JP6039938B2 - ボルト締結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レールの両側に配置されて前記レールを固定するボルトを締結するボルト締結装置に関する。
一般に、枕木やスラブ軌道等の敷設面に敷設されるレールの固定として、直結8型や直結4型等のようなレール締結装置が知られている。このようなレール締結装置は、レールの下側フランジ部を押圧する板ばねが設けられており、この板ばねをボルトで締結することで、レールを敷設面に固定するものである。このようなレール締結装置では、ボルトを所定のトルクで締結しておく必要があるが、鉄道の運行によりボルトが緩む可能性がある。そこで、定期的に、ボルトを所定のトルクで締結し直すことが行われている。
このようなボルトを締結するボルト締結装置として、特許文献1,2に記載されたものが知られている。特許文献1,2に記載されたボルト締結装置は、レールに載置される台車部と、この台車部に連結された本体部と、を備えており、この本体部に、下端部にボルトに嵌め合わされるソケットが取り付けられて上下方向に移動可能なロッド部と、このロッド部を回転させる回転駆動部と、締付トルクを検出する締結トルク検出部と、が取り付けられている。そして、このボルト締結装置は、ロッド部を下降させてソケットをボルトに嵌め合わせ、回転駆動部でロッド部を回転させ、締結トルク検出部が所定のトルクを検出すると、回転駆動部によるロッド部の回転を終了する。
特開平06−330502号公報 特開平06−346403号公報
ところで、このようなボルト締結装置を用いてボルトを締結すると、作業シートの締結したボルトをチェックするとともに、ボルトを叩くことで、ボルトの締結確認を行っている。
しかしながら、レール締結装置はレールに沿って極めて多数配置されているため、ボルトの締結確認が極めて煩雑になる。しかも、このようなボルトの締結確認は作業者の手作業となるため、人為的ミスを招く可能性がある。そこで、現在は、複数人でボルトの締結確認を行うようにしているが、人為的ミスを完全に防止するのは容易ではない。
そこで、本発明は、人為的ミスの発生を防止してボルトの締結を簡易且つ確実に確認することができるボルト締結装置を提供することを目的とする。
本発明に係るボルト締結装置は、レールの両側に配置されてレールを固定するボルトを締結するボルト締結装置であって、ボルトを設定トルクで締結する締結部と、締結部によるボルトの締結トルクが設定トルクになると締結完了信号を出力する締結完了信号出力部と、締結完了信号の出力を検出すると印字手段によりボルトの近傍に印を付ける締結確認部と、を有することを特徴とする。
本発明に係るボルト締結装置によれば、締結部によりボルトを設定トルクで締結すると、締結完了信号出力部により締結完了信号を出力し、締結完了信号の出力を検出すると、締結確認部により締結したボルトの近傍に印を付けるため、作業員の手作業を介在することなく、ボルトの締結を確認することができる。これにより、人為的ミスの発生を防止してボルトの締結を簡易且つ確実に確認することができる。
また、レールに摺動可能に載置される車台部と、ボルト締結装置の上下方向に延びる線を軸として車台部に回動可能に連結され、締結部及び締結確認部を搭載する本体部と、を更に有するものとすることができる。このように構成すれば、車台部に対して本体部を回動させることで、締結部及び締結確認部をレールの内側と外側との双方に移動させることができる。これにより、作業性を向上させることができる。
また、締結部は、ボルト締結装置の上下方向に移動可能に支持される第一ロッド部と、第一ロッド部の下端に取り付けられてボルトに嵌め合わされるソケット部と、第一ロッド部を回転させる第一ロッド部用回転駆動部と、を備え、締結確認部は、ボルト締結装置の上下方向に移動可能に支持される第二ロッド部と、第二ロッド部の下端に取り付けられて印字手段が装着される印字装置部と、を備え、第一ロッド部と第二ロッド部とが連結部により連結されているものとすることができる。このように構成すれば、第一ロッド部を下降させてソケット部をボルトに嵌め合わせ、第一ロッド部用回転駆動部で第一ロッド部を回転させることとで、ボルトを締結することができる。また、第二ロッド部を下降させて印字装置部に装着された印字手段をレールの敷設面などに当接させることで、ボルトの近傍に印を付けることができる。そして、第一ロッド部と第二ロッド部とが連結部により連結されているため、ボルトを締結させるために第一ロッド部を下降させるだけで、第二ロッド部も下降させることができる。これにより、ボルトの締結確認をより簡易且つ確実に行うことができる。
また、連結部は、第一ロッドに対して、第一ロッド部の軸線と略平行な線を軸とした回転方向において第二ロッド部を回動可能に連結するものとすることができる。ボルトはレールの両側に配置されているため、第一ロッド部と第二ロッド部とを固定的に連結するすると、締結確認部がレールに干渉する可能性がある。そこで、このように第一ロッド部と第二ロッド部とを回動可能に連結すれば、第二ロッド部をボルト締結装置の左右に移動させることができるため、何れのボルトを締結する際も締結確認部がレールに干渉するのを防止することができる。
また、第二ロッド部の上下方向の移動量よりも印字装置部の上下方向の移動量を多くする移動量変換機構を更に有するものとすることができる。レールの敷設面に印を付ける場合は、当該敷設面は締結部が締結するボルトよりも下方に位置するため、印字手段をソケットよりも下方に位置させる必要がある。そこで、このように構成すれば、レールの反対側に配置されるボルトを締結する際に、第一ロッド部及び第二ロッド部の持ち上げ高さを低くすることができるため、作業性を向上させることができる。
また、移動量変換機構は、第二ロッド部と印字装置部とを屈曲可能に軸支する屈曲連結部と、印字装置部に固定されたギアと、本体部に固定されてギアと噛合うラックと、を備えるものとすることができる。このように構成すれば、第一ロッド部及び第二ロッド部を上昇させると、ギアとラックとの噛合いにより、印字装置部が屈曲連結部を軸として屈曲するように下降するため、第一ロッド部及び第二ロッド部を高く持ち上げなくても、印字装置部をレールよりも高くすることができる。一方、第一ロッド部及び第二ロッド部を下降させると、ギアとラックとの噛合いにより、印字装置部が屈曲連結部を軸として屈曲するように上昇するため、印字装置部をソケット部よりも下降させて、印字手段を敷設面に当接させることができる。
また、印字装置部は、印字手段を保持する保持機構部と、保持機構部を先端側に向けて付勢する第一付勢部材と、を備えるものとすることができる。このように構成すれば、印字手段を確実に敷設面に当接させることができるため、印を明瞭につけることができる。
また、締結確認部は、保持機構部を移動させることによりボルトの近傍に印を付ける保持機構部用駆動部を備えるものとすることができる。このように構成すれば、保持機構部用駆動部により保持機構部を移動させることで、簡易かつ確実に印を描くことができる。
また、保持機構部用駆動部は、保持機構部を回動させるものとすることができる。このように構成すれば、簡易かつ確実に円形の印を描くことができる。
また、保持機構部は、3本の印字手段を保持するものとすることができる。このように、保持機構部で3本の印字手段を保持することで、全ての印字手段を敷設面に当接させることができるとともに、円形の印を描くために回転させる保持機構部の回転量を少なくすることができる。
また、印字装置部は、印字手段を先端側に向けて付勢する第二付勢部材を備えるものとすることができる。このように構成すれば、印字手段を確実に敷設面に当接させることができるため、印を明瞭につけることができる。特に、複数本の印字手段を備える場合にも、全ての印字手段を確実に印字面に当接させることができる。
また、印字手段は、チョークであるものとすることができる。このように、チョークにより印を付けることで、暫くの間は印を残すことができ、その後は、風雨等により印を自然に消すことができる。これにより、ボルトの締結を行う点検期間中は、印が消えずに残っているため、ボルト締結の確認を確実に行うことができる。一方、次回の点検が始まる頃には、既に印が消えてなくなっているため、ボルト締結の確認ミスを防止することができる。
本発明によれば、人為的ミスの発生を防止してボルトの締結を簡易且つ確実に確認することができる。
レール締結装置の斜視図である。 実施形態に係るボルト締結装置の側面図である。 実施形態に係るボルト締結装置の側面図である。 実施形態に係るボルト締結装置の側面図である。 実施形態に係るボルト締結装置の平面図である。 実施形態に係るボルト締結装置の平面図である。 第一ロッド部用回転制御装置の概略構成を示すブロック図である。 保持機構部用回転制御装置の概略構成を示すブロック図である。 ソケットをボルトに嵌め合わせた状態を示す図である。 チョークによる円形の印を描く状態を示す図である。 印字状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るボルト締結装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
本実施形態に係るボルト締結装置は、直結8型や直結4型等のようなレール締結装置に取り付けられたボルトを締結するものである。そこで、本実施形態に係るボルト締結装置を説明する前に、先ず、レール締結装置について説明する。なお、本実施形態に係るボルト締結装置が締結するのは、以下に説明するレール締結装置のボルトに限定されるものではなく、様々な形態のレール締結装置のボルトを締結することができる。
図1は、レール締結装置の斜視図である。図1に示すように、レール締結装置10は、枕木やスラブ軌道等の敷設面1に敷設されるレール2を固定するものである。なお、レール2は、上下方向に延びる胴部3と、胴部3の上側に配置されて鉄道の車輪が当接される頭部4と、胴部3の下側に配置されてレール2の幅方向両側に延びる下側フランジ部5と、を備えている。
レール締結装置10は、敷設面1とレール2との間に介挿されてレール2の幅方向両側に延びるタイプレート11と、レール2の幅方向両側においてタイプレート11を敷設面1に固定するタイプレート固定用ボルト12と、レール2の幅方向両側において下側フランジ部5の上面とタイプレート11の上面とに当接される板ばね13と、板ばね13を貫通して板ばね13をタイプレート11に押圧するレール固定用ボルト14と、を備えている。そして、タイプレート固定用ボルト12を締め付けることで、タイプレート11を敷設面1に固定し、更に、レール固定用ボルト14を締め付けることで、板ばね13により下側フランジ部5をタイプレート11に押圧して、レール2を敷設面1に固定することが可能となっている。なお、以下の説明において、タイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14を締め付けることを、単に「締結する」という。
次に、図2〜6を参照して、本実施形態に係るボルト締結装置20について説明する。図2〜図4は、実施形態に係るボルト締結装置の側面図である。図5及び図6は、実施形態に係るボルト締結装置の平面図である。
図2〜図6に示すように、本実施形態に係るボルト締結装置20は、レール2に摺動可能に載置される車台部30と、車台部30に対してボルト締結装置20の上下方向に延びる線を軸として回動自在に連結される本体部40と、を備えている。
車台部30は、一方のレール2の延在方向に沿って延びる台部31と、台部31の前後に設けられて一方のレール2の頭部4上を転がる車輪32と、台部31から他方のレール2に延びる車軸33と、車軸33の先端に取り付けられて他方のレール2の頭部4上を転がる車輪34と、を備えている。
本体部40は、本体部40の車台部30との連結部に立設されたポール41と、ポール41の上端に軸支されて本体部40に連結されたハンドル42と、レール締結装置10のタイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14を設定トルクで締結する締結部50と、締結部50によるタイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14の締結トルクが設定トルクになると締結したタイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14の近傍の敷設面1に印を付ける締結確認部60と、を備えている。
締結部50は、ボルト締結装置20の上下方向に直線状に延びて上端がハンドル42に軸支された第一ロッド部51と、本体部40に固定されて第一ロッド部51をボルト締結装置20の上下方向に移動可能に支持する第一ロッド支持部52と、第一ロッド部51の下端に取り付けられてタイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14に嵌め合わされるソケット部53と、第一ロッド支持部52に取り付けられて第一ロッド部51を回転させる第一モータ54と、第一ロッド支持部52に取り付けられてタイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14の締結トルクを検出する締結トルク検出部55と、を備えており、第一モータ54及び締結トルク検出部55は、第一モータ54の回転駆動を制御する第一ロッド部用回転制御装置56に接続されている。なお、第一ロッド部用回転制御装置56は、如何なる場所に設けられてもよく、例えば、本体部40に設けることができる。
図7は、第一ロッド部用回転制御装置の概略構成を示すブロック図である。図7に示すように、第一ロッド部用回転制御装置56は、駆動制御部561と、駆動停止制御部562と、締結完了信号出力部563と、の機能を備えている。
駆動制御部561は、第一モータ54を駆動させる機能を有している。この駆動制御部561は、例えば、作業者のボタン操作などを契機として第一モータ54を回転駆動させてもよく、ソケット部53がタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14に嵌め合わされたことを検出するセンサ(不図示)を設け、このセンサの検出を契機として第一モータ54を回転駆動させてもよい。
駆動停止制御部562は、締結トルク検出部55で検出された締結トルクが設定値になると第一モータ54の駆動を停止させる機能を有している。すなわち、第一ロッド部用回転制御装置56には、設定締結トルクが事前設定されており、駆動停止制御部562は、駆動制御部561により締結されるタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14の締結トルクが設定締結トルクに達したことを検出すると、駆動制御部561による第一モータ54の回転駆動を停止させる。
締結完了信号出力部563は、締結トルク検出部55で検出された締結トルクが設定値に達すると締結完了信号を出力する機能を有している。すなわち、締結完了信号出力部563は、駆動停止制御部562と同様に、駆動制御部561により締結されるタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14の締結トルクが設定締結トルクに達したことを検出すると、締結完了信号を締結確認部60に出力する。なお、第一ロッド部用回転制御装置56は、締結完了信号出力部563から締結完了信号が出力されると、タイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14の締結完了を知らせるランプを点灯させてもよい。
図2〜図6に示すように、締結確認部60は、ボルト締結装置20の上下方向に直線状に延びる第二ロッド部61と、第一ロッド支持部52(又は本体部40)に連結されて第二ロッド部61をボルト締結装置20の上下方向に移動可能に支持する第二ロッド支持部62と、第二ロッド部61の下端に取り付けられる印字装置部63と、第一ロッド部51と第二ロッド部61とを連結する連結部64と、を備えている。
第二ロッド支持部62は、第一ロッド支持部52(又は本体部40)に対して、第一ロッド部51の軸線と略平行な線を軸とした回転方向において回動可能に連結されている。つまり、第一ロッド支持部52(又は本体部40)と第二ロッド支持部62とが、第一ロッド部51の軸線と略平行な線を軸とした連結部材により回動可能に連結されている。
連結部64は、第一ロッド部51に対して、第一ロッド部51の軸線と略平行な線を軸とした回転方向において第二ロッド部61を回動可能に連結している。つまり、第一ロッド部51と第二ロッド部61とが、第一ロッド部51の軸線と略平行な線を軸とした連結部材により回動可能に連結されている。
そして、第二ロッド部61には、第一ロッド部51に対して、第二ロッド部61を第一ロッド部51の軸線と略平行な線を軸とした回転方向において回動させるための操作棒65が固定されている。
印字装置部63は、第二ロッド部61に連結される屈曲連結機構部70と、屈曲連結機構部70の第二ロッド部61とは反対側(締結確認部60の先端側)に取り付けられる保持機構部80と、保持機構部80を保持機構部80の先端側に向けて付勢する付勢手段90と、を備えている。付勢手段90は、例えば、スプリングなどのバネ部材により構成することができる。
屈曲連結機構部70には、第二ロッド部61に対して屈曲可能に軸支される屈曲連結部71と、屈曲連結部71の屈曲軸に固定された歯車状のギア72と、を備えており、第一ロッド支持部52(又は本体部40)には、第二ロッド部61が上昇した際にギア72と噛み合うラック73が固定されている。これにより、第二ロッド部61を上昇させると、ラック73とギア72との噛み合いにより、保持機構部80が、屈曲連結部71を軸として回転するように上昇する。一方、第二ロッド部61を下降させると、ラック73とギア72との噛み合いにより、保持機構部80が、屈曲連結部71を軸として回転するように下降する。そして、ラック73は、第二ロッド部61を上昇させた際に、保持機構部80第二ロッド部61に対して屈曲した状態となるとともに、第二ロッド部61を下降させた際に、保持機構部80が第二ロッド部61に対して直線状に延びた状態となるように、その長さが設定されている。
保持機構部80は、先端部に3本のチョーク81を保持(装着)する保持部82と、各チョーク81を保持機構部80の先端側に向けてそれぞれ付勢する3つの付勢手段83と、保持部82を回転させる第二モータ84と、を備えており、第二モータ84には、第二モータ84の回転駆動を制御する保持機構部用回転制御装置85が接続されている。付勢手段83は、例えば、スプリングなどのバネ部材により構成することができる。なお、保持機構部用回転制御装置85は、如何なる場所に設けられてもよく、例えば、本体部40に設けることができる。
保持部82は、各チョーク81が平行かつ等距離となるように、各チョーク81を保持している。また、保持部82は、保持機構部80が第二ロッド部61に対して直線状に延びた際に、各チョーク81の先端で形成される面が敷設面1と平行になるように、各チョーク81を保持している。
図8は、締結確認部における回転制御装置の概略構成を示すブロック図である。図8に示すように、保持機構部用回転制御装置85は、締結完了信号検出部851と、駆動制御部852と、の機能を備えている。
締結完了信号検出部851は、締結完了信号出力部563からの締結完了信号の出力を検出する機能を有している。
駆動制御部852は、締結完了信号検出部851が締結完了信号の出力を検出すると、第二モータ84の回転駆動させる機能を有している。すなわち、駆動制御部852は、締結完了信号検出部851が締結完了信号の出力を検出するまでは、第二モータ84の回転駆動を行わずに待機している。そして、駆動制御部852は、締結完了信号検出部851が締結完了信号の出力を検出すると、第二モータ84を回転駆動させて、保持部82に保持されたチョーク81により敷設面1に円形の印を描かせる。
次に、本実施形態に係るボルト締結装置20の動作について説明する。
まず、車台部30の車輪32及び車輪34をレール2に載せる。これにより、ボルト締結装置20がレール2に移動可能に載置された状態となる。このとき、ボルト締結装置20は、ハンドル42が持ち上げられることにより、第一ロッド部51及び第二ロッド部61が上方に持ち上げられた状態となっている(図2参照)。このため、締結部50は、ソケット部53がレール2よりも高い位置に保持されており、締結確認部60は、屈曲連結機構部70により保持機構部80が第二ロッド部61に対して屈曲されることにより、印字装置部63全体がレール2よりも高い位置に保持されている。
次に、ハンドル42をレール2の内側に向けて回動させて、締結部50をレール2の内側に移動させる(図5参照)。このとき、ハンドル42を下降させると締結確認部60がレール2に干渉する可能性があるため、操作棒65をレール2の内側に向けて回動させる。これにより、締結確認部60が、締結部50よりもレール2の内側に配置される。
次に、ハンドル42を下降させる。すると、ギア72とラック73とが噛合い、印字装置部63が、屈曲連結部71を軸として回動するように下降する。そして、印字装置部63が第二ロッド部61に対して直線状に延びた状態となる。これにより、印字装置部63の下端に配置されるチョーク81が、ソケット部53よりも低い位置となる。その後、更にハンドル42を下降させて、レール2の内側に配置されている締結対象のタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14にソケット部53を嵌め合わせる。このとき、付勢手段90により保持機構部80が保持機構部80の先端側に向けて付勢されるとともに、付勢手段83により各チョーク81が保持機構部80の先端側に向けて付勢されているため、チョーク81の先端が敷設面1に所定の圧力で押し付けられる。チョーク81が押し付けられる位置は、締結対象のタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14から第一ロッド部51と第二ロッド部61との離間距離だけ離れた位置となる。つまり、チョーク81が押し付けられる位置は、締結対象のタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14の近傍となる。
このようにして締結対象のタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14にソケット部53が嵌め合わされると、第一ロッド部用回転制御装置56は、駆動制御部561により第一モータ54を駆動制御する。すると、第一ロッド部51が回転して、ソケット部53が嵌め合わされているタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14が締結される。なお、駆動制御部561による第一モータ54の駆動制御の開始は、上述したように、作業員の操作を契機としてもよく、センサの検出を契機としてもよい。そして、締結トルク検出部55により締付トルクが設定締付トルクに達したことが検出されると、第一ロッド部用回転制御装置56は、駆動停止制御部562により第一モータ54の回転駆動を停止し、締結完了信号出力部563により締結完了信号を出力する。
すると、保持機構部用回転制御装置85は、締結完了信号検出部851により締結完了信号の出力を検出し、駆動制御部852により第二モータ84を駆動制御する。すると、保持部82が回転して、チョーク81により敷設面1に円形の印が描かれる。
ここで、図9及び図10を参照して、チョーク81により円形の印が描かれる仕組みについて説明する。図9は、ソケットをボルトに嵌め合わせた状態を示す図である。図10は、チョークによる円形の印を描く状態を示す図である。なお、図9では、レール固定用ボルト14にソケット部53が嵌め合わされた状態を示している。
図9に示すように、レール固定用ボルト14にソケット部53が嵌め合わされると、チョーク81は、レール固定用ボルト14の近傍において敷設面1に押し付けられる。この状態で第二モータ84により保持部82が回転されると、図10(a)に示すように、各チョーク81により円弧の印Mが描かれる。そして、第二モータ84により保持部82が120°以上回転されることで、図10(b)に示すように、各チョーク81により描かれる円弧が連結され、一つの円形の印Mが描かれる。この場合、駆動制御部852は、円形の印Mを確実に描くために、保持部82の回転角度が130°以上となるように第二モータ84の駆動制御を行うことが好ましく、一方、チョーク81の減りを抑制するために、保持部82の回転角度が180°以下となるように第二モータ84の駆動制御を行うことが好ましい。
このようにして敷設面1に円形の印が描かれると、次に、ハンドル42を上昇させる。すると、ギア72とラック73とが噛合うまでは、印字装置部63が第二ロッド部61に対して直線状に延びた状態のまま上昇し、ギア72とラック73とが噛合うと、印字装置部63が屈曲連結部71を軸として回動するように上昇する。そして、印字装置部63が第二ロッド部61に対して屈曲した状態となる。これにより、締結確認部60の全体がソケット部53よりも高い位置となる。
ソケット部53がレール2よりも高くなるまでハンドル42を上昇させると、ハンドル42をレール2の外側に向けて回動させて、締結部50をレール2の外側に移動させる(図6参照)。このとき、締結確認部60が締結部50よりもレール2の内側方向に配置されているため、操作棒65をレールの外側に向けて回動させる。これにより、締結確認部60が、締結部50よりもレール2の外側に配置される。
その後、上記と同様に、ハンドル42を下降させて、締結部50によりレール2の外側に配置されている締結対象のタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14を締結し、その後、締結確認部60により締結したタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14の近傍の敷設面1に円形の印を描く。
このようにしてボルトを締結していくと、図11に示すように、締結したボルトの近傍には、円形の印が描かれる。このため、どのボルトを締結して、どのボルトを締結していないかを、一目で確認することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るボルト締結装置20によれば、締結部50によりタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14を設定トルクで締結すると、締結完了信号出力部563により締結完了信号が出力され、この締結完了信号が出力されると、締結確認部60により締結したタイプレート固定用ボルト12又はレール固定用ボルト14の近傍に円形の印が付けられるため、作業員の手作業を介在することなく、タイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14の締結を確認することができる。これにより、人為的ミスの発生を防止してタイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14の締結を簡易且つ確実に確認することができる。
また、締結部50及び締結確認部60は、車台部30に対して回動可能に連結された本体部40に搭載されているため、車台部30に固定されているハンドル42を回動させることで、締結部50及び締結確認部60をレール2の内側と外側の双方に移動させることができる。これにより、作業性を向上させることができる。
また、連結部64により第一ロッド部51と第二ロッド部61とが連結されているため、ハンドル42により第一ロッド部51を下降させるだけで、第二ロッド部61も下降させることができる。これにより、タイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14の締結確認をより簡易且つ確実に確認することができる。
また、連結部64及び第二ロッド支持部62により第二ロッド部61が回動可能に連結されているため、第二ロッド部61をボルト締結装置20の左右に移動させることで、レール2の内側及び外側に配置される何れのタイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14を締結する際も、締結確認部60がレール2に干渉するのを防止することができる。
また、保持機構部80が屈曲連結部71を軸として屈曲するようにラック73とギア72とが配置されているため、第一ロッド部51及び第二ロッド部61を上下動させることで、印字装置部63の上下方向の移動量を第二ロッド部61の上下方向の移動量よりも大きくすることができる。これにより、ハンドル42を高く持ち上げなくても、締結確認部60をレール2よりも高くすることができるとともに、ハンドル42を下げることで、チョーク81を敷設面1に当接させることができる。
また、第二モータ84により保持部82を回転させることで、簡易かつ確実に円形の印を描くことができる。
また、保持部82で保持するチョーク81の本数を3本とすることで、全てのチョーク81を敷設面1に当接させることができるとともに、少ない回転量で円形の印を描くことができる。
また、付勢手段83により保持機構部80を先端側に向けて付勢するとともに、付勢手段90により各チョーク81を先端側に向けて付勢することで、チョーク81を確実に敷設面1に当接させることができるため、印を明瞭につけることができる。
また、チョーク81により印を付けることで、暫くの間は印を残すことができ、その後は、風雨等により印を自然に消すことができる。これにより、タイプレート固定用ボルト12及びレール固定用ボルト14の締結を行う点検期間中は、印が消えずに残っているため、ボルト締結の確認を確実に行うことができる。一方、次回の点検が始まる頃には、既に印が消えてなくなっているため、ボルト締結の確認ミスを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、第一ロッド部51に対して第二ロッド部61を手動で回動させることにより、第二ロッド部61をボルト締結装置20の左右に移動させるものとして説明したが、例えば、ハンドル42により本体部40を車台部30に対して回動させると第一ロッド部51に対して第二ロッド部61を自動的に回動させる自動回動装置を取り付け、この自動回動装置により第二ロッド部61をボルト締結装置20の左右に移動させるものとしてもよい。この自動回動装置は、例えば、周知のリンク機構を用いた機械的な構成や、周知のセンサとモータとによる電気的な構成により実現することができる。
また、上記実施形態では、移動量変換機構を、屈曲連結部71、ギア72及びラック73により実現するものとして説明したが、第二ロッド部の上下方向の移動量よりも印字装置部の上下方向の移動量を多くすることができれば、如何なる手段により実現してもよい。例えば、第二ロッド部と印字装置部との間に伸縮可能なシリンダーを接続し、このシリンダーを伸縮させることで、移動量変換機構を実現してもよい。
また、上記実施形態では、印字手段を、チョークにより実現するものとして説明したが、敷設面などに印を付けることができれば如何なる手段により印字手段を実現してもよい。例えば、黒炭などを用いてもよい。
また、上記実施形態では、保持部82で3本のチョーク81を保持するものとして説明したが、保持するチョーク81は3本に限定されるものではなく、1,2本であってもよく、4本以上であってもよい。
また、上記実施形態では、敷設面1に印を付けるものとして説明したが、締結するボルトの近傍であれば、如何なる場所に印を付けてもよい。
1…敷設面、2…レール、3…胴部、4…頭部、5…下側フランジ部、10…レール締結装置、11…タイプレート、13…板ばね、12…タイプレート固定用ボルト、14…レール固定用ボルト、20…ボルト締結装置、30…車台部、31…台部、32…車輪、33…車軸、34…車輪、40…本体部、41…ポール、42…ハンドル、50…締結部、51…第一ロッド部、52…第一ロッド支持部、53…ソケット部、54…第一モータ(第一ロッド部用回転駆動部)、55…締結トルク検出部、56…第一ロッド部用回転制御装置、60…締結確認部、61…第二ロッド部、62…第二ロッド支持部、63…印字装置部、64…連結部、65…操作棒、70…屈曲連結機構部(移動量変換機構)、71…屈曲連結部(移動量変換機構)、72…ギア(移動量変換機構)、73…ラック(移動量変換機構)、80…保持機構部、81…チョーク、82…保持部、83…付勢手段(第一付勢手段)、84…第二モータ(保持機構部用駆動部)、85…保持機構部用回転制御装置、90…付勢手段(第二付勢手段)、561…駆動制御部、562…駆動停止制御部、563…締結完了信号出力部、851…締結完了信号検出部、852…駆動制御部。

Claims (9)

  1. レールの両側に配置されて前記レールを固定するボルトを締結するボルト締結装置であって、
    前記ボルトを設定トルクで締結する締結部と、
    前記締結部による前記ボルトの締結トルクが前記設定トルクになると締結完了信号を出力する締結完了信号出力部と、
    前記締結完了信号の出力を検出すると印字手段により前記ボルトの近傍に印を付ける締結確認部と、
    前記レールに摺動可能に載置される車台部と、
    前記車台部に、前記ボルト締結装置の上下方向に延びる線を軸として回動可能に連結され、前記締結部及び前記締結確認部を搭載する本体部と、
    を有し、
    前記締結部は、
    前記ボルト締結装置の上下方向に移動可能に支持される第一ロッド部と、
    前記第一ロッド部の下端に取り付けられて前記ボルトに嵌め合わされるソケット部と、
    前記第一ロッド部を回転させる第一ロッド部用回転駆動部と、
    を備え、
    前記締結確認部は、
    前記ボルト締結装置の上下方向に移動可能に支持される第二ロッド部と、
    前記第二ロッド部の下端に取り付けられて前記印字手段が装着される印字装置部と、
    を備え、
    前記第一ロッド部と前記第二ロッド部とが連結部により連結されており、
    前記連結部は、前記第一ロッドに対して、前記第一ロッド部の軸線と略平行な線を軸とした回転方向において前記第二ロッド部を回動可能に連結することを特徴とするボルト締結装置。
  2. 前記第二ロッド部の上下方向の移動量よりも前記印字装置部の上下方向の移動量を多くする移動量変換機構を更に有する、
    請求項に記載のボルト締結装置。
  3. 前記移動量変換機構は、
    前記第二ロッド部と前記印字装置部とを屈曲可能に軸支する屈曲連結部と、
    前記印字装置部に固定されたギアと、
    前記本体部に固定されて前記ギアと噛合うラックと、
    を備える、
    請求項に記載のボルト締結装置。
  4. 前記印字装置部は、
    前記印字手段を保持する保持機構部と、
    前記保持機構部を先端側に向けて付勢する第一付勢部材と、
    を備える、
    請求項1〜の何れか一項に記載のボルト締結装置。
  5. 前記締結確認部は、前記保持機構部を移動させることにより前記ボルトの近傍に印を付ける保持機構部用駆動部を備える、
    請求項に記載のボルト締結装置。
  6. 前記保持機構部用駆動部は、前記保持機構部を回動させる、
    請求項に記載のボルト締結装置。
  7. 前記保持機構部は、3本の印字手段を保持する、
    請求項に記載のボルト締結装置。
  8. 前記印字装置部は、前記印字手段を先端側に向けて付勢する第二付勢部材を備える、
    請求項の何れか一項に記載のボルト締結装置。
  9. 前記印字手段は、チョークである、
    請求項1〜の何れか一項に記載のボルト締結装置。
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