JP6053774B2 - ベアラを割り当てるための方法及びデバイス - Google Patents

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Description

本明細書における実施形態は、一般に、ターゲットモバイルマネジメントエンティティ(MME)及び当該ターゲットMMEにおける方法、ターゲット基地局及び当該ターゲット基地局における方法、並びにソースネットワークノード及び当該ソースネットワークノードにおける方法に関する。特に、本明細書における実施形態は、ターゲットネットワーク内でベアラを割り当てることに関する。
無線通信システム、無線通信ネットワーク、セルラネットワーク又はセルラシステムとも呼ばれる典型的な通信ネットワークにおいて、ユーザ機器(UE:user Equipment)は、1つ以上のコアネットワーク(CN)へ無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)を介して通信する。
ユーザ機器は、事業者のネットワークによって提供されるサービス、並びに事業者の無線アクセスネットワーク及びコアネットワークがアクセス、例えばインターネットへのアクセス、を提供する事業者のネットワーク外のサービス、に加入者がアクセスし得る手段となるデバイスである。ユーザ機器は、モバイルであれ据え置き型であれ、通信ネットワークにおいて無線チャネル上で通信することが可能である任意のデバイス、例えば、携帯電話、スマートフォン、センサ、計器、車両、家庭用電化製品、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、又は任意のタイプの家電製品(例えば、テレビ受像機、ラジオ受信機、照明機器、タブレットコンピュータ、ラップトップ又はパーソナルコンピュータ(PC)。ただし、これらに限定されない)であってよいが、これらに限定されない。ユーザ機器は、別のユーザ機器又はサーバといった別のエンティティと無線アクセスネットワークを介して音声及び/又はデータを通信することが可能な携帯用の、ポケットに入れることができる、ハンドヘルドの、コンピュータ内蔵の又は車両搭載型のユーザ機器であってもよい。
ユーザ機器は、通信ネットワークにおいて無線で通信することが可能である。通信は、例えば、セルラネットワーク内に含まれる2つのユーザ機器間、ユーザ機器と通常の電話との間、及び/又は無線アクセスネットワーク及び場合により1つ以上のコアネットワークを介してユーザ機器とサーバとの間で為され得る。
セルラネットワークは、複数のセル領域に分割される地理的領域をカバーする。各セル領域は、基地局、例えば、無線基地局(RBS:Radio Base Station)によってサービスを提供される。当該基地局は、用いられる技術及び専門用語に依存して、例えば、進化型ノードB(eNB:evolved Node B)、eNodeB、ノードB、Bノード、又は基地送受信局(BTS:Base Transceiver Station)と呼ばれることもある。基地局は、当該基地局のレンジ内のユーザ機器と、無線周波数上で動作するエアインタフェース上で通信する。
通信ネットワークは、例えば、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE Advanced、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、GSM(Global System for Mobile Communications)、又は任意の他の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)の無線アクセス技術、又は無線LAN(WLAN:Wireless Local Area Network)などの他の無線アクセス技術といった1つ以上の無線アクセス技術に適用され得る。
例えばLTEにおいて、ユーザ機器は、新たなネットワークがレガシーネットワークからの全てのサービスをサポートすることを期待する。こうしたニーズを満たすために、技術間モビリティ(Inter-technology mobility)は、重要な機能である。LTEにおいて、LTE上での音声サービスは、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)ベースのVoIP(Voice Over Internet Protocol)である。LTEは、パケットデータネットワークであり、VoIPは、パケットネットワーク上で音声をサポートするために用いられる。
技術間モビリティは、新たなサービスの導入のためにも重要である。技術間モビリティは、新たなサービスを最も良く及び最も効率的にサポートする無線ブロードバンドアクセス技術が最もトラフィックが高い領域においてのみ配備されているとしても、当該新たなサービスがネットワーク全体に展開されることを可能にする。技術間モビリティは、従前のネットワークと新たなネットワークとの間にブリッジを提供し、広い領域にわたってユーザについてのシームレスなサービス継続性を可能にする。
技術間モビリティは、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)と呼ばれる機能性と共に技術間モビリティを用いることによって、LTEアクセスネットワークの配備と関連して音声サービスがIMS上のVoIPに移される新たなLTEの展開を簡略化し得る。SRVCCは、LTEパケットドメイン内のVoIP/IMS呼がレガシーの回線ドメイン、例えば、GSM/UMTS又はCDMAへ移されることを可能にする、LTEの機能性である。UMTSは、Universal Mobile Telecommunications Systemの略称である。
LTEにおける進行中のIMS音声呼を有するユーザ機器がそのLTEカバレッジを失う場合、2G/3G、即ち回線交換(CS:Circuit Switched)ネットワークがVoIPをサポートしないとすると、ユーザは、2G/3GへのSRVCCを実行し及び当該音声呼をモバイル交換センタサーバ(MSC:Mobile Switching Centre Server)を通じてCSネットワーク内で継続する。MSCは、ネットワーク交換サブシステムエレメントを制御する3Gコアネットワークエレメントである。ユーザ機器がLTEカバレッジ内に戻ると、事業者は、様々な理由で、当該ユーザ機器をLTEへ移すことを望み得る。この手続きは、リターンSRVCC(rSRVCC)と呼ばれる。rSRVCCの別のユースケースは、ユーザ機器が2G/3Gに存在し(camping)及びCS音声呼を2G/3GにおいてMSCを通じて開始することであり得る。しばらくした後、ユーザ機器がLTEカバレッジ内に入ると、rSRVCCがトリガされる。
進行中の音声呼のLTEから3G又は2Gへのハンドオーバ、又は進行中の音声呼の2G/3GからLTEへのハンドオーバは、専用ベアラと呼ばれるメカニズムを用いることによって為される。一般に、ベアラは、何らかの情報を搬送する論理的なチャネルであり得る。ベアラは、無線リソースとも呼ばれ得る。1つの進化型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)ベアラは、ユーザ機器101がパケットデータネットワーク(PDN)に接続する際に確立され、及び当該接続の期間中にわたり接続されたままである。これは、デフォルトベアラとも呼ばれる。デフォルトベアラは、ネットワークへの常時接続(always-on)のインターネットプロトコル(IP)接続性を提供する。任意の付加的なEPSベアラは、専用ベアラと呼ばれる。専用ベアラのコンテキストは、ネットワーク内のサービスが2つのIPアドレス及びTCP/UDPポート間の特定のメディアストリームに属するIPパケットに優先順位を付けることを要求する際に確立される。専用ベアラは、特定のパケット転送処理を必要とするものとして識別されたIPフローについてのトラフィックを搬送するベアラである。専用ベアラは、特定のサービス品質(QoS:Quality of Service)を有するデータを送信するためにユーザ機器によって要求される。TCPは、Transmission Control Protocolの略称であり、UDPは、User Datagram Protocolの略称である。
異なる無線技術間でハンドオーバを行う場合、ベアラリソースの需要は、ソースシステム内とターゲットシステム内とで異なり得る。1つの例は、rSRVCCである。2G/3G CSシステムからVoIPベースのLTEシステムへのrSRVCC HOを行う場合、ユーザ機器は、ソースシステムにおいて、ある数のパケット交換(PS:Packet Switched)ベアラ及び回線交換(CS)ベアラも割り当てられていることがあり得る。LTEへのハンドオーバ(HO)後、CSベアラは、ユーザ機器に利用可能ではない。CSベアラは、音声メディアを搬送するために新たなPSベアラに置換される必要がある。ターゲットシステム内に利用可能なリソースが無い場合、ユーザ機器が当該ターゲットシステムにハンドオーバされた時点では、新たな音声固有のPSベアラが割り当てられないかもしれない。この場合において、音声呼は中断されるであろう。従って、rSRVCCを中断し及びユーザ機器を2G/3Gに留まらせた方が良いであろう。これは、rSRVCCが無線カバレッジのロスではなく最適化によってトリガされ得ることに起因する。rSRVCC手続きは、ターゲットシステム内で存在しないベアラについてのリソースのチェックを可能にせず、既に割り当てられているベアラのみがチェックされ得る。
rSRVCCについての既存の方法は、ソースシステムがデュアルトランスファーモード(DTM)ベースであるか又は非DTMであるかに依存して、様々な手法で実行され得る。換言すれば、それは、PSサービス及びCSサービスが並行して為され得るのか又は一度に一方のみが為され得るのかに依存する。また、この手続きは、3GPPにおいて実際にはまだ完全に仕様化されていない。DTMは、同じ無線チャネル上でCS音声及びPSデータの同時伝送を可能にする、GSM標準に基づくプロトコルである。
非DTMのケースについてのrSRVCC手続きがここでは示されるが、事前割り当ても、DTMベースの手続きに適用可能である。
非DTMのケースにおいて、既存のrSRVCC手続きは、以下のステップを含み、当該ステップは、任意の適切な順序で実行され得る:
ステップ1
ソース無線アクセスネットワークノードは、LTEへのハンドオーバが必要とされることをトリガし、及びこれに関する信号をMSCへ送信する。ソース無線アクセスネットワークノードは、例えば、eNB又は無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)又は基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)であってもよい。
ステップ2
MSCは、CSからPSへのハンドオーバ要求をターゲットMMEへ送信する。
ステップ3
ターゲットMMEは、既存のパケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト、即ちベアラをソースSGSNから要求する。
ステップ4
MMEは、ベアラを割り当てるための要求をeNBへ送信する。
ステップ5
eNBは、上記要求への応答をMMEへ送信する。当該要求は、MMEへの割り当ての結果に関する標識を含む。
ステップ6
MMEは、CSからPSへの確認応答をMSCへ送信する。
ステップ7
MSCは、ハンドオーバコマンドをソース無線アクセスネットワークノード、例えば、eNB又はRNCへ送信する。当該ハンドオーバコマンドは、ユーザ機器がLTEへ移ることをトリガする。
ステップ8
ユーザ機器がLTE内に出現すると、音声について用いられ得る新たな保証ビットレート(GBR:Guaranteed Bit Rate)ベアラが割り当てられ、及び音声呼が継続する。
この不都合な点は、ネットワーク利用が最適化されないこと、及びユーザ機器がサービスの中断にさらされる経験をし得ることである。
それ故に、本明細書における実施形態の目的は、上記不都合な点のうちの少なくとも1つを取り除き、及び通信ネットワークにおいて改良されたハンドオーバを提供することである。
第1の態様によれば、上記目的は、ターゲットネットワーク内でベアラを割り当てるための、ターゲットMMEにおける方法によって達成される。ターゲットMMEは、ターゲットネットワーク内に含まれ、当該ターゲットネットワークは、第1の数の既存ベアラを含む。ターゲットネットワーク内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、ターゲットMMEは、割り当て要求メッセージをターゲット基地局へ送信する。割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク内の第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。
第2の態様によれば、ターゲットネットワーク内でベアラを割り当てるための、ターゲット基地局における方法によって達成される。当該ターゲット基地局は、ターゲットネットワーク内に含まれ、当該ターゲットネットワークは、第1の数の既存ベアラを含む。ターゲットネットワーク内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、ターゲット基地局は、割り当て要求メッセージをターゲットMMEから受信する。割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク内の第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。ターゲット基地局は、第1の数の既存ベアラを割り当て、及び第3の数の追加ベアラを割り当てる。
第3の態様によれば、上記目的は、ターゲットネットワーク内でベアラを割り当てるための、ソースネットワークノードにおける方法によって達成される。ソースネットワークノードは、ソースネットワーク内に含まれ、ターゲットネットワークは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワークノードは、ソースネットワークからターゲットネットワークへのハンドオーバについての、ターゲットネットワーク内の必要ベアラの第2の数を判定する。
第4の態様によれば、上記目的は、ターゲットネットワーク内でベアラを割り当てるためのターゲットMMEによって達成される。ターゲットMMEは、ターゲットネットワーク内に含まれ、当該ターゲットネットワークは、第1の数の既存ベアラを含む。ターゲットMMEは、ターゲットネットワーク内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、割り当て要求メッセージをターゲット基地局へ送信するように構成される送信器を備える。当該割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク内の第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。
第5の態様によれば、上記目的は、ターゲットネットワーク内でベアラを割り当てるためのターゲット基地局によって達成される。ターゲット基地局は、ターゲットネットワーク内に含まれ、当該ターゲットネットワークは、第1の数の既存ベアラを含む。ターゲット基地局は、ターゲットネットワーク内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、割り当て要求メッセージをターゲットMMEから受信するように構成される受信器を備える。当該割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク内の第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。ターゲット基地局は、第1の数の既存ベアラを割り当て、及び第3の数の追加ベアラを割り当てるように構成されるプロセッサを備える。
第6の態様によれば、上記目的は、ターゲットネットワーク内でベアラを割り当てるためのソースネットワークノードによって達成される。ソースネットワークノードは、ソースネットワーク内に含まれ、ターゲットネットワークは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワークノードは、ソースネットワークからターゲットネットワークへのハンドオーバについての、ターゲットネットワーク内の必要ベアラの第2の数を判定するように構成されるプロセッサを備える。
本明細書における実施形態は、多くの利点を提供し、当該利点の例の限定的なリストは、以下の通りである:
ターゲットシステムへのハンドオーバを行うか否かの実際の選択肢が存在する場合、即ち、当該ハンドオーバは無線カバレッジのロス以外の他の理由からトリガされる場合、ベアラリソースの事前割り当てにより、ハンドオーバのトリガリングについてより良好な決定を行うことが可能である。ターゲット内に利用可能なリソースが無い場合、ユーザ機器をソースシステム内に保持する方が良い。
本明細書における実施形態に従った、ベアラの事前割り当てによれば、事業者がネットワーク利用を最適化し及びユーザ機器を好適な無線技術へ向けることができる一方、それと同時に、サービスの中断によってユーザ機器の経験を脅かすことを防止できることは、利点となるであろう。
本明細書における実施形態は、上述された特徴及び利点に限定されない。当業者は、以下の詳細な説明を読めば、さらなる特徴及び利点を認識するであろう。
ここで、本明細書における実施形態は、当該実施形態を例示する添付の図面を参照しつつ、以下の詳細な説明においてより詳細にさらに説明されるであろう。図面において:
通信ネットワークの実施形態を例示する概略ブロック図である。 通信ネットワークの実施形態を例示する概略ブロック図である。 方法の実施形態を例示する、フローチャート及びシグナリングの複合図である。 rSRVCCを伴う方法の実施形態を例示する、フローチャート及びシグナリングの複合図である。 IRAT HOを伴う方法の実施形態を例示する、フローチャート及びシグナリングの複合図である。 ターゲットMMEにおける方法の実施形態を例示するフローチャートである。 ターゲットMMEの実施形態を例示する概略ブロック図である。 ターゲット基地局における方法の実施形態を例示するフローチャートである。 ターゲット基地局の実施形態を例示する概略ブロック図である。 ソースネットワークノードにおける方法の実施形態を例示するフローチャートである。 ソースネットワークノードの実施形態を例示する概略ブロック図である。
図面は、必ずしも正確な縮尺ではなく、ある特徴の大きさは、明確さのために誇張されていることがある。その代わりに、本明細書における実施形態の原理を例示することが強調されている。
本明細書における実施形態は、ターゲットシステムにおけるリソースの事前割り当てに関する。
図1は、本明細書における実施形態が実装され得る通信ネットワーク100を表す。通信ネットワーク100は、幾つかの実施形態において、例えば、LTE、LTE Advanced、WCDMA、GSM、又は任意の他の3GPP無線アクセス技術、又は、例えば、無線LAN(WLAN)などの他の無線アクセス技術といった1つ以上の無線アクセス技術に適用され得る。
通信ネットワーク100は、ソース無線アクセスネットワーク100aと、ターゲット無線アクセスネットワーク100bと、を含む。以下において、ソースネットワーク100aという用語は、ソース無線アクセスネットワーク100aを指すために用いられ、ターゲットネットワーク100bという用語は、ターゲット無線アクセスネットワーク100bを指すために用いられる。ソースネットワーク100aは、例えば、CSネットワークであり、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであり得る。CSネットワークの例は、UTRAN及びGERANであり、PSネットワークの例は、LTE及びE−UTRANである。CSネットワークは、例えば、2つのネットワークノードが通信し得る前に、当該2つのノードが専用の通信チャネル、即ち回線を確立する技術である。当該回線は、電気回線と同様に、これらのノードがあたかも物理的に接続されているかのように機能する。PSネットワークにおいて、データは、別個の小さなブロック、即ちパケット単位で、各パケット内の宛先アドレスに基づいて移動される。パケットは、受信されると、適当な順序で並べ替えられて、メッセージを構成する。CSネットワークにおけるビット遅延は、パケットキューが可変のパケット伝送遅延を引き起こし得るPSネットワークとは対照的に、接続の期間中は一定である。
以下において、文字aが参照番号に付される場合、当該エンティティは、ソースネットワーク100a内に含まれ、文字bが参照番号に付される場合、当該エンティティは、ターゲットネットワーク100b内に含まれる。
ソースネットワーク100aは、ソースセルにサービスを提供するソース基地局103aを含む。ソース基地局103aは、ノードB、eNB、又は、ソースネットワーク100a内にユーザ機器101が存在する場合に当該ユーザ機器101と無線キャリア上で通信することが可能な任意の他のネットワークユニットといった基地局であり得る。ソース基地局103aは、ソースMME105aに接続され、当該ソースMME105aは、ソースネットワークノード107aに接続される。ソースネットワークノード107aは、例えば、ソースBSS、ソースSGSN又はソースMSCサーバであり得る。
ターゲットネットワーク100bは、ターゲットセルにサービスを提供するターゲット基地局103bを含む。ターゲット基地局103bは、ノードB、eNB、又は、ターゲットネットワーク100b内にユーザ機器101存在する場合に当該ユーザ機器101と無線キャリア上で通信することが可能な任意の他のネットワークユニットといった基地局であり得る。ターゲット基地局103bは、ターゲットMME105bに接続され、当該ターゲットMME105bは、ターゲットネットワークノード107bに接続される。ターゲットネットワークノード107bは、例えば、ターゲットBSS、ターゲットSGSN又はターゲットMSCサーバであり得る。
ユーザ機器101は、基地局と無線チャネル上で通信することが可能な通信ケイパビリティを有する任意の適切な通信デバイス又は計算デバイス、例えば、携帯電話、スマートフォン、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、MP3プレーヤ若しくはポータブルDVDプレーヤ(若しくは同様のメディアコンテンツデバイス)、デジタルカメラ、又はPCなどの固定されたデバイスであってもよいが、これらに限定されない。PCも、ブロードキャスト/マルチキャストメディアの終端局としてユーザ機器を介して接続され得る。ユーザ機器101は、例えば、電子フォトフレーム、心臓監視機器、侵入監視機器又は他の監視機器、気象データモニタリングシステム、車両、自動車又は輸送機関通信機器等に内蔵された通信デバイスであってもよい。ユーザ機器101は、幾つかの図において、UEと呼ばれる。
ユーザ機器101は、2G/3Gカバレッジを有する領域内に存在し得る。即ち、ユーザ機器101は、ソースネットワーク100a内に存在し得る。ソースネットワーク100aは、CSネットワークであり得る。ユーザ機器101は、ソースネットワーク100a内で進行中のIMS通信サービスを有する。IMSは、IPマルチメディアサービスを配信するためのフレームワークである。ある時点で、ユーザ機器101は、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへ移動する。ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであり得る。これは、ハンドオーバと呼ばれ得る。何らかの理由により、事業者は、ユーザ機器101の進行中の通信サービスがソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへ移されることを望み得る。
図2は、通信ネットワーク100の実施形態をより詳細に例示する。図2において、ソースネットワーク100aは、CSネットワーク、例えば、ソースUTRAN/GERANによって例示され、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワーク、例えば、ターゲットE−UTRANによって例示される。ユーザ機器101は、ソースネットワーク100aからPSネットワーク100bへハンドオーバされる。ユーザ機器101とソース(UTRAN/GERAN)ネットワーク100aとの間のインタフェースは、Um/Uuインタフェースである。ソース(UTRAN/GERAN)ネットワーク100aは、Iu−cs/Aインタフェースを介してMSCサーバ203へ接続され、及びIMS105へさらに接続される。上述されたように、MSCサーバ203は、ネットワーク交換サブシステムエレメントを制御する。ソース(UTRAN/GERAN)ネットワーク100aは、Iu−ps/GBインタフェースを介してサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN:Serving General Packet Radio Services Support Node)205へ接続される。当該SGSN205は、その地理的なサービスエリア内でユーザ機器101からの及びユーザ機器101へのデータパケットの配信に関与するノードである。SGSN205は、Gn/S3インタフェースを介してMME105に接続される。当該MME105は、通信ネットワーク1000についての重要な制御ノードである。幾つかの実施形態において、SGSN205及びMME105は、SGSN/MMEと呼ばれる1つのエンティティに共に配置され、参照番号205及び105の双方は、これらが同一の場所に配置される当該エンティティを指す場合に用いられ得るであろう。MME105は、S6aインタフェースを介してホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)210に接続される。HSS210は、呼を実際に処理するIMSネットワークエンティティをサポートするマスタユーザデータベースであり、加入関連の情報を含み、ユーザ機器101の認証及び承認を実行し、並びにユーザ機器101のロケーションに関する情報及びIP情報を提供し得る。ターゲット(E−UTRAN)ネットワーク100bも、S1−MMEインタフェースを介してMME105に接続される。ユーザ機器101とターゲット(E−UTRAN)ネットワーク100bとの間のインタフェースは、E−UTRAN Uuインタフェースである。ターゲット(E−UTRAN)ネットワーク100bは、S1−Uインタフェースを介してサービングパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(GW)PGW207に接続される。PGW207は、S11インタフェースを介してMME105に接続される。PGW207は、S7インタフェースを介してポリシー及び課金ルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)212にさらに接続される。PCRF212は、マルチメディアネットワークにおいてポリシールールを判定することに関与する。PGW207は、SGiインタフェースを介してIMS105に接続される。図2における実線は、ソース(UTRAN/GERAN)ネットワーク100aからターゲット(E−UTRAN)ネットワーク100bへのハンドオーバの前のベアラパスを例示する。破線は、ハンドオーバ後のベアラパスを例示し、点線は、ハンドオーバ前のセッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)のシグナリングパスを例示する。SIPは、IP上の音声呼及びビデオ呼といったマルチメディア通信セッションを制御するために用いられるシグナリングプロトコルである。
ここで、幾つかの実施形態に係る、ターゲットネットワーク100bにおいてベアラを割り当てるための方法は、図3におけるシグナリング及びフローチャートの複合図を参照しつつ説明されるであろう。ターゲットネットワーク100bは、第1の数の既存ベアラを含む。上記方法は、以下のステップを含み、当該ステップは、以下に説明される順序とは別の適切な順序でも実行され得る。
ステップ301
ハンドオーバが為される前に、通信ネットワーク100は、後述される幾つかの基準に基づいて、どのベアラリソースがターゲットネットワーク100bにおいて必要とされるかを判定する。これは、ソースネットワーク100a又はターゲットネットワーク100bにおいて、例えば、ソースネットワークノード107a又はターゲットMME105bにおいて為され得る。
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105は、ソースネットワークノード107aからハンドオーバについての要求を受信した後に、上記判定を実行する。幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、所定の時間に上記判定を実行する。幾つかの実施形態において、ターゲットMME105は、例えば、ユーザ機器からトリガを受信すると、上記判定を実行する。
ステップ302
ターゲットネットワーク100bへハンドオーバされることとなる実際に利用可能なベアラリソースと必要ベアラリソースの量との間に相違がある場合、ターゲットネットワーク100bは、当該ターゲットネットワーク100b内の追加ベアラリソースの事前割り当て又は予約をトリガし得る。これは、ターゲットネットワーク100bへのシグナリング及び既存ベアラに加えて追加ベアラリソースの事前割り当ての要求によって為され得る。
既存ベアラと、必要ベアラと、追加ベアラとの間の関係は、以下の通りである:
必要ベアラ=既存ベアラ+追加ベアラ
ターゲットネットワーク100b内の利用可能なリソースの量を確認するために確認が為されるであろう。必要ベアラが利用可能である場合、手続きはステップ303へ進み得る。ターゲットネットワーク100b内に利用可能なリソースが存在しない場合、又はターゲットネットワーク100b内に利用可能なリソースが充分に存在しない場合、ソースネットワーク100aが選択され、又はハンドオーバ手続きが延期され、又は当該手続きが中断されるであろう。
ステップ303
ターゲット基地局103bが割り当て要求を受信する際、当該ターゲット基地局103は、第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラを割り当てる。第3の数の追加ベアラの割り当ては、事前割り当てであり得る。
ターゲット基地局103は、ユーザ機器固有のプール又はユーザ機器非固有のプールにおいて追加ベアラを事前割り当てし得る。なぜなら、ユーザ機器101への実際のベアラ割り当ては、後で為され得るためである。
ステップ304
第1の数の既存ベアラの割り当て及び第3の数の追加ベアラの割り当てが実行されると、ターゲット基地局103bは、当該割り当ての結果に関してターゲットMME105bに通知する応答を、ターゲットMME105bへ送信する。
rSRVCCの例について、ソースネットワーク100aは、既存のPSベアラに加えて、ターゲットネットワーク100bにおいて音声についての追加ベアラリソースが必要となるであろうことを知得している。例えば、ユーザ機器101は、2つのPSベアラと1つのCSベアラとをソースネットワーク100aにおいて有し得る。ターゲットネットワーク100b、例えば、LTEへのrSRVCCの後、ユーザ機器101は、少なくとも3つのPSベアラ、即ち、2つの元のベアラと、音声メディアが送信され得る2G CSベアラと置換されるもう1つのベアラと、を必要とするであろう。ネットワークは、ターゲットネットワーク100bにおいて追加の音声ベアラの事前割り当てをトリガする。
rSRVCCは一例として用いられたが、上記方法は、任意のタイプのベアラ及び無線アクセス技術間ハンドオーバ(IRAT HO:Inter Radio Access Technology HandOver)、又はPSハンドオーバ、又はSRSN(Same Radio Technologies, Same Network)リロケーションといった一般に全てのタイプのハンドオーバに適用され得る。コアネットワークにおいてある種のサービスの知識がなければならないという状況がある。この知識は、例えば、ユーザ機器101から由来し得る。1つのユースケースは、ユーザ機器101が例えば2Gといったソースネットワーク100aから例えばLTEといったターゲットネットワーク100bへのIRAT HOを要求することであり得る。換言すれば、プリファレンス、若しくはサービス需要の変化に基づく、又はユーザ機器101がソースネットワーク100a内でより多くのリソースを割り当てることを試行したが失敗した後の、代替的な/より良好な無線技術へのIRAT HOである。ここで必要とされるのは、ハンドオーバが必要とされること及びターゲットネットワーク100b内でより多くのリソースが必要とされることを、ユーザ機器101がBSC/RNCにシグナリングすることである。
ここで、rSRVCC及びIRAT HOについての例示的な実施形態が、より詳細に説明されるであろう。
rSRVCC
ここで、幾つかの実施形態に係る、rSRVCC手続きについての非DTMのケースについての通信サービスのハンドオーバを処理するための方法が、図4におけるシグナリング及びフローチャートの複合図を参照しつつ説明されるであろう。以下の説明は、IMS音声呼を一例として用いる。ただし、例えばビデオ呼などの任意の他のタイプの通信サービス又はマルチメディアサービスにも適用可能である。上記方法は、以下のステップを含み、当該ステップは、以下に説明される順序とは別の適切な順序でも実行され得る。
ステップ401
ソースネットワーク100aは、LTEへのハンドオーバが必要とされることをトリガする。BSC/RNC420によって表されるソースネットワーク100aは、ハンドオーバ必須メッセージをMSCサーバ203へ送信する。
ステップ402
このステップは、図3におけるステップ302に対応する。
MSC203は、CSからPSへのハンドオーバ要求をターゲットMME201bへ送信し、及び、サービス、例えば、ユーザ機器101が音声呼又はビデオ呼を実行中かに関する情報を含める。
ステップ403
ターゲットMME201bは、既存のPDPコンテキスト、即ちベアラを要求する要求をSGSN205aに送信する。
ステップ404
ソースSGSN205aは、既存のPSベアラについてのコンテキスト応答をターゲットMME201bへ送信する。ターゲットMME201bは、MSC203からの情報に基づいて、rSRVCCハンドオーバ後に追加ベアラリソースが必要とされるかを判定する。これらの追加ベアラについてのQoS、即ちQoSインジケータ(QCI)、及びGBRが判定される。
ステップ405
このステップは、図3におけるステップ302及び304に対応する。
ターゲットMME201bは、既存ベアラ及び追加ベアラの事前割り当てを割り当てるための要求をターゲット基地局103bへ送信する。当該要求は、QoS及びGBRに関する情報を含む。
ターゲット基地局103bは、追加ベアラを事前割り当てし又は予約する。追加ベアラは、ターゲット基地局103bにおけるユーザ機器非固有のプール又はユーザ機器固有のプールにおいて事前割り当てされ、又はターゲット基地局103bは、利用可能なリソースが存在するかを確認する。
ターゲット基地局103bは、事前割り当ての結果をターゲットMME105bへ送信する。ユーザ機器非固有のプール及びユーザ機器固有のプールは、ターゲット基地局103b内のメモリユニットに記憶される情報である。
ステップ406
ターゲットMME105bは、ベアラ割り当て及び事前割り当ての結果を含む、CSからPSへの確認応答/応答を、MSC203へ送信する。
ステップ407
MSCサーバ203は、CSからPSへのハンドオーバコマンドを、BSC/RNC420を介してユーザ機器101へ送信する。
幾つかの実施形態において、MSC203は、ターゲットMME201bからの情報に基づいて、いつrSRVCC手続きが続行されるべきかを判定する。このステップは、ターゲットMME105bによって既に為されていてもよい。MSC203は、ハンドオーバコマンドをソースネットワーク100aへ送信し、当該ソースネットワーク100aは、ユーザ機器101がターゲットネットワーク100b、例えば、LTEへ移ることをトリガする。
ステップ408
MSCサーバ203は、メディアパスを更新するためのre−INVITEメッセージをアクセストランスファー制御機能(ATCF:access transfer control function)501へ送信する。これは、rSRVCCについてのIMSシグナリングである。
ステップ409
ユーザ機器101は、CSからPSへのハンドオーバ完了メッセージをMSCサーバ203へ送信する。
ステップ410
ターゲット基地局103bは、ハンドオーバ通知メッセージをターゲットMME105bへ送信する。
ステップ411
ターゲットMME105bは、ベアラ修正要求をSGW/PGW207へ送信する。
ステップ412
VoIP呼は、ユーザ機器101とSGW/PGW207との間のデフォルトベアラユーザプレーン上で流れる。
ステップ413
SGW/PGW207は、RAT変更更新をPCRF212へ送信する。
ステップ414
専用ベアラがセットアップされる。
ステップ415
VoIP呼は、ユーザ機器101とSGW/PGW207との間の専用ベアラユーザプレーン上で流れる。
ユーザ機器101は、ターゲットネットワーク100b、例えば、LTE内に出現し、音声について用いられ得る新たなGBRベアラ又は音声及びビデオの場合には複数のベアラが事前割り当てされたプールから割り当てられ、音声呼が継続する。
リソースは事前割り当てされるが、実際のリソース予約は利用されない場合、タイマが設定されて、ターゲットネットワーク100b内のリソースの割り当てを解除し得る。幾つかの実施形態において、事前割り当てされたリソースがユーザ機器101にリンクされる場合、即ち、ターゲットネットワーク100bがユーザ機器固有の手法でリソースを予約した場合、当該事前割り当てされたリソースを解放することも可能であり得る。
IRAT HO手続き
ユーザ機器101がUMTSサービスについてのカバレッジの端に到達すると、ユーザ機器101が複数のRATをサポートする場合、当該ユーザ機器101は、通信サービスをGSMのような2Gサービスへハンドオーバし得る。IRATハンドオーバ手続きは、様々な手法で開始され得る。無線ネットワークサブシステム(RNS:Radio Network Subsystem)は、UTRANからのハンドオーバを実行するためのコマンドを送信し得る。このコマンドは、ユーザ機器101に異なるRATへ移るように明示的に指示し、又はユーザ機器101は、異なるRATに属するセルを選択し得る。別の可能性は、ネットワークがユーザ機器101にUTRANからのセル変更命令を実行するように求め得ることである。
UTRANからのハンドオーバコマンドを用いるIRATハードハンドオーバは、無線アクセスベアラ(RAB:Radio Access Bearers)が存在しない場合又は少なくとも1つのCSドメインのRABが存在する場合、実行され得る。ユーザ機器101の状態は、CELL_DCHであり得る。
UTRANからのセル変更命令を用いるIRATハードハンドオーバは、ユーザ機器101がCELL_DCH又はCELL_FACHの状態にある場合に実行され得る。唯一の要件は、少なくとも1つのPSシグナリング接続が存在すべきであって、CSシグナリング接続は存在するべきではないことであり得る。
ここで、幾つかの実施形態に係る、IRATハンドオーバ手続きについての通信サービスのハンドオーバを処理するための方法が、図5に表されるシグナリング及びフローチャートの複合図を参照しつつ説明されるであろう。
ステップ500
アップリンク及びダウンリンクユーザプレーンPDUは、PGW207と、ソースSGSN205aと、ソースBSS520aと、ユーザ機器101との間で送信され及び受信される。
ステップ501
ユーザ機器101は、より良好な無線セルへのハンドオーバが望まれること及びより多くのリソースがターゲットネットワーク100bにおいて必要とされることをソースBSS520aへシグナリングすることによって、ハンドオーバを開始する。ステップ501の後、手続きは、図4を参照しつつ上述されたrSRVCC手続きと同様に、事前割り当てに関して進む。
ステップ502
ソースBSS520aは、PSハンドオーバ必須メッセージをソースSGSN205aへ送信する。当該メッセージは、事前割り当てされたベアラ、即ち、QoS及びGBRを含む。
ステップ503
このステップは、図3におけるステップ301及び302、並びに図4におけるステップ402に対応する。
ソースSGSN205aは、リロケーション転送要求をターゲットMME105bへ送信する。当該要求は、既存ベアラ及び事前割り当てされたベアラ、即ち、QoS及びGBRに関する情報を含む。
ステップ504
このステップは、図3におけるステップ304、図4におけるステップ405に対応する。ターゲットMME105bは、セッション生成要求をターゲットSGW207bへ送信する。
ステップ504a
ターゲットSGW207bは、セッション生成応答をターゲットMME105bへ送信する。
ステップ505
このステップは、図3におけるステップ302及び図4におけるステップ405に対応する。
ターゲットMME105bは、ハンドオーバ要求をターゲット基地局103bへ送信する。当該ハンドオーバ要求は、既存ベアラ及び事前割り当てされたベアラ、即ち、QoS及びGBRに関する情報を含む。ターゲット基地局103bは、事前割り当てを実行する。
ステップ505b
このステップは、図3におけるステップ304及び図4におけるステップ405に対応する。
ターゲット基地局103bは、事前割り当ての結果を含むハンドオーバ要求確認応答を送信する。
ステップ506
ターゲットMME105bは、間接データ転送トンネル生成要求をターゲットSGW207bへ送信する。
ステップ506a
ターゲットSGW207bは、間接データ転送トンネル生成応答をターゲットMME105bへ送信する。
ステップ507
このステップは、図4におけるステップ405に対応する。ターゲットMME105bは、事前割り当ての結果を含むリロケーション転送応答をソースSGSN205aへ送信する。
ステップ508
ソースSGSN205aは、間接データ転送トンネル生成要求をソースSGW207aへ送信する。
ステップ508a
ソースSGW207aは、間接データ転送トンネル生成応答をソースSGSN205aへ送信する。
ここで、ターゲットMME105bの観点から見た上記方法が説明されるであろう。図6は、ターゲットネットワーク100b内でベアラを割り当てるための、ターゲットMME105bにおける本方法を説明するフローチャートである。ターゲットMME105bは、ターゲットネットワーク100b内に含まれ、ターゲットネットワーク100bは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワーク100aは、CSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであってよい。又は、ソースネットワーク100aは、PSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、CSネットワークであってよい。幾つかの実施形態において、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む。ハンドオーバは、SRNSリロケーション、又はrSRVCCハンドオーバ、又はIRAT HOであり得る。SRNSリロケーション手続きは、厳密に言えば、ハンドオーバ手続きではないかもしれないが、ハンドオーバ手続きと組み合わせて用いられ得る。通信ネットワーク100の重要な特徴は、ユーザ機器100が特定のネットワーク内へ及び特定のネットワーク外へ移ることを可能にする能力である。これは、既存のSRNSがターゲットSRNSによって置換される、SRNSリロケーションとして知られるプロセスを必要とし得る。上記方法は、ターゲットMME105bによって実行されるべき以下のステップを含み、当該ステップは、任意の適切な順序で実行され得る:
ステップ601
このステップは、図3におけるステップ302、図4におけるステップ402及び図5におけるステップ503に対応する。
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノード107aから受信する。ハンドオーバ要求メッセージは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての要求を含む。ソースネットワークノード107aは、MSC又はソースSGSNであってよい。ハンドオーバ要求メッセージは、ターゲットネットワーク100bへハンドオーバされるべき通信サービスに関する情報をさらに含み得る。
ハンドオーバ要求メッセージは、例えば、rSRVCCの場合のような新たな音声又はビデオベアラなどの、ターゲットネットワーク100bにおいて必要とされ得る追加ベアラに関する情報を含み得る。ハンドオーバ要求メッセージは、既存ベアラについてのコンテキストに関する情報を含み得る。
ステップ602
このステップは、図3におけるステップ301に対応する。
これは、ステップ603の代わりに実行されるステップである。幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバのためにターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数を判定する。
ステップ603
このステップは、図3におけるステップ301及び図5におけるステップ503に対応する。これは、ステップ602の代わりに実行されるステップである。
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバのためにターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数を、ソースネットワークノード107aから受信する。
ステップ604
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、必要ベアラの第2の数を既存ベアラの第1の数と比較する。
ステップ605
これは、図3におけるステップ302、図4におけるステップ405及び図5におけるステップ505に対応する。
ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、ターゲットMME105bは、割り当て要求メッセージをターゲット基地局103bへ送信する。割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク100bにおける、第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。
幾つかの実施形態において、ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、及び必要ベアラの第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも小さい場合、割り当て要求メッセージは、ターゲット基地局103bへ送信される。
ターゲットネットワーク100bにおける第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求は、ターゲットネットワーク100bにおける第3の数の追加ベアラの事前割り当てについての要求であり得る。
ステップ606
このステップは、図3におけるステップ304、図4におけるステップ405及び図5におけるステップ505bに対応する。
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ターゲット基地局103bからの割り当て応答メッセージを受信する。割り当て応答メッセージは、第1の数の既存ベアラの割り当てと第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。
ステップ607
このステップは、図4におけるステップ405及び図5におけるステップ507に対応する。幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ハンドオーバ応答メッセージをソースネットワークノード107aへ送信する。ハンドオーバ応答メッセージは、第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。
ステップ608
幾つかの実施形態において、ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも大きい場合、ターゲットMME105bは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバを中断し又は停止する。
ステップ609
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ソースネットワークノード107aへのハンドオーバの中断又は停止に関する情報を送信する。
ターゲットネットワーク100bにおいてベアラを割り当てるための、図6に示される方法ステップを実行するために、ターゲットMME105bは、図7に示されるような構成を備える。ターゲットMME105bは、ターゲットネットワーク100b内に含まれ、ターゲットネットワーク100bは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワーク100aは、CSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであってよい。又は、ソースネットワーク100aは、PSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、CSネットワークであってよい。ソースネットワークノード107aは、MSC又はSGSNであってよい。ハンドオーバは、SRNSリロケーション、又はrSRVCCハンドオーバ、又はIRAT HOであり得る。幾つかの実施形態において、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む。
ターゲットMME105bは、ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、割り当て要求メッセージをターゲット基地局103bへ送信するように構成される送信器701を備える。割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク100bにおける、第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。幾つかの実施形態において、送信器701は、ハンドオーバ応答メッセージをソースネットワークノード107aへ送信するようにさらに構成される。ハンドオーバ応答メッセージは、第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。幾つかの実施形態において、ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、及びターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも小さい場合、割り当て要求メッセージは、ターゲット基地局103bへ送信される。幾つかの実施形態において、送信器701は、ソースネットワークノード107aへのハンドオーバの中断に関する情報を送信するようにさらに構成される。ターゲットネットワーク100bにおける第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求は、ターゲットネットワーク100bにおける第3の数の追加ベアラの事前割り当てについての要求であり得る。
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての、ターゲットネットワーク100bにおける必要ベアラの第2の数を判定するように構成されるプロセッサ703をさらに備える。幾つかの実施形態において、プロセッサ703は、必要ベアラの第2の数を既存ベアラの第1の数と比較するようにさらに構成される。幾つかの実施形態において、プロセッサ703は、ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも大きい場合、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバを中断するようにさらに構成される。
幾つかの実施形態において、ターゲットMME105bは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての、ターゲットネットワーク100b内での必要ベアラの第2の数を、ソースネットワークノード107aから受信するように構成される受信器705をさらに備える。幾つかの実施形態において、受信器705は、ソースネットワークノード107aからハンドオーバ要求メッセージを受信するようにさらに構成され得る。当該ハンドオーバ要求メッセージは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての要求を含む。幾つかの実施形態において、受信器705は、ターゲット基地局103bから割り当て応答メッセージを受信するようにさらに構成される。当該割り当て応答メッセージは、第1の数の既存ベアラの割り当て及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。
ターゲットMME105bは、1つ以上のメモリユニットを含むメモリ708をさらに備え得る。メモリ708は、データ、受信データストリーム、電力レベル測定値、閾値、ベアラの数、要求メッセージ、応答メッセージ、ハンドオーバ情報、通信サービスに関する情報、期間、構成、スケジューリング、及びターゲットMME105bにおいて実行される場合に本明細書における方法を実行するためのアプリケーションを記憶するために用いられるように構成される。
上記の送信器701及び受信器705が、アナログ回路とデジタル回路との組み合わせ、並びに/又は、例えばメモリに記憶されるソフトウェア及び/若しくはファームウェアにより構成される1つ以上のプロセッサであって、プロセッサ703などの当該1つ以上のプロセッサによって実行される場合に上述したように動作するプロセッサを指し得ることも、当業者は認識するであろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上及びその他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC:application-specific integrated circuit)に含まれてもよく、又は、幾つかのプロセッサ及び種々のデジタルハードウェアは、個別にパッケージングされていようとシステムオンチップ(SoC)に組立てられていようと、幾つかの別個のコンポーネント間に分散されてもよい。
ここで、ターゲットMME105bの観点から見た上記方法が説明されるであろう。図8は、ターゲットネットワーク100b内でベアラを割り当てるための、ターゲット基地局103bにおける本方法を説明するフローチャートである。ターゲット基地局103bは、ターゲットネットワーク100b内に含まれ、当該ターゲットネットワーク100bは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワーク100aは、CSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであってよい。又は、ソースネットワーク100aは、PSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、CSネットワークであってよい。ハンドオーバは、SRNSリロケーション、又はrSRVCCハンドオーバ、又はIRAT HOであり得る。幾つかの実施形態において、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む。上記方法は、ターゲット基地局103bによって実行されるべき以下のステップを含み、当該ステップは、任意の適切な順序で実行され得る:
ステップ801
このステップは、図3におけるステップ302、図4におけるステップ405及び図5におけるステップ505に対応する。ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、ターゲット基地局103bは、ターゲットMME105bから割り当て要求メッセージを受信する。当該割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク100b内における、第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。
ステップ802
このステップは、図3におけるステップ303に対応する。
ターゲット基地局103bは、第1の数の既存ベアラを割り当てる。
ステップ803
このステップは、図3におけるステップ303に対応する。
ターゲット基地局103bは、第3の数の追加ベアラを割り当てる。
第3の数の追加ベアラの割り当ては、ターゲットネットワーク100b内の第3の数の追加ベアラの事前割り当てであり得る。
ステップ803a
これは、ステップ803のサブステップである。幾つかの実施形態において、ターゲット基地局103bは、ユーザ機器非固有のプール又はユーザ機器固有のプールにおいて第3の数の追加ベアラを割り当てる。
ステップ804
このステップは、図3におけるステップ304、図4におけるステップ405及び図5におけるステップ505に対応する。幾つかの実施形態において、ターゲット基地局103bは、割り当て応答メッセージをターゲットMME105bへ送信する。割り当て応答メッセージは、第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。
ターゲットネットワーク100b内でベアラを割り当てるための、図8に示される上記方法ステップを実行するために、ターゲット基地局103bは、図9に示されるような構成を備える。ターゲット基地局103bは、ターゲットネットワーク100b内に含まれ、当該ターゲットネットワーク100bは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワーク100aは、CSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであってよい。又は、ソースネットワーク100aは、PSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、CSネットワークであってよい。ハンドオーバは、SRNSリロケーション、又はrSRVCCハンドオーバ、又はIRAT HOであり得る。幾つかの実施形態において、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む。
ターゲット基地局103bは、ターゲットネットワーク100b内で必要ベアラの第2の数が既存ベアラの第1の数よりも大きい場合、割り当て要求メッセージをターゲットMME105bから受信するように構成される受信器901を備える。当該割り当て要求メッセージは、ターゲットネットワーク100b内における、第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む。
ターゲット基地局103bは、第1の数の既存ベアラを割り当て、及び第3の数の追加ベアラを割り当てるように構成されるプロセッサ903を備える。幾つかの実施形態において、プロセッサ803は、ユーザ機器非固有のプール又はユーザ機器固有のプールにおいて第3の数の追加ベアラを割り当てるようにさらに構成される。幾つかの実施形態において、第3の数の追加ベアラの割り当ては、ターゲットネットワーク100b内の第3の数の追加ベアラの事前割り当てである。
ターゲット基地局103bは、割り当て応答メッセージをターゲットMME105bへ送信するように構成される送信器905をさらに備え得る。当該割り当て応答メッセージは、第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。
ターゲット基地局103bは、1つ以上のメモリユニットを含むメモリ908をさらに備え得る。メモリ908は、データ、受信データストリーム、電力レベル測定値、閾値、ベアラの数、要求メッセージ、応答メッセージ、ハンドオーバ情報、通信サービスに関する情報、期間、構成、スケジューリング、及びターゲット基地局103bにおいて実行される場合に本明細書における方法を実行するためのアプリケーションを記憶するために用いられるように構成される。
上記の送信器905及び受信器901が、アナログ回路とデジタル回路との組み合わせ、並びに/又は、例えばメモリに記憶されるソフトウェア及び/若しくはファームウェアにより構成される1つ以上のプロセッサであって、プロセッサ903などの当該1つ以上のプロセッサによって実行される場合に上述したように動作するプロセッサを指し得ることも、当業者は認識するであろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上及びその他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよく、又は、幾つかのプロセッサ及び種々のデジタルハードウェアは、個別にパッケージングされていようとシステムオンチップ(SoC)に組立てられていようと、幾つかの別個のコンポーネント間に分散されてもよい。
ここで、ソースネットワークノード107aの観点から見た上記方法が説明されるであろう。図10は、ターゲットネットワーク100b内でベアラを割り当てるための、ソースネットワークノード107aにおける本方法を説明するフローチャートである。ターゲット基地局103bは、ターゲットネットワーク100b内に含まれ、当該ターゲットネットワーク100bは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワーク100aは、CSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであってよい。又は、ソースネットワーク100aは、PSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、CSネットワークであってよい。ハンドオーバは、SRNSリロケーション、又はrSRVCCハンドオーバ、又はIRAT HOであり得る。幾つかの実施形態において、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む。ソースネットワークノード107aは、MSC又はSGSNであってよい。上記方法は、ソースネットワークノード107aによって実行されるべき以下のステップを含み、当該ステップは、任意の適切な順序で実行され得る。
ステップ1001
このステップは、図3におけるステップ301に対応する。
ソースネットワークノード107aは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての、ターゲットネットワーク100b内の必要ベアラの第2の数を判定する。
ステップ1002
このステップは、図3におけるステップ301及び図4におけるステップ402に対応する。
幾つかの実施形態において、ソースネットワークノード107aは、ハンドオーバ要求メッセージをターゲットMME105bへ送信する。当該ハンドオーバ要求メッセージは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての要求を含む。当該ハンドオーバ要求メッセージは、必要ベアラの判定された第2の数を含み得る。
ステップ1003
このステップは、図4におけるステップ406及び図5におけるステップ507に対応する。
幾つかの実施形態において、ソースネットワークノード107aは、ハンドオーバ応答メッセージをターゲットMME105bから受信する。当該ハンドオーバ要求応答メッセージは、第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。第3の数の追加ベアラの割り当ては、ターゲットネットワーク100b内の第3の数の追加ベアラの事前割り当てであり得る。
ターゲットネットワーク100b内でベアラを割り当てるための、図10に示される上記方法ステップを実行するために、ソースネットワークノード107aは、図11に示されるような構成を備える。ソースネットワークノード107aは、ソースネットワーク100a内に含まれ、ターゲットネットワーク100bは、第1の数の既存ベアラを含む。ソースネットワーク100aは、CSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、PSネットワークであってよい。又は、ソースネットワーク100aは、PSネットワークであってよく、ターゲットネットワーク100bは、CSネットワークであってよい。ソースネットワークノード107aは、MSC又はSGSNであってよい。
ソースネットワークノード107aは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての、ターゲットネットワーク100b内の必要ベアラの第2の数を判定するように構成されるプロセッサ1101を備える。ハンドオーバは、SRNSリロケーション、又はrSRVCCハンドオーバ、又はIRAT HOであり得る。幾つかの実施形態において、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む。
ソースネットワークノード107aは、ハンドオーバ要求メッセージをターゲットMME105bへ送信するように構成される送信器1103を備え得る。当該ハンドオーバ要求メッセージは、ソースネットワーク100aからターゲットネットワーク100bへのハンドオーバについての要求を含む。
幾つかの実施形態において、ソースネットワークノード107aは、ハンドオーバ応答メッセージをターゲットMME105bから受信するように構成される受信器1105をさらに備える。当該ハンドオーバ要求応答メッセージは、第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む。第3の数の追加ベアラの割り当ては、ターゲットネットワーク100b内の第3の数の追加ベアラの事前割り当てであり得る。
ソースネットワークノード107aは、1つ以上のメモリユニットを含むメモリ1107をさらに備え得る。メモリ1107は、データ、受信データストリーム、電力レベル測定値、閾値、ベアラの数、要求メッセージ、応答メッセージ、ハンドオーバ情報、通信サービスに関する情報、期間、構成、スケジューリング、及びソースネットワークノード107aにおいて実行される場合に本明細書における方法を実行するためのアプリケーションを記憶するために用いられるように構成される。
上記の送信器1103及び受信器1105が、アナログ回路とデジタル回路との組み合わせ、並びに/又は、例えばメモリに記憶されるソフトウェア及び/若しくはファームウェアにより構成される1つ以上のプロセッサであって、プロセッサ1101などの当該1つ以上のプロセッサによって実行される場合に上述したように動作するプロセッサを指し得ることも、当業者は認識するであろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上及びその他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよく、又は、幾つかのプロセッサ及び種々のデジタルハードウェアは、個別にパッケージングされていようとシステムオンチップ(SoC)に組立てられていようと、幾つかの別個のコンポーネント間に分散されてもよい。
ターゲットネットワーク100b内でベアラを割り当てることを可能にするための本メカニズムは、本明細書における実施形態の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、図7に表されるターゲットMME105bのプロセッサ703、図9に表されるターゲット基地局103bのプロセッサ903、及び図11に表されるソースネットワークノード107aのプロセッサ1101といった1つ以上のプロセッサを通じて、実装され得る。プロセッサは、例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)プロセッサ又はマイクロプロセッサであってよい。上記プログラムコードは、例えば、ターゲットMME105b及び/又はターゲット基地局103b及び/又はソースネットワークノード107aにロードされる場合に本明細書における実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形式において、コンピュータプログラムプロダクトとしても提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形式であってもよい。ただし、当該キャリアは、メモリスティックなどの他のデータキャリアによっても実現可能である。上記コンピュータプログラムコードは、サーバ上の純粋なプログラムコードとしてさらに提供され、及びターゲットMME105b及び/又はターゲット基地局103b及び/又はソースネットワークノード107aにダウンロードされ得る。
本明細書における実施形態は、上述された好適な実施形態に限定されない。種々の代替案、変更例及び均等物が用いられ得る。それ故に、上記実施形態は、当該実施形態の範囲を限定するものとして見なされるべきではなく、当該範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
「備える(comprises/comprising)」という用語は、本明細書において使用される場合、記載される特徴、整数、ステップ又はコンポーネントの存在を特定するために用いられるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、コンポーネント又はこれらのグループの存在又は追加を除外しないことが強調されるべきである。ある要素に先行する「1つの(“a”又は“an”)」という単語は複数の当該要素の存在を排除しないことも留意されるべきである。
添付の特許請求の範囲において定義される方法のステップは、本明細書における実施形態から逸脱することなく、当該特許請求の範囲において出現する順序とは別の順序で実行され得ることも強調されるべきである。

Claims (54)

  1. ターゲットネットワーク(100b)内でベアラを割り当てるための、ターゲットモビリティマネジメントエンティティ(MME)(105b)における方法であって、当該ターゲットMME(105b)は、前記ターゲットネットワーク(100b)内に含まれ、当該ターゲットネットワーク(100b)は、第1の数の既存ベアラを含み、上記方法は、
    ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての、前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの第2の数をソースネットワークノード(107a)から受信すること(301、503、603)と、
    前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要ベアラの前記第2の数が既存ベアラの前記第1の数よりも大きい場合、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む割り当て要求メッセージをターゲット基地局(103b)へ送信すること(302、405、505、605)
    を含む、方法。
  2. ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての要求を含むハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノード(107a)から受信すること(302、402、503、601)、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記第1の数の既存ベアラの前記割り当て及び前記第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む割り当て応答メッセージを前記ターゲット基地局(103b)から受信すること(304、405、505b、606)と、
    前記第1の数の既存ベアラ及び前記第3の数の追加ベアラの前記割り当てに関する情報を含むハンドオーバ応答メッセージをソースネットワークノード(107a)へ送信すること(405、507、607)と、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  4. 必要ベアラの前記第2の数を既存ベアラの前記第1の数と比較すること(604)、
    をさらに含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要ベアラの前記第2の数が既存ベアラの前記第1の数よりも大きい場合、及び前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要ベアラの前記第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも小さい場合、前記割り当て要求メッセージが前記ターゲット基地局(103b)へ送信される、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要ベアラの前記第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも大きい場合、ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバを中断すること(608)、
    をさらに含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ハンドオーバの前記中断に関する情報を前記ソースネットワークノード(107a)へ送信すること(609)、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記ターゲットネットワーク(100b)内の第3の数の追加ベアラの割り当てについての前記要求は、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第3の数の追加ベアラの事前割り当てについての要求である、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記ソースネットワーク(100a)は、回路交換(CS)ネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、パケット交換(PS)ネットワークであり、又は、前記ソースネットワーク(100a)は、PSネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、CSネットワークである、請求項のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記ソースネットワークノード(107a)は、モバイル交換センタ(MSC)、又はソースサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)である、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記ハンドオーバは、SRNS(Serving Radio Network Subsystem)リロケーション、又はrSRVCC(Reverse Single Radio Voice Call Continuity)ハンドオーバ、又はIRAT HO(Inter Radio Access Technology HandOver)である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. ターゲットネットワーク(100b)内でベアラを割り当てるための、ターゲット基地局(103b)における方法であって、当該ターゲット基地局(103b)は、前記ターゲットネットワーク(100b)内に含まれ、当該ターゲットネットワーク(100b)は、第1の数の既存ベアラを含み、前記方法は、
    ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての前記ターゲットネットワーク(100b)内必要ベアラの第2の数が既存ベアラの前記第1の数よりも大きい場合、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む割り当て要求メッセージをターゲットモビリティマネジメントエンティティ(MME)(105b)から受信すること(302、405、505、801)と、
    前記第1の数の既存ベアラを割り当てること(303、802)と、
    前記第3の数の追加ベアラを割り当てること(303、803)と、
    を含み、
    前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの前記第2の数は、ソースネットワークノード(107a)から受信される、
    方法。
  14. 前記第1の数の既存ベアラ及び前記第3の数の追加ベアラの前記割り当てに関する情報を含む割り当て応答メッセージを前記ターゲットMME(105b)へ送信すること(304、405、505b、804)、
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第3の数の追加ベアラを前記割り当てること(803)は、
    ユーザ機器非固有のプール又はユーザ機器固有のプールにおいて前記第3の数の追加ベアラを割り当てること(803a)、
    をさらに含む、請求項1314のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第3の数の追加ベアラの前記割り当ては、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第3の数の追加ベアラの事前割り当てである、請求項1315のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記ソースネットワーク(100a)は、回路交換(CS)ネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、パケット交換(PS)ネットワークであり、又は、前記ソースネットワーク(100a)は、PSネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、CSネットワークである、請求項1316のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記ハンドオーバは、SRNS(Serving Radio Network Subsystem)リロケーション、又はrSRVCC(Reverse Single Radio Voice Call Continuity)ハンドオーバ、又はIRAT HO(Inter Radio Access Technology HandOver)である、請求項1317のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む、請求項1318のいずれか1項に記載の方法。
  20. ターゲットネットワーク(100b)内でベアラを割り当てるための、ソースネットワークノード(107a)における方法であって、当該ソースネットワークノード(107a)は、ソースネットワーク(100a)内に含まれ、当該ターゲットネットワーク(100b)は、第1の数の既存ベアラを含み、前記方法は、
    前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての、前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの第2の数を判定すること(301、1001)
    前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの前記第2の数を前記ターゲットネットワーク(100b)のターゲットモビリティマネジメントエンティティ(MME)(105b)へ送信することと、
    を含む、方法。
  21. 前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての要求を含むハンドオーバ要求メッセージをターゲットモビリティマネジメントエンティティ(MME)(105b)へ送信すること(402、503、1002)、
    をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含むハンドオーバ応答メッセージを受信すること(406、507、1003)、
    をさらに含む、請求項2021のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記第3の数の追加ベアラの前記割り当ては、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第3の数の追加ベアラの事前割り当てである、請求項22に記載の方法。
  24. 前記ソースネットワーク(100a)は、回路交換(CS)ネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、パケット交換(PS)ネットワークであり、又は、前記ソースネットワーク(100a)は、PSネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、CSネットワークである、請求項2023のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記ハンドオーバは、SRNS(Serving Radio Network Subsystem)リロケーション、又はrSRVCC(Reverse Single Radio Voice Call Continuity)ハンドオーバ、又はIRAT HO(Inter Radio Access Technology HandOver)である、請求項2024のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む、請求項2025のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記ソースネットワークノード(107a)は、モバイル交換センタ(MSC)、又はソースサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)である、請求項2026のいずれか1項に記載の方法。
  28. ターゲットネットワーク(100b)内でベアラを割り当てるためのターゲットモビリティマネジメントエンティティ(MME)(105b)であって、当該ターゲットMME(105b)は、前記ターゲットネットワーク(100b)内に含まれ、当該ターゲットネットワーク(100b)は、第1の数の既存ベアラを含み、前記ターゲットMME(105b)は、
    ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての、前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの第2の数をソースネットワークノード(107a)から受信するように構成される受信器(705)と、
    前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要ベアラの前記第2の数が既存ベアラの前記第1の数よりも大きい場合、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む割り当て要求メッセージをターゲット基地局(103b)へ送信するように構成される送信器(701)
    を備える、ターゲットMME(105b)。
  29. 前記受信器は、ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての要求を含むハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノード(107a)から受信するように構成される、請求項28に記載のターゲットMME(105b)。
  30. 前記受信器(705)は、前記第1の数の既存ベアラの前記割り当て及び前記第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含む割り当て応答メッセージを前記ターゲット基地局(103b)から受信するようにさらに構成され、
    前記送信器(701)は、前記第1の数の既存ベアラ及び前記第3の数の追加ベアラの前記割り当てに関する情報を含むハンドオーバ応答メッセージをソースネットワークノード(107a)へ送信するようにさらに構成される、
    請求項29に記載のターゲットMME(105b)。
  31. 必要ベアラの前記第2の数を既存ベアラの前記第1の数と比較するように構成されるプロセッサ(703)、
    をさらに備える、請求項2830のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  32. 前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要ベアラの前記第2の数が既存ベアラの前記第1の数よりも大きい場合、及び前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要ベアラの前記第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも小さい場合、前記割り当て要求メッセージは、前記ターゲット基地局(103b)へ送信される、請求項2831のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  33. 前記ターゲットネットワーク(100b)内で必要とされる前記第2の数が利用可能なベアラの第4の数よりも大きい場合、ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバを中断する(608)ように構成されるプロセッサ(703)、
    をさらに備える、請求項2832のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  34. 前記ハンドオーバの前記中断に関する情報を前記ソースネットワークノード(107a)へ送信するように構成される送信器(701)、
    をさらに備える、請求項33に記載のターゲットMME(105b)。
  35. 前記ターゲットネットワーク(100b)内の第3の数の追加ベアラの割り当てについての前記要求は、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第3の数の追加ベアラの事前割り当てについての要求である、請求項2834のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  36. 前記ソースネットワーク(100a)は、回路交換(CS)ネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、パケット交換(PS)ネットワークであり、又は、前記ソースネットワーク(100a)は、PSネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、CSネットワークである、請求項3335のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  37. 前記ソースネットワークノード(107a)は、モバイル交換センタ(MSC)、又はソースサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)である、請求項2836のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  38. 前記ハンドオーバは、SRNS(Serving Radio Network Subsystem)リロケーション、又はrSRVCC(Reverse Single Radio Voice Call Continuity)ハンドオーバ、又はIRAT HO(Inter Radio Access Technology HandOver)である、請求項2837のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  39. 前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む、請求項2838のいずれか1項に記載のターゲットMME(105b)。
  40. ターゲットネットワーク(100b)内でベアラを割り当てるためのターゲット基地局(103b)であって、当該ターゲット基地局(103b)は、前記ターゲットネットワーク(100b)内に含まれ、当該ターゲットネットワーク(100b)は、第1の数の既存ベアラを含み、前記ターゲット基地局(103b)は、
    ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての前記ターゲットネットワーク(100b)内必要ベアラの第2の数が既存ベアラの前記第1の数よりも大きい場合、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第1の数の既存ベアラの割り当てについての要求及び第3の数の追加ベアラの割り当てについての要求を含む割り当て要求メッセージをターゲットモビリティマネジメントエンティティ(MME)(105b)から受信するように構成される受信器(901)と、
    前記第1の数の既存ベアラを割り当て、及び、
    前記第3の数の追加ベアラを割り当てる、
    ように構成されるプロセッサ(903)と、
    を備え
    前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの前記第2の数は、ソースネットワークノード(107a)から受信される、
    ターゲット基地局(103b)。
  41. 前記第1の数の既存ベアラ及び前記第3の数の追加ベアラの前記割り当てに関する情報を含む割り当て応答メッセージを前記ターゲットMME(105b)へ送信するように構成される送信器(905)、
    をさらに備える、請求項40に記載のターゲット基地局(103b)。
  42. 前記プロセッサ(903)は、ユーザ機器非固有のプール又はユーザ機器固有のプールにおいて前記第3の数の追加ベアラを割り当てるようにさらに構成される、請求項4041のいずれか1項に記載のターゲット基地局(103b)。
  43. 前記第3の数の追加ベアラの前記割り当ては、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第3の数の追加ベアラの事前割り当てである、請求項4042のいずれか1項に記載のターゲット基地局(103b)。
  44. 前記ソースネットワーク(100a)は、回路交換(CS)ネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、パケット交換(PS)ネットワークであり、又は、前記ソースネットワーク(100a)は、PSネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、CSネットワークである、請求項4043のいずれか1項に記載のターゲット基地局(103b)。
  45. 前記ハンドオーバは、SRNS(Serving Radio Network Subsystem)リロケーション、又はrSRVCC(Reverse Single Radio Voice Call Continuity)ハンドオーバ、又はIRAT HO(Inter Radio Access Technology HandOver)である、請求項4044のいずれか1項に記載のターゲット基地局(103b)。
  46. 前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む、請求項4045のいずれか1項に記載のターゲット基地局(103b)。
  47. ターゲットネットワーク(100b)内でベアラを割り当てるためのソースネットワークノード(107a)であって、当該ソースネットワークノード(107a)は、ソースネットワーク(100a)内に含まれ、前記ターゲットネットワーク(100b)は、第1の数の既存ベアラを含み、前記ソースネットワークノード(107a)は、
    前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての、前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの第2の数を判定するように構成されるプロセッサ(1101)
    前記ターゲットネットワーク(100b)内の必要ベアラの前記第2の数を前記ターゲットネットワーク(100b)のターゲットモビリティマネジメントエンティティ(MME)(105b)へ送信するように構成される送信器(1103)と、
    を備える、ソースネットワークノード(107a)。
  48. 前記送信器(1103)は、前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へのハンドオーバについての要求を含むハンドオーバ要求メッセージを前記ターゲットMME(105b)へ送信するように構成される、請求項47に記載のソースネットワークノード(107a)。
  49. 前記第1の数の既存ベアラ及び第3の数の追加ベアラの割り当てに関する情報を含むハンドオーバ応答メッセージを前記ターゲットMME(105b)から受信するように構成される受信器(1105)、
    をさらに備える、請求項4748のいずれか1項に記載のソースネットワークノード(107a)。
  50. 前記第3の数の追加ベアラの前記割り当ては、前記ターゲットネットワーク(100b)内の前記第3の数の追加ベアラの事前割り当てである、請求項49に記載のソースネットワークノード(107a)。
  51. 前記ソースネットワーク(100a)は、回路交換(CS)ネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、パケット交換(PS)ネットワークであり、又は、前記ソースネットワーク(100a)は、PSネットワークであり、及び前記ターゲットネットワーク(100b)は、CSネットワークである、請求項4750のいずれか1項に記載のソースネットワークノード(107a)。
  52. 前記ハンドオーバは、SRNS(Serving Radio Network Subsystem)リロケーション、又はrSRVCC(Reverse Single Radio Voice Call Continuity)ハンドオーバ、又はIRAT HO(Inter Radio Access Technology HandOver)である、請求項4751のいずれか1項に記載のソースネットワークノード(107a)。
  53. 前記ソースネットワーク(100a)から前記ターゲットネットワーク(100b)へハンドオーバされるべき通信サービスは、音声サービス及びビデオサービスのうちの少なくとも1つを含む、請求項4752のいずれか1項に記載のソースネットワークノード(107a)
  54. 前記ソースネットワークノード(107a)は、モバイル交換センタ(MSC)、又はソースサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)である、請求項4753のいずれか1項に記載のソースネットワークノード(107a)
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