JP6010835B2 - Manufacturing method of mortar plug for con or insert - Google Patents
Manufacturing method of mortar plug for con or insert Download PDFInfo
- Publication number
- JP6010835B2 JP6010835B2 JP2012267692A JP2012267692A JP6010835B2 JP 6010835 B2 JP6010835 B2 JP 6010835B2 JP 2012267692 A JP2012267692 A JP 2012267692A JP 2012267692 A JP2012267692 A JP 2012267692A JP 6010835 B2 JP6010835 B2 JP 6010835B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- mold
- plug
- insert
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
この発明は、コンまたはインサートのためのモルタル栓の製造方法に関する。 The present invention relates to a method of manufacturing a mortar plug for con or insert.
たとえば橋梁の施工現場においては、橋梁を形成するコンクリートの表面に臨むように足場用インサートが埋設される。足場用インサートには足場を設置するための取り付けボルトが螺合され、この取り付けボルトを利用して足場が組立てられる。工事の終了に伴い、足場は解体され、足場用インサートに螺合されたボルトも撤去される。そして、コンクリート製橋梁の表面には、埋設された足場用インサートの表面が露出するとともに、その足場用インサートの穴があいた状態で残る。 For example, in a bridge construction site, scaffolding inserts are embedded so as to face the surface of concrete forming the bridge. A mounting bolt for installing the scaffold is screwed onto the scaffold insert, and the scaffold is assembled using the mounting bolt. Upon completion of the construction, the scaffold is dismantled and the bolts screwed to the scaffold insert are also removed. Then, the surface of the embedded scaffold insert is exposed on the surface of the concrete bridge, and the scaffold insert hole remains.
従来、足場用インサートの穴は、合成樹脂製のキャップにより封栓した上で表面をモルタル仕上げしたり、穴全体にモルタルを入れ込んだり、あるいはストッパーにより穴を塞いだりしていた。
ストッパーの一例は、特許文献1や特許文献2に開示されている。
Conventionally, the hole of the insert for scaffolding was sealed with a cap made of synthetic resin and then the surface was mortared, the mortar was put into the whole hole, or the hole was closed with a stopper.
An example of the stopper is disclosed in Patent Literature 1 and
従来技術のストッパーを用いて、足場用インサートの穴を塞いだり、コンの穴を塞いだりすることは、作業性に優れ良好に仕上げを行える点で好ましい。
ところが、昨今、足場用インサートが橋梁の下面に埋設されている場合等において、当該下面に埋設された足場用インサートの穴を従来のストッパーで塞いだ場合、経年変化や長期間の振動等の影響により、稀にストッパーが外れ落ちる恐れがあるとの不具合が指摘されている。
It is preferable to use a stopper of the prior art to close the hole of the insert for scaffolding or to close the hole of the corner in terms of excellent workability and good finishing.
However, in recent years, when the scaffold insert is embedded in the lower surface of the bridge, etc., when the hole of the scaffold insert embedded in the lower surface is closed with a conventional stopper, the effects of secular change, long-term vibration, etc. Therefore, it has been pointed out that there is a possibility that the stopper may come off rarely.
この発明は、このような背景のもとになされたもので、コンやインサートなどの穴を塞ぐためのモルタル栓であって、一旦塞いだ後は、コンやインサートの設置状況に拘らず、確実に穴を塞いだ状態を維持できる、コンまたはインサート用のモルタル栓の製造方法を提供することを主たる目的とする。 The present invention was made based on such a background, and is a mortar plug for closing a hole such as a container or insert. The main object of the present invention is to provide a method for producing a mortar plug for a container or insert that can maintain a state in which a hole is closed.
請求項1記載の発明は、コンまたはインサート用のモルタル栓の製造方法であって、垂直方向に長手に、モルタル栓の流し込み型が形成され、当該流し込み型においては、上方部がモルタル栓の先端のねじ軸部の型となっており、下方がモルタル栓の本体の型となっていて、その流し込み型が複数個配列された平面視矩形の樹脂製の型と、各流し込み型の底面を塞ぐ補助型であって、ねじ回し用の穴を形成するための凸板が各流し込み型内の底面中央に位置するように複数個立設された補助型とを準備し、前記各流し込み型に、ねじ軸部の型となっている上方側から、セメント、シリカヒューム、流動材、珪砂および水を混合した液体状モルタル材料を流し込み、樹脂製の型全体を加振して、各流し込み型内のエアを脱気して各流し込み型内にモルタル材料を隙間なく充填し、モルタル材料が固化後、樹脂製の型から補助型を外し、各流し込み型から個別に成型されたモルタル栓を回転させながら外し、外したモルタル栓を養生後、モルタル栓の先端のねじ軸部が下方に向いて配列するように、複数のモルタル栓を整列保持し、前記モルタル栓の先端のねじ軸部と本体先端側部分とを水膨潤性の塗料に浸けてから引き上げ、水膨潤性の塗料を乾燥させる各処理を含むことを特徴とする、コンまたはインサート用のモルタル栓の製造方法である。 The invention according to claim 1 is a method for producing a mortar plug for a container or insert, wherein a mortar plug casting mold is formed vertically in the longitudinal direction, and the upper part is the tip of the mortar plug. The bottom is the mold of the main body of the mortar plug, the bottom is the rectangular resin mold with a plurality of casting molds, and the bottom of each casting mold Auxiliary mold, a plurality of auxiliary molds standing so that a convex plate for forming a screwdriver hole is located at the center of the bottom surface in each casting mold, and preparing each casting mold, Pour liquid mortar material mixed with cement, silica fume, fluidized material, silica sand and water from the upper side which is the mold of the screw shaft part, and vibrate the entire resin mold. Air is deaerated inside each casting mold Fill the mortar material without any gaps, and after the mortar material solidifies, remove the auxiliary mold from the resin mold, remove the mortar plugs individually molded from each casting mold while rotating, cure the removed mortar plugs, and then mortar Hold the mortar plugs in alignment so that the screw shafts at the tip of the plugs are aligned downward, and immerse the screw shafts at the tip of the mortar plug and the tip of the main body in water-swellable paint. It is a method for producing a mortar plug for kon or insert, characterized in that it includes each treatment of pulling up and drying the water-swellable paint .
この発明のモルタル栓の製造方法によれば、型を用いて、各モルタル栓を手作りで、所望の型に作り上げることができ、品質にばらつきがなく、高品質のモルタル栓を提供することができる。 According to the manufacturing method of the mortar plugs of this invention, by using a mold, by hand each mortar plug, he can be to build up the desired type, no variation in quality, to provide a high quality of the mortar plugs it can.
また、モルタル材料は、シリカヒューム、流動材および珪砂を含むため、その硬度が高く、しかも非親水性で、穴を塞ぐための栓として最適で、かつ、ねじ軸が良好に形成できるモルタル栓を製造することができる。 In addition, since the mortar material contains silica fume, fluidized material, and silica sand, the mortar plug has a high hardness, is non-hydrophilic, is optimal as a plug for plugging holes, and can form a screw shaft well. Can be manufactured.
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明をする。
図1は、PC(プレストレストコンクリート)橋梁に足場用インサート(以下「CTインサート」という。)を使用して足場を構築している工事現場の一例の概要図である。
図1において、PC橋梁1は、略T字状の形態をしており、図において、左側と右側とにそれぞれ2つのPC橋梁1が配設されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic diagram of an example of a construction site in which a scaffold is constructed using a scaffold insert (hereinafter referred to as “CT insert”) on a PC (prestressed concrete) bridge.
In FIG. 1, a PC bridge 1 has a substantially T-shape, and two PC bridges 1 are arranged on the left side and the right side in the figure.
PC橋梁1には、それぞれ、複数個のCTインサート2が埋設されている。CTインサート2は、PC橋梁1における予め定める位置に埋設されており、施工中は、足場3などの設置に利用されたり、型枠4の保持に利用される。
図2は、CTインサート2の具体的な構成を説明するための断面図と、そのCTインサート2に適用されるこの発明の一実施形態に係るモルタル栓20を示す図である。
A plurality of
FIG. 2 is a cross-sectional view for explaining a specific configuration of the
図2を参照して、CTインサート2は、モルタルで形成されたインサート本体5と、インサート本体5に固定されたナット部6とを含んでいる。インサート本体5は、その周面形状が、先端面7から後端面8に向かってやや径が太くなるような僅かなテーパが付けられた円筒形状とされている。そして、その先端面7から反対側の後端面8に向かって貫通穴9が形成されている。貫通穴9は、先端面7から後端面8に向かってやや細まる形状のテーパが付けられた穴となっている。
Referring to FIG. 2, the
そして、貫通穴9の後端面8側には、後端面8からインサート本体5内に挿入されてインサート本体5に固着されたナット部6が備えられている。貫通穴9の軸心と、ナット部6の軸心とは同一線上に延びるように一致されている。
ナット部6は、筒状のナット11を有する軸12と、軸12の後端側に、軸12から外方へ張り出すように設けられた鍔13とを備えている。鍔13は、CTインサート2が埋設されたコンクリート内から外れたりするのを阻止する働きをするものである。
A nut portion 6 that is inserted into the insert body 5 from the rear end face 8 and fixed to the insert body 5 is provided on the rear end face 8 side of the
The nut portion 6 includes a
また、必要に応じて、インサート本体5の周面の所定の位置に、先端面7側に比べて後端面8側の外周が太くなるような段部14が形成されていてもよい。
CTインサート2は、施工中においては、コンクリートに埋設され、先端面7がコンクリート表面と面一になっていて、コンクリート表面から貫通穴9が窪んだ状態になっている。施工中は、貫通穴9にボルトが挿入され、ボルトの先端に形成されたねじがナット11に螺合されて固定される。そして先端面7から突出するボルトに対し足場などが取り付けられる。
Further, if necessary, a
The
工事が終わると、ナット11に螺合されたボルトが除去されるので、コンクリートに埋設されたCTインサート2は、コンクリート表面において、その先端面7が面一に露出するとともに、貫通穴9があいた(窪んだ)状態となる。
この貫通穴9を塞ぎ、貫通穴9を通してCTインサート2の内部、特に金属製のナット部6へ水などが侵入するのを防止するために、貫通穴9を塞ぐ必要がある。そのための栓が、この実施形態に係るモルタル栓20である。
When the construction is finished, the bolts screwed into the nut 11 are removed, so that the
In order to block the through
モルタル栓20は、全体がモルタルで形成されていて、CTインサート2の貫通穴9へ進入する方向に向かって僅かに先細りになったテーパが付与された円柱状の本体21を有する。本体21のテーパ形状は、貫通穴9のテーパ形状と一致されており、貫通穴9内へ、ほぼぴったりと挿入可能な形状となっている。
モルタル栓20には、本体21の先端22から突設された、モルタル製のねじ軸部23が備えられている。ねじ軸部23は、CTインサート2のナット11と螺合し得るように形成されている(たとえば、ねじ規格で、M12にされている。)。
The
The
本体21の軸方向長さL1(図2において左右方向の長さ)は、CTインサート2の貫通穴9の軸方向長さL2(図2において左右方向長さであり、貫通穴9の深さとも言える。)と一致されている。
モルタル栓20は、さらに、本体21の少なくとも先端22側寄りの周面ならびにねじ軸部23の周面および先端面に塗布された水膨潤性の塗料24を有している。すなわち、ねじ軸部23および本体21の表面には、水膨潤性の塗料24が塗布されている。
The axial length L1 of the main body 21 (the length in the horizontal direction in FIG. 2) is the axial length L2 of the
The
水膨潤性の塗料24は、水膨潤性、すなわち水と接触すると、これを吸収できて含水物を形成できるものであれば種々の既知の水膨潤性塗料を使用できる。
一例としては、塗料ベースに水膨潤性の高分子物質を配合したもので、塗料ベースは合成樹脂やゴムを溶剤に溶かしたものが適しており、合成樹脂としては、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが例示でき、水膨潤性の高分子物質としては、低級オレフィン−無水マレイン酸共重合体と、尿素樹脂およびメラミン樹脂の混合物や、デンプン質例えばカルボキシメチル化デンプン、シアノエチル化デンプン等の変性デンプンの他、変性ポリビニルアルコール等を例示でき、ゴムとしては、天然ゴム、合成ゴム、再生ゴムを例示できる。
As the water-
As an example, a paint base containing a water-swellable polymer substance is blended, and a paint base in which a synthetic resin or rubber is dissolved in a solvent is suitable. As the synthetic resin, a vinyl resin or an acrylic resin is used. And polyurethane resins, epoxy resins, phenol resins and the like. Examples of water-swellable polymer materials include mixtures of lower olefin-maleic anhydride copolymers, urea resins and melamine resins, and starches such as carboxymethyl. In addition to modified starches such as modified starch and cyanoethylated starch, modified polyvinyl alcohol and the like can be exemplified, and examples of rubber include natural rubber, synthetic rubber and recycled rubber.
モルタル栓20によってCTインサート2の貫通穴9が塞がれた後、モルタル栓20と貫通穴9との隙間に水が侵入した際、水膨潤性の塗料24が膨潤して、モルタル栓20と貫通穴9との隙間を密閉し、水がCTインサート2の内部(ナット部6)へ侵入するのを防ぐ。
図3は、モルタル栓20のより具体的な構成を説明するための正面図(A)、背面図(B)、側面図(C)および側面縦断面図(D)である。
After the through
FIG. 3 is a front view (A), a rear view (B), a side view (C), and a side longitudinal sectional view (D) for explaining a more specific configuration of the
図3を参照して説明すると、モルタル栓20は、全体がモルタルで一体成型されており、円柱状の本体21の先端22から突設するように、本体と一体にモルタルで形成されたねじ軸部23が備えられている。
また、本体21の後端面25には、モルタル栓20を貫通穴9に挿入し、そのねじ軸部23をCTインサート2のナット11と螺合させるために、モルタル栓10を回転させるための凹部26が形成されている。凹部26は、いわゆるねじ回し用の穴と称されるものである。
Referring to FIG. 3, the
Further, in the rear end face 25 of the
なお、この実施形態では、CTインサート2の貫通穴9の内径に合わせて、モルタル栓20の本体21の外周面形状は、先端22側に向かって僅かに先細りになったテーパが付与された円柱形状としたが、これに限られるものではない。
すなわち、貫通穴9の形状に応じて、図4に示すように、後端部21Bの外径が太く、段差21Sをつけてテーパ状円筒部21Fが続き、その先端部にねじ軸部23が突設された外形のモルタル栓としてもよい。
In this embodiment, the outer peripheral surface shape of the
That is, according to the shape of the through
次に、図5A、図5B、図5Cを参照して、モルタル栓20の製造方法について簡単に説明をする。
モルタル栓20の製造においては、図5Aに示すような、平面視矩形の樹脂製の型30を用いる。型30を樹脂製とするのは、型30が多少の弾力性を有していなければ、型30からの固化したモルタル栓20を取り出すのが困難になるからである。
Next, with reference to FIG. 5A, FIG. 5B, and FIG. 5C, the manufacturing method of the
In manufacturing the
型30には、垂直方向に長手に形成された各モルタル栓20のための流し込み型31が形成されている。各流し込み型31において、図5Aの上方部がモルタル栓20の先端のねじ軸部23の型となっており、下方がモルタル栓20の本体21の型となっている。
そして、各流し込み型31の底面は別部材で構成された補助型32で塞がれるとともに、補助型32に立設されたねじ回し用の穴を形成するための凸板33が流し込み型31内の底部中央に位置している。
The
The bottom surface of each casting
型30に形成された各流し込み型31内へは、液体状モルタル材料が流し込まれる。
液体状モルタル材料は、たとえば、セメント、シリカヒューム、流動材、珪砂および水を混合したものが例示できる。流動材を用いると、各材料の流動性が良くなり、加える水の量を少なくできるという利点がある。加える水の量を少なくすることにより、製造されるモルタル栓20が水を通しにくい非親水性の性質が向上する。また、ねじ軸部23に形成されるねじの強度が向上する。
A liquid mortar material is poured into each casting
Examples of the liquid mortar material include a mixture of cement, silica fume, fluidizing material, silica sand and water. Use of a fluidized material has the advantage that the fluidity of each material is improved and the amount of water added can be reduced. By reducing the amount of water to be added, the non-hydrophilic property of the mortar plug 20 to be manufactured is less likely to pass water. Further, the strength of the screw formed on the
混合するセメントは、通常のセメント粉末でよいが、必要に応じて、ホワイトセメントを混合してもよい。出来上がったモルタル栓の色合いが白くなり、美観が向上するからである。
型30の各流し込み型31に液体状モルタル材料を流入後、型30全体に振動を加えて、各流し込み型31内のモルタル材料に含まれているエアを脱気し、各流し込み型31内にモルタル材料が隙間なく行き渡って充填されるようにする。
The cement to be mixed may be ordinary cement powder, but may be mixed with white cement as necessary. This is because the color of the finished mortar plug becomes white and the appearance is improved.
After the liquid mortar material has flowed into each casting
その後、モルタル材料が固化後、型30を反転させ、補助型32を外すと、図5Bに示すように、各流し込み型31内で固化したモルタル栓20が得られる。
型30からモルタル栓20を外す作業は、1個ずつ、成型されたモルタル栓20を回転させながら外す。その際、ねじ回し用の穴である凹部26にドライバの先端を挿入し、モルタル栓20を回転させながら流し込み型31から取り出す。
Then, after the mortar material is solidified, the
The operation of removing the mortar plug 20 from the
そして、出来上がったモルタル栓を養生後、図5Cに示すように、モルタル栓20の先端のねじ軸部23が下方に向いて配列するように、取り付け板34に複数のモルタル栓20を整列保持する。そしてモルタル栓20の先端のねじ軸部23と、本体21の先端側部分とを、水膨潤性の塗料のプール35に浸し、塗料プール35から引き上げて、水膨潤性の塗料を乾燥させる。
Then, after curing the completed mortar plug, as shown in FIG. 5C, the plurality of mortar plugs 20 are aligned and held on the mounting
その後、各モルタル栓20の検査がされ、モルタル栓20全体の寸法や、塗料24の塗布厚みなどが検査されて、検査に合格したものが製品となる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、CTインサート2に適用できるモルタル栓20について説明をしたが、コン(「CTコン」とも称される)、すなわちセメント打設時に型枠を保持するために使用する型枠保持用のコンに対して適用し、コンの穴を塞ぐためのモルタル栓としても、本件発明を適用できる。
Thereafter, each mortar plug 20 is inspected, the overall dimensions of the
The present invention is not limited to the embodiment described above. In the above-described embodiment, the mortar plug 20 applicable to the
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の設計変更を施すことが可能である。 In addition, various design changes can be made within the scope of the matters described in the claims.
1 PC橋梁
2 CTインサート
20 モルタル栓
21 本体
22 先端
23 ねじ軸部
24 塗料
25 後端面
26 凹部
1
Claims (1)
垂直方向に長手に、モルタル栓の流し込み型が形成され、当該流し込み型においては、上方部がモルタル栓の先端のねじ軸部の型となっており、下方がモルタル栓の本体の型となっていて、その流し込み型が複数個配列された平面視矩形の樹脂製の型と、各流し込み型の底面を塞ぐ補助型であって、ねじ回し用の穴を形成するための凸板が各流し込み型内の底面中央に位置するように複数個立設された補助型とを準備し、
前記各流し込み型に、ねじ軸部の型となっている上方側から、セメント、シリカヒューム、流動材、珪砂および水を混合した液体状モルタル材料を流し込み、
樹脂製の型全体を加振して、各流し込み型内のエアを脱気して各流し込み型内にモルタル材料を隙間なく充填し、
モルタル材料が固化後、樹脂製の型から補助型を外し、各流し込み型から個別に成型されたモルタル栓を回転させながら外し、
外したモルタル栓を養生後、モルタル栓の先端のねじ軸部が下方に向いて配列するように、複数のモルタル栓を整列保持し、
前記モルタル栓の先端のねじ軸部と本体先端側部分とを水膨潤性の塗料に浸けてから引き上げ、水膨潤性の塗料を乾燥させる各処理を含むことを特徴とする、コンまたはインサート用のモルタル栓の製造方法。 A method of manufacturing a mortar plug for a container or insert,
A mortar plug casting mold is formed longitudinally in the vertical direction. In the casting mold, the upper part is the mold of the screw shaft at the tip of the mortar plug, and the lower part is the mold of the mortar plug body. A rectangular resin mold in which a plurality of casting molds are arranged, and an auxiliary mold for closing the bottom surface of each casting mold, each of which has a convex plate for forming a screw hole. Prepare a plurality of auxiliary molds standing in the center of the bottom inside,
A liquid mortar material in which cement, silica fume, fluidizing material, silica sand and water are mixed is poured into each casting mold from the upper side which is the mold of the screw shaft portion.
The entire resin mold is vibrated, the air in each casting mold is degassed, and each casting mold is filled with mortar material without gaps,
After the mortar material has solidified, remove the auxiliary mold from the resin mold, remove the mortar plugs individually molded from each casting mold,
After curing the removed mortar plugs, hold the mortar plugs in alignment so that the screw shafts at the tip of the mortar plugs are aligned downward.
For kon or insert, characterized in that it includes each treatment of immersing the screw shaft portion at the tip of the mortar plug and the tip of the main body in a water-swellable paint and then drying the water-swellable paint. A method for producing a mortar plug.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012267692A JP6010835B2 (en) | 2012-12-06 | 2012-12-06 | Manufacturing method of mortar plug for con or insert |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012267692A JP6010835B2 (en) | 2012-12-06 | 2012-12-06 | Manufacturing method of mortar plug for con or insert |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014114556A JP2014114556A (en) | 2014-06-26 |
JP6010835B2 true JP6010835B2 (en) | 2016-10-19 |
Family
ID=51170862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012267692A Active JP6010835B2 (en) | 2012-12-06 | 2012-12-06 | Manufacturing method of mortar plug for con or insert |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6010835B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109296086A (en) * | 2018-11-07 | 2019-02-01 | 湖北旺科模板有限公司 | One kind can have enough to meet the need the pre-buried worm screw of concrete taper and its construction method |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3062388B2 (en) * | 1994-04-05 | 2000-07-10 | 積水化成品工業株式会社 | Combination of embedded condenser stopper and embedded condenser |
JP2941170B2 (en) * | 1994-06-13 | 1999-08-25 | 積水化成品工業株式会社 | Stoppers for scaffold inserts and combinations with scaffold inserts |
JPH09209505A (en) * | 1996-02-02 | 1997-08-12 | Tokyo Tekko Co Ltd | Protective cap of joint for screw reinforcing bar |
JP2001159237A (en) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Washu Sangyo Kk | Blocking device for concrete wall face hole |
JP3071280U (en) * | 2000-02-24 | 2000-08-29 | 将樹 高木 | Salt damage prevention plug |
JP2007070879A (en) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Hokkon:Kk | Separator for form with anchor action, and its use method |
JP4864451B2 (en) * | 2005-12-26 | 2012-02-01 | 岡部株式会社 | Trace hole stopper |
JP4270518B2 (en) * | 2006-07-10 | 2009-06-03 | 株式会社 大善 | Corn production device and cone production pallet |
JP2010144355A (en) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Okabe Co Ltd | Method for manufacturing trace hole treatment plug, and the trace hole treatment plug |
-
2012
- 2012-12-06 JP JP2012267692A patent/JP6010835B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014114556A (en) | 2014-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8033819B2 (en) | Mold and molding method | |
CN104963431A (en) | Corner structural column construction method | |
JP6010835B2 (en) | Manufacturing method of mortar plug for con or insert | |
CN104907497A (en) | External multiple-core casting method for oblique column casting | |
HUT63800A (en) | Method for producing distance pieces of concrete reinforcement and distance piece | |
JP2013125007A (en) | Form for concrete strength test | |
JP5536988B2 (en) | Construction method of steel plate concrete structure | |
DE2952297A1 (en) | Proximity sensor encapsulation - in silicone rubber mould by polyurethane foam injection | |
CN207439777U (en) | A kind of rocks test specimen crack makes mold | |
CN106734957B (en) | The processing method of lathe and mold for the lathe of casting | |
KR102368129B1 (en) | Method for manufacturing compartmentalized solid cosmetic and container for manufacturing the same | |
CN211221204U (en) | Stand die block structure | |
CN204983647U (en) | Design instrument formula aluminum alloy template | |
KR101345355B1 (en) | Pattern formed architectural cement finish plates and method of manufacture | |
JP5714743B2 (en) | Steel plate concrete structure | |
KR20020085062A (en) | Fixed apparatus of tundish submerged nozzle | |
JP6367270B2 (en) | Method for manufacturing positioning block body of separator for formwork | |
SU427523A3 (en) | METHOD OF CONSTRUCTION OF HORIZONTAL COATINGS ON THE READY BASE1-2 | |
JP7228300B1 (en) | Plugs for outlets of mortar-filled rebar joints | |
JP4668598B2 (en) | Trace hole embedded stopper | |
CN211817944U (en) | New construction template subassembly based on road bridge anticollision wall | |
CN214884487U (en) | Outer wall screw hole shutoff subassembly | |
RU2508176C1 (en) | Production device of specimens from castable curing resins | |
US20170282242A1 (en) | System and method for moulding metal parts | |
JP7097550B2 (en) | Fixing nuts for threaded reinforcing bars and their manufacturing methods |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151015 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6010835 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |