JP6005430B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアンテナを有するアンテナ装置に関し、特にループアンテナの内径に
他のアンテナを配置したアンテナ装置に関する。
近年の無線通信機器においては、電話通信用アンテナ、GPS用アンテナ、無線LAN/BLUETOOTH(登録商標)用アンテナ、さらにはRFID(Radio Frequency Identification)といった複数のRFアンテナが搭載されている。これらに加えて、非接触充電の導入に伴って、電力伝送用のアンテナコイルも搭載されるようになってきた。非接触充電方式で用いられる電力伝送方式には、電磁誘導方式、電波受信方式、磁気共鳴方式等が挙げられる。これらは、いずれも一次側コイルと二次側コイル間の電磁誘導や磁気共鳴を利用したものであり、上述したRFIDも電磁誘導を利用している。
これらのアンテナは、アンテナ単体で目的の周波数において最大の特性が得られるように設計されていても、実際に電子機器に実装されると、目的の特性を得ることは困難である。これは、アンテナ周辺の磁界成分が周辺に位置する金属等と干渉(結合)し、アンテナコイルのインダクタンスが実質的に減少するために、共振周波数がシフトしてしまうことによる。また、インダクタンスの実質的減少によって、受信感度が低下してしまう。これらの対策として、アンテナコイルとその周辺に存在する金属との間に磁気シールド材を挿入することによって、アンテナコイルから発生した磁束を磁気シールド材に集めることによって、金属による干渉を低減させることができる。
電子機器の小型化、高機能化の動向に伴い、携帯端末機器等の電子機器に上述のような複数のアンテナを搭載するのに割り当てられるスペースは極めて小さい。一般的なアンテナは、図10に示すように、スパイラルコイル状のループアンテナ素子2に磁束集束用の防磁シート42を、接着剤を塗布した接着剤層41によって貼付した構成となっている。しかしながら、このようなループアンテナでは、アンテナごとに、アンテナが搭載される電子機器内の実装スペースを占有してしまうので、搭載するアンテナの種類・数量の増大とともに実装面積も増大してしまう。このため、これらのアンテナの小型化、薄型化、さらには、複合化、集積化の要求が強まっている。
また、図10に示したスパイラルコイルを用いたループアンテナの防磁シート42は、ループアンテナの周辺との干渉、特に金属部分との干渉を防ぎ、さらに磁束集束作用による伝送効率の高効率化をはかる目的を有する。しかしながら、省スペース化のために複数のアンテナを近接して設置する場合には、防磁シートの透磁率を上げる等により、それぞれのアンテナを高性能化するとアンテナ間の干渉が大きくなるという問題が生じる。
そこで、本発明は、複数のアンテナを効率よく省スペースに配置しつつ、アンテナ間の相互の干渉を抑制したアンテナ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための手段として、本発明に係るアンテナ装置は、ループアンテナと、ループアンテナの内径に配置された1つ以上のアンテナとを備える。そして、ループアンテナは、磁気シールド層を有し、1つ以上のアンテナは、他の磁気シールド層を有している。磁気シールド層又は他の磁気シールド層のうちの少なくとも1つは、磁性粒子を含有する樹脂からなる磁性樹脂層を有しており、磁気シールド層及び他の磁気シールド層のそれぞれは、物理的に分離されており、かつ、磁気シールド層及び他の磁気シールド層のそれぞれが同一平面上に配置されており、ループアンテナ又は1つ以上の他のアンテナのうちの少なくとも1つは、少なくともその一部が磁性樹脂層に埋設される
本発明に係るアンテナ装置及び通信装置によれば、ループアンテナの内径に他のアンテナが1つ以上配置されるので、アンテナ装置の実装面積は、ループアンテナの占有面積となり、実装スペースの低減が可能になる。また、ループアンテナ、他のアンテナは、それぞれ物理的に分離された磁気シールド層を有しているので、アンテナ同士の干渉が少ないながら高い電気的特性を有するアンテナを実現することができる。
(A)は、本発明が適用されたアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明が適用されたアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明が適用されたアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明の変形例のアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明の変形例のアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明の変形例のアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明の変形例のアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明の変形例のアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、本発明のアンテナ装置の特性を比較するためのアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。 (A)は、従来の単一のアンテナ装置の平面図である。(B)は、(A)図のAA’線における断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることはもちろんである。
[アンテナ装置の構成]
図1(A)及び図1(B)に示すように、本発明に係るアンテナ装置10は、導線1を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のループアンテナ素子2と、ループアンテナ素子2を載置する磁性シート4bと、ループアンテナ素子2の全体を埋設するように形成された磁性樹脂層4aとを有するループアンテナ部3を備える。そして、ループアンテナ部3の内径7にアンテナ部13が配置される。アンテナ部13は、導線11を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のアンテナ素子12と、アンテナ素子12を載置する磁性シート14bと、アンテナ素子12の全体を埋設するように形成された磁性樹脂層14aとを有する。ループアンテナ部3の磁性シート4bは、内径7が空いた環状に形成されており、ループアンテナ部3の磁性シート4bとアンテナ部13の磁性シート14bとは、物理的に分離される。ループアンテナ部3とアンテナ部13の磁性樹脂層4a,14a同士も物理的に分離される。したがって、ループアンテナ部3とアンテナ部13とは、透磁率の低い(磁気抵抗の高い)空気を介して配置されるので、磁気結合は弱くなる。ループアンテナ部3とアンテナ部13とは、同一平面上に載置されるのが好ましいが、搭載される電子機器の実装箇所に応じて異なる平面上であってもよい。同一平面上に載置する場合には、高磁気抵抗を有する絶縁材料、たとえばエポキシやフェノール等のサブ基板やポリイミド等によるフレキシブル基板等にループアンテナ部3及びアンテナ部13を固定するようにしてもよい。
アンテナ素子12は、図1のようなループアンテナに限らず、他のアンテナ素子であってもよい。アンテナへの給電、アンテナからの出力は、ループアンテナ素子2、アンテナ素子12の導線1,11の端部に形成された引出部5,15により外部回路に接続する。
磁性樹脂層4a,14aは、軟磁性粉末からなる磁性粒子と結合剤としての樹脂とを含んでいる。磁性粒子は、フェライト等の酸化物磁性体、Fe系、Co系、Ni系、Fe−Ni系、Fe−Co系、Fe−Al系、Fe−Si系、Fe−Si−Al系、Fe−Ni−Si−Al系等の結晶系、微結晶系金属磁性体、あるいはFe−Si−B系、Fe−Si−B−C系、Co−Si−B系、Co−Zr系、Co−Nb系、Co−Ta系等のアモルファス金属磁性体の粒子である。磁性粒子は、粒径が数μm〜数10μmの球形又は扁平粉を用いるが、破砕粉を混合させてもよい。上述した金属磁性体の場合には、複素透磁率が周波数特性を有しており、動作周波数が高くなると表皮効果により損失が生じるので、使用する周波数の帯域に応じて粒径及び形状を調整する。また、アンテナ装置10のインダクタンス値は、磁性体の実部透磁率(以下、単に透磁率という。)によって決定されるが、透磁率は、磁性粒子と樹脂との混合比率により調整することができる。磁性樹脂層4a,14aの平均透磁率と、配合する磁性粒子の透磁率の関係は、配合量に対して一般的に対数混合則に従うので、粒子間の相互作用が増していく体積充填率40vol%以上とすることが好ましい。なお、磁性樹脂層4a,14aの熱伝導特性も磁性粒子の充填率の増大とともに向上する。
磁性樹脂層4a,14aは、単一の磁性材料で構成する場合のみに限らない。2種類以上の磁性材料を混合して用いてもよく、多層に積層して磁性樹脂層を形成してもよい。また、同一の磁性材料であっても、磁性粒子の粒径及び/又は形状を複数選択して混合してもよく、多層に積層してもよい。また、アンテナごとに磁性材料あるいは組成を変えてもよい。これらのバリエーションが可能であるため、所望の磁気特性を実現することが可能になる。
結合剤は、熱、紫外線照射等により硬化する樹脂等を用いる。結合剤としては、たとえばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、不飽和ポリエステル等の樹脂、あるいはシリコーンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、ブチルゴム、エチレンブロピレンゴム等のゴム等周知の材料を用いることができるが、これらに限られず周知の材質を用いることができる。なお、上述の樹脂又はゴムに、難燃剤、反応調整材、架橋剤又はシランカップリング剤等の表面処理剤を適量加えてもよい。
磁性シート4b,14bは、一般的には、電気抵抗率の高いフェライトを用いるが、磁性粒子と同様の磁性材料、たとえばFe系あるいはCo系等のアモルファス金属磁性体を用いてもよく、センダスト、パーマロイ等のFe系の結晶金属磁性体、微結晶磁性体等を用いることができるのはもちろんである。また、磁性シート4b,14bは、磁性樹脂層4a、14aのように上記磁性体から選ばれる一つ以上の材料と樹脂を混合して作製したシートでもよい。磁性樹脂層4a,14aと同様に、アンテナごとに磁性材料あるいは組成を変えてもよいのは言うまでもない。
ループアンテナ素子2を形成する導線1は、ループアンテナ部3を、5W程度の充電出力容量を有する非接触充電用の二次側充電コイルとして用いる場合であって、120kHz程度の周波数で用いられるときには、0.20mm〜0.45mmの径のCu又はCuを主成分とする合金からなる単線を用いることが好ましい。あるいは、導線1の表皮効果を低減させるために、上述の単線よりも細い細線を複数本束ねた並行線、編線を用いてもよく、厚みの薄い平角線又は扁平線を用いて1層、又は2層のα巻としてもよい。アンテナ部13についても、用いられる周波数、電流容量を考慮して任意に決定することができる。なお、電流容量に応じて、所定の基板上にパターン形成されたCu箔等を用いてもよい。
このようにして構成された本発明のアンテナ装置10は、ループアンテナ部3の内径7にアンテナ部13が配置されているので、ループアンテナ部3の内径7がデッドスペースにならずに、省スペース化されたアンテナ装置が実現できる。ループアンテナ部3とアンテナ部13を、このように近接させて配置しても、磁性樹脂層4a,14a及び磁性シート4b,14bがそれぞれ物理的に分離しているので、磁気抵抗が高くなり、それぞれのアンテナ同士の相互干渉は少なくなる。
さらに、本発明のアンテナ装置10は、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12がそれぞれ磁性樹脂層4a,14aに埋設されているので、コイル近傍の磁束密度を高くすることができ、少ないターン数であっても所望のインダクタンス値を得ることができる。所望のインダクタンス値を得るためにターン数を減らすことができるので、導線1,11の直流抵抗を減らすことができ、低損失化が可能になる。また、磁性樹脂層4a,14aの高熱伝導特性により、より効率よく放熱することができ、発熱の低下による電子機器内の放熱スペースを削減することも可能になる。
[アンテナ装置の製造方法]
次にこのアンテナ装置10の作製方法の一例について説明する。まず磁性シート4b、14bを用意するが、ここでは磁性シート4b、14bとしてフェライトを用いた例で説明する。
フェライト原料の混合物を型枠に押し込んで成型し、焼成してバルク状のフェライトとし、その後スライシングによってシート状に成型する。
このようにして成型された磁性シート4b、14bを、さらに型枠に配設して、磁性シート4b、14b上にそれぞれ、ループアンテナ素子2、アンテナ素子12を載置した後、磁性樹脂層4a、14aを型枠に注入する。その後、加熱し、又は紫外線照射等して磁性樹脂を硬化させて型枠からアンテナ装置10を抜く。また、磁性樹脂を注入した後に、ループアンテナ素子2、アンテナ素子12を埋め込むようにしてもよい。あるいは、型枠に磁性樹脂を注入したところに、ループアンテナ素子2、アンテナ素子12を埋設し、更に焼結された磁性シート4b、14bで磁性樹脂層4a、14aを覆うように載置して、その後、磁性樹脂を硬化させるようにしてもよい。
磁性シート4b、14bを形成する場合に、スライシングによらず他の方法を使うこともできる。たとえば、フェライト原料粉末とバインダを混合して作製したフェライトスラリーをドクターブレード法等により薄いシート状に成型し(グリーンシート)、その後、抜き型等で所定の形状に成型したグリーンシートを焼結してフェライトシートとする方法を用いても良い。焼結されたフェライトの磁性シート4b、14b上に上述と同様の加工を施すことによって本発明のアンテナ装置10を形成することができる。
なお、磁性シート4b、14bに導線1、11の引出部5、15を収納するための切欠部を形成してもよい。この場合には、バルク状のフェライトの焼結後に、バルク状態で切欠部を形成してもよく、磁性シート4b、14bにスライシング後に切欠部を溝加工により形成してもよい。また、グリーンシートから磁性シート4b、14bを形成する場合には、あらかじめ切欠部を考慮した抜き型を用意することによって、切欠部の形成された磁性シート4b、14bを形成することが可能である。
樹脂等の量は、図1のようにループアンテナ素子2及びアンテナ素子12を完全に埋設させる量であってもよく、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12の一部が露出する量であってもよい。また、後述するように、樹脂等の位置は、ループアンテナ素子2及び/又はアンテナ素子12の外径部分又は内径部分の全部あるいは一部を充填するように埋設する位置であってもよい。
形成されたループアンテナ部3の内径7に、形成されたアンテナ部13を配置して、アンテナ装置10を構成する。電子機器内に搭載する際に、それぞれ別個に配置してもよく、フェノール基板等によるサブ基板やポリイミド等によるフレキシブル基板等に、ループアンテナ部3と、その内径7にアンテナ部13とを配置してもよい。
上述したような製造方法によって、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12と磁性樹脂層4a,14aとを固定する場合に、接着剤を用いる必要がない。したがって、接着剤を塗布する工程が削減され、さらに接着剤塗布により形成される接着剤層がない分だけアンテナ装置10の薄型化が可能になる。
なお、アンテナの特性上、高透磁率の磁性シート4b,14bを接続するのが好ましいが、高透磁率の磁性シート4b,14bを接続せずにアンテナ装置10を構成してもよい。その場合には、磁性樹脂層4a,14aは、上述のような樹脂が混錬されているために、外部からの衝撃に対して、割れ等の破損を生じることがないので、表面に保護シートを貼付する必要がない。したがって、保護シート貼付工程を削減でき、保護シートにかかるアンテナ装置の厚さの増大を抑えることができる。
[変形例1]
図2(A)及び図2(B)に示すように、本発明に係るアンテナ装置10は、導線1を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のループアンテナ素子2と、ループアンテナ素子2を載置する磁性シート4bと、ループアンテナ素子2を磁性シート4b上に固定するための接着剤層41とを有するループアンテナ部3を備える。そして、アンテナ部13は、ループアンテナ部3の内径7に配置される。アンテナ部13は、導線11を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のアンテナ素子12と、アンテナ素子12を載置する磁性シート14bと、アンテナ素子12の全体を埋設するように形成された磁性樹脂層14aとを有する。ループアンテナ部3の磁性シート4bとアンテナ部13の磁性シート14bとは、物理的に分離されている。したがって、ループアンテナ部3とアンテナ部13とは、磁気回路的により高い磁気抵抗を有する空気を介して弱い磁気結合をしている。ループアンテナ部3とアンテナ部13とは、同一平面上に載置される。同一平面上に載置するのに、高磁気抵抗を有する絶縁材料、たとえばエポキシやフェノール等のサブ基板に固定するようにしてもよい。
この変形例では、ループアンテナ部3の内径側に配置されるアンテナ部13のみについて、磁性樹脂層14aがアンテナ素子12の全体を埋設するように形成される。ループアンテナ部3においては、磁性シート4b上に接着剤を塗布して、接着剤層41を介してループアンテナ素子2を固定する。
この変形例においては、アンテナ部13のみの磁性樹脂層14aがアンテナ素子12の全体を埋設するように形成されている。図1の場合と比べて、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12の全体を磁性樹脂層14aに埋設していないので、磁性樹脂の量を少なくすることができ、アンテナ装置10の軽量化、低コスト化に貢献する。さらにループアンテナ素子2及びアンテナ素子12の全体を埋設しなくても、磁性樹脂層14aが磁気回路上に形成されているので、インダクタンスの向上等の電気的特性の向上が可能である。また、磁性樹脂の高熱伝導特性により、導線11で発生したジュール熱(銅損)を効率よく放熱することが可能となるので、電子機器内の放熱スペースの削減にも貢献する。
図3(A)及び図3(B)に示すように、本発明に係るアンテナ装置10は、導線1を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のループアンテナ素子2と、ループアンテナ素子2を載置する磁性シート4bと、ループアンテナ素子2の全体を埋設するように形成された磁性樹脂層4aとを有するループアンテナ部3を備える。そして、アンテナ部13は、ループアンテナ部3の内径7に配置される。アンテナ部13は、導線11を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のアンテナ素子12と、アンテナ素子12を載置する磁性シート14bと、アンテナ素子12を磁性シート14b上に固定するための接着剤層41とを有する。ループアンテナ部3の磁性シート4bとアンテナ部13の磁性シート14bとは、物理的に分離されている。したがって、ループアンテナ部3とアンテナ部13とは、磁気回路的により高い磁気抵抗を有する空気を介して弱い磁気結合となる。ループアンテナ部3とアンテナ部13とは、同一平面上に載置されるのが好ましいが、搭載される電子機器の実装箇所に応じて異なる平面上に載置されてもよい。同一平面上に載置するのに、高磁気抵抗を有する絶縁材料、たとえばエポキシやフェノール等のサブ基板に固定するようにしてもよい。
この変形例では、ループアンテナ素子2のみについて、磁性樹脂層4aがループアンテナ素子2の全体を埋設するように形成される。アンテナ部13は、磁性シート14b上に接着剤を塗布して、接着剤層41を介してアンテナ素子12を固定して構成する。
この変形例においては、図2の場合と同様に、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12の全体を磁性樹脂層4aに埋設していないので、磁性樹脂の量が少なくなり、アンテナ装置10の軽量化、低コスト化に貢献する。さらにループアンテナ素子2及びアンテナ素子12の全体を埋設しなくても、磁性樹脂層4aが磁気回路上に形成されているので、インダクタンスの向上等の電気的特性の向上が可能である。また、磁性樹脂の高熱伝導特性により、効率よく放熱することが可能となるので、電子機器内の放熱スペースの削減にも貢献する。
[変形例2]
図4(A)及び図4(B)に示すように、本発明に係るアンテナ装置10は、導線1を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のループアンテナ素子2と、ループアンテナ素子2を載置する磁性シート4bと、ループアンテナ素子2を磁性シート4b上に固定するための接着剤層41とを有するループアンテナ部3を備える。そして、ループアンテナ部3の内径7にアンテナ部13が配置される。アンテナ部13は、導線11を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のアンテナ素子12と、アンテナ素子12を載置する磁性シート14bと、アンテナ素子12の内径部分を充填するように埋設して形成された磁性樹脂層14aとを有する。ループアンテナ部3の磁性シート4bとアンテナ部13の磁性シート14bとは、物理的に分離されている。したがって、ループアンテナ部3とアンテナ部13とは、磁気回路的により高い磁気抵抗を有する空気を介して弱く磁気結合している。
この変形例では、ループアンテナ部3の内径7に配置されるアンテナ部13のうちの一部、すなわちアンテナ部13の内径部分を充填するように、磁性樹脂層14aが形成される。
図5(A)及び図5(B)に示すように、図4のアンテナ部13の内径部分に磁性樹脂を充填するのに代えて、内径部分を除いた部分で、アンテナ素子12を埋設するように磁性樹脂層14aを形成してもよい。
図4及び図5の場合においても、磁性樹脂層14aの存在によりインダクタンス値等の電気的特性の向上がはかられ、磁性樹脂の量が少ないことによるアンテナ装置の軽量化、低コスト化が可能となる。
図6に示すように、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12をそれぞれ埋設した磁性樹脂層4a及び磁性樹脂層14aが、接着剤層41により磁性シート4b及び磁性シート14bにそれぞれ取り付けられるようにしてもよい。上述のように磁性樹脂層4a、14aを予めシート状に形成し、そのシートの上にループアンテナ素子2及びアンテナ素子12を載置し、加圧あるいは加圧熱処理することで、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12が埋設されたシートとし、これを接着剤層41により、磁性シート4b、14bに貼り付けることでループアンテナ部3及びアンテナ部13を形成することもできる。
[変形例3]
本発明のアンテナ装置10では、3つのアンテナを複合的に配置することもできる。図7(A)及び図7(B)に示すように、本発明のアンテナ装置10は、ループアンテナ部3と、ループアンテナ部3の内径7に配置された第1のアンテナ部13と、さらに第1のアンテナ部13の内径7に配置された第2のアンテナ部23とを備える。ループアンテナ部3、第1のアンテナ部13及び第2のアンテナ部23(以下、ループアンテナ部3等という。)ともに、導線1,11,21を渦巻状に巻回して形成されたスパイラルコイル状のループアンテナ素子2、第1のアンテナ素子12及び第2のアンテナ素子22(以下、ループアンテナ素子2等という。)と、ループアンテナ素子2等を載置する磁性シート4b,14b,24bと、ループアンテナ素子2等の全体をそれぞれ埋設するように形成された磁性樹脂層4a,14a,24aとを有する。ループアンテナ部3等の磁性シート4b,14b,24bのそれぞれは、物理的に分離されており、磁性樹脂層4a,14a,24aもそれぞれ物理的に分離されている。したがって、ループアンテナ部3等は、磁気回路的には高い磁気抵抗を有する空気で結合されることになるので、アンテナ同士の干渉が低減される。なお、図4及び図5のように、ループアンテナ素子2等の全体を埋設させずに、一部を埋設させるようにしてもよいのは言うまでもない。
このように、本発明のアンテナ装置10では、ループ状のアンテナを入れ子のように配置することによって、3つのアンテナであっても、より少ないスペースで配置することができる。磁性シート4b,14b,24b及び磁性樹脂層4a,14a,24aは、それぞれ物理的に分離しているので、それぞれのアンテナの相互の干渉を少なくすることができる。
また、ループアンテナ素子2等の少なくとも一部を磁性樹脂層4a,14a,24aに埋設させることによって、インダクタンス等の電気的特性を向上させ、放熱特性を増大させることができるので、より一層の小型化を実現することができる。
アンテナの形状や大きさは、送受信する電波の周波数等によりある程度制約される。そのため、上述の図7のように、すべてのアンテナを入れ子状態で配置することができない場合も生じる。
図8(A)及び図8(B)に示すように、本発明のアンテナ装置10では、第1及び第2のアンテナ部13,23を入れ子としないで、第1及び第2のアンテナ部13,23が互いに重複することがないように、ループアンテナ部3の内径7に並べて配列するように構成してもよい。
ループアンテナ部3の内径におけるアンテナ部の配置については、さまざまなバリエーションをとることができる。ループアンテナ部3の内径に配置するアンテナ部を、互いに重複することなく配列させ、あるいは他のアンテナの内径に配置し、さらにはこれらを組み合わせることによって、複合化できるアンテナの数は、上述した2つ、3つに限らず、4つ以上とすることもできる。
[従来のアンテナ装置との特性比較]
シミュレーションプログラムを用いることによって、本発明に係るアンテナ装置10の特性の評価を行った。
以下、説明する実施例1、実施例2、比較例については、いずれも、磁性樹脂層、接着剤層の有無以外は、まったく同一のアンテナ形状、大きさを有するアンテナ装置モデルである。
<実施例1>
実施例1には、アンテナ装置10として、図2の構成を用いた。すなわち、アンテナ装置10は、ループアンテナ部3の内径7側のアンテナ素子12のみが磁性樹脂層14aに埋設されている。
ループアンテナ部3のコイルは、線幅2.4mm×線厚0.25mmの平角導線を外径44.8mmの1T扁平コイルとした。磁性シート4bとして、外径48mm、内径36mm、厚さ0.4mmの環状形状のNi−Znフェライト(透磁率=100)とした。ループアンテナ素子2と磁性シート4bとの間には0.1mm厚の接着剤層41を挿入している。
ループアンテナ部3の内径7に配置されるアンテナ部13のコイルは、線幅5.6mm×線厚0.25mmの平角導線を外径29.2mmの1T扁平コイルとした。磁性シート14bとして、34mm×34mm×0.4mmのNi−Znフェライト(透磁率=100)とし、磁性樹脂層14aとして、透磁率=15に設定した。
磁性樹脂層14aは、アンテナ素子12全体が埋没するように形成する。
<実施例2>
実施例2には、アンテナ装置の構成としては、図1の構造を用いた。すなわち、アンテナ装置は、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12の両方が磁性樹脂層4a,14aに埋設されている。
ループアンテナ部3のコイルは、線幅2.4mm×線厚0.25mmの平角導線を外径44.8mmの1T扁平コイルとした。磁性シート4bとして、外径48mm、内径36mm、厚さ0.4mmの環状形状のNi−Znフェライト(透磁率=100)とし、磁性樹脂層4aとして、透磁率=15に設定した。
ループアンテナ部3の内径7に配置されるアンテナ部13のコイルは、線幅5.6mm×線厚0.25mmの平角導線を外径29.2mmの1T扁平コイルとした。磁性シート14bとして、34mm×34mm×0.4mmのNi−Znフェライト(透磁率=100)とし、磁性樹脂層14aとして、透磁率=15に設定した。
磁性樹脂層14aは、アンテナ素子12全体が埋没するように形成する。
<比較例>
比較例には、アンテナ装置の構成としては、図9の構造を用いた。すなわち、アンテナ装置10は、磁性樹脂層を用いずに、ループアンテナ素子2及びアンテナ素子12が接着剤層41によって磁性シート4b,14bに貼着されている。
ループアンテナ部3のコイルは、線幅2.4mm×線厚0.25mmの平角導線を外径44.8mmの1T扁平コイルとした。磁性シート4bとして、外径48mm、内径36mm、厚さ0.4mmの環状形状のNi−Znフェライト(透磁率=100)とした。ループアンテナ素子2と磁性シート4bとの間には0.1mm厚の接着剤層41を挿入した。
ループアンテナ部3の内径7に配置されるアンテナ部13のコイルは、線幅5.6mm×線厚0.25mmの平角導線を外径29.2mmの1T扁平コイルとした。磁性シート14bとして、34mm×34mm×0.4mmのNi−Znフェライト(透磁率=100)とした。ループアンテナ素子2と磁性シート4bとの間には0.1mm厚の接着剤層41を挿入した。
<結果>
結果を表1に示す。インダクタンス及びQ値についての結果は、比較例を基準に正規化した値で示す。
Figure 0006005430
ループアンテナ部3の内径7に配置されたアンテナ部13の電気的特性に関して、インダクタンスについては、実施例1〜2が比較例よりも10%程度大きな値を示した。アンテナ部13には、アンテナ素子12の全体を磁性樹脂層14aに埋設させているため磁性体の体積が大きくなり、アンテナ素子12周辺の磁束密度が増大したためである。Qは、実施例1〜2が比較例よりも40%以上と大幅に上昇した。
ループアンテナ部3の電気的特性に関して、インダクタンスは、実施例2が比較例よりも20%程度大きな値を示した。ループアンテナ部3には、ループアンテナ素子2の全体を埋設させて、磁性体の体積が大きくなり、アンテナ素子12周辺の磁束密度が増大したためである。一方、実施例1においては、ループアンテナ素子2には、磁性樹脂層を追加していないため、比較例と同等の値を示した。Qは、実施例2が比較例よりも40%と大幅に上昇した。
コイル間の電磁結合の度合いを表す指標として結合係数kが使われるが、この結合係数kに関しては、実施例2において、インダクタンス値及びQ値がループアンテナ部3及びアンテナ部13ともに比較例に対して大幅に向上している一方で、比較例と同等以下の数値を示している。したがって、本発明のアンテナ装置の構成をとることによって、インダクタンス、Q値等電気的特性を向上させつつ、アンテナ間の相互干渉を悪化させることなく、むしろ改善することができる。
本発明のアンテナ装置では、アンテナ間の干渉を悪化させることなく、インダクタンス及びQ値を大きくすることができ各アンテナの性能を向上させることができる。また、このインダクタンスの増大は、所望のインダクタンス値に調整する場合、アンテナ素子の巻き数を減らすことができるので、アンテナ素子の直流抵抗値を小さくすることができ、結果として低消費電力化に寄与することができる。低消費電力化に伴って、アンテナ装置から発生する熱も少なくなり、アンテナ装置を搭載する電子機器内の放熱スペースを削減することができ、実質的機器の小型化・薄型化に貢献することができる。
1,11,21 導線、2 ループアンテナ素子、12,22 アンテナ素子、3 ループアンテナ部、13,23 アンテナ部、4a,14a,24a 磁性樹脂層、4b,14b,24b 磁性シート、5,15 引出部、7,17 内径、10 アンテナ装置、41 接着剤層、42 防磁シート

Claims (7)

  1. ループアンテナと、
    上記ループアンテナの内径に配置された1つ以上の他のアンテナとを備え、
    上記ループアンテナは、磁性材料を含む磁気シールド層を有し、
    上記他のアンテナは、磁性材料を含む他の磁気シールド層をそれぞれ有し、
    上記磁気シールド層又は上記他の磁気シールド層のうちの少なくとも1つは、磁性粒子を含有する樹脂からなる磁性樹脂層を有しており、上記磁気シールド層及び他の磁気シールド層のそれぞれは、物理的に分離されており、かつ、上記磁気シールド層及び上記他の磁気シールド層のそれぞれが同一平面上に配置されており、
    上記ループアンテナ又は1つ以上の上記他のアンテナのうちの少なくとも1つは、少なくともその一部が上記磁性樹脂層に埋設されることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 上記ループアンテナ又は1つ以上の上記他のアンテナのうちの少なくとも1つは、その全部が該磁性樹脂層に埋設されることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 上記ループアンテナの磁気シールド層は、磁性シートを含み、
    1つ以上の上記他のアンテナの磁気シールド層は、磁性シートを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 上記他のアンテナは、2つ以上のアンテナであることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 2つ以上の上記アンテナは、上記ループアンテナの内径に、互いに重複することなく配列されることを特徴とする請求項記載のアンテナ装置。
  6. 2つ以上の上記アンテナは、いずれもループ状であり、
    2つ以上の上記アンテナのうちの1つのアンテナは、残りのアンテナの内径に配置されることを特徴とする請求項記載のアンテナ装置。
  7. 2つ以上の上記アンテナは、上記残りのアンテナの内径にそれぞれ同心円状に配置されることを特徴とする請求項記載のアンテナ装置。
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