JP5995415B2 - 医療診断支援装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
医療診断支援装置、情報処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5995415B2 JP5995415B2 JP2011178051A JP2011178051A JP5995415B2 JP 5995415 B2 JP5995415 B2 JP 5995415B2 JP 2011178051 A JP2011178051 A JP 2011178051A JP 2011178051 A JP2011178051 A JP 2011178051A JP 5995415 B2 JP5995415 B2 JP 5995415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finding
- interpretation
- findings
- generation
- change information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
本発明の医療診断支援装置における他の態様は、被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する所見取得手段と、前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する変更情報取得手段と、前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見が変更された度合いが小さいほど、前記第1の読影所見の信頼性が高いと評価する評価手段と、を有する。
また、本発明の医療診断支援装置におけるその他の態様は、被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する所見取得手段と、前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する変更情報取得手段と、前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見を変更した結果生じた、前記第1の生成所見と前記第1の読影所見との差異の変化が大きいほど、前記被検体に対する診断に対する前記第1の読影所見の影響度が大きいと評価する評価手段と、を有する。
また、本発明の医療診断支援装置におけるその他の態様は、被検体の第1の検査データに含まれる画像を解析することにより前記画像に含まれる領域についての複数の所見を第1の生成所見として取得し、操作部から入力された、前記領域についての複数の所見を第1の読影所見として取得する所見取得手段と、前記第1の生成所見が提示された後に、操作部から入力された、前記第1の読影所見に対する変更情報を取得する変更情報取得手段と、前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づいて、前記第1の読影所見を前記第1の生成所見に一致させるように変更した場合に、前記第1の生成所見は医師の診断の参考になる信頼性を有すると評価する評価手段と、を有する。
また、本発明は、情報処理方法及び医療診断支援システムを含む。また、本発明は、上述した医療診断支援装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム、及び、情報処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。さらに、本発明は、当該プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。
第1の実施形態に係る医療診断支援装置では、まず、被検体の異常陰影を含む医用画像(第1の検査データ)を画像解析して生成されるCAD所見(第1の自動生成所見)と、前記第1の検査データに対する医師による読影所見(第1の読影所見)を取得する。この第1の自動生成所見及び第1の読影所見を取得する医療診断支援装置の手段は、「第1の所見取得手段」を構成する。
図1に示す医療診断支援装置10は、医用情報取得部100、異常陰影検出部101、CAD所見生成部102、医用情報提示部103、読影所見取得部104、所見管理部105、所見提示部106、及び、所見評価部107の各機能構成を有している。
図5の所見入力画面500には、診断対象の医用画像501、異常陰影を囲む関心領域502、CAD所見を表示する領域(CAD所見表示領域)503、医師による読影所見の入力領域(読影所見入力領域)504、操作部を介して入力された読影所見の入力完了の指示を入力する入力完了ボタン505が設けられている。医師は、所見入力画面500に表示された医用画像501を参照しながら読影し、関心領域502内の異常陰影に関する読影所見を読影所見入力領域504に入力する。入力された読影所見は読影所見入力領域504に表示される。次に、医師は、入力完了ボタン505を押下することで読影を完了する。
ステップS305の処理が終了すると、ステップS306に進む。
ステップS306に進むと、所見管理部105は、診断対象である異常陰影と同一の異常陰影に関する過去の読影レポートが、磁気ディスク202に格納されていて存在するか否かを判断する。ここで、診断対象である異常陰影と過去の読影レポート中の異常陰影との対応付けは、例えば、肺野内における異常陰影の位置情報などに基づいて、公知の方法で行うものとする。
ステップS307の処理が終了すると、ステップS311に進む。
ステップS311に進むと、読影所見取得部104は、医師がCAD所見を参照することで第一印象の読影所見を見直して変更した後の読影所見を取得する。これを「変更後の読影所見」と呼ぶことにする。
図7において、読影所見706及び707は、それぞれ、医師によって第一印象の読影所見が変更された後の読影所見を表す。図7の例では、読影所見706に関して、医師は、CAD所見{切れ込み−弱い}を参照することで、第一印象の読影所見{切れ込み−強い}を、{切れ込み−弱い}に変更している。また、読影所見707に関して、医師は、CAD所見{放射状−非常に強い}を参照することで、第一印象の読影所見{放射状−弱い}を、{放射状−中程度}に変更している。そして、医師は、変更完了ボタン705を押下することで、読影所見の変更を完了する。
ステップS311の処理が終了すると、ステップS312に進む。
ステップS312に進むと、所見管理部105は、変更後の読影所見を第一印象の読影所見と比較することで、所見変更情報(どの項目の所見が何から何へ変更されたかを表す情報)を抽出する。そして、これまでの処理で取得したCAD所見、第一印象の読影所見、変更後の読影所見、及び、所見変更情報を、当該異常陰影に関する読影レポートの一部をなす所見情報として、磁気ディスク202に格納して記録する。なお、所見変更情報には、実際に変更された所見が存在しない場合にも、「変更所見なし」という情報が記録される。この場合には、所見変更情報自体は存在することになるため、この情報が過去の異常陰影で記録された状態でステップS306における判断処理を行った場合には、過去の読影レポートが存在するという判断が行われ、次に、ステップS308へと進むことになる。
次に、診断対象の異常陰影と同一の異常陰影に関する過去の読影レポートが存在する場合の処理(ステップS308以降の処理)を説明する。
RiDOC=(ViMAX−|ViPOST−ViPRE|)/ViMAX ・・・(1)
但し、読影所見i自体が程度や確率の大きさで表現できない場合には、医師が読影所見を変更した程度の大きさを評価できないため、信頼度は算出しない。
図4のステップS404に進むと、所見評価部107は、医師によって過去に読影所見iが変更されていないという判定結果を受けて、「医師が第一印象で付けた読影所見iの信頼性は確実である」と判断する。そして、所見評価部107は、医師の第一印象の読影所見の信頼度をRiDOC=1.0とした後に、ステップS408へと処理を進める。図7の例では、所見1{大きさ}、所見2{全体形状}、所見3{気管支透瞭像}、所見20{推定病名}に関しては、第一印象の読影所見iの信頼度は、1.0(100%)となる。
ステップS405に進むと、所見評価部107は、過去に医師が読影所見iを変更した結果が、対応する所見項目のCAD所見iと一致するか否かを判断する。この判断の結果、過去に医師が読影所見iを変更した結果が対応する所見項目のCAD所見iと一致しない場合には、ステップS406へと処理を進める。一方、過去に医師が読影所見iを変更した結果が対応する所見項目のCAD所見iと一致する場合には、ステップS407へと処理を進める。
EiCAD=(|ViCAD−ViPRE|−|ViCAD−ViPOST|)
/|ViCAD−ViPRE| ・・・(2)
但し、EiCAD<0となる場合には、医師がCAD所見を参照した結果、医師の読影所見とCAD所見との差が拡大していることを示すため、CAD所見による影響度は不明であり、ここでは無効な値とし、影響度は算出しない。また、読影所見i自体が程度で表現できない場合には、医師の読影所見とCAD所見との差を表すことができないため、影響度は算出しない。
ステップS409に進むと、所見評価部107は、所見番号iに1を加える。
以上のようにして、過去画像(過去の医用画像)における医師の第一印象の読影所見の信頼性とCAD所見が医師に与えた影響を、所見項目ごとに評価することができる。
図3のステップS308の処理が終了すると、ステップS309に進む。
ステップS309に進むと、所見提示部106は、所見評価部107から取得した過去画像における第一印象の読影所見の信頼性情報と医師の判断へのCAD所見の影響情報を、所見管理部105から取得した診断対象画像における所見情報に関連付ける。
図3のステップS310の処理が終了すると、ステップS311に進む。
ステップS311に進むと、読影所見取得部104は、医師がCAD所見を参照することで第一印象の読影所見を見直して変更した後の読影所見(変更後の読影所見)を取得する。そして、読影所見取得部104は、医師によって変更完了ボタン1005が押下された時に、読影所見変更領域1004で変更された後の読影所見を取得し、所見管理部105へと出力する。
上述した第1の実施形態では、CAD所見がどの程度診断の参考になるかの判断材料として、ステップS308においてCAD所見が医師の判断に与えた影響を評価したが、判断材料はこれに限定されるものではない。例えば、ステップS308においてCAD所見自体の信頼性(信頼度)を評価してもよい。具体的には、ステップS308の中のステップS406の処理において、CAD所見の信頼度を算出する。この指標は、医師がCAD所見の影響を受けてどの程度読影所見を変更したかとは無関係に、医師が最終的に確定した読影所見に対してCAD所見がどの程度近いか、という観点で算出する。即ち、CAD所見iの信頼度RiCADは次式で表される。
RiCAD=(ViMAX−|ViPOST−ViCAD|)/ViMAX ・・・(3)
上述した第1の実施形態では、過去画像の所見変更情報を所見管理部105で記録しておき、新しい画像が診断対象となったときに所見変更情報を読み込み、信頼性の評価を行って所見情報と関連付けて信頼性情報の提示をした。しかしながら、信頼性情報の提示までの流れはこの方法に限らない。例えば、過去画像の所見変更情報から所見の評価を行った結果を記録しておくことで、新しい画像が診断対象となったときに予め記録された信頼性情報を読み込み、これを所見情報と関連付けて提示してもよい。
これにより、診断対象画像が入力された際に、所見の評価を行う処理を省くことができ、処理を効率化できる。
第1の実施形態では、同一異常陰影の過去画像1つからそれぞれの所見項目を評価していた。しかしながら、第一印象の読影所見の信頼性の評価方法はこれに限らず、他であってもよい。本実施形態では、同一異常陰影の過去画像が複数存在する場合に、それらの複数の過去画像(以降、「時系列過去画像(時系列検査データ)」と呼ぶ)の中から評価に用いる過去画像の所見情報を選択する。そして、選択された過去画像の所見情報のみに基づき第一印象の読影所見の信頼性を評価する。例えば、過去に腫瘤を除去する手術などにより被検体(被験者)の医用画像の特徴が著しく変化している場合には、術後の過去画像における所見情報のみが選ばれるようにする。これにより、診断対象画像と特徴が著しく異なる術前の過去画像を評価対象から除くことで、所見項目の評価を高精度に行う。
本実施形態では、CAD所見を生成するために抽出した少なくとも1種類の画像特徴量に基づいて、評価に用いる所見情報を抽出する。ステップS303で磁気ディスク202に格納された画像特徴量を少なくとも1種類選択し、時系列過去画像及び診断対象画像から該当する種類の画像特徴量を全て取得する。例えば、所見項目1:{大きさ}を生成するために抽出した腫瘤のサイズ(最大径)の特徴量Sを、時系列過去画像全てと診断対象画像について取得する。ここで、時系列過去画像に含まれるある画像のIDをiとしたとき、画像ID:iに対応する腫瘤のサイズの特徴量をSiと表す。また、診断対象画像に対応する腫瘤のサイズの特徴量をStと表す。このとき、以下の条件1及び条件2の両方を満たす全ての特徴量Siを選定する。そして、選定したSiを有する画像の所見情報を抽出する。
条件2:特徴量Stを起点にして時系列を遡ったとき、時系列で隣り合う2つの特徴量間の変化率の大きさが所定の閾値を最初に超えるまでに含まれる全ての特徴量Si
上記の条件1及び条件2を満たす集合を選定する具体例を、図11を用いて説明する。
上述の例では、画像ID:8,9,10に対応する時系列過去画像の所見情報に基づいて信頼性の評価を行う。まず、個々の画像ごとに所見項目の評価を行う。この方法は、第1の実施形態における図3のステップS308と同様の方法であるので、説明を省略する。そして、個々の画像ごとに評価された情報を総合して、最終的な評価を行う。本実施形態では、得られた個々の画像による信頼性の情報の平均値を取ることで、最終的な信頼性の情報を求める。図11の例において、所見項目1:{大きさ}に関して画像ID:8,9,10の信頼性の評価結果が、次のようになっていたとする。
・ID:8 信頼性:確実ではない 信頼度R1CAD:75%
・ID:9 信頼性:確実である 信頼度R1CAD:100%
・ID:10 信頼性:確実である 信頼度R1CAD:100%
このとき、最終的なCAD所見の信頼度をR1CAD,ALLとすると、R1CAD,ALL=(1.0+1.0+0.75)/3≒0.92と求められる。そして、信頼度が100%ではないので、所見評価部107では、信頼性は「確実ではない」と判定する。従って、最終的なCAD所見の信頼性の情報は以下のようになる。
・総合 信頼性:確実ではない 信頼度R1CAD,ALL:92%
上述の実施形態では、読影所見はマウス205やキーボード206等の操作部を介して入力されることとしていたが、これに限らず、表示部のタッチパネル機能でもよい。また医師等のジェスチャや音声入力を検知して読影所見に関する情報を取得することとしてもよい。これらの例のように、診断に携わる者からの情報を入力するためのユーザインタフェースも本発明の操作部に含まれるものとする。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明に含まれる。
Claims (22)
- 被検体の第1の検査データに含まれる画像を解析することにより、前記画像に含まれる異常陰影を含む関心領域について、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第1の生成所見として取得し、
ユーザにより操作部から入力された、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第1の読影所見として取得する所見取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に操作部から入力された、前記第1の読影所見に含まれる複数の所見に対する変更情報であって、前記関心領域の特徴の程度の変更を表す変更情報を取得する変更情報取得手段と、
前記第1の読影所見および前記第1の生成所見のうちの少なくともいずれか一方に対して、前記変更情報により示される、前記関心領域の特徴の程度の変更に応じて信頼性を評価する評価手段と、
を有することを特徴とする医療診断支援装置。 - 被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する所見取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する変更情報取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見が変更された度合いが小さいほど、前記第1の読影所見の信頼性が高いと評価する評価手段と、
を有することを特徴とする医療診断支援装置。 - 被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する所見取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する変更情報取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見を変更した結果生じた、前記第1の生成所見と前記第1の読影所見との差異の変化が大きいほど、前記被検体に対する診断に対する前記第1の読影所見の影響度が大きいと評価する評価手段と、
を有することを特徴とする医療診断支援装置。 - 前記所見取得手段は、
被検体の第1の検査データに含まれる画像を解析することにより前記画像に含まれる領域についての複数の所見を第1の生成所見として取得し、操作部から入力された、前記領域についての複数の所見を第1の読影所見として取得することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の医療診断支援装置。 - 被検体の第1の検査データに含まれる画像を解析することにより前記画像に含まれる領域についての複数の所見を第1の生成所見として取得し、操作部から入力された、前記領域についての複数の所見を第1の読影所見として取得する所見取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に、操作部から入力された、前記第1の読影所見に対する変更情報を取得する変更情報取得手段と、
前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づいて、前記第1の読影所見を前記第1の生成所見に一致させるように変更した場合に、前記第1の生成所見は医師の診断の参考になる信頼性を有すると評価する評価手段と、
を有することを特徴とする医療診断支援装置。 - 当該医療診断支援装置は、前記第1の検査データよりも新しい前記被検体の第2の検査データに含まれる画像を解析することにより、前記画像に含まれる異常陰影を同定して前記画像上に提示し、
前記所見取得手段は、
前記画像に含まれる前記異常陰影を含む関心領域について、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第2の生成所見として取得し、
ユーザにより操作部から入力された、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第2の読影所見として取得し、
前記変更情報取得手段は、前記第2の生成所見が提示された後に操作部から入力された、前記第2の読影所見に対する変更情報を更に取得し、
前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づく前記第1の読影所見の評価の情報を、前記第2の生成所見と前記第2の読影所見のそれぞれの記載とともに提示する提示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の医療診断支援装置。 - 前記所見取得手段は、前記第1の検査データよりも新しい前記被検体の第2の検査データを解析して生成される第2の生成所見と、前記第2の検査に対し操作部から入力された第2の読影所見とを更に取得し、
前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づく前記第1の読影所見の評価の情報を、前記第2の生成所見と前記第2の読影所見とともに提示する提示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の医療診断支援装置。 - 前記第1の検査データは、前記被検体の複数の時系列検査データであり、
前記所見取得手段は、前記第1の生成所見として前記複数の時系列データにおける所見を生成し、前記第1の読影所見として前記複数の検査データにおける読影所見を取得し、
前記評価手段は、前記複数の時系列検査データの中から前記第2の検査データに関連する検査データを選択し、当該選択した検査データにおける前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づいて、前記第1の読影所見の信頼性を評価することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の医療診断支援装置。 - 前記評価手段は、前記第2の検査データの特性と前記複数の時系列検査データの特性との間の際に基づいて、前記複数の時系列検査データの中から、前記第2の検査データに関連する検査データを選択することを特徴とする請求項8に記載の医療診断支援装置。
- 前記評価手段は、前記第2の検査データと前記複数の時系列検査データからなる検査データの特性の経時変化に基づいて、前記複数の時系列検査データの中から前記第2の検査データに関連する検査データを選択することを特徴とする請求項8に記載の医療診断支援装置。
- 前記所見取得手段により生成される前記第1の生成所見と前記第2の生成所見は、前記被検体の画像を解析することにより自動的に生成される自動生成所見であることを特徴とする請求項6乃至請求項10のいずれか1項に記載の医療診断支援装置。
- 所見取得手段が、被検体の第1の検査データに含まれる画像を解析することにより、前記画像に含まれる異常陰影を含む関心領域について、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第1の生成所見として取得し、
ユーザにより操作部から入力された、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第1の読影所見として取得する工程と、
変更情報取得手段が、前記第1の生成所見が提示された後に操作部から入力された、前記第1の読影所見に含まれる複数の所見に対する変更情報であって、前記関心領域の特徴の程度の変更を表す変更情報を取得する工程と、
評価手段が、前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づいて、前記第1の読影所見および前記第1の生成所見のうちの少なくともいずれか一方に対して、前記関心領域の特徴の程度の変更に応じて信頼性を評価する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 所見取得手段が、被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する工程と、
変更情報取得手段が、前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する工程と、
評価手段が、前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見が変更された度合いが小さいほど、前記第1の読影所見の信頼性が高いと評価する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 所見取得手段が、被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する工程と、
変更情報取得手段が、前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する工程と、
評価手段が、前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見を変更した結果生じた、前記第1の生成所見と前記第1の読影所見との差異の変化が大きいほど、前記被検体に対する診断に対する前記第1の読影所見の影響度が大きいと評価する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記所見取得手段が、前記第1の検査データよりも新しい前記被検体の第2の検査データを解析して生成される第2の生成所見と、前記第2の検査データに対し操作部から入力された第2の読影所見とを取得する工程と、
提示手段が、前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づく前記第1の読影所見の評価の情報を、前記第2の生成所見と前記第2の読影所見とともに提示する工程と、
を更に有することを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 被検体の第1の検査データに含まれる画像を解析することにより、前記画像に含まれる異常陰影を含む関心領域について、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第1の生成所見として取得し、
ユーザにより操作部から入力された、前記関心領域の特徴の程度を表す複数の所見を第1の読影所見として取得する所見取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に操作部から入力された、前記第1の読影所見に含まれる複数の所見に対する変更情報であって、前記関心領域の特徴の程度の変更を表す変更情報を取得する変更情報取得手段と、
前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づいて、前記第1の読影所見および前記第1の生成所見のうちの少なくともいずれか一方に対して、前記関心領域の特徴の程度の変更に応じて信頼性を評価する評価手段と、
を有することを特徴とする医療診断支援システム。 - 被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する所見取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する変更情報取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見が変更された度合いが小さいほど、前記第1の読影所見の信頼性が高いと評価する評価手段と、
を有することを特徴とする医療診断支援システム。 - 被検体の第1の検査データを解析して生成される第1の生成所見と、前記第1の検査データに対し、操作部から入力された第1の読影所見とを取得する所見取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に、前記第1の読影所見に対し操作部から入力された変更情報を取得する変更情報取得手段と、
前記第1の生成所見が提示された後に前記第1の読影所見を変更した結果生じた、前記第1の生成所見と前記第1の読影所見との差異の変化が大きいほど、前記被検体に対する診断に対する前記第1の読影所見の影響度が大きいと評価する評価手段と、
を有することを特徴とする医療診断支援システム。 - 前記所見取得手段は、前記第1の検査データよりも新しい前記被検体の第2の検査データを解析して生成される第2の生成所見と、前記第2の検査データに対し操作部から入力された第2の読影所見とを更に取得し、
前記第1の読影所見に対する前記変更情報に基づく前記第1の読影所見の評価の情報を、前記第2の生成所見と前記第2の読影所見とともに提示する提示手段を更に有することを特徴とする請求項16乃至請求項18のいずれか1項に記載の医療診断支援システム。 - コンピュータを、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の医療診断支援装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータに、請求項12乃至請求項15のいずれか1項に記載の情報処理方法の各工程を実行させるためのプログラム。
- 請求項20又は請求項21に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011178051A JP5995415B2 (ja) | 2011-08-16 | 2011-08-16 | 医療診断支援装置、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011178051A JP5995415B2 (ja) | 2011-08-16 | 2011-08-16 | 医療診断支援装置、情報処理方法及びプログラム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016164828A Division JP6448588B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 医療診断支援装置、医療診断支援システム、情報処理方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013041428A JP2013041428A (ja) | 2013-02-28 |
JP5995415B2 true JP5995415B2 (ja) | 2016-09-21 |
Family
ID=47889763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011178051A Active JP5995415B2 (ja) | 2011-08-16 | 2011-08-16 | 医療診断支援装置、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5995415B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6407534B2 (ja) * | 2014-02-24 | 2018-10-17 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 医用情報参照装置及び医用診断支援システム |
JP6596406B2 (ja) * | 2016-12-09 | 2019-10-23 | 富士フイルム株式会社 | 診断支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに診断支援システム |
EP3417781A1 (en) * | 2017-06-23 | 2018-12-26 | Koninklijke Philips N.V. | Method and system for image analysis of a medical image |
WO2019008942A1 (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-10 | 富士フイルム株式会社 | 医療画像処理装置、内視鏡装置、診断支援装置、医療業務支援装置、及び、レポート作成支援装置 |
KR101874348B1 (ko) * | 2017-11-21 | 2018-07-09 | 주식회사 뷰노 | 피검체의 흉부 pa 영상의 판독을 지원하는 방법 및 이를 이용한 장치 |
JP7237089B2 (ja) * | 2018-12-19 | 2023-03-10 | 富士フイルム株式会社 | 医療文書作成支援装置、方法およびプログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3085724B2 (ja) * | 1991-05-10 | 2000-09-11 | 株式会社東芝 | 医用診断支援システム |
JP2007502469A (ja) * | 2003-08-13 | 2007-02-08 | シーメンス メディカル ソリューションズ ユーエスエー インコーポレイテッド | Cad(コンピュータ援用診断)をサポートするシステム及び方法 |
JP4651353B2 (ja) * | 2004-10-19 | 2011-03-16 | 株式会社日立メディコ | 診断支援システム |
JP5186858B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2013-04-24 | 富士フイルム株式会社 | 医用情報処理システム、医用情報処理方法、及びプログラム |
-
2011
- 2011-08-16 JP JP2011178051A patent/JP5995415B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013041428A (ja) | 2013-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5875285B2 (ja) | 医療診断支援装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP5100285B2 (ja) | 医用診断支援装置およびその制御方法、プログラム、記憶媒体 | |
JP5728212B2 (ja) | 診断支援装置、診断支援装置の制御方法、およびプログラム | |
US10861606B2 (en) | Medical diagnosis support apparatus and medical diagnosis support method | |
JP5264136B2 (ja) | 医用診断支援装置及びその制御方法、ならびにコンピュータプログラム及び記憶媒体 | |
US8423571B2 (en) | Medical image information display apparatus, medical image information display method, and recording medium on which medical image information display program is recorded | |
JP5222082B2 (ja) | 情報処理装置およびその制御方法、データ処理システム | |
JP5995415B2 (ja) | 医療診断支援装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6818424B2 (ja) | 診断支援装置、情報処理方法、診断支援システム及びプログラム | |
JP6021346B2 (ja) | 診断支援装置及びその制御方法 | |
JP6448588B2 (ja) | 医療診断支援装置、医療診断支援システム、情報処理方法及びプログラム | |
JP2007280229A (ja) | 類似症例検索装置、類似症例検索方法およびそのプログラム | |
JP2013511762A (ja) | プロトコルガイドイメージング手順 | |
JP6362061B2 (ja) | 診断支援システム、その作動方法、およびプログラム | |
JP6071338B2 (ja) | 医療診断支援装置、医療診断支援方法及びプログラム | |
JP5539478B2 (ja) | 情報処理装置および情報処理方法 | |
JP6316325B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の作動方法及び情報処理システム | |
JP6220435B2 (ja) | 診断支援装置及びその制御方法 | |
JP6625155B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の作動方法及びプログラム | |
JP5501491B2 (ja) | 診断支援装置及び制御方法 | |
JP2012143368A (ja) | 医用画像表示装置及びプログラム | |
JP5816321B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム | |
JP6193964B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の作動方法および情報処理システム | |
JP2018136961A (ja) | 画像処理装置及び画像処理装置の作動方法 | |
US20240062862A1 (en) | Document creation support apparatus, document creation support method, and document creation support program |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160726 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160823 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5995415 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |