JP5957318B2 - ネットワークシステム、情報中継装置、及びパケット配信方法 - Google Patents

ネットワークシステム、情報中継装置、及びパケット配信方法 Download PDF

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Description

本発明はネットワークシステムに係り、特に広域ネットワークの情報中継装置においてパケット配信を実施する技術に関する。
情報通信ネットワークは、広域化、高速化などに伴い適用分野は拡大しており、従来は地理的に限定した場所でシステムが構築されてきたが、広域ネットワークを介した大規模なネットワークシステムが考えられている。このような情報通信ネットワークを利用する例としては、環境、気象、防災、防犯などの地域事象に関わる情報に基づいて監視を行い、監視結果に基づいて適切な情報やサービスを提供する社会インフラ向けのクラウドサービスが考えられている。
このようなクラウドサービスを実現するにあたり、現場に設置されるセンサなどの情報を複数のクラウドサービスで共有して利用することが、サービスの目的毎にセンサを個別に設置する場合よりも低コスト化が可能となると考えられている。また、クラウドサービス間で所定の情報を授受する場合に比べ、ネットワークシステムがセンサなどの情報を自律的に解釈して最適なクラウドサービスに転送することで、アプリケーションには特段の手段を用いずにセンサなどの情報を共有することが可能となると考えられている。
実際には、センサなどの情報を含むパケットをネットワークシステムが自律的に解釈し複数の宛先に転送する場合、例えば、IPマルチキャスト通信や、特許文献1に示すL7パケット通信が用いられる。このような、パケットを複数の宛先に転送することによりクラウドサービス間で情報を共有する際には、ネットワーク上での通信量増大と情報処理負荷の増大を防止することが必要である。
例えば、特許文献1では、大容量データを複数の地点にほぼ同時に配信する際に、ネットワーク上での負荷を低減するために、情報中継装置においてアプリケーション層で識別される識別子によってネットワークシステムの経路を特定し、データ配信時のネットワーク負荷を低減し配信効率を向上させる方式が開示されている。
さらに、特許文献2には、ネットワーク上での通信量増大の課題を鑑みて、所定のネットワークから他のネットワークへのコンテンツの送信が過剰に行われることを防止するために、所定のデータ量を超えたと判定された場合にノード装置によるコンテンツの送信を抑止する方式が開示されている。
また、特許文献3には、ネットワーク接続装置に到来するデータの内容を解析し、データの緊急度とネットワーク接続装置が送出するネットワークの帯域状況に応じて、データの圧縮やフィルタリングを実施し、ネットワークの通信量を低減する方式が開示されている。
特開2005−159430号公報 特開2011−198284号公報 WO2011/102317号公報
クラウドサービスは、広域ネットワークを介して、現場に設置されるセンサとデータセンタを接続して構築される。クラウドサービスの発展により、広域ネットワークの通信量とデータセンタの情報処理量は増加してきている。
転送先となるデータセンタの情報処理量は、転送するデータ量によらず過負荷となる場合があり、転送先の情報処理量が過大となったときには転送するデータ量を抑止しなければ情報処理の継続が困難となるという課題が存在する。
特許文献2および特許文献3に開示された方式では、ネットワークの通信量やパケットの内容を考慮してデータ量を抑止する方式であり、転送先となるデータセンタが過負荷の場合には転送を継続してしまう。また、データ量を抑止する際には、送信先のアドレス情報のみで抑止するため、同一のアドレス情報を持つ転送先には緊急度の高い情報までもが抑止されてしまうという課題が存在する。さらに、転送先となるデータセンタ側において過負荷を検知してパケットを廃棄する構成では、本来不要なパケットをネットワークに伝送してしまうため、ネットワークの帯域を無駄にしてしまうという課題が存在する。
本発明の目的は、転送先の処理負荷情報を考慮し、緊急度の高い情報を抑止することなくネットワークの通信量を低減するネットワークシステム、情報中継装置、及びパケット配信方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明においては、データセンタと情報中継装置とがネットワークを介して接続されるネットワークシステムであって、情報中継装置は、データセンタの処理負荷情報を受信し、受信した処理負荷情報に基づいて、受信したパケットの転送を抑止するか否かの判定を行い、パケットの転送を抑止すると判定した際に、パケットの転送を抑止する構成のネットワークシステムを提供する。
また、上記の目的を達成するため、本発明においては、ネットワークを介して送信先に接続される情報中継装置であって、記憶部と処理部とを備え、記憶部は、外部より受信した送信先の処理負荷情報を記憶し、処理部は、記憶部に記憶した処理負荷情報に基づいて、ネットワークを介して受信したパケットの転送を抑止するか否かの判定をし、パケットの転送を抑止すると判定した際、パケットの転送を抑止する構成の情報中継装置を提供する。
更に、上記の目的を達成するため、本発明においては、パケットの送信先と管理ノードと情報中継装置とがネットワークを介して接続されるネットワークシステムのパケット配信方法であって、情報中継装置は、送信先の処理負荷情報を受信し、受信した処理負荷情報に基づいて、受信したパケットの転送を抑止するか否かの判定をし、パケットの転送を抑止すると判定した際、パケットの転送を抑止するパケット配信方法を提供する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡潔に説明すれば、下記の通りである。すなわち、パケットを所定の宛先に転送するネットワークシステムにおいて、情報中継装置が転送先の処理負荷情報を考慮してデータ量を抑止することによって、緊急度の高い情報を抑止することなくネットワークの通信量を低減するネットワークシステムを提供できる。
第1の実施例に係る、ネットワークシステムの一構成例の説明図である。 第1の実施例に係る、ネットワークシステムの構成の変形例の説明図である。 第1の実施例に係る、情報中継装置の構成の説明図である。 第1の実施例に係る、管理ノードの構成の説明図である。 第1の実施例に係る、通信機能部の構成の説明図である。 第1の実施例に係る、フロー判別テーブルの説明図である。 第1の実施例に係る、転送管理テーブルの説明図である。 第1の実施例に係る、パケットフォーマットの説明図である。 第1の実施例に係る、情報中継装置によるパケットの制御処理のフローチャート図である。 第1の実施例に係る、通信機能部の転送停止制御部による転送可否の判定処理のフローチャート図である。 第1の実施例に係る、通信機能部の優先度制御部による送信優先度の判定処理のフローチャート図である。 第1の実施例に係る、通信機能部のテーブル制御部によるフロー判別テーブルおよび転送管理テーブルの事前設定処理のフローチャートである。 第1の実施例に係る、管理ノードによる設定値を情報中継装置に通知するシーケンスの一例を示す図である。 第1の実施例に係る、管理ノードによるステータスの読出処理および指令値の書換処理のシーケンスの一例を示す図である。 第1の実施例に係る、情報中継装置のパケットの流れの説明図である。 第1の実施例に係る、情報中継装置のパケットの流れの変形例の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図16に従い順次説明する。ここで、本発明の代表的な一例を示せば、データセンタと管理ノードと情報中継装置とが複数のネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、情報中継装置は、データセンタの処理負荷情報を管理ノードを介して受信し転送管理テーブルに保持するテーブル制御部と、受信したパケットの転送を抑止するか否かを判定し、パケットの転送を抑止すると判定したときに所定のパケットの転送を抑止する転送停止制御部とを有する。
図1は、第1の実施例に係るネットワークシステムの構成の説明図である。本実施例のネットワークシステムでは、データセンタ11、管理ノード12、情報中継装置14が広域ネットワーク13によって接続される。
端末16は、ローカルネットワーク15を介して情報中継装置14に接続される。端末16は、データを送受信する装置の総称であり、例えば、携帯電話、パーソナルコンピュータ、及びカメラなどであり、多様なものが存在する。
情報中継装置14は、端末16とローカルネットワークを介して接続され、端末16とデータの送受信を行う通信機能の他に判定処理機能及び演算処理機能を備える高機能なネットワークノードである。
管理ノード12は、広域ネットワーク13及びローカルネットワーク15の通信量や、データセンタ11の処理負荷量の情報を集約し、情報中継装置14の設定を行うものであり、通常の計算機構成を備える。すなわち、管理ノード12は、データセンタ11、情報中継装置14、及び端末16の所有者や管理者が、データセンタ11、情報中継装置14、及び端末16の操作を実施するための機能を提供するノードであり、データセンタ11、情報中継装置14、及び端末16のアドレス設定や、後で説明する図5に示すフロー判別テーブル509、及び転送管理テーブル510の設定や読出しを行う。
なお、図1において、管理ノード12は、広域ネットワーク13に別個に接続される構成を用いて説明するが、管理ノードの機能は、データセンタ11で実行される管理プログラムで実施されても良い。すなわち、データセンタ11の処理負荷量の情報を情報中継装置14に対して設定する管理プログラムは、データセンタ11で実行し、管理ノード12を用いない構成としても良い。しかし、この場合であっても、本明細書における「管理ノード」には、データセンタ11が実施する管理ノードの機能を含まれていることとする。
データセンタ11は、端末16とデータを送受信し、収集した各種データを保存し、又は各種データに基づく演算処理を実行する。
データセンタ11の情報処理量は、その情報処理の内容によっては、データセンタ11に到来する通信量によらず過負荷となる場合があり、情報中継装置14が管理ノード12を介して受信する通信量の情報のみを用いて端末16からのパケットを抑止する判定処理では、データセンタ11に送信されるパケットを抑止することができない場合がある。
そこで、本実施例の構成においては、端末16からのパケットを所定の宛先に転送するネットワークシステムにおいて、情報中継装置14が転送先となるデータセンタ11の処理負荷情報を考慮してパケットを抑止することによって、処理負荷の過大となったデータセンタ11に送信されるパケットを減らすことを可能とする。なお、データセンタ11、広域ネットワーク13、情報中継装置14、ローカルネットワーク15、端末16の数は、図1に示す構成に限定されないことは言うまでもない。
図2は、実施例1に係るネットワークシステムの構成の一変形例を示す図である。
図2に示すネットワークシステムは、ローカルネットワーク15に接続される情報中継装置14を介してセンサ21、制御対象22が接続される。情報中継装置14は、センサ21と制御対象22との間でデータの送受信を行う通信機能の他に判定処理機能および演算処理機能を備える高機能なネットワークノードである。
センサ21は、温度や電圧値などの物理的な情報を信号へと変換する機構の総称であり、例えば、温度センサ、湿度センサ、振動センサ、圧力センサ、人感センサ、マイク、及びカメラなどであり、多様なものが存在する。制御対象22は、入力された信号を物理的な運動へと変換する機構の総称であり、例えば、警報機、開閉スイッチ、及びモータなどであり、多様なものが存在する。なお、データセンタ11、広域ネットワーク13、情報中継装置14、ローカルネットワーク15、端末16、センサ21、制御対象22の数は、図2に限定されないことは図1と同様である。
図3は、本実施例のネットワークシステムの情報中継装置14の一構成例の説明図である。
情報中継装置14は、中央処理演算部(Central Processing Unit:CPU)34、メモリ35、及び入出力部(Input Output Unit:I/O)36等のハードウェア33を備える。CPU34は、各種演算処理を実行する処理部である。メモリ35は、各種プログラム及びデータを記憶する記憶部である。I/O36は、広域ネットワーク13、ローカルネットワーク15、端末16、センサ21及び制御対象22へのインタフェース部である。なお、情報中継装置14は、広域ネットワーク13及びローカルネットワーク15を介してお互いに通信する場合には、I/O36を介して接続される。
ハードウェア33の上位層にはオペレーティングシステム(Operating System:OS)32があり、OS32はCPU34によって実行される。
OS32の上位層には、通信機能部31が存在する。通信機能部31は、CPU34が対応するプログラムを実行することによって実現される。すなわち、情報中継装置14は、通信機能部31を備えた計算機である。
通信機能部31は、端末16とセンサ21からのパケットを解析し、管理ノード12からの設定値に基づいて、パケットの抑止の判定と優先度制御、及び通信量を計測する、なお、通信機能部31に到来するパケットは、端末16とセンサ21からの他、他の情報中継装置14からのパケットも送受信する。
図4は、実施例1における管理ノード12の一構成例の説明図である。
管理ノード12は、中央処理演算部(Central Processing Unit:CPU)44、メモリ45、及び入出力部(Input Output Unit:I/O)46等のハードウェア43を備える。CPU44は、各種演算処理を実行する処理部である。メモリ45は、各種プログラム及びデータを記憶する記憶部である。I/O46は、広域ネットワーク13へのインタフェースである。
ハードウェア43の上位層にはオペレーティングシステム(Operating System:OS)42が存在し、OS42はCPU44によって実行される。
OS42の上位層には、管理アプリケーション41が存在する。管理アプリケーション41は、CPU44が対応するプログラムを実行することによって実現される。すなわち、管理ノード12は、管理アプリケーション41を実行する計算機である。
管理アプリケーション41は、図12に示す各種テーブルの事前設定処理、図13に示す負荷情報集約送信処理、図14に示すステータス読出し開始処理及び指令値変更判定処理を行うアプリケーションなどを含む。
図5は、本実施例における情報中継装置14の通信機能部31の機能構成の一例を説明するための図である。
通信機能部31は、通信インタフェース入力部501、パケット解析部502、パケット生成部503、転送停止制御部504、優先度制御部505、パケット計測部506、通信インタフェース出力部507、テーブル制御部508、フロー判別テーブル509、転送管理テーブル510を備える。上述の通り、OS32の上位層に位置する通信機能部31の各機能ブロックは、CPU34が対応するプログラムを実行することによって実現されるが、図5中の各種のテーブル509、510はメモリ35中に記憶され、通信インタフェース入力部501と通信インタフェース出力部507はI/O36に対応している。
通信インタフェース入力部501及び通信インタフェース出力部507は、広域ネットワーク13及びローカルネットワーク15に接続されパケットを送受信する。同図の構成においては、テーブル制御部508は別個に管理ポートを備え、管理ノード15に接続されるが、広域ネットワーク13やローカルネットワーク15を介して管理ノード12と接続される構成であっても良い。
広域ネットワーク13及びローカルネットワーク15から到来するパケットは、パケット解析部502でフロー判別テーブル509の内容に基づいてパケットの内容を解析する。パケット解析の方法については図6、パケットフォーマットの一例は図8で詳細を説明する。
パケット生成部503は、転送管理テーブル510の内容に基づいてパケットを生成する。パケット生成の方法については図7で詳細を説明する。
転送停止制御部504は、転送管理テーブル510の内容に基づいてパケットの転送を停止する。パケットの転送停止の方法については図7、図9および図10で詳細を説明する。
優先度制御部505は、転送管理テーブル510の内容に基づいてパケットの転送の優先度を判定する。パケットの優先度を判定する方法については図7、図9、図10及び図11で詳細を説明する。
この優先度制御部505は、パケットの優先度を判定した後、優先度の高いパケットから優先的に送出するために、優先度毎に設けられるキューに振り分けを実施する。優先度毎に設けられるキューに振り分けを実施する機能の説明は、図15及び、図16を用いて説明することとし、図5の通信機能部31ではキュー構成は図示を省略してある。また、優先度制御の方法は、図15及び、図16で説明する構成に限らず、その他の方法を用いても良い。例えば、高優先のパケットに対して伝送帯域を占有させるといった方法を用いても良い。
また、図5の優先度制御部505において、送出するパケットのTOS(Type Of Service)フィールドやVLAN(Virtual Local Area Network)タグに優先度を示す情報を設定することで、ネットワークシステムを構成する別の情報中継装置14や、ローカルネットワーク15、及び広域ネットワーク13を構成するルータやスイッチに優先度情報を引き継ぐことが可能となる。
パケット計測部506は、パケットの送信先毎の通信量を計測し、計測した結果を転送管理テーブル510に蓄積する。パケットの計測は、1秒間あたりのパケット数(packet per second:pps)、1秒間あたりのビット数(bit per second:bps)、所定時間あたりの通信量(byte)などの単位をもちいて蓄積する。なお、前述の単位に限定するものではなく、通信量の最大値や最小値、所定時間からの積算値など様々な値を定義してもよい。
テーブル制御部508は、上述の通り管理ノード12と接続され、フロー判別テーブル509及び転送管理テーブル510の読出しや書込みを行う。後で、図12、図13および図14で詳細を説明する。図6は、本実施例における情報中継装置14のフロー判別テーブル509を説明するための図である。上述の通り、フロー判別テーブル509は、情報中継装置14のメモリ35に記憶される。
同図において、フロー判別テーブル509は、送信元IPアドレス61、送信元ポート番号62、識別ID63、フロー名64、パケット解析に基づく優先度65を含む。
送信元IPアドレス61には、情報中継装置14に到来するパケットの送信元のIPアドレスが登録される。送信元ポート番号62には、情報中継装置14に到来するパケットの送信元のポート番号が登録される。送信元は、端末16、センサ21、制御対象22、あるいはデータセンタ11となる。識別ID63は、情報中継装置14に到来するパケットに含まれる情報であり、数値や文字列などを用いて識別する。
前述したパケット解析部502は、フロー判別テーブル509に含まれる送信元IPアドレス61、送信元ポート番号62、及び識別ID63に基づいて、フロー名64及びパケット解析に基づく優先度65を得る。フロー名64は、情報中継装置14に到来するパケット毎に設定される名称であり、数値や文字列などを用いて設定する。パケット解析に基づく優先度65は、情報中継装置14に到来するパケット毎に設定される優先度情報であり、数値や文字列などを用いて設定する。
なお、フロー判別テーブル509には、情報中継装置14に到来するパケットに含まれる内容を設定してもよく、例えば、パケットに内包される優先度情報や位置情報、及びセンサ種類、計測データ種類、単位などの情報の種類、または温度値、電圧値、電流値、水量などのデータの値など様々な情報であり、その内容は、図6に示されるものに限定されない。また、情報中継装置14に到来するパケットの一例は、図8で詳細を説明する。
図7は、本実施例における情報中継装置14の転送管理テーブル510の一例を説明するための図である。上述の通り、転送管理テーブル510は、情報中継装置14のメモリ35に記憶される。
転送管理テーブル510は、フロー名701、送信先DC名702、送信先IPアドレス703、送信先ポート番号704、送信先優先度指令値705、転送量転送停止指令値706、low用転送停止指令値707、middle用転送停止指令値708、high用転送停止指令値709、負荷情報710、転送量711、パケット解析結果優先度712、送信優先度713、転送可否714を含む。
フロー名701は、前述したフロー判別テーブル509のフロー名64のうち、情報中継装置14がパケットを生成する候補のフロー名であり、数値や文字列などを用いて設定する。なお、情報中継装置14は、到来するパケットを解析し、複数の転送先に対してパケットを生成する機能を備え、転送先の分だけ転送管理テーブル510のエントリーが存在する。
情報中継装置14のパケット解析部502では、到来するパケットの内容を解析し、flow0で示されるフロー名を得る。パケット生成部503では、得られたフロー名flow0のエントリーを検索し、該当する情報に基づいて、送信先DC名702、送信先IPアドレス703、および送信先ポート番号704の情報を用いてパケットを生成する。
送信先DC名702には、情報中継装置14に到来するパケットの送信先の名称が登録される。送信先IPアドレス703には、情報中継装置14に到来するパケットの送信先のIPアドレスが登録される。送信先ポート番号704には、情報中継装置14に到来するパケットの送信先のポート番号が登録される。送信先優先度指令値705には、送信先が要求する通信の優先度が登録される。
転送量停止指令値706には、パケットの送信を抑止する閾値が登録される。low用転送停止指令値707には、送信優先度713の値がlowの場合にパケットの送信を抑止する閾値が登録される。middle用転送停止指令値708には、送信優先度713の値がmiddleの場合にパケットの送信を抑止する閾値が登録される。high用転送停止指令値709には、送信優先度713の値がhighの場合にパケットの送信を抑止する閾値が登録される。
負荷情報710には、送信先の処理負荷情報が登録される。転送量711には、送信先へのパケット転送量が登録される。パケット解析結果優先度712には、前述した送信先優先度指令値705とパケット解析に基づく優先度65に基づいて判定される送信優先度が登録される。転送可否714には、転送量と優先度に基づいて判定される転送可否の情報が登録される。
なお、あらかじめ管理ノード12が設定する情報のうち、フロー名701は、検索キー(search key)715である。また、送信先DC名702、送信先IPアドレス703、送信先ポート番号704、送信先優先度指令値705、転送量転送停止指令値706、low用転送停止指令値707、middle用転送停止指令値708、high用転送停止指令値709は、設定値716である。また、負荷情報710、転送量711、パケット解析結果優先度712、送信優先度713、転送可否714は、ステータス717である。
本例では、設定値716とステータス717を、ひとつのテーブル構成で説明したが、設定値とステータスを複数のテーブルに分割する構成としてもよい。また、ステータス717を示す情報には、パケットの転送を抑止したデータ量や、パケット長などの情報を用いる構成でも良く、図7に限定するものではない。また、送信先優先度指令値705、パケット解析結果優先度712、送信優先度713、及び送信優先度毎の転送停止指令値(707〜709)は、low、middle、及びhighの3段階の例で説明したが、優先度の設定方法は上述した実施形態に限定されるものではない。
図8は、本実施例におけるパケットフォーマットの一例を説明するための図である。なお、図8のフォーマットにおいては、本実施例のシステム、装置と関係する部分のみを図示し、他は省略した。
図8に示すとおり、データリンク層であるレイヤ2(L2)ヘッダ(一部抜粋)には、宛先MACアドレス81と、送信元MACアドレス82が配置されている。
また、ネットワーク層であるレイヤ3(L3)ヘッダ(一部抜粋)には、送信元IPアドレス83、宛先IPアドレス84、プロトコル番号85が配置されている。L3ヘッダは、IP通信をする場合に、送信元IPアドレス83から宛先IPアドレス84に対してパケットをルーティングするのに用いる。また、プロトコル番号85を用いて、L4のプロトコル種別を区別する。なお、図6のフロー判別テーブル509では、フローを判別するためにプロトコル番号85を用いることを説明していないが、前述したとおり、フローを判別するためにL2〜L7までの情報を用いる構成としてもよい。
さらに、トランスポート層であるレイヤ4(L4)ヘッダには、送信元ポート番号86、宛先ポート番号87が配置されている。L4ヘッダは、通信するアプリケーションなどを示すために用いられるが、これらのフローを判別するための情報に用いる構成としてもよい。
最後に、アプリケーション層であるレイヤ7(L7)ヘッダ、もしくはL7ペイロード(一部抜粋)には識別ID88とその他のペイロード89が配置されている。この識別ID88は、特定のユーザや情報発信元からのアクセスを認識するための識別子である。例えば、webデータのやりとりにはhttp(Hyper Text Transfer protocol)というプロトコルがwebブラウザとwebサーバ間で利用される。
本実施例における説明において、図6で説明した送信元IPアドレス61、送信元ポート番号62、識別ID63のそれぞれの情報は、図8で説明した送信元IPアドレス83、送信元ポート番号86、識別ID88にそれぞれ対応する。
なお、情報中継装置14に到来するパケットの解析に用いる情報は、図6及び図8で説明したものに限定するものではなく、例えば、図8で説明したその他のペイロード89に内包される優先度情報や位置情報、及びセンサ種類、計測データ種類、単位などの情報の種類、または温度値、電圧値、電流値、水量などのデータの値など様々な情報を用いてもよい。
図9は、本実施例における情報中継装置14の通信機能部31によるパケットの制御処理の一例を示すフローチャートである。
まず、通信インタフェース入力部501は、到来するパケットを受信する(901)。
次に、パケット解析部502は、フロー判別テーブル509の情報に基づいて到来したパケットを解析し、転送管理テーブル510のパケット解析結果優先度712フィールドにパケット解析に基づく優先度65を書き込み、flow名64はステップ903に引き継ぐ(902)。
次に、パケット生成部503は、flow名64のエントリーを転送管理テーブル510のフロー名701を検索キー(search key)715として検索し、設定値716を読み出す(903)。次に、パケット生成部503は、転送管理テーブル510の送信先DC名702、送信先IPアドレス703、送信先ポート番号704の情報を用いてパケットを生成する(904)。
次に、転送停止制御部504は、転送量と優先度に基づいて転送の可否を判定し、転送管理テーブル510の転送可否714に結果を書き込む(905)。転送可否判定ステップ905の詳細は、図10で説明する。
次に、転送停止制御部504は、転送管理テーブル510の転送可否714の値に応じて、”active”の場合はステップ907に遷移し、”stop”の場合はステップ911に遷移する(906)。転送停止制御部504は、ステップ906の判定結果がNOの場合、パケット廃棄を行う(911)。なお、図9では、ステップ906の判定結果がNOの場合に、パケット廃棄を行う構成として説明したが、パケット廃棄を行わずに転送管理テーブル510の転送可否714が”active”の状態になるまで待つ処理、及びパケットを一旦蓄積してタイマなどの手段を用いて再送する処理を実施してもよい。また、パケットを一旦蓄積するのは、情報中継装置14のメモリ35、及びI/O36に接続されたハードディスク、SSD(Solid State Drive)等蓄積装置を用いてもよい。
次に、優先度制御部505は、転送管理テーブル510の送信優先度713を読み出す(907)。次に、優先度制御部505は、ステップ907で読み出した送信優先度713の情報を用いて送信の優先度を制御する(908)。送信優先度713の算出方法の詳細は、図11で説明する。次に、パケット計測部506は、転送先毎にパケット量を計測し、結果を転送管理テーブル510の転送量711に書き込む(909)。
最後に、通信インタフェース出力部507は、パケットを送信する(910)。なお、図9では、パケット生成ステップ904を、転送可否判定905の前で実施する構成で説明したが、優先度制御ステップ908の後で実施してもよく、順番が限定されるものではない。パケット生成処理ステップ904を優先度制御ステップ908の後で実施することで、廃棄されてしまうパケットの生成を省くことが可能となる。
図10は、本実施例における通信機能部31の転送停止制御部504による転送可否の判定処理のフローチャートであり、前述した図9の転送可否判定ステップ905の詳細である。
まず、転送停止制御部504は、転送管理テーブル510の転送量転送停止指令値706を読み出す(1001)。次に、転送停止制御部504は、転送管理テーブル510の転送量711を読み出す(1002)。
次に、ステップ1001の処理で読み出した転送量転送停止指令値と、ステップ1002で読み出した転送量とを比較し、ステップ1001の処理で読み出した転送量転送停止指令値がステップ1002で読み出した転送量より小さいか否かを判定する(1003)。
ステップ1001の処理で読み出した転送量転送停止指令値がステップ1002で読み出した転送量より大きいと、ステップ1003の処理で判定された場合、送信優先度読出し1004ステップに遷移する。
ステップ1001の処理で読み出した転送量転送停止指令値がステップ1002で読み出した転送量より小さいと、ステップ1003の処理で判定された場合、ステップ1014に遷移し、転送管理テーブル510の転送可否714に”stop”を書き込んで処理を終了する。
これによって、あらかじめ設定した転送量転送停止指令値706の閾値を、実際の転送量が超えたときに、パケットの転送を抑止することができるので、ネットワークシステムの通信量を低減することができる。また、端末16、センサ21、及び制御対象22が配置される近傍の情報中継装置14でパケットの転送を抑止することで、広域ネットワーク13及びローカルネットワーク15の通信量を低減することができる。さらに、転送先のデータセンタ11の処理が過負荷となった場合、データセンタ11に到来しても本来は過負荷のために破棄されるパケットを無駄に広域ネットワーク13に送出することが抑えられ、広域ネットワーク13の通信量を低減することができる。
次に、転送停止制御部504は、転送管理テーブル510の送信優先度713を読み出す(1004)。なお、送信優先度713の算出方法の詳細は、図11で説明する。
次に、ステップ1004で読み出した送信優先度がlowであるか否かを判定する(1005)。ステップ1004で読み出した送信優先度がlowである場合、ステップ1006に遷移し、転送管理テーブル510のlow用転送停止指令値707を読み出す。ステップ1004で読み出した送信優先度がlowでない場合、ステップ1007に遷移し、ステップ1004で読み出した送信優先度がmiddleであるか否かを判定する。
ステップ1004で読み出した送信優先度がmiddleである場合、ステップ1008に遷移し、転送管理テーブル510のmiddle用転送停止指令値708を読み出す。ステップ1004で読み出した送信優先度がmiddleでない場合、ステップ1009に遷移し、ステップ1004で読み出した送信優先度がhighであるか否かを判定する。
ステップ1004で読み出した送信優先度がhighである場合、ステップ1010に遷移し、転送管理テーブル510のhigh用転送停止指令値709を読み出す。ステップ1004で読み出した送信優先度がhighでない場合、ステップ1013に遷移し、転送可否に”active”を書き込んで処理を終了する。
なお、図10のフローチャートでは、ステップ1009の処理で、ステップ1004で読み出した送信優先度がhighでない場合にステップ1013に遷移し転送可否に”active”を書き込んで処理を終了する処理を説明したが、ステップ1004で読み出した送信優先度がhighでない場合にステップ1014に遷移し転送可否に”stop”を書き込んで処理を終了する処理でもよい。
次に、転送停止制御部504は、転送管理テーブル510の負荷情報710を読み出す(1011)。なお、負荷情報710は、管理ノード12を介して設定される値であり、設定方法の詳細は、図12及び図13で説明する。
次に、ステップ1011の処理で読み出した負荷情報と、ステップ1006、ステップ1008及びステップ1010の処理で読み出した転送停止指令値とを比較し、ステップ1011の処理で読み出した負荷情報がステップ1006、ステップ1008及びステップ1010の処理で読み出した転送停止指令値より小さいか否かを判定する(1012)。
ステップ1011の処理で読み出した負荷情報がステップ1006、ステップ1008及びステップ1010の処理で読み出した転送停止指令値より小さいと、ステップ1012の処理で判定された場合、ステップ1013の処理に遷移し、転送可否に”active”を書き込んで処理を終了する。
ステップ1011の処理で読み出した負荷情報がステップ1006、ステップ1008及びステップ1010の処理で読み出した転送停止指令値より大きいと、ステップ1012の処理で判定された場合、ステップ1014の処理に遷移し、転送可否に”stop”を書き込んで処理を終了する。
これによって、あらかじめ設定したlow用転送停止指令値、middle用転送停止指令値、及びhigh用転送停止指令値の閾値を、転送先の負荷を示す負荷情報を超えたときに、パケットの転送を抑止することができるので、ネットワークシステムの通信量を低減することができる。すなわち、転送先のデータセンタ11の処理が過負荷となった場合、データセンタ11に到来しても本来は過負荷のために破棄されるパケットを無駄に広域ネットワーク13に送出することが抑えられ、広域ネットワーク13の通信量を低減することができる。また、送信優先度を考慮して、送信優先度毎に転送停止指令値を設定できるため、送信優先度毎に転送を停止するか否かの判定が可能になり、情報中継装置が転送先の処理負荷情報を考慮してデータ量を抑止することによって、緊急度の高い情報を抑止することなくネットワークの通信量を低減することができる。
なお、送信優先度と送信優先度毎の転送停止指令値は、low、middle、及びhighの3段階の例で説明したが、優先度の設定方法は上述した実施形態に限定されるものではない。
図11は、本実施例における通信機能部31の優先度制御部505による送信優先度の算出処理の一例を示すフローチャートである。転送管理テーブル510の送信優先度713は、図11に示すフローチャートの処理を用いて値が決定される。
まず、転送管理テーブル510の送信先優先度指令値705を読み出す(1101)。次に、転送管理テーブル510のパケット解析結果優先度712を読み出す(1102)。
次に、ステップ1101の処理で読み出した送信先優先度指令値705と、ステップ1102で読み出したパケット解析結果優先度712を用いて、送信優先度を計算する(1103)。本実施例では、送信先優先度指令値705及びパケット解析結果優先度712は、数字の1〜3の3段階の値を用いて、1の場合はlow、2の場合はmiddle、3の場合はhighと取り決める例で説明している。また、送信優先度は、送信先優先度指令値705及びパケット解析結果優先度712の数字と掛け合わせて演算し、数字の1〜9の9段階の値を用いて、1〜3の場合はlow、4〜6の場合はmiddle、7〜9の場合はhighと取り決める例で説明している。
次に、ステップ1103の処理で積演算した結果を転送管理テーブル510の送信優先度713に書き込んで処理を終了する(1104)。
これによって、本実施例のネットワークシステムにおいては、パケット解析に基づく優先度、及び転送先が要求する転送優先度をいずれも考慮して送信優先度を判定することができるので、情報中継装置が転送先の処理負荷情報を考慮してデータ量を抑止するときに、緊急度の高い情報を抑止することなくネットワークの通信量を低減することができる。
図12は、本実施例における情報中継装置14の通信機能部31のテーブル制御部508による、フロー判別テーブル509及び転送管理テーブル510の事前設定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、テーブル制御部508は、フロー判別テーブル509及び転送管理テーブル510の事前設定情報を管理ノード12から受信する(1201)。事前設定情報には、フロー判別テーブル509の送信元IPアドレス61、送信元ポート番号62、識別ID63、及びフロー名64が含まれ、また、転送管理テーブル510のフロー名701、送信先DC名702、送信先IPアドレス703、送信先ポート番号704、送信先優先度指令値705、転送量転送停止指令値706、low用転送停止指令値707、middle用転送停止指令値708、及びhigh用転送停止指令値709が含まれる。
次に、テーブル制御部509は、ステップ1201の処理で受信した事前設定情報をフロー判別テーブル509、及び転送管理テーブル510に書き込む(1202)。
次に、テーブル制御部508は、フロー判別テーブル509、及び転送管理テーブル510への書き込みが完了した旨を管理ノード12に通知し(1203)、事前設定処理を終了する。
以上のように、管理ノード12がフロー判別テーブル509、及び転送管理テーブル510を事前に設定できる。
図13は、本実施例における管理ノード12による設定値を情報中継装置14に通知するシーケンスの一例を示す図である。
まず、データセンタ11は、データセンタを構成する計算機の負荷情報を計測し(1301)、データセンタ11の負荷情報を特定可能な情報が含まれる負荷情報を送信する(1302)。
次に、管理ノード12は、データセンタ11の負荷情報を特定可能な情報が含まれる負荷情報を受信した場合、データセンタ11の負荷情報を集約して送信する処理を実行し(1303)、転送管理テーブル510の該当するエントリーの負荷情報710に設定する設定値を送信する(1304)。
次に、情報中継装置14は、設定値を受信した場合、受信した負荷情報に基づいて、転送管理テーブル510の該当するエントリーの負荷情報710を書き換える(1305)。
なお、管理ノード12は、データセンタ11を構成する計算機の負荷情報を管理ノード12が読み出すことによって、負荷情報を取得してもよい。また、情報中継装置14は、管理ノード12が集約したデータセンタ11の負荷情報を情報中継装置14が読み出すことによって、設定値を取得してもよい。
図14は、本実施例における管理ノード12による情報中継装置14の転送管理テーブル510のステータス717の読出処理、及び転送管理テーブル510の設定値716の書き換え処理の一例を説明するシーケンス図である。
管理ノード12は、所定のタイミングで情報中継装置14に記憶された転送管理テーブル510に登録されたステータス717の読出しを開始し(1401)、ステータス読出指令を情報中継装置14に送信する(1402)。ステータス読出指令には、ステータス717を読み出すエントリーを特定可能な情報が含まれているものとする。
情報中継装置14は、ステータス読出指令を受信した場合、転送管理テーブル510に登録されたエントリーのうち、ステータス読出指令に含まれるエントリーを特定可能な情報に基づいて選択し、選択したエントリーの負荷情報710、転送量711、パケット解析結果優先度712、送信優先度713、及び転送可否714に登録された値をステータス717として読み出す(1403)。その後、情報中継装置14は、読み出したステータス717を管理ノード12に送信する(1404)。
管理ノード12は、ステータスを受信した場合、受信したステータスに基づいて指令値を変更するか否かを判定する指令値変更判定処理を実行する(1405)。指令値変更判定処理では、用途に応じて様々な処理が実施されるが、例えば、あらかじめ設定した転送量転送停止指令値706、low用転送停止指令値707、middle用転送停止指令値708、及びhigh用転送停止指令値709が、ステータス717で示される転送量711、及び負荷情報710の値と比較する処理を実施する。
これによって、転送管理テーブル510の設定が妥当か否かに基づいて指令値を変更すること、または優先度に基づく転送停止を行う条件を変更することができ、管理ノード12は情報中継装置14の転送管理テーブル510の設定値716を書き換えることができる。
次に、指令値変更判定1405の処理で、指令値を変更する必要があると判定された場合、管理ノード12は、情報中継装置14の転送管理テーブル510に登録された指令値を書き換える指令である指令値書換指令を情報中継装置14に送信する(1406)。指令値書換指令には、指令値を書き換えるエントリーを特定可能な情報、及び指令値の書き換え値が含まれているものとする。
情報中継装置14は、指令値書換指令を受信した場合、受信した指令値書換指令に基づいて、転送管理テーブル510に登録された指令値を書き換える(1407)。具体的には、情報中継装置14は、転送管理テーブル510に登録されたエントリーのうち、指令値書換指令に含まれるエントリーを特定可能な情報に基づいて選択し、選択したエントリーの送信先優先度指令値705、転送量転送停止指令値706、low用転送停止指令値707、middle用転送停止指令値708、及びhigh用転送停止指令値709に登録された値を書き換える。
情報中継装置14は、指令値を書き換えた場合、書換完了通知を管理ノード12に送信する(1408)。
以上のように、管理ノード12は、情報中継装置14が実際に処理したパケットに関する情報に基づいて、現在設定されている指令値が妥当か否かを判定し、指令値が妥当でない場合、指令値を変更することができるので、指令値を妥当な値に保つことができる。
なお、管理ノード12は、ステータス読出指令にステータスを読み出すエントリーを特定可能な情報が含まれるものとして説明したが、情報中継装置14に記憶された転送管理テーブル510に登録されたステータスのすべてのエントリーを読み出してもよい。例えば、管理ノード12は、転送管理テーブル510に登録されたすべてのエントリーを読み出すという情報を含んだステータス読出指令を情報中継装置14に送信し、情報中継装置14はすべてのエントリーの負荷情報710、転送量711、パケット解析結果優先度712、送信優先度713、及び転送可否714に登録された値をステータスとして読み出し、読み出したステータスを管理ノード12に送信する。その後、管理ノード12は、読み出したエントリー毎に指令値を変更するか否かを判定し、指令値を変更する必要があるエントリーだけの指令値書換指令を送信してもよい。
また、管理ノード12は、ステータス読出し開始のシーケンス(1401)において、所定のタイミングで処理を開始する構成を説明したが、図1のネットワークシステムのデータセンタ11、情報中継装置14、或いは端末16の所有者や管理者が管理ノード12を用いてステータス読出し開始のシーケンス(1401)を開始しても良い。
さらに、管理ノード12は、指令値変更判定のシーケンス(1405)において、データセンタ11、情報中継装置14、及び端末16の所有者や管理者が、情報中継装置14から読み出したステータス(1404)を読み出して、あらかじめ転送管理テーブル510の設定が妥当か否かを判定し、指令値を変更する構成としても良い。
図15、図16を用いて、本実施例における情報中継装置14のパケットの流れを説明する。図5の説明においては、情報中継装置14の通信機能部31の機能構成を詳述したが、図15、及び図16では省略した転送管理テーブル510の送信優先度713に登録された値を用いた、通信機能部1501、1601のキュー1505〜1508によるパケットの流れを説明する。なお、図15、図16では、並列された複数のキューを示した簡便な構成を用いて説明することとし、図示された構成以外の、通信インタフェース入力部501、転送停止制御部504、パケット計測部506等の機能構成は省略してある。
図15の構成において、通信機能部1501は、パケット解析部1503、パケット生成部1504、パケットを順序制御するキュー1505〜1508、及びデータ引出し部1511とから構成される。通信機能部1501のデータ引出し部1511は、広域ネットワーク1512を介して、少なくとも二つのデータセンタ1513、1514に接続される。このデータ引出し部1511は、図5に示した通信インタフェース出力部507の一機能として構成することができる。
通信機能部1501には、パケットD1(1502)が到来し、図5で説明したパケット解析部502に対応するパケット解析部1503でパケット解析を実施し、パケット生成部1504に渡される。
パケット生成部1504は、パケットD1(1502)をパケット解析部1503の解析結果に基づいて、少なくとも2つのデータセンタ1513、1514を転送先とするパケットを複製、生成する。
パケット生成部1504は、パケット解析部1503の解析結果に基づいて優先度を抽出できることは、図5、及び図6を用いて説明したが、図15の構成の場合には、抽出した優先度はパケットの内容に内包された情報からのみ得られた優先度であり、少なくとも二つのデータセンタ1513、1514を転送先とするパケットを生成する場合には同じ優先度情報となる。
そして、パケット生成部1504で複製されたパケットD1(1509、1510)は、同じ優先度キュー1505に送られる。図15の通信機能部1501の構成においては、キュー1505が高優先度で転送するためのキューであり、キュー1508が低優先度で転送するためのキューであり、キュー1505〜1508の4段階の優先度で転送するための構成で説明する。また、1505キューのパケットDA〜DEが存在することとして説明する。
このように、キュー1505にパケットDA〜DEが存在して、かつ、パケットD1(1502)の複製であるパケットD1(1509、1510)が全て高優先度で転送するためのキュー1505に存在する。
次に、データ引出し部1511は、キュー1505〜1508からパケットを引き出して、広域ネットワーク1512を介して転送先となるデータセンタ1513、1514にパケットを送信する。
図16の通信機能部1601は、図15で説明した通信機能部1501のうち、送信優先度を制御する送信優先度制御部1602を更に備えることが異なる。そのほかの構成は図15で説明した構成と同じであり説明は省略する。
図16において、パケット生成部1504は、パケット解析部1503の解析結果に基づいて優先度を抽出できることは、前述のとおりで、複製したパケットは、送信優先度制御部1602に送られる。
通信制御部1601の送信優先度制御部1602は、キュー1505〜1508と共に、図5で説明した優先度制御部505と同様の処理を実施する。具体的には、図11で説明した送信優先度を判定するための処理を実施し、パケット解析部1503で解析して抽出したパケット解析結果に基づく優先度と、転送先が要求する送信先毎の優先度指令値のいずれも考慮して、送信優先度を決める。
このように、通信機能部1601に到来したパケットD1(1502)は、パケット生成部1504によるパケットの生成、複製、及び送信優先度制御部1602による送信優先度の処理を実施され、パケットD1(1509)、及びパケットD1(1510)のように、異なるキュー1505、1507に振り分けることができる。
以上のように、図16の通信機能部1601の構成においては、パケット解析結果に基づく優先度と、転送先が要求する送信先毎の優先度指令値のいずれも考慮することで、通信機能部1601のキューにパケットが滞留することを抑止することができる。
例えば、環境、気象、防災、防犯などの地域事象に関わる情報に基づいて監視を行い、監視結果に基づいて適切な情報やサービスを提供する社会インフラ向けのクラウドサービスが考えられている。このようなクラウドサービスを実現するにあたり、現場に設置されるセンサなどの情報を複数のクラウドサービスで共有して利用することが、サービスの目的毎にセンサを個別に設置する場合よりも低コスト化が可能となると考えられている。また、クラウドサービス間で所定の情報を授受する場合に比べ、ネットワークシステムがセンサなどの情報を自律的に解釈して最適なクラウドサービスに転送することで、アプリケーションには特段の手段を用いずにセンサなどの情報を共有することが可能となると考えられている。このようなシステムでは、パケットを複数の宛先に転送することによりクラウドサービス間で情報を共有する際には、ネットワーク上での通信量増大と、情報処理負荷の増大を防止することが求められる。したがって、本発明は、このようなネットワークシステムに最適である。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、例えば、上述した実施例が適用されるネットワークシステムにおいては、広域ネットワークを介した構成であったが、本発明は、ローカルネットワークに閉じたシステムの構成においても当然適用可能である。更に、上述した通り、管理ノードの機能は、データセンタで実行される管理プログラムで実施し、管理ノードを用いない構成としても良い。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセスがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現する場合を説明したが、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリのみならず、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体におくことができるし、必要に応じてネットワーク等を介してダウンロード、インストールすることも可能であることは言うまでもない。
11、1513、1514 データセンタ
12 管理ノード
13、1512 広域ネットワーク
14 情報中継装置
15 ローカルネットワーク
16 端末
21 センサ
22 制御対象
31、1501、1601 通信機能部
32、42 OS(Operating System)
33、43 ハードウェア
34、44 CPU(Central Processing Unit)
35、45 メモリ
36、46 I/O
41 管理アプリケーション
501 通信インタフェース入力部
502、1503 パケット解析部
503、1504 パケット生成部
504 転送停止制御部
505 優先度制御部
506 パケット計測部
507 通信インタフェース出力部
508 テーブル制御部
509 フロー判別テーブル
510 転送管理テーブル
1505、1506、1507、1508 キュー
1511 データ引出し部
1602 送信優先度制御部。

Claims (3)

  1. 送信先であるデータセンタと情報中継装置とがネットワークを介して接続されるネットワークシステムであって、
    前記情報中継装置は、処理部と、記憶部とを備え、
    前記記憶部は、
    前記送信先のフロー毎に、前記送信先が要求する通信の優先度である第一の優先度と、受信したパケットの解析に基づく優先度である第二の優先度と、前記第一の優先度と前記第二の優先度とに基づき決定される第三の優先度と、前記第三の優先度に対応した複数の転送停止指令値と、パケットの送信を抑止する閾値である転送量転送停止指令値と、前記送信先の処理負荷情報である負荷情報と、送信先へのパケット転送量とを格納する転送管理テーブルを備え、
    前記処理部は、
    前記転送管理テーブルから、前記転送量転送停止指令値と前記送信先へのパケット転送量とを読み出し、
    前記送信先へのパケット転送量が前記転送量転送停止指令値よりも小さい場合、前記第三の優先度を前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記読み出した第三の優先度に対応した転送停止指令値を、前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記負荷情報を、前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記負荷情報が前記第三の優先度に対応した転送停止指令値より大きい場合、
    前記パケットの送信を抑止し、
    前記負荷情報が前記第三の優先度に対応した転送停止指令値より小さい場合、
    前記転送管理テーブルから前記第一の優先度と前記第二の優先度とを読み出し、
    前記読みだした第一の優先度と第二の優先度とを積演算して、新たな第三の優先度を決定し、
    前記新たな第三の優先度を、前記転送管理テーブルに書き込み、
    前記新たな第三の優先度に基づき、前記パケットを送信する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. ネットワークを介して送信先に接続される情報中継装置であって、
    記憶部と処理部とを備え、
    前記記憶部は、
    前記送信先のフロー毎に、前記送信先が要求する通信の優先度である第一の優先度と、受信したパケットの解析に基づく優先度である第二の優先度と、前記第一の優先度と前記第二の優先度とに基づき決定される第三の優先度と、前記第三の優先度に対応した複数の転送停止指令値と、パケットの送信を抑止する閾値である転送量転送停止指令値と、前記送信先の処理負荷情報である負荷情報と、送信先へのパケット転送量とを格納する転送管理テーブルを備え、
    前記処理部は、
    前記転送管理テーブルから、前記転送量転送停止指令値と前記送信先へのパケット転送量とを読み出し、
    前記送信先へのパケット転送量が前記転送量転送停止指令値よりも小さい場合、前記第三の優先度を前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記読み出した第三の優先度に対応した転送停止指令値を、前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記負荷情報を、前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記負荷情報が前記第三の優先度に対応した転送停止指令値より大きい場合、
    前記パケットの送信を抑止し、
    前記負荷情報が前記第三の優先度に対応した転送停止指令値より小さい場合、
    前記転送管理テーブルから前記第一の優先度と前記第二の優先度とを読み出し、
    前記読みだした第一の優先度と第二の優先度とを積演算して、新たな第三の優先度を決定し、
    前記新たな第三の優先度を、前記転送管理テーブルに書き込み、
    前記新たな第三の優先度に基づき、前記パケットを送信する
    ことを特徴とする情報中継装置。
  3. パケットの送信先と情報中継装置とがネットワークを介して接続されるネットワークシステムのパケット配信方法であって、
    前記情報中継装置は、
    前記送信先のフロー毎に、前記送信先が要求する通信の優先度である第一の優先度と、受信したパケットの解析に基づく優先度である第二の優先度と、前記第一の優先度と前記第二の優先度とに基づき決定される第三の優先度と、前記第三の優先度に対応した複数の転送停止指令値と、パケットの送信を抑止する閾値である転送量転送停止指令値と、前記送信先の処理負荷情報である負荷情報と、送信先へのパケット転送量とを格納する転送管理テーブルを用い、
    前記転送管理テーブルから、前記転送量転送停止指令値と前記送信先へのパケット転送量とを読み出し、
    前記送信先へのパケット転送量が前記転送量転送停止指令値よりも小さい場合、前記第三の優先度を前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記読み出した第三の優先度に対応した転送停止指令値を、前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記負荷情報を、前記転送管理テーブルから読み出し、
    前記負荷情報が前記第三の優先度に対応した転送停止指令値より大きい場合、
    前記パケットの送信を抑止し、
    前記負荷情報が前記第三の優先度に対応した転送停止指令値より小さい場合、
    前記転送管理テーブルから前記第一の優先度と前記第二の優先度とを読み出し、
    前記読みだした第一の優先度と第二の優先度とを積演算して、新たな第三の優先度を決定し、
    前記新たな第三の優先度を、前記転送管理テーブルに書き込み、
    前記新たな第三の優先度に基づき、前記パケットを送信する
    ことを特徴とするパケット配信方法。
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