーブル125は、識別子1251と、業務名を格納する業務1252と、リソース使用量を算出するためのパラメータを格納するパラメータ1253とからひとつのエントリが構成される。
配信業務211のパラメータ1253は、配信コストHCと、配信頻度HTと、配信量HVを用いる。配信コストHCは、基地局計算機2−2のプロセッサ21の使用率やメモリの使用率を用いることができる。配信頻度HTは、端末4に広告を送信する時間間隔(秒など)を用いることができる。配信量HVは、1回に配信するデータ量(バイト数など)を用いることができる。
集計業務212では、集計コストSACと、転送コストSTCと、集計量SVと、転送比率SRを用いる。集計コストSAC、転送コストSTCは、業務用計算機2のプロセッサ21の使用率やメモリ22の使用率を用いることができる。集計量SVは、各業務用計算機2から取得したユーザの属性情報のデータ量を用いることができる。転送比率SRは、センタ局計算機2−1へ転送するデータの比率が格納される。この比率は、転送量/総量とすることができる。
監視業務213では、監視コストKCと、監視間隔KTと、を用いる。監視コストKCは、業務用計算機2のプロセッサ21の使用率やメモリ22の使用率を用いることができる。監視間隔KTは、監視を実行する時間間隔(秒など)を用いることができる。
上記パラメータテーブル125は、業務1252毎に、管理者などがパラメータ1253に設定する。
図12Bは、業務ごとにリソース使用量の計算式を保持するリソース使用量テーブル126の一例を示す図である。リソース使用量テーブル126は、識別子1261と、業務名を格納する業務1262と、基地局計算機2−2とセンタ局計算機2−1の何れかを格納する種別1263と、業務用計算機2のリソース使用量を算出する計算式を格納するリソース使用量1264とからひとつのエントリが構成される。
基地局計算機2−2の配信業務211に係るリソース使用量r11は、配信コストHCと配信頻度HT及び配信量HVの積となる。センタ局計算機2−1では配信業務211を割り当てないので、リソース使用量r21=0とする。
基地局計算機2−2の集計業務212に係るリソース使用量r12は、集計コストSACに集計量SVと1−転送比率SRを乗じた値と、転送コストSTCと集計量SV及び転送比率SRの積を加えたものとする。
一方、センタ局計算機2−1の集計業務212に係るリソース使用量r22は、集計コストSACに集計量SVと転送比率SRを乗じた値とする。
次に、基地局計算機2−2の監視業務213に係るリソース使用量r13は、監視コストKCに監視間隔KTを乗じた値とする。
一方、センタ局計算機2−1の監視業務213に係るリソース使用量r23も、監視コストKCに監視間隔KTを乗じた値とする。
図12Cは、業務用計算機2ごとにリソース使用量の計算式を保持するリソース使用量テーブル127の一例を示す図である。業務用計算機2毎のリソース使用量テーブル126は、識別子1271と、業務用計算機2の役割を格納する業務計算機1272と、業務用計算機2のリソース使用量を算出する計算式を格納するリソース使用量1273とからひとつのエントリが構成される。
基地局計算機2−2のリソース使用量r1は、図12Bで示した基地局計算機2−2の配信業務211のリソース使用量r11と、集計業務212のリソース使用量r12と、監視業務213のリソース使用量r13の和となる。
センタ局計算機2−1のリソース使用量r2は、図12Bで示したセンタ局計算機2−1の配信業務211のリソース使用量r21と、集計業務212のリソース使用量r22と、監視業務213のリソース使用量r23の和となる。
図13A〜図12Cは、管理計算機1に保持されるテーブル類で、業務用計算機2でリソースの配分変更を行う際の指標となるペナルティ量の算出に使用されるテーブルである。
図13Aは、ペナルティ量を算出するために業務とパラメータの関係を保持するパラメータテーブル128の一例を示す図である。パラメータテーブル128は、識別子1281と、業務名を格納する業務1282と、ペナルティ量を算出するためのパラメータを格納するパラメータ1283とからひとつのエントリが構成される。
配信業務211のパラメータ1283は、所定値が設定された配信ペナルティ係数HPであり、集計業務212のパラメータ1283は、所定値が設定された集計ペナルティ係数SPであり、監視業務213のパラメータ1283は、所定値が設定された監視ペナルティ係数HPである。
図13Bは、業務ごとにペナルティ量の計算式を保持するペナルティ量テーブル129の一例を示す図である。ペナルティ量テーブル129は、識別子1291と、業務名を格納する業務1292と、業務用計算機2のペナルティ量を算出する計算式を格納するペナルティ量1293とからひとつのエントリが構成される。
配信業務211のペナルティ量P1は、配信ペナルティ係数HPを、配信頻度HTで除した値とする。集計業務212のペナルティ量P2は、集計ペナルティ係数SPに、転送比率SRを乗じた値とする。監視業務213のペナルティ量P3は、監視ペナルティ係数KPを、監視間隔KTで除した値とする。
そして、各業務のペナルティ量の和Pが、業務用計算機2に発生するペナルティ量として算出される。
図14は、上記図13A、図13Bに基づいて、各変更プランにリソースの削減要求を行った場合のペナルティ量の計算結果の出力例をテーブル130として表現したものである。
テーブル130は、識別子1301と、変更プランを格納するプラン1302と、リソースの削減要求の対象を格納するリソース削減要求1303と、ペナルティの算出結果を格納するペナルティ算出結果1304とからひとつのエントリが構成される。
図14の配信抑制では、センタ局計算機2−1では配信業務211を実行していないため、配信業務211についてはセンタ局計算機2−1に対するリソースの削減量ΔR2は0となる。
また、図14の例では、集計移動の変更プランに対応できないことを示し、基地局計算機2−2の集計業務212を、センタ局計算機2−1に移動できないことを示す。これは、例えば、センタ局計算機2−1のリソースが逼迫しているときに生じる。
図15Aは、上記図12Aに示したパラメータテーブル125に値を設定した一例である。同じく、図15Bは、上記図13Aに示したペナルティ量のパラメータテーブル128に値を設定した一例である。
図16Aは、上記図12Bに示したリソース使用量テーブル126に値を設定した一例である。同じく、図16Bは、上記図12Cに示した業務用計算機2ごとのリソース使用量テーブル127に値を設定した一例である。この例では、基地局計算機2−2のリソース使用量P1=1250が、上限値R1MAXを超えるため、リソース不足となっていることを示す。すなわち、図16A、図16Bは、リソースの変更プランを適用する以前のリソース使用量を示している。
図17は、図13Bに示したペナルティ量テーブル129に、図15A、図15Bのパラメータの値から、各業務1292でリソースの削減要求を行う以前のペナルティ量である。なお、このテーブルはリソースの削減要求を行ったときと比較を行うために図示したものである。
図18は、リソース配分の削減要求に対するパラメータ変更量の計算式を保持するパラメータ変更量テーブル131の値の一例を示す図である。パラメータ変更量テーブル131は、識別子1311と、リソースの変更プランを格納するプラン1312と、リソースの変更プランの対象となる業務名と、変更量の計算式を格納するパラメータ変更量1313とからひとつのエントリが構成される。パラメータ変更量テーブル131は、業務情報管理部120で管理される。パラメータ変更量テーブル131は、リソース配分変更プラン登録モジュール121が図示しないコンソールから入力を受け付けることにより設定することができる。
図示の例では、リソースの削減量ΔR=−10の場合を示している。変更プランが配信抑制のとき、配信頻度HTを拡大することでリソースの削減を行うので、配信頻度HTの変更量をΔHTとし、リソースの削減量ΔR=−10のときΔHT=−0.5となる例を示す。
変更プランが集計移動のとき、転送比率SRを増大することでリソースの削減を行うので、転送比率SRの変更量をΔSRとし、リソースの削減量ΔR=−10のときΔHTは約−0.01となる例を示す。
変更プランが監視抑制のとき、監視間隔KTを拡大することでリソースの削減を行うので、監視間隔KTの変更量をΔKTとし、リソースの削減量ΔR=−10のときΔKT=−2となる例を示す。
図19Aは、配信抑制によるリソース配分の変更後で、業務ごとにリソース使用量の計算式を保持するリソース使用量テーブルの値の一例を示す図である。図19Aでは、リソースの変更プランとして配信抑制を選択したときのリソース使用量テーブル126を示す。すなわち、図19Aは、上記図16Aに示したリソース使用量テーブル126に、図18に示したパラメータ変更量テーブル131の配信間隔の変更量ΔHTを適用した値を示す。
図示の例では、配信業務211の基地局計算機2−2のリソース使用量が、図16Aの200から190に低下した例を示す。
図19Bは、配信抑制によるリソース配分の変更後で、業務用計算機2ごとにリソース使用量の計算式を保持するリソース使用量テーブル127の一例を示す図である。図19Bは、図19Aの各リソース使用量r11〜r23より、基地局計算機2−2とセンタ局計算機2−1のリソース使用量r1、r2を算出した結果を示す。
図示の例では、基地局計算機2−2のリソース使用量r1が1240に低下したが、依然として基地局計算機2−2が業務に割り当てられるリソース量の上限値R1maxを超えている。
図20は、配信抑制によるリソース配分の変更後で、業務ごとにペナルティ量を保持するペナルティ量テーブル129の値の一例を示す図である。図20のペナルティ量テーブル129は、図18のパラメータ変更量テーブル131の配信頻度HTの変更量ΔHTを適用したものである。
各業務のペナルティ量の合計は15.5となり、配信抑制を行う以前の図17に比して0.5だけ増加している。
図21Aは、集計移動によるリソース配分の変更後で、業務ごとにリソース使用量のリソース使用量を保持するリソース使用量テーブル126の値の一例を示す図である。
図21Aでは、リソースの変更プランとして集計移動を選択したときのリソース使用量テーブル126を示す。すなわち、図21Aは、上記図16Aに示したリソース使用量テーブル126に、図18に示したパラメータ変更量テーブル131の転送比率SRの変更量ΔSRを適用した値を示す。
図示の例では、基地局計算機2−2の集計業務212のリソース使用量が、図16Aの1000から990.2に低下した例を示す。
図21Bは、集計移動によるリソース配分の変更後で、業務用計算機2ごとにリソース使用量を保持するリソース使用量テーブル127の値の一例を示す図である。
図21Bは、図21Aの各リソース使用量r11〜r23より、基地局計算機2−2とセンタ局計算機2−1のリソース使用量r1、r2を算出した結果を示す。図示の例では、基地局計算機2−2のリソース使用量r1が1240.2に低下したが、依然として基地局計算機2−2が業務に割り当てられるリソース量の上限値R1maxを超えている。
図22は、集計移動によるリソース配分の変更後で、業務ごとにペナルティ量を保持するペナルティ量テーブル129の値の一例を示す図である。図22のペナルティ量テーブル129は、図18のパラメータ変更量テーブル131の転送比率SRの変更量ΔSRを適用したものである。
各業務のペナルティ量の合計は15.1となり、集計移動を行う以前の図17に比して0.1だけ増加している。
図23Aは、監視抑制によるリソース配分の変更後で、業務ごとにリソース使用量のリソース使用量を保持するリソース使用量テーブル126の値の一例を示す図である。
図23Aでは、リソースの変更プランとして監視抑制を選択したときのリソース使用量テーブル126を示す。すなわち、図23Aは、上記図16Aに示したリソース使用量テーブル126に、図18に示したパラメータ変更量テーブル131の監視間隔の変更量ΔKTを適用した値を示す。
図示の例では、基地局計算機2−2の監視業務213のリソース使用量が、図16Aの50から40に低下した例を示す。
図23Bは、監視抑制によるリソース配分の変更後で、業務用計算機ごとにリソース使用量を保持するリソース使用量テーブル127の値の一例を示す図である。
図23Bは、図23Aの各リソース使用量r11〜r23より、基地局計算機2−2とセンタ局計算機2−1のリソース使用量r1、r2を算出した結果を示す。図示の例では、基地局計算機2−2のリソース使用量r1が1240に低下したが、依然として基地局計算機2−2が業務に割り当てられるリソース量の上限値R1maxを超えている。
図24は、監視抑制によるリソース配分の変更後で、業務ごとにペナルティ量を保持するペナルティ量テーブル129の値の一例を示す図である。図24のペナルティ量テーブル129は、図18のパラメータ変更量テーブル131の監視間隔KTの変更量ΔKTを適用したものである。
各業務のペナルティ量の合計は16.25となり、監視抑制を行う以前の図17に比して1.25だけ増加している。
図25は、配信抑制、集計移動、監視抑制の各変更プランを一回実施してリソースの削減を行った場合のペナルティ量の計算結果の出力例を、図14と同様のテーブル130として表現したものである。
図25の例では、配信抑制、集計移動、監視抑制の3つの変更プランのそれぞれについて、リソースの削減量ΔR1=−10としたときのペナルティ量を算出した結果を示す。
3つの変更プランの中で、集計移動のペナルティ量の合計値が15.1と最も小さく、監視抑制のペナルティ量の合計が16.25と最も大きい。ペナルティ量が大きいほど、リソースの削減量に比して、デメリットも増大することになる。
例えば、集計移動では、基地局計算機2−2がセンタ局計算機2−1へ集計対象のデータを転送するオーバーヘッドが増える、というデメリットが生じる。これに対して、監視抑制では、監視間隔の拡大によって、障害発生の機会が低減するというデメリットが生じ、計算機システムの信頼性という観点から、監視抑制のペナルティ量が大きくなるよう設定される。
図26Aは、配信抑制、監視抑制の各変更プランと、集計移動の複数回(6回)の適用によるリソース配分の変更後で、業務ごとにリソース使用量のリソース使用量を保持するリソース使用量テーブルの値の一例を示す図である。
図26Aでは、リソースの変更プランとして集計移動を6回実行したときのリソース使用量テーブル126を示す。すなわち、図26Aは、上記図16Aに示したリソース使用量テーブル126に、図18に示したパラメータ変更量テーブル131の転送比率SRの変更量ΔSRを適用した例である。
図示の例では、基地局計算機2−2の集計業務212のリソース使用量が、図16Aの1000から941.2に低下した例を示す。
図26Bは、配信抑制、監視抑制の各変更プランと、集計移動の複数回(6回)の適用によるリソース配分の変更後で、業務用計算機2ごとにリソース使用量を保持するリソース使用量テーブル127の値の一例を示す図である。
図26Bは、図26Aの各リソース使用量r11〜r23より、基地局計算機2−2とセンタ局計算機2−1のリソース使用量r1、r2を算出した結果を示す。図示の例では、基地局計算機2−2のリソース使用量r1が1191.2に低下し、基地局計算機2−2が業務に割り当てられるリソース量の上限値R1max以内となり、リソース不足を解消したことを示す。
図27は、配信抑制、監視抑制の各変更プランと、集計移動の複数回(6回)の適用によるリソース配分の変更後で、業務ごとにペナルティ量のリソース使用量を保持するペナルティ量テーブル129の値の一例を示す図である。図27のペナルティ量テーブル129は、図18のパラメータ変更量テーブル131の転送比率SRの変更量ΔSRを適用したものである。
各業務のペナルティ量の合計は15.6となり、集計移動を行う以前の図17に比して0.6だけ増加している。
図28は、配信抑制、監視抑制の各変更プランを各1回適用し、集計移動を6回適用してリソース配分を変更した後のペナルティ量を業務ごとに表示した例を示す図である。図25で示したように、リソースの削減量ΔR1=−10のときに、最もペナルティ量(P2=0.1)が小さい集計移動を6回適用することで、集計移動のペナルティ量の増分をP2=0.6に抑えながら、図26Bで示したように、基地局計算機2−2のリソース不足を解消することができる。これにより、ペナルティ量の総和が最小となる変更プランにより、リソース配分を変更して基地局計算機2−2のリソース不足を解消することが可能となる。なお、上記では集計移動を6回適用した例を示したが、これは図10のステップS13〜S18の繰り返しによるもので、リソース不足が解消するまでの集計移動の実行回数である。
<まとめ>
以上のように本発明は、計算機のリソースを複数の業務で共有し、各業務毎にリソースの割当量を決定する計算機システムにおいて、業務の種類毎に割り当てる業務用計算機2を決定する業務割当テーブル123(図3)と、業務用計算機2毎に割り当てられた業務へ計算機のリソースを配分するリソース割当テーブル103(図4B)と、リソース不足が発生したときに業務の種類ごとにリソース配分の変更プランを予め設定した配分変更定義テーブル104(図11)とを、備えることで、複数の業務に割り当てる計算機のリソース配分を調整し、かつ、業務の内容に踏み込んだリソース配分の調整を実現することができる。業務の内容に踏み込んだ調整の例として、上記実施例では、配信業務211と監視業務213では、処理の間隔を拡大してリソース使用量を抑制し、集計業務212では、業務を分散する例を示した。すなわち、他の業務用計算機2に分散可能な業務では、他の計算機に業務を分散して基地局計算機2−2のリソース不足を解消する。一方、分散できない業務の場合には、処理を実行する間隔の拡大やリソースの使用率の低減などによりリソース不足を解消する。
以上のように本発明は、計算機のリソースを複数の業務で共有し、各業務毎にリソースの割当量を決定する計算機システムにおいて、業務の種類毎に割り当てる業務用計算機2を決定する業務割当テーブル123(図3)と、業務用計算機2毎に割り当てられた業務へ計算機のリソースを配分するリソース割当テーブル103(図4B)と、リソース不足が発生したときに業務の種類ごとにリソース配分の変更プランを予め設定した配分変更定義テーブル104(図11)とを、備えることで、複数の業務に割り当てる計算機のリソース配分を調整し、かつ、業務の内容に踏み込んだリソース配分の調整を実現することができる。業務の内容に踏み込んだ調整の例として、上記実施例では、配信業務211と監視業務213では、処理の間隔を拡大してリソース使用量を抑制し、集計業務212では、業務を分散する例を示した。すなわち、他の業務用計算機2に分散可能な業務では、他の計算機に業務を分散して基地局計算機2−2のリソース不足を解消する。一方、分散できない業務の場合には、処理を実行する間隔の拡大やリソースの使用率の低減などによりリソース不足を解消する。
さらに、本発明の計算機システムでは、リソース配分の削減を行う際に、業務に対するリソースの割り当て削減量に応じてデメリットの大きさを示す指標としてペナルティ量を演算し、ペナルティ量が最小となる変更プランによって基地局計算機2−2のリソース不足を解消することができる。
このように、本発明では、計算機のリソースを業務に割り当てる配分の決定を、業務の内容に踏み込んだリソース配分の変更プランを設定した配分変更定義テーブル104と、複数の業務間でリソース配分を調整するリソース割当テーブル103を用いて実施する。これにより、業務の内容や特性に踏み込んだリソースの配分を、不特定多数の業務間においても実現することができる。
また、上記実施例では、基地局計算機2−2のリソースが不足したときに、リソース配分の変更を実施する例を示したが、基地局計算機2−2〜2−nまたはセンタ局計算機2−1でリソース配分の変更が必要となったときにリソース配分の変更を実施すれば良い。リソース配分の変更が必要となったときとしては、基地局計算機2−2〜2−nのリソースが余剰になったとき、あるいは、基地局計算機2−2〜2−nに新たな業務を割り当てるときなどである。
なお、本発明において説明した計算機等の構成、処理部及び処理手段等は、それらの一部又は全部を、専用のハードウェアによって実現してもよい。
また、本実施例で例示した種々のソフトウェアは、電磁的、電子的及び光学式等の種々の記録媒体(例えば、非一時的な記憶媒体)に格納可能であり、インターネット等の通信網を通じて、コンピュータにダウンロード可能である。
また、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
Claims (6)
- プロセッサとメモリを計算機リソースとして提供する業務用計算機と、
プロセッサとメモリを備えて1以上の前記業務用計算機の計算機リソースを管理する管理計算機と、を備えた計算機システムであって、
前記管理計算機は、
前記業務用計算機に割り当てる業務を予め設定した業務割当情報と、
前記業務用計算機に割り当てた業務のそれぞれに割り当てる前記計算機リソースを設定したリソース割当情報と、
前記業務ごとに計算機リソースの配分を変更する際のパターンを変更プランとして予め設定した配分変更定義情報と、
前記業務割当情報に基づいて前記業務用計算機に業務を割り当て、前記リソース割当情報に基づいて、前記業務に前記計算機リソースを割り当てるリソース配分管理部と、
前記業務用計算機で計算機リソースの配分変更を行う所定の状態となったときに、前記業務に対する計算機リソースの割り当て変更量に応じたデメリットの大きさを示す指標として前記変更プラン毎にペナルティ量を算出するペナルティ量算出部と、
前記変更プラン毎のペナルティ量に基づいて、前記業務用計算機で前記業務に割り当てる計算機リソースの配分変更を決定して、前記業務用計算機に通知するリソース配分決定部と、を有し、
前記業務用計算機は、
前記管理計算機から当該業務用計算機に割り当てられた業務と、前記管理計算機から当該業務に割り当てられた前記計算機リソースと、前記業務が使用する前記計算機リソースの使用量と、を管理する個別リソース配分管理部を有し、
前記個別リソース配分管理部は、
前記管理計算機で決定された前記計算機リソースの配分変更に応じて、前記業務に割り当てる前記計算機リソースを変更し、
前記ペナルティ量算出部は、
前記業務用計算機で計算機リソースの配分変更を行う所定の状態として、リソース不足の業務が発生したときに、前記業務に対する計算機リソースの割り当て変更量に応じたデメリットの大きさを示す指標として前記変更プラン毎にペナルティ量を算出し、
前記リソース配分決定部は、
前記業務用計算機で提供可能な前記計算機リソースの上限以内で、前記ペナルティ量の和が最小となる前記変更プランまたは変更プランの組み合わせを選択することを特徴とする計算機システム。 - 請求項1に記載の計算機システムであって、
前記リソース配分管理部は、
前記業務用計算機から前記業務が使用する計算機リソースの使用量を取得し、前記使用量が所定の閾値を超えているときには、リソース不足の業務が発生したことを判定することを特徴とする計算機システム。 - 請求項1に記載の計算機システムであって、
前記配分変更定義情報は、
前記業務用計算機に割り当てた業務の一部を他の業務用計算機に移動する変更プランを含むことを特徴とする計算機システム。 - プロセッサとメモリを計算機リソースとして提供する業務用計算機と、プロセッサとメモリを備えた管理計算機で1以上の前記業務用計算機の計算機リソースを管理する計算機リソースの割当方法であって、
前記管理計算機が、前記業務用計算機に割り当てる業務を予め設定した業務割当情報に基づいて、前記業務用計算機に前記業務を割り当てる第1のステップと、
前記管理計算機が、前記業務用計算機に割り当てた業務のそれぞれに割り当てる前記計算機リソースを設定したリソース割当情報に基づいて、前記業務に前記計算機リソースを割り当てる第2のステップと、
前記管理計算機が、前記業務ごとに計算機リソースの配分を変更する際のパターンを変更プランとして予め設定した配分変更定義情報を保持する第3のステップと、
前記管理計算機が、前記業務用計算機で計算機リソースの配分変更を行う所定の状態となったときに、前記業務に対する計算機リソースの割り当て変更量に応じたデメリットの大きさを示す指標として前記変更プラン毎にペナルティ量を算出する第4のステップと、
前記管理計算機が、前記変更プラン毎のペナルティ量に基づいて、前記業務用計算機で前記業務に割り当てる計算機リソースの配分の変更を決定して、前記業務用計算機に通知する第5のステップと、
前記業務用計算機が、前記管理計算機から当該業務用計算機に割り当てられた業務と、前記管理計算機から当該業務に割り当てられた前記計算機リソースと、前記業務が使用する前記計算機リソースの使用量と、を管理し、前記管理計算機で決定された前記計算機リソースの配分変更に応じて、前記業務に割り当てる前記計算機リソースを変更する第6のステップと、
を含み、
前記第4のステップは、
前記管理計算機が、前記業務用計算機で計算機リソースの配分変更を行う所定の状態として、リソース不足の業務が発生したときに、前記業務に対する計算機リソースの割り当て変更量に応じたデメリットの大きさを示す指標として前記変更プラン毎にペナルティ量を算出し、
前記第5のステップは、
前記管理計算機が、前記業務用計算機で提供可能な前記計算機リソースの上限以内で、当該ペナルティ量の和が最小となる前記変更プランまたは変更プランの組み合わせを選択することを特徴とする計算機リソースの割当方法。 - 請求項4に記載の計算機リソースの割当方法であって、
前記第4のステップは、
前記管理計算機が、前記業務用計算機から前記業務が使用する計算機リソースの使用量を取得し、前記使用量が所定の閾値を超えているときには、リソース不足の業務が発生したことを判定して、前記業務用計算機で計算機リソースの配分変更を行う所定の状態とすることを特徴とする計算機リソースの割当方法。 - 請求項4に記載の計算機リソースの割当方法であって、
前記配分変更定義情報は、
前記業務用計算機に割り当てた業務の一部を他の業務用計算機に移動する変更プランを含むことを特徴とする計算機リソースの割当方法。
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