JP5954827B2 - ネットワーク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク装置にかかり、特に、ネットワークループを検出する機能を有するネットワーク装置に関する。
ネットワークでループ検出を行う場合、物理ポートループ検出やVLAN(Virtual Local Area Network)ポートループ検出といった手法がある。例えば、VLANポートループ検出の一例が、特許文献1に開示されている。
ここで、上記物理ポートループ検出では、自装置の特定ポートまたは全物理ポートからループ検出フレームを送信し、自装置から送信したループ検出フレームを自装置の物理ポートから受信した場合に、ループと判断して検出する、という手法をとる。このため、仮想ネットワーク(VLAN単位)ではループ検出ができない、という問題が生じる。これは、VLAN(802.1q)では、同一の物理ポート内に複数の仮想的なネットワークを構築することが可能であるためである。つまり、物理ポートループ検出手法では、物理ポート単位で検出するため、同一の物理ポート内の全てのVLANがループ対象となり、ループしているVLANを特定できないためである。
また、上記VLANポートループ検出では、自装置の特定のVLANつまりVLAN IDに属しているポートから、ループ検出フレームを送信し、自装置から送信したループ検出フレームを自装置の同じVLAN IDに属しているポートから受信した場合、ループと判断して検出している。これにより、仮想ネットワーク(VLAN単位)でのループ検出を可能としている。
特開2008−67306
しかしながら、上記VLANポートループ検出を用いて、「ドメイン単位」のネットワークにおいてループ検出を行う場合には、以下の課題がある。なお、「ドメイン単位」のネットワークとは、ポートベースVLAN、タグベースVLAN、PB(IEEE802.1ad)、PBB(IEEE802.1ah)など、それぞれの網内でのVLAN接続を同一の論理ポートで定義した相互接続を可能としたグループ単位でのネットワーク構成をいう。
まず、第一の課題は、ドメイン単位のネットワークでは、同じVLAN IDであっても異なるドメインに属しているポートは、異なるネットワークと判断するが、VLANポートループ検出の方法では、VLAN IDが同じであればループ検出と判断してしまう、ことである。また、第二の課題は、ドメイン単位のネットワークでは、異なるVLAN IDであっても同じドメインに属しているポートは、同じネットワークと判断するが、VLANポートループ検出の方法では、異なるVLAN IDはループと判断しない、ことである。このように、ドメイン単位のネットワークにおいては、ループを適切に検出することができない、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、ドメイン単位のネットワークにおいてループを適切に検出することができない、ということを解決することができるネットワーク装置を提供することにある。
本発明の一形態であるネットワーク装置は、
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えると共に、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
を備えた、という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるネットワークシステムは、
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えると共に、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
を備えたネットワーク装置を複数備え、
前記複数のネットワーク装置は、前記ループ検出フレームを他のネットワーク装置に対して送信する第一ネットワーク装置と、当該ループ検出フレームを受信する第二ネットワーク装置と、を備えており、
前記第二ネットワーク装置は、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームの送信元が自装置ではないと前記ループ検出手段にて判断された場合に、前記ループ検出フレーム送信手段は、受信した前記ループ検出フレームに基づいて、ネットワーク上の他の装置に装備されたポートであり、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインと同一のドメインに属するポートに、当該同一のドメインに属する自装置が備えるポートから前記ループ検出フレームを転送する、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えたネットワーク装置に、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態であるループ検出方法は、
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えたネットワーク装置が、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信し、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信し、
受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出する、
という構成をとる。
本発明は、上述した構成をとることにより、ドメイン単位のネットワークにおいてループを適切に検出することができる。
本発明におけるドメイン単位のネットワークでのループ検出を説明するための図である。 図1に開示したネットワーク装置におけるドメイン管理表を示す図である。 本発明の実施形態1におけるネットワーク装置の構成を示すブロック図である。 図3に開示したネットワーク装置にて送受信されるループ検出フレームのデータ構造の一例を示す図である。 図4に開示したループ検出フレームのデータ構造の具体的な一例を示す図である。 図3に開示したネットワーク装置によるループ検出フレームの送信時の動作を示すフローチャートである。 図3に開示したネットワーク装置によるループ検出フレームの受信時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2におけるネットワークシステムの構成及びループ検出フレームの流れを示す図である。 本発明の付記1におけるネットワーク装置の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図7を参照して説明する。まず、図1乃至図2を参照して、本発明におけるネットワーク装置によるループ検出例を説明する。また、図3乃至図7を参照して、本発明におけるネットワーク装置の構成及び動作を説明する。
図1に示すネットワーク装置100は、ネットワーク網であるL2網120に接続されたスイッチ装置などのネットワーク機器であり、データの送受信を行う複数のポート101−107を備えている。各ポートは、それぞれ、所定の仮想ネットワーク(VLAN)と、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、に属している。ここで、「ドメイン」とは、ポートベースVLAN、タグベースVLAN、PB(IEEE802.1ad)、PBB(IEEE802.1ah)など、それぞれの網内でのVLAN接続を同一の論理ポートで定義した相互接続を可能としたグループ単位でのネットワーク構成をいうものとする。
図1の例における各ポート101−107は、図2のドメイン管理表に示すように、それぞれVLANとドメインに属している。具体的に、まず、Domain 1のドメインに、Port 1(101)からPort 6(106)に示すポートが属しており、Domain 2のドメインに、Port 7(107)に示すポートが属している。また、Domain 1において、Port 2(102)及びProt 3(103)は同一のVLAN(VLAN ID=10)に属しているが、Port 1(101)、Port 4(104)、Port 5(105)、Port 6(106)は、異なるVLAN(それぞれVLAN ID=5,20,30,40)に属している。さらに、Port 6(106)とProt 7(107)は、上述したように異なるドメインに属しているが、同一のVLAN(VLAN ID=40)に属している。
上述したポートを備えた本発明におけるネットワーク装置100は、以下のようにしてループ検出を行う。なお、図1では、ループ検出フレームの流れを矢印で示し、○印はループ検出、×印はループ不検出、と判断していることを表している。
まず、ネットワーク装置100が、Port 1(101)からループ検出フレームを送信したとする。この場合、その後、ネットワーク装置100が、L2網120の他装置110を介して、自装置であるネットワーク装置100の送信元ポートであるPort 1(101)でループ検出フレームを受信した場合には、ループ検出と判断する。
また、ネットワーク装置100が、同じドメインであるDomain 1、かつ、同じVLANであるVLAN ID=10、にそれぞれ属するポートであるPort 2(102)とPort 3(103)からループ検出フレームを送信したとする。この場合、その後、L2網120のネットワークを介してネットワーク装置100のPort 2(102)とPort 3(103)でループ検出フレームを受信した場合も、ループ検出と判断する。
さらに、ネットワーク装置100が、同じドメインであるDomain 1、かつ、異なるVLANであるVLAN ID=20,30、にそれぞれ属するポートであるPort 4(104)とPort 5(105)からループ検出フレームを送信したとする。この場合、その後、L2網120のネットワークを介してネットワーク装置100のPort 4(104)とPort 5(105)でループ検出フレームを受信した場合も、ループ検出と判断する。
一方で、VLAN ID=40でVLANが同じであっても、Domain 1,2で異なるドメインにそれぞれ属しているポートであるPort 6(106)とPort 7(107)からループ検出フレームを送信したとする。この場合、その後、L2網102のネットワークを介してネットワーク装置100のPort 6(107)とPort 7(107)でループ検出を受信しても、ループ検出とは判断しない。
以上のように、本発明のネットワーク装置100は、自装置からドメイン単位にループ検出フレームを送信し、自装置が送信したループ検出フレームの送信元のポートと、当該フレームを受信したポートとのドメイン属性の判断を行う。そして、受信したループ検出フレームの送信元のポートと、当該フレームを受信したポートとの属性が、同じドメインである場合には、異なるVLAN IDであっても、同じネットワークでフレームがループしていると判断し、ループ検出が可能となる。一方で、ループ検出フレームの送信元のポートと当該フレームを受信したポートとの属性が、同じVLAN IDであっても異なるドメインである場合には、異なるネットワークでフレームが送信されていると判断し、ループと判断しないことを可能とすることができる。
以下、さらにネットワーク装置の構成及び動作について、図3乃至図7を参照して詳細に説明する。図3に示すように、ネットワーク装置1は、複数のポート21−23を備えると共に、送信制御部11、受信制御部12、転送制御部13、ループ検出制御部14、コマンド制御部15、MIBトラップ制御部16、ポート情報制御部17、ドメイン・VLAN情報制御部18、を備えている。なお、これら各制御部11−18は、ネットワーク装置1に装備された演算装置にプログラムが組み込まれることで構築される。
上記各ポート21−23は、それぞれポート番号が割り当てられており、上記ポート情報制御部17により管理されている。つまり、ポート情報制御部17は、予め各ポート21−23のポート番号などを含むポート情報をネットワーク装置1に装備された記憶装置に記憶して管理している。なお、ポート情報制御部17は、後述するように、ループ検出フレームを生成する際に、ループ検出制御部14からの要求に応じて、送信元となるポートのポート情報を通知する。
また、各ポート21−23は、上述したように、それぞれドメインとVLANとに属しており、当該各ポートが属するドメインとVLANとの情報が、ドメイン・VLAN情報制御部18にて管理されている。つまり、ドメイン・VLAN情報制御部18は、予め各ポート21−23のポート番号に関連付けて、当該各ポート21−23がそれぞれ属するドメインを識別するドメイン番号(ドメイン識別情報)と、VLANを識別するVLAN ID(仮想ネットワーク識別情報)を、ネットワーク装置1に装備された記憶装置に記憶して管理している。なお、ドメイン・VLAN情報制御部18は、後述するように、ループ検出フレームを生成する際に、ループ検出制御部14からの要求に応じて、送信元となるポートが属するドメインのドメイン番号、VLANのVLAN IDを通知する。
ここで、上述したドメイン・VLAN情報制御部18が管理している情報は、上記ポート情報制御部17がまとめて管理していてもよい。なお、図3では、ネットワーク装置1が3つのポート21−23を備えている場合を例示しているが、ネットワーク装置1が備えるポートの数は3つであることに限定されない。
上記送信制御部11(ループ検出フレーム送信手段)は、ループ検出制御部14で生成されたループ検出フレームを、当該ループ検出制御部14から指定された周期で、送信元となるポートから、ネットワーク上の他の装置に送信する。ここで、ループ検出制御部14によるループ検出フレームの生成について説明する。
ループ検出制御部14(ループ検出手段)は、ユーザにて指定されたドメインから送信するループ検出フレーム30を生成する。ここで、ループ検出フレーム30のデータ構造の一例を図4及び図5に示す。
具体的に、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30の生成時に、まず、ループ検出フレームの送信元となるポートのポート番号などのポート情報を、ポート情報制御部17から取得する。また、ループ検出制御部14は、送信元のポートが属するドメインのドメイン情報及びVLANのVLAN情報を、ドメイン・VLAN情報制御部18から取得する。そして、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30のData部35を構成する、Slot-No42、Port-No43、Vid44、Domain45に、上述した各情報などを格納する。これに加え、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30のSA-MAC32に、当該ループ検出フレーム30の送信元となる自装置を識別するMACアドレス(送信元装置識別情報)を格納する。
これにより、ループ検出フレーム30には、当該ループ検出フレーム30の送信元のネットワーク装置を特定するMACアドレスと、送信元のポートが属するドメイン及びVLANをそれぞれ特定するドメイン識別情報及びVLAN識別情報と、が含まれることとなる。なお、ループ検出フレーム30は、必ずしも上述した情報を全て含んでいる必要はなく、少なくとも、ループ検出フレーム30の送信元の装置を特定する情報と、送信元のポートが属するドメインを特定する情報と、を含んでいればよい。
そして、ループ検出制御部14は、生成したループ検出フレーム30と共に、ユーザ指定の送信周期を、送信制御部11へ通知する。これにより、送信制御部11は、上述したように、指定された送信周期で、指定されたポートから、ループ検出フレーム30を送信する。このとき、送信制御部11は、ループ検出フレーム30の送信元となるポートが属するドメインと同一のドメインに属するネットワーク上の他の装置のポートに対して、ループ検出フレーム30を送信する。
上記受信制御部12(ループ検出フレーム受信手段、ループ検出手段)は、各ポート21−23にて他の装置から送信されたループ検出フレームを受信すると、まず、自装置が送信したループ検出フレームか、他装置が送信したループ検出フレームかを判断する。具体的に、受信制御部12は、受信したループ検出フレーム30のSA-MAC32が自装置のMACアドレスであるか否かを調べる。
そして、受信制御部12は、受信したループ検出フレームが、自装置が送信したループ検出フレームであると判断した場合には、受信したループ検出フレーム30をループ検出制御部14に通知する。これと共に、受信制御部12は、ループ検出フレーム30を受信したポートのポート番号などの情報をポート情報制御部17から取得して、ループ検出制御部14に通知する。
これに応じて、ループ検出部14は、受信したループ検出フレーム30から、Vid44のVLAN IDと、Domain45のドメイン番号を抽出する。つまり、受信したループ検出フレームの送信元ポートが属するVLANのVLAN IDと、当該送信元ポートが属するドメインのドメイン番号と、を取得する。また、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30を受信したポートのポート番号に基づいて、当該受信したポートが属するVLANのVLAN IDとドメインのドメイン番号とを、ドメイン・VLAN情報制御部18から取得する。なお、ループ検出フレーム30を受信したポートのVLAN IDとドメイン番号とは、ポート情報制御部17から取得してもよい。
そして、ループ検出部14は、ループ検出フレーム30から抽出したVLAN ID及びドメイン番号と、当該フレーム30を受信したポートのVLAN ID及びドメイン番号とが、一致するか否かを調べる。このとき、ループ検出部14は、VLAN-IDが一致するか否かに関わらず、ドメイン番号が一致する場合には、同一ネットワーク内でループ発生と判断する。そして、ループ検出部14は、ループ検出フレーム30を受信したポートを特定するポート番号と共に、MIBトラップ制御部16へループ発生通知を行う。これ共に、ループ検出部14は、ループ発生通知を受けたポートの閉塞を行うかをユーザ設定に従って判断し、設定に応じてポート閉塞を行う。ポート閉塞を行った場合、ループ検出部14は、MIBトラップ制御部16へ閉塞通知を行う。
また、ループ検出部14は、受信したループ検出フレーム30の送信元ポートが属するドメインのドメイン番号と、当該フレームを受信したポートが属するドメインのドメイン番号とが異なる場合には、違うネットワークでループ検出フレーム30が送信されていると判断し、ループ発生と判断しない。このとき、受信したループ検出フレーム30の送信元ポートが属するVLANのVLAN IDと、当該フレームを受信したポートが属するVLANのVLAN IDとが同一であっても、ループ発生とは判断しない。この場合、つまり、ドメイン番号は異なるが、VLAN IDが同一である場合には、ループ検出部14は、受信したループ検出フレーム30を破棄し、MIBトラップ制御部16へ通知を行わない。あるいは、ループ検出部14は、ループ検出フレーム30を受信したポートが属するドメインと同一のドメインのポートへ転送制御部13を介してフレーム転送を行う。なお、いずれかの動作の選択は、あらかじめユーザ設定で可能である。
なお、受信制御部12は、受信したループ検出フレーム30が他装置から送信されたループ検出フレームであると判断した場合には、当該ループ検出フレームを転送制御部13に通知する。すると、転送制御部13(送信手段)は、受信したループ検出フレーム30の送信元ポートが属するドメインと同一のドメインに属する装備された各ポートから、同一のドメインに属する他の装置に装備されたポートに、ループ検出フレーム30を転送する。
次に、上述した構成のネットワーク装置1の動作を、図6乃至図7のフローチャートを参照して説明する。以下、図6を参照して、ループ検出フレームを送信するときの動作を説明し、図7を参照して、ループ検出フレームを受信したときの動作を説明する。
まず、ネットワーク装置1では、ユーザからのコマンド入力を制御するコマンド制御部15の指示によって、ループ検出の制御を行うループ検出制御部14が起動する。
続いて、ループ検出フレームの送信動作を説明する。ループ検出制御部14は、ユーザにて指定されたドメインから送信するループ検出フレーム30を生成する(図6のステップS1)。具体的に、ループ検出制御部14は、まず、ループ検出フレームの送信元となるポートのポート番号などのポート情報を、ポート情報制御部17から取得する。また、ループ検出制御部14は、送信元のポートが属するドメインのドメイン情報及びVLANのVLAN情報を、ドメイン・VLAN情報制御部18から取得する。そして、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30のData部35を構成する、Slot-No42、Port-No43、Vid44、Domain45に、各情報を格納する。これに加え、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30のSA-MAC32に、当該ループ検出フレーム30の送信元となる自装置を識別するMACアドレスを格納する。
そして、ループ検出制御部14は、生成したループ検出フレーム30と共に、ユーザ指定の送信周期を、送信制御部11へ通知する(図6のステップS2)。送信制御部11は、指定された送信周期で、指定されたポートから、ループ検出フレーム30を送信する(図6のステップS3)。
次に、ループ検出フレームの受信動作を説明する。まず、ネットワーク装置1の各ポート21−23でループ検出フレーム30を受信すると、各ポートは受信したループ検出フレーム30を受信制御部12に送る。受信制御部12は、受信したループ検出フレームが、まず、自装置が送信したループ検出フレームか、他装置が送信したループ検出フレームか判断する(図7のステップS11)。具体的に、受信制御部12は、受信したループ検出フレーム30のSA-MAC32が自装置のMACアドレスであるか否かを調べる。
そして、受信制御部12は、受信したループ検出フレームが自装置が送信したものであると判断した場合には(図7のステップS11でYes)、受信したループ検出フレーム30をループ検出制御部14に通知する。これと共に、受信制御部12は、ループ検出フレーム30を受信したポートのポート番号などの情報をポート情報制御部17から取得して、ループ検出制御部14に通知する。
続いて、ループ検出部14は、受信したループ検出フレーム30から、Vid44のVLAN IDと、Domain45のドメイン番号を抽出する。また、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30を受信したポートのポート番号に基づいて、当該ポートが属するVLANのVLAN IDとドメインのドメイン番号とを、ドメイン・VLAN情報制御部18から取得する。
そして、ループ検出制御部14は、ループ検出フレーム30から抽出したVLAN ID及びドメイン番号と、当該フレーム30を受信したポートのVLAN ID及びドメイン番号とが、一致するか否かを調べる。このとき、ループ検出部14は、VLAN-IDが一致するか否かに関わらず、ドメイン番号が一致する場合には(図7のステップS12でYes)、同一ネットワーク内でループ発生と判断する(図7のステップS13)。そして、ループ検出部14は、ループ検出フレーム30を受信したポートを特定するポート番号と共に、MIBトラップ制御部16へループ発生通知を行う。これ共に、ループ検出部14は、ループ発生通知を受けたポートの閉塞を行うかをユーザ設定に従って判断し、設定に応じてポート閉塞を行う(図7のステップS14でYes、ステップS15)。ポート閉塞を行った場合、ループ検出部14は、MIBトラップ制御部16へ閉塞通知を行う。
また、ループ検出部14は、受信したループ検出フレーム30の送信元ポートが属するドメインのドメイン番号と、当該フレームを受信したポートが属するドメインのドメイン番号とが異なる場合には、違うネットワークでループ検出フレーム30が送信されていると判断し、ループ発生と判断しない(図7のステップS12でNo)。このとき、受信したループ検出フレーム30の送信元ポートが属するVLANのVLAN IDと、当該フレームを受信したポートが属するVLANのVLAN IDとが同一であっても、ループ発生とは判断しない。この場合、ループ検出部14は、受信したループ検出フレーム30を転送せず、破棄する(図7のステップS16でYes)。なお、このとき、ループ検出部14は、ループ検出フレーム30を受信したポートが属するドメインと同一のドメインのポートへフレーム転送を行う処理を行ってもよい(図7のステップS16でNo、ステップS17)。
なお、受信制御部12は、受信したループ検出フレーム30が他装置から送信されたループ検出フレームであると判断した場合には(図7のステップS11でNo)、当該フレームを受信したループ検出フレーム30の送信元ポートが属するドメインと同一のドメインに属する装備された各ポートから、同一のドメインに属する他の装置に装備されたポートにループ検出フレーム30を転送する(図7のステップS17)。
以上のように、本発明のネットワーク装置1は、自装置からドメイン単位にループ検出フレームを送信し、自装置が送信したループ検出フレームの送信元のポートと、当該フレームを受信したポートとのドメイン属性の判断を行う。そして、受信したループ検出フレームの送信元のポートと、当該フレームを受信したポートとの属性が、同じドメインである場合には、異なるVLAN IDであっても、同じネットワークでフレームがループしていると判断し、ループ検出が可能となる。一方で、ループ検出フレームの送信元のポートと当該フレームを受信したポートとの属性が、同じVLAN IDであっても異なるドメインである場合には、異なるネットワークでフレームが送られていると判断し、ループと判断しないことを可能とすることができる。
これにより、本発明のネットワーク装置は、ドメイン単位のネットワークにおいてループを適切に検出することができる。特に、ループ検出フレームの送信元となるポートと当該フレームを受信したポートとが属する仮想ネットワークが同一または異なることに限らず、ループ検出を行うことができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図8を参照して説明する。図8は、本発明のネットワークシステムの構成及びループ検出フレームの流れを示す図である。
図8に示すように、ネットワークシステムは、上述したネットワーク装置である上位装置#1(210)及び上位装置#2(220)(第一ネットワーク装置)と、これら上位装置#1,#2に接続されたネットワーク装置200(第二ネットワーク装置)と、を備えている。また、ネットワークシステムは、さらにネットワーク装置に対してL2網250を介して接続された下位装置#3(230)及び下位装置#4(240)を備えている。
そして、上位装置#1(210)のポート211は、Domain 1のドメインに属しており、上位装置#2(220)のポート221は、Domain 2のドメインに属している。また、ネットワーク装置のポート201,202,203は、Domain 1のドメインに属しており、ポート204,205,206は、Domain 2のドメインに属している。さらに、下位装置#3(230)のポート231,232は、Domain 1のドメインに属しており、下位装置#4(240)のポート241,242は、Domain 2のドメインに属している。なお、上述した全てのポートは、同一のVLAN(VLAN ID=10)に属していることとする。
上述した状況において、ドメインが異なる上位装置#1(210)と上位装置#2(220)が、それぞれ各ドメインにループ検出フレームを送信したとする。すると、ネットワーク装置200は、Domain 1のドメインに属するポート201でループ検出フレームを受信し、当該ネットワーク装置200内において、受信したポート201と同一のドメイン(Domain 1)に属するポート202,203に対してフレーム転送を行う(図8の実線矢印参照)。つまり、ネットワーク装置200は、受信したポート201と異なるドメイン(Domain 2)に属するポート205,206に対してフレーム転送は行わない(図8の点線矢印参照)。ネットワーク装置200のポート204でループ検出フレームを受信した場合も同様である。
続いて、ネットワーク装置200は、ループ検出フレームを受信したポートと同一ドメイン内の各ポートにて、ループ検出フレームをL2網250へ転送する。具体的に、ネットワーク装置200のDomain 1に属するポート202,203は、ループ検出フレームをL2網250を介して下位装置#3(230)に転送し、ネットワーク装置200のDomain 2に属するポート205,206は、ループ検出フレームをL2網250を介して下位装置#4(240)に転送する。
このとき、L2網250内で誤接続があった場合、ループ検出フレームは、下位装置#3(230)と下位装置#4(240)に対して、当該フレームの送信元ポートが属するVLANと同一のVLANに属するポートへ転送される。この動作は通常の動作であるが、L2網250内の誤接続のために、ループ検出フレームは、下位装置#3(230)と下位装置#4(240)に装備されたそれぞれのポート(231と232、241と242)へループ検出フレームが転送されることとなる。すると、ループ検出フレームは、上位装置#1(210)、上位装置#2(220)へ転送されることとなる。これにより、上位装置#1(210)、上位装置#2(220)は、ループ発生を検出することが可能となる。
以上のように、本実施形態におけるネットワークシステムの構成とすることにより、ドメイン単位のネットワークにおいてループを適切に検出することができる。特に、ループ検出フレームの送信元となるポートと当該フレームを受信したポートとが属する仮想ネットワークが同一または異なることに限らず、ループ検出を行うことができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明におけるネットワーク装置(図9参照)、ネットワークシステム、プログラム、ループ検出方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポート310を備えると共に、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段321と、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段322と、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段323と、
を備えたネットワーク装置300。
(付記2)
付記1に記載のネットワーク装置であって、
前記ループ検出手段は、
前記ループ検出フレーム送信手段にて前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる自装置を識別する送信元装置識別情報と、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインを識別するドメイン識別情報と、を含む前記ループ検出フレームを生成し、
前記ループ検出フレーム受信手段にて前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記送信元装置識別情報と前記ドメイン識別情報とに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
ネットワーク装置。
(付記3)
付記2に記載のネットワーク装置であって、
前記ループ検出手段は、
前記ループ検出フレーム送信手段にて前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記仮想ネットワークを識別する仮想ネットワーク識別情報を含む前記ループ検出フレームを生成し、
前記ループ検出フレーム受信手段にて前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記仮想ネットワーク識別情報に基づいて、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記仮想ネットワークと、当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記仮想ネットワークとが異なる場合であっても、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
ネットワーク装置。
(付記4)
付記3に記載のネットワーク装置であって、
前記ループ検出手段は、前記ループ発生を検出しない場合であって、前記ループ検出フレームを受信したポートが属する前記仮想ネットワークと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記仮想ネットワークとが同一である場合に、受信した前記ループ検出フレームを破棄する、
ネットワーク装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載のネットワーク装置であって、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームの送信元が自装置ではないと前記ループ検出手段にて判断された場合に、前記ループ検出フレーム送信手段は、受信した前記ループ検出フレームに基づいて、ネットワーク上の他の装置に装備されたポートであり、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインと同一のドメインに属するポートに、当該同一のドメインに属する自装置が備えるポートから前記ループ検出フレームを転送する、
ネットワーク装置。
(付記6)
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えると共に、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
を備えたネットワーク装置を複数備え、
前記複数のネットワーク装置は、前記ループ検出フレームを他のネットワーク装置に対して送信する第一ネットワーク装置と、当該ループ検出フレームを受信する第二ネットワーク装置と、を備えており、
前記第二ネットワーク装置は、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームの送信元が自装置ではないと前記ループ検出手段にて判断された場合に、前記ループ検出フレーム送信手段は、受信した前記ループ検出フレームに基づいて、ネットワーク上の他の装置に装備されたポートであり、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインと同一のドメインに属するポートに、当該同一のドメインに属する自装置が備えるポートから前記ループ検出フレームを転送する、
ネットワークシステム。
(付記7)
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えたネットワーク装置に、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
を実現させるためのプログラム。
(付記8)
付記7に記載のプログラムであって、
前記ループ検出手段は、
前記ループ検出フレーム送信手段にて前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる自装置を識別する送信元装置識別情報と、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインを識別するドメイン識別情報と、を含む前記ループ検出フレームを生成し、
前記ループ検出フレーム受信手段にて前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記送信元装置識別情報と前記ドメイン識別情報とに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
プログラム。
(付記9)
予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えたネットワーク装置が、
前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信し、
前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信し、
受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出する、
ループ検出方法。
(付記10)
付記9に記載のループ検出方法であって、
前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる自装置を識別する送信元装置識別情報と、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインを識別するドメイン識別情報と、を含む前記ループ検出フレームを生成し、
前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記送信元装置識別情報と前記ドメイン識別情報とに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
ループ検出方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 ネットワーク装置
11 送信制御部
12 受信制御部
13 転送制御部
14 ループ検出制御部
15 コマンド制御部
16 MIBトラップ制御部
17 ポート情報制御部
18 ドメイン・VLAN情報制御部
21,22,23 ポート
30 ループ検出フレーム
100 ネットワーク装置
101〜107 ポート
110 他装置
120 L2網
200 ネットワーク装置
210,220 上位装置
230,240 下位装置
250 L2網
300 ネットワーク装置
310 ポート
321 ループ検出フレーム送信手段
322 ループ検出フレーム受信手段
323 ループ検出手段

Claims (10)

  1. 予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えると共に、
    前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
    前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
    を備えたネットワーク装置。
  2. 請求項1に記載のネットワーク装置であって、
    前記ループ検出手段は、
    前記ループ検出フレーム送信手段にて前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる自装置を識別する送信元装置識別情報と、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインを識別するドメイン識別情報と、を含む前記ループ検出フレームを生成し、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記送信元装置識別情報と前記ドメイン識別情報とに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
    ネットワーク装置。
  3. 請求項2に記載のネットワーク装置であって、
    前記ループ検出手段は、
    前記ループ検出フレーム送信手段にて前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記仮想ネットワークを識別する仮想ネットワーク識別情報を含む前記ループ検出フレームを生成し、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記仮想ネットワーク識別情報に基づいて、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記仮想ネットワークと、当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記仮想ネットワークとが異なる場合であっても、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
    ネットワーク装置。
  4. 請求項3に記載のネットワーク装置であって、
    前記ループ検出手段は、前記ループ発生を検出しない場合であって、前記ループ検出フレームを受信したポートが属する前記仮想ネットワークと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記仮想ネットワークとが同一である場合に、受信した前記ループ検出フレームを破棄する、
    ネットワーク装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のネットワーク装置であって、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームの送信元が自装置ではないと前記ループ検出手段にて判断された場合に、前記ループ検出フレーム送信手段は、受信した前記ループ検出フレームに基づいて、ネットワーク上の他の装置に装備されたポートであり、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインと同一のドメインに属するポートに、当該同一のドメインに属する自装置が備えるポートから前記ループ検出フレームを転送する、
    ネットワーク装置。
  6. 予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えると共に、
    前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
    前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
    を備えたネットワーク装置を複数備え、
    前記複数のネットワーク装置は、前記ループ検出フレームを他のネットワーク装置に対して送信する第一ネットワーク装置と、当該ループ検出フレームを受信する第二ネットワーク装置と、を備えており、
    前記第二ネットワーク装置は、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームの送信元が自装置ではないと前記ループ検出手段にて判断された場合に、前記ループ検出フレーム送信手段は、受信した前記ループ検出フレームに基づいて、ネットワーク上の他の装置に装備されたポートであり、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインと同一のドメインに属するポートに、当該同一のドメインに属する自装置が備えるポートから前記ループ検出フレームを転送する、
    ネットワークシステム。
  7. 予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えたネットワーク装置に、
    前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信するループ検出フレーム送信手段と、
    前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信するループ検出フレーム受信手段と、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出するループ検出手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記ループ検出手段は、
    前記ループ検出フレーム送信手段にて前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる自装置を識別する送信元装置識別情報と、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインを識別するドメイン識別情報と、を含む前記ループ検出フレームを生成し、
    前記ループ検出フレーム受信手段にて前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記送信元装置識別情報と前記ドメイン識別情報とに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
    プログラム。
  9. 予め設定された仮想ネットワークと、当該仮想ネットワークとは異なるグループ単位のネットワークを構成するドメインと、にそれぞれ属する複数のポートを備えたネットワーク装置が、
    前記ポートからネットワーク上の他の装置に対してループ検出フレームを送信し、
    前記ポートにてネットワーク上の他の装置から前記ループ検出フレームを受信し、
    受信した前記ループ検出フレームに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートと当該ループ検出フレームの送信元のポートとが同一の前記ドメインに属する場合に、ループ発生を検出する、
    ループ検出方法。
  10. 請求項9に記載のループ検出方法であって、
    前記ループ検出フレームを送信する際に、当該ループ検出フレームの送信元となる自装置を識別する送信元装置識別情報と、当該ループ検出フレームの送信元となる前記ポートが属する前記ドメインを識別するドメイン識別情報と、を含む前記ループ検出フレームを生成し、
    前記ループ検出フレームを受信した際に、当該ループ検出フレームに含まれる前記送信元装置識別情報と前記ドメイン識別情報とに基づいて、当該ループ検出フレームの送信元が自装置であり、かつ、当該ループ検出フレームを受信したポートが属する前記ドメインと当該ループ検出フレームの送信元のポートが属する前記ドメインとが同一である場合に、ループ発生を検出する、
    ループ検出方法。
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