JP6003673B2 - 3次元位置推定装置、車両制御装置、および3次元位置推定方法 - Google Patents

3次元位置推定装置、車両制御装置、および3次元位置推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像画像中の特徴点の実空間での3次元位置を推定する3次元位置推定装置、車両制御装置、および3次元位置推定方法に関する。
上記3次元位置推定装置として、加速度センサ等の挙動情報を利用してカメラの移動量を求め、この移動量と、カメラで連続的に得られた撮像画像中の特徴点の位置とに基づいて撮像画像中の特徴点の実空間での3次元位置を推定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−063949号公報
しかしながら、上記3次元位置推定装置では、移動量を検出する精度が挙動情報を検出するセンサの精度に依存するため、特徴点の実空間での3次元位置を精度よく求めようとすると、挙動情報を精度よく求めるための高性能(高価)な構成が必要になるという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、撮像画像中の特徴点の実空間での3次元位置を推定する3次元位置推定装置、車両制御装置、および3次元位置推定方法において、挙動情報を得るための高性能な構成を利用することなく、特徴点の実空間での3次元位置の推定精度を向上させることができるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された本発明の3次元位置推定装置において、特徴点対応付手段は、複数の撮像画像中において1または複数の特徴点をそれぞれ抽出し、該特徴点について複数の撮像画像間での対応付けを行う。そして、挙動情報取得手段は、移動体の挙動に関わる挙動情報を取得し、移動量算出手段は、挙動情報に基づいて、複数の撮像画像を撮像する間での移動体の移動量を表す移動体移動量を算出する。さらに、実位置推定手段は、複数の撮像画像間での特徴点の移動量と移動体移動量とに基づいて実位置を推定する。
また、移動量補正手段は、複数の撮像画像のうちのある撮像画像に実位置を再投影した際の撮像画像上の位置を表す再投影位置とこの撮像画像において抽出された特徴点の位置を表す抽出位置との差異を検出し、該差異が小さくなるように前記移動体移動量を補正する。そして、補正後実位置推定手段は、複数の撮像画像間での特徴点の移動量と補正後の移動体移動量とに基づいて実位置を推定する。
このような3次元位置推定装置によれば、再投影位置と抽出位置とに基づいて移動体移動量を補正し、補正後の移動体移動量を利用して特徴点の実空間での3次元位置(実位置)を推定するので、挙動情報を得るための高性能な構成を利用することなく、実位置の推定精度を向上させることができる。
なお、請求項2に記載の構成と請求項5に記載の構成とを組み合わせる場合には、運動量成分毎の変化比率(例えば進行方向への移動量は大きいが横方向への移動量は少ない)を考慮して請求項2に記載の基準量を設定するとよい。
また、上記目的を達成するためには、3次元位置推定装置を含む車両制御装置や3次元位置推定方法としてもよい。或いは、コンピュータを、距離推定装置を構成する各手段として実現するための距離推定プログラムとしてもよい。
また、各請求項の記載は、可能な限りにおいて任意に組み合わせることができる。この際、発明の目的を達成できる範囲内において一部構成を除外してもよい。
本発明が適用された車両制御システム1の概略構成を示すブロック図である。 演算部10が実行する3次元位置推定処理を示すフローチャートである。 実空間での座標系を示す概念図である。 カメラ座標系(a)および画像座標系(b)を示す概念図である。 特徴点の対応付け(対応点の抽出)の処理の概念図である。 光線ベクトルの算出をする処理の概念図である。 3次元位置の推定を行う処理の概念図である。 ノイズ除去を行う処理の概念図である。 再投影誤差の概念図である。 3次元位置推定処理のうちの最適化処理を示すフローチャートである。 3次元位置推定処理の出力例を示す説明図である。 運転支援システム31が実行する車両制御処理を示すフローチャートである。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[本実施形態の構成]
本発明が適用された車両制御システム1は、例えば乗用車等の車両(自車両)に搭載されている。そして、カメラから得られた撮像画像によって障害物を認識し、この障害物と自車両とが衝突することを回避しようとする機能を有する。特に、障害物を認識する際には、障害物の3次元位置や形状を高精度に認識できるよう設定されている。
詳細には、図1に示すように、車両制御システム1は、演算部10と、広角カメラ21と、移動検出部22と、運転支援システム31と、備えている。広角カメラ21は、いわゆる魚眼レンズを備えており、等距離射影方式で撮像を行う。そして、広角カメラ21は、一般的に車両において利用されるカメラよりも広範囲(左右方向の概ね100度以上の範囲内)を撮像範囲内とする撮像画像を生成し、この撮像画像を演算部10に送る。
移動検出部22は、移動体(自車両)の挙動を検出するためのセンサを備えた構成とされており、本実施形態においては、車速センサ23とヨーレートセンサ24とを備えている。車速センサ23は自車両の車輪速度(車速)を検出する周知の車速センサとして構成されている。ヨーレートセンサ24は、自車両の旋回角速度を検出する周知のヨーレートセンサとして構成されている。これらのセンサは、検出結果を演算部10に送る。
演算部10は、CPU11やメモリ12を備えたコンピュータとして構成されており、メモリ12に記録されたプログラムに応じて後述する3次元位置推定処理等の各種処理を実施する。3次元位置推定処理では、周囲の障害物等の物体の3次元位置を検出し、この3次元位置の情報を運転支援システム31に出力する。
運転支援システム31は、演算部10と同様に、CPUやメモリを備えたコンピュータとして構成されており、メモリに記録されたプログラムに応じて後述する車両制御処理等の各種処理を実施する。車両制御処理では、演算部10から入力される物体の3次元位置の情報を利用して自車両の挙動を制御する。
[本実施形態の処理]
このような車両制御システム1においては、図2に示すような3次元位置推定処理を実施する。3次元位置推定処理は、例えば車両の電源が投入されると開始され、その後、所定周期(例えば50ms毎)で繰り返し実施される。
3次元位置推定処理は、広角カメラ21からの撮像画像や移動検出部22によって検出された自車両の挙動を利用して、周囲の障害物等の物体の3次元位置(実空間での3次元の座標)を検出する処理である。詳細には、図2に示すように、まず、現在時刻(最新)の広角カメラ21からの撮像画像を入力するとともに(S110)、この撮像画像の直前に撮像された撮像画像を取得する(S120)。なお、広角カメラ21から得られた撮像画像は後述するS250の処理にてメモリ12に記録され、S120の処理ではこの撮像画像を取得する。
ここで、本処理においては3つの異なる座標系を用いる。まず、実際の空間(実空間)における座標系を示す車両座標系では、図3に示すように、広角カメラ21が設置された位置の真下の地面の位置を基準に、広角カメラ21の光軸方向(車両の進行方向(図3の例では前方であるが、後方や側方であってもよい。))をZv軸、Zv軸に直交し路面と平行な方向(図3の例では車両の幅方向)をYv軸、路面に直交する方向(車両の上下方向)をXv軸、それぞれの軸において時計回りに回転する方向を、それぞれθzv、θyv、θxvとする。
また、撮像画像内での3次元座標を示すカメラ座標系では、図4(a)に示すように、広角カメラ21の光軸方向をZc軸、Zc軸に直交し路面と平行な方向をYc軸、Zc軸とYc軸に直交する方向をXc軸、それぞれの軸において時計回りに回転する方向を、それぞれθzc、θyc、θxcとする。さらに、撮像画像内の2次元座標を示す画像座標系では、図4(b)に示すように、撮像画像の左上隅を基準に、横方向にXI軸、縦方向にYI軸とする。
このような座標系を用いて、まず、複数(本実施形態では2つ)の撮像画像中において複数の特徴点をそれぞれ抽出し、各特徴点について複数の撮像画像間での対応付けを行う(S130)。対応付けができると、図5(a)の矢印に示すように、2枚の画像間での移動量が検出できる。
また、特徴点とは、図5(b)に示すように、コーナー点、縦エッジや横エッジの交点等を示す。また、特徴点は、特定の色の点やその境界等であってもよい。
なお、特徴点の対応付け(オプティカルフロー)には、一般的な技術であるKLT法(Kanade-Lucas-Tomasi Feature Tracker)を利用している。この手法を用いるのは、勾配法に基づくKLT法が、車載画像のような動画像に適しているためである。ただし、下記のような他の特徴点対応付け手法を用いてもよい。
例えば、ブロックマッチング、SIFT(Scale Invariance Feature Transform)、CARD(Compact And Real-time Descriptors)、BRIEF(Binary Robust Independent Elementary Features)、BRISK(Binary Robust Invariant Scalable Keypoints)、ORB(Oriented FAST and Robust BRIEF)等の手法である。
続いて、光線ベクトルpの算出を行う(S140)。ここで、光線ベクトルpとは、カメラのレンズ中心から特徴点の3次元空間上の点Pに向かう光線をベクトル表記したものである。図6に示すように、カメラ座標系において天頂角θと方位角φを定義する。
なお、天頂角θは、光軸に対する光線の角度であり、像高d(画像上における光軸と特徴点間の距離)とレンズの歪みパラメータ(像高と天頂角の関係を表すデータ)から求めることができる。また、方位角φは、軸XI或いは軸Ycに対する光線の角度を示す。
これらの天頂角θおよび方位角φを用いて、光線ベクトルpは、以下のように定義できる。
なお、上記式中のTは、転置を示す。
続いて、車両情報を入力する(S150)。この処理では、移動検出部22により検出された移動体の挙動に関わる挙動情報(車速およびヨーレート)を取得する。そして、並進ベクトルと回転行列とを生成する(S160)。この処理では、挙動情報に基づいて、複数の撮像画像を撮像する間での移動体の移動量(並進量や回転量等:移動体移動量)を算出する。
すなわち、車速とヨーレート(あるいは車輪速など)から前時刻(前回の撮像画像が得られた時刻)から現時刻(最新の撮像画像が得られた時刻)までの自車両の移動量を算出し、その値をカメラ搭載位置に基づいてカメラ座標系における値に変換してから、並進ベクトルと回転行列を生成する。
より詳細には、車両座標系での車両移動量、
を、カメラ座標系における値に変換する。
なお、車両座標系からカメラ座標系への変換は、予め実験を介して準備された所定の変換式を用いることで行うことができる。
そして、カメラ座標系における自車両の移動量を利用して、以下のように並進ベクトルtと回転行列Rとを求めることができる。
ここで求められた並進ベクトルtおよび回転行列Rは、後述する並進ベクトルの初期値t0および回転行列の初期値R0として利用される。
なお、この並進ベクトルtや回転行列Rの精度は、車両センサの精度に依存しており、特に低速域では真値との誤差が大きくなる傾向にある。また、センサの特性上Xv軸の移動量や、Yv軸・Zv軸の回転量は推定できない。
しかしながら、これらのセンサデータを用いることで、従来は多数の画像だけから移動量を推定していたのに比べ、低計算コストで推定ができる。さらに、スケールの不定性に関する問題も生じない。なお、スケールの不定性とは、方向については特定できるがその大きさが特定できない状態を示す。
次に、3次元位置の推定を行う(S170)。この処理は、複数の撮像画像間での特徴点の移動量と移動体移動量とに基づいて実位置を推定する処理である。
すなわち、並進ベクトルtと回転行列Rとが得られれば、2画像間での対応付けを利用して、特徴点の3次元座標
を推定することができる。
上記数式では、図7に示すように、移動前と移動後のカメラのレンズ中心から特徴点に向かう光線ベクトルpi(前時刻での光線ベクトル)、p’i(現時刻での光線ベクトル)が、3次元空間上で交わる点を特徴点の3次元位置Xiとする。ただし、実際には、ノイズ等の影響で2つの光線ベクトルは3次元空間上で交わらない。そこで、Xiから2直線(光線ベクトルpi、p’i)までのユークリッド距離の2乗和Δが最小となるように3次元位置を求める。
次に、推定結果の信頼性評価を行い(S210)、信頼性が低い特徴点を除去する(S220)。すなわち、一般的に3次元位置の推定精度は、カメラの移動方向に近いほど、また、カメラから遠いものほど低下する傾向がある。これは、カメラが移動しても推定に必要な十分な視差が得られないためである。そこで、本処理では、カメラの移動方向、および距離に基づいて、推定結果の信頼性の低い特徴点を抽出し、除去する。
詳細には、例えば図8に示すように、車両座標系においてカメラから特徴点Xiまでの距離dcam、予測進路からの距離dpathを求め、以下のように評価値Vを演算する。
なお、上記式中において、Dcamはdcamの最大値を示し、Dpathはdpathの最大値を示す。これらの最大値を予め設定しておくことで、カメラや予測進路から過度に離れた特徴点の影響を軽減することが期待できる。
上記式で得られた評価値Vが予め設定された閾値未満である場合に、推定結果の信頼性が低いものとして除去する。
次に、並進ベクトルtや回転行列Rを最適化する最適化処理を行う(S230)。最適化処理では、再投影誤差を最小化したときの値に基づき、並進ベクトルtや回転行列Rを再設定(補正)する。ここで、再投影誤差とは、図9に示すように、推定された特徴点の3次元位置Xiに対応する車両座標系の座標を、カメラ座標系、画像座標系の順に変換し、画像座標系において再投影したときの座標(再投影点)と、元の画像座標(特徴点pの座標)との差を示す。
挙動情報はセンサの精度・分解能などにより誤差が生じる虞があり、この誤差が生じると、並進ベクトルt、および回転行列Rにも誤差が生じることになる。並進ベクトルt、および回転行列Rの誤差が大きくなると、再投影誤差も大きくなる。
また、車両のピッチングの影響は車速センサやヨーレートセンサには現れない。そこで本処理では、特徴点の再投影誤差に基づいて、並進ベクトルtと回転行列Rを最適化し、3次元位置の推定精度を高めるようにしている。
ここで、再投影誤差は次式で定義される。
なお、本実施形態においては、広角カメラ21が車載カメラという前提であるため、tXv方向の移動やθzv方向への回転は、基本的に発生しない。そこで、tYv、tZv、θXv、θYv方向だけを考慮する。
ただし、tXv、tYv、tZvとは、自車両の移動量をXv軸、Yv軸、Zv軸に分解した方向を示す。つまり、本処理では、移動体移動量を運動量成分に分解し、車両運動では変化しにくい運動量成分を除いた運動量成分について補正を行うことで移動体移動量を補正する。
そして、これらの移動量および回転量に微小変位Δ(成分毎の基準量)を加える。
さらに、それぞれの移動量および回転量に基づいて、それぞれ再投影誤差E1〜E8を
算出する。
この際に、再投影誤差が最小となったE1〜E8の何れか1つを採用する。
このような処理を繰り返すことで、反復法による最小二乗アルゴリズムを実現し、並進ベクトルtおよび回転行列Rの最適化を行う。
なお、本処理ではこのような処理にて最適化処理を実施することで、車載センサの分解能よりも細かな微小変位を組み込むことが可能となり、最適化処理をセンサの分解能以上に高精度に行うことが可能となる。また、最適化するパラメータを限定したり、移動体の運動特性に基づいて基準量を変えることで、ノイズ等が最適化処理に与える影響を軽減することもできる。ただし、本処理にて提案する最適化処理に限らず、一般的に使用されている非線形最適化(Levenberg-Marquardt法など)を利用してもよい。
次に、最適化処理のより詳細な手順について図10を用いて説明する。最適化処理では、まず、並進ベクトルtの初期値t0と、回転行列Rの初期値R0を取得する(S310)。
そして、再投影誤差の初期値E0を求める(S320)。なお、再投影誤差の初期値とは、並進ベクトルtの初期値t0、回転行列Rの初期値R0に対応する再投影誤差を示す。
続いて、処理回数jをリセット(j=0に設定)し(S330)、処理回数jと予め設定された処理回数の上限値M(例えば、M=20)とを比較する(S340)。処理回数jが上限値M未満であれば(S340:YES)、E1〜E8について再投影誤差を算出し(S350)、再投影誤差が最小となるEkをEminに設定するとともに、Ekに対応する並進ベクトルtや回転行列RをtminやRminに設定する(S360)。
そして、再投影誤差の初期値E0とEminとを比較する(S370)。EminがE0以上であれば(S370:NO)、再投影誤差が小さくなっていないため最適化処理を終了する。また、EminがE0未満であれば(S370:YES)、EminをE0に、tminをt0に、RminをR0に設定し(S380)、処理回数jをインクリメントする(S390)。
続いて、E0と所定の閾値(Thres)とを比較する(S400)。E0が閾値以上であれば(S400:NO)、S340の処理に戻る。また、E0が閾値未満であれば(S400:YES)、最適化処理を終了する。
なお、最適化処理によって得られた最適化後の並進ベクトルと回転行列については、運転支援システムでの利用を容易にするために、最適化後の並進ベクトルと回転行列を並進量と回転量とに分解しておくとよい。
並進量については並進ベクトルの要素をそのまま取り出せばよい。一方、回転行列は、各軸の回転量の合成となっているため、下記のような分解処理が必要となる。
このような処理が終了すると、複数の撮像画像間での特徴点の移動量と補正後の移動体移動量とに基づいて下記式を用いて実位置を再度推定する(S240)。
そして、広角カメラ21から得られた最新の撮像画像や3次元位置推定結果をメモリ12に記録し(S250)、本処理で得られた並進量および回転量を運転支援しシステム31に出力するとともに(S260)、3次元位置推定結果を運転支援しシステム31に出力し(S270)、3次元位置推定処理を終了する。
このような処理を繰り返し実施すると、図11(a)および図11(b)に示すような走行環境を自車両が走行している場合には、図11(c)に示すようなグリッドマップが得られる。グリッドマップとは、実空間をグリッド(格子)状に分割し、物体の位置や形状を表現する地図である。図11(c)では、走行環境を鳥瞰図のように車両上空から俯瞰した2次元のグリッドマップを表している。つまり、このグリッドマップでは、自車両の移動を考慮しつつ、道路の周囲の建物や車両等の障害物の位置が累積された点で可視化されているので、これらの点を避けるように自車両を制御すればよいことが分かる。
次に、3次元位置推定処理による処理結果を利用する処理について図12を用いて説明する。図12に示す車両制御処理では、自車両と障害物との衝突を回避する処理を示し、例えば、運転支援システム31の電源が投入されると開始される。
車両制御処理では、まず、衝突を回避するシステムが起動しているか否かを判定する(S510)。システムが起動していれば(S510:YES)、走行路形状推定結果を取得する(S520)。この処理では、前述の3次元位置推定結果(の累積)を取得する。
続いて、3次元位置推定結果に基づいて、障害物を認識する(S530)。そして、自車両の進路上に障害物が存在するか否かを判定する(S540)。なお、自車両の進路は、前述の挙動情報や前述の処理にて得られた並進量および回転量から推定する。
自車両の進路上に障害物が存在していなければ(S540:NO)、S510の処理に戻る。また、自車両の進路上に障害物が存在していれば(S540:YES)、この障害物との衝突を回避するための車両制御を演算する(S550)。具体的には、操舵や制動で障害物との衝突を避けるための制御量を演算する。
続いて、障害物との衝突を回避可能であるか否かを判定する(S560)。衝突を回避可能であれば(S560:YES)、衝突を回避するための経路(制動を含む)を3次元位置推定結果に基づいて障害物が存在しない方向に設定する(S570)。
また、衝突を回避不可能であれば(S560:NO)、衝突を軽減するためのブレーキ圧を演算する(S580)。そして、演算されたブレーキ圧や衝突を回避するための経路への走行を実現するための車両制御量を演算し、この演算結果に基づく車両制御を実施する(S590)。
このような処理が終了すると、S510の処理に戻る。また、S510の処理にて、システムが起動していなければ(S510:NO)、車両制御処理を終了する。
[本実施形態による効果]
以上ように詳述した車両制御システム1において、演算部10は、複数の撮像画像中において1または複数の特徴点をそれぞれ抽出し、該特徴点について複数の撮像画像間での対応付けを行う。そして、移動体の挙動に関わる挙動情報を取得し、挙動情報に基づいて、複数の撮像画像を撮像する間での移動体の移動量(並進量や回転量等)を表す移動体移動量を算出する。さらに、複数の撮像画像間での特徴点の移動量と移動体移動量とに基づいて実位置を推定する。
また、演算部10は、複数の撮像画像のうちのある撮像画像に実位置を再投影した際の撮像画像上の位置を表す再投影位置とこの撮像画像において抽出された特徴点の位置を表す抽出位置との差異を検出し、該差異が小さくなるように移動体移動量を補正する。そして、演算部10は、複数の撮像画像間での特徴点の移動量と補正後の移動体移動量とに基づいて実位置を推定する。
このような車両制御システム1によれば、再投影位置と抽出位置とに基づいて移動体移動量を補正し、補正後の移動体移動量を利用して特徴点の実空間での3次元位置(実位置)を推定するので、挙動情報を得るための高性能な構成を利用することなく、実位置の検出精度を向上させることができる。
また、車両制御システム1において、演算部10は、移動体移動量を予め設定された基準量だけ仮に変更した仮移動量に対応する差異を演算し、差異が小さくなっていれば仮移動量を移動体移動量とする補正を行う。
このような車両制御システム1によれば、再投影位置と抽出位置との差異が小さくなる場合だけ移動体移動量を補正するので確実に実位置の検出精度を向上させることができる。
さらに、車両制御システム1において、演算部10は、仮移動量に対応する差異を演算し、差異が小さくなっていれば仮移動量を移動体移動量とする補正を繰り返す。
このような車両制御システム1によれば、再投影位置と抽出位置との差異が小さくなるようにする処理を繰り返すので、再投影位置と抽出位置との差異を極力小さくすることができる。よって、より実位置の推定精度を向上させることができる。
また、車両制御システム1において、演算部10は、挙動情報として得られる値の分解能よりも小さな値を、基準量として採用する。
このような車両制御システム1によれば、挙動情報として得られる値の分解能よりも高精度に移動体移動量を求めることができるので、実位置をより高精度に推定することができる。
さらに、車両制御システム1において、演算部10は、移動体移動量を運動量成分に分解し、車両運動では変化しにくい運動量成分を除いた運動量成分について補正を行うことで移動体移動量を補正する。
このような車両制御システム1によれば、車両運動では変化しにくい運動量成分については補正せずに、この運動量成分を除いた運動量成分についてだけ補正することで、処理負荷を軽減しつつ、効果的に移動体移動量を補正することができる。
なお、車両運動では変化しにくい運動量成分とは、例えば、車両の真横方向への並進成分等が該当する。
また、車両制御システム1において、演算部10は、等距離射影方式により撮像を行う撮像部から得られた撮像画像を利用する。
このような車両制御システム1によれば、魚眼レンズ等の広角レンズを利用してより広範囲が映った撮像画像を利用して処理を行うことができる。
さらに、車両制御システム1において、演算部10は、障害物を検出し、運転支援システム31は、障害物が検出されると該障害物と衝突しないよう自車両を制御する。
このような車両制御システム1によれば、障害物の位置を精度よく推定することができるので自車両の誤制御を抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
上記実施形態においては、記述した全ての構成が必須の構成ではなく、発明として成立する範囲内において、任意の構成を除外してもよい。また、記述した構成を任意の構成に置換することもできる。
例えば、上記最適化処理では、移動体移動量を運動量成分に分解し、車両運動では変化しにくい運動量成分を除いた運動量成分について補正を行ったが、変化しにくい運動量成分を除外することなく全方向の運動量成分を考慮して補正を行ってもよい。
また、上記実施形態では、フロントグリルなど車両進行方向を撮像する位置に設置したカメラに注目して、説明を行ったが、カメラの搭載位置はフロントに限定したものではなく、一般的な車両に多く普及しているリアカメラやドアミラー等に設置したカメラを用いてもよい。さらに、上記実施形態の広角カメラ21は、等距離射影方式のものとして説明したが、等立体角射影方式等の他の射影方式であってもよい。
また、運転支援システム31としては、障害物との衝突を抑制する構成を述べたが、この構成に限らず、例えば、静止物と移動物とを検出し、移動体(車両や歩行者など)に対して警告を行う構成や、走行可能領域の検知(静止立体物の存在しない領域の検出)と逸脱警報とを行う構成、或いは、駐車可能区画の検知(静止立体物の存在しない領域の検出)とこの領域への誘導を行う構成等としてもよい。
さらに、車両制御システム1は、車両に搭載されているものとして説明したが、車両に限らず、例えば、ロボットアーム等の移動体に備えられていてもよい。
[実施形態の構成と本発明の構成との対応]
上記実施形態における車両制御システム1は、本発明でいう車両制御装置に相当し、演算部10は、本発明でいう3次元位置推定装置、および障害物検出手段に相当する。また、上記実施形態における運転支援システム31制御手段に相当する。
さらに、上記実施形態におけるS130の処理は、本発明でいう特徴点対応付手段S130特徴点対応付工程に相当し、上記実施形態におけるS150の処理は、本発明でいう挙動情報取得手段、およびS150挙動情報取得工程に相当する。また、上記実施形態におけるS160の処理は、本発明でいう移動量算出手段、および移動量算出工程に相当し、上記実施形態におけるS170の処理は、本発明でいう実位置推定手段、および実位置推定工程に相当する。
さらに、上記実施形態におけるS230の処理は、本発明でいう移動量補正手段、および移動量補正工程に相当し、上記実施形態におけるS240の処理は、本発明でいう補正後実位置推定手段、および補正後実位置推定工程に相当する。
1…車両制御システム、10…演算部、11…CPU、12…メモリ、21…広角カメラ、22…移動検出部、23…車速センサ、24…ヨーレートセンサ、31…運転支援システム。

Claims (8)

  1. 移動体の移動に伴って移動する撮像部によって順次撮像された複数の撮像画像に基づいて撮像画像中に存在する特徴点の実空間での位置を表す実位置を推定する3次元位置推定装置(10)であって、
    前記複数の撮像画像中において1または複数の特徴点をそれぞれ抽出し、該特徴点について前記複数の撮像画像間での対応付けを行う特徴点対応付手段(S130)と、
    前記移動体の挙動に関わる挙動情報を取得する挙動情報取得手段(S150)と、
    前記挙動情報に基づいて、前記複数の撮像画像を撮像する間での前記移動体の移動量を前記移動体の並進量および前記移動体の回転量で表す移動体移動量を算出する移動量算出手段(S160)と、
    前記複数の撮像画像間での前記撮像部が有するレンズの中心から前記特徴点に向かう光線ベクトルの変化量と前記移動体移動量とに基づいて前記実位置を推定する実位置推定手段(S170)と、
    前記複数の撮像画像のうちのある撮像画像に前記実位置を再投影した際の撮像画像上の位置を表す再投影位置とこの撮像画像において抽出された特徴点の位置を表す抽出位置との差異を検出し、該差異が小さくなるように前記移動体の並進量および前記移動体の回転量を補正することによって前記移動体移動量を補正する移動量補正手段(S230)と、
    前記複数の撮像画像間での前記撮像部が有するレンズの中心から前記特徴点に向かう光線ベクトルの変化量と補正後の移動体移動量とに基づいて前記実位置を推定する補正後実位置推定手段(S240)と、
    を備えたことを特徴とする3次元位置推定装置。
  2. 請求項1に記載の3次元位置推定装置において、
    前記移動量補正手段は、前記移動体移動量を予め設定された基準量だけ仮に変更した仮移動量に対応する前記差異を演算し、前記差異が小さくなっていれば前記仮移動量を前記移動体移動量とする補正を行うこと
    を特徴とする3次元位置推定装置。
  3. 請求項2に記載の3次元位置推定装置において、
    前記移動量補正手段は、前記仮移動量に対応する前記差異を演算し、前記差異が小さくなっていれば前記仮移動量を前記移動体移動量とする補正を繰り返すこと
    を特徴とする3次元位置推定装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の3次元位置推定装置において、
    前記移動量補正手段は、前記挙動情報として得られる値の分解能よりも小さな値を、前記基準量として採用すること
    を特徴とする3次元位置推定装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の3次元位置推定装置において、
    当該3次元位置推定装置は車両に搭載されており、
    前記移動量補正手段は、前記移動体移動量を複数の運動量成分に分解し、該複数の運動量成分のうちの、車両の上下方向への並進量および前記撮像部の光軸回りの回転量を表す運動量成分を除いた運動量成分について補正を行うことで前記移動体移動量を補正すること
    を特徴とする3次元位置推定装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の3次元位置推定装置において、
    当該3次元位置推定装置は、等距離射影方式により撮像を行う撮像部から得られた撮像画像を利用すること
    を特徴とする3次元位置推定装置。
  7. 車両(以下、「自車両」という。)に搭載され、自車両が周囲の障害物と衝突することを回避するための制御を行う車両制御装置(1)であって、
    前記障害物を検出する障害物検出手段(10)と、
    前記障害物が検出されると該障害物と衝突しないよう自車両を制御する制御手段(31)と、
    を備え、
    前記障害物検出手段として、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の3次元位置推定装置を備えたこと
    を特徴とする車両制御装置。
  8. 移動体に搭載され、前記移動体の移動に伴って移動する撮像部によって順次撮像された複数の撮像画像に基づいて撮像画像中に存在する特徴点の実空間での位置を表す実位置を推定する3次元位置推定装置(10)において前記実位置を推定する際に実施される3次元位置推定方法あって、
    前記複数の撮像画像中において1または複数の特徴点をそれぞれ抽出し、該特徴点について前記複数の撮像画像間での対応付けを行う特徴点対応付工程(S130)と、
    前記移動体の挙動に関わる挙動情報を取得する挙動情報取得工程(S150)と、
    前記挙動情報に基づいて、前記複数の撮像画像を撮像する間での前記移動体の移動量を前記移動体の並進量および前記移動体の回転量で表す移動体移動量を算出する移動量算出工程(S160)と、
    前記複数の撮像画像間での前記撮像部が有するレンズの中心から前記特徴点に向かう光線ベクトルの変化量と前記移動体移動量とに基づいて前記実位置を推定する実位置推定工程(S170)と、
    前記複数の撮像画像のうちのある撮像画像に前記実位置を再投影した際の撮像画像上の位置を表す再投影位置とこの撮像画像において抽出された特徴点の位置を表す抽出位置との差異を検出し、該差異が小さくなるように前記移動体の並進量および前記移動体の回転量を補正することによって前記移動体移動量を補正する移動量補正工程(S230)と、
    前記複数の撮像画像間での前記撮像部が有するレンズの中心から前記特徴点に向かう光線ベクトルの変化量と補正後の移動体移動量とに基づいて前記実位置を推定する補正後実位置推定工程(S240)と、
    を実施することを特徴とする3次元位置推定方法。
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