JP6051257B2 - 脂質異常症への罹患しやすさを試験する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、脂質異常症の判定方法に関する。
脂質異常症は生活習慣病の1つであり、メタボリックシンドロームの構成因子でもある。脂質異常症の基準のひとつは血中の中性脂肪(トリグリセリド)濃度が150mg/dL以上であり、同様の基準はメタボリックシンドロームの診断基準のひとつとして採用されている。
脂質異常症と判定される人口は、境界領域に該当する人数を含めると2,200万人にものぼることが厚生労働省の調査でわかっている(平成12年厚生労働省循環器疾患基礎調査)。トリグリセリド異常だけでみても、基準値を上回る人の割合は、50代男性で約50%、60代女性で約30%と高い値を示す(平成18年国民健康・栄養調査)。脂質異常症は放置すると動脈硬化を発症し、さらに進展すると心筋梗塞、脳梗塞を発症し、最悪の場合には死に至る。しかしながらその危険性はあまり周知されておらず、糖尿病や高血圧に比べて軽視されているのが現状である。
脂質異常症はその症状を自覚できず、健康診断等から自覚している人の割合はわずか30%程度である(平成18年国民栄養調査)。脂質異常レベルを判断するためには、採血を行う必要があるが、採血には痛みを伴うので、日常的な計測方法として適当とはいえなかった。
特許文献1には、生体から低侵襲に得られる唾液試料中のニコチンアミド代謝物量を測定し、その測定値に基づいて生体情報を取得できること、ニコチンアミド代謝物量との関連が示唆されているメタボリックシンドロームの発症に関する情報も得ることができることが記載されている。
特開2011−107124号公報
しかしながら特許文献1にはニコチンアミド代謝物と脂質異常レベルとの間の関連については何ら開示されていない。従って、唾液から脂質異常レベルを判断するための指標についてはまだ知られていなかった。
本発明の目的は、唾液中の成分を利用して、家庭でも簡便に、脂質異常症に罹患しているか否かを判定する方法を提供することにある。
本発明者らは下記の〔1〕〜〔6〕を提供する。
〔1〕下記の(i)および(ii)からなる群から選択される1種以上の成分であることを特徴とする脂質異常症判定用マーカー。
(i)シチジン、セロトニン、ホスホノ酢酸、ニコチン、コリンリン酸およびエピネフリン
(ii)インドールピルビン酸、1,3−ジアミノプロパン、ケイ皮アルデヒド、フェニルプロパン酸、リノール酸、トランスケイ皮酸、4−ヒドロキシ安息香酸、N2,N2−ジメチルグアノシン、N−アセチルアスパラギン、リボチミジン、3−ホスホセリン、5−メチルシチジン、セロテトラオース、D−リボース5−リン酸、ゲンチシン酸アルデヒド、キサンチン、ピロリン酸およびβ−アラニン
〔2〕被験者から採取された唾液中の下記の(i)および(ii)からなる群から選択される1種以上の成分の量を測定して、該量から被験者が脂質異常症に罹患しているか否かを判定する、脂質異常症の判定方法。
(i)シチジン、セロトニン、ホスホノ酢酸、ニコチン、コリンリン酸およびエピネフリン
(ii)インドールピルビン酸、1,3−ジアミノプロパン、ケイ皮アルデヒド、フェニルプロパン酸、リノール酸、トランスケイ皮酸、4−ヒドロキシ安息香酸、N2,N2−ジメチルグアノシン、N−アセチルアスパラギン、リボチミジン、3−ホスホセリン、5−メチルシチジン、セロテトラオース、D−リボース5−リン酸、ゲンチシン酸アルデヒド、キサンチン、ピロリン酸およびβ−アラニン
〔3〕被験者から採取された唾液中の(i)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて高い場合に、または
被験者から採取された唾液中の(ii)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて低い場合に、
被験者が脂質異常症に罹患していると判定する、上記〔2〕に記載の判定方法。
〔4〕被験者から採取された唾液中の(i)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または高い場合に、または
被験者から採取された唾液中の(ii)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または低い場合に、
被験者が脂質異常症に罹患していると判定する、上記〔2〕に記載の判定方法。
〔5〕(i)および(ii)からなる群から選択される2種以上の成分の組み合わせを変数とする多変量解析を行う上記〔2〕〜〔4〕のいずれか一項に記載の判定方法。
〔6〕前記多変量解析が、ロジスティック回帰分析である上記〔5〕に記載の判定方法。
〔7〕(i)および(ii)からなる群から選択される2種以上の成分の組み合わせが、下記の(a)、(b)、(c)、(d)または(e)である上記〔5〕または〔6〕に記載の判定方法。
(a)トランスケイ皮酸、リノール酸およびエピネフリン
(b)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、ニコチンおよびβ−アラニン
(c)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、リノール酸およびニコチン
(d)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、ピロリン酸およびリノール酸
(e)トランスケイ皮酸、N−アセチルアスパラギン、ニコチンおよび4−ヒドロキシ安息香酸
〔8〕多変量解析の変数として、体重、腹囲、収縮期血圧および拡張期血圧からなる群から選択される1種以上の指標をさらに用いる、上記〔5〕〜〔7〕のいずれか一項に記載の判定方法。
本発明によれば、脂質異常症に罹患しているか否かの可能性を判定できる。また、唾液を試料とするので、被験者への負担が軽減されており、また、家庭での簡便な判定も可能となり、脂質異常症の有用な予防策となることも期待される。
図1−1は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のシチジンのピーク強度を示すグラフである。 図1−2は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のセロトニンのピーク強度を示すグラフである。 図1−3は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のホスホノ酢酸のピーク強度を示すグラフである。 図1−4は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のニコチンのピーク強度を示すグラフである。 図1−5は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のコリンリン酸のピーク強度を示すグラフである。 図1−6は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のエピネフリンのピーク強度を示すグラフである。 図2−1は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のインドールピルビン酸のピーク強度を示すグラフである。 図2−2は健常者と脂質異常症患者の各唾液中の1,3−ジアミノプロパンのピーク強度を示すグラフである。 図2−3は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のケイ皮アルデヒドのピーク強度を示すグラフである。 図2−4は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のフェニルプロパン酸のピーク強度を示すグラフである。 図2−5は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のリノール酸のピーク強度を示すグラフである。 図2−6は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のトランスケイ皮酸のピーク強度を示すグラフである。 図2−7は健常者と脂質異常症患者の各唾液中の4−ヒドロキシ安息香酸のピーク強度を示すグラフである。 図2−8は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のN2,N2−ジメチルグアノシンのピーク強度を示すグラフである。 図2−9は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のN−アセチルアスパラギンのピーク強度を示すグラフである。 図2−10は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のリボチミジンのピーク強度を示すグラフである。 図2−11は健常者と脂質異常症患者の各唾液中の3−ホスホセリンのピーク強度を示すグラフである。 図2−12は健常者と脂質異常症患者の各唾液中の5−メチルシチジンのピーク強度を示すグラフである。 図2−13は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のセロテトラオースのピーク強度を示すグラフである。 図2−14は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のD−リボース−5−リン酸のピーク強度を示すグラフである。 図2−15は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のゲンチシン酸アルデヒドのピーク強度を示すグラフである。 図2−16は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のキサンチンのピーク強度を示すグラフである。 図2−17は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のピロリン酸のピーク強度を示すグラフである。 図2−18は健常者と脂質異常症患者の各唾液中のβ−アラニンのピーク強度を示すグラフである。
本発明は、脂質異常症の判定に関する。本発明において脂質異常症の判定とは、被験者が脂質異常症に罹患しているかどうかの判定(評価、判別、鑑別)を行うこと、または被験者が脂質異常症患者か健常者かの区別(分類)を行うことを意味する。判定の精度は、複数人の被験者のうち、通常は統計学的に有意な割合の被験者において脂質異常症に罹患していることを正しく判定できる程度であり、例えば50%以上、60%以上、70%以上、80%以上、85%以上、90%以上の被験者において脂質異常症に罹患していることを正しく判定できる程度である。本発明の判定方法は、医師による診断前の予備的な判定方法として有用である。
本発明において脂質異常症とは、血中に含まれる脂質の量が異常(過剰もしくは不足)であることを意味する。脂質としては、コレステロール(HDL、LDL)、中性脂肪(トリグリセリド、TG)が挙げられる。例えば、血中の中性脂肪(トリグリセリド)濃度が150mg/dL以上である場合に異常と判断される。脂質異常症は、その原因から、生活習慣に起因する脂質異常症、家族性脂質異常症、二次性脂質異常症(甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、神経性食思不振症、糖源病、リポジストロフィーなどによる)が、本発明の判定方法はこれらのいずれにも適用可能である。
本発明における被験者は、通常は動物であり、好ましくは、ヒト、実験動物(マウス、ラット、モルモット、ハムスター、ウサギなど)であり、より好ましくはヒトである。
本発明の判定方法においては、被験者から採取された生体試料として唾液を用いる。唾液は生体から常時採取可能であり、家庭での判断に用いる検体としても好適である。唾液は、非刺激唾液と刺激唾液とがあるが、刺激唾液が好ましい。刺激唾液は、パラフィンガムを咀嚼することにより容易に採取することができる。
本発明の脂質異常症の判定方法では、被験者から採取された唾液中の下記の(i)および(ii)からなる群から選択される1種以上の成分を測定する。
(i)シチジン、セロトニン、ホスホノ酢酸、ニコチン、コリンリン酸およびエピネフリン
(ii)インドールピルビン酸、1,3−ジアミノプロパン、ケイ皮アルデヒド、フェニルプロパン酸、リノール酸、トランスケイ皮酸、4−ヒドロキシ安息香酸、N2,N2−ジメチルグアノシン、N−アセチルアスパラギン、リボチミジン、3−ホスホセリン、5−メチルシチジン、セロテトラオース、D−リボース5−リン酸、ゲンチシン酸アルデヒド、キサンチン、ピロリン酸およびβ−アラニン
(i)および(ii)からなる群を構成する各化合物の構造を以下に示す。
(1)シチジン(Cytidine、C91335
(2)セロトニン(Serotonin、3−(2−Aminoethyl)−1H−indol−5−ol、5−Hydroxytryptamine、Enteramine、C10122O)
(3)ホスホノ酢酸(Phosphonoacetate、Phosphonoacetic acid、Fosfonet、C255P)
(4)ニコチン(Nicotine、(S)−3−(1−methylpyrrolidin−2−yl)pyridine、(S)−Nicotine、C10142
(5)コリンリン酸(Choline phosphate、Phosphorylcholine、Phosphocholine、O−Phosphocholine、C515NO4P)
(6)エピネフリン(Epinephrine、L−Adrenaline、(R)−(−)−Adrenaline、(R)−(−)−Epinephrine、(R)−(−)−Epirenamine、(R)−(−)−Adnephrine;4−[(1R)−1−Hydroxy−2−(methylamino)ethyl]−1,2−benzenediol、C913NO3
(7)インドールピルビン酸(Indolepyruvate、Indolepyruvic acid、(Indol−3−yl)pyruvate、Indole−3−pyruvate、3−(Indol−3−yl)pyruvate、C119NO3
(8)1,3−ジアミノプロパン(1,3−Diaminopropane、Trimethylenediamine、1,3−Propanediamine、Propane−1,3−diamine、C3102
(9)ケイ皮アルデヒド(Cinnamic aldehyde、Cinnamaldehyde、C98O)
(10)フェニルプロパン酸(Phenylpropanoate、3−Phenyl−propionic acid、3−Phenylpropanoic acid、3−phenylpropionic acid、C9102
(11)リノール酸(linoleate、Linoleic acid、(9Z,12Z)−Octadecadienoic acid、9−cis,12−cis−Octadecadienoate、9−cis,12−cis−Octadecadienoic acid、C18322
(12)トランスケイ皮酸(trans−Cinnamate、trans−Cinnamic acid、(E)−Cinnamate、C982
(13)4−ヒドロキシ安息香酸(4−Hydroxybenzoate、Hydroxybenzoic acid;4−Hydroxybenzoic acid;Hydroxybenzenecarboxylic acid、C763
(14)N2,N2−ジメチルグアノシン(N2,N2−Dimethylguanosin、Guanosine,N,N−dimethyl−guanosin、C121755
(15)N−アセチルアスパラギン(N−Acetylasparagine、C61024
(16)リボチミジン(Ribothymidine、5−Methyluridine、C101426
(17)3−ホスホセリン(3−Phosphoserine、O−Phospho−L−serine、L−O−Phosphoserine;Dexfosfoserine、C38NO6P)
(18)5−メチルシチジン(5−Methylcytidine、C101535
(19)セロテトラオース(Cellotetraose、C244221
(20)D−リボース5リン酸(D−Ribose−5−phosphate、Ribose 5−phosphate、C5118P)
(21)ゲンチシン酸アルデヒド(Gentisate aldehyde、2,5−Dihydroxybenzaldehyde、C763
(22)キサンチン(Xanthine、C5442
(23)ピロリン酸(Pyrophosphate、Diphosphate、Diphosphoric acid、Pyrophosphoric acid、PPi、H427
(24)β−アラニン(beta−Alanine、3−Aminopropionic acid;3−Aminopropanoate、C37NO2
本発明の判定方法においては、上記成分から選ばれる1種以上の量または有無を測定するが、2種以上であることが好ましく、3種または4種かそれ以上であることがより好ましく、3種または4種であることが更に好ましい。
本発明の判定方法において、各成分の測定は、例えば、質量分析法によって測定できる。質量分析法による測定の際には各種の質量分析装置を利用することができる。質量分析装置としては、例えば、GC−MS、LC−MS、FAB−MS、EI−MS、CI−MS、FD−MS、MALDI−MS、ESI−MS、HPLC−MS、FT−ICR−MS、CE−MS、ICP−MS、Py−MS、TOF−MSなどが挙げられ、これらのいずれも利用可能である。
また、各成分の測定は、各成分に特異的に結合する物質(例えば、抗体、アプタマー、受容体、酵素、ペプチドなど)を利用して、RIA(ラジオイムノアッセイ)、ELISA(酵素結合免疫吸着法)、ECLIA(電気化学発光免疫測定法)などにより測定することもできる。各成分に特異的に結合する物質を必要に応じて担体に固相化してマイクロアレイとし、マイクロアレイを用いて各成分を測定することもできる。
唾液中の成分の測定値から脂質異常症に罹患しているか否かを判定するに当たっては、通常は、参照値との比較を行う。参照値としては、例えば、健常者(本発明の判定方法以外の手段で健常者であることが予め確認されていることが好ましい)から採取された唾液中の成分の測定値、脂質異常症患者(本発明の判定方法以外の手段で脂質異常症患者であることが予め確認されていることが好ましい)から採取された唾液中の成分の測定値が挙げられるが、このうち、前者が好ましい。
参照値が健常者の値である場合を例に取ると、以下の通りである。(i)からなる群から選択される1種以上の成分の量を測定する場合には、被験者から採取された唾液中の当該量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて高い場合に脂質異常症に罹患していると判定される。(ii)からなる群から選択される1種以上の成分の量を測定する場合には、被験者から採取された唾液中の当該量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて低い場合に脂質異常症に罹患していると判定される。
参照値が脂質異常症患者の値である場合を例に取ると以下の通りである。(i)からなる群から選択される1種以上の成分の量を測定する場合には、被験者から採取された唾液中の当該量が、脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または高い場合に脂質異常症に罹患していると判定される。(ii)からなる群から選択される1種以上の成分の量を測定する場合には、被験者から採取された唾液中の当該量が、脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または低い場合に脂質異常症に罹患していると判定される。
判定においては、各成分の量を変数とする多変量解析を行ってもよい。多変量解析としては例えば、ロジスティック回帰分析、重回帰分析、主成分分析、独立成分分析、因子分析、判別分析、数量化理論、クラスター分析、コンジョイント分析および多次元尺度構成法(MDS)が挙げられるが、中でもロジスティック回帰分析が好ましい。
多変量解析においては、(i)および(ii)からなる群から選択される1種以上の成分を変数とすることが好ましく、2種以上の成分を変数とすることがより好ましく、3種または4種の成分の組み合わせを変数とすることが好ましい。具体的には、トランスケイ皮酸を含む組み合わせを変数とすることが好ましく、更に、下記の(a)、(b)、(c)、(d)または(e)の組み合わせを変数とすることがより好ましい。
(a)トランスケイ皮酸、リノール酸およびエピネフリン
(b)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、ニコチンおよびβ−アラニン
(c)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、リノール酸およびニコチン
(d)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、ピロリン酸およびリノール酸
(e)トランスケイ皮酸、N−アセチルアスパラギン、ニコチンおよび4−ヒドロキシ安息香酸
多変量解析においては、更に、被験者に関する指標を変数とすることが好ましく、体重、腹囲、収縮期血圧および拡張期血圧から選ばれる1種以上の指標を変数とすることが好ましく、体重と腹囲の組み合わせ、または、体重、腹囲、収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを変数とすることがより好ましい。これにより、判定の精度を向上させることができる。
本発明の判定方法は、被験者が脂質異常症に罹患しているか否かを、唾液から簡便に判定できるので、医師の診断前の予備的な検査として、家庭でも実施可能である。さらに、脂質異常症患者である被験者に治療を行い、治療が効果を奏した場合、唾液中の各成分の量も低下ないしは増加する。よって、治療と共に唾液中の成分を測定することにより、治療効果の評価判定を行うこともできる。従って、本発明の判定方法は、脂質異常症の薬剤の投与効果などの治療効果を判定する方法としても有用である。
実施例1 唾液中の各成分の発現量比較
<評価方法>
(1)唾液検体採取
被験者より、刺激唾液(パラフィンガムを噛むことにより唾液分泌促進を行った結果分泌された唾液)を採取した。被験者(すべて男性)は、その特徴により以下の各群に分類した。
・健常者群:血液検査において、中性脂肪(トリグリセリド)が150mg/dL未満である人(n=27)
・脂質異常群:血液検査において、中性脂肪(トリグリセリド)が150mg/dL以上である人(n=13)
(2)メタボローム解析による唾液成分の網羅的解析
外部機関に委託し、質量分析法を用いて、唾液メタボローム解析を実施した。採取した唾液を遠心分離にかけて夾雑物を除き、上清をLC−MS(Positive/Negative)、CE−MS(Positive/Negative)に供した。得られたRt値、Ms値から唾液中成分を同定した。
<評価結果>
質量分析法による唾液メタボローム解析から、表1に示す各唾液成分の分子量とピーク強度が得られた。このピーク強度を、唾液中に含まれる各唾液成分の量とした。
その結果、シチジン、セロトニン、ホスホノ酢酸、ニコチン、コリンリン酸、およびエピネフリンのピークが、脂質異常群において顕著に高いことが認められた(図1−1〜図1−6、表1)。一方、インドールピルビン酸、1,3−ジアミノプロパン、ケイ皮アルデヒド、フェニルプロパン酸、リノール酸、トランスケイ皮酸、4−ヒドロキシ安息香酸、N2,N2−ジメチルグアノシン、N−アセチルアスパラギン、リボチミジン、3−ホスホセリン、5−メチルシチジン、セロテトラオース、D−リボース5リン酸、ゲンチシン酸アルデヒド、キサンチン、ピロリン酸、β−アラニンのピークが、脂質異常群において顕著に低いことが認められた(図2−1〜図2−18、表2)。
これらの結果は、被験者の図1−1〜図1−6および表1に示される唾液成分の量が、健常者群の唾液成分の量を上回る場合に、脂質異常症に罹患していると判定され得ることを示している。すなわち、シチジンを指標とする場合は健常者群のピーク強度である3.00を上回った場合に、セロトニンを指標とする場合は健常者群のピーク強度である66.11を上回った場合に、ホスホノ酢酸を指標とする場合は健常者のピーク強度である125.00を上回った場合に、ニコチンを指標とする場合は健常者のピーク強度である10.96を上回った場合に、コリンリン酸を指標とする場合は健常者群のピーク強度である55.41を上回った場合に、エピネフリンを指標とする場合は健常者群のピーク強度である998.26を上回った場合に、その被験者は脂質異常症に罹患していると判定されうることを示している。
一方、被験者の図2−1〜図2−18および表2に示される唾液成分のピーク強度が、健常者群のピーク強度を下回る場合に、脂質異常に罹患していると判定され得ることを示している。すなわち、インドールピルビン酸を指標とする場合は健常者群のピーク強度である8.67を下回った場合に、1,3−ジアミノプロパンを指標とする場合は健常者のピーク強度である24.15を下回った場合に、ケイ皮アルデヒドを指標とする場合は健常者群のピーク強度である5.27を下回った場合に、フェニルプロパン酸を指標とする場合は健常者のピーク強度である34810.44を下回った場合に、リノール酸を指標とする場合は健常者群のピーク強度である585.04を下回った場合に、トランスケイ皮酸を指標とする場合は健常者のピーク強度である46.52を下回った場合に、4−ヒドロキシ安息香酸を指標とする場合は健常者群のピーク強度である127.11を下回った場合に、N2,N2−ジメチルグアノシンを指標とする場合は健常者のピーク強度である47.48を下回った場合に、N−アセチルアスパラギンを指標とする場合は健常者のピーク強度である55.89を下回った場合に、リボチミジンを指標とする場合は健常者群のピーク強度である38.70を下回った場合に、3−ホスホセリンを指標とする場合は健常者のピーク強度である12.22を下回った場合に、5−メチルシチジンを指標とする場合は健常者群のピーク強度である5.33を下回った場合に、セロテトラオースを指標とする場合は健常者のピーク強度である11.41を下回った場合に、D−リボース5−リン酸を指標とする場合は健常者群のピーク強度である5.26を下回った場合に、ゲンチシン酸アルデヒドを指標とする場合は健常者のピーク強度である2.22を下回った場合に、キサンチンを指標とする場合は健常者群のピーク強度である3.93を下回った場合に、ピロリン酸を指標とする場合は健常者群のピーク強度である873.26を下回った場合に、β−アラニンを指標とする場合は健常者のピーク強度である56.85を下回った場合に、その被験者は脂質異常症に罹患していると判定され得ることを示している。
実施例2 唾液成分の多変量解析(ロジスティック回帰分析)による診断精度の向上
実施例1で挙げた各唾液成分を利用して、脂質異常症をより精度良く判定することを目的に、多変量解析手法のひとつであるロジスティック回帰分析を行った。ロジスティック回帰分析は、複数の目的変数(本実施例では唾液成分)を用いて、質的変数(本実施例では、脂質が異常か否か)を予測する場合に、一般的に用いられる解析手法である。
その結果、表3に示される唾液成分の組み合わせを用いることで、表5に示す単一唾液成分による場合と比較して、診断精度が向上することが示唆された(正診率90%以上)。さらに、表4に示すように、唾液成分と既存の健康指標(体重・腹囲)とを組み合わせて用いると、診断精度がより向上した(表4)。
唾液成分の組み合わせを用いる場合と、実施例1で挙げた単一唾液成分による場合の診断能を比較するべく、ROC曲線の曲線下面積を算出した(表6)。ROC曲線とは、診断方法の感度と特異度から算出される曲線であり、この曲線下面積が大きいほど、診断能が高いと判断される(森實敏夫著、「わかりやすい医学統計学」、株式会社メディカルトリビューン、p254)。その結果、単一唾液成分による場合と比較して、唾液成分の組み合わせによる場合で診断能が著しく高まることが示唆された。

Claims (8)

  1. トランスケイ皮酸と下記の(i)および(ii)に記載の成分から任意に選択される1種以上の成分とを含む脂質異常症判定用マーカーセット。
    (i)シチジン、セロトニン、ホスホノ酢酸、ニコチン、コリンリン酸およびエピネフリン
    (ii)インドールピルビン酸、1,3−ジアミノプロパン、ケイ皮アルデヒド、フェニルプロパン酸、4−ヒドロキシ安息香酸、N2,N2−ジメチルグアノシン、N−アセチルアスパラギン、リボチミジン、3−ホスホセリン、5−メチルシチジン、セロテトラオース、D−リボース5−リン酸、ゲンチシン酸アルデヒド、キサンチン、ピロリン酸およびβ−アラニン
  2. 被験者から採取された唾液中のトランスケイ皮酸の量を測定して、
    該量が健常者から採取された唾液中の当該量と比べて低い場合に、もしくは、脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または低い場合に、脂質異常症にかかりやすいという基準と比較することにより、
    被験者の脂質異常症への罹患しやすさを試験する方法。
  3. 被験者から採取された唾液中のトランスケイ皮酸の量と下記の(i)および(ii)に記載の成分から任意に選択される1種以上の成分の量とを測定して、
    被験者から採取された唾液中のトランスケイ皮酸の量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて低い場合、または脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または低い場合であって、かつ
    被験者から採取された唾液中の(i)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて高い場合に、または
    被験者から採取された唾液中の(ii)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて低い場合に、
    脂質異常症にかかりやすいという基準と比較することにより、
    被験者の脂質異常症への罹患しやすさを試験する方法。
    (i)シチジン、セロトニン、ホスホノ酢酸、ニコチン、コリンリン酸およびエピネフリン
    (ii)インドールピルビン酸、1,3−ジアミノプロパン、ケイ皮アルデヒド、フェニルプロパン酸、リノール酸、4−ヒドロキシ安息香酸、N2,N2−ジメチルグアノシン、N−アセチルアスパラギン、リボチミジン、3−ホスホセリン、5−メチルシチジン、セロテトラオース、D−リボース5−リン酸、ゲンチシン酸アルデヒド、キサンチン、ピロリン酸およびβ−アラニン
  4. 被験者から採取された唾液中のトランスケイ皮酸の量と下記の(i)および(ii)に記載の成分から任意に選択される1種以上の成分の量とを測定して、
    被験者から採取された唾液中のトランスケイ皮酸の量が、健常者から採取された唾液中の当該量と比べて低い場合、または脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または低い場合であって、かつ
    被験者から採取された唾液中の(i)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または高い場合に、または
    被験者から採取された唾液中の(ii)からなる群から選択される1種以上の成分の量が、脂質異常症患者から採取された唾液中の当該量と比べて同一または低い場合に、脂質異常症にかかりやすいという基準と比較することにより、
    被験者の脂質異常症への罹患しやすさを試験する方法。
    (i)シチジン、セロトニン、ホスホノ酢酸、ニコチン、コリンリン酸およびエピネフリン
    (ii)インドールピルビン酸、1,3−ジアミノプロパン、ケイ皮アルデヒド、フェニルプロパン酸、リノール酸、4−ヒドロキシ安息香酸、N2,N2−ジメチルグアノシン、N−アセチルアスパラギン、リボチミジン、3−ホスホセリン、5−メチルシチジン、セロテトラオース、D−リボース5−リン酸、ゲンチシン酸アルデヒド、キサンチン、ピロリン酸およびβ−アラニン
  5. トランスケイ皮酸と(i)および(ii)からなる群から選択される1種以上の成分との組み合わせを変数とする多変量解析を行う請求項3または4に記載の方法
  6. 前記多変量解析が、ロジスティック回帰分析である請求項に記載の方法
  7. トランスケイ皮酸と(i)および(ii)からなる群から選択される1種以上の成分との組み合わせが、下記の(a)、(b)、(c)、(d)または(e)である請求項またはに記載の方法
    (a)トランスケイ皮酸、リノール酸およびエピネフリン
    (b)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、ニコチンおよびβ−アラニン
    (c)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、リノール酸およびニコチン
    (d)トランスケイ皮酸、コリンリン酸、ピロリン酸およびリノール酸
    (e)トランスケイ皮酸、N−アセチルアスパラギン、ニコチンおよび4−ヒドロキシ安息香酸
  8. 多変量解析の変数として、体重、腹囲、収縮期血圧および拡張期血圧からなる群から選択される1種以上の指標をさらに用いる、請求項のいずれか一項に記載の方法
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