JP5954834B2 - 離脱推定装置、解約推定装置、方法、及びプログラム - Google Patents

離脱推定装置、解約推定装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、主となる現象を離脱する時期を推定する離脱推定装置、主サービスを解約する時期を推定する解約推定装置、方法、及びプログラムに関する。
主サービスと、主サービスに従属するオプションサービスという2種類の形態で構成されるサービスがある(主サービスは1種類、オプションサービスの種類は1つないし複数、以下、「複合サービス」と呼ぶ)。複合サービスの例としては保険サービスなどが考えられ、保険の場合、保険の基本契約を主サービス、付随する特約などをオプションサービスとする。
このような複合サービスにおいて、オプションサービス解約時期を元に、主サービス契約期間τ(各ユーザの主サービス契約開始時期から解約時期までの経過時間)の推定を行い、主サービス契約者数の推移をシミュレーションすること(以下、あるユーザiの主サービス契約時間をτ(i,basic)と呼ぶ)を問題1として考える。
また、オプションサービス解約時期を元に、主サービス契約期間τ(i,basic)と主サービス契約者数の推移をシミュレーションできるモデルができた場合、一部のオプションサービスを廃止したとき、主サービス契約期間τ(i,basic)と主サービス契約者数の推移がどのように変化するかをシミュレーションすることを問題2として考える。
従来は、上記問題1「オプションサービス解約時期を元に、提供ラインナップ不変の場合の契約期間τ(i,basic)の推定と主サービス契約者数推移シミュレーション」については、主サービスとオプションサービスの契約状況、過去の契約期間のデータを、何らかのモデル(例えばlogit/Cox(非特許文献1)、HMM(非特許文献2)など)への入力とし、モデルの出力として契約期間τ(i,basic)と主サービス契約者数推移の推定結果を得ている。
また、上記問題2「オプションサービス解約時期を元に、提供ラインナップが廃止された場合の経過期間τ(i,basic)の推定と主サービス契約者数推移シミュレーション」については、主サービスとオプションサービスの契約状況、過去の契約期間のデータに加え、別途アンケート調査や市場調査などを通じて主サービスとオプションサービスの関係性を定義した上で、上記問題1と同様に何らかのモデルを通して、オプションサービスを廃止した場合の主サービス契約者数にどのような影響があるかを推定している。
"実践編3 生存分析"、[online][ 平成25年6月24日検索]、インターネット<URL:http://www.med.nagoya-u.ac.jp/spss/files/jissen3.pdf> David A. Schweidel, Eric T. Bradlow, Peter S. Fader. Portfolio Dynamics for Customers of a Multiservice Provider, MANAGEMENT SCIENCE, Vol. 57, No. 3, pp. 471−486, March 2011,
しかし、上記問題1について、従来の技術では、オプションサービス解約による主サービス解約への影響は、オプションサービス解約後常に一定(logit/Cox)、または直後のわずかな時間にのみ現れ(HMM)、この従来技術の方法では例えばオプションサービス解約が主サービス解約に与える影響期間が長いケースに対応できないという問題がある。例えば、機器のメンテナンスを考えたとき、機器が故障する事象は比較的間隔を空けて発生することが多いが、従来の手法ではこの問題に対応できない。
また、上記問題2について、従来の技術では、別途アンケート調査や市場調査などを通じて主サービスとオプションサービスの関係性を定義する必要があるため追加コストがかかり、また調査実施者によって分析結果が大きく変わるという問題がある。
本発明では、上記問題点を解決するために成されたものであり、精度良く主現象の離脱時期を推定できる離脱推定装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
また、精度良く主サービスの解約時期を推定できる解約推定装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明の離脱推定装置は、個体に発生する主現象であって、主従関係のある従現象を有する主現象の離脱確率の分布を推定する離脱推定装置であって、複数の個体iの各々について収集された、観測終了時点までの前記主現象が継続した観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点までの前記従現象opが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主現象が観測されているか否かを示す情報c(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点において前記従現象が観測されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各従現象opについての前記主現象の現象開始時点から前記従現象の現象開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得するデータ取得手段と、各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各従現象opについての前記従現象の離脱からの各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定する初期値設定手段と、前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主現象の前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各従現象opの前記分布パラメータを更新する分布パラメータ更新手段と、予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返す反復判定手段と、
前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主現象の前記分布パラメータ及び各従現象opの前記分布パラメータと、前記主現象が観測されている推定対象の個体iについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opの前記観測継続期間dr(i,op)、各従現象opの前記情報c(i,op)及び各従現象opの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主現象の前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく離脱確率の分布と、前記推定対象の個体において離脱している各従現象opの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく離脱確率の分布とに従って、前記推定対象の個体iにおける前記主現象の離脱時期を推定する離脱時期推定手段と、を含んで構成されている。
第2の発明の離脱推定方法は、データ取得手段と、初期値設定手段と、分布パラメータ更新手段と、反復判定手段と、離脱時期推定手段とを含み、個体に発生する主現象であって、主従関係のある従現象を有する主現象の離脱確率の分布を推定する離脱推定装置における離脱推定方法であって、前記データ取得手段は、複数の個体iの各々について収集された、観測終了時点までの前記主現象が継続した観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点までの前記従現象opが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主現象が観測されているか否かを示す情報c(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点において前記従現象が観測されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各従現象opについての前記主現象の現象開始時点から前記従現象の現象開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得し、前記初期値設定手段は、各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各従現象opについての前記従現象の離脱からの各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定し、前記分布パラメータ更新手段は、前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主現象の前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各従現象opの前記分布パラメータを更新し、前記反復判定手段は、予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返し、前記離脱時期推定手段は、前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主現象の前記分布パラメータ及び各従現象opの前記分布パラメータと、前記主現象が観測されている推定対象の個体iについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opの前記観測継続期間dr(i,op)、各従現象opの前記情報c(i,op)及び各従現象opの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主現象の前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく離脱確率の分布と、前記推定対象の個体において離脱している各従現象opの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく離脱確率の分布とに従って、前記推定対象の個体iにおける前記主現象の離脱時期を推定する。
第1の発明及び第2の発明によれば、精度良く主現象の離脱時期の予測ができる。
第3の発明の解約推定装置は、オプションサービスを有する主サービスの解約確率の分布を推定する解約推定装置であって、複数のユーザiの各々について収集された、観測終了時点までの前記主サービスが継続した観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点までの前記オプションサービスopが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主サービスが契約されているか否かを示す情報c(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点において前記オプションサービスが契約されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各オプションサービスopについての前記主サービスの契約開始時点から前記オプションサービスの契約開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得するデータ取得手段と、各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各オプションサービスopについての前記オプションサービスの解約からの各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定する初期値設定手段と、前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各オプションサービスopの前記分布パラメータを更新する分布パラメータ更新手段と、予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返す反復判定手段と、前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主サービスの前記分布パラメータ及び各オプションサービスopの前記分布パラメータと、前記主サービスを契約している推定対象のユーザiについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopの前記観測継続期間dr(i,op)、各オプションサービスopの前記情報c(i,op)及び各オプションサービスopの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく解約確率の分布と、前記推定対象のユーザiにおいて解約している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布とに従って、前記推定対象のユーザiにおける前記主サービスの解約時期を推定する解約時期推定手段と、を含んで構成されている。
第4の発明の解約推定方法は、データ取得手段と、初期値設定手段と、分布パラメータ更新手段と、反復判定手段と、解約時期推定手段とを含み、オプションサービスを有する主サービスの解約確率の分布を推定する解約推定装置における解約推定方法であって、
前記データ取得手段は、複数のユーザiの各々について収集された、観測終了時点までの前記主サービスが継続した観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点までの前記オプションサービスopが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主サービスが契約されているか否かを示す情報c(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点において前記オプションサービスが契約されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各オプションサービスopについての前記主サービスの契約開始時点から前記オプションサービスの契約開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得し、前記初期値設定手段は、各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各オプションサービスopについての前記オプションサービスの解約からの各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定し、前記分布パラメータ更新手段は、前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各オプションサービスopの前記分布パラメータを更新し、前記反復判定手段は、予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返し、前記解約時期推定手段は、前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主サービスの前記分布パラメータ及び各オプションサービスopの前記分布パラメータと、前記主サービスを契約している推定対象のユーザiについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopの前記観測継続期間dr(i,op)、各オプションサービスopの前記情報c(i,op)及び各オプションサービスopの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく解約確率の分布と、前記推定対象のユーザiにおいて解約している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布とに従って、前記推定対象のユーザiにおける前記主サービスの解約時期を推定する。
第3の発明及び第4の発明によれば、精度良く主サービスの解約時期を推定できる。
また、第3の発明において、前記解約時期推定手段は、前記主サービスの前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく解約確率の分布と、前記推定対象のユーザiにおいて解約している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布と、廃止しようとしているオプションサービスopであって、前記推定対象のユーザiにおいて継続している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布とに従って、前記推定対象のユーザiにおける前記主サービスの離脱時期を推定してもよい。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、上記の離脱推定装置又は解約推定装置を構成する各手段として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、離脱推定装置、方法、及びプログラムによれば、精度良く主現象の離脱時期の予測ができる。
また、解約推定装置、方法、及びプログラムによれば、精度良く主サービスの解約時期を推定できる。
本発明の実施の形態における解約推定装置の機能的構成を示すブロック図である。 契約情報の例を示す図である。 出力結果の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る解約推定装置における解約推定処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る解約推定装置における分布パラメータλ(basic)推定処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る解約推定装置における分布パラメータλ(x)推定処理ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<本発明の原理>
本発明の原理について説明する。本発明の実施の形態においては、ユーザごとに、ある観測終了時点における、主サービス情報(契約継続期間と最終的な契約状態)とオプションサービス契約情報(主サービスの契約開始から遅れて契約した時期、契約継続期間、最終的な契約状態)を収集し、収集したデータを使って、主サービスとオプションサービスとの時間的相関関係を分布モデルとして推定する。なお、主サービスの契約が主現象の一例であり、オプションサービスの契約が従現象の一例である。
そして、推定結果に基づいてオプションサービスの契約開始からの解約時期と主サービスの契約開始からの解約時期の相関性、及び主サービスの契約開始からの解約時期を推定することができ、主サービス契約者数の推移シミュレーションを実現する。
また、オプションサービスを廃止した場合も同様に、収集したデータと対応する主サービス及びオプションサービスの分布モデルを用いて主サービス契約者の契約開始からの解約時期τ(i,basic)の予測、及び主サービス契約者数の推移シミュレーションを実現する。
<解約推定装置の構成>
次に、本発明の実施の形態に係る解約推定装置の構成について説明する。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る解約推定装置100は、CPUとRAMと後述する解約推定処理ルーチンを実行するためのプログラムや各種データを記憶したROMと、を含むコンピュータで構成することができる。この解約推定装置100は、機能的には図1に示すように入力部10と、演算部20と、出力部50とを備えている。
入力部10は、キーボードなどの入力装置から推定対象のユーザ群、推定対象の複合サービス、及び廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせを受け付ける。なお、入力部10は、ネットワーク等を介して外部から入力されたものを受け付けるようにしてもよい。
演算部20は、記憶部22と、分布パラメータ推定部24と、第1主サービス解約時期推定部26と、第1主サービス契約者数推移予測部28と、第2主サービス解約時期推定部30と、第2主サービス契約者数推移予測部32と、結果生成部34と、を含んだ構成で表すことができる。
記憶部22には、ユーザ毎の複合サービスに関連する情報、つまりユーザの各々についての主サービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,basic))、各オプションサービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,op1), dr(i,op2),…,dr(i,opX))、主サービスの契約開始から各オプションサービス契約開始の経過時間st(st(i,op1), st(i,op2),…,st(i,opX))、現在の契約状況(契約中/解約済)(主サービスの契約状況c(i,basic)、各オプションサービスの契約状況c(i,op1), c(i,op2),…,c(i,opX))、及びその他ユーザに関連する情報(住んでいる地域など)の各々が記録されている。
ここで、現時点までの契約継続期間drとは、現在の契約状況が解約済である場合、契約開始日から契約終了日までを表し、現在の契約状況が契約中の場合、契約開始日から現在の日付までの経過時間を表す。iはユーザのID番号を表し自然数である。
また、現時点までの契約継続期間dr(dr(i,basic), dr(i,op1), dr(i,op2), …,dr(i,opX))、及び経過時間st(st(i,op1), st(i,op2), …,st(i,opX))はスカラー値を取り、現在の契約状況c(c(i,basic), c(i,op1), c(i,op2), …,c(i,opX))は0と1の二値を取る。契約状況cは、0の時「契約中」を、1の時「解約済」を表す。図2に一例を示す。なお、Xはオプションサービスの数の最大値であり、契約も解約もしていないオプションサービスの契約状況cの値には0又は1の何れの値も有さないものとする。
分布パラメータ推定部24は、入力部10において受け付けた推定対象となる複合サービスのユーザ群のうち、推定対象となるユーザの各々について、現時点までの契約継続期間dr(dr(i,basic), dr(i,op1), dr(i,op2), …,dr(i,opX))、主サービスの契約開始から各オプションサービス契約開始までの経過期間st(st(i,op1), st(i,op2), …,st(i,opX))、現在の契約状況c(c(i,basic), c(i,op1), c(i,op2), …,c(i,opX))を記憶部22から各々読み出し、主サービスの各時刻の解約確率の分布を表す分布パラメータ、及び各オプションサービスの解約からの各時刻の主サービス解約確率の分布を表す分布パラメータの各々を推定する。主サービスの契約開始を基準とした解約時期τ(i,basic)は、主サービスの各時刻の解約確率の分布に従う。また、各オプションサービスの解約を基準とした主サービスの解約時期end(end(i,op1)、end(i,op2)、…,end(i,opX))は、各オプションサービスの解約からの各時刻の主サービス解約確率の分布に従う。なお、本実施の形態では、主サービスの契約開始を基準とした解約時期τ(i,basic)と、各オプションサービス解約を基準とした主サービスの解約時期end(end(i,op1)、end(i,op2)、…,end(i,opX))との各々は、それぞれ異なる分布パラメータを持つ分布に従っていると仮定する。また、解約確率の分布はすべて横軸が時間を、縦軸が主サービス解約確率を表している。
ここで、各オプションサービス解約を基準とした主サービスの解約時期end(end(i,op1)、end(i,op2)、…,end(i,opX))が従うそれぞれの分布を変化させることで上記問題1における問題を解決することができる。例えば上記問題1で挙げた「オプションサービス解約が主サービス解約に与える影響期間が長いケース」の場合、影響度合いの減衰が全ての期間において一定であると仮定し、指数分布パラメータの大小により、影響の長短を統一的に扱えるモデルを分布に設定することで、対応することが可能となる。
具体的には、本実施の形態では主サービスの契約開始を基準とした解約時期τ(i,basic)、各オプションサービスの解約を基準とした主サービスの解約時期end(end(i,op1),end(i,op2),…,end(i,opX))はそれぞれ指数分布パラメータλ(basic)、λ(1)、λ(2)、…、λ(X)で表される分布に従うものとし、各指数分布パラメータを、マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC:Markovchain Monte Carlo methods)に従って各々推定する。なお、分布パラメータλ(basic)が主現象の分布パラメータの一例であり、分布パラメータλ(1)、λ(2)…、λ(X)が従現象の分布パラメータの一例である。
第1主サービス解約時期推定部26は、分布パラメータ推定部24において推定された主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(basic))と、各オプションサービス解約からの主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(1), λ(2), …λ(X))の各々と、主サービスの契約状況が「契約中」である推定対象のユーザ(c(i,basic)=0)の各々の契約情報(dr, st, c)とに基づいて、推定対象となるユーザの主サービスの解約時期を推定する。なお、主サービスの契約状況が「解約済」であるユーザ(c(i,basic)=1)については、解約時期は判明しているため、解約時期の推定は行わない。
具体的には、推定対象となるユーザ毎に、分布パラメータ推定部24によって推定された分布パラメータ(λ(basic))及び契約継続期間dr(i,basic)から得られる、主サービスの解約確率の分布(指数分布)に、推定された分布パラメータ(λ(1), λ(2), …,λ(X))、契約継続期間(dr(i,op1), dr(i,op2), …,dr(i,opX))、経過期間(st(i,op1), st(i,op2), …,st(i,opX))から得られる、当該ユーザが解約した各オプションサービス(c(i,p)=1; p=op1, op2, …,opX)の解約からの主サービスの解約確率の分布(指数分布)の各々を、当該オプションサービスの解約時期を考慮して、重ね合わせる。そして、各時刻tについて、時刻tの主サービスの解約確率を、元の各分布の時刻tにおける解約確率の中の最大値とする、新たな解約確率の分布を作成する。
第1主サービス解約時期推定部26は、推定対象のユーザ毎に、作成した当該ユーザの新たな解約確率の分布に基づいて、各時刻tで解約するか否かをサンプリングして決定することにより、当該ユーザの主サービスの解約時期を推定する。なお、主サービスの契約状況が「解約済」であるユーザ(c(i,basic)=1)については、解約時期は判明しているため、解約時期の推定は行わない。
第1主サービス契約者数推移予測部28は、第1主サービス解約時期推定部26において推定された推定対象ユーザの各々の解約時期に基づいて、主サービスの契約者数の推移を予測する。
第2主サービス解約時期推定部30は、入力部10において受け付けた廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせと、分布パラメータ推定部24において推定された主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(basic))と、各オプションサービス解約からの主サービスの解約確率の分布パラメータ(λ(1),λ(2),…,λ(X))の各々と、主サービスの契約状況が「契約中」である推定対象のユーザの各々の契約情報(dr,st,c)とに基づいて、推定対象となるユーザの主サービスの解約時期を推定する。なお、主サービスの契約状況が「解約済」であるユーザ(c(i,basic)=1)については、解約時期は判明しているため、解約時期の推定は行わない。
具体的には、推定対象となるユーザ毎に、契約中になっているオプションサービスの少なくとも1つが、入力部10において受け付けた廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせに含まれているか否かを判定し、契約中になっているオプションサービスの全てが廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせに含まれていない場合には、当該ユーザの主サービスの解約時期を、上記の第1主サービス解約時期推定部26と同様に推定する。
一方、契約中になっているオプションサービスの少なくとも1つが廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせに含まれている場合には、分布パラメータ推定部24において推定された主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(basic))及び契約継続期間dr(i,basic)から得られる、主サービスの解約確率の分布(指数分布)に、当該ユーザが解約した各オプションサービス(c(i,p)=1; p=op1, op2, …,opX)の解約からの主サービスの解約確率の分布(指数分布)の各々を、当該オプションサービスの解約時期を考慮して、重ね合わせる。そして、各時刻tについて、時刻tの主サービスの解約確率を、元の各分布の時刻tにおける解約確率の中の最大値とする、新たな解約確率の分布D_conを作成する。
次に、現時点を解約時期として、廃止対象となるオプションサービスであって、当該ユーザが契約中の各オプションサービス(c(i,p)=0; p=op1, op2, …,opX)の解約からの主サービスの解約確率の分布を表す分布(指数分布)の各々を、契約継続期間(dr(i,p))、経過期間(st(i,p))を考慮して、重ね合わせる。そして、各時刻tについて、時刻tの主サービスの解約確率を、元の各分布の時刻tにおける解約確率の中の最大値とする、新たな解約確率の分布D_churnを作成する。
そして、新たに作成された解約確率の分布D_conとD_churnを重ね合わせ、各時刻tについて、時刻tの主サービスの解約確率を、元の各分布の時刻tにおける解約確率の中の最大値とする、新たな解約確率の分布Dを作成する。
第2主サービス解約時期推定部30は、推定対象となるユーザのうち、契約中になっているオプションサービスの少なくとも1つが廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせに含まれているユーザの各々について、作成した当該ユーザの新たな解約確率の分布Dに基づいて、各時刻tで解約するか否かをサンプリングして決定することにより、当該ユーザの主サービスの解約時期を推定する。
第2主サービス契約者数推移予測部32は、第2主サービス解約時期推定部30において推定された推定対象ユーザの各々の解約時期に基づいて、廃止オプションサービスを有する場合の主サービスの契約者数の推移を予測する。
結果生成部34は、第1主サービス契約者数推移予測部28により予測された主サービスの契約者数の推移と、第2主サービス契約者数推移予測部32により予測された廃止オプションサービスを有する場合の主サービスの契約者数の推移により、図3に示すような結果を生成する。なお、図3において、横軸は現在(観測終了時点)からの経過時間、縦軸は主サービスの契約者数を表す。
<解約推定装置の作用>
次に、本発明の実施の形態に係る解約推定装置100の作用について説明する。図4に示す解約推定処理ルーチンを実行する前に、入力部10により複合サービスの各々に関連する情報であるユーザの各々についての主サービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,basic))、各オプションサービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,op1), dr(i,op2),…,dr(i,opX))、主サービスの契約開始から各オプションサービス契約開始の経過時間st(st(i,op1), st(i,op2),…,st(i,opX))、現在の契約状況(契約中/解約済)(主サービスの契約状況c(i,basic)、各オプションサービスの契約状況c(i,op1), c(i,op2),…,c(i,opX))、及びその他ユーザに関連する情報(住んでいる地域など)の各々を受け付け記憶部22に記憶する。そして、入力部10により推定対象のユーザ群、推定対象の複合サービス、及び廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせを受け付けると、解約推定装置100は、図4に示す解約推定処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS100では、入力部10において受け付けた推定対象のユーザ群を読み込む。
次に、ステップS102では、入力部10において受け付けた推定対象の複合サービスを読み込む。
次に、ステップS104では、入力部10において受け付けた廃止シミュレーション対象のオプションサービスの組み合わせを読み込む。
次に、ステップS106では、ステップS102において取得した対象となる複合サービスにおけるステップS100において取得した推定対象のユーザの各々についての主サービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,basic))、各オプションサービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,op1), dr(i,op2),…,dr(i,opX))、主サービスの契約開始から各オプションサービス契約開始の経過時間st(st(i,op1), st(i,op2),…,st(i,opX))、現在の契約状況(契約中/解約済)(主サービスの契約状況c(i,basic)、及び各オプションサービスの契約状況c(i,op1), c(i,op2),…,c(i,opX))を記憶部22から読み込む。
次に、ステップS108では、ステップS106において取得したユーザの各々の主サービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,basic))と、現在の契約状況(契約中/解約済)(主サービスの契約状況c(i,basic)とに基づいて、主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(basic))を推定する。
次に、ステップS109では、ステップS106において取得したユーザの各々の主サービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,basic))、各オプションサービスの現時点までの契約継続期間(dr(i,op1), dr(i,op2),…,dr(i,opX))、主サービスの契約開始から各オプションサービス契約開始の経過時間st(st(i,op1), st(i,op2),…,st(i,opX))、現在の契約状況(契約中/解約済)(主サービスの契約状況c(i,basic)、及び各オプションサービスの契約状況c(i,op1), c(i,op2),…,c(i,opX))に基づいて、各オプションサービス解約からの主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(1),λ(2),…,λ(X))を各々推定する。
次に、ステップS110では、推定対象のユーザの主サービスは契約中か否かの判定を行う。推定対象のユーザの主サービスが契約中である場合には、ステップS112へ移行し、推定対象のユーザの主サービスが解約済であればステップS114へ移行する。
次に、ステップS111では、ステップS108において取得した主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(basic))と、推定対象のユーザの解約済のオプションサービスの各々についての、当該オプションサービス解約のから主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータとに基づいて、新たな解約確率の分布を作成する。
次に、ステップS112では、ステップS111で作成した新たな解約確率の分布に基づいて、推定対象のユーザの主サービスの解約時期の推定を行う。
次に、ステップS114では、全ての推定対象ユーザについて処理を終了したか否かの判定を行う。全ての推定対象ユーザについて処理を終了している場合には、ステップS116へ移行し、全ての推定対象ユーザについて処理を終了していない場合には、推定対象のユーザを切り替えて、ステップS110〜ステップS114の処理を繰り返す。
次に、ステップS116では、ステップS112において推定された推定対象ユーザの各々の第1主サービスの解約時期に基づいて、主サービスの契約者の推移を予測する。
次に、ステップS118では、推定対象のユーザの主サービスが契約中か否かの判定を行う。推定対象のユーザの主サービスが契約中の場合、ステップS120へ移行し、推定対象のユーザの主サービスが解約済の場合、ステップS124へ移行する。
次に、ステップS120では、推定対象のユーザの契約中になっているオプションサービスの少なくとも1つが、ステップS104において取得した廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせに含まれているか否かを判定する。契約中のオプションサービスの少なくとも1つが、廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせに含まれている場合には、ステップS122へ移行し、推定対象のユーザの契約中になっている全てのオプションサービスが廃止シミュレーションを行うオプションサービスの組み合わせに含まれていない場合には、ステップS124へ移行する。
次に、ステップS122では、ステップS108において取得した推定対象のユーザの主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータ(λ(basic))と、ステップS109において取得した推定対象のユーザの解約済の各オプションサ―ビスの各々についての、当該オプションサービス解約からの主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータとに基づいて、新たな解約確率の分布D_conを作成する。
次に、ステップS124では、ステップS109において取得した推定対象のユーザが契約中であり、かつ廃止対象となるオプションサービスの各々についての、当該オプションサービス解約からの主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータに基づいて、新たな解約確率の分布D_churnを作成する。
次に、ステップS126では、ステップS122で取得した新たな解約確率分布D_conと、ステップS124で取得した新たな解約確率分布D_churnとに基づいて、新たな解約確率の分布Dを作成する。
次に、ステップS128では、ステップS126において取得した新たな解約確率の分布Dに基づいて、推定対象のユーザの主サービスの解約時期を推定する。
次に、ステップS130では、全ての推定対象ユーザについて処理を終了したか否かの判定を行う。全ての推定対象ユーザについて処理を終了した場合には、ステップS132へ移行し、全ての推定対象ユーザについて処理を終了していない場合には、ステップS118へ移行し推定対象ユーザを変更しステップS118〜ステップS124の処理を繰り返す。
次に、ステップS132では、ステップS128で取得した推定対象のユーザの主サービスの解約時期に基づいて、廃止オプションサービス有する場合の主サービスの契約者の推移を予測する。
次に、ステップS128では、ステップS116において取得した主サービスの契約者の推移と、ステップS132において取得した廃止オプションサービスを有する場合の主サービスの契約者の推移とに基づいて、結果を生成し、処理を終了する。
上記ステップS108は、図5に示す分布パラメータλ(basic)推定処理ルーチンによって実現される。
まず、ステップS200では、変数kの値を0に設定する。
次に、ステップS201では、k_maxの値を15000に設定する。
次に、ステップS202では、主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλ(basic)の各々の初期値を適切な値に設定する。
次に、ステップS204では、変数kの値をk+1に設定する。
次に、ステップS206では、主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλ(basic)の値に−1〜1までの値をとる一様乱数を各々足し、新たな主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλnew(basic)を生成する。
次に、ステップS208では、ステップS206で取得した新たな主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλnew(basic)と主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλ(basic)のどちらがより確からしいかを判断する基準として、分布パラメータλnew(basic)の尤度と分布パラメータλnew(basic)の尤度とを比較した結果を表す採択率α(α(basic))を算出する。具体的には、α(basic)は下記(1)式により算出する。
ステップS210では、0〜1の一様乱数R(basic)を発生させる。
ステップS212では、ステップS208で取得した採択率α(basic)と、ステップS210で取得した一様乱数R(basic)とを比較して、採択率α(basic)が一様乱数R(basic)よりも大きいか否かの判定をする。採択率α(basic)が一様乱数R(basic)よりも大きい場合には、ステップS214へ移行し、採択率α(basic)が一様乱数R(basic)以下の場合には、ステップS216へ移行する。
ステップS214では、ステップS206で生成した新たな主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλnew(basic)の値を、主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλの値とする。
ステップS216では、変数kがk_maxよりも大きいか否かの判定を行う。変数kがk_maxよりも大きい場合には、処理を終了し、変数kがk_max以下の場合には、ステップS204へ移行し処理を繰り返す。
上記ステップS109は、図6に示す各オプションサービス解約から主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλ(x)推定処理ルーチンによって実現される。
まず、ステップS300では、変数kの値を0に設定する。
次に、ステップS301では、k_maxの値を15000に設定する。
次に、ステップS302では、変数xの値を1に設定する。
次に、ステップS303では、オプションサービスxの解約からの主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータλ(x)の初期値を適切な値に設定する。
次に、ステップS304では、変数xの値がXと一致するか否かを判定する。変数xの値がXと一致する場合には、ステップS306へ移行し、変数xの値がXと一致しない場合には、ステップS305へ移行する。
ステップS305では、変数xの値をx+1に設定し、ステップS303へ移行する。
ステップS306では、変数kの値をk+1に設定する。
次に、ステップS307では、変数xの値を0に設定する。
次に、ステップS308では、変数xの値をx+1に設定する。
次に、ステップS309では、オプションサービスxの分布パラメータλ(x)の値に一様乱数を各々足し、新たなオプションサービスxの分布パラメータλnew(x)を生成する。なお、一様乱数の値は例えば−1〜1の値をとる。
次に、ステップS310では、ステップS309で取得した新たなオプションサービスxの分布パラメータλnew(x)と、オプションサービスxの分布パラメータλ(x)とに基づいて、分布パラメータλnew(x)とλ(x)とのどちらがより確からしいかを判断する基準として、両者の尤度を比較した結果を表す採択率α(α(x))を算出する。具体的には、α(x)は下記(2)式により算出する。
ステップS311では、0〜1の一様乱数R(x)を発生させる。
ステップS312では、ステップS310で取得した採択率α(x)と、ステップS311で取得した一様乱数R(x)とを比較して、採択率α(x)が一様乱数R(x)よりも大きいか否かの判定をする。採択率α(x)が一様乱数R(x)よりも大きい場合には、ステップS314へ移行し、採択率α(x)が一様乱数R(x)以下の場合には、ステップS315へ移行する。
ステップS314では、ステップS309で生成した新たなオプションサービスxの分布パラメータλnew(s)の値を、オプションサービスxの分布パラメータλ(x)の値とする。
ステップS315では、変数xの値がXと一致するか否かの判定を行う。変数xの値がXと一致する場合には、ステップS316へ移行し、変数xの値がXと一致しない場合には、ステップS308へ移行する。
ステップS316では、変数kがk_maxよりも大きいか否かの判定を行う。変数kがk_maxよりも大きい場合には、処理を終了し、変数kがk_max以下の場合には、ステップS306へ移行し処理を繰り返す。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る解約推定装置によれば、精度良く主サービスの解約時期を推定できる。
また、オプションサービスを解約する時期から、主サービスを解約する時期の時間的関係性をモデル化することができる。
また、従来の手法で扱うことのできた、あるオプションサービスを解約した直後のみに主サービス開始の影響が発生する等の問題に対しても分布の形を変えることで対応できる。
また、主サービスのユーザの離脱の推移を推定した結果、あるサービスについて、オプションサービスが解約されて以後、主サービスを解約するまでの期間について、推定可能となり、オプションサービスを解約したユーザに対し、コールセンタを通じて予測される解約期間内に主サービスの解約を予防する電話連絡をかけるなどの施策が打てる。
また、複数のオプションサービスから、オプションサービスが解約されて以後、主サービスを解約するまでの期間について推定可能であるが、その複数の結果の何を根拠として推定結果を決定するかについては、複数のアルゴリズムが適用可能である。
また、オプションサービスの廃止シミュレーションを行う場合、従来必要だったアンケート調査などを通じた主サービスとオプションサービスの関係性の把握を、自主的に解約した場合とサービス提供廃止によって強制的に解約した場合の影響度は同じと仮定することで、両者の時間的相関性を表す分布をユーザの契約情報のみから推定することで代替し、調査にかかる費用、また調査実施者による分析結果の揺れを回避することができる。
また、自主的に解約した場合とサービス提供廃止によって強制的に解約した場合の影響度は同じと仮定することで、従来課題となっていたアンケート調査や市場調査を通じた主サービスとオプションサービスの関係性を定義する追加コストの問題と、調査実施者によって分析結果が大きく変わる問題を解決している。
また、オプションサービスを解約して以降、主サービスを解約するまでの間には、ある分布に従う時間的相関関係があると仮定して、この事象に対するパラメータ推定を行っていることから上記問題1に対応することができる。
また、自主的に解約した場合とサービス提供廃止によって強制的に解約した場合の影響度は同じと仮定することで、推定を行うのに必要な装置に対する入力を減らすことが出来る。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本実施の形態においては、入力部10において推定対象の複合サービスを受け付けている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、記憶部22に記憶されている複合サービスの種類が1種類の場合には、推定対象の複合サービスを入力情報としなくてもよい。
また、本実施の形態においては契約サービスの解約確率の分布をモデル化する場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、二状態で表現でき、主従関係をもつ複数の現象の離脱確率の分布をモデル化してもよい。例えば、ショッピングモールの発生を主現象とし、ショッピングモールの店子の発生を従現象として、ショッピングモールの離脱確率の分布を推定する離脱推定装置に、本発明を適用してもよい。
また、本実施の形態においては、過去の契約期間dr、経過時間st、現在の契約状況cの情報を用いる場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、ある特定地域における主サービス契約者数の推移のシミュレーションを行う場合には、推定対象を該当地域でサービスを利用しているユーザに絞り込みを行う必要があるため、各ユーザの住んでいる地域を表す情報を用いてもよい。
また、本実施の形態においては、τ(i,basic)、end(i,op1)、end(i,op2)、…はそれぞれ指数分布パラメータλ(basic)、λ(1)、λ(2)、…で表される分布に従うものとする場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、τ(i,basic)、end(i,op1)、end(i,op2)、…はそれぞれワイブル分布パラメータ又は対数正規分布パラメータで表わされる分布に従うものとしてもよい。
10 入力部
20 演算部
22 記憶部
24 分布パラメータ推定部
26 第1主サービス解約時期推定部
28 第1主サービス契約者数推移予測部
30 第2主サービス解約時期推定部
32 第2主サービス契約者数推移予測部
34 結果生成部
50 出力部
100 離脱推定装置

Claims (6)

  1. 個体に発生する主現象であって、主従関係のある従現象を有する主現象の離脱確率の分布を推定する離脱推定装置であって、
    複数の個体iの各々について収集された、観測終了時点までの前記主現象が継続した観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点までの前記従現象opが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主現象が観測されているか否かを示す情報c(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点において前記従現象が観測されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各従現象opについての前記主現象の現象開始時点から前記従現象の現象開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得するデータ取得手段と、
    各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各従現象opについての前記従現象の離脱からの各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定する初期値設定手段と、
    前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主現象の前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各従現象opの前記分布パラメータを更新する分布パラメータ更新手段と、
    予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返す反復判定手段と、
    前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主現象の前記分布パラメータ及び各従現象opの前記分布パラメータと、前記主現象が観測されている推定対象の個体iについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opの前記観測継続期間dr(i,op)、各従現象opの前記情報c(i,op)及び各従現象opの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主現象の前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく離脱確率の分布と、前記推定対象の個体において離脱している各従現象opの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく離脱確率の分布とに従って、前記推定対象の個体iにおける前記主現象の離脱時期を推定する離脱時期推定手段と、
    を含む、離脱推定装置。
  2. オプションサービスを有する主サービスの解約確率の分布を推定する解約推定装置であって、
    複数のユーザiの各々について収集された、観測終了時点までの前記主サービスが継続した観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点までの前記オプションサービスopが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主サービスが契約されているか否かを示す情報c(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点において前記オプションサービスが契約されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各オプションサービスopについての前記主サービスの契約開始時点から前記オプションサービスの契約開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得するデータ取得手段と、
    各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各オプションサービスopについての前記オプションサービスの解約からの各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定する初期値設定手段と、
    前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各オプションサービスopの前記分布パラメータを更新する分布パラメータ更新手段と、
    予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返す反復判定手段と、
    前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主サービスの前記分布パラメータ及び各オプションサービスopの前記分布パラメータと、前記主サービスを契約している推定対象のユーザiについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopの前記観測継続期間dr(i,op)、各オプションサービスopの前記情報c(i,op)及び各オプションサービスopの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく解約確率の分布と、前記推定対象のユーザiにおいて解約している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布とに従って、前記推定対象のユーザiにおける前記主サービスの解約時期を推定する解約時期推定手段と、
    を含む、解約推定装置。
  3. 前記解約時期推定手段は、
    前記主サービスの前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく解約確率の分布と、前記推定対象のユーザiにおいて解約している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布と、廃止しようとしているオプションサービスopであって、前記推定対象のユーザiにおいて継続している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布とに従って、前記推定対象のユーザiにおける前記主サービスの離脱時期を推定する請求項2記載の解約推定装置。
  4. データ取得手段と、初期値設定手段と、分布パラメータ更新手段と、反復判定手段と、離脱時期推定手段とを含み、個体に発生する主現象であって、主従関係のある従現象を有する主現象の離脱確率の分布を推定する離脱推定装置における離脱推定方法であって、
    前記データ取得手段は、複数の個体iの各々について収集された、観測終了時点までの前記主現象が継続した観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点までの前記従現象opが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主現象が観測されているか否かを示す情報c(i,basic)、各従現象opについての前記観測終了時点において前記従現象が観測されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各従現象opについての前記主現象の現象開始時点から前記従現象の現象開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得し、
    前記初期値設定手段は、各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各従現象opについての前記従現象の離脱からの各時刻における前記主現象の離脱確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定し、
    前記分布パラメータ更新手段は、前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主現象の前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数の個体iの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各従現象opの前記分布パラメータを更新し、
    前記反復判定手段は、予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返し、
    前記離脱時期推定手段は、前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主現象の前記分布パラメータ及び各従現象opの前記分布パラメータと、前記主現象が観測されている推定対象の個体iについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各従現象opの前記観測継続期間dr(i,op)、各従現象opの前記情報c(i,op)及び各従現象opの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主現象の前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく離脱確率の分布と、前記推定対象の個体において離脱している各従現象opの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく離脱確率の分布とに従って、前記推定対象の個体iにおける前記主現象の離脱時期を推定する
    離脱推定方法。
  5. データ取得手段と、初期値設定手段と、分布パラメータ更新手段と、反復判定手段と、解約時期推定手段とを含み、オプションサービスを有する主サービスの解約確率の分布を推定する解約推定装置における解約推定方法であって、
    前記データ取得手段は、複数のユーザiの各々について収集された、観測終了時点までの前記主サービスが継続した観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点までの前記オプションサービスopが継続した観測継続期間dr(i,op)、前記観測終了時点において前記主サービスが契約されているか否かを示す情報c(i,basic)、各オプションサービスopについての前記観測終了時点において前記オプションサービスが契約されているか否かを示す情報c(i,op)、及び各オプションサービスopについての前記主サービスの契約開始時点から前記オプションサービスの契約開始時点までの経過時間st(i,op)とを取得し、
    前記初期値設定手段は、各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値、及び各オプションサービスopについての前記オプションサービスの解約からの各時刻における前記主サービスの解約確率の分布を表す分布パラメータの初期値を設定し、
    前記分布パラメータ更新手段は、前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,basic)及び前記情報c(i,basic)に基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータを更新し、前記データ取得手段によって取得された前記複数のユーザiの各々の前記観測継続期間dr(i,op)、前記情報c(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づいて、各オプションサービスopの前記分布パラメータを更新し、
    前記反復判定手段は、予め定められた反復終了条件を満足するまで、前記分布パラメータ更新手段による更新を繰り返し、
    前記解約時期推定手段は、前記分布パラメータ更新手段により更新された前記主サービスの前記分布パラメータ及び各オプションサービスopの前記分布パラメータと、前記主サービスを契約している推定対象のユーザiについての前記観測継続期間dr(i,basic)、各オプションサービスopの前記観測継続期間dr(i,op)、各オプションサービスopの前記情報c(i,op)及び各オプションサービスopの前記経過時間st(i,op)とに基づいて、前記主サービスの前記分布パラメータ及び前記観測継続期間dr(i,basic)に基づく解約確率の分布と、前記推定対象のユーザiにおいて解約している各オプションサービスopの前記分布パラメータ、前記観測継続期間dr(i,op)、及び前記経過時間st(i,op)に基づく解約確率の分布とに従って、前記推定対象のユーザiにおける前記主サービスの解約時期を推定する
    解約推定方法。
  6. コンピュータを、請求項1記載の離脱推定装置又は請求項2若しくは3記載の解約推定装置を構成する各手段として機能させるためのプログラム。
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