JP6037608B2 - Service control system, service system - Google Patents
Service control system, service system Download PDFInfo
- Publication number
- JP6037608B2 JP6037608B2 JP2011260804A JP2011260804A JP6037608B2 JP 6037608 B2 JP6037608 B2 JP 6037608B2 JP 2011260804 A JP2011260804 A JP 2011260804A JP 2011260804 A JP2011260804 A JP 2011260804A JP 6037608 B2 JP6037608 B2 JP 6037608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- observation
- data
- transport vehicle
- autonomous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 80
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 54
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 claims description 27
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 5
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 4
- 238000012876 topography Methods 0.000 claims description 2
- 238000010977 unit operation Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 13
- 230000009471 action Effects 0.000 description 11
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 240000004050 Pentaglottis sempervirens Species 0.000 description 1
- 235000004522 Pentaglottis sempervirens Nutrition 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
本発明は、機械が実世界の状態を把握して自律的に物理動作または情報処理を実施するサービスを提供するシステムに関する。 The present invention relates to a system that provides a service in which a machine grasps the state of the real world and autonomously performs physical operation or information processing.
機械が実世界の状態を把握・認識し、その認識結果に基づき機械が実世界に対し有用な働きかけを行うシステムの代表的なものとして、ロボットがある。下記特許文献1では、レール等の設置を必要とせずに、自律移動ロボットを所望の経路に従って移動させるために、ロボットの移動量から自分の位置を認識し、走行ルールに従って地図情報に基づき経路を探索し、その経路に沿うようにロボットを制御する方法が示されている。
A robot is a typical system in which a machine grasps and recognizes the state of the real world and the machine makes a useful action to the real world based on the recognition result. In
一方、人とインタラクションを行うシステムも、人を実世界の構成要素ととらえることにより、その状態に基づき機械が働きかけを行うシステムの一つと位置づけることができる。下記特許文献2では、ユーザからの作用を入力とし、その入力に基づき決定された作用を、ユーザに対し行う方法が示されている。同文献では、入力される作用に応じて、機械が内部にもつデータ構造を所定の方法で更新することにより、よりユーザのアクションに適した反応が行われるように、ユーザインタフェースの挙動が、徐々に進化・更新していく仕組みを備えている。
On the other hand, a system that interacts with a person can be positioned as one of systems in which a machine works based on the state by regarding the person as a component of the real world. In
上記特許文献1では、経路を探索するルールが一定であるため、ロボットが移動する環境条件が変化した場合や、移動目的が変更されたときに、必ずしも適切な移動経路の決定がされ、あるいは決定された経路どおりの移動が正確に行われるとは限らない。すなわち、動作の決定方法や制御方法は、対象や目的等のさまざまな外部条件の変化にともなってそれが適切なものとなるように変化することが望まれる。
In
上記特許文献2では、ユーザからの入力操作のされ方に応じ、その反応となる作用がより適切になるような作用決定方法の更新手段を示しており、前述の外部条件の変化に伴い発生する課題の一つの解決手段となっている。しかしながら本技術では、ユーザインタフェースのためにユーザの入力操作を受け付ける手段と、作用決定方法を更新するための情報としてユーザの入力操作を受け付ける手段とが同一であるため、それによって得られる情報が、作用決定方法を更新するための情報として必ずしも十分にはなっていない。すなわちシステムがより適切な反応を行うようになるために必要な情報、言い換えるとシステムが進化・更新するための情報が、システム自らによって得られる情報のみに限られており、システムの挙動を外部から、すなわち第3者の立場からの視点では評価していない。そのため、上記進化・更新が実際に適切なものになっているかどうかを正確に判断することは難しい。
The above-mentioned
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、機械が実世界の状態に基づき実世界に対し有用な働きかけを行うサービスシステムにおいて、環境条件や目的等が変化したときでも、その働きかけがより適切なものとなるように変化させることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and in a service system in which a machine makes a useful action on the real world based on the real world state, even when environmental conditions, purposes, etc. change, The purpose is to change the approach to be more appropriate.
本発明に係るサービス制御システムは、実世界インターフェースシステムが備える第1観測部とは異なる物理環境を観測する第2観測部を備え、実世界インターフェースシステムが第1観測部の観測結果に基づき動作した場合と第2観測部の観測結果に基づき動作した場合との間の差分が小さくなるように、実世界インターフェースシステムの動作を調整する。 The service control system according to the present invention includes a second observation unit that observes a physical environment different from the first observation unit included in the real world interface system, and the real world interface system operates based on the observation result of the first observation unit. The operation of the real world interface system is adjusted so that the difference between the case and the case of operating based on the observation result of the second observation unit becomes small.
本発明に係るサービス制御システムによれば、実世界の状態に基づき機械等が実世界に対し有用な働きかけを行うサービスシステムにおいて、環境条件やサービス目的等が変化しても、第2観測部の観測結果による客観的な尺度に基づいて、その働きかけがシステム要件の観点からより適切なものとなるように、実世界インターフェースシステムの動作を適合させることができる。 According to the service control system of the present invention, in a service system in which a machine or the like makes a useful action on the real world based on the state of the real world, even if environmental conditions or service purposes change, the second observation unit Based on objective measures from observations, the operation of the real-world interface system can be adapted so that the approach is more appropriate from a system requirements perspective.
<本発明の基本概念>
図1は、本発明に係るサービスシステム1000の基本概念を説明する機能ブロック図である。サービスシステム1000は、サービス制御システム100、実世界インターフェースシステム200を有する。実世界インターフェースシステム200は、物理的動作または情報処理を実施することによってサービスを提供するシステムである。サービス制御システム100は、実世界インターフェースシステム200の動作を制御するシステムである。
<Basic concept of the present invention>
FIG. 1 is a functional block diagram illustrating the basic concept of a
実世界インターフェースシステム200は、第1観測部210、操作部220、操作指示部230を有する。第1観測部210は、実世界インターフェースシステム200周囲の物理環境を観測し、その観測結果を第1観測情報として操作指示部230に出力する。操作部220は、例えば荷物搬送などの物理的動作によるサービスを提供するロボット、情報処理サービスを提供するコンピュータ、などの動作を実施する機能部によって構成されている。操作指示部230は、第1観測部210の観測結果に基づき操作指示情報を出力し、操作部220の動作を制御する。
The real
サービス制御システム100は、第2観測部110、更新指示部120を有する。第2観測部110は、実世界インターフェースシステム200周囲の、第1観測部210が観測するものとは異なる物理環境を観測し、その観測結果を第2観測情報として更新支持部120へ出力する。更新指示部120は、操作指示部230が内部的に使用する情報と第2観測情報を用いて、操作指示部230が操作部220を制御する際の制御パラメータやアルゴリズムなどを更新する。
The
第1観測部210は、実世界インターフェースシステム200がサービスを提供する際に自ら周囲の状況を観測してサービス動作を調整するための機能部である。これに対し第2観測部110は、実世界インターフェース200の外部から第1観測部210とは異なる観点で実世界インターフェースシステム200の動作を観測する機能部であり、実世界インターフェース200にとっては客観的第3者による動作監視をする機能部であるといえる。
The
このように、サービスを提供するシステム自身が取得する主観的な情報に加えて、外部の第3者による客観的な観測結果を併用することにより、主観的観測のみでは得られない情報を得ることができるので、操作部220のサービス動作をより適切に更新することができると考えられる。
In this way, in addition to the subjective information acquired by the system providing the service itself, information that cannot be obtained by subjective observation alone is obtained by using objective observation results by an external third party in combination. Therefore, it is considered that the service operation of the
例えば、第1観測部210による観測結果と第2観測部110による観測結果が異なる場合、いずれか一方の観測結果を用いて操作指示部230のアルゴリズムを更新し、両者の観測結果の間にずれが生じないようにすることが考えられる。あるいは、操作部220が第1観測情報に基づき動作する場合と第2観測情報に基づき動作する場合とで動作結果が異なる場合には、両者の動作結果の間に相違が生じないように、制御パラメータを補正するような用途が考えられる。
For example, when the observation result by the
なお、第1観測部210による観測結果と第2観測部110による観測結果のいずれを優先すべきかは、サービスシステム1000が提供するサービスの性質によって異なると考えられる。例えば全体最適を優先するサービスである場合、第2観測部110はサービスシステム1000全体を俯瞰的に観測し、第1観測部210は比較的近距離の観測結果に基づき動作を微調整する、といった用途が考えられる。
It should be noted that which of the observation results from the
以上、本発明に係るサービスシステム1000の概念を説明した。以下では、本発明に係るサービスシステム1000の具体的な実施形態を説明する。
The concept of the
<実施の形態1>
図2は、本発明の実施形態1に係るサービスシステム1000の機能ブロック図である。本実施形態1に係るサービスシステム1000は、人が操縦することなく目的地まで自動的に到達することができる自律搬送車を用いて、物流倉庫などで物を搬送するサービスを提供するシステムである。
<
FIG. 2 is a functional block diagram of the
本実施形態1において、実世界インターフェースシステム200は、自律搬送車が荷物を搬送するシステムである。第1観測部210は距離センサとして構成され、操作部220は自律搬送車として構成されている。操作指示部230は、地図データ231、位置推定部232、経路データ233、移動制御部234を有する。
In the first embodiment, the real-
距離センサ210は、自律搬送車220とその周辺物体との間の距離を測定し、距離センサデータ211として位置推定部232に出力する。自律搬送車220は、移動制御部234からの指示にしたがって荷物などを搬送する。
The
地図データ231は、自律搬送車220が荷物などを搬送する場所の実測地図を記述したデータである。位置推定部232は、距離センサデータ211と地図データ231を比較対照することにより、自律搬送車220の位置と姿勢を推定し、移動制御部234に出力する。経路データ233は、自律搬送車220が地図データ231上で移動すべき軌跡を記述したデータである。移動制御部234は、位置推定部232の推定結果に基づき、自律搬送車220が経路データ233にしたがって移動するように、自律搬送車220の動作を制御する。自律搬送車220の制御については後述する。
The map data 231 is data describing an actual measurement map of a place where the
本実施形態1において、サービス制御システム200は、地図データ231を更新することによって自律搬送車220の移動経路を更新制御するシステムである。第2観測部110は、広域距離センサとして構成されている。更新指示部120は、地形検出部121と地図更新部122を有する。
In the first embodiment, the
広域距離センサ110は、距離センサ210よりも計測範囲が広い距離センサであり、自律搬送車220が移動する場所の地形を広範囲で計測してその結果を広域距離センサデータ111として出力する。地形検出部121は、広域距離センサデータ111に基づき自律搬送車220が移動する場所の地形を検出する。地図更新部122は、地形検出部121の検出結果と距離センサデータ211を用いて、地図データ231を最新の状態に更新する。この更新処理については後述する。
The wide-
以上、本実施形態1に係るサービスシステム1000の構成について説明した。以下では、距離センサ210と地図データ231を用いて自律搬送車220を経路データ233にしたがって移動させる方法について説明する。
The configuration of the
図3は、距離センサ210の具体例を示す図である。距離センサ210は、距離センサ210周辺の複数の方向について、周辺物300と距離センサ210の間の距離を計測する。距離センサ210の具体的な仕様として様々なものが考えられるが、ここでは図3に示すように、ある高さの水平面上を距離センサ210の正面に対して−90°から+90°の方向に、1°毎の合計181通りの異なる方向について、周辺物300までの距離データが瞬時に計測できるものを想定する。距離センサ210は、自律搬送車220に搭載されているものとする。
FIG. 3 is a diagram illustrating a specific example of the
図4は、距離センサ210を用いて測定されたセンシングデータの例を示す図である。各センシングデータは、角度φと距離dの組み合わせとして(φ0,d0), (φ1,d1),・・・,(φi,di),・・・として表される。各変数の数字の添え字iはデータ番号を示し、φiはi番目の測定方向を示し、diはφi方向における周辺物300までの距離を示す。距離センサ210は、正面に対して−90°から+90°の方向に1°毎の合計181通りの異なる方向について計測できるものを想定するので、φ0=−90°,φ1=−89°,・・・,φ180=+90°となる。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of sensing data measured using the
図5は、地図データ231の例を示す図である。地図データ231は、距離センサ210による測定高さ断面上の周辺物300の存在を、図5に示すようなディジタル画像として表したものである。同画像では、周辺物の境界部分を黒色で表現している。
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of the map data 231. The map data 231 represents the presence of the peripheral object 300 on the cross section measured by the
自律搬送車220は、平らな地面上を移動するものと仮定する。その移動によって変化する位置姿勢に関する自由度は、位置について(x,y)の2パラメータ、姿勢について自律搬送車220が向く方向角度に関するθの1パラメータ、合計3パラメータによって表すことができる。これらのパラメータを表す座標系は、図5に示すような地図データ231を表す座標系と一致させるものとする。
It is assumed that the autonomous guided
自律搬送車220の位置姿勢を推定するとは、任意の位置姿勢にある自律搬送車220のセンシングデータから、上記(x,y,θ)の3パラメータを求めることを意味する。本機能を実現する手段としていくつかの方法が考えられるが、ここではその最も基本的な方法となるマッチング処理による方法を説明する。
Estimating the position and orientation of the autonomous guided
マッチング処理による方法とは、計測されたセンシングデータを、さまざまな位置および姿勢(方向)で地図に重ね合わせ、最もよく当てはまる位置および姿勢を探し出し、これをもって自律搬送車220の位置姿勢パラメータの推定値とするというものである。その原理は、自律搬送車がその位置および姿勢にあるときに、計測されたデータと同じデータが最も高い確率で得られるであろうという考え方に基づいている。
The method based on the matching process is to superimpose the measured sensing data on a map at various positions and orientations (directions), find the most applicable position and orientation, and use this to estimate the position and orientation parameters of the autonomous guided
図6は、マッチング処理の概要を示す図である。地図データ231と距離センサデータ211とが与えられたとき、位置推定部232は、上述の方法によって最も当てはまると判断される自律搬送車220の位置および姿勢を求める。このときの平行移動成分(x,y)と回転成分θが、自律搬送車220の位置姿勢推定値となる。
FIG. 6 is a diagram showing an outline of the matching process. When the map data 231 and the distance sensor data 211 are given, the position estimation unit 232 obtains the position and orientation of the autonomous guided
次に、自律搬送車220がすすむべき移動経路を定義する経路データ233について説明する。経路データ233とは、自律搬送車220が通るべき軌跡を直線や曲線として地図上にあらわした移動軌跡をもとに、これを数値的にデータ化したものである。
Next, route data 233 that defines the travel route that the autonomous guided
図7は、経路データ233の一例を示す図である。スタートポイント701は自律搬送車220が現在いる位置を示し、ゴールポイント702は目的地となる位置を示す。スタートポイント701とゴールポイント702を結ぶ曲線703が自律搬送車220の移動経路となる。移動経路を経路データ233として記述する具体的な記述方法としては、経路を表す直線や曲線上に点を高密度でプロットし、その点の地図上での座標値を (x0, y0), (x1,y1),・・・,(xe,ye)の形式で順次表すことが考えられる。(x0,y0)はスタートポイント701、(xe,ye)はゴールポイント702を示す。
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of the route data 233. The
位置推定部232は、上述の位置姿勢推定方法によって逐次自律搬送車220の位置姿勢を求める。移動制御部234は、位置姿勢の推定結果と経路データ233を比較することにより、自律搬送車220の移動方向や移動速度などを決定し、これに基づき自律搬送車220の移動装置を制御して自律搬送車220を移動させる。
The position estimation unit 232 sequentially obtains the position and orientation of the autonomous guided
サービス制御システム100は、地図データ231を更新する機能を有する。一般的な物流倉庫では、物の移動のみならず、棚や各種物流機器などの配置換えがある程度の頻度で実施される。よって一旦作成した地図データ231であっても、それが時間とともに実際の形状を忠実に表すものでなくなることがあり得る。これに対処するため、サービス制御システム100は、地図データ231を実態にあったものに修正する。以下、その具体的な手法について説明する。
The
広域距離センサ110は、自律搬送車220が移動する場所の現在の3次元形状がどのようになっているかを正しく認識することができるものである、数百メートル先の地形であっても数cm程度の空間的サンプリングレートにて、誤差1cm程度で地形を計測することができるものである。このような広域距離センサは、現在すでに一般的に商用レベルで利用されるようになっているため、その仕組み等についての詳細な説明は省略する。
The wide-
広域距離センサ110は、物流倉庫等の自律搬送車220が動く環境の3次元形状を、人による操作、あるいはあらかじめ設定した自動操作により、1箇所あるいは数箇所から計測する。広域距離センサ110が計測した環境の3次元形状を、ある断面、すなわち自律搬送車220の距離センサが取り付けられている高さの平面で切断したものが、地図データ231とほぼ同等なものになる。
The wide-
ただし、この方法で取得された環境の形状情報は、地図データ231に比べ、欠損部が多いという欠点をもつ。このため、上記の断面情報を直接地図データ231として用いることはできない。これは、計測する各点のサンプリングレートが上述のように数cm間隔であるとはいえ、地図として用いるには疎であること、また、環境内で広域距離センサ110から見て手前にある物体によって遮蔽され、その奥にある物体や壁などが計測できないこと、などの問題によるものである。
However, the shape information of the environment acquired by this method has a defect that there are many missing parts compared to the map data 231. For this reason, the above-described cross-section information cannot be directly used as the map data 231. This is because the sampling rate of each point to be measured is a few centimeters as described above, but it is sparse to use as a map, and an object in front of the wide-
そこで本実施形態1において、地形検出部121は、広域距離センサ110が取得した断面情報に基づき、地図データ231に関する地形データを作成する。地形データとは、地図データ231を作成するにあたって、ある場所における物の存在の有無など、その地図データが実態を正しく表したものとなるための条件である。具体的にはそれぞれの場所を、(1)物が存在している、(2)物は存在していない、(3)不明である、の3つの状態に分類して表現したものなどが考えられる。
Therefore, in the first embodiment, the terrain detection unit 121 creates terrain data related to the map data 231 based on the cross-sectional information acquired by the wide-
地図更新部122は、上述の地形データ、自律搬送車220が移動中に得た距離センサデータ211、現在の地図データ231を用いて、以下の手順により地図データ231を更新する。
The map update unit 122 updates the map data 231 by the following procedure using the above-described terrain data, the distance sensor data 211 obtained while the autonomous guided
地図更新部122は、まず地形データと距離センサデータ211を比較し、距離センサデータ211が地形データに矛盾無く当てはまる、自律搬送車220の位置姿勢を求める。これは上述の、地図データ231と距離センサデータ211とのマッチングにより自律搬送車220の位置姿勢を求める手法と同一の考え方に基づくものである。具体的には、さまざまな位置姿勢に距離センサデータ211を置き、地形データと照らし合わせ、本来物がないところに物があるように計測されている、あるいは本来物があるところに物がないように計測されている、といった矛盾が最も少ない位置姿勢をもって、求めるべき位置姿勢とする方法が考えられる。より詳しくは、矛盾の発生ごとに適当な値を加える評価値を定義し、この評価値が最も低いものを求めるべき位置姿勢とする方法が考えられる。
The map updating unit 122 first compares the terrain data with the distance sensor data 211, and obtains the position and orientation of the autonomous guided
地図更新部122は次に、求めた位置姿勢に合わせた距離センサデータ211と現在の地図データ231を比較し、地図データ231を補正する。具体的には、距離センサデータ211上で物があると判断された地図データ231上の点が空白点(物が存在していない点)となっていればそこを存在点(物が存在している点)に補正し、距離センサデータ211上で物がないと判断された地図データ231上の点が存在点となっていればそこを空白点に補正する、などの方法が考えられる。 Next, the map updating unit 122 compares the distance sensor data 211 matched with the obtained position and orientation with the current map data 231 and corrects the map data 231. Specifically, if a point on the map data 231 that is determined to have an object on the distance sensor data 211 is a blank point (a point where no object exists), that point is used as an existence point (an object exists). If a point on the map data 231 that is determined to have no object on the distance sensor data 211 is an existing point, a method of correcting it to a blank point can be considered.
更新指示部120は、以上の処理を、自律搬送車220が移動しながら得られる距離センサデータ211に対して順次実施する。これにより、地図データ231が全体にわたり更新されていく。距離センサ210は、自律搬送車220が移動するごとに連続して上述の361点のデータを得ることができるので、自律搬送車220が移動を続けると、計測できる点の数は極めて多くまた密になる。さらに、ある場所からは遮蔽物に隠れて計測できなかった物であっても、自律搬送車220が遮蔽物の近くに移動すれば計測できるようになる。
The
図8は、本実施形態1に係るサービスシステム1000が地図データ231を更新する手順を説明するフローチャートである。本フローは、例えば実世界インターフェースシステム200がサービスを提供していないときに実施することができる。以下、図8の各ステップについて説明する。
FIG. 8 is a flowchart illustrating a procedure for updating the map data 231 by the
(図8:ステップS801〜S802)
広域距離センサ110は、自律搬送車220が移動する場所の環境全体にわたって、地形を計測する(S801)。更新指示部120は、広域距離センサデータ111に基づき、環境の断面図となる断面情報を作成する(S802)。
(FIG. 8: Steps S801 to S802)
The wide
(図8:ステップS803〜S804)
地形検出部121は、ステップS802で得られた断面情報に基づき、上述の地形データを作成する(S803)。更新指示部120は、移動制御部234に指示を出して自律搬送車220を経路データ233に沿って移動させ、距離センサデータ211を順次取得する(S804)。
(FIG. 8: Steps S803 to S804)
The landform detection unit 121 creates the above-described landform data based on the cross-sectional information obtained in step S802 (S803). The
(図8:ステップS805)
地図更新部122は、地形データと距離センサデータ211を比較し、上述の手順にしたがって、現在の地図データ231を更新する。
(FIG. 8: Step S805)
The map updating unit 122 compares the terrain data and the distance sensor data 211, and updates the current map data 231 according to the above-described procedure.
<実施の形態1:補足>
本実施形態1におけるデータ通信方式としては、地図更新部122を自律搬送車220上に搭載し、広域距離センサ110と地図更新部122の間で無線ネットワークを通してデータを送受信する構成、地図更新部122は自律搬送車220の外部に置き、地図更新部122と自律搬送車220との間で無線ネットワークを通してデータを送受信する構成、などが考えられる。
<Embodiment 1: Supplement>
As a data communication method in the first embodiment, the map update unit 122 is mounted on the
図8で説明したフローを実運用上で実施するタイミングとしては、例えばある一定期間を経るごとに自律搬送車220を空(カラ)走行させて実施する、あるいは広域距離センサ110による計測を実施した前後に自律搬送車220が動きながら距離センサデータ211をログデータとしていったん保存しておき、後にこれらデータを用いて地図データを更新する、などが考えられる。
For example, the flow described in FIG. 8 is performed in actual operation by running the autonomous guided
<実施の形態1:まとめ>
以上のように、本実施形態1に係るサービスシステム1000は、広域距離センサ110と距離センサ210を併用し、これらが計測した結果を比較対照して地図データ231を更新する。これにより、複数の観点に基づく観測結果を利用して地図データ231を補正することができるので、実世界インターフェースシステム200自身の観測結果に基づきサービスを提供する場合と比較して、実世界インターフェースシステム200が提供するサービスにとって求められるサービス品質に適した自律搬送車220の動作を、より適正に維持することができる。
<Embodiment 1: Summary>
As described above, the
また、本実施形態1に係るサービスシステム1000は、広域距離センサ110を単独で用いた場合において生じる、観測点が疎になる問題、および遮蔽物によって欠損点が生じる問題を、距離センサ210によって補完することができる。
In addition, the
<実施の形態2>
本発明の実施形態2では、実施形態1と同様に、物流倉庫などで用いられる自律搬送車を対象とするが、ここでは経路データ233を設定する手順について述べる。
<
In the second embodiment of the present invention, as in the first embodiment, an autonomous guided vehicle used in a distribution warehouse or the like is targeted. Here, a procedure for setting the route data 233 will be described.
本実施形態2においては、搬送経路をあらかじめ経路データ233として人あるいはシステムが設定する。この搬送経路は複数設定しておき、搬送実施時に適切な経路を操作者あるいはシステムが選択し、自律搬送車220が所望の経路に沿って移動すれるようにする。経路データ233にしたがって自律搬送車220を移動させるための制御方法は、実施形態1で述べたとおりである。
In the second embodiment, the person or the system sets the transport route as route data 233 in advance. A plurality of transfer routes are set, and an operator or system selects an appropriate route when carrying out the transfer so that the autonomous guided
地図データ231が更新される、あるいは周囲環境内に置かれた物が移動するなどによって環境形状が変化すると、自律搬送車220は、あらかじめ設定した経路データ233とは異なる軌跡で移動する。これは、従来設定していた経路データ233と地図データ231との間の相対的な位置関係がずれてしまうことなどが原因である。そこで本実施形態2では、自律搬送車220の移動軌跡を外部から観測し、実際の移動軌跡と設定した経路データとの間の差を求め、経路データ233を補正する。補正方法としては、発生したずれを打ち消す方向に経路データ233を移動させるのが基本である。
When the map data 231 is updated or the environment shape changes due to movement of an object placed in the surrounding environment, the autonomous guided
図9は、本実施形態2に係るサービスシステム1000の機能ブロック図である。実施形態1と同様の構成については適宜説明を省略し、実施形態1と異なる部分を中心に説明する。
FIG. 9 is a functional block diagram of the
本実施形態2において、更新指示部120は、比較部123と経路更新部124を有する。これらの動作については後述する。
In the second embodiment, the
本実施形態2において、第2観測部110は、自律搬送車220の動きを外部から観測する軌跡観測部として構成されている。具体的には、移動環境の天井に設置した天井カメラがその一例として考えられる。自律搬送車220が移動する場所に軌跡観測部110を多数設置することにより、自律搬送車220が移動しうるすべての領域を撮影することができる。軌跡観測部110は、観測結果に基づき自律搬送車220の位置を認識する。
In the second embodiment, the
自律搬送車220の位置を認識する手法としては、自律搬送車220の一部分を抽出する手段と、その位置を求める手段とによって実現される。自律搬送車220の一部分を抽出する手段は、自律搬送車220にあらかじめ決められた形状や色のマークを貼り付け、これをテンプレートマッチングによる画像処理で見つける方法や、自律搬送車220の形状や色をあらかじめ搬送車モデルとして記憶しておき、そのモデルと撮影画像とを照合することにより、自律搬送車220の上面部すなわち天井カメラから見える部分を抽出する方法、などがある。自律搬送車220の位置を認識する手法としては、抽出したマーカあるいは自律搬送車220上面部の重心等の特定の位置について、環境内における座標値を算出することが考えられる。以下の説明では、この点を対象点と呼ぶことにする。対象点の座標値の算出方法としては、自律搬送車220が平面運動するので対象点の地面からの高さは一定とし、この高さを表す平面と、カメラから対象点に向かう方向の交点を、対象点の3次元位置として求める方法や、前述の天井カメラをすべてステレオカメラとして、抽出した対象点の3次元位置を求める方法などがある。いずれの方法でも、カメラの設置位置や設置方向およびズーム等のカメラ内部パラメータを固定とし、カメラキャリブレーションを実施してそれらの値をあらかじめ求めておくことにより、上述の3次元座標値を、環境に対する同一の座標系において求めることができる。このようにして求めた対象点の位置をもって、自律搬送車220の位置とする。
The technique for recognizing the position of the autonomous guided
軌跡観測部110は、以上述べた方法によって自律搬送車220の位置を時系列として求めることにより、自律搬送車220の実際の軌跡を数値としてあらわした軌跡データ112を得ることができる。次に、この軌跡データ112を用いて、経路データ233を補正する方法について述べる。
The
前述のとおり、経路データ233は地図上の曲線として設定されている。軌跡観測部110の観測値から得られた軌跡データ112を経路データ233上に重ねて描くことを考える。このとき、上述の誤差の蓄積などの原因により、経路データ233と軌跡データ112が同じものとして重ならないことがありえる。この場合、自律搬送車220は設定した経路とは異なる軌跡で移動していることになる。経路データ233が示す軌跡と実際に観測された軌跡との差が、意図した経路と実際の経路との間のおおよその差を示すものと考えられる。
As described above, the route data 233 is set as a curve on the map. Consider that the trajectory data 112 obtained from the observation values of the
比較部123は、経路データ233と軌跡データ112の間の差分を求める。経路更新部124は、経路データ233を、上記差分と逆の方向に補正する。これにより、あらかじめ設定した経路データ233と実際の軌跡データ112との間で差が生じても、本来意図した経路に沿って自律搬送車220が移動することになる。ただし発生する差が補正量と必ずしも同じになるとは限らないので、補正量は、差の絶対値と同じにする方法に限らず、差の絶対値に0以上1以下のある値を乗じ補正量を小さくする、観測と補正を繰り返すことによって意図した経路に近くなるように補正量を収束させていく、などの方法が考えられる。また差の絶対値があらかじめ定めた閾値より大きいときは補正を実施せず、異常状態としてシステム管理者に通知するなど、実際的な対処方法を導入することも考えられる。
The comparison unit 123 calculates a difference between the route data 233 and the trajectory data 112. The
図10は、本実施形態2に係るサービスシステム1000が経路データ233を更新する手順を説明するフローチャートである。本フローは、例えば実世界インターフェースシステム200がサービスを提供していないときに実施することができる。以下、図10の各ステップについて説明する。
FIG. 10 is a flowchart illustrating a procedure for updating the route data 233 by the
(図10:ステップS1001〜S1002)
軌跡観測部110は、自律搬送車220の移動軌跡を計測する(S1001)。軌跡観測部110は、撮影結果に基づき、自律搬送車220の軌跡データ112を算出する(S1002)。
(FIG. 10: Steps S1001 to S1002)
The
(図10:ステップS1003〜S1004)
比較部123は、軌跡データ112と、あらかじめ設定されている経路データ233とを比較し、経路データ233の補正量を決定する(S1003)。経路更新部124は、決定された補正量にしたがい、経路データ233を補正・更新する(S1004)。
(FIG. 10: Steps S1003 to S1004)
The comparison unit 123 compares the trajectory data 112 with the preset route data 233, and determines the correction amount of the route data 233 (S1003). The
<実施の形態2:補足>
本実施形態2におけるデータ通信方式としては、経路更新部124を自律搬送車220上に搭載し、軌跡観測部110との間で無線ネットワークを通してデータを送受信する構成、経路更新部124は自律搬送車220の外部に置き、経路更新部124と自律搬送車220との間で無線ネットワークを通して経路情報を送受信する構成などが考えられる。
<Embodiment 2: Supplement>
As a data communication method in the second embodiment, the
<実施の形態2:まとめ>
以上のように、本実施形態2に係るサービスシステム1000は、軌跡観測部110が自律搬送車220の移動軌跡を観測し、これに基づき経路データ233を更新する。これにより、経路データ233が意図した経路とは異なることを自律搬送車220自身が検知できない場合であっても、軌跡観測部110による客観的な観測結果に基づいてこれを補正することができる。
<Embodiment 2: Summary>
As described above, in the
<実施の形態3>
本発明の実施形態3では、物流倉庫などにおける自律搬送車を用いた搬送システムの全体的な計画制御について説明する。搬送システムでは、搬送に関するおおまかな指示が出されると、倉庫内のレイアウト情報や現在の荷物の保管状況情報などと搬送指示を照らし合わせて、指示された物品の移動先や経路が計画される。この計画を搬送システムが自動的に決定するための方法としては、搬送の順番や移動経路などを、搬送時間や移動量等の移動コストを評価基準とした最適化問題を解くことにより決定する方法が考えられる。この用いるアルゴリズムは実際的なものが既に開発されており、本実施形態3ではこれを用いることを前提とするので、その詳細については省略する。
<
In
図11は、本実施形態3に係るサービスシステム1000の機能ブロック図である。本実施形態3において、第2観測部110は全体状況観測部として構成されている。第1観測部210は、搬送指示受付部212、レイアウト観測部213、保管状況観測部214を有する。操作指示部230は、搬送計画作成・指示部として構成されている。実世界インターフェースシステム200は、荷物を搬送する搬送システムとして構成されている。更新指示部120は、搬送シミュレータ125、アルゴリズム選択・パラメータ設定部126を有する。
FIG. 11 is a functional block diagram of the
搬送指示受付部212は、キーボードやマウス等によってユーザからの搬送指示を受け付ける。レイアウト観測部213は、倉庫の形状や棚の配置を広域距離センサ等で観測し、図面等のレイアウト情報として抽出する。保管状況観測部214は、ICタグなどを用いて棚ごとにどの程度の量の物品が保管されているかを観測し、保管状況情報として抽出する。
The transport
搬送計画作成・指示部230は、搬送の順番や移動経路などの計画を作成し、これに基づき自律搬送車220の動作を制御する。搬送計画作成・指示部230は、第1観測部210から得られる上記各観測情報を入力とし、これを用いて上記アルゴリズムを用いて搬送計画を作成し、自律搬送車220に対し、スタートポイント、エンドポイント、積み荷指示、経路選択、荷降ろし等を指示する。
The transport plan creation /
搬送計画作成・指示部230が搬送計画や指示を作成するための方法について、同じ問題設定であってもこれを解くアルゴリズムがいくつか準備されていることが多く、またそれぞれの方法においては設定すべきパラメータがいくつかある。よってより適切な搬送計画を得るには、アルゴリズムの選択とパラメータの設定が重要となる。一般には、これを過去の経験や、ヒューリスティックな考察により操作者が決定する。
For the method for creating a transportation plan and instructions by the transportation plan creation /
搬送システムが搬送物の状況や空間の空き状況などを常に正確に把握することができれば理想どおりの制御を実施できるが、一般にはそれらを把握しきれないため、結果的に全体の挙動が必ずしも理想的なものにならず、また用いるアルゴリズムの選択やパラメータ設定が最適なものかどうかを確認することも困難となる。そこで本実施形態3では、アルゴリズムやパラメータを実際の搬送状況に基づき変更・修正する。 If the transport system can always accurately grasp the status of the transported goods and the space availability, it can perform the control as ideal, but generally it cannot be fully understood, so the overall behavior is not necessarily ideal as a result. In addition, it is difficult to confirm whether the algorithm to be used and the parameter settings are optimal. Therefore, in the third embodiment, the algorithm and parameters are changed / corrected based on the actual conveyance status.
全体状況観測部110は、対象となる物流倉庫等の屋内全体の状況を観測するため、カメラ、ICタグ、距離センサ、重量センサ等のセンサを備える。搬送シミュレータ125は、搬送計画作成・指示部230が現在利用している、あるいは現在は利用していないが選択し利用可能なアルゴリズムやパラメータが何であるかの情報と、搬送計画作成・指示部230が把握する搬送指示、レイアウト、保管状況等の入力情報を吸い上げ、理論的にはどのような搬送を実施できるかをシミュレートする。搬送シミュレータ125は、設定されたアルゴリズムとパラメータにしたがい、搬送計画作成・指示部230と同じ搬送計画と指示を作成する機能と、その指示が自律搬送車220に対し発せられたときに、どのような物の移動が実施されるのかを予測する。具体的には物流現場の物の流れを模擬するシミュレータが商用レベルでいくつか実用化されており、それを利用して搬送シミュレータ125を構成することが考えられる。その詳細な説明はここでは省く。
The overall
アルゴリズム選択・パラメータ設定部126は、搬送シミュレータ125が予測した物の動きと、全体状況観測部110による観測で得られた全体状況データ113を比較し、その違いを評価する。この違いが、搬送システム200が意図する物の流れと実際の物の流れとの差である。アルゴリズム選択・パラメータ設定部126は、この差をなるべく小さくするように、搬送計画作成・指示部230が用いるアルゴリズムやパラメータを変更する。具体的には、搬送シミュレータ125が用いるアルゴリズムやパラメータを様々に変更させ、上記差が最も小さくなるものをもって、現在の最適なアルゴリズムあるいはパラメータとし、これを搬送計画作成・指示部230が用いるように搬送システム200を更新する方法が一例として考えられる。
The algorithm selection / parameter setting unit 126 compares the movement of the object predicted by the transport simulator 125 with the overall situation data 113 obtained by the observation by the overall
図12は、本実施形態3に係るサービスシステム1000が、搬送計画を作成するためのアルゴリズムやパラメータを更新する手順を説明するフローチャートである。以下、図12の各ステップについて説明する。
FIG. 12 is a flowchart for explaining a procedure by which the
(図12:ステップS1201〜S1202)
全体状況観測部110は、倉庫等全体における搬送状況を計測する(S1201)。搬送シミュレータ125は、どのような搬送が理論的に実施できるのかを、実際に使われるアルゴリズムやパラメータにしたがってシミュレート算出する(S1202)
(FIG. 12: Steps S1201 to S1202)
The overall
(図12:ステップS1203〜S1204)
アルゴリズム選択・パラメータ設定部126は、搬送シミュレータ125のシミュレーション結果と、全体状況観測部110が観測した実際の搬送状況とを比較し、アルゴリズムやパラメータの変更方法を決定する(S1203)。アルゴリズム選択・パラメータ設定部126は、決定された変更方法にしたがい、搬送計画作成・指示部230が実際に用いる搬送計画作成のためのアルゴリズムやパラメータを変更する(S1204)。
(FIG. 12: Steps S1203 to S1204)
The algorithm selection / parameter setting unit 126 compares the simulation result of the transfer simulator 125 with the actual transfer status observed by the overall
<実施の形態3:補足>
本実施形態3において、搬送シミュレータ125や搬送計画作成・指示部230を、自律搬送車220とは別の場所にある固定された計算機によって構成する構成が考えられる。この場合は、全体状況観測部110、アルゴリズム選択・パラメータ設定部126、搬送計画作成・指示部230等は、有線あるいは無線ネットワークで接続する構成をとることが考えられる。それらと自律搬送車220とは、無線ネットワークを介して制御情報等を送受信することが考えられる。
<Embodiment 3: Supplement>
In the third embodiment, a configuration in which the transport simulator 125 and the transport plan creation /
<実施の形態3:まとめ>
以上のように、本実施形態3に係るサービスシステム1000は、全体状況観測部110が観測した搬送状況と、搬送シミュレータ125によるシミュレーション結果とを比較し、最適な搬送計画作成アルゴリズムやパラメータを選択することができる。
<Embodiment 3: Summary>
As described above, the
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることもできる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換することもできる。 The present invention is not limited to the embodiments described above, and includes various modifications. The above embodiment has been described in detail for easy understanding of the present invention, and is not necessarily limited to the one having all the configurations described. A part of the configuration of one embodiment can be replaced with the configuration of another embodiment. The configuration of another embodiment can be added to the configuration of a certain embodiment. Further, with respect to a part of the configuration of each embodiment, another configuration can be added, deleted, or replaced.
上記各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部や全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。 Each of the above-described configurations, functions, processing units, processing means, and the like may be realized in hardware by designing a part or all of them, for example, with an integrated circuit. Each of the above-described configurations, functions, and the like may be realized by software by interpreting and executing a program that realizes each function by the processor. Information such as programs, tables, and files for realizing each function can be stored in a recording device such as a memory, a hard disk, an SSD (Solid State Drive), or a recording medium such as an IC card, an SD card, or a DVD.
100:サービス制御システム、110:第2観測部、111:広域距離センサデータ、112:軌跡データ、113:全体状況データ、120:更新指示部、121:地形検出部、122:地図更新部、123:比較部、124:経路更新部、125:搬送シミュレータ、126:アルゴリズム選択・パラメータ設定部、200:実世界インターフェースシステム、210:第1観測部、211:距離センサデータ、212:搬送指示受付部、213:レイアウト観測部、214:保管状況観測部、220:操作部、230:操作指示部、231:地図データ、232:位置推定部、233:経路データ、234:移動制御部、1000:サービスシステム。 100: Service control system, 110: Second observation unit, 111: Wide range distance sensor data, 112: Trajectory data, 113: Overall situation data, 120: Update instruction unit, 121: Terrain detection unit, 122: Map update unit, 123 : Comparison unit, 124: route update unit, 125: transfer simulator, 126: algorithm selection / parameter setting unit, 200: real world interface system, 210: first observation unit, 211: distance sensor data, 212: transfer instruction reception unit 213: Layout observation unit, 214: Storage state observation unit, 220: Operation unit, 230: Operation instruction unit, 231: Map data, 232: Location estimation unit, 233: Route data, 234: Movement control unit, 1000: Service system.
Claims (7)
前記第1観測部とは異なる観測対象の観測、あるいは同一の観測対象に対し異なる手段で観測を行う第2観測部と、
前記操作部が前記第1観測部の観測結果に基づき動作した場合にはその動作した結果として前記第2観測部で得られる観測データに基づき前記定義データを更新し、前記操作部が前記第1観測部の観測結果に加えて前記第2観測部の観測結果に基づき動作した場合にはその動作した結果として前記第1観測部で得られる観測データに基づき前記定義データを更新する、更新部と、
を備え、
前記定義データは、前記実世界インターフェースシステムがサービスを提供する場所の地図を記述した地図データ、および前記操作部が前記地図上で移動すべき経路を記述した経路データとして構成されている
ことを特徴とするサービス制御システム。 A first observation unit for observing a surrounding physical environment; an operation unit for performing a physical operation or information processing based on an observation result of the first observation unit; definition data for defining an operation of the operation unit; and the definition An operation instruction unit for controlling the operation of the operation unit according to data, and a system for controlling a service provided by a real world interface system comprising:
Observation of an observation object different from the first observation part, or a second observation part that observes the same observation object by different means;
When the operating unit is operated on the basis of the observations of the first observation portion updates the definition data based on the observation data obtained by the second observation portion as a result of its operation, the operation unit the first An update unit that updates the definition data based on the observation data obtained by the first observation unit as a result of the operation when operating based on the observation result of the second observation unit in addition to the observation result of the observation unit; ,
Equipped with a,
The definition data is configured as map data describing a map of a place where the real world interface system provides a service, and route data describing a route that the operation unit should move on the map. And service control system.
前記更新部は、前記定義データが定義する前記操作部の動作と、前記第2観測部によって観測された前記操作部の動作との間の差分が小さくなるように、前記定義データを更新する
ことを特徴とする請求項1記載のサービス制御システム。 The object observed by the second observation unit includes a physical operation or information processing performed by the operation unit,
The update unit updates the definition data so that a difference between the operation unit operation defined by the definition data and the operation unit operation observed by the second observation unit is small. The service control system according to claim 1.
前記実世界インターフェースシステムと、
を備えたことを特徴とするサービスシステム。 A service control system according to claim 1;
The real world interface system;
A service system characterized by comprising:
前記操作部は、前記地図データが定義する地形にしたがって自律搬送車が荷物を自律的に搬送する機能部として構成されており、
前記第1観測部は、前記自律搬送車とその周囲に存在する物体との間の距離を計測する距離センサを用いて構成されており、
前記第2観測部は、前記第2観測部と、前記自律搬送車およびその周囲に存在する物体との間の距離を、前記第1観測部の観測範囲よりも広い領域内において観測する広域距離センサを用いて構成されており、
前記操作指示部は、前記第2観測部の観測結果に基づき前記地形上における前記自律搬送車の概略移動先を制御するとともに、前記第1観測部の観測結果に基づき前記地図上における前記自律搬送車の位置および姿勢を推定し、その結果に基づき前記自律搬送車の前記概略移動先よりも詳細な移動先を制御し、
前記更新部は、前記第1観測部の観測結果と前記地図データが合致するように前記地図データを更新する
ことを特徴とする請求項3記載のサービスシステム。 Before Symbol map data is generated based on the observation data of the second observation portion,
The operation unit is configured as a functional unit in which the autonomous transport vehicle autonomously transports luggage according to the terrain defined by the map data,
The first observation unit is configured using a distance sensor that measures a distance between the autonomous transport vehicle and an object existing around the autonomous transport vehicle.
The second observing unit observes a distance between the second observing unit and the autonomous transport vehicle and an object existing around the second observing unit within a region wider than an observation range of the first observing unit. Configured with sensors,
The operation instruction unit controls a rough movement destination of the autonomous transport vehicle on the terrain based on the observation result of the second observation unit, and the autonomous transport on the map based on the observation result of the first observation unit. Estimating the position and orientation of the car, and based on the result, control the destination more detailed than the approximate destination of the autonomous guided vehicle,
The service system according to claim 3, wherein the updating unit updates the map data so that the observation result of the first observation unit matches the map data.
前記第1観測部は、前記自律搬送車とその周囲に存在する物体との間の距離を計測する距離センサを用いて構成されており、
前記第2観測部は、前記自律搬送車が前記地形上で移動する軌跡を観測するように構成されており、
前記操作指示部は、前記第1観測部の観測結果に基づき前記地図上における前記自律搬送車の位置および姿勢を推定し、その結果に基づき、前記経路データが記述する経路にしたがって前記自律搬送車が移動するように前記自律搬送車の移動先を制御し、
前記更新部は、前記自律搬送車が前記経路データによって指示された経路のとおり移動するように、前記第2観測部の観測データから得られる前記自律搬送車の移動軌跡と前記更新前の経路データの差に基づき前記経路データを更新する
ことを特徴とする請求項3記載のサービスシステム。 Before SL operating unit, the map data is autonomously guided vehicle according to the terrain and the path defining is configured as a functional unit for autonomously transporting luggage,
The first observation unit is configured using a distance sensor that measures a distance between the autonomous transport vehicle and an object existing around the autonomous transport vehicle.
The second observation unit is configured to observe a trajectory of the autonomous guided vehicle moving on the terrain,
The operation instruction unit estimates the position and orientation of the autonomous transport vehicle on the map based on the observation result of the first observation unit, and based on the result, the autonomous transport vehicle according to the route described by the route data Control the destination of the autonomous guided vehicle so that it moves,
The update unit includes a movement locus of the autonomous transport vehicle obtained from observation data of the second observation unit and route data before the update so that the autonomous transport vehicle moves along the route specified by the route data. The service system according to claim 3, wherein the route data is updated based on the difference.
前記定義データは、前記自律搬送車が前記荷物を搬送する手順を定義したアルゴリズムを記述したプログラムおよび関連するパラメータとして構成されており、
前記第1観測部は、前記自律搬送車が前記荷物を搬送する場所の地形を観測するレイアウト観測部、または前記荷物の保管状況を観測する保管状況観測部の少なくとも一つと、前記自律搬送車に対する搬送指示を受け付ける搬送指示受付部とで構成されており、
前記第2観測部は、前記自律搬送車による前記荷物の搬送状況を観測するように構成されており、
前記操作指示部は、前記プログラムおよび前記パラメータにしたがって前記自律搬送車が前記荷物を搬送する動作を制御し、
前記更新部は、前記プログラムおよび前記パラメータにしたがって前記自律搬送車が前記荷物を搬送する動作をシミュレートした結果と、前記第2観測部の観測結果とが合致するように、前記プログラムおよび前記パラメータを更新する
ことを特徴とする請求項3記載のサービスシステム。 The operation unit is configured as a function unit that autonomously transports a load autonomously,
The definition data is configured as a program that describes an algorithm that defines a procedure for the autonomous transport vehicle to transport the luggage and related parameters,
The first observing unit includes at least one of a layout observing unit that observes a topography of a place where the autonomous transport vehicle transports the luggage, or a storage status observing unit that observes the storage status of the luggage, and the autonomous transport vehicle. It consists of a transport instruction receiving unit that receives transport instructions,
The second observation unit is configured to observe the state of transportation of the luggage by the autonomous transport vehicle,
The operation instruction unit controls an operation of the autonomous transport vehicle transporting the luggage according to the program and the parameter,
The update unit is configured so that the result of simulating the operation of the autonomous transport vehicle transporting the load according to the program and the parameter matches the observation result of the second observation unit. The service system according to claim 3, wherein the service system is updated.
前記更新部は、前記シミュレートの結果と前記第2観測部の観測結果とが合致するように、前記組み合わせを選択する
ことを特徴とする請求項6記載のサービスシステム。 The definition data holds a plurality of combinations of the program and the parameter in advance,
The service system according to claim 6, wherein the update unit selects the combination so that the simulation result matches the observation result of the second observation unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011260804A JP6037608B2 (en) | 2011-11-29 | 2011-11-29 | Service control system, service system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011260804A JP6037608B2 (en) | 2011-11-29 | 2011-11-29 | Service control system, service system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013114500A JP2013114500A (en) | 2013-06-10 |
JP6037608B2 true JP6037608B2 (en) | 2016-12-07 |
Family
ID=48709984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011260804A Expired - Fee Related JP6037608B2 (en) | 2011-11-29 | 2011-11-29 | Service control system, service system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6037608B2 (en) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6377536B2 (en) * | 2015-01-15 | 2018-08-22 | 株式会社東芝 | Spatial information visualization device, program, and spatial information visualization method |
DE102016101552A1 (en) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | Vorwerk & Co. Interholding Gmbh | Method for creating an environment map for a self-moving processing device |
JP6648629B2 (en) * | 2016-04-28 | 2020-02-14 | 株式会社豊田自動織機 | Autonomous vehicles |
JP2018092393A (en) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 株式会社ディスコ | Automatic carrier vehicle control system |
WO2019116518A1 (en) * | 2017-12-14 | 2019-06-20 | 株式会社日立製作所 | Object detection device and object detection method |
JP6402266B1 (en) * | 2018-02-09 | 2018-10-10 | ユニティガードシステム株式会社 | Robot movement control system and movement control method |
JP7322670B2 (en) * | 2019-11-13 | 2023-08-08 | オムロン株式会社 | Self-localization model learning method, self-localization model learning device, self-localization model learning program, self-localization method, self-localization device, self-localization program, and robot |
US20230280761A1 (en) | 2022-03-07 | 2023-09-07 | Hitachi High-Tech Corporation | Robot Stop Position Setting Device and Mobile Robot System |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2769972B2 (en) * | 1994-03-10 | 1998-06-25 | 防衛庁技術研究本部長 | Autonomous driving system for mobile robots on uneven terrain |
JPH082648A (en) * | 1994-06-20 | 1996-01-09 | Hitachi Ltd | Physical distribution on-line control and its system, and physical distribution quantity estimation control simulation device for use in the system |
JP2001038582A (en) * | 1999-08-04 | 2001-02-13 | Sharp Corp | Device and method for controlling conveyance |
JP2003300186A (en) * | 2002-04-03 | 2003-10-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Mobile robot system |
JP2003345438A (en) * | 2002-05-29 | 2003-12-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Mobile robot |
JP2008234324A (en) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sharp Corp | Vehicle allocation control method for automatic carrying system and automatic carrying system |
JP4781315B2 (en) * | 2007-06-05 | 2011-09-28 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | Database system with advanced user interface |
JP5402057B2 (en) * | 2009-02-16 | 2014-01-29 | トヨタ自動車株式会社 | Mobile robot control system, route search method, route search program |
-
2011
- 2011-11-29 JP JP2011260804A patent/JP6037608B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013114500A (en) | 2013-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6037608B2 (en) | Service control system, service system | |
JP7116901B2 (en) | ROBOT CONTROL DEVICE, ROBOT CONTROL METHOD AND ROBOT CONTROL PROGRAM | |
KR101831028B1 (en) | Method and apparatus for relocation of mobile robot in indoor environment | |
KR101048098B1 (en) | Robot route planning device and method | |
US9192869B2 (en) | Autonomous mobile robot system | |
KR101864949B1 (en) | Method for building a grid map with mobile robot unit | |
US9317735B2 (en) | Information processing apparatus, information processing method, and program to calculate position and posture of an object having a three-dimensional shape | |
US11027427B2 (en) | Control device, picking system, distribution system, program, and control method | |
US20180329022A1 (en) | Method, apparatus and system for locating an object using cluster-type magnetic field | |
JP5803367B2 (en) | Self-position estimation apparatus, self-position estimation method and program | |
CN112258567A (en) | Visual positioning method and device for object grabbing point, storage medium and electronic equipment | |
US11097421B2 (en) | Control device, picking system, distribution system, program, control method and production method | |
KR20170061373A (en) | Mobile Robot And Method Thereof | |
US9952598B2 (en) | Mobile robot system and method for controlling mobile robot | |
JP5614202B2 (en) | robot | |
WO2017168187A1 (en) | Method and system for determining optimal positioning of a plurality of robots in a simulated production environment | |
US11586221B2 (en) | Travel control device, travel control method and computer program | |
US11007649B2 (en) | Information processing apparatus, picking system, distribution system, program and information processing method | |
US10957067B2 (en) | Control apparatus, object detection system, object detection method and program | |
JP5414465B2 (en) | Simulation system | |
US20220019939A1 (en) | Method and system for predicting motion-outcome data of a robot moving between a given pair of robotic locations | |
CN109571408A (en) | The angle calibration system method and storage medium of a kind of robot, stock container | |
JP7160257B2 (en) | Information processing device, information processing method, and program | |
CN115123897B (en) | Object detection method, device and equipment | |
Sinha et al. | Multi uav coordination for tracking the dispersion of a contaminant cloud in an urban region |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161101 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6037608 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |