JP6043742B2 - ロックマネージャ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロック情報を共有せずにサービスを提供しながらマスタ交代を可能とする冗長化ロックマネージャ装置に関するものである。
分散システムでは、リソースの排他制御を行うために分散ロックシステムが必要とされる。分散ロックシステム自体も高可用性のために装置の冗長化が求められ(要求1)、その装置を保守するために、サービスを提供しながら冗長化された装置のマスタ交代を行えることが求められる(要求2)。
分散ロックシステムの実現手法のひとつに、ロックサービスを提供するロックマネージャ装置の突然の故障に備え、ロック管理情報を複数のロックマネージャ装置で常時共有し、故障復旧時にロック管理情報をロックマネージャ間で引き継ぐ手法がある(例えば、非特許文献1)。このようなロック情報を共有する手法は、ロック獲得時・解放時にロック情報を複数の装置間で同期させるための処理負荷や処理時間がかかり高速化しにくいという問題(問題1)と、ロック管理情報をロックマネージャ間で引継ぐ仕組みが複雑であり実装コストが高いという問題(問題2)とがある。
藤原祐二, 藤田肇, 石川裕, "耐故障分散ロック機構の設計と検証," 情報処理学会, 研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS), vol. 2011-OS-118, No. 14, pp. 1-7.
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ロック情報を共有せずにサービスを提供しながらマスタ交代を可能とするロックマネージャ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、第1のロックマネージャ装置と第2のロックマネージャ装置を含む分散ロックシステムのロックマネージャ装置であって、前記分散ロックシステムにより管理されるリソースがロック中であるか否かを示す情報と、前記分散ロックシステムにより管理されるロック中であるリソースの数を記憶するロックカウンタと、前記第1のロックマネージャ装置がマスタ、前記第2のロックマネージャ装置がスレーブである場合において、前記ロックカウンタにロック中であるリソースの数を記憶させるとともに、前記ロックカウンタが0でなければ一定時間待機し、前記ロックカウンタが0になったなら、前記第2のロックマネージャ装置にマスタ化要求を送信することで、前記第2のロックマネージャ装置がマスタ、前記第1のロックマネージャ装置がスレーブとなるように動作するロックマネージャとを備えることを特徴とする。
例えば、前記ロックマネージャは、マスタとスレーブの交代が開始されてからマスタとスレーブの交代が完了するまでの間、当該ロックマネージャのマスタが受信するロック要求に対してロック獲得処理を実行しない。
本発明によれば、ロック情報を共有せずにサービスを提供しながらマスタ交代を行うことができる。
ロックマネージャ装置によるロック制御の例を示す図である。 保守操作によってマスタのロックマネージャ装置とスレーブのロックマネージャ装置を交代させる例を示す図である。 図2の続きを示す図である。 クライアント装置がデータをロック中にマスタのロックマネージャ装置1が故障し、マスタ/スレーブが交代した場合の例を示す図である。 クライアント装置が、その時点のマスタのロックマネージャ装置にアンロック要求を送信する例を示す図である。 クライアント装置の故障によりアンロックできない事態を避けるべく、一定の時間が経過したら、強制的にアンロックする例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1…図6は、本実施の形態に係るロックマネージャ装置を利用した分散ロックシステムの動作を示す図である。これら図に示す分散ロックシステムは、ロック情報を共有しない単純な分散ロックシステムである。
この分散ロックシステムは、管理対象であるリソースの排他制御を行うもので、高可用性のためにロックマネージャ装置を冗長化しており、そのロックマネージャ装置を保守するために、サービスを提供しながら冗長化されたロックマネージャ装置のマスタ交代を行うことができる。ここでは、リソースとして、データを例に説明するが、リソースはデータに限るものではない。
マスタ交代が求められる理由は、ロックマネージャ装置の部品交換や再起動等の保守を行う際に、マスタを止めるとサービスが停止する可能性があるので、スレーブにしてから装置を止めるのである。
図1は、ロックマネージャ装置によるロック制御の例を示す図である。
図1に示すように、各ロックマネージャ装置は、ロックされたデータの名前や識別子(以下、便宜的にIDと記す)が記載され、これにより、ロックされたデータが管理されるロック管理表、ロック管理表に基づいて、データが使用中であることを管理する(IDをロックする)処理と、データをロックされていない状態にする(データをアンロックする)処理とを行うロックマネージャとを備える。
また、ここでは、ロックマネージャ装置1がマスタ、ロックマネージャ装置2がスレーブとし、通常は、マスタのロックマネージャが、クライアント装置Aやクライアント装置Bからの要求によりロック/アンロックを行う。当初は、ロックされたデータはなく、ロック管理表はIDを記載していない。
なお、図では、クライアント装置Aとクライアント装置Bが別の装置であるように記載するが、同一装置の中で動作していてもよい。
例えば、クライアント装置Aは、データ10をロックすべく、データ10を示すロック要求をロックマネージャ装置1に送信したとする(S1)。ロックマネージャ装置1は、このロック要求を受信する。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、ロック管理表を参照し(S3)、データ10のIDがロック管理表に記載されていないので、ロック管理表にデータ10のIDを記載し(S5)ロック中であることを記憶し、クライアント装置Aにロック獲得を通知する(S7)。クライアント装置Aは、例えば、ロック獲得により、データ10を用いた処理を行う(S9)。
ここでクライアント装置Bも、データ10をロックすべく、データ10を示すロック要求をロックマネージャ装置1に送信したとする(S11)。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、ロック管理表を参照し(S13)、データ10のIDがロック管理表に記載されているので、待機状態に入る(S15)。この場合、ロックマネージャは、ロック管理表に対し、クライアント装置Bがデータ10について待機中であることを示す待機情報を記載する(S17)。
クライアント装置Aは、データ10を用いた処理が終わると、データ10をアンロックすべく、データ10を示すアンロック要求をロックマネージャ装置1に送信する(S21)。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、ロック管理表を参照し(S3)、データ10のIDがロック管理表に記載され且つデータ10の待機情報がロック管理表に記載されているので、待機情報を削除する(S25)。また、ロックマネージャは、クライアント装置Aにアンロック完了を通知する(S27)。また、ロックマネージャは、データ10について待機中のロック要求を処理すべく、データ10の管理情報はロック中のまま維持し待機情報においてデータ10について待機中であるクライアント装置Bにロック獲得を通知する(S29)。これにより、待機状態が終了する。クライアント装置Bは、例えば、ロック獲得により、データ10を用いた処理を行う(S31)。
クライアント装置Bは、データ10を用いた処理が終わると、データ10をアンロックすべく、データ10を示すアンロック要求をロックマネージャ装置1に送信する(S41)。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、ロック管理表を参照し(S43)、アンロック要求に示されたデータ10のIDがロック管理表に記載され且つデータ10の待機情報がロック管理表に記載されていないので、データ10のIDをロック管理表から削除する(S45)。また、ロックマネージャは、クライアント装置Bにアンロック完了を通知する(S47)。
以上に述べたことから、ロックマネージャ装置1がロックの管理を行う動作において、ロックマネージャ装置2と情報のやりとりを行っていないことがわかるであろう。つまり、ロックマネージャ装置1とロックマネージャ装置2はロック情報を共有していない。そのため、ロックマネージャの動作が簡素となり、高速に自律的に動作する装置を実現できることが見込める。以上のようにロックマネージャ装置は、クライアント装置に通信回線を介して接続されるロックマネージャ装置であって、クライアント装置によりロックされたデータを管理するロック管理表と、クライアント装置からのロック要求に示されたデータがロック管理表に記載されていない場合は、ロック管理表に当該データを記載するとともに当該クライアント装置にロック獲得を通知する一方、当該データがロック管理表に記載されている場合は、ロック管理表に対し当該クライアント装置が当該データについて待機中であることを示す待機情報を記載し、クライアント装置からのアンロック要求に示されたデータがロック管理表に記載され且つ当該データの待機情報がロック管理表に記載されていない場合は、当該データをロック管理表から削除するとともに当該クライアント装置にアンロック完了を通知する一方、当該データがロック管理表に記載され且つ当該データの待機情報がロック管理表に記載されている場合は、当該待機情報を削除するとともに当該クライアント装置にアンロック完了を通知するとともに当該待機情報において当該データについて待機中であるクライアント装置にロック獲得を通知するので、高性能な冗長化分散ロックシステムを実現できる。具体的には、ロックマネージャ装置間でのロック情報の共有をしないため、分散ロックシステムの高速化が可能になる。
図2、図3は、保守操作によってマスタのロックマネージャ装置とスレーブのロックマネージャ装置を交代させる例を示す図である。
図2に示すように、この場合、各ロックマネージャ装置1、2には、ロック管理表に記載されたIDの数つまりロックされたデータ数を記憶するロックカウンタを設ける。ロックカウンタの初期値は0であり、ロック獲得の際に1加算され、アンロック完了の際に1減算される。
図2、図3のように、マスタ/スレーブの交代中、ロック掃き出し(詳しくは後述する)が行われる。交代中は新規のロックを行わず、ロック掃き出し後に交代を行う。交代のタイミングではロック中のデータはないので、データの排他性が維持できる。
例えば、クライアント装置Aは、データ10をロックすべく、データ10を示すロック要求をロックマネージャ装置1に送信する(S51)。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、ロック管理表を参照し(S53)、データ10のIDがロック管理表に記載されていないので、ロック管理表にデータ10のIDを記載し(S55)、クライアント装置Aにロック獲得を通知する(S57)。クライアント装置Aは、例えば、ロック獲得により、データ10を用いた処理を行う(S59)。また、ロックマネージャは、ロックカウンタに1を加算する(S56)。
ここで、保守操作によるマスタ/スレーブの交代が行われたとする。
まず、ロックカウンタが0でなければ一定時間待機を繰り返し、ロックカウンタが0になるまでループする処理を行う。このようにロック中のデータが無くなるまで待つことを本稿では「ロック掃き出し」と呼ぶ。
ロック掃き出しでは、ロックマネージャは、ロックカウンタを読み出し(S101)、ロックカウンタが0でなければ一定時間待機する(S103)。
ここで例えば、待機中に、クライアント装置Bが、データ10を示すロック要求をロックマネージャ装置1に送信したとする(S111)。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、マスタ交代中(S103)なので、マスタ/スレーブの交代中である旨をクライアント装置Bに通知する(S113)。つまり、ロックマネージャは、マスタとスレーブの交代が開始されてからマスタとスレーブの交代が完了するまでの間、自身が受信するロック要求に対してロック獲得処理を実行しない。
交代中を通知されたクライアント装置Bは、一定時間待機した後、新しいマスタのロックマネージャ装置にロック要求を送信すればよい(図3:S131)。そうすれば、ロックを獲得できよう(図3:S137)。
クライアント装置Aは、データ10を用いた処理が終わると、データ10をアンロックすべく、データ10を示すアンロック要求をロックマネージャ装置1に送信する(S121)。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、アンロック要求に示されたデータ10のIDをロック管理表から削除する(S125)。また、ロックマネージャは、クライアント装置Aにアンロック完了を通知する(S127)。また、ロックマネージャは、ロックカウンタから1を減算する(S126)。
こうして、ロックカウンタが0になったなら、ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、ロックマネージャ装置2にマスタ化要求を送信する。これにより、マスタ/スレーブが交代し、ロックマネージャ装置1がスレーブ、ロックマネージャ装置2がマスタとなる。これにより、保守操作によるマスタ/スレーブの交代が終了する。
図3に進み、例えば、クライアント装置Bは、データ10をロックすべく、データ10を示すロック要求をロックマネージャ装置2に送信する(S131)。
ロックマネージャ装置2のロックマネージャは、ロック管理表を参照し(S133)、データ10のIDがロック管理表に記載されていないので、ロック管理表にデータ10のIDを記載し(S135)、クライアント装置Bにロック獲得を通知する(S137)。クライアント装置Bは、例えば、ロック獲得により、データ10を用いた処理を行う(S139)。また、ロックマネージャは、ロックカウンタに1を加算する(S136)。
クライアント装置Bは、データ10を用いた処理が終わると、データ10をアンロックすべく、データ10を示すアンロック要求をロックマネージャ装置2に送信する(S141)。
ロックマネージャ装置2のロックマネージャは、アンロック要求に示されたデータ10のIDをロック管理表から削除する(S145)。また、ロックマネージャは、クライアント装置Bにアンロック完了を通知する(S147)。また、ロックマネージャは、ロックカウンタから1を減算する(S146)。
以上のように、ロックマネージャ装置1は、分散ロックシステムにより管理されるリソースがロック中であるか否かを示す情報(ロック管理表)と、分散ロックシステムにより管理されるロック中であるリソースの数を記憶するロックカウンタと、ロックマネージャ装置1がマスタ、ロックマネージャ装置2がスレーブである場合において、ロックカウンタにロック中であるリソースの数を記憶させるとともに(S56、S126)、ロックカウンタが0でなければ一定時間待機し(S103)、ロックカウンタが0になったなら(S126)、ロックマネージャ装置2にマスタ化要求を送信することで、ロックマネージャ装置2がマスタ、ロックマネージャ装置1がスレーブとなるように動作するロックマネージャとを備える。つまり、特徴1)ロックマネージャ間でロック情報を共有せず(問題1、2の解消)、特徴2)ロックの掃き出しを行うことで、サービスを提供しながらマスタ交代を行うことができる(要件1、2の充足)。
つまり、特徴1により、ロック情報管理のオーバーヘッドが少なく済み、高速な動作が見込める。また、特徴2により、マスタ交代の時点ではロック中のリソースが無いのでリソースの排他を損なうことなくマスタ交代が可能である。つまり、装置の部品交換や再起動等の保守を行う際にサービスを停止することなく装置をスレーブ化することができるから保守性が良好である。
なお、リソースがロック中であるか否かを示す情報は、ロック管理表に限らず、リソースがロック中であるか否かを示す情報であればどのような形態の情報であってもよい。
また、上記説明では、ロックマネージャ装置1がマスタからスレーブになり、ロックマネージャ装置2がスレーブからマスタになる例を説明したが、逆の場合も同様に、ロックカウンタが0になったならマスタとスレーブが交代する。
図4は、クライアント装置Aとクライアント装置Bがデータ10をロックしようとし、その間でマスタのロックマネージャ装置1が故障し、マスタ/スレーブが交代した場合の例を示す図である。
図2と同様に、ステップS51、53、55、56、57が行われた後、ロックマネージャ装置1のロックマネージャが、ロック管理を不可能とする故障を発生し(S151)、これにより、マスタ/スレーブが前述の方法で交代する。クライアント装置Aは、ロック獲得により、データ10を用いた処理を行う(S59)。
例えば、クライアント装置Bは、データ10をロックすべく、データ10を示すロック要求を、マスタとなったロックマネージャ装置2に送信する(S161)。
ロックマネージャ装置2のロックマネージャは、ロック管理表を参照し(S163)、データ10のIDがロック管理表に記載されていないので、ロック管理表にデータ10のIDを記載し(S165)、クライアント装置Bにロック獲得を通知する(S167)。クライアント装置Bは、例えば、ロック獲得により、データ10を用いた処理を行う(S169)。また、ロックマネージャは、ロックカウンタに1を加算する(S166)。
ステップS59、S169では、クライアント装置A、Bが同時に同一のデータ10を使用し、これにより、データ10が破壊する可能性がある。
クライアント装置Aは、データ10を用いた処理が終わると、データ10をアンロックすべく、データ10を示すアンロック要求をロックマネージャ装置1に送信する(S171)。本実施例ではクライアント装置Aは、ロックを獲得したロックマネージャ装置にアンロック要求を送信する例を示している。
ロックマネージャ装置1のロックマネージャは、交代によりスレーブとなったので、要求先がマスタでないことをエラーとしてクライアント装置Aに通知する(S173)。
クライアント装置Aは、このエラーにより、データ10の排他性が失われ、データが破壊された可能性がある旨をログに記録する(S175)。
クライアント装置Bは、データ10を用いた処理が終わると、データ10をアンロックすべく、データ10を示すアンロック要求をロックマネージャ装置2に送信する(S181)。
ロックマネージャ装置2のロックマネージャは、アンロック要求に示されたデータ10のIDをロック管理表から削除する(S185)。また、ロックマネージャは、クライアント装置Bにアンロック完了を通知する(S187)。また、ロックマネージャは、ロックカウンタから1を減算する(S186)。
S175で出力したログの情報によって、システム管理者はロックマネージャの故障等によりデータが破壊された可能性があることを知ることができるので、当該ログ情報に基づいてシステム管理者が破壊されたデータを修復するなどの対処を行うことができる。つまり、本発明の特徴を有するロックマネージャは故障が発生した場合には排他が損なわれる可能性があり、データが破壊されるなど期待しない状態になる可能性があるが、ログに出力する情報に基づいて人手による修復を行うことができる。
図4は、クライアント装置が、ロックを獲得したロックマネージャ装置にアンロック要求を送信する例を示したが、図5に示すように、クライアント装置が、その時点のマスタのロックマネージャ装置にアンロック要求を送信するという方法もある。
ところで、一般に分散ロックシステムでは、クライアントの故障によってロックが解放されなくなる場合があるという問題があり、対策が必要である。
対策の方法としては、図6に示すように、ロックを獲得している時間に制限を設け、ロック獲得してから制限時間が経過したらロックマネージャにて強制的にロックを解放してもよいし、ロックマネージャがクライアントの死活監視を行い、ロックマネージャがクライアントの故障を検知したら当該クライアントが獲得しているロックを強制解放してもよいし、他の方法でもよい。
なお、本実施の形態のロックマネージャ装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1、2…ロックマネージャ装置
A、B…クライアント装置

Claims (2)

  1. 第1のロックマネージャ装置と第2のロックマネージャ装置を含む分散ロックシステムのロックマネージャ装置であって、
    前記分散ロックシステムにより管理されるリソースがロック中であるか否かを示す情報と、
    前記分散ロックシステムにより管理されるロック中であるリソースの数を記憶するロックカウンタと、
    前記第1のロックマネージャ装置がマスタ、前記第2のロックマネージャ装置がスレーブである場合において、前記ロックカウンタにロック中であるリソースの数を記憶させるとともに、前記ロックカウンタが0でなければ一定時間待機し、前記ロックカウンタが0になったなら、前記第2のロックマネージャ装置にマスタ化要求を送信することで、前記第2のロックマネージャ装置がマスタ、前記第1のロックマネージャ装置がスレーブとなるように動作するロックマネージャと
    を備えることを特徴とするロックマネージャ装置。
  2. 前記ロックマネージャは、マスタとスレーブの交代が開始されてからマスタとスレーブの交代が完了するまでの間、当該ロックマネージャのマスタが受信するロック要求に対してロック獲得処理を実行しないことを特徴とする請求項1に記載のロックマネージャ装置。
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