JP5969124B2 - ユーザ装置の半永続スケジューリングのためのアップリンク制御チャネルリソース割り当て - Google Patents

ユーザ装置の半永続スケジューリングのためのアップリンク制御チャネルリソース割り当て Download PDF

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    • H04L5/0094Indication of how sub-channels of the path are allocated

Description

本発明の例示的かつ非限定的な実施形態は、一般に、無線通信システム、方法、装置及びコンピュータプログラムに関し、具体的には、制御チャネルリソース割り当て、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、半永続スケジューリング(SPS)、及び肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)(又はより単純に言えばAN)アップリンク(UL)リソーススケジューリングに関する。
本節には、特許請求の範囲に記載する本発明の背景又は状況を示す。本明細書における説明は、追求できる概念を含んでいることがあるが、この概念は、必ずしも以前に想到、実施又は記述された概念であるとは限らない。従って、本節で説明する内容は、本明細書において特に示さない限り、本出願における説明及び特許請求の範囲にとっての先行技術ではなく、本節に含まれることにより先行技術と認められるものではない。
3GPPロングターム・エボリューション(LTE)では、進化型NodeB(eNB)が、アップリンク(UL、eNBへ)及びダウンリンク(DL、eNBから)共有チャネルのための物理層リソースを割り当てる。物理層リソースは、物理リソースブロック(PRB)及び変調符号化方式(MCS)を含む。MCSは、PRBのビットレート、従って容量を決定する。割り当ては、1又はそれ以上の送信時間間隔(TTI)にわたって有効とすることができる。
3GPP TS 36.300、V11.0.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)及び進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(EUTRAN)、概要説明、ステージ2(リリース11) 3GPP TS 36.211 V10.4.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)、物理チャネル及び変調(リリース10) 3GPP TS 36.213 V10.4.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)、物理層手順(リリース10) 3GPP TS 36.331、V10.4.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)、無線リソース制御(RRC)、プロトコル仕様書(リリース10)
半永続スケジューリング(SPS)を使用すると、必要な制御チャネルシグナリング、従って全体的なシグナリングオーバーヘッドが軽減される。当然ながら、仮にユーザ装置(UE)への全てのリソース割り当てを個別にシグナリングした場合、オーバーヘッドは受け入れ難いほど大きなものになり得る。例えば、VoLTEアプリケーションと呼ばれることもあるボイスオーバーIP(VoIP)アプリケーションでは、DLフレームが20ミリ秒毎に生じ得る。仮に各ダウンリンクフレームを個別にシグナリングする場合には、制御チャネルの帯域幅を有意に増加させる必要がある。しかしながら、SPSを使用すると、eNBは、UEのために行われている(永続的又は半永続的)リソース割り当てを変更されるまで有効なまま確立しておくことが可能になる。SPSは、UL及びDLの両方に使用することができる。
本発明の例示的な実施形態は、その第1の態様において、半永続スケジューリング肯定応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定するステップと、SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第1のメトリックとして設定するステップと、SPS ANリソースがUEのためにアクティブにされたサブフレームの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第2のメトリックとして設定するステップと、特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第3のメトリックとして設定するステップと、第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックの組み合わせとして、SPS ANリソースの組の各メンバのための第4のメトリックを形成するステップと、第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択するステップと、UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、N個のSPS ANリソースのうちの1つを選択するステップとを含む方法を提供する。
本発明の例示的な実施形態は、その別の態様において、少なくとも1つのデータプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えた装置を提供する。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、装置に少なくとも、半永続スケジューリング肯定応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定させ、SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第1のメトリックとして設定させ、SPS ANリソースがUEのためにアクティブにされたサブフレームの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第2のメトリックとして設定させ、特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第3のメトリックとして設定させ、第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックの組み合わせとして、SPS ANリソースの組の各メンバのための第4のメトリックを形成させ、第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択させ、UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、N個のSPS ANリソースのN個のSPS ANリソースのうちの1つを選択させるように構成される。
本発明の例示的な実施形態は、そのさらに別の態様において、無線通信ネットワークのリソーススケジューラに結合された非一時的コンピュータ可読媒体内で具体化されるデータ構造を提供する。このデータ構造は、データ構造は、リソーススケジューラによって読み出し及び書き込みが可能であり、SPSのために割り当てられたPUCCH ANリソースの数に等しい数の行と、4つの列とを含み、この4つの列は、(1)PUCCHリソースインデックス、(2)既にUEのためにアクティブになっているという理由でリソースを利用できないサブフレームの数、(3)リソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないUEの数、(4)リソースは設定されているが、SPSアクティベーションの一部として他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられているUEの数、及び(5)列(2)、(3)及び(4)で見出される値の組み合わせを定義する。
本発明の例示的な実施形態は、そのさらに別の態様において、半永続スケジューリング肯定応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定するための手段と、SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第1のメトリックとして設定し、SPS ANリソースがUEのためにアクティブにされたサブフレームの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第2のメトリックとして設定し、特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第3のメトリックとして設定し、第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックの組み合わせとして、SPS ANリソースの組の各メンバのための第4のメトリックを形成するための手段と、第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択するための手段と、UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、N個のSPS ANリソースのN個のSPS ANリソースのうちの1つを選択するための手段とを備えた装置を提供する。
データ構造の実施形態を含むこれらの実施形態では、このデータ構造を、SPSのために割り当てられたPUCCH ANリソースからN個のSPS ANリソースの組をユーザ装置(UE)のために最初に選択するようにリソーススケジューラによって読み出すことができ、N個のPUCCHリソースの組は、第5の(5)列内に最も小さな値を有することによって示される最初の3つのメトリックを考慮して選択されたものである。このデータ構造は、UEのSPSアクティベーション時に、第5の(5)列内に最も小さな値を有することによって示される最初の3つのメトリックを考慮して選択されたN個のPUCCH ANリソースのうちのPUCCH ANリソースとして、N個のPUCCH ANリソースのうちのどれをアクティブにすべきであるかを決定するようにリソーススケジューラによってさらに読み出すことができる。
これらの様々な実施形態では、Nは4に等しくすることができ、値の組み合わせは、列(2)、(3)及び(4)で見出される値の加重和などの、データ構造の実施形態の第5の(5)列に記憶された加重和とすることができる。
3GPP TS 36.300の図4.1に基づく、E−UTRANシステムの全体的アーキテクチャを示す図である。 3GPP TS 36.211の図5.2.1−1:アップリンクリソースグリッドを再現した、SC−FDMAシンボル、サブキャリア、リソースブロック及びリソース要素の関係を示す図である。 3GPP TS 36.211の図6.2.2−1:ダウンリンクリソースグリッドを再現した、OFDMシンボル、サブキャリア、リソースブロック及びリソース要素の関係を示す図である。 本発明の例示的な実施形態の実施で使用するのに適した様々な電子装置の簡略ブロック図である。 PUCCH割り当ての例を示す図である。 本発明の実施形態例によって形成され、更新され、使用される、(1)PUCCHリソースインデックス、(2)既にUEのためにアクティブになっているという理由でPUCCHリソースを利用できないサブフレームの数、(3)PUCCHリソースは設定されているが、SPSがアクティブでないUEの数、(4)リソースは設定されているが、SPSアクティベーションの一部として他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられているUEの数、及び(5)列(2)、(3)、(4)で見出される値の加重和などの組み合わせ、という4つの列を有するテーブルの1つの非限定的な例を示す図である。組み合わせメトリックは、常に加重和である必要はない。 本発明の例示的な実施形態による、方法の動作と、コンピュータ可読媒体上に具体化されたコンピュータプログラム命令の実行結果とを示す論理フロー図である。
1つの最新の通信システムに、進化型UTRAN(E−UTRAN、UTRAN−LTE又はE−UTRAとも呼ばれる)として知られているものがある。このシステムでは、DLアクセス技術はOFDMAであり、ULアクセス技術はSC−FDMAである。
1つの関連性のある仕様書に、3GPP TS 36.300、V11.0.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)及び進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(EUTRAN)、全容、ステージ2(リリース11)があり、以下では簡潔に3GPP TS 36.300と呼ぶ。
図1Aは、3GPP TS 36.300の図4.1に基づくものであり、E−UTRANシステムの全体的アーキテクチャを示している。E−UTRANシステムは、UEに向かうE−UTRANユーザプレーン及び制御プレーン(無線リソース制御(RRC))のプロトコル終端を提供するネットワークアクセスノード又はeNBを含む。eNBは、X2インターフェイスによって相互接続される。eNBは、S1インターフェイスによって進化型パケットコア(EPC)にも接続され、より具体的には、S1 MMEインターフェイスによってモビリティ管理エンティティ(MME)及びサービングゲートウェイ(S−GW)に接続される。S1インターフェイスは、MME、S−GWとeNBとの間の多対多の関係をサポートする。
3GPP TS 36.211 V10.4.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)、物理チャネル及び変調(リリース10)には、(10msecの継続時間の)アップリンク及びダウンリンクフレームが規定されている。図1Bは、3GPP TS 36.211の図5.2.1−1:アップリンクリソースグリッドを再現したものであり、SC−FDMAシンボル、サブキャリア、リソースブロック及びリソース要素の関係を示している。図1Cは、3GPP TS 36.211の図6.2.2−1:ダウンリンクリソースグリッドを再現したものであり、OFDMシンボル、サブキャリア、リソースブロック及びリソース要素の関係を示している。
本明細書は、将来的なIMT−Aシステムを見据えた3GPP LTEのさらなるリリースにも関連性があり、便宜上、本明細書ではこのリリースを簡潔にロングタームエボリューション(LTE)−Advanced(LTE−A)と呼ぶ。LTE−Aの目標は、それまでのLTEのリリースとの後方互換性を維持しながら、より高いデータレート及びより短いレイテンシによって大幅に強化されたサービスをより低いコストで提供することである。
3GPP TS 36.213 V10.4.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)、物理層手順(リリース10)のセクション7.3には、HARQ−ACKをレポートするためのUE手順が規定されている。また、セクション9.2の半永続スケジューリングのためのPDCCHの妥当性確認にも関連性がある。セクション9.2に記載されているように、UEは、以下の条件が全て満たされた場合にのみ、半永続スケジューリング割り当てPDCCHの妥当性を認めるものとされる。
− PDCCHペイロードのために取得したCRCパリティビットが半永続スケジューリングC−RNTIでスクランブルされていること。
− 新たなデータインジケータフィールドが「0」に設定されていること。DCIフォーマット2、2A、2B及び2Cの場合、この新たなデータインジケータフィールドは、使用可能なトランスポートブロックのためのデータインジケータフィールドを示す。
それぞれの使用されるDCIフォーマットの全てのフィールドがテーブル9.2−1又はテーブル9.2−1Aに従って設定されている場合、妥当性が確認される。
妥当性が確認された場合、これに応じて、UEは、受け取ったDCI情報を有効な半永続的アクティベーション又はリリースと見なす。
妥当性が確認されない場合、UEは、受け取ったDCIフォーマットを、CRC不一致で受け取られたものと見なす。
テーブル9.2−1: 半永続スケジューリングアクティベーションのPDCCHの妥当性確認のための特殊フィールド
テーブル9.2−1A: 半永続スケジューリングリリースのPDCCHの妥当性確認のための特殊フィールド
DCIフォーマットが半永続ダウンリンクスケジューリングアクティベーションを示す場合、PUCCHフィールドのためのTPCコマンドは、上位層によって設定される4つのPUCCHリソース値の1つのインデックスとして使用され、このマッピングをテーブル9.2−2に定める。
テーブル9.2−2:ダウンリンク半永続スケジューリングのためのPUCCHリソース値
本明細書は、3GPP TS 36.331、V10.4.0(2011年12月)技術仕様書、第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様書グループ無線アクセスネットワーク、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(E−UTRA)、無線リソース制御(RRC)、プロトコル仕様書(リリース10)にも関連性がある。この文書では、SPS設定情報要素(IE)が規定されている。
動的スケジューリングを使用する場合、UEは、DL PDCCHメッセージの第1の制御チャネル要素(CCE)を用いてPUCCH ANリソースを決定する。しかしながら、SPSではDL PDCCHメッセージが存在せず、従ってUEには準静的PUCCHリソースが割り当てられる。実際には、RRC層が、SPS−config N1−PUCCH−AN−PersistentListの一部として4つのPUCCHリソースを設定する。PDCCHを用いたSPSアクティベーション時には、設定された4つのリソースの1つが選択され、DL PDCCH割り当てメッセージで送信電力制御(TPC)ビットの一部としてUEに伝達される。TPCビットは、このPDCCHアクティベーションメッセージのための機能でオーバーロードされる。ブロードキャストパラメータn1PUCCH−ANは、動的ANリソースの開始点を示す。SPS ANリソースは、この値の左側に生じるので、n1PUCCH−ANの設定はこれを考慮すべきである。
以下で詳細に説明するように、本発明の実施例の態様は、SPS−config N1−PUCCH−AN−PersistentListの値、及びPDCCH SPSアクティベーションメッセージ内のTPCビットの値をどのように設定するかについての問題に対し、SPSを設定するサブフレーム内で利用できる設定されたPUCCHリソースを全く有していない確率が最小化され、SPS ANのために確保されるPUCCHリソースの総数が最小化され、あらゆるサブフレームでSPSを設定可能にすることに関する柔軟性が最大化されるように対処してこれを解決する。
本発明の例示的な実施形態をさらに詳細に説明する前に、本発明の例示的な実施形態の実施で使用するのに適した様々な電子機器及び装置の簡略ブロック図を示す図2を参照する。図2では、無線ネットワーク1が、Node B(基地局)、より詳細にはeNB12などのネットワークアクセスノードを介して、UE10と呼ぶことができる移動体通信装置又はノードなどの装置と無線リンク11を通じて通信するようになっている。ネットワーク1は、図1Aに示すMME/S−GW機能を含むことができるネットワーク制御要素(NCE)14を含むことができ、このNCE14は、電話網及び/又はデータ通信網(例えば、インターネット)などのさらなるネットワークとの接続性を提供する。
UE10は、少なくとも1つのコンピュータ又はデータプロセッサ(DP)10Aなどのコントローラと、コンピュータ命令のプログラム(PROG)10Cを記憶するメモリ(MEM)10Bとして具体化される少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体と、1又はそれ以上のアンテナを介してeNB12と双方向無線通信を行うための少なくとも1つの好適な無線周波数(RF)送信機と受信機のペア(トランシーバ)10Dとを含む。
eNB12も、少なくとも1つのコンピュータ又はデータプロセッサ(DP)12Aなどのコントローラと、コンピュータ命令のプログラム(PROG)12Cを記憶するメモリ(MEM)12Bとして具体化される少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体と、(通常、多入力/多出力(MIMO)動作の使用時には複数の)1又はそれ以上のアンテナを介してUE10と通信するための少なくとも1つの好適なRFトランシーバ12Dとを含む。eNB12は、データ/制御パス13を介してNCE14に結合される。パス13は、図1Aに示すS1インターフェイスとして実装することができる。eNB12は、図1Aに示すX2インターフェイスとして実装できるデータ/制御パス15を介して別のeNBに結合することもできる。
本発明の例示的な実施形態の説明においては、UE10が、eNB12からのSPS PUCCHリソースシグナリングと共に動作可能なHARQ ANレポート機能10Eも含むと想定することができる。eNB12は、図4(第1の非限定的な実施形態)に示して以下で詳細に説明するような、テーブル12Fと連動するリソーススケジューラ(RS)12Eを含むことができる。テーブル12Fはメモリ12Bに記憶することができ、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されるデータ構造を表すものであると見なすことができる。図4のテーブルF12の実施形態は、現在のところ好ましい実施形態であると考えることができる。なお、(図示していない)別の実施形態では、図4の第4列の重みを0に設定することなどにより、4つの列を含むテーブルを使用することもできる。従って、本発明は、唯一のデータの集まり及び配置での使用に限定されるわけではないことを明確にされたい。さらに、例示として、テーブル12Fでは、図示の順序とは異なる順序で列を配置することもできる。
少なくともプログラム12Cは、以下でさらに詳細に説明するように、関連するデータプロセッサ12Aによって実行された時に装置が本発明の実施形態に従って動作できるようにするプログラム命令を含むと想定することができる。一般に、本発明の実施形態は、少なくとも部分的に、UE10のDP10A及び/又はeNB12のDP12Aが実行できるコンピュータソフトウェアによって、又はハードウェアによって、或いはソフトウェアとハードウェア(及びファームウェア)の組み合わせによって実装することができる。
図2に示す様々なデータプロセッサ、メモリ、プログラム、トランシーバ及びインターフェイスは、全てが本発明のいくつかの非限定的な態様及び実施形態を実施する動作及び機能を実行するための手段を表すものであると見なすことができる。
一般に、UE10の様々な実施形態は、以下に限定されるわけではないが、セルラー式モバイル装置、スマートフォン、無線通信能力を有する携帯情報端末(PDA)、無線通信能力を有するポータブルコンピュータ、無線通信能力を有するデジタルカメラなどの画像取り込み装置、無線通信能力を有するゲーム機、無線通信能力を有する音楽記憶再生機器、無線インターネットアクセス及びブラウジングを可能にするインターネット機器、並びにこのような機能の組み合わせを内蔵したポータブル装置又は端末を含むことができる。
コンピュータ可読メモリ10B及び12Bは、ローカル技術環境に適したいずれかのタイプとすることができ、半導体記憶装置、ランダムアクセスメモリ、リードオンリメモリ、プラグラム可能なリードオンリメモリメモリ、フラッシュメモリ、磁気記憶装置及びシステム、光学記憶装置及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能メモリなどの、いずれかの好適なデータ記憶技術を用いて実装することができる。データプロセッサ10A及び12Aは、ローカル技術環境に適したいずれかのタイプとすることができ、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ又はそれ以上を含むことができる。
図3に、PUCCH割り当ての例を示す。PUCCHは、定期的チャネル品質インジケータ(CQI)レポート、定期的スケジューリング要求インジケーション(SRI)、動的スケジューリングのためのハイブリッド自動再送要求(HARQ)ACK/NACK、及び半永続スケジューリング(SPS)のためのHARQ ACK/NACKに使用される。SPSのためのHARQ ACK/NACKにPUCCHリソースをどのように割り当てるかを最良に管理するためのニーズが存在することは明らかである。
以下、本発明の態様によるn1PUCCH−AN(ACK/NACK)の設定について説明する。
SPS ANのために必要なリソースの正確な数は、サブフレームによって、また時間と共に変動することがある。SPS ANリソースは、ピークVoLTE(ボイスオーバーLTE)負荷に合わせることができる。例えば、最大400台のUEをサポートすることが予想される場合、サブフレーム当たりの平均的なSPS UEの数は、400台のUE/20サブフレーム=20台になり得ると仮定する。何らかの変動(サブフレーム当たりのSPS UE数のアンバランス)を考慮するために、DB:%PucchHeadroomForSpsなどの調整可能なパラメータを加えることができる。従って、PUCCHは、以下のように提供することができる。
(1+%PucchHeadroomForSps/100)*(サポートされているUE数/20)サブフレーム当たりのSPS ANリソース
一般に、PUCCHリソースは、SPS及び動的スケジューリングの両方に関して最悪のシナリオに合わせる必要があるので、SPSはPUCCHにさらなる負荷を課す。
以下、本発明の態様によるN1−PUCCH−AN−PersistentListの設定についてさらに説明する。
RRC層がこのパラメータを設定する場合、所与のUE10のためにSPSがアクティブにされる正確なサブフレームは、仮に存在したとしても不明である。この結果、RRCは、4つの異なるリソース値を設定する。この4つの設定されたPUCCHリソース値をいずれも利用できない場合には、所与のサブフレーム上でSPSをアクティブにすることができず、従ってこのRRC層によって設定された4つの値を選択することが賢明である。所与のPUCCHリソースが20個のサブフレームオフセットの全てにおいて使用される場合、PUCCHリソースを設定すべきでないことは明らかである。一般に、PUCCHリソースを依然として利用できるサブフレーム数が多ければ多いほどリソースは良好である。また、このPUCCHリソースは設定されているが、SPSアクティベーションが未だに行われていないUE10の数が少なければ少ないほどリソースは良好である。
これらの観察から以下のアルゴリズムが導かれる。
図4に示すようなテーブル12Fを形成する(上述したように、テーブル12Fは、eNB12のメモリ12Bに記憶されたデータ構造であると見なすことができる)。テーブル12Fは、SPSに割り当てられたPUCCH ANリソースの数に等しい数の行と5つの列とを有し、これらの列は以下を定義する。
(1)PUCCHリソースインデックス。
(2)サブフレーム内でUEのために既にアクティブにされているという理由でリソースを利用できないサブフレームの数。
(3)リソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないUEの数。
(4)リソースは設定されているが、異なるSPS ANリソースを用いてSPSがアクティブになっているUEの数。
(5)列(2)、(3)及び(4)の加重和、又はより一般的には列(2)、(3)及び(4)で見られる値の何らかの組み合わせ。第5列では、列(2)、(3)及び(4)に適用する重み(使用する場合)をそれぞれw1、w2及びw3で示している。
なお、これらの重みは各列で異なっていても同じであってもよい。これらの重みは、固定であっても又は可変であってもよい。3つの重みw1、w2及びw3が全て1に等しく設定された場合には特殊なケースが示され、この場合、第5列の加重和は、関連するSPS ANリソースが設定されたUEの総数を示す。
このアルゴリズムは、SPS ANリソースとして使用できる潜在的なPUCCHリソース毎に以下を追跡する。
サブフレーム内でUEのために既にアクティブにされているという理由でPUCCHリソースを利用できないサブフレームの数(#)。
PUCCHリソースは設定されているが、SPSが未だにアクティブになっていないUEの数(#)。
PUCCHリソースは設定されているが、異なるSPS ANリソースを用いてSPSがアクティブになっているUEの数(#)。
テーブル12Fには、少なくとも1つのサブフレームオフセットで利用可能なPUCCHリソースのみが現れる。
列(2)、(3)及び(4)内の3つのメトリックの加重和などの組み合わせは、新たなSPS UE10のためにどのリソースを設定すべきかを決定するためのメトリックとして使用される。新たなSPS UE10のために設定される4つのエントリは、加重和メトリック又は列(5)内の他のいずれかのメトリックの組み合わせの値が最も小さなテーブル12Fからの4つのPUCCHリソースである。
なお、図4のテーブル12Fに関しては、列(2)、(3)及び(4)の3つの個々のメトリックを適当に組み合わせる他の手順を使用することもできる。2つの非限定的な例として、これらの3つのメトリックの積を使用すること、或いは異なる累乗の3つのメトリックの加重和又は積を使用することができる。
図4のテーブル12Fの様々なエントリを設定して形成した後には、動作中にテーブル12Fを更新する必要がある。例えば、新たなUE10のためにPUCCHリソースを設定すると、対応するリソースについて第3列(UE数)が1だけ増分される。UE10のためのSPS割り当てがアクティブになった場合、4つのPUCCHリソースについて第3列の値が1だけ減分され、アクティブになったPUCCHリソースについて列2の値が1だけ増分される。SPSアクティベーションの一部として割り当てられていない4つのPUCCHリソースのうちの3つについては、列4の値も1だけ増分される。UE10のためのSPS割り当てが非アクティブになったものの未だに設定解除されていない場合、第2列の対応するエントリが1だけ減分されるが、このエントリ及び他の3つの設定されたリソースのためのエントリは、各々が第3列において1だけ増分される。SPSアクティベーションの一部として割り当てられていなかった4つのPUCCHリソースのうちの3つについては、列4の値も1だけ減分される。(SPSが現在非アクティブであると仮定して)UE10のためのSPS割り当てが設定解除された場合、特定のUE10のために割り当てられた4つのPUCCHリソースの各々について列3の値が1だけ減分される。
しかしながら、他の変形形態も可能であり、メトリックは、以下の2つの例示的な事項を考慮するように拡張することができる。
(a)各後続のPUCCHリソースは、設定された利用可能なリソースのうちの何らかのリソースが存在するサブフレームの数を最大化する(考慮する)ように選択することができる。例えば、第2のリソースは、第1のリソースが利用可能でないサブフレームの中で、第2のリソースが利用可能なサブフレームの数を最大化しようと試みることができる。
(b)メトリックが最大化されるサブフレームの(全体が20msのものとは対照的に)より小さなウィンドウを考慮することができる。実際、このサブフレームのより小さなウィンドウは、(何らかのジッタを考慮した後に)VoIP(VoLTE)パケットの実際の到着に時間的に近づくことができる。
RRC層を用いて設定される4つのPUCCHリソースのうち、SPSのアクティベーション時に所与のサブフレームにおいて4つのPUCCHリソースのうちの複数が空いている場合、4つのPUCCHリソースのうちのどれをアクティブにすべきかが問題になる。上述した論理によれば、このサブフレームに利用できるPUCCHリソースのうち、加重和メトリック、又は他のいずれかのメトリックの組み合わせの値が最も小さなPUCCHリソースをアクティブにすることができる。
本発明の実施形態は、その1つの態様において、予想されるVoIP UE10の数に基づくSPS ANリソースの数の設定を可能にし、ネットワーク通信事業者が、SPS ANリソースが利用できないことに起因してUE10をブロックすることとPUCCHオーバーヘッドの増加との間のトレードオフを行うための設定可能パラメータを提供する。これは、所与のサブフレームでアクティベーションが行われる可能性のあるSPS UE10の数の推定に少なくとも部分的に基づくことができる。
本発明の実施形態は、その別の態様において、所与のUE10のためのSPS ANリソースを、このSPS ANリソースで既に設定されているUEの数、及びこのSPS ANリソース上でSPSがアクティブになっているUE10の数に基づいてブロックされる確率が最小化されるように設定できるようにする。さらなる検討事項として、少なくとも何らかのSPS ANリソースが空いているサブフレームの数を最大化する能力を挙げることができる。
SPSがアクティブになると、最小数のUE10のために設定されているSPS ANリソースをアクティブにすることにより、後続のUEがブロックされる確率が有利に減少する。
これらの例示的な実施形態の使用によって可能になる利点、長所及び技術的効果としては、少なくとも以下を挙げることができる。
a)特定のUE10のためにSPSが設定されているサブフレーム内で利用できる、以前に設定されたPUCCH SPSリソースを有していない確率が最小化される。
b)SPS ANのために確保されるPUCCHリソースの総数を最小化することができる。
c)あらゆるサブフレーム内でSPSを設定できるようにすることに関して最大限の柔軟性が提供される。
本発明の実施形態は、新たなUE10のために設定するリソースを決定する際に、PUCCH SPSリソースが利用可能なサブフレームの数、及び既に特定のリソースが設定されているUE10の数を考慮する。本発明の実施形態は、全ての新たなUEについて、又は例えばVoLTEベアラのセットアップを有するUEのみについてあらゆる時点で、或いはSPSのアクティベーション時にのみSPSリソースを設定するための完全な柔軟性を提供する。
例示的な実施形態は、その1つの態様において、確保すべきSPS PUCCH ANリソースの数の決定方法を提供する。この方法は、SPS UEの負荷が全てのサブフレームにわたって均等に分散されるという前提に基づいて初期推定を行うステップと、追加のヘッドルームがサブフレームにわたるあらゆる不均等な負荷を考慮できるようにするステップとを含む。この方法は、新たなSPS設定されたUEのために設定されるN個のSPS ANリソースの組をさらに決定し、所与のリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないUEの数の合計を第1のメトリックとして設定するステップと、UEのために所与のリソースがアクティブになっているサブフレームの数の合計を第2のメトリックとして設定するステップと、所与のリソースは設定されているが、(UEのために設定されている4つのPUCCH ANリソースからの)異なるANリソースを割り当てることによってSPSがアクティブになっているUEの数の合計を第3のメトリックとして設定するステップと、第1、第2及び第3のメトリックの組み合わせとして第4のメトリックを形成するステップと、N個のSPS ANリソースのうち、第4のメトリックの値が最も小さなものを選択するステップとを含む。
本発明の例示的な実施形態は、SPS AN送信のためのPUCCHリソース割り当てに少なくとも部分的に関する。例示的な実施形態によれば、DL SPS UEのためのPUCCH ANリソース割り当てが2ステップで行われる。第1のステップでは、RRCが、(PRBインデックス、PRB内の巡回シフト及び直交カバーは決定するが、サブフレームオフセットは決定しない)4つのリソースインデックスをUE固有の基準で情報要素(IE)SPS−Configの一部として設定する。3GPP TS 36.311では、この設定を行う特定のRRCパラメータをN1−PUCCH−AN−PersistentListと呼ぶ。第2のステップでは、スケジューラが、(上記で再現した)3GPP TS 36.213のセクション9.2に従って設定されたフィールドを含むPDCCHアクティベーションメッセージを送信することによってDL SPSをアクティブにする際に、eNBスケジューラ12Eが、設定された4つのSPSリソースの1つを選択してUE10に伝達する。この情報を伝達する2ビットは、SPSアクティベーションメッセージ内で電力制御のために使用されないTPCビットである。
スケジューラ12Eは、SPS ANのための別個のリソースプールを保持する。SPS UEのためのPUCCH ANリソースの数は、RRCパラメータΔPUCCH−Shiftの選択された値にサブフレーム毎に対応(1+%PucchHeadroomForSps/100)*(サポートされているUEの数/20)できるように提供され、分母の係数20はSPSの20msの割り当て期間によるものである。パラメータ%PucchHeadroomForSpsは、全ての接続されているUE10がSPS UEであると仮定した場合の全負荷時におけるサブフレーム当たりのアクティブな半永続スケジューリング(SPS)UE10の平均数に基づくヘッドルームである。そして、このスケール調整される数は、各サブフレーム内でSPS UEのために確保されるPUCCH ANリソースの数である。
繰り返し言うが、スケジューラ12Eは、L3制御ブロックによって新たなSPS UEのためにSPS ANリソースを設定するように要求されると、最も少ない数の既存のSPS UE10のために設定されている4つのリソースを選択して伝達する。なお、全てのリソースインデックスを割り当てることができるわけではなく、すなわちDB:ΔPucchShiftに適合するリソースのみを割り当てることができる。4つのリソースが設定されると、この4つのリソースを使用するUE10の数の合計を1だけ増分すべきである。同様に、SPSリソースを設定されたUE10がセルを離れ、又はRRC_IDLEに移行した場合、或いはSPSリソースが設定解除された場合には、特定のSPS ANリソースのために設定されていた又はアクティブになっていたUEの数の合計を適宜更新(1だけ減分)すべきである。
DL SPSのアクティベーション時には、4つの設定されたリソースをいずれもサブフレーム内で利用できない場合、このサブフレームではこのUE10のためにSPSをアクティブにすることができない。このサブフレーム内で、設定されたリソースのうちの複数が利用可能である場合、スケジューラ12Eは、最も少ない数のUEのために設定されているSPSリソースをアクティブにすることができる。
上記の内容に基づけば、本発明の例示的な実施形態は、SPSが設定されたサブフレーム内で利用できる設定されたPUCCHリソースを全く有していない確率を低下させ、SPS ANのために確保されるPUCCHリソースの総数を減少させ、あらゆるサブフレーム内でSPSを設定できるようにすることに関して最大限の柔軟性を提供することにより、無線ネットワークにおけるSPS UEの動作を強化するための方法、装置及び(単複の)コンピュータプログラムを提供することが明らかなはずである。
例示的な実施形態は、新たなSPS UEのために設定すべきPUCCH ANリソースを決定する際に、特定のPUCCH ANリソースが利用可能なサブフレームの数、特定のPUCCH ANリソースは既に設定されているが、SPSがアクティブになっていないUEの数、及び特定のPUCCH ANリソースは設定されているが、SPSのアクティベーション中に他の何らかのPUCCH ANリソース(UEのために設定された4つのPUCCH ANリソースから)が割り当てられたUEの数を考慮する。本発明の実施形態は、全ての新たなUEについて、又は例えばVoLTEベアラのセットアップを有するUEのみについてあらゆる時点で、或いはSPSアクティベーション時にのみSPSリソースを設定するための完全な柔軟性を提供する。
図5は、本発明の例示的な実施形態による方法の動作、及びコンピュータプログラム命令の実行結果を示す論理フロー図である。これらの例示的な実施形態によれば、方法は、ブロック5Aにおいて、半永続スケジューリング肯定応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定するステップを実行する。ブロック5Bにおいて、SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計をSPS ANリソースの組の各メンバの第1のメトリックとして設定するステップを行う。ブロック5Cにおいて、SPS ANリソースがUEのためにアクティブになっているサブフレームの数の合計をSPS ANリソースの組の各メンバの第2のメトリックとして設定するステップを行う。ブロック5Dにおいて、特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計をSPS ANリソースの組の各メンバの第3のメトリックとして設定するステップを行う。ブロック5Eにおいて、第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックの組み合わせとしてSPS ANリソースの組の各メンバの第4のメトリックを形成するステップを行う。ブロック5Fにおいて、少なくとも第4のメトリックの値に基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択するステップを行う。ブロック5Gにおいて、UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、第4のメトリックの値に少なくとも基づいてN個のSPS ANリソースのN個のSPS ANリソースの1つを選択するステップを行う。
図5に示す方法では、Nは4に等しい。
図5に示す方法では、第1、第2及び第3のメトリックの組み合わせとして第4のメトリックを形成するステップが、第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックの加重和を形成するステップを含む。
図5に示す方法では、少なくとも第4のメトリックの値に基づいてN個のSPS ANリソースのうちの1つを選択するステップが、N個のSPS ANリソースのうち、第4のメトリックの値が最も小さなものを選択する。
図5に示す方法は、SPSをアクティブにすることができるサブフレーム数が最大になるようにSPS ANリソースの組を決定するステップをさらに含む。
図5に示す方法は、UEのためのSPSアクティベーション時に、複数のSPS ANリソースに対応する複数のエントリを有するデータ構造に基づいてN個のSPS ANリソースのうちのどれをアクティブにするかを決定するステップをさらに含み、各エントリは、対応するSPS ANリソースに関連する第1のメトリック、第2のメトリック、第3のメトリック及び第4のメトリックをさらに含み、UEのためにアクティブにすべきであると決定されるリソースは、N個のリソースのうち、最も小さな第4のメトリックの値を有することによって示される第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックを考慮して選択されたものである。
図5に示す方法では、前段落で説明したように、SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択するステップがデータ構造に基づいて行われ、UEのために選択されるN個のSPS ANリソースは、最も小さな第4のメトリックの値を有することによって示される第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックを考慮することに基づく。
図5に示す方法では、SPS UEの負荷が全てのサブフレームにわたって均等に分散されるという前提に基づいて推定を行い、追加のヘッドルームがサブフレームにわたるあらゆる不均等な負荷を考慮できるようにすることにより、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの組内で確保すべきSPS ANリソースの数を決定する予備ステップを含む。
図5に示す方法では、SPS ANリソースが、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースである。
図5に示す方法は、進化型NodeBに位置するリソーススケジューラ機能によって少なくとも部分的に行われる。
図5に示す様々なブロックは、方法ステップ、及び/又はコンピュータプログラムコードの動作によって生じる動作、及び/又は関連する(単複の)機能を実施するように構成された複数の結合論理回路要素と見なすことができる。
一般に、様々な例示的な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、ロジック、又はこれらのあらゆる組み合わせで実装することができる。例えば、ハードウェアの形で実装できる態様もあれば、コントローラ、マイクロプロセッサ、又はその他のコンピュータ装置が実行できるファームウェア又はソフトウェアの形で実装できる態様もあるが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明の例示的な実施形態の様々な態様は、ブロック図、フロー図、又は他の何らかの図的記述を使用して図示し説明することができるが、本明細書で説明したこれらのブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理回路、汎用ハードウェア又はコントローラ又はその他のコンピュータ装置、又はこれらのいくつかの組み合わせの形で実装できることを十分に理解されたい。
従って、本発明の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様は、集積回路チップ及びモジュールなどの様々な構成要素内に実装することもでき、また本発明の例示的な実施形態は、集積回路として具体化された装置内に実装することもできると理解されたい。1又は複数の集積回路は、本発明の例示的な実施形態に従って動作するように構成できる1又は複数のデータプロセッサ、1又は複数のデジタルシグナルプロセッサ、ベースバンド回路及び無線周波数回路のうちの1つ又はそれ以上を具体化するための回路(場合によっては、ファームウェア)を含むことができる。
添付図面と共に上述の説明を読めば、当業者には、上述の説明に照らして本発明の上述の例示的な実施形態への様々な修正及び適応が明らかになるであろう。しかしながら、本発明の非限定的かつ例示的な実施形態の範囲には、依然としてあらゆる修正が含まれる。
例えば、上記では、E−UTRAN(LTA−A)システムとの関連において例示的な実施形態を説明したが、本発明の例示的な実施形態は、この1つの特定の種類の無線通信システムのみとの使用に限定されず、本発明の例示的な実施形態を用いて他の無線通信システムで優位性を発揮することもできると理解されたい。
なお、「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
さらに、説明したパラメータ(例えば、「サブフレーム数・・・」「UE数・・・」「加重和・・・」「%PucchHeadroomForSps」など)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらのパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらの様々なパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。さらに、様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、SPS−Config、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。さらに、上述したように、リソーススケジューラ12Eが使用するテーブルの正確な形及び情報内容は、図4に示したものと異なる場合もあり、例示にすぎないと見なすべきである。
さらに、本発明の様々な非限定的な例示的な実施形態の特徴の一部を使用し、これに対応してその他の特徴を使用することなく利点をもたらすこともできる。従って、上述の説明は、本発明の原理、教示及び例示的な実施形態を例示したものにすぎず、これらを限定するものであると見なすべきではない。
5A 半永続的スケジューリング確認応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定
5B SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第1のメトリックとして設定
5C UEのためにSPS ANリソースがアクティブにされたサブフレームの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第2のメトリックとして設定
5D 特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計を、SPS ANリソースの組の各メンバのための第3のメトリックとして設定
5E 第1のメトリック、第2のメトリック及び第3のメトリックの組み合わせとして、SPS ANリソースの組の各メンバのための第4のメトリックを形成
5F 第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択
5G UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、N個のSPS ANリソースのN個のSPS ANリソースのうちの1つを選択

Claims (31)

  1. 半永続スケジューリング肯定応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定するステップと、
    前記SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第1のメトリックとして設定するステップと、
    前記SPS ANリソースがUEのためにアクティブにされたサブフレームの数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第2のメトリックとして設定するステップと、
    前記特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第3のメトリックとして設定するステップと、
    前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックの組み合わせとして、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第4のメトリックを形成するステップと、
    前記第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、前記SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択するステップと、
    前記UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、前記第4のメトリックの前記値に少なくとも基づいて、前記N個のSPS ANリソースの前記N個のSPS ANリソースのうちの1つを選択するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. Nは4に等しい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1、第2及び第3のメトリックの前記組み合わせとして前記第4のメトリックを形成するステップは、前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックの加重和を形成するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第4のメトリックの前記値に少なくとも基づいて前記N個のSPS ANリソースのうちの1つを選択するステップは、前記N個のSPS ANリソースのうち、前記第4のメトリックの値が最も小さなものを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 新たなSPS設定されるUEのためにSPSをアクティブにすることができるサブフレーム数が最大になるように、前記UEのために設定できるように前記SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを決定するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記UEのためのSPSアクティベーション時に、複数のSPS ANリソースに対応する複数のエントリを有するデータ構造に基づいて前記N個のSPS ANリソースのうちのどれをアクティブにするかを決定するステップをさらに含み、各エントリは、対応するSPS ANリソースに関連する前記第1のメトリック、前記第2のメトリック、前記第3のメトリック及び前記第4のメトリックをさらに含み、前記UEのためにアクティブにすべきであると決定されるリソースは、前記N個のリソースのうち、前記第4のメトリックの最も小さな値を有することによって示される前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックを考慮して選択されたものである、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記SPS ANリソースの組から前記N個のSPS ANリソースを選択するステップは前記データ構造に基づいて行われ、前記UEのために選択される前記N個のSPS ANリソースは、前記第4のメトリックの最も小さな値を有することによって示される前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックを考慮することに基づく、
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. SPS UEの負荷が全てのサブフレームにわたって均等に分散されるという前提に基づいて推定を行い、追加のヘッドルームがサブフレームにわたるあらゆる不均等な負荷を考慮できるようにすることにより、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの組内で確保すべきSPS ANリソースの数を決定する予備ステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記SPS ANリソースは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースである、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  10. 進化型NodeBに位置するリソーススケジューラ機能によって少なくとも部分的に行われる、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. ソフトウェアプログラム命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、少なくとも1つのデータプロセッサによって前記ソフトウェアプログラム命令が実行されることにより、請求項1から10のいずれかに記載の方法を実行することを含む動作が行われる、
    ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  12. 少なくとも1つのデータプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備えた装置であって、前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、前記装置に少なくとも、半永続スケジューリング肯定応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定させ、前記SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第1のメトリックとして設定させ、前記SPS ANリソースがUEのためにアクティブにされたサブフレームの数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第2のメトリックとして設定させ、前記特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第3のメトリックとして設定させ、前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックの組み合わせとして、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第4のメトリックを形成させ、前記第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、前記SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択させ、前記UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、前記第4のメトリックの前記値に少なくとも基づいて、前記N個のSPS ANリソースの前記N個のSPS ANリソースのうちの1つを選択させる、ように構成される、
    ことを特徴とする装置。
  13. Nは4に等しい、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックの加重和を形成することを含め、前記第1、第2及び第3のメトリックの前記組み合わせとして前記第4のメトリックを形成するように構成される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、前記第4のメトリックの値が最も小さな前記N個のSPS ANリソースを選択することにより、前記第4のメトリックの前記値に少なくとも基づいて前記N個のSPS ANリソースを選択するようにさらに構成される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、新たなSPS設定されるUEのためにSPSをアクティブにすることができるサブフレーム数が最大になるように、前記UEのために設定できるように前記SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを決定するようにさらに構成される、
    ことを特徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、前記UEのためのSPSアクティベーション時に、複数のSPS ANリソースに対応する複数のエントリを有する前記メモリに記憶されたデータ構造に基づいて前記N個のSPS ANリソースのうちのどれをアクティブにするかを決定するようにさらに構成され、各エントリは、対応するSPS ANリソースに関連する前記第1のメトリック、前記第2のメトリック、前記第3のメトリック及び前記第4のメトリックをさらに含み、前記UEのためにアクティブにすべきであると決定されるリソースは、前記N個のリソースのうち、前記第4のメトリックの最も小さな値を有することによって示される前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックを考慮して選択されたものである、
    ことを特徴とする請求項12から16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、前記複数のSPS ANリソースに対応する前記複数のエントリを有する前記データ構造に基づいて前記SPS ANリソースの組から前記N個のSPS ANリソースを選択するようにさらに構成され、前記UEのために選択される前記N個のSPS ANリソースは、前記第4のメトリックの最も小さな値を有することによって示される前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックを考慮することに基づく、
    ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのデータプロセッサと連動して、SPS UEの負荷が全てのサブフレームにわたって均等に分散されるという前提に基づいて推定を行い、追加のヘッドルームがサブフレームにわたるあらゆる不均等な負荷を考慮できるようにすることにより、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの組内で確保すべきSPS ANリソースの数を最初に決定するようにさらに構成される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  20. 前記SPS ANリソースは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースである、
    ことを特徴とする請求項12から18のいずれか1項に記載の装置。
  21. 進化型NodeBに位置するリソーススケジューラ機能によって少なくとも部分的に具体化される、
    ことを特徴とする請求項12から20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 半永続スケジューリング肯定応答/否定応答(SPS AN)リソースの組を決定するための手段と、
    前記SPS ANリソースは設定されているが、SPSがアクティブになっていないユーザ装置(UE)の数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第1のメトリックとして設定し、前記SPS ANリソースがUEのためにアクティブにされたサブフレームの数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第2のメトリックとして設定し、前記特定のSPS ANリソースは設定されているが、SPSアクティベーション中に他の何らかのSPS ANリソースが割り当てられたUEの数の合計を、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第3のメトリックとして設定し、前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックの組み合わせとして、前記SPS ANリソースの組の各メンバのための第4のメトリックを形成するための手段と、
    前記第4のメトリックの値に少なくとも基づいて、新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、前記SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択するための手段と、
    前記UEがSPS動作のためにアクティブになった時に、前記第4のメトリックの前記値に少なくとも基づいて、前記N個のSPS ANリソースの前記N個のSPS ANリソースのうちの1つを選択するための手段と、
    を備えることを特徴とする装置。
  23. Nは4に等しい、
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記第1、第2及び第3のメトリックの組み合わせとして前記第4のメトリックを形成するための前記手段は、前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックの加重和を形成することを含む、
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  25. 前記第4のメトリックの前記値に少なくとも基づいて前記N個のSPS ANリソースのうちの1つを選択するための前記手段は、前記N個のSPS ANリソースのうち、前記第4のメトリックの値が最も小さなものを選択する、
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  26. 新たなSPS設定されるUEのために設定できるように、前記SPS ANリソースの組からN個のSPS ANリソースを選択するための手段は、前記UEのためにSPSをアクティブにすることができるサブフレームの数が最大になるように動作する、
    ことを特徴とする請求項22から25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 前記UEのためのSPSアクティベーション時に、前記N個のSPS ANリソースのうちのどれをアクティブにするかを選択するための前記手段は、複数のSPS ANリソースに対応する複数のエントリを有するデータ構造と共に動作し、各エントリは、対応するSPS ANリソースに関連する前記第1のメトリック、前記第2のメトリック、前記第3のメトリック及び前記第4のメトリックをさらに含み、前記UEのためにアクティブにすべきであると決定されるリソースは、前記N個のリソースのうち、前記第4のメトリックの最も小さな値を有することによって示される前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックを考慮して選択されたものである、
    ことを特徴とする請求項22から26のいずれか1項に記載の装置。
  28. 前記SPS ANリソースの組から前記N個のSPS ANリソースを選択するための前記手段も、前記データ構造と共に動作し、前記UEのために選択される前記N個のSPS ANリソースは、前記第4のメトリックの最も小さな値を有することによって示される前記第1のメトリック、前記第2のメトリック及び前記第3のメトリックを考慮することに基づく、
    ことを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 前記決定するための手段は、SPS UEの負荷が全てのサブフレームにわたって均等に分散されるという前提に基づいて推定を行い、追加のヘッドルームがサブフレームにわたるあらゆる不均等な負荷を考慮できるようにすることにより、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの組内で確保すべきSPS ANリソースの数を決定するように構成される、
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  30. 前記SPS ANリソースは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースである、
    ことを特徴とする請求項22から28のいずれか1項に記載の装置。
  31. 進化型NodeBの一部を構成するリソーススケジューラユニットによって少なくとも部分的に具体化される、
    ことを特徴とする請求項22から30のいずれか1項に記載の装置。
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