JP6037787B2 - 既設管の樹脂ライニング工法、ホース材押圧保持治具 - Google Patents

既設管の樹脂ライニング工法、ホース材押圧保持治具 Download PDF

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本発明は、既設管の内面に樹脂ライニング膜を形成する樹脂ライニング工法、ホース材押圧保持治具に関するものである。
管路の内面に樹脂の厚膜ライニング層を形成することで、管路の亀裂折損時漏洩抑止と継手漏洩抑止を同時に達成することができる樹脂ライニング工法が知られている(下記特許文献1参照)。
このような樹脂ライニング工法は、樹脂材を管内面に向けて遠心分散させる樹脂分散手段を用い、この樹脂分散手段を開放された管路の一端から他端に向けて設定速度で移動して、管路の内面に連続性を維持する設定厚さのライニング膜を形成するものである。この工法では、施工対象の管路にホース材を通した後、ホース材の先端に樹脂分散手段(樹脂分散ガン)を装着し、ホース材を介して樹脂を供給しながらホース材を引き戻すことで、樹脂を遠心分散させる樹脂分散手段を管路内に沿って移動させる。
特開2009−160502号公報
前述した従来技術に係る樹脂ライニング工法は、施工区間の端部に形成される立て坑内に施工対象管路の端部を開口させ、立て坑の地上部にホース材牽引手段を配備し、このホース材牽引手段で管路内に挿通したホース材を牽引しながら管内面への樹脂の分散を行う。この際、施工対象管路の端部開口から引き出されたホース材は端部開口で屈折されて地上のホース材牽引手段に向かうことになる。
樹脂分散手段を管路内に沿って移動しながら管内面に樹脂ライニング膜を形成する樹脂ライニング工法では、樹脂分散手段の移動速度の調整が形成される樹脂ライニング膜の品質に大きく影響することになる。均一な膜厚の樹脂ライニング膜を形成するためには樹脂分散手段の移動速度を一定にすることが必要になる。これに対して、施工対象管路の端部開口から引き出されたホース材が端部開口のエッジ部に接触した状態で牽引されると、ホース材の表面にできる屈折皺などの影響でホース材の牽引速度が不連続になることがあり、これによって樹脂分散手段の移動速度が乱れて樹脂ライニング膜の膜厚が不均一になり易い。従来は、このような樹脂ライニング膜の膜厚不均一を避けるために、補助作業者の人手によって引き出されたホース材が管路の端部開口に接触しないように保持することが行われており、補助作業者に多大な労力を強いることが問題になっていた。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、補助作業者に多大な労力を強いることなく、樹脂分散手段の移動速度を均一化して高品質の樹脂ライニング膜を形成すること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による既設管の樹脂ライニング工法は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
先端に樹脂分散手段を接続したホース材を牽引しながら、前記樹脂分散手段によって分散される樹脂によって管内面に樹脂ライニング膜を形成する既設管の樹脂ライニング工法において、施工対象管路の端部に支持部を設け、該支持部にホース材押圧保持治具を上下に揺動自在に支持し、前記ホース材押圧保持治具は、前記支持部に支持される揺動体と、前記揺動体に設けられるホース材接触部と、前記揺動体の前記支持部とは逆方向に延設される操作柄部とを備え、前記ホース材接触部は、前記ホース材の牽引によって転動するガイドローラを備え、複数の前記ガイドローラが前記ホース材に沿って湾曲状に配列され、前記ホース材押圧保持治具を下方に向けて揺動させて、前記施工対象管路の端部から引き出された前記ホース材を押圧保持しながら、当該ホース材を牽引することを特徴とする既設管の樹脂ライニング工法。
また、本発明のホース材押圧保持治具は、先端に樹脂分散手段を接続したホース材を牽引しながら、前記樹脂分散手段によって分散される樹脂によって管内面に樹脂ライニング膜を形成する既設管の樹脂ライニング工法に用いられるホース材押圧保持治具であって、施工対象管路の端部に設けられた支持部に上下に揺動自在に支持される揺動体と、該揺動体に設けられるホース材接触部と、前記揺動体の支持部とは逆方向に延設される操作柄部とを備え、前記ホース材接触部は、前記ホース材の牽引によって転動するガイドローラを備え、複数の前記ガイドローラが前記ホース材に沿って湾曲状に配列され、前記操作柄部を下に向けて押圧し前記揺動体を下に向けて揺動させることで前記ホース材接触部を前記ホース材に接触させて当該ホース材を押圧保持することを特徴とするホース材押圧保持治具。
このような特徴を有する既設管の樹脂ライニング工法或いはホース材押圧保持治具によると、施工対象管路の端部に設けた支持部に揺動自在に支持されるホース材押圧保持治具を下方に揺動させて、施工対象管路の端部から引き出されたホース材を押圧保持しながら牽引するので、ホース材を施工対象管路の端部に接触させること無く牽引することができる。これによると、ホース材の牽引速度を安定化させホース材の先端に接続された樹脂分散手段を管路内に沿って一定速度で移動させることができるので、高品質の樹脂ライニング膜を形成することができる。また、ホース材押圧保持治具は下向きに揺動させるだけで簡易にホース材を押圧保持することができるので、ホース材を保持する補助作業者の労力を軽減することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る樹脂ライニング工法を示した説明図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂ライニング工法に用いられるホース材押圧保持治具におけるホース材接触部の具体的な構造を示した説明図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂ライニング工法によって樹脂ライニング膜を形成するための具体的なシステム構成を示した説明図である。 ホース材の内部構造を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る樹脂ライニング工法に使用される樹脂分散手段の一形態を示す説明図である(同図(a)が側面部分断面図、同図(b)が管路の軸方向からみた正面図)。 本発明の一実施形態に係る樹脂ライニング工法によってライニング工程を実行するための作業説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る樹脂ライニング工法を示した説明図である。本発明の実施形態に係る樹脂ライニング工法は、先端に樹脂分散手段10(図3,図5参照)を接続したホース材20を牽引しながら、樹脂分散手段10によって分散される樹脂によって施工対象管路Pの管内面に樹脂ライニング膜を形成する工法である。
ここで、施工対象管路Pの端部には支持部1が設けられている。図示の例では、支持部1は上下に一対配備されたガイド板1A,1Bとこのガイド板1A,1Bを施工対象管路Pの端部に固着する固着具1Cによって構成される。支持部1にはホース材押圧保持治具2が上下に揺動自在に支持されている。図示の例では、ホース材押圧保持治具2は、支持部1に支持される揺動体2Aと、揺動体2Aに設けられるホース材接触部2Bと、揺動体2Aの支持部1とは逆方向に延設される操作柄部2Cとを備える。
揺動体2Aは、支持部1のガイド板1Aに水平支持軸1Dによって軸支されており、これによって水平支持軸1Dの周りに上下に揺動自在に支持されている。操作柄部2Cは、補助作業者が手で持って操作するための部位であり、操作柄部2Cを上に向けて操作し一点破線で示すように揺動体2Aを上に向けて揺動させるとホース材接触部2Bをホース材20から離すことができ、操作柄部2Cを下に向けて押圧し揺動体2Aを下に向けて揺動させるとホース材接触部2Bがホース材20に接触して、ホース材押圧保持治具2がホース材を押圧保持する。
ホース材接触部2Bは、図示の例では、ホース材20の牽引によって転動するガイドローラ2B1を備えている。また、ホース材接触部2Bは、ガイドローラ2B1に換えてホース材20の表面との摩擦抵抗が低い摺接部材を備えることができる。
図2は、ホース材接触部の具体的な構造を示した説明図である。ホース材接触部2Bは、図2(a)に示すように、複数のガイドローラ2B1が並列配置されており、複数のガイドローラ2B1は、ホース材20が折れ曲がることなく緩やかに湾曲するように、ホース材20に沿って湾曲状に配置される。具体的には、ガイドローラ2B1はホース材接触部2Bの筐体に軸受2B2と弾性部材2B3を介して上下に摺動自在に軸支されている。これによって、ホース材接触部2Bをホース材20に押圧させると、複数配列されたガイドローラ2B1がホース材20を緩やかに湾曲させて、各ガイドローラ2B1はホース材20の湾曲に追従するように上下に揺動し、複数のガイドローラ2B1が湾曲状に配列されることになる。図2(b)はガイドローラ2B1の断面構造を示している。ガイドローラ2B1はホース材20の外周面に沿うような曲面状の接触面2B1aを備えている。
本発明の実施形態に係る樹脂ライニング工法によると、図1の実線で示すように、ホース材押圧保持治具2を下方に向けて揺動させて、施工対象管路Pの端部から引き出されたホース材20を押圧保持しながら、ホース材20を矢印方向に牽引する。これによると、ホース材20を施工対象管路Pの端部に接触させること無く牽引することができ、ホース材20の牽引速度を安定化させホース材20の先端に接続された樹脂分散手段を管路内に沿って一定速度で移動させることができる。これによって、形成される樹脂ライニング膜の膜厚が均一になり、高品質の樹脂ライニング膜を形成することができる。
また、ホース材押圧保持治具2は、水平支持軸1Dを支点、操作柄部2Cの操作位置を力点とし、ホース材接触部2Bの接触位置を作用点とするテコの原理が働くので、比較的軽微な力で下向きに揺動させるだけで簡易にホース材を押圧保持することができる。これによって、ホース材20を保持する補助作業者の労力を軽減することが可能になる。
図1に示すように、支持部1は施工対象管路Pの端部が開放された立て坑A内に配備される。そして、立て坑Aの地上部には図示省略したホース材牽引手段が設置されている。施工対象管路Pの端部から引き出されたホース材20はホース材牽引手段によって地上に向けて牽引される。
立て坑A内には、支持部1(ガイド板1B)を支持する支柱3を設けることができる。また、立て坑A内には、地上に向けて引き出されるホース材20を案内する案内板4を設けることができる。案内板4は図示のような支柱5や立て坑A内に張られた横梁などによって支持することができる。
図3は、樹脂ライニング膜を形成するための具体的なシステム構成を示した説明図である。ここでは、施工対象管路Pが継手部Cと分岐部Bを含んでおり、その両端が立て坑A1,A2にそれぞれ開放されている。樹脂分散手段10には回転ヘッド11が備えられている。この樹脂分散手段10が接続されるホース材20は、樹脂分散手段10を牽引する牽引索を兼ねるものであるが、内部には、少なくとも樹脂を供給するための樹脂供給管21(21A,21B)と回転ヘッド11を駆動するための駆動ライン(回転ヘッド11をエアポンプで駆動する場合は圧力供給管)22、更には樹脂温度を一定に保つための温水循環ライン23が収納されている。
図4は、ホース材の内部構造を示した断面図である。ホース材20内では、樹脂供給管21(21A,21B)と先端側で連通して循環路を形成している温水循環ライン23がそれぞれ一対の管を形成しており、それに対して駆動ライン22が加えられ、更に配管のバランスを調整するためのダミーライン24が加えられて、鋼線ワイヤ25(3本)と共に樹脂糸26でブレード結束が施され、その外層に発泡層27が形成され、更にその外層に被覆層28が形成されている。このように樹脂供給管21を設定温度の温水が流れる温水循環ライン23に沿って配置することで、樹脂材を樹脂分散手段10に供給するときの樹脂材の温度を一定に保つようにしている。
ホース材20の基端側には、図3に示すように、樹脂供給管21(21A,21B)に樹脂を圧入して樹脂を供給する樹脂供給手段30、樹脂供給手段30の吸引口31A,31Bが挿通させる樹脂タンク32A,32B、駆動ライン22に駆動エネルギーを供給する駆動源(例えば、コンプレッサ)40、温水循環ライン23に設定温度の温水を循環させるための温水タンク41及びポンプ42が配備されている。図においては、2液混合硬化型の樹脂を用いる場合の例を示しており、樹脂タンク32A,32B、吸引口31A,31B、樹脂供給管21A,21Bがそれぞれ一対配備されている。また、これらの装備は、作業車Dの荷台にまとめて配備することができる。
図示の例では、管路の分岐部Bに接続される分岐管B1は、例えば地上部において端部が開放され、その開放端に送風機50が接続されている。送風機50は、分岐管B1を介して、管路Pの分岐開口の外から管路P内に向かう送風を行うためのものである。
このようなシステム構成によると、支持部1に支持されたホース材押圧保持治具2を押圧することでホース材20を押圧保持した状態で、ホース材牽引手段6によってホース材20を矢印方向に牽引することで、例えば、即硬化性且つ高粘度の樹脂材を管路の長手方向に沿った回転軸の周りに回転駆動される回転ヘッド11に供給して、これを管内面に向けて遠心分散させながら、回転ヘッド11を備える樹脂分散手段10を施工対象管路Pの一端から他端に向けて設定速度で移動させることができる。これによって、遠心分散された樹脂材が管内面に付着し、厚膜の樹脂ライニング膜を形成する。この際、施工対象管路Pに分岐部Bが存在する場合には、少なくとも樹脂分散手段10が分岐開口上を通過する際に、前述した送風機50を作動させて、分岐開口の外から施工対象管路P内に向かう送風を行う。これによって、分岐開口の開放を確保することができる。
図5は、本発明の実施形態に係る樹脂ライニング工法に使用される樹脂分散手段の一形態を示す説明図である(同図(a)が側面部分断面図、同図(b)が管路の軸方向からみた正面図)。樹脂分散手段10は、本体10A、回転ヘッド11、支持部12を備えている。本体10A内には、回転ヘッド11を回転駆動するためのエアモータ13とスピンドル14が備えられ、接続された駆動ライン22からの圧力空気をエアモータに供給するための空気流路10Bと回転ヘッド11内の樹脂充填空間11Rに樹脂材を供給するための樹脂流路10Cが形成されている。支持部12には、管内面に当接する車輪12Aとその車輪12Aを管内面に押し当てる付勢手段12Bを備えている。支持部12は、本体10Aの外周に少なくとも3箇所装備され、車輪12Aを管内面に当接した状態で回転ヘッド11の中心が管路Pの中心に位置するように本体10Aを支持している。
図6は、ライニング工程を実行するための作業説明図である。図6(a)に示すように、立て坑A1側の地上部にホース材牽引手段6を配備し、立て坑A2側地上部ウインチ(牽引手段)7を配備する。ライニング工程を実行するには、先ず、ウインチ7から引き出した牽引ワイヤ8の先端に牽引ブロック9を装着して、この牽引ブロック9を立て坑A2側から施工対象管路P内に挿入し、周知の通線手段を採用して立て坑A1側に移動させる。そして、牽引ブロック9に前述したホース材20の先端を接続してウインチ7を作動させ、ホース材20の先端を立て坑A2側まで引き込む。この際、立て坑A1側に配備されるホース材押圧保持治具2は上向きに揺動された状態で、ホース材押圧保持治具2がホース材20に接触しないように保持されている。
立て坑A2側まで引き込まれたホース材20の先端に回転ヘッド11を備えた樹脂分散手段10を接続し、図6(b)に示すように、ホース材牽引手段6を作動させて、ホース材20を牽引して、回転ヘッド11から樹脂材を遠心分散させながら、樹脂分散手段10を立て坑A2側から立て坑A1側に向かって移動させ、樹脂ライニング膜Mを形成する。この際、立て坑A1側に配備されるホース材押圧保持治具2は下向きに揺動され、ホース材押圧保持治具2がホース材20を押圧保持する。これによって、ホース材20の安定した牽引が可能になる。
引き続き2回目のライニング工程を実行する場合には、ホース材20の先端から樹脂分散手段10を取り外して、再び前述した方法と同様にしてホース材20の先端を立て坑A2側に引き込む。この際、即硬化性の樹脂材を用いているので1層目の樹脂ライニング膜Mの硬化に時間を要することはなく、即座にホース材20の引き込みを行うことができる。そして、エアモータの回転方向を逆方向に切り換えた樹脂分散手段10をホース材20の先端に装着し、2層目の樹脂ライニング膜を形成するために、施工対象管路P内に配備した樹脂分散手段10を立て坑A2側から立て坑A1側に移動させる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る樹脂ライニング工法によると、補助作業者に多大な労力を強いることなく、樹脂分散手段10の移動速度を均一化して高品質の樹脂ライニング膜を形成することができる。
1:支持部,1A,1B:ガイド板,1C:固着具,1D:水平支持軸,
2:ホース材押圧保持治具,2A:揺動体,
2B:ホース材接触部,2B1:ガイドローラ,2B2:軸受,
2B3:弾性部材,2B1a:接触面,
2C:操作柄部,
3,5:支柱,4:案内板,6:ホース材牽引手段,7:ウインチ,
8:牽引ワイヤ,9:牽引ブロック,
10:樹脂分散手段,11:回転ヘッド,
20:ホース材,
P:施工対象管路,A,A1,A2:立て坑

Claims (3)

  1. 先端に樹脂分散手段を接続したホース材を牽引しながら、前記樹脂分散手段によって分散される樹脂によって管内面に樹脂ライニング膜を形成する既設管の樹脂ライニング工法において、
    施工対象管路の端部に支持部を設け、
    該支持部にホース材押圧保持治具を上下に揺動自在に支持し、
    前記ホース材押圧保持治具は、前記支持部に支持される揺動体と、前記揺動体に設けられるホース材接触部と、前記揺動体の前記支持部とは逆方向に延設される操作柄部とを備え、
    前記ホース材接触部は、前記ホース材の牽引によって転動するガイドローラを備え、複数の前記ガイドローラが前記ホース材に沿って湾曲状に配列され、
    前記ホース材押圧保持治具を下方に向けて揺動させて、前記施工対象管路の端部から引き出された前記ホース材を押圧保持しながら、当該ホース材を牽引することを特徴とする既設管の樹脂ライニング工法。
  2. 前記支持部は施工対象管路の端部が開放された立て坑内に配備され、当該立て坑の地上部に設置されたホース材牽引手段によって前記ホース材が牽引されることを特徴とする請求項に記載された既設管の樹脂ライニング工法。
  3. 先端に樹脂分散手段を接続したホース材を牽引しながら、前記樹脂分散手段によって分散される樹脂によって管内面に樹脂ライニング膜を形成する既設管の樹脂ライニング工法に用いられるホース材押圧保持治具であって、
    施工対象管路の端部に設けられた支持部に上下に揺動自在に支持される揺動体と、該揺動体に設けられるホース材接触部と、前記揺動体の支持部とは逆方向に延設される操作柄部とを備え、
    前記ホース材接触部は、前記ホース材の牽引によって転動するガイドローラを備え、複数の前記ガイドローラが前記ホース材に沿って湾曲状に配列され、
    前記操作柄部を下に向けて押圧し前記揺動体を下に向けて揺動させることで前記ホース材接触部を前記ホース材に接触させて当該ホース材を押圧保持することを特徴とするホース材押圧保持治具。
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