JP6003327B2 - 伝送装置および温度制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、伝送装置および伝送装置において温度を制御する方法に係わる。
ネットワーク通信の普及に伴って、経路制御装置の高速化が要求されている。経路制御装置は、たとえば、ルータまたはスイッチであり、複数の入力ポートおよび複数の出力ポートを有する。そして、経路制御装置は、入力パケットのヘッダに格納されている制御情報に基づいて出力ポートを特定し、特定した出力ポートへそのパケットを導く。このように、経路制御装置は、ネットワーク上でパケットの経路を制御する。
このような経路制御装置の高速化に伴い、経路制御装置の消費電力が増大し、経路制御装置内に搭載された制御回路の温度上昇に繋がる。したがって、消費電力の増加量を小さく抑えることが求められている。制御回路に搭載されている電子部品の中で、特にメモリの発熱量が大きい。したがって、メモリの消費電力の増加を小さく抑えることが要求されている。
このような消費電力の増加量を小さく抑える技術として、パケット転送装置において、パケット負荷をパケットの重要度毎に測定し、重要度毎に未来のパケット負荷を予測することにより、消費電力を抑える技術が提案されている。
特開2009−253481号公報 特開2004−289806号公報
メモリの発熱量は、そのメモリのアクセスレートに依存する。大容量のネットワークにおいては、トラヒックのパターンによっては、メモリのアクセスレートが非常に高くなる。したがって、経路制御装置内で、局所的に、メモリの温度のみが高くなることがある。
近年、経路制御装置の高速化を図るために、連想メモリ(CAM:Content Addressable Memory)が使用される。連想メモリは、一般的なメモリ機能に加えてメモリ内データの検索機能を備えているため、通常のメモリよりも温度上昇が高くなる傾向にある。
本発明の目的は、連想メモリを使用して経路制御を行う伝送装置において、連想メモリの温度上昇を低く抑える構成および方法を提供することである。
本発明の1つの態様の伝送装置は、連想メモリを使用して通信を制御する。この伝送装置は、前記連想メモリへのアクセスレートを検出する検出部と、前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて、前記連想メモリの温度を推定する推定部と、前記推定部により得られる推定温度を基準として、前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する予測部と、前記予測部により得られる予測時間に基づいて、前記連想メモリへのアクセスを制御するアクセス制御部と、を有する。
上述の態様によれば、連想メモリを使用して経路制御を行う伝送装置において、連想メモリの温度上昇を低く抑えることができる。
本発明の実施形態に係る経路制御装置の構成を示す図である。 TCAMの温度制御を実現する機能について説明する図である。 アクセスレートの検出の実施例を示す図である。 TCAMへのアクセスを制限する方法を示すフローチャートである。 TCAMの温度の測定データを示す図である。 平均アクセスレートとTCAMの推定温度との関係を示す図である。 アクセスレートからTCAMの温度変化を導出する関数について説明する図である。 予測部の動作を説明する図である。 アクセス制限管理テーブルの実施例を示す図である。 アクセス制限による温度制御について説明する図である。 予測部および選択部の処理の一例を示すフローチャートである。 予測部および選択部の処理の他の実施例を示すフローチャートである。 アクセス制限の実施例を示す図である。 アクセス制限の他の実施例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係る経路制御装置の構成を示す図である。経路制御装置1は、ネットワーク上に設けられ、パケットの経路を制御する。なお、この明細書では、パケット、フレーム、データユニット等を区別せずに「パケット」と表記する。すなわち、この明細書において、「パケット」は、フレームおよびデータユニット等を含むものとする。この場合、「フレーム」は、例えば、MACフレームまたはEthernet(登録商標)フレームを含む。
経路制御装置1は、例えば、ルータまたはスイッチにより実現される。また、経路制御装置1は、伝送装置の一例である。
経路制御装置1は、図1に示すように、インタフェースユニット11、スイッチ12、CPU13、温度センサ14、インタフェースユニット15を有する。ただし、経路制御装置1は、図示しないが、複数のインタフェースユニット11および複数のインタフェースユニット15を有する。なお、図1において、実線の矢印はパケットデータ信号の流れを示し、破線の矢印は制御信号の流れを示す。
インタフェースユニット11は、図示しないが、複数の入力ポートを有する。即ち、インタフェースユニット11は、Ingressインタフェースを提供する。そして、インタフェースユニット11は、各入力ポートを介して受信するパケットを終端する。尚、インタフェースユニット11は、ネットワーク処理部(NPU:Network Processing Unit)21、TCAM22、CPUインタフェース23、トラヒック管理部24を有する。
ネットワーク処理部21は、入力パケットを解析して出力ポートを特定する。また、ネットワーク処理部21は、タグ情報の付与、更新、削除を行うこともできる。さらに、ネットワーク処理部21は、経路制御情報1の内部で使用する専用ヘッダの付与、更新、削除を行うこともできる。なお、ネットワーク処理部21は、必要に応じてTCAM22を参照しながら入力パケットを処理する。
TCAM22は、通信を制御するための情報(例えば、入力パケットの経路を制御するための情報)を格納する。また、TCAM22は、入力パケットを処理するための他の情報を格納してもよい。なお、TCAM22においては、入力パケットのヘッダまたはペイロードから抽出されるデータに基づいてメモリアドレスが取得され、さらにそのメモリアドレスから必要な情報が取得される。
本実施例において、連想メモリは、機能メモリの一つであり、従来の一般的なメモリ機能に加えてメモリ内データの検索機能を備えているものをいう。
RAM等の一般的なメモリでは、アドレスを指定すると、指定されたアドレスに格納されたデータが読み出される。それに対して、連想メモリでは、データワードが指定されると、メモリ内の全内容からそのデータワードを検索して探し出し、そのワードが見つかった場所のアドレスが読み出される。
連想メモリは、検索する方法により、「完全一致検索型」と「最小距離検索型」の2種類に分類される。完全一致検索型の連想メモリはCAM(Content Addressable Memory)と呼ばれ、入力データと完全に一致する参照データを検索する。一方、最小距離検索型の連想メモリはTCAM(Ternary CAM)と呼ばれ、入力データと最も類似した参照データを検索する。
CAMには、例えば、レイヤ2およびレイヤ3の経路情報が格納される。そして、CAMには、入力パケットのヘッダから抽出される制御データ(例えば、宛先アドレス)が与えられる。そうすると、与えられた制御データでCAMが検索され、対応する経路情報(例えば、出力ポートを識別するポート番号)が得られる。経路制御装置は、このようにしてCAMから得られた経路情報に従って、パケットを出力する。
一方、TCAMでは、各ビットとして、「0」「1」だけでなく、「x:マスク(Don't Care)」を使用することができる。そして、マスクビットを適切に設定することにより、ルーティングテーブルを構築し、高速なテーブル検索が実現される。
CPUインタフェース23は、ネットワーク処理部21とCPU13との間のインタフェースを提供する。また、CPUインタフェース23は、TCAM22とCPU13との間のインタフェースも提供する。
トラヒック管理部24は、経路制御装置1を通過するトラヒックを管理する。ここで、トラヒック管理部24は、例えば、契約者ごと或いはフローごとに、トラヒックを管理できる。例えば、ある契約者の通信レートが契約レートを越えた場合に、トラヒック管理部24は、超過分に相当するパケットを廃棄する。
スイッチ12は、インタフェースユニット11を介して入力されるパケットを、ルーティング情報に従って、対応するインタフェースユニット15に導く。ここで、ルーティング情報は、例えば、ネットワーク処理部21において各パケットに付与される。
CPU13は、経路制御装置1の動作を管理および制御する。また、CPU13は、後で詳しく説明するが、TCAM22の温度を推定する処理、TCAM22の温度変化を予測する処理、TCAM22へのアクセス制限に係わる処理を実行することもできる。
温度センサ14は、経路制御装置1の周囲の温度を測定する。或いは、温度センサ14は、経路制御装置1を収容するシェルフ内の温度を測定してもよい。そして、温度センサ14により測定された温度は、CPU13に通知される。この場合、CPU13は、TCAM22の温度を推定する際に、温度センサ14により測定された温度を参照することができる。
インタフェースユニット15は、インタフェースユニット11と同様に、ネットワーク処理部(NPU)21、TCAM22、CPUインタフェース23、トラヒック管理部24を有する。また、インタフェースユニット15は、図示しないが、複数の出力ポートを有する。即ち、インタフェースユニット11は、Egressインタフェースを提供する。そして、インタフェースユニット15は、スイッチ12から導かれてくるパケットを、指定されたポートを介してネットワークへ出力する。
図2は、TCAM22の温度制御を実現する機能について説明する図である。TCAM22の温度制御は、この実施例では、Ingress側に設けられるインタフェースユニット11およびEgress側に設けられるインタフェースユニット15において実行される。ここで、インタフェースユニット11、15において行われる温度制御は、実質的に、互いに同じである。即ち、図2を参照しながら説明する機能および構成は、インタフェースユニット11、15のいずれにも適用可能である。ただし、TCAM22の温度制御は、必ずしもインタフェースユニット11、15の双方で実行される必要はない。
インタフェースユニット11に設けられているTCAM22の温度制御においては、入力パケットは、経路制御装置1がネットワークから受信するパケットに対応し、出力パケットは、インタフェースユニット11からスイッチ12へ向かうパケットに対応する。また、インタフェースユニット15に設けられているTCAM22の温度制御においては、入力パケットは、スイッチ12からインタフェースユニット15へ向かうパケットに対応し、出力パケットは、経路制御装置1がネットワークへ出力するパケットに対応する。なお、図2において、実線の矢印はパケットデータ信号の流れを示し、破線の矢印は制御信号の流れを示す。
ネットワーク処理部(NPU)21は、TCAMアクセス回路31、カウンタ回路32、アクセス制御回路33、TCAMアクセス回路34を有する。TCAMアクセス回路31、カウンタ回路32、アクセス制御回路33、TCAMアクセス回路34は、例えば、ハードウェア回路およびソフトウェアの組合せで実現される。この場合、ネットワーク処理部21は、ソフトウェアプログラムを実行するためのプロセッサを有する。
TCAMアクセス回路31は、入力パケットのヘッダに格納されている所定のデータでTCAM22にアクセスする。このとき、TCAMアクセス回路31は、例えば、入力パケットのMACアドレス(送信元MACアドレスおよび/または宛先MACアドレス)またはMACアドレスの一部でTCAM22を検索する。或いは、TCAMアクセス回路31は、入力パケットのヘッダ内の他のデータでTCAM22を検索してもよい。さらに、TCAMアクセス回路31は、入力パケットのペイロード内のデータでTCAM22を検索してもよい。
TCAMアクセス回路31は、この検索によって、入力パケットについてどのような処理が要求されているのかを特定できるものとする。この場合、TCAMアクセス回路31は、入力パケットについてTCAMアクセス回路34による検索が行われるか否かを特定できる。また、入力パケットについてTCAMアクセス回路34による検索が行われる場合、TCAMアクセス回路31は、TCAMアクセス回路34からTCAM22へのアクセスの回数を特定できる。
カウンタ回路32は、各入力パケットについて、TCAM22へのアクセスの回数をカウントする。このとき、カウンタ回路32は、各入力パケットについて、TCAMアクセス回路31からTCAM22へのアクセスの回数と、TCAMアクセス回路34からTCAM22へのアクセスの回数の和を計算する。なお、TCAMアクセス回路31からTCAM22へのアクセスの回数は、各入力パケットについて「1」である。また、各入力パケットについてのTCAMアクセス回路34からTCAM22へのアクセスの回数は、TCAMアクセス回路31によって特定されている。
なお、ネットワーク処理部21は、カウンタ回路32の代わりに、メータリング回路32aを有していてもよい。メータリング回路32aは、TCAM22へのアクセスレートを検出する。TCAM22へのアクセスレートは、各入力パケットについてTCAM22へのアクセスの回数を検出し、その総和に基づいて算出される。このとき、メータリング回路32aは、所定の間隔で、TCAM22への平均アクセスレートを検出する。たとえば、メータリング回路32aは、図3に示すように、10秒毎、60秒毎、30分毎に、TCAM22への平均アクセスレートを検出する。なお、図3において、縦軸は、TCAM22へのアクセスレートを表す。
アクセス制御回路33は、CPU13からの指示に従って、TCAM22へのアクセスを制御する。なお、TCAM22へのアクセスを制御する方法については、後で詳しく説明する。
TCAMアクセス回路34は、TCAMアクセス回路31と同様に、入力パケットのヘッダに格納されている所定のデータでTCAM22にアクセスする。このとき、TCAMアクセス回路34は、TCAMアクセス回路31による検索結果を利用して、TCAM22の検索を行うことができる。TCAMアクセス回路34は、例えば、入力パケットのMACアドレス(送信元MACアドレスおよび/または宛先MACアドレス)またはMACアドレスの一部でTCAM22を検索する。或いは、TCAMアクセス回路34は、入力パケットのヘッダ内の他のデータでTCAM22を検索してもよい。さらに、TCAMアクセス回路34は、入力パケットのペイロード内のデータでTCAM22を検索してもよい。
ただし、TCAMアクセス回路31、34がTCAM22を検索するためのデータは、互いに異なっている(マスクビットが互いに異なっている場合を含む)。或いは、TCAMアクセス回路31、34は、TCAM22内の互いに異なるブロックを検索するように構成されていてもよい。また、TCAMアクセス回路31、34は、TCAM22内の互いに異なるエントリを検索するように構成されていてもよい。
TCAMアクセス回路34は、例えば、入力パケットについてTCAM22から下記の情報の少なくとも1つを取得する。
(1)入力パケットを転送すべき出力インタフェースユニット
(2)入力パケットを転送すべき出力ポート
(3)入力パケットが属するフローを識別する情報
(4)入力パケットが属するフローの帯域
(5)入力パケットの優先度
経路制御装置1は、上述のようにしてTCAM22から取得した情報に基づいて入力パケットを処理する。例えば、スイッチ12は、「入力パケットを転送すべきインタ出力フェースユニット」に従って、入力パケットを指定されたインタフェースユニット15へ導くことができる。インタフェースユニット15は、「入力パケットを転送すべき出力ポート」に従って、入力パケットを指定された出力ポートへ導くことができる。トラヒック管理部24は、「入力パケットが属するフローの帯域」または「入力パケットの優先度」に従って、入力パケットを廃棄することができる。
CPU13は、アクセスレート解析部41、温度推定部42、予測部43、選択部44を有する。CPU13は、ソフトウェアプログラムを実行することにより、以下に記載するアクセスレート解析部41、温度推定部42、予測部43、選択部44の機能を提供する。
アクセスレート解析部41は、カウンタ回路32により得られる各入力パケットについてのTCAM22へのアクセスの回数に基づいて、TCAM22へのアクセスレートを検出する。TCAM22へのアクセスレートは、TCAM22へのアクセスの回数の総和に基づいて算出される。このとき、アクセスレート解析部41は、所定の間隔で、TCAM22への平均アクセスレートを検出する。例えば、アクセスレート解析部41は、図3に示すように、10秒毎、60秒毎、30分毎に、TCAM22へのアクセスレートを検出する。ただし、ネットワーク処理部21がメータリング回路32aを有するときには、CPU13は、アクセスレート解析部41を提供しなくてもよい。
このように、カウンタ回路32およびアクセスレート解析部41は、連想メモリ(実施例では、TCAM22)へのアクセスレートを検出する検出部の一例である。また、メータリング回路32aは、連想メモリへのアクセスレートを検出する検出部の他の一例である。
温度推定部42は、TCAM22へのアクセスレートに基づいて、TCAM22の温度を推定する。このとき、温度推定部42は、TCAM22へのアクセスレートおよび温度センサ14により測定された温度に基づいて、TCAM22の温度を推定してもよい。
なお、TCAM22の近傍に温度センサを設ければ、TCAM22の温度を測定することは可能である。しかしながら、TCAM22の近傍に温度センサを設けるためには、TCAM22が搭載されているボードおよびその周辺の構造を変更する必要が生じる。このため、経路制御装置1の構造的なデザインの変更なしでは、TCAM22の近傍に温度センサを設けることは困難である。すなわち、TCAM22の温度を直接的に測定することは困難である。したがって、実施形態の経路制御装置1においては、TCAM22へのアクセスレートに基づいて、TCAM22の温度が推定される。この方法によれば、経路制御装置1の構造的なデザインの変更なしで、TCAM22の温度を推定できる。
予測部43は、温度推定部42により得られるTCAM22の推定温度に基づいて、TCAM22の温度が指定された閾値温度に達するまでの時間を予測する。閾値温度は、例えば、ネットワーク管理者またはユーザにより指定される。
選択部44は、TCAM22へのアクセスを制限する方法を選択する。そして、選択部44は、選択した方法を実行するように、アクセス制御回路33に対して指示を与える。アクセス制御回路33は、選択部44からの指示に従って、TCAM22へのアクセスを制限する。
なお、図2に示す例では、CPU13によって温度推定部42、予測部43、選択44の機能が提供されるが、本発明はこの構成に限定されるものではない。すなわち、温度推定部42、予測部43、選択44の機能は、例えば、インタフェースユニット11、15内に設けられたプロセッサにより実現されてもよい。
図4は、TCAM22へのアクセスを制限する方法を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、ネットワーク処理部21およびCPU13により実行される。
S1において、カウンタ回路32は、TCAM22へのアクセスをカウントする。カウンタ回路32は、常時、TCAM22へのアクセスをモニタしているものとする。S2において、アクセスレート解析部41は、TCAM22へのアクセスレートを検出する。なお、カウンタ回路32の代わりにメータリング回路32aが使用される場合は、S1〜S2において、メータリング回路32aは、TCAM22へのアクセスレートを検出する。
S3において、温度推定部42は、TCAM22へのアクセスレートに基づいて、TCAM22の温度を推定する。S4において、予測部43は、温度推定部42により得られるTCAM22の推定温度を基準として、TCAM22の温度が指定された閾値温度に達するまでの時間を予測する。
S5において、予測部43は、TCAM22の温度が指定された閾値温度に達するまでの予測時間に基づいて、TCAM22へのアクセス制限を行うか否かを判定する。たとえば、この予測時間が予め指定されている閾値時間よりも短いときに、予測部43は、TCAM22へのアクセス制限を行うと判定する。
TCAM22へのアクセス制限を行う場合には、S6において、選択部44は、アクセス制限の方法を選択する。このとき、選択部44は、例えば、予め設定されている複数のアクセス制限方法の中から、上述の閾値温度に対応する方法を選択してもよい。なお、TCAM22へのアクセス制限を行わない場合には、フローチャートの処理はS2に戻る。
S7において、アクセス制御回路33は、選択部44により選択された方法で、TCAM22へのアクセスを制限する。TCAM22へのアクセスが制限されると、TCAMの消費電力が低下するので、TCAM22の温度が低下する。
次に、TCAM22へのアクセスレートに基づいてTCAM22の温度を推定する方法について説明する。TCAM22の温度は、主に、TCAM22へのアクセスレートに依存する。すなわち、TCAM22へのアクセスレートが高いときはTCAM22の温度は上昇し、TCAM22へのアクセスレートが低いときはTCAM22の温度は低下する。
図5は、TCAM22へのアクセスレートを徐々に高くしていったときのTCAM22の温度を示している。TCAM22の温度は、TCAM22の近傍に設けられた温度センサで測定されたものである。このように、TCAM22へのアクセスレートが高くなっていくと、TCAM22の温度も上昇していく。
しかしながら、TCAM22への平均アクセスレートを検出するためのモニタ期間の長さを適切に設定すれば、その平均アクセスレートからTCAM22の温度を精度よく推定できることが知られている。この実施形態では、30分間のモニタにより得られるTCAM22への平均アクセスレートに基づいて、TCAM22の温度が精度よく推定されるものとする。
図6は、TCAM22への平均アクセスレートと、TCAM22の推定温度との関係を示す。この例では、例えば、30分間の平均アクセスレートが10メガアクセス/秒であったときに、TCAM22の推定温度が75度である。したがって、30分間のモニタ期間において得られる平均アクセスレートが10メガアクセス/秒であったときは、そのモニタ期間の終了時点で、温度推定部42は、TCAM22の温度が75度であると推定する。
なお、温度推定部42は、測定またはシミュレーションに基づいて得られた関数を利用して、TCAM22への平均アクセスレートからTCAM22の推定温度を算出してもよい。また、温度推定部42は、TCAM22への平均アクセスレートに基づいて得られる推定温度を、温度センサ14により測定された温度で補正してもよい。
次に、予測部43による予測について説明する。予測部43は、現在のTCAM22の温度、およびTCAM22へのアクセスレートに基づいて、TCAM22の温度変化を予測する。
TCAM22の温度は、上述のように、TCAM22へのアクセスレートに依存する。そして、この実施形態では、TCAM22の温度変化は、TCAM22へのアクセスレートに基づいて算出可能であるものとする。この場合、予測部43は、TCAM22へのアクセスレートからTCAM22の温度変化を導出する関数を使用する。この関数は、例えば、測定またはシミュレーションに基づいて生成される。また、この関数を利用してTCAM22の温度変化を導出するときは、初期値として現在のTCAM22の温度が与えられる。
図7は、TCAM22へのアクセスレートからTCAM22の温度変化を導出する関数について説明する図である。この関数によれば、現在のTCAM22の温度およびTCAM22へのアクセスレートが与えられると、TCAM22の温度変化が得られる。たとえば、現在のTCAM22の温度がTcであり、TCAM22へのアクセスレートが15メガアクセス/秒である状態が継続するものとする。この場合、TCAM22の温度は、図7に示すように、5分後にT1となり、10分後にT2となることが予想される。
このように、予測部43は、「現在のTCAM22の温度」および「TCAM22へのアクセスレート」が与えられると、TCAM22の温度変化を予測することができる。ここで、予測部43は、「現在のTCAM22の温度」として、温度推定部42により得られるTCAM22の推定温度を使用する。また、「TCAM22へのアクセスレート」としては、例えば、経路制御装置1が想定する最大アクセスレートが与えられる。経路制御装置1が想定する最大アクセスレートは、予め特定されているものとする。また、予測部43は、「TCAM22へのアクセスレート」として、直前の所定期間内に検出される最大アクセスレートを使用してもよい。この場合、アクセスレート解析部41(または、メータリング回路32a)により得られる、10秒毎および/または60秒毎の平均アクセスレートのデータが時系列に保持される。そして、予測部43は、所定期間(例えば、30分)において最も高い平均アクセスレートを「TCAM22へのアクセスレート」として取得する。例えば、図3に示す実施例において、10秒毎に平均アクセスレートが検出されている場合には、「TCAM22へのアクセスレート=R1」を利用してTCAM22の温度変化が導出される。また、図3に示す実施例において、60秒毎に平均アクセスレートが検出されている場合には、「TCAM22へのアクセスレート=R2」を利用してTCAM22の温度変化が導出される。
更に、予測部43は、上述のようにして得られるTCAM22の温度変化を利用して、TCAM22の温度が指定された閾値温度に達するまでの時間を予測する。この閾値温度は、例えば、アクセス制御回路33がTCAM22へのアクセス制限を行うか否かを判定するために使用される。
図8は、予測部43の動作を説明する図である。図8に示す例では、直前の過去30分間におけるTCAM22への平均アクセスレートが10メガアクセス/秒であり、図6に示す対応関係に基づいて「現在のTCAM22の温度=75度」が得られている。また、想定される最大アクセスレートとして「15メガアクセス/秒」が与えられている。さらに、2つの閾値温度が設定されている。アクセス制限閾値は、TCAM22へのアクセス制限を行うか否かを判定するために使用され、この例では85度である。また、動作保障上限は、TCAM22の動作が保障される上限温度を表し、この例では100度である。
この場合、予測部43は、TCAM22の温度がアクセス制限閾値に達するまでの時間を「4分」と予測する。また、予測部43は、TCAM22の温度が動作保障上限に達するまでの時間を「17分」と予測する。
図9は、アクセス制限管理テーブル45の実施例を示す。アクセス制限管理テーブル45は、予測部43および選択部44によって参照される。すなわち、予測部43は、アクセス制限管理テーブル45を参照して、TCAM22の温度が閾値に達するまでの時間を予測する。また、選択部44は、アクセス制限管理テーブル45を参照して、TCAM22へのアクセス制限の方法を選択する。
アクセス制限管理テーブル45は、図9に示す例では、5つの動作モード(設定1〜設定5)を規定する情報を格納する。また、アクセス制限管理テーブル45は、各動作モードについて、「閾値温度」「モニタ時間」「予測間隔」「通知の有無」「制限方法」を表す情報を格納する。
「閾値温度」は、TCAM22へのアクセス制限を実行するか否かを判定するために使用される。たとえば、設定2では、「閾値温度=85度」である。この場合、予測部43は、TCAM22の温度が85度に達するまでの時間を予測する。そして、アクセス制御回路33は、予測部43により得られる予測時間が経過したときに、TCAM22へのアクセス制限を実行する。
「モニタ時間」は、平均アクセスレートを検出するためのモニタ時間を規定する。例えば、設定2では、「モニタ時間=10秒」である。この場合、予測部43は、10秒毎に検出される平均アクセスレートのデータを時系列に保持する。そして、予測部43は、直近所定期間(例えば、30分)において最も高い平均アクセスレートを「TCAM22へのアクセスレート」として使用してTCAM22の温度変化を予測する。「モニタ時間=10秒」である場合、図3に示す例では、予測部43は、「TCAM22へのアクセスレート=R1」を使用してTCAM22の温度変化を予測する。
「予測間隔」は、予測部43が予測を実行する間隔を表す。例えば、設定2では、「予測間隔=60秒」である。この場合、予測部43は、60秒毎にTCAM22の温度変化を予測する。
「通知の有無」は、予測部43による予測結果をユーザに通知するか否かを表す。「制限方法」は、アクセス制御回路33が実行する制限方法を表す。
アクセス制限管理テーブル45において規定されている複数の動作モードのうち、少なくとも1つの動作モードが有効化される。例えば、図8は、2つの動作モード(設定1および設定2)が有効化されている状態を示している。
次に、予測部43および選択部44の動作について説明する。ここでは、図9に示す設定2が有効化されているものとする。すなわち、予測部43には「閾値温度=85度」が設定されている。なお、予測部43は、TCAM22の温度が閾値温度に対して十分に低いときは、10分毎にTCAM22の温度変化を予測するものとする。このとき、予測部43は、60秒毎に検出される平均アクセスレートの最大値を利用して、TCAM22の温度変化を予測する。更に、予測部43に対して「閾値時間=5分」が設定されている。そして、予測部43は、TCAM22の温度が「閾値温度」に達するまでの時間を予測する。
TCAM22へのアクセスレートが低いときは、TCAM22の消費電力が小さく、TCAM22の温度は低い。この場合、温度推定部42により得られるTCAM22の推定温度も低い。また、予測部43において、TCAM22の温度が「閾値温度」に達するまでの予測時間は、「閾値時間」よりも長い。あるいは、予測部43は、TCAM22の温度が「閾値温度」に達することはないと予測する。
TCAM22へのアクセスレートが高くなると、TCAM22の消費電力が大きくなって、TCAM22の温度が上昇していく。この場合、温度推定部42により得られるTCAM22の推定温度も高くなる。そして、予測部43により、図8に示すように、TCAM22の温度が「閾値温度=85度」に達するまでの時間が「4分」と予測されたものとする。この予測時間は、上述した「閾値時間=5分」よりも短い。
予測時間が閾値時間よりも短いときは、予測部43は、アラームを出力する。上述の例では、予測部43は、「TCAM22の温度が4分後に85度を達すると予測されます」というメッセージを出力する。このメッセージは、例えば、経路制御装置1に接続される表示装置に表示される。なお、予測部43は、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの予測時間が閾値時間よりも長いか短いかにかかわらず、その予測時間を表示装置に表示してもよい。
選択部44は、予測部43により得られる予測時間が経過したときに、アクセス制御回路33に対して制限指示を与える。上述の例では、予測部43により、TCAM22の温度が85度に達するまでの時間が「4分」と予測されている。この場合、選択部44は、その予測が行われたときから4分が経過した時点で、アクセス制御回路33に対して「設定2:フラッディング」を指示する。なお、選択部44は、予測部43による予測時間が閾値時間よりも短いときに限って、アクセス制御回路33に対して制限指示を与えるようにしてもよい。
図10は、アクセス制限による温度制御について説明する図である。図10に示す例では、温度推定部42は、時刻Txにおいて、TCAM22の温度を推定する。ここで、時刻Txの直前の過去30分におけるTCAM22へのアクセスレートの平均は、アクセスレート解析部41(または、メータリング回路32a)により検出されており、10メガアクセス/秒である。よって、温度推定部42は、図6に示す対応関係に基づいて、時刻TxにおけるTCAM22の温度が75度であると推定する。
予測部43は、「TCAM22の温度=75度」に「TCAM22へのアクセスレートの最大値に対応する温度変化」を加算することで、TCAM22の温度がアクセス制限閾値に達するまでの時間を予測する。「TCAM22へのアクセスレートの最大値」は、アクセスレート解析部41(または、メータリング回路32a)により検出されているものとする。また、アクセス制限閾値は、85度である。そして、予測部43によって、「TCAM22の温度がアクセス制限閾値に達するまでの予測時間=4分」が得られている。
この場合、アクセス制御回路33は、時刻Txから4分が経過すると、TCAM22へのアクセス制限を開始する。よって、時刻Ty以降、TCAM22へのアクセスレートが抑制され、TCAM22の温度は低下してゆく。
ところで、TCAM22へのアクセスレートは、様々な要因で大きく変動し得る。このため、例えば、予測部43により「4分後にTCAM22の温度が閾値温度を超える」と予測された場合であっても、その直後にTCAM22へのアクセスレートが低下すると、実際には、TCAM22の温度は閾値温度にまで上昇しない。或いは、「4分後にTCAM22の温度が閾値温度を超える」と予測された場合であっても、その直後にTCAM22へのアクセスレートが急激に高くなると、アクセス制限が開始される前にTCAM22の温度が閾値温度を超えてしまうことがある。
そこで、他の実施形態において、予測部43は、「TCAM22の温度が閾値温度を超える」と予測した後、予測の頻度および/または予測の精度を高くする。このとき、予測部43は、アクセス制限管理テーブル45に設定されている情報に基づいて、予測の頻度および/または予測の精度を変更する。
上述の例では、図9に示す「設定2」が有効化されている。そして、TCAM22の温度が「閾値温度=85度」に達するまでの時間が「閾値時間=5分」よりも短いと予測されている。この場合、予測部43は、予測の実行頻度を「10分」から「60秒」に短縮する。すなわち、予測時間が閾値時間よりも短いと判定した後は、予測部43は、60秒毎に、TCAM22の温度変化を予測する。
また、予測部43は、TCAM22の温度変化を予測するときに、より短い検出期間に得られる平均アクセスレートの最大値を使用する。例えば、設定2では、「モニタ時間=10秒」が設定されている。よって、予測部43は、60秒毎に検出されるアクセスレートの最大値の代わりに、10秒毎に検出されるアクセスレートの最大値を利用して、TCAM22の温度変化を予測する。
このように、TCAM22の温度が閾値温度に達すると予測されたときは、予測部43による予測間隔が短くなる。よって、TCAM22の温度が閾値温度に達するか否かを精度よく予測できる。
以降、予測部43は、TCAM22の温度変化の予測を繰り返し実行する。そして、予測部43において、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの時間が「ゼロ」または「十分に短い」と判定されたときは、選択部44は、アクセス制限管理テーブル45の設定に基づいて、アクセス制御回路33に指示を与える。この実施例では、選択部44は、設定2に対応する「フラッディング」を実行するように、アクセス制御回路33に指示を与える。
図11および図12は、予測部43および選択部44の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、CPU13がソフトウェアプログラムを実行することにより実現される。
図11に示す実施形態では、S11〜S12において、予測部43は、TCAM22の温度変化を予測する。このとき、予測部43は、温度推定部42により得られるTCAM22の推定温度、およびアクセスレート解析部41(または、メータリング回路32a)により検出される最大アクセスレートを利用して、TCAM22の温度変化を予測する。
TCAM22の温度が閾値温度に達しないと予測する場合(または、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの時間が閾値時間よりも長い場合)は、フローチャートの処理はS11に戻る。すなわち、TCAM22の温度が閾値温度に達するとの予測が得られるまでは、S11〜S12の処理が繰り返し実行される。
TCAM22の温度が閾値温度に達すると予測する場合(または、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの時間が閾値時間よりも短い場合)は、予測部43は、S13において、アラームを出力する。また、予測部43は、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの予測時間を選択部44に通知する。
S14において、選択部44は、予測部43から通知された予測時間の経過を待つ。そして、その予測時間が経過すると、選択部44は、S15において、アクセス制御回路33に対してアクセス制限の実行を指示する。
図12に示す実施形態でも、図11に示す実施形態と同様に、S11〜S13の処理が実行される。ただし、図12に示すフローチャートでは、S11〜S12の処理は10分間隔で実行されるものとする。また、図12に示すフローチャートのS11においては、60秒毎の平均アクセスレートの最大値(図3に示す例では、R2)を利用して、TCAM22の温度変化が予測されるものとする。
TCAM22の温度が閾値温度に達すると予測される場合(S12:Yes)、予測部43は、S21〜S23の処理を実行する。S21〜S23の処理は、S11〜S12よりも短い間隔(例えば、10秒毎)で実行される。
S21において予測部43は、S11と同様に、TCAM22の温度変化を予測する。ただし、S21においては、S11よりも短い検出期間(例えば、10秒)の平均アクセスレートの最大値(図3に示す例では、R1)を利用して、TCAM22の温度変化が予測される。この結果、TCAM22の温度が閾値温度に達しないと予測されるときは(S22:No)、フローチャートの処理はS11に戻る。
TCAM22の温度が閾値温度に達すると予測される場合(S21:Yes)、予測部43は、S23において、TCAM22の温度がその閾値温度に達するまでの時間を予測する。そして、この予測時間がゼロまたは十分に短いときは、選択部44は、S15において、アクセス制御回路33に対してアクセス制限の実行を指示する。
アクセス制御回路33は、図11または図12に示すS15の指示を受けると、TCAM22へのアクセスを制限する。アクセス制限の方法は、図9に示すアクセス制限管理テーブル45に規定されている。
「廃棄」が指示されると、アクセス制御回路33は、入力パケットを廃棄する。この場合、TCAMアクセス回路34によるTCAM22へのアクセスが行われなくなるので、TCAM22の消費電力は大幅に削減される。
「フラッディング」が指示されると、アクセス制御回路33は、入力パケットについてTCAM22を参照して出力ポートを特定する処理を禁止する。この場合、入力パケットに対して宛先に対応する出力ポートが特定されないので、入力パケットは、経路制御装置1のすべての出力ポートへフラッディングされる。
「優先度に基づくポリシング」が指示されると、アクセス制御回路33は、優先度の低い入力パケットをポリシングする。優先度は、例えば、カラー(レッド、イエロー、グリーン)で識別されるものとする。また、ポリシングは、予め設定されている帯域を越えるパケットを廃棄する処理に相当する。
「ブロック電源オフ」が指示されると、アクセス制御回路33は、TCAM22を構成する複数のメモリブロックの一部への電力供給を停止する。このとき、アクセス制御回路33は、例えば、アクセス頻度の高いメモリブロックへの電力の供給を停止する。この場合、TCAM22における消費電力を大きく削減できる。或いは、アクセス制御回路33は、優先度の低い情報を格納するメモリブロックへの電力の供給を停止してもよい。この場合、優先度の高い情報へのアクセスは保障される。なお、TCAM22は、複数のメモリブロックを有し、メモリブロック毎に電力が供給されるものとする。
「エントリ削除」が指示されると、アクセス制御回路33は、TCAM22に生成されている複数のエントリの一部を削除する。このとき、アクセス制御回路33は、例えば、アクセス頻度の高いエントリを削除する。この場合、TCAM22における消費電力を大きく削減できる。或いは、アクセス制御回路33は、優先度の低い情報を格納するエントリを削除してもよい。この場合、優先度の高い情報へのアクセスは保障される。
図13は、アクセス制限の実施例を示す。ここでは、選択部44からアクセス制御回路33へ「優先度に基づくポリシング」および「ブロック電源オフ」が指示されるものとする。また、TCAM22は、5つのメモリブロックA〜Eを有している。
図13(a)は、メモリブロック毎、かつ、カラー毎に検出された、TCAM22へのアクセス回数を示す。TCAM22へのアクセス回数は、カウンタ回路32(または、メータリング回路32a)により検出される。図13(a)に示す例では、例えば、所定の検出期間に、メモリブロックAに対して100回のアクセスが発生している。メモリブロックAへのアクセスは、すべてグリーンパケットに起因して発生している。また、メモリブロックBに対しては、グリーンパケットに起因して2000回のアクセスが発生し、イエローパケットに起因して2000回のアクセスが発生し、レッドパケットに起因して2000回のアクセスが発生している。
アクセス制限の方法は、図13(b)に示す例では、「アクセス回数閾値」「アクセス回数上位」「カラー別動作」の中から選択される。すなわち、選択部44によって、「アクセス回数閾値」「アクセス回数上位」「カラー別動作」のうちの少なくとも1つが選択される。
「アクセス回数閾値」は、メモリブロックのアクセス回数を規定する。この例では、アクセス回数閾値は、500である。例えば、メモリブロックAへのアクセス回数は、100であり、アクセス回数閾値よりも少ない。よって、メモリアクセスAへの電力の供給は継続される。一方、メモリブロックBへのアクセス回数は、6000であり、アクセス回数閾値よりも多い。よって、アクセス制御回路33は、メモリアクセスBへの電力の供給を停止する。
「アクセス回数上位」は、電力の供給を停止するメモリブロックの個数を規定する。この例では、「2」が指定されている。よって、アクセス制御回路33は、最もアクセス回数が多いメモリブロックE、および2番目にアクセス回数の多いメモリブロックBへの電力の供給を停止する。
「カラー別動作」は、各入力パケットの優先度に応じてポリシングを適用するか否かを制御する。この例では、ポリシングを適用するか否かの閾値として、グリーンパケットについては50が設定され、イエローパケットについてはゼロが設定されている。ただし、ポリシングを適用するか否かは、メモリブロック毎、かつ、カラー毎に設定される。例えば、メモリブロックAに対しては、グリーンパケットについてはポリシングが適用され、イエローパケットに対してはポリシングは適用されない。また、メモリブロックBに対しては、いずれのパケットにもポリシングは適用されない。この場合、例えば、グリーンパケットからメモリブロックAへアクセス回数は100であり、閾値(すなわち、50)を超えているので、ポリシングが行われる。一方、グリーンパケットからメモリブロックBへアクセス回数は2000であり、閾値(すなわち、50)を超えているが、ポリシングは行われない。
図14は、アクセス制限の他の実施例を示す。ここでは、選択部44からアクセス制御回路33へ「優先度に基づくポリシング」および「エントリ削除」が指示されるものとする。また、TCAM22は、5つのエントリA〜Eを有している。
図14(a)および図14(b)の内容は、それぞれ図13(a)および図13(b)に対応している。図13は、上述のように、メモリブロック毎にアクセス回数および条件設定を示している。これに対して、図14は、エントリ毎にアクセス回数および条件設定を示している。なお、エントリ毎にTCAM22へのアクセスを制限する方法は、上述したメモリブロック毎の方法と類似しているので、説明を省略する。
<他の実施形態>
(1)TCAMアクセス回路34は、TCAM22にN回アクセスする第1アクセス回路およびTCAM22にM(M<N)回アクセスする第2アクセス回路を有する。アクセス制御回路33は、CPU13からアクセス制限指示を受けていないときは、入力パケットを第1アクセス回路へ導き、CPU13からアクセス制限指示を受けると、入力パケットを第2アクセス回路へ導く。この制限動作によれば、TCAM22へのアクセス回数が削減される。
(2)アクセス制御回路33は、CPU13からアクセス制限指示を受けたときに、TCAM22またはTCAM22の一部のメモリブロックに供給するクロックの速度を遅くしてもよい。
(3)アクセス制御回路33は、CPU13からアクセス制限指示を受けたときに、TCAM22またはTCAM22の一部のメモリブロックに供給する電圧を低下させてもよい。
(4)アクセス制御回路33は、CPU13からアクセス制限指示を受けたときに、アクセス回数の少ないメモリブロックを停止してもよい。この制限動作によれば、TCAM22から制御情報を得られないパケットの数が少なくなる。
(5)アクセス制御回路33は、CPU13からアクセス制限指示を受けたときに、アクセス回数の少ないエントリを削除してもよい。この制限動作によれば、TCAM22から制御情報を得られないパケットの数が少なくなる。
(6)CPU13は、アクセス制御回路33がアクセス制限動作を行っている期間も、TCAM22の温度推定および温度変化の予測を継続する。そして、CPU13は、TCAM22の温度が十分に低下したと判定すると、アクセス制御回路33に対してアクセス制限の停止を指示する。
(7)予測部43は、現在のTCAM22の温度と、TCAM22へのアクセスレートの変化の傾向に基づいて、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの時間を予測してもよい。
(8)経路制御装置1は、TCAM22へのアクセスレートをパラメータとして時間に対してTCAM22の温度変化を表すデータベースを有する。例えば、図7に示す関係を表すデータベースが予め作成される。予測部43は、定期的にTCAM22への平均アクセスレートを検出する。そして、予測部43は、検出したアクセスレートで上記データベースを参照することによって、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する。
(9)予測部43は、TCAM22の温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する代わりに、TCAM22の温度が閾値温度を超える時刻を予測してもよい。この場合、アクセス制御回路33は、この予測時刻に、TCAM22へのアクセス制限を開始する。
以上記載した各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
連想メモリを使用して通信を制御する伝送装置であって、
前記連想メモリへのアクセスレートを検出する検出部と、
前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて、前記連想メモリの温度を推定する推定部と、
前記推定部により得られる推定温度を基準として、前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する予測部と、
前記予測部により得られる予測時間に基づいて、前記連想メモリへのアクセスを制御するアクセス制御部と、
を有する伝送装置。
(付記2)
前記予測部は、前記推定部により得られる推定温度に、前記連想メモリへのアクセスレートの最大値に対応する温度変化を加算することで、前記連想メモリの温度が前記閾値温度に達するまでの時間を予測する
ことを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記3)
前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記連想メモリへのアクセスを制限する
ことを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記4)
前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記伝送装置への入力パケットを廃棄する
ことを特徴とする付記3に記載の伝送装置。
(付記5)
前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記伝送装置への入力パケットについて前記連想メモリへのアクセスを禁止して、前記入力パケットを前記伝送装置の複数の出力ポートへフラッディングする
ことを特徴とする付記3に記載の伝送装置。
(付記6)
前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記伝送装置への入力パケットのうち、優先度の低いパケットをポリシングする
ことを特徴とする付記3に記載の伝送装置。
(付記7)
前記連想メモリは、複数のメモリブロックを有し、
前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記複数のメモリブロックのうちの少なくとも1つへの電源の供給を停止する
ことを特徴とする付記3に記載の伝送装置。
(付記8)
前記連想メモリは、複数のエントリを有し、
前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記複数のエントリのうちの少なくとも1つを削除する
ことを特徴とする付記3に記載の伝送装置。
(付記9)
前記アクセス制御部の入力側に設けられ、入力パケットに格納されているデータで前記連想メモリを検索する第1のアクセス部と、
前記アクセス制御部の出力側に設けられ、前記第1のアクセス部による検索結果を利用して前記入力パケットに格納されているデータで前記連想メモリを検索する第2のアクセス部、をさらに有し、
前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間に基づいて、前記第2のアクセス部から前記連想メモリへのアクセスを制限する
ことを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記10)
前記予測部は、前記連想メモリの温度が前記閾値温度を超えると予測した後は、前記連想メモリの温度が前記閾値温度を超えると予測した前と比較して短い時間間隔で、前記連想メモリの温度変化を予測する
ことを特徴とする付記1〜9のいずれか1つに記載の伝送装置。
(付記11)
前記予測部は、前記検出部により第1の間隔で繰り返し検出される前記連想メモリへの平均アクセスレートの最大値に基づいて前記連想メモリの温度変化を予測し、
前記予測部は、前記連想メモリの温度が前記閾値温度を超えると予測した後は、前記検出部により前記第1の間隔よりも短い第2の間隔で繰り返し検出される前記連想メモリへの平均アクセスレートの最大値に基づいて前記連想メモリの温度変化を予測する
ことを特徴とする付記1〜9のいずれか1つに記載の伝送装置。
(付記12)
前記予測部は、前記予測時間が閾値時間よりも短いときにアラームを出力する
ことを特徴とする付記1〜11のいずれか1つに記載の伝送装置。
(付記13)
連想メモリを使用して通信を制御する伝送装置において前記連想メモリの温度を制御する方法であって、
前記連想メモリへのアクセスレートを検出し、
前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて前記連想メモリの温度を推定し、
前記連想メモリの推定温度を基準として、前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測し、
前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間に基づいて、前記連想メモリへのアクセスを制御する
ことを特徴とする温度制御方法。
1 経路制御装置
11、15 インタフェースユニット
13 CPU
21 ネットワーク処理部(NPU)
22 TCAM
31、34 TCAMアクセス回路
32 カウンタ回路
32a メータリング回路
33 アクセス制御回路
41 アクセスレート解析部
42 温度推定部
43 予測部
44 選択部
45 アクセス制限管理テーブル

Claims (5)

  1. 連想メモリを使用して通信を制御する伝送装置であって、
    前記連想メモリへのアクセスレートを検出する検出部と、
    前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて、前記連想メモリの温度を推定する推定部と、
    前記推定部により得られる推定温度を基準として、前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する予測部と、
    前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記連想メモリへのアクセスを制限するアクセス制御部と、
    を有する伝送装置。
  2. 前記予測部は、前記推定部により得られる推定温度に、前記連想メモリへのアクセスレートの最大値に対応する温度変化を加算することで、前記連想メモリの温度が前記閾値温度に達するまでの時間を予測する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記アクセス制御部の入力側に設けられ、入力パケットに格納されているデータで前記連想メモリを検索する第1のアクセス部と、
    前記アクセス制御部の出力側に設けられ、前記第1のアクセス部による検索結果を利用して前記入力パケットに格納されているデータで前記連想メモリを検索する第2のアクセス部、をさらに有し、
    前記アクセス制御部は、前記予測部により得られる予測時間が経過したときに、前記第2のアクセス部から前記連想メモリへのアクセスを制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  4. 連想メモリを使用して通信を制御する伝送装置であって、
    前記連想メモリへのアクセスレートを検出する検出部と、
    前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて、前記連想メモリの温度を推定する推定部と、
    前記推定部により得られる推定温度を基準として前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて前記連想メモリの温度変化を予測し、予測した温度変化を利用して前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する予測部と、
    前記予測部により得られる予測時間に基づいて、前記連想メモリへのアクセスを制御するアクセス制御部と、を有し、
    前記予測部は、前記連想メモリの温度が前記閾値温度を超えると予測した後は、前記連想メモリの温度が前記閾値温度を超えると予測した前と比較して短い時間間隔で、前記連想メモリの温度変化を予測して前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する
    ことを特徴とする伝送装置。
  5. 連想メモリを使用して通信を制御する伝送装置であって、
    前記連想メモリへのアクセスレートを検出する検出部と、
    前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて、前記連想メモリの温度を推定する推定部と、
    前記推定部により得られる推定温度を基準として前記連想メモリへのアクセスレートに基づいて前記連想メモリの温度変化を予測し、予測した温度変化を利用して前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する予測部と、
    前記予測部により得られる予測時間に基づいて、前記連想メモリへのアクセスを制御するアクセス制御部と、を有し、
    前記予測部は、前記検出部により第1の間隔で繰り返し検出される前記連想メモリへの平均アクセスレートの最大値に基づいて前記連想メモリの温度変化を予測し、
    前記予測部は、前記連想メモリの温度が前記閾値温度を超えると予測した後は、前記検出部により前記第1の間隔よりも短い第2の間隔で繰り返し検出される前記連想メモリへの平均アクセスレートの最大値に基づいて前記連想メモリの温度変化を予測して前記連想メモリの温度が閾値温度に達するまでの時間を予測する
    ことを特徴とする伝送装置。
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