JP5988204B2 - 照明装置及び照明灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、親機と子機とを備えるペア点灯型の照明装置及び照明灯具に関する。
従来から、外玄関周辺を照らすポーチライト(玄関灯)やダウンライト、門から玄関までのアプローチを照らすアプローチライト等の照明装置がある。このような照明装置は、例えば、光源ユニットと、光源ユニットが装着される灯具と、灯具に装着されている光源ユニットを点灯させるため電源ユニットとを備える。また,上記照明装置においては、省エネ性や防犯性を目的として必要な時だけ点灯させるセンサとの組み合わせが多く採用されている。
一方、上記照明装置において、例えば、スペースの広い玄関口の場合、1つの照明装置では玄関スペース全体を照らすには明るさが不足するため、2つの照明装置を適度な間隔で配置し、片方の照明装置に備えられたセンサにより両方の照明装置の光源ユニットを同時に点灯させるようなタイプ(ペア点灯型である。)が提案されている。なお、このようなペア点灯型の照明装置をペア照明装置ともいう。
ペア照明装置を構成する親機は、親光源ユニット、親灯具及び親電源ユニットを備える。親電源ユニットは、受電した商用電力を変換して親灯具に装着されている親光源ユニットに給電する給電部を備える。
一方、子機も、子光源ユニット、子灯具及び子電源ユニットを備える。子電源ユニットも、親電源ユニットと同様に、受電した商用電力を変換して子光源ユニットに給電する給電部を備える。
親電源ユニットは、子電源ユニットと電気的に接続でき且つ接続された子機に対して商用電力を供給できる接続部を有している。この接続部を介して、子機の子電源ユニットが親電源ユニットに接続され、親機から商用電力を受電している。
これにより、子電源ユニットの給電部を、親電源ユニットの給電部と同じ構成にでき、電子部品等の共通化を図っている。
特開2003−109777号公報
ペア点灯型の照明装置に対するニーズが近年高まっている。上記ペア点灯型の照明装置が提案されているものの、高価なものとなっており、安価なペア点灯型の照明装置が求められている。
本発明は、安価に提供でき得るペア点灯型の照明装置及び照明灯具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係るペア点灯型の照明装置は、親用光源ユニットが装着されてなる親機と、子用光源ユニットが装着されてなる子機とを備えるペア点灯型の照明装置であって、前記親機は、受電した商用電力を変換して直流電力を出力する電源ユニットを備え、前記親用光源ユニットは、前記電源ユニットに接続され、前記子機は、前記子用光源ユニットが前記親用光源ユニットとともに前記電源ユニットに対して直列接続となる状態で、前記親機に電気的に接続され、前記子用光源ユニットは前記親機の前記電源ユニットを経て直流電流を受電することを特徴としている。
また、上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係るペア点灯型の照明灯具は、親用光源ユニットが装着される親灯具と、子用光源ユニットが装着される子灯具と、受電した商用電力を変換して直流電力を出力する電源ユニットとを備えるペア点灯型の照明灯具であって、前記親灯具と前記子灯具とは、前記電源ユニットに対して直列接続され、前記電源ユニットから直流電流を受電することを特徴としている。
上記の照明装置の構成によれば、子機は、親機から変換された直流電流を受電するため、商用電力を変換する電力変換回路が不要となる。これにより、安価に照明装置を提供できる。
また、上記照明灯具の構成によれば、親灯具と子灯具とは、電源ユニットから直流電流を受電するため、子灯具における商用電力を変換する電力変換回路が不要となる。これにより、安価に照明器具を提供できる。
ポーチライトの使用を示す斜視図。 ポーチライトの使用状態を説明する説明図。 天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも上方側から見た斜視図。 天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも上方側から見た平面図。 天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも下方側から見た底面図。 親灯具の断面図。 電源ユニットの断面図。 照明装置の回路図。 制御回路部のフローチャート。 子機の断面図。 第2の実施形態に係る天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも上方側から見た斜視図。 第2の実施形態に係る親機と接続ユニットの断面図。 第3の実施形態に係る照明装置の給電経路を示す概略図。 第3の実施形態に係る子機の断面図。 子機の箱本体の内容の様子を示す要部斜視図。
発明に係る一形態は、親用光源ユニットが装着されてなる親機と、子用光源ユニットが装着されてなる子機とを備えるペア点灯型の照明装置であって、前記親機は、受電した商用電力を変換して直流電力を出力する電源ユニットを備え、前記親用光源ユニットは、前記電源ユニットに接続され、前記子機は、前記子用光源ユニットが前記親用光源ユニットとともに前記電源ユニットに対して直列接続となる状態で、前記親機に電気的に接続され、前記子用光源ユニットは前記親機の前記電源ユニットを経て直流電流を受電することを特徴とする。
また、前記親機は、前記親用光源ユニットが着脱自在に装着される親灯具を備え、前記子機は、前記子用光源ユニットが着脱自在に装着される子灯具を備え、前記親機における前記親用光源ユニットの着脱構造と、前記子機における前記子用光源ユニットの着脱構造とが同じであり、前記親用光源ユニットと前記子用光源ユニットとが同じ構成であることを特徴とする。この構成によれば、光源ユニットの共通化を図ることができる。
また、前記子機と前記親機との電気的接続は、前記子灯具と前記親灯具とを接続する複数の外用配線により行われ、前記親灯具及び前記子灯具の少なくとも一方の灯具は、前記複数の外用配線の芯線の挿抜が自在であって挿入された前記芯線と電気的に接続する速結端子を備え、前記子灯具は、前記親用光源ユニットに流れる直流電流と逆向きの直流電流が前記子用光源ユニットに流れるのを防止する逆電流防止手段を有することを特徴とする。この構成によれば、高電位・低電位側で間違えた外用配線で子機を接続しても、子用光源ユニットに逆電流が流れるのを防止できる。
また、前記子用光源ユニットは光源としてLEDを有し、前記逆電流防止手段は、前記子用光源ユニットのLEDの順電流の方向を順方向とするダイオードであり、前記ダイオードの配置位置は、前記子用光源ユニットのLEDの順方向と同じ方向の直流電流を受電した場合に前記子用光源ユニットの下流側であることを特徴とする。この構成によれば、簡易な構造で子用光源ユニットを保護することができる。
また、前記少なくとも一方の灯具は前記子灯具であり、前記子灯具は、前記速結端子と前記子用光源ユニットとを電気的に接続する内用配線を有し、前記内用配線における前記子用光源ユニット側の端部に灯具側コネクタを有し、前記子用光源ユニットは、前記灯具側コネクタに着脱自在に装着されるユニット側コネクタを有し、前記ダイオードは、前記速結端子と前記灯具側コネクタとを結ぶ導電路に設けられていることを特徴とする。この構成によれば、簡易な構造で子用光源ユニットを保護することができる。
また、前記子灯具は、表側が開口する筒状をし且つ中心軸方向の中間に前記中心軸に直交する仕切り壁を有する筐体を備え、前記仕切り壁は、装着状態の前記灯具側コネクタと前記ユニット側コネクタとの通過を許容する開口を有し、前記筐体は、前記仕切り壁の裏側の空間を、前記逆電流防止手段を収容する防止手段収容室と、前記装着状態の両コネクタを収容するコネクタ収容室とに区画する区画部を有することを特徴とする。この構成によれば、例えば、灯具側コネクタとユニット側コネクタとを仕切り壁の表側で接続した後に、これらコネクタを仕切り壁の開口から裏側へと挿入する際に、装着状態のコネクタが逆電流防止手段と接触するのを防止できる。
また、前記ダイオードと前記灯具側コネクタとを接続する内用配線が、前記区画部に固定されていることを特徴とする。この構成によれば、灯具側のコネクタを仕切り壁の開口から表側へと引き出される際に、灯具側コネクタと逆電流防止手段との電気的接続が断線するようなことを防止できる。
発明に係る一形態は、親用光源ユニットが装着される親灯具と、子用光源ユニットが装着される子灯具と、受電した商用電力を変換して直流電力を出力する電源ユニットとを備えるペア点灯型の照明灯具であって、前記親灯具と前記子灯具とは、前記電源ユニットに対して直列接続され、前記電源ユニットから直流電流を受電することを特徴とする。
<第1の実施形態>
以下、本発明の一例である第1の実施形態を図1から図10を用いて説明する。
第1の実施形態では、親機および子機を備えるペア照明装置の一例であるポーチライトについて説明する。
なお、本明細書では、光源ユニットを有する親機と、光源ユニットを有する子機とを備えるものを照明装置とし、照明装置に光源ユニットを含まないものを照明灯具とする。換言すると、照明灯具に光源ユニットが装着されたものが照明装置である。また、親灯具に親用光源ユニットが装着されたものを親機とし、子灯具に子用光源ユニットが装着されたものを子機とする。
1.全体構成
図1はポーチライトの使用を示す斜視図であり、図2はポーチライトの使用状態を説明する説明図である。
ポーチライト1は例えば、家の外側であって玄関ドア3の周辺(この周辺を、以下「外玄関周辺」という。)に設けられる。ここでは、ポーチライト1は、ダウンライトタイプであり、玄関ドア3の上方を水平方向に張り出す天井壁5にポーチライト1が設けられている。
具体的には、ポーチライト1は、親機7及び子機9を備え、親機7及び子機9が天井壁5に取り付けられている。親機7及び子機9は、外玄関周辺の全体を照射できるように、間隔をおいて設けられている。
ポーチライト1は、種々の点灯モードで親機7及び子機9を点灯させる。ポーチライト1は、例えば、照度検知センサを備え、夜になり暗くなると親機7及び子機9が第1モードで点灯(調光点灯)する。図2の(a)では、親機7及び子機9から出射された光の図示は省略しているが、親機7及び子機9が調光点灯している。
また、ポーチライト1は、例えば、人感知センサを備え、図2の(b)に示すように外玄関周辺に人11を感知すると、図2の(c)に示すように親機7及び子機9が第2モードで点灯する。
ここでは、第1モードでの点灯時の輝度は第2モードでの点灯時の輝度よりも低い。なお、第2モードの点灯を「全点灯」とすると、第1モードの点灯は「調光点灯」と言える。
図3は天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも上方側から見た斜視図である。図4は天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも上方側から見た平面図である。図5は天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも下方側から見た底面図である。
親機7は、図3〜図5に示すように、親灯具13、電源ユニット15及び光源ユニット21を備え、光源ユニット21が親灯具13に装着されている。子機9は子灯具19と光源ユニット21とを備える。ここでは、親用光源ユニットと子用光源ユニットとは、同じ構成であり、以下、単に光源ユニットとする。
親灯具13と電源ユニット15とは配線ケーブル23を介して電気的に接続されている。また、親灯具13(親機7)と子灯具19とは配線ケーブル25を介して電気的に接続されている。なお、配線ケーブル23,25は、灯具の外側に配されており、外用配線とも言える。
なお、配線ケーブルは複数の配線を被覆チューブ等で被覆したものをいい、配線は芯線
が絶縁被膜により被覆されたものをいう。
2.各部構成
(1)親機
(1−1)親灯具
図6は、親灯具の断面図である。
親灯具13は、筐体27、センサユニット29及び接続ユニット31を備える。センサユニット29及び接続ユニット31は筐体27に装着されている。
(A)筐体
筐体27は全体として箱状をしている。ここで、光源ユニット21からの光が取り出される側を表側とし、親灯具13が装着される装着面5a(ここでは天井壁5の下面である。)に直交する方向であって表側と反対側を裏側とする。なお、装着面5aと直交する方向は、筐体27の厚み方向でもある。
筐体27は、表側の一部及び裏側の略全体が開口する箱本体35と、箱本体35の裏側の開口を塞ぐ蓋体37とを有する。箱本体35は、図3や図4に示すように、第1筒部39と第2筒部41と鍔部42とを有する。
ここでは、平面視(装着面5aと直交する方向であって、裏側から見たときであり、図4である。)において、例えば、第1筒部39は円形状をし、第2筒部41は四角形状をしている。
第1筒部39は、図6に示すように、筐体27の厚み方向の両端が開口し、厚み方向の略中央に仕切り壁43を有している。仕切り壁43の表側には光源ユニット21が着脱自在に所定の装着構造により装着される。
第1筒部39における仕切り壁43よりも表側に位置する周壁39aは、例えば、光源ユニット21からの光を表側の開口39bから出射するように反射機能を有している。なお、周壁39aは反射機能を有しなくても良い。
第2筒部41は、図5及び図6に示すように、表側に表壁45を有し、裏側が開口する。表壁45はその中央部分に開口45aを有する。この開口45aはここでは円形状をしている。
開口45aには、センサ保持体47により保持されたセンサユニット29が配されている。センサ保持体47は、第2筒部41の表壁45の裏側に所定の装着構造により装着(固定)される。所定の装着構造は例えばねじ構造である。なお、センサ保持体47については、センサユニット29の説明の際に行う。
第1筒部39と第2筒部41とは、図6に示すように、第1筒部39の周壁に対して、第1筒部39と重なる部分の側壁を有しない第2筒部41が当接するような状態で、一体に形成されている。
第1筒部39の周壁であって第2筒部41との重なり部分における蓋体37に近い部分が切り欠かれている(切り欠き部分を「39c」で示す。)。これにより、筐体27内において第1筒部39と第2筒部41とが連通する空間を有することとなる。この空間は、筐体27内において、光源ユニット21やセンサユニット29等の電気的接続を行うための配線収容領域35aとして機能する。
第1筒部39の仕切り壁43の裏側は、光源ユニット21からのユニット側コネクタ49と、親灯具13内にある電源ユニット15側の灯具側コネクタ51とを接続するための接続領域53として機能する。ここでは、ユニット側コネクタ49がオスコネクタであり、灯具側コネクタ51がメスコネクタである。灯具側コネクタ51が所定の装着構造により仕切り壁43に装着されている。なお、所定の装着構造は例えばねじ部材を用いた螺合構造である。
蓋体37は図4に示すように箱本体35の裏側開口を塞ぐ機能を有する。本実施形態では、蓋体37は接続ユニット31を装着する装着機能を有する。蓋体37は、例えば、「L」字状をした板部材から構成される。蓋体37は、主板部59と副板部61とからなり、所定の装着構造により箱本体35に装着される。なお、所定の装着構造は例えばねじ部材を用いた螺合構造である。
主板部59は、図6に示すように、箱本体35の裏側に位置し、蓋機能を果たす。なお、主板部59の平面視形状は箱本体35の平面視形状と略一致している。副板部61は、図6に示すように、箱本体35の第2筒部41側の側部に位置し、外面に接続ユニット31が所定の装着構造で装着される。所定の装着構造は例えばねじ部材を用いた螺合構造である。
(B)センサ関連
センサユニット29は、ここでは、人を感知する人感知センサ65と、照度(明るさ)を検知する照度検知センサ67とを備える。
センサユニット29は、人感知センサ65、照度検知センサ67の他、センサ基板69及び保護部材71をセンサケース73に備える。人感知センサ65及び照度検知センサ67は、センサケース73の開口を利用して、人及び照度を検知する。
ここでは、人感知センサ65として赤外線によって温度変化を検知するタイプ(パッシブセンサ)が利用されている。照度検知センサ67として受光素子(例えば、フォトダイオード)が利用されている。これらセンサ65,67は、センサ基板69に実装されている。
センサケース73は、ここでは、全体形状が球状をし、人感知センサ65の位置に対応する部分(表側)に開口を有する。この開口には、センサ65,67を保護する保護部材71が設けられている。具体的には、センサケース73の開口を塞ぎ、当該開口から水分・埃・異物等が侵入するのを防止する。なお、保護部材71は人から発せられた赤外線を人感知センサ65に集光させるレンズ機能も有している。
センサケース73は、ここでは、球を装着面5aと略平行に切断した半球状をした2つの半球体73a,73bから構成され、内部に配されるセンサ基板69や保護部材71を挟持する。ここでは、センサケース73の開口は表側に位置する半球体73aに設けられている。
センサケース73(センサユニット29)は姿勢調整可能にケース収容体75内に収容されている。ケース収容体75は、図6に示すように、半球体73a,73bよりも大きく、半球体73a,73bから構成される球体の一部を切り欠いたような形状(半球体73a,73bよりも球体に近い形状である。)をしている。
ケース収容体75は半球状の本体75aと残りの残余体75bとの2つから構成されている。ケース収容体75の内周は、曲率半径がセンサケース73の曲率半径よりも大きい曲面(正確には球面の一部である。)をしている。これにより、センサユニット29が、ケース収容体75に対して姿勢調整自在に収容される。なお、センサユニット29の姿勢の保持は、ケース収容体75の内周面とセンサケース73の外周面との摩擦力により行われる。
ケース収容体75の筐体27への装着は、所定の装着構造、ここではねじ部材を用いた螺合構造を利用している。つまり、ケース収容体75の本体75aを貫通するねじ部材(図示省略)が第2筒部41の底部における開口周辺部分のねじ穴に螺着することで行われる。
(C)接続ユニット31
接続ユニット31は接続端子79とカバー部材81とを備える。接続端子79は、親灯具13と子灯具19とを配線ケーブル25を介して電気的に接続するためのものである。カバー部材81は、接続端子79を被覆して保護する。配線ケーブル25は、ここでは、2芯用のVVFケーブルが利用されている。なお、VVFケーブルにも符号「25」を指す場合がある。
親灯具13と子機9との接続は、ポーチライト1が設置される場所において行われるため、接続端子79には速結端子が利用される。なお、当該速結端子の符号にも、接続端子の符号「79」を用いる。
速結端子79は、VVFケーブル25の配線の絶縁被膜を除去して剥き出しになった芯線が、端子台の挿入孔に挿入されると、バネ機構で芯線を固定して芯線との間で導通が確保される。速結端子79は、カバー部材81により覆われた状態で、蓋体37の副板部61に所定の装着構造、例えばねじ部材を用いた螺合構造により装着されている。
(D)その他
親灯具13は、筐体27を天井壁5の開口5bに挿入した際に、筐体27を開口5bに対して固定させるための装着構造が設けられている。ここでは、装着構造として、複数(例えば3個である。)の板ばね83が利用されている。
(1−2)光源ユニット
光源ユニット21は、図6に示すように、親灯具13に対して着脱自在に装着されている。
光源ユニット21は光源の一種類である半導体発光素子(図示省略)を1又は複数備える。ここでは、半導体発光素子として、LEDが利用され、複数のLEDが実装基板87に実装されている。なお、実装基板87に複数のLEDが実装されたものをLEDモジュール89とする。
光源ユニット21は、LEDモジュール89が搭載される基台91と、LEDモジュール89を基台91に装着(固定)するためのモジュール装着(固定)手段93と、LEDモジュール89を被覆・保護するカバー95と、カバー95を基台91に装着(固定)するカバー装着手段97とを備える。
ここでは、LEDモジュール89は所定形状(例えば円形状である。)をしている。LEDモジュール89は実装基板87の中央部分に複数のLED及び封止体99を備える。
複数のLEDは実装基板87の配線パターンに電気的に接続される。封止体99は実装基板87に実装されている複数のLEDを封止する。封止体99には、例えば、透光性の樹脂材料が利用され、LEDからの光を所定の波長に変換する必要がある場合は、例えば、蛍光体等の波長変換部材が混入される。
基台91は盤状(例えば、LEDモジュール89に対応した円盤状をしている。)をしている。基台91の表面はLEDモジュール89と接触し、裏面は筐体27と接触する。つまり、LEDモジュール89から筐体27までが熱的に接合している。
モジュール装着手段93は、ここでは、係合(掛合)構造を利用して行われる。具体的には、LEDモジュール89と係合する係合部材101と、係合部材101を基台91に装着(固定)する固定手段103とからなる。
係合部材101は、図6に示すように、リング状をし、その内周部分がLEDモジュール89の実装基板87の周縁部分に係合(当接)する。固定手段103は、ここでは、係合部材101を貫通するねじ部材105と、基台91の表面に設けられているねじ穴107とから構成される。
カバー95は透光性材料(例えば、樹脂材料である。)により構成されている。カバー95は、図6に示すように、有底筒状をし、表側の端(図6では下端になる。)に底部を、裏側の端に外方へと延出する鍔部109をそれぞれ有する。
カバー装着手段97は、ここでは、係合(掛合)構造を利用して行われる。具体的には、カバー装着手段97は、カバー95の鍔部109の表面と係合する係合部材111と、係合部材111を基台91に押圧する押圧手段113とからなる。
係合部材111は、図5及び図6に示すように、リング状をし、その内周部分がカバー95の鍔部109に当接する。
押圧手段113は、ここでは、係合部材111を基台91に装着するとともに、光源ユニット21を親灯具13に装着する機能も兼用する。押圧手段113は、係合部材111と基台91とを貫通するねじ部材115と、筐体27の第1筒部39の仕切り壁43側に設けられているねじ穴(図示省略)とから構成される。
光源ユニット21は、LEDモジュール89に電気的に接続する配線ケーブル117と、配線ケーブル117におけるLEDモジュール89と反対側端部に設けられたユニット側コネクタ49を有する。ユニット側コネクタ49及び配線ケーブル117は親灯具13の仕切り壁43の開口43aを介して裏側へと導出される。
(1−3)電源ユニット
(A)概略
電源ユニット15は商用電力を変換して親灯具13及び子灯具19に電力を供給する。ここでは、親灯具13及び子灯具19に対して直流電力(直流電流)が供給される。本実施形態では、点灯モードが2種類あるため、ここでは、電流値の異なる2種類の直流電流が供給される。
具体的には、点灯モードが第1モードである調光点灯のときに供給される第1の電流値(一定)の直流電流であり、点灯モードが第2モードである全点灯のときに供給される第2の電流値(一定値)の直流電流である。
なお、第1の電流値は第2の電流値よりも小さい。例えば、第1の電流値は、第2の電流値に対して、20[%]〜40[%]である。なお、第1モード時の電力を第1の電力、第2モード時の電力を第2の電力とそれぞれする。
(B)構成
電源ユニット15は、商用電力を第1の電力又は第2の電力に変換する電力変換回路部149と、変換した電力の親灯具13及び子灯具19への給電を制御する制御回路部150とを備える。なお、電力変換回路部149と制御回路部150は、独立なユニットとして設けても良い。
図7は、電源ユニットの断面図である。
電力変換回路部149は電源基板121に実装された複数の電子部品(例えば、トランス123等である。)により構成され、制御回路部150は、電源基板121に実装された電子部品(IC等である。)125により構成される。
なお、電力変換回路部用の電子部品123及び制御回路部用の電子部品125を含めて、複数の電子部品123,125ともいう。なお電力変換回路部149の電子部品の符号は便宜上「123」の1つだけを用いているが、実際には複数ある。
複数の電子部品123,125は電源基板121に実装された状態で、筐体127内に格納される。
筐体127は、電源基板121を装着する本体部129と、電子部品123,125を覆うカバー部131とを備える。
本体部129は図7に示すように皿状をしている。カバー部131は、図3、図4及び図7に示すように、箱状をしている。ここでは、本体部129は平面視において矩形状をしているため、カバー部131も平面視において矩形状をしている。
本体部129とカバー部131とは所定の結合構造により結合されている。所定の結合構造は例えばねじ部材133を利用した螺合構造である。
カバー部131は、複数の電子部品123,125が実装された状態の電源基板121を収容するための容器を本体部129とで構成する容器部分135と、筐体127を天井壁5等に装着するための脚部分137とを有する。
脚部分137は、図3及び図7に示すように、容器部分135において対向する2つの側面から天井壁5に向かって延伸した後、天井壁5に沿うように、ここでは外側に向かって屈曲している。
筐体127には、商用電源と接続する配線ケーブル22が接続される接続ユニット139が装着されている。装着箇所は、特に限定しないが、ユニットしての高さを考慮すると、筐体127の側面が好ましい。
配線ケーブル22としてはVVFケーブルが利用される。接続ユニット139は接続端子141とカバー部材143とを備える。カバー部材143は、ここでは、接続端子141を覆う機能と、筐体127側への装着機能とを有する。
接続端子141は親灯具13側の接続端子79と同じ構成である。つまり、接続端子141は速結端子である。なお、接続端子141における配線ケーブル22と反対側は、内用配線147を介して電力変換回路部149に接続されている。
(1−4)回路構成
図8は、照明装置の回路図である。
電源ユニット15は電力変換回路部149と制御回路部150とを備える。
電力変換回路部149は、商用電源側から、入力フィルター部151、整流回路152、昇圧回路153、降圧回路154を有する。
入力フィルター部151は商用電源側からのノイズ侵入を防止するためのものである。入力フィルター部151として、例えば、インダクタ等を利用することができる。
整流回路152は商用電源からの交流を直流に整流する。整流回路152は例えば4つのダイオードからなるダイオードブリッジにより構成される。
昇圧回路153は整流回路152で整流された直流電力を所定の電圧へと昇圧する。昇圧回路153は、ここでは、所謂、昇圧チョッパ回路が利用されている。昇圧チョッパ回路は、トランスT1(ここでは、IC部155の電源を確保するためにトランスが利用されている。)、スイッチング素子Q1、コンデンサC1を備える。昇圧チョッパ回路は、降圧チョッパ回路に対して、トランスT1が直列に接続され、スイッチング素子Q1とコンデンサC1とがそれぞれ並列に接続されてなる。
スイッチング素子Q1は、ここでは、Nチャンネル型のFETが利用され、IC部155からの出力信号によりON・OFFを繰り返す。コンデンサC1は、スイッチン素子Q1がONの期間だけ降圧回路154側に放電する。なお、コンデンサC1としては、電解コンデンサ等が利用される。IC部155は、所定の周期でスイッチング素子Q1にON・OFF信号を出力する。ON・OFFのデューティ比は昇圧させたい電圧に合わせて予め設定されている。
降圧回路154は、昇圧回路153で昇圧された電圧を、点灯モードに合わせて第1の電圧値と第2の電圧値とのどちらか一方に降圧する。降圧回路154は、ここでは、所謂、降圧チョッパ回路が利用されている。降圧チョッパ回路は、トランスT2、スイッチング素子Q2及びコンデンサC4を備える。降圧チョッパ回路は、直列接続されている親灯具13及び子機9に対して、トランスT1とスイッチング素子Q2とが直列に接続され、コンデンサC4が並列に接続されてなる。
スイッチング素子Q2は、ここでも、Nチャンネル型のFETが利用され、制御回路部150からの出力信号によりON・OFFを繰り返す。なお、ON・OFFのデューティ比は、第1の電圧値、第2の電圧値に合わせて、あらかじめ設定されている。
制御回路部150はスイッチング素子Q2に対してON・OFF信号を出力している。スイッチング素子Q2がOFFのとき降圧回路154は降圧しないため、制御回路部150は実質的に電力変換回路部149の降圧回路154の稼働や親灯具13及び子灯具19への給電を制御している。ここでは、降圧回路154が稼働している間は親灯具13及び子機9が点灯する。
制御回路部150は、人感知センサ65からの信号により降圧回路154を稼働して親灯具13及び子機9を第2モード(全点灯)で点灯させる。制御回路部150は、照度検知センサ67からの信号により降圧回路154を稼働して親灯具13及び子機9を第1モード(調光点灯)で点灯させる。第1モード及び第2モードの切り替えは、降圧回路154のスイッチング素子Q2のON・OFFのデューティ比を変えた信号を制御回路部150から出力することで行われる。
(1−5)制御回路部
図9は、制御回路部のフローチャートである。
制御回路部150は、照明装置1のスイッチ(図示省略)がONされると、スタートする。
制御回路部150は、まず、点灯を指示する点灯信号を受信したか否かを判定する(ステップS1である。)。ここでの点灯信号は、照度検知センサ67からの信号であり、外玄関周辺の照度を示す信号である。具体的には、照度検知センサ67からは、照度に対応した電圧が出力され、点灯するか否かの判定基準となる閾値電圧以下(暗くなった場合である。)の電圧が点灯信号となる。例えば、外玄関周辺が暗くなると照度検知センサ67から閾値電圧以下の電圧(点灯信号である。)が出力され、外玄関周辺が明るくなると照度検知センサ67から閾値電圧より大きい電圧(非点灯信号である。)が出力される。
照度検知センサ67からの信号が点灯信号でない場合(ステップS1で「NO」である。)、点灯信号があるまで信号の有無を判断する。照度検知センサ67からの信号が点灯信号になると(ステップS1で「YES」である。)、親灯具13及び子機9が調光点灯をしているか否かを示す「DIM」を「1」とする(ステップS2である。)。ここでは、「DIM=1」の場合は調光点灯をしている場合であり、「DIM=0」の場合は調光点灯をしていない場合である。
次に、「DIM」が「1」であるか否かを判定する(ステップS3)。「DIM」が「1」の場合(ステップS3で「YES」である。)、調光点灯を行って(ステップS4)ステップS5に進む。このとき、制御回路部150は、スイッチング素子Q2に対し、調光点灯用のデューティ比の信号を出力する。
「DIM」が「1」でない場合、つまり、「DIM」が「0」の場合は、調光点灯する必要がなく(外玄関の周辺は暗く、本来は調光点灯すべきであるが、午前0時以降は消灯しているような場合である。)、ステップS5に進む。
ステップS5では、人を外玄関周辺で感知した旨の信号を受信したか否かを判定する。ここでの人感知信号は人感知センサ65からの信号である。具体的には、人感知センサ65は、人を感知すると「High」の信号を、感知しないときは「Low」の信号をそれぞれ出力する。
人感知センサ65からの信号が「High」信号である場合(ステップS5で「YES」である。)、全点灯を開始して(ステップS6である。)ステップS7へと進む。このとき、制御回路部150は、スイッチング素子Q2に対し、全点灯用のデューティ比の信号を出力する。
一方、ステップS5で、人感知センサ65からの信号が「Low」信号である場合(ステップS5で「NO」である。)、ステップS12へと進む。
ステップS7では、外玄関周辺にまだ人がいるか否かを判定している。具体的には、人感知センサ65からの信号が「High」信号であるか否かを判定している。そして、人がいなくなり、人感知センサ65の信号が「Low」信号になる(ステップS7で「NO」である。)とステップS8に進んで、タイマーをスタートさせる(ステップS8)。
タイマーをスタートとして例えば3分が経過する(ステップS9で「YES」である。)と、「DIM」が「1」であるかどうかを判定する。これは、人を感知したのが、調光点灯中であるのか、消灯中である(例えば、午前0時以降の場合)かにより、人がいなくなった後の点灯モードが異なるからである。
ステップS10で、「DIM」が「1」であると判定される(「YES」である。)と、人が感知される前は調光点灯されていたため、全点灯から調光点灯へと切り換える(ステップS11である。)。このとき、制御回路部150はスイッチング素子Q2に対し全点灯用から調光点灯用のデューティ比へと変更して信号を出力する。
一方、ステップS10で、「DIM」が「1」でないと判定される(「NO」である。)と、人が感知される前は消灯状態であったため、ステップS14へ進んで消灯する。このとき、制御回路部150はスイッチング素子Q2に対しOFF信号を出力する。
ステップS11で点灯モードが調光点灯へ切り替わると、現時点の時刻が午前0時以降であるか否かを判定する(ステップS12である。)。0時以降と判定されると(「YES」である。)、調光点灯する必要がなく、「DIM」を「0」とし(ステップS13である。)、消灯する(ステップS14である。)。
そして、照明装置1のスイッチがOFFされる(ステップS15の「YES」である。)と処理を終了し、OFFされていなければ(ステップS15の「NO」である。)、ステップS16へ進む。
ステップS16では、点灯信号を受信したか否かを判定する。照度検知センサ67からの信号が点灯信号である場合(「YES」である。)、外玄関周辺がまだ暗い場合であり、ステップS3へと進む。
一方、ステップS16で、照度検知センサ67からの信号が点灯信号でない場合(「NO」である。)、外玄関周辺が明るくなり、人を感知している場合でも全点灯する必要がない状態であり、「DIM」を「0」にして(ステップS17)、ステップS1に戻る。
(2)子機
図10は、子機の断面である。
子機9は、子灯具19と光源ユニット21とを備える。子灯具19は、筐体157及び接続ユニット159を備える。光源ユニット21は子灯具19(筐体157)に着脱自在に装着される。
なお、光源ユニット21は、親機7で説明した光源ユニット21と同じ構成であるため、その構成の説明は省略する。また、接続ユニット159は、親機7で説明した接続ユニット31と同じ構成であるため、その構成の説明は省略する。
筐体157は全体として箱状をしている。ここでも、親機7と同様に、光源ユニット21からの光が取り出される側を表側といい、子機9が装着される装着面5a(ここでも天井壁5の下面である。)に直交する方向であって表側と反対側を裏側という。なお、装着面5aと直交する方向は筐体157の厚み方向ともいう。
筐体157は、表側及び裏側が開口する箱本体161と、箱本体161の裏側の開口を塞ぐ蓋体163とを有する。箱本体161は、図3や図4に示すように、筒部165と鍔部167とを有する。ここでは、平面視(装着面と直交する方向であって、裏側から見たときであり、例えば図4の状態である。)において、例えば、筒部165は円形状をしている。
筒部165は、図10に示すように、厚み方向(筒部の中心軸方向でもある。)の略中央に仕切り壁169を有している。なお、仕切り壁169の表側には光源ユニット21が装着される。筒部165における仕切り壁169よりも表側に位置する周壁165aは、例えば、光源ユニット21からの光を表側の開口165bから出射するように反射機能を有している。
子灯具19は親機7から受電して光源ユニット21を点灯させる。つまり、子灯具19は電源ユニット15から親灯具13を介して直接受電する。具体的には、子灯具19は、親灯具13側に接続された配線ケーブル25と接続ユニット159の接続端子(速結端子)160で接続され、接続ユニット159と光源ユニット21とが内用配線172により接続される。
内用配線172には、光源ユニット21のユニットコネクタ171と着脱自在に装着される灯具側コネクタ173が設けられている。なお、装着されたコネクタ171,173は筒部165における仕切り壁169の裏側の空間に収容される。
具体的には、筒部165の仕切り壁169の裏側は、ユニット側コネクタ171と接続する親灯具13側と接続する灯具側コネクタ173を装着するソケット装着領域175となっている。
ここでは、ユニット側コネクタ171がオスコネクタであり、灯具側コネクタ173がメスコネクタである。灯具側コネクタ173が所定の装着構造により仕切り壁169に装着されている。所定の装着構造は、親灯具13と同様に、例えばねじ部材を用いた螺合構造である。
蓋体163は、図10に示すように、箱本体161の裏側開口を塞ぐ機能を有する。蓋体163は、接続ユニット159を装着する装着機能を有する。蓋体163は「L」字状をした板部材から構成される。蓋体163は、主板部177と副板部179とからなり、所定の接合構造により箱本体161に装着される。なお、所定の接合構造は、ねじ部材を用いた螺合構造である。
主板部177は、図10に示すように、箱本体161の裏側に位置し、蓋機能を果たす。なお、主板部177は、箱本体161の平面視形状と略一致している。副板部179は、図10に示すように、接続ユニット159の装着機能を果たす。
子機9は、子灯具19を天井壁5の開口5bに挿入した際に、筐体157を開口に対して固定させるための装着機構が設けられている。ここでは、装着機構は、親灯具13と同様に、複数の板ばね181を利用している。
3.使用方法
子機9は、親機7に対して配線ケーブル25を介して接続される。この配線ケーブル25にVVFケーブルが利用され、親機7の接続ユニッ37の接続端子79及び子機9の接続ユニット159の接続端子に速結端子が利用されている。このため、照明装置1の設置場所において、VVFケーブルの長さを親灯具13と子灯具19との間隔に合わせれば良く、VVFケーブルを効率よく、無駄なく利用できる。
また子機9は、親機7と電気的に接続され、親機7の電源ユニット15から直接受電する。このため、子機9は、商用電力を光源ユニット21に供給する電力に変換するための変換回路を備える必要がなく、子灯具の構造を簡単にできる共に、安価に提供することができる。
さらに、光源ユニット21は、親機7及び子機9に関係なく装着自在な構成をしているため、部品の共通化を図ることができ、親機7及び子機9とで装着できる光源ユニットの仕様が異なる場合に比べて、安価な光源ユニットを提供することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、親灯具13と子灯具19との電気的接続に、配線ケーブル(VVFケーブル)25と速結端子79を利用し、速結端子79が親灯具13の筐体27に装着されていた。
しかしながら、速結端子を親灯具及び子灯具と独立した接続ユニットとして設けても良い。第2の実施形態では速結端子を備える接続ユニットを独立して設けたポーチライト(照明装置)について説明する。
図11は、第2の実施形態に係る天井壁に装着されたポーチライトを天井壁よりも上方側から見た斜視図である。図12は、第2の実施形態に係る親機と接続ユニットの断面図である。
第2の実施形態に係るポーチライト301は、図11に示すように、親灯具305、子機9を備える。親灯具305は、電源ユニット15、親灯具305、接続ユニット307を備える。
第2の実施形態に係るポーチライト301を構成する電源ユニット15及び子機9は、第1の実施形態で説明した電源ユニット15と子機9と同じ構成である。このため、ここでは、第1の実施形態における電源ユニット及び子機と同じ符号を用いい、その構成の説明は省略する。以下、主に、親灯具305及び接続ユニット307について説明する。
(1)親機
親灯具305は、第1の実施形態における親灯具13と共通部分が多く、親灯具13の構成と同じものは、同じ符号を用い、その構成の説明は省略する。
親灯具305は、図11及び図12に示すように、筐体309、光源ユニット21及びセンサユニット29を備える。なお、光源ユニット21及びセンサユニット29は図12に第1の実施形態に係る光源ユニット21及びセンサユニット29と同じ構成である。
筐体309は箱本体311と、箱本体311の開口を塞ぐ蓋体313とを備える。筐体309は、第1の実施形態に係る筐体27と略同じ構成であるが、蓋体313に接続ユニット307が装着されていない点、箱本体311に配線(配線ケーブル)用の貫通孔が設けられていない点で、第1の実施形態と異なる。
箱本体311は、第1の実施形態における箱本体35と貫通孔の有無が異なるだけであるため、その説明を省略する。
蓋体313は、図11及び図12に示すように、板部材から構成されている。蓋体313の平面視形状は箱本体311の平面視形状と同じである。蓋体313は子機9と電気的に接続するための配線ケーブル315を導出させるための導出孔317を有する。なお、導出孔317には当該導出孔317から筐体309内へと埃等が侵入するのを防止するパッキン319が設けられている。
(2)接続ユニット
接続ユニット307は、親灯具305の導出孔317から導出された配線ケーブル315と、図11に示すように、子機9の接続ユニット159に接続された配線ケーブル(VVFケーブル)25とを接続するターミナル機能を有する。
接続ユニット307は、図12に示すように、配線ケーブル315と配線ケーブル25とを着脱自在に接続する接続端子325を備える。接続端子325は、第1の実施形態の親灯具13の接続端子79と同じ構成であり、所謂、速結端子である。
接続ユニット307は、上記接続端子325の他、接続端子325を支持する基台327と、接続端子325を覆うカバー部材329を備える。接続端子325を覆う状態でカバー部材329が基台327に装着される。
なお、接続端子325のおける配線ケーブル(VVFケーブル)315の接続は第1の実施形態での配線の接続と同じある。
<第3の実施形態>
第3の実施形態では、子機の光源ユニットの下流側に、親機の光源ユニットに流れる電流と逆向きの電流が子機の光源ユニットに流れるのを防止する逆電流防止手段を設けている。なお、ここでの親機の光源ユニットに流れる電流と逆向きの電流の向きは、子機の光源ユニットのLEDの逆方向と同じ向きである。
また、第3の実施形態では、子機の子灯具と光源ユニットとを電気的に接続するコネクタを子灯具に固定せずにフリーな状態としている。
以下、第3の実施形態に係る照明装置401について説明する。なお、第1の実施形態又は第2の実施形態で説明した構成と同じ構成は、同じ符号を用い、その説明を省略する。
図13は第3の実施形態に係る照明装置の給電経路を示す概略図である。図14は第3の実施形態に係る子機の断面図であり、図15は子機の箱本体の内容の様子を示す要部斜視図である。
第3の実施形態に係る照明装置401は、第1の実施形態と同様に、図13に示すように、親機7と子機403を備える。親機7は、第1の実施形態と同じ構成であり、親灯具13、電源ユニット15及び光源ユニット21を備える。
子機403は、子灯具405と光源ユニット21とを備える。子機403は、親機7に配線ケーブル25(外用配線である。)により電気的に接続され、光源ユニット21は、親機7の電源ユニット15から受電する。子灯具405は、図14に示すように、筐体407、接続ユニット409、配線ユニット411を備える。
筐体407は、第1の実施形態と同じように、箱本体413と、蓋体163とを備える。箱本体413は、筒部165、鍔部167を備える他、収容室415,419を有する。筒部165及び鍔部167は、第1の実施形態と同様の構成をしている。
筒部165の仕切り壁169の裏側は、大小の2つの空間(415,419)に区画されている。小さい方の空間が防止手段収容室415である。この収容室415に逆電流防止手段431が収容されている。大きい方の空間がコネクタ収容室419である。この収容室419にコネクタ171,429が収容されている。
2つの収容室415,419の区画は区画部により行われている。区画部は、筒部165の内壁から中心軸側に延出する2つの板部分423,425と、2つの板部分423,425が交差する部分で2つの板部分423,425を連結する連結部分427とを有する。つまり、収容室415,419は2つの板部分423,425と連結部分427とにより構成されている。
接続ユニット409は接続端子(速結端子)79とカバー部材81とを備える。接続ユニット409はL字状をした蓋体163に装着されている。なお、第3の実施形態での接続端子79は2本の配線が筒部165の高さ方向と直交する方向に並ぶように、装着されている。このため、図14では、1本の配線しか現れていない。
配線ユニット411は、接続端子79と光源ユニット21(のユニット側コネクタ171)とを電気的に接続するためのものである。配線ユニット411は、灯具側コネクタ429、逆電流防止手段431及び逆電流防止手段431を有する。
灯具側コネクタ429は、ユニット側コネクタ171と接続するためのものである。ここでも灯具側コネクタ429はメスコネクタが利用されている。
灯具側コネクタ429とユニット側コネクタ171とは、互いに接続された状態で筐体407のコネクタ収容室419に収容されている。コネクタ429,171は、筐体407内では固定されておらず、移動可能な状態で格納されている。そして、接続されたコネクタ429,171は、筒部165の仕切り壁169に存する開口169aを介して表側(光源ユニット21)に引き出されたり、開口169aを介して裏側に押し込まれたりされる(出入自在である。)と。つまり、仕切り壁169は、装着状態のコネクタ429,171の通過を許容する開口169aを有する。
配線ケーブル433は、接続ユニット409と灯具側コネクタ429とを接続するためのものである。配線ケーブル433は、一対の内用配線435,437からなる。配線ケーブル433のうち、低電位側の内用配線437には、接続端子79と灯具側コネクタ429の間に逆電流防止手段431が接続されている。つまり、内用配線437は、接続端子79と逆電流防止手段431とを接続する内用配線437aと、逆電流防止手段431と灯具側コネクタ429とを接続する内用配線437bとからなる。
防止手段収容室415は、逆電流防止手段431と、当該逆電流防止手段431に接続された内用配線437a,437bとを収容する。このとき、逆電流防止手段431と内用配線437a,437bは、内用配線437a,437bが逆電流防止手段431から当該逆電流防止手段431と直交する方向に延伸するU字状をしている。
逆電流防止手段431としては、例えば、ダイオード441を利用することができる。ここでは、ダイオード441が絶縁性のチューブ443により被覆されている。なお、逆電流防止手段431は、他の電子部品、例えば、トランジスタと抵抗等により、構成することもできる。
逆電流防止手段431は、配線固定手段445により筐体407内に間接的に固定されている。具体的には、内用配線435と内用配線437bとが配線固定手段445により筐体407に固定されている。これにより逆電流防止手段431が固定される。
配線固定手段445は、内用配線435,437bを把持する把持部材447と、把持部材447を筐体407に固定する固定部材449とからなる。ここでは、把持部材447は、把持部453と固定部455とが一体になったものである。
具体的には、把持部453は結束バンドにより構成され(インシュロック(登録商標))、固定部455は貫通孔を有する。固定部材449は、固定部455の貫通孔を挿通するねじ部材457から構成され、このねじ部材457は筐体407側に形成されたねじ孔に螺着する。
ここでの把持部453は、挿通孔に対してバンドが一方向にのみ挿入でき、バンドを抜く方向である他方向には抜けないように構成された結束バンドであるが、例えば、バンド(ひもを含む)を手で結んで結束するようなものであっても良い。
あるいは、所定の間隔をおいた一対の把持部材間に配線(少なくとも逆電流防止手段が設けられている側の配線である。)を配置し、一対の把持部材の間隔をねじ部材等により狭くして配線を把持するようなものであっても良い。この場合、一対の把持部材のうち少なくとも一方をねじ部材等の固定手段により筐体に固定すれば実施できる。
また、例えば、区画部に貫通孔を設け、この貫通孔を挿通するバンド(ひもを含む)により配線を結束しても良い。この場合、固定部が把持部(バンド)により兼用される。
さらには、配線固定手段は、内用配線435,437bを筐体407内に固定できれば良く、例えば内用配線と接触する接触部材を、例えばねじ部材により筐体の内面に押圧するような押圧構造を利用しても良い。
あるいは、例えば、区画部に貫通孔を設け、防止手段収容室内で区画部の貫通孔よりも大きな結び目を有するように配線を結ぶことでも、逆電流防止手段の断線を防止できる。このような結び目の例においても、配線を固定する固定手段と機能する。つまり、局部的に大径となった配線と、当該大径部分の通過を許容せず且つ区画部に形成された貫通孔とにより配線固定手段が構成される。
本第3の実施形態では、接続(装着)状態にある両コネクタ429,171が仕切り壁169の開口169aを介して仕切り壁169の表裏に挿抜自在であるため、光源ユニット21を交換等する場合に、仕切り壁169に存する開口169aからコネクタ429,171を光源ユニット21側へと取り出して作業することが可能となる。
この際、内用配線437bは、逆電流防止手段431と灯具側コネクタ429との間で固定され、内用配線435も内用配線437bの固定に合わせて固定されている。このため、コネクタ429,171を開口169aから表側へと引き出す際に過度な負荷がコネクタ429,171等に作用しても、逆電流防止手段431との接続が断線するようなことを未然に防止できる。
さらに、逆電流防止手段431が筐体407内の防止手段収容室415に収容されているため、光源ユニット21の交換が完了してコネクタ429,171を筐体407内の仕切り壁169の裏側に戻す際にも、コネクタ429,171と逆電流防止手段431とが接触するようなことはない。
子灯具405は、光源ユニット21の低電位側と接続する通電路上に逆電流防止手段431を備える。このため、例えば、親機7と子機403とを接続するVVF配線ケーブル25の子機403側の接続を高電位と低電位とで間違えた場合でも、光源ユニット21のLEDに逆向きの電流が流れるのを防止できる。
<変形例>
以上、本発明の構成を、第1〜第3の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。例えば、各実施形態で説明した構成および下記の変形例で説明する構成を適宜組み合わせてなる照明装置であっても良い。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で照明装置の構成に適宜変更を加えることは可能である。
1.光源ユニット
(1)光源の種類
実施形態で説明した光源ユニット21は、複数のLEDを備えていた。つまり、光源として半導体発光素子を利用していたが、LED以外の半導体発光素子(例えば、レーザダイオードや有機発光素子)を用いても良い。
(2)親機及び子機
実施形態で説明した光源ユニット21は、親灯具13及び子機9にも装着できる。つまり、親灯具13と子機9とで光源ユニット21の共通化が図られている。しかしながら、親機の光源ユニットと子機の光源ユニットとは、同じ仕様でなくても良い。例えば、子機における半導体発光素子の個数と、親機における半導体発光素子の個数とが異なるものであっても良い(親機と子機とで照度が異なっていても良い。)。
(3)着脱自在
実施形態で説明した光源ユニット21は、親機又は子機に対して着脱自在に装着できるように構成されている。しかしながら、光源として半導体発光素子を用いた場合、光源としての寿命が長くなり、光源ユニットを交換する必要も少なく、光源ユニットを親機又は子機に対して固定的に装着するようにしても良い。
2.親機及び子機
(1)センサユニット
実施形態では、親灯具13のみセンサユニット29を備えていた。しかしながら、親機はセンサユニットを備えていなくても良い。この場合、親機の筐体を子機の筐体と同じような構成すれば良い。さらには、子機はセンサユニットを備えても良い。また、親機と子機の両方がセンサユニットを備えても良い。この場合、子機は、実施形態における親機と同じ構成となる。
上述のように、親機がセンサユニットを備えたり、子機がセンサユニットを備えたりすると、親機及び子機の区別ができなくなるが、親機及び子機の区別は、商用電源に電気的に近い方(上流側である。)を親機とすれば良い。
(2)配置位置
実施形態における親灯具13及び子機9は、天井壁に設けられている。しかしながら、実施形態に係るポーチライトとして、天井壁以外の位置に設けても良い。天井壁以外としては、例えば、玄関が設けられている玄関周辺の壁がある。この場合、玄関に向かって、玄関の両側に親機と子機を設けるようにしても良い。
(3)供給電流
実施形態では、親機7の光源ユニット21と子機9の光源ユニット21とが直列接続され、各光源ユニット21に対して直流電流が供給されている。つまり、親機7の光源ユニット21と子機9の光源ユニット21との間に所定の機能を有する回路を設けても良い。
例えば、子機の光源ユニットに対して、並列に抵抗素子を設けることにより、親機の光源ユニットに流れる電流値と、子機の光源ユニットに流れる電流値とを変えるようにしても良い。これにより、親機と子機とで照度が異なる照明装置を得ることができる。
3.センサユニット
実施形態では、センサユニットは親機に存在していた。また、上記の変形例では、センサユニットが子機に存在する構成について説明した。しかしながら、センサユニットは、親機や子機に含まれない構成としても良い。この場合、センサユニットを単独で玄関周辺に設ける構成にすれば良い。
4.照明装置
(1)種類
実施形態では、ペア点灯用の照明装置として、玄関の外側であって玄関の上方に親機と子機とが設けられるポーチライトについて説明した。しかしながら、玄関ドアが設けられている壁であって玄関ドアに向かって当該玄関ドアの左右両側に設けるようなポーチライトであっても良い。
また、ポーチライト以外の他の照明装置にも適用できる。他の照明装置としては、玄関の内外において点灯するような照明装置や、門から玄関へのアプローチを点灯させるアプローチライト等がある。なお、アプローチライトの場合、親機及び子機は地面に設けられる。
また、実施形態では、親灯具及び子灯具が天井・壁等に埋め込まれるタイプであったが、他のタイプであっても良い。他のタイプとしては、例えば、親灯具及び子灯具が天井から吊り下げられるタイプであっても良いし、親灯具及び子灯具を天井や壁の平坦面に取着するようなタイプであっても良い。
(2)点灯モード
実施形態では、2種類の点灯モードで親灯具13と子機9とが点灯していた。2種類の点灯モードは、調光点灯と全点灯である。しかしながら、3種類以上の点灯モードで親機及び子機を点灯させても良い。また、人を感知したときだけ点灯するような1種類の点灯モードで親機と子機とが点灯するようにしても良い。
(3)ペア点灯
実施形態では、親機と子機とが直列接続され、親機と子機とが同じモードで点灯されている。しかしながら、親機と子機との点灯モードが異なっても良い。例えば、周りが暗くなると親機だけ第1モードで点灯し、人を感知すると親機と子機とが第2モードで点灯するようなペア点灯でも良い。この場合、子機を親機に対して並列に接続し且つ子機への通電路にスイッチング素子を配し、制御回路部が人を感知する信号を受信すると、子機への導通(スイッチング素子)をオンすれば実施できる。
5.親機と電源ユニット
実施形態では、電源ユニット15と親灯具13とが別体で構成されている。しかしながら、電源ユニットと親灯具とが1つの筐体内に格納されるような、つまり、電源ユニットと親灯具とが一体になった構成にしても良い。具体的には、親灯具の筐体内に、電源ユニットの筐体内に格納されていた電力変換回路部と制御回路部とを格納するようにすれば良い。
1 ポーチライト
7 親機
9 子機
13 親灯具
15 電源ユニット
19 子灯具
21 光源ユニット

Claims (3)

  1. 親用光源ユニットが装着されてなる親機と、子用光源ユニットが装着されてなる子機とを備えるペア点灯型の照明装置であって、
    前記親機は、受電した商用電力を変換して直流電力を出力する電源ユニットを備え、前記親用光源ユニットは、前記電源ユニットに接続され、
    前記子機は、前記子用光源ユニットが前記親用光源ユニットとともに前記電源ユニットに対して直列接続となる状態で、前記親機に電気的に接続され、
    前記子用光源ユニットは前記親機の前記電源ユニットを経て直流電流を受電し、
    前記親機は、人感知センサと制御回路とをさらに備え、
    前記制御回路は、前記人感知センサが人を感知しないときに前記親用光源ユニットと前記子用光源ユニットとを、少なくとも一方を全点灯させない第1モードで点灯させ、前記人感知センサが人を感知したとき前記親用光源ユニットと前記子用光源ユニットとを両方を全点灯させる第2モードに切り替え
    前記親機は、前記親用光源ユニットが着脱自在に装着される親灯具を備え、
    前記子機は、前記子用光源ユニットが着脱自在に装着される子灯具を備え、
    前記親機における前記親用光源ユニットの着脱構造と、前記子機における前記子用光源ユニットの着脱構造とが同じであり、
    前記親用光源ユニットと前記子用光源ユニットとが同じ構成であり、
    前記子機と前記親機との電気的接続は、前記子灯具と前記親灯具とを接続する複数の外用配線により行われ、
    前記親灯具及び前記子灯具の少なくとも一方の灯具は、前記複数の外用配線の芯線の挿抜が自在であって挿入された前記芯線と電気的に接続する速結端子を備え、
    前記子灯具は、前記親用光源ユニットに流れる直流電流と逆向きの直流電流が前記子用光源ユニットに流れるのを防止する逆電流防止手段を有し、
    前記子用光源ユニットは光源としてLEDを有し、
    前記逆電流防止手段は、前記子用光源ユニットのLEDの順電流の方向を順方向とする
    ダイオードであり、
    前記ダイオードの配置位置は、前記子用光源ユニットのLEDの順方向と同じ方向の直
    流電流を受電した場合に前記子用光源ユニットの下流側であり、
    前記少なくとも一方の灯具は前記子灯具であり、
    前記子灯具は、前記速結端子と前記子用光源ユニットとを電気的に接続する内用配線を有し、
    前記内用配線における前記子用光源ユニット側の端部に灯具側コネクタを有し、
    前記子用光源ユニットは、前記灯具側コネクタに着脱自在に装着されるユニット側コネクタを有し、
    前記ダイオードは、前記速結端子と前記灯具側コネクタとを結ぶ導電路に設けられている
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記子灯具は、表側が開口する筒状をし且つ中心軸方向の中間に前記中心軸に直交する仕切り壁を有する筐体を備え、
    前記仕切り壁は、装着状態の前記灯具側コネクタと前記ユニット側コネクタとの通過を許容する開口を有し、
    前記筐体は、前記仕切り壁の裏側の空間を、前記逆電流防止手段を収容する防止手段収容室と、前記装着状態の両コネクタを収容するコネクタ収容室とに区画する区画部を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  3. 前記ダイオードと前記灯具側コネクタとを接続する内用配線が、前記区画部に固定されている
    ことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
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