JP5971471B2 - 歯車の粉体塗装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、歯車の表面を粉体塗料で塗装する方法に関する。
従来から、下記特許文献1に記載されているように、歯部が樹脂によって被覆された歯車は知られている。この樹脂被膜は、電着塗装又は吹き付け塗装により形成されている。なお、特許文献1には、被膜の厚み(塗膜厚)が均一であることが好ましいと記載されている。
また、例えば下記特許文献2及び特許文献3に記載されているように、被塗装物を粉体塗料で塗装する方法は知られている。特許文献2では、粉体塗料を流動させた流動槽内に、被塗装物を回転させながら浸漬している。また、特許文献3では、被塗装物を回転させておき、スプレーガンを用いて粉体塗料を被塗装物に吹き付けている。特許文献2及び特許文献3では、被塗装物の表面に均一に粉体塗料を付着させることにより、塗膜厚の均一化を図っている。
また、例えば下記特許文献4に記載されているように、塗膜表面の平滑性を向上させる方法は知られている。この方法は、被塗装物の表面に粉体塗料を付着させる塗着工程と、粉体塗料を溶融させる溶融工程と、溶融した粉体塗料を焼結及び乾燥させる焼き付け乾燥工程を含む。溶融工程及び焼き付け乾燥工程では、加熱炉内で被塗装物を回転させ、溶融した粉体塗料に遠心力を作用させて流動させることにより、塗膜表面の平滑性の向上を図っている。
特開2009−24831号公報 特開2002−153802号公報 特開2004−893号公報 特開2002−219407号公報
(発明が解決しようとする課題)
歯車を固定した状態で歯車の歯部を塗装した場合、塗料の自重、粘性、表面張力などの影響を受け、図6に示すように、歯底部の塗膜厚が厚くなり、歯先面と歯側面との境界部(以下、角部Aという)の塗膜厚が薄くなる傾向にある。すなわち、塗膜厚を均一化することが困難である。
特許文献2及び特許文献3に記載の方法によれば、粉体塗料の溶融工程及び焼き付け乾燥工程では被塗装物は固定されている。したがって、粉体塗料を被塗装物の表面に均一に付着させてあっても、粉体塗料の溶融工程及び焼き付け乾燥工程では、溶融して液状になった塗料がその自重、粘性、表面張力などの影響を受けるので、塗膜厚を十分に均一化することができない。
また、上記のように、特許文献4では塗膜表面の平滑性(鏡面光沢度)を向上させることを目的としており、塗膜厚を均一化することについては考慮されていない。また、溶融工程(特に、その初期段階)での被塗装物の回転速度が速い場合には、被塗装物の表面に付着した粉体塗料が飛散してしまい、塗膜厚が全体的に薄くなる虞があるが、特許文献4では溶融工程での被塗装物の回転速度については考慮されていない。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、歯車の粉体塗装方法であって、塗膜厚を均一にするとともに十分な塗膜厚を確保できる粉体塗装方法を提供することにある。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の各構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、粉体塗料を霧状に拡散させた雰囲気中で、歯車(10)をその歯車軸周りに所定の第1回転速度で回転させながら、粉体塗料を歯車の表面に付着させる塗料塗布工程と、粉体塗料を付着させた状態の歯車を歯車軸周りに前記第1回転速度よりも遅い所定の第2回転速度で回転させながら歯車の雰囲気温度を上昇させて粉体塗料を溶融させる溶融工程と、粉体塗料を溶融させた状態の歯車を歯車軸周りに前記第2回転速度よりも速い所定の第3回転速度で回転させながら歯車の雰囲気温度を上昇させて粉体塗料を定着させる焼き付け工程とを含むことにある。
なお、第1回転速度は、粉体塗料が歯車の表面に均一に付着する程度の速度である。また、第2回転速度は、塗料塗布工程で歯車の表面に付着した粉体塗料が飛散しない程度の速度である。また、第3回転速度は、溶融工程で溶融して液状になった塗料に遠心力を作用させ、歯底部側から歯先部側へ塗料の一部を流動させて歯車の歯面上の塗膜厚を均一化できる程度の速度である。
これによれば、塗料塗布工程では、粉体塗料を霧状に拡散させた雰囲気中で、第1回転速度で歯車をその歯車軸周りに回転させているので、前記雰囲気中における粉体塗料の分布が不均一であったとしても、歯車の表面に均一に粉体塗料を付着させることができる。また、溶融工程では、第2回転速度で歯車をその歯車軸周りに回転させているので、歯車の雰囲気温度の分布が不均一であったとしても、歯車を均一に加熱することができる。また、第2回転速度を、塗料塗布工程で歯車に付着した粉体塗料が飛散しない程度の速度に設定することにより、塗膜厚が全体的に薄くなることを防止できる。また、焼き付け工程では、第3回転速度で歯車を回転させることにより、前記溶融した塗料に遠心力を作用させて、歯底部側から歯先部側へ塗料を流動させ、塗膜厚を均一化することができる。
また、本発明の他の特徴は、溶融工程及び焼き付け工程では、歯車軸が水平方向(重力方向に垂直な方向)に延設されていることにある。歯車軸が鉛直方向(重力方向)に延設されている場合には、塗料がその自重により鉛直下方に流動するので、歯車軸方向の塗膜厚のバラつきが大きくなる。すなわち、鉛直方向上端部に比べて鉛直方向下端部の塗膜厚が厚くなる。これに対し、本発明によれば、歯車軸が水平方向に延設されているので、前記歯車軸方向の塗膜厚のバラつきを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る塗装方法によって塗装される歯車の斜視図である。 図1の歯車を塗装するための塗装装置の概略図である。 粉体塗料の温度と粘度との関係を示すグラフである。 塗膜厚の均一化を説明するための概念図である。 本方法で塗装された歯車の軸方向に垂直な断面を示す断面図である。 従来の方法で塗装された歯車の軸方向に垂直な断面を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る粉体塗装方法について説明する。まず、本方法により塗装される歯車10について説明する。歯車10は、図1に示すように、長尺状に形成されている。歯車10の歯は、それぞれ歯車軸方向に平行に形成されている。なお、本方法により塗装される被塗装物は、歯車10に限られず、どのような歯車であってもよい。
次に、歯車10の表面を塗装する塗装装置20について説明する。塗装装置20は、図2に示すように、歯車10の表面に粉体塗料を付着させる粉体塗料塗布装置30と、歯車10の表面に付着した粉体塗料を定着させる定着装置40を備える。
粉体塗料塗布装置30は、塗料塗布槽31、電動モータ32、コントローラ33、気体供給槽34、多孔質板35、ノズル36、電極37及び高電圧発生回路38を備える。
塗料塗布槽31はその軸方向が鉛直方向に沿った円筒状に形成されている。この塗料塗布槽31の内部に、粉体塗料が投入されている。本実施形態では、エポキシ樹脂の粉体とポリエステル樹脂の粉体とを混合したエポキシ‐ポリエステル粉体塗料を用いている。このエポキシ‐ポリエステル粉体塗料は、図3に示すように、その温度が上昇して120℃を越えると溶融し始め、その粘度が低下し、さらに温度が上昇して160℃を越えると焼結し始め、その粘度が急激に上昇する。また、塗料塗布槽31の外壁部には、電動モータ32が組み付けられている。電動モータ32の駆動軸32aは、その軸線方向が水平になるようにして、塗料塗布槽31内に挿入されている。駆動軸32aは、電気的に接地されている。電動モータ32は、その回転速度を制御するコントローラ33に接続されている。
気体供給槽34は塗料塗布槽31の下方に設けられている。気体供給槽34は、筒状の側面部及び底面部を有する有底円筒形状に形成されている。気体供給槽34の径は塗料塗布槽31の径と等しい。塗料塗布槽31と気体供給槽34との間に多孔質板35が配設される。したがって、多孔質板35は、塗料塗布槽31の底板を構成するとともに気体供給槽34の天板を構成する。多孔質板35には、塗料塗布槽31内の空間と気体供給槽34内の空間とを連通する複数の孔が形成されている。この孔の径は粉体塗料の粒径(例えば、50μm)よりも小さい。したがって、塗料塗布槽31内の粉体塗料がこの孔を経由して気体供給槽34に落下することはない。本実施形態において多孔質板35は、径が50μmよりも小さい孔が均一に形成された金属メッシュ(金網)である。
ノズル36は、その基端側にて図示しない加圧気体発生源に連通されている。ノズル36の先端には噴出口36aが形成されている。そして、噴出口36aが気体供給槽34の中心に位置するように、ノズル36が気体供給槽34内に挿入されている。本実施形態では、加圧気体発生源は、圧力が約0.01MPaの工場エアー(加圧エアー)である。この工場エアーをドライヤーに通して乾燥させたドライエアーをノズル36に供給してもよい。また、噴出口36aは、加圧エアーが気体供給槽34の底面(下面)に向かって噴出されるように、気体供給槽34内で下向きに配置されている。
気体供給槽34内には、電極37が配置されている。電極37は、高電圧発生回路38に接続されている。電極37には、高電圧発生回路38により高電圧(例えば、−60000V)が印加される。上記のように、多孔質板35の孔の径は粉体塗料の粒径よりも小さいので、気体供給槽34に加圧エアーが供給されない状態では、塗料塗布槽31に投入された粉体塗料は多孔質板35上に堆積している。この状態で電極37に高電圧を印加することにより、粉体塗料が負に帯電する。
定着装置40は、加熱炉41、電動モータ42及びコントローラ43を備える。加熱炉41は、断熱材で箱状に形成されたケース41aと、電力を供給されることにより発熱する発熱体41bを備える。ケース41aの外壁部には、電動モータ42が組み付けられている。電動モータ42の駆動軸42aは、その軸線方向が水平になるようにして、ケース41a内に挿入されている。電動モータ42は、その回転速度を制御するコントローラ43に接続されている。
次に、歯車10を粉体塗装する手順を説明する。
(準備工程)
まず、歯車10を塗料塗布槽31内に投入し、歯車軸と駆動軸32aの軸線方向が一致するようにして、歯車10を駆動軸32aに組み付ける。駆動軸32aは水平方向に延設されているので、歯車10が駆動軸32aに組み付けられた状態では、歯車軸も水平方向に延設されている。そして、コントローラ33を操作して、電動モータ32の回転速度を所定の第1回転速度に設定する。第1回転速度は、粉体塗料が歯車の表面に均一に付着する程度の速度であり、予備実験により決定される。本実施形態では、第1回転速度は500rpmである。
(塗料塗布工程)
次に、ノズル36の基端に連通された加圧気体発生源から加圧エアーをノズル36に供給する。ノズル36の噴出口36aが図2に示すように下方を向いているので、噴出口36aから噴出された加圧エアーは気体供給槽34の底面に衝突して径方向に一様に広がり、その後上昇する。そして、多孔質板35に形成されている孔部を経由して塗料塗布槽31内にその下部から加圧エアーが供給される。
塗料塗布槽31の下部から加圧エアーが供給されることにより、多孔質板35上に堆積していた粉体塗料が上方に吹き上げられて霧状に拡散される。上記のように、粉体塗料は負に帯電しており、歯車10は電気的に接地されている。したがって、粉体塗料は静電力により歯車10に引き寄せられて歯車10の表面に付着する。加圧エアーを供給開始してから所定の時間(例えば、16秒)が経過した後、気体供給槽34への加圧エアーの供給を停止させるとともに、コントローラ33を操作して、電動モータ32を停止させる。そして、歯車10を駆動軸32aから取り外す。この状態では、歯車10の表面に均一に粉体塗料が付着している。
(溶融工程)
次に、粉体塗料が表面に付着した歯車10をケース41a内に投入し、歯車軸と駆動軸42aの軸線方向が一致するようにして、歯車10を駆動軸42aに組み付ける。駆動軸42aは水平方向に延設されているので、歯車10が駆動軸42aに組み付けられた状態では、歯車軸も水平方向に延設されている。次いで、コントローラ43を操作して歯車10の回転速度を所定の第2回転速度に設定する。第2回転速度は、塗布工程で付着した粉体塗料が飛散しない程度の速度であり、予備実験により決定される。本実施形態では、第2回転速度は250rpmである。そして、発熱体41bに電力を供給して発熱させ、ケース41a内の温度を上昇させる。歯車10の表面温度を図示しない測定装置で測定し、その測定温度が130℃に達するまで歯車10を第2回転速度で回転させる。歯車10の表面温度が120℃を越えたあたりから粉体塗料が溶融し始め、歯車10の表面温度が130℃に達する頃には粉体塗料の流動性が高くなっている(図3参照)。この状態では、溶融して液状になった塗料は、その自重、粘性、表面張力などの影響を受け、歯車10の歯底部に溜まっており、角部A(図5参照)付近の塗膜厚は薄い。
(焼き付け工程)
歯車10の表面温度が130℃に達した時点で、コントローラ43を操作して歯車10の回転速度を所定の第3回転速度に設定する。第3回転速度は、溶融工程で溶融して液状になった塗料に遠心力を作用させ、歯底部側から歯先部側へ塗料の一部を流動させて歯車10の歯面上の塗膜厚を均一化できる程度の速度であり、予備実験により決定される。本実施形態では、第3回転速度は500rpmである。そして、歯車10の表面温度が160℃を越えると、溶融して液状になっていた塗料が焼結し始める(図3参照)。歯車10の表面温度が130℃を越えてから所定の時間(例えば、40分)が経過するまで歯車10を第3回転速度で回転させ、歯車10の表面に付着した塗料が完全に焼結した後、発熱体41bへの電力供給を停止するとともに、コントローラ43を操作して歯車10を停止させる。
上記の粉体塗装方法によれば、歯車10を塗料塗布槽31内でその歯車軸周りに第1回転速度で回転させながら、塗料塗布槽31内で粉体塗料を霧状に拡散させている。さらに、歯車10及び粉体塗料間に静電力を作用させている。したがって、塗料塗布槽31内における粉体塗料の分布が不均一であっても、歯車10が回転することにより歯車10の表面に均一に粉体塗料を付着させることができる。また、溶融工程及び焼き付け工程では、それぞれ第2回転速度及び第3回転速度で歯車10をその歯車軸周りに回転させているので、ケース41a内の温度分布(特に歯車10の周囲の温度分布)が不均一であっても、歯車10が回転することにより、歯車10の表面を均一に加熱することができる。また、第2回転速度は、塗料塗布工程で歯車10に付着した粉体塗料が溶融工程で飛散しない程度の速度に設定されているので、塗膜厚が全体的に薄くなることを防止できる。また、焼き付け工程において第3回転速度で歯車10を回転させることにより、歯底部に溜まっていた塗料の一部を角部A付近に流動させて歯面上の塗膜厚を均一化することができる(図4及び図5参照)。なお、図4では、歯車10を回転させずに塗料を定着させたときの塗膜を実線で示し、歯車10を回転させながら塗料を定着させたときの塗膜を破線で示している。
また、溶融工程及び焼き付け工程で、歯車10の歯車軸が鉛直方向に延設されている場合には、塗料がその自重により鉛直下方に流動するので、歯車軸方向の塗膜厚のバラつきが大きくなる。すなわち、鉛直方向上端部に比べて鉛直方向下端部の塗膜厚が厚くなる。これに対し、本実施形態によれば、溶融工程及び焼き付け工程では歯車10の歯車軸が水平方向に延設されているので、前記歯車軸方向の塗膜厚のバラつきを抑制することができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、第1乃至第3回転速度は、歯車10の形状や大きさ、粉体塗料の各種特性などに応じて変更可能である。また、塗料塗布工程では、歯車10を歯車軸周りに回転させながら、スプレーガンを用いて粉体塗料を歯車10に吹き付けるようにしてもよい。
10・・・歯車、20・・・塗装装置、30・・・粉体塗料塗布装置、31・・・塗料塗布槽、32・・・電動モータ、32a・・・駆動軸、33・・・コントローラ、34・・・気体供給槽、35・・・多孔質板、36・・・ノズル、36a・・・噴出口、37・・・電極、38・・・高電圧発生回路、40・・・定着装置、41・・・加熱炉、41a・・・ケース、41b・・・発熱体、42・・・電動モータ、42a・・・駆動軸、43・・・コントローラ、A・・・角部

Claims (2)

  1. 粉体塗料を霧状に拡散させた雰囲気中で、歯車をその歯車軸周りに所定の第1回転速度で回転させながら、前記粉体塗料を前記歯車の表面に付着させる塗料塗布工程と、
    前記粉体塗料を付着させた状態の前記歯車を前記歯車軸周りに前記第1回転速度よりも遅い所定の第2回転速度で回転させながら、前記歯車の雰囲気温度を上昇させて前記粉体塗料を溶融させる溶融工程と、
    前記粉体塗料を溶融させた状態の前記歯車を前記歯車軸周りに前記第2回転速度よりも速い所定の第3回転速度で回転させながら、前記歯車の雰囲気温度を上昇させて前記粉体塗料を定着させる焼き付け工程と、を含む歯車の粉体塗装方法。
  2. 請求項1に記載の粉体塗装方法において、
    前記溶融工程及び前記焼き付け工程では、前記歯車軸が水平方向に延設されている、粉体塗装方法。
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