JP5996896B2 - 停止位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータで回転駆動される被駆動部材を停止位置で停止させる停止位置決め装置に関する。
従来、モータで駆動される被駆動部材を予め定められた停止位置で停止させるには、モータに停止位置決め装置としての機能を組み込んだステッピングモータが利用されることが多い。
特開平7−8153号公報
ステッピングモータを利用すれば被駆動部材を停止させたい位置で停止させることができるのであるが、ステッピングモータは一般的に高価であり、経済性に悖るところがあり予算が限られる場合や、ステッピングモータの仕様によっては停止位置を設定することができない位置に被駆動部材の停止位置を設定する必要がある場合もあり、ステッピングモータの利用を断念せざるを得ないことがある。
また、停止位置決め機能のないDCモータ等を利用することになるが、オペレータが直接モータのオンオフをコントロールしてオペレータが停止させたい位置へ被駆動部材を回転させる場合、正確には被駆動部材を停止位置へ停止することは難しい。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、低コストで且つ簡単な構成で被駆動部材を停止位置で停止させることが可能な停止位置決め装置を提供することである。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、モータに連結されて上記モータに回転駆動される被駆動部材の停止位置決め装置において、上記被駆動部材に対向する定位置に設置されている位置決め磁石と、上記被駆動部材に取り付けられており、上記位置決め磁石と対向すると互いに吸引しあう少なくとも一つ以上の停止用磁石と、上記モータと上記被駆動部材との間に介装される少なくとも二つ以上の歯車を備えた歯車機構とを備え、上記停止用磁石は、上記位置決め磁石に対向可能な上記被駆動部材の円周上であって、上記被駆動部材を停止させる位置で上記位置決め磁石と対向する位置に取り付けられており、上記歯車機構には、上記モータの回転駆動が停止した状態で上記被駆動部材の回転が許容されるようバックラッシが設けられており、上記被駆動部材を停止位置の近傍へ回転させると、上記位置決め磁石と上記停止用磁石との吸引によって上記被駆動部材が上記停止位置に位置決めされることを特徴とする。
このように構成された停止位置決め装置にあっては、オペレータがモータへ電力供給しておおよそ停止位置まで被駆動部材を回転させると、被駆動部材に取り付けた停止用磁石が位置決め磁石と吸引し合って被駆動部材を停止位置へ位置決めすることができる。
このように停止位置決め装置によれば、高価なステッピングモータを使用せずとも、正確に被駆動部材を予め決めておいた停止位置へ位置決めすることができるので、低コストで且つ簡単な構成で被駆動部材を停止位置で停止させることができるのである。
一実施の形態における停止位置決め装置の側面図である。 一実施の形態における停止位置決め装置の停止用磁石を取り付けた被駆動部材の背面図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。一実施の形態における停止位置決め装置1は、図1に示すように、基本的には、モータMに連結されて当該モータMに回転駆動される被駆動部材Wに対向する定位置に設置される位置決め磁石2と、被駆動部材Wに取り付けられて位置決め磁石2と対向すると互いに吸引しあう六個の停止用磁石3とを備えて構成されている。
以下、各部について詳しく説明するが、球を連続的に打ち出すことができる射出装置に停止位置決め装置1を適用した場合について説明する。被駆動部材Wは、図1および図2に示すように、この場合、円盤状であって、六個の孔Hが周方向に等間隔をもって設けられている。この孔Hには、図示しない球が装填され、射出装置Fによって、この球を打ち出すことができるようになっている。この球を打ち出す射出装置Fは、ボディBと、孔Hに装填された球を打ち出す打撃部dを備えており、孔Hを打撃部dに正対させて、この打撃部dを孔Hに向けて前進させることで、球を孔Hから打ち出すことができる。したがって、被駆動部材Wの停止位置は、各孔Hを打撃部dに正対させる位置に設定されている。
モータMは、この例では、上記ボディB内に収容固定されており、DCモータやACモータ、誘導モータ、同期モータ等、各種のモータを使用することができる。また、この場合、図1に示すように、モータMと被駆動部材Wとの間には、二つの歯車5,6を備えた歯車機構である減速機4を介装しており、歯車5をモータMのシャフトSに連結し、歯車5に歯合する歯車6のシャフト7を被駆動部材Wに連結している。したがって、モータMを駆動すると、減速機4を介してモータMの回転動力を被駆動部材Wへ伝達して、被駆動部材Wを回転駆動することができるようになっている。なお、減速機4もボディB内に収容固定されている。
また、詳しく図示しないが、減速機4における歯車5と歯車6との間には隙間ができるように設定されていて、バックラッシが設けられている。したがって、モータMが停止状態とされても、被駆動部材Wはバックラッシが設けられることで上記歯車5,6間の隙間に見合って回転することができるようになっている。なお、歯車機構に設けられる歯車は二つ以上であればよく、その場合、少なくともかみ合う歯車同士のうち一部にバックラッシを設ければよい。
位置決め磁石2は、被駆動部材Wの一端面に対向する定位置に設定されている。具体的には、射出装置FのボディBに保持されており、被駆動部材Wに対して常に定位置で対向するようになっている。また、位置決め磁石2は、円形であって、たとえば、S極を被駆動部材Wの一端面に向けて設置される。位置決め磁石2は、被駆動部材Wに対向する位置で、以下に説明する停止用磁石3と吸引し合って、被駆動部材Wを停止位置へ位置決めできる位置に設置すればよいので、射出装置FのボディB以外へ設けてもよいし、モータMのステータへ位置決め磁石2を固定する部材に取り付けてもよい。
他方、停止用磁石3は、被駆動部材Wに設けた孔Hのそれぞれを上述の打撃部dに正対させるため、孔Hの数だけ設けられている。つまり、この場合、被駆動部材Wを六つの停止位置で停止させるようになっている。停止用磁石3は、円形であって位置決め磁石2と同一径とされていて、被駆動部材WにS極を向けて取り付けられている。
また、停止用磁石3は、被駆動部材WがモータMによって回転する際に、位置決め磁石2に対向する円周上に取り付けられていて、停止用磁石3のN極が位置決め磁石2側に隙間をあけて対向するようになっている。そして、停止用磁石3が位置決め磁石2に対向すると、これらが互いに吸引し合って被駆動部材Wを停止位置へ位置決めてそのままの状態を保持するようになっている。このように停止位置へ被駆動部材Wを位置決め磁石2と停止用磁石3で位置決めた際に、孔Hを打撃部dに正対させるようになっている。つまり、停止用磁石3は、被駆動部材Wの位置決め磁石2に対向可能な円周上であって、被駆動部材Wを停止させる位置で位置決め磁石2と対向する位置に取り付けられている。位置決め磁石2と停止用磁石3は、対向しても両者の間には隙間が設けてあるので、モータMへ電力供給して被駆動部材Wへトルクを与えると、被駆動部材Wを回転させることができる。なお、モータMは、位置決め磁石2と停止用磁石3の吸引力による被駆動部材Wを停止位置に保持する保持力を超えるトルクを出力することができるようになっている。また、位置決め磁石2と停止用磁石3は、吸引し合えばよいので、位置決め磁石2のN極と停止用磁石3のS極とを対向させるようにしてもよいのは当然である。
このように構成された停止位置決め装置1にあっては、オペレータがモータMへ電力供給して孔Hがおおよそ打撃部dに正対する位置まで被駆動部材Wを回転させると、被駆動部材Wに取り付けた停止用磁石3が位置決め磁石2と吸引し合って孔Hを打撃部dへ正対させる位置、つまり、被駆動部材Wの停止位置へ位置決めすることができる。
このように停止位置決め装置1によれば、高価なステッピングモータを使用せずとも、正確に被駆動部材Wを予め決めておいた停止位置へ位置決めすることができる。つまり、本発明の停止位置決め装置1によれば、低コストで且つ簡単な構成で被駆動部材Wを停止位置で停止させることができるのである。
また、停止位置は、任意に決定することができ、決定した停止位置に位置決めできるように、位置決め磁石2と停止用磁石3の位置を決定して設置すればよいので、ステッピングモータでは実現できない停止位置へでも被駆動部材Wを停止させることが可能である。したがって、この本実施の形態を例にとれば、隣り合う孔H間の間隔が異なるような場合であっても、停止用磁石3の設置位置を調整することで、被駆動部材Wを正確に位置決めすることができる。
さらに、位置決め磁石2と停止用磁石3とは、円形で同一径とされているので、互いに吸引し合うとこれらの中心が一致して対向する位置に被駆動部材Wを停止させて位置決めるので、被駆動部材Wをより正確に停止位置に位置決めて停止させることができる。
そしてさらに、この場合、歯車機構としての減速機4にバックラッシを設けており、モータMの回転が停止した状態でも被駆動部材Wの回転が許容されるので、被駆動部材Wを停止位置の近傍へ回転させるだけで、後は、位置決め磁石2と停止用磁石3との吸引によって被駆動部材Wを停止位置へ位置決めすることができ、オペレータが被駆動部材Wを停止位置へ停止させる際に、オペレータへ高度な操作や技術を要求しない。なお、モータM自体に停止状態で回転方向への自由な回転を許容する回転方向の遊びがある場合には、歯車機構を用いずとも同様の効果を得ることができる。
なお、上記したところでは、球の射出装置Fに停止位置決め装置1を適用した場合を例に本発明を説明したが、これに限られず、停止位置決め装置1は、モータMで回転駆動される被駆動部材Wの停止位置への位置決めに使用することができる。したがって、たとえば、停止位置決め装置1を適用することでモータMをステッピングモータの代用として使用することでき、位置決め機構を備えていないモータを使用している機器に位置決め機能を追加したい場合にも停止位置決め装置1を使用することができる。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
1 停止位置決め装置
2 位置決め磁石
3 停止用磁石
4 歯車機構としての減速機
5,6 歯車
M モータ
W 被駆動部材

Claims (2)

  1. モータに連結されて上記モータに回転駆動される被駆動部材の停止位置決め装置において、
    上記被駆動部材に対向する定位置に設置されている位置決め磁石と、
    上記被駆動部材に取り付けられており、上記位置決め磁石と対向すると互いに吸引しあう少なくとも一つ以上の停止用磁石と、
    上記モータと上記被駆動部材との間に介装される少なくとも二つ以上の歯車を備えた歯車機構とを備え、
    上記停止用磁石は、上記位置決め磁石に対向可能な上記被駆動部材の円周上であって、上記被駆動部材を停止させる位置で上記位置決め磁石と対向する位置に取り付けられており、
    上記歯車機構には、上記モータの回転駆動が停止した状態で上記被駆動部材の回転が許容されるようバックラッシが設けられており、
    上記被駆動部材を停止位置の近傍へ回転させると、上記位置決め磁石と上記停止用磁石との吸引によって上記被駆動部材が上記停止位置に位置決めされる
    ことを特徴とする停止位置決め装置。
  2. 上記位置決め磁石と上記停止用磁石は、ともに円形であって同一径とされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の停止位置決め装置。
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