JP6040888B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項1から3までのいずれか1項に記載の構成において、前記関連情報は、前記依頼処理を識別する処理識別情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項13に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を表示手段に表示し又は媒体に形成することで前記ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段として機能させることを特徴とする。
また、本発明の請求項14に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、前記依頼処理に関する権限を当該外部装置が有する状態である場合には、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示し、前記権限を当該外部装置が有しない状態である場合には、当該依頼処理に関する動作を指示しない指示手段として機能させることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、自装置を操作して依頼された処理の経過を表す情報を把握することができる。
請求項4に係る発明によれば、どの依頼処理について自装置が呼び出されたかという情報を把握することができる。
請求項5に係る発明によれば、外部装置に処理の状況の通知を指示しなくても、処理の状況を記録することができる。
請求項6に係る発明によれば、時期条件に関係なく指示を行う場合に比べて、外部装置とのデータのやり取りを少なくすることができる。
請求項8に係る発明によれば、依頼処理に関する動作を指示する回数を制限することができる。
請求項9に係る発明によれば、外部装置が宛先情報を用いたアクセスを一度してくれば、それ以降はそのアクセスをしてこなくても、依頼した処理の状況を管理することができる。
請求項10に係る発明によれば、本発明における指示の終了を行わない場合に比べて、外部装置とのデータのやり取りを減らすことができる。
請求項11に係る発明によれば、権限を有しない状態の外部装置に指示を行う場合に比べて、処理の機密性を高めることができる。
[1−1]全体構成
図1は、実施形態の情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1では、情報処理装置10と、出力装置20と、サービスサーバ装置30と、これらの装置が接続されているネットワーク2とを備える情報処理システム1が示されている。ネットワーク2は、インターネット及び移動体通信網等を含んで通信を行うシステムであり、自システムに接続された装置のデータのやり取りを仲介する。
出力装置20は、ユーザにより操作され、サービスサーバ装置30から結果データを取得して出力する装置である。出力装置20は、本実施形態では、画像を形成する機能を備え、用紙等の媒体に結果データが示す結果を出力する。これによりユーザに指定処理の結果が提供される。なお、指定処理の結果を受け取るユーザは、指定処理を依頼する操作を行ったユーザでもそれとは別のユーザでもどちらでもよい。また、結果データの出力先は、媒体に限らず、ディスプレイ等の表示手段やユーザが所持するスマートフォン等の端末であってもよい。
図2は、出力装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。出力装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、UI(User Interface)部24と、画像読取部25と、画像形成部26とを備えるコンピュータである。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びリアルタイムクロックを備え、CPUが、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって各部の動作を制御する。リアルタイムクロックは、現在の日時を算出してCPUに通知する。記憶部22は、ハードディスク等を備え、制御部21が制御に用いるデータやプログラムなどを記憶する。
情報処理装置10は、以上のハードウェア構成に基づき、サービスサーバ装置30に依頼した処理の状況を管理するための管理処理を行う。制御部11が記憶部12に記憶されている処理プログラムを実行して各部を制御することで、以下に述べる機能が実現される。
図4は、情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、送信手段101と、通知手段102と、指示手段103と、記録手段104とを備える。
送信手段101は、上述した依頼宛先(処理の依頼を受け付けるための宛先)にその依頼を示す依頼データを送信する手段の一例である。サービスサーバ装置30は、処理実行サービスを利用するユーザが行う操作の項目を示したメニューサイトを提供している。情報処理装置10はブラウザの機能を有しており、ユーザの操作によりメニューサイトにアクセスする。ここでユーザがユーザID及びパスワードを入力することで、サービスサーバ装置30にログインし、メニューサイトがUI部14に表示される。
通知手段102は、自装置を呼び出すための宛先(以下「装置宛先」という)と、送信手段101が送信する依頼データで依頼される指定処理(以下「依頼処理」という)に関連する関連情報とを含む宛先情報をユーザに通知する手段の一例である。通知手段102は、本実施形態では、依頼処理における前述した取得宛先(指定処理の結果を取得するための宛先)及び処理識別情報(依頼処理を識別する情報)を関連情報として含む宛先情報を通知する。関連情報及び宛先情報について、図6及び図7を参照して説明する。
通知手段102は、以上のとおり通知を行うと、通知した宛先情報を記録手段104に供給する。
指示手段103は、通知手段102により通知された宛先情報を用いて自装置を呼び出してきた外部装置に、その宛先情報に含まれる関連情報に基づいて、上述した依頼処理に関する動作を指示する手段の一例である。本実施形態における外部装置とは出力装置20である。
[1−3−3−1]アクセスの指示
指示手段103は、例えば、宛先情報に含まれる取得宛先へのアクセスを外部装置(すなわち出力装置20)に指示する。出力装置20が情報処理装置10にアクセスし、指示手段103が取得宛先へのアクセスを指示し、出力装置20がその指示に従い取得宛先にアクセスするまでにやり取りされる情報について、図8を参照して説明する。
指示手段103により指示されたあとの出力装置20及びサービスサーバ装置30の動作について説明しておく。サービスサーバ装置30は、HTTPリクエストB3を受信すると、依頼処理の状況を示す状況サイトを表すHTTPレスポンスB4を出力装置20に送信する。
また、指示手段103は、外部装置が自装置を呼び出してきたあと、依頼処理に関連する状況の通知をその外部装置(本実施形態では出力装置20)に指示する。このような通知の指示を、以下では「通知指示」という。通知指示により通知が求められる状況とは、サービスサーバ装置30による依頼処理が完了したか否か、依頼処理の進捗の度合い、出力装置20が結果データを取得したか否か、及び出力装置20が結果データを出力したか否か等の状況である。
記録手段104は、依頼処理の状況を記録する手段の一例である。記録手段104には、上記のとおり、送信手段101から依頼データが(入力情報が入力された場合には入力情報も)供給される。この場合、記録手段104は、依頼データが示す処理識別情報に対応付けて、指定処理の依頼が行われた旨を記録する。また、記録手段104は、入力情報が入力された場合には、その入力を受け付けた旨を処理識別情報に対応付けて記録する。また、記録手段104には、通知手段102から宛先情報が供給される。この場合、記録手段104は、宛先情報が通知されたことを、その宛先情報に含まれる処理識別情報に対応付けて記録する。
記録手段104は、以上のとおり依頼処理の状況を記録する際に、現在時刻を示す時刻情報とともに記録する。なお、記録手段104は、指定処理を依頼する操作を行ったユーザや依頼処理の結果を受け取るユーザの情報(例えばユーザID)をともに記録してもよい。これにより、依頼処理のより詳細な状況が記録されることになる。
情報処理システム1は、以上の構成に基づき、上述した管理処理(サービスサーバ装置30に依頼した処理の状況を管理するための処理)を行う。
図10は、管理処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。管理処理は、ユーザが情報処理装置10に対して処理を依頼するための操作(「依頼操作」という)を行うことを契機に開始される。依頼操作とは、図5に示すメニューサイトの操作や上述した入力情報を入力する操作である。
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
実施形態では、外部装置による宛先情報を用いた呼び出しに何の制限もなかったが、制限を加えるようにしてもよい。例えば、通知手段102は、自装置(情報処理装置10)へ呼び出し可能な時期を決めるための条件(以下「時期条件」という)を関連情報として含む宛先情報を通知する。時期条件とは、例えば、依頼データが送信されてから経過する時間(以下「第1経過時間」という)及び指示手段103が外部装置に指示を行ってから経過する時間(以下「第2経過時間」という)である。
指示手段103は、外部装置が自装置を呼び出す際に用いた宛先情報に含まれる時期条件が満たされている場合に、その外部装置に上述した指示(アクセスの動作の指示や通知指示)を行う。
通知手段102は、複数の宛先情報を通知してもよい。この場合、前述した時期条件は例えば次のように用いられる。すなわち、通知手段102は、複数の宛先情報を通知する場合に、それら複数の宛先情報の各々を用いた自装置の呼び出しの順番を決めるための条件を時期条件とする。このような通知が行われる具体例を、図12を参照して説明する。
また、指示手段103が処理に関する動作を指示したあと、次の順番番号の宛先情報について、指示手段103が通知指示を行ってもよい。指示手段103は、例えばこの通知指示により依頼処理が完了したという状況が通知された場合に、次の順番番号を含む宛先情報を用いた呼び出しを受け付けて指示を行う。
上記変形例において、時期条件が満たされない場合に、通知手段102が、次に用いるべき宛先情報、すなわち、時期条件が満たされる宛先情報を特定するための情報(以下、その宛先情報の「特定情報」という)をユーザに通知してもよい。例えば図13の例において宛先情報aの次に宛先情報cを用いた呼び出しが行われると、通知手段102は、宛先情報bの特定情報として、「https:・・?p=xxx&u=xxx&j=J001&number=2」をユーザに通知する。情報処理装置10は通知した宛先情報を記憶しないため、宛先情報bのスキーム名やホスト名等は分からない。「p=xxx」及び「u=xxx」は、これらの情報が分からないことを表している。
出力装置20は、実施形態では、宛先情報を用いた呼び出しを行うにあたり、ユーザの作業を必要としていたが、それを必要とせずに自動で行ってもよい。
図14は、本変形例の各装置の機能構成の一例を示す図である。この例では、図4に示す情報処理装置10に加え、呼び出し手段201を備える出力装置20bが示されている。呼び出し手段201は、例えば、制御部21、記憶部22及び通信部23が協働して実現する手段である。呼び出し手段201には、通知手段102から送信されてきた宛先情報が供給される。呼び出し手段201は、宛先情報が供給された場合に、その宛先情報を用いて情報処理装置10を呼び出すタイミングを定めたタイミングデータを記憶している。タイミングデータでは、例えば、宛先情報が供給されてから1時間が経過したときに呼び出しを行い、それ以降30分毎に呼び出しを行うというように定められている。
指示手段103は、依頼処理の機密性の高さに基づいて指示の可否を判断してもよい。例えば、指示手段103は、依頼処理に関する権限を外部装置が有しない状態である場合には、その依頼処理に関する動作を指示しない。依頼処理に関する権限とは、例えば、依頼処理の状況の取得や依頼処理の結果データの取得、出力などを行う権限である。要するに、権限とは、依頼処理に関して出力装置20が行い得る動作を実際に行ってよいか否かを表すものである。指示手段103は、これらの権限と、各権限を有するユーザのユーザIDとを対応付けた権限テーブルを記憶している。
サービスサーバ装置30に指定処理を依頼したユーザ(以下「依頼ユーザ」という)には、その対価が請求される。ここで、指定処理の依頼を行ったユーザとその依頼処理の結果を受け取るユーザ(以下「受け取りユーザ」という)とが異なる場合があるが、その場合であっても、依頼ユーザに請求が行われる。具体的には、指定処理の依頼データを送信するときにログインしていたユーザIDにより識別されるユーザを依頼ユーザとして請求が行われる。このような場合に、請求された金額(請求金額)の一部または全部を、受け取りユーザから依頼ユーザに対して支払わせる処理、すなわち受け取りユーザに振り替えて請求する処理(以下「振替処理」という)が行われてもよい。
処理実行サービスは、そのサービスで利用されるサービスサーバ装置30のコンピュータ資源(例えばCPUや記憶領域)の量に応じた課金方法で提供されることがある。一方、サービスサーバ装置30は、依頼処理が完了したあとも、結果データを保存するために記憶領域というコンピュータ資源を使い続けることがある。そうすると、不要になった結果データが蓄積されてコンピュータ資源を圧迫したり、不要なコンピュータ資源に対価を支払うということが生じる。このような場合に、依頼処理が完了したあとに結果データの削除を依頼するようにしてもよい。具体的には、記録手段104により記録された依頼処理の状況が送信手段101に供給されるようにしておき、例えば受け取りユーザが結果データを出力したという状況が供給された場合に、送信手段101が、結果データの削除を依頼することを示す依頼データを依頼宛先(処理の依頼を受け付けるための宛先)に送信する。これにより、結果データの削除を依頼しない場合に比べて、使用されるコンピュータ資源が少なくなる。
なお、サービスサーバ装置が提供する処理実行サービスの形態によっては、依頼データを送信してきた情報処理装置からの依頼でないと結果データの削除を受け付けない場合がある。本変形例によれば、そのような場合でも、情報処理装置が備える依頼手段101から削除の依頼データが送信されるので、結果データが削除されて使用されるコンピュータ資源が少なくなる。
指示手段103は、実施形態では、HTTPステータスコード302のHTTPレスポンスを用いて出力装置20のアクセス先(自装置の場合は呼び出し先)を自装置から取得宛先に転送させる指示(リダイレクト)を行ったが、他の方法を用いてこの指示を行ってもよい。例えば、指示手段103は、アクセス先を転送させる302以外のHTTPステータスコードである301(Moved Permanently)、303(See Other)及び307(Temporary Redirect)を用いてもよいし、CGI(Common Gateway Interface)やJavaScriptを用いて転送の指示を行ってもよい。要するに、自装置への呼び出しに用いた宛先情報に含まれる関連情報に基づいて出力装置20を取得宛先にアクセスさせるものであれば、どのような方法が用いられてもよい。
宛先情報においては、実施形態では、各情報を区切る記号として「?」及び「&」が用いられていたが、これに限らない。例えば「!」や「#」、「%」などであってもよく、情報処理システムにおいて宛先情報に含まれる各情報を区切るものとして決められていれば、どのような記号や文字が用いられてもよい。ただし、各情報と区別しやすいように、宛先やIDなどの情報を表すときには使われにくい文字や記号が用いられることが望ましい。
指示手段103は、実施形態では、依頼処理に関する動作を出力装置20に指示するために、リダイレクトやSNMPを用いたデータのやり取りを行ったが、これに限らない。指示手段103は、例えば、特定のルールで指示の内容が記述されたデータ(以下「指示データ」という)を生成して、その指示データを出力装置20に送信することで、動作の指示を行ってもよい。出力装置20がこのルールに則って動作する機能を有していれば、受信した指示データが示す動作、すなわち依頼処理に関する動作を出力装置20が行うことになる。
なお、上記とは反対に、出力装置20が情報処理装置に対して動作を指示してもよい。例えば、関連情報に情報処理装置10の動作を指示する命令を含めておくことで、出力装置20が情報処理装置10を呼び出した際の(情報処理装置10の)動作を指示する。
関連情報は、暗号化し、その文字列化されたものであってもよい。その場合、情報処理装置10は、共通鍵を有し、暗号化された部分、すなわち関連情報をその共通鍵で復号化する。この共通鍵は、出力装置20側には持たせないようにする。情報処理システムにおいては、ユーザが依頼処理の結果を取得するために操作する装置が出力装置20であったり、他の外部装置であったりする。外部装置によっては、情報処理装置10に比べて機密性が低い場合があるが、本変形例では、情報処理装置10だけに共通鍵を持たせることで、他の外部装置にも共通鍵を持たせる場合に比べて機密性が高められている。
上述した呼び出し条件として、呼び出し可能な回数の上限が決められていてもよい。例えば、情報処理装置は、それぞれ異なるユーザによって操作された複数の出力装置から呼び出された場合に、決められた回数までの呼び出しを受け付けて依頼処理に関する動作を指示し、それを超えてからの呼び出しは受け付けずに指示も行わない。より詳細には、通知手段102が、処理識別情報及び呼び出し回数の上限を関連情報として含めた宛先情報を通知する。そして、指示手段103が、記録手段104により記録された処理識別情報の数をこれまでの呼び出し回数として計数し、その計数結果が閾値(呼び出し回数の上限)以下である場合に呼び出しを受け付けて指示を行う。つまり、指示手段103は、宛先情報を用いて自装置が呼び出された回数が閾値以下である場合に、上述した指示を行う。これにより、依頼処理に関する動作を指示する回数が制限され、その結果、例えば結果データを取得するユーザの人数も制限される。
関連情報は、上記の実施形態及び変形例で述べたものに限らない。例えば、ユーザがサービスサーバ装置30にログインするために用いるユーザIDやパスワードが関連情報として用いられてもよい。また、ユーザに何らかの通知を行うときの宛先となる電子メールアドレスやSNSのアカウントなどであってもよい。こういった個人情報を関連情報として用いる場合には、前述したように、それらを暗号化しておくことが望ましい。
関連情報は、上記の実施形態及び変形例では、情報処理装置10だけが読み取れるようになっていたが、出力装置20でも読み取れるようになっていてもよい。その場合は、前述したように、出力装置20の機密性が依頼処理に求められるレベルよりも高いことが望ましい。また、関連情報の中でも機密性の高低がある場合には、機密性が高い関連情報は暗号化してそれ以外の関連情報を出力装置20で読み取れるようにしておいてもよい。
本発明は、情報処理装置及び情報処理装置を備える情報処理システムの他にも、情報処理装置等の装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるものである。ここでいう処理とは、例えば、図10に示す管理処理である。また、本発明は、情報処理装置のようなコンピュータを、図4等に示す各手段として機能させるためのプログラムとしても捉えられるものである。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供されたりするものであってもよい。
Claims (14)
- ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を表示手段に表示し又は媒体に形成することで前記ユーザに通知する通知手段と、
前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記通知手段は、前記依頼処理の結果を取得するための宛先を前記関連情報として含む前記宛先情報を通知し、
前記指示手段は、前記宛先情報に含まれる前記結果を取得するための宛先へのアクセスを前記外部装置に指示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記関連情報は、前記依頼処理を識別する処理識別情報を含む
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記宛先情報を用いて前記外部装置が自装置を呼び出してきた場合に、当該宛先情報に含まれている前記関連情報に基づいて前記依頼処理の状況を記録する記録手段を備える
ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記通知手段は、自装置を呼び出し可能な時期を決めるための時期条件を前記関連情報として含む前記宛先情報を通知し、
前記指示手段は、前記外部装置が自装置を呼び出した時期について、前記宛先情報に含まれる前記時期条件を満たしている場合に、当該外部装置に前記指示を行う
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記通知手段は、複数の前記宛先情報を通知する場合に、当該複数の宛先情報の各々を用いた自装置の呼び出しの順番を決めるための条件を前記時期条件とする
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記指示手段は、前記宛先情報を用いて自装置が呼び出された回数が閾値以下である場合に、前記指示を行う
ことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記指示手段は、前記外部装置が自装置を呼び出してきたあと、前記依頼処理に関連する状況の通知を当該外部装置に指示する
ことを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記指示手段は、前記指示を繰り返し行い、前記外部装置が前記依頼処理の結果を示す結果データを取得しまたは出力したという状況を通知してきた場合に当該指示を終了する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。 - ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、前記依頼処理に関する権限を当該外部装置が有する状態である場合には、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示し、前記権限を当該外部装置が有しない状態である場合には、当該依頼処理に関する動作を指示しない指示手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータを、
ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を表示手段に表示し又は媒体に形成することで前記ユーザに通知する通知手段と、
前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が外部装置から呼び出された場合に、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示する指示手段
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
ユーザによる処理の依頼を受け付けるための宛先に当該依頼を示す依頼データを送信する送信手段と、
自装置を呼び出すための宛先と前記送信手段が送信する依頼データで依頼される依頼処理に関連する関連情報とを含む宛先情報を前記ユーザに対応する外部装置に送信することで当該ユーザに通知する通知手段と、
前記通知手段により通知された前記宛先情報を用いて自装置が前記外部装置から呼び出された場合に、前記依頼処理に関する権限を当該外部装置が有する状態である場合には、当該宛先情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記依頼処理に関する動作を当該外部装置に指示し、前記権限を当該外部装置が有しない状態である場合には、当該依頼処理に関する動作を指示しない指示手段
として機能させるためのプログラム。
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