JP6040888B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6040888B2
JP6040888B2 JP2013168967A JP2013168967A JP6040888B2 JP 6040888 B2 JP6040888 B2 JP 6040888B2 JP 2013168967 A JP2013168967 A JP 2013168967A JP 2013168967 A JP2013168967 A JP 2013168967A JP 6040888 B2 JP6040888 B2 JP 6040888B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request
information
destination
user
external device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013168967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015037288A (ja
Inventor
猪股 浩司郎
浩司郎 猪股
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2013168967A priority Critical patent/JP6040888B2/ja
Priority to CN201410081472.4A priority patent/CN104378525B/zh
Priority to US14/285,895 priority patent/US9705968B2/en
Publication of JP2015037288A publication Critical patent/JP2015037288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6040888B2 publication Critical patent/JP6040888B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、画像処理装置が、サーバに保存された画像ファイルに対するファイル操作の要求を自装置において受け付ける旨を通知し、通知先からファイル操作が要求されるとサーバに保存された画像ファイルに対して要求されたファイル操作を行う技術が記載されている。
特開2008−199180号公報
本発明は、外部装置に依頼した処理を管理する際に自装置が消費するリソースを少なくすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を表示手段に表示し又は媒体に形成することで前記ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1または2に記載の構成において、前記通知手段は、前記依頼処理の結果を取得するための宛先を前記関連情報として含む前記宛先情報を通知し、前記指示手段は、前記宛先情報に含まれる前記結果を取得するための宛先へのアクセスを前記外部装置に指示することを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1から3までのいずれか1項に記載の構成において、前記関連情報は、前記依頼処理を識別する処理識別情報を含むことを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1からまでのいずれか1項に記載の構成において、前記宛先情報を用いて前記外部装置が自装置を呼び出してきた場合に、当該宛先情報に含まれている前記関連情報に基づいて前記依頼処理の状況を記録する記録手段を備えることを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1からまでのいずれか1項に記載の構成において、前記通知手段は、自装置を呼び出し可能な時期を決めるための時期条件を前記関連情報として含む前記宛先情報を通知し、前記指示手段は、前記外部装置が自装置を呼び出した時期について、前記宛先情報に含まれる前記時期条件満たている場合に、当該外部装置に前記指示を行うことを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項に記載の構成において、前記通知手段は、複数の前記宛先情報を通知する場合に、当該複数の宛先情報の各々を用いた自装置の呼び出しの順番を決めるための条件を前記時期条件とすることを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1からまでのいずれか1項に記載の構成において、前記指示手段は、前記宛先情報を用いて自装置が呼び出された回数が閾値以下である場合に、前記指示を行うことを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1からまでのいずれか1項に記載の構成において、前記指示手段は、前記外部装置が自装置を呼び出してきたあと、前記依頼処理に関連する状況の通知を当該外部装置に指示することを特徴とする。
本発明の請求項10に係る情報処理装置は、請求項に記載の構成において、前記指示手段は、前記指示を繰り返し行い、前記外部装置が前記依頼処理の結果を示す結果データを取得しまたは出力したという状況を通知してきた場合に当該指示を終了することを特徴とする。
本発明の請求項11に係る情報処理装置は、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、前記依頼処理に関する権限を当該外部装置が有する状態である場合には、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示し、前記権限を当該外部装置が有しない状態である場合には、当該依頼処理に関する動作を指示しない指示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項12に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段として機能させることを特徴とする。
また、本発明の請求項13に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を表示手段に表示し又は媒体に形成することで前記ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段として機能させることを特徴とする。
また、本発明の請求項14に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、前記依頼処理に関する権限を当該外部装置が有する状態である場合には、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示し、前記権限を当該外部装置が有しない状態である場合には、当該依頼処理に関する動作を指示しない指示手段として機能させることを特徴とする。
請求項1、2、11、12、13、14に係る発明によれば、関連情報を含む宛先情報を用いた通知及び指示を外部装置に行わない場合に比べて、外部装置に依頼した処理を管理する際に自装置が消費するリソースを少なくすることができる。
請求項に係る発明によれば、自装置を操作して依頼された処理の経過を表す情報を把握することができる。
請求項に係る発明によれば、どの依頼処理について自装置が呼び出されたかという情報を把握することができる。
請求項に係る発明によれば、外部装置に処理の状況の通知を指示しなくても、処理の状況を記録することができる。
請求項に係る発明によれば、時期条件に関係なく指示を行う場合に比べて、外部装置とのデータのやり取りを少なくすることができる。
請求項に係る発明によれば、複数の宛先情報が通知される場合に、決められた順番で処理に関する動作が行われるように管理することができる。
請求項に係る発明によれば、依頼処理に関する動作を指示する回数を制限することができる。
請求項に係る発明によれば、外部装置が宛先情報を用いたアクセスを一度してくれば、それ以降はそのアクセスをしてこなくても、依頼した処理の状況を管理することができる。
請求項10に係る発明によれば、本発明における指示の終了を行わない場合に比べて、外部装置とのデータのやり取りを減らすことができる。
請求項11に係る発明によれば、権限を有しない状態の外部装置に指示を行う場合に比べて、処理の機密性を高めることができる。
実施形態の情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 出力装置のハードウェア構成の一例を示す図。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 情報処理装置の機能構成の一例を示す図。 メニューサイトの一例を示す図。 宛先情報の通知を説明するための図。 生成された宛先情報の一例を示す図。 指示手段による指示の前後でやり取りされる情報の一例を示す図。 状況サイトの一例を示す図。 管理処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図。 変形例における宛先情報の一例を示す図。 変形例における情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 生成された複数の宛先情報の一例を示す図。 変形例の各装置の機能構成の一例を示す図。 権限テーブルの一例を示す図。 変形例の各装置の機能構成の一例を示す図。
[1]実施形態
[1−1]全体構成
図1は、実施形態の情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1では、情報処理装置10と、出力装置20と、サービスサーバ装置30と、これらの装置が接続されているネットワーク2とを備える情報処理システム1が示されている。ネットワーク2は、インターネット及び移動体通信網等を含んで通信を行うシステムであり、自システムに接続された装置のデータのやり取りを仲介する。
サービスサーバ装置30は、ユーザにより指定された処理(以下「指定処理」という)の実行という処理実行サービスを提供する装置である。サービスサーバ装置30は、例えば、画像を変換する処理や文章を翻訳する処理、データのフォーマットを変換する処理などを指定処理として実行する。サービスサーバ装置30は、処理実行サービスを利用するための登録をしたユーザにより利用される。具体的には、サービスサーバ装置30は、ユーザを識別するためのユーザID及びパスワードを記憶しており、それらを用いてログインした装置とデータをやり取りして処理実行サービスを提供する。なお、指定処理は、いわゆるクラウドコンピューティングという形態でコンピュータ資源を利用させる処理実行サービスを提供する仕組みによって実行されてもよい。
サービスサーバ装置30は、指定処理の依頼を受け付けるための宛先(以下「依頼宛先」という)にその依頼を示す依頼データが送信されてくると、その依頼データが示す依頼に基づいて指定処理を実行する。また、サービスサーバ装置30は、指定処理を実行した結果を示す結果データを、指定処理の結果を提供するための宛先、すなわち、ユーザからすると指定処理の結果を取得するための宛先(以下「取得宛先」という)にアクセスしてきた装置に送信する。依頼宛先及び取得宛先は、例えばURL(Uniform Resource Locator)で表される。
情報処理装置10は、ユーザにより操作され、その内容に基づいてサービスサーバ装置30に指定処理を依頼する装置である。また、情報処理装置10は、依頼した指定処理の状況を管理する。この管理の方法の詳細については後述する。
出力装置20は、ユーザにより操作され、サービスサーバ装置30から結果データを取得して出力する装置である。出力装置20は、本実施形態では、画像を形成する機能を備え、用紙等の媒体に結果データが示す結果を出力する。これによりユーザに指定処理の結果が提供される。なお、指定処理の結果を受け取るユーザは、指定処理を依頼する操作を行ったユーザでもそれとは別のユーザでもどちらでもよい。また、結果データの出力先は、媒体に限らず、ディスプレイ等の表示手段やユーザが所持するスマートフォン等の端末であってもよい。
[1−2]ハードウェア構成
図2は、出力装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。出力装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、UI(User Interface)部24と、画像読取部25と、画像形成部26とを備えるコンピュータである。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びリアルタイムクロックを備え、CPUが、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって各部の動作を制御する。リアルタイムクロックは、現在の日時を算出してCPUに通知する。記憶部22は、ハードディスク等を備え、制御部21が制御に用いるデータやプログラムなどを記憶する。
通信部23は、通信を行うための通信回路を備え、ネットワーク2を介して出力装置20及びサービスサーバ装置30とデータの送信及び受信を行う。UI部24は、表示面とその表示面に重ねられたタッチパネルとを備え、ユーザからの操作を受け付けるとともに画像を表示する。UI部24は、受け付けたユーザの操作に応じた操作データを制御部21に供給し、制御部21は、この操作データに応じた処理を行う。画像読取部25は、例えばスキャナであり、用紙等の媒体に形成されたコンテンツの画像を光学的に読み取って、読み取った画像を表す画像データを制御部21に供給する。画像形成部26は、用紙等の媒体に画像を形成する手段であり、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナーを用いて電子写真方式で用紙に画像を形成する。
図3は、情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、UI部14と、画像形成部15とを備えるコンピュータである。これらの各部は、出力装置20が備える同名の各部と機能が共通する(ただし性能は異なっていてもよい)ハードウェアである。記憶部12は、サービスサーバ装置30への処理の依頼とその処理の状況の管理とを行うための処理プログラムを記憶している。
[1−3]機能構成
情報処理装置10は、以上のハードウェア構成に基づき、サービスサーバ装置30に依頼した処理の状況を管理するための管理処理を行う。制御部11が記憶部12に記憶されている処理プログラムを実行して各部を制御することで、以下に述べる機能が実現される。
図4は、情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、送信手段101と、通知手段102と、指示手段103と、記録手段104とを備える。
[1−3−1]送信手段101
送信手段101は、上述した依頼宛先(処理の依頼を受け付けるための宛先)にその依頼を示す依頼データを送信する手段の一例である。サービスサーバ装置30は、処理実行サービスを利用するユーザが行う操作の項目を示したメニューサイトを提供している。情報処理装置10はブラウザの機能を有しており、ユーザの操作によりメニューサイトにアクセスする。ここでユーザがユーザID及びパスワードを入力することで、サービスサーバ装置30にログインし、メニューサイトがUI部14に表示される。
図5は、メニューサイトの一例を示す図である。このメニューサイトには、依頼する処理を指定するための操作用画像A1と、サービスサーバ装置30にデータを渡す必要がある場合にそのデータを添付するための操作用画像A2と、依頼の内容を確定するときに操作する操作用画像A3とが表示されている。操作用画像A3をタップする(軽く押す)操作を行うと、サービスサーバ装置30から情報処理装置10に依頼宛先が通知されるようになっている。なお、依頼宛先が予め定められていてその依頼宛先が情報処理装置10に記憶されている場合には、この通知は行われなくてもよい。
ユーザが操作用画像A1を操作して依頼する処理を指定し、必要な場合は操作用画像A2を操作してデータを添付し、操作用画像A3をタップする操作を行うと、送信手段101は、これらの操作により表される指定処理を識別する情報(以下「処理識別情報」という。ジョブIDともいう)を決定し、指定処理の依頼と、依頼する指定処理を識別する処理識別情報とを示す依頼データを、サービスサーバ装置30から通知された依頼宛先に送信する。送信手段101は、依頼データを送信すると、その依頼データを通知手段102及び記録手段104にも供給する。
なお、送信手段101は、図5に示すようなメニューサイトを用いず、例えばユーザがUI部14を操作して入力した入力情報を用いて依頼データを送信してもよい。入力情報とは、例えば、依頼宛先となるURLやサービスサーバ装置30に渡すデータを保存したフォルダ名、ユーザが任意に定めた処理識別情報などである。この場合、送信手段101は、入力情報を記録手段104に供給する。なお、入力情報の入力方法はこれに限らない。例えば、情報処理装置が画像読取部を備えていれば入力情報を表す画像を読み取らせてもよいし、USBメモリー等の記憶メディアやネットワーク2を介して入力情報が供給されてもよい。また、情報処理装置10の記憶部12に予め記憶されている複数の入力情報から選択させるようにしてもよい。
[1−3−2]通知手段102
通知手段102は、自装置を呼び出すための宛先(以下「装置宛先」という)と、送信手段101が送信する依頼データで依頼される指定処理(以下「依頼処理」という)に関連する関連情報とを含む宛先情報をユーザに通知する手段の一例である。通知手段102は、本実施形態では、依頼処理における前述した取得宛先(指定処理の結果を取得するための宛先)及び処理識別情報(依頼処理を識別する情報)を関連情報として含む宛先情報を通知する。関連情報及び宛先情報について、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、宛先情報の通知を説明するための図である。サービスサーバ装置30は、送信手段101から送信されてきた依頼データを受信すると、依頼処理の実行を開始するとともに、取得宛先を情報処理装置10に送信する。この例では、「https://www.abc.com/a01/」というURLを取得宛先として送信する。送信されてきた取得宛先は、通知手段102に供給される。通知手段102には、送信手段101から依頼データも供給されている。前述したとおり、依頼データは、処理識別情報(この例では「J001」)を示している。また、本実施形態では、「https://www.xyz.com/cgi/」というURLが装置宛先として用いられている。通知手段102は、これらの装置宛先、取得宛先及び処理識別情報を用いて、次のように宛先情報を生成する。
図7は、生成された宛先情報の一例を示す図である。この例では、通知手段102が、「https://www.xyz.com/cgi/?p=https&u=//www.abc.com/a01/&j=J001」という宛先情報を生成している。宛先情報のうち、「https://www.xyz.com/cgi/」は装置宛先である。また、「p=https」、「u=//www.abc.com/a01/」及び「j=J001」は、第1、第2及び第3の関連情報であり、それぞれURLのスキーム名、ホスト名等、及び前述した処理識別情報である。これらをまとめて関連情報という。また、「?」は、URLを用いてGETメソッド等でWebサーバからファイルを取得する際にサーバに渡すパラメータを規定するための記号であり、情報処理システム1においては、装置宛先と関連情報とを区切る記号として用いられている。また、「&」は、各パラメータを区切る記号であり、図7の例では、第1、第2及び第3の関連情報を区切る記号として用いられている。
通知手段102は、図7に示す宛先情報を生成すると、生成した宛先情報をユーザに通知する。例えば、通知手段102は、サービスサーバ装置30で用いられるユーザのユーザIDとそのユーザの電子メールアドレスとを対応付けて記憶しており、図5に示すメニューサイトにアクセスするときに入力されたユーザIDに対応付けて記憶している電子メールアドレス宛に、宛先情報を記述または添付した電子メールを送信する。ユーザは、自身が所持するスマートフォンやパーソナルコンピュータでその電子メールを開くことで、宛先情報がユーザに通知されることになる。
なお、ユーザの電子メールアドレスは、上述した入力情報として入力させたものを用いてもよい。また、通知手段102は、他の方法で宛先情報を通知してもよい。例えば、通知手段102は、SNS(Social Networking Service)のアカウントに宛先情報を送信したり、UI部14で宛先情報を表示したり、画像形成部15で媒体に宛先情報を形成したりしてもよい。宛先情報を表示したり媒体に形成する場合は、バーコードやQR(Quick Response)コードで宛先情報を表し、スマートフォン等の機能でそれらのコードから宛先情報を読み取らせるようにしてもよい。また、出力装置20の画像読取部25で媒体を読み取らせて、読み取った画像に含まれるコードから宛先情報を読み取らせるようにしてもよい。
通知手段102は、以上のとおり通知を行うと、通知した宛先情報を記録手段104に供給する。
[1−3−3]指示手段103
指示手段103は、通知手段102により通知された宛先情報を用いて自装置を呼び出してきた外部装置に、その宛先情報に含まれる関連情報に基づいて、上述した依頼処理に関する動作を指示する手段の一例である。本実施形態における外部装置とは出力装置20である。
[1−3−3−1]アクセスの指示
指示手段103は、例えば、宛先情報に含まれる取得宛先へのアクセスを外部装置(すなわち出力装置20)に指示する。出力装置20が情報処理装置10にアクセスし、指示手段103が取得宛先へのアクセスを指示し、出力装置20がその指示に従い取得宛先にアクセスするまでにやり取りされる情報について、図8を参照して説明する。
図8は、指示手段103による指示の前後でやり取りされる情報の一例を示す図である。出力装置20はブラウザの機能を有しており、ユーザの操作により宛先情報がURLとして入力されると、例えばGETメソッドを用いて宛先情報が示す装置宛先のファイルの送信を要求するHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストB1を情報処理装置10に送信する。受信されたHTTPリクエストB1は指示手段103に供給される。指示手段103は、HTTPリクエストB1に含まれる宛先情報の「?」以降に示されている関連情報を用いて、取得宛先を生成する。具体的には、第1及び第2関連情報である「p=https」及び「u=//www.abc.com/a01/」を結合して「https://www.abc.com/a01/」という取得宛先を生成する。
指示手段103は、生成した取得宛先をLocationとするHTTPステータスコード302(Found)のHTTPレスポンスB2を出力装置20に送信する。出力装置20は、ブラウザの機能により、受信したHTTPレスポンスB2のLocationヘッダに含まれているURL(この場合取得宛先)に対して、GETメソッドを用いてHTTPリクエストB3を送信する。このように、指示手段103は、HTTPレスポンスB2を出力装置20に送信することで、取得宛先へのアクセスを出力装置20に指示する。この指示は、自装置を呼び出してきた装置を別の宛先にアクセスさせるためのものであり、いわゆる転送またはリダイレクトと呼ばれる指示である。指示手段103は、こうして指示を行うと、出力装置20が送信してきたHTTPリクエストB1に含まれる宛先情報を記録手段104に供給する。
[1−3−3−2]指示のあとの動作
指示手段103により指示されたあとの出力装置20及びサービスサーバ装置30の動作について説明しておく。サービスサーバ装置30は、HTTPリクエストB3を受信すると、依頼処理の状況を示す状況サイトを表すHTTPレスポンスB4を出力装置20に送信する。
図9は、状況サイトの一例を示す図である。図9(a)では、依頼処理がまだ完了してない状態を表す状況サイトが示されており、進捗バーC1により進捗の度合い(この例では全体の60%)が表されている。図9(b)では、依頼処理が完了して、結果データがダウンロード可能な状態になったことを表す状況サイトが示されている。この状況サイトには、「ダウンロード」という文字列を表す操作用画像A4が表示されている。ユーザが出力装置20のUI部24を操作して操作用画像A4をタップすると、出力装置20がサービスサーバ装置30から結果データを取得する。出力装置20は、取得した結果データを、ユーザの操作に基づいて媒体に出力する。こうして出力装置20が結果データを出力することで、ユーザに依頼処理の結果が提供される。なお、結果データの出力先は、媒体に限らず、ディスプレイ等の表示手段やユーザが所持するスマートフォン等の端末であってもよい。
[1−3−3−3]状況の通知の指示
また、指示手段103は、外部装置が自装置を呼び出してきたあと、依頼処理に関連する状況の通知をその外部装置(本実施形態では出力装置20)に指示する。このような通知の指示を、以下では「通知指示」という。通知指示により通知が求められる状況とは、サービスサーバ装置30による依頼処理が完了したか否か、依頼処理の進捗の度合い、出力装置20が結果データを取得したか否か、及び出力装置20が結果データを出力したか否か等の状況である。
出力装置20は、上記のとおり結果データを出力するまでに記憶したデータを、通知が求められる状況を表す状況データとして利用する。出力装置20は、例えば、図9に示す状況サイトを表示したときに進捗バーC1が表す進捗の度合いとして表示した割合の数値(図9(a)では60%、図9(b)では100%)を記憶しておき、上記進捗の度合いや結果データを取得したか否かを表す状況データとして利用する。また、出力装置20は、結果データを受信した履歴や結果データを出力した履歴を記憶しておいて、結果データの取得及び出力という状況を表す状況データとして利用する。指示手段103は、これらの状況データを、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて自装置に送信させるよう出力装置20に指示する。
また、指示手段103は、通知指示を繰り返し行い、外部装置が依頼処理の結果を示す結果データを取得しまたは出力したという状況を通知してきた場合にその通知指示を終了する。指示手段103は、出力装置20が宛先情報を用いて自装置を呼び出してきた時刻を記憶しておき、例えばその時刻から決められた時間(30分や1時間など)が経過する度に通知処理を行う。指示手段103は、出力装置20が送信してきた状況データが結果データを受信した履歴または結果データを出力した履歴であった場合、すなわち結果データを取得しまたは出力したという状況を通知してきた場合に、通知処理を終了する。
[1−3−4]記録手段104
記録手段104は、依頼処理の状況を記録する手段の一例である。記録手段104には、上記のとおり、送信手段101から依頼データが(入力情報が入力された場合には入力情報も)供給される。この場合、記録手段104は、依頼データが示す処理識別情報に対応付けて、指定処理の依頼が行われた旨を記録する。また、記録手段104は、入力情報が入力された場合には、その入力を受け付けた旨を処理識別情報に対応付けて記録する。また、記録手段104には、通知手段102から宛先情報が供給される。この場合、記録手段104は、宛先情報が通知されたことを、その宛先情報に含まれる処理識別情報に対応付けて記録する。
また、記録手段104には、指示手段103から出力装置20が送信してきたHTTPリクエストに含まれる宛先情報が供給されてくる。この宛先情報は、外部装置(本実施形態では出力装置20)が自装置を呼び出す際に用いられた宛先情報である。記録手段104は、供給された宛先情報に含まれる処理識別情報に対応付けて、出力装置20から呼び出しがあった旨を記録する。このように、記録手段104は、宛先情報を用いて外部装置(出力装置20)が自装置を呼び出してきた場合に、その宛先情報に含まれている関連情報(この場合処理識別情報)に基づいて依頼処理の状況(この例では出力装置20から呼び出しがあったという状況)を記録する。
また、記録手段104には、指示手段103による通知指示に従って出力装置20から送信されてきた状況データが供給される。記録手段104は、通知指示が行われる契機となった呼び出しで用いられた宛先情報に含まれる処理識別情報に対応付けて、状況データが示す状況を記録する。
記録手段104は、以上のとおり依頼処理の状況を記録する際に、現在時刻を示す時刻情報とともに記録する。なお、記録手段104は、指定処理を依頼する操作を行ったユーザや依頼処理の結果を受け取るユーザの情報(例えばユーザID)をともに記録してもよい。これにより、依頼処理のより詳細な状況が記録されることになる。
[1−4]動作
情報処理システム1は、以上の構成に基づき、上述した管理処理(サービスサーバ装置30に依頼した処理の状況を管理するための処理)を行う。
図10は、管理処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。管理処理は、ユーザが情報処理装置10に対して処理を依頼するための操作(「依頼操作」という)を行うことを契機に開始される。依頼操作とは、図5に示すメニューサイトの操作や上述した入力情報を入力する操作である。
まず、情報処理装置10が、依頼操作を受け付け(ステップS11)、受け付けた依頼操作に応じた依頼データを、処理実行サービス毎に決められているサービスサーバ装置30の依頼宛先に送信する(ステップS12)。ステップS11及びS12は、送信手段101が行う動作である。サービスサーバ装置30は、受信した依頼データが示す依頼処理の実行を開始し(ステップS13)、取得宛先を情報処理装置10に送信する(ステップS14)。情報処理装置10は、受信した取得宛先を用いて、宛先情報を生成し(ステップS15)、生成した宛先情報をユーザに通知する(ステップS16)。ステップS15及びS16は、通知手段102が行う動作である。
ステップS16で通知された宛先情報を出力装置20に入力する入力操作をユーザが行うと、出力装置20がその入力操作を受け付け(ステップS21)、出力装置20が、入力された宛先情報を用いて情報処理装置10を呼び出す(ステップS22)。情報処理装置10は、出力装置20が呼び出しに用いた宛先情報に基づいて依頼処理の状況を記録する(ステップS23)。ステップS23は記録手段104が行う動作である。次に、情報処理装置10は、その宛先情報から取得宛先を生成し(ステップS24)、生成した取得宛先へのアクセスを指示するためのHTTPレスポンスを出力装置20に送信する(ステップS25)。ステップS24及びS25は指示手段103が行う動作である。出力装置20は、受信したHTTPレスポンスのヘッダに含まれる取得宛先を用いてサービスサーバ装置30にアクセスする(ステップS26)。
サービスサーバ装置30は、取得宛先にアクセスされると、依頼処理が完了しているか否かを判断し(ステップS31)、完了していない(NO)と判断した場合には、図9(a)に示すような状況サイトを表すHTTPレスポンスを出力装置20に送信する(ステップS32)。サービスサーバ装置30は、ステップS31において依頼処理が完了している(YES)と判断した場合には、図9(b)に示すような状況サイトを表すHTTPレスポンスを出力装置20に送信し、ユーザが操作用画像A4をタップする操作を行うことで、結果データを出力装置20に送信する(ステップS33)。出力装置20は、受信した結果データを、ユーザの操作に基づいて媒体等に出力する(ステップS34)。
図10の例では、情報処理装置10が、ステップS32のあとでS33の前に通知指示を出力装置20に行う(ステップS41)。出力装置20は、通知指示をされると、状況データを情報処理装置10に送信し(ステップS42)、情報処理装置10は、受信した状況データが示す状況、すなわち依頼処理が完了していないという状況を記録する(ステップS43)。次に、情報処理装置10は、ステップS34のあとに通知指示を出力装置20に行う(ステップS44)。出力装置20は、状況データを情報処理装置10に送信し(ステップS45)、情報処理装置10は、受信した状況データが示す状況、すなわち依頼処理が完了したという状況を記録する(ステップS46)。ステップS41からS46までは、記録手段104が行う動作である。
本実施形態では、情報処理装置10が、取得宛先を関連情報として含む宛先情報を外部装置(出力装置20)に通知し、その宛先情報を用いて自装置を呼び出した外部装置に取得宛先へのアクセスを指示する。これにより、情報処理装置10は、出力装置20がサービスサーバ装置30に結果データを取得しようとする時期を、依頼処理の経過を表す情報の1つとして把握する。また、本実施形態では、関連情報に処理識別情報(依頼処理を識別する情報)が含まれている。これにより、情報処理装置10は、どの依頼処理について外部装置から呼び出されたかという情報を把握する。情報処理装置10は、このようにして把握した情報を、例えば、他の処理を開始する条件の判断に用いたり、他の処理のパラメータに用いたり、ユーザへ報知する情報として用いたりする。
また、本実施形態では、宛先情報を用いて外部装置から情報処理装置10を呼び出してきた場合に、宛先情報に含まれている関連情報に基づいて依頼処理の状況が記録される。そのため、仮に外部装置に依頼処理の状況の通知が指示されなくても、依頼処理の状況が記録されることになる。
また、本実施形態では、外部装置に処理の状況の通知が指示されるため、サービスサーバ装置30から結果データが出力されるまで、依頼した処理の状況が把握可能となる。また、本実施形態では、結果データの取得または出力がされた場合に、通知指示が終了する。これにより、本実施形態における通知指示の終了を行わない場合に比べて、外部装置とのデータのやり取りを減らすことができる。
本実施形態では、情報処理装置10が宛先情報を記憶しなくても、外部装置から呼び出されたときに用いられた宛先情報に基づいて依頼処理に関する動作が指示される。また、情報処理装置10自身は、依頼処理に関する動作を行わないから、その動作のためのCPUの処理等が発生しないし、その動作により何らかのデータ(例えば結果データ)を記憶する必要が生じても、そのデータは外部装置が記憶するだけで情報処理装置10には記憶されない。このような本実施形態によれば、関連情報を含む宛先情報を用いた通知及び指示を外部装置に行わない場合に比べて、外部装置に依頼した処理を管理する際に自装置が消費するリソースが少なくなる。
[2]変形例
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
[2−1]呼び出し条件
実施形態では、外部装置による宛先情報を用いた呼び出しに何の制限もなかったが、制限を加えるようにしてもよい。例えば、通知手段102は、自装置(情報処理装置10)へ呼び出し可能な時期を決めるための条件(以下「時期条件」という)を関連情報として含む宛先情報を通知する。時期条件とは、例えば、依頼データが送信されてから経過する時間(以下「第1経過時間」という)及び指示手段103が外部装置に指示を行ってから経過する時間(以下「第2経過時間」という)である。
図11は、本変形例における宛先情報の一例を示す図である。この例では、図7に示す宛先情報の処理識別情報のうしろに、第1経過時間である「t1=1h」及び第2経過時間である「t2=30m」が加えられている。「t1=1h」とは第1経過時間が1時間であることを表し、「t2=30m」とは第2経過時間が30分であることを表している。
指示手段103は、外部装置が自装置を呼び出す際に用いた宛先情報に含まれる時期条件が満たされている場合に、その外部装置に上述した指示(アクセスの動作の指示や通知指示)を行う。
図11の例では、送信手段101により依頼データが送信されてから1時間が経過するまでは、出力装置20が宛先情報を用いて自装置を呼び出してきても、指示手段103は指示を行わない。サービスサーバ装置30に依頼データが送信されても、依頼処理が実行されてその結果が出るまでは一定の時間を要する。過去の実績や処理するデータ量などからその時間が予想される場合には、予想される時間を第1経過時間として定めることが望ましい。また、指示手段103が出力装置20に図8に示すHTTPレスポンスB2を送信してアクセスの動作を指示してから30分が経過するまでは、出力装置20が宛先情報を用いて自装置を呼び出してきても、指示手段103は指示を行わない。このように、本変形例では、時期条件が満たされるまではHTTPレスポンスの送信が行われないから、時期条件に関係なく指示を行う場合に比べて、外部装置とのデータのやり取りが少なくなる。
なお、通知手段102は、宛先情報を用いた呼び出しが行われるたびに、上記の経過時間の長さを変更した宛先情報を通知してもよい。例えば、第2経過時間が最初は30分であったが、次は「t2=20」とした宛先情報を通知し、その次は「t2=10」とした宛先情報を通知するといった具合である。また、経過時間ではなく、自装置の呼び出しが可能な時間帯を時刻で表した時期条件が用いられてもよい。例えば、「t3=0900−1800」であれば、9時から18時までという時間帯t3が満たされている場合に、指示手段103が指示を行うといった具合である。
[2−2]複数の宛先情報
通知手段102は、複数の宛先情報を通知してもよい。この場合、前述した時期条件は例えば次のように用いられる。すなわち、通知手段102は、複数の宛先情報を通知する場合に、それら複数の宛先情報の各々を用いた自装置の呼び出しの順番を決めるための条件を時期条件とする。このような通知が行われる具体例を、図12を参照して説明する。
図12は、本変形例における情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。この例では、サービスサーバ装置30a、30b及び30cを備える情報処理システム1aが示されている。ユーザが例えば或るデータをサービスサーバ装置30a、30b及び30cの順番に加工する処理を依頼したとする。この依頼を示す依頼データは一斉に各処理実行サービスの依頼宛先に送信され、各処理実行サービスがそれぞれに決められた取得宛先(それぞれ取得宛先a、b及びcとする)を情報処理装置10に送信する。通知手段102は、送信されてきた各取得宛先を用いて、それらを関連情報とする複数の宛先情報を生成する。
図13は、生成された複数の宛先情報の一例を示す図である。この例では、「https:・・u=www.abc.com/a01/&j=J001&number=1」、「https:・・u=www.efg.com/a01/&j=J001&number=2」、「https:・・u=www.hij.com/a01/&j=J001&number=3」という宛先情報a、b及びcが生成されている。これらの宛先情報には、各々の取得宛先のホスト名等が示されており、いずれも「j=J001」という処理識別情報が含まれている。また、それらの処理識別情報のうしろには、「number=1」、「number=2」及び「number=3」という順番番号が関連情報として含まれている。
順番番号とは、それらを含む各宛先情報を用いた自装置の呼び出しが外部装置から行われた場合に、その宛先情報に含まれる関連情報に基づいて指示を行う順番を表している。図13の例では、取得宛先aが1番、bが2番、cが3番という順番が表されている。指示手段103は、例えば出力装置20がまず宛先情報aを用いて自装置を呼び出してきた場合には、順番通りであるから、時期条件が満たされたものとして指示を行う。指示手段103は、その次に、出力装置20がまず宛先情報cを用いて自装置を呼び出してきた場合には、順番通りではないから、時期条件が満たされていないものとして、指示を行わない。これにより、通知時に決められた順番で宛先情報が用いられなければ、処理に関する動作の指示が行われなくなる。言い換えれば、複数の宛先情報が通知される場合に、決められた順番で処理に関する動作が行われるように管理されることになる。
なお、上記の例では、依頼処理が実行される順番に順番番号が決められたが、これに限らない。例えば、依頼処理が並行して実行される場合に、処理に要する時間が短い方から順番に順番番号が決められてもよい。
また、指示手段103が処理に関する動作を指示したあと、次の順番番号の宛先情報について、指示手段103が通知指示を行ってもよい。指示手段103は、例えばこの通知指示により依頼処理が完了したという状況が通知された場合に、次の順番番号を含む宛先情報を用いた呼び出しを受け付けて指示を行う。
[2−3]特定情報の通知
上記変形例において、時期条件が満たされない場合に、通知手段102が、次に用いるべき宛先情報、すなわち、時期条件が満たされる宛先情報を特定するための情報(以下、その宛先情報の「特定情報」という)をユーザに通知してもよい。例えば図13の例において宛先情報aの次に宛先情報cを用いた呼び出しが行われると、通知手段102は、宛先情報bの特定情報として、「https:・・?p=xxx&u=xxx&j=J001&number=2」をユーザに通知する。情報処理装置10は通知した宛先情報を記憶しないため、宛先情報bのスキーム名やホスト名等は分からない。「p=xxx」及び「u=xxx」は、これらの情報が分からないことを表している。
一方、宛先情報bについては、装置宛先及び処理識別情報(この例では「j=J001」)が宛先情報cと共通し、且つ、順番番号が取得宛先a(この例では「number=1」)の次の「number=2」であることが推定される。そこで、通知手段102は、推定されるそれらの関連情報を含む宛先情報を特定情報として生成し、ユーザに通知する。ユーザは、通知された特定情報によって、先に通知された宛先情報a、b及びcのうちの順番番号が共通するbを特定し、特定した宛先情報bを用いて出力装置20に情報処理装置10を呼び出させることになる。
[2−4]外部装置による自動呼び出し
出力装置20は、実施形態では、宛先情報を用いた呼び出しを行うにあたり、ユーザの作業を必要としていたが、それを必要とせずに自動で行ってもよい。
図14は、本変形例の各装置の機能構成の一例を示す図である。この例では、図4に示す情報処理装置10に加え、呼び出し手段201を備える出力装置20bが示されている。呼び出し手段201は、例えば、制御部21、記憶部22及び通信部23が協働して実現する手段である。呼び出し手段201には、通知手段102から送信されてきた宛先情報が供給される。呼び出し手段201は、宛先情報が供給された場合に、その宛先情報を用いて情報処理装置10を呼び出すタイミングを定めたタイミングデータを記憶している。タイミングデータでは、例えば、宛先情報が供給されてから1時間が経過したときに呼び出しを行い、それ以降30分毎に呼び出しを行うというように定められている。
呼び出し手段201は、タイミングデータにより定められたタイミングで宛先情報を用いて情報処理装置10を呼び出す(具体的には図8に示すようなHTTPリクエストを生成して送信する)。呼び出し手段201により送信されたHTTPリクエストは指示手段103に供給され、指示手段103が宛先情報に基づいた指示を行う。本変形例によれば、呼び出し手段201による呼び出しが行われない場合に比べて、ユーザの手間が少なくなる。
[2−5]外部装置の権限
指示手段103は、依頼処理の機密性の高さに基づいて指示の可否を判断してもよい。例えば、指示手段103は、依頼処理に関する権限を外部装置が有しない状態である場合には、その依頼処理に関する動作を指示しない。依頼処理に関する権限とは、例えば、依頼処理の状況の取得や依頼処理の結果データの取得、出力などを行う権限である。要するに、権限とは、依頼処理に関して出力装置20が行い得る動作を実際に行ってよいか否かを表すものである。指示手段103は、これらの権限と、各権限を有するユーザのユーザIDとを対応付けた権限テーブルを記憶している。
図15は、権限テーブルの一例を示す図である。この例では、「依頼処理の状況の取得」、「結果データの取得」及び「結果データの出力」という依頼処理に関する動作に、各動作を行う権限を有するユーザIDが対応付けられている。出力装置20を操作するユーザは、サービスサーバ装置30にログインするためにユーザID及びパスワードを入力する。このとき、権限を有するユーザIDによりログインされた場合には、出力装置20は、その権限を有する状態となっている。反対に、権限を有しないユーザIDによりログインされた場合には、出力装置20は、その権限を有しない状態となっている。
指示手段103は、宛先情報を用いて出力装置20が自装置を呼び出してくると、例えばHTTPの401レスポンスコードを返し、出力装置20に認証情報を送信させ、送信されてくる認証情報を取得する。なお、出力装置20が上記の変形例で述べた呼び出し手段201を備え、呼び出し手段201が宛先情報にそのユーザIDを関連情報として加えたもの(例えば「UserID=ID001」という関連情報を加えた宛先情報)を用いて情報処理装置10を呼び出すようにしてもよい。この場合、指示手段103は、呼び出しに用いられた宛先情報に含まれているユーザIDを取得する。指示手段103は、こうして取得したユーザIDと、指示しようとしている動作とが権限テーブルにおいて対応付けられているか否かを判断する。指示手段103は、対応付けられていれば、その動作を出力装置20に指示し、対応付けられていなければ、その動作を指示しない。
なお、図15の例では、各動作とユーザIDとが対応付けられていたが、ユーザIDではなく出力装置20などの外部装置を識別する装置IDが対応付けられていてもよい。この場合も、指示手段103は、ユーザIDのように装置IDを取得し、権限テーブルを用いて動作の指示の要否を判断する。権限を有しない状態の外部装置が依頼処理に関する動作を行うと、依頼処理の内容を知ってはならないユーザがそれを知るおそれが生じる。本変形例では、指示手段103が以上のとおり権限の状態に応じて指示の要否を判断することで、そのような動作が行われにくくなる。これにより、権限を有しない状態の外部装置に指示を行う場合に比べて、依頼処理の機密性が高まることになる。
[2−6]振り替え請求
サービスサーバ装置30に指定処理を依頼したユーザ(以下「依頼ユーザ」という)には、その対価が請求される。ここで、指定処理の依頼を行ったユーザとその依頼処理の結果を受け取るユーザ(以下「受け取りユーザ」という)とが異なる場合があるが、その場合であっても、依頼ユーザに請求が行われる。具体的には、指定処理の依頼データを送信するときにログインしていたユーザIDにより識別されるユーザを依頼ユーザとして請求が行われる。このような場合に、請求された金額(請求金額)の一部または全部を、受け取りユーザから依頼ユーザに対して支払わせる処理、すなわち受け取りユーザに振り替えて請求する処理(以下「振替処理」という)が行われてもよい。
図16は、本変形例の各装置の機能構成の一例を示す図である。この例では、図4に示す各手段に加え、振替処理手段105を備える情報処理装置10cが示されている。振替処理手段105は、前述した振替処理を行う手段の一例である。振替処理手段105は、出力装置20を操作するユーザ(すなわち受け取りユーザ)のユーザIDを上記の変形例で指示手段103が行ったように取得する。振替処理手段105は、例えば、依頼ユーザと受け取りユーザとの支払いの分担の割合(例えば50%ずつ)を予め記憶している。また、振替処理手段105は、サービスサーバ装置30または上記対価の請求を行う請求システムから、その請求金額を取得する。なお、振替処理手段105は、依頼処理の内容に応じて対価の額が決まっている場合に、送信手段101から送信した依頼データが供給されるようにしておいて、依頼データが示す依頼される指定処理の内容から請求金額を算出してもよい。
振替処理手段105には、記録手段104から記録された依頼処理の状況が供給される。振替処理手段105は、例えば、受け取りユーザが結果データを出力したという状況が供給された場合に、上記のとおり請求金額を取得または算出し、その請求金額を示す請求金額データを、請求システム40に送信する。請求システム40は、ユーザに請求を行うためのシステムであり、請求金額データを受信すると、例えばそれが示す請求金額を請求する請求書を登録されたユーザの住所に発送する処理を行う。請求システム40は、他にも、登録されたユーザの銀行の口座から引き落としたり、クレジットカードのアカウントに請求したりする。振替処理手段105は、以上のとおり振替処理を行う。これにより、処理実行サービスが複数のユーザへ請求に対応していない場合でも、受け取りユーザにも依頼処理に対する対価の請求が行われることになる。
[2−7]結果データの削除
処理実行サービスは、そのサービスで利用されるサービスサーバ装置30のコンピュータ資源(例えばCPUや記憶領域)の量に応じた課金方法で提供されることがある。一方、サービスサーバ装置30は、依頼処理が完了したあとも、結果データを保存するために記憶領域というコンピュータ資源を使い続けることがある。そうすると、不要になった結果データが蓄積されてコンピュータ資源を圧迫したり、不要なコンピュータ資源に対価を支払うということが生じる。このような場合に、依頼処理が完了したあとに結果データの削除を依頼するようにしてもよい。具体的には、記録手段104により記録された依頼処理の状況が送信手段101に供給されるようにしておき、例えば受け取りユーザが結果データを出力したという状況が供給された場合に、送信手段101が、結果データの削除を依頼することを示す依頼データを依頼宛先(処理の依頼を受け付けるための宛先)に送信する。これにより、結果データの削除を依頼しない場合に比べて、使用されるコンピュータ資源が少なくなる。
なお、サービスサーバ装置が提供する処理実行サービスの形態によっては、依頼データを送信してきた情報処理装置からの依頼でないと結果データの削除を受け付けない場合がある。本変形例によれば、そのような場合でも、情報処理装置が備える依頼手段101から削除の依頼データが送信されるので、結果データが削除されて使用されるコンピュータ資源が少なくなる。
[2−8]転送の方法
指示手段103は、実施形態では、HTTPステータスコード302のHTTPレスポンスを用いて出力装置20のアクセス先(自装置の場合は呼び出し先)を自装置から取得宛先に転送させる指示(リダイレクト)を行ったが、他の方法を用いてこの指示を行ってもよい。例えば、指示手段103は、アクセス先を転送させる302以外のHTTPステータスコードである301(Moved Permanently)、303(See Other)及び307(Temporary Redirect)を用いてもよいし、CGI(Common Gateway Interface)やJavaScriptを用いて転送の指示を行ってもよい。要するに、自装置への呼び出しに用いた宛先情報に含まれる関連情報に基づいて出力装置20を取得宛先にアクセスさせるものであれば、どのような方法が用いられてもよい。
[2−9]関連情報の区別方法
宛先情報においては、実施形態では、各情報を区切る記号として「?」及び「&」が用いられていたが、これに限らない。例えば「!」や「#」、「%」などであってもよく、情報処理システムにおいて宛先情報に含まれる各情報を区切るものとして決められていれば、どのような記号や文字が用いられてもよい。ただし、各情報と区別しやすいように、宛先やIDなどの情報を表すときには使われにくい文字や記号が用いられることが望ましい。
[2−10]動作の指示
指示手段103は、実施形態では、依頼処理に関する動作を出力装置20に指示するために、リダイレクトやSNMPを用いたデータのやり取りを行ったが、これに限らない。指示手段103は、例えば、特定のルールで指示の内容が記述されたデータ(以下「指示データ」という)を生成して、その指示データを出力装置20に送信することで、動作の指示を行ってもよい。出力装置20がこのルールに則って動作する機能を有していれば、受信した指示データが示す動作、すなわち依頼処理に関する動作を出力装置20が行うことになる。
なお、上記とは反対に、出力装置20が情報処理装置に対して動作を指示してもよい。例えば、関連情報に情報処理装置10の動作を指示する命令を含めておくことで、出力装置20が情報処理装置10を呼び出した際の(情報処理装置10の)動作を指示する。
[2−11]関連情報の暗号化
関連情報は、暗号化し、その文字列化されたものであってもよい。その場合、情報処理装置10は、共通鍵を有し、暗号化された部分、すなわち関連情報をその共通鍵で復号化する。この共通鍵は、出力装置20側には持たせないようにする。情報処理システムにおいては、ユーザが依頼処理の結果を取得するために操作する装置が出力装置20であったり、他の外部装置であったりする。外部装置によっては、情報処理装置10に比べて機密性が低い場合があるが、本変形例では、情報処理装置10だけに共通鍵を持たせることで、他の外部装置にも共通鍵を持たせる場合に比べて機密性が高められている。
[2−12]呼び出し回数の上限
上述した呼び出し条件として、呼び出し可能な回数の上限が決められていてもよい。例えば、情報処理装置は、それぞれ異なるユーザによって操作された複数の出力装置から呼び出された場合に、決められた回数までの呼び出しを受け付けて依頼処理に関する動作を指示し、それを超えてからの呼び出しは受け付けずに指示も行わない。より詳細には、通知手段102が、処理識別情報及び呼び出し回数の上限を関連情報として含めた宛先情報を通知する。そして、指示手段103が、記録手段104により記録された処理識別情報の数をこれまでの呼び出し回数として計数し、その計数結果が閾値(呼び出し回数の上限)以下である場合に呼び出しを受け付けて指示を行う。つまり、指示手段103は、宛先情報を用いて自装置が呼び出された回数が閾値以下である場合に、上述した指示を行う。これにより、依頼処理に関する動作を指示する回数が制限され、その結果、例えば結果データを取得するユーザの人数も制限される。
[2−13]関連情報
関連情報は、上記の実施形態及び変形例で述べたものに限らない。例えば、ユーザがサービスサーバ装置30にログインするために用いるユーザIDやパスワードが関連情報として用いられてもよい。また、ユーザに何らかの通知を行うときの宛先となる電子メールアドレスやSNSのアカウントなどであってもよい。こういった個人情報を関連情報として用いる場合には、前述したように、それらを暗号化しておくことが望ましい。
[2−14]外部装置による関連情報の読み取り
関連情報は、上記の実施形態及び変形例では、情報処理装置10だけが読み取れるようになっていたが、出力装置20でも読み取れるようになっていてもよい。その場合は、前述したように、出力装置20の機密性が依頼処理に求められるレベルよりも高いことが望ましい。また、関連情報の中でも機密性の高低がある場合には、機密性が高い関連情報は暗号化してそれ以外の関連情報を出力装置20で読み取れるようにしておいてもよい。
例えば、出力装置20に複数の宛先情報が通知され、それぞれに出力装置20が指示されて行う動作のパラメータとなる関連情報が含まれているものとする。出力装置20がそのうちの或る宛先情報を用いて情報処理装置10を呼び出し、指示手段103が依頼処理に関する動作を指示する。この動作において、呼び出しに用いられなかった宛先情報に含まれるパラメータを使いたい場合に、出力装置20自身がそのパラメータを読み取ることで、そのような動作が出力装置20により行われることになる。
[2−15]発明のカテゴリ
本発明は、情報処理装置及び情報処理装置を備える情報処理システムの他にも、情報処理装置等の装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるものである。ここでいう処理とは、例えば、図10に示す管理処理である。また、本発明は、情報処理装置のようなコンピュータを、図4等に示す各手段として機能させるためのプログラムとしても捉えられるものである。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供されたりするものであってもよい。
1…情報処理システム、2…ネットワーク、10…情報処理装置、20…出力装置、30…サービスサーバ装置、40…請求システム、11、21…制御部、12、22…記憶部、13、23…通信部、14、24…UI部、15、26…画像形成部、25…画像読取部、101…送信手段、102…通知手段、103…指示手段、104…記録手段、105…振替処理手段

Claims (14)

  1. ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
    自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
    自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を表示手段に表示し又は媒体に形成することで前記ユーザに通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、前記依頼処理の結果を取得するための宛先を前記関連情報として含む前記宛先情報を通知し、
    前記指示手段は、前記宛先情報に含まれる前記結果を取得するための宛先へのアクセスを前記外部装置に指示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記関連情報は、前記依頼処理を識別する処理識別情報を含む
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記宛先情報を用いて前記外部装置が自装置を呼び出してきた場合に、当該宛先情報に含まれている前記関連情報に基づいて前記依頼処理の状況を記録する記録手段を備える
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通知手段は、自装置を呼び出し可能な時期を決めるための時期条件を前記関連情報として含む前記宛先情報を通知し、
    前記指示手段は、前記外部装置が自装置を呼び出した時期について、前記宛先情報に含まれる前記時期条件満たている場合に、当該外部装置に前記指示を行う
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知手段は、複数の前記宛先情報を通知する場合に、当該複数の宛先情報の各々を用いた自装置の呼び出しの順番を決めるための条件を前記時期条件とする
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記指示手段は、前記宛先情報を用いて自装置が呼び出された回数が閾値以下である場合に、前記指示を行う
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記指示手段は、前記外部装置が自装置を呼び出してきたあと、前記依頼処理に関連する状況の通知を当該外部装置に指示する
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記指示手段は、前記指示を繰り返し行い、前記外部装置が前記依頼処理の結果を示す結果データを取得しまたは出力したという状況を通知してきた場合に当該指示を終了する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  11. ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
    自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、前記依頼処理に関する権限を当該外部装置が有する状態である場合には、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示し、前記権限を当該外部装置が有しない状態である場合には、当該依頼処理に関する動作を指示しない指示手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  12. コンピュータを、
    ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
    自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段
    として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、
    ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
    自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を表示手段に表示し又は媒体に形成することで前記ユーザに通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段
    として機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、
    ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
    自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、前記依頼処理に関する権限を当該外部装置が有する状態である場合には、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示し、前記権限を当該外部装置が有しない状態である場合には、当該依頼処理に関する動作を指示しない指示手段
    として機能させるためのプログラム。
JP2013168967A 2013-08-15 2013-08-15 情報処理装置及びプログラム Active JP6040888B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013168967A JP6040888B2 (ja) 2013-08-15 2013-08-15 情報処理装置及びプログラム
CN201410081472.4A CN104378525B (zh) 2013-08-15 2014-03-06 信息处理装置和方法
US14/285,895 US9705968B2 (en) 2013-08-15 2014-05-23 Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013168967A JP6040888B2 (ja) 2013-08-15 2013-08-15 情報処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015037288A JP2015037288A (ja) 2015-02-23
JP6040888B2 true JP6040888B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=52467606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013168967A Active JP6040888B2 (ja) 2013-08-15 2013-08-15 情報処理装置及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9705968B2 (ja)
JP (1) JP6040888B2 (ja)
CN (1) CN104378525B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9781073B1 (en) * 2016-10-19 2017-10-03 International Business Machines Corporation Redirecting invalid URL to comparable object with sufficient permissions
JP7298302B2 (ja) * 2019-05-28 2023-06-27 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3744313B2 (ja) * 2000-06-06 2006-02-08 ノーリツ鋼機株式会社 画像プリント装置および方法、画像をプリントするためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、画像管理システム
JP2003141002A (ja) 2001-10-29 2003-05-16 Nec Corp Url長変換システム及びそのプログラム
JP4325680B2 (ja) * 2007-02-09 2009-09-02 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置および画像処理システム
JP4446004B2 (ja) * 2008-02-19 2010-04-07 シャープ株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像形成装置
JP5132417B2 (ja) * 2008-05-13 2013-01-30 キヤノン株式会社 データ処理装置、データ処理方法、及びコンピュータプログラム
JP2010063087A (ja) * 2008-08-08 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、ログ蓄積方法、およびログ蓄積プログラム
JP5719222B2 (ja) * 2010-05-11 2015-05-13 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP5240263B2 (ja) * 2010-09-15 2013-07-17 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、表示制御方法および表示制御プログラム
JP5803452B2 (ja) * 2010-09-30 2015-11-04 ブラザー工業株式会社 画像処理システム、画像処理方法、中継装置、及び、中継プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US9705968B2 (en) 2017-07-11
US20150052183A1 (en) 2015-02-19
CN104378525A (zh) 2015-02-25
CN104378525B (zh) 2019-08-23
JP2015037288A (ja) 2015-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6312536B2 (ja) システム、方法、サーバーシステム、およびプログラム
EP2184901B1 (en) Information processing system, information processing apparatus and information processing method
JP5516688B2 (ja) 通信システム、クライアント装置、中継装置及びプログラム
JP2015130073A (ja) 権限管理サーバー及び権限管理方法
JP6610124B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2014081779A (ja) 機器管理システム、周辺機器、及びその制御方法。
JP6519124B2 (ja) 情報中継システム、情報中継方法及びプログラム
JP6459398B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、アクセス制御方法及びプログラム
JP2013225288A (ja) 出力システム、画像処理装置及び出力方法
JP6440571B2 (ja) SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法
JP6971597B2 (ja) 情報処理装置、表示制御方法、及びプログラム
JP2015103917A (ja) スキャン実行の際の認証及び設定に関するサーバ、画像処理装置、サービス方法及び画像処理方法
JPWO2006112481A1 (ja) 自動的に電子ギフトを受取る端末装置及びセキュリティデバイスと、要求された電子情報と共に電子ギフトを提供する情報提供方法と情報サーバ
JP2010074622A (ja) 画像形成装置及び当該画像形成装置における課金先設定方法
JP5516776B1 (ja) 中継装置、通信システム及びプログラム
JP2014178899A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP4589200B2 (ja) 放送通信連携サービスにおける認証方法,認証連携装置,そのプログラムおよびそのプログラム記録媒体
JP2005316936A (ja) 商品サーバ、購入代金決済方法、商品購入方法並びにコンピュータプログラム
JP6428507B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理システム
JP6040888B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2017059977A (ja) 情報処理システム、サーバー装置及びプログラム
KR102462625B1 (ko) 웹 문서를 이용한 블록체인 기반의 송금 방법, 송금 서비스 서버 및 이를 위한 컴퓨터 프로그램
JP2015108868A (ja) 画像形成システム及びユーザ認証方法
JP7167771B2 (ja) ファイル管理装置、ファイル管理プログラム、及びファイル管理システム
JP2016025490A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、携帯端末装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6040888

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350