JP6006329B2 - 電動燃料供給ポンプを備えたタービンエンジン、およびタービンエンジンの燃料供給方法 - Google Patents

電動燃料供給ポンプを備えたタービンエンジン、およびタービンエンジンの燃料供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、航空機のタービンエンジンへの燃料供給の分野、特に、ヘリコプタのターボシャフトエンジンの分野に関する。
図1を参照すると、ヘリコプタターボシャフトエンジンは、通常、燃料をターボシャフトエンジンの計量装置4に送出するために、ヘリコプタの大容量タンク2内の燃料を引き込む主高圧ポンプPHPを含む。高圧ポンプPHPは、容積型ポンプであり、ターボシャフトエンジン1のシャフトが駆動される速度に応じた燃料の流れを送出するために、ターボシャフトエンジンシャフト1に取り付けられる。通常、ターボシャフトエンジンシャフト1は、タービンエンジンの補機ボックス10(英語では「ギアボックス」として当業者に周知である)によって駆動される。周知の形では、ターボシャフトエンジンはさらに、図1に示されるように高圧ポンプPHPと共にターボシャフトエンジンシャフト1に取り付けられる補助低圧ポンプPBPを含む。
さらに図1を参照すると、ターボシャフトエンジンは、従来の形態では、通常は、燃料フィルタ、フィルタカートリッジ、ベルハウジング、およびバイパス(スイッチ)を備えたフィルタユニット2’を含む。このフィルタユニット2’により、燃料がターボシャフトエンジンの燃焼室へと噴射される前に燃料を浄化することができる。
フィルタユニット2’の燃料フィルタまたはフィルタカートリッジを交換しなければならない場合、燃料はフィルタユニット2’から排出され、空気がフィルタユニット2’に入り込む。ターボシャフトエンジンをオンにするためには、再度フィルタユニット2’に燃料を充填する必要がある。燃料ポンプPBP、PHPは、ターボシャフトエンジンシャフト1に接続されるので、自立型のポンプである。フィルタ交換時に、空気が燃料回路に入り込み、そのことにより、燃料タンクとターボシャフトエンジンとの間に位置する供給パイプラインが重力により完全に空になる可能性がある。ターボシャフトエンジンが停止された時、燃料ポンプPBP、PHPは作動しない状態のままである。この欠点を解消するために、周知の方法では、ヘリコプタは、「ブースタポンプ」として周知のプライミングポンプを含む。プライミングポンプは、ターボシャフトエンジンから独立しており、このプライミングポンプにより、ヘリコプタの下部に位置する燃料タンク2から、ヘリコプタの上部に位置するターボシャフトエンジンに向かって燃料を引き揚げることができる。プライミングポンプにより、フィルタユニット2’および供給パイプラインに燃料を充填して、ターボシャフトエンジンを始動させることができる。
ヘリコプタの質量を低減し、ヘリコプタの複雑さを軽減するために、ヘリコプタからプライミングポンプを省くことが提案されてきた。この場合、フィルタユニット2’に燃料を充填するには、例えば、手動ポンプを使用してメンテナンスステップを実施する必要があるが、そのためにはヘリコプタを固定する必要があり、このことが欠点となる。
上述の欠点の少なくともいくつかを解消するために、本発明は、ターボシャフトエンジン用、さらに詳細には、タービンエンジン用の燃料ポンプモジュールであり、フィルタユニットおよび供給パイプライン内にある燃料の量に関係なく、ターボシャフトエンジンを迅速に始動させることができる燃料ポンプモジュールを提案することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、タービンエンジンシャフトおよびポンプモジュールを含む航空機用タービンエンジンであって、ポンプモジュールは、
タービンエンジンシャフトに接続されるポンプシャフトと、
燃料をタービンエンジンに供給するためのポンプであって、前記ポンプシャフトに取り付けられ、タービンエンジンシャフトの回転速度に応じて燃料の流れを送出するように構成されたポンプと、
前記ポンプシャフトに取り付けられ、第1の動作モードでは、供給ポンプを作動させるために前記ポンプシャフトを回転駆動し、第2の動作モードでは、タービンエンジンの装置に電力を供給するために前記ポンプシャフトによって回転駆動されるように構成された電気装置と
を備えるタービンエンジンに関する。
電気装置により、有利には、始動直前に供給パイプラインおよびフィルタユニットの燃料充填レベルを考慮せずに、タービンエンジンを始動させることができる。この場合、タービンエンジンが停止している時に、供給ポンプに予め燃料を供給しておくことができる。したがって、手動で充填を行う必要がないので、フィルタユニットの燃料フィルタを交換するためのメンテナンス時間を短くすることができる。さらに、本発明によれば、タービンエンジンの始動のプライミングを迅速かつ確実に行うことができる。このプライミングは、始動段階および点火段階から切り離される。本発明は、より詳細には、燃料供給ポンプ、すなわち、ブースタポンプを含まないヘリコプタに適用される。
好ましくは、ポンプモジュールは、第1の動作モードではタービンエンジンシャフトとポンプシャフトとを係脱するように、また第2の動作モードではシャフトとポンプシャフトとを連結するように構成された連結/係脱手段を含む。
したがって、連結/係脱手段により、有利には、タービンエンジンシャフトの回転に対してポンプの作動を独立させることができる。有利には、タービンエンジンシャフトを駆動せずにポンプを作動させることができる。
好ましくは、連結/係脱手段は、タービンエンジンシャフトの回転速度がポンプシャフトの回転速度以上である時に、タービンエンジンシャフトとポンプシャフトとを連結する構造である。したがって、特に、飛行中に、燃料供給ポンプの確実な駆動が保証されると同時に、タービンエンジンシャフトが保護される。
好ましくは、連結/係脱手段は受動型であり、このことが連結/係脱手段のコストを抑え、信頼性を増大させる。連結/係脱手段は、好ましくは、フリーホイールの形態を取る。
タービンエンジンは、好ましくは、電気装置の動作モードを制御するように構成されたタービンエンジンのデジタル調節器を含む。タービンエンジンは、好ましくは、タービンエンジンシャフトとポンプシャフトとが連結される時に、電気装置によって電力が供給されるように電気装置に接続される電気装置を含む。したがって、デジタル調節器(例えば、FADECタイプ)は、電気装置を制御することができ、また電気装置によって電力が供給される。
本発明は、好ましくは、タービンエンジンの特定のタイプとしてヘリコプタ用のターボシャフトエンジンに関する。
さらに、本発明は、タービンエンジンシャフトと、タービンエンジンシャフトに接続されるポンプシャフト、燃料をタービンエンジンに供給するポンプで、前記ポンプシャフトに取り付けられ、タービンエンジンシャフトの回転速度に応じて燃料の流れを送出するように構成されたポンプ、および前記ポンプシャフトに取り付けられる電気装置を備えたポンプモジュールとを含む航空機用タービンエンジンに燃料を供給する方法であって、
タービンエンジンの始動段階の前または始動段階と同時に、電気装置がプライミング段階で供給ポンプを作動させるためにポンプシャフトを回転駆動し、
タービンエンジンの始動後、電気装置がタービンエンジンの装置に電力を供給するためにポンプシャフトによって回転駆動される
方法に関する。
本発明の方法により、電気エネルギーは、プライミング段階で供給ポンプに供給するために使用され、タービンエンジンが始動された時に生成される。したがって、本発明の電気装置は、二重の機能を果たす。
タービンエンジンシャフトとポンプシャフトは、好ましくは、タービンエンジンの始動時に係脱され、タービンエンジンの始動後に連結される。したがって、タービンエンジンは、停止時には、タービンエンジンシャフトがポンプシャフトから係脱され、タービンエンジンシャフトによって受承される連結部がないので、保護されている。
好ましくは、タービンエンジンシャフトとポンプシャフトは、タービンエンジンシャフトの回転速度がポンプシャフトの回転速度より速くなった時に連結される。したがって、タービンエンジンの始動が行われると、ポンプはタービンエンジンシャフトによって駆動される。
より好ましくは、航空機はタービンエンジンシャフトの閾値速度から飛行することができるので、タービンエンジンシャフトとポンプシャフトは、前記閾値速度未満の連結速度で連結される。したがって、考えられる異常は地上でのみ発生する可能性があるので、連結時に異常が発生した場合に事故のリスクは抑えられる。
好ましくは、プライミング段階と始動段階は時間遅延によって分けられ、したがって、タービンエンジンの始動の前に供給回路を始動させるために、供給ポンプを単独で作動させることができる。例えば、タービンエンジンのフィルタユニットを単独で充填して、その次の段階でタービンエンジンを始動させることができる。
本発明は、単なる例として添付図面を参照して詳述する以下の説明を読めば、よりよく理解されるであろう。
(上述した)先行技術のタービンエンジンの概略図である。 本発明のポンプモジュールの第1の実施形態を示した図である。 本発明のポンプモジュールの第2の実施形態を示した図である。 本発明のポンプモジュールの第3の実施形態を示した図である。 本発明のポンプモジュールを備えたタービンエンジンの第1の実施形態の概略図である。 本発明のポンプモジュールを備えたタービンエンジンの第2の実施形態の概略図である。 本発明のポンプモジュールを備えたタービンエンジンの第3の実施形態の概略図である。 図2Aのポンプモジュールのモータモードの動作を示した概略図である。 図2Aのポンプモジュールの発電機モードの動作を示した概略図である。 本発明のポンプモジュールの第1の特定の実施形態を示した概略図である。 本発明のポンプモジュールの第2の特定の実施形態を示した概略図である。 電気装置の制御およびタービンエンジンの始動の制御に応じて変化するタービンエンジンの駆動シャフトの回転速度(実線)とポンプシャフトの回転速度(破線)とを示した図である。 電気装置の制御およびタービンエンジンの始動の制御に応じて変化するタービンエンジンの駆動シャフトの回転速度(実線)とポンプシャフトの回転速度(破線)とを示した図である。 電気装置の制御およびタービンエンジンの始動の制御に応じて変化するタービンエンジンの駆動シャフトの回転速度(実線)とポンプシャフトの回転速度(破線)とを示した図である。 電気装置の制御およびタービンエンジンの始動の制御に応じて変化するタービンエンジンの駆動シャフトの回転速度(実線)とポンプシャフトの回転速度(破線)とを示した図である。
図面は、本発明を実施するために本発明を詳細に開示しており、前記図面は、当然、必要に応じて、本発明をより明確に定義するのに役立つことに留意されたい。
本発明のタービンエンジンの第1の実施形態について、図3Aを参照しながら説明する。タービンエンジンは、この例では、タービンエンジンの補機ボックス10(英語の「ギアボックス」の方が当業者に周知である)によって回転駆動される回転シャフト1を含む。当然、本発明は、タービンエンジンの任意の回転シャフトに適用することができる。タービンエンジンが始動されると、補機ボックス10は、図3Aの矢印で示されるように、タービンエンジンシャフト1を回転駆動する。
図3Aのタービンエンジンは、通常、大容量燃料タンク2と、上述したように、例えば、燃料フィルタ、フィルタカートリッジ、ベルハウジング、およびバイパス(スイッチ)を含むフィルタユニット2’とを含む。タービンエンジンは、通常、タービンエンジン内の燃料タンク2からの燃料を分配するように構成された計量装置4を含む。この例では、計量装置4は、供給パイプラインによってタンクに接続される。
タービンエンジンはさらに、タンク2から計量装置4に燃料を送ることができるように、1つまたは複数の供給ポンプを含む。例えば、図3Aを参照すると、タービンエンジンは、上述したようにフィルタユニット2’から計量装置4に向かって燃料を送るように構成された高圧ポンプPHPを含むが、同様に、タンク2からフィルタユニット2’に向かって燃料を送るように構成されたポンプモジュール100を含む。
すなわち、図3Aに示されているこの第1の実施形態では、先行技術の図1のタービンエンジンの低圧ポンプPBPは本発明のポンプモジュール100に置き換えられる。
当然、ポンプモジュール100は、任意のタイプの構造のタービンエンジンにおける高圧ポンプ(PHP)であるか低圧ポンプ(PBP)であるかに関係なく、任意の燃料供給ポンプと置き換えられてもよい。例えば、図3Bは、ポンプモジュール100がタービンエンジンの別々のシャフトによって駆動される2つのポンプを備えたタービンエンジン用低圧供給ポンプと置き換えられた第2の構造のタービンエンジンを示している。当然、本発明のポンプモジュール100は、同様に、高圧ポンプPHPと置き換えることができる。
同様に、本発明のポンプモジュール100は、図3Cに示されているような1つの供給ポンプを含むタービンエンジンの供給ポンプと置き換えられてもよい。
ポンプモジュール100
ポンプモジュール100の第1の実施形態について、図2Aを参照しながら説明する。ポンプモジュール100は、図2Aに示されるように、供給ポンプ3および電気装置5が取り付けられるポンプシャフト11を含み、ポンプシャフト11は、連結/係脱手段7によってタービンエンジンシャフト1に接続される。
供給ポンプ3
供給ポンプ3は、供給ポンプ3が取り付けられるポンプシャフト11の回転時に作動される。供給ポンプ3は、好ましくは、供給導管20内で、ポンプシャフト11の回転速度に応じた燃料の流れを送出する容積型ポンプである。供給導管20は、好ましくは、大容量タンク2をタービンエンジンのフィルタユニット2’に流体接続する。
電気装置5
電気装置5は、第1の動作モードで、ポンプシャフト11を回転駆動するように構成される。したがって、電気装置5のこの第1の動作モードは、「モータ動作モード」と表される。さらに、電気装置5は、第2の動作モードで、タービンエンジンの電気装置8の少なくとも1つの機器に電力を供給するためにポンプシャフト11の機械的エネルギーを取り出すように構成される。したがって、電気装置5のこの第2の動作モードは、「発電機動作モード」と表される。
例えば、電気装置5は、タービンエンジン、特に、ヘリコプタのタービンエンジンが取り付けられた航空機を始動させるための電気回路網に接続される。電気装置5は、好ましくは、機内の回路網の電圧で電力が供給される電気回路網に接続されるように構成される。
したがって、有利には、電気装置5により、タービンエンジンシャフト1が回転駆動されていない時、すなわち、タービンエンジンが停止している時に、供給ポンプ3を作動させることができる。タービンエンジンが始動すると、電気装置5は、ポンプシャフト11の機械力を取り出して、機械力を電気エネルギーに変換して、タービンエンジンの電気装置8の機器に電気エネルギーを供給することができる。
例えば、電気装置5は、タービンエンジンのデジタル調節器6(英語の頭文字の「FADEC」の方が周知である)電気的に接続され、このことにより、タービンエンジンの動作モードを制御することができる。デジタル調節器6は、好ましくは、電力インターフェースを使用して電気装置5に接続される。したがって、デジタル調節器6は、電気装置5の動作モードを制御し、かつ、電気装置5によって電力が供給されることが可能になる。
連結/係脱モジュール7
好ましくは、ポンプモジュール100は、電気装置5が発電機モードとして機能する時に、タービンエンジンシャフト1をポンプシャフト11に連結し、電気装置5がモータモードとして機能する時に、タービンエンジンシャフト1とポンプシャフト11を係脱するように構成された連結/係脱手段7を含む。したがって、有利には、電気装置5がポンプシャフト11を駆動する時に、タービンエンジンシャフト1は駆動されず、このことがタービンエンジンシャフト1およびタービンエンジンシャフト1を駆動する機械要素、例えば、ギアボックス10を保護する。
連結/係脱手段7は、好ましくは、フリーホイール7の形態を取る。フリーホイールは、好ましくは、メンテナンスを容易にするために燃料で潤滑される。好適な実施形態によれば、連結/係脱手段7は、タービンエンジンシャフト1の回転速度がポンプシャフト11の回転速度以上になると、ポンプシャフト11を連続駆動することができるように、タービンエンジンシャフト1とポンプシャフト11とを連結する構造である。
好適な態様によれば、連結/係脱手段7は、タービンエンジンシャフト1の回転速度およびポンプシャフト11の回転速度に応じて、自動的に連結/係脱することができるように受動型である。例えば、係脱手段7は、フリーホイール、オーバーランクラッチ、または遠心装置、例えば、油圧装置の形態を取る。
当然、連結/係脱手段7は、能動的手段とすることも可能である。例えば、能動的連結/係脱手段は、ギアボックス、遊星歯車機構、またはクラッチの形態を取る。
図2Aのポンプモジュール100では、電気装置5が連結/係脱手段7と供給ポンプ3との間に取り付けられる。当然、他の形態のポンプモジュール100も同様に可能である。例えば、図2Bに示されるように、供給ポンプ3が連結/係脱手段7と電気装置5との間に取り付けられてもよい。
供給ポンプ3、連結/係脱手段7、および電気装置5は、別個の要素の形態であると上述したが、当然、全てを一体化する、またはモジュール内に組み込むことも可能である。例えば、供給ポンプ3は、図2Cに示されるように、ポンプモジュール100内に電気装置5を含む。
例えば、図5および図6は、供給ポンプ3、電気装置5、および連結/係脱手段7を含む本発明のポンプモジュール100の2つの特定の実施形態を示している。
図5のポンプモジュール5
図5に示されるように、ポンプモジュール100は、タンク2から燃料を引き込むための吸い込みフランジ81と、例えば、図2に示されているタービンエンジンのフィルタユニット2’に燃料を供給するための送出フランジ82とが配置された構造ハウジング9を含む。ポンプモジュール100は、構造ハウジング9内側に取り付けられる燃料供給ポンプ3を含む。図5では、ポンプ3は、構造ハウジング9に接合される第1の固定中心部31で、送出フランジ82に接続される中空送出シャフトを備える固定中心部31と、固定中心部31の外側に取り付けられた可動部32とを含む。ポンプ3の可動部32は、構造ハウジング9の固定外側クラウン83の内側に取り付けられる。すなわち、ポンプモジュール100は、内部から中心軸からの外側に向かって、ポンプ3の固定部31、次に、ポンプ3の可動部32、最後に、構造ハウジング9に接合される外側クラウン83を含む。
ポンプモジュール100は、図5に示されるように、連結/係脱を確実にするフリーホイール7を介してポンプ3の可動部32に接続される動力取り出し要素84を備える。この例では、補機ボックス10のタービンエンジンシャフト1は、可動部32を駆動するために動力取り出し要素84に接続できるように構成される。すなわち、可動部32は、上述したようにポンプシャフト11に対応し、フリーホイール7は、動力取り出し要素84に接続されるタービンエンジンシャフト1と、ポンプ3に接合されるポンプシャフト11とを連結/係脱するように構成される。
ポンプ3の可動部32の回転により、有利には、吸い込みフランジ81から送出フランジ82に向かって燃料を引き込むことが可能になる。供給ポンプ3は、ジロータタイプ、歯車、液体リング/側方チャネル、ローブ、スクリューポンプなどとしてよい。この例では、フリーホイール7は、ローラーフリーホイールである。
ポンプ3の可動部32を駆動する(モータ動作モード)またはポンプ3の可動部32の回転からエネルギーを回収する(発電機動作モード)ことができる電気装置5を形成するように、ポンプ3の可動部32の外周はロータ要素51を含み、構造ハウジング9の固定外側クラウン83の内周はステータ要素52を含む。
電気装置5をポンプ3内に組み込むことにより、ポンプモジュール100に要するスペースおよびポンプモジュール100の質量を低減することができる。
図6のポンプモジュール6
図6は、図5のポンプモジュール100の好適な実施形態を示している。この例では、供給ポンプ3は、3つの同期スクリューを備えたスクリューポンプである。図6に示されるように、供給ポンプは、固定中心部31’と可動外側部32’とを備えるスクリューポンプ3’である。供給ポンプ3’は、有利には、スクリューに加わる燃料の半径方向の力を補償するように2つの逆ピッチスクリュー群を含む。
非常に正確に言えば、図6を参照すると、供給スクリューポンプ3’は、中央同期歯車35’を介して送出フランジ82に接続される中空送出シャフトに取り付けられる衛星シャフト34’の内側に取り付けられる中央スクリュー33’を含む。供給スクリューポンプ3’はさらに、図6に示されるように、衛星同期歯車37’を介して衛星シャフト34’に取り付けられる衛星スクリュー36’を含む。
この例では、スクリューポンプ3’の可動部32’は、半径方向供給チャネル38’を含み、スクリュー33’、36’は、送出チャネル39’を含む。スクリューポンプ3’が作動されると、燃料は供給フランジ81からスクリューポンプ3’の可動部32’の半径方向供給チャネル38’に向かって、そしてスクリュー33’、36’の送出チャネル39’に向かって流れて、最後に、送出フランジ82に接続されている中空送出シャフトに至る。
通常、燃料ポンプモジュール100は、同様に、タービンエンジンと装置とを一体構造にすることができるように、タービンエンジンに固定する手段を含む。
実施例
図3Aのポンプモジュール100の実施例を図2Aの構造のタービンエンジンについて説明するが、当然、以下の説明は任意の形態のポンプモジュールおよび任意の構造のタービンエンジンに対しても同様に言えることである。
電気装置5がモータモードとして機能する時(図4A)と電気装置5が発電機モードとして機能する時(図4B)のポンプモジュール100の動作について説明する。
図4Aを参照すると、オフ状態のタービンエンジンを始動させるためには、電気装置5は、デジタル調節器6がモータモードMとして機能するように、デジタル調節器6から制御コマンドCを受信する。電気装置5は、ポンプシャフト11を回転駆動し(ステップM1)、タンク2内の燃料を引き込むことができる供給ポンプ3を作動させて、燃料をフィルタユニット2’に供給する(ステップM2)。この状態では、連結/係脱手段7は、ポンプシャフト11の回転速度がタービンエンジンシャフト1の回転速度より速いのでポンプシャフト11をタービンエンジンシャフト1から係脱する。
したがって、タービンエンジンシャフト1は回転駆動されず、このことが停止しているタービンエンジンの補機ボックス10を保護する。
したがって、始動時に、供給ポンプ3を作動させるのは電気装置5であり、停止しているタービンエンジンの補機ボックス10ではない。このような電気装置5は、あまりスペースを取らず、フィルタユニット2’内の燃料レベルを考慮せずにタービンエンジンを始動させることができるので有利である。供給ポンプ3は、タービンエンジンの動作状態に関係なく、要求に応じて作動させることができるので、いつでもタービンエンジンに燃料を供給することができる。この点は、電気装置5の作動およびタービンエンジンの始動の制御プロファイルを示す際に後述するように、タービンエンジンの燃料フィルタを交換するために、特に有利である。
図4Bでは、タービンエンジンが始動されると、タービンエンジンの補機ボックス10がタービンエンジンシャフト1を回転駆動する(ステップG1)。この状態では、ポンプシャフト11の回転速度はタービンエンジンシャフト1の回転速度より遅いので、連結/係脱手段7は、ポンプシャフト11をタービンエンジンシャフト1に連結する。したがって、タービンエンジンシャフト1の回転がポンプシャフト11の回転を引き起こし(ステップG2)、このことが供給ポンプ3を作動させて、タンク2内の燃料を引き込んで燃料をフィルタユニット2’に供給することができる(ステップG3)。より好ましくは、電気装置5は、デジタル調節器6が発電機モードGとして機能するようにデジタル調節器6からコマンド命令を受信する。電気装置5は、ポンプシャフト11の機械力を取り出して、機械力を電気エネルギーに変換し、電気エネルギーをタービンエンジンの電気装置8に供給する。
制御プロファイル
図7〜図10は、ポンプモジュール100の電気装置5の作動の制御プロファイル(CE)およびタービンエンジンの始動の制御プロファイル(CT)の異なる制御プロファイルを示した図である。電気装置5の制御コマンドCEは、モータモードとして機能している電気装置5によって供給ポンプ3を駆動していると理解される。これらの図では、タービンエンジンシャフトの回転速度V1(実線)とポンプシャフトの回転速度V11(破線)は、電気装置5およびタービンエンジンの制御プロファイルに従って示されている。
図7は、タービンエンジンが停止されている時(CT=0)の電気装置5の作動(CE=1)を示している。この制御の時には、ポンプシャフト11のみが駆動され、そのことにより、例えば、フィルタカートリッジの交換後にフィルタユニット2’に燃料を充填するために、ポンプ3に動力を供給することができる。フィルタユニット2’の充填は自動で行われ、タービンエンジンが取り付けられている航空機を固定する必要があるメンテナンスステップが必要でない。したがって、図7の制御プロファイルは、プライミング段階PAとして表される。
図8は、図7のプライミング段階PAの後に、タービンエンジンがオン(CT=1)になる始動段階PDを示している。図8を参照すると、始動段階PDでは電気装置5は作動されておらず(CE=0)、タービンエンジンシャフトの速度V1がポンプシャフトの速度V11より速いので、連結/係脱手段7はタービンエンジンシャフト1をポンプシャフト11に連結する。したがって、シャフト1、11の速度曲線V1、V11は、図8に示されるように、始動段階の間に合流する。この例では、さらに図8を参照すると、プライミング段階PAの後に、時間遅延があり、その後、始動段階PDとなる。したがって、プライミング段階PAは、始動の前の段階であり、タービンエンジンの効果的な始動を制御する前にフィルタユニット2’に燃料が供給されることを保証するための段階である。当然、プライミング段階PAの直後に、始動段階PDがきてもよい。
図9は、プライミング段階PAおよびそれと同時進行の始動段階PDを示している。この例では、電気装置5が作動される(CE=1)のと同時にタービンエンジンがオンになる(CT=1)。この段階では、ポンプシャフト11の速度V11は、供給ポンプ3を作動させることができるように、急速に増加する。一方、タービンエンジンシャフト1の速度V1は、段階的に(始動、加速、地上でのアイドリングなど)タービンエンジンの速度を増加させることができるように緩やかに増加する。
制御プロファイルの始めに、タービンエンジンシャフト1の速度V1はポンプシャフト11の速度より遅い。連結/係脱手段7は、タービンエンジンシャフト1をポンプシャフト11から係脱する。タービンエンジンシャフト1の速度V1がポンプシャフト11の速度V11以上になると、連結/係脱手段7は、図9に示されるように、連結時点Aにおいてタービンエンジンシャフト1とポンプシャフト11とを連結する。
有利には、プライミング段階PAと始動段階PDとが同時進行する場合には、タービンエンジンの始動時間は短くなる。
ポンプシャフト11の回転速度V11は、好ましくは、飛行速度より遅いタービンエンジンの回転速度に一致するように合わせられる。したがって、連結時点Aは、必然的に航空機がまだ地上にある時に含まれる。このことにより、連結に不具合が生じた場合のリスクを制限することができ、ひいては、安全性を向上させることができる。
変形形態として、図10を参照すると、プライミング段階PAおよびそれと同時進行の始動段階PDの前に、予備プライミング段階PA’が行われてもよい。予備プライミング段階PA’では、作動ポンプ3が遅い回転速度V11’で電気装置5によって回転駆動される。この予備プライミング段階PA’により、ポンプシャフト11を速度の増分だけ回転するように設定することができるので、タービンエンジンシャフト1とポンプシャフト11とをスムーズに連結するのに都合が良い。当然、プライミング段階PAの直後に、時間遅延TEがあってもよい。

Claims (15)

  1. タービンエンジンシャフト(1)およびポンプモジュール(100)を含む航空機用タービンエンジンであって、ポンプモジュール(100)は、
    タンク(2)から燃料を引き込むための吸い込みフランジ(81)および送出フランジ(82)が配置される構造ハウジング(9)と、
    タービンエンジンシャフト(1)に接続されるポンプシャフト(11)と、
    燃料をタービンエンジンに供給するためのポンプ(3)であり、前記ポンプシャフト(11)および構造ハウジング(9)内側に取り付けられ、タービンエンジンシャフト(1)の回転速度に応じて燃料の流れを送出するように構成されたポンプ(3)であって、構造ハウジング(9)に接合される第1の固定中心部(31)であって、送出フランジ(82)に接続される中空送出シャフトを備える第1の固定中心部(31)、および固定中心部(31)の外側に取り付けられる可動部(32)を含む供給ポンプ(3)と、
    前記ポンプシャフト(11)に取り付けられ、第1の動作モードでは、供給ポンプ(3)を作動させるために前記ポンプシャフト(11)を回転駆動し、第2の動作モードでは、タービンエンジンの装置(8)に電力を供給するために前記ポンプシャフト(11)によって回転駆動されるように構成された電気装置であって、供給ポンプ(3)の可動部(32)の外周に取り付けられるロータ要素(51)および構造ハウジング(9)の固定外側クラウン(83)の内周に取り付けられるステータ要素(52)を含む電気装置(5)と、
    第1の動作モードでは、タービンエンジンシャフト(1)とポンプシャフト(11)とを係脱し、第2の動作モードでは、タービンエンジンシャフト(1)とポンプシャフト(11)とを連結するように構成された連結/係脱手段(7)と
    を備えるタービンエンジン。
  2. 連結/係脱手段(7)が、タービンエンジンシャフト(1)の回転速度(V1)がポンプシャフト(11)の回転速度(V11)以上の時に、タービンエンジンシャフト(1)とポンプシャフト(11)とを連結するような構造である、請求項1に記載のタービンエンジン。
  3. 連結/係脱手段(7)が受動型である、請求項1または請求項2に記載のタービンエンジン。
  4. 連結/係脱手段(7)が、フリーホイールの形態を取る、請求項3に記載のタービンエンジン。
  5. タービンエンジンが、電気装置(5)の動作モードを制御するように構成されたデジタル調節器(6)を含む、請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項に記載のタービンエンジン。
  6. タービンエンジンが、タービンエンジンシャフト(1)とポンプシャフト(11)とが連結されると、電気装置(5)によって電力が供給されるように電気装置(5)に接続される電気装置(8)を含む、請求項1〜請求項5のうちのいずれか一項に記載のタービンエンジン。
  7. ポンプモジュール(100)が、供給ポンプ(3)の可動部(32)に接続される動力取り出し要素(84)を備える、請求項1〜請求項6のうちのいずれか一項に記載のタービンエンジン。
  8. タービンエンジンがシャフト付きの補機ボックス(10)を含む場合、補機ボックス(10)のシャフトは動力取り出し要素(84)に接続される、請求項7に記載のタービンエンジン。
  9. 供給ポンプ(3)が、吸い込みフランジ(81)から送出フランジ(82)に向かって燃料を引き込むように構成される、請求項1〜請求項8のうちのいずれか一項に記載のタービンエンジン。
  10. 請求項1〜請求項9のうちのいずれか一項に記載のヘリコプタ用タービンエンジン。
  11. 請求項1〜請求項10のうちのいずれか一項に記載のタービンエンジンに燃料を供給する方法であって、
    タービンエンジンの始動段階(PD)の前または始動段階(PD)と同時に、電気装置(5)がプライミング段階(PA)で供給ポンプ(3)を作動させるためにポンプシャフト(11)を回転駆動し、
    タービンエンジンの始動後、電気装置(5)がタービンエンジンの装置(8)に電力を供給するためにポンプシャフト(11)によって回転駆動される、方法。
  12. タービンエンジンシャフト(1)とポンプシャフト(11)が、好ましくは、タービンエンジンの始動時に係脱され、タービンエンジンの始動後に連結される、請求項11に記載の方法。
  13. タービンエンジンシャフト(1)とポンプシャフト(11)が、タービンエンジンシャフト(1)の回転速度(V1)がポンプシャフト(11)の回転速度(V11)より速くなった時に連結される、請求項12に記載の方法。
  14. 航空機がタービンエンジンシャフト(1)の閾値速度から飛行することができるので、タービンエンジンシャフト(1)とポンプシャフト(11)とは、前記閾値速度未満の連結速度で連結される、請求項13に記載の方法。
  15. プライミング段階(PA)と始動段階(PD)が、時間遅延(TE)によって分けられる、請求項11〜請求項14のうちのいずれか一項に記載の方法。
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