JP5955967B2 - 無線通信システムにおけるアップリンク送信のための装置及び方法 - Google Patents

無線通信システムにおけるアップリンク送信のための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおけるアップリンク(uplink)送信のための装置及び方法に関する。特に、本発明は、無線通信システムにおいて、複数のアップリンク送信に対する協調マルチポイント(Coordinated Multi-Point:CoMP)送受信を提供するための装置及び方法に関する。
移動端末機は、複数のユーザの間で無線通信を提供し、その人気が益々多くなるに従い、ユーザに増加されたデータ及び電話通信サービスを提供する。したがって、移動端末機は、現在、アラーム(alarm)機能と、ショートメッセージサービス(Short Message Service: SMS)と、マルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service: MMS)と、電子メール(e-mail)と、ゲームと、近距離通信の遠隔制御と、搭載されたデジタルカメラを用いるイメージキャプチャ機能と、オーディオ及びビデオコンテンツを提供するマルチメディア機能と、スケジューリング機能と、類似した多くの他の機能のような、簡単な電話通話以外の多くの追加機能を提供する。したがって、移動端末機の使用増大及び移動端末機により提供される機能を消耗するより多数の帯域幅は、無線通信システムにおいて帯域幅への要求が大きくなってきた。
ロングタームエボリュ−ション(Long Term Evolution: LTE)及びLTE−アドバンスト(LTE−Advanced: LTE−A)無線通信システムは、無線通信システムにおいて増加された帯域幅を提供するために識別され、開発されてきた。LTE及びLTE−Aシステムには、二つのタイプのアップリンク(Uplink: UL)参照信号(Reference Signal: RS)、即ち、復調RS(Demodulation RS: DMRS)及びサウンディングRS(Sounding RS: SRS)が存在する。物理アップリンク共有チャンネル(Physical Uplink Shared Channel: PUSCH)送信に対しては、DMRSが二つのシングルキャリア−周波数分割変調(Single Carrier-Frequency Division Modulation: SC−FDM)シンボルを通じて送信され、ここで、一つのSC−FDMシンボルは、サブフレームの2個のタイムスロット各々に配置される。SRSは、サブフレームの第2のタイムスロットに配置されている一個のSC−FDMシンボルを通じて送信される。以下、LTEリリース−10(Release-10: Rel−10)の規格と互換可能な移動端末機(又はユーザ端末機(User Equipment: UE)のためのセル固有(cell-specific)のUL RSベースシーケンス(base sequence)であってもよいUL RSシーケンスを生成する方法を、説明する。
UL RSシーケンスを生成するために、UEは、まず、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)シーケンスであるベースUL RSシーケンスを生成することができる。次に、上記UEは、上記ベースUL RSシーケンスに、サイクリックシフト(Cyclic Shift: CS)を適用し、上記CSは0〜11の値である。上記Rel−10規格までの上記LTE規格について、上記ベースUL RSシーケンスは、物理セル-idの関数であるセル固有のRSシーケンスである。一般に、上記CS及び上記ベースUL RSシーケンスは、小さいユーザ間の干渉(inter-user interference)を保持するか、又は上記複数のUEのUL RSシーケンスが、相互間に直交的又は準直交的(quasi-orthogonal)となるように、上記複数のUEに割り当てられる。複数のUL RSシーケンスは、これらが同一のベースUL RSシーケンスから生成され、各々異なるCSを有する場合、互いに直交する。複数のUL RSシーケンスは、これらのCSが異なるか否かの可否に関係なく、異なるUL RSシーケンスから生成される場合、準-直交し、即ち、上記複数のUL RSは、比較的に小さい相互相関(cross-correlation)を有する。
小型セルにおいて、複数のUEが、セル内の干渉(intra-cell interference)を招き得る、同一のUL帯域幅内で多重化される場合、ユーザ間の干渉電力レベル(inter-user interference power level)は、比較的に高くなり得る。したがって、そのような場合において、上記ユーザ間の干渉を緩和するために、基地局は、上記複数のUL RSシーケンスを直交化させてもよい。言い換えると、上記基地局は、上記同一のUL帯域幅内で、各UEに異なるCSを割り当てることができる。複数の異なるセルにおいて、複数の加入者端末が、セル間の干渉を招き得る、同一のUL BW内で多重化される場合、上記ユーザ間の干渉電力レベルは、比較的に低くてもよい。しかし、上記干渉が、所望の信号にコヒーレントに追加されないことを確実にするために、異なるベースシーケンスが各UEに割り当てられてもよい。
上記LTE規格は、30個のベースUL RSシーケンスグループを含み、各グループは、u=0、1、...28、29によってインデックスされる。上記RSシーケンスの長さが、6個のリソースブロック(Resource Block: RB)より大きいまたは等しい場合、又は84個のサブキャリア(subcarrier)より大きいまたは等しい場合、グループ内では、上記グループに対して、v=0、1によってインデックスされる2個のベースRSシーケンスが存在する。上記RSシーケンスの長さが6個のRBより小さい場合、上記グループに対して1個のベースシーケンスのみが存在する。上述のように、ベースUL RSシーケンスは、CAZACシーケンスである。しかし、上記ベースUL RSシーケンスは、その長さに基づいて異なるように生成される。
セル間の干渉をさらに低減するために、LTEシステムは、シーケンスホッピング(Sequence Hopping)及びグループホッピング(Group Hopping)を用いてもよく、ここで、UL RSのベースシーケンスグループインデックスuは、タイムスロットについて変更されてもよい。グループホッピングの場合、スロットnsにおいて、シーケンス−グループ番号uは、下記の数式2に応じて算出される。
図1は、関連技術によるLTEシステムにおけるULキャリアで複数のPRBの1ペアにおけるPUCCHリソース分割を示すダイアグラムである。
図1を参照すると、PUCCHリソースインデックス
は、直交カバーコード(Orthogonal Cover Code: OCC)及びCSを決定し、上記OCC及びCSは、固有のリソースを指示するために組み合わせて用いられる。図1に示されているように、複数のPRBの1ペアには、有用な36個のPUCCHリソースが存在し、ここで、OCC値は3であり、CS値は12である。
の場合、上記PUCCHがマップされるサブフレームの2個のスロットに含まれている2個のリソースブロック中の上記リソースインデックスは、下記の数式9により決定される。
の場合、上記PUCCHがマップされるサブフレームの2個のスロットに含まれている2個のリソースブロック中の上記リソースインデックスは、下記の数式10により決定される。
図2は、関連技術によるULサブセル分割(sub-cell splitting)を示す図である。
図2を参照すると、LTEシステムにおいて、CoMP動作又は機能性について、CoMP動作に対する上記配置シナリオのうちの一つは、CoMPシナリオ4(CoMP Scenario 4)と呼称してもよい。CoMPシナリオ4は、ネットワークがマクロセルカバレッジ領域内で、低電力遠隔無線ヘッド(Remote Radio Head: RRH)を有し、上記RRHにより生成される送信及び/又は受信ポイントが、上記マクロセルと同様のセル識別子(Identifier: ID)を有している場合であってもよい。上記のような場合において、上記セル固有の参照信号(Cell-Specific Reference Signal: CRS)は、全ての送信ポイント(Transmission Point: TP)により送信されてもよいが、各TPは、TP固有のCSI−RSである上記各TP自体のチャンネル状態情報(Channel State Information: CSI)−RSを送信する。ダウンリンク(DownLink: DL)データ送信については、UEは、上記TP又は最適のDL信号の品質を有するTPの集合からダウンリンクデータを受信してもよい。上記TPの空間的分離により、互いに効率的に分離されるTPにおけるDLリソースは、サブセル分割利得を獲得するために再使用してもよい。
上記CSI−RSは、次のような説明によって定義されてもよく、CSI−RS−Config情報要素(Information Element: IE)は、上記CSI−RS構成を特定するために用いられてもよい。上記CSI−RS−ConfigIEは、下記の表2に示し、上記CSI−RS−ConfigIEのフィールドは、以下に示されたような表3によって定義される。
規定のサイクリックプレフィックスについてのnにおいて、量(k´、l´)及び必須条件は、下記の表4に表す。
パラメータICSI-RSは、UEが非ゼロ(non-zero)送信電力及び0(zero)送信電力を仮定するCSI参照信号について別途に構成されてもよい。CSI−RSを含むサブフレームは、下記の数式13を満たすことができる。
図3は、関連技術による拡張された物理DL制御チャンネル(Enhanced-Physical DL Control Channel: E−PDCCH)を示す図面である。
図3を参照すると、LTEリリース11(Release-11: Rel−11)について、上記E−PDCCHは、セル内でDL制御容量を増加させ、DL制御に対するセル間の干渉を緩和するために論議されている。E−PDCCHは、図3に示されているように、物理DL共有チャンネル(Physical DL Shared Channel: PDSCH)領域に配置されてもよく、上記E−PDCCHは、上記E−PDCCHを受信するために構成されたLTERel−11UEにDL制御シグナリングを伝達することができる。
上記ULについての再使用技術は、図2を参照して上述のようなDLに利用される再使用技術と類似である。上記ULの場合、上記セルで上記UEの位置に基づいて、上記UEは、上記TP又は好適のアップリンク信号の品質を有するTPの集合に信号を送信してもよい。上記TPの空間的分離(isolation)により、互いに十分に分離できるTPにおいて、アップリンクリソースは、サブセル分割利得(sub-cell splitting gain)を獲得するために再使用されてもよい。図2に示されているように、UEが上記複数のRRHのうちの任意のRRHから離れている場合、上記UEは、上記セルで基地局と呼ばれてもよい上記マクロ−向上されたノードB(enhanced Node B: eNB)及び他のRRH TPに連結するためにTP−共通送信(TP-common transmission)を用いてもよい。一方、UEが一つ又はそれ以上のRRHと近い場合、上記UEは、上記ネットワークと通信するために、TP−固有の送信を用いてもよい。図2において、点線は、上記マクロ−eNB及び上記RRHの両方により受信されるTP−共通アップリンク送信を指し、実線は、近所のTPのみにより受信されるTP−固有のアップリンク送信を指す。
上記DL及びULの両方について、TP固有の送信のために、上記TPは二つの方法によって決定されてもよい。第一の方法において、複数のTPは、SRS、PUCCH、PUSCH、及び他の適合なUL信号のうちの少なくとも一つを介してUEのUL信号の測定値によって選択される。例えば、複数のTPは、上記UEのUL信号を聴取し、上記ネットワークは、上記UEのUL信号の上記TPの測定値に基づいて、上記TP固有の送信に対する各UEのTPを決定する。上記TP固有の送信に対するTPを決定する第2の方法の他の好適な実施形態により、TPは、UEの上記CSI−RSの測定値によって選択される。例えば、上記UEは、上記CSI−RSを測定し、参照信号受信電力(Reference Signal Receive Power: RSRP)又は他の類似した信号の測定値のような測定値を、上記ネットワークに報告する。したがって、上記ネットワークは、上記UEの測定値の報告に従って、上記TP固有の送信に対する各UEのTPを決定する。
LTERel−10まで、CRSは、上記経路損失(Pathloss: PL)の推定のために用いられる。CRSの集合が所定のセルに対して固有に定義されるので、CRS基盤のPL推定は、セルラー配置シナリオに対してよく動作し、ここで、所定のセルの複数のTPは集中化され、上記複数のTPの送信電力及び他の能力について均一である。しかし、単一セルIDを有する領域内で、マクロ−eNB及び分散されたRRHを全て含むシステムのような不均一シナリオ(non-uniform scenario)について、CRS基盤のPL推定は、全てのTPについて上記チャンネル品質の「平均化された(averaged)」バージョンを測定する。ここで、上記CRSは、単一周波数ネットワーク(Single Frequency Network: SFN)方式で、上記全てのTPにより送信される。したがって、上記CRS基盤のPL推定は、上記UEと上記全てのTPのうち、個別的なTP間の物理チャンネル品質と関連されることはできない。
より詳しくは、図2を参照して、分散されたRRHを有する多重入力多重出力(Multi-Input Multi-Output: MIMO)システムには、UE1ないしUE3各々に対して、異なるPL推定値が存在してもよい。例えば、上記マクロ−eNBが43dBmで送信し、上記RRHが23dBmで送信する場合、PL推定値は、次のような方法から算出してもよい。第1の方法によると、CRS基盤のPL推定値について、全てのRRHは、ターンオフ(turn off)され、したがって、上記マクロ−eNBは活性化され、RSRP=−80dBmであり、PL_1推定値=43dB+80dB=123dBである。第2の方法によると、CRS基盤のPL推定値について、上記複数のCRSは、上記SFN方式で全てのTPにより送信され、RSRP=−65dBm(全てのノードから平均された)であり、PL_2推定値=43dB+65dB=108dBである。これとは対照的に、上記RRHについての実際のPLに対して、正確な基底電力を用いる場合、上記RRHについてのみ、RSRP=−67dBmであり、上記実際のPL_3推定値=23dB+67dB=90dBである。
以上から分かるように、108dBの上記PL_2推定値は、上記UEが近所のRRHと受ける90dBである上記実際のPL_3を通じて概略18dBである。即ち、特定の近所のRRHをターゲットとするTP固有の送信について、上記LTERel−10UL PC数式及びPL推定値を用いることにより、UEは、上記RRHに到達するために必要なレベル以上に電力レベル18dBで送信する。また、上記過大評価は、基本的に、LTERel−10において、セルに対する1個の単一値としてのみ設定できる上記CRSと基底RS電力の誤った仮定の結果であることに留意すべきである。したがって、上記より高い電力レベルの送信によりUE電力の無駄遣い及びネットワーク干渉の増加が生じる。
上述のように、上記RSRPは、測定される上記周波数帯域幅内で、セル固有の参照信号を伝達するリソース要素の電力寄与(power contribution)(ワットで)の線形平均であってもよい。セル固有の参照信号Rは、上記RSRPを決定するために用いられてもよい。しかし、上記UEが参照信号Rが有用であることを確実に検出する場合、上記RSRPは、R及びRによって決定されることができる。上記RSRPを決定するための上記UEにおける基準ポイントは、上記UEのアンテナコネクター(antenna connector)であってもよい。しかし、受信機のダイバーシティ(diversity)が上記UEにより用いられる場合、上記報告されたRSRPは、上記受信機のダイバーシティで用いられる任意の個別ブランチのRSRP値より低くなくてもよい。
従って、無線通信システムにおいて、アップリンク送信のためのより効率的なCoMP送信及び受信を提供する装置及び方法が必要となっている。
上記の情報は、本開示の理解を助けるための背景情報として提示されるだけである。上記内容のうち、いずれも本発明に関する先行技術として適用可能であるか否かについて、何らかの決定がなされず、また何らかの主張がなされない。
本発明の態様は、少なくとも上述のような問題及び/又は不利点を解決し、少なくとも以下に説明する利得を提供することにある。したがって、本発明の一態様は、無線通信システムにおいて、アップリンク送信に対する協調マルチポイント(Coordinated Multi-Point: CoMP)送受信を提供するための装置及び方法を提供する。
本発明の一態様によると、少なくとも一つの基地局(Base Station: BS)を含む無線ネットワークにおけるユーザ端末機(User Equipment: UE)の方法が提供される。上記方法は、少なくとも一つのBSから、物理アップリンク共有チャンネル(Physical Uplink Shared Channel: PUSCH)電力制御方法及びPUSCH復調参照信号(Demodulation Reference Signal: DMRS)生成方法のうちの少なくとも一つを構成するための情報要素(Information Element: IE)を受信する過程と、上記IEの状態を決定する過程と、上記IEの状態によってPUSCH及び該PUSCHに対するDMRSを送信する過程とを含み、上記PUSCHの送信電力は、上記IEの状態に応じて制御され、上記IEの状態が第1の状態を指示する場合、上記PUSCHの送信電力は、第1の電力制御の数式によって決められ、上記IEの状態が第2の状態を指示する場合、上記PUSCHの送信電力は、第2の電力制御の数式によって決められ、上記PUSCHに対するDMRSのベースシーケンスは、上記IEの状態によって生成されることを特徴とする。
本発明の他の態様によると、少なくとも一つの基地局(Base Station: BS)を含む無線ネットワークにおいて、通信するためのユーザ端末機(User Equipment: UE)装置が提供される。上記装置は、少なくとも一つのBSから、物理アップリンク共有チャンネル(Physical Uplink Shared Channel: PUSCH)電力制御方法及びPUSCH復調参照信号(Demodulation Reference Signal: DMRS)生成方法のうちの少なくとも一つを構成するための情報要素(Information Element: IE)を受信し、上記IEの状態によってPUSCH及び該PUSCHに対するDMRSを送信する送受信機と、上記IEの状態を決定し、上記IEの状態によって上記PUSCHの送信電力を決定し、上記IEの状態によって上記PUSCHに対するDMRSのベースシーケンスを生成する制御機とを含み、上記IEの状態が第1の状態を指示する場合、上記制御機は、第1の電力制御の数式に応じて上記PUSCHの送信電力を決定し、上記IEの状態が第2の状態を指示する場合、上記制御機は、第2の電力制御の数式に応じて上記PUSCHの送信電力を決定することを特徴とする。
本発明のまた他の態様によると、少なくとも一つのユーザ端末機(User Equipment: UE)を含む無線ネットワークにおいて、通信するための基地局(Base Station: BS)装置が提供される。上記装置は、少なくとも一つのUEの物理アップリンク共有チャンネル(Physical Uplink Shared Channel: PUSCH)電力制御方法及びPUSCH復調参照信号(Demodulation Reference Signal: DMRS)生成方法のうちの少なくとも一つを構成するための情報要素(Information Element: IE)を生成する制御機と、上記UEに上記IEを送信し、上記UEから、上記IEの状態によってPUSCH及び該PUSCHに対するDMRSを受信し、上記IEの状態によって上記PUSCHに対するDMRSのベースシーケンスを受信する送受信機とを含み、上記IEの状態が第1の状態を指示する場合、上記送受信機は、第1の電力制御の数式に応じて上記PUSCHの送信電力を受信し、上記IEの状態が第2の状態を指示する場合、上記送受信機は、第2の電力制御の数式に応じて上記PUSCHの送信電力を受信することを特徴とする。
本発明の他の多数の態様、その利点及び核心的な特徴は、添付の図面と共に、本発明の好適な実施形態を開示する以下の詳細な説明から当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。
本発明の特定の好ましい実施形態の上述のような、また他の態様、特徴及び利点は、添付の図面と共に、後述の説明からより明らかとなる。
関連技術によるLTE(Long Term Evolution)システムにおけるアップリンクキャリアで、物理リソースブロック(PRB)の1ペアにおける物理アップリンク制御チャンネル(PUCCH)リソース分割を示すダイアグラムである。 関連技術によるULサブセル分割を示す図である。 関連技術による拡張された物理ダウンリンク制御チャンネル(E−PDCCH)を示す図である。 本発明の一実施形態によるUL送信を示す図面である。 本発明の多様な実施形態によるメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)を示す図面である。 本発明の多様な実施形態によるメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)を示す図面である。 本発明の多様な実施形態による遠隔無線ヘッド(RRH)を含む無線通信システムについての経路損失(PL)推定値を示す図面である。 本発明の多様な実施形態によるタイミングアドバンス(TA)についてのMAC CEを示す図面である。 本発明の一実施形態による、少なくとも一つの基地局(BS)を含む無線ネットワークにおけるユーザ端末機(UE)の方法を示す図面である。 本発明の一実施形態による、少なくとも一つのUEを含む無線ネットワークにおけるBSの方法を示す図面である。 本発明の一実施形態による無線ネットワークにおける受信機を示すブロックダイアグラムである。 本発明の一実施形態による無線通信システムにおける送信機を示すブロックダイアグラムである。
上記図面を通して、類似の参照番号は、同一又は類似の要素、特徴及び構造を示すために用いられることに留意すべきである。
添付の図面を参照する以下の説明は、特許請求の範囲及びこれと均等なものにより定められた本発明の多様な実施形態の包括的な理解を助けるために提供される。添付の図面を参照する以下の説明は、この理解を助けるために様々な特定の詳細を含むが、これらは単に実例と看做される。従って、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、ここで説明する実施形態の様々な変更及び修正が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。また、明瞭性と簡潔性の観点から、当業者に良く知られている機能や構成に関する具体的な説明は省略する。
以下の詳細な説明において用いられた用語及び単語、並びに特許請求の範囲の記載は、書誌的な意味に制限されず、本発明者により、本発明の明白で一貫した理解を可能とするために用いるだけである。従って、本発明の多様な実施形態についての以下の説明は、添付の特許請求の範囲及びこれと均等なものの範囲内で定められる本発明を制限する目的ではなく、説明目的のためにだけ提供されることは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。
明細書において明確に言及しない限り、「a」、「an」、及び「the」の単数形態は、複数の対象を含む。例えば、「構成要素表面(component surface)」は、そのような表面のうちの一つ又はそれ以上についての説明を含む。
用語「実質的に(substantially)」は、詳述の特性、パラメータ、又は値が正確に達成される必要はないが、一例として、当該技術分野における通常の知識を有する者に知られた慣用と、測定エラーと、測定の正確度の限界と、他の要因とを含む、偏差又は変更は、上記特性が提供することを意図した効果を不可能としない程度で生じてもよいことを意味する。
本発明の多様な実施形態は、無線通信システムにおけるアップリンク送信のための装置及び方法を含む。
図4は、本発明の一実施形態によるアップリンク(UL)送信を示す図である。
図4を参照すると、協調マルチポイント(Coordinated Multi-Point:CoMP)送信及び/又は受信を実行するロングタームエボリュ−ション(Long Term Evolution: LTE)−アドバンスト(LTE−Advanced: LTE−A)リリース‐11(Release-11: Rel−11)システムにおいて、特定のCoMPシナリオは、一般に、「CoMPシナリオ4(CoMP scenario 4)」と称されてもよい。上記CoMPシナリオ4は、図4に示されているように、中央制御機が、マクロ−向上されたノードB(eNB)及び上記マクロ−eNBカバレッジ領域に位置している多数の遠隔無線ヘッド(Remote Radio Head: RRH)のような複数の送信ポイント(Transmission Point: TP)を制御し、1個の物理セル識別子(Identifier: ID)が上記マクロ−eNB及びRRHに割り当てられる場合である。第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)LTEリリース−10(Rel−10)のようなレガシー(legacy)LTE規格に従い、TPがULデータ信号を受信するかに関係なく、ユーザ端末機(User Equipment: UE)は、上記UEのセルへの初期アクセス手続きの間、獲得される上記物理セルIDと、上記UEが進み込んだセルに対してそれぞれ構成されたパラメータとによって、UL‐参照信号(Reference Signal: RS)ベースシーケンスを生成する。
したがって、マクロ−eNB400、RRH401及びRRH402が、図4に示されているように、異なるUE403〜408から同一の周波数帯域で信号を同時に受信する場合、上記UE403〜408各々で受信される他のTPからの干渉は、上記UE403〜408各々の所望の信号各々にコヒーレントに(coherently)追加することができ、上記の所望の信号は、上記干渉信号と区別が付かない。したがって、本発明の一実施形態によると、UE固有(UE−specific)又はTP固有のUL RSベースシーケンスは、コヒーレントに追加された信号を軽減するために、Rel−11UEに対して生成されることができる。
同時に、Rel−11、Rel−10、及びRel−9UEの多数ユーザ(Multi-User: MU)多重入力多重出力(Multi-input Multi-output: MIMO)UEペアリング(paring)を可能とするために、レガシーUE−RSスクランブリング(scrambling)は、Rel−11UEに対しても用いることができる。上記UE−RSスクランブリングは、二つの方法に従って、Rel−11UEに対して有効(enable)とすることができる。第一に、UL RSベースシーケンス生成方法は、ダウンリンク(DownLink: DL)及び/又はULグラント(grant)DL制御情報(DL Control Information: DCI)フォーマットで動的に指示されてもよい。特に、UL RSベースシーケンス生成方法は、UE固有、TP固有及びRel−10互換可能のUL RSベースシーケンスのうちの少なくとも2個から動的に割り当てられてもよい。第二に、UL RSベースシーケンス生成方法は、DL及び/又はULグラントDCIフォーマットで準静的(semi-static)に指示されてもよい。特に、UL RSベースシーケンス生成方法は、UE固有、TP固有及びRel−10互換可能のUE−RSスクランブリングのうちの少なくとも2個から準静的に指示されてもよい(例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)シグナリングを通じて)。
図4を参照すると、異種ネットワークにおけるサブフレームn及びサブフレームn+1において、代表的なアップリンク送信が示されている。図4に示されているように、UE403はRel−10UEであり、一方では、他のUE404〜408は、全てRel−11UEである。図4に示されているネットワークにおいて、以下のような送信がサブフレームnで発生される。上記ネットワークは、UE407がRRH401に近く位置し、UE408は、RRH402に近く位置するように、互いに遠く離れて位置しているUE407及びUE408に対して、同一の物理リソースブロック(Physical Resource Block: PRB)のスケジューリングを行う。UE407及びUE408に対してスケジューリングを行った同一のPRBは、UE固有又はTP固有の電力制御のような適切な電力制御メカニズムを用いて、サブフレームnに存在している。また、RRH401及びRRH402からの2個のUL RSは、異なるUL RSベースシーケンスが、各UEに割り当てられるため、各受信機、即ち、各UEでコヒーレントに結合されない。そして、上記ネットワークは、MU−MIMO多重化を行い、上記Rel−10UE403の復調性能に影響を及ばず、上記Rel−11UE404及びRel−10UE403に対して、直交UL RSを割り当てる。また、上記ネットワークは、MU−MIMO多重化を行い、UE405及びUE406の2個のRel−11UEに対して、直交UL RSを割り当てる。
一方、サブフレームn+1において、UE404及びUE405は、ターンオフされるか、又は他の類似した状況又は条件となる、完了したデータ送信を有するものなどのような理由で、信号を送信しない。上記ネットワークについてのUEの個数が変化することにより、サブフレームn+1で次の送信が発生される。上記ネットワークは、UE407及びUE408に対して、同一のPRBのスケジューリングを行い、ここで、UE407はRRH401に近く位置し、UE408は、RRH401から遠く離れて配置されるように、RRH402に近く位置している。UE407及びUE408に対するPRBは、適切な電力制御メカニズム、例えば、UE固有又はTP固有の電力制御を用いて、同一のサブフレームn+1に存在するようスケジューリングを行う。また、RRH401及びRRH402からの2個のUL RSは、各受信機で異なるUL RSベースシーケンスを割り当てる上記ネットワークにより、上記各受信機、即ち、上記UEでコヒーレントに結合されない。上記ネットワークは、MU−MIMO多重化を行い、上記Rel−10UE403の復調性能に影響を及ばさず、上記Rel−11UE406及びRel−10UE403に対して直交UL RSを割り当てる。
上記ネットワークの処理量を増加するために、また実装及び/又はスケジューリングにおける柔軟性を提供するために、上記ネットワークは、これらの多様な動的送信方式を効率的にサポートすることができる。したがって、これらの多様な動的送信方式を可能とするために、図4に示されているように、Rel−11UEのようなアドバンストUEについての制御信号の設計は、本発明の好適な実施形態により以下に説明する。
上記で説明したように、UE固有の上記UL RSベースシーケンスとは対照的に、TP固有のUL RSベースシーケンスを、以下に説明する。本発明の好適な実施形態により、UEは、特定のTPに対して生成されたUL RSを送信することができる。より詳しくは、UL RSベースシーケンスは、少なくとも部分的に、上記従来技術の部分で説明したCSI−RS−Configのような上記各UEのCSI−RS構成の仮想セルID、resourceConfig、subframeConfig及びantennaPortsCountのうちの少なくとも一つによって生成される。
本発明の好適な実施形態により、上記CoMPシナリオ4のためのCSI−RS構成に用いられるシグナリング以外に、ソフトセル−分割を可能とするためのUE−RSスクランブリング初期値を構成するために用いられる追加のシグナリングが全くか殆どない。また、異なるTPは、種々異なる時間−周波数リソースで各CSI−RSを送信するため、CSI−RS構成は、各TP間に異なってもよい。したがって、異なるTP又は受信ポイント(Receive Point: RP)に送信中のUEは、異なるUL RSベースシーケンスを有する各UL RSを送信する。例えば、UEが2個の異なるTPに対して、それぞれ固有である2個の異なるUL RSを生成する場合、第1のTP固有のUL RSは、上記UEの第1のCSI−RS構成を用いて生成され、第2のTP固有のUL RSは、上記UEの第2のCSI−RS構成を用いて生成される。
図4を参照すると、マクロ−eNB400は、第1のCSI−RS構成、CSI−RS−Config−1によってCSI−RSを送信してもよく、RRH401は、第2のCSI−RS構成、CSI−RS−Config−2によってCSI−RSを送信してもよく、RRH402は、第3のCSI−RS構成、CSI−RS−Config−3によってCSI−RSを送信してもよい。上記三つのCSI−RS構成は、次のように定義される。 上記CSI−RS−Config−1は、少なくとも次のようなフィールドを含む:resourceConfig =RC1、subframeConfig=SC1、antennaPortsCount=APC1、及びvirtualCellID=VCID1。上記CSI−RS−Config−2は、少なくとも次のようなフィールドを含む:resourceConfig=RC2、subframeConfig=SC2、antennaPortsCount=APC2、及びvirtualCellID=VCID2。上記CSI−RS−Config−3は、少なくとも次のようなフィールドを含む:resourceConfig=RC3、subframeConfig=SC3、antennaPortsCount=APC3、及びvirtualCellID=VCID3。本発明の好適な実施形態において、図4を参照すると、UE404と、UE405と、UE406とは、Rel−11で導入された特徴のみならず、Rel−10の特徴を全て実現できるアドバンスト(advanced)UEである。
以下、上記TP固有のUL RSを初期化する追加の方法を説明する。図4を参照すると、また好適な実施形態によると、上記UE404は、CSI−RS−Config−1を用いて構成されてもよく、UE404は、ベースシーケンス
を用いて生成されたPUSCH DMRS、SRS及びPUCCHのうちの少なくとも一つを送信し、ここで、上記シーケンスグループ番号uは、RC1、SC1、APC1及び追加のパラメータ、例えば、Xのうちの少なくとも一つに基づいて生成される。上記追加のパラメータXは、以前の好適な実施形態について上記で説明したような方式でシグナルされた1−ビット量であってもよい。
図5A及び図5Bは、本発明の多様な実施形態によるMAC CEを示す。
図5A及び図5Bを参照すると、上記CSI−RS構成が、上記MAC制御要素シグナリングによって選択される場合、頻繁なRRCの再構成は、
とVCIDのうちの少なくとも一つの頻繁な再構成が存在する場合に避けられてもよい。図5Aは、上記1−ビット情報のビットであるビットAと、予約されたビットであるビットRを有する新しいMAC CEを示す。これと別に、図5Bに示されているように、上記シグナリングビットは、上記ターゲットTPに対するタイムアドバンスコマンドMAC CE(Time Advance Command MAC CE)のような、上記ターゲットTPに対する上記制御シグナリングを伝達する他のMAC CEに含まれてもよい。上記タイムアドバンスコマンドMAC CEにおいて、上記タイムアドバンスコマンドに対して、6ビットが用いられ、上記ビットAは、上記1−ビット情報のビットであり、上記ビットRは、上記予約されたビットである。
RRCシグナリングが、上記CSI−RS−Config−1が基本CSI−RS構成であることを識別するために、1−ビットフラグ(flag)、即ち、primaryFlagフィールドは、上記CSI−RS構成が上記基本CSI−RS構成であるか否かの可否を指示するように、各CSI−RS構成に導入されてもよい。例えば、上記primaryFlag=1の場合、上記関連のCSI−RS構成は、上記基本CSI−RS構成であってもよく、これに反して、primaryFlag=0の場合、上記関連のCSI−RS構成は、上記基本CSI−RS構成ではない。以下に示したように、表6は、2個のCSI−RS構成、即ち、CSI−RS−Config−1及びCSI−RS−Config−2から構成されるRRCシグナリングメッセージの例を表す。表6において、上記CSI−RS−Config−1(表6で、csi-RS1として表記)はprimaryFlag=1と設定して、基本CSI−RS構成となるようにフラグされる。
他の好適な実施形態により、単一RRCシグナリングメッセージは、2個のCSI−RS構成、即ち、表7に示したような、CSI−RS−Config−1及びCSI−RS−Config−2を含む。このような場合において、上記単一RRCシグナリングメッセージが、2個のCSI−RS構成を含む場合に、上記シグナリングメッセージは、UE405へ送信され、上記UE405は、
を決定するために、上記RRCシグナリングメッセージに含まれている第1のCSI−RS構成、即ち、CSI−RS−Config−1を用いる。
図6は、本発明の多様な実施形態による遠隔無線ヘッド(Remote Radio Head: RRH)を含む無線通信システムについての経路損失(Path Loss: PL)推定値を示す図面である。
図6を参照すると、ネットワークの干渉の減少だけではなく、連続的な連結性とUEのバッテリーの節約との間のバランスを成し遂げるために、分散されたRRHを有するネットワークについてのアップリンク電力制御方法は、幾つかの特徴を含むことができる。例えば、レガシーUE、即ち、Rel−10UEまでのUEとのMU−MIMO−多重化された送信(MU−MIMO−multiplexed transmission)のようなTP−共通送信の場合において、UEは、上記UEと上記TPとの間のより大きなPLを補償するために、比較的高い送信電力で送信してもよい。一方、TP固有の送信の場合、上記アップリンク送信電力は、比較的低い値で設定されてもよく、従って、上記UEは、近所のRRHと通信することにより、バッテリー電力を節約することができる。ネットワーク干渉の減少だけではなく、連続的な連結性とUEバッテリーの節約との間のバランスを成し遂げるために、経路損失(PL)推定値は、CSI−RS基盤のPL推定値及び各TPで設定した基底電力を含むことができる。また、UL電力制御の数式は、上記CSI−RS基盤のPL推定値を含むことができる。また、共通RS(Common RS: CRS)基盤のPL推定値及びCSI−RS基盤のPL推定値間にいつ及び/又はどのようにスイッチするかが決定されることができる。
また、上記PLの過大評価は防止されなければならない。したがって、k番目のTPについて、追加のPL推定値は、E_PL(k)と表す、上記関連のCSI−RSを用いて獲得できる。また、上記k番目のTPについて、上記関連のCSI−RSの基底送信電力は、該CSI−RSの基底送信電力のメッセージのようなブロードキャスト(broadcast)メッセージに含まれてもよい。上記E_PL(k)の値は、上記UEから隣接のTP各々に、上記PLの正確な推定値を許すために、E_PL(k)=上記k番目のTPのCSI−RSの基底送信電力となるように導き出すことができ、ここで、RS受信された電力(RS Received Power: RSRP)は、上記k番目のTPのCSI−RSに基づいてもよい(E−RSRP(k))。
CSI−RSに基づいたRSRPは、以下のように定義することができる。上記RSRPは、測定される周波数帯域幅内の上記CSI−RSを伝達するリソース要素の上記電力寄与(ワットで)を通じて線形平均(linear average)として定義されることができる。したがって、RSRPを決定するために用いられる上記CSI−RSは、以下のもの中、一つであってもよい:上記CSI−RS R15;k番目のTPの上記CSI−RS構成によって構成される上記CSI−RSの全て;及びRRCにより明白に(explicitly)シグナルされるRSRPの決定のために用いられる上記CSI−RSポート番号。
TP−共通送信及びTP固有送信のためのアップリンク電力制御(Power Control: PC)の数式は互いに異なってもよい。CRS基盤の送信とも呼ばれてもよいTP−共通送信の場合、UEは上記Rel−10の数式及びCRS基盤のPL推定値を再使用してもよい。TP−共通送信の場合、上記PUSCH送信電力は、下記の数式17によって算出される。
これと別に、上記PUSCH送信電力は、下記の数式19によって決定されてもよい。
これと別に、上記PUSCH送信電力は、下記の数式21によって決定されてもよい。
しかし、上記で説明したように、UEは一つ以上のUE固有のUL PC値を用いて構成されてもよい。例えば、UEが2個の特定UL PC値を有する場合に、第1のUL PC値は、第1のPLオフセットによって決定されてもよく、第2のUL PC値は、第2のPLオフセットによって決定されてもよい。
数式20及び数式21に関し、PLC、Eは、E_PL(1)、E_PL(2)、…E_PL(NUL)の関数として導き出され、ここで、NULは、UL CoMP受信で分割され得るTP又はRPの個数である。UL CoMP測定値の集合{1、…、NUL}と呼ばれてもよいUL CoMP受信についてのTPの集合を構成するための幾つかの方法がある。例えば、第1の方法は、上記DL CoMP測定値の集合によって上記UL CoMPについてのTP又はCSI−RS構成の集合を構成してもよく、ここで、DL CoMP測定値の集合は、上記UEがCSIを報告するために構成されるTPの集合である。より詳しくは、第1の場合には、上記UL CoMPについてのTPの集合は、上記DL CoMP測定値の集合と同一であってもよい。また、他の場合には、上記UL CoMPについてのTPの集合は、上記DL CoMP測定値の集合のサブ集合であってもよく、上記サブ集合はRRC動作により構成される。
これと別に、第2の方法は、RRC動作に応じて、UL CoMPについてのTP又はCSI−RS構成の集合を構成してもよい。また、第3の方法は、無線リソース管理(Radio Resource Management: RRM)の測定値の集合によって、UL CoMPについての上記TP又はCSI−RS構成の集合を構成してもよい。上記RRM測定値の集合は、上記UEが上記RSRPを報告するTPの集合であり、ここで、上記RSRPは、上記CSI−RSによって測定されてもよい。好ましい場合に、上記UL CoMPについてのTPの集合は、上記RRM測定値の集合と同一であってもよい。また、UEのUL CoMP測定値の集合は、単一TPから構成され、PLC,E=E_PLであり、上記単一TPについての単一CSI−RS構成によって上記CSI−RSを用いて推定される。
一方、UEのUL CoMP測定値の集合が、NUL個の複数のTPから構成されるとき、PLC,Eは、以下に説明するように、E_PL(1)、E_PL(2)、…、E_PL(NUL)から導き出されてもよい。上記PLC,Eは、上記最小の経路損失推定値を生成するように、全てのE−PL(k)中の最小値として導き出されてもよい。ここで、k=1、…、NULである。これと別に、PLC,Eは全てのE−PL(k)を通じて線形平均から導き出されてもよく、k=1、…、NULである。また、PLC,Eは、中央TP又は好ましいTPと呼ばれてもよい基本TPである、E−PL(0)から導き出されてもよい。また、他の代替方式として、PLC,EはE−PL(k)から導き出されてもよく、kは上記RRC階層のような上位階層により構成される。また他の代替方式として、PLC,Eは上述の代替方式の組み合わせから導き出されてもよい。
ここで、PUCCHについて、またSRSについて、同時にPUCCHを有するPUSCHについての上記UL PCの数式に類似の向上が適用されてもよく、また、電力ヘッドルーム(power headroom)の数式にも適用されてもよい。例えば、上記LTERel−10規格において、上記SRS電力制御は、下記の数式23によって決定されてもよい。
また、セル固有のUL PCと呼ばれてもよいTP−共通UL PCと、TP固有のUL PC間をスイッチするために、及び/又は、セル固有のUL RS及びUE固有のUL RSとさらに呼ばれてもよいTP固有のUL RS間をスイッチするために、ベースシーケンス生成方法は、図4の上記マクロ−eNB400のような上記マクロ−eNBにより指示されてもよい。上記多様なUL PC及びUL RS間のスイッチングは、以下に説明するように、本発明の好適な実施形態による情報要素(Information Element: IE)における状態(state)によって達成されることができる。好適な実施形態により、UL RSベースシーケンスIEと呼ばれるN−ビットIEは、PUSCH DMRS、SRS及びPUCCHの送信のための方法を含む2個の候補方法から特定のUL RSベースシーケンス生成方法を指示するために、UEにシグナルされる。
N=1であり、そして上記N−ビットIEが1−ビットIEである場合、上記IEは2個の候補方法にそれぞれ相応する2個の状態のうちの一つを指示するために用いられてもよい。例えば、状態0は、セル固有又はTP共通のUL RS生成方法ともなり得るRel−10互換可能のUL RS生成方法に相応してもよく、状態1はTP固有のUL RSベースシーケンス生成方法に相応してもよい。N=1の他の場合において、状態0は、依然としてRel−10互換可能のUL RS生成方法に相応してもよいが、状態1はUE固有のUL RSベースシーケンス生成方法に相応してもよい。また他の場合において、状態0は第1のUE固有又はTP固有のUL RSに相応することができ、状態1は第2のUE固有又はTP固有のUL RSに相応することができ、ここで、上記第1のTP固有のUL RSは、第1のVCIDによって生成される反面、上記第2のTP固有のUL RSは、第2のVCIDによって生成される。
DCIフォーマットにおいて、上記1−ビットIEに上記2個の状態を含んでいる場合、上記ネットワーク、又はマクロ−eNBは、上記Rel−11UEのようなアドバンストUEに対する送信を柔軟にスケジュールしてもよい。特に、上記マクロ−eNBは、アドバンストUEのMU−MIMOペアリングを動的に変更することができ、したがって、上記マクロ−eNBは、UEの第1グループからのUE又はUEの第2グループからのUEとペアリングを行う。また、上記マクロ−eNBは、アドバンストUEに対する単一ユーザ(Single User: SU)−MIMO及びMU−MIMO間の送信方式を動的に変更することができる。また、上記マクロ−eNBは、アドバンストUEに対する単一TP動作及びCoMPスケジューリング間の送信方式を動的に変更することができる。
図7は、本発明の多様な実施形態によるタイミングアドバンス(Timing Advance: TA)についてのMAC CEを示している図面である。
図7を参照すると、UEにUL PC方法を指示するためのN−ビットIEは、2個の候補タイムアドバンス方法のうちの一つのUL TA方法を指示するために、UEにシグナルされ得るUL TA IEであってもよい。例えば、N=1の場合、2個の候補方法が存在する。上記2個の候補TAは、図7に示されているように、別途のMAC制御要素により独立的に構成されてもよい。特に、図7のTAについての上記MAC CEにおいて、Aは相応するTAを指示する1−ビットの情報であり、Rは予約されたビットである。例えば、A=0の場合、上記MAC CEは、第1のTAを構成し、A=1の場合、上記MAC CEは、第2のTAを構成する。上記UL TA IEについて、状態0は、Rel−10UEと互換可能なTP−共通UL TAに相応してもよく、上記UL TA IEの状態1は、TP固有のUL TAに相応してもよい。
上述のような、即ち、上記UL TX Config IEと、上記UL RSベースシーケンスIEと、上記UL TA IEと、上記UL PC IEである、追加のIEと呼ばれてもよい、上記IEを送信するために、幾つかの異なる運送(transportation)方法が用いられてもよい。例えば、上記追加のIEは、無線通信システムにおいて、RRC階層で送信されてもよい。これと別に、新しいULグラントDCIフォーマットは、上記追加のIEを含ませるために、既存のULグラントDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0/0A/4)を拡張することにより構成できる。例えば、上記新しいULグラントDCIフォーマットは、上記追加のIEに対する既存のDCIフォーマットに、N=1ビットフィールドを加えることにより構成されてもよく、ここで、上記新しい1ビットフィールド値が0である場合、上記追加のIE=0であり、上記新しい1ビットフィールド値が1である場合、追加のIE=1である。
他の好適な実施形態により、上記追加のIEは、既存の準永続のスケジューリング(Semi-Persistent Scheduling: SPS)活性化DCIフォーマットを、上記追加のIEを含むように修正することにより作成できる新しいSPS活性化DCIフォーマットを通じて送信されてもよい。SPS活性化が、上記追加のIEと共に受信される場合、上記UEは上記追加のIEの値に応じて、上記SPS活性化により構成される上記PUSCHを全て送信する。例えば、上記新しいSPSグラントDCIフォーマットは、上記追加のIEに対する既存のDCIフォーマットであるSPC活性化PDCCH認証(validation)条件を再び定義することにより作成してもよい。より具体的に、SPS活性化PDCCHは、上記SPS活性化を認証するために、追加の状態を有してもよい1個のフィールドを除いて、上記全てのフィールドがレガシーSPS活性化条件を満たす場合、認証されることができる。スケジュールされたPUSCHに対するTPCコマンドのような上記SPS活性化PDCCHを認証するデュアル状態を有する上記1個のフィールドは、下記の表8に示されているように、上記新しいIE値を指示してもよい。
他の好適な実施形態により、上記追加のIEは、UL/DLグラントが送信される上記制御チャンネル位置又はタイプにより指示されてもよい。例えば、上記ULグラントが、上記レガシーPDCCH上に送信される場合、上記追加のIE=0であり、上記ULグラントが、上記E−PDCCH上に送信される場合、上記追加のIE=1である。これと別に、上記ULグラントが、1個のDCIフォーマットである場合、上記追加のIE=0であり、上記ULグラントが他のDCIフォーマットである場合、上記追加のIE=1である。他の場合において、PUCCH HARQ−ACKが、上記レガシーPDCCH上に送信されるDLグラントのためのものである場合、上記追加のIE=0であり、PUCCH HARQ−ACKが、上記E−PDCCH上に送信されるDLグラントのためのものである場合、上記新しいIE=1である。また、他の場合において、PUCCH HARQ−ACKが、そのUE−RSがRel−10互換可能のセル固有のUE−RSスクランブリングを用いてスクランブルされたPDSCHのためのものである場合、上記追加のIE=0であり、PUCCH HARQ−ACKが、そのUE−RSがTP固有(又はUE固有)UE−RSスクランブリングを用いてスクランブルされたPDSCHのためのものである場合、上記新しいIE=1である。上記のような場合において、上記PDSCHスクランブリング方法は、上記DLグラントフォーマットで1ビットにより明白に指示されてもよい。また、上記ランダムアクセス応答グラントが、上記レガシーPDCCHを用いて送信された場合、上記ランダムアクセス応答グラントUL送信(メッセージ3)については、上記追加のIE=0であり、上記ランダムアクセス応答グラントが、上記E−PDCCHを用いて送信された場合、上記ランダムアクセス応答グラントUL送信(メッセージ3)について、上記新しいIE=1である。また、他の場合において、ランダムアクセスの手続きを開始する上記相応するPDCCH順序(order)が、上記レガシーPDCCHを用いて送信された場合、上記ランダムアクセス応答グラントUL送信(メッセージ3)については、上記追加のIE=0であり、ランダムアクセスの手続きを開始する上記相応するPDCCH順序が、上記E−PDCCHを用いて送信された場合、上記ランダムアクセス応答グラントUL送信(メッセージ3)については、上記新しいIE=1である。
他の好適な実施形態により、上記追加のIEは、上記DCIフォーマット1Aの予約されたビットのうちの一つを、上記ランダムアクセス応答グラント送信についての上記UL送信方法を決定する上記追加のIEとして再使用することにより、構成されるランダムアクセスの手続きを開始するために、PDCCHとして用いられる新しいDCIフォーマット1Aにより指示されてもよい。また他の好適な実施形態により、上記追加のIEは、上記ランダムアクセス応答グラントについての上記UL送信方法を決定する上記新しく導入されたIEを含ませるために、DCIフォーマット1C/1Aのような、既存のDCIフォーマットを拡張することにより構成されるランダムアクセス応答について用いられる他の新しいDCIフォーマットにより指示されてもよい。
さらに、他の好適な実施形態により、上記追加のIEは、MAC制御要素のシグナリングにより、明白に識別されることができる。本発明の好適な実施形態において、第1の場合、MAC CEは、シグナリングのために用いられてもよく、上記MAC CEのビットAは、上記新しく導入されたIEの状態であり、ビットRは、予約されたビットである。他の場合において、シグナリングビットは、上記ターゲットTPに対するTAコマンドMAC CEのような他のMAC CEに含まれてもよい。上記のような場合において、上記MAC CEの6ビットは、TAコマンドについて用いられてもよく、上記MAC CEのビットAは、上記追加のIEの値であり、ビットRは、予約されたビットであり、ここで、AはUL RSベースシーケンス及びUL PCを生成するための方法を決定し、上記TAコマンドは、どのように上記UEがその後のUL送信についてのTAを実行させるべきかを決定する。
本発明の好適な実施形態により、上記UL TX Config IEと、上記UL RSベースシーケンスIEと、上記UL TA IEと、上記UL PC IEのような上記追加のIEを指示するために、SRS送信についての幾つかの方法は、以下のようである。第1の方法により、SRSについて、上記追加のIEの値は、上記SRSタイプによって指示されてもよい。例えば、上記SRSが周期的SRSである場合、上記追加のIE=0であり、上記SRSが非周期的SRSである場合、上記追加のIE=1である。上記のような場合において、送信が主に地域的である場合、地域的TPをターゲットとする周期的SRS送信が用いられることができ、したがって、上記ネットワークは、CoMP集合の決定だけのために、高電力を用いて上記SRSを送信するUEのみを用いることができる。他の場合において、上記SRSが非周期的SRSである場合、上記追加のIE=0であり、上記SRSが周期的SRSである場合、上記新しいIE=1である。上記のような場合において、周期的SRSが、周期的方式で多数のサブフレームで送信されるため、上記マクロ−eNBは、Rel−11及びレガシーUEの両方から周期的SRS送信を多重化することを考慮してもよい。周期的SRS送信について、Rel−11及びレガシーUEの上記多重化を考慮する場合、Rel−11UEにレガシーPCの数式を適用することにより、干渉が減少できる。これと別に、非周期的SRSは、動的にトリガー(trigger)されることができ、これにより、上記マクロ−eNBは、SRS帯域幅で本発明の好適な実施形態の上記PC数式を用いているRel−11UEのみを柔軟に多重化することができる。
SRS送信についての上記追加のIEを指示する他の方法によると、SRSの各タイプについて、上記新しいIEは、RRCで独立的に構成される。即ち、周期的SRSについて、上記新しいIEは、第1の値を用いて構成され、また非周期的SRSについて、上記新しいIEは、第2の値を用いて構成される。他の方法によると、多数の周期的SRSは、各周期的SRS別に、上記RRC階層で、上記追加のIEが構成される同一のコンポーネントキャリア(component carrier)に対して構成されてもよい。例えば、UEが2個の周期的SRSを用いて構成される場合、第1の値は第1の周期的SRSの上記追加のIEについて構成され、第2の値は第2の周期的SRSの上記追加のIEについて構成される。SRS送信に対する上記追加のIEを指示するまた他の方法によると、非周期的SRSについて、上記追加のIEの値は、SRSトリガーリングビット及び上記非周期的SRSをトリガーする上記DCIフォーマットの値により共通で指示されてもよい。例えば、Rel−10UEについて、5個のパラメータ集合は、非周期的SRS送信について定義されてもよく、1個のパラメータ集合は、上記SRSトリガーリングビット及び上記非周期的SRSをトリガーするDCIフォーマットの値により指示される上記SRSを生成するために用いられてもよい。上記で説明したような本発明の多様な実施形態により、上記追加のIEは、Rel−11UEについての各パラメータの集合各々に含まれてもよい。
以下、非周期的SRSについての電力制御及びベースシーケンスを説明する。Rel−9及びRel−10のような上記レガシーLTE規格において、上記SRS電力制御の数式は、下記の数式25により表す。
本発明の好適な実施形態により、UL CoMP動作だけではなく、時分割復信(Time Division Duplex: TDD)DL CoMP CSIの推定を可能とするために、数式25は修正されてもよく、したがって、上記
はUE固有であるように、上記RRC階層により導入及び構成されてもよく、これに反し、数式25の他のパラメータは、上述のようなパラメータと同様であってもよい。したがって、数式25は、本発明の好適な実施形態により、下記の数式26に示されたような方式で修正されてもよい。
本発明の好適な実施形態により、Rel−11UEのような上記アドバンストUEは、非周期的SRSがトリガーされる場合、どのような
と、どのようなSRSベースシーケンスが用いられるかを通知されることができる。したがって、上記非周期的SRSについての上記mの値と、ベースシーケンス生成方法は、上記SRSトリガーリングビット及び上記トリガーリングDCIフォーマットタイプにより指示される。
レガシーLTE規格に従って、非周期的SRS生成についてのパラメータは、以下により指示されることができる。トリガータイプ1及びDCIフォーマット4の場合、上位階層のシグナリングにより構成できるSRSパラメータの三つの集合、srs−ConfigApDCI−Format4が存在する。また、DCIフォーマット4で用いられる2−ビットSRS要求フィールドは、下記の表9に示されているような上記SRSパラメータ集合を指示する。上記トリガータイプ1及び上記DCIフォーマット0について、SRSパラメータの単一集合srs−ConfigApDCI−Format0が、上位階層のシグナリングにより構成されることができる。上記トリガータイプ1及び上記DCIフォーマット1A/2B/2Cの場合において、SRSパラメータの単一共通集合srs−ConfigApDCI−Format1a2b2cは、上位階層のシグナリングにより構成されてもよい。上記のような場合において、上記SRS要求フィールドは、DCIフォーマット0/1A/2B/2Cについての1ビットフィールドであり、タイプ1SRSは、上記SRS要求フィールドの値が1と設定されている場合、トリガーされることができる。また、上記UEが上位階層のシグナリングにより、DCIフォーマット0/1A/2B/2Cについて、SRSパラメータを用いて構成される場合、1−ビットSRS要求フィールドは、フレーム構造タイプ1に対しては、DCIフォーマット0/1Aに含まれてもよく、フレーム構造タイプ2に対しては、DCIフォーマット0/1A/2B/2Cに含まれてもよい。
上記のような好適な実施形態によると、上記5個の構成パラメータ集合、srs−ConfigApDCI−Format0、srs−ConfigApDCI−Format1a2b2c及びsrs−ConfigApDCI−Format4の三つの集合はそれぞれ、現在追加に上記SRSベースシーケンス及び上記mの値を共通に指示する上記追加のIEについてのフィールドを含んでもよい。
上記レガシーLTE規格に従い、SoundingRS−UL−ConfigDedicatedAperiodic−r10 IE及びSRS−ConfigAp−r10 IEであるレガシー非周期的SRSに対するIEは、下記の表10に表す。
本発明の好適な実施形態により、トリガー非周期的SRSについて、表10に示したような上記RRC IEは、表11に示したように、修正されてもよい。表10に示されているように、パラメータsrs−virtualCellID−r11は、SRSシーケンスの生成に用いられる仮想セルIDを指し、パラメータsrs−pOffsetIndex−r11は、SRS電力オフセットインデックス(power offset index)、即ち、mを指す。
本発明のまた他の好適な実施形態により、また、表11の好ましい実施形態とは対照的に、上記非周期的SRS(m=1)についての電力オフセット値は、上記m値の代わりに、上記5個のパラメータ集合各々に対して、UE固有になるように、上記RRC階層により構成されてもよい。上記のような場合において、pSRS−OffsetAp−r11は、srs−pOffsetIndex−r11の代わりに、SRS−ConfigAp−r11に含まれ、pSRS−OffsetAp−r11は、整数(0…15)の値フォーマットを有する。したがって、上記非周期的SRSについて、SRS電力オフセットの値
及びベースシーケンス生成方法、又はVCIDは、上記SRSトリガーリングビット及び上記トリガーリングDCIフォーマットにより指示される。
また他の好適な実施形態により、上記非周期的SRSについて用いられる仮想セルIDのインデックスは、上記で説明されたように、上記VCIDそのものの代わりに、上記5個のパラメータ集合各々に対して、UE固有になるように、上記RRC階層により構成されてもよい。上記のような場合において、マクロ−eNBは、VCID(iVCID)、iVCID=1,2のような、SRSについて使用できる2個のVCIDを構成してもよい。したがって、SRS−ConfigAp−r11は、srs−virtualCellID−r11の代わりに、フィールドsrs−virtualCellIDIndex−r11を含み、srs−virtualCellIDIndex−r11は、整数(1…2)の値フォーマットを有する。したがって、上記非周期的SRSについて、及びSRS電力オフセットパラメータについて、ベースシーケンス生成方法、又は仮想セルIDは、上記SRSトリガーリングビット及び上記トリガーリングDCIフォーマットにより指示される。SRSについての上記2個のVCIDは、PUCCHに対して構成された物理セルID及びVCIDであってもよく、これと別に、SRSについての上記2個のVCIDのうちの少なくとも一つは、他のVCIDとは別個に、明白に構成される。したがって、上記で説明したような好適な実施形態は、無線システムにおいて、アップリンク送信についてのCoMP送信及び受信を提供する。
図8は、一実施形態による少なくとも一つのBSを含む無線ネットワークにおけるUEの方法を示す図面である。
図8を参照すると、UEはステップ801において、上記少なくとも一つのBSからPUSCH電力制御方法及びPUSCH DMRS生成方法のうちの少なくとも一つを構成するためのIEを受信する。次に、ステップ802において、上記UEは、上記IEの状態を決定する。その後、上記UEは、ステップ803において、上記IEの状態によってPUSCH及び該PUSCHに対するDMRSを送信する。上述のように、上記PUSCH送信の送信電力は、上記IEの状態によって制御してもよい。特に、上記IEの状態が第1の状態を指示する場合、上記PUSCH送信の送信電力は、第1の電力制御の数式に従って決定されてもよい。一方、上記IEの状態が第2の状態を指示する場合、上記PUSCH送信の送信電力は、第2の電力制御の数式に従って決定されてもよい。その上、上記PUSCHに対するDMRSのベースシーケンスは、また上記IEの状態によって生成される。
図9は、一実施形態による少なくとも一つのUEを含む無線ネットワークにおけるBSの方法を示す図面である。
図9を参照すると、上記BSは、ステップ901において、IEの状態によってPUSCH電力制御方法とPUSCHに対するDMRS生成方法のうちの少なくとも一つを構成するためのUEに対して、上記IEの状態を決定することができる。次に、ステップ902において、上記BSは、上記UEに上記IEを送信することができる。その後、ステップ903において、上記BSは上記UEから、上記IEの状態によってPUSCH及び上記PUSCHに対するDMRSを受信してもよい。上記で説明したように、上記受信されたPUSCHの送信電力は、上記IEの状態によって決定される。また、上記IEの状態が第1の状態を指示する場合、上記受信されたPUSCHの送信電力は、第1の電力制御の数式に従って決定され、上記IEの状態が第2の状態を指示する場合、上記受信されたPUSCHの送信電力は、第2の電力制御の数式に従って決定される。したがって、上記受信されたPUSCHに対するDMRSのベースシーケンスは、上記IEの状態によって生成される。
図10は、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける受信機を示すブロックダイアグラムである。
図10を参照すると、上記受信機は、デュプレクサ(duplexer)1000と、受信機1010と、送信機1020と、制御機1030と、メモリユニット1040とを含む。上記受信機は、任意の個数の追加的な構造要素を含んでもよい。しかし、上記受信機の追加的な構造要素の説明は、簡潔性の点から、省略する。上記受信機は、UEと、移動端末と、AMSなどであってもよい。
上記デュプレクサ1000は、アンテナを通じて上記送信機1020から提供される送信信号を送信し、デュプレクシング方式に従って、上記アンテナから受信信号を上記受信機1010に提供する。
上記受信機1010は、上記受信信号をプロセスし、上記受信信号を基底帯域信号に変換し、上記基底帯域信号を上記制御機1030に提供する。例えば、上記無線通信システムが、OFDM方式を用いる場合、上記受信機1010は、無線周波数(Radio Frequency: RF)プロセッサーと、アナログ/デジタル変換機(Analog/Digital Converter: ADC)と、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing: OFDM)復調器と、デコーダとを含む。従って、上記RFプロセッサーは、上記デュプレクサ1000から提供されるRF信号を基底帯域アナログ信号に変換する。上記ADCは、上記RFプロセッサーから提供される上記アナログ信号をデジタルサンプルデータに変換する。上記OFDM復調器は、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行うことにより、上記ADCから提供される時間ドメインにおけるサンプルデータを、周波数ドメインにおけるデータに変換する。上記デコーダは、変調及びコーディング方式(Modulation and Coding Scheme: MCS)レベルによって上記OFDM復調器から提供される信号を復調及びデコードする。
上記制御機1030は、上記受信機の全体的な動作を制御する。上記受信機の動作は、受信機、移動端末、UE、又はAMSにより行われる、上記で明示的に(explicitly)又は内包的に(implicitly)説明されたような動作のうちいずれかを含む。
上記送信機1020は、送信信号をRF信号に変換し、上記RF信号をプロセスし、上記プロセスされたRF信号を上記制御機1030の制御下に、上記デュプレクサ1000に提供する。例えば、上記無線通信システムが、OFDM方式を用いる場合、送信機1020は、エンコーダ(encoder)と、OFDM変調器と、デジタル/アナログ変換機(DAC)と、RFプロセッサーとを含む。上記エンコーダは、上記制御機1030の制御下に、MCSレベルによって送信信号をエンコード及び変調する。上記OFDM変調器は、逆FFT(Inverse FFT: IFFT)を行うことにより、上記エンコーダから提供される上記周波数ドメインのデータを時間ドメインのサンプルデータ(即ち、OFDMシンボル)に変換する。上記DACは、上記OFDM変調器から提供されるサンプルデータをアナログ信号に変換する。上記RFプロセッサーは、上記DACから提供される基底帯域アナログ信号をRF信号に変換する。
上記メモリユニット1040は、上記受信機の全般的な動作のために必要とするプログラム及び受信機と、UEと、移動端末又はAMSにより受信され、送信され、保持され、又は用いられる、上記情報及び/又はここで説明される上記アルゴリズムのうちのいずれか一つを含む多様なデータを記憶する。
図11は、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける送信機を示すブロックダイアグラムである。
図11を参照すると、上記送信機は、デュプレクサ1100と、受信機1110と、送信機1120と、制御機1130と、メモリユニット1140と、ネットワーク送受信機1150とを含む。上記送信機は、任意の個数の追加的な構造要素を含んでもよい。しかし、上記送信機の追加的な構造要素の説明は、簡潔性のために省略する。上記送信機は、基地局、eNB、RRH、マイクロ−eNB、ABSなどであってもよい。
上記デュプレクサ1100は、アンテナを通じて上記送信機1120から提供される送信信号を送信し、デュプレクシング方式に従って上記アンテナから受信信号を受信機1110に提供する。
上記受信機1110は、上記受信信号を受信し、上記受信信号を基底帯域信号に変換し、上記基底帯域信号を上記制御機1130に提供する。例えば、上記無線通信システムが、OFDM方式を用いる場合、上記受信機1110は、RFプロセッサーと、ADCと、OFDM復調器と、デコーダとを含む。上記RFプロセッサーは、上記デュプレクサ1100から提供されるRF信号を基底帯域アナログ信号に変換する。上記ADCは、上記RFプロセッサーから提供される上記アナログ信号をデジタルサンプルデータに変換する。上記OFDM復調器は、FFTを行うことにより、上記ADCから提供される上記時間ドメインにおけるサンプルデータを、上記周波数ドメインにおけるデータに変換する。上記デコーダは、MCSレベルによって上記OFDM復調器から提供される信号を復調及びデコードする。
上記制御機1130は、上記送信機の全般的な動作を制御する。上記送信機の動作は送信機、基地局、eNB、マイクロ−eNB、RRH、ABSなどにより行われる、上記で明示的に又は内包的に説明されたような動作のうちのいずれかを含む。
上記送信機1120は、送信信号をRF信号に変換し、上記RF信号をプロセスし、上記プロセスされたRF信号を、上記制御機1130の制御下に、上記デュプレクサ1100に提供する。例えば、上記無線通信システムがOFDM方式を用いる場合、上記送信機1120は、エンコーダと、OFDM変調器と、デジタル/アナログ変換機(DAC)と、RFプロセッサーとを含む。上記エンコーダは、上記制御機1130の制御下に、MCSレベルによって送信信号をエンコード及び変調する。上記OFDM変調器は、IFFTを行うことにより、上記エンコーダから提供される上記周波数ドメインのデータを上記時間ドメインのサンプルデータ(即ち、OFDMシンボル)に変換する。上記DACは、上記OFDM変調器から提供されるサンプルデータをアナログ信号に変換する。上記RFプロセッサーは、上記DACから提供される基底帯域アナログ信号をRF信号に変換する。
上記メモリユニット1140は、上記送信機の全般的な動作のために必要とするプログラム及び送信機、基地局、eNB、マイクロ−eNB、RRH、ABSなどにより受信され、送信され、保持され、又は用いられる、上記情報及び/又はここで説明される上記アルゴリズムのうちのいずれか一つを含む多様なデータを記憶する。
上記ネットワーク送受信機1150は、無線通信システム内で他のネットワークエンティティとの通信を可能とする。
本発明の特定の態様は、またコンピュータ読取り可能な記録媒体において、コンピュータ読取り可能なコードとして実現することができる。コンピュータ読取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムにより読み取ることができるデータを格納できる任意のデータ格納デバイスである。上記コンピュータ読取り可能な記録媒体の例としては、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy disk)、光データ格納デバイス、及び搬送波(carrier wave)など(上記インターネットを通じたデータ送信のような)を含んでもよい。上記コンピュータ読取り可能な記録媒体は、また、ネットワーク連結されたコンピュータシステムを通じて分散されることができ、したがって、上記コンピュータ読取り可能なコードは、分散方式で格納及び実行される。また、本発明を達成するための機能的なプログラム、コード、及びコードセグメントは、本発明が属する分野における熟練されたプログラマーにより容易に解釈できる。
以上、本発明を特定の好適な実施形態を参照して図示及び説明したが、添付の特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められる本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、様々な変更が可能であるということは、当業者には明らかである。
1000、1100 デュプレクサ
1010、1110 受信機
1020、1120 送信機
1030、1130 制御機
1040、1140 メモリユニット
1150 ネットワーク送受信機

Claims (21)

  1. 少なくとも一つの基地局(Base Station: BS)を含む無線ネットワークにおけるユーザ端末機(User Equipment: UE)の方法であって、
    少なくとも一つのBSから、物理アップリンク共有チャンネル(Physical Uplink Shared Channel: PUSCH)電力制御方法及びPUSCH復調参照信号(Demodulation Reference Signal: DMRS)生成方法のうちの少なくとも一つを構成するための情報要素(Information Element: IE)を受信する過程と、
    前記IEの状態を決定する過程と、
    前記IEの状態によってPUSCH及び該PUSCHに対するDMRSを送信する過程とを含み、
    前記PUSCHの送信電力は、前記IEの状態に応じて制御され、
    前記IEの状態が第1の状態を指示する場合、前記PUSCHの送信電力は、第1の電力制御の数式によって決められ、
    前記IEの状態が第2の状態を指示する場合、前記PUSCHの送信電力は、第2の電力制御の数式によって決められ、
    前記PUSCHに対するDMRSのベースシーケンスは、前記IEの状態によって生成されることを特徴とする方法。
  2. 前記IEの状態が第1の状態を指示する場合、前記ベースシーケンスは、前記少なくとも一つの基地局に相応するセルに対して割り当てられた物理セル識別子(Identifier: ID)によって生成され、
    前記IEの状態が第2の状態を指示する場合、前記ベースシーケンスは、仮想セルIDによって生成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記IEの状態が前記第1の状態を指示する場合、前記ベースシーケンスは、第1の仮想セル識別子によって生成され、
    前記IEの状態が第2の状態を指示する場合、前記ベースシーケンスは、第2の仮想セルIDによって生成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の電力制御の数式が、セル固有の参照信号(Cell-specific Reference Signal: CRS)に基づいた経路損失推定値の関数であり、
    前記第2の電力制御の数式は、チャンネル状態情報(Channel State Information: CSI)−RS構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の電力制御の数式は、第1のチャンネル状態情報(CSI)−参照信号(RS)構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であり、
    前記第2の電力制御の数式は、第2のCSI−RS構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記IEは、前記無線ネットワークの無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)階層で送信されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記IEは、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)フォーマット0メッセージ及びDCIフォーマット4メッセージのうちの少なくとも一つに含まれた少なくとも1−ビットフィールドであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 少なくとも一つの基地局(Base Station: BS)を含む無線ネットワークにおいて、通信するためのユーザ端末機(User Equipment: UE)装置であって、
    前記少なくとも一つのBSから、物理アップリンク共有チャンネル(Physical Uplink Shared Channel: PUSCH)電力制御方法及びPUSCH復調参照信号(Demodulation Reference Signal: DMRS)生成方法のうちの少なくとも一つを構成するための情報要素(Information Element: IE)を受信し、前記IEの状態によってPUSCH及び該PUSCHに対するDMRSを送信する送受信機と、
    前記IEの状態を決定し、前記IEの状態によって前記PUSCHの送信電力を決定し、前記IEの状態によって、前記PUSCHに対するDMRSのベースシーケンスを生成する制御機とを含み、
    前記IEの状態が第1の状態を指示する場合、前記制御機は、第1の電力制御の数式に応じて前記PUSCHの送信電力を決定し、
    前記IEの状態が第2の状態を指示する場合、前記制御機は、第2の電力制御の数式に応じて前記PUSCHの送信電力を決定することを特徴とする装置。
  9. 前記IEの状態が第1の状態を指示する場合、前記制御機は、前記少なくとも一つの基地局に相応するセルに対して割り当てられた物理セル識別子(ID)によって前記ベースシーケンスを生成し、
    前記IEの状態が第2の状態を指示する場合、前記制御機は、仮想セルIDによって前記ベースシーケンスを生成することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記IEの状態が第1の状態を指示する場合、前記制御機は、第1の仮想セル識別子(ID)によって前記ベースシーケンスを生成し、
    前記IEの状態が第2の状態を指示する場合、前記制御機は、第2の仮想セルIDによって前記ベースシーケンスを生成することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  11. 前記第1の電力制御の数式が、セル固有の参照信号(Cell-specific Reference Signal: CRS)に基づいた経路損失推定値の関数であり、
    前記第2の電力制御の数式は、チャンネル状態情報(Channel State Information: CSI)−RS構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  12. 前記第1の電力制御の数式は、第1のチャンネル状態情報(CSI)−参照信号(RS)構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であり、
    前記第2の電力制御の数式は、第2のCSI−RS構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  13. 前記送受信機は、前記無線ネットワークの無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)階層で前記IEを受信することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  14. 前記送受信機は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)フォーマット0メッセージ及びDCIフォーマット4メッセージのうちの少なくとも一つに含まれた少なくとも一つの1−ビットフィールドとして前記IEを受信することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  15. 少なくとも一つのユーザ端末機(User Equipment: UE)を含む無線ネットワークにおいて、通信するための基地局(BS)装置であって、
    前記少なくとも一つのUEの物理アップリンク共有チャンネル(Physical Uplink Shared Channel: PUSCH)電力制御方法及びPUSCH復調参照信号(Demodulation Reference Signal: DMRS)生成方法のうちの少なくとも一つを構成するための情報要素(Information Element: IE)の状態を決める制御機と、
    前記少なくとも一つのUEに前記IEを送信し、前記少なくとも一つのUEから、前記IEの状態によってPUSCH及び該PUSCHに対するDMRSを受信し、前記IEの状態によって前記PUSCHに対するDMRSのベースシーケンスを受信する送受信機とを含み、
    前記IEの状態が第1の状態を指示する場合、前記送受信機は、第1の電力制御の数式に応じて前記PUSCHの送信電力を受信し、
    前記IEの状態が第2の状態を指示する場合、前記送受信機は、第2の電力制御の数式に応じて前記PUSCHの送信電力を受信することを特徴とする装置。
  16. 前記制御機が、前記IEが前記第1の状態を有すると決定する場合、前記ベースシーケンスは、基地局に相応するセルに対して割り当てられた物理セル識別子(ID)によって生成され、
    前記制御機が、前記IEが前記第2の状態を有すると決定する場合、前記ベースシーケンスは、仮想セルIDによって生成されることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. 前記制御機が、前記IEが前記第1の状態を有すると決定する場合、前記ベースシーケンスは、第1の仮想セル識別子(ID)によって生成され、
    前記制御機が、前記IEが前記第2の状態を有すると決定する場合、前記ベースシーケンスは、第2の仮想セルIDによって生成されることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  18. 前記第1の電力制御の数式が、セル固有の参照信号(Cell-specific Reference Signal: CRS)に基づいた経路損失推定値の関数であり、
    前記第2の電力制御の数式は、チャンネル状態情報(Channel State Information: CSI)−RS構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  19. 前記第1の電力制御の数式は、第1のチャンネル状態情報(CSI)−参照信号(RS)構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であり、
    前記第2の電力制御の数式は、第2のCSI−RS構成によって構成されるCSI−RSに基づいた経路損失推定値の関数であることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  20. 前記送受信機は、前記無線ネットワークの無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)階層で前記IEを送信することを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  21. 前記送受信機は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)フォーマット0メッセージ及びDCIフォーマット4メッセージのうちの少なくとも一つに含まれた少なくとも一つの1−ビットフィールドとして前記IEを送信することを特徴とする、請求項15に記載の装置。
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