JP6025359B2 - 水位計および原子力施設 - Google Patents

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Description

本発明は、水位を計測可能な水位計および原子力施設に関するものである。
従来、水位計として、均熱加熱体を用いた量面レベルの測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この測定装置は、均熱加熱体と多枝式熱電対とを有するセンサを2つ備えており、一方のセンサを加熱用センサとし、他方のセンサを参照用センサとしている。参照用センサは、均熱加熱体を加熱せず、加熱用センサは、均熱加熱体を加熱する。そして、参照用センサにおいて加熱されない均熱加熱体の温度と、加熱用センサにおいて加熱された均熱加熱体の温度との温度差に基づいて、所定の計算式により水位を導出している。また、この測定装置では、各センサをステンレス等の被覆材で覆うことで、防爆構造としている。
特開昭60−146118号公報
しかしながら、従来の水位計(測定装置)では、防爆構造にできるものの、加熱用センサと参照用センサとを用いているため、連続的な水位の計測が困難であった。
そこで、本発明は、簡易な構成で強固な構造としつつ、連続的に水位を計測することが可能な水位計および原子力施設を提供することを課題とする。
本発明の水位計は、長手方向が深さ方向となるように水没させて水位を計測する水位計であって、長手方向に並べて設けられた複数の測温抵抗体と、長手方向に亘って設けられた加熱源となるヒータと、複数の測温抵抗体の抵抗値をそれぞれ取得し、取得した複数の抵抗値に基づいて、水位を導出可能な制御部と、を備え、複数の測温抵抗体は、ヒータによる加熱の影響を受け難い基準となる基準用測温抵抗体と、基準用測温抵抗体に比してヒータによる加熱の影響を受け易い加熱用測温抵抗体と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、制御部は、基準用測温抵抗体の抵抗値と、加熱用測温抵抗体の抵抗値とに基づいて、連続的に水位を導出することができる。このため、従来のように、均熱加熱体と多枝式熱電対とを有するセンサを複数設ける必要がないため、構成を簡易なものとすることができ、また、構成が簡易である分、強固な構造とすることができる。また、制御部は、導出した水位に基づいて、単位時間当たりの水位の変化を検出することができるため、水位の上昇速度および下降速度を検出することが可能となる。
また、基準用測温抵抗体は少なくとも1つ設けられ、加熱用測温抵抗体は複数設けられていることが好ましい。
この構成によれば、1つの基準用測温抵抗体を基準とし、複数の加熱用測温抵抗体により連続的に水位を導出することができるため、より簡易な構成とすることができる。
また、長手方向の一方の端部は、水没時において下端となる先端部であり、長手方向の他方の端部は、水没時において上端となる後端部であり、基準用測温抵抗体は、先端部に設けられ、複数の加熱用測温抵抗体は、基準用測温抵抗体よりも後端部に設けられ、ヒータは、長手方向に直交する直交方向において、複数の加熱用測温抵抗体に隣接する一方で、基準用測温抵抗体に隣接しないことが好ましい。
この構成によれば、基準用測温抵抗体は、加熱用測温抵抗体よりも先に水没する。このため、基準用測温抵抗体を水没させた状態で、加熱用測温抵抗体を水没させることができる。これにより、基準用測温抵抗体の抵抗値を適切な基準とすることができる。また、複数の加熱用測温抵抗体にはヒータが隣接する一方で、基準用測温抵抗体にはヒータが隣接しないため、簡易な構成で、基準用測温抵抗体を加熱の影響を受け難い位置に設けることができ、複数の加熱用測温抵抗体を加熱の影響を受け易い位置に設けることができる。
また、制御部は、基準用測温抵抗体の抵抗値を基準抵抗値とし、加熱用測温抵抗体の抵抗値を変位抵抗値とし、基準抵抗値と変位抵抗値との差分に基づいて、水位を導出することが好ましい。
この構成によれば、制御部は、基準抵抗値と変位抵抗値との差分を用いて、簡易な演算により水位を導出することができるため、複雑な演算を行う必要がない。
また、複数の測温抵抗体およびヒータを内部に収容する有底の外筒と、外筒の内部に充填され、外筒の内部に収容された複数の測温抵抗体およびヒータの間をそれぞれ絶縁する絶縁材と、をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、複数の測温抵抗体を外筒の内部に収容し、外筒の内部に絶縁材を充填することができるため、強固な構成とすることができる。なお、絶縁材としては、例えば、酸化マグネシウム等が用いられる。
また、外筒は、金属で構成され、絶縁材は、酸化マグネシウムで構成されていることが好ましい。
この構成によれば、外筒を金属で構成し、絶縁材を酸化マグネシウムで構成することができるため、温度、圧力または放射線等の高い環境下においても耐え得る構成とすることができる。
本発明の原子力施設は、原子炉を内部に格納する原子炉格納容器と、原子炉格納容器の内部に設けられ、冷却水を貯水可能な貯水槽と、貯水槽に設けられた上記の水位計と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、簡易で強固な水位計により貯水槽を計測することができるため、計測される貯水槽の水位を信頼性の高いものとすることができる。
本発明の水位計および原子力施設によれば、簡易な構成で強固な構造としつつ、連続的に水位を計測することができる。
図1は、本実施例に係る水位計が設けられた原子力施設の概略構成図である。 図2は、本実施例に係る水位計の概略構成図である。 図3は、複数の測温抵抗体から取得される抵抗値に関する説明図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る水位計および原子力施設について説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施例に係る水位計が設けられた原子力施設の概略構成図である。原子力施設1は、例えば、原子力発電プラントであり、原子力発電プラントは、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)となっている。加圧水型の原子力発電プラントは、原子炉5において、一次冷却材となる軽水を加熱した後、加圧器6によって高温・高圧となった軽水をポンプ8により蒸気発生器7に送る。そして、原子力発電プラントは、蒸気発生器7において、高温となった軽水を、二次冷却材と熱交換させることにより二次冷却材を蒸発させ、蒸発した二次冷却材(蒸気)をタービンに送って発電機を駆動させることにより、発電を行っている。
図1に示すように、原子力施設1は、原子炉5と、原子炉5を格納する原子炉格納容器10と、原子炉格納容器10の底部に設けられた貯水槽15とを備えている。原子炉格納容器10は、中空半球状に形成された容器天井部10aと、有底円筒状に形成された容器本体部10bとで一体に構成されている。原子炉格納容器10内の容器天井部10aには、スプレイ設備20が設けられている。スプレイ設備20は、複数のスプレイリング21と、貯水槽15からスプレイリング21へ向けて冷却水を供給する図示しないスプレイポンプとを有している。
貯水槽15は、冷却水を貯水するものであり、用途に応じて複数種設けられている。貯水槽15としては、例えば、原子炉格納容器10内で用いられる冷却水を貯水する格納容器サンプ15a、スプレイリング21に供給される冷却水を貯水する再循環サンプ15b、原子炉格納容器10内の冷却時において冷却水が溜まるキャビティ15c等がある。
この貯水槽15の内部には、水位計30が設けられており、水位計30は冷却水の水位を計測している。図2を参照し、水位計30について説明する。水位計30は、外筒35と、外筒35に充填される絶縁材36と、外筒35の内部に収容される複数の測温抵抗体37と、外筒35の内部に収容されるヒータ38と、複数の測温抵抗体37に接続される制御部40と、を備えている。
外筒35は、金属で構成されており、金属としては、例えば、ステンレス等の鋼材、または合金等が用いられている。つまり、外筒35は、高温・高圧となる環境下において耐性の高い材料で構成されている。また、外筒35は、放射線が高い環境下での耐性が高く、腐食に強い材料で構成されている。外筒35は、断面円形となる長手方向に長い有底の筒状に構成されている。外筒35は、その長手方向が貯水槽15の深さ方向となるように配置される。このため、外筒35は、その一方の端部が深さ方向において下端となる先端部となり、その他方の端部が深さ方向において上端となる後端部となる。
絶縁材36は、絶縁性、融点および熱伝導率の高い酸化マグネシウムで構成されている。絶縁材36は、外筒35の内部に収容される各測温抵抗体37の間をそれぞれ絶縁すると共に、ヒータ38と各測温抵抗体37との間も絶縁する。また、絶縁材36は、外筒35と、ヒータ38および各測温抵抗体37との間も絶縁する。なお、本実施例では、絶縁材として、酸化マグネシウムを適用したが、絶縁性、融点および熱伝導率の高いものであれば、いずれであってもよい。
複数の測温抵抗体(RTD:Resistance Temperature Detector)37は、外筒35の内部に設けられ、外筒35の長手方向に並べて設けられている。各測温抵抗体37は、例えば、白金線で構成され、その両端部が導線を介して制御部40に接続されている。制御部40は、各測温抵抗体37の抵抗値をそれぞれ取得することが可能となっている。各測温抵抗体37は、温度変化により抵抗値が変位する。
複数の測温抵抗体37は、ヒータ38による加熱の影響を受け難い基準用測温抵抗体37aと、ヒータ38による加熱の影響を受け易い加熱用測温抵抗体37bとを有している。基準用測温抵抗体37aは、外筒35の長手方向における先端部に1つ設けられている。加熱用測温抵抗体37bは、外筒35の長手方向において、基準用測温抵抗体37aの後端部に複数並べて設けられている。つまり、複数の測温抵抗体37は、長手方向の先端部から後端部へ向けて、基準用測温抵抗体37a、加熱用測温抵抗体37b、・・・、加熱用測温抵抗体37bの順に設けられている。なお、複数の測温抵抗体37の数、または測温抵抗体37同士の間隔等は、検出する水位の要求精度に応じて、適宜設定される。
ヒータ38は、外筒35の内部に設けられ、外筒35の長手方向に亘って設けられている。ヒータ38は、例えば、電気ヒータであり、導線を介して交流電源または直流電源等の電源部41に接続されている。ヒータ38は、長手方向に直交する直交方向において、複数の加熱用測温抵抗体37bに隣接して設けられる一方で、基準用測温抵抗体37aに隣接させずに設けられている。つまり、ヒータ38は、複数の測温抵抗体37に対し、基準用測温抵抗体37a分だけ長手方向に位置ズレさせて設けられている。このように設けられたヒータ38は、複数の加熱用測温抵抗体37bを均一に加熱する。つまり、ヒータ38は、複数の加熱用測温抵抗体37bを均一に加熱する一方で、1つの基準用測温抵抗体37aを加熱しない。
制御部40は、各測温抵抗体37に接続された導線を介して、各測温抵抗体37の抵抗値をそれぞれ取得する。このとき、制御部40は、基準用測温抵抗体37aの抵抗値を基準抵抗値として取得し、加熱用測温抵抗体37bの抵抗値を変位抵抗値として取得する。そして、制御部40は、基準抵抗値と変位抵抗値とから水位を導出している。なお、制御部40は、電源部41と別体となっているが、電源部41と一体に構成してもよい。
続いて、図3を参照して、水位の変化に伴う測温抵抗体37の抵抗値の変位について説明すると共に、制御部40による水位の導出に関する処理について説明する。図3は、複数の測温抵抗体から取得される抵抗値に関する説明図である。なお、以下では、説明を簡単にすべく、1つの基準用測温抵抗体37aと、基準用測温抵抗体37aの後端側にある加熱用測温抵抗体37b1と、加熱用測温抵抗体37b1の後端側にある加熱用測温抵抗体37b2とで構成された水位計30を用いた場合について説明する。
先ず、基準用測温抵抗体37aと加熱用測温抵抗体37b1との間における水位を水位L1とし、加熱用測温抵抗体37b1と加熱用測温抵抗体37b2との間における水位を水位L2とし、加熱用測温抵抗体37b2の後端側における水位を水位L3とする。つまり、水位L1では、基準用測温抵抗体37aが水面下にある(水没した)状態となる一方で、加熱用測温抵抗体37b1および加熱用測温抵抗体37b2は、水面上にある(水没していない)状態となる。また、水位L2では、基準用測温抵抗体37aおよび加熱用測温抵抗体37b1が水面下にある状態となる一方で、加熱用測温抵抗体37b2は、水面上にある状態となる。水位L3では、加熱用測温抵抗体37b1、加熱用測温抵抗体37b2および基準用測温抵抗体37aは、水面下にある状態となる。
続いて、基準用測温抵抗体37aの抵抗値を基準抵抗値Ωaとし、加熱用測温抵抗体37b1の抵抗値を変位抵抗値Ωb1とし、加熱用測温抵抗体37b2の抵抗値を変位抵抗値Ωb2とする。
ヒータ38により加熱用測温抵抗体37b1および加熱用測温抵抗体37b2が加熱された状態で、水位がL1に達する。すると、基準用測温抵抗体37aは水面下に位置した状態で、ヒータ38による加熱が行われないため、基準抵抗値Ωaは、所定の抵抗値となる。一方で、加熱用測温抵抗体37b1および加熱用測温抵抗体37b2は水面上に位置した状態で、ヒータ38による加熱が行われるため、変位抵抗値Ωb1および変位抵抗値Ωb2は、基準抵抗値Ωaに比してより高い抵抗値となる。このとき、ヒータ38は、加熱用測温抵抗体37b1および加熱用測温抵抗体37b2を均一に加熱しているため、変位抵抗値Ωb1および変位抵抗値Ωb2は、ほぼ同じ抵抗値となる。
この後、水位がL1からL2に移行する。すると、加熱用測温抵抗体37b1は、ヒータ38による加熱が行われた状態で水没していく。加熱用測温抵抗体37b1が水没すると、ヒータ38の熱が水中に放熱されることで加熱用測温抵抗体37b1の温度が下がるため、変位抵抗値Ωb1は、水位L1の変位抵抗値Ωb1から、水位の上昇に応じて低くなってゆく。
そして、水位がL2に達する。すると、基準用測温抵抗体37aは水面下に位置した状態を維持するため、基準抵抗値Ωaは、水位L1と同様の抵抗値を維持する。また、加熱用測温抵抗体37b1は水面下に位置した状態となる。このため、加熱用測温抵抗体37b1の変位抵抗値Ωb1は、水位L1の変位抵抗値Ωb1に比して低くなり、基準抵抗値Ωaに近づく。一方で、加熱用測温抵抗体37b2は水面上に位置した状態を維持するため、変位抵抗値Ωb2は、水位L1と同様の抵抗値を維持する。
この後、水位がL2からL3に移行する。すると、加熱用測温抵抗体37b2は、ヒータ38による加熱が行われた状態で水没していく。加熱用測温抵抗体37b2が水没すると、ヒータ38の熱が水中に放熱されることで加熱用測温抵抗体37b2の温度が下がるため、変位抵抗値Ωb2は、水位L1および水位L2の変位抵抗値Ωb2から、水位の上昇に応じて低くなってゆく。
そして、水位がL3に達する。すると、基準用測温抵抗体37aは水面下に位置した状態を維持するため、基準抵抗値Ωaは、水位L1および水位L2と同様の抵抗値を維持する。また、加熱用測温抵抗体37b1は水面下に位置した状態を維持するため、水位L2と同様の抵抗値を維持する。また、加熱用測温抵抗体37b2は水面下に位置した状態となる。このため、加熱用測温抵抗体37b2の変位抵抗値Ωb2は、水位L1の変位抵抗値Ωb1および変位抵抗値Ωb2に比して低くなり、基準抵抗値Ωaに近づく。
従って、変位抵抗値Ωb1は、水位L1以下の場合、高い抵抗値を維持し、水位L1と水位L2との間にある場合、抵抗値が変位し、水位L2以上の場合、低い抵抗値を維持する。また、変位抵抗値Ωb2は、水位L2以下の場合、高い抵抗値を維持し、水位L2と水位L3との間にある場合、抵抗値が変位し、水位L3以上の場合、低い抵抗値を維持する。
続いて、上記のように変位する抵抗値を用いて、制御部40により水位を導出する処理について説明する。制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1との差分ΔΩ1を導出すると共に、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb2との差分ΔΩ2を導出する。そして、制御部40は、差分ΔΩ2から差分ΔΩ1を差し引いた引き値を導出する。また、制御部40は、引き値と水位とを関連付けた水位換算用グラフ50を記憶しており、水位換算用グラフ50から、導出した引き値に関連付けられた水位を導出する。
具体的に、水位がL1以下である場合、基準抵抗値Ωaは、所定の抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb1は、高い抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb2も、高い抵抗値を維持する。このため、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1とから差分ΔΩ1を導出すると、導出した差分ΔΩ1は大きな差分を維持する。また、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb2とから差分ΔΩ2を導出すると、導出した差分ΔΩ2は大きな差分を維持する。そして、制御部40は、差分ΔΩ2から差分ΔΩ1を差し引いた引き値を導出すると、引き値は0となる。
水位がL1からL2に移行する場合、基準抵抗値Ωaは、所定の抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb1は、抵抗値が低下するように変位し、変位抵抗値Ωb2は、高い抵抗値を維持する。このため、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1とから差分ΔΩ1を導出すると、導出した差分ΔΩ1は小さくなるように変位する。また、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb2とから差分ΔΩ2を導出すると、導出した差分ΔΩ2は大きな差分を維持する。そして、制御部40は、差分ΔΩ2から差分ΔΩ1を差し引いた引き値を導出すると、差分ΔΩ1が大きい差分を維持し、差分ΔΩ1が小さくなるように変位する分、引き値は水位L1から水位L2へ向けて増加する。
水位がL2である場合、基準抵抗値Ωaは、所定の抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb1は、低い抵抗値となり、変位抵抗値Ωb2は、高い抵抗値となる。このため、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1とから差分ΔΩ1を導出すると、導出した差分ΔΩ1は小さな差分となる。また、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb2とから差分ΔΩ2を導出すると、導出した差分ΔΩ2は大きな差分となる。そして、制御部40は、差分ΔΩ2から差分ΔΩ1を差し引いた引き値を導出すると、引き値は最大となる。
水位がL2からL3に移行する場合、基準抵抗値Ωaは、所定の抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb1は、低い抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb2は、低くなるように変位する。このため、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1とから差分ΔΩ1を導出すると、導出した差分ΔΩ1は小さな差分を維持する。また、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb2とから差分ΔΩ2を導出すると、導出した差分ΔΩ2は小さくなるように変位する。そして、制御部40は、差分ΔΩ2から差分ΔΩ1を差し引いた引き値を導出すると、差分ΔΩ1が小さい差分を維持し、差分ΔΩ2が小さくなるように変位する分、引き値は水位L2から水位L3へ向けて減少する。
水位がL3以上である場合、基準抵抗値Ωaは、所定の抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb1は、低い抵抗値を維持し、変位抵抗値Ωb2は、低い抵抗値となる。このため、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1とから差分ΔΩ1を導出すると、導出した差分ΔΩ1は小さな差分となる。また、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb2とから差分ΔΩ2を導出すると、導出した差分ΔΩ2は小さな差分となる。そして、制御部40は、差分ΔΩ2から差分ΔΩ1を差し引いた引き値を導出すると、引き値は0となる。
そして、制御部40は、差分ΔΩ1および差分ΔΩ2と、上記のように変位する引き値と、水位換算用グラフ50とに基づいて、水位を導出する。ここで、水位換算用グラフ50は、水位L1における引き値から水位L2における引き値までの変位、すなわち、引き値0から最大引き値までの変位に伴って、水位がL1からL2まで変位する一次関数のグラフとなっている。また、水位換算用グラフ50は、水位L2における引き値から水位L3における引き値までの変位、すなわち、最大引き値から引き値0までの変位に伴って、水位がL2からL3まで変位する一次関数のグラフとなっている。なお、本実施例において、水位換算用グラフ50は、一次関数のグラフとなっているが、この構成に限定されず、適切な水位に換算可能なグラフであれば、いずれであってもよい。
具体的に、制御部40は、差分ΔΩ1および差分ΔΩ2が共に大きな差分であり、かつ、引き値が0であると、水位がL1以下であると判定する。また、制御部40は、差分ΔΩ1が変位する一方で差分ΔΩ2が大きな差分を維持すると、水位がL1とL2との間にあると判定する。そして、制御部40は、判定したL1とL2との間の水位において、導出した引き値を水位換算用グラフ50に当てはめることで、水位L1と水位L2との間における関連付けられた水位を導出する。また、制御部40は、差分ΔΩ1が小さな差分を維持する一方で差分ΔΩ2が変位すると、水位がL2とL3との間にあると判定する。そして、制御部40は、判定したL2とL3との間の水位において、導出した引き値を水位換算用グラフ50に当てはめることで、水位L2と水位L3との間における関連付けられた水位を導出する。また、制御部40は、差分ΔΩ1および差分ΔΩ2が共に小さな差分であり、かつ、引き値が0であると、水位がL3以上であると判定する。
従って、制御部40は、水位L1から水位L3の間の水位を連続的に導出することが可能となる。これにより、制御部40は、単位時間当たりにおける水位の変位を検出することにより、水位の上昇速度および水位の下降速度を検出することが可能となる。
以上のように、本実施例の構成によれば、複数の測温抵抗体37を長手方向に並べて設け、ヒータ38を長手方向に亘って設けることで、水位計30の構成を簡易なものとすることができるため、構成が簡易である分、強固な構造とすることができる。また、制御部40は、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1,Ωb2とに基づいて、連続的に水位を導出することができる。このため、制御部40は、導出した水位に基づいて、単位時間当たりの水位の変化を検出することができるため、水位の上昇速度および下降速度を検出することが可能となる。
また、本実施例の構成によれば、基準用測温抵抗体37aを1つ設け、加熱用測温抵抗体37bを複数設けたため、必要最小限の構成にでき、より簡易な構成とすることができる。
また、本実施例の構成によれば、基準用測温抵抗体37aを長手方向の先端部に設け、複数の加熱用測温抵抗体37bを基準用測温抵抗体37aよりも後端部に設けたため、基準用測温抵抗体37aを、加熱用測温抵抗体37bよりも先に水没させることができる。これにより、基準用測温抵抗体37aを水没させた状態で、加熱用測温抵抗体37bを水没させることから、基準用測温抵抗体37aの基準抵抗値Ωaを適切な基準とすることができる。また、複数の加熱用測温抵抗体37bにはヒータ38が隣接する一方で、基準用測温抵抗体37aにはヒータ38が隣接しないため、簡易な構成で、基準用測温抵抗体37aを加熱の影響を受け難い位置に設けることができ、複数の加熱用測温抵抗体37bを加熱の影響を受け易い位置に設けることができる。
また、本実施例の構成によれば、基準抵抗値Ωaと変位抵抗値Ωb1,Ωb2との差分ΔΩ1,ΔΩ2に基づいて水位を導出することができるため、複雑な演算を行う必要がなく、簡易な演算により水位を導出できる。
また、本実施例の構成によれば、複数の測温抵抗体37を外筒35の内部に収容し、外筒35の内部に絶縁材36を充填することができるため、水位計30を強固な構成とすることができる。加えて、外筒35を金属で構成し、絶縁材36を酸化マグネシウムで構成することで、水位計30を、温度、圧力または放射線等の高い環境下においても耐え得る構成とすることができる。
また、本実施例の構成によれば、簡易で強固な水位計30により貯水槽15を計測することができるため、計測される貯水槽15の水位を信頼性の高いものとすることができる。
なお、本実施例では、水位計30を原子力施設に設けたが、いずれの場所に設けてもよく、特に、高温・高圧の環境下であれば水位計30の効果をより発揮できる。
1 原子力施設
5 原子炉
10 原子炉格納容器
15 貯水槽
20 スプレイ設備
21 スプレイリング
30 水位計
35 外筒
36 絶縁材
37 測温抵抗体
37a 基準用測温抵抗体
37b 加熱用測温抵抗体
38 ヒータ
40 制御部
41 電源部
50 水位換算用グラフ
L1,L2,L3 水位
Ωa 基準抵抗値
Ωb1,Ωb2 変位抵抗値
ΔΩ1,ΔΩ2 差分

Claims (6)

  1. 長手方向が深さ方向となるように水没させて水位を計測する水位計であって、
    前記長手方向に並べて設けられた複数の測温抵抗体と、
    熱源となるヒータと、
    前記複数の測温抵抗体の抵抗値をそれぞれ取得し、取得した複数の抵抗値に基づいて、水位を導出可能な制御部と、を備え、
    前記複数の測温抵抗体は、基準用測温抵抗体と、加熱用測温抵抗体と、を有し
    前記長手方向の一方の端部は、水没時において下端となる先端部であり、前記長手方向の他方の端部は、水没時において上端となる後端部であり、
    前記基準用測温抵抗体は、前記先端部に設けられ、
    前記加熱用測温抵抗体は、前記基準用測温抵抗体よりも前記長手方向の前記後端部側に設けられ、
    前記ヒータは、前記長手方向に直交する直交方向において前記加熱用測温抵抗体に隣接するように前記長手方向に亘って設けられると共に、前記直交方向において前記基準用測温抵抗体に隣接しないように前記基準用測温抵抗体の分だけ前記長手方向の前記後端部側に位置ズレして設けられていることを特徴とする水位計。
  2. 前記基準用測温抵抗体は少なくとも1つ設けられ、前記加熱用測温抵抗体は複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水位計。
  3. 前記制御部は、前記基準用測温抵抗体の抵抗値を基準抵抗値とし、前記加熱用測温抵抗体の抵抗値を変位抵抗値とし、前記基準抵抗値と前記変位抵抗値との差分に基づいて、水位を導出することを特徴とする請求項1または2に記載の水位計。
  4. 前記複数の測温抵抗体および前記ヒータを内部に収容する有底の外筒と、
    前記外筒の内部に充填され、前記外筒の内部に収容された前記複数の測温抵抗体および前記ヒータの間をそれぞれ絶縁する絶縁材と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の水位計。
  5. 前記外筒は、金属で構成され、
    前記絶縁材は、酸化マグネシウムで構成されていることを特徴とする請求項に記載の水位計。
  6. 原子炉を内部に格納する原子炉格納容器と、
    前記原子炉格納容器の内部に設けられ、冷却水を貯水可能な貯水槽と、
    前記貯水槽に設けられた請求項1ないしのいずれか1項に記載の水位計と、を備えたことを特徴とする原子力施設。
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