JP6001553B2 - 操作後に第1及び第2の本体部分の再使用及び分離を防止するための手段を有する自動注入装置 - Google Patents

操作後に第1及び第2の本体部分の再使用及び分離を防止するための手段を有する自動注入装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動注入装置(autoinjector)に関する。
多くの自動注入装置は、フロント本体アセンブリに注射器又はカートリッジを挿入し、次に、注射器又はカートリッジを収容するフロントアセンブリを、駆動装置を収容するリヤ本体アセンブリにスナップ嵌合することによって組み立てられる。
安全性及び他の目的のために、使用後に分解されることを、不可能ではないにしても困難にすることは、装置にとって非常に望ましい。
従って、1つの態様において、本発明は、前端に針を有する注射器又はカートリッジを収容する本体部分を備える自動注入装置であって、前記自動注入装置は、前記自動注入装置の操作を達成するための駆動装置を有し、且つ前記操作の間に第1の位置から第2の位置まで移動する駆動要素を含み、前記本体は第1の本体部分及び第2の本体部分を含み、前記第1の本体部分及び前記第2の本体部分は、接続された前記2つの本体部分を保持するように、前記2つの本体部分の他方のラッチ表面と協働する前記2つの本体部分の一方に弾性的可動ラッチフィンガを備えるスナップ嵌合装置によって相互に接続され、前記第2の位置における前記駆動要素は、前記可動ラッチフィンガの弾性的移動を制限又は防止し、それにより、操作後の前記第1の本体部分と前記第2の本体部分との分離を防止する、自動注入装置を提供する。
好ましくは、前記第1及び第2の本体部分は、組み立ての間に相互にスナップ嵌合される前方及び後方の管状の本体部分を備える。
いつかの実施形態において、前記スナップ嵌合装置は、個別の着脱可能な複数のラッチフィンガ及びラッチ表面を含み、前記駆動要素は、前記第2の位置にあるときに少なくとも2つの前記弾性的可動ラッチフィンガをブロックする。前記ラッチ表面は、ラッチスルーホールのエッジを備えてもよい。便利なことに、前記駆動要素は、前記第2の位置にあるときに、前記弾性的可動ラッチフィンガと、又は各弾性的可動ラッチフィンガと整列して移動するためのブロッキング面を有する細長のプランジャである、
本発明について上述したが、本発明は、以上で提示された、又は、以下の明細書もしくは特許請求の範囲において提示される、新規な特徴の任意の進歩的な組み合わせ又はサブコンビネーションにまで及ぶ。
本発明を様々な方法で実施してよく、その1つの実施形態を、様々な変更とともに、ここでは単なる例として、添付の図面に関連して以下に記載する。
注射に先立って、但し第2のリアキャップの除去前に、除去された第1のフロントキャップをもつ本発明の一実施形態による自動注入装置の透視図である。 フォワードアセンブリに注射器を装填するに先立って分離され、相互にスナップ嵌合されたリアアセンブリ及びフロントアセンブリをもつ自動注入装置の図である。 フロントアセンブリの分解立体図である。 リアアセンブリの分解立体図である。 注射器キャリアの拡大図である。 針シュラウドの拡大図である。 フロント本体収納部の拡大図である。 ばねガイドの拡大図である。 相互にスナップ嵌合される、ばねガイド及び注射器キャリアを示す図である。 フロントキャップ/針シールド除去器の拡大図である。 図10のキャップの長軸に沿った水平断面図である。 トリガボタンの拡大図である。 プランジャの拡大図である。 (a)及び(b)のそれぞれは、使用前状態にある自動注入装置の長軸に沿った面/短軸に沿った面による横断面図である。 (a)及び(b)のそれぞれは、使用後の自動注入装置の長軸に沿った面/短軸に沿った面による横断面図である。 (a)及び(b)は、前方にくぼんだ皮膚接触面を示す、装置の前端の詳細図である。
図示され、以下に記載する自動注入装置の実施例は、注入部位へもたらされて発射されたときに、選択された投与量の薬剤を自動的に注入するように設計されている。初めに図1及び図2を参照すると、自動注入装置は、駆動機構を含むリアアセンブリ10と、薬剤をもつ注射器13を収容するためのフロントアセンブリ12とを備える。フロントアセンブリ及びリアアセンブリは、製造中に相互にスナップ嵌合される。装置の前端には、以下に記載されるように針シールド除去器としても機能する着脱可能なキャップ14がある。リアアセンブリの後端には、駆動機構の時期尚早な発射を阻止する安全ピンを含むリアキャップ16があり、リアキャップはさらに発射ボタン18をカバーする。
ここで図3を参照すると、フロントアセンブリ12は、装置が組み立てられたときに注射器を観察することができる、互いに反対の位置にある一体型の表示ウィンドウ22を画定する、概ね透明なプラスチック材料の外側本体収納部20を備える。ウィンドウは、注射器の投与量の全量を観察することを可能にする。ウィンドウ22の透明なプラスチック材料は別として、本体収納部20は不透明であってよい。透明ウィンドウ部品を備えることは、開いた開口又は溝の一般的な配置の代わりに、注射器への外部アクセスを防止するという利点がある。さらに、装置の長手方向軸線のいずれかの側部に間隔をあけて配置された一対のシュラウドばねを備えることは、いかなるばねなどによって不明瞭にされることなく、投与量の全長が明確に目に見えることを意味する。
収納部20の内部に針シュラウド24が摺動可能に取り付けられ、針シュラウド24は、中心開口部28をもつ面取りされた円錐形及び/又は凸状の曲線状ドーム形のフロント面26を有し、注入中に注射器の針が突出することができるよう、前方にくぼんだ構成を針シュラウド24の内部に提供する。シュラウド24は、前方管状部32から後方に延伸しながら、後方に延びる2つのアーチ形断面のアーム30を含む。
注射器キャリア34が針シュラウドに摺動可能に連結されていて、注射器キャリアは、針シュラウド24の管状部36の内部に入れ子式に摺動することができる前方管状部36を有する。2つのアーム38が、注射器キャリア34の管状部36から後方に延び、その2つのアーム38は、注射器の筒体を摺動可能に収容するための対向する内部凹状面40と、針シュラウド24のアーム30上の凸状の内部アーチ形面と共に、一対のシュラウドばね44のための円柱状の収容空間を画定するための外部凹状面42と、を有する。
ばねガイド46は、前方に延び、各ばね44の中心を通る2つのフィンガ48を有する。ばねガイド46は、注射器が通過する円形の開口部52を囲むオーバーモールド成形されたライナ50を有する。ライナは、注射器のための緩衝器として機能する。ばねガイド46は、以下に記載されるような注射器キャリア34の後端とのスナップ嵌合部である。ばねガイド46は、後方に延びる管状部を有し、その1つの側壁は、円盤磁石54を係留的に収容するための凹部53である。
ここで図4を参照すると、リアアセンブリは、主駆動源ばね58を収容するリヤ本体収納部56を備え、主駆動源ばね58はプランジャ60の後端に作用する。プランジャは、注射器の内部にピストン11を係合するための前端62と、オーバーモールド成形された着色表示片64とを有する。表示片64の後方には、ボール型磁石68に横移動のために取り付けられる横通路66がある。通路66の後方には、プランジャ60の長手方向軸線に固定して配置される強磁性のキーパーボール72を収容する凹部70が設けられる。プランジャ60は、後端にかかり(barb)76を有する、2つの後方に延びる分岐した矢じりリム(arrowhead limb)74を有し、その後端は、リヤ本体収納部56(図14及び15参照)の内部で、環状の捕獲面77のエッジの周囲に固定され、主ばね58を圧縮して、発射準備位置(cocked position)においてプランジャをラッチする。
自動注入装置は、2つの構成要素以外の全てが、3つの異なる充填量の注射器をもつ自動注入装置で共通するように設計されたモジュール構造である。注射器自体の形状及びサイズは標準的であり、充填量のみが異なる。一様でない2つの構成要素は、リヤ本体収納部10及びプランジャ60である。リヤ本体収納部52の前端は、注射器内に含まれる充填量に従って可変長である互いに反対側にある切り欠き又は溝78を含む。リヤ本体収納部56内の溝78の軸方向長さは、充填量に比例する。また、表示位置は同一の量で移動し、表示位置がプランジャストロークの端部で本体に対して同一の場所に到達するようになっている。さらに、プランジャは、磁石収納通路66を配置するために注射器の充填量に従って変更され、その結果、プランジャは、その前方ストロークの端部にて、各充填量に対してリヤ本体収納部56に対する同一の軸方向位置に達する。言いかえれば、プランジャ60及び溝78の軸方向長さは、複数の充填量の各々に対して、溝78によって後端で組み立てられたウィンドウにより、投与量を含有する注射器の長さの表示ウィンドウ22を、ユーザが使用に先立って認識するように設計されている。投与量が送り出された後、表示は、各充填量に対して同一の前方位置にある。
ここで図5〜図9を参照し、フロントアセンブリの主要な構成要素のアセンブリについて、更に詳細に説明する。注射器キャリア34は、前方管状部36の両側に設けられた一対の直線リブ82を有する。リブ82は、針シュラウドの管状部32の内部にあるそれぞれの溝84内を走行する。各リブ82のすぐ後ろには、かかり88をもつばねフィンガ86の後方から延びる可動のヒンジ85があり、かかり88は後方に傾いた前方面を有する。注射器キャリアが針シュラウド24の中に入れ子式に組み立てられるとき、かかり88は、シュラウド24(図6を参照)内の溝90を通じて突出し、溝90の後端がかかり88に接する際に、注射器キャリア34に対するシュラウド24の前方移動を制限する。注射器キャップに対するシュラウド24の後方移動は、注射器キャリア34の管状部36の後方から直立の前方の肩部94に接する針シュラウド管状部の後方の肩部92によって制限される。注射器キャリアのかかり88の後方には、2つの後向きの傾斜面96がある。
注射器キャリアは、その後端において、装置が組み立てられるときに、フロント本体部分20内のそれぞれの溝100を走行する4つの突起98を有し、それによりフロント本体部分20に対する注射器キャリアの直線移動を制限する。注射器キャリアの後部にスナップ嵌合されるのは、図8に示すような、ばねガイド46である。これは、注射器キャリアの後端の壁104の周囲をスナップ嵌合するスナップ嵌合タブ102を有する。タブは、また、その中心を通るばねガイドフィンガ48とともに、シュラウドばね44のためのプラテン表面を形成する。シュラウドばねの前端は、針シュラウド24のアーム30の後部に向かって、突出したフィンガ106上に固定される。各溝90のフロントから戻る距離の約3分の2は、傾いた前方面をもつ2つのかかり108である。可動のヒンジ上の、各溝90の後ろには、再び傾いた前方面をもつ後方のかかり110がある。かかり108、110は、フロント本体収納部20の長さの約3分の1下った箇所、フロント本体収納部の内壁上でそれぞれの相対するかかり112と協働する。
使用前位置におけるかかりの配置は、図14及び図15において明確に見てとれる。使用前位置において、針シュラウド上のかかり108は、フロント本体収納部上のかかり112とともに、針シュラウド24の後方移動を阻止するように協働する。注射器キャリア上のかかり88の前方面は、また、前方収納部上のフロント本体収納部上のかかり112とともに、フロントキャップ14の除去に先立って、及びその除去間に、注射器キャリア34の前方移動を阻止するように協働する。キャップの除去は、かかりの内部移動を初めに阻止する、かかり88上の押さえ材を除去し、その結果、発射されたときに駆動ばねの力が、フロント本体収納部上のかかり112を通りすぎるように、かかり88にカム動作をさせる。装置の作動中に、注射部位の周囲の皮膚とのその接触による前方移動に対して針シュラウド24を保持したまま、発射されたとき、注射器13及び注射器キャリア34のサブアセンブリは、溝100の前端に達する突起98により境界を定められた制限位置まで、前方収納部に対して前方にシフトする。注射が完了した後、装置が皮膚から離れて持ち上げられるとき、皮膚接触圧力が表面28から除去されるように、針シュラウド24は移動する。これは、シュラウドばね46の影響下で針シュラウドが前方に移動することを可能にし、その結果、針シュラウドが伸びた時点で、後部のかかり110は、前方に移動し、収縮を阻止するためにフロント収納部20上のかかり112を越えて嵌まる。かかり110は、注射器キャリア34上の下にある傾斜面96によって、この位置に固定される。
ここで図10及び図11を参照すると、着脱可能なフロントキャップ14は、上記のような投与量を観察することを可能にする、フロント本体収納部20内のウィンドウ22を組み立てるために、リヤ本体収納部56上の溝78に整列させる互いに反対にある溝114を有する。図11を特に参照して、キャップは、外部部分において楕円であり、楕円の長軸上に配置されたアーチ形の断面のさらなる2つのフィンガ118から延びる、後方に延びる内部の中心円柱状部116を有する。フィンガの内部表面上には、後端に向かって、傾斜した後方面をもつ、それぞれ内側に向いたかかりリブ120がある。図14及び図15にて見てとれるように、リブ120は、注射器13の筒体上の前方の肩部と、剛性の針シールド15又はその開口部の後方面との間に形成された隙間内に嵌まるように設計されている。製造中に注射器13が(取り付けられたキャップ14をもつ)フロントアセンブリ12に装填されるとき、剛性の針シュラウド15は、図示するような針シールド15の後端(又は針シールド内の開口部の後端)の背後にリブ120が止まるように、リブ120を越えて嵌まる。さらに、フロントキャップ14は、キャップが嵌合されるときにフロント本体収納部の外部表面上のピップ124を解放可能なように係合する一対の浅いスカラップ122を有する(図14及び図15を参照)。
補充されるような状態(図14)のとき、キャップのフィンガ118は、注射器キャリア34のばねフィンガ86の基礎となり、ばねフィンガ86が内側に屈曲するのを阻止する。この状態において、フィンガ118は、それにより、内側の掛け金を外す動作に対抗してばねフィンガ86を支持する。キャップ14の円柱状部116の前端も、楕円の短軸に整列し、且つフロントキャップ14に対する剛性針シールドの前方移動を阻止する、内側に向かう突起123とともに設けられる。このように、フロントキャップ14が図15に示す位置から引き離されるとき、リブ120は、注射器13の前端からそれを緩めるために剛性針シールド15を引き出す。同時に、フィンガ118の存在は、また、注射器と針シールドとの間に締り嵌めがある場合に、注射器が前方に引き出されるのを阻止するために針シールドが注射器から外れるまで内部移動に対抗してフィンガ86をブロックすることによって、前方移動に対して注射器キャリア34(及び、それによって注射器13)を一時的にロックする。フロントキャップが装置から遊離しているとき、針シールド15は、リブ120及び内側に向かう突起123によりとらえられたキャップ14内に留められている。リブ120及び内側に向かう突起123を90度に方向づけることは、開口端のキャップが、より複雑な鋳型設計を必要とせずに、スライドをもつ簡易な射出鋳型に射出鋳型されてもよいことを意味する。
図4、図12、及び図15を参照すると、発射ボタン18は、短軸に沿って整列された2つの分岐した矢じりタブ125とともに楕円に形成される。矢じりタブ125は、収納部の後部に発射ボタン18を保持し、且つその後方移動を制限するために、リヤ収納部分56の内部の後方面上のそれぞれのリブの背後に固定される。トリガの内部の後方面は、プランジャ60の後部の分岐した矢じり74の外径よりもわずかに小径である発射突起(firing boss)126を有し、その結果、発射ボタン18が図示した位置から前方に押されるとき、突起は、前方移動のためのプランジャを自由にするために捕獲面77からかかり76を解放するために、一対の矢じり74を相互に押し付ける。発射ボタン18は、分岐した矢じりを別々に保持するためにリアキャップ16上の安全ピン134が通過する突起126と同心の開口部130を有する。2つの前方に延び、可撓性があり、付勢する細片134が、楕円の長軸に整列されていて、リヤ収納部56の後端のそれぞれの付勢カム面136と協働し、図14(a)及び図15(a)に示すように、低摩擦の滑るプラスチック同士の表面接触を提供する。カム面136は、距離をおいて所定のバリエーションの抵抗力を提供するように形作られる。付勢する細片は、カム面の曲線状のリヤ部分と協働し、分岐した矢じりタブによって画定されるその最後方の位置にボタンを戻すようになる付勢力を提供する。時期尚早な発射を回避するために、移動に対する触覚抵抗(tactile resistance)を与えること、発射突起126がプランジャを解放する前に数ミリメートルの移動を必要とすることは望ましい。カム面の前方部分は、浅い勾配であり、装置が発射された後に移動に対する非可逆的抵抗を与え、それによってその最短距離の位置内に発射ボタンを貯留又は固定するように設計される。これは、装置が発射されたか否かに関して、更に有用な視覚的刺激をユーザに提供する。当然のことながら、必要に応じて、カム面は、その代りに、発射後にボタンを元の位置に戻すように設計されてもよい。
図示したような自動注入装置は、不注意の発射を阻止し、且つ使用後に安全な装置を与えるために、いくつかの安全な構成要素を含む。さらに、使用後に装置の分解に耐える又は阻止することは、非常に望ましい。上記の説明及び図2から、フロントアセンブリ内の注射器キャリアに注射器を挿入し、次に、フロント及びリアアセンブリを相互にスナップ嵌合することによって、装置が組み立てられることは、注目されるだろう。スナップ嵌合は、リヤ本体収納部56内のそれぞれの開口部142内に同時に固定されるフロント本体収納部20の後部の外向きのばね仕掛けのタブ138、140によって行われる。1つの対のタブ138は短軸に整列され、1つの対のタブ140は装置の長軸に整列される。適切な器用さ及び耐力があれば、外部から凹部142を通じて器具を突くことによって、4つのすべてのタブ138、140を押し、それによって装置を分解することが可能であろうことは、充分に理解されるだろう。但し、これは、図13及び図15(b)にて見てとれるように、プランジャ60に設けられた2つのフィン構成144によって、この実施形態において、防止される。図15(b)に示すように、プランジャは、ひとたび装置が発射され、プランジャが発射後位置にあれば、フィン構成144が楕円の短軸上のタブ138の基礎となり、それによって、内側の歪みからタブ138を支持して分解を防止するように設計される。
操作のために、ユーザは、フロントキャップ14及びリアキャップ16を除去することにより装置を作動可能にする。その後、注射部位の皮膚に対して針シュラウド26の円錐形又は曲線状のフロント面を押すために、装置が注射部位まで供される。準備ができると、発射ボタン18が押され、主駆動ばね58の作用によって前方移動に対してプランジャ60を解放する。初めに、プランジャのばね仕掛けの係合フィンガ145により、プランジャ及び注射器は、肉体を貫通する針を延出するために一体となって前方に移動し、この移動は、注射器キャリアの突起98がフロント本体収納部の溝100の前端に達するまで続けられ、それによって、必要な深さまで注射器の針を挿入する。注射器の移動の阻止に際して、ばね仕掛けの係合フィンガ145は、注射器の内孔内で内側に屈曲し、プランジャは、投与量を押し出すために注射器本体の下方へピストン11を駆動しながら、移動し続ける。あるいは、装置の他の設計において、ばね係合フィンガが押し戻されてよく、それにより、後の方の前方移動が阻止される前に、プランジャが注射器内に移動し始めるようになる。いずれか設計において、プランジャがその最短距離の位置に達するとき、ボール型磁石68は、キーパーボール72に対する磁力によってプランジャの中心線上の通路66内にそれまで保持され、ばねガイドの凹部内に保持された円盤磁石54によってもたらされるより高い力によって誘引され、それに向かって加速して磁石及び/又はばねガイドと衝突し、注射が完了したことをユーザに対して示すよう大きな可聴のクリック音を生み出す。
その後、ユーザは、それら皮膚から装置を除去する。そして、針シュラウド24の前端の圧の解放は、針を保護しようと前方に移動する一対のシュラウドばね44の影響下で、それがすぐに前方に延びることができることを意味する。かかり110がその最も前方の位置に近づくにつれて、かかり110は、フロント収納部20の内部のかかり112を越えて嵌まり、それによって針シュラウドの収縮を防止する。

Claims (6)

  1. 前端に針を有する注射器(13)又はカートリッジを収容する本体部分(10、12)を備える自動注入装置であって、前記自動注入装置は、前記自動注入装置の操作を達成するための駆動装置を有し、且つ前記操作の間に第1の位置から第2の位置まで移動する駆動要素を含み、前記本体は第1の本体部分(10)及び第2の本体部分(12)を含み、前記第1の本体部分(10)及び前記第2の本体部分(12)は、接続された前記2つの本体部分を保持するように、前記2つの本体部分の他方のラッチ表面(142)と協働する前記2つの本体部分の一方に弾性的可動ラッチフィンガ(138)を備えるスナップ嵌合装置によって相互に接続され、前記第2の位置における前記駆動要素は、前記弾性的可動ラッチフィンガ(138)の弾性的移動を制限又は防止し、それにより、操作後の前記第1の本体部分と前記第2の本体部分との分離を防止する、自動注入装置。
  2. 前記第1及び第2の本体部分は、組み立ての間に相互にスナップ嵌合される前方及び後方の管状の本体部分を備える、請求項1に記載の自動注入装置。
  3. 前記スナップ嵌合装置は、個別の着脱可能な複数のラッチフィンガ及びラッチ表面を含む、請求項1又は請求項2に記載の自動注入装置。
  4. 前記駆動要素は、前記第2の位置にあるときに少なくとも2つの前記弾性的可動ラッチフィンガをブロックする、請求項3に記載の自動注入装置。
  5. 前記ラッチ表面は、ラッチスルーホールのエッジを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の自動注入装置。
  6. 前記駆動要素は、前記第2の位置にあるときに、前記弾性的可動ラッチフィンガと、又は各弾性的可動ラッチフィンガと整列して移動するためのブロッキング面を有する細長のプランジャである、請求項1から5のいずれか一項に記載の自動注入装置。
JP2013545503A 2010-12-22 2011-12-22 操作後に第1及び第2の本体部分の再使用及び分離を防止するための手段を有する自動注入装置 Expired - Fee Related JP6001553B2 (ja)

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