JP5979066B2 - 結果予測装置および結果予測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、過去の実績を用いて結果を予測する結果予測装置および結果予測方法に関するものである。
従来から、製造条件と、その製造条件で得られた結果とを対応付けてサンプルデータとして保存しておき、このサンプルデータを用いて要求される条件(要求条件)における結果を予測する種々の技術が開示されている。例えば、各サンプルデータの製造条件と要求条件との類似度を算出し、この類似度をもとに、平均値計算や回帰計算、ニューラルネットワーク等を用いて要求条件における結果を予測する手法が提案されている(例えば特許文献1〜3を参照)。
特開2001−290508号公報 特開2002−157572号公報 特開2004−355189号公報
しかしながら、上記した従来の手法では、個々のサンプルデータの製造条件を順次要求条件と比較していくことで結果を予測するため、サンプルデータ数の増加に伴って類似度の算出に要する時間が増大するという問題があった。一方で、比較対象のサンプルデータ数を減らして予測するのでは、予測精度が低下してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、予測に要する時間を低減しつつ、要求条件における結果を精度よく予測することができる結果予測装置および結果予測方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる結果予測装置は、条件の値と該条件の値の下で過去に得られた結果とを組合せた実績データを、前記条件が属する区分と対応付けて保存するデータ保存手段と、結果を予測する要求条件の区分と同一区分を対象区分とし、該対象区分が対応付けられた前記実績データを対象実績データとして抽出する対象データ抽出手段と、前記対象実績データを用いて回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果予測手段と、前記回帰計算の信頼性を判定する信頼性判定手段と、前記信頼性判定手段によって前記回帰計算の信頼性が低いと判定された場合に、前記対象区分を該対象区分と類似の区分を含む対象区分に変更し、前記類似の区分が対応付けられた前記実績データを新たに前記対象実績データとして追加する対象データ更新手段と、前記変更後の前記対象区分の前記対象実績データを用いて再度回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果再予測手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる結果予測方法は、条件の値と該条件の値の下で過去に得られた結果とが組合わされ、前記条件が属する区分が対応付けられた実績データを取得するデータ取得ステップと、結果を予測する要求条件の区分と同一区分を対象区分とし、該対象区分が対応付けられた前記実績データを対象実績データとして抽出する対象データ抽出ステップと、前記対象実績データを用いて回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果予測ステップと、前記回帰計算の信頼性を判定する信頼性判定ステップと、前記信頼性判定ステップで前記回帰計算の信頼性が低いと判定された場合に、前記対象区分を該対象区分と類似の区分を含む対象区分に変更し、前記類似の区分が対応付けられた前記実績データを新たに前記対象実績データとして追加する対象データ更新ステップと、前記変更後の前記対象区分の前記対象実績データを用いて再度回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果再予測ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、予測に要する時間を低減しつつ、要求条件における結果を精度よく予測することができる。
図1は、結果予測装置の全体構成例を示すブロック図である。 図2は、実績DBのデータ構成例を示す図である。 図3は、結果予測処理の処理手順を示すフローチャートである。 図4は、実績データ保存処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、要求点データのデータ構成例を示す図である。 図6は、抽出実績データテーブルのデータ構成例を示す図である。 図7は、仕上圧延プロセスに適用した結果予測装置の全体構成例を示す模式図である。 図8は、実施例1において回帰計算に用いた対象実績データ数と圧延荷重予測誤差との関係を示す図である。 図9は、実施例2において回帰計算によって求めた圧延荷重の予測値と、実測した圧延荷重の実績値との関係を示す図である。 図10は、比較例において回帰計算によって求めた圧延荷重の予測値と、実測した圧延荷重の実績値との関係を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の結果予測装置を実施するための形態について説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
図1は、本実施の形態における結果予測装置1の全体構成例を示すブロック図である。図1に示すように、結果予測装置1は、装置本体2と、入力装置3と、出力装置4と、計算指示装置5と、データ保存手段としての実績DB6とが、伝送バス7および装置本体2内の各部を接続するバス配線50を介してデータの送受可能に接続されて構成される。
装置本体2は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の汎用の情報処理装置を用いて実現されるものであり、演算処理部20と、ROM30と、RAM40とを含む。
演算処理部20は、CPU等のハードウェアによって実現される。この演算処理部20は、ROM30に格納されるプログラムやデータ、入力装置3から入力される操作信号、計算指示装置5や実績DB6から取得される各種情報等をもとに結果予測装置1を構成する各部への指示やデータの転送等を行い、結果予測装置1全体の動作を統括的に制御する。この演算処理部20は、主な機能部として、データ取得部21と、対象データ抽出手段、結果予測手段、信頼性判定手段、対象データ更新手段、および結果再予測手段としての結果予測部23と、結果出力部25と、データ保存処理手段としての実績データ保存処理部27とを備える。
ROM30には、結果予測装置1を動作させ、この結果予測装置1が備える種々の機能を実現するためのプログラムや、これらプログラムの実行中に使用されるデータ等が格納される。また、演算処理部20をデータ取得部21、結果予測部23、結果出力部25、および実績データ保存処理部27として機能させ、計算指示装置5が指示する要求条件における結果を予測するための結果予測プログラム31が格納される。
RAM40は、演算処理部20の作業用メモリとして用いられる半導体メモリであり、演算処理部20が実行するプログラムや、その実行中に使用されるデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。
入力装置3は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、各種スイッチ等の入力装置によって実現されるものであり、操作入力に応じた入力信号を装置本体2に出力する。出力装置4は、LCDやELディスプレイ、CRTディスプレイ等の表示装置によって実現されるものであり、装置本体2から入力される表示信号をもとに各種画面を表示する。
計算指示装置5は、装置本体2に対して所定のタイミングで結果予測の開始指示(計算開始指示)を通知するとともに、要求条件を設定した要求点データXr(図5を参照)を出力する。
実績DB6は、条件と結果の組み合わせについての過去の実績を蓄積したデータベース(DB)である。この実績DB6には、図示しない外部装置等から伝送バス7を介して結果予測装置1に入力される過去の実績が適宜保存される。図2は、実績DB6のデータ構成例を示す図である。図2に示すように、実績DB6には、N個の実績データが保存・蓄積される。個々の実績データは、過去に適用された条件に相当するM個の入力変数、これらの入力変数の組合せにより得られた(観測された)結果に相当する出力変数、および該当する実績データのデータ区分(実績データの分類)を表すP個のラベルの各値が関連付けられて構成される。この実績データを構成する入力変数および出力変数の具体例としては、例えば鉄鋼の仕上圧延プロセスを例に挙げると、圧延材の素材成分や、例えば圧下量等の圧延条件を入力変数とし、圧延荷重を出力変数とする例が挙げられる。
ここでは、入力変数、出力変数、およびラベルの項目名称とこれらの値を図2に示すように表記する。すなわち、出力変数の項目名称をYとし、そのn番目(n=1,2,・・・,N)の実績データに関する出力変数の値をynと表記する。また、M個の入力変数の項目名称をXm(m=1,2,・・・,M)とし、そのn番目(n=1,2,・・・,N)の実績データに関する入力変数の値をxm,nと表記する。また、P個のラベルの項目名称をLp(p=1,2,・・・,P)とし、そのn番目(n=1,2,・・・,N)の実績データに関するラベルの値をlp,nと表記する。
ラベルLpについては、条件(入力変数Xmの各値xm,n)が近い実績データほどその値lp,nが近くなるように予め定められる。例えば、実績データの数n=3、ラベルの数p=2であったとする。そして、1つ目(n=1)の実績データ1についての2個のラベルの値(ラベル列)として(l1,1,l2,1)=(1,1)が与えられ、n=2の実績データ2のラベル列として(l1,2,l2,2)=(1,1)が与えられ、n=3の実績データ3のラベル列として(l1,3,l2,3)=(1,2)が与えられていたとする。この場合、実績データ1と実績データ2とは2個のラベルL1,L2の値がともに同一、すなわちデータ区分が同一であり、その条件が近いことを意味する。一方、実績データ3は、実績データ1および実績データ2とラベルL1の値は同一であるが、ラベルL2の値が異なるためデータ区分は別となり、その条件がやや異なる(詳細にはラベルL2に関連する条件が異なる)ことを意味する。例えば、前述の仕上圧延プロセスの例では、圧延材の幅等の寸法や鋼種等をラベルとして用いることができる。
なお、本実施の形態では、実績データのデータ区分を表すためにラベルを用いるが、これに限定されるものではない。例えば、M個の入力変数Xmの各値xm,nと出力変数Yの値ynとを対応付けたものを実績データとし、各実績データをデータ区分毎のテーブルに蓄積するようにして実績DB6に保存しておくことでも実現できる。この場合には、各テーブルに対し、該当するテーブルに蓄積された実績データのデータ区分、すなわちラベルLpの各値lp,nに相当する識別子を付しておく。そして、以下説明する結果予測処理では、ラベルLpの各値lp,nに替えてこの識別子を参照するようにすればよい。
図3は、装置本体2が行う結果予測処理の処理手順を示すフローチャートである。また、図4は、実績データ保存処理の処理手順を示すフローチャートである。装置本体2は、図3および図4の処理手順に従って結果予測処理および実績データ保存処理を行うことで結果予測方法を実施する。なお、ここで説明する処理は、装置本体2において、演算処理部20がROM30に格納された結果予測プログラム31を読み出して実行することで実現できる。
先ず、結果予測処理について説明する。この結果予測処理では、図3に示すように、装置本体2は、計算指示装置5から計算開始指示が通知されるまでの間待機状態となる(ステップS1:No)。そして、計算開始指示が通知されると(ステップS1:Yes)、先ず、演算処理部20のデータ取得部21が、実績DB6から図2に示して説明したN個の実績データを実績データテーブルXDとして読み込む(ステップS3;データ取得ステップ)。また、データ取得部21は、計算指示装置5から要求点データXrを読み込む(ステップS5)。また、データ取得部21は、入力装置3を介して実績データ数閾値NMIN、ばらつき閾値σMIN m(m=1,2,・・・,M)、およびマハラノビス距離閾値LMINの各値の入力操作を受け付け、入力された各値を読み込む(ステップS7)。
図5は、ステップS5で読み込まれる要求点データXrのデータ構成例を示す図である。図5に示すように、要求点データXrは、結果予測処理で結果を予測する要求条件に相当するM個の入力変数Xmの各値xm,rと、そのデータ区分を表すP個のラベルLpの各値lp,rとが対応付けられたデータテーブルである。以下、この要求点データXrの入力変数Xmの各値xm,rを要求条件xm,rと表記する。
図3に戻り、続いて、結果予測部23がステップS9〜S15の処理を行い、要求条件xm,rにおける結果を予測する。すなわち、結果予測部23は、先ず、実績データテーブルXDから要求点データXrとデータ区分が同一の実績データ(対象実績データ)を抽出実績データテーブルXHとして抽出する(ステップS9;対象データ抽出ステップ)。具体的には、結果予測部23は、実績データテーブルXDの実績データの中から、そのP個のラベルLpの各値(ラベル列)lp,nが要求点データXrのP個のラベルLpの各値(ラベル列)lp,nと等しい対象実績データを実績データテーブルXDから抽出する。ここで、抽出した対象実績データの数をH個とする。
図6は、抽出実績データテーブルXHのデータ構成例を示す図である。この抽出実績データテーブルXHは、実績データテーブルXDすなわち図2に示した実績DB6と同様のデータ構成を有するものであり、出力変数の項目名称をY、M個の入力変数の項目名称をXmとするH個の対象実績データが設定される。これらH個の対象実績データのラベルLpは、その全ての値lm,hが要求点データXrのラベルLpの各値lp,rと一致する。
続いて、結果予測部23は、抽出実績データテーブルXHとして抽出したH個の対象実績データの出力変数Yの値yhおよびM個の入力変数Xmの各値xm,hを用いて回帰計算を行い、要求条件xm,rにおける結果を予測するための回帰式として、次式(1)に示す局所多項式を重み付き最小二乗法により算出する(ステップS11;結果予測ステップ/結果再予測ステップ)。次式(1)において、yrは、要求条件xm,rについて予測される予測結果、すなわち、要求条件xm,rに対応する出力変数Yの予測値である。また、局所多項式の各パラメータam(m=1,2,・・・,M)は、要求条件xm,rが予測結果yrの変化量に与える寄与度と考えることができる。ここでの処理の結果、要求条件xm,rにおける予測結果yrが求まる。
Figure 0005979066
ここで、重み付き最小二乗法とは、入力変数Xmの各値xm,hが要求条件xm,rに近い対象実績データを重要視する回帰計算のことであり、具体的な計算方法としては、参考文献に記載の公知技術を用いることができる(参考文献:みんなのためのノンパラメトリック回帰(上)第3版/竹澤邦夫,吉岡書籍,2007)。
続いて、結果予測部23は、ステップS11で行った回帰計算の信頼性を判定する(信頼性判定ステップ)。例えば、結果予測部23は、次の信頼性判定条件1,2,3を全て満足する場合に信頼性が高く、いずれか1つでも満足しない場合には、信頼性が低いと判定する。
信頼性判定条件1の判定は、次のようにして行う。すなわち、対象実績データ数Hが最小データ数である実績データ数閾値NMIN以上である場合、または、対象実績データ数Hが実績データテーブルXDの実績データの数Nと等しい場合に、信頼性判定条件1を満足すると判定する。対象実績データを要求条件と同一データ区分の実績データに絞って回帰計算を行うことは、要求条件における結果を予測するのに適切な実績データのみを用いて結果を予測できる効果が得られる一方で、実績DB6に保存されている要求条件と同一データ区分の実績データの数が少ない場合もあるため、このような場合には、結果の予測精度が大きく低下し得るからである。なお、対象実績データ数Hが実績データ数閾値NMIN未満の場合であっても、実績データの数Nと等しい場合には、実績DB6に別の実績データが存在しないため、信頼性判定条件1を満足することとする。
信頼性判定条件2の判定は、次のようにして行う。すなわち、入力変数Xm毎に、各対象実績データの値xm,hの標準偏差σm(m=1,2,・・・,M)を求める。そして、求めた各入力変数Xmの値xm,hの標準偏差σmがばらつき閾値σMIN m以上の場合に、信頼性判定条件2を満足すると判定する。この標準偏差σmが小さく、回帰計算に用いる対象実績データのばらつきが少ないと、結果の予測精度が大きく低下し得るからである。
信頼性判定条件3の判定は、次のようにして行う。すなわち、各対象実績データと要求点データXrとのマハラノビス距離を求める。そして、求めたマハラノビス距離がマハラノビス距離閾値LMIN以下の場合に、信頼性判定条件3を満足すると判定する。マハラノビス距離とは、要求条件xm,rと対象実績データとのばらつきを考慮した距離のことであり、ばらつきが大きい方向ほど距離が短くなる。このマハラノビス距離が長く、回帰計算に用いる対象実績データに偏りがあると、回帰計算は外挿域を予測することになり、結果の予測精度が大きく低下し得るからである。換言すれば、マハラノビス距離が短い場合に信頼性が高いと判定することによって、内挿域で行われた回帰計算で得た予測結果を採用することができるので、予測精度の向上が可能となる。
そして、結果予測部23は、前述の信頼性判定条件1,2,3のいずれか1つを満足せず、回帰計算の信頼性が低い場合には(ステップS13:No)、ステップS15に移行する。すなわち、ステップS15では、結果予測部23は、実績データテーブルXDとして抽出した実績データの中から、対象実績データのラベルLpの各値lm,hとのハミング距離が1であり、対象実績データとデータ区分が類似する実績データを抽出し、抽出した実績データを抽出実績データテーブルXHに追加することで対象実績データを更新する(対象データ更新ステップ)。このとき、対象実績データ数Hについても、追加した実績データの数を加算して更新しておく。
ここで、ハミング距離とは、与えられる2つのラベル列(A1,・・・,AP),(B1,・・・,BP)から、次式(2)に従って算出される距離のことをいう。
Figure 0005979066
このようにして対象実績データを更新したならば、ステップS11に戻って上記した処理を繰り返す。この結果、回帰計算の信頼性が高いと判定されるまでの間、対象実績データの更新および更新後の対象実績データを用いた要求条件における結果予測が繰り返される。
一方、上記信頼性判定条件1,2,3の全てを満足しており、回帰計算の信頼性が高い場合には(ステップS13:Yes)、続いて結果出力部25が、ステップS11で得られた予測結果を計算指示装置5および出力装置4に出力し(ステップS17)、本処理を終える。ここでの処理は、ステップS11で求めた予測結果yrを出力することで行ってもよいし、パラメータamの各値を予測結果として出力するようにしてもよい。なお、ここで出力された予測結果は、適宜出力装置4にモニタ表示されて提示される。また、計算指示装置5は、装置本体2から入力された予測結果を用いた処理を適宜行う。例えば、最終的に求めたい所望の値を求めるための値を結果として予測する場合において、予測結果を用いて前述の所望の値を求めるといった処理である。
次に、実績データ保存処理について説明する。この実績データ保存処理では、図4に示すように、装置本体2は、外部装置等から結果予測装置1に伝送バス7を介して新たな実績データXQが入力されるまでの間待機状態となる(ステップS21:No)。そして、新たな実績データXQが入力された場合には(ステップS21:Yes)、装置本体2の実績データ保存処理部27が、先ず、実績DB6に保存・蓄積されているN個の実績データを読み込む(ステップS23)。
続いて、実績データ保存処理部27は、ステップS25として、先ず、読み込んだN個の実績データの中から、新たな実績データXQとデータ区分が同一の実績データをデータテーブルXWとして抽出する。そして、実績データ保存処理部27は、このデータテーブルXWの実績データを用い、次式(3)に従って新たな実績データXQが正常データか否かを判定する。すなわち、新たな実績データXQの入力変数Xmの各値が、実績データXQと同一データ区分の実績データであって既に実績DB6に保存されている実績データの入力変数Xmの各値の平均値から大きく外れている場合には、この実績データXQは過去の実績で得られた結果の傾向から著しく外れており、ノイズを多く含んだ予測に不適切な実績データと考えられる。したがって、このような実績データXQは実績DB6に保存しないようにする。ここで、次式(3)において、XQ mは、新たな実績データXQの入力変数Xmの各値を表す。Xm,aveは、データテーブルXWとして抽出した実績データの入力変数Xmの各値の平均値である。Xm,σは、データテーブルXWとして抽出した実績データの入力変数Xmの各値の標準偏差である。また、パラメータkは、任意の正の実数としてよいが、実用上は1〜5の値とするのが望ましい。
Figure 0005979066
そして、実績データ保存処理部27は、上記式(3)を満足する場合には新たな実績データXQを正常データと判定し(ステップS27:Yes)、実績DB6に保存して蓄積する(ステップS29)。その後、当該新たな実績データXQについての実績データ保存処理を終える。一方、実績データ保存処理部27は、上記式(3)を満足しない場合には新たな実績データXQを異常データと判定し(ステップS27:No)、実績DB6に保存せずに、当該新たな実績データXQについての実績データ保存処理を終える。
以上説明したように、本実施の形態によれば、要求条件のデータ区分と同一のデータ区分を対象区分とし、対象区分の実績データを対象実績データとして用いて要求条件における結果を予測することとした。これによれば、要求条件における結果を予測するのに適切な実績データに絞り込んで対象実績データとし、この対象実績データを用いて回帰計算を行って結果を予測することができるので、予測に要する時間を低減することができる。また、回帰計算の信頼性を判定し、信頼性が低い場合には、対象区分を類似のデータ区分に変更することで対象実績データを追加して再度回帰計算を行い、要求条件における結果を予測することとした。これによれば、信頼性が低い場合には、回帰計算に用いる対象実績データをばらつかせることで回帰計算の信頼性の向上を図ることができ、要求条件における結果を精度よく予測することが可能となる。
また、新たな実績データが結果予測装置1に入力された場合には、新たな実績データがノイズを多く含んだ異常データかどうかを判定し、正常データのみを実績DB6に保存し、異常データは実績DB6に保存しないようにすることができる。これによれば、要求条件における結果の予測に異常データを用いることがなくなり、予測精度をより一層向上させることができる。
なお、上記した実施の形態では、要求条件における結果を予測した後でその回帰計算の信頼性を判定することとした。そして、信頼性が低いと判定された場合に、対象区分を類似の区分を含む区分に変更することで対象実績データを追加し、要求条件における結果予測を再度行うこととした。これに対し、信頼性の判定は、結果予測を行う前に行うこととしてもよい。具体的には、図3のステップS9で対象実績データを抽出した後、要求点データや対象実績データをもとに信頼性判定条件1,2,3を判定するようにしてもよい。そして、信頼性判定条件1,2,3を満足するまで対象実績データの更新を繰り返し行うことで、信頼性の高い回帰計算を行い得る対象実績データをステップS11での結果予測の前に決定するようにしてもよい。この場合には、ステップS11の処理の後で行うステップS13〜S15の処理は不要となるので、要求条件における結果を予測する回帰計算は1度行えばよい。
(実施例1)
以上説明した結果予測装置1の仕上圧延プロセスへの具体的な適用例を示す。図7は、結果予測装置1を適用した圧下量制御装置100の全体構成例を示す模式図である。この圧下量制御装置100は、仕上圧延プロセスにおいて熱間仕上圧延工程を実施する仕上圧延機201で圧延材200を熱間仕上圧延する際の圧延荷重を予測し、予測結果をもとに圧延材200に対する圧下量を制御するものである。図7に示すように、圧下量制御装置100は、圧延荷重予測装置101と、入力装置102と、出力装置103と、圧下設定計算装置104と、実績操業DB105とが伝送バス106を介してデータの送受可能に接続されて構成される。この圧下量制御装置100において、圧延荷重予測装置101が図1の装置本体2に対応し、圧下設定計算装置104が図1の計算指示装置5に対応し、実績操業DB105が図1等の実績DB6に対応する。
仕上圧延機201は、圧下装置202と、圧延機203と、荷重計204とを含み、熱間仕上圧延工程の前段までの工程を終えて随時搬送される圧延材200の熱間仕上圧延を行う。ここで、圧下装置202は、圧下設定計算装置104から入力された圧下量に従って圧延機203を動作させる。このようにして圧延機203が動作することで圧延材200に付加した圧力は荷重計204によって計測され、計測値である圧延荷重の値が伝送バス106を介して圧下量制御装置100に入力される。
圧下設定計算装置104は、圧延機203を介して圧延材200を所望の圧力で圧延するための圧下量を算出し、算出した圧下量を圧下装置202に出力することで圧下量の制御指令を行う。具体的には、圧下設定計算装置104は、圧下量の算出に先立って圧延荷重予測装置101に計算開始指示を通知するとともに要求条件を設定した要求点データを出力する。そして、この計算開始指示に応答して後述のように圧延荷重予測装置101が結果予測した圧延荷重の値を用いて圧下量を算出する。
実績操業DB105は、過去に実施した熱間仕上圧延工程で得られた実績データを蓄積したデータベース(DB)である。本例では、実績操業DB105は、条件である入力変数の各値を圧延材の入側厚さ、圧下量、圧延材の添加成分量、圧延ロール回転速度、圧延材にかかる張力、および圧延材温度の各値とし、結果である出力変数の値を圧延荷重とし、ラベルの各値を圧延材の出側厚さ、圧延材の幅、および圧延材の鋼種の各値とした実績データが保存・蓄積される。
圧延荷重予測装置101は、図3の処理手順に従って結果予測処理を行い、圧下設定計算装置104から読み込んだ要求点データをもとに要求条件における結果(圧延荷重の値)を予測して圧下設定計算装置104に出力する。上記したように、圧下設定計算装置104は、圧延荷重予測装置101が予測した結果である圧延荷重の値を用いて圧下量を算出し、圧下装置202への制御指令を行うが、圧延荷重予測装置101による圧延荷重の予測精度が高ければ、圧下設定計算装置104による圧下量の算出精度も向上する。したがって、圧下装置202に対する圧下量の制御指令を適切に行うことができ、結果、圧下装置202が適切な圧下量で圧延機203を動作させることができるので、圧延条件に応じた所望の圧力を圧延材200に付加することが可能となる。
実施例1では、圧延荷重予測装置101において実際に図3の処理手順に従って結果予測処理を行い、予測結果を検証した。用いた実績データ数は「9200」とする。図8は、回帰計算に用いた対象実績データ数と圧延荷重予測誤差[%]との関係を示す図である。図8中に「◆」で示すプロットは、実際の操業で得た結果と、この操業に対して上記した実施の形態を適用して得た予測結果、すなわち、図3の処理手順に従って対象実績データを抽出・更新しながら行った予測結果との予測誤差の平均値を表す。また、各プロットから縦軸方向に沿ってのびる直線は誤差1σを表している。すなわち、図8において誤差の平均値を表す各プロットが0に近く、誤差1σを表す直線が短いほど結果の予測精度が高いことを意味する。検証の結果、図8に示すように、対象実績データ数を増やすほど予測精度が高くなる一方で、対象実績データ数を「300」以上に増やしても予測精度は変化しないことがわかった。これにより、結果予測処理によって対象実績データの抽出(絞込み)が適正に行えており、予測精度を低下させることなく予測に要する時間を低減できるといえる。
なお、実施例1では、圧延荷重を出力変数とし、所定の要求条件における圧延荷重の値を結果予測する場合について説明した。これに対し、圧延荷重を予測するための予測式として予め定められる荷重予測式の補正項を出力変数とし、結果予測するようにしてもよい。この場合には、圧延荷重予測装置101は、予測した圧延荷重の値を前述の荷重予測式に代入することで圧延荷重の予測値を算出し、圧下設定計算装置104に出力するようにしてもよい。
(実施例2)
実施例2では、圧延荷重予測装置101において、先ず図4の処理手順に従って実績データ保存処理を行い、その上で図3の処理手順に従って結果予測処理を行い、予測結果を検証した。また、比較のため、圧延荷重予測装置101において先ず、図4の実績データ保存処理の替わりに、入力される新たな実績データの全てを実績DB6に保存して蓄積する処理、すなわち、図4のステップS23〜S27の処理を行わずにステップS21で入力された新たな実績データをステップS29で実績DB6に保存する処理を行った。そしてその上で、図3の処理手順に従って結果予測処理を行い、予測結果を検証した。実施例2および比較例ともに、用いた実績データ数は「9200」とする。
図9は、実施例2において回帰計算によって求めた圧延荷重の予測値と、実測した圧延荷重の実績値との関係を示す図であり、図10は、比較例において回帰計算によって求めた圧延荷重の予測値と、実測した圧延荷重の実績値との関係を示す図である。各図において、縦軸は予測した圧延荷重(予測値)を指数化した値を表し、横軸は実績の圧延荷重(実績値)を同様の方法で指数化した値を表す。また、各図中に「◇」で示すプロットは1つのサンプルデータを表しており、各図中に示す直線上のプロットは予測値と実績値とが一致することを示し、直線との距離が近い程予測精度が高く、直線から離れるほど予測精度は悪くなる。
検証の結果、図9に示すように、実施例2では、図中の直線とプロットの各々との距離が全体的に近く、多くのプロットが直線近傍に分布している。一方、図10に示すように、比較例では、図中の直線から大きく離れたプロットが存在し、実績値を高精度に予測できない場合があった。また、実施例2および比較例の誤差の標準偏差を求めたところ、実施例2(図9)の誤差の標準偏差は5.2%であり、比較例(図10)の誤差の標準偏差7.1%よりも低かった。以上のように、図4の実績データ保存処理を行って正常データと判定した新たな実績データのみを実績DB6に保存して結果予測に用いることにより、実績値の予測精度をより一層向上させることができることがわかった。
1 結果予測装置
2 装置本体
20 演算処理部
21 データ取得部
23 結果予測部
25 結果出力部
27 実績データ保存処理部
30 ROM
31 結果予測プログラム
40 RAM
50 バス配線
3 入力装置
4 出力装置
5 計算指示装置
6 実績DB
7 伝送バス
100 圧下量制御装置
101 圧延荷重予測装置
102 入力装置
103 出力装置
104 圧下設定計算装置
105 実績操業DB
106 伝送バス
201 仕上圧延機
202 圧下装置
203 圧延機
204 荷重計
200 圧延材

Claims (6)

  1. 条件の値と該条件の値の下で過去に得られた結果とを組合せた実績データを、前記条件が属する区分と対応付けて保存するデータ保存手段と、
    結果を予測する要求条件の区分と同一区分を対象区分とし、該対象区分が対応付けられた前記実績データを対象実績データとして抽出する対象データ抽出手段と、
    前記対象実績データを用いて回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果予測手段と、
    前記回帰計算の信頼性を判定する信頼性判定手段と、
    前記信頼性判定手段によって前記回帰計算の信頼性が低いと判定された場合に、前記対象区分を該対象区分と類似の区分を含む対象区分に変更し、前記類似の区分が対応付けられた前記実績データを新たに前記対象実績データとして追加する対象データ更新手段と、
    前記変更後の前記対象区分の前記対象実績データを用いて再度回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果再予測手段と、を備え、
    前記信頼性判定手段は、前記対象実績データ数が所定の最小データ数以上である信頼性判定条件、前記対象実績データのばらつきが所定の閾値以上である信頼性判定条件、および前記要求条件と前記対象実績データとのばらつきを考慮した距離が所定の閾値以下である信頼性判定条件のいずれか1つを満足しない場合に前記信頼性が低いと判定することを特徴とする結果予測装置。
  2. 前記実績データが新たに得られた場合に、該新たな実績データの区分と同一区分が対応付けられた前記実績データの前記条件の平均値と前記新たな実績データの前記条件との差から前記新たな実績データが正常データか否かを判定し、正常データと判定した場合に前記新たな実績データを前記データ保存手段に保存する処理を行うデータ保存処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の結果予測装置。
  3. 前記対象データ更新手段は、前記対象区分とのハミング距離が1である区分を前記類似の区分として前記対象区分を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の結果予測装置。
  4. 前記結果は、鉄鋼製品の仕上圧延プロセスにおける圧延荷重であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の結果予測装置。
  5. 前記結果は、鉄鋼製品の仕上圧延プロセスにおける圧延荷重を予測するための荷重予測式の補正項であり、
    前記結果予測手段および前記結果再予測手段は、前記荷重予測式の補正項として前記結果を用い、前記圧延荷重の予測値を算出することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の結果予測装置。
  6. 条件の値と該条件の値の下で過去に得られた結果とが組合わされ、前記条件が属する区分が対応付けられた実績データを取得するデータ取得ステップと、
    結果を予測する要求条件の区分と同一区分を対象区分とし、該対象区分が対応付けられた前記実績データを対象実績データとして抽出する対象データ抽出ステップと、
    前記対象実績データを用いて回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果予測ステップと、
    前記回帰計算の信頼性を判定する信頼性判定ステップと、
    前記信頼性判定ステップで前記回帰計算の信頼性が低いと判定された場合に、前記対象区分を該対象区分と類似の区分を含む対象区分に変更し、前記類似の区分が対応付けられた前記実績データを新たに前記対象実績データとして追加する対象データ更新ステップと、
    前記変更後の前記対象区分の前記対象実績データを用いて再度回帰計算を行い、前記要求条件における結果を予測する結果再予測ステップと、を含み、
    前記信頼性判定ステップは、前記対象実績データ数が所定の最小データ数以上である信頼性判定条件、前記対象実績データのばらつきが所定の閾値以上である信頼性判定条件、および前記要求条件と前記対象実績データとのばらつきを考慮した距離が所定の閾値以下である信頼性判定条件のいずれか1つを満足しない場合に前記信頼性が低いと判定するステップを含むことを特徴とする結果予測方法。
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