JP5951678B2 - 代理申請認可システム及び代理申請認可方法 - Google Patents

代理申請認可システム及び代理申請認可方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5951678B2
JP5951678B2 JP2014099603A JP2014099603A JP5951678B2 JP 5951678 B2 JP5951678 B2 JP 5951678B2 JP 2014099603 A JP2014099603 A JP 2014099603A JP 2014099603 A JP2014099603 A JP 2014099603A JP 5951678 B2 JP5951678 B2 JP 5951678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agent
application
proxy
application procedure
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014099603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015215839A (ja
Inventor
鈴木 宏昌
宏昌 鈴木
山本 隆広
隆広 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2014099603A priority Critical patent/JP5951678B2/ja
Publication of JP2015215839A publication Critical patent/JP2015215839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5951678B2 publication Critical patent/JP5951678B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

この発明は、代理申請認可システム及び代理申請認可方法に関する。
代理制度は、本人に代わって別の人間(代理人)が意思表示を行うことにより法律行為(契約等)を行い、その効果が本人に帰属する制度である。代理申請認可システムとして、代理制度の申請及び代理手続き(イベントの電子的遂行)を、通信ネットワークに接続されるサーバにアクセスして代理人認可チケットを発行することにより行うシステムが提案されている。
例えば、特許文献1において、発行された認可チケットを用いて、代理人が代理業務(例えば、住民票申請、源泉徴収票申請など)を電子的に遂行し、その業務の遂行が成功した場合に、認可チケットを無効にすることで、依頼者本人の情報が目的外で使われることを防ぐ方法などが提案されている。
特開2012−238036号公報
しかしながら、特許文献1で提案されているような代理人許可チケットを利用する方法は、住民票発行などの処理を行う処理サーバが代理申請に対応していない場合、該処理サーバに対しては適用することができなかった。
代理申請に対応していない処理サーバにおいて代理人が業務を行うためには、代理人が依頼人になりすまして申請業務などを行う必要がある。しかしながら、その場合、代理人が申請業務を行ったのか、悪意のある人物が申請業務を行ったのかを、依頼人が識別することができないという問題があった。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、代理申請に対応していない処理サーバにおいても代理申請を受け付けることが可能であり、代理申請を行った人物が正規の代理人であるか悪意のある人物であるかを依頼人が識別することができる代理申請認可システム及び代理申請認可方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る代理申請認可システムは、申請手続きを代理人に依頼する依頼人が利用する依頼人利用端末と、前記代理人が利用する代理人利用端末と、前記申請手続きに関する代理人許可チケットを生成し、該代理人許可チケットが有効である場合に、前記申請手続に関する申請手続依頼を送信する認可サーバと、前記申請手続依頼に申請者として記載されている代理人のIDを依頼人のIDに変換する代理人ハブサーバと、前記代理人ハブサーバから前記申請手続依頼を受信して、前記申請手続きに関する処理を行う処理サーバとを備え、前記代理人ハブサーバは、第1の認証コードを発行して送信し、前記処理サーバは、前記申請手続の結果に第2の認証コードを付与して送信し、前記依頼人利用端末は、前記第1の認証コード及び前記第2の認証コードを受信し、前記第1の認証コードと前記第2の認証コードとが一致するか否かを検証することを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る代理申請認可方法は、申請手続きを代理人に依頼する依頼人が利用する依頼人利用端末と、前記代理人が利用する代理人利用端末と、前記申請手続きに関する代理人許可チケットを生成する認可サーバと、代理人ハブサーバと、処理サーバとを備える代理申請認可システムにおける代理申請認可方法において、前記認可サーバが、前記代理人許可チケットが有効である場合に、前記申請手続に関する申請手続依頼を送信するステップと、前記代理人ハブサーバが、第1の認証コードを発行して送信するステップと、前記代理人ハブサーバが、前記申請手続依頼に申請者として記載されている代理人のIDを依頼人のIDに変換するステップと、前記処理サーバが、前記代理人ハブサーバから前記申請手続依頼を受信して、前記申請手続きに関する処理を行うステップと、前記処理サーバが、前記申請手続の結果に第2の認証コードを付与して送信するステップと、前記依頼人利用端末が、前記第1の認証コード及び前記第2の認証コードを受信し、前記第1の認証コードと前記第2の認証コードとが一致するか否かを検証するステップとを含むものである。
本発明に係る代理申請認可システム及び代理申請認可方法よれば、代理申請に対応していない処理サーバにおいても代理申請を受け付けることが可能であり、代理申請を行った人物が正規の代理人であるか悪意のある人物であるかを依頼人が識別することができる。
本発明の一実施形態に係る代理申請認可システムの概略構成を示す図である。 図1に記載の依頼人利用端末の概略構成を示す図である。 図1に記載の代理人利用端末の概略構成を示す図である。 図1に記載の認可サーバの概略構成を示す図である。 利用者管理DBに登録される情報の一例を示す図である。 委任状情報DBに登録される情報の一例を示す図である。 業務情報DBに登録される情報の一例を示す図である。 承認記録保管ファイルに登録される情報の一例を示す図である。 許可チケット管理DBに登録される情報の一例を示す図である。 図1に記載の処理サーバの概略構成を示す図である。 図1に記載の資格情報処理サーバの概略構成を示す図である。 資格情報DBに登録される情報の一例を示す図である。 図1に記載の代理人ハブサーバの概略構成を示す図である。 ID変換前後における申請手続依頼情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る代理申請認可システムの処理シーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係る代理申請認可システムの処理シーケンスを示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る代理申請認可システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る代理申請認可システムは、申請手続きを代理人に依頼する依頼人が利用する依頼人利用端末100と、依頼人の代理人が利用する代理人利用端末200と、申請手続きに関する代理人許可チケットを生成し、代理人許可チケットが有効である場合に、申請手続に関する申請手続依頼を送信する認可サーバ300と、申請手続きに関する処理(例えば、年金情報、健康保険情報などの照会)を行う処理サーバ400と、代理人の資格情報を管理する資格情報管理サーバ500と、代理人IDと依頼人IDとを変換する代理人ハブサーバ600とを備え、各端末(100、200)及び各サーバ(300、400、500、600)は、ネットワーク700に接続されている。なお、処理サーバ400及び資格情報管理サーバ500は、それぞれ、複数のサーバであってもよく、少なくとも1つ以上の処理サーバ400及び資格情報管理サーバ500がネットワーク700に接続されている。
図2は、図1に記載の依頼人利用端末100の概略構成を示す図である。依頼人利用端末100は、代理申請チケット要求手段101と、代理不許可表示手段102と、代理申請チケット受取手段103と、署名付与手段104と、代理人承認要求受付手段105と、代理人承認手段106と、申請手続結果受取手段107と、認証コード受取手段108と、認証コード検証手段109と、通信手段110とを備える。代理申請チケット要求手段101は、依頼人の代理で申請手続きを行う代理人利用端末200が代理人届出時に必要とする代理申請チケットを認可サーバ300に要求する。代理不許可表示手段102は、認可サーバ300による代理人の資格情報確認の結果、代理人が代理を行うために有効な資格を保持していなかった場合、依頼人利用端末100に代理不許可である旨を表示する。代理申請チケット受取手段103は、認可サーバ300にて生成された代理申請チケットを受け取る。署名付与手段104は、申請手続きを行う代理人へメール等で送信する代理申請チケットへ署名を行う。代理人承認要求受付手段105は、署名を付与した代理申請チケットを受取った代理人が、自らが指定した代理人であるか否かについて、認可サーバ300から承認要求を受け取る。代理人承認手段106は、自らが指定した申請手続きを行う代理人であるか確認し、承認する。申請手続結果受取手段107は、代理人利用端末200から代理で申請手続きを行った結果を認可サーバ300から受け取る。認証コード受取手段108は、代理人ハブサーバ600が発行した認証コードを代理人ハブサーバ600から受け取る。認証コード検証手段109は、認証コード受取手段108が受け取った認証コード(第1の認証コード)と、申請手続結果受取手段107が受け取った申請手続結果に付与されている認証コード(第2の認証コード)とが一致しているか否かを検証し、検証結果を表示する。通信手段110は、ネットワーク700を介して各種データの送受信を行う。
図3は、図1に記載の代理人利用端末200の概略構成を示す図である。代理人利用端末200は、代理人届出手段201と、代理人許可チケット受取手段202と、署名付与手段203と、申請手続結果受取手段204と、通信手段205とを備える。代理人届出手段201は、申請手続きの代理人として依頼人利用端末100から受取った代理申請チケットをもとに、認可サーバ300へ代理人届出を行う。代理人許可チケット受取手段202は、認可サーバ300から、代理で申請手続き依頼を行うための代理人許可チケットを受け取る。署名付与手段203は、代理で申請手続き依頼を行うための代理人許可チケットに署名を付与する。申請手続結果受取手段204は、申請手続きを行った結果を認可サーバ300から受け取る。通信手段205は、ネットワーク700を介して各種データの送受信を行う。
図4は、図1に記載の認可サーバ300の概略構成を示す図である。認可サーバ300は、代理申請チケット要求受付手段301と、委任状管理手段302と、資格確認依頼送信手段303と、資格情報受信手段304と、代理可否判断手段305と、代理申請チケット生成手段306と、代理申請チケット配布手段307と、代理人届出受取手段308と、代理申請チケット検証手段309と、代理人承認要求手段310と、代理人承認結果受取手段311と、代理人許可チケット生成手段312と、代理人許可チケット配布手段313と、代理人申請受付手段314と、代理人許可チケット検証手段315と、申請手続依頼手段316と、申請手続結果受取手段317と、申請手続結果配信手段318と、利用者管理DB319と、委任状情報DB320と、業務情報DB321と、承認記録保管ファイル322と、許可チケット管理DB323と、通信手段324とを備える。代理申請チケット要求受付手段301は、依頼人利用端末100から代理人利用端末200が代理人届出時に必要とする代理申請チケットの要求を受付けると同時に、依頼人の利用者IDをもとに利用者管理DB319の情報(予め登録されている依頼人ID)を確認する。委任状管理手段302は、依頼人利用端末100から受け取った委任状IDに基づいて、委任状情報DB320を参照し、委任状IDに対応する業務IDを確認する。また、委任状管理手段302は、業務情報DB321を参照し、業務IDに対応する必須資格IDを確認する。資格確認依頼送信手段303は、必須資格IDに対応する資格を管理している資格情報管理サーバ500に、代理人IDの情報を送信し、当該代理人が、有効な資格を保持しているか否かを確認する。資格確認依頼送信手段303は、例えば、代理人が司法書士の資格を保持しているかどうかを確認する場合は、司法書士の資格を管理している資格情報管理サーバ500(司法書士会の管理するサーバ)に、代理人IDの情報を送信する。資格情報受信手段304は、資格情報管理サーバ500から、代理人が有効な資格を保持しているか否かの情報を受信する。代理可否判断手段305は、代理人が申請手続きを代理するための有効な資格を保持しているか否かを判定し、有効な資格を保持している場合は代理申請チケット生成手段306に代理申請チケットを生成するよう指示し、有効な資格を保持していない場合は依頼人利用端末100に代理人が有効な資格を保持していないとの情報を送信する。代理申請チケット生成手段306は、代理申請チケットを生成すると同時に、代理申請チケットID及び認可サーバ300の署名を付与し、利用者管理DB319に格納する。代理申請チケット配布手段307は、署名を付与した代理申請チケットを依頼人利用端末100へ配布する。代理人届出受取手段308は、代理人利用端末200から送信された代理人ID、代理人氏名、及び代理申請チケットを含む代理人届出を受け取る。代理申請チケット検証手段309は、代理人利用端末200から受取った代理申請チケットの内容(代理申請チケットID、代理人ID、認可サーバ署名)と利用者管理DB319の内容を確認する。代理人承認要求手段310は、代理申請チケットを送付してきた代理人が、依頼人が指定した代理人であるか、依頼人利用端末100に対して承認要求する。代理人承認結果受取手段311は、依頼人自らが指定した申請手続きを行う代理人であるか、依頼人利用端末100から承認結果を受取り、承認結果を承認記録保管ファイル322に保管する。代理人許可チケット生成手段312は、代理人利用端末200からの申請手続きを受け取るための代理人許可チケットを生成し、代理人許可チケットの内容(代理人許可チケットID、代理人ID、依頼人ID、認可サーバ署名、有効期限、有効フラグ)を許可チケット管理DB323に格納する。代理人許可チケット配布手段313は、認可サーバ300の署名を付与した代理人許可チケットを代理人利用端末200へ配布する。代理人申請受付手段314は、代理人利用端末200から送信された代理人の署名付与済みの代理人許可チケット及び申請書を受け取る。代理人許可チケット検証手段315は、代理人利用端末200から受取った代理人署名付与済みの代理人許可チケットの内容(代理人許可チケットID、代理人ID、依頼人ID、認可サーバ署名、有効期限、有効フラグ)と許可チケット管理DB323の内容を確認する。申請手続依頼手段316は、代理人が署名を付与した申請書に基づいて、代理人ハブサーバ600に申請手続依頼を送信する。申請手続結果受取手段317は、代理人ハブサーバ600から申請手続き結果を受取り、受取った結果により、許可チケット管理DB323内の対象となる代理人許可チケットの有効フラグを書き換える。申請手続結果配信手段318は、申請手続き結果を依頼人利用端末100及び代理人利用端末200に配信する。通信手段324は、ネットワーク700を介して各種データの送受信を行う。
図5は、利用者管理DB319に登録される情報の一例を示す図である。利用者管理DB319には、予め、申請手続きを行う利用者のID(依頼人ID及び代理人ID)が登録されている。また、代理申請チケット生成時に、代理申請チケットID、依頼人ID、認可サーバ署名が登録される。
図6は、委任状情報DB320に登録される情報の一例を示す図である。委任状情報DB320には、予め、委任状ID、依頼人ID、代理人ID及び業務IDなどが登録されている。また、委任状情報DB50には、委任解除フラグ、委任状有効フラグ、有効イベントIDなども登録するようにしてもよい。
図7は、業務情報DB321に登録される情報の一例を示す図である。業務情報DB321には、予め、業務ID及び必須資格IDなどが登録されている。また、業務情報DB321には、業務システムコード、情報種別コード、操作内容なども登録するようにしてもよい。
図8は、承認記録保管ファイル322に登録される情報の一例を示す図である。承認記録保管ファイル322には、依頼人の代理申請人であることを承認した結果に基づいて、代理申請チケットID、代理人ID、依頼人ID、代理人氏名、認可サーバ署名、依頼人署名が登録される。
図9は、許可チケット管理DB323に登録される情報の一例を示す図である。許可チケット管理DB323には、代理人許可チケット生成時に、代理人許可チケットID、代理人ID、依頼人ID、代理人氏名、認可サーバ署名、有効期限、有効フラグ、代理人署名が登録される。ここで、有効フラグとは、代理人許可チケットの有効性を示すものであり、「有効」「使用中」「無効」のいずれかの値が設定される。
図10は、図1に記載の処理サーバ400の概略構成を示す図である。処理サーバ400は、申請手続依頼受付手段401と、署名検証手段402と、申請手続結果配信手段403と、処理DB404と、通信手段405とを備える。申請手続依頼受付手段401は、代理人署名が付与された申請書に基づいて、代理人ハブサーバ600からの申請手続依頼を受付ける。署名検証手段402は、申請手続依頼に付与された署名が代理人ハブサーバ600のものであるか否かを検証する。申請手続結果配信手段403は、申請手続依頼に付与されていた認証コードを申請手続結果に付与し、該申請手続結果を代理人ハブサーバ600に配信する。処理DB404は、申請手続きに関する各種情報を格納する。通信手段405は、ネットワーク700を介して各種データの送受信を行う。
図11は、図1に記載の資格情報管理サーバ500の概略構成を示す図である。資格情報管理サーバ500は、資格情報確認依頼受信手段501と、資格情報確認手段502と、資格情報返信手段503と、資格情報DB504と、通信手段505とを備える。資格情報確認依頼受信手段501は、認可サーバ300からの資格情報確認依頼を受け付ける。資格情報確認手段502は、資格情報DB504を参照し、資格情報確認依頼に含まれる代理人IDに対応する代理人が資格保持者であるか否かを確認する。資格情報返信手段503は、資格情報の確認結果を、認可サーバ300に返信する。通信手段505は、ネットワーク700を介して各種データの送受信を行う。
図12は、資格情報DB504に登録される情報の一例を示す図である。資格情報DB504には、資格を有するユーザのユーザIDと資格認定番号とが登録されている。
図13は、図1に記載の代理人ハブサーバ600の概略構成を示す図である。代理人ハブサーバ600は、申請手続依頼受信手段601と、認証コード発行手段602と、ID変換手段603と、署名付与手段604と、申請手続依頼送信手段605と、申請手続結果配信手段606と、通信手段607とを備える。申請手続依頼受信手段601は、認可サーバ300から申請手続依頼を受信する。認証コード発行手段602は、認証コードを発行して依頼人利用端末100に送信する。また、認証コード発行手段602は、申請手続依頼に認証コードを付与する。ID変換手段603は、申請手続依頼に対し、申請手続依頼情報に申請者の情報として記載されている「申請者ID」を、代理人のIDから依頼人のIDに変換する。図14に、ID変換手段603によるID変換の様子を示す。図14(a)はID返還前の申請手続依頼情報を示す図であり、申請者IDには代理人のIDが記載されている。図14(b)はID返還後の申請手続依頼情報を示す図であり、申請者IDには依頼人のIDが記載されている。署名付与手段604は、申請手続依頼に署名を付与する。申請手続依頼送信手段605は、申請手続依頼を処理サーバ400に送信する。申請手続結果配信手段606は、処理サーバ400から申請手続結果を受信し、受信した申請手続結果を認可サーバ300に配信する。通信手段607は、ネットワーク700を介して各種データの送受信を行う。
以降、各構成要素の動作を図15及び図16に示す処理シーケンス図を参照しながら説明する。図16に示す処理シーケンス図は、図15に示す処理シーケンス図の続きである。最初に図15に示す処理シーケンス図を参照しながら説明する。
代理人による申請手続きを行おうとする利用者(依頼人)は、まず、依頼人利用端末100を介し、認可サーバ300に対して、代理申請チケットの要求を行う。依頼人利用端末100において、代理申請チケット要求手段101は、依頼人の代理で申請手続きを行う代理人利用端末200が代理人届出時に必要とする代理申請チケットを認可サーバ300に要求する(ステップS101)。認可サーバ300において、代理申請チケット要求受付手段301は、依頼人利用端末100から代理人利用端末200が代理人届出時に必要とする代理申請チケットの要求を受け付けると同時に、依頼人の利用者IDをもとに利用者管理DB319の情報(予め登録されている依頼人ID)を確認する(ステップS102)。認可サーバ300は、資格情報管理サーバ500を参照して、代理人が有効な資格の保持者であるか否かを確認する(ステップS103)。ステップS103において、代理人が有効な資格の保持者であることが確認された場合、代理申請チケット生成手段306は、代理申請チケットを生成すると同時に、代理申請チケットID及び認可サーバ300の署名を付与し、利用者管理DB319に格納する(ステップS104)。代理申請チケット配布手段307は、署名を付与した代理申請チケットを依頼人利用端末100へ配布する(ステップS105)。依頼人利用端末100において、代理申請チケット受取手段103は、認可サーバ300にて生成された代理申請チケットを受け取る(ステップS106)。署名付与手段104は、申請手続きを行う代理人へ送信する代理申請チケットへ署名を行う(ステップS107)。依頼人利用端末100は、メール等で代理申請チケットを代理人利用端末200に送信する。
代理人利用端末200は、依頼人利用端末100からメール等で送信された代理申請チケットを受け取る。代理人届出手段201は、申請手続きの代理人として依頼人利用端末100から受取った代理申請チケットをもとに、認可サーバ300へ代理申請チケットを含む代理人届出を行う(ステップS108)。認可サーバ300において、代理人届出受取手段308は、代理人利用端末200から送信された代理人届出を受け取る(ステップS109)。代理申請チケット検証手段309は、代理人利用端末200から受取った代理人届出に含まれる代理申請チケットの内容(代理申請チケットID、依頼人ID、認可サーバ署名)と利用者管理DB319の内容が一致するか検証する(ステップS110)。
認可サーバ300において、代理人承認要求手段310は、代理申請チケットを送付してきた代理人が、依頼人が指定した代理人であるか否かを確認するため、依頼人利用端末100に代理人承認要求を行う(ステップS111)。依頼人利用端末100において、代理人承認要求受付手段105は、認可サーバ300から代理人承認要求を受け取る(ステップS112)。代理人承認手段106は、自らが指定した申請手続きを行う代理人であることを承認した後、署名を付与すると同時に、認可サーバ300に承認済み代理人承認要求を送信する(ステップS113)。認可サーバ300において、代理人承認結果受取手段311は、承認済み代理人承認要求を受取り、承認結果(代理申請チケットID、代理人ID、代理人氏名、依頼人ID、認可サーバ署名、依頼人署名)を承認記録保管ファイル322に保管する(ステップS114)。代理人許可チケット生成手段312は、代理人利用端末200からの申請手続きを受け取るための代理人許可チケットを生成し、代理人許可チケットの内容を許可チケット管理DB323に格納する(ステップS115)。
認可サーバ300において、代理人許可チケット配布手段313は、認可サーバ300の署名を付与した代理人許可チケットを代理人利用端末200へ配布する(ステップS116)。代理人利用端末200において、代理人許可チケット受取手段202は、認可サーバ300から代理人許可チケットを受け取る(ステップS117)。署名付与手段203は、代理人本人であることを証明するため、代理で行う申請書と代理人許可チケットへ署名を付与して、認可サーバ300へ送信する(ステップS118)。認可サーバ300において、代理人申請受付手段314は、代理人利用端末200から送信された代理人署名付与済みの代理人許可チケット及び申請書を受け取る(ステップS119)。代理人許可チケット検証手段315は、代理人利用端末200から受取った代理人署名付与済みの代理人許可チケットの内容(代理人許可チケットID、代理人ID、依頼人ID、認可サーバ署名、有効期限、有効フラグ)と、許可チケット管理DB323の登録状況を照合する。代理人許可チケット検証手段315は、代理人許可チケットの内容と許可チケット管理DB323の登録状況とが一致し、許可チケット管理DB323の有効フラグが「有効」である場合には、「有効」から「使用中」に書き換える(ステップS120)。代理人許可チケット検証手段315は、代理人許可チケットの内容と許可チケット管理DB323の登録状況とが一致しても、許可チケット管理DB323の有効フラグが「無効」である場合には、代理人許可チケットが無効であるとして処理を終了する。
続いて、図15の処理シーケンスの続きを、図16に示す処理シーケンス図を参照しながら説明する。
認可サーバ300において、申請手続依頼手段316は、代理人許可チケットが有効である場合に、代理人が署名を付与した申請書に基づいて、代理人ハブサーバ600に申請手続依頼を送信する(ステップS201)。代理人ハブサーバ600において、申請手続依頼受信手段601は、認可サーバ300から申請手続依頼を受信する(ステップS202)。認証コード発行手段602は、認証コードを発行して依頼人利用端末100に送信する。また、認証コード発行手段602は、申請手続依頼に認証コードを付与する(ステップS203)。依頼人利用端末100において、認証コード受取手段108は、代理人ハブサーバ600から認証コードを受け取る(ステップS204)。代理人ハブサーバ600において、ID変換手段603は、申請手続依頼に対し申請手続依頼情報の「申請者ID」を、代理人のIDから依頼人のIDに変換する(ステップS205)。署名付与手段604は、申請手続依頼に署名を付与する(ステップS206)。
代理人ハブサーバ600において、申請手続依頼送信手段605は、申請手続依頼を処理サーバ400に送信する(ステップS207)。処理サーバ400において、申請手続依頼受付手段401は、代理人ハブサーバ600から申請手続依頼を受け付ける(ステップS208)。署名検証手段402は、申請手続依頼に付与された署名が代理人ハブサーバ600のものであるか否かを検証する(ステップS209)。申請手続結果配信手段403は、申請手続依頼に付与されていた認証コードを申請手続結果に付与し、該申請手続結果を代理人ハブサーバ600に配信する(ステップS210)。代理人ハブサーバ600において、申請手続結果配信手段606は、処理サーバ400から申請手続結果を受信し(ステップS211)、認可サーバ300に該申請手続結果を配信する(ステップS212)。
認可サーバ300において、申請手続結果受取手段317は、代理人ハブサーバ600から申請手続結果を受け取り(ステップS213)、申請手続結果配信手段318は、依頼人利用端末100及び代理人利用端末200に該申請手続結果を配信する(ステップS214)。代理人利用端末200において、申請手続結果受取手段204は、認可サーバ300から申請手続結果を受け取る(ステップS215)。依頼人利用端末100において、申請手続結果受取手段107は、認可サーバ300から申請手続結果を受け取る(ステップS216)。認証コード検証手段109は、認証コード受取手段108が受け取った認証コードと、申請手続結果受取手段107が受け取った申請手続結果に付与されている認証コードとが一致しているか否かを検証し、検証結果を表示する(ステップS217)。
このように、本実施形態によれば、代理人ハブサーバ600は、申請手続依頼に申請者として記載されている代理人のIDを依頼人のIDに変換する。これにより、代理申請に対応していない処理サーバにおいても代理申請を受け付けることを可能とすることができる。
また、依頼人利用端末100が、代理人ハブサーバ600から受信した認証コード(第1の認証コード)と、処理サーバ400が送信する申請手続結果に付与されている認証コード(第2の認証コード)とが一致するか否かを検証することにより、代理申請を行った人物が正規の代理人であるか悪意のある人物であるかを依頼人が識別することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、本発明について装置を中心に説明してきたが、本発明は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
100 依頼人利用端末
101 代理申請チケット要求手段
102 代理不許可表示手段
103 代理申請チケット受取手段
104 署名付与手段
105 代理人承認要求受付手段
106 代理人承認手段
107 申請手続結果受取手段
108 認証コード受取手段
109 認証コード検証手段
110 通信手段
200 代理人利用端末
201 代理人届出手段
202 代理人許可チケット受取手段
203 署名付与手段
204 申請手続結果受取手段
205 通信手段
300 認可サーバ
301 代理申請チケット要求受付手段
302 委任状管理手段
303 資格確認依頼送信手段
304 資格情報受信手段
305 代理可否判断手段
306 代理申請チケット生成手段
307 代理申請チケット配布手段
308 代理人届出受取手段
309 代理申請チケット検証手段
310 代理人承認要求手段
311 代理人承認結果受取手段
312 代理人許可チケット生成手段
313 代理人許可チケット配布手段
314 代理人申請受付手段
315 代理人許可チケット検証手段
316 申請手続依頼手段
317 申請手続結果受取手段
318 申請手続結果配信手段
319 利用者管理DB
320 委任状情報DB
321 業務情報DB
322 承認記録保管ファイル
323 許可チケット管理DB
324 通信手段
400 処理サーバ
401 申請手続依頼受付手段
402 署名検証手段
403 申請手続結果配信手段
404 処理DB
405 通信手段
500 資格情報管理サーバ
501 資格情報確認依頼受信手段
502 資格情報確認手段
503 資格情報返信手段
504 資格情報DB
505 通信手段
600 代理人ハブサーバ
601 申請手続依頼受信手段
602 認証コード発行手段
603 ID変換手段
604 署名付与手段
605 申請手続依頼送信手段
606 申請手続結果配信手段
607 通信手段
700 ネットワーク

Claims (2)

  1. 申請手続きを代理人に依頼する依頼人が利用する依頼人利用端末と、
    前記代理人が利用する代理人利用端末と、
    前記申請手続きに関する代理人許可チケットを生成し、該代理人許可チケットが有効である場合に、前記申請手続に関する申請手続依頼を送信する認可サーバと、
    前記申請手続依頼に申請者として記載されている代理人のIDを依頼人のIDに変換する代理人ハブサーバと、
    前記代理人ハブサーバから前記申請手続依頼を受信して、前記申請手続きに関する処理を行う処理サーバとを備え
    前記代理人ハブサーバは、第1の認証コードを発行して送信し、
    前記処理サーバは、前記申請手続の結果に第2の認証コードを付与して送信し、
    前記依頼人利用端末は、前記第1の認証コード及び前記第2の認証コードを受信し、前記第1の認証コードと前記第2の認証コードとが一致するか否かを検証することを特徴とする代理申請認可システム。
  2. 申請手続きを代理人に依頼する依頼人が利用する依頼人利用端末と、前記代理人が利用する代理人利用端末と、前記申請手続きに関する代理人許可チケットを生成する認可サーバと、代理人ハブサーバと、処理サーバとを備える代理申請認可システムにおける代理申請認可方法において、
    前記認可サーバが、前記代理人許可チケットが有効である場合に、前記申請手続に関する申請手続依頼を送信するステップと、
    前記代理人ハブサーバが、第1の認証コードを発行して送信するステップと、
    前記代理人ハブサーバが、前記申請手続依頼に申請者として記載されている代理人のIDを依頼人のIDに変換するステップと、
    前記処理サーバが、前記代理人ハブサーバから前記申請手続依頼を受信して、前記申請手続きに関する処理を行うステップと
    前記処理サーバが、前記申請手続の結果に第2の認証コードを付与して送信するステップと、
    前記依頼人利用端末が、前記第1の認証コード及び前記第2の認証コードを受信し、前記第1の認証コードと前記第2の認証コードとが一致するか否かを検証するステップとを含む代理申請認可方法。
JP2014099603A 2014-05-13 2014-05-13 代理申請認可システム及び代理申請認可方法 Active JP5951678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014099603A JP5951678B2 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 代理申請認可システム及び代理申請認可方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014099603A JP5951678B2 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 代理申請認可システム及び代理申請認可方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015215839A JP2015215839A (ja) 2015-12-03
JP5951678B2 true JP5951678B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=54752645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014099603A Active JP5951678B2 (ja) 2014-05-13 2014-05-13 代理申請認可システム及び代理申請認可方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5951678B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6940131B2 (ja) * 2017-02-21 2021-09-22 Necソリューションイノベータ株式会社 委任管理システムおよび委任管理方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4239053B2 (ja) * 2000-11-08 2009-03-18 富士フイルム株式会社 商品在庫通知システム、商品在庫通知方法及び商品在庫情報仲介サーバ
JP5282229B2 (ja) * 2009-07-16 2013-09-04 日本電信電話株式会社 サービス提供システム、改ざんチェック方法および改ざんチェックプログラム
JP5334186B2 (ja) * 2009-07-16 2013-11-06 日本電信電話株式会社 サービス提供システム、サービス提供方法およびサービス提供プログラム
JP5583630B2 (ja) * 2011-05-09 2014-09-03 日本電信電話株式会社 代理申請認可システム及び代理申請認可方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015215839A (ja) 2015-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111416822B (zh) 访问控制的方法、电子设备和存储介质
JP6675163B2 (ja) 権限委譲システム、認可サーバの制御方法、認可サーバおよびプログラム
US20150006902A1 (en) Controlling Exposure of Sensitive Data and Operation Using Process Bound Security Tokens in Cloud Computing Environment
JP2009258820A (ja) アカウント管理システム、アカウント管理装置、アカウント管理方法
US20130144633A1 (en) Enforcement and assignment of usage rights
JP2008524751A (ja) 消費者インターネット認証サービス
JP4909626B2 (ja) 属性認証システム、同システムにおける属性情報の匿名化方法およびプログラム
JP2005158066A (ja) ベンダサービス用の自動化された顧客資格付与システム
US20220321357A1 (en) User credential control system and user credential control method
JP4525609B2 (ja) 権限管理サーバ、権限管理方法、権限管理プログラム
CN102823217A (zh) 证书机构
US20110083177A1 (en) Software license management
CN109413102B (zh) 基于零知识证明的注册系统、方法及区块链存证系统
JP5583630B2 (ja) 代理申請認可システム及び代理申請認可方法
US8578152B2 (en) Methods, systems, and apparatus for staggered renewal periods
CN117692241A (zh) 一种授权方法、系统、设备及可读存储介质
KR101803535B1 (ko) 일회용 토큰을 이용한 싱글 사인온 서비스 인증방법
CN103701612B (zh) 一种标识私钥获取与发放方法
JP2008046946A (ja) 属性認証システム、同システムにおける属性情報の匿名化方法およびプログラム
JP5951678B2 (ja) 代理申請認可システム及び代理申請認可方法
JP2015094986A (ja) 代理申請認可システム及び代理申請認可方法
JP2011145754A (ja) シングルサインオンシステムと方法、認証サーバ、ユーザ端末、サービスサーバ、プログラム
US20070079116A1 (en) Method, system and computer program product for access control
CN111555887B (zh) 区块链证书兼容性处理方法、装置及计算机存储介质
KR101678198B1 (ko) 사용자별 법인카드 관리 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5951678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150