JP6024837B2 - 押圧センサ - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネル等の操作面が押し込まれることを検出する押圧センサに関する。
タッチパネルのような入力デバイスでは、操作面でのタッチ位置を検出するだけでなく、操作面での押し込み量を検出する場合があり、操作面の押し込み量を検出することができる押圧センサが付設されることがある。押圧センサには種々の構成があるが、透光性と可撓性に優れる平膜状の圧電フィルムを用いた押圧センサが開発されている(例えば特許文献1参照。)。
圧電フィルムは、代表的には、ポリフッ化ビニリデン(PVDF:PolyVinylideneDiFluoride)を主材料とするものが知られている。また、L型ポリ乳酸(PLLA:Poly-L-Lactic Acid)やD型ポリ乳酸(PDLA:Poly-D-Lactic Acid)などのキラル高分子を主材料とする圧電フィルムも知られている。
国際公開2012/137897号
圧電センサでは、圧電フィルムの両面それぞれに平膜状の検出電極を配する必要がある。しかしながら、圧電フィルムと検出電極との材質の組み合わせによっては、圧電フィルムの圧電性などを損なわずに、圧電フィルムに検出電極を直接接合させることが難しい場合がある。そこで、絶縁性を有するフレキシブルフィルムに検出電極を設け、フレキシブルフィルムを折り返して間に圧電フィルムを挟み込む構成の押圧センサを出願人は開発している。
このような構造の押圧センサは、圧電フィルムと検出電極との材質の組み合わせを自由に設定でき、また、押圧センサの部材数が少なく製造が容易であるという利点を有している。ただし、フレキシブルフィルムの折り返しが元に戻ろうとするスプリングバック効果によって、経時的にフレキシブルフィルムの折り返しが開き、圧電フィルムとフレキシブルフィルムとが剥がれて、押圧センサに不具合が生じてしまうことがあった。
そこで、本発明の目的は、折り返されたフレキシブルフィルムのスプリングバック効果によって不具合が発生することを抑制できる押圧センサを提供することにある。
この発明は、互いに対向する第1平膜部および第2平膜部と、折り返された状態で前記第1平膜部と前記第2平膜部とを繋ぐ折返部と、を備え、前記第1平膜部と前記第2平膜部との間の折り返し線上に前記折返部とともにスリットが設けられているフレキシブルフィルムと、前記第1平膜部と前記第2平膜部との間に貼り付けられている平膜状の圧電フィルムと、を備え、折返部は、折り返し線上での第1平膜部および第2平膜部の縁から離れている。
この構成では、フレキシブルフィルムの折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。仮に、折返部がフレキシブルフィルムの折り返し線上での第1平膜部および第2平膜部の縁に沿って設けられていれば、フレキシブルフィルムの縁側での圧電フィルムとフレキシブルフィルムとの接着力が弱くなって、フレキシブルフィルムの折り返しが縁側から開く危険性があった。しかしながら、折返部がフレキシブルフィルムの折り返し線上での第1平膜部および第2平膜部の縁から離れていることにより、フレキシブルフィルムの縁側でも接着力を確保することができ、フレキシブルフィルムの折り返しが縁側から開くことを抑制できる。
または、この発明は、互いに対向する第1平膜部および第2平膜部と、折り返された状態で前記第1平膜部と前記第2平膜部とを繋ぐ折返部と、を備え、前記第1平膜部と前記第2平膜部との間の折り返し線上に前記折返部とともにスリットが設けられているフレキシブルフィルムと、前記第1平膜部と前記第2平膜部との間に貼り付けられている平膜状の圧電フィルムと、を備え、折返部は、折り返し線に交差する方向を長手として延びている。
折返部は、幅寸法を小さくするほど、また、長さ寸法を大きくするほど、スプリングバック効果によって生じる作用する力(弾性力)が小さくなる。したがって、折返部が折り返し線に交差する方向を長手として延びることにより、スプリングバック効果によって生じる作用する力(弾性力)を抑制でき、フレキシブルフィルムの折り返しが開くことを抑制できる。
または、この発明は、互いに対向する第1平膜部および第2平膜部と、折り返された状態で前記第1平膜部と前記第2平膜部とを繋ぐ折返部と、を備え、前記第1平膜部と前記第2平膜部との間の折り返し線上に前記折返部とともにスリットが設けられているフレキシブルフィルムと、前記第1平膜部と前記第2平膜部との間に貼り付けられている平膜状の圧電フィルムと、前記折返部を通過して前記第1平膜部と前記第2平膜部とに配線されている配線部と、少なくとも前記折返部で前記配線部を覆っているカバー材と、を備え、前記折返部は、前記配線部が設けられている面の一部が前記カバー材から露出している。
スリットは線状であり、スリットの端点は円形状の開口であってもよい。
折返部で配線部を覆うようにカバー材を設けることで、フレキシブルフィルムを折返部で折り返しても、折返部上で配線部が断線することを防ぐことができる。また、カバー材から露出する折返部の面積が大きいほど、スプリングバック効果により折返部に作用する力(弾性力)を抑制でき、フレキシブルフィルムの折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。
押圧センサは、圧電フィルムと第1平膜部との間に貼り付けられている第1貼付材と、圧電フィルムと第2平膜部との間に貼り付けられている第2貼付材と、を更に備え、第1貼付材と第2貼付材とのうち、外部構造体への取付面の遠くに位置するものは、外部構造体への取付面の近くに位置するものよりも、厚みが厚いと好適である。
貼付材の厚みがより厚いほど、接着力は増し、逆に圧電フィルムに伝わる応力が減じる。そこで、本構成では、外部構造体への取付面の近くに位置する貼付材を薄手のものにすることで圧電フィルムに伝わる応力が減じることを防ぎながら、外部構造体への取付面の遠くに位置する貼付材を厚手のものにすることで接着力を高める。これにより、圧電センサの感度が低下することを防ぎながら、フレキシブルフィルムの折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。
圧電フィルム、互いに直交する四辺を有する平面形状であり、前記四辺に対して交差する方向に沿って配向するキラル高分子を主材料とすることが好ましい。特には、前記キラル高分子は、前記四辺に対して略45°の方向に配向することが好ましい。
この構成のように、キラル高分子を主材料とする圧電フィルムは、フィルムの厚み方向からの押圧力を検出する圧電テンソル成分(フィルムの厚み方向を第1軸とし、フィルムの延伸方向を第3軸としてd14で表わされる)を有しているが、焦電性を有しておらず、検出位置での温度変化の影響を受けずに電圧出力を得ることができる。
この発明によれば、フレキシブルフィルムの折り返しにより生じるスプリングバック効果が抑制されるので、押圧センサのフレキシブルフィルムが経時的に圧電フィルムから剥がれる不具合が生じることを抑制できる。
本発明の実施形態に係る押圧センサの側面断面図および平面図である。 本発明の実施形態に係る押圧センサを分解した状態で示す平面図である。 本発明の実施形態に係る押圧センサの押圧力検出時の側面断面図である。 本発明の実施形態に係る押圧センサの要部を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る押圧センサの製造過程を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る押圧センサにおけるフレキシブルフィルムの変形例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る押圧センサにおける貼付材の変形例を示す側面断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る押圧センサについて説明する。
図1(A)は、本発明の実施形態に係る押圧センサ10の側面断面図であり、図1(B)でA−A’として示す位置を通る断面を示している。
押圧センサ10は、図1(A)に示すセンサ部20を有している。センサ部20は、第1フィルム平膜部11、第2フィルム平膜部12、第1検出電極13、第2検出電極14、第1貼付材15、第2貼付材16、および、圧電フィルム17を備えている。
第1フィルム平膜部11、第2フィルム平膜部12、第1検出電極13、第2検出電極14、第1貼付材15、第2貼付材16、および、圧電フィルム17は、それぞれ平膜状で、厚み方向に対向する表主面および裏主面を備えている。ここでは図1(A)中の上面を表主面と称し、下面を裏主面と称している。
第1フィルム平膜部11、第1検出電極13、第1貼付材15、圧電フィルム17、第2貼付材16、第2検出電極14、および、第2フィルム平膜部12は、この記載順に表主面側から裏主面側に並べて、押圧センサ10の厚み方向に積層されている。具体的には、圧電フィルム17の表主面に第1貼付材15が設けられている。第1貼付材15の表主面に第1検出電極13が設けられている。第1検出電極13の表主面に第1フィルム平膜部11が設けられている。また、圧電フィルム17の裏主面に第2貼付材16が設けられている。第2貼付材16の裏主面に第2検出電極14が設けられている。第2検出電極14の裏主面に第2フィルム平膜部12が設けられている。
圧電フィルム17は、圧電性を有しており、PLLA(L型ポリ乳酸)を主たる材料としている。PLLAの詳細については後述する。第1フィルム平膜部11および第2フィルム平膜部12は、絶縁性および可撓性を有しており、ポリイミド等の樹脂を主たる材料としている。第1検出電極13は、第1フィルム平膜部11に対して成膜された銅箔等の金属膜である。第2検出電極14は、第2フィルム平膜部12に対して成膜された銅箔等の金属膜である。第1貼付材15は、第1検出電極13と圧電フィルム17との間に貼り付けられた粘着材である。第2貼付材16は、第2検出電極14と圧電フィルム17との間に貼り付けられた粘着材である。なお、粘着材は、接着力を有する状態でも濡れたままであり、液体から固体に相変化することで接着力が生じるような接着材とは異なる。第1貼付材15および第2貼付材16は、接着材であってもよいが、粘着材とすることにより、接着材に比べて厚みを精緻に制御することができる。
第1検出電極13および第2検出電極14を構成する銅箔は、圧電フィルム17を構成するPLLAに対して、圧電フィルム17の良好な圧電性を阻害せずに直接接合させることが困難である。そこで、第1検出電極13および第2検出電極14を、銅箔との接合性が良好な樹脂からなる第1フィルム平膜部11または第2フィルム平膜部12に成膜(直接接合)させ、第1貼付材15または第2貼付材16を介して圧電フィルム17に間接的に貼り付けている。このため、銅箔とPLLAとのような組み合わせでも、圧電フィルム17に対して、強固な接着力で第1検出電極13や第2検出電極14を貼り付けることができる。すなわち、第1検出電極13および第2検出電極14と圧電フィルム17との材料の組み合わせを任意に設定することができる。
図1(B)は、本発明の実施形態に係る押圧センサ10を表主面側から視た平面図である。押圧センサ10は、センサ部20、配線引出部21、および、回路形成部22を備えている。センサ部20は、前述の断面視形状を有するとともに、平面視した外形状が概略長方形状である。
配線引出部21は、複数の配線部23とフィルム基材24とを備えている。フィルム基材24は、センサ部20の第2フィルム平膜部12(不図示)に対して、センサ部20の長手方向の一端(右側端)近傍の長辺に接続されており、そこから、センサ部20の長手方向に対して直交する方向(下方向)に延びている。複数の配線部23は、フィルム基材24の天面側に設けられており、センサ部20の第1検出電極13(不図示)に接続されているものと、センサ部20の第2検出電極14(不図示)に接続されているものと、を少なくとも含んでいる。
回路形成部22は、複数の配線部25とフィルム基材26と複数の電子部品27と端子具28とを備えている。フィルム基材26は、平面視した外形状が概略正方形状であり、配線引出部21のフィルム基材24に対して、配線引出部21の一端(下側端)に接続されている。複数の電子部品27は、フィルム基材26の天面側に取り付けられており、配線引出部21の配線部23を介して、センサ部20の第1検出電極13(不図示)および第2検出電極14(不図示)に接続されている。端子具28は、フィルム基材26の一側面から側方に突出するように、フィルム基材26に取り付けられている。複数の配線部25は、端子具28と複数の電子部品27との間を接続している。なお、回路形成部22に設けられる複数の電子部品27は、センサ部20の検出信号を変換するものであり、端子具28は、電子部品27により変換された電圧信号を外部出力するものである。
図2は、押圧センサ10を分解した状態を示す平面図である。図2(A)は、圧電フィルム17を表主面側から視た平面図である。
圧電フィルム17は、概略長方形状の表主面および裏主面(不図示)を有し、PLLAを主たる材料としている。PLLAはキラル高分子ポリマーであり柔軟性を有するので、PLLAを主材料とする圧電フィルム17は、大きな変位が生じても圧電セラミックスのように破損することがなく、確実に変位量を検出することができる。また、PLLAは、主鎖が螺旋構造を有しており、分子が配向することで圧電性を有し、高分子の中でも圧電定数が非常に高い部類に属する。PLLAは、一軸延伸等による分子の配向処理で圧電性を生じ、PVDF等の他のポリマーや圧電セラミックスのように、ポーリング処理を行う必要がない。すなわち、強誘電体に属さないPLLAの圧電性は、強誘電体に属するPVDFやPZT等のようにイオンの分極によって発現するものではなく、分子の特徴的な構造である螺旋構造に由来するものである。このため、PLLAには、他の強誘電性の圧電体で生じる焦電性が生じない。さらに、PVDF等は経時的に圧電定数の変動が見られ、場合によっては圧電定数が著しく低下する場合があるが、PLLAの圧電定数は経時的に極めて安定している。
PLLAの延伸方向に3軸をとり、3軸方向に垂直な方向に1軸および2軸をとると、PLLAにはd14の圧電定数(ずりの圧電定数)が存在する。1軸方向が厚み方向となり、3軸方向(延伸方向)に対して45°の角度をなす方向が長手方向となるように、ストライプ状の圧電フィルム17が切り出される。
図3は、押圧センサ10の押圧力検出時を示す側面断面図である。押圧センサ10は、図示していないタッチパネル等に貼り付けられて使用される。押圧センサ10は、一方の主面側(ここでは表主面側)から厚み方向に押し込まれることにより、長手方向に伸縮する。このように押圧センサ10が長手方向に伸長すると、圧電フィルム17が厚み方向に分極し、圧電フィルム17に電荷が発生する。これにより、第1検出電極13と第2検出電極14との間に、押圧力の大きさ(圧電フィルム17の伸長量)に応じた電位差が発生する。前述の複数の電子部品27は、この圧電フィルム17に生じる電位差を検出し、所定の電圧信号に変換して端子具28から外部出力する。
図2(B)は、圧電フィルム17を除いて第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12との間を開いた状態での押圧センサ10の分解平面図である。押圧センサ10は、フレキシブルフィルム30を備えている。フレキシブルフィルム30は、1枚のフレキシブルフィルムの平面視した外形状を成形してなり、前述の第1フィルム平膜部11、第2フィルム平膜部12、フィルム基材24、およびフィルム基材26を含み、さらに、2つのフィルム折返部31を有している。
フレキシブルフィルム30において、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12とは、それぞれの平面視した外形状が長方形状であり、互いの長辺同士が所定の間隔を隔てて対向するように並べられている。該フレキシブルフィルム30は、折り返し線FLに沿って折り返され、これにより、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12とは互いに対向する。折り返し線FLは、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12との間でフィルム平膜部11,12の長手方向に延びており、2つのフィルム折返部31が設けられている位置を通過する。折り返され対向する第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12との間には、前述の圧電フィルム17と第1貼付材15および第2貼付材16が挟みこまれ、これにより図1(A)に示した断面構造のセンサ部20が構成される。
2つのフィルム折返部31は、フレキシブルフィルム30の折り返し線FL上に設けられており、第1フィルム平膜部11および第2フィルム平膜部12の長手方向に対して直交する方向に延び、一端(上側端)で第1フィルム平膜部11に連結されており、他端(下側端)で第2フィルム平膜部12に連結されている。このようにして、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12との間は、2つのフィルム折返部31を介して連結されている。フィルム折返部31それぞれの両脇には、折り返し線FL上で延びるスリット32が設けられている。スリット32により、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12との間は隔てられている。
また、第1検出電極13は、第1フィルム平膜部11の表面の大部分を占めるように第1フィルム平膜部11の表面を覆っている。第2検出電極14は、第2フィルム平膜部12の表面の大部分を占めるように第2フィルム平膜部12の表面を覆っている。第1検出電極13と第2検出電極14とは、開いた状態のフレキシブルフィルム30の同一の面に設けられており、フレキシブルフィルム30が折り返されることによって、第1フィルム平膜部11の裏主面側を第1検出電極13が向き、第2フィルム平膜部12の表主面側を第2検出電極14が向くことになる。
第1検出電極13に接続されている配線部23は、回路形成部22において電子部品27に接続されており、配線引出部21を通過し、また、第2フィルム平膜部12において第2検出電極14の脇を通過し、フィルム折返部31を経由して、第1フィルム平膜部11に到達し、第1検出電極13に接続されている。また、第2検出電極14に接続されている配線部23は、回路形成部22で電子部品27に接続されており、配線引出部21を経由して、第2フィルム平膜部12に到達し、第2検出電極14に接続されている。
図4(A)は、本発明の要部をなすフィルム折返部31の周辺を拡大して示す平面図である。図4(B)は、フィルム折返部31を通る側面断面図であり、図4(A)でB−B’として示す位置を通る断面を示している。
フィルム折返部31は、第1フィルム平膜部11および第2フィルム平膜部12の長辺の縁からオフセット量Sだけ離れている。すなわち、フィルム折返部31をフィルム平膜部11,12の長辺の縁から離れて位置するようにしている。
また、フィルム折返部31は幅寸法Wと長さ寸法Lとを有し、長さ寸法Lは、幅寸法Wに対してL≧Wの関係を満たすように設定している。すなわち、フィルム折返部31を折り返し線FLに交差する方向を長手として延びるようにしている。
さらには、フィルム折返部31において、フィルム折返部31および配線部23の表面はカバー材33で覆うようにしている。カバー材33は、レジストや樹脂等からなる。そして、フィルム折返部31の幅方向でのカバー材33の幅寸法W’は、フィルム折返部31の幅寸法Wに対してW≧W’の関係を満たすように設定している。すなわち、フィルム折返部31および配線部23の表面を覆うカバー材33からフィルム折返部31の一部が露出するようにしている。
このように、フィルム折返部31をフィルム平膜部11,12の長辺の縁から離れて位置するようにすることで、または、フィルム折返部31を折り返し線に交差する方向を長手として延びるようにすることで、あるいは、フィルム折返部31および配線部23の表面を覆うカバー材33からフィルム折返部31の一部が露出するようにすることで、フレキシブルフィルム30の折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。
即ち、仮にフィルム折返部31がフィルム平膜部11,12の長辺の縁からオフセットして設けられていなければ、フィルム折返部31よりもフィルム平膜部11,12の長辺の縁側に貼付材15,16が存在せず、フィルム折返部31の幅方向の縁で貼付材15,16による接着力を得ることができない。このため、スプリングバック効果による弾性力によってフィルム折返部31の幅方向の縁から貼付材15,16が剥がれ、フレキシブルフィルム30の折り返しが縁側から開く危険性がある。これに対して、上述のようにフィルム折返部31を第1フィルム平膜部11および第2フィルム平膜部12の長辺の縁から離れて位置するようにすることにより、フィルム折返部31よりもフィルム平膜部11,12の長辺の縁側でも貼付材15,16による接着力を確保することができ、これにより、フレキシブルフィルム30の折り返しが縁側から開くことを抑制できる。
ただし、フィルム折返部31の幅方向の縁からのオフセット量Sを大きくとると、第2フィルム平膜部12内に設けられる、第1検出電極13への接続のための配線部23をより長くする必要が生じて、第2電極14の面積が削減されることになる。すると、第2電極14の面積が削減される分だけ押圧センサ10の感度が劣化することになる。したがって、押圧センサ10の感度の面からは必要な接着力が確保できる範囲内で、前記オフセット量Sはできるだけ小さくした方が好ましい。ただし、オフセット量Sが小さくなりすぎると、スプリングバックの抑制効果が低減してしまうため、オフセット量Sがどの程度であれば必要な接着力を確保できるかを実験的に確認したところ、フィルム折返部31の幅方向の縁からのオフセット量Sが、フィルム折返部31の幅方向の寸法Wに対して、およそS ≧ Wの関係を満たすならば、必要な接着力が得られることが確認された。
また、フィルム折返部31の幅寸法Wが小さくその長さ寸法Lが長いほど、スプリングバック効果によってフレキシブルフィルム30の折り返しが戻ろうとする弾性力が緩和される。したがって、フィルム折返部31を折り返し線に交差する方向を長手として延びる形状とすることによっても、フレキシブルフィルム30の折り返しが縁側から開くことを抑制できる。
また、フィルム折返部31で配線部23を覆うようにカバー材33を設けることで、フレキシブルフィルム30をフィルム折返部31で折り返しても、フィルム折返部31上で配線部23が断線することを防ぐことができる。しかしながら、このようにフィルム折返部31をカバー材33で覆うことによってスプリングバック効果が強くなり、フレキシブルフィルム30の折り返しが開き易くなってしまう。そこで、カバー材33からフィルム折返部31の表面を露出させることで、スプリングバック効果によりフィルム折返部31に作用する弾性力を緩和でき、やはりフレキシブルフィルム30の折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。フィルム折返部31の露出面積が大きいほど、スプリングバック効果によりフィルム折返部31に作用する弾性力は緩和される。
したがって、この押圧センサ10によれば、フレキシブルフィルム30を用いることで圧電フィルム17と検出電極13,14との材質の組み合わせを任意にできる上、スプリングバック効果による弾性力を抑制でき、フレキシブルフィルム30の折り返しが開いて圧電フィルム17と検出電極13,14とが離れるような不具合の発生を抑制できる。
図5は、押圧センサ10の製造過程での状態を示す平面図である。
押圧センサ10の製造工程では、まず、図5(A)に示すように、電極膜が形成されていない成形済みのフレキシブルフィルム30を用意し、フレキシブルフィルム30の片面の全面に電極膜を形成し、電極膜をエッチング等でパターニングすることにより、検出電極13,14と配線部23(不図示)とを形成する。
次に、押圧センサ10の製造工程では、図5(B)に示すように、フレキシブルフィルム30の第1フィルム平膜部11または第2フィルム平膜部12上に、圧電フィルム17を貼り付ける。圧電フィルム17は、両面に貼付材15,16(不図示)が貼り付けられたものであってもよく、貼付材15,16(不図示)と圧電フィルム17とを順番に貼り付けるようにしてもよい。
次に、押圧センサ10の製造工程では、図5(C)に示すように、フレキシブルフィルム30をフィルム折返部31で折り曲げ、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12との間に圧電フィルム17を挟み込み、貼付材15,16(不図示)を介して圧電フィルム17を第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12とに貼り付ける。これにより、センサ部20が形成される。
そして、押圧センサ10の製造工程では、図5(D)に示すように、フレキシブルフィルム30の回路形成部22に、電子部品27を実装するとともに、端子具28を取り付ける。これにより、押圧センサ10が形成される。
以上のような製造方法によって押圧センサ10を製造することができる。すると、単一のフレキシブルフィルム30の同一面上に、第1検出電極13と第2検出電極14と配線部23,25(不図示)とを形成することができ、同一の電極工程で一度に電極を形成して製造工程数の削減を図ることができる。また、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12とを同一工程で形成し、製造工程数の削減とともに部品点数の削減を図ることができる。
≪第1変形例≫
次に、フレキシブルフィルムの変形例について説明する。
図6は、第1変形例に係るフレキシブルフィルム30Aの平面図である。
フレキシブルフィルム30Aは、第1フィルム平膜部11と第2フィルム平膜部12との間を隔てるスリットの形状を変形したものであり、スリット32Aを備えている。該スリット32Aは、フィルム平膜部11,12の長辺に沿って延びており、フィルム平膜部11,12の長辺に対して垂直な方向の幅がほとんど無いない線状に形成されている。このようにスリット32Aを線状とするならば、フレキシブルフィルム30Aの成形時に、スリット32Aを設ける際の廃棄物を減じることができ、その成形も容易となる。
また、スリット32Aの両端に位置する端点は、所定の直径を有する円形状の開口(孔)としている。これにより、フレキシブルフィルム30Aに作用する応力がスリット32Aの端点に集中し難くなり、応力集中によってスリット32Aの端点からフレキシブルフィルム30Aが裂けることを防ぐことができる。
≪第2変形例≫
次に、貼付材の変形例について説明する。
図7は、第2変形例に係るセンサ部20Aの断面図である。
センサ部20Aは、圧電フィルム17と第2検出電極14との間を貼り付ける第2貼付材の厚みを変形したものであり、第2貼付材16Aを備えている。該第2貼付材16Aは、第1貼付材15よりも、厚みを厚くしている。このように第2貼付材16Aの厚みを厚くすることにより、圧電フィルム17と第2検出電極14との間の接着力を高めて、フレキシブルフィルム30の折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。
なお、圧電フィルム17と第1検出電極13との間を貼り付ける第1貼付材15においても、その厚みを厚くすることで圧電フィルム17と第1検出電極13との間の接着力を高め、フレキシブルフィルム30の折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制するようにもできる。ただし、第1貼付材と第2貼付材との両方の厚みを厚くすると、センサ部20Aの押圧により生じる応力が緩和されてしまい、押圧センサ10の検出感度が低下する危険性がある。
そこで、このセンサ部20Aのように一方の貼付材のみ厚みを厚くし、他方の貼付材の厚みは薄いままとすることにより、押圧センサ10の検出感度が低下することを防ぎながら、フレキシブルフィルム30の折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。第1貼付材と第2貼付材とのうちのいずれの厚みを厚くするかは、センサ部20Aの天面側が外部構造体に貼り付けられるのか、センサ部20Aの底面側が外部構造体に貼り付けられるのかにより決定するとよい。外部構造体への取付面に近い貼付材は薄くし、外部構造体への取付面に遠い貼付材は厚くすることにより、効果的に押圧センサ10の検出感度が低下することを防ぎながら、フレキシブルフィルム30の折り返しがスプリングバック効果によって開くことを抑制できる。
FL…折り返し線
10…押圧センサ
11…第1フィルム平膜部
12…第2フィルム平膜部
13…第1検出電極
14…第2検出電極
15…第1貼付材
16,16A…第2貼付材
17…圧電フィルム
20,20A…センサ部
21…配線引出部
22…回路形成部
23,25…配線部
24,26…フィルム基材
26…フィルム基材
27…電子部品
28…端子具
30,30A…フレキシブルフィルム
31…フィルム折返部
32,32A…スリット
33…カバー材

Claims (8)

  1. 互いに対向する第1平膜部および第2平膜部と、折り返された状態で前記第1平膜部と前記第2平膜部とを繋ぐ折返部と、を備え、前記第1平膜部と前記第2平膜部との間の折り返し線上に前記折返部とともにスリットが設けられているフレキシブルフィルムと、
    前記第1平膜部と前記第2平膜部との間に貼り付けられている平膜状の圧電フィルムと、
    前記折返部を通過して前記第1平膜部と前記第2平膜部とに配線されている配線部と、
    少なくとも前記折返部で前記配線部を覆っているカバー材と、
    を備え、
    前記折返部は、前記配線部が設けられている面の一部が前記カバー材から露出している、
    押圧センサ。
  2. 前記折返部は、前記折り返し線上での前記第1平膜部および前記第2平膜部の縁から離れている、
    請求項1に記載の押圧センサ。
  3. 第1平膜部と前記第2平膜部とを繋ぐ折返部は、折り返し線上での前記第1平膜部および前記第2平膜部の縁から前記折返部の幅以上に離れている、請求項2に記載の押圧センサ。
  4. 前記折返部は、前記折り返し線に交差する方向を長手として延びている、
    請求項1に記載の押圧センサ。
  5. 前記スリットは線状であり、前記スリットの端点は円形状の開口である、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の押圧センサ。
  6. 前記圧電フィルムと前記第1平膜部との間に貼り付けられている第1貼付材と、
    前記圧電フィルムと前記第2平膜部との間に貼り付けられている第2貼付材と、を更に備え、
    前記第1貼付材と前記第2貼付材とのうち、外部構造体への取付面のより遠くに位置するものは、前記外部構造体への取付面のより近くに位置するものよりも、厚みが厚い、
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の押圧センサ。
  7. 前記圧電フィルムは、互いに直交する四辺を有する平面形状であり、前記四辺に対して交差する方向に沿って配向するキラル高分子を主材料とする、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の押圧センサ。
  8. 前記キラル高分子は、前記四辺に対して略45°の方向に配向する、請求項7に記載の押圧センサ。
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