JP6015515B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本明細書に開示される技術は、ジョブを記憶して実行する画像処理装置に関する。
画像処理装置に接続されている情報処理装置(例:パソコン)から、印刷などのジョブを受信して記憶し、記憶したジョブを順次実行する画像処理装置が知られている。また、画像処理装置が備える操作部(例:タッチパネル)で、コピーなどのジョブの入力を受け付けて記憶し、記憶したジョブを順次実行する画像処理装置が知られている。また、関連する技術として、特許文献1が開示されている。
特開2011−253466号公報
情報処理装置から複数のジョブを受信して記憶し、記憶した複数のジョブを実行している期間中に、操作部からのジョブの入力を受け付ける場合がある。この場合、情報処理装置から受信した複数のジョブの間に、画像処理装置から受信したジョブを無秩序に割り込ませると、両ジョブによって作成された印刷結果が無秩序に混合してしまい、ユーザが印刷結果を仕分ける負担が増大してしまう場合がある。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本明細書に開示されている画像処理装置は、プロセッサを備える画像処理装置であって、画像処理装置に接続されている情報処理装置から出力される少なくとも1つの第1ジョブの実行命令を取得し、第1ジョブに実行順番を紐付けて記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、画像処理装置が備える操作部から少なくとも1つの第2ジョブの実行命令の入力を受け付け、第2ジョブに実行順番を紐付けて記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、記憶させた第1ジョブおよび第2ジョブを実行順番に従って1つずつ順番に画像処理部に実行させる画像処理手段と、してプロセッサが機能し、第2記憶制御手段は、複数の第1ジョブが記憶部に記憶されている場合に第2ジョブの実行命令の入力を受け付けた場合には、画像処理手段が現在実行中の実行中第1ジョブと同一の属性を有する第1ジョブであって、実行中第1ジョブから実行順番が連続している第1ジョブである1以上の第1ジョブを含んだ第1グループを特定し、当該第1グループに含まれる1以上の第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最後の実行順番以降の実行順番を、第2ジョブに紐付けることを特徴とする。
上記の構成によると、現在実行中の実行中第1ジョブと同一の属性を有する複数の第1ジョブであって、実行順番が連続している複数の第1ジョブのジョブ間に、第2ジョブが割り込まれてしまうことが防止できる。これにより、第1ジョブと第2ジョブとによって作成された印刷結果が無秩序に混合してしまう事態を防止できるため、ユーザが印刷結果を仕分ける負担が増大してしまうことを抑制することが可能となる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、複数の第1ジョブが複数のグループを形成する場合には、優先順位に基づいて、何れかのグループ間に第2ジョブを割り込ませることが可能となる。これにより、第2ジョブが実行されるまでの待ち時間を、優先順位に基づいて制御することが可能となる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、第2ジョブが記憶部に記憶されている場合に、第1ジョブの実行命令の入力を受け付けた場合には、優先順位に基づいて、第1ジョブを第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番にするか否かを決定することができる。これにより、第1ジョブが実行されるまでの待ち時間を、優先順位に基づいて制御することが可能となる。
第2ジョブが外部装置にデータ処理を実行させたデータを用いる場合には、第2ジョブの実行命令が受け付けられてから第2ジョブが完了するまでの処理時間が、外部装置にデータ処理をさせない場合に比して長くなる場合がある。本明細書に記載されている画像処理装置によれば、第2ジョブが外部装置にデータ処理を実行させたデータを用いる場合には、第1ジョブを第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番にするかことができる。これにより、第1ジョブの処理時間が不当に長期化してしまうことを防止できる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、第1ジョブの実行順番を、外部装置でのデータ処理が実行中である第2ジョブの実行順番よりも早くすることができる。これにより、第1ジョブの処理時間が不当に長期化してしまうことを防止できる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、第1ジョブの命令主体と第2ジョブの命令主体との関係に基づいて、第2ジョブや第1ジョブが実行されるまでの待ち時間を制御することが可能となる。
多機能機システムの概略図である。 予約ジョブテーブルの登録処理の第1部分を示すフローチャートである。 予約ジョブテーブルの登録処理の第2部分を示すフローチャートである。 ジョブ実行処理を示すフローチャートである。 予約ジョブテーブルの一例を示す図である。 ユーザ登録テーブルの一例を示す図である。 PCプリントジョブ実行中にコピージョブを受信したケースの予約ジョブテーブルの一例を示す図である。 コピージョブ実行中における予約ジョブテーブルの一例を示す図である。 コピージョブ実行中にPCプリントジョブを受信したケースの予約ジョブテーブルの一例を示す図である。
図面を参照して実施例を説明する。図1に、本実施例の多機能機システム2の概略図を示す。多機能機システム2は、多機能機10、PC(Personal Computerの略)70a〜70c、処理サーバ200を備える。多機能機10、PC70a〜70c、および処理サーバ200は、LAN回線4を介して互いに通信可能に接続されている。
<多機能機10の構成>
多機能機10は、制御部12、タッチパネル50、キーパッド52、印刷部54、FAX部58、ネットワークインターフェイス60、PSTNインターフェイス62、スキャナ部64等を有する。ネットワークインターフェイス60は、LAN回線4に接続されている。制御部12は、CPU14、ROM16、RAM30、NVRAM40、等を有する。
CPU14は、ROM16に記憶されている各種のプログラムに従って様々な処理を実行する。基本機能プログラム18は、多機能機10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。基本機能プログラム18は、例えば、印刷部54、FAX部58等を制御するための各種制御プログラムを含んでいる。
RAM30は、基本機能ワーク領域32を備える。基本機能ワーク領域32は、基本機能プログラム18に従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。またRAM30は、予約ジョブテーブルTB1を備える。
図5に、予約ジョブテーブルTB1の一例を示す。予約ジョブテーブルTB1は、予約ジョブ110を記憶する。予約ジョブ110は、多機能機10の印刷部54を用いた印刷処理の予約である。また予約ジョブテーブルTB1は、複数の予約ジョブ110各々ごとに、実行順番100を割り当てて記憶する。
予約ジョブ110は、ジョブ種別101、ユーザID102、PC識別情報103、を含んでいる。ジョブ種別101は、ジョブの種類を識別するための情報である。ジョブの種類には、例えば、PCプリント、通常コピー、拡張コピーなどが含まれる。PCプリントは、PC70a〜70cからLAN回線4を介して受信した印刷データを用いて、印刷部54で印刷を実行するジョブである。通常コピーは、スキャナ部64を用いて生成したスキャンデータを用いて、印刷部54で印刷を実行するジョブである。拡張コピーは、スキャナ部64を用いて生成したスキャンデータを、LAN回線4を介して処理サーバ200へ送信し、処理サーバ200で各種の画像処理を実行させる。そして、画像処理後の処理データをLAN回線4を介して処理サーバ200から受信し、処理データを用いて印刷部54で印刷を実行するジョブである。
ユーザID102は、ジョブの予約を行ったユーザを識別するためのIDである。ユーザID102の一例としては、ログインIDが挙げられる。PC識別情報103は、ジョブの予約がPCから行われた場合に、予約を行ったPCを識別するための情報である。PC識別情報103の一例としては、PCの名称が挙げられる。
実行順番100が「1(実行中)」のジョブは、多機能機10で現在実行中のジョブである。予約ジョブテーブルTB1では、実行順番100の「1」が割り当てられた予約ジョブ110が、最上位の予約ジョブ110とされる。そして、最上位の予約ジョブ110が、他の予約ジョブ110に対して優先的に処理される。最上位の予約ジョブ110が終了すると、最上位の予約ジョブ110は、予約ジョブテーブルTB1から削除される。そして、残された予約ジョブ110の実行順番100が、一つずつ繰り上げられる。これにより、予約ジョブテーブルTB1に予約ジョブ110が複数登録されている場合にも、実行順番100に従って予約ジョブ110を順番に実行していくことが可能となる。
NVRAM40は、ユーザ登録テーブルTB2を記憶している。図6に、ユーザ登録テーブルTB2の一例を示す。ユーザ登録テーブルTB2は、ユーザ優先順位201、ユーザID202を記憶する。ユーザ優先順位201は、ユーザごとに、多機能機10で処理を実行する際の優先順位を定めた順位である。ユーザID202は、ユーザを識別するためのIDである。ユーザID202は、予約ジョブテーブルTB1に記憶されているユーザID102と同一のIDであってもよい。ユーザ登録テーブルTB2は、多機能機10を使用するユーザによって予め記憶されるとしてもよい。
<PC70aの構成>
PC70aの構成を説明する。PC70aは、CPU72、ハードディスク74、表示部82、操作部84、ネットワークインターフェイス86、RAM90等を有する。表示部82は、様々な情報を表示することができる。操作部84は、キーボードやマウスによって構成される。ユーザは、操作部84を操作することによって、様々な指示や情報をPC70aに入力することができる。ネットワークインターフェイス86は、LAN回線4を介して多機能機10との間で各種の情報を通信することができる。
ハードディスク74は、基本プログラム76を記憶する。基本プログラム76は、PC70aの基本的な動作を制御するためのプログラムである。また、ハードディスク74には、多機能機10を制御するためのソフトウェアであるデバイスドライバがインストールされている。CPU72は、デバイスドライバによって、多機能機10を制御する。なお、PC70bおよびPC70cの構成はPC70aと同様であるため、詳細な説明は省略する。
<処理サーバ200の構成>
処理サーバ200は、多機能機10から受信したスキャンデータに対して、各種の画像処理を実行するためのサーバである。画像処理の一例としては、カラー画像をモノクロ画像に変換する処理や、複数ページの各々を縮小して1つのページに割り付けるNin1変換処理が挙げられる。処理サーバ200は、多機能機10のベンダによって提供されるサーバであってもよい。処理サーバ200は、ネットワークインターフェイス262と、制御部270と、を備える。制御部270は、CPU272と、メモリ274と、を備える。メモリ274には、プログラム275が記憶されている。CPU272は、プログラム275に従って、様々な画像処理を実行する。処理サーバ200は、LAN回線4を介してPC70a〜70cや多機能機10に接続されていても良いし、インターネット回線(不図示)を介してPC70a〜70cや多機能機10に接続されていても良い。
<予約ジョブテーブルの登録処理>
多機能機10で行われる予約ジョブテーブルの登録処理を、図2および図3を用いて説明する。予約ジョブテーブルの登録処理は、多機能機10の電源が投入されることに応じて開始されるフローである。S112においてCPU14は、コピージョブの入力を受け付けたか否かを判断する。具体的には、キーパッド52に備えられているコピー開始ボタンが押下されたか否かを判断する。S112において肯定判断される場合(S112:YES)にはS116へ進む。
S116においてCPU14は、コピー実行ユーザIDを取得する。コピー実行ユーザIDは、コピージョブの実行命令の命令主体を識別する情報である。S116では、多機能機10へのログイン処理が実行されてもよい。ログイン処理において、コピー実行ユーザIDの入力が受け付けられてもよい。コピー実行ユーザIDの入力の受け付けは、キーパッド52により行われるとしてもよい。S118においてCPU14は、スキャナ部64にスキャンを実行させる。そして、生成されたスキャンデータを基本機能ワーク領域32に記憶させる。
S120においてCPU14は、PCプリントジョブが予約ジョブテーブルに記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S120:NO)には、S128へ進む。S128においてCPU14は、入力されたコピージョブ(以下、入力コピージョブと記載する)に、現在記憶されている実行順番100のうちの一番最後の順番を紐付けて、予約ジョブテーブルTB1に記憶させる。そしてS112へ戻る。
一方、S120において肯定判断される場合(S120:YES)には、PCプリントのジョブが予約されている期間中に、コピーのジョブの実行命令が割り込まれた場合であると判断される。そして、S122へ進む。S122においてCPU14は、予約ジョブテーブルTB1において、実行順番100が「1(実行中)」であるジョブにポインタを対応付ける。
S124においてCPU14は、現在ポインタが対応しているジョブ(以下、ポインタ対応ジョブと記載する)の次の実行順番を有する予約ジョブ(以下、次順番予約ジョブと記載する)が、存在するか否かを判断する。否定判断される場合(S124:NO)にはS128へ進み、S112で入力されたコピージョブに一番最後の実行順番100を紐付けて、予約ジョブテーブルTB1に記憶させる。また、肯定判断される場合(S124:YES)には、S132へ進む。
S132においてCPU14は、ポインタ対応ジョブのユーザID102と、次順番予約ジョブのユーザID102とが一致するか否かを判断する。肯定判断される場合(S132:YES)にはS142へ進み、ポインタを、予約ジョブテーブルTB1で次の実行順番を有するジョブへ移動させる。そしてS124へ戻る。一方、否定判断される場合(S132:NO)には、ポインタ対応ジョブが、ジョブグループに含まれるジョブのうちの最後の実行順番を有するジョブであると判断される。ここでジョブグループとは、同一ユーザによって入力されたジョブであって、実行順番が連続している少なくとも1つのジョブの集合である。すなわち、S132で否定判断される場合とは、ポインタ対応ジョブと次順番予約ジョブとの間に、ジョブグループの切れ目が存在すると判断される場合である。そしてS136へ進む。
S136においてCPU14は、次順番予約ジョブを予約したユーザの優先順位と、入力コピージョブを入力したユーザの優先順位とを比較する。具体的には、次順番予約ジョブのユーザID102を予約ジョブテーブルTB1から読み出し、読み出したユーザID102に対応するユーザ優先順位201を、ユーザ登録テーブルTB2を用いて特定する。また、S116で取得したコピー実行ユーザIDに対応するユーザ優先順位201を、ユーザ登録テーブルTB2を用いて特定する。
S140においてCPU14は、入力コピージョブを入力したユーザの方が、ユーザ優先順位201が高いか否かを判断する。否定判断される場合(S140:NO)には、S142へ進み、ポインタを、予約ジョブテーブルTB1で次の実行順番を有するジョブへ移動させる。そしてS124へ戻る。
一方、S140において肯定判断される場合(S140:YES)には、S144へ進む。S144においてCPU14は、ポインタ対応ジョブと次順番予約ジョブとの間に、入力コピージョブが挿入されるように、入力コピージョブを予約ジョブテーブルTB1に記憶させる。すなわち、ジョブグループの切れ目に、入力コピージョブを挿入する。具体的には、入力コピージョブに、ジョブグループのうちの最後の実行順番の次の実行順番を紐付けて、予約ジョブテーブルTB1に記憶させる。また、次順番予約ジョブ以降のデータの実行順番を、1つずつ増加させる。そしてS112へ戻る。
一方、S112において否定判断される場合(S112:NO)には、S152へ進む。S152においてCPU14は、PCプリントのデータをPC70a〜70cの何れかから受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S152:NO)にはS112へ戻り、肯定判断される場合(S152:YES)にはS156へ進む。
S156においてCPU14は、PCプリント実行ユーザIDを取得する。PCプリント実行ユーザIDは、PCプリントの実行命令の命令主体を識別する情報である。PCプリント実行ユーザIDの一例としては、多機能機10にログインするためのユーザIDが挙げられる。PCプリント実行ユーザIDは、PCプリントのデータと共にPCから送信されてくるとしてもよい。S158においてCPU14は、受信したPCプリントのデータを、基本機能ワーク領域32に記憶させる。
S160においてCPU14は、コピージョブが予約ジョブテーブルに記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S160:NO)には、S184へ進む。S184においてCPU14は、受信したPCプリントジョブ(以下、受信PCプリントジョブと記載する)に、現在記憶されている実行順番100のうちの一番最後の順位を紐付けて、予約ジョブテーブルTB1に記憶させる。そしてS112へ戻る。
一方、S160において肯定判断される場合(S160:YES)には、コピーのジョブが実行されている期間中に、PCプリントのジョブの実行命令が割り込まれた場合であると判断される。そして、S164へ進む。S164においてCPU14は、実行中のコピージョブの種類が、拡張コピーであるか否かを判断する。否定判断される場合(S164:NO)にはS184へ進み、肯定判断される場合(S164:YES)にはS168へ進む。
S168においてCPU14は、拡張コピーの処理段階が、処理サーバ200でのデータ処理中の段階であるか否かを判断する。例えば、拡張コピーの処理中であるが、印刷部54がまだ動作していない場合には、処理サーバ200でのデータ処理中の段階であると判断することができる。否定判断される場合(S168:NO)にはS184へ進み、肯定判断される場合(S168:YES)にはS172へ進む。
S172においてCPU14は、拡張コピージョブを予約したユーザの優先順位と、受信PCプリントジョブを送信したユーザの優先順位とを比較する。そして、拡張コピージョブを予約したユーザの方が優先順位が高いか否かを判断する。肯定判断される場合(S172:YES)にはS184へ進み、否定判断される場合(S172:NO)にはS176へ進む。
S176においてCPU14は、拡張コピージョブのさらに上位に、受信PCプリントジョブが割り込まれるように、受信PCプリントジョブを予約ジョブテーブルTB1に記憶させる。具体的には、受信PCプリントジョブに、実行中のコピージョブの実行順番である「1」よりも上位の実行順番である「0」を紐付けて、予約ジョブテーブルTB1に記憶させる。
S180においてCPU14は、受信PCプリントジョブが完了するまで、拡張コピー処理を一時停止させる。具体的には、処理データを処理サーバ200から受信した場合においても、受信PCプリントジョブに基づく印刷処理が完了するまで、処理データに基づく印刷処理を実行しない。そしてS112へ戻る。
<ジョブ実行処理>
多機能機10で行われるジョブ実行処理を、図4を用いて説明する。ジョブ実行処理は、前述した予約ジョブテーブルの登録処理と並行して行われる処理である。ジョブ実行処理は、予約ジョブテーブルに登録されている予約ジョブを、実行順番に従って順番に1つずつ実行する処理である。
S212においてCPU14は、予約ジョブテーブルTB1に予約ジョブが記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S212:NO)にはS212へ戻り、肯定判断される場合(S212:YES)にはS216へ進む。
S216においてCPU14は、予約ジョブテーブルにおいて、実行順番100が最上位(すなわち「0」又は、「1」)の予約ジョブを選択する。S220においてCPU14は、選択された予約ジョブのジョブ種別101を判断する。ジョブ種別101がPCプリントまたは通常コピーである場合(S220:PCプリント、通常コピー)には、S224へ進む。S224においてCPU14は、基本機能ワーク領域32に記憶されているPCプリントのデータまたはスキャンデータを用いて、印刷部54に印刷処理を実行させる。そしてS240へ進む。
一方、S220において、選択された予約ジョブのジョブ種別101が拡張コピーである場合(S220:拡張コピー)には、S228へ進む。S228においてCPU14は、基本機能ワーク領域32に記憶されているスキャンデータを、ネットワークインターフェイス60およびLAN回線4を介して処理サーバ200へ送信する。
S232においてCPU14は、処理データを処理サーバ200から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S232:NO)にはS244へ進み、PCプリントジョブの割り込み処理(S176)が実行されたか否かを判断する。否定判断される場合(S244:NO)にはS232へ戻り、肯定判断される場合(S244:YES)にはS248へ進む。S248においてCPU14は、割り込まれたPCプリントジョブを実行する。S252においてCPU14は、予約ジョブテーブルにおいて、割り込まれていたPCプリントジョブを消去する。そしてS212へ戻る。
一方S232において、処理データを処理サーバ200から受信した場合(S232:YES)には、S236へ進む。S236においてCPU14は、受信した処理データを用いて、印刷部54に印刷処理を実行させる。そしてS240へ進む。S240においてCPU14は、予約ジョブテーブルTB1において、実行順番100が最上位(すなわち「0」又は、「1」)の予約ジョブを消去する。また、2番目以降の実行順番100を、1つずつ繰り上げる。そしてS212へ戻る。
<第1動作具体例>
第1動作具体例では、コピージョブを挿入する処理(S112〜S144を参照)を説明する。例として、図5に示す予約ジョブテーブルTB1と、図6に示すユーザ登録テーブルTB2が記憶されている場合を説明する。また、「UserC」のユーザID102を有するユーザCが、PCプリントの実行中のタイミングで、通常コピーを開始する場合を説明する。
ユーザCが原稿用紙をスキャナ部64にセットし、コピー開始ボタンを押下し(S112:YES)、コピー実行ユーザIDを入力すると(S116)、スキャンデータが生成されて基本機能ワーク領域32に記憶される(S118)。PCプリントが実行中であるため(S120:YES)、予約ジョブテーブルTB1(図5)において、実行順番100が「1(実行中)」であるジョブにポインタが対応付けられる。
次順番予約ジョブ(すなわち、実行順番100が「2」のジョブ)が存在するため(S124:YES)、S132へ進む。ポインタ対応ジョブのユーザID102(すなわち、UserA)と、次順番予約ジョブのユーザID102(すなわち、UserA)とが一致するため(S132:YES)、実行順番100が「2」のジョブへポインタが移動する(S142)。
次順番予約ジョブ(すなわち、実行順番100が「3」のジョブ)が存在するため(S124:YES)、S132へ進む。ポインタ対応ジョブ(すなわち、実行順番100が「2」のジョブ)のユーザID102(すなわち、UserA)と、次順番予約ジョブ(すなわち、実行順番100が「3」のジョブ)のユーザID102(すなわち、UserB)とが一致しないため(S132:NO)、ポインタ対応ジョブが、ジョブグループG1(図5参照)に含まれるジョブのうちの最後の実行順番を有するジョブであると判断される。
次順番予約ジョブ(すなわち、実行順番100が「3」のジョブ)のユーザID102である「UserB」に対応するユーザ優先順位201は、「2」である(図6、領域R1参照)。また、コピー実行ユーザID(すなわち、「UserC」)に対応するユーザ優先順位201は、「3」である(図6、領域R2参照)。従って、入力コピージョブを入力したユーザの方が、ユーザ優先順位201が低いため(S140:NO)、実行順番100が「3」のジョブへポインタが移動する(S142)。
次順番予約ジョブ(すなわち、実行順番100が「4」のジョブ)が存在するため(S124:YES)、S132へ進む。ポインタ対応ジョブ(すなわち、実行順番100が「3」のジョブ)のユーザID102(すなわち、UserB)と、次順番予約ジョブ(すなわち、実行順番100が「4」のジョブ)のユーザID102(すなわち、UserD)とが一致しないため(S132:NO)、ポインタ対応ジョブが、ジョブグループG2(図5参照)に含まれるジョブのうちの最後の実行順番を有するジョブであると判断される。
次順番予約ジョブ(すなわち、実行順番100が「4」のジョブ)のユーザID102である「UserD」に対応するユーザ優先順位201は、「4」である(図6、領域R3参照)。また、コピー実行ユーザID(すなわち、「UserC」)に対応するユーザ優先順位201は、「3」である(図6、領域R2参照)。従って、入力コピージョブを入力したユーザの方が、ユーザ優先順位201が高い(S140:YES)と判断される。従って、図7に示す予約ジョブテーブルTB1aに示すように、入力コピージョブに、ジョブグループG2のうちの最後の実行順番の次の実行順番(すなわち、「4」)を紐付けて、予約ジョブテーブルTB1aに記憶させる(図7、領域R11参照)。また、予約ジョブテーブルTB1aにおいて、次順番予約ジョブ以降のデータの実行順番を、1つずつ増加させる(図7、領域R12参照)。これにより、ジョブグループG2とG3との切れ目に、入力コピージョブを挿入することができる。
<第2動作具体例>
第2動作具体例では、PCプリントジョブを挿入する処理(S152〜S184を参照)を説明する。例として、図8に示す予約ジョブテーブルTB1bと、図6に示すユーザ登録テーブルTB2が記憶されている場合を説明する。また、処理サーバ200での拡張コピーのデータ処理中のタイミングで、「UserA」のユーザID102を有するユーザAが、PCプリントを開始する場合を説明する。
ユーザAがPC70aを操作してPCプリントのデータを多機能機10へ送信すると、PCプリントのデータが多機能機10で受信され(S152:YES)、基本機能ワーク領域32に記憶される(S158)。また、PCプリント実行ユーザIDとして、「UserA」が受信される(S156)。
予約ジョブテーブルTB1b(図8参照)において実行順番100が「1(実行中)」であるジョブがコピージョブである(S160:YES)。また、実行中のコピージョブの種類が拡張コピーである(S164:YES)。また、拡張コピーの処理段階が、処理サーバ200でのデータ処理中の段階である(S168:YES)。
実行中のコピージョブ(すなわち、実行順番100が「1」のジョブ)のユーザID102である「UserB」に対応するユーザ優先順位201は、「2」である(図6、領域R1参照)。また、PCプリント実行ユーザID(すなわち、「UserA」)に対応するユーザ優先順位201は、「1」である(図6、領域R4参照)。よって、コピージョブを予約したユーザの方が優先順位が低い(S172:NO)。従って、図9に示す予約ジョブテーブルTB1cに示すように、受信PCプリントジョブに、実行中のコピージョブの実行順番である「1」よりも上位の実行順番である「0」を紐付けて、予約ジョブテーブルTB1cに記憶させる(S176)(図9、領域R21参照)。また、拡張コピー処理が一時停止される(S180)。
処理データを処理サーバ200から受信する前に(S232:NO)、PCプリントが割り込まれたため(S244:YES)、PCプリントのデータを用いて印刷処理が実行される(S248)。PCプリントが終了すると、予約ジョブテーブルTB1cにおいて、割り込まれていたPCプリントの予約ジョブ(図9、領域R21参照)が消去される(S252)。そして、一時停止されていた拡張コピージョブ(すなわち、実行順番100が「1」のジョブ)が実行される(S212:YES、S236)。
<効果>
本明細書に記載されている多機能機10によれば、現在実行中のPCプリントを含む1つのジョブクループに含まれている複数のPCプリントジョブのジョブ間に、コピージョブが割り込まれてしまうことが防止できる。例えば、前述した第1動作具体例では、ユーザAによって予約されたジョブグループG1を構成する複数のPCプリントジョブのジョブ間に、コピージョブが割り込まれてしまうことが防止できる。これにより、PCプリントジョブとコピージョブとによって作成された印刷結果が無秩序に混合してしまう事態を防止できるため、ユーザが印刷結果を仕分ける負担が増大してしまうことを抑制することが可能となる。
本明細書に記載されている多機能機10によれば、複数のジョブグループが予約ジョブテーブルに記憶されている場合には、ジョブを予約するユーザのユーザ優先順位201に基づいて、ジョブグループ間にコピージョブを割り込ませることが可能となる。例えば、前述した第1動作具体例では、コピージョブを入力したユーザCよりも高いユーザ優先順位201を有するユーザBが予約したジョブグループG2と、ユーザCよりも低いユーザ優先順位201を有するユーザDが予約したジョブグループG3と、の切れ目に、コピージョブを割り込ませることができる。これにより、コピージョブが実行されるまでの待ち時間を、ユーザの優先順位に基づいて制御することが可能となる。
本明細書に記載されている多機能機10によれば、コピージョブが予約ジョブテーブルに記憶されている場合に(S160:YES)、PCプリントジョブの入力を受け付けた場合には(S152:YES)、ユーザ優先順位201に基づいて、PCプリントジョブの実行順番を予約中のコピージョブの実行順番よりも早い実行順番にするか否かを決定することができる(S172)。例えば、前述した第2動作具体例では、予約済みのコピージョブを予約したユーザBよりも高いユーザ優先順位201を有するユーザAが入力したPCプリントジョブを、コピージョブの前に割り込ませることができる。これにより、PCプリントジョブが実行されるまでの待ち時間を、ユーザの優先順位に基づいて制御することが可能となる。
拡張コピージョブでは、スキャンデータを処理サーバ200へ送信して画像処理させ、処理後の処理データを処理サーバ200から受信して印刷する。すると、拡張コピージョブの処理時間が、通常コピーやPCプリントなどの処理時間に比して長くなる場合がある。本明細書に記載されている多機能機10によれば、拡張コピージョブが予約ジョブテーブルに記憶されている場合に(S164:YES)、PCプリントジョブの入力を受け付けた場合には(S152:YES)、PCプリントジョブを拡張コピージョブの実行順番よりも早い実行順番にすることができる。これにより、PCプリントジョブを予約してから処理が完了するまでの処理時間が、不当に長期化してしまうことを防止できる。
本明細書に記載されている多機能機10によれば、拡張コピージョブが予約ジョブテーブルに記憶されている場合に(S164:YES)、PCプリントジョブの入力を受け付けた場合には(S152:YES)、拡張コピージョブのデータ処理が処理サーバ200で実行中であることを条件として(S168:YES)、PCプリントジョブを拡張コピージョブの実行順番よりも早い実行順番にすることができる。処理サーバ200でのデータ処理を待機している待機期間中は印刷部54を停止させることになるが、この待機期間を有効に利用して印刷処理を実行することが可能となるため、ジョブを効率よく処理することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
<変形例>
S116においてコピー実行ユーザIDを取得する形態は、ログイン処理に限られず、各種の形態を実施可能である。例えば、多機能機10を使用するユーザのコピー実行ユーザIDを、予め多機能機10に登録しておいてもよい。そして、コピー開始ボタンが押下されることに応じて、コピー実行ユーザIDの一覧をタッチパネル50に表示させ、ユーザに選択させるとしてもよい。
S168を省略し、S164からS172へ進むとしてもよい。これにより、拡張コピーの処理の段階が何れの段階であるかに関わらず、PCプリントジョブを割り込ませることができる。S164およびS168を省略し、S160からS172へ進むとしてもよい。これにより、コピージョブの種類に関わらず、PCプリントジョブを割り込ませることができる。S136およびS140を省略し、S132からS144に進むとしてもよい。これにより、ユーザ優先順位201に関わらず、ジョブグループの切れ目に入力コピージョブを割り込ませることができる。S172を省略し、S168からS176に進むとしてもよい。これにより、ユーザ優先順位201に関わらず、拡張コピージョブの上位に受信PCプリントジョブを割り込ませることができる。以上より、一般的に言うと、多機能機10は、「第1記憶制御手段」と、「第2記憶制御手段」と、「画像処理手段」と、を少なくとも備えていれば良い。具体例としては、多機能機10は、S176およびS184と、S128およびS144と、S224およびS236およびS248と、を少なくとも実行すればよい。
予約ジョブ110の対象は、PCプリントやコピーに限られない。FAX部58を用いたFAX処理などについても予約ジョブとして扱うことができる。
多機能機10に通信可能に接続されるPCの台数は、3台に限られず、多数存在してもよい。拡張コピーで外部装置に実行させる処理は、画像処理に限られず、各種の処理であってよい。例えば、インターネットを介してサーバにデータをアップロードし、サーバでデータ形式の変換処理や文章の翻訳処理を行ってもよい。そして、処理後のデータを多機能機10にダウンロードしても良い。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、CPU14は、プロセッサの一例である。多機能機10は、画像処理装置の一例である。PC70a〜PC70cは情報処理装置の一例である。
PCプリントジョブは、第1ジョブの一例である。S176、S184を実行するCPUは、第1記憶制御手段の一例である。コピージョブは、第2ジョブの一例である。S128、S144を実行するCPUは、第2記憶制御手段の一例である。印刷部54は、画像処理部の一例である。S224、S236、S248を実行するCPUは、画像処理手段の一例である。ジョブグループG1は、第1グループの一例である。PCプリント実行ユーザIDは、第1属性情報の一例である。コピー実行ユーザIDは、第2属性情報の一例である。S116、S156を実行するCPUは、取得手段の一例である。ユーザ登録テーブルTB2は、第1ジョブおよび第2ジョブの属性と画像処理の優先順位との対応関係の一例である。拡張コピージョブは、外部装置にデータ処理を実行させたデータを用いて画像処理手段に画像処理を実行させるジョブの一例である。
10:多機能機、14および72:CPU、52:キーパッド、70a〜70c:PC、TB1:予約ジョブテーブル、TB2:ユーザ登録テーブル

Claims (5)

  1. プロセッサを備える画像処理装置であって、
    前記画像処理装置に接続されている情報処理装置から出力される少なくとも1つの第1ジョブの実行命令を取得し、前記第1ジョブに実行順番を紐付けて記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記画像処理装置が備える操作部から少なくとも1つの第2ジョブの実行命令の入力を受け付け、前記第2ジョブに実行順番を紐付けて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、
    前記第1ジョブの属性を示す第1属性情報と、前記第2ジョブの属性を示す第2属性情報と、を取得する取得手段と、
    前記第1ジョブおよび前記第2ジョブの属性と画像処理の優先順位との対応関係を前記記憶部に記憶させる第3記憶制御手段と、
    記憶させた前記第1ジョブおよび前記第2ジョブを前記実行順番に従って1つずつ順番に画像処理部に画像処理を実行させる画像処理手段と、
    して前記プロセッサが機能し、
    前記第1記憶制御手段は、前記第2ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第1ジョブの実行命令を取得した場合に、前記第1ジョブが有する属性に基づいて前記第3記憶制御手段が特定する優先順位である第1ジョブ優先順位が、前記第2ジョブが有する属性に基づいて前記第3記憶制御手段が特定する優先順位である第2ジョブ優先順位よりも高い場合には、前記第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番を前記第1ジョブに紐付け、
    前記第1記憶制御手段は、前記第2ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第1ジョブの実行命令を取得した場合に、前記第2ジョブが前記画像処理装置に接続されている外部装置にデータ処理を実行させたデータを用いて前記画像処理手段に画像処理を実行させるジョブである場合に、前記第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番を前記第1ジョブに紐付け、
    前記第2記憶制御手段は、複数の前記第1ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第2ジョブの実行命令の入力を受け付けた場合には、前記画像処理手段が現在実行中の実行中第1ジョブと同一の属性を有する第1ジョブであって、前記実行中第1ジョブから前記実行順番が連続している第1ジョブである1以上の第1ジョブを含んだ第1グループを特定し、当該第1グループに含まれる1以上の前記第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最後の実行順番以降の実行順番を、前記第2ジョブに紐付け
    前記第2記憶制御手段は、複数の前記第1ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第2ジョブの実行命令の入力を受け付けた場合に、前記第1グループ以降の実行順番を有する第Nグループ(Nは2以上の自然数)であって、前記第1グループに含まれる第1ジョブが有する属性とは異なる属性を共通に有する1以上の第1ジョブを含んだ前記第Nグループが存在する場合には、
    前記第Nグループに含まれている1以上の第1ジョブが共通して有する属性に基づいて前記第3記憶制御手段が特定する優先順位である第Nグループ優先順位が、前記第2ジョブ優先順位よりも高い場合に、前記第Nグループに含まれる1以上の前記第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最後の実行順番以降の実行順番を前記第2ジョブに紐付け、
    前記第Nグループ優先順位が前記第2ジョブ優先順位よりも低い場合に、前記第Nグループに含まれる1以上の前記第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最初の実行順番以前の実行順番を前記第2ジョブに紐付けることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1記憶制御手段は、前記外部装置での前記データ処理が実行中である前記第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番を、前記第1ジョブに紐付けることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1属性情報は、前記第1ジョブの実行命令の命令主体を識別する情報であり、
    前記第2属性情報は、前記第2ジョブの実行命令の命令主体を識別する情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置に接続されている情報処理装置から出力される少なくとも1つの第1ジョブの実行命令を取得し、前記第1ジョブに実行順番を紐付けて記憶部に記憶させる第1記憶制御ステップと、
    前記画像処理装置が備える操作部から少なくとも1つの第2ジョブの実行命令の入力を受け付け、前記第2ジョブに実行順番を紐付けて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御ステップと、
    前記第1ジョブの属性を示す第1属性情報と、前記第2ジョブの属性を示す第2属性情報と、を取得する取得ステップと、
    前記第1ジョブおよび前記第2ジョブの属性と画像処理の優先順位との対応関係を前記記憶部に記憶させる第3記憶制御ステップと、
    記憶させた前記第1ジョブおよび前記第2ジョブを前記実行順番に従って1つずつ順番に画像処理部に画像処理を実行させる画像処理ステップと、
    を備え、
    前記第1記憶制御ステップは、前記第2ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第1ジョブの実行命令を取得した場合に、前記第1ジョブが有する属性に基づいて前記第3記憶制御ステップが特定する優先順位である第1ジョブ優先順位が、前記第2ジョブが有する属性に基づいて前記第3記憶制御ステップが特定する優先順位である第2ジョブ優先順位よりも高い場合には、前記第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番を前記第1ジョブに紐付け、
    前記第1記憶制御ステップは、前記第2ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第1ジョブの実行命令を取得した場合に、前記第2ジョブが前記画像処理装置に接続されている外部装置にデータ処理を実行させたデータを用いて前記画像処理ステップに画像処理を実行させるジョブである場合に、前記第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番を前記第1ジョブに紐付け、
    前記第2記憶制御ステップは、複数の前記第1ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第2ジョブの実行命令の入力を受け付けた場合には、前記画像処理ステップが現在実行中の実行中第1ジョブと同一の属性を有する第1ジョブであって、前記実行中第1ジョブから前記実行順番が連続している第1ジョブである1以上の第1ジョブを含んだ第1グループを特定し、当該第1グループに含まれる1以上の前記第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最後の実行順番以降の実行順番を、前記第2ジョブに紐付け
    前記第2記憶制御ステップは、複数の前記第1ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第2ジョブの実行命令の入力を受け付けた場合に、前記第1グループ以降の実行順番を有する第Nグループ(Nは2以上の自然数)であって、前記第1グループに含まれる第1ジョブが有する属性とは異なる属性を共通に有する1以上の第1ジョブを含んだ前記第Nグループが存在する場合には、
    前記第Nグループに含まれている1以上の第1ジョブが共通して有する属性に基づいて前記第3記憶制御ステップが特定する優先順位である第Nグループ優先順位が、前記第2ジョブ優先順位よりも高い場合に、前記第Nグループに含まれる1以上の前記第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最後の実行順番以降の実行順番を前記第2ジョブに紐付け、
    前記第Nグループ優先順位が前記第2ジョブ優先順位よりも低い場合に、前記第Nグループに含まれる1以上の前記第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最初の実行順番以前の実行順番を前記第2ジョブに紐付けることを特徴とする制御方法。
  5. プロセッサを備える画像処理装置であって、
    前記画像処理装置に接続されている情報処理装置から出力される少なくとも1つの第1ジョブの実行命令を取得し、前記第1ジョブに実行順番を紐付けて記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記画像処理装置が備える操作部から少なくとも1つの第2ジョブの実行命令の入力を受け付け、前記第2ジョブに実行順番を紐付けて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、
    記憶させた前記第1ジョブおよび前記第2ジョブを前記実行順番に従って1つずつ順番に画像処理部に画像処理を実行させる画像処理手段と、
    して前記プロセッサが機能し、
    前記第1記憶制御手段は、前記第2ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第1ジョブの実行命令を取得した場合に、前記第2ジョブが、前記画像処理装置に接続されている外部装置にデータ処理を実行させたデータを用いて前記画像処理手段に画像処理を実行させるジョブである場合に、前記第2ジョブの実行順番よりも早い実行順番を前記第1ジョブに紐付け、
    前記第2記憶制御手段は、複数の前記第1ジョブが前記記憶部に記憶されている場合に前記第2ジョブの実行命令の入力を受け付けた場合には、前記画像処理手段が現在実行中の実行中第1ジョブと同一の属性を有する第1ジョブであって、前記実行中第1ジョブから前記実行順番が連続している第1ジョブである1以上の第1ジョブを含んだ第1グループを特定し、当該第1グループに含まれる1以上の前記第1ジョブに割り当てられている実行順番のうちの最後の実行順番以降の実行順番を、前記第2ジョブに紐付けることを特徴とする画像処理装置。
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