JP5974289B2 - 熱電変換素子及び熱電変換モジュール - Google Patents

熱電変換素子及び熱電変換モジュール Download PDF

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Description

本発明は、熱電変換素子及び熱電変換モジュールに関する。
熱電変換素子を用いた熱電変換モジュールが、近年、注目されている。熱電変換モジュールの一例は、図6に示される(特許文献1を参照)。図6の熱電変換モジュール600では、p型熱電変換素子50とn型熱電変換素子60とが、電極70を介して直列に接続され、複数のpn素子対が形成されている。pn素子対の一方の端面にはセラミック基板80が、pn素子対の他方の端面にはセラミック基板90が配置されている。セラミック基板80を加熱し、セラミック基板90を冷却することで発電を行う。図6における紙面上方から下方に向かう矢印は、加熱/冷却による熱の流れを示す。発生した電気は、一対の電流導入端子15および15’から取り出される。
このとき、p型熱電変換素子50とn型熱電変換素子60との短絡を防止する必要がある。短絡を防止するためには、十分な素子間隔をとる必要があり、この素子間隔が熱電変換モジュール600の高密度化を妨げ、単位面積当たりの出力密度を低下させる。
これに対して、以下に示す熱電変換モジュールが提案されている(特許文献2を参照)。図7(a)に示されるように、p型熱電変換素子50およびn型熱電変換素子60がガラス40で被覆されているので、熱電変換素子同士の短絡が防止される。よって、p型熱電変換素子50およびn型熱電変換素子60を高密度に配列した熱電変換モジュールを得ることができる。なお、p型熱電変換素子50、n型熱電変換素子60、電極70は図7(b)に示されるように半田30で接合されている。図7(b)は、図7(a)のA部を拡大した模式図である。
特開平11―261119号公報 特開2005−294568号公報
しかしながら、前記従来の構成では次のような課題があった。ガラス40は、半田30に対する濡れ性が悪い。このため、図7(b)に示されるように、ガラス40で半田30がはじかれることで、半田30の濡れ広がる領域が規制され、半田30が濡れ広がらない領域に空間が発生する。この空間には空気が存在することになり、空気は半田30に比べて熱伝導率が小さいため、図7(a)のセラミック基板80からの熱がp型熱電変換素子50及びn型熱電変換素子60の端部に伝わりにくくなり、熱電変換モジュール全体の熱の利用効率が低下する場合があった。
一方で、半田30の濡れ広がる面積を増大させると、短絡が発生する場合があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、短絡の発生を防止しつつ半田の濡れ広がる面積を増大させることで、熱伝導による熱利用効率を向上できる熱電変換素子及び熱電変換モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の熱電変換素子は、熱電変換部材の対向する2つの側面を露出するように配置した絶縁部材と、前記熱電変換部材の頂面に半田を介して接合された電極と、を備え、前記熱電変換部材の頂面側から前記熱電変換部材を見た際に、前記電極は、前記側面のうち露出した側面が位置する方向である第1方向に延在して設けられ、前記半田は、前記第1方向と前記電極の面内で直交する第2方向の長さよりも前記第1方向に長く延在するフィレット形状を有し、前記電極は、前記第2方向における幅が前記頂面の前記第2方向における幅よりも狭い第1領域と、前記第2方向における幅が前記頂面の前記第2方向における幅よりも広い第2領域とを有し、前記第1領域は、前記頂面の直上に位置することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、絶縁部材の配置とフィレット形状とを工夫することで、熱利用効率の良い熱電変換素子及び熱電変換モジュールを得ることができる。
本発明の実施の形態1における熱電変換素子の模式図 本発明の実施の形態1における熱電変換素子の製造工程を示す模式図 本発明の実施の形態1における熱電変換モジュールの模式図 本発明の実施の形態1における熱電変換素子における接続電極の模式図 本発明の実施の形態1における熱電変換素子における絶縁部材の模式図 従来の熱電変換モジュールの例を示す模式図 従来の熱電変換モジュールの他の例を示す模式図
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における熱電変換素子100の模式図である。
図1において、熱電変換素子100は、熱電変換部材101と、この熱電変換部材101を挟持するように配置される2枚の平行な絶縁部材102と、を具備する。ここでは、熱電変換部材101の4側面のうち、対向する2側面が露出するように、絶縁部材102が配置されている。
この熱電変換素子100を製造する工程について、図2を参照して説明する。
まず、図2(a)のように、耐熱性絶縁材料103で構成される中空筒状のモールドを準備する。耐熱性絶縁材料103はガラス、特に耐熱ガラス(SiOとBを混合したホウケイ酸ガラスの一種で、熱膨張率は約3×10−6/K程度の材料)で構成される。耐熱性絶縁材料103の寸法を、例えば、全長Lを1000mm、外径d1と肉厚d2をそれぞれ、34mm、2mmとする。
次に、図2(a)の耐熱性絶縁材料103の一端をバーナーで溶かして閉塞させる(図2(b))。
その後、粉体化または微小チップ化された熱電変換部材101を、閉塞された一端とは反対の他端から筒104を介して耐熱性絶縁材料103の内部へ充填する(図2(c))。熱電変換部材101には、物質固有の定数であるゼーベック係数αと比抵抗ρと熱伝導率Kによって表される性能指数Z(=α/ρK)が大きな材料が用いられる。本実施の形態においては、熱電変換部材101に、BiTe系材料を採用している。熱電変換部材101としては、鉛・テルル系やシリコン・ゲルマニウム系でも良い。
そして、内部を減圧した後、耐熱性絶縁材料103の他端をバーナーで閉塞する(図2(d))。
その後、熱電変換部材101の充填された耐熱性絶縁材料103の全周面をヒーター106で加熱する。例えば、約700℃で、約30分間加熱する(図2(e))。
次いで、図2(f)のように、耐熱性絶縁材料103の下方のヒーター106を耐熱性絶縁材料103の上方に向けてゆっくりと移動させることで、加熱領域を一定速度で移動させ、いわゆる一方向凝固を実施する。ヒーター106の移動速度は、例えば25〜30mm/h程度である。この一方向凝固により熱電変換部材101の結晶方位を一方向に揃えてインゴット化を図る。
その後、耐熱性絶縁材料103から熱電変換部材101のインゴットを取り出し、このインゴットから所望の厚さの板状の熱電変換部材101が切り出される(図2(g))。このとき、円柱状の熱電変換部材101としてもよいが、高密度配置を実現するために角柱状に熱電変換部材101を切り出すことが望ましい。
そして、板状にスライスされた熱電変換部材101の主面の両面に絶縁部材102の板を接着剤で貼り付け、サンドイッチ構造とし、図2(h)中の破線に沿って所定の長さに切断する。このとき、切断工具または条件を適切に選択することで、熱電変換部材101及び絶縁部材102を所望の形状に形成できる。このように、熱電変換部材101に絶縁部材102を配置した熱電変換素子100が製造される(図2(i))。この熱電変換素子100は、熱電変換モジュールを形成するために、熱電変換部材101の頂面に表面処理層107を形成する。この表面処理層107の詳細は後述する。
なお、熱電変換部材101を円柱状とした場合は、絶縁部材102の配置された2つの領域と、絶縁部材102が配置されずに露出した2つの領域とで4側面が定義される。
このように形成された熱電変換素子100を複数個組み合わせることで、図3(a)に示される熱電変換モジュール300が構成される。
図3(a)の熱電変換モジュール300は、前述の熱電変換部材101に適当なドーパントを添加して得られたp型熱電変換部材301とn型熱電変換部材302とを用いた熱電変換素子100を複数個集結させて、p型熱電変換部材301とn型熱電変換部材302とを電極の一例である接続電極303で直列に接続したものである。ここでは、熱電変換部材101の代わりに、p型熱電変換部材301やn型熱電変換部材302を用いたものも、熱電変換素子100として説明する。
なお、p型熱電変換部材301を得るためのドーパントとしては、例えばSbが挙げられる。このドーパントの添加されたp型熱電変換部材301は、例えば「Bi0.5Sb1.5Te」の組成式で表される。一方、n型熱電変換部材302を得るためのドーパントとしては、例えばSeが挙げられる。このドーパントの添加されたn型熱電変換部材302は「BiTe2.7Se0.3」の組成式で表される。
ここで、熱電変換素子100の構造的特徴について、図3(b)(c)を用いて説明する。図3(b)は、図3(a)のA線による仮想断面におけるX部を示した模式図である。図3(c)は、図3(a)のB線による仮想断面におけるX部を示した模式図である。
図3(b)に示すように、柱状のp型熱電変換部材301の両側面に絶縁部材102を平行に配置し、p型熱電変換部材301の頂面に表面処理層107を形成して、その上部に半田304と接続電極303とを配置する。これにより、接続電極303の延在する方向(第1方向)と接続電極303の面内で直交する方向(第2方向)に半田304がフィレット形状を形成しつつ、その濡れ広がりを絶縁部材102で規制でき、p型熱電変換部材301が隣接する他のp型熱電変換部材301と短絡するのを抑制できる。また、半田304にフィレット形状が形成されるため、より強固な接合が可能となり、デバイスとしての信頼性を高めることができる。
これらの構成の具体的な構造は、絶縁部材102の頂面の高さとp型熱電変換部材301の頂面の高さを等しくする。そして、表面処理層107には、半田304に対する濡れ性の高い材料を採用し、具体的には、ニッケル、クロム、タングステン等を採用する。表面処理層107はメッキにより形成される。このとき、表面処理層107の厚みは、5μm以上10μm以下とすると、半田304が表面処理層107の全体を覆い、かつ、絶縁部材102と半田304とが接するように配置できる。この場合、表面処理層107と半田304との間にクラックが進展しにくくなり、両者の剥離を防止し、接合信頼性を向上できる。
一方、図3(c)に示すように、接続電極303の延在する方向(第1方向)に対しては、絶縁部材102を配置しない。言い換えると、p型熱電変換部材301の4側面のうち、n型熱電変換部材302と対向する側面が露出するように絶縁部材102が配置される。これにより、半田304が接続電極303の延在する方向に濡れ広がりつつフィレット形状を形成する。この方向には、半田304の濡れ広がりは絶縁部材102で阻害されないため、絶縁部材102の配置された方向(第2方向)よりも、接続電極303の延在する方向により長く、半田304のフィレット形状が形成される。例えば、フィレット形状の第1方向への長さは、第2方向の1.5倍である。半田304は、熱伝導率が良いために、半田304の濡れ広がる面積が大きい程、熱の利用効率が向上する。また、半田304による接合面積が大きくなるため、デバイスとしての信頼性も向上する。このように、熱利用効率の良い熱電変換素子100を実現できる。なお、本例ではn型熱電変換部材302の4側面のうち、p型熱電変換部材301と対向する側面が露出するように絶縁部材102が配置される。
ここでは、表面処理層107と半田304の濡れ角が90度未満となり、かつ、絶縁部材102と半田304との濡れ角が90度以上である必要がある。本実施の形態では、表面処理層107をニッケル、絶縁部材102をガラスとする。なお、絶縁部材102には、耐熱性(半田304の溶融温度である250〜260℃に耐える)が求められるため、アルミナ等のセラミックを用いても良い。但し、絶縁部材102の熱伝導率は低い方がp型熱電変換部材301又はn型熱電変換部材302中の紙面上下方向への熱の移動を抑制でき、各素子の両端部での温度差を大きく保つことが可能なため、絶縁部材102にはガラスを採用することが好ましい。また、接続電極303には、銅や銀が採用され、これらは半田304の濡れ性が高い。
このような構造の熱電変換素子100を複数個、実装することで、図3(a)の熱電変換モジュール300が構成される。これにより、熱利用効率の良い熱電変換モジュールを実現できる。
なお、熱電変換素子100の接続電極303を、図4(a)に示す接続電極401のような形状として熱電変換素子400を構成してもよい。図4(a)は、p型熱電変換部材301で構成される熱電変換素子400をp型熱電変換部材301の頂面方向から見た模式図である。接続電極401は、幅の狭い第1領域401aと幅の広い第2領域401bとを備える。この第1領域401aの幅は、p型熱電変換部材301の頂面の幅(接続電極401の延在する方向と直交する方向における幅)よりも狭く、かつ、p型熱電変換部材301の頂面の真上に位置する。一方、第2領域401bの幅は、p型熱電変換部材301の頂面の幅よりも広く、かつ、このp型熱電変換部材301の頂面の真上には位置しない。このような接続電極401を用いることで、接続電極401とp型熱電変換部材301との位置決めを高精度に実現し、信頼性の高い熱電変換素子400を提供できる。
図4(b)を用いて、高精度な位置決めを実現できるメカニズムについて説明する。絶縁部材102は半田304の濡れ性が悪く、その一方で、接続電極401は半田304の濡れ性が高い。このため、半田304には、接続電極401の延在する方向に濡れ広がろうとする引力が作用し、絶縁部材102からははじかれるように斥力が作用する。接続電極401は溶融した半田304上に実装された後に、半田304を固化することで接合されるが、図4(b)では、溶融した半田304の上に接続電極401が位置ずれを起した状態で実装された場合を示している。この状態では、半田304は接続電極401に沿って濡れ広がろうとする。すると、半田304の濡れ広がろうとする下方(紙面奥行き方向)には、絶縁部材102が配置されているため、半田304は、矢印Aの方向に斥力を受ける。この作用により、半田304はp型熱電変換部材301の頂面内に収まるように移動する。半田304の移動に伴って、接続電極401もp型熱電変換部材の頂面の真上に位置するように移動する。接続電極401と半田304とには引力が作用するからである。これと同時に、半田304は、接続電極401の第2領域401bにも濡れ広がる。この第2領域401bの幅は、p型熱電変換部材301の頂面の幅よりも広いため、この第2領域401bに濡れ広がった半田304は、矢印Bの方向に斥力を受ける。この斥力に伴って、半田304の濡れ広がった第2領域401bも、矢印Bの方向に移動し、最終的に、p型熱電変換部材301の頂面上から排斥される。結果的に、図4(b)のように、接続電極401がずれた状態で実装された場合であっても、自動的に、接続電極401とp型熱電変換部材301との位置決めが高精度に実施され、図4(a)の状態のデバイス構造を得ることができる。
また、接続電極401に第2領域401bのように幅広の領域を設けることで、抵抗を下げ、デバイスの効率を向上させることができる。なお、接続電極401の形状としては、図示した形状に限られず、ひし形の形状でもよい。
また、熱電変換素子100は、図5(a)に示すような構成でもよい。図5(a)は、p型熱電変換部材301をその頂面側から見た模式図である。図5(a)のように、p型熱電変換部材301の頂面の幅よりも絶縁部材102の頂面の幅をtだけ広く構成する。この構成の熱電変換素子500を用いて熱電変換モジュールを形成する際、各p型熱電変換部材301の絶縁部材102同士が接触するように配置する。これにより、p型熱電変換部材301同士の短絡を防止しつつ、高密度な配置が可能となる。このとき、tの値を10μm以下とする。溶融した半田304(図4(a))を図5(a)のp型熱電変換部材301に塗布する際に15μm程度の半田ボールが生じることがあるが、この半田ボールよりもtの値を小さくすることで、半田ボールの混入を阻止して、素子間の短絡を防止することができる。
なお、図3(a)のY部、すなわち、熱電変換モジュール300の端部においては、図5(b)に示すように、p型熱電変換部材301における隣接する側面にそれぞれ絶縁部材102を設けた熱電変換素子550を配置する。図3(a)のY部においては、p型熱電変換部材301の頂面と底面とで、接合される接続電極303の延在方向が異なるため、図5(b)の様に熱電変換素子550を構成することが望ましい。これにより、半田401(図4(a))のフィレット形状を接続電極303の延在方向に沿って形成することができ、熱利用効率を高めることができる。
また、絶縁部材102は、空気に比べて熱伝導率が高いため、本実施の形態のように熱電変換部材101の2つの側面にのみ絶縁部材102を設けることで、熱電変換部材101の全周囲に絶縁部材102を配置する場合に比べて、熱電変換部材101の両端への熱の移動を防止でき、高い効率の熱電変換素子を提供できる。
なお、p型熱電変換部材301を用いて説明した箇所は、n型熱電変換部材302でも、熱電変換部材101でも同様である。
上記本構成によって、熱利用効率の高い熱電変換素子と、信頼性の高い熱電変換モジュールを実現することができる。
以上のように、本発明は、種々の技術分野で、熱を電気に変換することが必要になる場合に広く適用することが可能である。例えば、加熱炉の廃熱の利用時に、本発明を採用できる。
100、400、500、550、600 熱電変換素子
101 熱電変換部材
102 絶縁部材
107 表面処理層
300 熱電変換モジュール
301 p型熱電変換部材
302 n型熱電変換部材
303、401 接続電極
304 半田

Claims (5)

  1. 熱電変換部材の対向する2つの側面を露出するように配置した絶縁部材と、
    前記熱電変換部材の頂面に半田を介して接合された電極と、を備え、
    前記熱電変換部材の頂面側から前記熱電変換部材を見た際に、前記電極は、前記側面のうち露出した側面が位置する方向である第1方向に延在して設けられ、
    前記半田は、前記第1方向と前記電極の面内で直交する第2方向の長さよりも前記第1方向に長く延在するフィレット形状を有し、
    前記電極は、前記第2方向における幅が前記頂面の前記第2方向における幅よりも狭い第1領域と、前記第2方向における幅が前記頂面の前記第2方向における幅よりも広い第2領域とを有し、
    前記第1領域は、前記頂面の直上に位置することを特徴とする熱電変換素子。
  2. 前記頂面と前記半田との間に表面処理層が配置され、
    前記絶縁部材と前記熱電変換部材との高さは等しい請求項1記載の熱電変換素子。
  3. 前記表面処理層の厚みは、5μm以上10μm以下である請求項1又は2記載の熱電変換素子。
  4. 前記絶縁部材は、ガラスで構成される請求項1〜3のいずれか記載の熱電変換素子。
  5. p型熱電変換部材のn型熱電変換部材と対向する側面を露出するように配置した絶縁部材と、
    露出した前記側面の上方を通って前記p型熱電変換部材の頂面から前記n型熱電変換部材の頂面に到る電極と、
    前記p型熱電変換部材の頂面及び前記電極並びに前記n型熱電変換部材の頂面及び前記電極を接合する半田と、を備え、
    前記半田は、前記電極の延在する第1方向と前記電極の面内で直交する第2方向の長さよりも前記第1方向に長く延在するフィレット形状を有し、
    前記電極は、前記第2方向における幅が前記頂面の前記第2方向における幅よりも狭い第1領域と、前記第2方向における幅が前記頂面の前記第2方向における幅よりも広い第2領域とを有し、
    前記第1領域は、前記p型熱電変換部材の前記頂面の真上又は前記n型熱電変換部材の前記頂面の直上に位置することを特徴とする熱電変換モジュール。
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