JP5970068B2 - Pmipプロトコル拡張 - Google Patents

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Description

例としての実施形態は、PMIPプロトコルの使用を改善することを対象とする。具体的には、例としての実施形態のいくつかは、ネットワークノードを提供することを対象とし、そのPMIPプロトコルの決定はネットワーク通信において使用されることになる。
無線通信ネットワークともいう典型的なセルラーシステムにおいて、移動局及び/又はユーザ機器ユニットとしても知られる無線端末は、1つ以上のコアネットワークへ無線アクセスネットワーク(RAN)を介して通信する。無線端末は、“セルラー”フォンとしても知られるモバイルフォン、及び、例えば移動終端といった無線ケイパビリティを有するラップトップなどの、移動局又はユーザ機器ユニットであって、よって例えば、無線アクセスネットワークとの間で音声及び/又はデータを通信するポータブルな、ポケット型の、手持ち型の、コンピュータ内蔵型の、又は車載型の移動デバイスであり得る。
無線アクセスネットワークは、複数のセルエリアに分割される地理的なエリアをカバーし、各セルエリアは、基地局、例えば無線基地局(RBS:Radio Base Station)によってサービスされる。無線基地局は、いくつかのネットワークにおいては、“NodeB”又は“Bノード”とも呼ばれ、本文書においては基地局とも呼ばれる。セルは、基地局サイトに据え付けられる無線基地局機器によって無線カバレッジを提供される地理的なエリアである。各セルは、ローカル無線エリア内のIDによって識別され、当該IDは、当該セルにおいてブロードキャストされる。基地局は、当該基地局のレンジ内にあるユーザ機器ユニットと、無線周波数上で動作するエアインタフェース上で通信する。
無線アクセスネットワークのいくつかのバージョンにおいて、複数の基地局が、典型的には、例えば地上回線又はマイクロ波によって無線ネットワークコントローラ(RNC)に接続される。基地局コントローラ(BSC)と呼ばれることもある無線ネットワークコントローラは、そこに接続される複数の基地局の種々のアクティビティを、監督し及び協調させる。無線ネットワークコントローラは、典型的には、1つ以上のコアネットワークに接続される。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、GSM(Global System for Mobile Communications)から進化した第3世代の移動体通信システムであり、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)というアクセス技術に基づいて、改善された移動体通信サービスを提供することが意図される。UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)は、本質的に、ユーザ機器ユニット(UE)について広帯域符号分割多重アクセスを用いる無線アクセスネットワークである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、UTRAN及びGSMベースの無線アクセスネットワーク技術をさらに進化させることに取り組んでいる。LTE(Long Term Evolution)は、EPC(Evolved Packet Core)と共に、3GPPファミリーへの最新の追加版である。
プロキシモバイルインターネットプロトコルバージョン6(PMIPv6)は、IETFにより標準化された、ネットワークベースのモビリティ管理プロトコルである。PMIPv6は、WiMAX、3GPP、3GPP2及びWLANベースのアクセスアーキテクチャなどの多様なアクセス技術を収容する、共通的な及びモバイルコアネットワークに非依存のアクセス技術である。
ここで提示される例としての実施形態の少なくとも1つの例としての目的は、PMIPv6通信を改善することである。ここで提示される例としての実施形態のコンセプトは、(PMIPドラフト及びPMIP RFCの両方をサポートし得る)SGWなどのMAGノード又はLMAが、ピアノード、即ちLMA/MAGと通信するためにどのPMIPプロトコルスタックが使用されるべきかを決定することを可能とする、PMIPプロトコルスタック内の仕組みを提供することである。ここで提示される例としての実施形態のいくつかは、PMIP RFC及びPMIPドラフトの間の下位非互換性の課題を解決することを対象とし得る。
例としての実施形態は、トランスポートネットワークがIPv4ネットワークであり、ノードがピアノードに向けて通信、例えば、プロキシバインディング更新メッセージの送信を開始するとき、サポートする双方のPMIPプロトコル(PMIP RFC又はPMIPドラフト)スタックのノード、例えば、MAG/LMAのための仕組みを含むことができる。当該仕組みは、ピアノードとの全く最初の通信、又は、どのPMIPプロトコルをピアノードがサポートしているかをピアノードが知らない場合において、メッセージを2つのフォーマット、1つは、PMIPドラフト、即ちPMIPv6 message/IPv6/with IPv4又はIPv4−UDPカプセル化を踏まえて、もう1つはPMIP RFC、即ちPMIPv6/UDP/IPv4に沿って送信することを含むことができる。したがって、ピアノードが1つのPMIPプロトコルスタックをサポートしている場合、ピアノードはメッセージのうち1つに答えることのみ可能であり、ピアノードが両方のPMIPプロトコルスタックをサポートしている場合、ノードはRFCバージョンのメッセージにのみ応答してもよい。上記の仕組みによれば、PMIPドラフト又はPMIP RFCいずれかのプロトコルスタックが、その後の通信に対して選択されることができる。
結果として、例としての実施形態のいくつかは、第1のネットワークピアノードにおいて、第2のネットワークピアノードにより使用されるPMIPv6制御プレーンを判定するための方法を対象とすることができる。当該第1及び第2のネットワークピアノードは、インターネットプロトコルバージョン4(IPv4)トランスポートネットワーク内にある。当該方法は、少なくとも1つの制御プレーンフォーマットで、少なくとも1つの通信メッセージを第2のネットワークピアノードへ送信することを含む。当該方法は、当該少なくとも1つの通信メッセージに関する少なくとも1つの通信レスポンスを受信することをさらに含む。当該方法はまた、当該少なくとも1つの通信レスポンスに基づいて、第2のネットワークピアノードにより利用されるPMIPv6制御プレーンのバージョンを判定することを含む。
例としての実施形態のいくつかは、第2のネットワークピアノードにより使用されるPMIPv6制御プレーンを判定するための第1のネットワークピアノードを対象とすることができる。当該第1及び第2のネットワークピアノードは、IPv4トランスポートネットワーク内にある。当該第1のネットワークピアノードは、少なくとも1つの制御プレーンフォーマットで、少なくとも1つの通信メッセージを第2のネットワークピアノードへ送信するように構成される送信回路を含む。当該第1のネットワークピアノードは、当該少なくとも1つの通信メッセージに関する少なくとも1つの通信レスポンスを受信するように構成される受信回路をさらに含む。当該第1のネットワークピアノードはまた、当該少なくとも1つの通信レスポンスに基づいて、第2のネットワークピアノードにより利用されるPMIPv6制御プレーンのバージョンを判定するように構成される処理回路を含む。
上述した内容は、添付図面に描いたような例としての実施形態の以下のより具体的な説明から明らかとなるであろう。添付図面において、同類の参照符号は、様々な図を通じて同じ部分を指す。図面は必ずしも等尺ではなく、代わりに例としての実施形態を描くに際して強調がなされる。
移行パスの具体例である。 移行パスの具体例である。 移行パスの具体例である。 例としての実施形態のいくつかによる、ネットワークノードの概略図である。 図4のネットワークノードの例としての動作を示すフロー図である。
[定義]
3GPP Third Generation Partnership Project
3GPP2 Third Generation Partnership Project 2
BNG Broadband Network Gateway
BSC Base Station Controller
DNS Domain Name System
EPC Evolved Packet Core
ePDG Evolved Packet Data Gateway
GPRS General Packet Radio Service
GSM Global System for Mobile Communications
GTP GPRS Tunneling Protocol
GW Gateway
HRPD High Rate Packet Data
HS GW HRPD Serving Gateway
IE Information Element
IETF Internet Engineering Task Force
IPv4 Internet Protocol version 4
IPv6 Internet Protocol version 6
LMA Local Mobility Anchor
LTE Long Term Evolution
MAG Mobile Access Gateway
MME Mobility Management Entity
PDN Packet Data Network
PGW PDN Gateway
PLMN Public Land Mobile Network
PMIP Proxy Mobile Internet Protocol
PMIPv6 Proxy Mobile Internet Protocol version 6
RAN Radio Access Network
RBS Radio Base Station
RNC Radio Network Controller
S4−SGSN S4 Serving GPRS Support Node
SGW Serving Gateway
UE User Equipment
UDP User Datagram Protocol
UMTS Universal Mobile Telecommunications System
UTRAN UMTS Terrestrial Radio Access Network
WCDMA Wideband Code Division Multiple Access
WiMAX Worldwide Interoperability for Microwave Access
WLAN Wireless Local Area Network
例示的な実施形態の完全な理解を提供するために、限定ではなく説明の目的で、以下の説明において、固有のコンポーネント、エレメント、技法などの特定の詳細が説明される。しかしながら、例としての実施形態は、それら特定の詳細から離れた他のやり方で実践されてもよい。他の例において、よく知られた方法及びエレメントの詳細な説明は、例としての実施形態の説明を曖昧にしないために省略される。
ここで提示される例としての実施形態を説明する手段として、問題が最初に識別され、議論されるであろう。3GPP CT4は、Rel−9以降についてのRFCを調整するために、TS29.275のPMIPのCプレーンプロトコルスタックを更新することに合意した。Rel−9のIETFドキュメントへの参照は、既にIETFドラフト“IPv4 Support for Proxy Mobile IPv6”、draft-ietf-netlmm-pmip6-ipv4-support-17からRFC5844に更新されている。しかしながら、C−プレーンプロトコルスタックのための変更は反映されていない。
同時に、IPv4トランスポートネットワーク上でPMIPv6を使用しているとき、RFCがドラフトへの下位互換性がないことにCT4は気付いた。ドラフトバージョンでは、パス上のNATが検出されたか否かによってUDPカプセル化が任意である、NATトラバーサルが推奨された。PMIP RFCでは、UDPカプセル化は必須となり、内側のIPv6ヘッダは除去される。したがって、ドラフトバージョンのPMIPノードは、RFCバージョンのPMIPノードと通信できない。さらに、ドラフトバージョンのPMIPプロトコルスタックは、IETFによってもはやサポートされていないため、ドラフトバージョンベースのPMIPオペレータは、ドラフトバージョンのPMIPノードを永久に保つことができない。しかしながら、インターワーキングの課題もまた、RFCベースのPMIPネットワークに移行するドラフトバージョンベースのPMIPネットワークにとって問題となっている。したがって、Rel−8からRel−9以降へ仕様を更新するための、ある仕組み又は下位互換の方法が必要であった。
GW選択のためのDNSプロシージャを拡張するために、3GPP CT4寄書のC4−111205に含まれるDNSベースのソリューションが、NTTドコモによって提案され、ドラフトスタイルのPMIP制御プレーンケイパビリティを反映する既存の“Service Parameters”、“x-3gpp-sgw:x-s8-pmip”、“x-3gpp-sgw:x-s5-pmip”、“x-3gpp-pgw:x-s5-pmip”に続いて、新たなサービスパラメータ“x-3gpp-sgw:x-s5-pmip2”、“x-3gpp-sgw:x-s8-pmip2”、“x-3gpp-pgw:x-s5-pmip2”が、RFCスタイルのPMIP制御プレーンケイパビリティを示すために導入された。上記の新たなサービスパラメータを導入することによって、MME/S4−SGSNは、同じスタイルのPMIPプロトコルスタックを用いてSGW/PGWを選択することが可能である。
以下、改善されたPMIP通信のための様々な方法が議論されるであろう。
[移行パス−非ローミングの場合]
これらのPMIPドラフトベースのノード、例えばSGW/PGW/ePDGを、PMIP RFCベースにアップグレードするための移行パスについて、ここで議論する。
選択肢1:全てのPMIPノードをRFCベースのPMIPプロトコルスタックに一夜中にアップグレードする。
非常に短時間のうちに、全てのPMIPノード上でドラフトベースからRFCベースへソフトウェアをアップグレードする。限られたシステムの中断時間で、ネットワークは新たなPMIPプロトコルスタックに同時に移行されることができる。
長所:
・PMIPでないノードに影響がない
・迅速な移行パス(1ステップの移行)
短所:
・限られたシステムの中断時間
・全てのノードが一緒にアップグレードされなければならない
結論:
・別途の移行ソリューションが必要ない
選択肢2:2ステップの移行
この選択肢を用いると、オペレータは、ドラフトベースのPMIPノードをより長期間保つことができる。ネットワークに新たなPMIPノードを追加する時、新たなPMIPノード(LMA及び/又はMAG)は、RFCベース及びドラフトベースの両方のPMIPプロトコルスタックを同時にサポートできなければならない。
図1に示すように、LMA1及びMAG1は、ドラフトベースのPMIPノードである。移行パスのステップ1は、双方のスタックがサポートされているLMA2及びMAG2を追加することである。両方のMAGは、2つのLMAと問題なく通信することができる。
この選択肢を用いると、追加された新たなPMIPノードは、異なるPDN若しくはロードシェアリングの供給、又はシステム冗長化等の目的で、既存のPMIPネットワークの一部となることができる。MAG1及びMAG2間のカバレージには、モビリティの課題はない。
しかしながら、全く最初の時における通信の問題を回避するため、特定のLMAに全く最初のPMIPメッセージを送信する前に、新たなMAGにおいて指標が必要であるかもしれない。この指標は、モビリティプロシージャにおいてターゲットのシステムに転送される必要もあるかもしれない。このステップで、指標は、ドラフトプロトコルスタックが適用されるべきか、又は何らかのプロトコルスタックが適用されるべきかのいずれかを、MAG2に知らせることとなる。
図2に示された移行パスのステップ2は、ドラフトベースのPMIPノードが完全に除去(又はアップグレード)されたときに、RFCスタックがサポートされるLMA3及びMAG3を追加することである。これは、LMA1/MAG1及びLMA3/MAG3の間のインターワーキング及びモビリティの問題を回避するためである。
ステップ1と同様、全く最初の時における通信の問題を回避するために、特定のLMAに全く最初のPMIPメッセージを送信する前に、MAGにおいて指標が必要であるかもしれない。この指標は、モビリティプロシージャにおいてターゲットのシステムに転送される必要もあるかもしれない。このステップで、指標は、RFCプロトコルスタックが適用されるべきか、又は何らかのプロトコルスタックが適用されるべきかのいずれかをMAG2に知らせることとなる。
長所:
・全ての新たなPMIPノード及び古いPMIPノードが問題なく互いに通信することができる。
・PMIPノードのアップグレードが1つずつ行われることができる。
・システムの中断時間がない。
短所:
・移行パスがより長い。
・2ステップの移行。
・ステップ1で、新たに開発されるPMIPノードが、ドラフトベース及びRFCベースの両方のプロトコルスタックを同時にサポートしなければならない。
選択肢3:RFCスタックのみがサポートされる新たなPMIPノード(LMA及び/又はMAG)を追加する。
この選択肢を用いると、オペレータは、ドラフトベースのPMIPノードをより長期間保つことができる。ネットワークに新たなPMIPノードを追加するとき、新たなPMIPノード(LMA及び/又はMAG)は、RFCベースのPMIPプロトコルスタックのみをサポートする能力を有することができる。
図3に示すように、LMA1及びMAG1は、ドラフトベースのPMIPノードである。LMA2及びMAG2は、RFCベースのみの新たなPMIPノードである。サポートされるPMIPプロトコルスタックの非互換性の課題により、LMA1とMAG2との間、又はLMA2とMAG1との間に通信はない。
この選択肢を用いると、追加された新たなPMIPノードは、既存のPMIPネットワークから分離されたPMIPネットワークとなる。PMIPドラフトベースのノードが、RFC及びドラフト両方をサポートするか、又はRFCのみをサポートするかのいずれかにアップグレードするまで、2つのネットワーク間にインターワーキング及びモビリティはない。GW選択プロシージャにおいて別途の指標が追加されなければならない。この指標は、モビリティプロシージャにおいてターゲットのシステムに転送される必要もあるかもしれない。
指標は、ユーザ機器ごとを基準としなければならない。
長所:
・システムの中断時間がない。
・1ステップの移行。
・新たなPMIPノードは、3GPPから最終的には除去されることとなるPMIPドラフトをサポートする必要がない。
短所:
・メンテナンスすべき2つの分離されたネットワーク。
・2つのネットワーク間にロードシェアリング、インターワーキング及びモビリティがない。
[分析]
選択肢1は、簡単で迅速なソリューションである。それはまた、いかなる標準化作業も必要としない。選択肢3は、インターワーキング及びモビリティの課題、並びに2つのネットワークの同時の保守作業に起因して、あり得そうにない。
選択肢2は、スムースな移行パスを提供するため、非常に可能性がある。選択肢2が可能性のある移行パスであると仮定しうる場合、この新たな指標は、2、3の異なる方法で実装されうる。
ソリューション1:MAG2におけるローカル構成
・移行ステップ1で、MAG2は、ドラフトバージョンを有効にして構成されるものとする。
・移行ステップ2で、MAG2は、RFCバージョンを有効にして再構成されるものとする。
長所:
・標準化の影響はない
・PMIPでないいかなるノードにも影響はない
・コストが低い
短所:
・SGWにおける再構成のためのネットワーク管理コスト
ソリューション2:MMEにより送信される新たなGTP指標
・移行ステップ1の前に、ネットワーク内の全てのMMEが、新たなGTP指標をサポートするためにアップグレードされなければならない。
・移行ステップ1で、クリエイトセッションリクエストメッセージにおいて、MMEは“ドラフトバージョンを使用するものとする”という新たな指標を一緒にMAG2に送信する。
・移行ステップ2で、クリエイトセッションリクエストメッセージにおいて、MMEは、“RFCバージョンを使用するものとする”という新たな指標を一緒にMAG2に送信する。
長所:
・MAGでの再構成がない
短所:
・GTPに標準化の影響がある
・全てのMMEが、移行開始前に最初にアップグレードされなければならない。
・MMEにおける再構成のためのネットワーク管理コスト
・別途のコスト
ソリューション3:MMEにより送信される新たなGTP指標と新たなDNSネームペアリング機能
・移行ステップ1の前に、ネットワーク内の全てのMMEは、新たなGTP指標をサポートするためにアップグレードされなければならない。
・移行ステップ1で、“ドラフトバージョンPMIP”のみが、MME DNSペアリングプロシージャで選択されるものとする。そして、クリエイトセッションリクエストメッセージにおいて、MMEは、“ドラフトバージョンを使用するものとする”という新たな指標を一緒にMAG2に送信する。
・移行ステップ2の前に、新たなPMIP DNSネームのための新たなDNS構成
・移行ステップ2で、“RFCバージョンPMIP”のみがMME DNSペアリングプロシージャで選択されるものとする。そして、クリエイトセッションリクエストメッセージにおいて、MMEは、“RFCバージョンを使用するものとする”という新たな指標を一緒にMAG2に送信する。
長所:
・MAGでの再構成がない
短所:
・GTPに標準化の影響がある
・全てのMMEが、移行開始前に最初にアップグレードされなければならない
・下位互換でない可能性がある、新たなMME DNSペアリングプロシージャ
・MME及びDNSでの再構成のためのネットワーク管理コスト
・別途のコスト
ソリューション4:ソリューション3と同じだが、移行ネットワークにおいて、2つの新たなDNSネームを用いる。
・このソリューションを用いると、現在のDNSネームは、標準では変化しない。2つの新たなPMIP DNSネームが、S5インタフェース:s5-pmip-rfc及びs5-pmip-draftのために追加される。
・2つの新たなPMIP DNSネームは、移行ネットワーク内でのみ使用される。これにより、既存のR8/R9/R10のMMEの実装に対するいかなる影響も回避することができる。
[例としての実施形態への導入]
選択肢2は、スムースな移行パスを提供するものとして、非常に可能性がある。しかしながら、移行ソリューションが必要となる可能性がある。これは、PMIPメッセージをLMAに送信する前に、どのPMIPを適用するものとされているのかをMAG2が知る必要があるからである。同じPMIPプロトコルスタックをサポートしているSGW/PGWノードのセットをMMEが選択することを可能にするために新たなサービスパラメータが導入される、DNSベースのソリューションを使用することが可能であろう。しかしながら、ローミング及びSGW間のモビリティプロシージャ、3GPPと非3GPPとの間のプロシージャをサポートするために、完全なDNSソリューションは、多くのプロトコル、例えば、DNS/GTP/Diameterプロトコルを更新する必要があり、このことは、S11/S4/S3/S10/S1 S6a/S6d/SWxなどの多くのインタフェースに影響を与える。より重要なこととしては、PMIPベースのローミングをサポートするために、(1つのPMIP RFCのみが配備されているサービングネットワークに位置している場合でさえ、それでも両方のPMIPスタックが配備されている問題のあるHomePLMNとローミング協定を有する)MMEは、新たなPMIPネーミングをサポートしなければならず、GTPv2における新たなPMIPプロトコルスタックIEをサポートしなければならないという事実であるが、これは適当ではない。他方、移行の間、中間ステップとして双方のスタックをサポートすることは回避することができず、したがって、PMIPプロトコルスタック上の純粋なエンハンスメントである他の有益なソリューションが利用され得るであろう。
[MAG関連のプロシージャ上の例としての更新]
例としての実施形態のいくつかは、MAG関連のプロシージャに対する更新を含むことができる。上記で指定されたようにMAGノードが両方のPMIPプロトコルスタックをサポートし、トランスポーテーションネットワークでIPv4が用いられているとき、ピアノードとの最初の通信において、又はピアノードがどのPMIPプロトコルをサポートしているかをMAGノードが知らない場合に、異なるPMIPプロトコルスタックを用いて2つのフォーマットで、MAGノードはPMIPメッセージ、例えば、プロキシバインディング更新をLMAに送信する。これは、どのPMIPプロトコルスタックがピアLMAノードによりサポートされているかをMAGが知らない場合に行われる。応答メッセージが2つのフォーマットで受信された場合、RFCベースのみが、考慮されてもよい。
[LMA関連のプロシージャ上の例としての更新]
例としての実施形態のいくつかは、LMA関連のプロシージャに対する更新を含むことができる。上記で指定されたようにLMAノードが両方のPMIPプロトコルスタックをサポートし、トランスポーテーションネットワークでIPv4が用いられており、かつ、同一のMAGから2つのフォーマットでPMIPメッセージを受信するとき、LMAノードは応答メッセージをRFCフォーマットでのみ送信してもよい。
[ハートビートメカニズム上の例としての更新]
例としての実施形態のいくつかは、ハートビートメカニズム上の更新を含むことができる。ハートビートメカニズムもまた、どのPMIPプロトコルスタックが使用されるべきかをピアノードに知らせるのに用いられることができる。
上記で指定されたように、MAG又はLMAノードが両方のPMIPプロトコルスタックをサポートし、トランスポーテーションネットワークでIPv4が用いられているとき、ピアノードとの最初の通信(又は、ピアノードがどのPMIPプロトコルをサポートしているかをMAG若しくはLMAノードが知らない場合)において、MAG又はLMAノードは、PMIPドラフト及びPMIP RFCに対応する2つのフォーマットで、ハートビートリクエストメッセージを送信することができる。
上記で指定されたように、MAG又はLMAノードが両方のPMIPプロトコルスタックをサポートし、トランスポーテーションネットワークでIPv4が用いられているとき、同一のピアノードからPMIPドラフト及びPMIP RFCに対応する2つのフォーマットでハートビートリクエストメッセージが受信された場合、ピアノードは、RFCフォーマットでのみハートビートレスポンスを応答してもよい。応答メッセージが2つのフォーマットで受信された場合、RFCベースのみが考慮されてもよい。
[アップグレードメカニズムの例]
いくつかの例としての実施形態は、PMIPトンネル管理プロシージャにおけるアップグレードメカニズムを対象とすることができる。上記で指定されたように、MAG又はLMAノードが両方のPMIPプロトコルスタックをサポートし、トランスポーテーションネットワークでIPv4が用いられているとき、ソフトウェアのアップグレード、例えば、RFCベースPMIPバージョンへのアップグレードの場合、MAG又はLMAノードは、リスタートカウンタを増加させることができる。リスタートカウンタは、どのPMIPバージョンをMAG又はLMAノードがサポートしているかをハートビートメカニズムがピアノードに知らせるトリガとなる、
[例としてのノード構成]
図4は、ここで議論される例としての実施形態のいくつかを包含しうるネットワークノード(例えば、MAG、LMA、及び/又はピアノード)の一例を示す。ネットワークノード14は、任意数の通信ポート又は回路、例えば、受信回路20及び送信回路24を含むことができる。通信ポート又は回路は、任意の形式の通信データ又は命令を受信及び送信するように構成されることができる。ネットワークノード14は、単一のトランシーバポート又は回路を代替的に含むものであってもよいことが理解されるべきである。通信又はトランシーバポート又は回路は、当技術分野で既知の任意の入力/出力通信ポート又は回路の形式であってもよいことがさらに理解されるべきである。
ネットワークノード14は、少なくとも1つのメモリユニット26をさらに含むことができる。メモリユニット26は、任意の種類及び/又は実行可能なプログラム命令の、受信され、送信され、及び/又は測定されたデータを格納するように構成されることができる。メモリユニット26は、任意の適切なタイプのコンピュータ読み取り可能なメモリであってもよく、揮発性及び/又は不揮発性タイプのものであってもよい。
ネットワークノード14は、また、SSL11で受信された情報に基づいて複数の光学的ルートを確立するように構成されることができる、処理回路22を含むことができる。処理回路22は、任意の適切なタイプの計算ユニット、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、FPGA(field programmable gate array)、又はASIC(application specific integrated circuit)であってもよいことが理解されるべきである。また、処理回路22は、単一のユニットとして含まれる必要はないことが理解されるべきである。処理回路22は、任意数のユニット又は回路として含まれてもよい。
[例としてのネットワークノードの動作]
図5は、図4のネットワークノードのような第1のネットワークピアノードの、例としての動作を示すフロー図である。例としての動作フローは、第1のネットワークピアノードにおいて、第2のネットワークピアノードにより使用されるPMIPv6制御プレーンを判定するための方法を対象とする。第1及び第2のネットワークピアノードは、IPv4トランスポーテーションネットワーク内にある。第1及び第2のネットワークピアノードは、図1〜3で説明したMAG/LMAノードのようなMAG/LMAノードであってもよい。例としての実施形態のいくつかによれば、LMAノードはPGWであってもよいことが理解されるべきである。例としての実施形態のいくつかによれば、MAGノードはSGW、ePDG(Evolved Packet Data Gateway)、HSGW(HRPD Serving Gateway)、及び/又はBNG(Broadband Network Gateway)であってもよい。
[動作50]
第1のネットワークピアノードは、少なくとも1つの制御プレーンフォーマットで、少なくとも1つの通信メッセージを第2のネットワークピアノードに送信する(50)。送信回路24は、少なくとも1つの制御プレーンフォーマットで、少なくとも1つの通信メッセージを第2のネットワークピアノードに送信するように構成される。制御プレーンフォーマットは、制御プレーンA又は制御プレーンBフォーマットであってもよいことが理解されるべきである。
例としての実施形態のいくつかによれば、第1のネットワークピアノードは、MAGノードであり、第2のネットワークピアノードは、LMAノードである。そのような例としての実施形態では、少なくとも1つの通信が、ハートビートメッセージであってもよく、又はプロキシバインディンク更新リクエストであってもよい。
例としての実施形態のいくつかによれば、第1のネットワークピアノードは、LMAノードであり、第2のネットワークピアノードは、MAGノードである。そのような例としての実施形態では、少なくとも1つの通信が、ハートビートメッセージである。
[例としての動作52]
例としての実施形態のいくつかによれば、少なくとも1つの通信メッセージは、第1及び第2の制御タイプ(例えば、制御プレーンフォーマットA及び制御プレーンフォーマットC)のそれぞれ第1及び第2の通信メッセージであってもよい。送信50は、第2のネットワークピアノードに第1及び第2の通信メッセージを同時に送信すること(52)をさらに含むものであってもよい。送信回路24は、第1及び第2の通信メッセージを同時に送信するように構成されてもよい。
[例としての動作54]
例としての実施形態のいくつかによれば、少なくとも1つの通信メッセージは、第1の制御タイプの第1の通信メッセージであってもよい。第2のネットワークピアノードからのレスポンスが時間ピリオドの間に受信されない場合、少なくとも1つの通信レスポンスが、第1の通信レスポンスである。第1の通信レスポンスは、第2の制御プレーンタイプの第2の通信メッセージが送信される必要があるという、第1の内部的な通知である。例えば、第2のネットワークピアノードからのレスポンスを受信しないことは、第1の通信メッセージが送信された第1の制御タイプを、第2のネットワークピアノードがサポートしていないことの結果である可能性がある。第1の内部的な通知の受信は、第1のネットワークピアノード内のユーザプログラム可能なルールに基づくものであってもよい。上記のシナリオは、例としての動作54、58、62及び64を説明するために使用されることができると理解されるべきである。
したがって、例としての実施形態のいくつかによれば、第1のネットワークピアノードは、第2の制御プレーンタイプの第2の通信メッセージを送信してもよい(54)。送信回路24は、第2の制御プレーンタイプの第2の通信メッセージを送信してもよい。
[動作56]
第1のネットワークピアノードは、少なくとも1つの通信メッセージ(例えば、第1の通信メッセージ及び/又は第2の通信メッセージ)に関する少なくとも1つの通信レスポンス(例えば、第1の通信レスポンス及び/又は第2の通信レスポンス)をそれぞれ受信する(56)ようにさらに構成される。受信回路20は、少なくとも1つの通信メッセージに関する少なくとも1つの通信レスポンスを受信するように構成される。
[例としての動作58]
複数の通信メッセージが送信される(例えば、例としての動作52)、又は予め決定される時間ピリオドの後で第2の通信メッセージが送信される(例えば、例としての動作54)例としての実施形態において、第1のネットワークピアノードは、第2の通信メッセージに関する第2の通信レスポンスを受信し得る(58)。受信回路は、第2の通信メッセージに関する第2の通信レスポンスを受信するように構成されてもよい。
[動作60]
第1のネットワークピアノードは、さらに、少なくとも1つの通信レスポンスに基づいて、第2のネットワークピアノードにより利用されるPMIPv6制御プレーンのバージョンを判定する(60)。処理回路22は、少なくとも1つの通信レスポンスに基づいて、第2のネットワークピアノードにより利用されるPMIPv6制御プレーンのバージョンを判定するように構成される。
[例としての動作62]
例としての実施形態のいくつかによれば、第2のネットワークピアノードからのレスポンスが予め決定される時間ピリオド内に受信されない場合、第2の通信レスポンスは、第2のネットワークノードとの通信が可能でないことを示す第2の内部的な通知である。したがって、判定60は、PMIPv6制御プレーンがヌル値であると判定すること(62)をさらに含むことができる。処理回路22は、PMIPv6制御プレーンがヌル値であると判定するように構成されてもよい。
このことは、第2のネットワークピアノードが現在利用可能でないことを意味する。したがって、例としての実施形態のいくつかによれば、一時的なパスの失敗を回避するために、第1のネットワークピアノードは、第2の及び/又は第1の通信メッセージの再送信を試みてもよい。
[例としての動作64]
例としての実施形態のいくつかによれば、第2の通信レスポンスが第2のネットワークピアノードから受信された場合、判定60は、第2の制御タイプ(例えば、第2の通信メッセージの制御タイプ)であるようにPMIPv6制御プレーン値を判定すること(64)をさらに含むことができる。処理回路22は、第2の制御タイプであるようにPMIPv6制御プレーン値を判定するように構成される。
[例としての動作66]
例としての実施形態のいくつかによれば、少なくとも1つの通信レスポンスが第2のネットワークピアノードから受信される場合、判定60は、少なくとも1つの通信メッセージの(又は、関連する)少なくとも1つの制御プレーンフォーマットであるようにPMIPv6制御プレーン値を判定すること(66)をさらに含むことができる。処理回路22は、少なくとも1つの通信メッセージの少なくとも1つの制御プレーンフォーマットであるようにPMIPv6制御プレーン値を判定するように構成されてもよい。
例としての実施形態のいくつかによれば、少なくとも1つの制御プレーン値は、制御プレーンAであってもよい。例えば、例としての実施形態のいくつかによれば、システムリソースを節約するために、おそらく1つの通信メッセージだけが一度に送信されうる。したがって、送信は階層的方法で実行されてもよい。例としての実施形態のいくつかによれば、制御プレーンタイプAの通信メッセージが最初に送信されてもよい。通信レスポンスが受信されない場合、第1のネットワークピアノードが、その後制御プレーンタイプBの通信メッセージを送信してもよい。
[例としての動作68]
例としての実施形態のいくつかによれば、(例えば、複数又は2つの通信メッセージが送信された後に)複数の通信レスポンスが第2のネットワークピアノードから受信された場合、判定60は、デフォルトの制御プレーンフォーマットであるようにPMIPv6制御プレーン値を判定すること(68)をさらに含むことができる。例としての実施形態のいくつかによれば、デフォルトの制御プレーンフォーマット値は、制御プレーンAであってもよい。処理回路22は、デフォルトの制御プレーンフォーマットであるようにPMIPv6制御プレーン値を判定するように構成されてもよい。
[結論]
このように、例としての実施形態は、ここで述べた様々な問題を解決する。例としての実施形態に関連する問題、課題、考慮事項、又は利点の非限定的な例は、以下の通りである。
a.最終的には、3GPP PMIPプロトコルは、IETF RFCに沿ったものでなければならず、したがって、いかなるPMIPドラフトベースの3GPPノードも、PMIP RFCをサポートするようにアップグレードされなければならない。
b.例としての実施形態は、全ての可能なシステムダウンタイムを最小限に抑えることができるはずである。
c.例としての実施形態は、完全に異なるプロトコルスタックに基づく他のネットワークエレメント、例えばMME/HSSへの影響を最小化するはずである。
d.例としての実施形態は、PMIPベースのノードが配備されていないかまたはPMIP RFCノードのみが配備されている他のオペレータのネットワークに影響を及ぼしてはならない。
e.例としての実施形態は、さらに、他のネットワークエレメント及び/又はプロトコルスタックへのいかなる影響もなく、PMIPの下位非互換の課題を解決する。
例としての実施形態のいくつかは、ネットワークノードにおけるPMIPプロトコル拡張のための方法を含むことができ、当該ネットワークノードは、IPv4ネットワーク内にあることができる。当該方法は、ピアノードに向けた通信を開始するステップ、及びピアノードに2つのフォーマットでPMIPメッセージを送信するステップを含むことができる。上述した例としての実施形態は、PMIPメッセージをPMIPドラフト及びPMIP RFCフォーマットで送信することをさらに含むことができる。
上述した例としての実施形態のうちいずれかは、2つのフォーマットでPMIPメッセージを受信するピアノードをさらに含むことができる。ピアノードが、送信された2つのフォーマットのうち1つしかサポートすることができない場合、ピアノードは、サポートされているフォーマットで応答することができる。ピアノードが、送信されたフォーマットの両方をサポートすることができる場合、ピアノードは、PMIP RFCフォーマットで応答することができる。
上述した例としての実施形態のうちいずれかは、ハートビートリクエストの形式で通信を開始することをさらに含むことができる。
上述した例としての実施形態のうちいずれかは、プロキシバインディング更新メッセージの形式で通信を開始することをさらに含むことができる。
上述した例としての実施形態のうちいずれかは、ソフトウェアアップグレードの間にリスタートカウンタを増加させること、及びそれによってピアノードがどのPMIPバージョンをサポートしているかをハートビートメカニズムがピアノードに知らせるトリガとなることをさらに含むことができる。
例としての実施形態のいくつかは、PMIP拡張のためのネットワークノードもまた、含むことができる。当該ネットワークノードは、ピアノードに向けた通信の開始においてメッセージを生成するための生成ユニット、及び2つのフォーマットでのPMIPメッセージを特徴とする前記メッセージをピアノードに送信するための送信ユニットを含むことができる。
例としての実施形態は、上述した例としての実施形態のうち任意の1つを実行するように構成されているネットワークノードをさらに含むことができる。
ここで提供された例としての実施形態の説明は例示の目的で提示された。説明は、網羅的であることや開示された厳密な形式に例としての実施形態を限定するものであることを意図しない。修正及び変形が、上の教示を踏まえて可能であり、提供された実施形態に対する多様な代替手段の実践から取得され得る。ここで議論された例は、多様な例としての実施形態の原理及び性質並びにその実践的な応用を説明して、特定の用途に適するように熟慮されて多様なやり方で多様な修正と共に当業者が例としての実施形態を利用できるようにするために、選択され説明された。ここで説明された実施形態の特徴は、方法、装置、モジュール、システム及びコンピュータプログラムプロダクトの全ての可能な組合せで組み合わされてよい。
留意されるべき点として、“comprising”(備える/含む)との語は、列挙されるものとは別のエレメント又はステップの存在を必ずしも排除せず、エレメントに先行する“a”又は“an”との語は当該エレメントの複数の存在を排除しない。さらに留意されるべき点として、いかなる参照符号も請求項の範囲を限定せず、例としての実施形態はハードウェア及びソフトウェアの両方の手段で少なくとも部分的に実装されてよく、複数の“手段”、“ユニット”又は“デバイス”がハードウェアの同じ品目によって表現されてよい。
ここで使用される用語としての“device”(装置)は、インターネット/イントラネットアクセス、ウェブブラウザ、オーガナイザ、カレンダー、カメラ(例えば、ビデオ及び/又は静止画カメラ)、サウンドレコーダ(例えば、マイクロフォン)、及び/又はGPS(global positioning system)受信機のための能力を有する無線電話機、データ処理とセルラー無線電話を組み合わせることができるPCS(personal communications system)端末、無線電話又は無線通信システムを含むことができるPDA(personal digital assistant)、ラップトップ、通信能力を有するカメラ(例えば、ビデオ及び/又は静止画カメラ)、及び、パーソナルコンピュータ、ホームエンタテイメントシステム、テレビ等のような、送受信することが可能な任意の他の計算または通信装置を含むように広義に解釈されるべきものである。
ここで説明された多様な例としての実施形態は、方法のステップ群又はプロセス群の一般的な文脈において説明されており、ある観点においてそれは、プログラムコードなどのコンピュータにより実行可能な命令を含むコンピュータ読取可能な媒体において具現化され、ネットワーク接続された環境内のコンピュータにより実行される、コンピュータプログラムプロダクトによって実装され得る。コンピュータ読取可能な媒体はリムーバブルな及び非リムーバブルな記憶デバイスを含んでよく、当該記憶デバイスは、限定ではないものの、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CD(compact discs)、DVD(digital versatile discs)などを含む。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行し又は特定の抽象的なデータタイプを実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含み得る。コンピュータにより実行可能な命令、関連付けられるデータ構造及びプログラムモジュールは、ここで開示された方法のステップ群を実行するためのプログラムコードの例を表現する。そうした実行可能な命令の特定のシーケンス又は関連付けられるデータ構造は、当該ステップ群又はプロセス群において記述される機能を実装するための対応する動作の例を表現する。

Claims (6)

  1. 第1のネットワークピアノードにおいて、第2のネットワークピアノードにより使用されるプロキシモバイルインターネットプロトコルバージョン6(PMIPv6)制御プレーンを判定するための方法であって、前記第1及び第2のネットワークピアノードは、インターネットプロトコルバージョン4(IPv4)トランスポートネットワーク内にあり、
    第1の制御プレーンフォーマットで第1の通信メッセージを及び第2の制御プレーンフォーマットで第2の通信メッセージを前記第2のネットワークピアノードへ送信すること(50)と、
    前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージに対して、1つのみの通信レスポンスを受信すること(56)と、
    前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージに対して受信された前記1つのみの通信レスポンスに基づいて、前記第2のネットワークピアノードにより利用される前記PMIPv6制御プレーンのバージョンを、当該PMIPv6制御プレーンのバージョンは受信された前記通信レスポンスに関連付けられる制御プレーンフォーマットであるというように判定すること(60)と、
    を含む方法。
  2. 前記第1のネットワークピアノードは、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)ノードであり、前記第2のネットワークピアノードは、ローカルモビリティアンカー(LMA)ノードであり、前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージは、ハートビートメッセージ又はプロキシバインディング更新リクエストメッセージである、請求項1の方法。
  3. 前記第1のネットワークピアノードは、ローカルモビリティアンカー(LMA)ノードであり、前記第2のネットワークピアノードは、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)ノードであり、前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージは、ハートビートメッセージである、請求項1の方法。
  4. 第2のネットワークピアノードにより使用されるプロキシモバイルインターネットプロトコルバージョン6(PMIPv6)制御プレーンを判定するための第1のネットワークピアノードであって、前記第1及び第2のネットワークピアノードは、インターネットプロトコルバージョン4(IPv4)トランスポートネットワーク内にあり、
    第1の制御プレーンフォーマットで第1の通信メッセージを及び第2の制御プレーンフォーマットで第2の通信メッセージを前記第2のネットワークピアノードへ送信するように構成される送信回路(24)と、
    前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージに対して、1つのみの通信レスポンスを受信するように構成される受信回路(20)と、
    前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージに対して受信された前記1つのみの通信レスポンスに基づいて、前記第2のネットワークピアノードにより利用される前記PMIPv6制御プレーンのバージョンを、当該PMIPv6制御プレーンのバージョンは受信された前記通信レスポンスに関連付けられる制御プレーンフォーマットであるというように判定するように構成される処理回路(22)と、
    を含む、第1のネットワークピアノード。
  5. 前記第1のネットワークピアノードは、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)ノードであり、前記第2のネットワークピアノードは、ローカルモビリティアンカー(LMA)ノードであり、前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージは、ハートビートメッセージ又はプロキシバインディング更新リクエストメッセージである、請求項の第1のネットワークピアノード。
  6. 前記第1のネットワークピアノードは、ローカルモビリティアンカー(LMA)ノードであり、前記第2のネットワークピアノードは、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)ノードであり、前記第1の通信メッセージ及び前記第2の通信メッセージは、ハートビートメッセージである、請求項の第1のネットワークピアノード。
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