JP6002645B2 - 通信制御システム、帯域割当装置、中継装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御システム、帯域割当装置、中継装置及び通信制御方法 Download PDF

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本発明は、通信制御技術に関する。
近年、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)通信機能を備えた電子製品が普及している。ノートパソコンやゲーム機器などの通信端末は、無線LAN通信機能を用い、中継装置を介してインターネットに接続可能である。中継装置は、通信端末との通信機能のほかに、上位装置との通信機能も備えている。
図9は、中継装置と上位装置であるOLT(Optical Network Unit)との間でIEEE802.2av規格に準拠したPON(Passive optical network)システムが使用されている通信システムの一例を示す図である。図9では、OLT1001は、光ファイバ1002及び光スプリッタ1003を介して複数の中継装置1004−1〜1004−3と接続している。OLT1001は、集中制御のプロトコルによって中継装置1004−1〜1004−3に対してトラフィックを送信するタイミングを決定し、自装置と中継装置1004−1〜1004−3との間の通信制御を行う。中継装置1004−1〜1004−3のそれぞれは、OLT1001と接続して光ファイバ1002及び光スプリッタ1003を介してPONシステムとしてのONU通信機能を備えている。
また、中継装置1004−1〜1004−3のそれぞれは、無線LAN通信機能も備えており、無線リンク1005−1〜1005−3を介して通信端末1006−1〜1006−3と通信することができる。中継装置1004−1〜1004−3及び通信端末1006−1〜1006−3は、IEEE802.11規格のCSMA/CA(Carrier sense multiple access with collision avoidance)に基づいた自律分散制御のプロトコルによって通信制御を行う。
ところで、図9と同様のシステムにおいてPONシステムと無線LANシステムとが連携し、効率的に伝送を行う方式が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1に記載された方式では、効率的な伝送を実現するためにOLTがPONシステムと無線LANシステムとを集中管理する。具体的には、OLTが通信端末の送信タイミングを集中管理し、通信端末に対して送信許可時間を割り当てることによりPONシステムと無線LANシステムとの間の送信タイミングの不整合から生じる遅延を低減する。
平野 幸男、佐藤 昌幸、山下 晃広、向井 宏明"無線LAN収容光アクセスネットワークの一検討"電子情報通信学会総合大会、2013年
図9に示した通信システムにおいて、OLT1001と中継装置1004−1〜1004−3との間はPONシステムであり、中継装置1004−1〜1004−3と通信端末1006−1〜1006−3との間は無線LANシステムである。一般的に、PONシステムと無線LANシステムとはそれぞれ独立しているため、2つのシステムの間でトラフィックの送受信は同期されていない。
無線LANシステムでは、CSMA/CAプロトコルに基づいて通信を行うため、送信局(例えば、中継装置1004−1〜1004−3又は通信端末1006−1〜1006−3)がトラフィックを送信し始める前に一定期間内で無線リンク1005−1〜1005−3における電波強度を確認し、他の送信局がトラフィックを送信していないか判断する必要がある。送信局は、電波の強度が一定レベル以下の場合にのみトラフィックの送信を開始する。
一方、無線LANシステムで使用される2.4GHz帯や5GHz帯の帯域は、無線LANシステムのみならず、他の通信システムにおいても使用される。そのため、他のシステムから放射される電波の強度が十分に強ければ、送信局がCSMA/CAによりその電波の存在を検知し、無線LANシステムの通信が開始不可能になってしまう。他の通信システムの具体例として無線PAN(Personal Area Network)システムやセンサーネットワーク等の2.4GHz帯を使用しているシステムがあり、無線LANシステムに対して干渉を与えることがある。また、電子レンジのような通信用途ではない電気機器も2.4GHz帯の電波を放射し、無線LANシステムの通信に影響を与える。
図9の無線リンク1005−1〜1005−3では、前述のような無線LANシステムや他のシステム(通信と非通信)による干渉が存在する場合、無線LANシステムの中継装置1004−1〜1004−3及び通信端末1006−1〜1006−3はCSMA/CAプロトコルによって干渉がなくなるまでトラフックの送信を遅らせるように制御を行う。
PONシステムでは、無線LANシステムとのトラフィック送受信が同期されていないため、中継装置1004−1〜1004−3が他のシステムの電波との干渉によってトラフィックの送信を開始できないにもかかわらず、OLT1001が光ファイバ1002及び光スプリッタ1003を介して中継装置1004−1〜1004−3にトラフィックを送信することがある。
中継装置1004−1〜1004−3は、干渉がある時間内ではCSMA/CAに従い送信を停止している。そのため、中継装置1004−1〜1004−3は、OLT1001から受信したトラフィックを直ちに通信端末1006−1〜1006−3に送信できず、自装置内でトラフィックをバッファリングする必要がある。無線リンク1005−1〜1005−3において干渉がある時間内に中継装置1004−1〜1004−3が受信したトラフィックが増加する場合、自装置内のバッファ不足によりトラフィックが廃棄される、いわゆるバッファオーバフローが発生するおそれがあった。
また、干渉を受けていないにもかかわらず、OLT1001からのトラフィックがない場合には干渉を受けていない中継装置1004−1〜1004−3は、トラフィックを送信することができない。その結果、無線リンク1005−1〜1005−3の帯域の利用効率が低下してしまうおそれがあった。
上記事情に鑑み、本発明は、バッファオーバフローの発生を抑止しつつ、無線リンクにおける帯域の利用効率を向上させる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、複数の中継装置と、前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当装置とを備える通信制御システムであって、前記中継装置は、無線通信に使用しているチャネルにおけるビジー期間の割合を表すビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信する送信部、を備え、前記帯域割当装置は、前記ビジー率の情報を前記中継装置ごとに受信する受信部と、受信された前記ビジー率の情報に基づいて前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当部と、割り当てられた帯域で前記中継装置と通信を行うように送信部の制御を行う送信制御部と、を備える通信制御システムである。
本発明の一態様は、上記の通信制御システムであって、前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記中継装置に接続する通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいた情報であり、
前記帯域割当部は、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす。
本発明の一態様は、上記の通信制御システムであって、前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記中継装置に接続する通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいた情報と、前記通信装置付近の無線区間における通信情報に基づいた情報であり、前記送信部は、前記中継装置と前記中継装置に接続する通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいたビジー率と、前記通信装置付近の無線区間における前記通信情報に基づいたビジー率とのうち、値が高いビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信し、前記帯域割当部は、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす。
本発明の一態様は、無線通信に使用しているチャネルにおけるビジー期間の割合を表すビジー率の情報を中継装置ごとに受信する受信部と、受信された前記ビジー率の情報に基づいて前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当部と、割り当てられた帯域で前記中継装置と通信を行うように送信部の制御を行う送信制御部と、を備える帯域割当装置である。
本発明の一態様は、無線通信に使用しているチャネルにおけるビジー期間の割合を表すビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信する送信部、を備える中継装置である。
本発明の一態様は、複数の中継装置と、前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当装置とを備える通信制御システムにおける通信制御方法であって、前記中継装置が、無線通信に使用しているチャネルにおけるビジー期間の割合を表すビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信する送信ステップ、を有し、前記帯域割当装置が、前記ビジー率の情報を前記中継装置ごとに受信する受信ステップと、受信された前記ビジー率の情報に基づいて前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当ステップと、割り当てられた帯域で前記中継装置と通信を行うように送信部の制御を行う送信制御ステップと、を有する通信制御方法である。
本発明の一態様は、上記の通信制御方法であって、前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記中継装置に接続する通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいた情報であり、前記帯域割当装置は、前記帯域割当ステップにおいて、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす。
本発明の一態様は、上記の通信制御方法であって、前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記中継装置に接続する通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいた情報と、前記通信装置付近の無線区間における通信情報に基づいた情報であり、前記中継装置は、前記送信ステップにおいて、前記中継装置と前記中継装置に接続する通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいたビジー率と、前記通信装置付近の無線区間における前記通信情報に基づいたビジー率とのうち、値が高いビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信し、前記帯域割当装置は、前記帯域割当ステップにおいて、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす。
本発明により、バッファオーバフローの発生を抑止しつつ、無線リンクにおける帯域の利用効率を向上させることが可能となる。
本発明の第1実施形態における通信制御システム100のシステム構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1実施形態における帯域割当装置10の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における中継装置20の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における通信制御システム100aのシステム構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2実施形態における中継装置20aの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における通信制御システム100aの動作を示すシーケンス図である。 本発明の変形例における通信制御システム100aのシステム構成を示す概略ブロック図である。 本発明の変形例における通信制御システム100aの動作を示すシーケンス図である。 PONシステムが使用されている通信システムの一例を示す図である。
以下、本発明の具体的な構成例(第1実施形態及び第2実施形態)について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態における通信制御システム100のシステム構成を示す概略ブロック図である。本発明の第1実施形態における通信制御システム100は、帯域割当装置10、光スプリッタ12、複数の中継装置20−1〜20−M(Mは2以上の整数)を備える。帯域割当装置10は、光ケーブル11及び光スプリッタ12を介して複数の中継装置20−1〜20−Mと通信可能に接続されている。中継装置20−1は、アンテナ21−1及び無線リンク(無線区間)13−1を介して通信端末(通信装置)30−1と通信可能に接続されている。また、中継装置20−Mは、アンテナ21−M及び無線リンク13−Mを介して通信端末30−Mと通信可能に接続されている。
帯域割当装置10は、情報処理装置を用いて構成される。帯域割当装置10は、光ケーブル11を介した有線通信に使用する帯域の割り当てを行う。
光スプリッタ12は、帯域割当装置10から送信された光信号を分配して中継装置20−1〜20−Mに伝送する。また、光スプリッタ12は、複数の中継装置20−1〜20−Mから送信された光信号を集約して帯域割当装置10に伝送する。
中継装置20−1〜20−Mは、光ケーブル11及び光スプリッタ12を介して帯域割当装置10との間で有線通信を行う。また、中継装置20−1〜20−Mは、アンテナ21−1〜21−M及び無線リンク13−1〜13−Mを介して通信端末30−1〜30−Mとの間で無線通信を行う。なお、以下の説明では、中継装置20−1〜20−Mを特に区別しない場合には中継装置20と称する。
通信端末30−1〜30−Mは、例えばパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット装置、ゲーム機器等の情報処理装置を用いて構成される。通信端末30−1は、中継装置20−1との間で無線通信を行う。通信端末30−Mは、中継装置20−Mとの間で無線通信を行う。なお、以下の説明では、通信端末30−1〜30−Mを特に区別しない場合には通信端末30と称する。また、以下の説明では、アンテナ21−1〜21−Mを特に区別しない場合にはアンテナ21と称する。また、以下の説明では、無線リンク13−1〜13−Mを特に区別しない場合には無線リンク13と称する。
以下、帯域割当装置10及び中継装置20の具体的な構成について説明する。まず、帯域割当装置10の機能構成について説明する。帯域割当装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、帯域割当プログラムを実行する。帯域割当プログラムの実行によって、帯域割当装置10は、通信部101、中継部102、有線通信部(受信部)103、帯域割当部104、送信制御部105を備える装置として機能する。なお、帯域割当装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、帯域割当プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、帯域割当プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部101は、上位ネットワーク(不図示)を介してサーバ装置(不図示)との間で通信を行う。
中継部102は、通信部101と有線通信部103との間で中継処理を行う。
有線通信部103は、各中継装置20から送信されたビジー率の情報(光信号)を電気信号に変換して自装置に入力する。ビジー率とは、無線通信に使用されているチャネルにおけるビジー期間の割合である。ビジー率は、例えば中継装置20と、中継装置20に接続する通信端末30(以下、「帰属端末30」という。)との間の無線通信に使用されているチャネルで取得された通信情報に基づいて算出される。通信情報とは、通信に関する情報であり、例えば中継装置20が受信した信号の電力や雑音の電力などである。また、有線通信部103は、中継部102から中継された信号(電気信号)を光信号に変換して中継装置20に送信する。また、有線通信部103は、中継装置20から送信されたサーバ装置(不図示)宛ての信号(光信号)を電気信号に変換して中継部102に出力する。
帯域割当部104は、受信されたビジー率の情報に基づいて有線通信に使用する帯域の割り当てを中継装置20ごとに行う。
送信制御部105は、帯域割当部104によって割り当てられた帯域で各中継装置20との間で通信を行うように有線通信部103を制御する。
次に、中継装置20の機能構成について説明する。中継装置20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、中継プログラムを実行する。中継プログラムの実行によって、中継装置20は、通信部201、中継部202、通信情報取得部203、通信情報記憶部204、算出部205、有線通信部(送信部)206を備える装置として機能する。なお、中継装置20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、中継プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、中継プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部201は、アンテナ21及び無線リンク13を介して通信端末30との間で通信を行う。
中継部202は、通信部201と有線通信部206との間で中継処理を行う。
通信情報取得部203は、無線区間における通信情報を取得する。具体的には、通信情報取得部203は、自装置(中継装置20)と帰属端末30との間の無線区間における通信情報を取得する。
通信情報記憶部204は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。通信情報記憶部204は、通信情報取得部203によって取得された通信情報を記憶している。
算出部205は、通信情報記憶部204に記憶されている通信情報に基づいてビジー率を算出する。例えば、算出部205は、一定の期間(例えば、100ms)内に取得された通信情報を参照し、自装置と帰属端末30との間の無線通信に使用されているチャネルがビジー状態であった期間の割合を算出する。チャネルがビジー状態であったか否かの判定は、通信情報の値が一定の値以上であるか否かによって行われる。例えば、算出部205は、通信情報の値が一定の値以上である場合にはその通信情報が取得された時刻のチャネルの状況がビジー状態であると判定する。一方、算出部205は、通信情報の値が一定の値未満である場合にはその通信情報が取得された時刻のチャネルの状況がアイドル状態であると判定する。
有線通信部206は、各中継装置20から送信されたビジー率の情報(光信号)を電気信号に変換して自装置に入力する。
図2は、本発明の第1実施形態における帯域割当装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
帯域割当装置10の有線通信部103は、各中継装置20からビジー率の情報を受信する(ステップS101)。帯域割当部104は、受信されたビジー率の情報に基づいて有線通信に使用する帯域を中継装置20ごとに割り当てる(ステップS102)。例えば、帯域割当部104は、ビジー率の値が所定の値以上である中継装置20に対しては他の中継装置20よりも割り当てる帯域を減らし、ビジー率の値が所定の値未満である中継装置20に対しては他の中継装置20よりも割り当てる帯域を増やして中継装置20ごとに帯域を割り当てる。送信制御部105は、中継装置20ごとに割り当てられた帯域を利用して通信を行うように有線通信部103の送信を制御する(ステップS103)。
図3は、本発明の第1実施形態における中継装置20の処理の流れを示すフローチャートである。
中継装置20の通信部201は、一定期間(例えば、100ms)の間、自装置と帰属端末30との間の無線区間における通信情報を取得し、通信情報記憶部204に記録する(ステップS201)。算出部205は、通信情報記憶部204に記憶されている通信情報に基づいてビジー率を算出する(ステップS202)。有線通信部206は、算出されたビジー率の情報(電気信号)を光信号に変換して帯域割当装置10に送信する(ステップS203)。
以上のように構成された通信制御システム100によれば、動的に各中継装置20に割り当てる帯域を変更させることができる。具体的には、各中継装置20が自装置と帰属端末30との間の無線区間における通信情報を一定期間取得し、取得した通信情報に基づいて無線区間のビジー率を算出する。帯域割当装置10は、各中継装置20から取得したビジー率を参照し、ビジー率の値が所定の値以上である中継装置20に対しては割り当てる帯域を他の中継装置20よりも少なくする。したがって、無線区間において干渉などの影響により通信が行なえない可能性が高い中継装置20に対しては他の中継装置20よりもデータサイズが小さい情報が送信される。また、無線区間において干渉などの影響を受けていない可能性が高い中継装置20に対しては通常のデータサイズ又は他の中継装置20よりもデータサイズが大きい情報が送信される。その結果、干渉などの影響により通信が行なえない可能性が高い中継装置20では、データを送信できない場合であっても蓄積される情報が少なくて済む。干渉などの影響を受けていない可能性が高い中継装置20では、帯域割当装置10から送信された情報を無線リンク13を介して通信端末30に送信することができる。そのため、バッファオーバフローの発生を抑止しつつ、無線リンクにおける帯域の利用効率を向上させることが可能になる。
<変形例>
1台の中継装置20には複数の通信端末30が接続されるように構成されてもよい。
[第2実施形態]
図4は、本発明の第2実施形態における通信制御システム100aのシステム構成を示す概略ブロック図である。
第2実施形態における通信制御システム100aは、帯域割当装置10a、光スプリッタ12a、複数の中継装置20a(20a−1〜20a−M)を備える。通信制御システム100aでは、中継装置20aは、自装置と帰属端末30a(30a−1〜30a−M)との間の無線区間における通信情報の他に、通信端末30a付近の無線区間における通信情報を取得する。通信端末30a付近の無線区間における通信情報を取得する方法としては、例えばIEEE802.11kに規定されている機能が利用される。以下、帯域割当装置10a、光スプリッタ12a、中継装置20a及び通信端末30aについて詳細に説明する。
帯域割当装置10aは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、帯域割当プログラムを実行する。帯域割当プログラムの実行によって、帯域割当装置10aは、通信部101、中継部102、有線通信部(受信部)103、帯域割当部104、送信制御部105を備える装置として機能する。なお、帯域割当装置10aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、帯域割当プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、帯域割当プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
帯域割当装置10aは、帯域割当装置10と同様の構成を備える。そのため、帯域割当装置10aの説明は省略する。
光スプリッタ12aは、帯域割当装置10aから送信された光信号を分配して各中継装置20aに伝送する。また、光スプリッタ12aは、各中継装置20aから送信された光信号を集約して帯域割当装置10aに伝送する。
中継装置20aは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、中継プログラムを実行する。中継プログラムの実行によって、中継装置20aは、通信部201、中継部202、通信情報取得部203a、通信情報記憶部204a、算出部205a、有線通信部(送信部)206、選択部207aを備える装置として機能する。なお、中継装置20aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、中継プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、中継プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部201は、アンテナ21a及び無線リンク13aを介して通信端末30aとの間で通信を行う。
中継部202は、通信部201と有線通信部206との間で中継処理を行う。
通信情報取得部203aは、無線区間における通信情報を取得する。具体的には、通信情報取得部203aは、自装置(中継装置20a)と帰属端末30aとの間の無線区間における通信情報(以下、「自装置付近情報」という。)を取得する。さらに、通信情報取得部203aは、通信端末30aに対して通信端末30a付近の無線区間における通信情報の測定を要求する要求信号を生成し、通信部201を介して通信端末30aに送信する。そして、通信情報取得部203aは、通信端末30a付近の無線区間における通信情報(以下、「端末付近情報」という。)を通信端末30aから取得する。
通信情報記憶部204aは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。通信情報記憶部204aは、通信情報取得部203aによって取得された自装置付近情報及び端末付近情報を記憶している。
算出部205aは、通信情報記憶部204aに記憶されている自装置付近情報に基づいてビジー率を算出する。例えば、算出部205aは、一定の期間(例えば、100ms)内に取得された自装置付近情報を参照し、自装置と帰属端末30aとの間の無線通信に使用されているチャネルがビジー状態であった期間の割合を算出する。また、算出部205aは、通信情報記憶部204aに記憶されている端末付近情報に基づいてビジー率を算出する。例えば、算出部205aは、一定の期間(例えば、100ms)内に取得された端末付近情報を参照し、帰属端末30a付近の無線通信に使用されているチャネルがビジー状態であった期間の割合を算出する。
有線通信部206は、選択部207aによって選択されたビジー率の情報(電気信号)を光信号に変換して帯域割当装置10aに送信する。
選択部207aは、算出部205aによって算出された複数のビジー率の中から候補ビジー率を選択する。候補ビジー率は、複数のビジー率の中でビジー率の値が最も高いビジー率である。選択部207aは、選択したビジー率の情報を有線通信部206に出力する。
図5は、本発明の第2実施形態における中継装置20aの処理の流れを示すフローチャートである。
中継装置20aの通信情報取得部203aは、一定の期間(例えば、100ms)の間、自装置付近情報を取得し、取得した自装置付近情報を通信情報記憶部204aに記録する(ステップS301)。算出部205aは、通信情報記憶部204aに記憶されている自装置付近情報に基づいてビジー率を算出する(ステップS302)。次に、通信情報取得部203aは、端末付近情報を通信端末30aから取得し、取得した端末付近情報を通信情報記憶部204aに記録する(ステップS303)。具体的には、まず、通信情報取得部203aは、要求信号を生成し、通信部201を介して通信端末30aに送信する。次に、通信情報取得部203aは、一定期間の間、端末付近情報を通信端末30aから取得する。そして、通信情報取得部203aは、端末付近情報を取得する度に、取得した端末付近情報を通信情報記憶部204aに追加して記録する。
算出部205aは、通信情報記憶部204aに記憶されている端末付近情報に基づいてビジー率を算出する(ステップS304)。次に、選択部207aは、候補ビジー率を選択する(ステップS305)。例えば、選択部207aは、自装置付近情報に基づいて算出されたビジー率の値と端末付近情報に基づいて算出されたビジー率の値とを比較し、ビジー率の値が高いビジー率の値を候補ビジー率に選択する。選択部207aは、選択した候補ビジー率の情報を有線通信部206に出力する。有線通信部206は、出力された候補ビジー率の情報(電気信号)を光信号に変換して帯域割当装置10aに送信する(ステップS306)。
図6は、本発明の第2実施形態における通信制御システム100aの動作を示すシーケンス図である。
中継装置20aの通信情報取得部203aは、自装置付近情報を取得する(ステップS401)。通信情報取得部203aは、取得した自装置付近情報を通信情報記憶部204aに記録する(ステップS402)。通信情報取得部203aは、ステップS401及びステップS402の処理を一定の期間(例えば、100ms)繰り返し実行する。一定の期間経過後、算出部205aは、通信情報記憶部204aに記憶されている自装置付近情報に基づいてビジー率を算出する(ステップS403)。
次に、通信情報取得部203aは要求信号を生成し、通信部201に出力する(ステップS404)。通信部201は、出力された要求信号を通信端末30aに送信する(ステップS405)。
通信端末30aは、中継装置20aから送信された要求信号を受信する。通信端末30aは、受信した要求信号に応じて端末付近情報を取得する(ステップS406)。通信端末30aは、取得した端末付近情報を中継装置20aに送信する(ステップS407)。
中継装置20aの通信情報取得部203aは、通信部201を介して通信端末30aから端末付近情報を取得する(ステップS408)。通信情報取得部203aは、取得した端末付近情報を通信情報記憶部204aに記録する(ステップS409)。中継装置20a及び通信端末30aは、ステップS404〜ステップS409の処理を一定の期間(例えば、100ms)繰り返し実行する。一定の期間経過後、算出部205aは、通信情報記憶部204aに記憶されている端末付近情報に基づいてビジー率を算出する(ステップS410)。
算出部205aは、ステップS403及びステップS410の処理で算出されたビジー率の値を比較して候補ビジー率を選択する(ステップS411)。その後、算出部205aは、選択した候補ビジー率の情報を有線通信部206に出力する。有線通信部206は、算出部205aから出力された候補ビジー率の情報(電気信号)を光信号に変換して帯域割当装置10aに送信する(ステップS412)。
帯域割当装置10aの有線通信部103は、各中継装置20aから送信された候補ビジー率の情報(光信号)を電気信号に変換して自装置に入力する(ステップS413)。帯域割当部104は、各中継装置20aから送信された候補ビジー率に基づいて、中継装置20aごとに帯域の割り当てを行う(ステップS414)。送信制御部105は、中継装置20aごとに割り当てられた帯域で各中継装置20と通信を行うように有線通信部103を制御する(ステップS415)。
以上のように構成された通信制御システム100aによれば、通信端末30a付近の無線区間における通信情報を取得することができる。具体的には、中継装置20aは、自装置と帰属端末30aとの間の無線区間における通信情報に基づいて算出されるビジー率及び通信端末30a付近の無線区間における通信情報に基づいて算出されるビジー率のうち、ビジー率の値が高いビジー率の情報を帯域割当装置10aに送信する。これにより、中継装置20aは、自装置と帰属端末30aとの間の無線区間における通信情報だけでなく、通信端末30a付近の無線区間における通信情報を考慮した情報を帯域割当装置10aに送信することができる。そして、帯域割当装置10aは、各中継装置20aから送信されたビジー率の情報に基づいて、ビジー率の値が所定の値以上である中継装置20aに対しては割り当てる帯域を他の中継装置20aよりも少なくし、ビジー率の値未満である中継装置20aに対しては割り当てる帯域を他の中継装置20aよりも増やして中継装置20aごとに帯域を割り当てる。その結果、干渉などの影響により通信が行なえない可能性が高い中継装置20aでは、データを送信できない場合であっても蓄積される情報が少なくて済む。干渉などの影響を受けていない可能性が高い中継装置20aでは、帯域割当装置10aから送信された情報を無線リンク13aを介して通信端末30aに送信することができる。そのため、バッファオーバフローの発生を抑止しつつ、無線リンクにおける帯域の利用効率を向上させることが可能になる。
<変形例>
第2実施形態は、第1実施形態と同様に変形されてもよい。
図5のフローチャートにおいて、ステップS303及びステップS304の処理がステップS301及びステップS302の処理より先に実行されてもよい。また、ステップS301の処理とステップS303の処理とが並列に実行されてもよい。
また、本発明の第2実施形態では、中継装置20aが通信端末30aから端末付近情報を一定期間取得し、取得した端末付近情報に基づいてビジー率を算出する構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、通信端末30aがビジー率を算出し、算出されたビジー率の情報を中継装置20aが通信情報として取得するように構成されてもよい。以下、図7及び図8を用いて具体的に説明する。
図7は、本発明の変形例における通信制御システム100aのシステム構成を示す概略ブロック図である。本発明の変形例における通信制御システム100aでは、通信端末30aは、通信部301a、通信情報取得部302a、通信情報記憶部303a、算出部304aを備える。
通信部301aは、アンテナ31a及び無線リンク13aを介して中継装置20aとの間で通信を行う。例えば、通信部301aは、中継装置20aから送信された要求信号を受信する。また、例えば、通信部301aは、後述する算出部304aによって算出されたビジー率の情報を中継装置20aに送信する。
通信情報取得部302aは、通信部301aによって要求信号が受信されると、一定期間(例えば、100ms)の間、端末付近情報を取得する。通信情報取得部302aは、端末付近情報を取得する度に、取得した端末付近情報を通信情報記憶部303aに追加して記録する。
通信情報記憶部303aは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。通信情報記憶部303aは、通信情報取得部302aによって取得された端末付近情報を記憶している。
算出部304aは、通信情報記憶部303aに記憶されている端末付近情報に基づいてビジー率を算出する。
図8は、本発明の変形例における通信制御システム100aの動作を示すシーケンス図である。なお、図6と同様の処理については、図6と同様の符号を付して説明を省略する。
ステップS401〜ステップS406までの処理が終了すると、通信端末30aの通信情報取得部302aは端末付近情報を取得する(ステップS501)。通信情報取得部302aは、取得した端末付近情報を通信情報記憶部303aに記録する(ステップS502)。通信端末30aは、ステップS501及びステップS502の処理を一定の期間(例えば、100ms)繰り返し実行する。一定の期間経過後、算出部304aは、通信情報記憶部303aに記憶されている端末付近情報に基づいてビジー率を算出する(ステップS503)。その後、通信部301aは、算出されたビジー率の情報を中継装置20aに送信する(ステップS504)。
中継装置20aの通信情報取得部203aは、通信端末30aから送信されたビジー率の情報を通信情報として取得する(ステップS505)。次に、通信情報取得部203aは、取得した通信情報を通信情報記憶部204aに記録する。そして、算出部205aは、通信情報記憶部204aに記憶されている通信情報に基づいてビジー率を算出する。具体的には、通信情報記憶部204aに記憶されている通信情報が1つであるため、算出部205aは記憶されている通信情報で示されるビジー率の値を通信端末30a付近のビジー率として算出する。その後、ステップS411以降の処理が実行される。
このように構成されることによって、通信端末30a付近のビジー率を算出するために行われる中継装置20aと通信端末30aとの通信が1回で済む。そのため、無線区間のオーバーヘッドを低減することが可能になる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10、10a…帯域割当装置, 11、11a…光ケーブル, 12、12a…光スプリッタ, 13、13−1〜13−M、13a、13a−1〜13a−M…無線リンク, 20、20−1〜20−M、20a、20a−1〜20a−M…中継装置, 21、21−1〜21−M、21a、21a−1〜21a−M、31a−1…アンテナ, 30、30−1〜30−M、30a、30a−1〜30a−M…通信端末, 101…通信部, 102…中継部, 103…有線通信部, 104…帯域割当部, 105…送信制御部, 201…通信部, 202…中継部, 203、203a…通信情報取得部, 204、204a…通信情報記憶部, 205、205a…算出部, 206、206a…有線通信部, 207a…選択部, 301a…通信部, 302a…通信情報取得部, 303a…通信情報記憶部, 304a…算出部

Claims (10)

  1. 複数の中継装置と、前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当装置とを備える通信制御システムであって、
    前記中継装置は、
    無線通信に使用しているチャネルにおけるビジー期間の割合を表すビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信する送信部、
    を備え、
    前記帯域割当装置は、
    前記ビジー率の情報を前記中継装置ごとに受信する受信部と、
    受信された前記ビジー率の情報に基づいて前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当部と、
    割り当てられた帯域で前記中継装置と通信を行うように送信部の制御を行う送信制御部と、
    を備え
    前記ビジー率の情報は、前記中継装置もしくは該中継装置に接続する通信装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報である通信制御システム。
  2. 前記中継装置は、所定期間内に取得された前記通信情報を参照し、前記通信情報の値が所定値以上であった期間の割合を前記ビジー率の値とし、
    前記送信部は、前記ビジー率の情報として前記ビジー率の値を前記帯域割当装置に送信する、請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記通信装置との間の無線区間において前記中継装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報であり、
    前記帯域割当部は、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす、請求項1または2に記載の通信制御システム。
  4. 前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記通信装置との間の無線区間において前記中継装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報と、前記通信装置付近の無線区間において前記通信装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報であり、
    前記送信部は、前記中継装置と前記通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいたビジー率と、前記通信装置付近の無線区間における前記通信情報に基づいたビジー率とのうち、値が高いビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信し、
    前記帯域割当部は、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす、請求項1または2に記載の通信制御システム。
  5. 自装置もしくは自装置に接続する通信装置が無線通信に使用しているチャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報であって、前記チャネルにおけるビジー期間の割合を表すビジー率の情報を帯域割当装置に送信する送信部、
    を備える中継装置。
  6. 所定期間内に取得された前記通信情報を参照し、前記通信情報の値が所定値以上であった期間の割合を前記ビジー率の値とし、
    前記送信部は、前記ビジー率の情報として前記ビジー率の値を前記帯域割当装置に送信する、請求項5に記載の中継装置。
  7. 複数の中継装置と、前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当装置とを備える通信制御システムにおける通信制御方法であって、
    前記中継装置が、
    無線通信に使用しているチャネルにおけるビジー期間の割合を表すビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信する送信ステップ、
    実行し、
    前記帯域割当装置が、
    前記ビジー率の情報を前記中継装置ごとに受信する受信ステップと、
    受信された前記ビジー率の情報に基づいて前記中継装置との間の有線通信に使用する帯域を前記中継装置ごとに割り当てる帯域割当ステップと、
    割り当てられた帯域で前記中継装置と通信を行うように送信部の制御を行う送信制御ステップと、
    実行し、
    前記ビジー率の情報は、前記中継装置もしくは該中継装置に接続する通信装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報である通信制御方法。
  8. 前記中継装置は、所定期間内に取得された前記通信情報を参照し、前記通信情報の値が所定値以上であった期間の割合を前記ビジー率の値とし、
    前記送信ステップでは、前記ビジー率の情報として前記ビジー率の値を前記帯域割当装置に送信する、請求項7に記載の通信制御方法。
  9. 前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記通信装置との間の無線区間において前記中継装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報であり、
    記帯域割当ステップでは、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす、請求項7または8に記載の通信制御方法。
  10. 前記ビジー率の情報は、前記中継装置と前記通信装置との間の無線区間において前記中継装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報と、前記通信装置付近の無線区間において前記通信装置が前記チャネルで受信した信号または雑音の電力である通信情報に基づいた情報であり、
    記送信ステップでは、前記中継装置と前記通信装置との間の無線区間における通信情報に基づいたビジー率と、前記通信端末付近の無線区間における通信情報に基づいたビジー率とのうち、値が高いビジー率の情報を前記帯域割当装置に送信し、
    記帯域割当ステップでは、前記ビジー率の値が所定の値より高い中継装置に対しては他の中継装置よりも割り当てる帯域を減らす、請求項7または8に記載の通信制御方法。
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