JP5997457B2 - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に、眼底に照射光を走査する事で眼底画像を得る眼底撮像装置及び方法に関するものである。
近年、眼底を撮像する機器として、高解像度あるいは動画を取得する共焦点レーザ走査検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope:SLO)など、照射光を走査して眼底を撮像する眼底撮像装置が盛んに用いられている。このような眼底撮像装置では、眼底の狭い領域を高い倍率で拡大して撮影するため、眼底のどの部位を撮影しているかを検査者が確認できることが重要となっている。(特許文献1)。
特開2010−259543
特許文献1に開示する構成では、明瞭な眼底画像を撮像するためには、眼底全体を撮像するためのビームと、眼底の狭い領域を撮像するためのビームが同時に被検者に照射されるため、被検者への負荷が大きかった。
本発明は、被検者の負荷を抑えたうえで、検査者が被検者の眼底のどの部分を撮像しているかを確認できる装置及びその方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、被検眼の眼底における第1の領域において第1の光を走査する第1の走査手段と、
前記第1の光が照射された前記第1の領域からの戻り光に基づいて、前記第1の領域の画像を撮る第1の撮像手段と
前記第1の領域よりも狭い前記眼底における第2の領域であって、前記第1の光とは異なる波長を有する第2の光が照射された前記第2の領域からの戻り光に基づいて、前記第2の領域の画像を撮る第2の撮像手段と、
前記第2の領域において前記第1の光が走査されている間には前記第1の光を減光する制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明により、被検者の負荷を抑えたうえで、検査者が被検者の眼底のどの部分を撮像しているかを確認することが可能となる。
第一の実施形態における眼底撮像装置の構成の模式図である。 第一の実施形態における眼底撮像装置の機能模式図である。 第一の実施形態を説明するフローチャートである。 第一の実施形態におけるAO−SLO撮像領域を説明する図である。 第一の実施形態におけるスキャナ変位と光源ON/OFF状態を示す図である。 第一の実施形態における表示装置の表示画像を説明する図である。 第二の実施形態における眼底撮像装置の構成の模式図である。 第二の実施形態における眼底撮像装置の機能模式図である。 第二の実施形態を説明するフローチャートである。 第二の実施形態におけるOCT撮像領域を説明する図である。 その他の実施形態における眼底撮像装置の構成の模式図である。 その他の実施形態におけるAO−SLO撮像領域を説明する図である。 その他の実施形態におけるスキャナ変位と光源ON/OFFを示す図である。 その他の実施形態における眼底撮像装置の部分的な構成の模式図である。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用い詳細に説明する。
[第一の実施形態]
以下、本発明の第一の実施形態に係る眼科装置、特に眼底撮像装置について説明する。
本実施形態では、第一の眼底撮像装置として、眼底の広域を撮像する装置(以下:WF−SLO装置、Wide Field−SLO装置)を用い、第二の眼底撮像装置としてAO(Adaptive Optics:補償光学)−SLO装置を用い、眼底にWF−SLOビームとAO−SLOビームを同時に入射・走査し、眼底のどの領域を第二の眼底撮像装置で撮像しているかをWF-SLO装置で撮像しているWF−SLO画像で確認しながら、安定した高画質なAO−SLO画像を取得する例について述べる。
<装置の全体構成>
本実施形態の眼底撮像装置の光学概要図について、図1を用いて説明する。
本実施例で用いる眼底撮像装置は、WF−SLO装置、AO−SLO装置と、内部固視灯装置を有している。
WF-SLO装置は、接眼レンズユニット100、WF−SLO120により構成されている。WF−SLO光源121は、半導体レーザやSLD光源(Super Luminescent Diode)が好適に用いることができる。用いる波長は、眼底観察として被検者の眩しさの軽減と分解能維持のために、700nm〜1000nmの近赤外の波長域が好適に用いられる。本実施の形態においては、波長780nmの半導体レーザを用いる。WF−SLO光源121は不図示の制御部により、後述するWF−SLOスキャナ(X)(Y)、及びAO−SLOスキャナ(X)、(Y)に同期してON/OFF制御される。WF−SLO光源121から出射された光はファイバ122を介して、ファイバコリメータ123から平行なビーム(計測光)となって出射される。なお、この計測光は、本発明において被検眼に照射される第1のビームに対応し、WF−SLO光源は本発明置ける第1の光源に対応する。
出射された光は、レンズ124、WF−SLOスキャナ(Y)125、リレーレンズ126、127を経由し、WF−SLOスキャナ(X)128に導かれる。当該ビームは、更に、スキャンレンズ101と接眼レンズ102を通り、被検眼Eに入射される。ここで、本実施形態では、WF−SLOスキャナ(X)128、(Y)125としてガルバノスキャナを用いている。これらスキャナは、本発明において第1のビームを被検眼上で走査する第1の走査手段に対応する。WF−SLOスキャナ(X)128、(Y)125は、不図示の制御部から出力される角度信号により、スキャナを構成するミラーの角度が制御される。
以後、本実施形態における座標は、眼軸方向をz、眼底画像に対し水平方向をx、垂直方向をyとする。本実施形態ではx方向が主走査方向でy方向が副走査方向となる。
被検眼Eに入射したビームは、被検眼Eの眼底Eaに点状のビームとして照射される。このビームが、被検眼Eの眼底Eaで反射あるいは散乱され、同一光路をたどり、リングミラー129まで戻る。眼底Eaに照射されている光が後方散乱した光のうち、瞳孔周辺部を通った光(反射光)が、リングミラー129によって反射され、レンズ130を経由しアバランシェ・フォトダイオード(以下、APDと記述する)131に受光される。
AO−SLO装置は、WF−SLO装置と同様に、接眼ユニット100とAO機能を有するAO−SLOユニット140から構成されている。AO−SLO光源141は、波長840nmのSLD光源を用いている。本実施形態では眼底撮像と波面測定のための光源を共用しているが、それぞれを別光源とし、光路の途中で合波する構成としても良い。
AO−SLO光源141から出射された光は、ファイバ142を通ってファイバコリメータ143により、平行な測定光として照射される。照射された測定光はビームスプリッタ144を透過し、補償光学の光学系に導光される。当該光は本発明における第2のビームに対応し、AO−SLO光源は本発明における第2の光源に対応する。
前記補償光学系は、ビームスプリッタ145、収差を測定する波面センサ146、波面補正デバイス148および、それらに導光するための反射ミラー147−1〜4から構成される。反射ミラー147−1〜4は、少なくとも被検眼Eの瞳と波面センサ146、波面補正デバイス148とが光学的に共役関係になるように設置されている。また、本実施形態では、波面補正デバイス148として液晶素子を用いた空間位相変調器を用いている。
測定光は波面補正デバイス148に入射・反射し、反射ミラー147−3に出射する。同様に、被検眼Eの眼底Eaから帰ってきた光も波面補正デバイス148に入射した後、反射ミラー147−2に出射する。また、測定光は、AO−SLOスキャナ(X)149、AO−SLOスキャナ(Y)152によって2次元に走査される。これらスキャナは、本発明において第2のビームを被検眼上で走査する第2の走査手段に対応する。本実施形態ではAO−SLOスキャナ(X)149、(Y)152としてガルバノスキャナを用いている。AO−SLOスキャナ(X)149、(Y)152は、不図示の制御部から出力される角度信号により、スキャナを構成するミラーの角度が制御される。
AO−SLOスキャナ(X)149、(Y)152で走査された測定光は、ビームスプリッタ104で反射し、スキャンレンズ101、接眼レンズ102を通り被検眼Eに入射する。被検眼Eに入射した測定光は、眼底Eaで反射あるいは散乱し、同一光路を通り、ビームスプリッタ145によって一部は波面センサ146に入る。波面センサ146はビームの波面を測定するもので、シャックハルトマンセンサを用いている。ビームスプリッタ145を透過した反射散乱光は、今度はビームスプリッタ144によって一部が反射され、ファイバコリメータ153、ファイバ154を通して、光電子増倍管であるPM(Photomultiplier Tube)から成る光強度センサ155に導光される。
導光された光は光強度センサ155で電気信号に変換され、制御部(不図示)によって画像化の処理が行われる。そして制御部が、AO−SLOスキャナ(X)149とAO−SLOスキャナ152を微小角度回転(SLO120のスキャン角度と比べた場合に小さいとの意味)させると、眼底Eaの撮像対象領域からの光強度情報が得られ、眼底画像として画像が構成されて、制御部の制御により表示装置(図2参照)に表示される。
また、波面センサ146、波面補正デバイス148は制御部に接続されている。制御部は、波面センサ146の測定結果によって取得された波面を基に、収差のない波面へと補正するような変調量(補正量)を計算し、波面補正デバイス148にその変調を指令する。本実施形態では波面補正デバイス148として画素数600×600の反射型液晶空間位相変調器を用いた。
内部固視灯160は、光源161、レンズ162で構成される。光源161として複数の発光ダイオード(LD)がマトリックス状に配置されたものを用いる。発光ダイオードの点灯位置は、制御部の制御により撮像したい部位に合わせて変更される。光源161からの光は、レンズ162を介し、ダイクロイックミラー103により被検眼Eに導かれる。光源161から出射される光は520nmで、制御部により所望のパターンが表示される。
<機能構成>
本実施形態の機能構成に関して、図2を用い説明する。各機能部材を制御する制御部(PC)200は表示装置212、CPU201、記録装置HDD202と、各装置の制御部である固視灯制御部203、WF−SLO制御部210とAO−SLO制御部209から構成されている。CPU201からの指示の下、固視灯を表示する表示装置204(図1の光源161に対応する)は固視灯制御部203の制御により、WF−SLO装置のX,Yスキャナ205(図1のWF−SLOスキャナ125と128に対応する)とWF−SLO光源206(図1のWF−SLO光源121に対応する)はWF−SLO制御部210の制御により、AO−SLO装置のX,Yスキャナ208(図1のAO−SLOスキャナ149と152に対応する)とAO−SLO光源207(図1のAO−SLO光源141に対応する)はAO−SLO制御部209の制御により、それぞれ動作する。
また、被検眼Eからの信号は、AO−SLOの受光部材PM214(図1の光強度センサ155に対応する)、WF−SLOの受光部材APD215(図1のAPD131に対応する)を介して得られる。得られた信号はCPU201で画像化され、表示装置212に表示される。
<フロー>
以下、第一の眼底撮像装置としてWF−SLO装置を用い、第二の眼底撮像装置としてAO−SLO装置を用い、WF−SLO画像によりAO−SLO撮像領域を確認しながらAO−SLO画像を撮像する方法を、図3のフローチャートを基づき説明する。なお、特に記載がない場合は、CPU201によって実行される処理である。
先ず、固視灯161を構成するマトリックス上に配置された複数の発光ダイオードのうち基準となる発光ダイオードを点灯し、被検者に固視灯161を固視してもらう。この状態で、WF−SLO光源121からレーザを出力してAPD131で反射光を受光することで眼底の広域を撮像するWF−SLO画像を取得する(ステップ301:以下、S301)。図4(a)は、基準となる発光ダイオードを点灯し、被検者が固視灯161を固視した状態で撮像したWF−SLO画像である。図4中、401は、表示装置212上に表示されたWF−SLO画像に、CPU201により付加されたAO−SLO撮像領域を表したものである。
次に、検査者である操作者は不図示の入力装置を介して固視灯161を構成する複数の発光ダイオードから、所望の発光ダイオードを選択、点灯させる。被検者が点灯された固視灯を固視することにより、AO−SLO画像を撮影したい領域がWF−SLO画像の中央にくるようになる。図4(b)は、固視灯の点灯位置を変更することにより、AO−SLO撮像領域が変更したことを示している。次に、操作者は不図示の入力装置を介してAO−SLO画像の撮像領域を指定する。図4(c)は、操作者により、初期値よりも大きな領域がAO−SLO撮像領域として指定されたことを示している。上記操作によりAO−SLO撮像画像の撮像領域、或いは第2のビームによる照射領域が設定される(S302)。
次に、S302で設定したAO−SLO撮像領域からある設定範囲がWF−SLOビーム照射制限領域として設定される(S303)。より詳細には、S302で設定したAO−SLO撮像領域の周囲に所定幅を加えた領域をWF−SLOビーム制限領域として設定する。ここで、所定幅を加えるのは、WF−SLOビームとAO−SLOビームが眼底上で近接することを回避するためである。具体的には、被検者の負荷を軽減するために、WF−SLOビームが眼底を照射するビーム径の2倍程度をWF−SLOビーム制限領域として設定すればよい。図4中、402はWF−SLOビーム制限領域を表したものである。このように、被検眼において第1のビームであるWF−SLOビームの照射を禁止する若しくは照射されるビームを制限させるWF−SLOビーム制限領域は、第2のビームであるAO−SLOビームの照射範囲に基づいて適宜設定され、当該設定の操作はCPU201においてWF−SLOビーム制限領域設定手段として機能するモジュール領域により実行される。
次に、WF−SLO撮像時にS303で設定されたWF−SLOビーム制限領域上をWF−SLOビームが走査する際には、WF−SLO光源121を消灯し、WF−SLO画像を撮像する(S304)。第1のビームの照射の制限は第1の光源手段であるWF−SLO光源によって実行され、当該消灯の指示は制御手段であるCPU201により為される。
図5は、WF−SLOスキャナ(X)128、WF−SLOスキャナ(Y)125とWF−SLO光源121の点灯状態を示す図である。図5の横軸は時間である。図5(a)、(b)の縦軸は、WF−SLOスキャナ(X)128、WF−SLOスキャナ(Y)125の変位(回転角)を示している。図5(c)は、WF−SLO光源121の点灯状態を示している。図5に示すように、t1より撮像が開始されると、WF−SLOスキャナ(X)128、WF−SLOスキャナ(Y)125はそれぞれの周期で回転を開始する。それとともに、WF−SLO光源121も点灯もされる。WF−SLOスキャナ(X)128、WF−SLOスキャナ(Y)125がWF−SLOビーム制限領域に達すると(図5のt2〜t3区間)、WF−SLO光源121は点灯と消灯を繰り返す。WF−SLOスキャナ(X)128、WF−SLOスキャナ(Y)125がWF−SLOビーム制限領域外に達し、撮像が終了するまで(図5のt3〜t4区間)は、WF−SLO光源121は連続点灯とする。
なお、WF−SLOビーム制限領域上をWF−SLOビームが走査する際にWF−SLO光源121を消灯したうえでのWF−SLO画像の撮像は、AO−SLO画像撮影終了(S304〜S307)まで連続で行われる。このとき、表示装置212には、最新のWF−SLO画像が更新されて表示される。
ここからは、AO−SLO画像の撮像に移行する。最初に、AO−SLOスキャナ149と152を中央位置に停止した状態で光源141を点灯する。被検眼Eに照射されたAO−SLOビームは、被検眼Eの眼底Eaで反射あるいは散乱され、反射あるいは散乱光として波面センサに入射される。制御部200では、波面センサに入射された光に基づき、波面補正デバイス148を駆動し、波面収差の補正が行われる(S305)。
次に、AO−SLO画像の撮像が開始される。AO−SLOスキャナ149と152は、S302で設定されたAO−SLO撮像領域にAO−SLOビームを走査し、AO−SLO撮像領域からの戻り光は光強度センサ155により光電変換され、AO−SLO画像が撮像される(S306)。AO−SLO画像の撮像が正常に終了した場合には、動作を終了とし、AO−SLO画像の撮像を続けたい場合には、S301に戻りS301からS306の動作を繰り返し続ければよい(S307)。例えば、波面収差補正動作(S305)、〜AO−SLO画像撮像(S306)までの間に、表示装置212に表示されたWF−SLO画像が動いたとき、即ち被検眼が動いてしまったときには、再度AO−SLO画像撮像を実施すれば良い。
上記実施例では、WF−SLO画像にAO−SLO撮像領域を付加して表示した場合について説明したが、WF−SLOビーム制限領域走査時にWF−SLOビームを消灯すると、WF−SLOビーム制限領域は黒く撮像されることになる。図6は、表示装置に表示される実際の表示画面を表した図である。図6(a)中、601はWF−SLO画像である。603は、WF−SLOビーム制限領域である。図に示したように、WF−SLOビーム制限領域は、眼底にWF−SLOビームが照射されないため、黒く撮像される。よって、操作者は、AO−SLO撮像領域をWF−SLO画像を見るだけで確認できるようになる。602は、AO−SLO画像である。操作者は表示画面の様子を観察し、所望の領域のAO−SLO画像が撮像されているかを確認することができる。また、AO−SLO撮像領域をより正確に認識したい場合には、図6(b)に示すように、WF−SLO画像上に、AO−SLO撮像領域604を付加した画像を表示してもよい。
[第二の実施形態]
以下、本発明の第二の実施形態について説明する。
本実施形態では、第一の眼底撮像装置として、WF−SLO装置を用い、第二の眼底撮像装置としてOCT(Optical Coherence Tomography)装置を用い、眼底にWF−SLOビームとOCTビームを同時に入射・走査し、眼底のどの領域を第二の眼底撮像装置で撮像しているかをWF−SLO装置で撮像しているWF−SLO画像で確認しながら、安定した高画質なOCT画像を取得する例について述べる。
<装置の全体構成>
本実施形態の眼底撮像装置の光学概要図について、図7を用いて説明する。
第一の眼底撮像装置と内部固視灯装置に関しては、第一の実施形態と同様の構成の為、説明は割愛する。
第二の眼底撮像装置であるOCT装置180は、図7に示すように、光源181を有し、光源181には、中心波長840nm、波長半値幅45nmのSLD光源(Super Luminescent Diode)を用いる。SLD光源の他に、ASE光源(Amplified Spontaneous Emission)が好適に用いることができる。
波長は、850nm近傍および1050nm近傍の波長が眼底撮影には好適に用いられる。光源181から照射される低コヒーレント光がファイバを経由して、ファイバカプラ182に入り、計測光(OCTビームとも言う)と参照光に分けられる。ここではファイバを用いた干渉計構成を記載しているが、空間光光学系でビームスプリッタを用いた構成としてもかまわない。計測光は、ファイバコリメータ183から平行光となって出射される。
計測光は、OCTスキャナ(Y)184、リレーレンズ185、186を経由し、さらにOCTスキャナ(X)187を通り、ビームスプリッタ104、スキャンレンズ101、ダイクロイックミラー103、そして、接眼レンズ102を通り被検眼Eに入射する。計測光のビーム径は眼底で20μm程度である。ここで、OCTスキャナ(X)187および(Y)184は、ガルバノスキャナを用いている。
被検眼Eに入射した計測光は、眼底Eaで反射し、同一光路を通りファイバカプラ182に戻る。一方参照光は、ファイバカプラ182からファイバコリメータ188に導かれ、平行光となり照射される。照射された参照光は、分散補正ガラス189を通り、光路長可変ステージ190上の参照ミラー191により反射される。参照ミラー191により反射された参照光は、同一の光路をたどり、ファイバカプラ182に戻る。ファイバカプラ182で戻ってきた計測光および参照光が合波され、ファイバコリメータ192に導かれる。ここでは合波された光を干渉光と呼ぶ。
ファイバコリメータ192、グレーティング193、レンズ194、ラインセンサ195によって、分光器が構成されている。干渉光は、分光器によって、波長毎の強度情報となって計測される。ラインセンサ195によって計測された波長毎の強度情報は、不図示のPCに転送され、被検眼Eの眼底Eaの断層画像(以下、特記しない際の断層画像とは網膜断層像を示す。)として形成される。
<機能構成>
本実施形態機能構成に関して、図8を用い説明する。各機能部材を制御するPC800は表示装置812、CPU801、記録装置HDD802と、各装置の制御部である固視灯制御部803、WF−SLO制御部810とOCT制御部809から構成されている。CPU801からの指示の下、固視灯表示する表示装置804(図7の光源161に対応する)は固視灯制御部803の制御により、WF−SLO装置のX,Yスキャナ805(図7のWF−SLOスキャナ125、128に対応する)とWF−SLO光源806(WF−SLO光源121に対応する)はSLO制御部810の制御により、OCT装置のX,Yスキャナ808(図7のOCTスキャナ184、187に対応する)とOCT光源807(図7の光源181に対応する)はOCT制御部809の制御により、各装置が動作する。
また、被検眼Eからの信号は、OCTの受光部材ラインセンサ814(図7のラインセンサ195に対応する)、WF−SLOの受光部材APD815(図7のAPD131に対応する)を介して得られる。得られた信号はCPU801で画像化され、表示装置812に表示される。本実施形態においては、第一の画像は眼底断層画像となり、第二の画像が眼底画像となる。
<フロー>
以下、第一の眼底撮像装置としてWF−SLO装置を用い、第二の眼底撮像装置としてOCT装置を用い、WF−SLO画像によりOCT撮像領域を確認しながらOCT画像を撮像する方法を、図9のフローチャートを基づき説明する。なお、特に記載がない場合は、CPU801によって実行される処理である。
先ず、固視灯161を構成するマトリックス上に配置された複数の発光ダイオードのうち基準となる発光ダイオードを点灯し、被検者に固視灯161を固視してもらう。この状態で、WF−SLO光源121からレーザを出力してAPD131で反射光を受光することで眼底の広域を撮像するWF−SLO画像を取得する(S901)。図10(a)は、基準となる発光ダイオードを点灯し、被検者が固視灯161を固視した状態で撮像したWF−SLO画像である。図10中、1001は、表示装置812上に表示されたWF−SLO画像に、CPU801により付加されたOCT撮像領域を表したものである。
次に、検査者である操作者は不図示の入力装置を介して固視灯161を構成する複数の発光ダイオードから、所望の発光ダイオードを選択、点灯させる。被検者が点灯された固視灯を固視することにより、OCT画像を撮影したい領域がWF−SLO画像の中央にくるようになり、OCT撮像領域が設定される(S902)。図10(b)は、固視灯の点灯位置を変更することにより、OCT撮像領域が変更したことを示している。
次に、S902で設定したOCT撮像領域からある設定範囲がWF−SLOビーム制限領域として設定される(S903)。より詳細には、S902で設定したAO−SLO撮像領域の周囲に所定幅を加えた領域をWF−SLOビーム制限領域として設定する。ここで、所定幅を加えるのは、WF−SLOビームとOCTビームが眼底上で近接することを回避するためである。具体的には、被検者の負荷を軽減するために、WF−SLOビームが眼底を照射するビーム径の2倍程度をWF−SLOビーム制限領域として設定すればよい。図10中、1002はWF−SLOビーム制限領域を表したものである。次に、WF−SLO撮像時にS903で設定されたWF−SLOビーム制限領域上をWF−SLOビームが走査する際には、WF−SLO光源121を消灯し、WF−SLO画像を撮像する(S904)。なお、WF−SLOビーム制限領域上をWF−SLOビームが走査する際に、WF−SLO光源121を消灯したうえでのWF−SLO画像の撮像は、OCT画像撮影終了(S904〜S906)まで連続で行われる。このとき、表示装置812には最新のWF−SLO画像が更新されて表示される。
次に、OCT画像の撮像が開始される。OCTスキャナ184と187は、S902で設定されたOCT撮像領域にOCTビームを走査し、OCT撮像領域からの戻り光はランセンサ195により光電変換され、OCT画像が撮像される(S905)。OCT画像の撮像が正常に終了した場合には、動作を終了とし、OCT画像の撮像を続けたい場合には、S901に戻りS901からS905の動作を繰り返し続ければよい(S906)。例えば、OCT画像撮像中(S905)に、表示装置812に表示されたWF−SLO画像が動いたとき、即ち被検眼が動いてしまったときには、再度OCT画像撮像を実施すれば良い。
[その他の実施形態]
上記実施形態1,2では固視灯の点灯位置を変更し、点灯された固視灯を被検者に固視してもらうことにより、常にAO−SLO画像撮像領域、及びOCT撮像領域がWF−SLO画像の撮像領域の中央となる構成について説明した。しかし、固視灯は常に一定位置で点灯し、AO−SLO画像撮像領域を移動する方法も可能である。図11に上記固視灯の点灯位置を固定し、AO−SLO画像撮像領域を移動する装置の構成を示す。図11の構成と図1の構成の違いは、AO−SLOユニット140とビームスプリッタ104の間にAO−SLO撮像領域変更ユニット170を設けたことになる。撮像領域変更ユニット170には、不図示の制御部により制御されるX軸、Y軸に対してそれぞれ回転可能なミラー171、172が設けられている。ミラー171、172はそれぞれ回転し、測定光が眼底Eaをスキャンする位置を変更することができる。図12は、AO−SLO撮像領域を中央から移動した状態を示す図である。図12(a)は、AO−SLO撮像領域1201がWF−SLO画像の中央部にあることを表している。1202は、WF−SLO撮像禁止領域である。図12は制御部により、撮像領域変更ユニット170内のミラー171、172が回転され、中央からずれた位置がAO−SLO撮像領域1201として設定された状態を示している。図13は、図12(b)で示されたWF−SLO撮像禁止領域1202が設定された場合の、WF−SLOスキャナ(X)128、WF−SLOスキャナ(Y)125とWF−SLO光源121の点灯状態を示す図である。図13は、縦軸、横軸等はすべて図4と同じであるため、説明は割愛する。
上記実施形態1では、WF−SLOスキャナ(X)、(Y)、及びAO−SLOスキャナ(X)、(Y)はすべてガルバノスキャナを用いる方法について説明した。ここでは、撮像時間を短縮するために、高速での走査が要求される主走査方向のWF−SLOスキャナ(X)、およびAO−SLOスキャナ(X)にそれぞれ共振スキャナを用いたときの構成について説明する。ガルバノスキャナは角度制御信号によりミラーの角度が制御されるため、制御部ではスキャナのミラー位置、即ち眼底上のWF−SLOビームの照射位置、およびAO−SLOビームの照射位置を把握することができる。しかしながら、共振スキャナではスキャナ自身が共振することによりミラー角度が変化するため、ミラーの位置を制御部が把握することができない。そこで、共振スキャナを用いる場合には、共振スキャナのミラーに別途レーザ等のビームを照射し、その反射光をラインセンサなどの光電変換手段で電気信号に変換し、共振スキャナのミラー角度、即ち眼底上の各ビームの照射位置を把握することが必要となる。図14を用いて、共振スキャナのミラー角度、即ち眼底上の各ビームの照射位置を把握する方法を説明する。図14は、図1のスキャナ周辺のユニットのうち、本構成を説明するために必要な部分だけを抜き出して描いたものである。図14中、図1と同じユニットに関しては説明を割愛する。図1の構成に対して追加されたものは、WF−SLO位置検出光源181、AO−SLO位置検出光源183であるレーザ光源、レーザ光源の反射光を光電変換するためのラインセンサ182、184、WF−SLO光源制御部185である。WF−SLO位置検出光源181から出射されたレーザ光は、WF−SLOスキャナ(X)125に照射され、その反射光がWF−SLOラインセンサ182に照射される。WF−SLOラインセンサ182には不図示の電気回路が接続され、ラインセンサ出力信号を処理することにより、レーザ光源の反射位置、即ちWF−SLOスキャナのミラー角度を検出する。同様に、AO−SLO位置検出光源183から出射されたレーザ光は、AO−SLOスキャナ(X)149に照射され、その反射光がAO−SLOラインセンサ184に照射される。AO−SLOラインセンサ184には不図示の電気回路が接続され、ラインセンサ出力信号を処理することにより、レーザ光源の反射位置、即ちAO−SLOスキャナ(X)149のミラー角度を検出する。検出されたWF−SLOスキャナ(X)125、AO−SLOスキャナ(X)149の角度、および不図示の制御部からのWF−SLOスキャナ(Y)128、AO−SLOスキャナ(Y)152の角度信号186がWF−SLO光源制御部185に入力される。WF−SLO光源制御部185では、入力された各スキャナの角度信号に基づき、WF−SLOビームとAO−SLOビームが眼底上で同時に照射しないようにWF−SLO光源121に対して制御信号187を出力し、ON/OFF制御を行えば良い。
また、本実施例では、WF−SLOビームとAO−SLOビーム、またはWF−SLOビームとOCTビームが同時に眼底上の同領域に照射されないように、WF−SLO光源を消灯する方法について説明した。しかしながら、WF−SLO光源を消灯するのではなく、シャッターなどでWF−SLOビームがAO−SLOビーム、またはOCTビームと同時に眼底上の同領域に照射されないように遮光する構成でも被検者の負担を軽減することは可能である。更には、WF−SLOビームとAO−SLOビーム、またはWF−SLOビームとOCTビームが同時に眼底上の同領域に照射されるときには、被検者の負担がないレベルまでWF−SLO光源の光量を減少させる構成でも、同様な効果を得ることができる。従って、禁止領域或いは制限領域に対する第1のビームの走査は、これら態様も包含し得る第1のビームの減光を伴って行われると規定されることが好ましい。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
なお、本件は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。例えば、上記の実施例では、被測定物が眼の場合について述べているが、眼以外の皮膚や臓器等の被測定物に本発明を適用することも可能である。この場合、本発明は眼科装置以外の、例えば内視鏡等の医療機器としての態様を有する。従って、本発明は眼科装置に例示される検査装置として把握され、被検眼は被検査物の一態様として把握されることが望ましい。
E:被検眼
120:WF−SLO装置
140:AO−SLO装置
160:内部固視灯装置
180:OCT装置

Claims (15)

  1. 被検眼の眼底における第1の領域において第1の光を走査する第1の走査手段と、
    前記第1の光が照射された前記第1の領域からの戻り光に基づいて、前記第1の領域の画像を撮る第1の撮像手段と
    前記第1の領域よりも狭い前記眼底における第2の領域であって、前記第1の光は異なる波長を有する第2の光が照射され前記第2の領域からの戻り光に基づいて、前記第2の領域の画像を撮る第2の撮像手段と、
    前記第2の領域において前記第1の光が走査されている間には前記第1の光を減光する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の光の前記第1の領域への照射と、前記第2の光の前記第2の領域への照射とが同時であり、
    前記制御手段は、前記第2の領域において前記第1の光が走査される間には前記第1の光が前記第2の領域に照射されないように前記第1の光を減光することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の光を発する第1の光源と、
    前記第2の光を発する前記第1の光源とは異なる第2の光源と、を有し、
    前記制御手段は、前記第2の領域において前記第1の光が走査される間には前記第1の光を消灯するように前記第1の光源を制御することにより、前記第1の光を減光することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記第2の領域において前記第2の光を走査する第2の走査手段を更に有し、
    前記第2の撮像手段は、前記第2の領域において前記第2の光が走査された際の前記第2の領域からの戻り光に基づいて、前記第2の領域の画像を撮ることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の領域の画像はAO−SLO画像であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の光の前記第2の領域からの戻り光の波面を測定する波面センサと、
    前記波面の収差を補正する波面補正デバイスと、を有し、
    前記制御手段は、前記測定された波面に応じて前記波面補正デバイスに前記波面の収差を補正させることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の領域において得られる画像の解像度は、前記第1の領域において得られる画像の解像度よりも高いことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の撮像装置。
  8. 被検眼の眼底における第1の領域において第1の光を走査する工程と、
    前記第1の光が照射された前記第1の領域からの戻り光に基づいて、前記第1の領域の画像を撮る工程と
    前記第1の領域よりも狭い前記眼底における第2の領域であって、前記第1の光とは異なる波長を有する第2の光が照射され前記第2の領域からの戻り光に基づいて、前記第2の領域の画像を撮る工程と、
    前記第2の領域において前記第1の光が走査されている間には前記第1の光を減光する工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 前記第1の光の前記第1の領域への照射と、前記第2の光の前記第2の領域への照射とが同時であり、
    前記第2の領域において前記第1の光が走査される間には前記第1の光が前記第2の領域に照射されないように前記第1の光を減光することを特徴とする請求項に記載の撮像装置の制御方法。
  10. 前記撮像装置は、前記第1の光を発する第1の光源と、前記第2の光を発する前記第1の光源とは異なる第2の光源と、を有し、
    前記第2の領域において前記第1の光が走査される間には前記第1の光を消灯するように前記第1の光源を制御することにより、前記第1の光を減光することを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置の制御方法。
  11. 前記第2の領域を撮る工程において、前記第2の領域において前記第2の光が走査された際の前記第2の領域からの戻り光に基づいて、前記第2の領域の画像を撮ることを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項に記載の撮像装置の制御方法。
  12. 前記第2の領域の画像はAO−SLO画像であることを特徴とする請求項乃至11の何れか一項に記載の撮像装置の制御方法。
  13. 前記第2の光の前記第2の領域からの戻り光の波面を測定する工程と、
    前記測定された波面に応じて前記波面の収差を補正させる工程と、を含むことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置の制御方法。
  14. 前記第2の領域において得られる画像の解像度は、前記第1の領域において得られる画像の解像度よりも高いことを特徴とする請求項乃至13の何れか一項に記載の撮像装置の制御方法。
  15. 請求項乃至14の何れか一項に記載の撮像装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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