JP6001776B2 - 固定されていないカメラによる点群構築 - Google Patents

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Description

本願の開示は、画像を処理する方法およびシステムに関するものである。
2つの異なる位置から撮られた画像の任意のペアが、シーンにおける種々のオブジェクトへの範囲に関係する視差情報を含むことは周知である。特徴/オブジェクトの三次元点群を、種々のシーン特徴に対するステレオ・レンジング測定から構築することができる。しかしながら、カメラの物理的位置が知られていないならば、点群の物理的サイズは、分からないままであり、点群は、シールドされていないものとして規定される。点群を適切に、その本当の物理ディメンジョンに、スケーリングするために、カメラの焦点距離(または、角度キャリブレーション)と同様に、本当のカメラ位置を知らなければならない。
カメラが、ある軌道に沿って、3つの規定されていない位置に動かされると、画像の少なくとも2つのステレオ・ペアを生成することが可能である。これらの画像ペアの各々は、シーン特徴の三次元点群を生成することができる。しかしながら、複数の未知のカメラ位置から生成される点群の再スケーリング、回転、および、マージは、挑戦的な仕事である。この問題は、カメラが複数の位置の方へ動かされると、画像の複数のステレオ・ペアをつくるようにする。
複数画像から点群をマージするための既存の技術は、満足な結果を提供しない。既存の技術で得られるマージされた点群は、モデル化されているオリジナルの構造を概略的に近似するだけである。また、これらの技術は、シーンのすべての主要部分が、すべての画像に対して見えることを必要とする。
1つの実施形態は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の処理方法であって、各々のステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、カメラ位置と結びついており、該方法は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアを選択するステップと、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記ペアからの特徴の第1の点群を決定するステップと、第1の点群の基準特徴に関して、前記第1の点群の特徴の位置を決定するステップと、前記第2のペアのうちの1つのステレオ・レクティフィケーションを行った画像が、前記第1のペアと共通であるように、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアを選択するステップと、特徴の第1の点群に、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第2のペアと結びついた特徴の第2の点群をスケーリングするステップと、を含む、方法に関するものである。
別の実施形態は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の処理方法を実行するためのマシン実行可能命令でコード化された物理的固定コンピュータ読取り可能媒体を備える製造物品であって、各々のステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、カメラ位置と結びついており、該方法は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアを選択するステップと、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記ペアからの特徴の第1の点群を決定するステップと、第1の点群の基準特徴に関して、前記第1の点群の特徴の位置を決定するステップと、前記第2のペアのうちの1つのステレオ・レクティフィケーションを行った画像が、前記第1のペアと共通であるように、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアを選択するステップと、特徴の第1の点群に、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第2のペアと結びついた特徴の第2の点群をスケーリングするステップと、を含む、製造物品に関するものである。
本願開示のこれら、および、他の態様は、関連した構造の要素の動作と機能の方法、およびパーツの組合せ、および製造の経済と並んで、以下の説明、および、添付の特許請求の範囲の請求項を、添付の図面を参照して、考慮すれば、すぐに明らかになる。これらのすべてが、この明細書等の部分を形成し、ここで、同様の参照番号が、種々の数字において、対応するパーツを示す。本願開示の1つの例において、ここに図示される構造コンポーネントは、一定の比率で描かれている考えることができる。しかしながら、多くの他の構成が、可能であり、図面は、例示、図示、説明のみの目的であり、そして、定義、あるいは、本願開示の範囲を制限することを意図しないことを明確に理解するべきである。また、ここに明らかにされる1つの実施形態の特徴は、ここに開示された他の実施形態において、使うことができることも、理解すべきである。本願明細書において、および、請求項において使われるように、「a」、「an」および「the」は、文脈において、明確に断らない限り、複数形を含める。
種々の実施形態を、次に、対応する参照符号が、対応するパーツを示す添付の概略図を参照して、例を示すだけのために、開示する。ここで、
図1は、第1のシナリオにしたがう、シーンをキャプチャしているカメラを図示する。 図2は、第2のシナリオにしたがう、シーンをキャプチャしているカメラを図示する。 図3および図4は、2つの異なる位置に移動するカメラの、あるいは、実施形態にしたがう、2つの任意の方向のカメラの幾何的関係を示す。 図3および図4は、2つの異なる位置に移動するカメラの、あるいは、実施形態にしたがう、2つの任意の方向のカメラの幾何的関係を示す。 図5は、実施形態にしたがう、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像を処理する方法を示す。 図6は、実施形態にしたがう、ステレオ・ベースラインとポイントによって、規定された平面におけるポイントの幾何を示す。 図7は、実施形態にしたがう、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像のペアの幾何を示す。 図8は、実施形態にしたがう、特徴の三次元テストパターンのシミュレーションの結果を示す。 図9は、実施形態にしたがう、ステレオ・カメラに対するローカル座標系の一般的な関係を示す。 図10は、実施形態にしたがう、基準面、基準特徴、および、任意に選択された特徴の側面図を示す。 図11は、実施形態にしたがう、基準特徴の座標系における任意に選択された特徴の座標を示す。 図12は、実施形態にしたがう、第1、第2および第3のカメラの相対位置を示す。 図13は、実施形態にしたがう、第1および第2のカメラの座標系における第3のカメラの位置を示す。 図14および図15は、実施形態にしたがう、複数の位置を通って移動し、シーン特徴を観察するカメラを示す。 図14および図15は、実施形態にしたがう、複数の位置を通って移動し、シーン特徴を観察するカメラを示す。 図16は、実施形態にしたがう、カメラの間でのペア毎のオーバーラップの例を示す。 図17は、実施形態にしたがう、複数のカメラをチェイニングするプロセスを示す。 図18は、実施形態にしたがう、画像を処理するシステムを示す。
本願開示は、複数の未知のカメラ位置から撮られる画像から特徴点群を自動的に構築し、マージし、スケーリングする方法を提供する。本願開示は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の複数のペアにおける特徴点の視差位置から三次元点群を再構築するための方法論と方程式を提供する。その画像は、複数のカメラから、あるいは、1つの移動カメラから撮ることができる。
本願開示は、固定されていないカメラを使用した複数のステレオ・レクティフィケーションを行った画像ペアから単一の、相関している点群をつくる。例えば、カメラが、ある任意のカーブした軌道に沿って進むと、それは、複数の視点から地形と構造を見る。このカメラは、この関心領域は、すべての方向から見られるように、関心領域のまわりのすべてを動くことができる。
本願発明の実施形態において、ここに開示される方法およびシステムは、以下のシナリオにしたがって、複数のキャプチャされた画像から生成される点群をマージし、および/または、スケーリングするように構成される。これらのシナリオは、困難度が増加する順序でリストされる。
シナリオ1:これらのカメラは、高精度慣性航法システム(INS(登録商標):Inertial Navigation System)に接続されるこのシナリオにおいて、各々の画像に対する、順番のカメラ位置と方向(ポーズ)は、かなりの精度で知られている。
シナリオ2:図1に示される、このシナリオにおいて、シーン特徴1 a−dの相当な数が、すべてのカメラ位置2a−dから、可観測である。旋回している航空機から見下ろしている写真撮影は、典型的例である。この状況において、INS(登録商標)は、非常に有用であるが、しかし、それは必須ではない。自動ステレオ・レクティフィケーションおよび、点群登録が、十分でなければならない。寄与する点群のすべてが、シーン特徴をシェアするからである。
シナリオ3:このシナリオにおいて、動作は束縛されており、そして、そこに主な曖昧化がある。典型的状況は、建物のまわりをドライブするときに、自動車から撮られる画像のシーケンスである。この制約は、車道によって提供される。平らな地形の上では、この制約は、問題の自由度をかなり減らす。一方、建物の前側と周りの領域は、車両が裏側にあるときは、見えなくなる。このように、特徴点の開始アンサンブルは、新たな特徴が見えてくると、次第に見えなくなる。点群が、カメラが新しい位置に動くと、成長するアンサンブル・クラウドと継続的にマージされることが望ましい。本当の困難は、カメラが、その出発位置に動いて戻る、または、近づく(すなわち、円を閉じる)ときに、起こる。実施形態においては、ここに開示される方法およびシステムは、本当の物理状況に対する最良の可能なマッチングを得るために、個々の点群を調節する。
シナリオ4:図2に示される、このシナリオにおいて、不明瞭にしている構造のまわりを動くときに、カメラ軌道またはポーズへの制約がない。オリジナルの点群は、すべてのカメラ位置から観察されることができない。典型的状況は、大きな建物のまわりを飛んでいるが、しかし、その大きな建物の頂上より下にある小型航空機に接続されるカメラである。図2は、カメラ位置2a−d、および、建物3a−cを示す。
図3は、カメラが、どのように、2つの異なる位置において、図1および図2のシーンにおいて、1つのオブジェクトを見るのかについて示す。このカメラは、左位置から右位置へ移動する(または、その逆)。このカメラは、2つの位置で、外界における、ポイントWを観察している。これは、カメラから、外へのある距離である。この議論は、また、単一の移動カメラの代わりに、オブジェクトWを見る2つ以上の異なるカメラに適用できるものであることが理解される。
このカメラは、カメラ・センター、および画像平面により、規定される。図3は、右カメラ・センターRCC、左カメラ・センターLCC、右画像平面RIP、および左画像平面LIPを示す。実際のカメラにおいて、本当のカメラ・センターは、レンズのノーダルポイントであり、そして、前記焦点面(または、本当の画像平面)のの前方にある。これは、焦点面の上の倒立像の投影の結果となる。便宜上、カメラ・センター(すなわちレンズ・ノーダルポイント)は、人工的に規定された画像平面の後のポイントであると規定されている。これは、直立した画像の結果となる。
このカメラは、(カメラに付随した)ローカル座標系x、y、zを持つ。カメラ・センターにセンターが置かれる。このローカル座標系において、カメラ・センターから画像平面のセンターへのベクトルz、主ベクトルが存在する。このzベクトルは、画像平面に対して垂直であり、そして、画像中央点cにおいて画像平面に触れている。カメラ・センターから画像平面fへの距離は、カメラの焦点距離である。このローカル座標系において、x軸とy軸とは、画像平面に平行である。慣例通りに、y軸は、垂直方向にある。
図3は、また、ステレオ・ベースラインSBを示す。これは、2つのカメラ・センターRCCおよびLCCを結ぶ線である。1つの実施形態において、2つのカメラ位置から三次元シーンを再構築することを可能にする軸である。この軸は、また、距離測定のための測定ベースラインでもある。ステレオ・ベースラインSBが、左右の画像平面LIM、RIPを貫通するポイントは、左右のエピポール(eおよびe)と呼ばれている。
2つのカメラは、共通のワールド・ポイントWを観察している。このポイントは、2つのカメラ・センターRCC、LCCと一緒に、共通平面CPと呼ばれる平面を規定する。ベースラインも、また、2つのカメラ・センターに加わるので、したがって、ステレオ・ベースラインSBは、この平面CPに存在する。この共通平面CPには無限の数のポイントが存在することが理解される。任意の2つのポイントが、その画像平面における線の端部を形成する。
図3に見られるように、カメラ・センターから共通ポイントWへの光線は、ポイントpにおいて、画像平面を通過する。左画像に対してポイントp、そして、右画像に対してポイントpが存在する。
ポイントWにおけるシーン・オブジェクトは、カメラで見られるように、その位置のどちらにおいても、カメラ・センターに関して、ベクトル座標XWL、YWL、ZWL、または、XWR、YWR、ZWRを有する。単一のカメラ位置からは、オブジェクトWが、カメラ・センターから、どれくらい遠く離れているかを決定することは可能ではない。方向は知ることができるが、距離を知ることはできない。カメラの向きについての方向は、画像平面の上のWの画像の位置から既知である。カメラ・センターとWとの間の光線は、画像平面を、ベクトル位置、x、y、fにおいてインターセプトする。このように、このオブジェクトの画像位置は、ベクトルp=[x,y,f]によって規定することができる。カメラの焦点距離は、ユニティ:f=1に調節することができる。再スケーリングは、すべてのベクトル・コンポーネントをfによって、割り算する結果となる。これは、合理的な再スケーリングである。多くのケースにおいて、焦点距離は、知られていないがしかし、種々のオブジェクト位置への角度は測定することができるからである。Wの抽象的な画像が、したがって、ベクトル[x,y,1]によって規定されている。ここで、焦点距離は、画像ベクトルの一部として保持される。
一般に、観察されたファー・フィールドにおいて、多数のワールド・ポイント、W、W、Wが存在する。これらのポイントの各々が、それ自身の共通平面を持ち、そして、これらの共通平面の各々が、ステレオ・ベースラインを横切る。その結果、これらの平面は、ステレオ・ベースラインから広がる。図4は、一般的な構成を示す。放射状に広がる平面のこのアンサンブルは、面束(pencil of planes)と、そして、これらの平面の各々は、束平面(pencil plane)と呼ばれることができる。図4において見られるように、カメラ・センターから共通ポイント、W、W、Wへの光線は、画像平面を、右、および、左カメラに対して、ポイントp、p、pにおいて通過する。
ファー・フィールドにおけるオブジェクト、または、特徴、W、W、W、光線によってカメラ・センターに接続している。これらの特徴の画像が、それらの光線は、画像平面をポイントp、p、pにおいて通過するところに起こる。各々のファー・フィールド特徴は、三角形の1つの角であって、他の角が、カメラ・センターである。そのような三角形は、ステレオ・ベースラインSBを通過する延長した平面の一部である。この特徴平面が、また、画像平面を通過する場合には、この交差は、エピポーラ線ELとして規定されている。各々の平面および特徴は、エピポールから放射状に広がる対応するエピポーラ線ELを有する。具体的には、図4に示されるように、エピポーラ線ELは、エピポールe、eから放射状に広がる。ここで、ステレオ・ベースラインSBは、画像平面RIP、LIPを貫通する。これらの放射状に広がるエピポーラ線は、光線の一種の「星」、または、扇を作る。エピポーラ・スターは、画像平面での束平面の交差に対応する。カメラが、画像平面が平行であるように、互いに向き合っているときには、左および右カメラにおけるエピポーラ・スターは、互いのミラー画像であることが理解される。
図3および図4の相対的なカメラ幾何は、ラフに互いを指すカメラを有する。この相対的な方向は、その画像におけるエピポールが、適切に配置されることを確実にする。しかしながら、他の状況において、それらが互いからいくぶん離れてポイントするように、カメラは広がることができることが理解される。この場合、ステレオ・ベースラインSBは、画像平面と交差する前にカメラ・センターを通り抜ける。このように、エピポールは画像の反対側に移動する。
別のケースにおいては、カメラは、両方とも、ステレオ・ベースラインSBに対して垂直にポイントすることができる。この場合、エピポールは、無限となり、そして、有限のエピポールを規定することはもはや可能でない。カメラが、また、平行である限り、− ステレオ・レクティフィケーションを行われたとして規定される状態 −種々のオブジェクトまでの相対的な距離を、それらの相対的な視差動作によって決定することができる。しかしながら、カメラが相対的な傾きを有する(カメラが、それらが互いともはや平行でないように、ステレオ・ベースラインまわりで異なる角度に回転する)ならば、画像動作は混乱する。ステレオ・レクティフィケーションを行われたカメラ位置に対する補正なしでは、範囲測定は、難しくなる。
ステレオ・レクティフィケーションは、カメラを、ステレオ・ベースラインSBに対して垂直に、そして、互いに平行に整列させることを含む。これが行われるとき、左カメラのすべての特徴は、右カメラにおけるそれらの位置に達するように平行な、そして、水平な線にそって移動する。エピポールe、eは、両方のカメラにおいて、無限にある。実際には、これらのカメラ(または、1つの移動カメラ)は、典型的には、画像は形成されるときに、ステレオ・レクティフィケーションを行われた位置にはない。オリジナル画像の仮想的な、またはホモグラフィックな写像が、したがって、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の望ましいペアをつくるために実行されなければならない。
つぎに、図5を参照すると、この図は、実施形態にしたがう、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像を処理する方法500を示す。
この方法500は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアが選択される動作510を含む。実施形態においては、画像のペアのステレオ・レクティフィケーションが、「ステレオ・レクティフィケーション方法」と題され、2012年4月12日に出願された同時係属米国特許出願第13/445,454号において記述される1つ以上の方法にしたがって、実行される。上記出願の開示全体が、参照により、ここに組み込まれる。しかしながら、これは、制限するものではなく、他の実施形態において、たとえば、基本行列の構造に基づいたものを含む、他の方法にしたがって、画像にステレオ・レクティフィケーションを行うことが考えられる。
次に、方法500は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像のペアから特徴の第1の点群が決定される動作520に進む。特徴の第1の点群は、画像によってキャプチャされる1つ以上のオブジェクトおよび/またはオブジェクト特徴を含む。
1つの実施形態において、動作520は、画像のテレオ・レクティフィケーションを行われたペアから、各々の特徴に対するアンスケール範囲を決定することを含むことができる。これは、以下のように行われる。例えば、図6は、ステレオ・ベースラインSBとポイントPによって、規定された平面におけるポイントまたは特徴Pの幾何を示す。
図6は、2つのカメラ、左カメラと右カメラを示す。これらのカメラは、互いに平行した向きにあり、それらの主軸RCPAおよびLCPAの方向に面している。これらのカメラは、ステレオ・ベースライン、SBにより切り離され、そして、このベースラインに対して垂直の向きにされる。
カメラは、ファー・フィールドにおける特徴を観察する。この特徴は、ステレオ・ベースライン(の拡張)に対して、距離Rで、垂直である。この特徴は、また、ステレオ・ベースラインに沿った左カメラから距離xである。
このオブジェクトへの光線と主軸との間の角度は、βである。この光線とステレオ・ベースラインとの間の余角は、αである。
これらの定義で、次に、ステレオ・ベースラインからのオブジェクトの距離R、および、左カメラ位置からステレオ・ベースラインに沿ったオブジェクトの距離xの方程式をたてることが可能である。
図6の中で見られるように、
Figure 0006001776
Figure 0006001776
方程式(2)を、方程式(1)に代入して、整理すると、Rを次のように定義することができる。
Figure 0006001776
三角法の代入を用いて、方程式(3)は、次のようになる。
Figure 0006001776
α=90−βおよび、α=90−βであることに留意する。これらの関係を方程式(4)に代入し、そして、適切な三角法の変換を使用すると、以下になる。
Figure 0006001776
距離、xは、以下によって与えられる。
Figure 0006001776
方程式(4)を整理して、Bを出し、そして、これを、方程式(2)と一緒に、方程式(6)に代入すると、そして、いくらかの操作三角法の代入の後に、方程式(7)が得られる。
Figure 0006001776
更なる操作で、角度差異正弦の三角法の拡大からの結果、これは、望ましい形になる。
Figure 0006001776
角度βは、その特徴および、2つのカメラ・センターによって規定される共通平面CPの中の特徴への方向を言うために使用される。しかしながら、この共通平面は、各々のそのような特徴に対して異なる方向であることが理解される。カメラがステレオ・レクティフィケーションを行われたとすると、平行で、ある任意の方向において、ポイントしている。次に、そのカメラは、両方のカメラの画像センターを通過する(すなわち、平面がx軸に沿っている)基準面を規定する。一般に、特定の特徴およびカメラ・センター(すなわち、ステレオ・ベースライン)によって規定される平面は、この標準的なカメラ基準面と一致しない。この2つの平面は、それらの間で、角度ηで交差する。図7は、幾何を示す。図7は、カメラ・センターCC、ステレオ・ベースラインSB、画像平面IP、画像センターIC、カメラ基準面CRP、主軸焦点距離fl、遠隔特徴の画像IDF、距離特徴の光線RDF、および、ステレオ・ベースラインSBおよび特徴Pの共通平面を示す。
角度βは、共通ステレオ平面の中の遠隔特徴への方向を規定する。このように、この角度は、基準ベクトル、r、について規定される。そして、それはまた、この平面の中に存在する。ベクトルrは画像平面において終端する。しかし、その長さは、カメラ焦点距離と等しくない。角度βは、このように以下により与えられる。
Figure 0006001776
角度ηは、以下により与えられる。
Figure 0006001776
ステレオ視差測定からの三次元点群の構築において、両方のカメラが同じに傾くように、基準方向を提供することが望ましい。1つの実施形態において、この方向は、基準特徴となるべき特徴の1つを任意に割り当てることによってつくられる。左および右カメラ画像の視点回転を通して、この基準特徴は、左および右画像の両方において、x軸に置かれる。基準特徴をx軸に動かすことは、同様にすべての他の特徴の対応する透視投影変換動作の結果となることが理解される。一旦、カメラは、平行で、完全にステレオ・レクティフィケーションを行われるように、これらの回転が完了すると、角度ηは、基準特徴に関して、各々の特徴の垂直基準角を提供する。
代替的スキームは、基準特徴を両方のカメラにおける任意のy軸位置に持ってきて、そして、次に、単に、各々の他の特徴に対して、相対的な角度ηを計算することである。
図8は、特徴の三次元テストパターンのシミュレーションの結果を示す。このパターンは、ステレオ・レクティフィケーションを行われたカメラによって観察されるように、特徴の動作を示す、カメラのステレオ・レクティフィケーションを達成すると、即座に、すべての特徴の動作は、画像平面のx軸と平行となる。画像運動線の長さは、前述の方程式で見られるように、ステレオ・ベースラインからの特徴の距離および、ステレオ・ベースラインの長さに関連する。距離測定は、点群特徴に対してローカルであり、したがって、正確である。
図5に戻って、この方法は、第1の点群における基準特徴に関する第1の点群の特徴の位置が、決定される、動作530に進む。
前述したように、キャプチャされた画像のこれらの特徴は、ワールドにおいて、外のあるオブジェクトの要素であると推定される。実施形態においては、これらの特徴の、各々の他に対する幾何的な関係を見つけるために、特徴の位置が埋め込まれているローカル・デカルト座標系が、確立される。
このローカル座標系は、ワールド・オブジェクトとステレオ・カメラ・ペアとの間での関係に関連する。一般に、ローカル座標系は、グランド平面の延びた座標系に対応しない。むしろ、ローカル座標系は、あるワールド・オブジェクト特徴をローカル・座標系の原点として選択することによって確立することができる。この基準平面は、この特徴の位置、および、2つのカメラ・センターによって規定された平面である。
図9は、ステレオ・カメラに対するローカル・座標系の一般的な関係を示す。図が示すように、基準平面は、本当のグランド平面TGPから独立しており、したがって、ローカル座標系X、Y、Zである。ローカル座標系の原点は、基準特徴Pの位置である。ローカル座標系において、Xは、ステレオ・ベースラインSBと平行であり、Zは、ステレオ・ベースラインSBに対して垂直であり、そして、Yは、カメラ・プラス基準特徴基準平面に対して垂直である。
座標系原点は、主要特徴Pである。主要基準平面RPは、この特徴から2つのアンカー・カメラ(および、カメラ・センターLCCとRCC)を通過する。
図10は、基準面RP(基準特徴P)の側面図、および、インデックスiによって示される任意に選択された特徴を示す。図10において、基準平面とi特徴との間の角度は、ηである。
特徴iのローカルx、y座標は、以下の通りである。
Figure 0006001776
そして、方程式(10)を使って、
Figure 0006001776
第3のローカル座標Xは、図3を、再び調べることにより見つかる。図11は、図6に対する適切な修正を示す。
方程式(8)を使って、方程式(13)が得られる。
Figure 0006001776
前述の実施形態は、どのように、基準特徴ポイントPに関して複数の特徴点の位置を計算するか、を示す。この実施形態において、基準特徴Pは、ローカル・デカルト座標系の原点に位置する。そして、このローカル座標系の向きは、2つのカメラの位置によってコントロールされる。前述の実施形態において、どんな特徴点でも、ローカル座標系の原点としての役割を果たすことができることが理解される。
図5に戻って、第1の点群において、基準特徴Pに関して第1の点群の特徴を位置を決定した後に、方法500は、動作540に進み、ここで、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアが、1つのステレオ・レクティフィケーションを行った画像が、第1および第2のペアに共通であるように、選択される。これは、動作550において、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアから生成された特徴の前記点群を、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアからの特徴の第1の点群とマージおよび/またはスケーリングするために行われる。
実施形態においては、これは、第3のカメラ方向を、第1および第2のカメラ方向にリンクすることによって、行われる。これは、実施形態においては、マスター・ローカル座標系を構築および/または規定することによって、行われる。
図12は、マスター・ローカル座標系がどのように規定されるか、を示す。第1に、2つのカメラ位置C1、C2が、位置のシーケンスから、任意に選択される。2つのカメラ・センターの間の線が、主要ステレオ・ベースラインとして規定され、図12の中で、SB12として識別される。図6の定義にしたがって、垂直セグメントR12が、ベースライン・インターセプト・ポイントBI12でのステレオ・ベースラインSB12から、選択された基準特徴Pに引かれる。次に、このセグメントは、このベースラインを距離B12およびb12に分ける。B12は、ローカル・デカルト座標系の負のx−方向におけるカメラC1からR12の距離である。ステレオ・ベースラインSB12からのローカル・座標系の原点の距離R12は、方程式(5)によって与えられる。
一旦、R12が、スケール基準距離として決定されるならば、次のように、単純な三角法によって、同様にスケーリングされたB12、b12、rとrを得ることが可能である。
Figure 0006001776
Figure 0006001776
Figure 0006001776
Figure 0006001776
図12の示されるように、カメラC3は、典型的には、カメラC1およびC2、および、基準特徴ポイントPによって形成される基準平面にない。さらに、SB12ステレオ・ベースラインとSB23ステレオ・ベースラインとの間の角度ε123が、知られているが、SB23の長さは、知られていない。また、既知の基準平面および基準ローカル座標系に関する仰角SB23も知られていない。しかしながら、SB23のSB12との比を決定することができる。SB12の長さが知られていないことがあり得るので、SB23の正確な長さを得ることは可能ではない。しかし、3つのカメラ位置C1、C2とC3のすべてにおいてなされる測定から特徴点群の適切にスケーリングされたモデルを組み立てることが可能である。
実施形態においては、カメラC3の位置は、以下の手続きによって、ローカル座標系において決定される。
第1に、ステレオ・ベースラインSB12とSB23との間の角度ε123が、決定される。これは、カメラC2からのレクティフィケーションされてない初期の画像で行うことができる。カメラC1およびカメラC2画像のステレオ・レクティフィケーションのプロセスの間に、カメラC2のオリジナル画像におけるカメラC1エピポールの位置をリカバーすることが可能である。これは、多視点幾何(Multiview Geometry)コミュニティによって開発された標準的な技術によって達成される。同様に、カメラC2およびC3からの画像に、別々にステレオ・レクティフィケーションを行うプロセスの間に、そのシーンのカメラC2のオリジナル画像において、カメラC3エピポールの位置をリカバーすることが可能である。カメラ・センターに関して、これらの2つのエピポール間の角度は、ε123である。
カメラC2とC3とが一緒にステレオ・レクティフィケーションを行われた後に、基準特徴Pが位置し、新たにレクティフィケーションを行われたカメラC2およびカメラC3画像は、この特徴Pの画像が、カメラC2とC3のx軸に沿っているように、実質的に傾けられる。これは、カメラC2、カメラC3、および、基準特徴Pにおける三角形の角で、新たな平面を確立する。
この新たな平面で、座標、x’、y’、z’によって規定される第2のローカル・デカルト座標系をつくることが可能である。これらの座標は、カメラC2とC3、および、基準特徴Pによって規定された平面に向いている。しかし、それらは、SB23ステレオ・ベースラインに向いている。この新しいローカル座標系は、図13に図示される。
SB23ベースラインとのR23のインターセプトBI23を決定するために、x’、y’、z’座標系を、基準x、y、z座標系に変換するための変換が規定される。
実施形態においては、あるx’、y’、z’位置におけるオブジェクトを、その等しいx、y、z座標に運ぶ行列方程式にしたがう、望ましい変換が規定される。
Figure 0006001776
マトリックス[A]の9つの係数は、次のように、決定することができる。
図10および図11、および、方程式(11)から(13)に結びついた手続きは、種々の特徴点の座標が、基準x、y、z座標系において決定されるように、続くことを仮定する。これらの特徴のすべてが、カメラC3位置から見られるわけではない。そうであるから、3つのカメラのすべてによって見ることができる、これらの特徴が、観察された特徴の全体アンサンブルから選択される。実施形態においては、最小二乗法は、[A]の係数を推定するために、共通機能のこのサブセットを用いる。実施形態による方法は、エピポールについての知識と結合された最小2乗座標変換を用いる。基準特徴と同一平面上にない共通のサブセットにおいて少なくとも3つの異なった(そして、非同一平面上の)特徴が存在する。
第2のカメラC2の位置が、当初に知られていないので、ステレオ・ベースラインSB23から基準特徴、および、他の共通特徴セットへの距離も、また、知られていない。このように、この共通特徴点群の見た目のサイズは、通常、カメラ・ペアC1−C2に対するものは、カメラ・ペアC2−C3に対するものから異なっている。x、y、z座標系を、x’、y’、z’座標系に結合させる変換行列を見つけることは、したがって、向き以外のすべてにおいてマッチするように、両方の点群の再スケーリングを含む(動作550)。
実施形態においては、再スケーリング・プロセスは、以下のように行われる。各々の点群は、1つのベクトルとして扱われ、そして、ベクトルのノルムが、決定される。次に、各々のポイントは、このノルムによってそれを割り算することによって点群において再スケーリングされる。このように、以下の方程式が得られる。
Figure 0006001776
および、
Figure 0006001776
次に、特徴点の測定された位置が、特徴点の正規化した位置と入れ替えられる。
Figure 0006001776
次に、マトリックス変換がつくられる。マトリックス変換は、過剰決定されるかもしれない2つの特徴点マトリックスの間でつくられる。望ましいソリューションは、特徴位置誤差の影響を最小にするように可能な限り多くの良い特徴を使わなければならない。方程式(22)は、開始マトリックスの記載を提供する。
Figure 0006001776
便宜上、方程式(22)を書き直す。
Figure 0006001776
次に、方程式(23)の両側に、X’の転置を右から掛ける。
Figure 0006001776
次に、相関関係(または自己相関)マトリックスが、規定される。
Figure 0006001776
方程式(24)は、下のように書くことができる。
Figure 0006001776
最後に、両側に、[C]のインバースを右から掛ける。
[X][X’][C]−1=[A][C][C]−1=[A]
このようにして、[A]は、次のように定義される。
Figure 0006001776
方程式(27)は、更なる相関行列を持つ。
Figure 0006001776
方程式(27)は、2つの座標系の間の関係を提供する。
方程式(23)は、ステレオ・ベースラインSB23とのインターセプトに対してR23に沿って方向を見つけるために使うことができる。しかし、第1に、R23の長さが決定されなければならない。これは、以下のように行うことができる。
カメラC2のステレオ・レクティフィケーションを行った画像における簡単な測定から、カメラC2センター(レクティフィケーションを行われるSB23)に関する基準特徴の角度α23が、決定される。方程式(17)および、カメラC1およびC2からのレクティフィケーションを行われた画像を使用して、ローカル基準座標系の原点への距離rが、決定される。図13から、単純な関係が決定される。
Figure 0006001776
および、
Figure 0006001776
BI23を見つけるために、z’方向が、基準座標系x、y、zに変換される。そして、結果として生じるベクトルが、距離R23、ベースライン・インターセプトBI23へ延びる。これは、変換される座標の適切な正規化で行われる。
望ましい方向ベクトルが、方程式(23)を使用してつくられる。
Figure 0006001776
ここで、正規化ファクタは、以下である。
Figure 0006001776
基準ローカル座標系におけるBI23の位置は、したがって、以下のコンポーネントを有するベクトル位置である。
Figure 0006001776
次に、相対的なカメラ座標が、決定される。次に、ローカル基準座標系x、y、zにおける3つのカメラC1、C2およびC3の位置を見出すことが可能である。図12にしたがい、カメラC1の位置は、ローカル基準座標系において、以下の座標を持つ。
Figure 0006001776
同様に、カメラC2は、以下に位置する。
Figure 0006001776
カメラC3の位置を決定するために、ベクトルが、カメラ2からインターセプトBI23を通って、カメラC2から位置SB23に伸ばされる。カメラC2からインターセプトBI23への距離は、方程式(33)および(35)を使って、以下になる。
Figure 0006001776
長さS23も、また、決定される。そうするために、長さb23が決定される。図13を参照すると、角度α3は、カメラC2−C3エピポールと基準特徴Pとの間の角度である。ステレオ・レクティフィケーションの後には、これは、基準特徴と画像センター(x軸に沿って)との間の角度である。R23が知られているので、b23が得られる。
Figure 0006001776
したがって、カメラC2からカメラC3までの距離は、以下の通りである。
Figure 0006001776
ベクトル位置(33と(35)および方程式(38)を用いて、基準座標系x、y、zにおける第3のカメラC3の座標は、以下の通りである。
Figure 0006001776
Figure 0006001776
Figure 0006001776
前述の実施形態は、どのように、3つのカメラを一緒につなぐか、そして、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第2のペアからの特徴を、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアにつなぐかを記述する。これは、カメラC1、C2およびC3に見えるシーン特徴(例えばP)が存在するので、行うことができる。一旦、第3のカメラ位置が決定されるならば、第2の点群を再スケーリングし、前記第1の点群とマージすることができる。このように、前述のプロセスは、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアと結びついた第1の点群の特徴に対してステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアと、関連する第2の点群の特徴を再スケーリングし、マージするのに用いられる。これは、上で規定されるマトリックス変換を使って行われる。
実施形態においては、前述のチェイニング・プロセスは、複数のカメラ位置に一般化される。実施形態においては、これは、以下ように行われる。
つぎに、図14を参照すると、この図は、複数の位置P1、P2、P3、P4、P5、P6およびP7を通過して移動し、そして、シーン特徴SFを観察するカメラを示す。移動カメラの代わりに、位置P1、P2、P3、P4、P5、P6およびP7において、シーンを観察する複数のカメラを、使うことができることに留意する。すべての特徴が、各々のカメラで観察されるわけではない。いくつかの場合において、2つのカメラの間で共通の特徴が存在しない。図15は、各々のカメラが見るもの分けている。
図16は、カメラの間でのペア毎のオーバーラップの例を示す。
実施形態においては、チェイニングのための基本手順は、各々のカメラが、少なくとも2つの他のカメラとペアにされる(さらに、十分な特徴が共有される)ように、カメラをペアにすることである。ステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、カメラの各々ペアに対してつくられる。これらのレクティフィケーションを行った画像ペアから、三次元特徴点群が、各々の画像ペアに対して、つくられる。この方法は、図5で概説される。
実施形態において、チェイニング・プロセスは、少なくとも3つのカメラ位置から見えるそれらの特徴点の連続した観察を含む。このプロセスは、チェーンの最初の2つのカメラ位置P1で、P2スタートする。上述された実施形態にしたがって、これらの2つのカメラは、マスター座標系の原点の役割をする特定の目立った特徴を選択することによってマスター座標系を構築する。第3のカメラ(または第3のカメラ位置P3)は、次に、上述された方法によって、最初の2つのカメラ(または最初の2つのカメラ位置P1、P2)にリンクされる。これは最初の2つのカメラおよび基準座標系に関して、第3のカメラの位置P3を決定する。それは、また、第2および第3のカメラに関して、特徴点の位置を記述する方法を提供する。また、それは、第2および第3のカメラによって生成される点群を第1および第2のカメラによってつくられる基準点群にスケーリングする。
第4のカメラまたは第4のカメラ位置P4が、次に、ミックスに追加される。そして、第2のカメラ・トリプレットが、次に、第2、第3および第4のカメラ(または、第2、第3および第4のカメラ位置P2、P3、P4)からつくられる。これらの3つのカメラは、追跡可能な特徴の異なるミックスを見る。特徴のこの新たなコレクションを、古いコレクションに、登録するために、オリジナルのトリプレットおよび新たなトリプレットによって見える新しい基準点P’が、確立される。次に、この新しい基準点P’は、構築されているチェーンのリンクとしての役割を行う。図17は、このプロセスを示す。
このチェイニング・プロセスにおいて、第2の点群のポイントは、主要点群に、適切に(間接的にでも)登録される。これは、第2の点群が、オリジナル基準座標系にマッチするように適切に再スケーリングされ、向いていることを意味する。これを可能にするために、カメラ1、カメラ2および、基準点座標系における第4のカメラの位置P4が、決定される。上記の実施形態で概説された手続きは、使用される座標変換を提供する。
次に、チェイニングは、最後のカメラ位置に達するまで、すなわち、オリジナル・マスター座標系において、すべての新たな特徴点が登録されるまで、続く。オール・ラウンドの点群構築のために、連続したカメラ・トリプレット(カメラN、N+1、および、N+2)からの特徴点群は、出発点に達するまで、連続してマージされる。以下のダブル・ペアリングは、最小のケースである。カメラ1とカメラ2とカメラ3、...カメラN−1とカメラNとカメラ1。
最後のダブル・ペアリングは、カメラ位置とポーズにおける推定を調整するように前方へ、と並んで、後方へチェーンすることを可能にする。実施形態において、2つのチェーンが確立される。カメラ1から2へ、2から3へ、3から4へ、などである。また、カメラ1からNへ、NからN−1へ、N−1からN−2へ、などである。
上に記載されたチェイニングは、すべての特徴点の同時の可視性を必要としないことが理解される。
各々のカメラ位置に対する位置およびポーズ推定を補正するために、時計回りおよび反時計回りのチェーンの完全な巡回を実行することができる。反チェイニングを、360°の飛行の後に、見逃しエラーを補正するために、使うことができる。実施形態において、各々のカメラ位置に対する位置とポーズ推定は、つぎに、2つのチェーンの間で、平均化することができる。この新しい位置情報は、次に、点群断片を修正し、そして、それらを再マージするために使用される。このプロセスは、つぎに、それが安定した平衡に達するまで繰り返される。
図18を参照すると、この図は、1つの実施形態にしたがって、画像を処理するシステム1800を示す。
システム1800は、(例えば、リアルタイムにキャプチャした)画像1801にステレオ・レクティフィケーションを行うように構成されたステレオ・レクティフィケーション・モジュール1811を含む。システム1800は、また、第1の点群において、基準特徴に関する第1の点群の特徴の位置を決定するように構成される位置決定モジュール1812を含む。そして、特徴の第1の点群に、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアと結びついた特徴の第2の点群をスケーリングし、マージするように構成されたスケーリングおよびマージング・モジュール1813を含む。システム1800は、リンクされた画像1802のストリームを出力する。
位置決定モジュール1812、および、スケーリングおよびマージング・モジュール1813は、上述の1つ以上の変換を実行するように構成される。
図18の異なるモジュールは、要求された動作を実行するために、1つ以上のプロセッサ、メモリ、および/または、専用回路を含むことができる。
この上述の方法は、たとえば、軍事および商用アプリケーションを含む多くのアプリケーションにおいて、画像を処理するために使うことができる。軍事アプリケーションは、改善された状況認識、持続的な監視、トレーニング、戦闘リハーサル、ターゲット認知およびターゲティング、GPS使用不可領域における高精度ナビゲーション、センサー融合、ミッション・システム統合、および、軍事のロボット工学を含むことができる。商用および産業アプリケーションは、地理学およびマッピング、映画およびレビジョン・アプリケーション、アーキテクチャおよび建築計画、広告、産業および一般ロボット工学、警察および消防、および、学校教育を含むことができる。しかしながら、これは、制限するものではなく、上に記述された方法およびシステムを他のアプリケーションに使用することが考えられる。
また、上記の実施形態にしたがって、記述された、画像の処理は、リアルタイムに実行することができる。
画像を処理することに含まれる異なる動作は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せにより、実行することができることが理解される。ソフトウェアは、マシン実行可能命令またはコードを含むことができる。これらの実行可能なマシン命令は、プロセッサーモジュールのデータ記憶媒体に埋め込むことができる。たとえば、マシン実行可能命令は、図18のシステムのモジュール1811、1812および1813のデータ記憶媒体に埋め込まれることができる。
ソフトウェア・コードは、汎用計算機で実行可能である。動作においてコードおよび、おそらく関連するデータ・レコードは、汎用計算機プラットフォームの中に格納することができる。ほかの時には、しかしながら、ソフトウェアは、他の場所に格納することができ、および/または、適切な汎用コンピュータ・システムにロードのために運搬されることができる。それゆえに、上述の実施形態は、1つ以上のソフトウェアまたはコンピュータ製品を、少なくとも1つの物理的、固定的、機械読み取り可能媒体により運搬されるコードの1つ以上のモジュールの形で、含む。そのようなコードの、コンピュータ・システムのプロセッサによる実行は、プラットフォームが、本質的に、ここに議論し、図示した実施形態で実行された態様における、機能をインプリメントすることを可能にする。
ここで用いられるように、コンピュータまたはマシン「読取り可能媒体」などの用語は、実行のための命令をプロセッサに提供することに参加するいかなる媒体をも指すものである。そのような媒体は、固定不揮発性媒体および揮発性媒体を含む多くの形をとることができる。しかし、これらに限定されるものではない。不揮発性媒体は、たとえば、上で示したように、任意のコンピュータで動作する任意の記憶装置などの、光学または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、コンピュータ・システムのメイン・メモリなどのダイナミック・メモリを含む。コンピュータ読取り可能媒体の共通な形は、したがって、たとえば、フロッピー(登録商標)・ディスク、フレキシブル・ディスク、ハード・ディスク、磁気テープ、任意の他の磁気媒体、CD−ROM、DVD、任意の他の光学的媒体、穿孔カード、紙テープ、穴のパターンを有する任意の他の物理媒体、RAM、PROM、および、EPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリーチップまたはカートリッジなどの、あまり一般的には用いられない媒体を含む。コンピュータ読取り可能媒体のこれらの形の多くが、実行のためにプロセッサに、1以上の命令の1つ以上のシーケンスを運ぶ際に含まれることができる。
本願開示が、現在最も実際的であり、そして、好ましい実施形態であると考えられることに基づいて、説明の目的のために詳細に記載されたが、そのような詳細は、単に、そのような目的のためにあるものであり、本願開示は、開示された実施形態に限定されるものではなく、逆に、本願発明の趣旨と添付の請求項の範囲の中である修正および均等な構成をカバーすることを意図するものであることが理解されるべきである。例えば、本願開示は、可能な限り、任意の実施形態の1つ以上の特徴は、任意の他の実施形態の1つ以上の特徴と結合されることができると考えることが理解されるべきである。

Claims (17)

  1. ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の処理方法であって、各々のステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、カメラ位置と結びついており、
    該処理方法は、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記ペアから特徴の第1の点群を決定するステップと、
    前記第1の点群の基準特徴に関して、前記第1の点群の前記特徴の位置を決定するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアを選択するステップであって、第2のペアのうちの1つのステレオ・レクティフィケーションを行った画像が、前記第1のペアと共通であるように、選択するステップと、
    特徴の前記第1の点群に、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第2のペアと結びついた特徴の第2の点群をスケーリングするステップであって、該スケーリングするステップは、各々の点群を単一のベクトルとして扱い、各単一のベクトルに対するノルムを決定することを含む、ステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記スケーリングするステップは、基準点に対して前記第1のペアと共通でない画像の前記第2のペアのうちの前記ステレオ・レクティフィケーションを行った画像と結びついたカメラ位置を決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第3のペアにおけるステレオ・レクティフィケーションを行った画像の1つが、前記第2のペアと共通であるように、ステレオ・レクティフィケーションを行われた画像の第3のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第1および第2のペアと結びついた特徴の点群に対して、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第2および第3のペアと結びついた特徴の第3の点群をスケーリングするステップと、を更に含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記第3の点群をスケーリングするステップは、基準点に対して前記第2のペアと共通でない画像の前記第3のペアにおいて、前記ステレオ・レクティフィケーションを行った画像と結びついた前記カメラ位置を決定するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. n+2番目のペアにおけるステレオ・レクティフィケーションを行った画像の1つが、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像のn+1番目と共通であるように、ステレオ・レクティフィケーションを行われた画像のn+2番目のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第n番目および第n+1番目ペアに結びついた特徴の点群に対して、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記n+2番目およびn+1番目のペアと結びついた特徴の点群をスケーリングするステップと、
    更に含み、
    ここで、nは、1以上の整数である、請求項1に記載の方法。
  6. ステレオ・レクティフィケーションを行われた画像の前記n+2番目のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記n+2番目およびn+1番目のペアと結びついた特徴の前記点群をスケーリングするステップと、
    を、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記n+2番目のペアが、前記第1のペアのうちのステレオ・レクティフィケーションを行った画像を含むまで反復することを更に含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記ステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、1つの移動カメラでキャプチャされた画像である、請求項1に記載の方法。
  8. ステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、複数のカメラによりキャプチャされた画像である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記基準特徴は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第1および第2のペアの前記ステレオ・レクティフィケーションを行った画像における画像特徴である、請求項1に記載の方法。
  10. ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の処理方法を実行するためのコンピュータ・プログラムであって、
    各々のステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、カメラ位置と結びついており、
    該方法は、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第1のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記ペアからの特徴の第1の点群を決定するステップと、
    前記第1の点群の基準特徴に関して、前記第1の点群の特徴の位置を決定するステップと、
    前記第2のペアのうちの1つのステレオ・レクティフィケーションを行った画像が、前記第1のペアと共通であるように、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第2のペアを選択するステップと、
    特徴の前記第1の点群に、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第2のペアと結びついた特徴の第2の点群をスケーリングするステップであって、該スケーリングするステップは、各々の点群を単一のベクトルとして扱い、各単一のベクトルに対するノルムを決定することを含む、ステップと、
    を含む、コンピュータ・プログラム
  11. 第3のペアにおけるステレオ・レクティフィケーションを行った画像の1つが、前記第2のペアと共通であるように、ステレオ・レクティフィケーションを行われた画像の第3のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第1および第2のペアと結びついた特徴の点群に対して、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第2および第3のペアと結びついた特徴の第3の点群をスケーリングするステップと、
    更に含む請求項10に記載のコンピュータ・プログラム
  12. 前記第3の点群をスケーリングするステップは、基準点に対して前記第2のペアと共通でない画像の前記第3のペアにおいて、前記ステレオ・レクティフィケーションを行った画像と結びついた前記カメラ位置を決定するステップを含む、請求項11に記載のコンピュータ・プログラム
  13. n+2番目のペアにおけるステレオ・レクティフィケーションを行った画像の1つが、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像のn+1番目と共通であるように、ステレオ・レクティフィケーションを行われた画像のn+2番目のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の第n番目および第n+1番目ペアに結びついた特徴の点群に対して、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記n+2番目およびn+1番目のペアと結びついた特徴の点群をスケーリングするステップと、
    更に含み、ここで、nは、1以上の整数である、請求項10に記載のコンピュータ・プログラム
  14. ステレオ・レクティフィケーションを行われた画像の前記n+2番目のペアを選択するステップと、
    ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記n+2番目およびn+1番目のペアと結びついた特徴の前記点群をスケーリングするステップと、を、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像のn+2番目のペアが、前記第1のペアのうちのステレオ・レクティフィケーションを行った画像を含むまで反復することを更に含む請求項13に記載のコンピュータ・プログラム
  15. 前記ステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、1つの移動カメラでキャプチャされた画像である、請求項10に記載のコンピュータ・プログラム
  16. ステレオ・レクティフィケーションを行った画像は、複数のカメラによりキャプチャされた画像である、請求項10に記載のコンピュータ・プログラム
  17. 前記基準特徴は、ステレオ・レクティフィケーションを行った画像の前記第1および前記第2のペアの前記ステレオ・レクティフィケーションを行った画像における画像特徴である、請求項10に記載のコンピュータ・プログラム
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