JP6009370B2 - パワー半導体素子駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、パワー半導体素子の駆動回路に関する。
近年、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置として、スイッチング素子としてのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)や電流還流用のダイオードなどのパワー半導体素子と、IGBTを駆動するためのゲート駆動回路とを備えたインバータ装置が利用されている。ゲート駆動回路は、半導体スイッチ素子などの制御素子を用いて、IGBTのゲート端子に駆動信号を出力してゲート電流を供給することにより、IGBTをスイッチング駆動する。
インバータ装置では、高出力化や小型化のために、パワー半導体素子の高電流密度化が求められている。そのためには、IGBTを高速にスイッチング駆動することでスイッチング損失を低減することが有効である。しかし、従来のインバータ装置では、IGBT内の寄生容量や配線インダクタンスにより、スイッチング時に発生する電流変化や電圧変化に応じて駆動信号が妨げられるため、IGBTを高速にスイッチング駆動することが困難であった。
そこで、IGBTを高速にスイッチング駆動するためのゲート駆動回路として、下記特許文献1、2に開示されるようなゲート駆動回路が提案されている。特許文献1のゲート駆動回路では、IGBTへゲート電流を供給する信号増幅器とIGBTのゲート端子との間に、ゲート抵抗とゲートコイルの直列回路が挿入されている。これにより、配線インダクタンスによってIGBTのターンオン時に生じる逆方向起電力を、ゲートコイルで相殺するようにしている。一方、特許文献2のゲート駆動回路では、4つのスイッチング素子とリアクトル(コイル)が備えられており、直流電源からリアクトルへ電源が供給されるとともに、リアクトルの一端がスイッチング素子に接続されている。これにより、リアクトル電流を用いて各スイッチング素子を駆動するようにしている。
特開2000−22513号公報 特開2006−230166号公報
特許文献1に記載のゲート駆動回路では、ゲート抵抗とゲートコイルが直列に接続されているため、ゲート電圧の立ち上りが遅くなるという問題がある。また、ゲートコイルによって得られる逆方向起電力の相殺効果は、IGBTのミラー区間(テラス区間)の初期のみに限られるという問題もある。さらに、IGBTのターンオフ時には、フィードバックされた電流がゲートコイルに流れることにより、IGBTが誤点弧してしまう可能性がある。
一方、特許文献2に記載のゲート駆動回路では、リアクトル電流で各スイッチング素子を駆動するために比較的大きなリアクトルが必要であり、ゲート駆動回路の小型化が難しいという問題がある。たとえば、スイッチング素子として一般的なIGBTを駆動するために必要な電荷量をQ=700nCとし、ゲート電圧をV=16Vとした場合、IGBTの入力容量は、Q=CVの関係からC=47nFとなる。この入力容量Cをチャージするためには、少なくともL=700nH程度のインダクタンスを有するリアクトルが必要である。これは比較的に大きなリアクトルであるため、ゲート駆動回路を小型化することは難しい。
そこで、上記のような問題に鑑みて、本発明では、スイッチング損失を低減しつつ、小型化が容易なパワー半導体素子駆動回路を提供することを主な目的とする。
本発明によるパワー半導体素子駆動回路は、パワー半導体素子にゲート電圧を供給するためのゲート電源に接続された第1のスイッチング素子と、グランド電位に接続された第2のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子とパワー半導体素子とを接続するための第1の配線と、第1の配線に接続されたクランプ回路と、クランプ回路に接続され、所定のインダクタンス成分を有する第2の配線と、を備える。
本発明によれば、スイッチング損失を低減しつつ、小型化が容易なパワー半導体素子駆動回路を提供することができる。
本発明の第1の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路の回路図である。 従来のパワー半導体素子駆動回路の回路図である。 IGBTのゲート駆動時のタイミングチャートを示す図である。 インダクタンス成分を有する第2配線の配線方法の概略図である。 本発明の第2の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路の回路図である。 本発明の第3の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路の回路図である。 本発明の第4の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路の回路図である。 本発明の第5の実施形態によるインバータシステムの概略構成図である。 インバータシステムの構造の一例を示す図である。 インバータシステムの構造の他の一例を示す図である。 ハイブリット自動車システムの概略図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るパワー半導体素子駆動回路の各実施形態について説明する。なお、各図において共通する要素には同一の符号を記しており、これらについての重複する説明は、以下において特に必要のない限り省略する。
(第1の実施形態)
図1(a)を参照して、本発明のパワー半導体素子駆動回路について説明する。図1(a)は、本発明の第1の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路10aの回路図である。図1(a)に示すパワー半導体素子駆動回路10aは、パワー半導体素子であるIGBT1を駆動するための回路であり、第1スイッチング素子11、第2スイッチング素子12、第1抵抗素子13、第2抵抗素子14、第3スイッチング素子15、ダイオード16、第1配線17、および第2配線18を備えている。なお、パワー半導体素子駆動回路10aは、回路基板上に形成されている。
第1スイッチング素子11は、ゲート電源19に接続されている。ゲート電源19は、IGBT1のゲート端子にゲート電圧を供給するための部分であり、パワー半導体素子駆動回路10aの外部に設けられている。また、第1スイッチング素子11は、第1抵抗素子13を介して、IGBT1のゲート端子につながる第1配線17に接続されている。
第2スイッチング素子12は、グランド電位20に接続されている。また、第2スイッチング素子11は、第2抵抗素子14を介して、IGBT1のゲート端子につながる第1配線17に接続されている。
第3スイッチング素子15およびダイオード16は、IGBT1のゲート端子に入力されるゲート電圧を一定値以下に制限するためのクランプ回路を構成する。このクランプ回路において、第3スイッチング素子15とダイオード16の間には、第2配線18が接続されている。第3スイッチング素子15は、グランド電位20に接続されている。なお、本実施形態において、ダイオード16はツェナーダイオードである。
第2配線18は、所定のインダクタンス成分を有している。第2配線18の一端は、第1スイッチング素子11を介してゲート電源19に接続されている。第2配線18の他端は、第3スイッチング素子15を介してグランド電位20に接続されると共に、ダイオード16を介して第1配線17に接続されている。パワー半導体素子駆動回路10aは、IGBT1をターンオンする際に、第3スイッチング素子15を繰り返し導通および遮断させる。これにより、第2配線18のインダクタンス成分に蓄積されたエネルギーを用いて、ゲート電圧の振動を防ぐようにしている。このときの具体的な回路動作については、後で説明する。
図1(b)は、IGBT1のゲート端子に印加されるゲート電圧と、第1スイッチング素子11および第3スイッチング素子15のオンオフのタイミングとを示したタイミングチャートである。図1(b)において、Vgeはゲート電圧を示し、M1は第1スイッチング素子11のオンオフのタイミングを示し、M2は第3スイッチング素子15のオンオフのタイミングを示している。
IGBT1がターンオフ状態のときに、第1スイッチング素子11をオフ状態(遮断状態)からオン状態(導通状態)に変化させると、ゲート電源19から第1抵抗素子13を介してIGBT1のゲート端子に電流が流れ、ゲート電圧Vgeが上昇する。このとき、パワー半導体素子駆動回路10aは、第3スイッチング素子15をオン状態とすることで、第2配線18をグランド電位に接続する。すると、ゲート電源19から第2配線18に電流が流れ、インダクタンス成分にエネルギーが蓄積される。
ゲート電圧Vgeが所定のしきい値電圧付近に達すると、ゲート電圧Vgeが一定の電圧に維持される区間が開始する。この区間は、ミラー区間、またはテラス区間と呼ばれている。このとき、パワー半導体素子駆動回路10aは、第3スイッチング素子15の導通および遮断を複数回繰り返して行う。これにより、第3スイッチング素子15を遮断したときに、第2配線18のインダクタンス成分に蓄積されていたエネルギーがダイオード16を介して第1配線17に流れ、IGBT1のゲート端子に供給される。その結果、IGBT1のゲート端子とコレクタ端子の間、およびゲート端子とエミッタ端子の間に存在する寄生容量2が充電される。その後、第3スイッチング素子15を導通することで、第2配線18のインダクタンス成分に再びエネルギーが蓄積される。
ミラー区間(テラス区間)が終了すると、ゲート電圧Vgeは所定の電圧まで再上昇した後、一定に維持される。このとき、パワー半導体素子駆動回路10aは、第3スイッチング素子15を遮断する。以上説明したような動作をパワー半導体素子駆動回路10aが行うことにより、IGBT1がターンオンされる。その後、第1スイッチング素子11が遮断されると共に第2スイッチング素子12が導通されると、ゲート電圧Vgeが低下し、IGBT1がターンオフされる。
なお、パワー半導体素子駆動回路10aにおいて第3スイッチング素子15の導通および遮断を複数回繰り返して行う期間は、予め設定された時間に応じて設定することができる。または、ゲート電圧Vgeに基づいて設定してもよい。たとえば、ゲート電圧Vgeが所定の電圧値以上となったときに、第3スイッチング素子15の動作を停止することができる。
ここで、本発明との比較のため、従来のパワー半導体素子駆動回路について説明する。図2は、従来のパワー半導体素子駆動回路10の回路図である。このパワー半導体素子駆動回路10は、IGBT1を含むパワーモジュール6と接続されている。パワーモジュール6の内部には、寄生ゲートインダクタンス3、寄生主回路インダクタンス4および相互インダクタンス5が存在する。また、IGBT1のゲート端子とコレクタ端子の間、およびゲート端子とエミッタ端子の間には、寄生容量2が存在する。
図2のようなパワー半導体素子駆動回路10でIGBT1を駆動した場合、IGBT1のスイッチング時に発生する電流や電圧の変化により、パワーモジュール6からパワー半導体素子駆動回路10に電流信号あるいは電圧信号がフィードバックされる。これは、パワー半導体素子駆動回路10からの駆動信号の妨げとなるため、IGBT1を高速に駆動させるのが難しくなる。
図3は、IGBT1のゲート駆動時のタイミングチャートを示す図である。図3では、上から順に、Vgeはゲート電圧を示し、M1は第1スイッチング素子11のオンオフのタイミングを示し、M2は第3スイッチング素子15のオンオフのタイミングを示している。また、Igeはゲート電流を示し、VceはIGBT1のコレクタ−エミッタ間電圧を示し、Icはコレクタ電流を示している。なお、ゲート電圧Vge、ゲート電流Ige、コレクタ−エミッタ間電圧Vceおよびコレクタ電流Icにおいて、実線は図1に示したような本発明に係るパワー半導体素子駆動回路10aを用いてIGBT1を駆動した場合の波形を示し、破線は図2に示したような従来のパワー半導体素子駆動回路10を用いてIGBT1を駆動した場合の波形を示している。
従来のパワー半導体素子駆動回路10を用いてIGBT1を駆動した場合、スイッチング時の電流変化(di/dt)や電圧変化(dv/dt)により、IGBT1の寄生容量2にチャージされた電荷を引き抜く方向にフィードバック電流が流れる。すると、図3に示すように、ゲート電流Igeが一瞬負の方向に流れ、ゲート電圧Vgeが振動することにより、寄生容量2に充分な電荷がチャージされなくなる。その結果、IGBT1のコレクタ−エミッタ間電圧Vceや、コレクタ電流Icの変化が遅れ、スイッチング速度が遅くなる。
一方、本発明に係るパワー半導体素子駆動回路10aを用いてIGBT1を駆動した場合、スイッチング時に上記のようなフィードバック電流が流れたとしても、第2配線18のインダクタンス成分に蓄積されたエネルギーが放出されることで、ゲート電流Igeが負の方向に流れるのを防ぐことができる。その結果、ゲート電圧Vgeの振動を抑えて、IGBT1のコレクタ−エミッタ間電圧Vceや、コレクタ電流Icを素早く変化させることができる。本発明によれば、このようにしてIGBT1のスイッチング速度を向上することができるため、スイッチング時に発生する損失を低減して、IGBT1の発熱を抑えることができる。
次に、図4を参照して、第2配線18について説明する。図4は、インダクタンス成分を有する第2配線18の配線方法の概略図である。パワー半導体素子駆動回路10aでは、たとえば図4に示すように、多層配線からなるゲートドライバ基板21の配線層を第2配線18として用いることで、第2配線18においてインダクタンス成分を形成することが可能である。なお、図4では、ゲートドライバ基板21の2層分の配線を第2配線18として利用している。この場合、第2配線18の上下層をスルーホール22で接続することが好適である。
なお、上記以外の方法で第2配線18にインダクタンス成分を形成してもよい。たとえば、単層の配線を複数回巻きしたり、さらに配線層を増やしたりすることでも、第2配線にインダクタンスを形成することが可能である。
第2配線18のインダクタンス成分の大きさは、IGBT1の特性や、第3スイッチング素子15のスイッチング周波数に応じて、適宜に決定することが可能である。たとえば、インダクタンスを小さくし、第3スイッチング素子15の導通および遮断を繰り返す際のスイッチング周波数を増やすことで、IGBT1のゲート端子に供給する電力を調節することが可能である。
以上説明したように、第2配線18のインダクタンス成分をゲートドライバ基板21上に形成することで、コイル等の新たな部品追加が不要となる。そのため、従来のパワー半導体素子駆動回路10と比べて、コスト増加無しでパワー半導体素子駆動回路10aを実現することができる。また、大きなコイルを追加する必要がないため、パワー半導体素子駆動回路10aの小型化が容易となる。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、次の作用効果を奏する。
(1)パワー半導体素子駆動回路10aにおいて、第1配線17は、第1スイッチング素子11および第2スイッチング素子12とIGBT1とを接続するために設けられている。第2配線18は、所定のインダクタンス成分を有しており、第1配線17に接続されると共に第3スイッチング素子15を有するクランプ回路に接続されている。これにより、IGBT1のターンオン時に第3スイッチング素子15の動作を適切に制御することで、IGBT1のスイッチング損失を低減しつつ、小型化が容易なパワー半導体素子駆動回路10aを提供することができる。
(2)第2配線18は、一端がゲート電源19側に接続され、他端が第3スイッチング素子15を介してグランド電位20に接続されている。これにより、ゲート電源19から供給される電流を用いて、インダクタンス成分にエネルギーを蓄積することができる。
(3)パワー半導体素子駆動回路10aは、第1スイッチング素子11を導通してゲート電圧Vgeを上昇させるときに、第3スイッチング素子15の導通および遮断を繰り返し行う。これにより、IGBT1のターンオン時に、第2配線18のインダクタンス成分に蓄積されたエネルギーを用いてゲート電圧Vgeの振動を抑え、IGBT1を高速に駆動することができる。
(4)第1スイッチング素子11は、ゲート電源19と第2配線18の間に接続されている。これにより、第1スイッチング素子11の動作タイミングと、第2配線18に電流を流してインダクタンス成分にエネルギーを蓄積するタイミングとを同期させることができる。
(5)パワー半導体素子駆動回路10aは、第1スイッチング素子11と第1配線17の間に接続された第1抵抗素子13と、第2スイッチング素子12と第1配線17の間に接続された第2抵抗素子14とを備える。そのため、IGBT1に流れるゲート電流Igeを適切に調節することができる。
(第2の実施形態)
図5を参照して、本発明のパワー半導体素子駆動回路について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路10bの回路図である。図5に示すパワー半導体素子駆動回路10bは、図1(a)に示した第1の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路10aと比べて、第4スイッチング素子30をさらに有する点が異なっている。
第4スイッチング素子30は、ゲート電源19と第2配線18の間に接続されている。パワー半導体素子駆動回路10bは、第4スイッチング素子30の動作により、第2配線18の接続状態を制御する。これにより、IGBT1の動作とは別に、第2配線18に流れる電流を独立に制御することができる。その結果、IGBT1を駆動する際に第1スイッチング素子11が導通した場合でも、第2配線18に余分な電流が流れず、回路全体で消費する電力を抑えることが可能である。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態で説明したような各作用効果に加えて、さらに上記のような作用効果を奏する。
なお、以上説明した第1、第2の各実施形態では、第2配線18の一端をゲート電源19側に接続することで、IGBT1のターンオン時に第2配線18のインダクタンス成分を用いてゲート電圧Vgeの振動を抑える例をそれぞれ説明した。しかし、第2配線18の一端をグランド電位20側に接続することで、IGBT1のターンオフ時に第2配線18のインダクタンス成分を用いてゲート電圧Vgeの振動を抑えるようにしてもよい。その場合、クランプ回路において、第3スイッチング素子15とダイオード16を入れ替えることにより、第2配線18の他端が第3スイッチング素子15を介して第1配線17に接続されるようにすることが好ましい。
(第3の実施形態)
図6を参照して、本発明のパワー半導体素子駆動回路について説明する。図6は、本発明の第3の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路10cの回路図である。図6に示すパワー半導体素子駆動回路10cは、図1(a)に示した第1の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路10aと比べて、第3スイッチング素子15およびダイオード16に替えて、ダイオード31、第5スイッチング素子32および第6スイッチング素子33を有する点が異なっている。
前述の第1、第2の実施形態でそれぞれ説明したパワー半導体素子駆動回路10a、10bでは、第2配線18の一端がゲート電源19側に接続されている。そのため、第2配線18のインダクタンス成分に蓄積されたエネルギーを用いて、IGBT1のターンオン時の動作速度を向上することができる。これに対して、本実施形態で説明するパワー半導体素子駆動回路10cでは、図6に示すように、第5スイッチング素子32と第6スイッチング素子33を介して、第2配線18が第1配線17とグランド電位20にそれぞれ接続されている。そのため、第2配線18のインダクタンス成分に蓄積されたエネルギーを用いて、IGBT1のターンオフ時の動作速度を向上することができる。
IGBT1がターンオン状態のときに、第1スイッチング素子11をオン状態(導通状態)からオフ状態(遮断状態)に変化させると共に、第2スイッチング素子12をオフ状態からオン状態に変化させると、ゲート電源19から第1抵抗素子13を介してIGBT1のゲート端子に流れていた電流が遮断され、ゲート電圧Vgeが低下する。このとき、パワー半導体素子駆動回路10cは、前述のミラー区間(テラス区間)において、第6スイッチング素子33を導通状態にすると共に、第5スイッチング素子32の導通および遮断を複数回繰り返して行う。これにより、第5スイッチング素子32を導通したときに、IGBT1の寄生容量2に蓄積されている電荷が引き抜かれ、IGBT1のゲート端子から第2配線18の方向に電流が流れて、第2配線18のインダクタンス成分にエネルギーが蓄積される。この電流は、第5スイッチング素子32を遮断すると、ダイオード31により還流される。
ミラー区間(テラス区間)が終了してゲート電圧Vgeが再び低下し始めたら、パワー半導体素子駆動回路10cは、第5スイッチング素子32、第6スイッチング素子33をそれぞれ遮断する。以上説明したような動作をパワー半導体素子駆動回路10cが行うことにより、IGBT1がターンオフされる。
以上説明した本発明の第3の実施形態によれば、第1の実施形態で説明した(1)の作用効果に加えて、さらに以下のような作用効果を奏する。
(6)パワー半導体素子駆動回路10cにおいて、第2配線18は、一端がグランド電位20側に接続され、他端が第5スイッチング素子32を介して第1配線17に接続されている。これにより、IGBT1の寄生容量2に蓄積されている電荷を引き抜いてインダクタンス成分にエネルギーを蓄積することができる。
(7)パワー半導体素子駆動回路10cは、第2スイッチング素子12を導通してゲート電圧Vgeを低下させるときに、第5スイッチング素子32の導通および遮断を繰り返し行う。これにより、IGBT1のターンオフ時に、第2配線18のインダクタンス成分にエネルギーを蓄積させてゲート電圧Vgeの振動を抑え、IGBT1を高速に駆動することができる。
(8)パワー半導体素子駆動回路10cは、グランド電位20と第2配線18の間に接続された第6スイッチング素子33を備え、この第6スイッチング素子33の動作により、第2配線18の接続状態を制御することができる。そのため、第2の実施形態で説明したのと同様に、IGBT1の動作とは別に、第2配線18に流れる電流を独立に制御することができる。
(第4の実施形態)
図7を参照して、本発明のパワー半導体素子駆動回路について説明する。図7は、本発明の第4の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路10dの回路図である。図7に示すパワー半導体素子駆動回路10dは、図1(a)に示した第1の実施形態によるパワー半導体素子駆動回路10aと比べて、第4スイッチング素子30、ダイオード31、第5スイッチング素子32、第6スイッチング素子33をさらに有する点が異なっている。なお、本実施形態において、ダイオード16はツェナーダイオードではなく、通常のダイオードとなっている。
第4スイッチング素子30は、第2の実施形態で説明したパワー半導体素子駆動回路10bと同様に、ゲート電源19と第2配線18の間に接続されている。第5スイッチング素子32、第6スイッチング素子33は、第3の実施形態で説明したパワー半導体素子駆動回路10cと同様に、第2配線18をIGBT1のゲート端子からグランド電位20側に接続するためのものである。すなわち、図7に示すパワー半導体素子駆動回路10dは、図5のパワー半導体素子駆動回路10bと、図6のパワー半導体素子駆動回路10cとを統合した回路構成を有している。そして、IGBT1のターンオン時には、ゲート電圧上昇時のテラス区間において第3スイッチング素子15の導通および遮断を繰り返し行い、IGBT1のターンオフ時には、ゲート電圧低下時のテラス区間において第5スイッチング素子32の導通および遮断を繰り返し行う。これにより、IGBT1のターンオン時とターンオフ時の動作速度をそれぞれ向上することができる。なお、このときの各スイッチング素子の動作は、前述の各実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
さらに本実施形態によれば、IGBT1の非駆動時に、外部からのノイズ等による誤点弧がIGBT1において生じるのを防止できるという効果もある。たとえば、各相にIGBT1を1つずつ備え、その各IGBT1を別々のパワー半導体素子駆動回路10dによって駆動する三相インバータ装置を考える。この場合、いずれか一相のIGBT1が非駆動状態のときに、他相のIGBT1の動作時に発生するノイズにより、当該IGBT1のゲート端子にフィードバック電流が流れることがある。このフィードバック電流がインダクタンス成分を有する第2配線18に流れると、当該IGBT1のゲート電圧が持ち上げられてしまい、IGBT1の誤点孤が発生する可能性がある。
そこで、本実施形態では,IGBT1の非駆動時に、第3スイッチング素子15および第5スイッチング素子32を導通させる。これにより、他相のIGBT1の駆動によって生じるノイズ等に対して、当該IGBT1のゲート端子におけるインピーダンスを低下させ、フィードバック電流によるゲート電圧の上昇を防止する。その結果、誤点弧の発生を抑制することが可能である。
以上説明した本発明の第4の実施形態によれば、第1〜第3の各実施形態で説明したような各作用効果に加えて、さらに上記のような作用効果を奏する。
(第5の実施形態)
本実施形態では、上記第1〜第4の各実施形態で説明したような本発明のパワー半導体素子駆動回路をインバータシステムに適用した例を説明する。図8は、本発明の第5の実施形態によるインバータシステム40の概略構成図である。
本実施形態によるインバータシステム40には、三相分のパワー半導体モジュール51が搭載されている。各パワー半導体モジュール51の上アームまたは下アームの駆動回路50として、上記第1〜第4の各実施形態で説明したパワー半導体素子駆動回路10a〜10dのいずれかを用いることができる。すなわち、インバータシステム40全体としては、6系統のパワー半導体素子駆動回路が必要である。なお、図8では、各相および上下各アームの駆動回路50を別々に描いているが、これらを共通化してもよい。たとえば、1個の配線基板上に全ての駆動回路50を搭載することも可能である。
インバータシステム40は、上記の駆動回路50およびパワー半導体モジュール51の他に、平滑化コンデンサ44を内蔵している。また、駆動回路50の上位制御システムとして、コントローラ46も内蔵している。パワー半導体モジュール51の主電源端子41、42には、外部から高圧電源43が接続される。コントローラ46には、外部から低圧電源45が接続される。
3つのパワー半導体モジュール51は、それぞれU相、V相、W相に対応している。各相のパワー半導体モジュール51のAC端子52は、モータ47のU相、V相、W相にそれぞれ接続される。
コントローラ46から出力される制御信号は、各相のパワー半導体モジュール51を駆動する駆動回路50に入力される。駆動回路50は、このコントローラ46からの制御信号に基づいて、各相のパワー半導体モジュール51を駆動する。また、各パワー半導体モジュール51の動作状態は、駆動回路50からコントローラ46に出力される。
図9は、以上説明したインバータシステム40の構造の一例を示す図である。インバータシステム40では、インバータ筺体53内に水路54を設け、この水路54内に各パワー半導体モジュール51が配置されている。各パワー半導体モジュール51のパワー端子は、バスバー57を介して平滑化コンデンサ44に接続される。一方、信号端子55は、前述の駆動回路50を搭載したドライバ基板に接続されている。このドライバ基板は、信号ハーネス56を介してコントローラ基板46に接続されている。
図10は、インバータシステム40の構造の他の一例を示す図である。本構造では、駆動回路50と上位コントロール部を一体化した基板58が用いられている。また、各パワー半導体モジュール51に対して水路54がそれぞれ設けられており、これらの水路54はそれぞれ独立した構造となっている。
図10において、各パワー半導体モジュール51のパワー端子は、インバータ筺体53を挟んで信号端子の反対側に位置している。信号端子は、各パワー半導体モジュール51の一端から突出しており、上記の一体化した基板58に接続される。一方、各パワー半導体モジュール51の駆動信号端子の反対側に設けられたパワー端子は、パワーボード60を介して平滑化コンデンサ44に接続される。図10に示したインバータシステム40の構造では、図9に示したインバータシステム40の構造に比べて、ドライバ基板と当該ドライバ基板をコントローラ基板に接続するための信号ハーネスが不要となる。そのため、大きなスペースを必要とせず、インバータシステム40全体の小型化が期待できる。また、低圧信号系の必要とするスペースを低減したことで、高圧信号配線のためにより大きなスペースを確保することができる。その結果、高圧信号配線の寄生抵抗を低減し、寄生抵抗による発熱を抑えることができる。したがって、インバータシステム40の高信頼化、高効率化が期待できる。
(第6の実施形態)
本実施形態では、上記第5の実施形態で説明したインバータシステム40を利用したハイブリット自動車(HEV)システムを説明する。図11は、ハイブリッド自動車システムの概略図である。
なお、インバータシステム40は、ハイブリッド自動車のみならず、モータのみで走行する電気自動車(EV)にも適用可能である。また、一般産業機械に使用されているモータを駆動するための電力変換装置としても使用可能である。
図11に示したHEVシステムにおいて、エンジン(ENG)75およびモータジェネレータ(MG)70は、車両の走行用トルクをそれぞれ発生する。さらに、モータジェネレータ70は、外部から加えられる機械エネルギーを電力に変換する機能も有する。すなわち、モータジェネレータ70は、モータとしても、また発電機としても動作することができる。
モータジェネレータ70は、たとえば同期機あるいは誘導機であり、上述の通り、運転方法によりモータとしても発電機としても動作する。モータジェネレータ70を自動車に搭載する場合には、小型で高出力を得ることが望ましいため、ネオジム(Nd)などの磁石を使用した永久磁石型の同期電動機が適している。また永久磁石型の同期電動機は、誘導電動機に比べて回転子の発熱が少なく、この観点でも自動車用として好適である。
エンジン75は、燃料を燃焼して得られるエネルギーを基に、回転トルクを発生する。エンジン75から出力された回転トルクは、動力分配機構(TSM)74を介してモータジェネレータ70に伝達される。モータジェネレータ70は、バッテリシステム(BAT)76から供給される直流電力に基づいてインバータシステム(INV)40が発生する交流電力を基に、回転トルクを発生する。
動力分配機構74を介して伝達されたエンジン75からの回転トルク、またはモータジェネレータ70が発生した回転トルクは、トランスミッション(TM)73およびディファレンシャルギア(DEF)77を介して車輪78に伝達される。一方、回生制動の運転時には、車輪78からの回転トルクがモータジェネレータ70に伝達される。モータジェネレータ70は、この回転トルクに基づいて交流電力を発生する。モータジェネレータ70が発生した交流電力は、インバータシステム40により直流電力に変換され、高電圧用のバッテリシステム76へ出力されてバッテリシステム76が充電される。充電された電力は、再び走行エネルギーとして使用される。
以上説明したように、本発明は、パワー半導体素子の駆動回路およびその駆動方法に関し、特に、HEVやEVに用いるインバータシステムに適用可能である。また、一般産業機械に使用されているモータを駆動するための電力変換装置の駆動回路としても使用可能である。
以上説明した各実施の形態は、単独で適用することも可能であるし、いずれか任意のものを組み合わせて適用することも可能である。また、上記各実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。
1 ・・・IGBT
10a、10b、10c、10d・・・パワー半導体素子駆動回路
11・・・第1スイッチング素子
12・・・第2スイッチング素子
13・・・第1抵抗素子
14・・・第2抵抗素子
15・・・第3スイッチング素子
16・・・ダイオード
17・・・第1配線
18・・・第2配線
19・・・ゲート電源
20・・・グランド電位
30・・・第4スイッチング素子
31・・・ダイオード
32・・・第5スイッチング素子
33・・・第6スイッチング素子

Claims (13)

  1. パワー半導体素子の駆動回路であって、
    前記パワー半導体素子にゲート電圧を供給するためのゲート電源に接続された第1のスイッチング素子と、
    グランド電位に接続された第2のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子と前記パワー半導体素子とを接続するための第1の配線と、
    前記第1の配線に接続されたクランプ回路と、
    前記クランプ回路に接続され、所定のインダクタンス成分を有する第2の配線と、を備えることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  2. 請求項1に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記クランプ回路は、前記グランド電位に接続された第3のスイッチング素子を有し、
    前記第2の配線は、一端が前記ゲート電源側に接続され、他端が前記第3のスイッチング素子を介して前記グランド電位に接続されていることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  3. 請求項2に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記第1のスイッチング素子を導通して前記ゲート電圧を上昇させるときに、前記第3のスイッチング素子の導通および遮断を繰り返し行うことを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  4. 請求項2または3に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記第1のスイッチング素子は、前記ゲート電源と前記第2の配線の間に接続されていることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  5. 請求項2または3に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記ゲート電源と前記第2の配線の間に接続された第4のスイッチング素子をさらに備えることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  6. 請求項1に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記クランプ回路は、前記第1の配線に接続された第5のスイッチング素子を有し、
    前記第2の配線は、一端が前記グランド電位側に接続され、他端が前記第のスイッチング素子を介して前記第1の配線に接続されていることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  7. 請求項6に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記第2のスイッチング素子を導通して前記ゲート電圧を低下させるときに、前記第のスイッチング素子の導通および遮断を繰り返し行うことを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  8. 請求項6または7に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記グランド電位と前記第2の配線の間に接続された第のスイッチング素子をさらに備えることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  9. 請求項1に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記クランプ回路は、前記グランド電位に接続された第3のスイッチング素子と、前記第1の配線に接続された第のスイッチング素子とを有し、
    前記第2の配線は、一端が前記ゲート電源側または前記グランド電位側に接続され、他端が前記第3のスイッチング素子を介して前記グランド電位に接続されると共に、前記のスイッチング素子を介して前記第1の配線に接続されていることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  10. 請求項9に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記第1のスイッチング素子を導通して前記ゲート電圧を上昇させるときには、前記第3のスイッチング素子の導通および遮断を繰り返し行い、
    前記第2のスイッチング素子を導通して前記ゲート電圧を低下させるときには、前記第のスイッチング素子の導通および遮断を繰り返し行うことを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  11. 請求項9または10に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記ゲート電源と前記第2の配線の間に接続された第4のスイッチング素子と、
    前記グランド電位と前記第2の配線の間に接続された第のスイッチング素子とをさらに備えることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  12. 請求項9または10に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記パワー半導体素子の非駆動時に、前記第3のスイッチング素子および前記のスイッチング素子を導通させることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
  13. 請求項1、2、6または9のいずれか一項に記載のパワー半導体素子駆動回路において、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の配線の間に接続された第1の抵抗素子と、
    前記第2のスイッチング素子と前記第1の配線の間に接続された第2の抵抗素子とをさらに備えることを特徴とするパワー半導体素子駆動回路。
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