JP6011955B1 - ゴルフ練習場及びバッティングセンター - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、農地を利用したゴルフ練習場を提供するものである。【解決手段】ゴルフ練習場Gは、ゴルフボールを打撃するための打撃台1から見て、背面、両側面、正面、天井面をネットNで覆ったゴルフ練習場Gであって、ネットN内の農地3の上方を横断すると共に、前記正面から前記打撃台に向かって張設したカバー4を設け、カバー4の下方を農地3、カバー4の上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものである。【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフ練習場及びバッティングセンターに係り、特に、農地を利用したゴルフ練習場及びバッティングセンターに関する。
一般に、ゴルフ練習場、バッティングセンターにあっては、ボールの飛距離、飛球方向等のために、ある程度の広さが求められる。
また、鉄道線路や鉄道用車庫等の鉄道施設の上方を横断させて梁を複数架設し、この梁間に多孔性部材を張設して人工地盤を構築し、この人工地盤上にゴルフコースや打撃用スペース等の練習施設を設けた鉄道線路上のゴルフ練習施設がある(特許文献1参照)。
実用新案登録第2543877号公報
しかし、上記の鉄道線路上のゴルフ練習施設のように、人工地盤を構築するとなると、多額の費用を伴うという問題点が生じる。
本発明は、上記の問題点を考慮してなされたカバーを用いたゴルフ練習場及びバッティングセンターを提供することを目的とする。
請求項1記載のゴルフ練習場は、ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、天井面をネットで覆ったゴルフ練習場であって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃側に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられているものである。
また、請求項2記載のゴルフ練習場は、ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面をネットで覆ったゴルフ練習場であって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃側に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられているものである。
また、請求項3記載のゴルフ練習場は、ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側面、正面、天井面をネットで覆ったゴルフ練習場であって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃側に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を農地、前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられているものである。
また、請求項4記載のゴルフ練習場は、ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、天井面をネットで覆ったゴルフ練習場であって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃側に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられ、前記ゴルフボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ゴルフボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されているものである。
また、請求項5記載のゴルフ練習場は、ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面をネットで覆ったゴルフ練習場であって、記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃側に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられ、前記ゴルフボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ゴルフボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されているものである。
また、請求項6記載のゴルフ練習場は、ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側面、正面、天井面をネットで覆ったゴルフ練習場であって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃側に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を農地、前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられ、前記ゴルフボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ゴルフボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されているものである。
また、請求項7記載のゴルフ練習場は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載のゴルフ練習場において、農地には、天然の芝生が設けられ、カバーは網の目を有するネットで形成されているものである。
また、請求項8記載のゴルフ練習場は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のゴルフ練習場において、ネットに、農地への人の出入りを許容する出入り口を設けているものである。
また、請求項9記載のゴルフ練習場は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のゴルフ練習場において、カバーはネットの両側面及び正面に接続されると共に、昇降自在に設けられ、前記カバーの上昇に伴い、前記ネットの両側面及び正面に、農地への人の出入りを許容する空間である出入り口が形成されるものである。
また、請求項10記載のバッティングセンターは、複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、背面をネットで覆ったバッティングセンターであって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記背面に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられているものである。
また、請求項11記載のバッティングセンターは、複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側面、正面、天井面をネットで覆ったバッティングセンターであって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃台に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられているものである。
また、請求項12記載のバッティングセンターは、複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、背面をネットで覆ったバッティングセンターであって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記背面に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられ、前記ボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されているものである。
また、請求項13記載のバッティングセンターは、複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側面、正面、天井面をネットで覆ったバッティングセンターであって、前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃台に向かって張設したカバーを設け、前記カバーの下方を前記農地、前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、前記カバーは昇降自在に設けられ、前記ボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されているものである。
また、請求項14記載のバッティングセンターは、求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載のバッティングセンターにおいて、農地には、天然の芝生が設けられ、カバーは網の目を有するネットで形成されているものである。
また、請求項15記載のバッティングセンターは、求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載のバッティングセンターにおいて、ネットに、農地への人の出入りを許容する出入り口を設けているものである。
また、請求項16記載のバッティングセンターは、請求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載のバッティングセンターにおいて、カバーはネットの両側面及び正面に接続されると共に、昇降自在に設けられ、前記カバーの上昇に伴い、前記ネットの両側面及び正面に、農地への人の出入りを許容する空間である出入り口が形成されるものである。
請求項1記載のゴルフ練習場によれば、ネット内の農地の上方を覆うと共に、正面から打撃側に向かって張設したカバーを設けたため、カバーの下方を農地、カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用することができる。
また、請求項2記載のゴルフ練習場によれば、ネット内の農地の上方を覆うと共に、正面から打撃側に向かって張設したカバーを設けたため、カバーの下方を農地、カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用することができる。
また、請求項3記載のゴルフ練習場によれば、農地の上方を覆うと共に、正面から背面(打撃側)に向かって張設したカバーを設けたため、カバーの下方を農地、カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用することができ、しかも、背面、両側面、正面、天井面をネットで覆ったゴルフ練習場であって、カバーの下方にある農地の周囲をもネットで覆うため、ゴルフボールのゴルフ練習場の外への飛散を防ぐことは勿論のこと、農地への動物の侵入をも防いで、農地で栽培する植物の保護を図ることができる。
また、請求項1、2、3記載のゴルフ練習場によれば、カバーは昇降自在に設けられているため、カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用できるように、低い位置に移動させることができ、また、カバーが低い位置のままであると農作業に支障を来す場合がある。かかる場合、カバーを高い位置に移動させて、農作業に支障を生じないようにすることができる。
また、請求項4、5、6記載のゴルフ練習場によれば、カバーは昇降自在に設けられ、ゴルフボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ゴルフボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されているため、カバー上に落下したゴルフボールを集め易くすることができる。
また、請求項記載のゴルフ練習場によれば、上述した請求項1又は請求項2又は請
求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載の発明の効果に加え、農地には、天然の芝生が設けられ、カバーは網の目を有するネットで形成されているため、ネットの網を介して天然の芝生を視認でき、フェアウェイの臨場感で練習することができ、また、農地の天然の芝生は、ネットの網を介して透光性と透水性が得られ、天然の芝生を育成でき、育成後、「天然の芝生」として、商取引することができる。
また、請求項記載のゴルフ練習場によれば、上述した請求項1又は請求項2又は請
求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載の発明の効果に加え、ネットに、農地への人の出入りを許容する出入り口を設けているため、出入り口を介して、農地内へ入って、農地作業を行うことができる。
また、請求項記載のゴルフ練習場によれば、上述した請求項1又は請求項2又は請
求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載の発明の効果に加え、前記カバーの上昇に伴い、ネットの両側面及び正面に、農地への人の出入りを許容する空間である出入り口が形成されるため、出入り口を介して、農地内へ入って、農地作業を行うことができ、しかも、カバーはネットの両側面及び正面に接続されるため、カバーとネットとの両側面及び正面との間にゴルフボールが入る隙間がないため、ゴルフボールが農地に入るのを防ぐことができる。
また、請求項10記載のバッティングセンターによれば、農地の上方を覆うと共に、正面から背面に向かって張設したカバーを設けたため、カバーの下方を農地、カバーの上方をボールを打撃する空間として利用することができ、しかも、ボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、背面をネットで覆ったバッティングセンターであって、カバーの下方にある農地の周囲をもネットで覆うため、ボールのバッティングセンターの外への飛散を防ぐことは勿論のこと、農地への動物の侵入をも防いで、農地で栽培する植物の保護を図ることができる。
また、請求項11記載のバッティングセンターによれば、農地の上方を覆うと共に、
正面から背面(打撃側)に向かって張設したカバーを設けたため、カバーの下方を農地、
カバーの上方をボールを打撃する空間として利用することができ、しかも、背面、両側面
、正面、天井面をネットで覆ったバッティングセンターであって、カバーの下方にある農
地の周囲をもネットで覆うため、ボールのバッティングセンターの外への飛散を防ぐこと
は勿論のこと、農地への動物の侵入をも防いで、農地で栽培する植物の保護を図ることが
できる。
また、請求項10、11記載のバッティングセンターによれば、上述した請求項10又は請求項11記載の発明の効果に加え、カバーは昇降自在に設けられているため、カバーの上方をボールを打撃する空間として利用できるように、低い位置に移動させることができ、また、カバーが低い位置のままであると農作業に支障を来す場合がある。かかる場合、カバーを高い位置に移動させて、農作業に支障を生じないようにすることができる。
また、請求項12、13記載のバッティングセンターによれば、カバーは昇降自在に設けられ、ボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されているため、カバー上に落下したボールを集め易くすることができる。
また、請求項14記載のバッティングセンターによれば、上述した請求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載の発明の効果に加え、農地には、天然の芝生が設けられ、カバーは網の目を有するネットで形成されているため、ネットの網を介して天然の芝生を視認でき、芝生のグラウンドの臨場感で練習することができ、また、農地の天然の芝生は、ネットの網を介して透光性と透水性が得られ、天然の芝生を育成でき、育成後、「天然の芝生」として、商取引することができる。
また、請求項15記載のバッティングセンターによれば、上述した請求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載の発明の効果に加え、ネットに、農地への人の出入りを許容する出入り口を設けているため、出入り口を介して、農地内へ入って、農地作業を行うことができる。
また、請求項16記載のバッティングセンターによれば、上述した請求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載の発明の効果に加え、前記カバーの上昇に伴い、ネットの両側面及び正面に、農地への人の出入りを許容する空間である出入り口が形成されるため、出入り口を介して、農地内へ入って、農地作業を行うことができ、しかも、カバーはネットの両側面及び正面に接続されるため、カバーとネットとの両側面及び正面との間にボールが入る隙間がないため、ボールが農地に入るのを防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施例のゴルフ練習場の概略的平面図である。 図2は、図1の概略的側面図である。 図3は、図2のカバーを昇降させる状態を示す概略的側面図である。 図4は、図2のカバーを上昇させた状態を示す概略的側面図である。 図5は、図2のカバーと異なる他の実施例のカバーを用いた状態を示す概略的側面図である。 図6は、図5のカバーを上昇させた状態を示す概略的側面図である。
本発明の一実施例のゴルフ練習場を図面(図1乃至図4)を参照して説明する。
図1に示すGはゴルフ練習場、図3に示す1は地面2より高いゴルフボールを打撃するための打撃台である。
ゴルフ練習場Gは、周囲をネットNで覆われている。具体的には、打撃台1から見て、背面、両側面、正面、天井面をネットNで覆われている。
N1は背面側ネット、N2は右側面側ネット、N3は左側面側ネット、N4は正面側側ネット、N5は天井面側ネットである。なお、図1に示す10は、ネットNを支える柱である。
また、図1に示す3はネットN内に位置する農地で、4は農地3の上方を覆うと共に、前記正面から打撃側(打撃台1、背面)に向かって張設したカバーである。
カバー4の下方は農地3、カバー4の上方はゴルフボールを打撃する空間として利用することができる。
従って、上述したゴルフ練習場Gによれば、農地3の上方を覆うと共に、正面から打撃側(打撃台1、背面)に向かって張設したカバー4を設けたため、カバー4の下方を農地3、カバー4の上方をゴルフボールを打撃する空間として利用することができ、しかも、背面、両側面、正面、天井面をネットNで覆ったゴルフ練習場Gであって、カバー4の下方にある農地3の周囲をもネットNで覆うため、ゴルフボールのゴルフ練習場Gの外への飛散を防ぐことは勿論のこと、農地3への動物の侵入をも防いで、農地3で栽培する植物の保護を図ることができる。
なお、上述した実施例においては、農地3の周囲全体をネットNで覆ったが、場合により、背面側ネットN1、右側面側ネットN2、左側面側ネットN3、正面側ネットN4、天井面側ネットN5の内、背面側ネットN1を省略しても良い。つまり、ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、天井面をネットで覆ったゴルフ練習場であっても良い。この場合においても、ネットN内の農地3の上方を覆うと共に、正面から打撃台1に向かって張設したカバー4を設けたため、カバー4の下方を農地3、カバー4の上方をゴルフボールを打撃する空間として利用することができる。
なお、背面側ネットN1、右側面側ネットN2、左側面側ネットN3、正面側ネットN4、天井面側ネットN5の内、背面側ネットN1を省略しても良いとしたが、場合により、天井面側ネットN5は、天井全体ではなく、打撃台1に近い側をネットで覆い、正面側ネットN4に近い側をネットで覆わないように、天井面を部分的に覆うようにしても良いし、場合により、天井面をネットで覆わないようにしても良い。
即ち、ゴルフボールを打撃するための打撃側(打撃台1、背面)から見て、少なくとも、両側面、正面をネットNで覆ったゴルフ練習場Gであれば良い。
また、上述したカバー4は固定でも良いが、昇降自在に設けられているのが良い。
これは、カバー4の上方をゴルフボールを打撃する空間として利用できるように、低い位置に移動させる(図3参照)ことができ、
また、カバー4が低い位置のままであると、農作業に支障を来す場合がある。かかる場合、カバー4を高い位置に移動させて(図4参照)、農作業に支障を生じないようにすることができるようにするためである。
また、カバー4は昇降自在に設けられていると、ゴルフボールの集球時、少なくとも、カバー4はカバー4上のゴルフボール(図示せず)が転がるように、地面2に対して傾斜するように形成することができる。例えば、図2に示すように、カバー4を打撃側(打撃台1、背面)に向かって下り勾配の傾斜面に形成することにより、カバー4上に落下したゴルフボール(図示せず)を集め易くすることができる。
カバー4を昇降自在な手段としては、例えば、カバー4を吊り下げるロープ41、41’、ロープ41、41’の方向を変える滑車42、42’、ロープ41、41’を回転ハンドルまたは原動機の回転力を歯車装置などで減速して回転させるドラムでロープなどを巻き取るウインチW、W’で行うようにしている。
また、上述した農地3には、例えば、天然の芝生を植え、カバー4を「網の目を有するネット」を用いて、天然の芝生を覆うようにすれば、カバー4の網を介して天然の芝生を視認でき、フェアウェイの臨場感で練習することができ、また、農地3の天然の芝生は、ネットNの網を介して透光性と透水性が得られ、天然の芝生を育成でき、育成後「天然の芝生」として、商取引することができる。
なお、カバー4は網の目を有するネットとしたが、例えば、キノコを栽培する場合には、カバー4は光及び雨水を通過させない部材で形成するようにしても良い。
また、上述したネットNに、農地への人の出入りを許容する開閉自在な出入り口NEを設けて、開状態の出入り口NEを介して、農地1内へ入って、農地作業を行うことができるようにしている。 出入り口NEを出入りした後は、出入り口NEは閉じられるようになっている。例えば、図3は出入り口NEが閉じられている状態、図4は出入り口NEが開いている状態をそれぞれ示している。
出入り口NEは、背面側ネットN1、右側面側ネットN2、左側面側ネットN3、正面側側ネットN4の何れでも良いが、本実施例では、例えば、右側面側ネットN2に出入り口NEを設けている。
なお、上述した実施例においては、背面側ネットN1、右側面側ネットN2、左側面側ネットN3、正面側ネットN4と天井面側ネットN5とは、それぞれ、分離して設けたが、カバー4は、図5及び図6に示すように、ネットNの両側面及び正面、即ち、右側面側ネットN2、左側面側ネットN3、正面側ネットN4に接続されると共に、昇降自在に設けられるようにしても良い。
カバー4を昇降自在に構成する手段としては、上述の実施例と同様、例えば、カバー4を吊り下げるロープ41、41’、このロープ41、41’の方向を変える滑車42、42’、ロープ41、41’を回転ハンドルまたは原動機の回転力を歯車装置などで減速して回転させるドラムでロープ41、41’を巻き取るウインチW、W’で行うようにしている。
ウインチW、W’を作動させ、カバー4を上昇させる。カバー4の上昇に伴い、図6に示すように、ネットNの両側面N2、N3及び正面側ネットN4に、農地3への人の出入りを許容する空間である出入り口NEが形成され、しかも、カバー4はネットNの両側面N2、N3及び正面側ネットN4にゴルフボールが入る隙間がないように接続されるため、カバー4とネットNとの両側面N2、N3及び正面側ネットN4との間にゴルフボールが入る隙間がないため、ゴルフボールが農地3に入るのを防ぐことができる。
なお、上述した実施例においては、ゴルフ練習場に適用したもので説明したが、本願発明は、これに限らず、複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボール(ボールは、野球にあっては、野球ボール、ソフトにあっては、ソフトボールである。)を投げる複数のピッチングマシン(図示せず)とを備えるたバッティングセンター(図示せず)にも同様に適用することができる。
即ち、図示しないバッティングセンターにあっては、上述したゴルフ練習場と同様に、ボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側面、正面、天井面をネットで覆うようにする。
場合により、ボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、背面をネットで覆うようにした図示しないバッティングセンターでも良い。
なお、図示しないバッティングセンターと上述した実施例のゴルフ練習場とは、ボールとゴルフボール、ピッチングマシン(図示せず)の有無を除けば、両者は同じであるため、構成については、上述の段落番号[0014]〜[0020]、作用効果については、上述の段落番号[0029]〜[0035]に記載し、上述した実施例のゴルフ練習場を図示しないバッティングセンターに援用して、その説明を省略する。
G ゴルフ練習場
1 打撃台
3 農地
4 カバー
N ネット

Claims (16)

  1. ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、天井面
    をネットで覆ったゴルフ練習場であって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    側に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられている
    ことを特徴とするゴルフ練習場。
  2. ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面をネット
    で覆ったゴルフ練習場であって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    側に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられている
    ことを特徴とするゴルフ練習場。
  3. ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側面、正面、天井面をネッ
    トで覆ったゴルフ練習場であって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    側に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を農地、
    前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられている
    ことを特徴とするゴルフ練習場。
  4. ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面、天井面
    をネットで覆ったゴルフ練習場であって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    側に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられ
    前記ゴルフボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ゴルフボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されている
    ことを特徴とするゴルフ練習場。
  5. ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも、両側面、正面をネット
    で覆ったゴルフ練習場であって、
    記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    側に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられ
    前記ゴルフボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ゴルフボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されている
    ことを特徴とするゴルフ練習場。
  6. ゴルフボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側面、正面、天井面をネッ
    トで覆ったゴルフ練習場であって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    側に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を農地、
    前記カバーの上方をゴルフボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられ、
    前記ゴルフボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ゴルフボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されている
    ことを特徴とするゴルフ練習場。
  7. 農地には、天然の芝生が設けられ、カバーは網の目を有するネットで形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載のゴルフ練習場。
  8. ネットに、農地への人の出入りを許容する出入り口を設けている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は
    請求項6又は請求項7記載のゴルフ練習場。
  9. カバーはネットの両側面及び正面に接続されると共に、昇降自在に設けられ、
    前記カバーの上昇に伴い、前記ネットの両側面及び正面に、農地への人の出入りを許
    容する空間である出入り口が形成される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は
    請求項6又は請求項7記載のゴルフ練習場
  10. 複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチ
    ングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも
    、両側面、正面、背面をネットで覆ったバッティングセンターであって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記背面
    に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられている
    ことを特徴とするバッティングセンター。
  11. 複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチ
    ングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側
    面、正面、天井面をネットで覆ったバッティングセンターであって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    台に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられている
    ことを特徴とするバッティングセンター。
  12. 複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチ
    ングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、少なくとも
    、両側面、正面、背面をネットで覆ったバッティングセンターであって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記背面
    に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられ
    前記ボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されている
    ことを特徴とするバッティングセンター。
  13. 複数の打席の前方にそれぞれ配置されて各打席めがけてボールを投げる複数のピッチ
    ングマシンとを備えると共に、前記ボールを打撃するための打撃側から見て、背面、両側
    面、正面、天井面をネットで覆ったバッティングセンターであって、
    前記ネット内に農地が位置し、前記農地の上方を覆うと共に、前記正面から前記打撃
    台に向かって張設したカバーを設け、
    前記カバーの下方を前記農地、
    前記カバーの上方を前記ボールを打撃する空間として利用するものであり、
    前記カバーは昇降自在に設けられ、
    前記ボールの集球時、少なくとも、前記カバーは前記カバー上の前記ボールが転がるように、地面に対して傾斜するように形成されている
    ことを特徴とするバッティングセンター。
  14. 農地には、天然の芝生が設けられ、カバーは網の目を有するネットで形成されている
    ことを特徴とする求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載のバッティングセンター。
  15. ネットに、農地への人の出入りを許容する出入り口を設けている
    ことを特徴とする求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載のバッティングセンター。
  16. カバーはネットの両側面及び正面に接続されると共に、昇降自在に設けられ、
    前記カバーの上昇に伴い、前記ネットの両側面及び正面に、農地への人の出入りを許
    容する空間である出入り口が形成される
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項13記載のバッティングセンター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0265965U (ja) * 1988-11-04 1990-05-17
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WO1998001190A1 (en) * 1996-07-09 1998-01-15 Clark Davis Golf driving range

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