JP5967412B2 - 羽根付き鯉のぼり - Google Patents

Description

この発明は、鯉のぼりの鯉に羽根を設けた鯉のぼりに関するものである。

従来、鯉のぼりの鯉は布製で作られ、風が口に入って胴体が膨らみ胴体がくねることによって、鯉が空を泳いでいるように作られていた。

これは、次のような欠点があった。
鯉のぼりの鯉は布製であるので、雨天時は室内に取り入れなければならなかったし、大きな鯉のぼりを揚げることには、広い場所と大変な労力と時間が必要であった。しかし、団地サイズのような小さな鯉のぼりは、小魚と揶揄されるように迫力に欠けていた。
また、従来の鯉のぼりが泳ぐ様は、伝統的ではあるが和風的な古さや地味な感覚があった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

木、プラスチック、焼物、ゴム、硝子又は金属の硬質材を主な素材として、魚の形状をした鯉のぼりの胴部の両脇に軸（６）を介して羽根（２）を回転可能に装着し、鯉のぼり本体（１）を支柱（５）に取り付ける。
本発明は、以上の構成よりなる羽根付き鯉のぼりである。

本案は、硬質材を主な素材とするため雨天時でも室内に取り込む必要はなく、鯉の全長も短いため広い場所や労力と時間をかけなくても揚げることができる。また、風が吹かなくても支柱に垂れ下がることがないため、小魚をイメージすることはない。
さらに、羽根が回転すると水しぶきが上がり鯉が勢いよく泳いでいる姿を想像させるので、和風的な古さや地味なイメージを払拭できる。

本発明を支柱に取り付けた図である。 本発明の取り付け状態の一例を示した図である。 本発明の一例を示した斜視図である。

以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図面１のように硬質材を主な素材として、魚の形状をした鯉のぼりの胴体の両脇に軸（６）を介して羽根（２）を回転可能に装着し、鯉のぼり本体（１）腹部を支柱（５）に取り付ける。また、図面２のように鯉のぼり本体（１）口部を支柱（５）に取り付けてもよい。
なお、魚の形状に人間、動物や植物の形状を付け加えてもよい。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、庭やベランダ等の屋外等に支柱を固定して設置する。

１ 鯉のぼり本体
２ 羽根
３ 車輪型風車
４ 球型風車
５ 支柱
６ 軸

Claims (1)

1. 木、プラスチック、焼物、ゴム、硝子又は金属の硬質材を主な素材として、魚の形状をした鯉のぼりの胴部の両脇に軸（６）を介して羽根（２）を回転可能に装着し、鯉のぼり本体（１）を支柱（５）に取り付けたことを特徴とする羽根付き鯉のぼり。

Images