JP6040181B2 - 呼処理制御システムおよび呼処理制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、呼処理に関連するデータを記憶する連携サーバと、ユーザ端末間の呼に関する要求を、連携サーバと連携して処理する呼処理制御サーバとを備える呼処理制御システムおよび呼処理制御方法に関する。
近年、ユーザ端末間の通話において、加入者データの原本を格納するサーバと連携して、呼処理制御サーバがユーザ端末間の呼を制御する連携方式が提供されている。この連携方式において、加入者データの原本は、複数の呼処理制御サーバが参照可能な連携サーバに格納され、個々の呼処理制御サーバが、必要に応じて連携サーバから加入者データを取得して記憶する。
呼処理制御サーバは、ユーザ端末から呼接続要求や位置登録要求を受信した際、連携サーバから加入者データを取得したり、連携サーバにユーザ端末の位置情報を登録したりする。呼処理制御サーバは、連携サーバから受信した加入者データを、呼の処理が完了した後も保持することにより、後に発生する呼の処理において参照することも可能である。
また一般的に、呼が一定の閾値を越えて輻輳状態になると、発呼および着呼を規制することが知られている(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照。)。
"輻輳の意味とその性質〜「電話がからない」そのとき何が起こっているのか〜"、[online]、[平成26年2月10日検索]、インターネット〈URL:http://www.interq.or.jp/blue/rhf333/OVER_L.htm〉 西日本電信電話株式会社、"音声利用IP通信網サービス (第1種サービス)のインタフェース -ひかり電話ビジネスタイプ- 第3.5版"、[online]、2013年12月2日、[平成26年2月10日検索]、インターネット〈URL:https://flets-w.com/solution/hikari_service/business/support/pdf/gisanshi3.5.pdf〉
しかしながら、上記の連携方式において呼処理制御サーバは、起動時に加入者データを何ら保持しないため、起動時と、その後の平常時とでは、処理能力が異なる問題がある。具体的には、システム起動時は、ユーザ端末からの呼接続要求をする際、連携サーバから加入者データを取得する必要があるため、加入者データを予め保持している時と比べて、処理能力が低くなってしまう。
このような呼処理制御サーバにおいて、平常時の処理能力に基づいて規制の閾値を設定すると、起動時には、許容以上の処理を受けてしまう場合がある。またシステム起動時の処理能力に基づいて閾値を設定すると、平常時には、許容以下の処理しか受け付けられない場合がある。
従って本発明の目的は、呼処理制御サーバの起動時の負荷を考慮して呼処理に関連するデータを記憶する連携サーバと連携して、ユーザ端末間の呼に関する要求を処理する呼処理制御システムおよび呼処理制御方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、呼処理に関連するデータを記憶する連携サーバと、ユーザ端末間の呼に関する要求を、連携サーバと連携して処理する呼処理制御サーバとを備える呼処理制御システムに関する。本発明の第1の特徴において呼処理制御サーバは、単位時間内に処理可能な呼の処理量に関する閾値を含む閾値データを記憶する記憶装置と、閾値データを参照して、単位時間内の呼の処理量が閾値を越えると、呼に関する要求を規制する規制判定手段と、規制判定手段によって規制されない場合、連携サーバから取得したデータを参照して、呼に関する要求を処理する要求処理手段と、当該呼処理制御サーバが連携サーバから取得したデータ量に応じて、閾値を設定する閾値設定手段を備える。
記憶装置はさらに、起動時に用いる閾値を含む起動時閾値データと、起動して所定時間後に用いる閾値を含む平常時閾値データを記憶し、閾値設定手段は、起動時に、起動時閾値データを閾値データに設定するとともに、起動して所定時間が経過すると、平常時閾値データを閾値データに設定しても良い。
閾値データの閾値は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計に対応し、規制判定手段は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計が、閾値を越えるか否かを判定しても良い。
本発明の第2の特徴は、呼処理に関連するデータを記憶する連携サーバと連携して、ユーザ端末間の呼に関する要求を、処理する呼処理制御方法に関する。本発明の第2の特徴に係る呼処理制御方法は、呼処理制御サーバは、単位時間内に処理可能な呼の処理量に関する閾値を含む閾値データを参照して、単位時間内の呼の処理量が閾値を越えると、呼に関する要求を規制するステップと、規制するステップにおいて規制されない場合、呼処理制御サーバは、連携サーバから取得したデータを参照して、呼に関する要求を処理するステップと、呼処理制御サーバは、当該呼処理制御サーバが連携サーバから取得したデータ量に応じて、閾値を設定するステップを備える。
閾値を設定するステップは、起動時に、起動時に用いる閾値を含む起動時閾値データを閾値データに設定するとともに、起動して所定時間が経過すると、起動して所定時間後に用いる閾値を含む平常時閾値データを閾値データに設定しても良い。
閾値データの閾値は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計に対応し、規制するステップは、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計が、閾値を越えるか否かを判定しても良い。
本発明によれば、呼処理制御サーバの起動時の負荷を考慮して呼処理に関連するデータを記憶する連携サーバと連携して、ユーザ端末間の呼に関する要求を処理する呼処理制御システムおよび呼処理制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る呼処理制御システムのシステム構成と、連携サーバおよび呼処理制御サーバの構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る呼処理制御システムの処理を説明するシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る連携サーバの加入者情報制御を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る連携サーバのサーバ情報制御を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る閾値設定処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る規制判定処理の一例を説明するフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(実施の形態)
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る呼処理制御システム5を説明する。呼処理制御システム5は、呼処理制御方法を実現し、呼処理制御サーバ1、連携サーバ2およびユーザ端末3を備える。呼処理制御サーバ1およびユーザ端末3は、通信ネットワーク4を介して、相互に通信可能に接続される。また図1に示す例は、1つの呼処理制御サーバ1を備える場合を説明するが、呼処理制御サーバ1の数は問わない。呼処理制御システム5は、SIP(Session Initiation Protocol)などのプロトコルを用いて、ユーザ端末3間の呼接続を制御する。
図2を参照して、本発明の実施の形態に係る呼処理制御システム5の処理の概要を説明する。
図2(a)は、ユーザ端末3からREGISTER信号を受信した処理を示す。まずステップS11においてユーザ端末3は、ユーザ端末3の位置に関するREGISTER信号(位置登録要求)を呼処理制御サーバ1に送信する。呼処理制御サーバ1は、REGISTER信号を受信すると、ステップS12において、連携サーバ2に、ユーザ端末3の位置の登録要求信号を送信し、連携サーバ2に登録させる。
その後ステップS13において呼処理制御サーバ1は、ステップS13において呼処理制御サーバ1内に、このREGISTER信号の送信元のユーザ端末3に関する加入者データを保持しているか判定する。保持している場合、ステップS17において、ステップS11で受信したREGISTER信号に対する応答信号を、ユーザ端末3に送信する。
一方REGISTER信号の送信元のユーザ端末に関する加入者データを保持していない場合、ステップS14において呼処理制御サーバ1は、加入者データを要求するための、連携サーバ2にSAR信号(加入者データ要求信号)を送信する。呼処理制御サーバ1は、ステップS15において連携サーバ2からSAA信号(加入者データ応答信号)を受信し、ステップS16において加入者データを記憶する。呼処理制御サーバ1は、ステップS17において、ステップS11で受信したREGISTER信号に対する応答信号を、ユーザ端末3に送信する。
図2(b)は、ユーザ端末3からINVITE信号を受信した処理を示す。ステップS21においてユーザ端末3は、ユーザの操作などにより接続先のユーザ端末を指定し、INVITE信号(呼接続要求)を呼処理制御サーバ1に送信する。呼処理制御サーバ1は、INVITE信号を受信すると、ステップS22において呼処理制御サーバ1内に、このINVITE信号の処理に必要な加入者データを保持しているか判定する。保持している場合、予め保持した加入者データを用いてステップS26において、接続先のユーザ端末に向けてINVITE信号を送信し、ユーザ端末3間の呼接続を制御する。
一方このINVITE信号の処理に必要な加入者データを保持していない場合、ステップS23において呼処理制御サーバ1は、加入者データを要求するための、連携サーバ2にSAR信号(加入者データ要求信号)を送信する。呼処理制御サーバ1は、ステップS24において連携サーバ2からSAA信号(加入者データ応答信号)を受信し、ステップS25において加入者データを記憶する。呼処理制御サーバ1は、ステップS26において、接続先のユーザ端末3に向けて、INVITE信号を送信し、ユーザ端末3間の呼接続を制御する。
(連携サーバ)
連携サーバ2は、呼処理に関連するデータを記憶し、加入者データの原本を管理するとともに、呼処理制御サーバ1の状態を取得し管理する。連携サーバ2は、記憶装置210、処理装置220および通信制御装置(図示せず)を備えるコンピュータであって、所定の機能を実現するためのプログラムを実行することにより、図1に示す各手段を実装する。なお、図1に示す例では連携サーバ2は、一つのコンピュータにより実装される場合を説明するが、各機能が複数の連携サーバに実装されても良いし、仮想コンピュータなどにより実装されても良い。
記憶装置210は、連携サーバ2の機能を実現するためのプログラムを記憶するとともに、加入者データ211およびサーバ管理データ212を記憶する。処理装置220は、加入者情報制御手段221およびサーバ情報制御手段222を備える。
加入者情報制御手段221は、呼処理制御サーバ1と連携して加入者データ211を参照または更新する。加入者データ211は、呼処理制御サーバ1がユーザ端末3に呼処理サービスを提供する上で必要な情報を保持する。図3に示すように加入者情報制御手段221は、呼処理制御サーバ1に、加入者情報や付加サービス情報などの設定、変更、削除依頼などを送信し、呼処理制御サーバ1が保持する加入者データ114との整合性をとるよう制御する。また加入者情報制御手段221は、呼処理制御サーバ1から加入者情報のデータ要求が送信されると、依頼された加入者情報を返す。このほか、加入者情報制御手段221は、加入者データに関する種々のデータを制御する。
サーバ情報制御手段222は、呼処理制御サーバ1と連携してサーバ管理データ212を参照または更新する。サーバ管理データ212は、呼処理制御サーバ1または連携サーバ2を制御するための情報を保持する。図4に示すようにサーバ情報制御手段222は、呼処理制御サーバ1に、装置状態の情報を収集する依頼などを送信する。サーバ情報制御手段222は、呼処理制御サーバ1からその情報を取得してサーバ管理データ212に記憶して、取得した情報に応じて処理する。例えばサーバ情報制御手段222は、呼処理制御サーバ1から輻輳に関するアラーム通知などを受信し、受信したアラーム通知に応じて処理する。
(呼処理制御サーバ)
呼処理制御サーバ1は、ユーザ端末3間の呼に関する要求を、連携サーバ2と連携して処理する。本発明の実施の形態に係る呼処理制御サーバ1は、呼処理制御サーバ1が起動時であるか否かに応じて、異なる閾値を参照して、要求を規制する。
呼処理制御サーバ1は、記憶装置110、処理装置120および通信制御装置130を備えるコンピュータであって、所定の機能を実現するためのプログラムを実行することにより、図1に示す各手段を実装する。
通信制御装置130は、連携サーバ2と相互に通信可能に接続するとともに、通信ネットワーク4を介してユーザ端末3と相互に通信可能に接続する。
記憶装置110は、呼処理制御サーバ1の機能を実現するためのプログラムを記憶するとともに、起動時閾値データ111、平常時閾値データ112、閾値データ113および加入者データ114を記憶する。
閾値データ113は、要求を規制するか否かを判定するために参照され、単位時間内に処理可能な呼の処理量に関する閾値を含む。この閾値は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計に対応し、呼接続要求および位置登録要求の各要求の重みを考慮して設定されても良い。
起動時閾値データ111は、呼処理制御サーバ1の起動時に用いる閾値を含む。ここで呼処理制御サーバ1の「起動時」は、例えば、新たに呼処理制御サーバ1を投入したときや、故障や停電から復旧したときであって、呼処理制御サーバ1内に、加入者データを保持していない、あるいは、保持している加入者データが少ない場合である。換言すると、「起動時」は、連携サーバ2への加入者データの問い合わせが頻発する状態である。
平常時閾値データ112は、呼処理制御サーバ1が起動して所定時間後に用いる閾値を含む。ここで呼処理制御サーバ1の「平常時」は、例えば、新たに呼処理制御サーバ1を投入した後の所定時間以降や、故障や停電から復旧した後の所定時間以降であって、呼処理制御サーバ1内に既に有る程度の加入者データを保持している場合である。換言すると、「平常時」は、連携サーバ2への加入者データの問い合わせが少ない状態である。
本発明の実施の形態において呼処理制御システム5は、呼処理制御サーバ1の起動後一定時間は、連携サーバ2へデータを要求する頻度が高く、平常時に比べて、呼接続要求および位置登録要求を処理可能な数が抑制されることに着目する。従って、起動時閾値データ111の閾値は、平常時閾値データ112の閾値よりも低く設定される。例えば、起動時閾値データ111の閾値として、単位時間内に呼接続要求および位置登録要求の各要求を処理可能な合計数「10」が設定される一方、平常時閾値データ112の閾値として、各要求を処理可能な合計数「20」が設定される。
加入者データ114は、連携サーバ2から取得した加入者データを記憶する。加入者データ114は、この呼処理制御サーバ1が起動した際、具体的には、新たに呼処理制御サーバ1を投入した際や、故障や停電から復旧した際は、何らデータを保持しない。呼処理制御サーバ1が起動後、呼処理に応じて連携サーバ2から加入者データを取得する度に、加入者データ114に蓄積される。
処理装置120は、閾値設定手段121、規制判定手段122および要求処理手段123を備える。
閾値設定手段121は、呼処理制御サーバ1が連携サーバ2から取得したデータ量に応じて、閾値を設定する。閾値設定手段121は、連携サーバ2から取得した加入者データの容量が多いと、閾値を高く設定し、連携サーバ2から取得した加入者データの容量が少ないと、閾値を低く設定するように制御する。
具体的には閾値設定手段121は、起動時に、起動時閾値データ111を閾値データ113に設定するとともに、起動して所定時間が経過すると、平常時閾値データ112を閾値データ113に設定する。閾値設定手段121は、呼処理制御サーバ1が起動時であるか否かを、呼処理制御サーバ1が実装されるコンピュータのオペレーションシステムやミドルウェアからの起動に関する通知の検出を契機に、判別する。また閾値設定手段121は、呼処理制御サーバ1が平常時であるか否かを、呼処理制御サーバ1の起動後一定時間を経過したか否かで、判別する。他の例として、呼処理制御サーバ1が保有している加入者データの量、呼処理制御サーバ1の状態、連携サーバ2へのデータ取得回数、またこれらの遷移などに応じて、呼処理制御サーバが起動時であるか平常時であるかが判定されても良い。
規制判定手段122は、閾値データ113を参照して、単位時間内の呼の処理量が閾値を越えると、呼に関する要求を規制する。規制判定手段122は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計が、閾値を越えるか否かを判定する。閾値データ113の閾値は、呼処理制御サーバ1の状況に応じて、閾値設定手段121により、起動時閾値データ111または平常時閾値データ112のいずれかが設定される。
規制判定手段122は、直近の単位時間内のユーザ端末3からの呼接続要求の数および位置登録要求の数をカウントする。規制判定手段122は、カウントされた要求数に応じて、単位時間内の処理量を算出する。規制判定手段122は、このように算出した処理量が、閾値データ113の閾値を越えているか否かを判定する。越えていない場合、要求処理手段123に要求を処理させる。一方、越えている場合、規制判定手段122は、ユーザ端末3からの呼接続要求、および位置登録要求を規制し、要求処理手段123に処理させない。
要求処理手段123は、規制判定手段122によって規制されない場合、連携サーバ2から取得した加入者データ114を参照して、呼に関する要求を処理する。図2に示すように、要求処理手段123は、位置登録要求を受信すると、位置情報を連携サーバ2に登録させる。また要求処理手段123は、呼接続要求を受信すると、記憶装置110に必要な加入者データを記憶しているか否かを判定し、記憶していない場合、連携サーバ2から加入者データを取得し、接続先のユーザ端末3に呼接続要求を送信する。
図5を参照して、本発明の実施の形態に係る閾値設定手段121による閾値設定処理の一例を説明する。
ステップS101において閾値設定手段121は、OSやミドルウェアからの通知により、呼処理制御サーバ1が起動時であるか否かを判定する。起動時である場合、ステップS102において閾値設定手段121は、起動時閾値データ111を閾値データ113に設定する。一方平常時であると判定した場合、ステップS103において閾値設定手段121は、平常時閾値データ112を閾値データ113に設定する。
図6を参照して、本発明の実施の形態に係る規制判定手段122による規制判定処理の一例を説明する。
規制判定処理は、呼処理接続要求または位置登録要求が発生したことを契機に開始される。ステップS201において呼処理接続要求または位置登録要求が発生したと判定されると、規制判定手段122は、直近の単位時間内の要求数を算出する。
ステップS202において規制判定手段122は、単位時間内の要求量が、閾値データ113の閾値以上であるか否かを判定する。閾値でない場合、ステップS203において規制判定手段122は、要求処理手段123が要求を処理しないように規制する。一方、閾値以上であると判定された場合、ステップS204において、要求処理手段123に、発生した要求を処理させる。
このように本発明の実施の形態に係る呼処理制御システム5において、呼処理制御サーバ1は、呼処理制御サーバ1が起動時であるか否かに基づいて、呼処理制御サーバ1が処理する要求の閾値を設定する。これにより、呼処理制御サーバ1の起動時に保有する加入者データが少なく、連携サーバ2へのデータ要求が頻発する間、呼処理制御サーバ1は、呼処理接続要求や位置登録要求の処理数を抑制することができる。また起動後に、保有する加入者データが多くなり、連携サーバ2へのデータ要求が減少すると、呼処理制御サーバ1は、呼処理接続要求や位置登録要求の処理数を増やすことができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 呼処理制御サーバ
2 連携サーバ
3 ユーザ端末
4 通信ネットワーク
5 呼処理制御システム
110、210 記憶装置
111 起動時閾値データ
112 平常時閾値データ
113 閾値データ
114、211 加入者データ
120、220 処理装置
121 閾値設定手段
122 規制判定手段
123 要求処理手段
130 通信制御装置
212 サーバ管理データ
221 加入者情報制御手段
222 サーバ情報制御手段

Claims (6)

  1. 呼処理に関連するデータを記憶する連携サーバと、ユーザ端末間の呼に関する要求を、前記連携サーバと連携して処理する呼処理制御サーバとを備える呼処理制御システムであって、
    呼処理制御サーバは、
    単位時間内に処理可能な呼の処理量に関する閾値を含む閾値データを記憶する記憶装置と、
    前記閾値データを参照して、単位時間内の前記呼の処理量が前記閾値を越えると、呼に関する要求を規制する規制判定手段と、
    前記規制判定手段によって規制されない場合、連携サーバから取得したデータを参照して、呼に関する要求を処理する要求処理手段と、
    当該呼処理制御サーバが連携サーバから取得したデータ量に応じて、前記閾値を設定する閾値設定手段を備える
    ことを特徴とする呼処理制御システム。
  2. 前記記憶装置はさらに、
    起動時に用いる閾値を含む起動時閾値データと、
    起動して所定時間後に用いる閾値を含む平常時閾値データを記憶し、
    前記閾値設定手段は、起動時に、前記起動時閾値データを前記閾値データに設定するとともに、起動して所定時間が経過すると、前記平常時閾値データを前記閾値データに設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼処理制御システム。
  3. 前記閾値データの前記閾値は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計に対応し、
    前記規制判定手段は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計が、前記閾値を越えるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の呼処理制御システム。
  4. 呼処理に関連するデータを記憶する連携サーバと連携して、ユーザ端末間の呼に関する要求を、処理する呼処理制御方法であって、
    呼処理制御サーバは、単位時間内に処理可能な呼の処理量に関する閾値を含む閾値データを参照して、単位時間内の前記呼の処理量が前記閾値を越えると、呼に関する要求を規制するステップと、
    前記規制するステップにおいて規制されない場合、前記呼処理制御サーバは、連携サーバから取得したデータを参照して、呼に関する要求を処理するステップと、
    前記呼処理制御サーバは、当該呼処理制御サーバが連携サーバから取得したデータ量に応じて、閾値を設定するステップ
    を備えることを特徴とする呼処理制御方法。
  5. 前記閾値を設定するステップは、起動時に、起動時に用いる閾値を含む起動時閾値データを前記閾値データに設定するとともに、起動して所定時間が経過すると、起動して所定時間後に用いる閾値を含む平常時閾値データを前記閾値データに設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の呼処理制御方法。
  6. 前記閾値データの前記閾値は、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計に対応し、
    前記規制するステップは、呼接続要求の数および位置登録要求の数の合計が、前記閾値を越えるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の呼処理制御方法。
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