JP5983787B2 - 偏光光照射装置及び光配向装置 - Google Patents

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Description

この出願の発明は、光配向等の用途において使用される偏光光照射装置に関するものである。
近年、液晶ディスプレイ等のディスプレイデバイスの製造において、光配向と呼ばれる技術が多く採用されている。例えば液晶ディスプレイでは、液晶分子の向きを揃えるための膜である配向膜が内蔵されているが、配向膜を得るのに以前はラビングと呼ばれる機械的な方法が採用されていた。しかしながら、配向特性の向上等の観点から、近年は膜に光を照射して配向膜を得る光配向の技術が多く採用されている。この他、ディスプレイデバイスで一般的に必要になる視野角補償のための層を得る際にも、光配向の技術が採用されている。以下、光照射により配向を生じさせた膜や層を総称して光配向膜と呼ぶ。尚、「配向」ないし「配向処理」とは、対象物の何らかの性質について方向性を与えることである。
光配向は、光配向膜用の膜(以下、膜材という。)に対して偏光光を照射することにより行われる。膜材は、例えばポリイミドのような樹脂製であり、所望の方向に偏光させた偏光光が膜材に照射される。偏光光の照射により、膜材の分子構造(例えば側鎖)が偏光光の偏光軸の向きに揃った状態となり、光配向膜が得られる。このため、光配向膜の製造には、偏光光照射装置が使用される。
ディスプレイデバイスの大型化に伴い、また生産性の向上の観点から、より大型の光配向膜を製造することが必要になってきている。TV用の液晶ディスプレイではパネルの大型化のために光配向膜はより大きなサイズにならざるを得ないし、一枚のガラス基板から多くのディスプレイデバイスを製造する際にも、基板サイズに合わせて光配向膜も大型化する傾向にある。例えば、一辺の長さが2000mm〜3000mmの方形の光配向膜が使われるようになってきている。
このように大型の光配向膜を得るためには、より大きな照射領域に偏光光を照射できる装置が必要である。このため、長尺な発光部を有する棒状光源を使用し、膜材を移動させながら偏光光照射することで大面積をカバーする装置が提案されている(特許文献1〜2)。
図5及び図6は、このような光配向用に用いられる従来の偏光光照射装置及び偏光光照射装置を搭載した光配向装置の構成例を示す概略図であり、図5は斜視概略図、図6は正面断面概略図である。偏光光照射装置は、棒状の光源1を収容したランプハウス3と、ランプハウス3内に配置された偏光素子2等を備えて構成される。ランプハウス3は、一部に光通過用の開口(以下、光照射口という。)30を有し、光照射口30を通して光照射する構成とされる。
棒状の光源1の背後(光照射口30とは反対側)には、光の利用効率向上のため、樋状のミラー4が配置される。光源1からの光は、光照射口30を通って直接出射する他、ミラー4に反射して光照射口30から出射する。
偏光素子2は、光源1と光照射口30との間に配置される。偏光素子2としては、比較的大きな平面領域で質の良い偏光光が得られることからグリッド偏光素子が使用される。グリッド偏光素子は、透明な基板の表面に縞状の微細なグリッド(格子)が形成された構造である。グリッド偏光素子では、縞を構成する各線状部間のギャップの幅方向(以下、ギャップ幅方向という。)に電界成分が向いた直線偏光光が専ら出射する。このような偏光素子2が介在されているため、光照射口30からはギャップ幅方向の直線偏光光が専ら出射することになる。尚、「専ら」とは、他の偏光光に比べて特定の方向の直線偏光光が多く出射するということである。
光配向装置は、このような偏光光照射装置を備え、設定された偏光光の照射領域(以下、光照射領域という。)Rを通過するようにしてワークWを搬送することで光配向処理をするよう構成される。光照射領域Rは、ワークWの幅よりも少し長い幅の領域として設定された領域である。偏光光照射装置は、光照射領域Rに対して当該領域のパターン(形状及びサイズ)で偏光光が照射されるようにする成形部材を備えている。図5及び図6の例では、成形部材は、光照射口30を有するランプハウス3の底板部31である。
図5及び図6には、ステージ搬送方式の例が示されており、膜材が表面に設けられた液晶ディスプレイ用の基板(液晶基板)であるワークWが、ステージ7の上に載せられる。ステージ7は不図示のステージ移動機構を含む搬送系6により、リニアガイド61に沿って水平方向に移動し、この移動の際に光照射領域Rを通過する。これにより、ワークW上の膜材に偏光光が照射されて光配向処理が行われ、光配向膜が得られる。前述したように光照射領域Rに照射される偏光光の偏光軸の向きは、偏光素子2におけるギャップ幅方向となるから、光照射領域Rを通過する際のワークWの向きに対して偏光素子2が所定の向きに向いた姿勢とすることで所望の方向に光配向処理を行うことができる。
特許第4604661号公報 特許第4815995号公報
上述したような光配向用の偏光光照射装置に要求される最も重要な性能の一つは、ワークに対して品質の良い偏光光を照射することである。品質の良い偏光光とは、消光比が良く(高く)、偏光光の偏光軸の向きが揃っていることである。光配向は、膜材の分子の感光性(光応答性)を利用するものであり、分子の向き(例えば側鎖の向き)が偏光軸の向きに応じて揃うことを利用するものである。したがって、照射される偏光光の、消光比が悪かったり、偏光軸の方向にばらつきがあったりすると、十分な分子方向制御の効果が得られない。したがって、良質な光配向膜を得るためには、良好な(高い)消光比と偏光軸のそろった偏光光をワークに対して照射する必要がある。
この光の質の問題に関連して、光配向はある面内で配向のそろった分子構造を得ようとするものであるから、配向処理の面内均一性の点も重要な性能指標となっている。光配向のされ方が面内で不均一となると、画面のコントラストの低下などを引き起こす原因となる場合もある。
これらの点を考慮し、光配向用の偏光光照射装置では、偏光素子2から出射される光のすべては利用せず、一部を遮蔽した状態でワークWに光照射する構成が考えられる。以下、この点について、図7及び図8を使用して説明する。図7及び図8は、光配向処理の品質の向上のための光の規制構造について示した図であり、図7は、光照射領域における偏光光の偏光軸の分布について示した平面概略図、図8は、偏光軸の分布を考慮した偏光光の規制構造について示した断面概略図である。
図5及び図6に示すように、棒状の光源1の背後に樋状のミラー4を配置した構成では、光照射パターンは、基本的に長方形となる。従って、設定される光照射領域Rも長方形である。光照射領域Rの長さ(長尺方向の幅)は、ワークWの幅よりも少し大きく設定される。
一方、前述したように、グリッド偏光素子を用いる場合、照射される偏光光の偏光軸の向きは、グリッド偏光素子のギャップ幅方向となる。例えば、光照射領域Rの短尺方向(すなわち、棒状の光源の長尺方向に垂直な水平方向)にギャップ幅方向が向くようにグリッド偏光素子を配置した場合、偏光光の偏光軸も、主として短尺方向を向くようになる。この様子が図7に示されている。
図7は、光照射領域Rにおける偏光軸の向きの測定例を概略的に示したものである。図7中、偏光軸の向きを矢印で示す。図7に示すように、光照射領域Rの中央及びその付近では、偏光軸の向きは短尺方向を向いており、揃っている。しかしながら、光照射領域Rの周辺部では、短尺方向に対して傾いた方向に偏光軸が向いており、偏光軸の向きにばらつきが生じている。この理由は、グリッド偏光素子の特性に起因している。すなわち、グリッド偏光素子において、グリッド偏光素子に対して垂直に入射する光は精度よくギャップ幅方向に偏光されるものの、斜めに入射する光については、偏光素子から出射する際に偏光軸がやや回転する。図7に示す光照射領域において、周辺部に到達する光は、偏光素子2に対して斜めに入射した後に出射した光である場合が多い。このため、周辺部では偏光軸の向きにばらつきが生じてしまう。図7において、偏光軸の向きにばらつきが生じる周辺部の領域をハッチングで示す。
このように偏光軸の向きにばらつきが生じた状態でワークWに対して光照射されると、光配向のされ方もばらついてしまい、光配向処理の品質が低下する。これを避けるために、光照射領域Rに到達する偏光光を規制し、偏光軸のばらつきが大きい偏光光がワークWに照射されないようにする構成が採用される。具体的には、図8に示すように、ランプハウス3の光照射口30においてアパーチャ9を配置し、周辺部に向かう偏光光を遮蔽する。図7に、アパーチャ9の配置した場合の光照射領域R’を破線で示す。
アパーチャ9を配置することで、光照射領域R’は小さくなるが、光照射領域R’内の偏光軸の向きの均一性は高くなる。このようなことから、アパーチャ9を配置して偏光光を一部規制することが望ましい。尚、図8では光照射口30とは別にアパーチャ9を設けているが、規制する光の量に応じて光照射口30の大きさを選定する場合もあり、この場合にはアパーチャ9を別途設けない場合もある。
上記のように、周辺部に向かう偏光光を規制した構造の偏光光照射装置では、偏光軸の向きがばらついている偏光光がワークに照射されることはないので、光配向処理の不均一になる問題が避けられる。しかしながら、発明者の研究によると、光照射領域における偏光光の偏光軸のばらつきだけでなく、消光比を良くするためには、さらなる工夫が必要であることが分かった。
この出願の発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、偏光光照射装置において、より良好な消光比を得ることができ、均一で高品質の光配向処理の実現を可能にすることを解決課題とするものである。
上記課題を解決するため、この出願の請求項1記載の発明は、設定された光照射領域に照射するための光を放射する光源と、
光照射領域と光源との間に設けられ、光源からの光を偏光する偏光素子とを備えた偏光光照射装置であって、
偏光素子と光照射領域との間には、光照射領域に照射される光のパターンが光照射領域の形状となるように成形するための成形部材が設けられており、
成形部材は、偏光素子からの偏光光が通過する光照射口を有しており、
成形部材のうちの偏光素子側の表面は、光照射口の縁を含む光照射口から所定の幅の領域において透過させることなく偏光光の反射を防止した反射防止面となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記光源を収容したランプハウスを備えており、
前記成形部材は、ランプハウスを形成する部材であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2の構成において、前記光照射口の端面も、透過させることなく偏光光の反射を防止した反射防止面となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1乃至3いずれかの構成において、前記成形部材は、光照射領域側の面であって光照射領域に露出した面を有しており、この面も透過させることなく偏光光の反射を防止した反射防止面となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記反射防止面は、基材に対して黒色塗装することで形成された面であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記反射防止面は、微細な凹凸から成る面であり、乱反射又は拡散による減衰を利用して反射防止する面であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項7の発明は、前記請求項1乃至6いずれかの偏光光照射装置を備えており、当該偏光光照射装置における前記光照射領域を通して膜材を搬送することで膜材に偏光光が照射されるようにする搬送系を備えた光配向装置であるという構成を有する。
以下に説明する通り、この出願の請求項1記載の発明によれば、成形部材のうちの偏光素子側の表面は光通過口の縁を含む所定の幅の領域において反射防止面となっているので、光照射領域における消光比の低下が防止される。このため、品質の良い偏光光により光配向等の処理を良質に行うことができる。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、成形部材はランプハウスを形成する部材であるので、構造がシンプルになり、また部品点数の減少によるコスト削減の効果がある。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、光通過口の端面も反射防止面となっているので、消光比の低下防止の効果がさらに高くなる。
また、請求項4記載の発明によれば、上記効果に加え、成形部材において光照射領域への露出面についても反射防止面となっているので、光照射領域に位置した部材又はワーク等における反射に起因した消光比の低下も防止される。このため、さらに品質の良い偏光光が光照射領域に照射される。
また、請求項5記載の発明によれば、上記効果に加え、基材に対して形成された黒色塗装面であるので、コストの面で優れているという効果がある。
また、請求項7記載によれば、上記効果を得ながら光配向処理がされるので、高品質の光配向膜を得ることができる。
第一の実施形態の偏光光照射装置及び光配向装置の正面断面概略図である。 消光比の低下の原因について示した正面断面概略図である。 第二の実施形態の偏光光照射装置及び光配向装置の正面断面概略図である。 第三の実施形態の偏光光照射装置及び光配向装置の正面断面概略図である。 光配向用に用いられる従来の偏光光照射装置及び偏光光照射装置を搭載した光配向装置の構成例を示す斜視概略図である。 光配向用に用いられる従来の偏光光照射装置及び偏光光照射装置を搭載した光配向装置の構成例を示す正面断面概略図である。 光配向処理の品質の向上のための光の規制構造について示した図であり、光照射領域における偏光光の偏光軸の分布について示した平面概略図である。 光配向処理の品質の向上のための光の規制構造について示した図であり、偏光軸の分布を考慮した偏光光の規制構造について示した断面概略図である。
次に、この出願の発明を実施するための形態(以下、実施形態)について説明する。図1は、第一の実施形態の偏光光照射装置の正面断面概略図であり、第一の実施形態の偏光光照射装置を搭載した光配向装置の正面断面概略図ともなっている。
実施形態の偏光光照射装置は、設定された光照射領域Rに照射するための光を放射する光源1と、光照射領域Rと光源1との間に配置された偏光素子2とを備えている。
光源1としては、この実施形態では、紫外域の光によって光配向を行うので、高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどが使用される。光源1は、線状の発光部を成すものであり、前述したのと同様に棒状のものである。但し、LEDのような点光源を直線上に多数配置して線状の発光部を形成させる場合もある。
このような光源1は、ランプハウス3内に収容されている。ランプハウス3は、光源1の長尺方向に長い直方体のボックス状のものであり、底板部31に光照射口30を有している。光照射口30は長方形であり、その長辺方向は光源1の長尺方向に一致している。
光源1の背後には、ミラー4が配置されている。ミラー4は一対のものであり、スリットを形成しつつ全体としてほぼ樋状を成すよう配置されている。ミラー4の反射面の断面形状は、楕円の円弧又は放物線を成している。
各ミラー4は、ガラスに反射用の蒸着膜を施したものやアルミ製のものが採用される。蒸着膜としては、赤外線のような長波長側の光を透過させてワークに照射しないようにしたものが採用される場合もある。尚、小さなミラーを並べて図5に示すような長尺なミラー4と等価なものとする場合もある。
ランプハウス3には、内部を冷却するための冷却機構5が付設されている。冷却機構5は、ミラー4の上方に配置されたラジエータ53と、ラジエータ53を通して送風路を形成する風洞板52と、送風路に冷却風を流すファン51等から構成されている。ファン51が動作すると、図1に破線矢印で示すようにラジエータ53を通して風が流れ、ランプハウス3内が冷却される。
光源1と光照射口30の間には、偏光素子2が配置されている。この実施形態では、偏光素子2としてグリッド偏光素子が使用されている。グリッド偏光素子は比較的広い領域において偏光光を照射できるものの、必要とされる領域を1個の偏光素子2でカバーするのは難しいため、複数の偏光素子2が同一平面上に並べて配置されている。複数の偏光素子2は、枠状のフレーム21に一体に保持されており、フレーム21と各偏光素子2により偏光素子ユニット20が形成されている。偏光素子ユニット20は、ランプハウス3の内側面に固定された台座22により保持されている。
このような実施形態の偏光光照射装置では、光源1からの光がミラー4で一部反射されつつ偏光素子2を介して光照射口30から出射する。出射された光は偏光素子2を介しているため所定の向きの偏光光であり、この光が光照射領域Rに照射される。
光配向装置は、上記のような偏光光照射装置を搭載し、偏光光照射装置における光照射領域Rを通してワークWを搬送する搬送系6を備えた装置である。この実施形態では、ワークWは液晶基板のような板状となっており、表面に膜材が形成されている。搬送系6としては、前述したものと同様にワークWが載置されたステージ7を水平方向に移動させる機構が採用されている。具体的には、エア浮上させたステージ7を磁気の作用により水平方向に送るリニアモータステージ等の機構が搬送系6として採用される。
尚、偏光光照射装置において、ランプハウス3の底板部31に形成された光照射口30は、設定された光照射領域Rの形状に相当するものである。そして、この実施形態では、光照射口30を有する底板部31がアパーチャの役割を果たしており、偏光光軸の向きのばらつきが大きい周辺部に向かう光を遮蔽する大きさの光照射口30となっている。
このような実施形態の偏光光照射装置及び光配向装置は、前述した偏光軸のばらつきの改善だけでなく、消光比も良くするためにさらに工夫した構成を有している。以下、この点について説明する。
発明者は、上記偏光軸のばらつき改善のみならず消光比も改善するための効果的な構成について鋭意研究した結果、アパーチャとして機能する光照射口30の縁付近における偏光光の反射が原因で消光比が低下しており、それを解消すれば良いことが判明した。図2は、消光比の低下の原因について示した正面断面概略図である。
ランプハウス3の光照射口30を狭小化して周辺部に向かう偏光光を遮蔽する構造を採用すると、当然ながら、偏光素子2からの偏光光のうち、ランプハウス3の光照射口30の縁付近の部位に到達する光が多くなる。光照射口30に連通するようにしてアパーチャを設けた場合も同様である。ランプハウス3やアパーチャは、アルミ合金のような金属製である場合が多く、光照射口30の縁付近の部位に到達した偏光光は、当該部位で反射する。
周知のように、物体に反射した直線偏光光は、楕円偏光になるなど偏光の状態が変化し、その結果消光比が低下する。そのため、偏光素子2からの偏光光はアパーチャに達してアパーチャで反射するが、反射した光がランプハウス3内でさらに反射して戻ってきて光照射口30から出射することにより、光照射領域Rにおける偏光光の消光比が低下してしまう。
実施形態の偏光光照射装置は、このような知見に基づき、光照射口30の縁付近の部位における偏光光の反射を抑制する構成を採用している。具体的には、ランプハウス3の底板部31における内側面のうち、光照射口30の縁を含む光照射口30から所定の幅の領域は反射防止面8とされている。「反射防止面」とは、偏光素子2からの偏光光を透過させずにその反射を防止した面ということである。
この実施形態では、反射防止面8は光吸収面となっており、具体的には黒色塗装が施された面となっている。ランプハウス3は、全体にアルミ合金のような金属製である。そして、図1に示すように、底板部31の光照射口30の縁から所定の幅の領域に黒色塗装が施されることで反射防止面8が形成されている。尚、光照射口30は前述したように長方形であるので、反射防止面8は、長方形の輪郭の形状に周状に延びたものとなっている。
表面に黒色塗装を施すことで、紫外線を含む広い波長に亘って光が吸収される。このため、光照射口30の縁付近に達した偏光光が反射して光照射口30に戻ってくることはなく、光照射領域Rにおける消光比の低下が防止される。
このような黒色塗装の材料としては、特に制限なく用いることができるものの、実施形態の装置は紫外線を偏光させて照射する装置であるため、紫外線に対して耐久性を有する材料であることが望ましい。例えば、Ni−P系のような黒色無電界メッキは紫外線に対する耐久性の点でも良好なので、この実施形態における黒色塗装として行うことができる。
また、図1に示すように、ランプハウス3の底板部31は厚みを有するので、光照射口30は端面32を有するが、この端面32にも黒色塗装が施されており、反射防止面8となっている。端面32はごく狭い領域ではあるが、偏光素子2からの偏光光が到達すると同様に反射して偏光状態が変化し、光照射領域Rに到達し得る。これを考慮し、この実施形態では端面32も黒色塗装を施して反射防止面8としている。
次に、このような反射防止面8の効果について確認した実験の結果について説明する。
発明者は、上記のように反射防止面8とした実施形態の偏光光照射装置と、反射防止面8が形成されていない従来の偏光光照射装置について、光源1等の測定条件を共通にして消光比がどのように異なるかを確かめた。
消光比について多少説明すると、消光比は、偏光光の品質を示す指標であり、所望の向きに偏光している直線偏光光の強度の、それとは90度異なる向きに偏光している直線偏光光の強度の比である。光配向では、習慣的に、所望の向きの直線偏光光をp偏光光と呼んでおり、消光比は、s偏光光の強度に対するp偏光光の強度の比とされている(Ip/Is)。光学一般では、光が境界面に入射する際の入射面に平行な直線偏光光をp偏光光と呼び、入射面に垂直な直線偏光光をs偏光光と呼ぶが、光配向では、特に境界面での反射や透過にかかわらず、所望の向きの直線偏光光をp偏光光と呼び、偏光軸の向きがそれとは90度異なる直線偏光光をs偏光光と呼んでいる。
グリッド偏光素子の場合、ギャップ幅方向に偏光している直線偏光光を透過させ、グリッドの各線状部の長さ方向に偏光している直線偏光光を反射ないし吸収させる。したがって、ギャップ幅方向に偏光している直線偏光光がp偏光光であり、各線状部の長さ方向に偏光している直線偏光光がs偏光光である。光照射領域Rには、偏光素子2のギャップ幅方向に偏光軸が向いている偏光光(p偏光光)が専ら照射される。
測定についてより具体的に説明すると、光照射領域Rの各点に順次検光子を配置し、検光子を介して光強度(照度)を測定した。検光子も一種の偏光素子であり、一定の方向(以下、基準方向という。)の偏光光のみを透過するものである。検光子は、垂直な軸の周りに回転可能となっている。検光子の軸を偏光素子2の板面(水平面)に対して垂直にしながら検光子を回転させ、検光子の基準方向をp偏光光の向きに配置させた場合の光強度をp偏光光の強度とし、s偏光光の向きに配置した場合の強度をs偏光光の強度とした。検光子を光照射領域Rの各点に配置しながらこのような測定を行い、得られたs偏光光の強度に対するp偏光光の強度の比を、その地点での消光比であるとした。
発明者は、このような測定を従来の装置と実施形態の装置について行った。光源1にはメタルハライドランプを使用し、ミラー4には断面楕円形のものを使用した。偏光素子2としてはグリッド偏光素子が採用され、光源1と偏光素子2の間に240〜430nm程度の波長域の光を透過させるバンドバスフィルタを配置した。
この結果、従来の装置の場合、光照射領域Rの中央付近で消光比は110程度、周辺部分で70程度であった。これに対し、実施形態の装置では、中央付近での消光比は130程度、周辺部分では80程度であり、14〜18%程度、偏光光の消光比が向上することが判明した。この際の照度は、550〜600mW/cm程度であり、実施形態の装置と従来の装置とで大きな差はなかった。
このように、実施形態の偏光光照射装置によれば、光照射領域Rにより高い消光比の偏光光が照射される。このため、光配向処理の用途に用いた場合、膜材の分子構造がより強く配向され、良質な光配向膜を得ることができる。
尚、前述したように、アパーチャを別途設けることで成形部材とすることもできるが、光照射口30を有するランプハウス3の構成部材と成形部材とすると、構造がシンプルになり、また部品点数の減少によるコスト削減の効果がある。
上記実施形態の構成において、成形部材の内側面で反射して消光比が低下した光が光照射口30に戻ってくる光を極力少なくするため、反射防止面8の幅(光照射口30の縁からの長さ、図1にdで示す)をより広くすることが考えられる。しかしながら、以下の理由により反射防止面8の幅dを必要以上に広くすることは望ましくない。
すなわち、この実施形態では、反射防止面8は光吸収作用のある黒色塗装面であり、光吸収により温度上昇し易い。したがって、反射防止面8を広くすると、光吸収量も多くなってランプハウス3が底板部31の部分で高温となってしまう問題がある。実施形態の構造では、ランプハウス3の底板部31は、冷却機構5のラジエータ53から離れた部位となっており、冷却されにくい部位となっている。したがって、反射防止面8が必要以上に広くすることは望ましくない。
ランプハウス3の底板部31の外側面に沿って冷却風を流すことで冷却する構造も考えられるが、この構造も望ましくはない。というのは、この部分はワークWに対向している面であり、ワークWの付近に風が流れることになり、パーティクルの舞い上がり等の問題が派生するからである。
上記の点は、実施形態の偏光光照射装置の構造に限らず一般的にいえることである。光照射口を有する成形部材は、光照射領域Rを臨む場所に位置する部材であり、ワークWに対して近い場所に位置する部材であり、そのような部材の温度上昇は避けられるべきである。上述した冷却の困難性の他、輻射熱によってワークWを加熱してしまう問題もあるからである。これらの点を考慮すると、反射防止面8の幅dは、10〜100mm程度とすることが望ましい。これより狭いと消光比の低下防止効果が十分に得られないし、これより広いと温度上昇の問題が顕在化し得る。
次に、第二の実施形態の偏光光照射装置について説明する。図3は、第二の実施形態の偏光光照射装置の正面断面概略図である。
第二の実施形態においても、偏光素子2と光照射領域Rとの間に、光照射口30を有するランプハウス3の底板部31が成形部材として設けられており、成形部材のうちの偏光素子2側の表面は、光照射口30の縁を含む光照射口30から所定の幅の領域において透過させることなく偏光光の反射を防止した反射防止面8となっている。そして、この第二の実施形態では、図3中に拡大して示すように、反射防止面8は、底板部31の表面に微細な凹凸を形成することで反射防止作用を持たせた面となっている。
微細な凹凸としては、いわゆる梨地加工(シボ加工)やローレット加工により形成した凹凸面が採用できる。具体的には、サンドブラストや切削、転造等といった機械的又は物理的手法により凹凸面を形成することができる。この他、化学エッチングにより凹凸を形成することもでき、またブラックシリコンの作製のようにエッチング時の堆積物を利用して凹凸を形成する手法を採用することもできる。
このような微細な凹凸面に対して光が入射すると、光が乱反射したり拡散したりする。そして、凹凸構造内で多重反射しながら減衰する。したがって、偏光素子2からの偏光光が反射防止面8に到達すると、反射防止面8において減衰し、平坦面の場合のように消光比が低下した光が光照射口30に戻ってくることはない。このため、光照射領域Rにおける消光比の低下が防止される。
上記のような微細な凹凸面に比べると黒色塗装の方が安価に済むので、第一の実施形態の方がコストの面では有利である。尚、凹凸面に対して黒色塗装をしてさらに効果を高める場合もあり得る。
次に、第三の実施形態の偏光光照射装置及び光配向装置について説明する。図4は、第三の実施形態の偏光光照射装置及び光配向装置の正面断面概略図である。
第三の実施形態では、成形部材は、光照射領域Rの面であって光照射領域Rに露出した面を有しており、この面についても反射防止面8とされている。第三の実施形態でも、成形部材は、光照射口30を有するランプハウス3の底板部31である。図4に示すように、底板部31は光照射領域Rに対向しており、その表面(外側面)は光照射領域Rに露出した面となっている。
発明者の研究によると、光照射領域Rにおける消光比の低下の問題は、光照射口30を正常に通過した偏光光によっても引き起こされ得ることが判ってきた。すなわち、光配向装置では、光照射領域Rを通過するようにしてワークWが搬送される。したがって、光照射領域Rには、搬送のための機構部材(例えばリニアガイド等)が存在する他、ワークW自体も当然ながら光照射領域R内に位置する。これらの部材やワークW自体は、成形部材と同様、偏光光の反射部材となり得る。つまり、図4に破線で示すように、光照射領域Rに達した偏光光Lは、例えばワークWの表面で反射し、さらにランプハウス3の底板部31の外側面(成形部材の光照射領域Rに露出した面)に反射し、ワークWに照射される場合がある。この反射光Lは、成形部材の内側面(偏光素子2側の面)での反射の場合と同様、消光比が低下している可能性が高い。つまり、光照射領域Rに位置したワークW等の表面と成形部材の露出面とを経由した光の経路が、光照射領域Rにおける消光比低下の要因となり得る。尚、図4に示すように、光照射領域Rを通過させながらワークWを光照射する構成では、光照射領域Rの通過の前後で成形部材からの反射光Lの照射を受ける状態となる。
この第三の実施形態の装置は、上記の点を考慮し、成形部材の露出面についても反射防止面8とした構成を採用している。具体的には、図4に示すように、ランプハウス3の底板部31の外側面において光照射口30の縁から所定の幅を反射防止面8としている。内側面と同様、反射防止面8は光照射口30の縁に沿って周状に延びており、従って長方形の輪郭を成す帯状である。反射防止面8の具体的構成としては、第一の実施形態のように黒色塗装であっても良いし、第二の実施形態のように微細な凹凸面であっても良い。
第三の実施形態の装置では、成形部材の露出面も反射防止面8となっているので、図4に示すように消光比が低下した偏光光LがワークWに到達してしまうことがない。このため、偏光光の消光比の低下をさらに防ぐことができ、光配向処理の品質をさらに高めることができる。
尚、図4から解るように、成形部材の露出面での反射に起因して消光比が低下した偏光光は、特にワークWの搬送方向の面において特に問題となり得る。したがって、反射防止面8は、光照射口30の縁の全周に設けずに長尺方向の両側の辺のみに設ける場合もあり得る。成形部材の内側面を反射防止面8とする場合も同様で、長尺方向の両側の辺のみに沿って反射防止面8を設ける場合があり得る。
上記各実施形態では、光照射領域Rに照射する偏光光は紫外線であるので、特に紫外線を吸収する材料で反射防止面8を形成することも有効である。例えば、金や銅といった黄色系の金属は紫外線の吸収率が高く、これら金属のコーティングを施して反射防止面8とすることができる。また、紫外線を吸収して可視光に変換する(可視光を放出する)蛍光体で反射防止面8を形成することもできる。例えば、光照射領域Rに照射する偏光光の波長の紫外線を吸収する蛍光体塗料を塗布して反射防止面8とすることができる。光照射領域Rには、可視光の消光比が低下した偏光光が照射され得るが、光配向用の場合、膜材は可視光には感応しないので特に問題にはならない。
尚、上述した各実施形態において、光配向に使用される偏光光の波長は365nmのような紫外線が想定されているが、それより短い波長(例えば200〜350nm程度)の紫外線が使用される場合もあるし、それより長い450nm程度までの可視域を含む波長域の光が使用される場合もある。
また、上述した各実施形態において、ワークWはステージ7に載置されて搬送されるものであったが、ワークWは、ロールツーロールで搬送される膜材である場合もある。この場合、膜材に対して偏光光が照射されて光配向膜とされた後、適宜切断されて液晶基板への貼り付けがされる。
上記各実施形態では、光配向を偏光光照射の用途として説明したが、他の用途において高品質の偏光光を照射する必要がある場合、この出願の発明の偏光光照射装置は好適に採用され得る。
1 光源
2 偏光素子
20 偏光素子ユニット
3 ランプハウス
30 光照射口
31 底板部
32 端面
4 ミラー
5 冷却機構
6 搬送系
7 ステージ
8 反射防止面

Claims (7)

  1. 設定された光照射領域に照射するための光を放射する光源と、
    光照射領域と光源との間に設けられ、光源からの光を偏光する偏光素子とを備えた偏光光照射装置であって、
    偏光素子と光照射領域との間には、光照射領域に照射される光のパターンが光照射領域の形状となるように成形するための成形部材が設けられており、
    成形部材は、偏光素子からの偏光光が通過する光照射口を有しており、
    成形部材のうちの偏光素子側の表面は、光照射口の縁を含む光照射口から所定の幅の領域において透過させることなく偏光光の反射を防止した反射防止面となっていることを特徴とする偏光光照射装置。
  2. 前記光源を収容したランプハウスを備えており、
    前記成形部材は、ランプハウスを形成する部材であることを特徴とする請求項1記載の偏光光照射装置。
  3. 前記光照射口の端面も、透過させることなく偏光光の反射を防止した反射防止面となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の偏光光照射装置。
  4. 前記成形部材は、光照射領域側の面であって光照射領域に露出した面を有しており、この面も透過させることなく偏光光の反射を防止した反射防止面となっていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の偏光光照射装置。
  5. 前記反射防止面は、基材に対して黒色塗装することで形成された面であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の偏光光照射装置。
  6. 前記反射防止面は、微細な凹凸から成る面であり、乱反射又は拡散による減衰を利用して反射防止する面であることを特徴する請求項1乃至4いずれかに記載の偏光光照射装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかの偏光光照射装置を備えており、当該偏光光照射装置における前記光照射領域を通して膜材を搬送することで膜材に偏光光が照射されるようにする搬送系を備えていることを特徴とする光配向装置。
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